文部科学省国際化拠点整備事業(大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業) 第 3 回日本・北アフリカ学長会議ならびに モロッコにおける日本留学説明会 開催概要 開催趣旨: 本学長会議は”Mobility and Academic Networking”を テーマに、日本と北アフリカ諸国(エジプト、リビア、チュ ニジア、アルジェリア、モロッコ、モーリタニア)双方向の 学術交流および学生・教職員などの人的交流を促進するため の具体的施策、並びにその基盤となる大学間ネットワークの 構築と活用について議論を行います。また、昨今の我が国に おけるグローバル人材へのニーズに加えて、2013 年 6 月に 横浜で開催されたアフリカ開発会議(TICAD V)で打ち出 されたアフリカの産業人材育成のための支援策「安倍イニシ アティブ」をレバレッジとした日本と北アフリカ、さらにア フリカ諸国のグローバル人材育成を目指した民間企業、国際機関、NGO 等との連携強化や、大学間ネ ットワークの北アフリカからアフリカ全体への展開についても議論します。 日本・北アフリカ学長会議はこれまで 2010 年にチュニジア、2012 年に日本で開催し、日本と北アフ リカの大学の学術活動の相互理解、2011 年の東日本大震災と中東・北アフリカにおける政変後の「新 しい社会づくり」のために大学がどのような役割を果たすべきかについて議論を交わし、双方の信頼関 係と連携を深めて参りました。今回においては上記の背景の中で具体的なアクションにつながる議論を 進めていきます。 北アフリカ諸国は独立以来、ハイテク国家としてのみならず社会秩序とモラルの高い国として日本に 対し敬意と親近感を持っています。実際エジプト、モロッコにおいては複数の大学に日本語学科が設置 され、さらに他の国々でも日本語・日本文化教育の裾野が広がりつつあります。他方で北アフリカ諸国 への日系企業の進出が加速しており、これらの企業において現地で活躍出来る人材のニーズが高まって います。こうした背景の中、現地の学生が日本留学に対する高い関心・熱意を持っていることは本学が これまでに現地で開催した留学説明会の場において強く感じたところです。また、環境・エネルギー、 社会格差の問題など、地域社会の課題解決に向けた日本の大学との連携や、日本の大学の現地への誘致 など、現地の大学および高等教育・科学技術行政からの期待も大きなものがあります。 日本と北アフリカの高等教育セクターが、企業・国際機関等の連携のもと、地域社会のニーズに対応 した人材育成や課題解決に貢献していくことは枢要であるとともに大きな機会であり、日本と北アフリ カさらにはサブサハラ諸国との包括的交流がより建設的に発展させる大きな要素のひとつとなること を確信いたしております。 1 主 共 協 催:筑波大学 催:モハメド V 世大学‐アグダル校 力:モロッコ王国高等教育・科学研究・幹部養成省 アル=アハワイン大学 シディ・モハメド・ベン=アブダッラー大学 在モロッコ日本国大使館 独立行政法人国際協力機構(JICA) 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO) 後援(予定) :駐日モロッコ王国大使館 駐日アルジェリア民主人民共和国大使館 駐日エジプト・アラブ共和国大使館 駐日リビア大使館 駐日モーリタニア・イスラム共和国大使館 駐日チュニジア共和国大使館 独立行政法人日本学術振興会(JSPS) 期日および会場 【第 3 回日本・北アフリカ学長会議】 平成 25 年 10 月 22 日(火) モハメド V 世大学‐アグダル校*1 本部棟 【モロッコにおける日本留学説明会】 平成 25 年 10 月 23 日(水) モハメド V 世大学‐アグダル校 人文学部講堂 スケジュール(案) 10 月 21 日(月) 19:00ウェルカムカクテルパーティー(調整中) 【第 3 回日本・北アフリカ学長会議】 10 月 22 日(火) 9:00- 9:30 受付 9:30- 9:45 開会式 9:50-11:50 特別講演(日本及び北アフリカ側政府・機関関係者を予定) 12:00-13:30 昼食 13:30-15:10 セッション1:日本と北アフリカの双方向の大学間交流および大学間ネット ワークの形成と活用(TICAD V を受けて) 本セッションでは学生・教職員の相互交流の活性化のためのプラットフォームと なる大学間ネットワークの形成、交流プログラムの形成・実施の具体案について 議論いたします。また、先の TICAD V で日本政府の支援策として発表されたア フリカの産業人材育成プランである「アフリカの若者のための産業人材育成イニ シアティブ(安倍イニシアティブ*) 」に、日本と北アフリカの大学がどのように 協力・関与できるかについても議論する予定です。 2 *安倍イニシアティブについては、http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000006374.pdf をご参照ください。 15:10-15:30 15:30-17:00 17:00-17:30 17:30-18:00 19:30 コーヒーブレイク セッション2:大学間交流・人材育成に関する民間企業、国際機関、NGO との連携 について 本セッションでは大学間交流、グローバル人材育成、産学連携について、日本お よび現地の企業・機関・NGO 等とどのように連携を深めていくかについて具体 的な議論を行います。 コーヒーブレイク 会議総括および閉会式 モロッコ高等教育大臣主催夕食会(調整中) *セッション1,2は、ラウンド・テーブル・ディスカッション形式を予定しております。 【モロッコにおける日本留学説明会】 10 月 23 日(水) 9:00-11:00 プレゼンテーション - 日本留学の概論(日本留学の魅力、実績、出願から日本での修学までの流れ) - 日本留学のための奨学金制度の紹介 - 帰国留学生、現役留学生による日本での生活、留学体験談の紹介 (本セッションにおいては、各大学のご担当者様による大学紹介は行いませんが、事 務局側からのブース展示・資料参加大学名をご案内させていただく予定です。 ) 9:30-14:00 参加大学によるブース展示および個別相談会 14:30 会場撤収 15:00 ラバト出発、陸路にてイフレンへ移動 18:00 アル=アハワイン大学*2 訪問 *23 日午前は、留学説明会と並行して学長会議ご出席者向けに高等教育・科学研究・幹部養成省*3、 日本大使館、JICA モロッコ事務所への訪問の機会を設ける予定です。 <参考 web ページ>筑波大学海外大学共同利用チュニス事務所 BUTUJ News http://butuj.wordpress.com/activities-2/seminars/ssju2013morocco/ 【オプショナルツアー】 (調整中) 10 月 24 日(木) 8:30 アル=アハワイン大学キャンパスツアー(イフレン) 9:30 イフレン出発、陸路にてフェズへ移動 11:30 シディ・モハメド・ベン=アブダッラー大学*4 訪問(フェズ) 14:00 考古学教授の案内によるフェズ旧市街の視察(フェズ泊) *25 日カサブランカご出発の方: 14:00 フェズ出発、陸路にてカサブランカへ移動(カサブランカ泊) 10 月 25 日(金) 9:00 フェズ出発、陸路にてカサブランカへ移動 3 12:30 16:00 途中、ラバト海岸のシーフードレストランで昼食 カサブランカ市内視察(カサブランカ泊) <参考 web ページ> *1 Mohammed V University – Agdal (Rabat, Morocco): http://www.um5a.ac.ma/index.php/en/ *2 Al Akhawayn University (Ifrane, Morocco): http://www.aui.ma/en/ *3 Direction de la Formation des Cadres : http://www.dfc.gov.ma/dfc/ *4 Sidi Mohamed Ben Abdellah University (Fès, Morocco): http://www.usmba.ac.ma 備考 現地の移動について 空港⇔ホテル⇔会場/訪問先の移動には、原則、事務局手配のバスまたはドライバー付ミニバンを ご利用いただきます。 *送迎手配の関係上、事務局推奨のフライト(別添 Tentative Itinerary をご覧ください)をご利用い ただくなど貴学御一行様には可能な限り同じタイミングでの現地入り/現地ご出発にご協力いただけ ますよう、お願い申し上げます。 (参加者様のご都合により推奨フライト以外のものとなる場合も可能 な限り対応いたしますので、下記問い合わせ先までご相談ください。 ) カサブランカ・ムハンマド 5 世国際空港(Mohammed V International Airport)からラバトまで はバスで約 1 時間半から 2 時間を要します。 宿泊先(予定) 事務局では以下のホテルを手配しております: 1) Helnan Chellah Hotel C/IN: 21-Oct, C/OUT: 23-Oct) 2, Rue D'infi, Rabat Tel: +212 (0) 537 66 83 00 Fax: +212 (0) 537 70 63 54 Website: http://www.helnan.com/HelnanChellahHotel%E2%80%93Rabat=_7=-122.htm 2) Al Akhawayn University Guest House in Ifrane (C/IN: 23-Oct, C/OUT: 24-Oct) または Al Akhawayn University Studio (C/IN: 23-Oct, C/OUT: 24-Oct) 3) Pickalbatros Royal Mirage (C/IN: 24-Oct, C/OUT: 25-Oct) Av. des FAR B. P. 2489 Fès 30000 Tel: +212 (0) 535 93 09 09 Fax: +212 (0) 535 62 04 86 Website: http://www.pickalbatros.com/hotels/pickalbatros-royal-mirage/ 4) VAL D’ANFA (C/IN: 25-Oct, C/OUT: 26-Oct ) Angle Bd De L'océan Atlantique & Bd De La Corniche, 20000 Casablanca Tel: +212 (0) 522 79 70 70 Fax: +212 (0) 522 79 72 72 Website: http://www.valdanfahotel.com/fr/index.aspx *部屋タイプ・料金については、後日、ご案内いたします。 入国査証について 日本国籍の方は、モロッコ入国に際して査証(ビザ)は必要ありません。 その他の国の旅券を保持されている方は、駐日モロッコ王国大使館ウェブサイト(モロッコへの 旅の準備>各種手続き) :http://www.morocco-emba.jp/travel/tetuzuki.html をご確認ください。 *渡航上の注意について、後日、詳細をご案内いたします。 4 情報関連ウェブサイト 外務省各国・地域情勢:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/morocco/index.html 在モロッコ日本国大使館:http://www.ma.emb-japan.go.jp/index_j.htm モロッコ一般情報:(Morocco World News) http://www.moroccoworldnews.com/ 事務局からのお願い 現地宿泊・送迎手配ほか外務省向け便宜供与を依頼する都合上、 パスポートの写しまたは次の渡航者情報:氏名(パスポート表記) 、生年月日、旅券番号 日本ご出発からご帰国までの渡航スケジュール(経由地、フライト便名含む) を下記担当までご連絡いただけますようお願いいたします *ご提供いただいた渡航者情報については、参加者全員の日本帰着を確認後、本学で責任を持って廃棄 いたします。 *渡航スケジュールについては、旅行代理店/航空会社発行の Itinerary の写し等でも結構です。 お問い合わせ先 筑波大学国際部国際企画課 担当:冨岡・稲葉 Tel. 029-853-8481 Fax. 029-853-2059 E-mail: janaus@un.tsukuba.ac.jp 5
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