留学にはいくら必要? 留学費用節約術

そこが知りたい!留学ガイド
留学にはいくら必要?
留学費用節約術
<語学留学の場合>
留学サイトドットコム
www.ryugakusite.com
平成 27 年 7 月改訂
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目次
目 次 ...................................................................................................................................................................... 2
1. 留学に必要な費用とは? ...................................................................................................................... 3
2. 授業料 ............................................................................................................................................................. 4
3. 滞在費 ............................................................................................................................................................. 7
4. 留学費用の例 .............................................................................................................................................. 8
5. その他の学校の費用................................................................................................................................ 9
6. 生活費 ..........................................................................................................................................................10
7. 留学の準備費用 ......................................................................................................................................12
8. 渡航費 ..........................................................................................................................................................15
9. 海外保険 .....................................................................................................................................................15
10. まとめ ......................................................................................................................................................15
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1. 留学に必要な費用とは?
留学はしたいが実際にどのくらいの費用がかかるのかがわからない・・・、留学を
目的にお金をためてきたが本当にこれだけで十分か心配・・・という方も多いはず。
そこで、留学サイトドットコムでは、留学にはどのような費用が必要になるのか、
そしてどれくらいの費用がかかるのかを分かりやすくまとめてみました。留学に必
要となる費用の種類は、大学でも専門学校でも語学学校でも基本的に同じですが、
今回は、特に、語学留学を希望している方を対象に、国・地域別の留学費用比較を
行ってみました。
留学費用のほとんどを占めるのが授業料と滞在費。授業料と滞在費によって、留学
費用の総額は大幅に異なります。次に現地での生活費。そして、留学の準備にかか
る費用などがあります。
では、留学費用の予算をたてる上で、どんな費用を計算にいれないといけないのか、
そしてどのくらいの金額になるのか具体的に見てみましょう。
<注意>
本書の日本円換算においては、平成 27 年 7 月 27 日時点現在の三菱東京 UFJ 銀
行の外国送金為替レートを適用しています。
通貨
US$1.00
CAD$1.00
NZ$1.00
AUS$1.00
£1.00
€1.00
為替レート
\124.68
\96.48
\83.42
\92.00
\196.09
\137.41
3
2. 授業料
留学費用で、滞在費と並んで大きな割合を占めるのが授業料。では、授業料の違い
は、何によって決まってくるのでしょうか?
語学学校の場合は、もちろん学校によって異なるのですが、加えて、週に受講する
時間数(半日授業かフルタイムなど)、受講するコース、申し込む期間によって異
なります。
週に受講するレッスン数が多いほうが授業料は高くなるため、パートタイムよりフ
ルタイムの方が高くなりますが、パートタイムコースの場合は自由時間が多くなる
ため、観光に出かけたりする機会も多くなり、それだけ出費がかさむという一面も
あります。コース別にみると、一般的な英語コースよりも、ビジネス英語コースや
検定試験の対策コースなどの方が授業料は高くなる傾向にあります。また、1レッ
スン当たりの授業料は、長期間申し込む方が割安になることがあります。
同じ語学学校でも、ダウンタウンのビルの中にある語学学校より、大学のキャンパ
ス内にある私立の語学学校や、大学付属の語学学校やエクステンションの英語コー
スは、授業料が高くなる傾向にあります。このような場合、授業料は高くなります
が、その大学の施設を他の学生と同様に利用できるといったような利点があります。
また、物価の高い国は授業料も高め、物価の安い国は授業料も比較的安く、同一国
内でも都市は高め、田舎は安いといったように、国や地域によっても異なります。
留学成功のヒント!
学校による授業料の違いは、安いからお得だと思って選ぶと施設や授業の質が悪か
ったり、辺鄙な場所で困ったというケースがあったり、反対に高いから質の高い授
業が受けられると思っていたら期待を裏切られたといったこともあります。学校選
びは費用だけでなく、内容をよく確認してから選ぶようにしましょう。
また、人に薦められて決めた学校でも、実際に自分で授業を受けてみなければ、本
当に自分にあった学校かどうかはわからないもの。先生や学校との相性はそれぞれ
個人で違うものです。
例えば、カナダなどは 6 ヶ月未満の就学の場合は、学生ビザが不要です。このよう
な場合、6 ヶ月間未満の語学留学を希望しているのであれば、最初の 2 ヶ月だけ語
学学校に申込みをしておいて、残りの 4 ヶ月分は実際にカナダに来てから決めると
いうこともできます。日本で決めてきた学校が気に入ればそのまま延長してもいい
し、2 ヶ月経った後に別の学校に変えるといったこともできます。とはいえ、これ
は学生ビザが不要な期間での留学を前提にした場合です。
最初から 1 年間の語学留学を計画していて、1 年間で確実に英語力を身につけたい
といったような場合は、長期語学留学向けのコースがお勧めです。このようなコー
スでは、授業料や滞在費が通常のコースに申し込むよりも、安く設定されています。
また、限定された期間内で、落ち着いて集中した勉強ができるので、英語の習得に
は適しているといえます。
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2.1
国・地域別の授業料比較
では、具体的に国・地域によってどの程度授業料に差がでてくるか具体例をあげて
みてみましょう。ここでは、充実した施設ときめ細やかなサービスで定評があるカ
プランを例にとって、国・都市別の授業料を比較してみます。カプランは世界各国
にキャンパスをもっているため、どこのキャンパスでも同じ水準の英語教育を提供
しています。このため、同じレベルの英語教育を受けるに当って、国・地域による
比較をする上で最適な例となります。
下記の表は、カプラン(オーストリア・ニュージーランド)とEC(オセアニア以
外)の一般英語コースのひとつであるインテンシブ・コースの 1 週間の授業料を元
に、国・地域別の比較を行ってみました。
国・都市別留学費用ランキング(授業料)
国
都市
授業料(現地通貨)
日本円換算
オーストラリア
ケアンズ
AUD$340
\31,280
オーストラリア
ブリスベン-
AUD$380
\34,960
カナダ
トロント
CAD$400
\35,215
カナダ
バンクーバー
CAD$400
\35,215
ニュージーランド
オークランド
NZD$430
\35,870
オーストラリア
パース
AUD$405
\38,880
オーストラリア
シドニー
AUD$425
\39,100
マルタ
セントジュリアン
€285
\39,161
アメリカ
ボストン
USD$445
\55,482
アメリカ
サンフランシスコ
USD$445
\55,482
アメリカ
サンディエゴ
USD$455
\56,729
アメリカ
ロサンゼルス
USD$455
\56,729
アメリカ
ニューヨーク
USD$490
\61,093
イギリス
オックスフォード
£335
\65,690
イギリス
ケンブリッジ
£335
\65,690
イギリス
ロンドン
£340
\66,670
相変わらずのポンド高で、イギリスの授業料が高くなっていますが、最近はドル高
の影響もあり、同様にアメリカの授業料も他と比べて高めになっています。また、
一般的に郊外より都市の方が高いという結果がでています。授業料は、その土地の
物価に大きく反映されています。
5
学校によっても授業料は異なりますし、外国為替相場によっても順序が前後する可
能性はありますが、国・地域を決める上でひとつの目安になるでしょう。
2.2
学校別の授業料比較
では、学校別では、どのくらいの差があるのでしょうか?
例えば、イギリスやアメリカなどでは、年間の授業料が 10~15 万円という格安の
授業料を売りにしている語学学校があります。これは、一般的な語学学校の1~2
ヶ月分の授業料に相当します。
このような学校の場合、ひとクラスの人数が非常に多い、講師がネイティブでない
といった授業の質に問題があることが多いです。また、途中でコースを辞めても返
金がないというところもあるので、格安校に申し込む際は、事前の確認が重要です。
また、格安校に通っている生徒は、勉強目的ではなく、できるだけ長く滞在したい
という場合が多く、このため、回りに流されて、勉強意欲や向上心が損なわれてし
まうこともあります。
授業料の安さに紛らわされずに、学校を選ぶことが必要といえます。
6
3. 滞在費
留学の滞在形式としては、ホームステイ、レジデンス(学生向け宿泊施設)、学生
寮が一般的です。また、長期留学の場合は、慣れてきたらアパートに引越し、友達
やネイティブとシェアするといった人も多くいます。
3.1
国・地域別の滞在費比較
ここでも前述のカプランとECを例にして、各都市の 1 週間の滞在費を比較してみ
ましょう。下記では、ホームステイの場合とレジデンスの場合において、それぞれ
都市別にどれくらいの差があるのか比べてみました。
都市別留学費用ランキング(滞在費)
ホームステイ(一人部屋)の場合
レジデンス(一人部屋)の場合
場所
費用
日本円
場所
費用
日本円
バンクーバー
CAD$225
\22,190
オークランド
NZD$280
\23,357
トロント
CAD$230
\21,708
バンクーバー
CAD$255
\24,602
オークランド
NZD$270
\22,523
パース
AUD$320
\29,440
パース
AUD$270
\24,840
シドニー
AUD$320
\31,280
シドニー
AUD$285
\26,220
ロンドン
£230
\45,100
セントジュリアン
€230
\31,604
ケンブリッジ
£245
\48,042
ケンブリッジ
£170
\34,315
オックスフォード
£250
\49,022
オックスフォード
£170
\34,315
ニューヨーク
USD$480
\59,846
サンディエゴ
USD$290
\36,157
トロント
CAD$635
\61,264
ロンドン
£190
\37,257
サンフランシスコ
USD$495
\61,716
ロサンゼルス
USD$300
\37,404
サンディエゴ
USD$535
\66,703
サンフランシスコ
USD$325
\40,521
ボストン
USD$550
\68,574
ボストン
USD$330
\41,144
ロサンゼルス
USD$710
\88,522
ニューヨーク
USD$395
\49,248
学校または地域によってレジデンスがない場合があります。また、レジデンスの場
合は食事がついていない場合もあります。ホームステイの場合は、基本的に朝・夕
の一日2食付きとなっています。場所によっても異なりますが、一般的に、学生寮
よりも、ホームステイの方が安くなっています。
7
4. 留学費用の例
では、留学費用の大半を占める授業料と滞在費はいくらぐらいになるのでしょう
か?
4.1
国・都市別留学費用比較
前出のカプランとECで、1 ヶ月の場合はバケーション・コース、3 ヶ月の場合は
インテンシブ・コース、6 ヶ月の場合はお得な長期コースを受講し、ホームステイ
(一人部屋、2 食付き)に滞在した場合の例を日本円に換算してみてみましょう。
留学費用の目安がわかります。
国・都市別留学費用ランキング(授業料&滞在費)
国
地域
1 ヶ月
カナダ
バンクーバー
\200,678
\619,401
\1,204,070
カナダ
トロント
\202,608
\625,190
\1,215,648
ニュージーランド
オークランド
\213,440
\635,660
\1,291,341
オーストラリア
パース
\203,544
\745,200
\1,391,960
オーストラリア
シドニー
\233,680
\783,840
\1,496,380
マルタ
セントジュリアン
\233,597
\659,568
\1,269,668
イギリス
ケンブリッジ
\321,587
\1,047,120
\1,670,686
イギリス
オックスフォード
\321,587
\1,047,120
\1,670,686
アメリカ
サンディエゴ
\324,168
\1,024,869
\1,870,200
アメリカ
ロサンゼルス
\329,155
\1,039,831
\1,900,123
アメリカ
サンフランシスコ
\336,636
\1,062,273
\1,945,008
アメリカ
ボストン
\339,129
\1,069,754
\1,900,123
イギリス
ロンドン
\360,508
\1,153,009
\1,929,525
アメリカ
ニューヨーク
\393,988
\1,189,447
\2,214,316
8
3 ヵ月
6 ヵ月
5. その他の学校の費用
5.1
学校申込金
学校に申し込む際には、Registration Fee や Application Fee と呼ばれる申込金
が必要になります。申込金は、学校によって異なりますが、大体 10,000 円~
20,000 円程度となっています。この申込金は、通常、申込をキャンセルしても返
金されません。
5.2
教材費
教材費は、学校によって授業料に含まれているところと、別途、実費を支払うとこ
ろがあります。また、テキスト代として最初に 5,000 円程度を支払い、コース修
了時にテキストを返却すると、この額が返金されるというシステムをとっている学
校もあります。目安としては、5,000 円~15,000 円と考えておけば十分でしょ
う。
5.3
空港出迎え費用
多くの学校では、日本からの到着時に空港まで出迎えてくれるサービスを提供して
います。空港出迎えサービスを申し込むと、学校の担当者やホストファミリーが迎
えにきてくれ、滞在先まで送ってくれます。場所によっては、学校が提携している
リムジンサービスのような会社のドライバーが迎えに来ることもあります。
空港に到着後、自分でバスや電車など、公共の交通機関を使って滞在先に行くのが
一番安上がりです。レジデンスに滞在する場合などは、空港出迎えサービスを頼ま
ずに、タクシーなどを利用してもいいでしょう。ただし、現地の事情に詳しくない
場合や、特に、ホームステイなどの個人宅に行く場合、タクシーに乗ったときに遠
回りになったりすることがあるので、こういった空港出迎えサービスを利用するの
が安心です。
学校が提供する空港出迎えサービスの費用は、空港から滞在先までの距離で異なり
ますが、大体 10,000 円~25,000 円程度となっています。
9
6. 生活費
生活費としては、食費、交通費、交際費・娯楽費、生活雑貨代などがあります。
6.1
食費
ホームステイの食事については、各家庭により差が大きく、一般的に日本と比べて
食事は質素です。日本のような食事を想像していると期待はずれということがしば
しば。なかには週に 1~2 回は夕食がマクドナルドだったということも。また、国
によっては昼食をちゃんと食べる代わりに、夕食はシンプルに済ましてしまうとこ
ろもあります。あまりに夕食が質素で夜中におなかが空いてしまったという例も。
自分の部屋に果物やスナックなどを置いておくのもひとつのアイディア。キッチン
を自由に使える家の場合は、食材を自分で買ってきて自分で食事を作ったりする人
もいるようです。また、日本料理を作ってホストファミリーと一緒に食べるという
のもいいですね。もちろんこのような場合の食材は自分で費用を出すのが常識です。
ただし、いずれの場合も、食べ物を自分の部屋においてもいいか、キッチンを使っ
てもいいか、といったことは、ホストファミリーに確認してください。
また、朝食などは、シリアルやパン、ジャム、牛乳、ジュース、果物などが用意さ
れていて、勝手に食べて行ってねという場合がほとんど。朝はどこでも忙しいので、
一緒に食べるということは少ないようです。
では、国・地域によって、ランチにいくら位かかるのかを見てみましょう。値段は、
同じ場所でもお店ごとに違うので、あくまでも参考にしてください。
国・都市別留学費用(昼食代)
サンドウィッチ
ハンバーガー
ボストン
US$7.00
US$5.00
US$2.50
US$10-20
シカゴ
US$6.00
US$6.00
US$3.00
US$10-20
ロサンゼルス
US$6.00
US$5.00
US$2.50
US$10
サンディエゴ
US$7.00
US$7.00
US$2.00
US$10-20
サンフランシスコ
US$6.00
US$7.00
US$2.00
US$8.00
サンタバーバラ
US$5.00
US$5.50
US$2.00
US$8.00
US$2.50
US$12-15
ニューヨーク
US$6-8.00
サラダ
US$6.50
コーヒー
ホッミール
トロント
CA$6.00
CA$8.00
CA$2.00
CA$8.00
バンクーバー
CA$7.00
CA$7.00
CA$4.00
CA$8.00
£3.00
£1.50
£6.00
ボーンマス
£2.00
£3.00
ケンブリッジ
£3.00
£3.80
エジンバラ
£2.00
£1.60
£3.00
オックスフォード
£2.00
£1.50
£2.50
シドニー
AU$6-9
AU$3.00
AU$7-10
パース
AU$5-7
AU$4.00
AU$5-10
オークランド
NZ$5-7
NZ$3-4
NZ$10-12
10
£2.50
£6.50
留学節約のヒント!
ホームステイなどの食事が 1 日 2 食付きで、昼食が含まれていない場合、ランチは
サンドイッチなどを自分で用意して持っていくか、テイクアウトするのが節約の秘
訣。たまにはクラスメートとローカルのレストランに行くのもいいけど、国・地域
によってはチップが必要。毎日、外食していたら、チップだけでも結構な額になっ
てしまう。とはいって、チップの額自体を減らすのはマナー違反なので要注意!
6.2
交通費
学生寮の場合はキャンパス内に立地していて通学費がかからないこともあります。
ホームステイの場合は、通学時間が 40 分~1 時間といったところにあるのが一般
的で、通常、バスや電車などの交通機関を使用します。学校までの通学費に加えて、
放課後や週末など、観光にでかけたりするときの交通費が必要になります。
留学節約のヒント!
バスや電車には定期券のようなお得なパスがありますので、週末にどれくらい足を
伸ばすかといったことを考えて、必要なパスを購入すると良いでしょう。
6.3
交際費/娯楽費/雑費
放課後にクラスメートと遊びに出かけたり、映画を見たり、あるいは週末に観光し
たりするための交際費や娯楽費も、留学費用の予算に忘れずに入れておきましょう。
雑費としては電話代や生活雑貨などがあります。ホームステイの場合でも、シャン
プー・石鹸・トイレットペーパーなど自分で使用する日用品は自分で買いましょう。
留学節約のヒント!
多くの学校では、放課後に各種のアクティビティを企画しています。アクティビテ
ィへの参加費用は、無料のものもあれば、実費を支払うものもあります。週末には、
日帰りや 1 泊 2 日の観光旅行なども企画されます。これらの旅行は、一般の旅行会
社で参加するツアーや個人で行くよりも安いことがほとんどなので、参加すること
をお勧めします。
6.4
おこづかい
では、現地の交通費やランチ代、学校のアクティビティの参加費用などのため、い
くらぐらい持っていけばいいのでしょうか?
国や都市、滞在形態、個人によっても異なりますが、1 週間あたり、日本円で
1~2 万円を目安にするといいでしょう。
11
7. 留学の準備費用
留学の準備にかかる費用としては、パスポートや学生ビザの取得費用、留学エージ
ェントに留学手続きを頼むときはその手数料、海外送金料などがかかります。
7.1
パスポートと学生ビザ
パスポートや学生ビザを取得するにも、申請手数料がかかります。また、学生ビザ
の申請代行を留学エージェントに頼む場合は、これに加えて代行手数料がかかりま
す。
パスポートの申請手数料
10 年間有効(20 歳以上)
16,000 円
5 年間有効(12 歳以上)
11,000 円
5 年間有効(12 歳未満)
6,000 円
2015 年 7 月現在
学生ビザの申請手数料
(為替レートによって実際に支払う日本円が変わるため、申請時には要確認!)
イギリス
Short-term
Study ビザ
(語学留学向
け)£162
Tier4 ビザ
(進学向け)
£322
カナダ
アメリカ
オーストラリア
ニュージーランド
CAD$125
$160+$200
(SEVIS)
AUD$535
無料
6 ヶ月未満の
就学は
ビザ不要
週 18 時間以上
のコースを受講
する場合、
期間の長短に
かかわらず必要
3 ヶ月未満の
パートタイムの
就学は
ビザ不要
3 ヶ月未満の
就学は
ビザ不要
6 ヶ月未満の
就学は
ビザ不要
2015 年 7 月現在
7.2
留学エージェントの手数料
留学エージェントに留学手続きを依頼すると、語学学校の場合は 3 万円~10 万円
程度の手数料がかかります。この手数料を節約するため、自分で留学手続きを行う
方も多くなってきました。
とはいえ、英語力に自信がない・・・、全部自分で手続きするには自信がな
い・・・、トラブルが起きたらどうやって対処したらいいか分からない・・・とい
った心配の声も。
12
留学節約のヒント!
最近は留学エージェントの中でも、留学手続きを無料でやってくれるところが増え
てきました。
無駄な出費を省くためには無料で手続きをしてくれる留学エージェントを利用する
のがいいでしょう。
7.3
海外送金手数料と為替レート
留学エージェントに留学手続きを依頼した場合は、授業料やホームステイ滞在費な
どの学校に支払う費用を留学エージェントに支払い、留学エージェントがこれを海
外送金で留学先の学校に振り込むことになります。
この際、留学エージェントでは学校から請求された現地通貨の金額を日本円に換算
して、本人に請求します。日本円に換算するときに使用される為替レートは、その
時点での実際の為替レートではなく、留学エージェントが設定した社内レートが使
用されるケースがほとんどです。この社内レートとは、為替損を防ぐために実質レ
ートよりも高めに設定した為替レートです。
例えば、6 ヶ月間の語学留学費用として USD$8,000 を請求されたとします。平
成 27 年 7 月 27 日 の 為 替 レ ー ト は 124.68 円 で 、 日 本 円 に 換 算 す る と
997,440 円となります。もし、5 円上乗せされた社内レートを適用された場合、
請求される金額は 1,037,440 円で、その差は 40,000 円となります。もし、9
ヶ月分の留学費用で USD$16,000 を請求されたとすると、実際の為替レートと上
記の社内レートで計算した差額はなんと 80,000 円と、かなりの差となります。
また、海外送金手数料は、金融機関によって海外送金手数料は異なり、銀行の場合
は 3,500 円~5,500 円程度、ゆうちょ銀行ならば一律 2,500 円となっています。
郵便局の海外送金手数料は安いですが、日数が若干かかる可能性があり、送金先の
国によって利用できないこともあります。さらに、外国送金をする場合は、これに
加えて、受取先銀行手数料(コルレス手数料)を負担します。受取先銀行手数料は、
銀行によって 2,000 円~3,000 円程度です。合計で 5,500 円~8,500 円となり
ます。
留学節約のヒント!
授業料やホームステイ滞在費など、学校に支払う費用は、自分で学校側に海外送金
するのが一番お得といえます。
また、留学エージェントに手続きを依頼しても、学校に支払う費用は留学エージェ
ントではなく、直接学校に払ってもOKというところもあります。このような留学
エージェントを利用すれば、レートの上乗せなどの心配もなく、留学エージェント
がちゃんと学校に費用を払ってくれたかな、といった心配をする必要もありません。
13
さらに、学校では、クレジットカードでの支払いが行えるところもありますが、留
学エージェントに学校の費用を支払う場合は、学校側でクレジットカードの支払い
がOKでも、留学エージェントでクレジットカードでの支払いができないという場
合もあります。クレジットカードであれば、海外送金手数料も不要で、銀行に出向
く手間もなく簡単です。(ただし、学校側でクレジットカードの手数料がかかる場
合がありますので、事前に確認が必要です。)
上記のようなことを考えると、学校に直接支払っても OK という留学エージェント
に手続きをお願いするのが費用節約につながるといえます。
7.4
現地サポート/24 時間緊急連絡サービス
留学エージェントの多くは、現地サポートや 24 時間緊急連絡サービスを提供して
います。海外での留学生活。初めての場合は、なにかあったらどうしよう・・・、
やっぱり安心のために・・・と、こういったサービスに申し込みがち。
高校留学などの場合は別ですが、通常の語学留学の場合、このようなサービスは不
要なことが多いのです。
語学学校の場合、初日にオリエンテーションがあります。ここで、学校のルールだ
けでなく、バスの乗り方など、生活に必要な説明をしてくれます。また、語学学校
にはカウンセラーがおり、学校内での問題以外にも、留学生活上の困ったことがあ
れば相談に乗ってもらえます。
さらに、日本人に人気の語学学校には日本人カウンセラーがいることも多いので、
語学力が不足していて英語で説明できないといったような場合でも日本語で相談で
きるケースもあります。もちろん、ホームステイ先のホストファミリーに相談する
こともできます。
また、24 時間緊急連絡サービスはほとんどが電話でのアドバイスのみ。何かトラ
ブルに巻き込まれたとしても、その場に駆けつけてくれるわけではありません。こ
れらのサービスに申し込むときは、本当に必要かどうかよく検討してみましょう。
14
8. 渡航費
留学先の国までの航空運賃は出発時期により大幅に変わるため、オフシーズンを狙
って留学するのがお得。年末年始、夏休み、ゴールデンウイークなどのピーク時は
オフシーズンの 2 倍になることもあります。大学のように入学時期を大幅にずらせ
ない場合は仕方ないとしても、語学留学など入学時期が選べるときは、なるべくオ
フシーズンを選べば航空運賃を節約することができます。
留学成功のヒント!
オフシーズンに留学をお勧めするもうひとつの理由は、通常は日本人が多い場所で
も、比較的に日本人が少なくなるという点。
学校全体で国籍制限を設けて、例えば、ひとつの国籍で 30%を超えないように生
徒を受け入れている語学学校もありますが、いざクラスが始まってみると半分の生
徒が日本人だったということも。これは日本人の英語力が同じレベルに固まりやす
く、学校全体では国籍制限をしていても、クラスごとには国籍制限をしていないた
めです。
オフシーズンは、雨が多かったり、寒かったりと、観光には向いていない時期が多
いのですが、逆に、英語力をしっかり伸ばしたいという方は、日本人の少ない環境
で落ち着いて勉強ができます。
9. 海外保険
海外は医療費が非常に高いので、万が一のことを考えて、保険には必ず入っておき
ましょう。このガイドでは留学費用の節約方法についても触れていますが、節約の
ため、海外保険は加入しないというのは間違い。海外では、どんなに自分で注意を
していても、思わぬ事故や事件に巻き込まれる可能性もあります。必ず海外旅行保
険には加入しましょう。
10. まとめ
以上、留学にかかる費用を具体的な数値を上げて説明してきましたが、いかがでし
たでしょうか?
留学を成功させるためにも、予算をたてるところからしっかりとした準備を行いた
いものですね。
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留学サイトドットコムに手続きを頼むと・・・
1. 提携校なら、語学学校だけでなく、大学、コミュニティカレッジ、高校への入学
手続きも無料で実施!
2. 学校から発行された請求書をお渡しします。
(上乗せがないことがはっきり!)
3. 支払い方法を選べます!
(ア) 通常の支払い(日本円で弊社に支払い。為替レートの上乗せなし!)
(イ) 学校によっては、クレジットカードでの支払いも可能(ただし 3 ヶ月以上の
申し込みに限る)
(ウ) 学校の銀行口座に自分で海外送金もできるので安心!
4. 学生ビザの申請も無料でサポート。申請書も作成します!
5. 滞在先や空港出迎えの手配も OK(ただし学校規定による)
6. 海外旅行保険もご案内!
7. 留学中のトラブルもメールやスカイプで相談 OK!
そうか、じゃあ、留学サイトドットコムに頼もう!
株式会社留学サイトドットコム
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