携帯電話と主要デバイスの世界市場を調査

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PRESS RELEASE
第15083号
株式会社
2015年9月14日
富士キメラ総研
〒103-0001
東京都中央区日本橋小伝馬町
12-5 小伝馬町YSビル
TEL.03-3664-5839 FAX.03-3661-1414
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/
http://www.fcr.co.jp/
広報部 03-3664-5697
携帯電話と主要デバイスの世界市場を調査
―2019年予測(2014年比)―
■携帯電話市場 20億台(7.6%増) スマートフォンの浸透とともに市場も緩やかに成長
マーケティング&コンサルテーションの株式会社富士キメラ総研(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 田中 一志
03-3664-5839)は、スマートフォンをはじめとする携帯電話市場とそれらのキーデバイス市場を調査した。その結
果を報告書「2015 次世代携帯電話とキーデバイス市場の将来展望」にまとめた。
この報告書では携帯電話とキーデバイスのほか、タブレット端末、データ通信モジュール(外付け通信モジュー
ルおよびモバイルルーター)
、ウェアラブル端末といったモバイル機器と、それらに搭載されるキーデバイス市場
についても調査・分析した。また、参入しているメーカーの事業戦略について明らかにした。
携帯電話キーデバイスの価格下落が進み、
ミドルからハイエンドクラスで搭載されていたデバイスがミドルロー
クラス以下の低価格帯に採用された。また、ミドルレンジクラスまでしか対応していなかったLTEがエントリー
クラスにまで拡大している。スマートフォンの通信速度は今後さらに高速化し、2020年には1Gbps時代の
到来が予想される。超高速通信時代の幕開けとともに、これを実現するために搭載されるデバイスは大きく様変わ
りするとみられる。
<調査結果の概要>
■携帯電話の世界市場
2014年
2019年予測
2014年比
スマートフォン
13億1,700万台
18億台
136.7%
フィーチャーフォン
5億4,140万台
2億台
36.9%
合
計
18億5,840万台
20億台
107.6%
スマートフォンとフィーチャーフォンを合わせた携帯電話の世界市場は2014年に18億5,840万台とな
った。中国をはじめとする新興国向けのスマートフォン需要の伸びにけん引され、前年比7.2%増となったが、
スマートフォンの普及率上昇、ユーザーの買い替えサイクル長期化などにより、その伸びは徐々に鈍化している。
フィーチャーフォンは、世界的なスマートフォンへの移行があり減少している。
2015年は、スマートフォンは伸びているものの前半に中国需要が低調であったことから伸び率が鈍化し、各
社とも年初の計画を下回り、トータルで前年比ほぼ横ばいが見込まれる。
■データ通信モジュールの世界市場
2014年
2019年予測
2014年比
1億9,000万台
3億1,500万台
165.8%
データ通信モジュールは、ノートPCや車載通信システム、家電といった携帯電話の通信網に対応していない製
品に搭載することで、通信機能を付与するデバイスである。ここではUSB型のドングルなど外付け通信モジュー
ルやモバイルルーターを対象とした(フィーチャーフォン、タブレット端末などの内蔵モジュールは除外)
。市場
は2014年に1億9,000万台となった。モバイルルーター、ノートPC向けなどがメインであるが、ノート
PC向けは頭打ちとなってきており、今後はM2M、車載通信システム向けが伸びると予想される。M2Mはセキ
ュリティ、医療・ヘルスケア、遠隔監視・モニタリング、輸送管理などの分野で期待される。車載通信システムは
EUで2015年10月以降、ecall搭載が義務付けられる。これにより、EU域内で標準化された通信プラ
ットフォームが構築され、データ通信モジュールが搭載されることで市場拡大が続くとみられる。この他まだ少な
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いが、STB(セットトップボックス)などに直接通信機能を搭載するケースが増加する可能性もある。
<調査対象>
■調査対象品目
カテゴリー
モバイル機器
4品目
キーデバイス
RFデバイス
LSI
4品目
7品目
カメラ
4品目
ディスプレイ
バッテリー
基材
センサー
3品目
3品目
3品目
4品目
品目名
携帯電話(フィーチャーフォン、スマートフォン)
、タブレット端末、データ
通信モジュール、ウェアラブル機器(スマートウォッチ、ヘルスケアバンド、
活動量計)
SAW/BAWデバイス、パワーアンプ、RFモジュール、水晶デバイス
ベースバンドプロセッサー、アプリケーションプロセッサー、センサーハブ、
NAND、DRAM、無線デバイス、NFC
カメラモジュール、イメージセンサー、IRカットフィルター、フラッシュ
ライト
ディスプレイ、タッチパネル、バックライトユニット
リチウムイオン二次電池、フレキシブル電池、ワイヤレス充電モジュール
ビルドアッププリント配線板、フレキシブルプリント配線板、部品内蔵基板
加速度センサー/ジャイロセンサー、電子コンパス、環境センサー(気圧セ
ンサー/IC温湿度センサー)
、指紋認証センサー
■メーカー事例分析
モバイル機器メーカー(9社)
、OEM、ODM、IDH(3社)
<調査方法>
富士キメラ総研専門調査員によるヒアリング及び関連文献、データベース活用による調査・分析
<調査期間>
2015年5月∼8月
以上
資料タイトル:
「2015 次世代携帯電話とキーデバイス市場の将来展望」
体
裁:A4判 342頁
価
格:120,000円+税
CD−ROM付価格 130,000円+税
調 査・編 集:株式会社 富士キメラ総研 研究開発本部 第一研究開発部門
TEL:03−3664−5839
FAX:03−3661−1414
発 行 所 :株式会社 富士キメラ総研
〒103−0001 東京都中央区日本橋小伝馬町12−5 小伝馬町YSビル
TEL:03−3664−5839(代) FAX:03−3661−1414
e-mail:info@fcr.co.jp
この情報はホームページでもご覧いただけます。
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