所沢市立南小学校発行5月号 平成26年5月1日 学校だより 学校教育目標 目指す学校像 児 童 数 心豊かな子 明るい子 考える子 たくましい子 やさしさと笑顔にあふれ 共に学び合い 力を発揮する学校 男子:388 名 女子:380 名 合計 768 名(4月30日現在) 校長 増田 英明 ケニアのジャクソン(11歳)は、毎日、6歳の妹のサロメを連 れて、象やキリン、シマウマといった野生動物が出没する片道15 kmのサバンナを小走りで学校に通います。アンデス山脈の人里離 れた牧場で暮らすアルゼンチンのカルロス(11 歳)は、5歳年下の妹のミカイラと一緒に、誰も いないパタゴニアの山々や美しい平原を、馬に乗って片道18 kmの道のりを毎日学校に通います。モロッコのザヒラ(12 歳)は毎週月曜日の朝、夜明けに起床して、友達のジネブやノ ウラと3人で片道22kmの道を歩き続け全寮制の学校へ向か い、金曜日の夕方、3人の少女は同じ道を歩いて帰宅します。 インド南部のベンガル湾沿いの漁村で生ま れたサミュエル(13歳)は足に障害があ るため、通学のためにふたりの弟が、急ごしらえのオンボロ 車椅子に兄を乗せて片道4kmの道を引っ張っていきます。 これは、映画「世界の果ての通学路」 (配給:キノフィルム ズ)で、学校に通う4人の子どもたちの姿です。家族は、毎日子どもたちの無事 を祈り、通学途中、車いすのタイヤがとれたり、足を痛めてしまったりした時に は、そこで出会う人たちが手を貸してくれます。そして子どもたちは、道無き「通 学路」を通って学校を目指すのです。その道がどんなに危険でも、そしてどれ程 時間がかかろうとも子どもたちは決して休むことなくひたすら学校に通います。 それは抱いた夢をかなえたいから。 困難にあってもなんとかそれを乗り越え、夢に向かって頑張る子どもたちの姿 に、未来の地球を動かす力を感じました。学校の先に夢がある。学校は本来そう いう場所のはずです。困難にくじけず、夢を実現しようと努力する子どもたちを 育てられるよう支援してまいります。 [コレなに?] 「馬」が裏返しになっている大きな将棋の駒をなんというでしょう? <答えは裏面にあります> スタートとして、南小の全児童がいよい よ平成26年度を開始します。 市内で一番 早い 全 児 童による 交通 安全教室が、4月11日(金)に行わ れました。交通指導員さんを中心に指 導していただき、歩行の仕方や自転車 の乗り方について学習しました。毎年 行っていることですが、この教室を通 して、初心を忘れずに1年間安全に過 ごしてほしい と思います。 多くの保護者 の皆様にも参 観していただ きました。あ りがとうござ いました。 4月14日(月)、1年生の給食が始ま りました。多くの児童が、残さず食べる ことができました。 「 とてもおいしい」 「エ ビのしっぽまで食べられるよ」など、給 食を喜ぶ声がいっ ぱい聞かれました。 おかわりをする児 童も見られ、おいし い給食を1年生み んなで楽しくいた だきました。 4月18日(金)は、初めて全校児童が 集まる「1年生を迎える会」でした。2 年生以上の 1年生を歓 迎するクイ ズや呼びか け、1年生の かわいらし い言葉と歌 に体育館は、 温かい雰囲気に包まれました。この会を [コレなに?]答え 平成25年度、 毎日欠かさず行 われた「あいさつ 運動」ですが、今 年度もまたスタ ートしました。保 護者・地域の皆様 からも、見守り等を通して子どもたちに お声がけいただいておりますことに感謝 申し上げます。あいさつを通して子ども の心を育む学校を推進してまいります。 4月22日(火)、久米郷土を知る会の 皆様が、こいのぼりと五月人形を飾って くださいました。季節感あ ふれる飾りに子どもたちも 大喜びで す。毎年 、 ありがと うござい ます。 平成25年度に PTA より、各教室に電波時計 を購入していただきま した。校舎内の時計が、 どこでも同じ時間を示 すことで、落ち着いた学 習が進められています。 また、愛校会からは、電 動ミシンを13台購入 していただきました。授 業効率が上がり、児童の 積極的な学習が進められます。ありがと うございました。 転入職員の前任校に誤りがありました。正しくは、支援員冨士池みどり -所沢・若狭小より・外国語支援秋月由紀子-所沢・明峰小・清進小より・ 相談員黒木容子-所沢・泉小・荒幡小より となります。よろしく お願い致します。 「左馬(ひだりうま) 」 馬を反対に読むと「まう」→「舞う」と読め、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こ させるため、 「左馬」は福を招く縁起のよい駒とされています。
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