弘前大学フィルハーモニー管弦楽団 スクールコンサート 平成24年8月28日(火) 於:青森北高校今別校舎 §弘前大学フィルハーモニー管弦楽団のご紹介 顧問 肥田野豊 常任指揮・音楽監督 安達弘潮 昭和 44 年(1969 年)結成。 団員は弘前大学全学部の学生から成り、発足以来、常任指揮者・音楽監 督として安達弘潮氏(弘前大学名誉教授)が担当している。弘前大学の入 学式・卒業式などの各種大学行事や式典での演奏のほか、定期演奏会、プ ロムナードコンサート、小中学校での音楽教室のためのコンサートなどを 毎年開催している。 これまでに幅広い古今のオーケストラ作品を演奏してきているが、指揮 の安達弘潮氏が日本作曲家協議会(JFC)に所属している作曲家でもある ため、このオーケストラのためのオリジナル作品が多く、それらを発表す るための日本作曲家協議会主催のコンサートも数回重ねてきている。なか でも、故芥川也寸志氏、池辺晋一郎氏たちとの交流をはじめ、東北在住の 作曲家たちの作品の演奏も数多く手がけてきており、邦人作品をよく演奏 してきたオーケストラとの定評も得てきている。2009 年には発足 40 年 を迎えた。 (公式ホームページより抜粋) §スクールコンサートについて(敬称は省略いたしました) 指 揮 学生指揮 福士 貴之(理工学部3年) 平賀 冴(教育学部2年) 司 会 新宅 知博(医学部2年) 曲 目 シンコペイテッドクロック(作曲:ルロイ・アンダーソン) アメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンが1945年に 作曲したもので、正確に一定のリズムを刻むはずの時計の 音をリズムや拍をずらして意外感やノリ・メリハリをつけ る手法(シンコペーション)で表現することによって、独 特のコミカルさとユーモアを生み出している。 鍛冶屋のポルカ(作曲:ヨーゼフ・シュトラウス) オーストリアの作曲家ヨーゼフ・シュトラウス(ワルツ の父ヨハン・シュトラウス1世の息子、ワルツ王ヨハン・ シュトラウス2世の弟)が 1869 年に金庫メーカーからの 依頼で作曲したポルカである。ポルカとは 2 拍子の舞曲の ことを示しており、特有のリズムを持っていて、シュトラ ウス一家のポルカは、珍しい楽器を使って楽しむ風習があ り、この「鍛冶屋のポルカ」では実際の鍛冶屋が使う鉄挺 (かなてこ)を楽器にしている。 《管楽器・打楽器紹介》 ファランドール(作曲:G・ビゼー) フランスの作曲家G・ビゼーの「アルルの女」第 2 組曲 の第 4 曲「ファランドール」は、「3 人の王の行列(王の 行進) 」と「馬のダンス」の 2 種類の民謡をもとに作られ ている。特に冒頭の主題は広く知られており、その荘厳さ と、打楽器(プロヴァンス太鼓)を使用した活気あるテン ポから、コンサートにおけるアンコールで人気が高い楽曲 となっている。 《弦楽器紹介》 サウンド・オブ・ミュージックメドレー サウンド・オブ・ミュージックは「ドレミの歌」 「エーデ ルワイス」など誰もが聴き馴染みのある曲を数多く含み、 第二次大戦中、ナチス占領下のオーストリアで、歌と家族 愛で人々を励まし続けてきたトラップ・ファミリー合唱団 の実話と、それに基づいたドイツ映画を原作としたミュー ジカルである。1959 年にブロードウェイで開幕し、トニ ー賞のほとんどを受賞。その後映画が大ヒットするなど、 世界中で“名作ミュージカル”として愛されてきた。 その中の楽曲をメドレーとした。 美しく青きドナウ(作曲:ヨハン・シュトラウス2世) オーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス2世(ワル ツ王)が 1867 年に作曲したワルツ。 本作は非常に有名で人気が高く、作曲者の、またワルツ の代名詞的な曲として広く親しまれている。 毎年 1 月 1 日に行われる、ウィーン・フィルハーモニー 管弦楽団のニューイヤーコンサートのアンコールの定番曲 でもあり、この曲の序奏部を少し奏した後、拍手によって 一旦打ち切り、指揮者や団員の新年の挨拶が続くという習 慣となっている。 《ふれあいタイム》 最後まで、ごゆっくりとお楽しみください。
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