北海道浦河町 「馬は理想のセラピスト!」 乗馬療育の先進地で学びたい研修生募集! 受入団体名称 うらかわ乗馬療育ネットワーク 地域おこし協力隊 うらかわ乗馬療育ネットワークは乗馬療育の普及・発展のために、乗馬療 (旧田舎で働き隊) 育を実施する団体、利用者、医療機関、行政、福祉従事者などのメンバー の活動内容 によって設立されました。 乗馬療育とは、楽しみながら「馬に乗る」 「馬とふれあう」ことなどを通し て、心身に障がいを持つ方などの能力向上と社会参加を促すことなどを目 的としています。 日本ではまだあまり一般的ではない乗馬療育ですが、欧米では保険が適用 される医療として広く普及しています。アニマルセラピーの中でも回復効 果が著しく高い乗馬療育。馬に乗ることで姿勢を維持したり、バランスを とることで平衡感覚の改善をしたり、関節機能の回復や筋肉の訓練をでき たりと、動物に「触れ合う」だけではなく「乗る」ことができる乗馬療育 は精神だけでなく身体の回復に繋がります。 浦河町では全国でも珍しく理学療法士、作業療法士、社会福祉士などの医 療・福祉の専門家が常駐し、大学や専門機関などと連携して、科学的な効 果検証や研究などを行っています。 研修生の方には乗馬療育の専門家としての知識・技術を習得していただく とともに、当団体が行うイベントやツアーなどの取り組みにも参画してい ただきます。 本交付金で実施す 分類 (5) 「農」を活用した医療・福祉との連携 る事業内容 事業タイトル 乗馬療育を通した都市と地域の共生プロジェクト ※地域が実施する 事業の全体像 当団体では浦河町で培ってきた「乗馬療育」の取り組みの新たな可能性に 挑戦していきます。 地域に根差した取り組みとして行うことはもちろん、都市部の障がい児・ 者や高齢者、あるいは企業などへのサービス提供やプロモーションを行っ ていきます。 シンポジウム「馬は理想のセラピスト~乗馬療育ってなぁに?~」 都市部に住むホースセラピーに興味関心を持つ人達や医療福祉関係者や学 生に対して、浦河の乗馬療育の取り組みを PR するシンポジウムを開催して います。 2016 年には、東京国際フォーラムで開催。浦河の乗馬療育の取り組みに加 えて、研究者やホースクリニシャン、パラ馬術選手など多様な分野から馬 に関わる方にお話いただきました。 ・ユニバーサルデザインツアーの開催 都市部に住んでいる障がいのあるお子さまに乗馬療育を体験してもらうた め、ツアープログラムを企画。乗馬療育の体験に加えて、染め物体験やカ ヌーなど浦河ならではの様々な体験を詰め込んだ体験型ツアーとして企画 しています。 ・ 『乗馬療育』実践研修会 乗馬療育に携わる人材句を育成するための研修会を企画・開催しています。 乗馬療育に興味関心のある社会人・学生を対象に、座学で乗馬療育や障が い者乗馬について実際の事例を紹介しながら学んでいただき、厩舎作業と 乗馬療育体験などを盛り込んだプログラムになっています。2016 年には道 内外から定員を超える応募があり、6 名が参加しました。 ・出張バリアフリー馬車会 障がいの有無に関わらずもっと多くの方に馬とのふれあいを楽しんでいた だくため、都市部にて車椅子のままで乗ることが出来るバリアフリー馬車 会を開催しました。 馬車会に加えて、ポニーにニンジンをあげるなどふれあいを楽しむ「ポニ ーふれあい体験」や、日高の特産品が当たる抽選会も行っています。 地域の特色 北海道・浦河町は札幌から片道 3 時間、千歳空港から片道 2 時間。 えりも 岬のある日高地域にある人口約 1 万 3 千人の町です。 有名な観光地ではありませんが、北海道外からの移住先や中・長期滞在先 として高い人気を誇っています。 北海道の多くの市町村では、本格的な移住を考えている人のために「お試 し暮らし」の機会を提供する体験移住事業を行っています。 中でも浦河町は平成 22 年は延べ滞在日数が道内第 1 位、23・24 年は第 2 位と高い人気を誇っています。 北海道の中でも雪が少なく、年間を通して住みやすい温暖な気候に恵まれ ていることが人気の理由の一つです。 浦河町は馬産地として、明治40年に西舎地区に設置された日高種場牧場 から連なる長い歴史を持ち、いまなお浦河が位置する日高地区は全国有数 のサラブレッドの産地です。 また競走馬産業だけではなく、乗馬も盛んです。 「5000 人町民乗馬」をスローガン町民への乗馬普及を行っている浦河町乗 馬公園はクラブハウス、屋内馬場を備えており、雨天時でも乗馬が可能で す。 町民乗馬大会や各種乗馬レッスンプログラムなど町民への乗馬普及に向け たプログラムを提供しています。初心者・経験者向けといった難易度別の 教室に加え、レディース教室など多様なプログラムを開講している乗馬教 室は、転勤族の方や体験移住の方からも大好評です。 ■募集概要 活動・研修の内容 うらかわ乗馬療育ネットワークは主に障がい児・者や高齢者を対象として馬を介 した活動を通して心身の健康維持・増進を図る「乗馬療育」の普及・発展を目指 しています。 研修生には今後の浦河町における乗馬療育の普及・発展を担う人材として、活 躍できる知識・経験・技術を研修を通して身につけていただきます。 【乗馬療育のインストラクターとしての研修】 障がい児・者や高齢者の乗馬インストラクターの技術習得を目標としたレッスン プログラムの作成から実施までの研修。 【騎乗者の身体・精神状態の理解に関する研修】 乗馬療育を安全・円滑に進めるための騎乗者の障害や身体・精神の状態を理 解するための知識やコミュニケーション方法の習得 【馬の管理・調教に関わる研修】 厩舎作業や馬の運動など乗馬療育用の馬の管理・調教の研修 募集対象 ① 応募時点で年齢20歳以上の方 ② 研修期間終了後も浦河町に定住し、乗馬療育に関わる意思のある方。 ③ 利用者とのコミュニケーションを積極的にとることが出来る方。 ④ 馬や動物が好きな方(※乗馬など馬に接した経験の有無は問いません) ⑤ 厩舎作業などの体を動かす仕事を厭わない方 自動車運転免許 普通自動車免許(AT 限定可) 医療・福祉に関する資格、あるいはそれに準ずる実務経験があることが望 ましい。 ※応募資格を満たしているかは個別のご相談も受け付けます。 募集人数 主な活動場所 1名 浦河町乗馬公園 (研修地) 研修時間 週 5 日、原則 8 時間。 ※ただし、行事イベント等により、勤務の日程が不規則になる場合もあります。 研修期間 平成 28 年 9 月1日~平成 29 年 3 月末日。 ※平成 28 年9月中の着任が難しい方は個別にご相談ください。 ※最長で平成30年3月末まで延長の可能性があります。 研修手当 研修手当:月額140,000~170,000円(源泉徴収前額) 活動保険助成:年額15,000円 その他待遇 研修生には研修生規約に同意のうえ、研修に参加していただきます。 特記事項 町道民税、国民健康保険税などの各種税金及び年金保険料等は、各自で 納付又はご負担いただきます。 選考の流れ まずは「地域おこし協力隊(旧田舎で働き隊)」WEB サイトの「研修エン トリー」より登録を行ってください。希望地域の選択を行う際、当地域に チェックをお願いいたします。登録内容を拝見し、当地域より連絡させて いただきます。 ※面接の会場、時間については、書類選考通過者に後日お知らせします。 ※面接のための交通費等は支給しません。 ■お問い合わせ先 うらかわ乗馬療育ネットワーク 担当:江刺(えさし) 〒057-0002 浦河郡浦河町字西幌別 327 番地の 9 ℡:090-3629-2842(事務局 ホースコミュニティに繋がります) E-Mail:info@urakawa-joba.net
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