基礎科目 - 聖路加国際大学

講義コード
1201010
講義名
生涯発達論Ⅰ
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
後期
講義区分
講義
基準単位数
2
時間
30.00
代表曜日
月曜日
代表時限
1時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部1年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 小林 京子
指定なし
指定なし
小野 智美
指定なし
指定なし
沢口 恵
指定なし
学習目標
教育目標1.3.4に関連し、
1.人間を統合的存在として捉え、発達という観点から、小児期を理解する。
2.ライフサイクルの絡み合いとしての同世代・異世代間の相互的な人間形成や、その背景をなす社会や時代の
特性にも留意しながら、小児期の特質を把握する。
到達目標
1.子どもの発達に関する諸理論を説明できる
2.子どもの発達の一般的原則を説明できる
3.子どもの成長・発達に及ぼすさまざま要因を説明できる
4.新生児期から思春期にいたる各期の心身の成長・発達の特徴と生活について説明できる
5.小児期におこりやすい健康問題について、成長・発達、生活の特徴から説明できる
6.障害のある子どもの集団生活について説明できる
授業概要
各人の最適健康状態を生みだすように援助するための基礎として、人間のライフサイクルの中の小児期(生ま
れてから大人になるまで)に焦点をあて、子どもの成長発達や生活の特徴について学習する。
実施回 (曜日)
授業計画
授業準備と復習
図書館で心理学の文献から
「フロイト」「ピアジェ」
「バンデューラ」の発達の
考え方に目をとおしておく
こと
第1回
平成28年09月20日(火) 廣瀬清人
生涯発達総論 (1) 発達の理
論
第2回
平成28年09月27日(火) 廣瀬清人
生涯発達総論 (2) VTR(アヴェ
ロンの野生児)を通して
第3回
平成28年09月26日(月)
乳幼児期の成長発達の概観
(VTRを通して)
第4回
平成28年10月04日(火)
子どもについて: 子どもと
は、成長発達の原則
第5回
平成28年10月03日(月)
新生児期・乳児期の成長・
発達の特徴(1)
第6回
平成28年10月08日(土)
新生児期・乳児期の成長・
発達の特徴(2)
第7回
平成28年10月11日(火)
新生児期・乳児期の生活と
健康問題
第8回
平成28年10月17日(月)
幼児期の成長・発達の特徴
(1)
第9回
平成28年10月18日(火)
幼児期の成長・発達の特徴
(2) 第10回 平成28年10月24日(月)
幼児期の生活のと健康問題
(1)
第11回 平成28年10月25日(火)
幼児期の生活と健康問題
(2)
第12回 平成28年10月31日(月)
学童・思春期の成長・発達
の特徴
第13回 平成28年11月01日(火)
学童・思春期の生活と健康
問題
第14回 平成28年11月07日(月)
気になる子ども・障害のあ
る子どもの集団生活
第15回 平成28年11月08日(火)
まとめ
試験100%
教科書
特に指定しない
参考書
適宜紹介
授業終了後30分∼60分(教室または授業後調整)
その他
3回∼15回についての内容と担当者、また全体の評価方法については変更することがある。
講義コード
1201020
講義名
生涯発達論Ⅱ
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
後期
講義区分
講義
基準単位数
2
時間
30.00
代表曜日
月曜日
代表時限
1時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部1年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 亀井 智子
指定なし
学習目標
成人期、老年期の発達に焦点をあて、人間を統合的存在として捉え、発達の観点から人の全生涯を理解する。
教育目標4.「看護を必要としている個人・家族・地域社会に対して、対象に応じて系統的に看護実践できる基
本的知識と技術及び態度を持つ」に関連する。
到達目標
1.生涯発達に関する理論を説明できる
2.以下の各ライフサイクルにある人の心身社会的発達を説明できる
①青年期 ②壮年期 ③向老期 ④老年期
3.ライフサイクルの絡み合いとしての同世代・異世代間の相互的な人間形成や、その背景をなす社会や時代の
特性にも留意しながら、人間発達の各時期の特質を説明できる
4.生活史インタビューを通し、人の発達を統合的に理解し、説明できる
授業概要
本科目では、青年期から老年期までの人の生涯発達について焦点をあて、心身社会的側面の理解、ライフサ
イクル、および各時期の発達課題等について学習する。
実施回 (曜日)
授業計画
授業準備と復習
第1回
平成28年11月14日
(月)
廣瀬清人
ライフサイクルと発達 Ericksonの理論に目をとおし
課題(1)
ておくこと
第2回
平成28年11月15日
(火)
廣瀬清人
ライフサイクルと発達 Ericksonの理論に目をとおし
課題(2)
ておくこと
第3回
平成28年11月21日
(月)
廣瀬清人
パーソナリティの変遷 参考書9に目をとおしておく
(1)
こと
第4回
平成28年11月22日
(火)
廣瀬清人
パーソナリティの変遷 参考書9に目をとおしておく
(2)
こと
第5回
平成28年11月28日
(月)
廣瀬清人
心身の障害とその対応 特になし
第6回
平成28年11月29日
(火)
林直子
成人期の成長・発達と
特になし
生活(1)
第7回
平成28年12月05日
(月)
林直子
成人期の成長・発達と
第6回講義で指定する
生活(2)
第8回
平成28年12月06日
(火)
林直子
成人期の成長・発達と
第7回講義で指定する
生活(3)
第9回
平成28年12月12日
(月)
林直子
成人期の成長・発達と
第8回講義で指定する
生活(4)
第10回
平成28年12月13日
(火)
亀井智子
老年期の成長・発達と
参考書6.をもとに学習
生活(1)
第11回
平成28年12月19日
(月)
亀井智子
老年期の成長・発達と
参考書7.8.をもとに学習
生活(2)
平成28年12月20日
(火)
配布資料を読んで、演習準
亀井智子、金盛 老年期の成長・発達と
備を行う。演習後は所定の
琢也、目黒斉
生活(3)高齢者疑似体験
演習記録用紙に記録を作成
美、TA他
演習
する。
平成29年01月10日
第13回
(火)
配布資料を読んで、フィー
亀井智子、川上 老年期の成長・発達と
ルドワーク準備を行う。演
千春、桑原良
生活(4)生活史フィール
習後は所定の演習記録用紙
子、TA他
ドワーク
に記録を作成する。
第12回
(3)(4)を所定の演習記録用紙
老年期の成長・発達と
にまとめ、持参する。討議
生活(5)
の準備を行う。
第14回
平成29年01月16日
(月)
亀井智子
第15回
平成29年01月17日
(火)
亀井智子、廣瀬
レポート作成・提出
清人、林直子
12時までに教務課へ提出
履修要件
必修科目のため、要件はなし。
課題レポート(100%)
教科書
指定しない。
参考書
1.講座 生涯発達心理学―1 生涯発達心理学とは何か 理論と方法 金子書房
2.講座 生涯発達心理学―5 老いることの意味 中年・老年期 金子書房
3.アイデンティティ障害発達論の射程 ミネルヴァ書房
4.看護学テキストNice 成人看護学概論 改訂第2版、南江堂
5.国民衛生の動向2016/2017、厚生統計協会
6.老いの臨床心理、黒川由紀子、日本評論社
7.新老年学第3版、大内尉義他編、東大出版会
8.ヘルスフィジカルアセ7.心理学、第10章 性格、有斐閣スメント下巻、第9章、高齢者のアセスメント、
日総研出版
9.心理学、第10章 性格、有斐閣
亀井:月曜日12時−13時 本館5階亀井研究室
廣瀬:授業終了後1時間質疑の時間を設けます 本館4階廣瀬研究室
林 :火曜日12時−13時 本館5階林研究室
講義コード
1201040
講義名
形態機能学演習
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
後期
講義区分
演習
基準単位数
2
時間
60.00
代表曜日
水曜日
代表時限
1時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部1年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 大久保 暢子
指定なし
指定なし
樋勝 彩子
指定なし
指定なし
菱沼 典子
指定なし
指定なし
大橋 久美子
指定なし
指定なし
加藤木 真史
指定なし
学習目標
この科目では、臓器実習や生理学的指標測定の実地体験を行う中で、前期で修得した形態機能学の知識を活用
し、さらに病気によるからだの変化を学ぶことで、からだの仕組みをさらに理解する。
本科目の目的は、教育目標3,4に関連する。すなわち、「 3.事象への関心を深め、幅広く学問を探求し、批判
的思考力を持つ。」、「4.看護を必要としている個人・家族・地域社会に対して、対象に応じて系統的に看護
実践できる基本的知識と技術及び態度を持つ。」に関連する。
到達目標
臓器実習や生理学的指標測定の実地体験を通して、形態機能学の知識を以下の視点から深める。
a. 生きること・日常生活行動を営んでいるからだの仕組み、さらにそれらに障害を与える基本的な病変を、臓
器実習を通してマクロとミクロの観点から説明が出来る。
b. 生理学的指標の測定を行うことで、人間は、どのようなからだの仕組みで生きているのか・日常生活行動を
営んでいるのかを実感し、説明が出来る。
授業概要
看護の対象となる人間のからだの構造と機能を理解するために、本科目の基盤となる前期の形態機能学の知識
を生かして、演習と実習の実地体験を通して学習する。
さらに本科目は、形態機能学、ヘルスアセスメント方法論と連動することで、人間のからだの構造と機能、そ
れをアセスメントする技法の理解をより促す体制をとっている。
方 法:
1.全ての演習に置いて、前もって配布した冊子をもとに予習をして参加することが前提となる。
2.事例を用いた病理内容を講義とグループワークで学習するとともに、その事例の臓器および組織標本を用
いた観察実習を行う。また、からだの緻密な仕組みを学生が理解するためにオフィスアワーを設け、学習を支
援する。
3.生理学的指標の測定演習は、自分の身体を使った演習を行い、演習で得られた結果データを分析すること
で、形態機能学の知識を深めていく。また結果データを用いてポスターツアーを行い、他学生とのディスカッ
ション、他学生へのプレゼンテーションを通して、知識の共有と理解をより深める。
4.本科目は、形態機能学・ヘルスアセスメント方法論と連動しており、連動した演習の手引きをもとに演習
を進めていく。
a. 病理事例及び臓器、組織標本は、ヘルスアセスメント方法論で使用する事例でもあり、身体内部の臓器の
観察、身体外部からのアセスメントを2科目間の連動によって形態的な理解を深めていく。
b. 生理学的指標の測定演習は、ヘルスアセスメント方法論の技法を利用しながら、身体の変化や個別性にお
ける生理学的な変化の理解を深める。
c. 前期の形態機能学の知識を活用して、形態機能学演習の学習内容を深める。
≪形態機能学演習の図書フェア≫
■自分の学習しやすい形態機能学演習関係(病理学や組織学、詳細な解剖・生理学)の図書を見つけよう!
■場所: 図書館、 ■時期: 9月初旬から10月末まで
実施回 (曜日)
授業計画
第1回
■イントロダクション (前期科目、他科目との関
連、病理学を学ぶこと)
平成28年09月21日(水) 大久保 暢子
■ポスターツアーの説明
■病理事例の共有(1)
■テスト返却
第2回
平成28年09月21日(水)
第3回
大久保 暢子
大橋 久美子
聖路加国際病
平成28年09月28日(水) 院病理診断科 病理事例の共有(2)
鈴木高祐先生
宇野美恵子先
生
第4回
平成28年09月28日(水)
同上
同上
第5回
平成28年10月05日(水)
大久保 暢子
病理事例の共有(3)
大橋 久美子
第6回
平成28年10月05日(水)
同上
授業準備と復習
【予習】
■手引きの「臓器実習の
予習項目と担当事例の
内容を理解できるよう
に形態機能学、病理学
の観点から予習する」
同上
【予習】
■グループワーク方法の
資料を理解する
■前回の講義内容
■手引きの「臓器実習の
予習項目と担当事例の
内容を理解できるよう
に形態機能学、病理学
の観点から予習する」
同上
【予習】
■グループワーク方法の
資料を理解する
■前回の講義内容
■手引きの「臓器実習の
予習項目と担当事例の
内容を理解できるよう
に形態機能学、病理学
の観点から予習する」
同上
第7回
<臓器実習 (7週間)> 1
週目
大久保 暢子 ①1∼5週目:臓器の観察/
【予習】
菱沼 典子
スケッチ学習
平成28年10月12日(水) 大橋 久美子 5班に分かれ、班ごとに1 ■手引きにある「臓器実
加藤木 真史 事例を担当する。
習」の予習項目
樋勝 彩子
担当事例を中心に以下a~e
の臓器を週ごとに観察し学
習する。
a. 心臓、胃腸
b. 肺、
c. 膵臓、十二指腸、肝臓
同上
d. 大動脈、頸部、骨盤内臓
器、
e. 脳、脊髄
第8回
平成28年10月12日(水)
第9回
<臓器実習 (7週間)> 2
週目
大久保 暢子 ①1∼5週目:臓器の観察/
【予習】
菱沼 典子
スケッチ学習
平成28年10月19日(水) 大橋 久美子 5班に分かれ、班ごとに1 ■手引きにある「臓器実
加藤木 真史 事例を担当する。
習」の予習項目
樋勝 彩子
担当事例を中心に以下a~e
の臓器を週ごとに観察し学
習する。
第10回 平成28年10月19日(水)
a. 心臓、胃腸
b. 肺、
c. 膵臓、十二指腸、肝臓
同上
d. 大動脈、頸部、骨盤内臓
器、
e. 脳、脊髄
<臓器実習 (7週間)> 3
週目
大久保 暢子 ①1∼5週目:臓器の観察/
【予習】
菱沼 典子
スケッチ学習
第11回 平成28年10月26日(水) 大橋 久美子 5班に分かれ、班ごとに1 ■手引きにある「臓器実
加藤木 真史 事例を担当する。
習」の予習項目
樋勝 彩子
担当事例を中心に以下a~e
の臓器を週ごとに観察し学
習する。
第12回 平成28年10月26日(水)
a. 心臓、胃腸
b. 肺、
c. 膵臓、十二指腸、肝臓
同上
d. 大動脈、頸部、骨盤内臓
器、
e. 脳、脊髄
<臓器実習 (7週間)> 4
週目
大久保 暢子 ①1∼5週目:臓器の観察/
【予習】
菱沼 典子
スケッチ学習
第13回 平成28年11月02日(水) 大橋 久美子 5班に分かれ、班ごとに1 ■手引きにある「臓器実
加藤木 真史 事例を担当する。
習」の予習項目
樋勝 彩子
担当事例を中心に以下a~e
の臓器を週ごとに観察し学
習する。
第14回 平成28年11月02日(水)
a. 心臓、胃腸
b. 肺、
c. 膵臓、十二指腸、肝臓
同上
d. 大動脈、頸部、骨盤内臓
器、
e. 脳、脊髄
<臓器実習 (7週間)> 5
週目
大久保 暢子 ①1∼5週目:臓器の観察/
【予習】
菱沼 典子
スケッチ学習
第15回 平成28年11月09日(水) 大橋 久美子 5班に分かれ、班ごとに1 ■手引きにある「臓器実
加藤木 真史 事例を担当する。
習」の予習項目
樋勝 彩子
担当事例を中心に以下a~e
の臓器を週ごとに観察し学
習する。
第16回 平成28年11月09日(水)
a. 心臓、胃腸
b. 肺、
c. 膵臓、十二指腸、肝臓
同上
d. 大動脈、頸部、骨盤内臓
器、
e. 脳、脊髄
大久保 暢子
菱沼 典子
第17回 平成28年11月30日(水) 大橋 久美子
加藤木 真史
樋勝 彩子
<臓器実習 (7週間)> 6
週目
② 6週目 :
臓器実習と病理事例の統合
グループワーク
【予習】
■9月21日、28日、10月
5日に行った「病理事例
の共有」で学習した
内容
■臓器実習で行ったス
ケッチの内容
第18回 平成28年11月30日(水)
同上
同上
【予習】
■9月21日、28日、10月
5日に行った「病理事例
の共有」で学習した
大久保 暢子 <臓器実習 (7週間)> 内容
最終週
菱沼 典子
■11月30日に行った「臓
第19回 平成28年12月07日(水) 大橋 久美子 ③7週目 :
器実習と病理事例の統
加藤木 真史 人体臓器・組織標本の観察 合グループワーク」
樋勝 彩子
全体臓器の振り返り で学習した内容
■臓器実習で行ったス
ケッチの内容
■手引きの「臓器実習の
予習項目」
第20回 平成28年12月07日(水)
同上
同上
大久保 暢子
大橋 久美子
第21回 平成28年12月12日(月) 加藤木 真史
樋勝 彩子
菱沼 典子
<生理学的指標の測定演習
> 1週目
4班に分かれ、約4週間、
班ごとに以下①∼④の項目
について演習する。
【予習】
■手引きにある「生理学
的指標の測定演習」の
予習項目
第22回 平成28年12月12日(月)
①「恒常性維持のための流
通・調節機構」
② 日常生活行動「食べ
る」
③ 日常生活行動「トイレ
に行く」
④ 日常生活行動「息をす
る」
大久保 暢子
大橋 久美子
第23回 平成28年12月14日(水) 加藤木 真史
樋勝 彩子
菱沼 典子
<生理学的指標の測定演習
> 2週目
4班に分かれ、約4週間、
班ごとに以下①~④の項目
について演習する。
第24回 平成28年12月14日(水)
①「恒常性維持のための流
通・調節機構」
② 日常生活行動「食べ
る」
同上
③ 日常生活行動「トイレ
に行く」
④ 日常生活行動「息をす
る」
大久保 暢子
大橋 久美子
第25回 平成28年12月21日(水) 加藤木 真史
樋勝 彩子
菱沼 典子
<生理学的指標の測定演習
> 3週目
4班に分かれ、約4週間、
班ごとに以下①~④の項目
について演習する。
第26回 平成28年12月21日(水)
①「恒常性維持のための流
通・調節機構」
② 日常生活行動「食べ
る」
同上
③ 日常生活行動「トイレ
に行く」
④ 日常生活行動「息をす
る」
大久保 暢子
大橋 久美子
第27回 平成29年01月11日(水) 加藤木 真史
樋勝 彩子
菱沼 典子
<生理学的指標の測定演習
> 4週目
4班に分かれ、約4週間、
班ごとに以下①~④の項目
について演習する。
第28回 平成29年01月11日(水)
①「恒常性維持のための流
通・調節機構」
② 日常生活行動「食べ
る」
同上
③ 日常生活行動「トイレ
に行く」
④ 日常生活行動「息をす
る」
【予習】
■手引きにある「生理学
的指標の測定演習」の
予習項目
【予習】
■手引きにある「生理学
的指標の測定演習」の
予習項目
【予習】
■手引きにある「生理学
的指標の測定演習」の
予習項目
<生理学的指標の測定演習
> 最終週
4週間の演習で行った内容
とポスターツアーで学んだ
第29回 平成29年01月18日(水) 大久保 暢子
内容を振り返り、知識の確
認と再理解を行う。
■臓器試験の返却
第30回 平成29年01月18日(水)
同上
【予習】
■ポスターツアーで学習
した内容を振り返る
■ポスターツアーで分か
らなかった点、理解で
きなかった点を挙げ、
復習した上で臨む
■手引きにある「生理学
的指標の測定演習」の
予習項目
同上
履修要件
前期 形態機能学の履修済が望ましい
(1)臓器実習に関する試験(60%)、
(2)生理学的指標の測定に関するポスターツアー時の態度と予習復習の有無(5%)、
(3)生理学的指標の測定演習の試験(25%)、
(4)出欠および臓器スケッチ提出状況(10%)
■ 臓器実習・病理学に関する試験: 2016年 12月 16日 5限目
教科書
■聖路加国際大学看護学部 形態機能学演習・ヘルスアセスメント方法論の手引き
■Werner Platzer, Helga Fritsch,Michael Frotscher,平田幸男訳(2011):分冊解剖学アトラス第6版,Ⅰ巻運動器,Ⅱ
巻内臓,Ⅲ巻神経系と感覚器,東京:文光堂.
参考書
形態機能学・ヘルスアセスメント方法論のシラバスで提示する教科書/参考書、
5階503教室およびアーツルームの標本及び人体模型
病態生理学の教科書
■場所:5階501教室もしくは大久保研究室
■時期:毎週水曜日、 5限修了後(18:15∼19:15)
その他
■ 感謝の日:医療に携わる学生の学習目的として臓器実習の臓器をご提供くださった患者様、ご家族の皆様
に感謝の意を
示す日です。 臓器実習に参加した学生は参加すること。
日時は、2017年3月初旬を予定。日時は後日、提示します。
■ より詳細な学習方法、予習項目、スケッチの提出方法等の詳細は、全て手引きに掲載します。
講義コード
1201050
講義名
生化学
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
2
時間
30.00
代表曜日
月曜日
代表時限
4時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部1年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 山本 一夫
指定なし
学習目標
化学(chemistry)の歴史は古く、錬金術のような新しいものを作り出そうという技術を体系的にまとめた
学問が「化学」の始まりです。それまで、生命と生命以外の物質は全く違うものとずっと考えられてきまし
た。ところが、生命体もそれ以外の物質と同じ物質から成りたっていることがわかるに連れて、化学のことば
で生命を理解しようという学問が生まれました。それが「生化学(biochemistry)」です。しかし「生化学」
は「化学」と同じではありません。登場してくる物質(ことば)が違います。生体内では、糖、アミノ酸、核
酸、脂質、ビタミンなどが「あいうえお」のことばに相当し、これを使って初めて複雑な生体内の反応を記述
し理解することができます。国際化に向けて世界の共通言語である英語を学ぶ必要があるように、生命を理解
するためには、生命の共通言語(生体の言語)をマスターすることが必要です。生命体がどのような物質で構
成され、それらがどのように生合成され代謝されるのか、また生命を司るさまざまな分子が細胞内や細胞間で
どのような調節を受けてからだの恒常性を維持しているのか、そして、これら分子の制御の破綻ががんをはじ
めとしてさまざまな病態をもたらすことなどを理解することが、本講義の学習目標です。
本学の教育目標2「自己を見つめ、生涯にわたって自己の人間形成をはかりつつ、自律的に行動する態度を
持つ」、3「事象への関心を深め、幅広く学問を探究し、批判的思考力を持つ」、4「看護を必要としている
個人・家族・地域社会に対して、対象に応じて系統的に看護実践できる基本的知識と技術及び態度を持つ」、
7「看護の専門職性及び看護学の発展に寄与しようとする意欲を持つ」に関連します。
到達目標
「生化学」は、当初、エネルギー産生のための解糖系や電子伝達系など、限られた生体内反応を記述するに
留まっていました。その後、生命科学の急速な進歩により、分子生物学、細胞生物学、遺伝子工学、構造生物
学などの関連する多様な領域が発展しましたが、これらはいずれも生化学の概念が共通言語として使われてい
ます。これらの新しい生命科学の領域を生化学の言語によって広く理解し、看護師として医師や薬剤師等と対
等に医療に参画するための基礎力を身につけることを到達目標とします。
授業概要
講義の内容は、以下の授業計画表に準じます。講義の進行はプリントを配布し、それに従って行います。ま
た、出席を兼ねた小テストのプリントを配布し、講義を聴きながら答えを書き込み、講義の最後に提出をして
もらう予定です。
実施回 (曜日)
第1回
授業計画
1. 生体を構成する物質1(アミノ酸とタンパク質)
アミノ酸
平成28年04月11日(月) 山本 一夫
タンパク質の翻訳と翻訳後修飾
タンパク質の構造と機能
平成28年04月18日(月)
2. 生体を構成する物質2(DNAと遺伝子)
核酸(DNAとRNA)
遺伝暗号
DNA複製・修復
遺伝子発現(転写、翻訳)とその制御
エピジェネティクス
平成28年04月25日(月)
3. 生体を構成する物質3(脂質、糖質)
生体内の糖質、多糖、複合糖質
単純脂質と複合脂質
平成28年05月09日(月)
4. 生体を構成する物質4(水、カルシウム、ビタミ
ン、ホルモン等)
血液・尿
ビタミンと補酵素
ホルモン・サイトカインの作用機作
平成28年05月16日(月)
5. 生体内の物質代謝1
代謝と生合成
代謝の基本反応
酵素
酵素活性の調節
平成28年05月23日(月)
6. 生体内の物質代謝2
糖質代謝
エネルギー産生系(解糖系とクエン酸回路)
生体エネルギーATP
第7回
平成28年05月30日(月)
7. 生体内の物質代謝3
脂質代謝
脂肪酸の分解
コレステロールの生合成
エイコサノイドの生合成
第8回
平成28年06月06日(月)
8. 生体内の物質代謝4
タンパク質代謝
核酸代謝
平成28年06月13日(月)
9. 代謝異常と疾病
グルコース代謝異常
脂質代謝異常
核酸代謝異常
骨代謝異常
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第9回
第10回 平成28年06月20日(月)
10. 細胞の構造と機能(細胞生物学)
細胞膜の構造
細胞内小器官(核、小胞体、ゴルジ体、ミトコンドリ
ア、リソソーム)
膜輸送と細胞骨格
細胞周期と細胞増殖
第11回 平成28年06月27日(月)
11. シグナル伝達(分子生物学)
刺激と応答
細胞内シグナル伝達
細胞間相互作用
第12回 平成28年07月04日(月)
12. 免疫の生化学
自然免疫と獲得免疫
ワクチン
アレルギー
自己免疫疾患
第13回 平成28年07月11日(月)
13. 感染症と糖鎖
タンパク質の糖鎖修飾
糖鎖の生合成
細菌・ウイルス感染と糖鎖
インフルエンザ
第14回 平成28年07月18日(月)
14. 遺伝子情報と細胞分化
ゲノム解読
一塩基多型(SNPs)と遺伝病
アレイ解析とプロテオミックス
テーラーメイド医療
幹細胞と再生医療(ES細胞とiPS細胞)
第15回 平成28年07月25日(月)
15. 期末試験
履修要件
特になし
小テストの提出(出席を兼ねる)と最終日の筆記試験により評価を行う
教科書
生命科学 改訂第3版 東京大学生命科学教科書編集委員会/編(羊土社)
参考書
Biochemistry concepts and connections D.R.Appling Eds., Pearson Education, Inc.(2016)
毎週の講義終了後30分(非常勤講師控え室)
講義コード
1201060
講義名
栄養学
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
後期
講義区分
講義
基準単位数
1
時間
15.00
代表曜日
木曜日
代表時限
3時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部1年
必須/選択
必須
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 余語 典子
指定なし
学習目標
この講義では,マクロとミクロの両視点から栄養学の理論を理解し、それを「人」に展開させるための実践力を
養うことを目的とする。実践力とは、セルフケアの一つである食事療法の支援において必要となる、知識や視
点、スキルを主としたものである。これは、本学の教育目標1、2、3、4に関連する。
到達目標
1.栄養学の基礎を理解する。
2.日本で特に問題となっている疾病と食との関連について、臨床栄養学およびライフステージの視点から理解
する視点をもつ。
3.1.2.を「人(患者・生活者・病者)」に展開させるための実践力を養うため、自身の日常において栄養学の知
識を生かした生活を心がける。
4.日常生活において栄養学の知識を実践する経験を通して、自身が感じたことや思ったことなどを客観視す
る。
5.1.∼4.によって、セルフケアの一つである食事療法の支援において必要な視点や知識を習得する。
6.「対象者をその人の全体から理解する」、または「患者を中心とした医療」における食事療法とはどのよう
なものかについて考える。
授業概要
他者の「食」を理解するためには,まず自らの食を見直すことから始めるのは意義あることと思う。近年の食に
関するトピックスや私の臨床における体験やフィールドワークなどを事例として紹介するなど,みなさんにとっ
てリアリティのある内容となるように工夫しながら進めていきたい。そこから自分振り返り,その体験を通し
て,社会で生活している「人」の食が,日々どのように営まれているのかを考えて欲しい。
今日,私たちの心身に関わる重大な問題のひとつに,メタボリックシンドロームがある。「健康日本21」などを
中心に健康の保持と増進、または生活習慣病の予防に関する対策・運動が繰り広げられる一方で,欠食の低年齢
化、若者の特定の栄養素の摂取不足による健康障害など、新たな食生活の乱れがクローズアップされるように
なってきた。そこでこの講義は,「食と健康」を大きなテーマとし,単に栄養学の知識のみならず、「人」と
「食」の関係を社会・文化,心理,生理といった広い視点で捉え直しながら論じていく。
実施回 (曜日)
授業計画
授業準備と復習
第1回
日本における「栄養」や「食」
平成28年09月29日(木) 余語 典子 の現状:食に関する問題とその
要因、政策について学ぶ
食に関する問題は何
か?を考えておくとよ
い
第2回
栄養素の役割:病態栄養を理解
平成28年10月06日(木) 余語 典子 するための基礎知識を学び、食
事療法への応用力を学ぶ
消化吸収過程、TCAサ
イクルを復習しておく
第3回
栄養素の役割:病態栄養を理解
平成28年10月13日(木) 余語 典子 するための基礎知識を学び、食
事療法への応用力を学ぶ
1回目の講義で取り上
げた脂質と関係のある
食の現状について復習
しておく
第4回
脂質代謝異常症の食事療法:栄
平成28年10月20日(木) 余語 典子 養素の知識を元に、食事療法の
考え方及び具体的な方法を学ぶ
1回目の講義で取り上
げた脂質と関係のある
食の現状について復習
しておく
第5回
糖尿病・肥満症の食事療法:栄
平成28年10月27日(木) 余語 典子 養素の知識を元に、食事療法の
考え方及び具体的な方法を学ぶ
糖尿病食事療法のため
の食品交換表を持参の
こと。4群点数法との
違いを復習にて確認す
る。
第6回
高齢者の食事:高齢者を切り口
平成28年11月10日(木) 余語 典子 に、ライフサイクルという視点
からの食の捉え方を学ぶ
高齢者について広く学
習しておくと、講義の
理解を深める
第7回
食べることの科学:日々営まれ
ている、日常の食行動について
平成28年11月17日(木) 余語 典子
学び、生活している人の食を理
解する視点について考える
講義後、自分の食に関
心を持ち、日常の食行
動を規制している要因
を実感するとよい
第8回
平成28年11月24日(木) 余語 典子 試験
履修要件
生化学を履修し十分に理解しておく。
期末試験(90%)、平常点(小レポート2∼3回提出)(10%)。
平常点には、私語など他者への迷惑行為や、授業中の著しく悪い態度なども対象となる。それらに適応する行
為が見られたときには講義中に指摘し、改善がみられない場合には減点の対象とする。
提出物は、提示した期限までに提出されたもののみ受け付ける。
教科書
・系統看護学講座 専門基礎分野栄養学 人体の構造と機能[3]医学書院
・糖尿病食事療法のための食品交換表第7版 日本糖尿病学会編日本糖尿病協会・文光堂
参考書
講義中に適宜紹介していく。
講義終了後30分 非常勤講師室または教室にて質問をうけます。
講義コード
1201080
講義名
集団力動論
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
1
時間
15.00
代表曜日
月曜日
代表時限
4時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部3年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 萱間 真美
指定なし
指定なし
角田 秋
指定なし
指定なし
大橋 明子
指定なし
指定なし
髙橋 恵子
指定なし
指定なし
佐藤 鏡
指定なし
学習目標
集団力動(グループ・ダイナミクス)の基本的な概念について学び、それらを小集団・大集団、治療的な場、
生活の場、職場といった様々な特性を持つ集団に適用し、集団力動についての理解を深める。
教育目標3、教育目標4および教育目標5に関連する。
到達目標
①集団力動について理解を深め、個人と集団の相互作用について述べることができる。
②集団精神療法、セルフヘルプグループ、心理教育等における集団の治療的意味を述べることができる。
③臨床で、集団の一員として活動する際の、対人関係スキルについて学び、検討することができる。
授業概要
集団が個人に与えるダイナミクスを学ぶことで、人や集団の行動を理解し、状況をアセスメントすることは対
人援助職にとって重要である。本科目では、集団力動(グループ・ダイナミクス)の基本的な諸概念から、具
体的な臨床への応用方法について、専門家の講義や演習も取り入れ、体系的に学ぶ。
実施回 (曜日)
授業計画
授業準備と
復習
第1回
平成28年06月06日(月) 萱間 真美 集団の定義・集団のもつ特性
講義後復習
第2回
平成28年06月13日(月) 池田 真人 グループ・ダイナミクス
参考書で復
習
第3回
平成28年06月20日(月) 角田 秋
グループ・ダイナミクスの基盤となる理論
前回の講義
の復習
第4回
平成28年06月27日(月)
アサーション
講義後復習
第5回
平成28年07月04日(月) 佐藤 鏡
セルフヘルプグループ・ピアサポート
講義後復習
第6回
平成28年07月11日(月) 大橋 明子 SST(Social Skills Training)①
配布プリン
トを予習
第7回
平成28年07月18日(月) 大橋 明子 SST(Social Skills Training)②
前回の講義
の復習
第8回
平成28年07月25日(月)
試験
履修要件
なし
試験(80%)、演習レポート(10%)、出席状況(10%)
教科書
なし(適宜資料を配布し、講義に使用します)
参考書
・精神看護学 こころ・からだ・かかわりのプラクティス(南江堂,2010)
・グループサイコセラピー 理論と実践(西村書店,2012)
・入院集団精神療法(へるす出版,1987)
火曜日 12:00-13:00 本館6階 40-42研究室
その他
オフィスアワー以外の相談窓口:mkayama@slcn.ac.jp 萱間
講義コード
1201130
講義名
生命倫理
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
1
時間
15.00
代表曜日
水曜日
代表時限
2時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部3年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 鶴若 麻理
指定なし
学習目標
本授業では、「生命倫理」という学問分野が成立した背景や歴史について学び、ケースを通して、いのちにか
かわる人間の行為の倫理的側面について探求する。またその基本にあるべき人権意識を養成し、創造的思考能
力を高めることを目的とする。
教育目標3、教育目標1、教育目標2に関連する
到達目標
1.生命倫理という学問分野の成立背景について説明できる。
2.具体的な事例を通して、いのちにかかわる人間の行為の倫理的側面について説明できる。
3.人権について具体的に述べることができる。
授業概要
私たちは今日、科学技術の進展に伴い今まで想像し得なかった様々な新しい倫理的問題に直面している。例え
ば生殖医療やクローン技術をはじめとするようないのちの誕生をめぐる生命操作、ヒトゲノム研究の進展に伴
う種々の差別や遺伝情報の管理などの問題、ヒト由来の細胞・組織の利用、医科学実験のための被験者の保
護、死にゆく人々へのケアをめぐる問題などである。そこで本授業「生命倫理」では、いのちをめぐる問題が
現在どのような状況にあるのかを提示し、問われている本質は何であるかを共に考える機会を提供したい。
実施回 (曜日)
授業計画
授業準備と復習
学習目標と本科目と
の関連を理解する
第1回
平成28年04月13日(水) 鶴若 麻理 いのちは誰のもの?
第2回
現代日本で生命倫理
生命倫理とは何か:歴史的背景 に関して話題になっ
平成28年04月20日(水) 鶴若 麻理
と日本への導入
ていることが何かを
考えてくる
第3回
平成28年04月27日(水) 鶴若 麻理
第4回
生殖医療をめぐる倫理
前回の授業の内容を
平成28年05月11日(水) 鶴若 麻理 ―身体から切り離された精子・
復習し、理解する
卵子・受精卵―
ケーススタディ:医療における 前回の授業の内容を
事前指示
復習し、理解する
ケーススタディ:生殖医療でう 前回の授業の内容を
まれた子ども
復習し、理解する
第5回
平成28年05月18日(水) 鶴若 麻理
第6回
平成28年05月25日(水) 鶴若 麻理 脳死と臓器移植をめぐる倫理
前回の授業の内容を
復習し、理解する
第7回
平成28年06月01日(水) 鶴若 麻理 ケーススタディ:小児脳死移植
前回の授業の内容を
復習し、理解する
履修要件
特になし
教場レポート(30点)、最終レポート(70点)を総合的に評価する。
教科書
特に指定しない。適宜、資料を配布する
参考書
トム・L・ビーチャム, ジェイムズ・F・チルドレス, (立木教夫ほか監訳)生命医学倫理, 麗澤大学出版会, 2009
森川功, 生命倫理の基本原則とインフォームド・コンセント, じほう, 2002.
木村利人, 自分のいのちは自分で決める, 集英社, 2000.
香川知晶, 命は誰のものか, ディスカヴァー携書, 2009.
香川知晶, 生命倫理の成立, 勁草書房, 2007.
バーナード・ロウ, (北野喜良他訳)医療の倫理ジレンマ, 西村書店, 2003.
ジョージ・J・アナス, (谷田憲俊監訳)患者の権利, 明石書店, 2007.
E・バンドマン,B バンドマン, 木村利人(監訳)鶴若麻理・仙波由加里(訳),ケーススタディ いのちと向き
合う看護と倫理−受精から終末期まで, 人間と歴史社, 2010.
グレゴリー・E・ペンス, 宮坂道夫・長岡成夫訳, 医療倫理1, みすず書房, 2000.
グレゴリー・E・ペンス, 宮坂道夫・長岡成夫訳, 医療倫理2, みすず書房, 2001.
鶴若麻理・麻原きよみ編著, ナラティヴでみる看護倫理, 南江堂, 2013
鶴若麻理・倉岡有美子編著, 臨床のジレンマ30事例を解決に導く看護管理と倫理の考えかた, 学研メディカル秀
潤社, 2014.
毎週水曜日 15-16時 本館5階20研究室
講義コード
1201160
講義名
病態生理学
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
1
時間
15.00
代表曜日
月曜日
代表時限
3時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部2年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 松井 陽
指定なし
学習目標
小児、成人の症候について病態のメカニズムを理解し、それに即した看護を考えられる.
本学の教育目標 3「事象への関心を深め、幅広く学問を探求し、批判的思考力を持つ」、4「看護を必要とし
ている個人・家族・地域社会に対して、対象に応じて系統的に看護実践できる基本的知識と技術及び態度を持
つ」に関連する
到達目標
主な症候、疾患の病態生理を非医療関係者が理解できるように説明できる.
授業概要
第1回目は総論の講義、グループ学習法の理解。学生約100名を出席番号順に8班に分ける.各班員数は約13
名. 第2回目以降、班員はそれぞれの病態について、定義、発症のメカニズム、分類、代表的疾患、看護の
ポイントを、全員が手分けしてまとめ、Powerpointでスライド枚数10枚以内、15分で発表する。
インターネットの切り貼りは不可、各スライドに参考文献を記載する。学生がグループで協力して勉強したこ
とを評価する。なお、発表用のPowerpointのスライドは発表前の金曜日夕方5時までにmanabaに投稿するこ
と。講義に入る前に、前の週に発表された内容をclickerを使ってミニテストするので、当日発表する学生は教
務課からこれを借りてきて、使用後はこれを教務課に返却すること。
実施回 (曜日)
授業計画
授業準備と復習
第1回
平成28年04月11日(月) 総論
第2回
平成28年04月18日(月)
第3回
発表担当の班は、発表の用意。
せき・淡・チアノーゼ(3)
平成28年04月25日(月)
授業で実施するミニテストに向け、前回
頻脈・除脈(4)
の学習内容を復習。
第4回
平成28年05月09日(月)
発熱,発疹(1)
呼吸困難・喘鳴(2)
食欲不振・体重減少(5)
胸痛・腹痛(6)
発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
第5回
浮腫・体重増加(7)
平成28年05月16日(月)
嘔吐・下痢(8)
第6回
平成28年05月23日(月)
第7回
出血傾向(3)
平成28年05月30日(月)
貧血(4)
第8回
平成28年06月06日(月)
血尿・蛋白尿(5)
多尿・無尿(6)
発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
第9回
平成28年06月13日(月)
筋力低下(7)
食物アレルギー(8)
発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
吐下血(1)
黄疸(2)
頭痛(1)
第10回 平成28年06月20日(月)
けいれん(2) 発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
第11回 平成28年06月27日(月)
意識障害(3)
食物アレルギー(4)
発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
第12回 平成28年07月04日(月)
子ども虐待(5)
体重減少(6)
発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
発達の遅れ(7)
第13回 平成28年07月11日(月)
脳性まひ(8)
発表担当の班は、発表の用意。
授業で実施するミニテストに向け、前回
の学習内容を復習。
第14回 平成28年07月18日(月) 振り返り
第15回 平成28年07月25日(月) 試験
毎回、講義の最後にミニテストを行って、当日の講義の理解度を確かめる. 最終評価は、ミニテスト20%、
期末試験80%とする.
教科書
特になし
参考書
後日指定することがあるかも知れないが、参考書を探すのもトレーニング
*授業終了後に対応する
講義コード
1201170
講義名
疾病・治療各論
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
3
時間
60.00
代表曜日
金曜日
代表時限
4時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部2年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 松本 文奈
指定なし
指定なし
髙田 幸江
指定なし
学習目標
病態・診断・治療法に関する知識基盤を構築することを目的とする。教育目標3「事象への関心を深め、幅広
く学問を探求し、批判的思考力を持つ」に関連する。
到達目標
1.各分野・診療科の代表的疾患と診断・治療について理解し説明ができる。
授業概要
成人・老年・小児に特有な疾患、精神分野における代表的な疾患、脳神経・呼吸器などの器官系統別疾患を専
門とする医師が講義を通して教授する。
実施回 (曜日)
授業計画
授業準備と復習
第1回
平成28年04月15日
(金)
石松 伸一
脳神経系1
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第2回
平成28年04月15日
(金)
石松 伸一
脳神経系2
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第3回
平成28年04月22日
(金)
清水 真人
循環器系1
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第4回
平成28年04月22日
(金)
清水 真人
循環器系2
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第5回
平成28年05月06日
(金)
中村 大輔
消化器系:上部
消化管
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第6回
平成28年05月06日
(金)
磯川 修太郎
消化器系:下部
消化管(肝胆膵)
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第7回
平成28年05月13日
(金)
大谷 典生
呼吸器系1
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第8回
平成28年05月13日
(金)
大谷 典生
呼吸器系2
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
山内 照夫
がん:化学療
法、放射線療
法、免疫療法
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
平成28年05月20日
(金)
山内 照夫
がん:乳がん子
宮がん
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第11回
平成28年05月27日
(金)
鈴木 皓佳
運動器系1
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第12回
平成28年05月27日
(金)
鈴木 皓佳
運動器系2
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第13回
平成28年06月03日
(金)
中間試験
*試験範囲、日時は別途提示
第14回
平成28年06月03日
(金)
予備日
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第15回
平成28年06月10日
(金)
遠矢 希
腎泌尿器系1
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第16回
平成28年06月10日
(金)
遠矢 希
腎泌尿器系2
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第17回
平成28年06月17日
(金)
磯川 修太郎
自己免疫疾患
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第18回
平成28年06月17日
(金)
中村 大輔
内分泌代謝疾患
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第19回
平成28年06月24日
(金)
石松 伸一
血液疾患
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第20回
平成28年06月24日
(金)
草川 功
小児の主な疾患
と診断・治療1
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第9回
平成28年05月20日
(金)
第10回
第21回
平成28年06月30日
(木)
平成28年07月01日
第22回
(金)
広瀬 宏之
長谷川 大輔
小児の主な疾患
と診断・治療2
小児の主な疾患
と診断・治療3
※変則講義日
6/30は、木曜日1限です!
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
※5限はありません。
第23回
平成28年07月08日
(金)
草川 功
小児の主な疾患
と診断・治療4
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第24回
平成28年07月08日
(金)
草川 功
小児の主な疾患
と診断・治療5
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第25回
平成28年07月15日
(金)
池田 真人,落合
尚美
精神の主な疾患
と診断・治療1
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第26回
平成28年07月15日
(金)
池田 真人,落合
尚美
精神の主な疾患
と診断・治療2
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第27回
平成28年07月22日
(金)
池田 真人,落合
尚美
精神の主な疾患
と診断・治療3
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第28回
平成28年07月22日
(金)
平原 佐斗司
高齢者の主な疾
患と診断・治療
manabaでの事前資料を予習
しておくこと
第29回
平成28年07月26日
(火)
終講試験(前期
試験期間に確
定)
*試験範囲、日時は別途提示
履修要件
なし
試験(中間50%・終講50%)
教科書
看護学テキストシリーズNICE 疾病と治療 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
小児領域:ナースとコメディカルのための小児科学 第3版(白木和夫他編:日本小児医事出版社)
参考書
今日の治療と看護(南江堂)
毎週金曜日12:00∼14:00 30研究室までお越しください
その他
授業資料は事前にmanabaに掲載します。
講師が変更となる場合は、manabaで告知します。
講義コード
1201180
講義名
メンタルヘルスと家族
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
2
時間
30.00
代表曜日
火曜日
代表時限
2時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部2年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 角田 秋
指定なし
指定なし
萱間 真美
指定なし
指定なし
廣瀬 清人
指定なし
指定なし
大橋 明子
指定なし
指定なし
髙橋 恵子
指定なし
指定なし
佐藤 鏡
指定なし
学習目標
本科目では、家族をシステムとして捉え、家族システムを援助対象とするための視点と援助アプローチを学ぶ
ことを目的とする。
教育目標3および教育目標4に関連する。
到達目標
①家族をシステムとして捉える視点を学び、家族アセスメントに使うことができる。
②家族をアセスメントする方法、および家族に対する様々な治療的介入・支援について述べることができる。
③家族ライフサイクルの視点から、各発達段階における家族の特徴と健康課題を述べることができる。
④家族と個人のメンタルヘルスとの関連について述べることができる。
授業概要
家族と個人は互いに影響を与え合う。個人を家族の一員として捉える理論を学び、個人・家族をアセスメント
する視点を養うことは、看護職として重要といえる。本科目では、この視点と援助法を、本学教員による講義
と特別講師による実践例を通じて学ぶ。
実施回 (曜日)
授業計画
第1回
平成28年04月12日(火) 萱間 真美
家族関係について考えてみ
講義後復習
よう
第2回
平成28年04月19日(火) 廣瀬 清人
家族システム論とは(心理
講義後復習
学の立場から)
第3回
平成28年04月26日(火) 佐藤 鏡
家族システム論とは(看護
参考書で復習
学の立場から)
第4回
平成28年05月10日(火) 角田 秋
家族をアセスメントする視
講義後復習
点とツール
第5回
平成28年05月17日(火) 廣瀬 清人
家族療法的カウンセリング
講義後復習
の基礎概念と技法
第6回
平成28年05月24日(火) 角田 秋
グループワーク
関連科目の資料・参考資料
を持参
第7回
平成28年06月01日(水)
発表と解説
関連科目の資料・参考資料
を持参
第8回
平成28年06月07日(火)
試験
履修要件
なし
期末試験(80%)
グループワーク課題(10%)
授業態度(10%)
教科書
なし(適宜資料を配布し、講義に使用します)
参考書
家族療法入門 システムズアプローチの理論と実際(星和書店,1984)
火曜日 11:40∼12:10 本館6階 41研究室
その他
オフィスアワー以外の相談窓口:aki-sawada@slcn.ac.jp 角田
授業準備と復習
講義コード
1201190
講義名
セクシュアルヘルス
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
後期
講義区分
講義
基準単位数
2
時間
30.00
代表曜日
木曜日
代表時限
2時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部2年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 森 明子
指定なし
指定なし
片岡 弥恵子
指定なし
指定なし
五十嵐 ゆかり
指定なし
指定なし
池口 佳子
指定なし
指定なし
川上 千春
指定なし
学習目標
看護を必要としている個人にとって、性は生涯にわたって人格の一部であり、性の健康が守られることは基本
的人権の一つであると認識し、看護実践できるようになるための基礎力を養う。
1.性の健康支援に必要な、ライフステージおよび疾患や障害と性の健康との関連、支援の原理・原則、内
容、方法を学習する。
2.性に対する他者の価値観や行動を理解し尊重する態度を養う。
看護の基礎科目として、教育目標1, 2, 4に関連する。
到達目標
1.性の健康の概念と、医療や看護における性をめぐる出来事について説明できる
2.子どもから高齢者まで各ライフステージにおける性の健康の特徴を説明できる
3.疾患や障害などの健康問題と性との関連を理解し、対象の性の健康について説明できる
4.2.3.を通じ、健康レベルに応じた性の支援の実際を説明できる
5.性に対する看護職者としての自己の価値観、態度、行動を考察し記述し表明できる
6.性の健康に対する支援のあり方、その中での看護のあり方を考察し記述できる
授業概要
人間の生涯と健康をとらえるうえで中核ともいえる性、セクシュアリティをとりあげる。性の健康が人間の生
涯と他者との関係にどのように関わっているのか、性の健康の権利とはどのようなものなのか、また、看護と
性の関わり、看護における性の健康支援のあり方を考える。講義・個人ワーク・グループワークを通して学習
する。そのことによって、実習の場や、将来はコミュニティを含む臨床の場で、看護を通じ、対象の性の健康
を適切にアセスメントし、ケアするために必要な知識・技術・態度を身につける。
実施回 (曜日)
授業計画
授業準備と復
習
第1回
平成28年10月06日
(木)
森 明子
ガイダンス、性の健康の概念、
人の性の成り立ちと仕組み、医 授業内で提示
療や看護における性をめぐる出 する
来事
第2回
平成28年10月13日
(木)
森 明子
自らのセクシュアリティを振り
返る GW
第3回
平成28年10月20日
(木)
森 明子
リプロダクティブ&セクシャ
ル・ヘルス/ライツ、
性の多様性(LGBTI) 第4回
平成28年11月10日
(木)
岩辺京子
子どもの生と性の教育
第5回
平成28年11月24日
(木)
青木美紀子
障がいと性の健康
第6回
平成28年12月01日
(木)
片岡 弥恵子
デートDV、性暴力と看護 平成28年12月02日
(金)
小林秀行(東邦大学
医療センター大森病
院 リプロダクション 男の子・男性の性の健康
センター(泌尿器
科))
第8回
平成28年12月15日
(木)
堀成美(国立国際医
療研究センター病院
国際感染症セン
ター)
STD(性感染症)/HIVと看護
第9回
平成28年12月16日
(金)
五十嵐 ゆかり
生殖期の性の健康:家族計画・ 授業日変則
受胎調節
(金曜日)1限
第10回
平成28年12月22日
(木)
森 明子
熟年・更年期の性の健康 第11回
平成29年01月12日
(木)
松本文奈
疾病・治療によるセクシュアリ
ティへの影響と看護Ⅰ(男性,
生殖機能の温存法含む)
第7回
授業日変則
(金曜日)1限
第12回
平成29年01月13日
(金)
森 明子
疾病・治療によるセクシュアリ
ティへの影響と看護Ⅱ
授業日変則
(女性,生殖機能の温存法含
(金曜日)1限
む)
第13回
平成29年01月19日
(木)
川上千春
老年期の性の健康
平成29年01月20日
第14回
(金)
森 明子
第15回
履修要件
とくになし
レポート(90%)、出席(10%)
教科書
まとめ GW
レポート
事前個人ワー
ク
授業日変則
(金曜日)1限
指定しない
参考書
医療情報科学研究所編. 病気がみえるvol.9: 婦人科・乳腺外科. メディックメディア, 2013.
芦野由利子. 女性のライフサイクルと性・健康・権利 リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
Q&A. 日本家族計画協会, 1997.
藤井ひろみ他編. 医療・看護スタッフのためのLGBTサポートブック. メディカ出版, 2007.
薬師実芳. LGBTってなんだろう?からだの性・こころの性・好きになる性. 合同出版, 2014.
日本性科学学会監修. 改訂第2版 セックスカウンセリング入門. 金原出版, 2005.
日本女性医学学会編. 女性医学ガイドブック2014年度版. 金原出版, 2014.
永尾光一. 男の子の体と性の悩み―正常から病気まで. 少年写真新聞社, 2002.
松本清一他. 性・セクシャリティの看護 QOLの実現を目指して. 健帛社, 2002.
武田敏. 川野雅資. 看護と性 ヒューマンセクシュアリティの視点から. 看護の科学社,1991
日本がん生殖医療研究会監修. 鈴木直. 竹原祐志編. がん・生殖医療- 妊孕性温存の診療.医歯薬出版, 2013.
近藤まゆみ. 嶺岸秀子. がんサバイバーシップ-がんとともに生きる人々への看護ケア. 医歯薬出版, 2006.
日本家族計画協会. 受胎調節指導用テキスト, 2014.
遠藤智子. デートDV 愛か暴力か、見抜く力があなたを救う. KKベストセラーズ, 2007.
岩辺京子. 「総合」だからできる「生と性の学習」―みんなで見つめた いのち・からだ・こころ (健康双書―全
養サシリーズ) . 農山漁村文化協会, 2000.
六角僚子. 新看護学13老年看護. 医学書院, 2013.
河合 欄(2015)出生前診断 出産ジャーナリストが見つめた現状と未来 、朝日新聞出版
河合 欄(2013)卵子老化の真実、文春新書
その他、各授業回で必要に応じて提示する
毎週 授業終了後 本館5階23番研究室。外部の特別講師は、授業終了後 本館1階 非常勤講師室
その他
第4回は金曜日です。授業計画の実施回は変更されることがあります。
講義コード
1201200
講義名
形態機能学
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
3
時間
45.00
代表曜日
月曜日
代表時限
5時限
基礎科目
人間と健康
標準履修年次
学部1年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 大久保 暢子
指定なし
学習目標
看護学を学ぶに当たり、人間はどのようなからだの構造と機能(仕組み)を使って生きているのか、日常生活
行動を営んでいるのかを理解する。
さらに、からだの仕組みが障害された時、それが生きていることや、日常生活行動にどう影響するのかを理解
する。
本科目は、教育目標3,4に関連する。すなわち、「 3. 事象への関心を深め、幅広く学問を探求し、批判的
思考力を持つ。」、「4. 看護を必要としている個人・家族・地域社会に対して、対象に応じて系統的に看護実
践できる基本的知識と技術及び態度を持つ。」に関連する。
到達目標
1. 生命維持にとっての恒常性維持の内容と意義を説明できる。
2. どのようなからだの仕組みを使って、日常生活行動を行っているのかを説明出来る。
3. からだの仕組みが障害された時、それは生きていること、日常生活行動にどう影響するのかを考える道筋
を
説明できる。
授業概要
看護の対象となる人間のからだの構造と機能を理解するために、日々営まれる日常生活行動の視点からからだ
の構造と機能を学習する。
上記目的・目標を達成できるよう、学生の主体的な学習を目指して、下表の進め方で行う。
1. 講義を聞き、教科書と自分ノートをもとに、各自理解するまで学習する。各単元は2本立てとし、1回目
は教科書を用いて、基本的なからだの仕組みを説明する。2回目は、1回目の講義内容をもとにケーススタ
ディを用いて、日常生活行動が障害された際のからだの変化を説明する。
2. ケーススタディでの学習では、からだの仕組みを自分なりの言葉で理解し、分かりやすく表現できるた
めに、適宜、Team Based Learningを行う。
3. 理解を深めるために、適宜、骨格標本や人体模型、ビデオを使用する。
4. 講義で理解しきれなかった点、各自の学習を深める支援として、オフィスアワーや図書フェアを
開催する。
実施回 (曜日)
第1回
第2回
平成28年04月11日
(月)
平成28年04月15日
(金)
授業計画
イントロダクション:
■ 本学のカリキュラムと本科
大久保 目の関連性
暢子
■ 本科目の概要と進め方
■ ノートの取り方(図書フェ
ア)について
大久保 内部環境の恒常性1 暢子
授業準備と復習
<予習>
シラバスを読む
<持参物品>
学生便覧、シラバス
<予習>
ノートの取り方を理解し、受
講のための自分ノートを用意
する
<持参物品>
健康手帳
第3回
平成28年04月18日
(月)
大久保 内部環境の恒常性2,
基礎体温の課題の説明
暢子
第4回
平成28年04月22日
(金)
内部環境の恒常性3
<予習>
大久保 Team Based Learningのオリ
内部環境の恒常性1,2の振
暢子
エンテーション
り返り
(TBL応用問題の練習)
第5回
平成28年04月25日
(月)
大久保 恒常性維持のための流通機構
暢子
1
第6回
平成28年05月06日
(金)
<予習>
大久保 恒常性維持のための流通機構
恒常性維持のための流通機構
暢子
2
1,2の振り返り
第7回
平成28年05月09日
(月)
大久保 恒常性維持のための調節機構
暢子
1
第8回
平成28年05月13日
(金)
<予習>
大久保 恒常性維持のための調節機構
恒常性維持のための調節機構
暢子
2
1の振り返り
第9回
平成28年05月20日
(金)
<予習>
内部環境の恒常性1の振り返
り
<予習>
恒常性維持のための調節機構 恒常性維持のための流通機構
および調節機構1,2の振り
大久保 3
恒常性維持のための流通機構 返り
暢子
3 (TBL①)
<持参物品>
健康手帳
第10回
平成28年05月23日
(月)
大久保 日常生活行動 動く1
暢子
第11回
平成28年05月27日
(金)
大久保 日常生活行動 動く2
暢子
第12回
平成28年06月03日
(金)
大久保 中間試験 (1∼11回“動
暢子
く”まで)
第13回
平成28年06月06日
(月)
大久保 日常生活行動 食べる1
暢子
6/9は、Team Based Learning
(TBL)のための自己学習日
第14回
平成28年06月13日
(月)
大久保 日常生活行動 食べる2
暢子
(TBL②)
<予習>
食べる1の振り返り
第15回
平成28年06月17日
(金)
大久保 日常生活行動 息をする1
暢子
<予習>
動く1の振り返り
第16回
平成28年06月20日
(月)
大久保 日常生活行動 息をする2
暢子
第17回
平成28年06月24日
(金)
6/27は、Team Based
大久保 日常生活行動 子どもを生む
Learning(TBL)のための自
暢子
1 己学習日
第18回
平成28年07月01日
(金)
<予習>
息をする1の振り返り
<予習>
日常生活行動 子どもを生む 教科書:子どもを生む「生殖
を支えるホルモン」の箇所
2
大久保 内部環境の恒常性「体温」の
(基礎体温の例をもとに
暢子
振り返り
TBL③、基礎体温の測定結果
を自己で振り返る)
<持参物品>
健康手帳
第19回
平成28年07月04日
(月)
大久保 日常生活行動 トイレに行く
暢子
1
第20回
平成28年07月08日
(金)
大久保 日常生活行動 トイレに行く <予習>
暢子
トイレに行く1の振り返り
2
第21回
平成28年07月11日
(月)
7/15は、Team Based
大久保 日常生活行動 話す・聞く1 Learning(TBL)のための自
暢子
己学習日
第22回
平成28年07月18日
(月)
大久保 日常生活行動 話す・聞く
暢子
2 (TBL④)
平成28年07月22日
第23回
(金)
第24回
平成28年07月29日
(金)
<予習>
話す・聞く1の振り返り
<予習>
大久保 日常生活行動 眠る・風呂に
教科書:眠る、風呂に入るの
暢子
入る
箇所
期末試験 大久保 (13∼23回“眠る・風呂に入
暢子
る”まで)
履修要件
なし
中間試験(35%)、
期末試験(35%)、
基礎体温の提出物(10%)、
Team Based Learning (TBL)(20%)
教科書
1.聖路加看護大学 基礎看護学作成: 形態機能学/形態機能学演習/ヘルスアセスメント方法論の手引き、
2014.
2.菱沼典子:看護形態機能学 第3版−生活行動から見るからだ−、日本看護協会出版会、2011.
3.Werner Platzer, Helga Fritsch, Michael Frotscher, 平田幸男訳:分冊解剖学アトラス 第6版、Ⅰ巻運動
器、Ⅱ巻内臓、Ⅲ巻神経系と感覚器、文光堂、2011.
参考書
ヘルスアセスメント方法論で使用する教科書
骨格標本および模型:5階503室・地下実習準備室
<場所> 4階大久保研究室(12研)
<時間帯> 毎週月曜日、5限終了後 17時45分~18時45分
(予定が合わない場合は、個別にメールで日程調整の連絡をしてください)
その他
<基礎体温測定の成果物の提出日>
■提出日:2016年 7 月 1日 2限の授業終了時
■提出先: 授業終了時に担当教員(大久保)に提出
■提出内容: 基礎体温の測定を4月18日∼23日の間に測定開始し、7月1日授業日まで測定する。測定した基
礎体温の測定値を毎日、記録物に記録していく。その毎日記録した記録物を提出する。記録物は、本大学の健
康手帳にある基礎体温表を用いて記録していく。
<形態機能学図書フェア>
・テーマ: ①自分の学習方法、ノートの取り方を身に付けよう!(大学生の学業生活、ノートの取り方)
②中間テストに向けて自分にあった形態機能学の参考書を探そう
③Team Based Learningって何?、その学習方法で何が学べるの?
・場所: 図書館 ・時期: ①4月初旬から1ヶ月間
②、③GW明けから中間試験終了まで
<形態機能学演習・ヘルスアセスメント方法論のオリエンテーション> 日時: 2016年 7月 19日(火) 5限目
場所: 後日お知らせします。
後期の演習で使用する冊子を配布します。
連絡先:大久保暢子メールアドレス:nobu-okubo@slcn.ac.jp
講義コード
1202070
講義名
薬理学
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
2
時間
30.00
代表曜日
水曜日
代表時限
3時限
基礎科目
環境と健康
標準履修年次
学部2年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 川名 賢一郎
指定なし
学習目標
臨床に応用できる実践薬理です。どうして薬が効くのか(作用機序)、そしてどのような効果を示すか、また
副作用はどうなのか?そのときに看護師としてのポイントは何か?このようなことを中心に講義します。
本学の教育目標 3「事象への関心を深め、幅広く学問を探求し、批判的思考力を持つ」、4「看護を必要と
している個人・家族・地域社会に対して、対象に応じて系統的に看護実践できる基本的知識と技術及び態度を
持つ」に関連します。
到達目標
薬の作用、副作用、相互作用などの基本的な知識の習得を目標とします。
授業概要
臨床の現場では数多くの薬が使用されています。それらの薬を理解するため薬理学を学ぶことは非常に重要で
す。薬を学ぶことでアレルギーを起こすことなく、楽しく薬を理解して、聖路加国際病院での実際の薬の使い
方もまじえ薬剤師の立場から看護師として最低限知っていてほしい内容を盛り込み、将来の役に立つような授
業を行います。
実施回 (曜日)
授業計画
授業準備と復習
第1回
総論 薬理学の概要
薬物と法令
薬物の作用
平成28年04月13日(水) 川名 賢一郎 薬物効果に影響を及ぼす
要因
薬物の適用方法
薬物の体内動態
授業内で指示しま
す
第2回
総論 薬物の副作用
処方箋と医薬品の剤型
平成28年04月20日(水) 川名 賢一郎
服薬指導
実践問題
授業内で指示しま
す
第3回
平成28年04月27日(水) 川名 賢一郎
各論 末梢神経作用薬①
実践問題
授業内で指示しま
す
第4回
平成28年05月11日(水) 川名 賢一郎
各論 末梢神経作用薬②
実践問題
授業内で指示しま
す
第5回
平成28年05月18日(水) 川名 賢一郎
各論 中枢神経作用薬①
実践問題
授業内で指示しま
す
第6回
平成28年05月25日(水) 川名 賢一郎
各論 中枢神経作用薬②
実践問題
授業内で指示しま
す
第7回
各論 オータコイド・アレル
平成28年06月01日(水) 川名 賢一郎 ギー薬
実践問題
第8回
平成28年06月08日(水) 川名 賢一郎
各論 心臓血管系作用薬
実践問題
授業内で指示しま
す
第9回
平成28年06月15日(水) 川名 賢一郎
各論 血液造血系作用薬
実践問題
授業内で指示しま
す
第10回 平成28年06月22日(水) 川名 賢一郎
各論 呼吸器系作用薬
実践問題
授業内で指示しま
す
第11回 平成28年06月29日(水) 川名 賢一郎
各論 消化器系作用薬
実践問題
授業内で指示しま
す
各論 生殖器系作用薬、物質代
第12回 平成28年07月06日(水) 川名 賢一郎 謝作用薬
実践問題
授業内で指示しま
す
授業内で指示しま
す
第13回 平成28年07月13日(水) 川名 賢一郎
各論 抗悪性腫瘍薬①
実践問題
授業内で指示しま
す
第14回 平成28年07月20日(水) 川名 賢一郎
各論 抗悪性腫瘍薬②
実践問題
授業内で指示しま
す
第15回
各論 抗感染薬
皮膚外用薬
川名 賢一郎
生物学的製剤
実践問題
第16回 平成28年07月27日(水)
授業内で指示しま
す
期末試験
教科書の実践問題から二回目以降にミニテストを行い、ミニテスト(20%)及び学期末テスト(80%)で評価
します。
教科書
「新訂版クイックマスター 薬理学」鈴木正彦 サイオ出版
参考書
「シリーズ看護の基礎科学 薬とのかかわり 臨床薬理学」中谷晴昭 大橋京一編 日本看護協会出版会
授業終了後 本館1階 非常勤講師室
講義コード
1202080
講義名
感染症学
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
後期
講義区分
講義
基準単位数
2
時間
30.00
代表曜日
金曜日
代表時限
3時限
基礎科目
環境と健康
標準履修年次
学部1年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 古川 恵一
指定なし
学習目標
1. 人間愛に基づき、あらゆる文化背景の人々を理解し、共感を持って接することができる態度を持つ。2. 自己
を見つめ、生涯にわたって自己の人間形成をはかりつつ、自律的に行動する態度を持つ。3. 事象への関心を深
め、幅広く学問を探求し、批判的思考力を持つ。4. 看護を必要としている個人・家族・地域社会に対して、対
象に応じて系統的に看護実践できる基本的知識と技術及び態度を持つ。5. 看護職の一員としてリーダーシップ
を発揮し、責務を遂行する能力を持つ。6. 日本および国際社会における看護の機能と役割を広い視野で多面的
にとらえ、保健医療・福祉システムの中で責任を担う姿勢を持つ。7. 看護の専門職性および看護学の発展に寄
与しようとする意欲を持つ。 日々の生活と医療、看護の実際に役立つ感染症や感染対策の方法について学
び、このことを通して上記のすべての目標の達成のために生かしていく。 到達目標
日々の生活と医療、看護の実際に役立つ感染症や感染対策の方法について学び、看護師としての業務に生かし
ていく。
授業概要
人と関わりある各種の微生物の特徴とそれによる疾患(各種感染症)について学ぶ。
1.毎回身近な臨床的な感染症のテーマを取り上げて配布資料とスライドを用いて説明する。各自に毎回プリ
ントを配布し、講義内容に関係した質問に対する答え、感想などを書いて提出する。
2.身近な感染症などのテーマを2つ取り上げる(授業で説明)。全員にレポートを書いてもらい提出する。
分かち合いとディスカッションの時間を持つ。
実施回 (曜日)
授業計画
授業準備と復習
第1回
平成28年09月23日(金) 古川 恵一
ストレスと免疫と感染、ストレス
対策
レポートの課題
第2回
平成28年09月30日(金)
病原微生物の種類と感染の成り立
ち
第3回
平成28年10月07日(金) 古川 恵一
感染性腸炎、食中毒
第4回
平成28年10月14日(金)
ノロウィルス感染症
第5回
古川 恵一
森 信好 平成28年10月21日(金)
感染症科
医師
ウィルス性肝炎
第6回
古川 恵一
坂本 史衣
平成28年10月28日(金)
感染管
理看護師
院内感染管理とInfection Control
Nurseの役割
第7回
平成28年11月04日(金) 古川 恵一
尿路感染症
第8回
平成28年11月18日(金) 古川 恵一
肺炎
第9回
平成28年11月25日(金) 古川 恵一
結核
第10回 平成28年12月02日(金) 古川 恵一
インフルエンザ
第11回 平成28年12月09日(金) 古川 恵一
性感染症
第12回 平成28年12月16日(金) 古川 恵一
HIVとエイズ
第13回 平成29年01月13日(金) 古川 恵一
原虫・寄生虫感染
第14回 平成29年01月20日(金) 古川 恵一
レポートのまとめ・その他・質疑
応答
第15回 平成29年01月27日(金) 古川 恵一
期末試験
レポートの課題
課題レポート提出
〆切
履修要件
1.毎回プリントを配布し、講義内容に関係した質問に対する答え、感想などを書いて提出する。
2.レポート提出
レポート提出およびペーパーテスト
教科書
なし。毎回配布資料を渡す。
参考書
1.感染症内科学(小野寺昭一編、丸善出版)2.海外旅行の感染症から身を守る本(古川恵一、双葉社)
聖路加国際病院 内科感染症科部長 古川恵一
講義コード
1202090
講義名
公衆衛生学・疫学
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
後期
講義区分
講義
基準単位数
2
時間
30.00
代表曜日
水曜日
代表時限
3時限
基礎科目
環境と健康
標準履修年次
学部2年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 中山 和弘
指定なし
指定なし
米倉 佑貴
指定なし
学習目標
学習目標3「事象への関心を深め、幅広く学問を探求し、批判的思考力を持つ」学習目標4「看護を必要として
いる個人・家族・地域社会に対して、対象に応じて系統的に看護実践できる基本的知識と技術及び態度を持
つ」に関連します。
到達目標
公衆衛生すなわち一般市民の健康の保持増進に関する考え方とその変遷、物理・化学的環境および社会的環境
の健康への影響、保健行動および行動変容、健康的なコミュニティづくりとサポーティブな環境づくりについ
て説明できる。疫学とは何か、エビデンスのつくり方としての健康に関する因果関係を知る方法(調査・分
析)を学習し、結果の活用方法について説明できる。
授業概要
人間が遺伝子の戦略とともに社会や文化の形成によって、どのように環境をコントロールし、健康になったり
病気になったりしてきたかについて考えます。
実施回 (曜日)
授業計画
第1回
平成28年09月21日(水)
公衆衛生学と疫学の定義、人間の適応の歴史
第2回
平成28年09月28日(水)
健康のコントロールの歴史
第3回
平成28年10月05日(水)
みんなの健康の原因は何か
第4回
平成28年10月12日(水)
みんなの健康の指標としての 衛生統計(人口、死亡、病気)
第5回
平成28年10月19日(水)
人口静態統計 統計の分母
第6回
平成28年11月02日(水)
人口動態統計 統計の分子
第7回
平成28年11月09日(水)
生命表と平均余命
第8回
平成28年11月30日(水)
各種疾病統計
第9回
平成28年12月07日(水)
疫学とは何か
第10回 平成28年12月14日(水)
疾病の発生頻度の測定
第11回 平成28年12月21日(水)
疫学の種類 記述疫学、分析疫学、介入疫学
第12回 平成28年12月22日(木)
バイアスとは何か
第13回 平成29年01月11日(水)
症例対照研究とコホート研究
第14回 平成29年01月18日(水)
介入疫学、無作為化比較試験(RCT)
第15回
EBMとEBN(自己学習)
履修要件
なし
毎回のコミュニケーションシート(50%)と課題レポート(50%)
教科書
なし
参考書
講義中に紹介します。
後期毎週月曜日 16:00 17:30
5階15研究室
参考URL
http://www.healthliteracy.jp/
講義コード
1202100
講義名
健康社会学
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
1
時間
15.00
代表曜日
水曜日
代表時限
2時限
基礎科目
環境と健康
標準履修年次
学部3年
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 中山 和弘
指定なし
指定なし
米倉 佑貴
指定なし
学習目標
教育目標1「人間愛に基づき、あらゆる文化背景の人々を理解し、共感を持って接することができる態度を持
つ」に関連します。
到達目標
人間の健康という現象をbiopsychosocialあるいはHolisticに見るために、社会学的な視点は欠かせないこと
を、健康や病気の定義の社会性と疾病の社会的決定要因Social Determinants of Healthから説明できる。
授業概要
健康と病気、保健と医療の社会的側面について理解し、人間が環境に適応して生きていくという視点から個人
と集団の意思決定、行動、責任について考える。主な内容は、健康と病気の捉え方における多次元性と社会的
決定要因、生活や人間関係の影響,保健や医療での患者・医師・家族の行動,医療技術の進展とその限界など
である。
実施回 (曜日)
授業計画
第1回
平成28年06月15日(水) 健康と病気の定義の社会性
第2回
平成28年06月22日(水)
第3回
平成28年06月29日(水) 保健行動・病気行動、ストレスと対処の社会的側面
第4回
平成28年07月06日(水) ヘルスプロモーションと社会変化
第5回
平成28年07月13日(水) ヘルスコミュニケーション(健康情報の共有)と情報格差
第6回
平成28年07月20日(水) ヘルスリテラシー(健康を決める力)と社会・文化
健康・病気の社会的格差とソーシャルサポート、ソーシャルキャピ
タル
履修要件
なし
毎回のコミュニケーションシート(50%)と課題レポート(50%)
教科書
なし
参考書
講義中に紹介します。
前期毎週水曜日 16:00-17:30
5階15研究室
参考URL
http://www.healthliteracy.jp/
講義コード
1202110
講義名
保健医療福祉行政論
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義+演習
基準単位数
3
時間
60.00
代表曜日
水曜日
代表時限
3時限
基礎科目
環境と健康
標準履修年次
必須/選択
必修
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 山田 雅子
指定なし
指定なし
奥 裕美
指定なし
指定なし
田上 豊
指定なし
学習目標
保健医療福祉システムの中で看護職として責任を担う姿勢を持つ。
教育目標3、4、6に関連する
到達目標
*保健医療福祉分野において看護職が果たすべき役割を理解する。
*今日の保健医療福祉行政の基本理念を理解できる。
*今日の保健医療福祉制度のしくみ全般を理解できる。
*制度の活用方法を理解できる。
授業概要
*今日の保健医療福祉行政の基本理念を踏まえ、人々の生活と健康を守り育てていくための現行の保健医療福
祉制度のしくみと、その活用方法を理解する。
*2015年度「保健医療福祉行政論」【講義】で学んだ内容を基盤として、Problem-based Learning(PBL)の
方法を用いて、保健医療福祉行政に関わる具体的な事例を基にグループ学習を行う。主体的に学ぶことの喜び
を味わっていただけたらうれしい。なお2016年度、田上教諭の講義は開講しない。講義部分の成績について
は、昨年度実施分を反映する。
授業準備と復
習
実施回 (曜日)
授業計画
第1回
平成28年04月13日(水)
【演習】オリエンテーションおよび基本概
念の外観
第2回
平成28年04月20日(水)
【演習】グループ学習
担当箇所の調
べ学習
第3回
平成28年04月27日(水)
【演習】グループ学習(学習内容の共有)
担当箇所の調
べ学習
第4回
平成28年05月11日(水)
【演習】グループ学習
担当箇所の調
べ学習
第5回
平成28年05月18日(水)
【演習】グループ学習(学習内容の共有)
担当箇所の調
べ学習
第6回
平成28年05月25日(水)
【演習】グループ学習
担当箇所の調
べ学習
第7回
平成28年06月01日(水)
【演習】グループ学習(学習内容の共有)
担当箇所の調
べ学習
第8回
平成28年06月08日(水)
【演習】グループ学習
担当箇所の調
べ学習
第9回
平成28年06月15日(水)
【演習】グループ学習(学習内容の共有)
担当箇所の調
べ学習
第10回 平成28年06月22日(水)
【演習】グループ学習
担当箇所の調
べ学習
第11回 平成28年06月29日(水)
【演習】グループ学習(学習内容の共有)
担当箇所の調
べ学習
第12回 平成28年07月06日(水)
【演習】グループ学習
担当箇所の調
べ学習
第13回 平成28年07月13日(水)
【演習】グループ学習(学習内容の共有)
担当箇所の調
べ学習
第14回 平成28年07月20日(水)
【演習】まとめ
学習全体の復
習
【講義】オリエンテーション/わが国の保
健医療福祉の動向
教科書の事前
独習
第15回
田上豊
第16回
田上豊 【講義】社会保障総論
第17回
田上豊
【講義】社会保険制度(1):年金、雇
用、労災
教科書の事前
独習
第18回
田上豊
【講義】社会保険制度(2):年金、雇
用、労災
教科書の事前
独習
第19回
田上豊 【講義】社会保険制度:医療保険制度
教科書の事前
独習
第20回
田上豊 【講義】社会保険制度:医療保険制度
教科書の事前
独習
第21回
田上豊 【講義】社会保険制度:介護保険制度
教科書の事前
独習
第22回
田上豊 【講義】公的扶助
教科書の事前
独習
第23回
田上豊 【講義】社会福祉諸法の理念と施策
教科書の事前
独習
教科書の事前
独習
第24回
田上豊 【講義】社会福祉の施策
教科書の事前
独習
第25回
田上豊 【講義】健康と公衆衛生
教科書の事前
独習
第26回
田上豊 【講義】疫学的方法
教科書の事前
独習
第27回
田上豊 【講義】健康指標
教科書の事前
独習
第28回
田上豊 【講義】保健活動
教科書の事前
独習
第29回
田上豊 【講義】保健医療福祉の行政と関連法規
教科書の事前
独習
履修要件
2015年度「保健医療福祉行政論」【講義】を履修していること。
【演習】最終レポート(15%)、授業への参加度(35%)
(【講義】期末試験(50%)昨年度実施分を反映する)
教科書
【演習】特になし
【講義】清水英祐(監修)看護国試シリーズ みるみる公衆衛生(2015)医学評論社
参考書
国民衛生の動向 厚生統計協会
国民の福祉の動向 厚生統計協会
*授業時間内に随時指示する。
【演習】授業終了後1時間、教員の研究室で。その他必要時メール相談または面談に応じる。面談の際は学内
メールで日時を予約する。
講義コード
1202120
講義名
保健統計学
(副題)
開講責任部署
講義開講時期
前期
講義区分
講義
基準単位数
2
時間
30.00
代表曜日
月曜日
代表時限
5時限
基礎科目
環境と健康
標準履修年次
学部3年
必須/選択
選択
担当教員
職種
氏名
所属
指定なし
◎ 中山 和弘
指定なし
指定なし
米倉 佑貴
指定なし
学習目標
教育目標3「事象への関心を深め、幅広く学問を探求し、批判的思考力を持つ」に関連します。
到達目標
統計的なデータの種類とそのとり方、データの分布のしかた、データとデータの関連の見方、多くの要因から
真犯人を探す多変量解析の基礎について説明できる。
授業概要
ナイチンゲールがなぜ保健医療分野の統計学の祖となったのか、すなわち統計学が健康や医の問題を発見、記
述し、問題を解決する必要性を訴える手段であり、患者や市民のアドボケイトとして必要なことを理解し、人
間の健康や医療という不確実な状況において療、より誰が見ても正しいと思える意思決定をするために、それ
を活用できるようにする。
Web教材による予習復習と講義を中心とし、並行してデータの収集と分析と仮説検証も行う。
実施回 (曜日)
授業計画
第1回
平成28年04月11日(月)
統計学の役割:看護学に不可欠な理由
第2回
平成28年04月18日(月)
データの種類=量的データと質的データ
第3回
平成28年04月25日(月)
データの分布−統計学は偏差=誤差や個人差がいのち
第4回
平成28年05月09日(月)
データとデータの関連の組み合わせ、調査の仮説と質問作成
第5回
平成28年05月16日(月)
統計ソフト(SPSSなど)とその利用方法
第6回
平成28年05月23日(月)
量的データと量的データの関連−回帰直線
第7回
平成28年05月30日(月)
量的データと量的データの関連−相関係数
第8回
平成28年06月06日(月)
量的データと質的データの関連−平均値の差の検定、t検定、
第9回
平成28年06月13日(月)
帰無仮説と検定
第10回 平成28年06月20日(月)
量的データと質的データの関連−ANOVA
第11回 平成28年06月27日(月)
仮説検証と因果関係について考える(1)
第12回 平成28年07月04日(月)
質的データと質的データの関連−クロス表とχ2検定
第13回 平成28年07月11日(月)
仮説検証と因果関係について考える(2)
第14回 平成28年07月18日(月)
多変量解析がなぜ必要か−重回帰分析の基礎
第15回
介入研究と統計学(自己学習)
履修要件
なし
毎回のコミュニケーションシート(50%)と課題レポート(50%)
教科書
講義中に紹介します。
参考書
講義中に紹介します。
前期毎週水曜日 16:00 17:30
5階15研究室