「イースター」とは、救い主イエス・キリストの復活をおぼえるお祝いの時で す。教会では、イエス・キリストの誕生をおぼえるクリスマスと並ぶ大切な 時として、毎年この時期にイースター(イエス・キリストの復活祭)をお祝 いします。今年は以下の日程です。どなたでも自由にご参加いただけます。 4月18日(金)午後7時半より イエス・キリストの十字架の出来事を覚える聖金曜日(イエス・ キリスト受苦日)の礼拝が教会でもたれます。 4月19日(土)午後1時半より イースターエッグをつくろう!たまごに絵をかいたり、きれいな 色をつけて、 「新しいいのち」のシンボルである「イースターエ ッグ」をみんなでつくります(エプロンを持参してください)。 4月20日(日)復活祭(イースター) 「教会学校」は午前9時より 大境公園にて 場所がわからない場合は、8時45分までに教会へ来てくださって 一緒に行きましょう。公園では、礼拝のほか、カード探しやゲームな どをして、楽しく過ごします! 「イースター特別礼拝」は 午前10時半より 教会にて イースターをご一緒にお祝いしましょう。礼拝 後には食事を共にしながらの祝会もあります。 教会 E-mail takenotsukachurch@live.jp 教会ブログ http://takenotsukachurch.wordpress.com/ イースターあれこれ*豆知識* ◆イースターの日付 教会暦の中で、毎年 12 月 25 日と定められているクリスマスとは違い、イースタ ーの日付は年ごとに変わります。古代(初代)教会においては、このイースターの日付 について様々な異見があったようですが、325 年に開かれたニカイア公会議(※現在 私たちが礼拝の中で用いている「ニケヤ信条」の原型がつくられた教会会議でもあり ます)以降は、「春分の日の後にくる最初の満月の次の日曜日」と定められました。 一番早い年は 3 月の終わりに、遅い年で 4 月後半にお祝いされることになります。今 年は 4 月 20 日の日曜日です。 ◆イースター・エッグ イースター・エッグというのは殻をきれいな色で染めたゆで卵です。卵は昔から新 しい生命の甦りを表すものとして用いられていました。一説によると、昔ペルシャ人 が死人を墓に葬るときに卵を入れる習慣があり、それは卵から殻を破ってヒヨコが生 まれるように、やがて死人が墓を破って甦るということを期待したからであったと言 われ、これが、いつの間にかキリスト教に取り入れられて、主イエスが墓から甦られ たシンボルとなったとされます。また他の説によると、昔ヨーロッパで大飢饉が起こ り、食事もやっとのことで、ご馳走なんかとても夢であったとき、母親たちは、せめ てわずかの卵でも子どもたちに食べさせて喜ばせようといろいろ考え、卵に色をぬっ て教会の庭の草むらに隠して、子どもたちに探させたところ、子どもたちは大喜びで 卵を探し求めて楽しんだ―これがイースターエッグの起こりになったのだそうです。 なお卵を染める色に関して、紅色はキリストの血潮を記念し、グリーンは希望をあら わし、金、銀は復活の光輝をあらわすという具合に意味づけもなされているようです。 ◆イースター・リリー(ゆり) ゆりはちょうどイースターの時期に咲く花なので、白いゆり(White Trumpet Lily) をイースター・リリーと呼び、この時期に飾ることが多いようです。またゆりの花は、 その輝くような白、優美な花形、喜ばしく清楚な風情のゆえに、まさしくイースター、 主の復活を飾るにふさわしい花であると言われます。 ◆ウサギ (*イースター・バニーというのは商業向けキャラクター!?) ウサギは春になると、あちこちでその姿が見られます。草の中に隠れたり、またど こからかその姿を表わすということから、復活のシンボルとして用いられるようにな りました。子だくさんであるというのも、その理由の一つのようです。イースター・ バニー(Easter Bunny)というのは、イースター・エッグを運んでくるウサギのキャ ラクターですが、当初はドイツのルーテル教徒から広がったものとも言われ、この慣 習についての最初の記述は 1600 年代後半にさかのぼると言われます。なお、この他 に、繭(まゆ)から羽化する「蝶」なども復活のシンボルとして用いられます。
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