専 門 日本 語教 育研 究 第6号2004 論文 日本薬 学会要 旨集 にみる専 門 日本語語彙の特徴 鎌田倫子,古 本裕子,笹 原幸子,要 門美規 専門 日本語の基礎研究 として、日本 薬学会2003要 旨集の要 旨3670か らランダムに120を 抜 き出し、すべての動詞 を抽 出、語種 や活用形、補語、使用頻度な どを調査 し、動詞の頻度順 リス トを作成 した。薬学会要旨集の語彙には以下の特 徴が見 られた。1)漢語動詞 と和語動詞が ほぼ半数ずつを占め、漢語動詞 に専門 日本語の語彙が多い。2)動詞 では和語動 詞の方が漢語動詞よ り語彙の異な りが少な く、和語動詞 「 行 う」 「 する」 「 用いる」の補 語の中では、動作性の名詞で あ る 「 行 う」の補 語の異な りが最も少ない。3)「する」は格助詞な しで漢語動詞 を作る時に機能動詞 として便 われ 、 「 行 う」はヲ格 をとる場合 に機 能動詞 として使われるという両者 の使い分けが見 られた。また、要旨集の語彙 には改まった 形 を好む特徴が あり、同じ意味でも 「 使う」 より 「 用いる」を、否定形では 「 ないで」よ り 「 ず」を、ヲ格 をとる機能 動詞 としては 「 す る」より「 行 う」を多用する。専門 日本語の語彙の指導方法 として 、まず、語彙の異な りの少ない和語動 詞 を教え、次 いで漢語動詞 、そ して補 語となる名詞を頻 度順に教 える頻度 順の指導法 を提案する。 キー ワー ド:専 1.は 門 日本語 日本薬学会 要旨集 頻度順語彙 リス ト 漢語 じめ に (松木19903))で 混種語 機能動詞 あ り、 異形 態 を持 つ もの も多 く、 複 合辞 先行研究(村岡他2003のなど)で、薬 学系留学生の 日本語 の 認 定 と複 合 辞 陸に 関 して議 論 が 必 要 で ある 。 また 、 採集 使用 率が高い ことが指摘 されて いる。富山医科薬科大学で 資 料 が 、学 会 の 要 旨集 とい う特 殊 な 分 野 な の で 、複 合 辞 と も薬学部の留学生は、医学部 と比べて専 門 日本語教育の必 して の 典型 的 な用 法 を持 た な い も の も あ る。 したが って 、 要 性が高い。そ こで 、2003年 日本薬学会の要旨集 を基 に、 複 合 辞 の分 析 は別稿 に譲 り、本 稿 で は以 後 の 分析 を本 来 の 薬学系の専門 日本語教育 のために必要 となる語彙 リス トを 動 詞 と して の用 法 に絞 る こ とにす る。 作成 し、そ こで見出された語彙 に どのよ うな特徴があるか 文 章 中か ら取 り出 した動 詞 は 、語 尾 変 化(否 定 形 、 受 け 身形 、一 て い る等)を 取 り、す べ て終 止 形 の 形 で 、 見 出 し を検討する。 語 をつ けて 分類 した 。 「 保存 栽 培 す る」 「 高 濃 度 単 回 作用 す 2.調 査方法 る」と い うよ う に、「 す る」の前 の 部分 が 漢 語 の2形 態 素以 2003年 度 春 の薬 学 会 の 要 旨集 を資料 として 、3670の要 旨 上 の ものは 、 後 ろ の1形 態 素 に 「 す る 」 をつ けた もの を見 か ら無 作 為 に120を 抽 出 し原 資 料 と した。 日本 薬 学 会 は、 出 し語 とした 。この 場 合は 「 栽 培す る」「 作用 す る」とな る 。 医 療 学 、生化 学、 生 物 物 理 、薬 剤 工 学 な ど、 生 物学 系 か ら 「グ ラ フ化 す る」 「 固定 化 す る 」な ど は 「∼ 化 す る」 を見 出 工 学 系 まで 幅広 い領 域 を もつ学 会 で あ る。 抽 出 に あた って し語 と した。和 語動 詞 が 二つ 繋 が った 「 見 出す 」「 組 み込 む」 は、 学 会で 発表 され て い るすべ て の分 野 を対 象 として い る な ど の複合 動 詞 は 、 全体 と して語 数が 少 な か っ たた め、 複 ので 、 分野 の 片寄 りは少 な い 。 合 した 形 で見 出 し語 とした 。 文 を 理解 す る上 で 、主 要 部 で あ る述 語 、主 と して動 詞 の 意 味 が わか る こ とが 必 須 で ある と考 え、 まず 、 動詞 と動 詞 「 書 か れ て い る」 の 「 て い る 」、 「 て お く」 「 て しま う」な どは補 助動 詞 と考 え 、 ここで の 分 析 の対 象 と しな い 。 由来 の 複合 辞 を抽 出 した。 助 詞 に動 詞 が つ い た形 の うち 、 「にお いて 」 「につ いて 」 等 の 中 に含 まれ る 「 お く」 「 つ く」等 は動 詞 で あ るが 、動 詞 と して の働 き を失 い 、全 体 と して 助詞 に相 当す る意 味 を表 して い る複 合 辞 で ある。'本調 査 で は特 に数 が多 か った5種 9形 態677例 を複 合辞 と認 めた 。 これ らは 、動 詞 ・形 容詞 の よ うなrr詞 』 を含 む複 合 辞 」 (表1)動 詞 の種 類 3.全 体 結 果 と考 察 3.1.概 を と る 「エ チ ル エ ス テ ル 化 」 「デ ー タ ベ ー ス 化 」な どが 観 15語 今 回 、 要 旨 集 か ら採 集 した 語 数 は 、3778で あ るが 、 あ っ た 。 こ の 他 に は 「カ タ カ ナ 語+す る」、 例 え ば 「デ ザ イ ンす る」 「ス ク リー ニ ン グ す る 」等 の 形 が あ そ こ か ら複 合 辞 を 除 き 、 動 詞 と して 分 析 さ れ た の は る。 「ア ル フ ァベ ッ ト+す る 」 は 「Immunoblottingす 3101語 で あ る(表1)。 る」 が1語 延 べ 語 数 で 、動 詞 は 、 「 用 い る」 な どの 和 語 系 の 動 詞48.3%と 、漢 語 を 中心 とす る 名 詞 に 「す る 」 が つ い た 「す る 動 詞 」51.7%、 に二 分 さ れ る。 「 す る動 詞 」 は 、 「 す る」 の 前に 名詞が 直接つ いて い る も の で 、例 え ば 「検 討 す る 」 「 テ ス トす る 」な ど で あ り、 前 件 の 名 詞 は 漢 語 ば か り で は な い 。 「 す る動詞 」 は 、活 用 が 主 に サ 行 変 格 活 用 注1、 日本 語 教 育 で い う3 だ け あ っ た 。 カ タ カ ナ に 「す る 」 が つ い た 形 は 「プ レイ ンキ ュ ベ ー シ ョ ンす る 」「オ プ ソ ニ ン化 す る」 な ど非 常 に専 門 化 して お り、 専 門 家 以 外 に は 全 く 意 味 が 分 か らな い 語 が 多 い 。 末 尾 の[資 料1]に 、漢 語 動 詞 で 度 数10以 上 の動詞 を 頻 度 順 に 挙 げ 、 各 動 詞 が 『日本 語 能 力試 験 出 題 基 準 』 (国 際 交 流 基 金20022))(以 下 「日本 語 能 力 基 準 」 と グル ー プ の 動 詞 と な る も の で あ る 。 略 す)の 3.2.「 含 ま れ な い も の は 、 級 外 と した 。 こ の 資 料 で は 、 使 用 す る動 詞」 「す る動 詞 」 は 延 べ 語 数1603で 何 級 の語 彙 か を 表 示 し た 。1級 まで の語彙 に 動 詞 全 体 の51.7% 頻度 の 多い漢語 動 詞 は、「 検 討す る」「 測 定す る」「 報告 を 占 め て い る 。そ の 前 件 の 名 詞 の 語 種 の 内 訳 を(表2) す る」「 示 唆 す る 」な ど で あ る 。薬 学 に 限 らず 理 科 系 の に示 し た 。 「 す る動 詞 」 の96.1%が 専 門 日本 語 で よ く使 用 さ れ る と 思 わ れ る 動 詞 が 多 い 。 「漢 語 」 に 「 す る」 が つ い た も の で あ る 。 「検 討 す る 」 や 、 「 測定 す る」 の よ う に2字 の漢字 熟語 に 「 す る 」 が つ い た も の と、1 字 の 漢 字 に 「す る 」 が つ い た も の 、 例 え ば 「有 す る」、 「 介 す る 」 な どで 、 これ ら を漢 語 動 詞 と呼 ぶ 。 この 表 の 中 で 、 薬 学 とそ の 近 接 領 域 に 特 徴 的 な 動 詞 と考 え られ る の は 、「投 与 す る 」「調 製 す る 」「 単 離す る」 「 培 養 す る 」 な ど が 挙 げ られ る 。 度 数 の 少 な い も の ま で 観 察 す る と 、 例 え ば 「産 生 す よう る 」 や 「静 注 す る 」 な ど薬 学 を専 門 と しな い も の に は な も の が あ る 。本 研 究 で は 、「化 す る 」 と い う見 出 し語 意 味 が 分 か らな い 単 語 も い くつ か あ るが 、 多 くは 中 間 を 設 け 、39語 の 「化 す る」 動 詞 を 検 出 し た 。 「 化 す る」 動 詞(加 動 詞 に は、前 件 に漢語 を とる 「 安定 化 」 「 体 系化 」 「 臭 さ れ る動 詞 」 で あ る 可 能 性 が 高 い 。 漢 語 動 詞 の ほ か に 「す る動 詞 」 に は 、(表2)の 素 化 」 な ど の漢 語 が24語 (表2)「 、 また、 カタカ ナ語 す る動 詞 」 の 種 類 納19901))、 つまり 「 専 門 に共 通 す る と み な 漢 語 動 詞 を 日本 語 能 力 基 準 に 照 ら し て 見 る と難 し い も の が 多 い(表3)。 検 定 の基 準 外 の動 詞 が 約3分 あ り、 これ ら と1級 の動 詞 を 合 わ せ る と、58.4%と 分 以 上 を 占 め る。 一 方 、4級 た 漢 語 動 詞 は 、 度 数1の の1 半 の動詞 は 一つ もない。 ま 動 詞 が155と 、 異 な り語 数 が 多 い の も 特 徴 で あ る。 3.3.和 語動 詞 和 語 動 詞 の 延 べ 語 数 は1498、 異 な り語 数164で た 。和 語 動 詞 の 出 現 度 数 が10以 あっ 上 の 動 詞 と そ の 日本 語 能 力 基 準 か らみ た 級 を 末 尾 の 参 考 資 料 に 示 す 。 (3)漢 語 動 詞 ・和 語 動 詞 の レベ ル 異 な り語 数 が 少 な い の が 和 語 動 詞 の 大 き な 特 徴 で あ る 。 和 語 動 詞 と漢 語 動 詞 はそ れ ぞ れ が 動 詞 の ほ ぼ 半 分 を 占 め て い た が 、 出 現 度 数 が1と い う動 詞 は 、 漢 語 動 一 つ で あ る こ と を示 し た 。 村 岡 ら(19976)P.64)は 農 学 系8学 論 文 の 語 彙 を調 査 し 、 頻 度10以 術 雑 誌 の 日本 語 上 の動詞 を挙 げて い る。 と少 な い 。 「収 穫 末 尾 の 資 料 で 、 村 岡 ら(前 述6)〉 の 表 に載 っ て い な い を す る」「目 的 とす る 」の よ う に 格 助 詞 を伴 う補 語 を も 動 詞 に × をつ け た 。 調 査 の 基 に な っ た 資 料 の 種 類 、 規 つ 「す る 」 を は じ め と し て 、 「 行 う」 「 用 い る 」 な ど限 模 や 方 法 に 違 い が あ る の で 、単 純 に 比 較 は で き な い が 、 られ た 語 の 出現 度 数 が 非 常 に 多 い こ とが わ か る。 × が つ い て い る動 詞 は 、 農 学 系 の頻 出 動 詞 と は 違 う と 詞 の155語 に対 し 、 和 語 動 詞 は84語 和 語 動 詞 の も う一 つ の 特 徴 と し て 、漢 語 動 詞 に 比 べ 、 い う こ とが 分 か る 。 本 研 究 で 抽 出 さ れ た 漢 語 動 詞 の 中 日本 語 初 級 か ら登 場 す る よ うな 易 し い動 詞 が 多 い こ と で 、 例 え ば 上 位 か ら 「調 製 す る 」 「 発 現す る」 「 検 出す も 挙 げ られ る 。4級 る」 「 介す る」「 解 析 す る」 「 単 離 す る 」な ど は 、 日本 語 88.4%が2級 の 動 詞 が33.1%を 占 め て お り、 まで の動詞 で あ る。検定 基準 の級外 に分 能 力 基 準 の 級 外 で あ り 、農 学 系 の 論 文 の 頻 度10以 上に 類 され た もの は、複 合動 詞 の類 の他 には数 語 で ある。 も 入 っ て い な い 。 これ らは 、 薬 学 系 の 要 旨 集 に 特 徴 的 ま た 、 薬 学 で しか 使 わ な い専 門 的 な 動 詞 は 見 あ た らな な 動 詞 で あ る可 能 性 が あ る。 加 納(前 い。 特 定 の 分 野 で しか 使 用 さ れ な い よ うな 特 殊 な 動 詞 の み 3.4.動 詞 の 頻 度 順 リス トの 有 効 性 と 限 界 をr専 述1))は 、 「あ る 門動 詞 』 と 呼 ぶ 」 と して い る 。 上 記 の 動 詞 が 本 末 尾 に挙 げた動詞 の リス トは薬 学 を専 門 とす る留学 当 に 薬 学 の 分 野 で しか 使 わ れ な い の か 、 確 信 を持 つ ま 生 に、専 門 日本語 を教 え る際 に、 どの よ うな動詞 を先 で に は 至 らな い。 ま た 、 い か に も薬 学 専 門 と 思 わ れ た に教 え るべ きか 、 どの動 詞 を重点 的 に教 え るべ きか と 「投 与 す る 」「 培 養 す る」は 農 学 で も使 用 さ れ る語 彙 で い う基準 の一 つ を示 して いる。特 に 『日本語 能 力試 験 あ る こ とが わ か っ た 。 ど れ が 中 間 動 詞 、専 門 動 詞 で あ 出題 基 準』 の級外 とな って い るが、頻度 の高 い動 詞 を る か は 、 さ らに調 査 や 検 討 を 重 ね な けれ ば な らな い 。 明 らか にして いる点 が有 効 で ある。 また 、漢語 動詞 と和語 動詞 は 、出現 す る仕方 がか な り異な って い る点 が明 らか にな った。 漢語 動詞 は異 な り語 数 も多 い上 に難 しい。漢 語動 詞 を どのよ うに教 育 す るか が専 門 日本 語 教 育 に とって、重 要 なポ イ ン トの 4,活 4,1.た 用形 形 、 る形 、否 定形 今 回 調 査 対 象 と した 動 詞 述 語 類 全 体 の 数 は 、3101で あ っ た 。 そ れ ら の 中 で は 、 「た 形 」 が1185(38.2%)、 「る 形 」 が1061(34.2%)で あった 。 文 末 が 動 詞 述 語 類 の も の911の が 多か った。 うち 「 解 析 し た 」「認 め られ た」「使 わ れ て い た 」等 の 「た 形 」が662(72.6%) で あ り、 「 示 す」 「 考 え る」 「 見 られ る」 「 行 な って い る」 同様 に使 役形 で現 れ る ことが多 いのは 、 「 作用 す る」 「 反応 す る」な どで 、50%を 超 えて いた 。 このよ う に、動詞 に は受 け身 形や使 役 形 で使わ れ る あった。 内容が 学 会 ことが 多 い もの もあ り、 専門 日本 語 で は受 け身形 が 多 誌 の 要 旨 で あ る だ け に 、文 体 も簡 潔 で 、 推 量 な ど の文 い とい う点 を確認 す る と とも に、 どの よ うな 動詞 が 受 末 表 現 が 少 な い と い う特 徴 が 見 うけ られ た 。 ま た 、 否 け身 にな りや す いかが 明 らか にな っ た。動 詞 を指 導す 定 形 の 数 も 少 な か っ た 。 動 詞 の 文 中 の否 定 形 に 「 ない る際 には、 よ く使 われ る活用 形 での指 導が 有 効で ある で」 と 「 ず ・られ ず 」 が あ る が 、 「な い で 」 が1件 と考 え られ る。 等 の 「る 形 」 が203(22.0%)で る の に対 し、 「 ず ・られ ず 」 は14件 であ と、文語 で 、 よ り 改 ま っ た 形 の 「ず 」 の 方 が 使 用 頻 度 が 高 か っ た 。 村 岡(20015))で は 、 農 学 系 日本 語 論 文 に お け る 高 頻 度 動 詞 と し て 「示 した 」「な っ た 」が あ げ られ て い る。 本 調 査 、 薬 学 会 の 要 旨集 で は 、 「 行 った」 「 検 討 した」 「用 い た 」 が 高 頻 度 で あ っ た 。 同様 に 「る 形 」 の 高 頻 度 で現 れ る動詞 は 「 有 す る 」 「あ る」 「 す る 」「な る 」 「 示 す」 「 報告 す る」 等 で あった 。 中心 とした簡潔 な文 体 が多 く、否定 には改 まった形 の 「ず 」 を多 用 す る と い う特 徴 が 認 め られ た 。 け身形 、 使役 形 加 納(前 述1))に は 、「 使 用 頻 度 の 高 い文 型 を 見 て 、 比 べ て 受 身 や 使 役 が か な り多 く使 わ れ て い る こ と で 度上 位の和 語動 詞 の 補語 和 語 動 詞 に つ い て は 、3節 で 異 な り語 数 が 少 な く、 専 門 分 野 に 限 らず 一 般 的 に も よ く使 わ れ る 動 詞 が 多 い こ と を み た 。中 で も 上位3語 「 行 う」(174語11.6%)、 は 、「 す る 」(217語14.5%)、 「 用 い る 」(168語11 語 動 詞 の37.3%を .2%)と 高 、全 体 の18.0%、 和 占 め て い る 。今 回 、動 詞 を 中 心 に 指 導 の た め の 語 彙 リ ス トを 作 る に あた り、 こ の 非 常 に使 用 頻 度 の 高 い動 詞 に つ い て 補 語 とな る 名 詞 を 調 べ 、 動 を 使 っ た文 の 意 味 が わ か れ ば 、 わ ず か3語 20%の で全体 の約 文 の 意 味 が わ か る か らで あ る 。 資 料 か ら動 詞 の 必 須 補 語 を1つ 採 った。 「 行 う」 「 用 い る」で は ヲ 格 補 語 、 「す る 」で は 前 件 名 詞 を と る ヲ格 あ る 。」 と あ る 。 今 回 の 調 査 で 、 受 身 形 注2は 動詞述語 類全体 の 占 め た 。 受 け 身 形 で 使 わ れ る割 合 が 高 い 動 詞 は 「知 る 」 の90.9%を 5.1.頻 詞 以 外 の語 彙 の 傾 向 を 探 る こ と に し た 。 こ れ らの 動 詞 専 門 日本 語 に特 徴 的 だ と思 わ れ る の は 、 一 般 日本 語 に 16.8%を 語 動詞 の補 語 い 頻 度 を示 し 、3語 合 計 で559件 学 会 の 要 旨 と い う文 形 態 で は 、 「る 形 」 「 た形 」 を 4.2.受 5.和 筆頭 に、 「 見 る 」 「考 え る」 「 示 唆 す る」 「 認 め る 」 な ど5語 ま で 、 使 用 度 数 の80%以 上 が 受 身 形 で使 わ れ て い た 。 思 考 や 認 め に 関 わ る 動 詞 補 語 は1例 の み で あ っ た の で 、 他 は ニ 格 か ト格 の補 語 を 採 っ た 注3。次 に 、漢 語 動 詞 の 前 件 名 詞 の 場 合 と 同様 、 最 終 形 態 素1つ を 見 出 し語 と し全 体 の 構 成 か ら語 種 を 判 定 した 。 例 え ば 「半 経 験 的MO計 算 を 」 は 「計 算 」 を 見 出 し語 と して 混 種 語 注4に 分 類 し 、 「 培養 細 胞 を」 は 「 細 胞 」 を 見 出 し語 と して 漢 語 に 分 類 した 。 (表4)動 詞 の活 用形 の頻度 補 語 の 語 種 を(表5)に (82,8%)が 示 した。 「 行 う」 が 最 も漢 語 多 く混 種 語(13.2%)が 最 も混 種 語(57.1%)が 少 な く、 「 用 い る 」が 多 く漢 語(19.6%)が 少 な い 。「 行 う」 「 す る」 「 用 い る 」 の 順 で 、 次 第 に混 種 語 の割 合 が 高 くな る 。 ま た 、 異 な り語 数 も 「 行 う 」 が174中66 で 最 も少 な く 、 「 用 い る 」は168中134と 、総 数 は 最 少 で あ る が 異 な り語 数 は 最 多 と な り、 語 彙 の 異 な りが 大 き い 。全 動 詞 の 中 で 「 使 う 」 は3件 で あ る の に 、 「用 い る」 は168件 と多 い ことも、専 門 日本 語 の改 ま った形 木(前 を好 む特徴 をよ く表 して いる。 は 、・・動 作 性 の 名 詞 と む す び つ い て 文 法 的 な は た ら き カ タカ ナ語 は 「 ク ロ ラー ル」 「 ウエ スタ ン ブロ ッ ト」 述?))も 「『す る 』 の よ う な 典 型 的 な 機 能 動 詞 を す る た め の 動 詞 と し て も と も と あ る ・ ・」(p220) な ど、 英語 名そ の まま の極 めて専 門的 な語 か、「 マ ウス」 と 、「す る 」と い う動 詞 の 本 質 を 動 詞 化 す る 機 能 と し た 。 「 モ デ ル」等 の易 しい外 来語 で指導 の対 象 とな らな い しか し 、 詳 細 に み る と 「 す る」 にも本 来 の実 質動 詞 と ものが 多 い。混種 語 に は 「 ガ ス ク ロマ トグ ラフ熱 分解 し て の 意 味 が あ る 。 そ れ は 「AをBに/と 同位 体 比質 量分 析計 」(11形 態素)を 最長 に 、「 マ ウス う文 型 に よ る 「変 化 を も た らす 」 と い う 意 味 で あ り、 上 頚神 経節 初代 培養 細 胞」「 試 験管 内 カスパ ー ゼ活性 化 用 例 の 中 に は こ う した 実 質 的 な 意 味 を 感 じ る 場 合 が 多 反 応 」と長 い ものが 多 い。漢 語 は最長 で も 「 大脳 皮質一 か った。 線 条体 冠状 切 片」(6形 態 素)と 、混種 語 ほ ど長 くはな す る」 と い 3種 の和 語 動 詞 が 機 能 動 詞 か 実 質 名 詞 か を 見 る た め いが 、使用 頻 度が 高 く、混種 語 の中 にも漢語 が多 く含 に 、補 語 の 格 助 詞 を 除 き 、 直 接 「 す る」 を つ け て 「す まれ て いる ので 、混種 語 の理解 のため に も漢 語 の理解 る動 詞 」 に な るか を 調 べ た 。例 え ば 、 「 解 析 を行 う 」 は 「 解 析 す る」 が 可 能 な の で 「 解 析」 は動 作 性 名詞 とさ が重 要 とな る。 特 に、「 行 う」の補 語 で は、2形 態素 の漢語 で あ って れ るが 、「 参 考 に す る 」で は 「 参 考す る」はで きな いの も 「 定 量的構 造活 性 相 関の考 察」 の よ うに長 い漢 語 に で 、「 参 考 」は動 作 性 名 詞 で は な い と 判 断 さ れ る 。(表 よ り修 飾 された り、「 結合 反応 速度 定数 お よび解 離反 応 6)の 速 度定 数 の算定 」 の よ うに、長 い修飾語 付 き補 語が2 あ り、ほ ぼ 動 作 性 名 詞 しか 来 な い の で 、 「 行 う 」は 機 能 つ並 列 された りす る複 雑な構 造 を とる ものが 多 く見 ら 動 詞 で あ る と判 断 さ れ る 。 そ れ に 対 して 、 ト ・ニ 格 の れた 。即 ち 、専 門 日本語 では 、補語 の理解 には漢語 の 補 語 を とる 「 す る 」 は 補 語 に お け る動 作 性 名 詞 の 割 合 指導 が極 めて 重 要で あ る ことが確認 され た。 が6.5%と 5,2.「 す る 」 「行 う 」 「用 い る 」 の 比 較 近 い 値 を と る の で 、「 行 う 」の よ う な 機 能 動 詞 とは 考 え 村 木(1991?))に よる と、 「 す る動詞 」 の 「 す る」 よ うに、「 行 う 」 の 前 件 は94.8%が 動 作 性 名詞 で 低 く、実 質 名 詞 で あ る 「 用 い る 」 の3.6%に られ な い 。 は、実 質的 な意 味 を前件 の名 詞 に あず けて 、 みずか ら 即 ち、格助 詞 の付か な い 「 す る動 詞 」 の 「す る 」 と は文 法的な 機能 の み を果 たす 機能 動詞 の典 型 であ る と 異 な り、 補 語 に 格 助 詞 を と る用 法 で は 「 す る」 は機能 い う。村木(前 述7))は 、名詞 を形 態的 に動詞 化す る 動 詞 で は な く 、 実 質 動 詞 で あ る と考 え られ る 。 のみ で実質 的 な意 味 のほ とん どな い機能動 詞 が 「 す る」 本 稿 で は 、 ト格 を と る 「と して 」 を 「 す る」 の 中で に限 らな い こと、 また、そ う した機 能動詞 によ る文 が 分 析 し た 。 森 田 ・松 木(19898))で 日本 語 には非 常 に多 い こ とを示 した。 態 ・視 点 を示 す 」 と さ れ たrNと して」 の独 自の意味 の うち 、 人 を 表 す 名 詞 を とっ て 「 資 格 ・立 場 」 を 表 す 実質 的な 意味 が希 薄な 「 す る」 「 行 う」は、格助 詞 に よる補語 を とる場合 にも、機 能動 詞 と思わ れ る。村 「 資 格 ・立 場 ・状 「小 説 家 と して 」 「 女 と して 」の よ うな 典 型 的 で 独 自 な 用 法 は 、 薬 学 会 の 要 旨 集 の 用 例 に は 見 られ な か っ た 。 (表5)和 語動 詞3種 の補語 の語種 「目 的 と し て 」 「 対 象 と して 」の よ う に 抽 象 名 詞 を と り 「状 態 ・視 点 」 を表 す も の は 見 られ た が 、 「開 発 (表6)和 語動 詞3種 の補語 の動作 性 す る こ と を 目的 と して 」 「 大 学 生 を対 象 と して 」の よ う に ヲ 格 を も つ 例 が 多 く 、「AをBに/と す る 」と い う 語彙 の特徴 と指 導 の指 針 が見 えて きた 。 1)動 詞 は和語 動詞 と漢語 動 詞が ほ ぼ半 数 ずつ を 占 形 態 に 当 て は ま り、 「変 化 を も た らす 」 と い う 「 す る」 め、漢語 動詞 には専 門的 な語 彙 が多 く見 られ るが 、和 の 実 質 的 な 意 味 を も つ と 解 釈 で き る 場 合 が 多 い 。ま た 、 語 動 詞 は比較 的や さしい語 彙が 多か った。2)動 同 じ前 件 名 詞 は和 語動 詞 の方が 漢語 動詞 よ り語 彙 の 異な りが 少 な く、 「目 的 」 を と る 場 合 に も 、 「目 的 と して 」 以 外 に 「目的 と し 、」 「目的 と した 研 究 」 「目 的 とす る 。」 詞で 「 行 う」 「 す る」 「 用 いる」 の補語 の 中では 、動 作性 の 「目的 と し て い る 。」と 、異 形 態 も文 中 で の 位 置 も 多 様 名詞 で ある 「 行 う」 の補 語 の異 な りが最 も少 な い。 和 に 現 れ る 。 複 合 辞 と して の 独 自 の意 味 の典 型 的 な も の 語 動 詞 の補 語 とな る名詞 には、動 作 性 名詞 と通 常 の名 が 見 られ ず 、「Nと して 」と い う形 態 の 固着 に も問 題 が 詞 が ある。動 作性 名詞 に は漢 語 が多 く異 な り語 数が 少 あ る こ と か ら、 「と し て 」 を複 合 辞 で は な く、動 詞 と し な いが 、通 常 の名詞 は混 種語 が多 く語 彙 の異 な りが 大 て 分析 した。 き い。 専 門 日本 語 の語彙 には漢語 が 多 い ばか りでな く、 補 語 の 分 析 か ら、 「 行 う」 「 す る」 「 用 い る 」 は 、動 詞 混 種語 にも漢語 が多 く含 まれ る ので漢 語 の理 解が 指 導 と し て 、か な り異 な る性 質 を 持 つ こ と が わ か っ た 。 「 行 上 、重 要 とな る。3)「 す る」は格 助詞 な しで漢語 動詞 う」 は 「 す る 動 詞 」 を作 る 「 す る」 と 同様 の機 能 動 詞 を作 る時 に機 能 動詞 として使 われ 、「 行 う」は ヲ格 を と で あ り、 補 語 は 動 作 性 名 詞 で 、 漢 語 の 割 合 が 高 く 、語 る場合 に機能 動詞 と して使 わ れ る とい う両 者 の使 い分 彙 の 異 な りが 最 小 とな る 。 そ れ に 対 して 「 用 いる」 は けが見 られ た。 また 、専 門 日本 語 に は改 ま った形 を好 実 質 名 詞 で あ り、 混 種 語 の割 合 が 高 く、 補 語 の 異 な り む 特徴 が あ り、 同 じ意 味 で も 「 使 う」 よ り 「 用 い る」 が 、3種 を、否定 形 も 「 な いで 」 よ り 「 ず」 を、 ヲ格 を とる機 の 中 で 最 も大 き い。 補 語 に格 助 詞 を と る 「す る 」 は 、 動 作 性 名 詞 の 割 合 が 低 い こ と か ら、 この 場 合 は 実 質 名 詞 で あ る が 、 混 種 語 の 割 合 も語 彙 の 異 な り も 「用 い る 」 に 近 い 。 能動 詞 として は 「 す る」よ り「 行 う」を多用 す る。 以 上 よ り、効 率 的な専 門語 彙 教育 の ため に 、使用 頻 度 の高 い語 彙か ら導入す る とい う方 法 を提案 す る。 以 上 の 結 果 か ら、 補 語 に格 助 詞 の な い 場 合 は 名 詞 に 使用 頻度 によ る語 彙指 導 には 、以下 の指 導順 が考 え 直 接 つ く こ とが で き る 機 能 動 詞 の 「 す る」を使 って 「解 られ る。 まず 、語 彙 の異 な りが少 な く、文 の骨格 とな 析 す る 」 な ど の 「す る 動 詞 」 を 作 る が 、 ヲ 格 補 語 を と る動詞 か ら導入 す る。最 初 に、異 な り語 数が 少 な く一 る 場 合 に は 「解 析 を す る 」で は な く、「解 析 を行 う」と、 般的 で、専 門語彙 以前 と考 え られる和 語動 詞 、 次 いで よ り改 ま っ た 形 の 「 行 う」が 使 わ れ る こ とが わ か っ た 。 漢 語動 詞 を頻度順 に導入 す る。 さ らに、和 語 動詞 の主 ヲ格 補 語 を と る機 能 動 詞 と して の 「 す る」 は 「収 穫 を な ものの補語 とな る名詞 を頻 度 の高 い順 に導 入す る。 す る 」 の1例 の み で あ る が 、 動 作 性 名 詞 を と る機 能 動 専 門 日本語 の語 彙教 育 を和語 動詞 、漢語 動 詞 、補語 も あるの を見 る と、改 まった 形 とな る名詞 の頻度 順 にす る一 つ の方 法 が示 唆 され た 。 を 好 む 専 門 日本 語 の 特 徴 が 、 機 能 動 詞 の 使 い 分 け に も そ のた め には、末 尾参 考資 料 の漢語 動詞 、和語 動 詞 、 顕 著 に現 れ て い る こ とが わ か る 。 和語 動詞 の補 語 の頻度 順語 彙 リス トが参 考 にな るだ ろ 詞の 「 行 う」 は165例 う。 6.語 彙 の 特 徴 と指 導 の 指 針 今 回 の調 査 で、専 門 日本語 を抽 出す るた め の基 礎 と 薬 学会要 旨集 の資料 か ら、専 門 日本語 の語 彙 の抽 出 な る語 彙 リス トが い くつか作 成 され た 。今 後 は これ ら を試 みた。 動詞 を 中心 に分 析 し、漢語 動詞 の前件語 や の語 彙 リス トを基 に、 どのよ うに薬 学専 門語 彙 と中 間 使用 頻 度 の高 い和語 動 詞 の補 語 の分析 に進 ん だ。和 語 語 彙 を選別 す るべ きか を考 えて い きた い。 動詞 、 漢語動 詞 の 前件語 、和 語動 詞 の補語 と種 類 ごと に細 か く頻度 を とる方 法で 、一気 に全 て の語 の頻度 を とる とい う手 法 で は見 えな い細部 か ら、専 門 日本 語 の 注 pp,35-64(1990) 2)国 注1漢 語 動詞 の活 用 に は、 「 生 じる 」な ど上 一段 活用 、「課 す 」な ど5段 活用 す る もの もあ る。 際 交 流 基 金:日 本 語 能 力 試 験 出 題 基 準[改 交 流 基 金,凡 3)松 注2用 法が 、受 身か 自発 か 可能 か判 断 しが た い ものも多 か ったた め 、 「れ る ・られ る 」の形 で ま とめ て、 受 身形 訂 版],国 際 人 社(2002) 木 正 恵:複 合 時 の 認 定 基 準 ・尺 度 設 定 の 試 み,早 稲 田 大 学 日本 語 研 究 セ ン タ ー 紀 要,PP.27-52(1990) と して数 え た。 4)村 岡貴 子 他:理 系 分 野 に お け る 留 学 生 の 学 位 論 文 使 用 言 語1専 注3動 作 性 名詞 の ヲ格 補語 以 外 の 場合 、 「AをBに/と 5)村 す る」の文 型 で は、 ヲ格 が しば しば脱落 す るた め、 ト 門 日本 語 教 育 研 究,第5号,pp,55-60(2003) 岡貴 子:農 学 系 日本 語 論 文 に お け る 「 結 果お よび考 察 」 の 文 体― 文 末 表 現 と 文 型 の 分 析 か ら,日 本 語 教 育,108 /ニ 格 の方 を必 須補 語 と して とった。 注4漢 字、 ひ らが な 、カタ カナ 、アル フ ァベ ッ ト、数字 の 号,日 いずれ か2種 以 上 を含 む語 を混種 語 と呼ぶ 。 6)村 本 語 教 育 学 会,pp.89-98(2σ01) 岡貴 子 他:農 学 系8学 術 雑 誌 に お け る 日本 語 論 文 の 語 彙 調 査― 農 学 系 専 門 日本 語 教 育 にお け る 日本 語 語 彙 指 導 を 目指 して―,日 参 考 文献 1)加 納 千恵子:専 門書 を読 むた めの読 解指 導 につ いて,筑 波大 学 留 学生 教 育セ ン ター 日本 語 教育 論集,第6号, The Characteristics Japanese: of the Based Pharmaceutical on 7)村 木 新 次 郎:日 8)森 田 良 行 ・松 木 正 恵:日 つ じ書 房,(1991) 本 語 表 現 文 型,ア of the of the of Japan KAMADA, Tomoko * FURUMOTO, *Toyama Medical & Pharmaceutical 本 語 動 詞 の 諸 相,ひ Vocabulary a Survey Society 本 語 教 育,95号,pp,61-72(1997) ル ク,(1989) Technical Abstracts of the 2003 Yuko SASAHARA, Sachiko YOMON, University 2630 Sugitani Ttoyama , 930-0194 Miki ktomoko@ms.toyama-mpu.ac.jp In order to form a database of Technical Japanese, Pharmaceutical the conjugational authors extracted verbs from 120 abstracts Society of Japan 2003. Then we analyzed the vocabulary of The according to the sort of words, forms, etc. We examined the frequency of words and made frequency lists of verbs and the object nouns of high frequency verbs, etc. The following points were found; 1) Half of the verbs are original Japanese verbs and the other half are Chinese origin verbs. 2) The words vary less in sort according to the following order, Japanese functional verb 'okonau', original verbs (the least), Chinese origin verbs, object nouns of then object nouns of 'suru', 'mochiiru'. 3) 'Suru' with a case marker is an ordinary verb, rather than a functional verb, and `okonau' is used as a functional verb with a case marker. Then the more formal style words, like negation ZUforms, and the verbs 'okonau', 'mochiiru' are used preferably in Technical Japanese. As a conclusion, we propose a new teaching method in which words are introduced according to the frequency order. Keyword Technical Japanese, Abstracts Chinese origin words, of The Pharmaceutical mixed sorts of words, Society of Japan 2003, frequency lists, a functional verb [資料1]漢 語 動 詞 と和 語 動 詞 の 高頻 度 語 [資料2]和 語 動 詞 の補 語 の頻 度 順 リス ト 著者紹介 鎌 田 倫 子:富 山医科薬科大学 日本 語 ・日本 事 情 助 教 授 、ktolnoko@ms.toyama-mpu.ac.jp 日本 語 学(日 古 本 裕 子:金 本 語 文 法)、 日本 語 教 育 沢 大 学 留 学 生 セ ンタ ー 非 常 勤 講 師 、fururu3m@solen.ocn.ne.jp、 日本 語 教 育 、 談 話 研 究 笹 原 幸 子:金 沢 大 学 留 学 生 セ ンタ ー 非 常 勤 講 師 、sachiko_sasa@yahoo.co.jp 日本 語 教 育 、 教 育 方 法 研 究 要 門 美 規:富 山 大 学 留 学 生 セ ンタ ー 非 常 勤 講 師 、youmon@jp.bigplanet.com 日 本 語 学 、 日本 語 教 育
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