平成 24 年 低層住宅の 労働災害発生状況報告書

平成 24 年 低層住宅の
労働災害発生状況報告書
平成 25 年 6 月
はじめに
(一社)住宅生産団体連合会の構成団体の会員企業 655 社から、災害データ及び関係資料を
ご提供いただき、「平成 24 年低層住宅の労働災害発生状況報告書」を発刊することができまし
た。ここにご協力を賜りました各位に深く感謝を申し上げます。
平成 24 年の災害発生の状況は、新築工事 1000 棟当りの災害発生件数は、2.32 件から 2.42
件に増加しましたが、増改築・リフォーム工事と解体工事を加えた全体の 1000 棟当りの災害
件数は 0.98 件から 0.83 件に減少しました。
災害の原因・型別発生状況からは、「墜転落」と「工具(切れこすれ)」によるものが、相変
わらず全体の 70%前後を占める状態が読み取れます。高所作業における安全対策として、足
場からの総合的な墜落・転落災害の防止対策の周知・徹底と工具等の事前点検及び取扱い方法
の安全教育を推進することが必要です。
雇用形態別の災害発生件数では、一人親方と中小事業主の事業主災害が依然として全体の
40%を占めています。住宅建設工事現場での就労形態に鑑み、一人親方や事業主の災害も含め
て分析を続けています。これらの災害の防止対策にあたっては、小規模といえども事業者(親
方)として、労働者とは異なった責任と自覚を持つことが重要です。同時に、元請企業並びに
関係団体のきめ細かな指導と思いやりのある支援が不可欠です。
当連合会では、「災害ゼロ」「危険ゼロ」「安全先取り」の現場の実現を目指して、安全衛生
活動の推進を継続いたします。関係団体並びに会員各位の一層のご理解とご協力を賜りますよ
うお願い申し上げます。
平成 24 年 6 月
一般社団法人
住宅生産団体連合会
工事CS ・ 安全委員会
委員長
吉田
昭夫
工事CS ・ 労務安全管理分科会
主
査
宗像
祐司
1.労働災害発生状況の調査について
(社)住宅生産団体連合会の構成メンバーである下記団体所属の会員企業に対して、休業 4 日以上の
労働災害発生状況について『平成 24 年 1 月~12 月労働災害発生報告書』(27~29頁参照)によりアンケ
ート調査を実施した。
平成 24 年のアンケート報告企業総数は 655 社、過去5 年間(平成 19~23 年)
を含めた団体別報告企業数推移は表1-1の通りである。
表 1-1 アンケート報告企業数推移
所属団体
プレハブ建築協会
日本ツーバイフォー建築協会
日本木造住宅産業協会
全国住宅産業協会
全国中小建築工事業団体連合会
輸入住宅産業協議会
計
平成19年
18社
218社
202社
105社
97社
22社
662社
平成20年
16社
231社
166社
83社
377社
9社
882社
平成21年
18社
201社
202社
90社
109社
6社
626社
平成22年
17社
180社
243社
86社
125社
8社
659社
平成23年
18社
203社
220社
83社
104社
7社
635社
平成24年
17社
266社
257社
62社
47社
6社
655社
団体別・規模別の新築、増改築・リフォーム、解体工事の労災件数は、表1-2の通りである。
表1-2 アンケート全体 団体別、規模別の労働災害発生件数(休業日数4日以上)
平成24年
休業日数4日以上の労災件数
プレハブ建築協会
日本2×4建築協会
団 日本木造住宅産業協会
体
別 全国住宅産業協会
全国中小建築工事業団体連合会
輸入住宅産業協議会
全体
新築工事
増改築・リフォーム工事
解体工事
内訳
1000棟
1000棟
1000棟
1000棟
増改築・
回答社
災害件
当たり 災害件
当たり 災害件
当たり 災害件
当たり
(割合)%
(割合)%
(割合)%
(割合)%
完工棟数 (割合)% 新築件 リフォー 解体工
数
災害件 数
災害件 数
災害件 数
災害件
数
数
ム工事
事
数
数
数
数
件数
655 537,410 100.0 156,148 368,160 13,102
446 100.0
0.83
378 100.0
2.42
56 100.0
0.15
9 100.0
0.69
17
385,331
71.7 69,768 307,679
7,884
197
44.2
0.51
153
40.5
2.19
38
67.9
0.12
5
55.6
0.63
266
64,585
12.0 32,056 30,795
1,734
111
24.9
1.72
98
25.9
3.06
11
19.6
0.36
1
11.1
0.58
257
68,517
12.7 44,453 21,007
3,057
113
25.3
1.65
104
27.5
2.34
7
12.5
0.33
2
22.2
0.65
62
15,760
2.9
7,819
7,773
168
20
4.5
1.27
18
4.8
2.30
0
0.0
0.00
1
11.1
5.95
47
1,407
0.3
416
903
88
1
0.2
0.71
1
0.3
2.40
0
0.0
0.00
0
0.0
0.00
0.3
1,636
6
1,810
3
171
4
0.9
2.21
4
1.1
2.44
0
0.0
0.00
0
0.0
0.00
3000棟以上/年
19
450,282
83.8 105,446 336,680
8,156
299
67.0
0.66
246
65.1
2.33
43
76.8
0.13
8
88.9
0.98
1000~2999棟/年
18
0.51
32,591
6.1 15,610 15,026
1,955
44
9.9
1.35
39
10.3
2.50
4
7.1
0.27
1
11.1
規 500~999棟/年
模 100~499棟/年
別 50~99棟/年
17
12,625
2.3
8,238
3,438
949
22
4.9
1.74
20
5.3
2.43
2
3.6
0.58
0
0.0
0.00
140
29,207
5.4 17,924
9,920
1,363
51
11.4
1.75
47
12.4
2.62
3
5.4
0.30
0
0.0
0.00
103
7,069
1.3
5,212
1,468
389
11
2.5
1.56
9
2.4
1.73
2
3.6
1.36
0
0.0
0.00
49棟以下/年
358
5,636
1.0
3,718
1,628
290
19
4.3
3.37
17
4.5
4.57
2
3.6
1.23
0
0.0
0.00
木造在来軸組
140
31.4
122
32.3
16
28.6
2
22.2
ツーバイフォー
104
23.3
100
26.5
2
3.6
2
22.2
木質プレハブ
34
7.6
34
9.0
0
0.0
0
0.0
7
1.6
7
1.9
0
0.0
0
0.0
131
29.4
101
26.7
26
46.4
4
44.4
5
1.1
4
1.1
1
1.8
0
0.0
13
2.9
9
2.4
3
5.4
1
11.1
工 鉄骨在来
法 鉄骨プレハブ
別 コンクリート在来
コンクリートプレハブ
その他
3
0.7
1
0.3
2
3.6
0
0.0
不明
9
2.0
0
0.0
6
10.7
0
0.0
※全体の 1000 棟当たりの災害件数=
(全体の労働災害件数)
÷
(新築棟数+増改築 ・ リフォーム棟数+解体
工事数)×1000
※工事種別の 1000 棟当たりの災害件数=
(各工事の労働災害件数)
÷
(各工事の棟数)×1000
※規模別の規模は、新築、増改築・リフォーム、解体工事の総和
※全体の災害件数と「新築、増改築・リフォーム、解体の各工事による災害件数の和」との差異は、工事種
不明の発生件数。
−1 −
平成 18 年調査より次年度以降の定点観測を行なう為、各団体の新築完工棟数上位会社(プレハブ建築協
会 3 社、日本ツーバイフォー建築協会 3 社、日本木造住宅産業協会 3 社、全国住宅産業協会 2 社、全国中小
建築工事業団体連合会 2 社、輸入住宅産業協議会 2 社、合計 15 社)の団体別、規模別、新築、増改築 ・ リ
フォーム、解体工事別の労災件数を別途集計した。結果は、表 1 − 3の通りである。
定点観測の全体における千棟当たりの労働災害発生件数については、0.65 と前年(0.67)に比べ若干減少し
た。
表1-3 定点観測( 団体別、規模別の労働災害発生件数(休業日数4日以上 )
平成 24 年
平成24年
全体
新築工事
増改築・リフォーム工事
解体工事
内訳
定点観測/休業日数4日以上の労災
1000棟
1000棟
1000棟
1000棟
増改築・
件数
回答社
災害件
当たり 災害件
当たり 災害件
当たり
当たり 災害件
完工棟数 (割合)% 新築件 リフォー 解体工
(割合)%
(割合)%
(割合)%
(割合)%
数
数
災害件 数
災害件 数
災害件
災害件 数
ム工事 事
数
数
数
数
数
件数
15 284,700 100.0 71,342 208,349 5,009
184 100.0
0.65
153 100.0
2.14
25 100.0
0.12
5 100.0
1.00
プレハブ建築協会
3
236,664
日本2×4建築協会
3
21,954
7.7
3
18,685
6.6 18,535
2
5,426
1.9
4,126
1,300
0
2
1.1
0.37
2
1.3
0.48
0
0.0
0.00
0
0.0 #DIV/0!
2
163
0.1
34
124
5
1
0.5
6.13
1
0.7
29.41
0
0.0
0.00
0
0.0
0.00
0.6
1,634
3
171
4
2.2
2.21
4
2.6
2.45
0
0.0
0.00
0
0.0
0.00
96.2 63,875 206,001
4,107
159
86.4
0.58
131
85.6
2.05
22
88.0
0.11
5
100.0
1.22
2.35
21
13.7
2.97
3
12.0
1.35
0
0.0
0
0.0 #DIV/0!
0
0.0 #DIV/0!
0
0.0
0
0.0
0.00
0
0.0
0.00
0
0.0
0
0.0 #DIV/0!
0
0.0 #DIV/0!
0
0.0
-
0
0.0
0
0.0
-
2
8.0
1
20.0
団 日本木造住宅産業協会
体
別 全国住宅産業協会
全国中小建築工事業団体連合会
83.1 40,603 191,954
4,107
97
52.7
0.41
70
45.8
1.72
22
88.0
0.11
4
80.0
0.97
726
37
20.1
1.69
34
22.2
5.30
3
12.0
0.20
0
0.0
0.00
0
43
23.4
2.30
42
27.5
2.27
0
0.0
0.00
1
6,410 14,818
150
輸入住宅産業協議会
2
1,808
3000棟以上/年
7
273,983
1000~2999棟/年
5
10,192
3.6
7,074
2,221
897
24
13.0
規 500~999棟/年
模
別 100~499棟/年
50~99棟/年
0
0
0.0
0
0
0
0
0.0
2
502
0.2
374
123
5
0
0.0
0
0
0.0
0
0
0
0
0.0
-
49棟以下/年
1
23
0.0
19
4
0
43.48
-
0.00
1
0.5
1
0.7
木造在来軸組
36
19.6
33
21.6
ツーバイフォー
46
25.0
45
29.4
1
4.0
0
0.0
5
2.7
5
3.3
0
0.0
0
0.0
工 木質プレハブ
法 鉄骨在来
別 鉄骨プレハブ
52.63
0.00
20.0 #DIV/0!
0
0.0
0
0.0
0
0.0
0
0.0
94
51.1
69
45.1
21
84.0
4
80.0
コンクリート在来
2
1.1
1
0.7
1
4.0
0
0.0
コンクリートプレハブ
0
0.0
0
0.0
0
0.0
0
0.0
0.00
-
0.00
※全体の災害件数と「新築、増改築・リフォーム、解体の各工事による災害件数の和」との差異は、工事種
不明の発生件数。
平成 23 年
平成23年
休業日数4日以上の労災件数
団
体
別
規
模
別
15
262,620
プレハブ建築協会
3
226,342
86.2
日本2×4建築協会
3
8,797
3.3
6,154
新築工事
(割
合)%
1000棟
当たり 災害件
災害件
数
数
(割
合)%
増改築・リフォーム工事
1000棟
当たり 災害件
災害件
数
数
(割
合)%
解体工事
1000棟
当たり 災害件
災害件
数
数
(割
合)%
1000棟
当たり
災害件
数
100.0
0.67
160
100.0
2.19
13
100.0
0.07
3
100.0
0.46
4,008
86
48.9
0.38
74
46.3
1.66
10
76.9
0.06
2
66.7
0.50
2,500
143
31
17.6
3.52
28
17.5
4.55
2
15.4
0.80
1
33.3
6.99
44,553 177,781
日本木造住宅産業協会
3
20,463
7.8
18,096
120
2,247
46
26.1
2.25
45
28.1
2.49
1
7.7
8.33
0
0.0
0.00
全国住宅産業協会
2
5,403
2.1
3,872
1,531
0
6
3.4
1.11
6
3.8
1.55
0
0.0
0.00
0
0.0
-
全国中小建築工事業団体
連合会
2
309
0.1
18
277
14
0
0.0
0.00
0
0.0
0.00
0
0.0
0.00
0
0.0
0.00
輸入住宅産業協議会
2
1,306
0.5
480
734
92
7
4.0
5.36
7
4.4
14.58
0
0.0
0.00
0
0.0
0.00
3000棟以上/年
1000~2999棟/年
500~999棟/年
100~499棟/年
50~99棟/年
49棟以下/年
木造在来軸組
8
3
2
1
0
1
255,185
5,820
1,306
267
0
42
97.2
2.2
0.5
0.1
0.0
0.0
68,497 180,401
4,178
1,531
480
734
3
252
0
0
15
25
6,287
111
92
12
0
2
159
10
7
0
0
0
46
90.3
5.7
4.0
0.0
0.0
0.0
26.1
0.62
1.72
5.36
0.00
0.00
143
10
7
0
0
0
44
89.4
6.3
4.4
0.0
0.0
0.0
27.5
2.09
2.39
14.58
0.00
13
0
0
0
0
0
1
100.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
7.7
0.07
0.00
0.00
0.00
3
0
0
0
0
0
1
100.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
33.3
0.48
0.00
0.00
0.00
0.0
ツーバイフォー
工
法
別
回答
完工棟数
社数
全体
内訳
増改築・
(割
災害件
新築件 リフォー 解体工
合)%
数
数
ム工事
事
件数
100.0
73,173 182,943
6,504
176
0.00
0.00
38
21.6
36
22.5
2
15.4
0
木質プレハブ
5
2.8
4
2.5
1
7.7
0
0.0
鉄骨在来
1
0.6
0
0.0
0
0.0
1
33.3
33.3
鉄骨プレハブ
78
44.3
68
42.5
9
69.2
1
コンクリート在来
2
1.1
2
1.3
0
0.0
0
0.0
コンクリートプレハブ
6
3.4
6
3.8
0
0.0
0
0.0
−2 −
0.00
2.完工棟数と労働災害発生件数の推移
平成 24 年の調査概要は、対象企業数 655 社、完工棟数(新築)156,148 棟、増改築・リフォーム
368,160 棟、解体工事 13,102 棟、労働災害発生件数 446 件であった。
労働災害発生件数(�2-1)については増改築・リフォーム工事で顕著に増加し、件数全体を押
し上げた。1000 棟当たりの労働災害発生件数(�2-2)については新築工事で 3 年続けて増加
となった。
表2-1
調査企業数・完工棟数・労働災害件数推移
平成18年
調査企業数
新築
完工棟数 増改築・リフォーム
解体
平成19年
平成20年
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
608社
662社
882社
626社
659社
635社
655社
166,895
165,869
174,469
152,824
169,680
157,947
156,148
168,348
148,929
232,307
205,933
208,283
249,844
368,160
8,143
8,197
13,160
12,106
15,100
15,864
13,102
606
562
549
316
414
415
446
災害件数
注)災害件数は休業4日以上の災害で、一人親方、事業主等を含む。
図
2 − 1 労働災害発生件数(絶対数)
�2-1
労働災害発生件数(�対数)
500
500
446
446(3)
450
450
400400
新築工事
415(4)
415
414(5)
414
新築工事
378378
367
367
365
365
増改築・リフォー
ム工事
増改築・リフォーム
350350
工事
300300
解体工事
250
解体工事
250
200
全体
200
合計
150
150
100
100
50
50
33
33
0
11
56
34 10
11
9
10
平成22年
(件)
0
56
34
平成23年
平成24年
9
23 年 )内は不明件数。
平成22 年
平成(
平成24 年
※全体には工事種不明の発生件数を含む。
(件)
図 2 − 2 労働災害発生件数(1000 棟当たり)
�2-2 労働災害発生件数(���� 棟当たり)
3
3
新築工事
2.5
2.5
2
2.15
新築工事
2.42
2.32
2.42
増改築・リフォー
ム工事
2.32
増改築・リ
フォーム工事
2.15
解体工事
2
解体工事
1.5
全体
1.5
1.05
1
0.73
1
(件)
0
1.05
0.63
0.69
0.98
0.69
0.63
0.16
0.16
平成22年
0.14
0.15
0.14
平成24年
平成23年
0.83
0.83
0.73
0.5
0.5
合計
0.98
0.15
0
(件) 1000
※全体の
棟当りの災害件数=
(全体の労働災害件数)
平成22 年
平成 23 年 ÷
平成24 年
(新築棟数+増改築 ・ リフォーム棟数+解体工事数)×1000
※(労働災害件数)÷ (新築棟数+増改築・リフォーム棟数+解体工事数)×1000
−3 −
労働災害発生状況を企業規模別に見るため、アンケート報告企業を年間完工棟数に応じて
表2-2のように分類した。
表2-2 規模別企業数推移
平成19年
平成20年
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
年間完工3000棟以上
14社
18社
16社
18社
18社
19社
1000~2999棟
15社
17社
25社
20社
16社
18社
500~999
22社
19社
13社
19社
16社
17社
100~499
132社
149社
132社
138社
133社
140社
50~99
105社
119社
101社
113社
104社
103社
49棟以下
353社
545社
337社
342社
338社
348社
規模不明・その他
21社
15社
2社
9社
10社
10社
計
662社
882社
626社
659社
635社
655社
※年間完工棟数は、新築、増改築・リフォーム、解体工事の総和
平成 24 年の 1,000 棟当たりの規模別労働災害発生件数を前年・前々年と比較してみると、
図2-3のように 3,000 棟以上および 1,000 ~ 2,999 棟の企業では減少したが、9999 棟以下で
は増加した。特に、49 棟以下の規模では 3.37 で、1.83 ポイント増と大幅な増加となった。
図2-3 規模別労働災害発生件数 (1000 棟当たり)
平成22年
平成23年
平成24年
4.00
3.50
3.37
3.00
2.50
2.00
1.52
1.54
1.56
1.50
1.60
1.75
1.50
1.27
1.74
1.55
1.51
1.65
1.35
0.94
0.75
0.70
1.00
0.86
0.66
0.50
0.00
(件)
49棟以下
50-99棟
100-499棟
500-999棟
1000-2999棟
3000棟以上
※(各棟数エリアの労働災害発生件数)÷〔各棟数エリアの(新築棟数+増改築・リフォーム棟数+
解体工事数)〕×1000
−4 −
表2-3 規模別完工棟数 及び 労働災害発生件数推移
完工棟数
平成22年
平成23年
災害発生件数
平成24年
増改築・
リフォーム
解体工事
工事
新築工事
平成24年
増改築・
平成22年 平成23年
新築工事 リフォーム 解体工事
工事
合計
無記入
合計
年間完工3000棟以上
304,576
344,679
105,446
336,680
8,156
450,282
286
298
246
43
8
2
1000~2999棟
32,391
26,109
15,610
15,026
1,955
32,591
49
43
39
4
1
0
44
500~999
12,226
11,033
8,238
3,438
949
12,625
19
14
20
2
0
0
22
100~499
29,309
28,831
17,924
9,920
1,363
29,207
44
46
47
3
0
1
51
50~99
7,987
7,177
5,212
1,468
389
7,069
6
5
9
2
0
0
11
49棟以下
6,574
5,826
3,718
1,628
290
5,636
10
9
17
2
0
0
19
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
393,063
423,655
156,148
368,160
13,102
537,410
414
415
378
56
9
3
446
規模不明・その他
計
299
※規模分けは、新築、増改築・リフォーム、解体工事の総和
図2−4
規模別完工棟数比率
図2−5
平成22年
平成22年
100‑499棟
7.5%
50‑99棟
2.0%
49棟以下
1.7%
規模別労働災害発生率
50‑99棟
1.4%
100‑499棟
10.6%
500‑999棟
3.1%
49棟以下
2.4%
500‑999棟
4.6%
1000‑2999棟
8.2%
1000‑2999棟
11.8%
3000棟以上
69.1%
3000棟以上
77.5%
平成23年
50‑99棟
1.7% 49棟以下
100‑499棟
1.4%
6.8%
500‑999棟
2.6%
平成23年
50‑99棟 49棟以下
1.2%
2.2%
100‑499棟
11.1%
500‑999棟
3.4%
1000‑2999棟
6.2%
1000‑2999棟
10.4%
3000棟以上
81.4%
平成24年
100‑499棟
5.4%
500‑999棟
2.3%
3000棟以上
71.8%
平成24年
50‑99棟
1.3% 49棟以下
1.0%
50‑99棟
2.5%
49棟以下
4.3%
100‑499棟
11.4%
1000‑2999棟
6.1%
500‑999棟
4.9%
1000‑2999棟
9.9%
3000棟以上
83.9%
3000棟以上
67.0%
−5 −
3.作業分類別労働災害発生状況
平成 24 年も前年に引続き建方、内部造作工事における災害発生比率が高く、両作業の合計
で全体の約 5 割である。その中でも建方作業時の災害発生率が増加傾向であり、安全帯の装
着及び使用は勿論のこと、墜落防護ネットの設置や開口部転落防止措置等の安全設備の充実
をはかる必要がある。内部造作工事では、電動工具や脚立等が使われ潜在的に危険な作業が
多く、また不安全行動に起因する災害が目立つため、電動工具等については定期点検の実施
と現場入場者に対しては災害発生防止教育の充実と共に現場で「不安全行動をしない・させ
ない」よう一人KYの実践の徹底や繰り返しの普及啓発が重要である。
図3.作業分類別労働災害発生状況
解体
5.3
3.6
4.0
基礎
5.1
4.6
4.0
平 成 22年
平 成 23年
平 成 24年
2.9
足場
4.8
5.2
29.0
建方
26.0
31.8
4.3
屋根
6.8
5.4
5.3
4.8
外部造作
2.5
21.3
内部造作
17.8
17.9
8.5
6.5
7.2
外装
3.9
4.1
3.1
内装
4.3
5.5
5.6
設備
外構
加工場
2.2
2.7
1.4
0.5
1.2
0.5
7.3
その他
0.0
(%)
10.6
11.2
5.0
10.0
15.0
20.0
25.0
30.0
35.0
※その他の発生内訳:作業補助、断熱、補修、地盤改良、荷揚げ、地下室型枠工事など
−6−
4.職種分類別労働災害発生状況
職種分類別労働災害発生状況を見ると、例年同様「大工」が一番高く前年から 6.4 ポイント増
加し、49.8%であった。二番目に多い「トビ足場」は減少し 6.7%、
「基礎」が減少したものの 3.6%
と三番目に多くなっている。
「大工」は墜落災害・電動工具災害の防止対策の徹底を、「トビ足場」は手摺先行工法の普及を、
「基礎」の災害防止では重機や機械を使った作業での点検・安全確保の徹底が重要である。
�4.職種分類別労働災害発生状況
51.9
大工
43.4
49.8
5.8
7.7
6.7
トビ足場
基礎
平 成 22年
平 成 23年
平 成 24年
5.1
4.3
3.6
板金
0.7
1.9
1.8
左官
0.7
1.0
1.4
給排水
2.7
2.7
1.8
瓦工
2.2
2.2
2.7
塗装
2.4
2.4
1.8
0.5
現場監督
納材
産廃
5.1
2.2
1.4
1.0
0.7
0.0
0.0
0.0
26.3
28.4
27.6
その他
0.0
10.0
20.0
30.0
(%)
40.0
50.0
60.0
(%)
※その他の発生内訳:外装組み立て、地盤改良、作業補助、断熱工、メンテナンス、
キッチン組み立て、美装、土工など
−7 −
5.原因・型別労働災害発生状況
発生傾向にここ 3 年間大きな変化は無いが、発生比率では「墜転落災害」が徐々に増えてきて
おり 50%に到達した。又、
「工具災害」は約 20%の比率で推移し両項目で全労働災害発生原因の
約 70%を占めている。
墜転落の内訳は「脚立」及び「足場」からの転落が多く発生し全体の約 40%を占めているが、
「梁」からの墜転落災害が増えているのが特徴である。これらは、重篤災害となる可能性が高く、
安全ネット・仮床・安全帯などの防止措置を適正かつ効果的な時期に設置・装着するよう、管理
者が繰り返し指導する必要がある。
「工具災害」は事故事例等からなぜ適正使用が必要か、使用者へ理解させる教育が必要である。
�5.原因・型別労働災害発生状況
46.1
墜転落
48.9
50.0
22.0
21.0
工具(切れ・こすれ)
19.7
4.1
車両系建設機械
2.4
4.0
0.2
激突され
0.5
1.1
平成22年
平成23年
平成24年
0.7
1.0
激突
0.9
5.1
飛来落下
7.5
5.2
9.2
転倒
9.2
8.3
11.6
その他
9.4
10.8
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
※その他の発生内訳:材等に挟まれる、材等の倒れ、熱中症、感電など
−8 −
(%)
(%)
図 5-1 原因・型別労災発生状況(墜転落の内訳)
30.0
平成22年
平成23年
平成24年
24.2
25.0
23.6
21.5
20.0
16.7
16.6
15.7
15.0
17.3
16.8
10.8
13.5
13.8
12.3
12.0
9.4
10.0
9.4
9.4
6.9
8.9
9.9
8.1
6.8
5.8
5.0
3.4
2.5
1.8
1.6
1.3
0.0
(%)
屋根
梁
足場
開口部
ハシゴ
脚立
脚立足場
車荷台
その他
※その他の発生内訳:内部階段、バルコニー・ベランダ、仮設階段、ステージ足場、車の運転台、
玄関ポーチ、壁パネルなど
図 5-2 原因・型別労災発生状況(工具「切れ・こすれ」の内訳)
平成22年
平成23年
平成24年
40.0
35.0
26.4 35.2 35.6
34.1
31.8
30.0
25.3
25.0
21.8
20.9
20.5
20.0
15.0
8.8
10.0
8.8
5.7
3.4
5.7
5.0
2.3
1.1
(%)
4.5
2.3
0.0
0.0
丸鋸
釘打ち機
金槌
1.1
0.0
ノミ
1.1
2.3
0.0 0.0
木材加工機
1.1
0.0
バール
カッター
グラインダー
その他
※その他の発生内訳:卓上丸鋸、溝掘りカッター、ウインチ、瓦上げ機、板金、鉄骨小物など
図 5-3 参考:原因・型別労災発生状況 (車両系建設機械の内訳)
80.0
70.0
70.0
60.0
平成22年
平成23年
平成24年
50.0
40.0
35.3
27.8
30.0
23.5
27.8
23.5
22.2
20.0
20.0
11.1
10.0
0.0
(%)
5.9
0.0
クレーン
ドラグショベル
5.6
0.0 0.0 0.0
0.0
ハンドガイドローラー
ランマー
−9 −
5.9
10.0
5.9
5.6
0.0
ユニック車
トラック
その他
6.休業日数別労働災害発生状況
平成 24 年においては、平成 23 年比で休業日数 91 日以上及び死亡の労働災害発生比率は減少
しており、平成 22 年比でも減少傾向にある。
しかし、休業日数 31 日~死亡の労働災害比率は全体の約 50%と依然高い比率となっており、重
症災害および死亡災害にいたる割合が高い『墜転落災害』や『電動工具災害』ついて、予防対策
を強化するとともに、元請業者・事業主が協力して労働者に災害防止の重要性について常に自覚
を持つように、安全衛生教育の一層の推進を行っていかなければならない。
�6 休業日数別労働災害発生状況
4-7日
8-30日
4-7日
31-90日
8-30日
91日以上
31-90日
死亡
91日以上
平成22年
13.5
13.5
35.0
35.0
35.0
35.0
14.3
14.3
死亡
1.0
1.0
平成23年
9.1
9.1
19.2
19.2
35.4
35.4
32.3
32.3
3.0
平成24年
13.7
13.7
0%
0
10%
10
35.7
35.7
34.1
34.1
20%
20
30%
30
40%
40
50%
50
− 10 −
60%
60
70%
70
12.3
12.3 0.9
0.9
80%
80
90%
90
100%
100
(%)
7.雇用形態別労働災害発生状況
前年と比較してみると、労働者△2.5%、事業主△2.2%、一人親方+4.3%と、
「労働者」と「事業
主」の割合は減少しているが、「一人親方」の比率が昨年の減少から再び増加に転じた。
「一人親方」への具体的な対応が必要であり、その内容としては安全衛生に係わる必要な知識・資
格の習得・取得、災害未然防止安全活動の確実な実施が挙げられる。
また、
「一人親方」等に対し、万が一の災害補償対策としての「労災保険の特別加入制度」等への
加入促進も引き続き必要である。
図7
雇用形態別労働災害発生状況
労働者
事業主
一人親方
平成22年
37.2
6.3
54.6
平成23年
6.0
59.0
34.9
平成24年
56.5
0
10
20
30
39.2
3.8
40
50
− 11 −
60
70
80
90
(%)
100
8.年齢層別労働災害発生状況
過去 3 年間の状況をみると平成 24 年は、平成 23 年に減少した 50 歳代及び 60 歳以上の割合が増
加し、40 歳代が減少した。
24 年全体で見ると 40 歳代以上の割合が 59%と例年通り半分以上を占めており、特に 60 歳以上が
21%で前年より約 5%増加した。今後も更に低層住宅工事に携わる作業者の高年齢化が進むため、50
歳代以上の災害発生比率が徐々に増えることが心配される。
そのため今後増加する高年齢作業者に対して管理・監督者がまず行うべきことは、健康管理の徹
底と高所作業を避ける適性配置をおこなう等の配慮をすることである。また、安全教育や体力低下
・反射神経低下等の自己把握教育にも力を入れる必要がある。
図8
年齢層別労働災害発生状況
20歳未満
30代
50代
20代
40代
60歳以上
平成22年
2.7
12.6
1.4
15.7
19.1
22.2
17.6
25.1
平成23年
16.6
19.3
21.2
25.5
平成24年
3.1
0
10
20
30
40
50
− 12 −
21.5
19.7
18.2
21.7
14.1
60
70
80
90
(%)
100
9.月別・曜日別・時間別 労働災害発生状況
月別の労働災害発生状況(図9��)は夏場の暑さの影響も加わり、7・8・9 月の 3 ヶ月の災害
発生比率が全体の 3 割を超えるなど昨年同様に高いものとなった。22 年までが 2 割台だったことを
考えると熱中症の認知度は上がっているものの、現場での対応が急務と思われる。
曜日別(図9��)においては例年から変化が見られ、火曜日の災害発生比率が下がり逆に水曜
日の災害発生比率が高いものとなった。それに伴い曜日によっての発生のばらつきが少なくなり、
平均化してきた。
時間帯別(図9��)では例年と同様に午前中の災害発生率が高い。その中では 11 時台の災害
発生率が増加した。また、14 時台も増加しており休憩時間前に多く発生する傾向が見られた。
災害発生に対してはリスクアセスメントの実施とあわせて作業開始前KYを行なうことで、「不
安全行動の防止」を図る必要がある。
図9��.月別 労働災害発生状況
4.6
1月
6.0
8.0
平成 22年
平成 23年
平成 24年
8.0
9.2
8.9
2月
7.2
6.7
3月
5.5
8.7
6.3
4月
5.0
6.5
5.1
5.9
5月
8.7
7.7
8.0
6月
9.7
11.3
11.2
7月
7.2
12.0
8月
9.2
9.9
10.4
9月
12.1
10月
8.9
9.2
8.0
11月
8.0
9.9
10.5
8.9
9.6
12月
(%)
7.6
0
5
図9��
10
15
曜日別 労働災害発生状況
− 13 −
図9−2
曜日別 労働災害発生状況
平成22年
平成23年
平成24年
16.9
月
20.3
18.3
15.2
火
18.8
14.4
13.8
15.2
水
17.8
17.1
木
14.5
17.6
19.6
金
14.5
15.3
15.2
13.5
14.2
土
1.7
3.1
2.3
日
0.0
(%)
5.0
10.0
図9−3
15.0
20.0
25.0
時間帯別 労働災害発生状況
6.5
8時以前
8.4
7.4
15.9
15.7
9
14.6
9.2
10
12.0
13.2
15.9
12.5
15.7
11
1.9
12
3.6
5.6
6.5
13
8.0
7.0
13.3
14
8.0
11.7
9.2
15
11.3
9.9
8.2
16
10.4
8.1
4.3
5.1
4.3
17
平成22年
平成23年
平成24年
2.7
18時以降
3.9
2.2
0.0
5.0
10.0
− 14 −
15.0
(%)
【参考資料】平成 24 年 労働災害発生状況報告事例
墜転落
◎車のキャリア上で荷下ろし中に、別の人が車を動かしたので道路に転落した。
◎カーテンボックス内のビス止め中に作業台から転落した。
◎作業台の上で水平移動をして内壁取付中に端から足を踏み外し転落した。
◎大工が 4 尺脚立の上でボードを取付中に転落した。
◎4 尺脚立に跨って作業し、降りる際に転落した。
◎6 尺脚立に跨って屋根垂木撤去中に脚立が横転し、1.5 メートル下に転落した。
◎平屋の小屋裏塗装工事で、6 尺脚立を梯子代わりに使用中に転落した。
◎屋上作業中に開口部養生コンパネを開けようとして開口部から転落した。
◎内部足場上で耐力ブレースを取り付け時に物を落とし、掴もうとして転落した。
◎7 階バルコニーでエアコン室外機間配り中に、足場開口部より墜落して死亡。
◎2 階屋根上から地上に墜落した。
◎太陽光発電用の足場を組み立て時に雨で滑り、地上に転落した。
◎間仕切り基礎を跨いだ際に 1.1 メートル下のエレベーターピットに転落した。
◎大工が 4 尺脚立の上でボード取付中に転落した。
◎脚立で水平ブレース調整中に前日の雨で鉄骨と軍手とも濡れて滑り転落した。
◎小屋梁の足場板の上で目地詰め作業中に床未設置部から 2 階床に転落した。
◎脚立から天井石膏ボード貼り作業中に複数作業をしていたため転落した。
◎足場板の固定が不十分で外れ、1.4 メートルの地上まで転落した。
◎作業台の上で下地処理中に脚が排水パイプの穴に嵌り、転落した。
◎7 尺脚立と壁パネル桟に足を掛けて梁を組み立て中に転落し、外傷性くも膜下出血。
◎仮設電柱の撤去作業のため電柱に梯子を掛けて作業中に、電柱が傾き転落した。
◎建具を開けた際に深さ 70 センチのエレベーターピットに転落した。
◎3 階屋外階段で手摺り補修を後ろ向きで確認中に 2 階踊り場まで転落した。
◎鉄骨階段または脚立からの転落、または転倒(記憶なく詳細不明)
◎解体用の足場が倒れかかり、慌てて飛び降りた際に左足首骨折。
◎脚立の上でスタッドを無理な姿勢で固定中に転落した。
◎室内壁を解体中に壁が倒れてきたため脚立から転落した。
◎内部足場上で点検中に一部未固定の歩み板がずれて土間基礎に転落した。
◎2 階から 1 階に梯子で降りる途中に足を滑らせ、1.5 メートル転落した。
◎階段室で不十分な足場状態で蹴り込み板を取付中に 1 階床まで転落した。
◎集合住宅の 3 階バルコニーの腰壁に乗ってボルトを取付中にバランスを崩し地上に転落。
◎脚立に足場板を斜めに渡して天井クロス施工中に足場板がずれ、一緒に落下した。
◎軒先から身を乗り出し電気引込み線を切ろうとしてバランスを崩し、3 メートル下に転落。
◎開口部仮板を内装用に組み替え中に大引きが折れて転落した。
◎ALC敷き込み中に、梁上から土間に転落した。
-1-
− 15 −
◎仮設電柱に梯子を掛けて引き込み線を接続中に電柱とともに転落した。
◎2 階に道具類の荷揚げ中に、置いてあった資材用輪木を降ろそうとして転落する。
◎2 階掃き出しから足場に移動しようと飛び降り、作業床のない部分から地上に転落。
◎雨天の建て方工事中に 2 階梁上で床パネル設置し、濡れた梁で滑らせ水平ネット未設置箇所
から土間に転落した。
◎電気配線の手直し中に 6 尺脚立でバランスを崩して転落する。
◎足場材料が破損し、作業床ごと墜落した。
◎2 階からコンプレッサーを抱えて 1 階に移動中に置いてあった工具に足を取られ転落。
◎梁を支えていた時にバランスを崩し脚立から墜落した。
◎クロス工事中に伸縮式足場から降りる際に引っ掛かって転落した。
◎コンパネ材料を梯子で運搬中にバランスを崩し墜落した。
◎梯子で屋根上に登ろうとした際に梯子が横に倒れ転落した。
◎脚立の跨り水平モールを補修中にバランスを崩し転落した。
◎安全ステージから墜落し、開口部の安全ネットに引っ掛かったが骨折した。
◎足場解体中に下層に部材を渡すために身を乗り出した際にバランス歩崩し転落。
◎地下室工事中で、コンクリート型枠から梯子に乗り移る際に転落した。
◎梯子で外装部材取り外し中に、梯子上部が横に滑り転落した。
◎階段最上部でバール作業中にバールが外れ、体勢を崩して 1 階に転落した。
◎2 階窓清掃後に梯子で降りる際にバランスを崩して地面に転落した。
◎安全帯を使用せずに足場解体中にバランスを崩し転落した。
◎足場解体のために屋根上を移動中に朝露で足を滑らせ、手摺りのない部分から地上に転落。
◎リフォーム足場が倒壊しそうで、
トラック運転席屋根に登って作業中にバランスを崩し転落。
◎外装リフレッシュ工事で下屋部のシート養生中に足を滑らせ前面道路に転落した。
◎安全帯をしないまま屋上防水中に 3 階屋上から転落した。
◎ベランダから足場に乗り移る際に作業床が滑り、ベランダに転落した。
◎脚立から降りる際にバランスを崩し、右足を捻るように転倒した。
◎倒れてきた開口パネルの下敷きになった。
◎建て方仕上がり確認のため、上を見ながら移動中に段差を踏み外し転落した。
◎段差解消の板がずれて脚立が転倒、墜落した。
◎外装材を梯子で降ろそうとして梯子から墜落した。
◎2 階床敷き込み中にバランスを崩して墜落した。
◎建地を使って 2 層目に上がろうとしてバランスを崩し墜落した。
◎屋根材の荷受け中にバランスを崩して屋根上から墜落した。
◎2 階梁で内装壁を施工中に足を滑らせ転落した。
◎階段から転落した。
◎ブルーシートで養生中にブルーシートに乗って滑り、大屋根から 1 階地面に転落。
◎鉄骨組み立て中に足を滑らせ、3 階作業床から転落した。
◎屋根の板金工事中に足を滑らせ、軒先側から足場第一床に転落した。
-2-
− 16 −
◎屋根裏に遮熱シートを張っていたところ、階段開口部より転落した。
◎足場でバランスを崩し、踏ん張った際に足を痛めた。
◎補強金物を取付中に 2 階部分の単管足場から落下した。
◎脚立で作業中にバランスを崩して転倒した。
◎荷揚げ機に材料を持って乗り、上昇中に材料が引っ掛かり転落した。
◎屋根野地を施工中に軒先より転落してしまった。
◎2 階開口部から組み立て作業中に墜落した。
◎レッカー吊りの材料を受け取る際にバランスを崩し、2 階梁より転落した。
◎切りくずに足を取られ、下屋に転落し、さらに地面に落下した。
◎天井のパテ作業中に脚立足場を踏み外して墜落した。
◎梯子を下りている時に梯子を踏み外して墜落した。
◎壁パネル上で作業中に足を踏み外して墜落してしまった。
◎丸鋸で小壁を切断中にバランスを崩し、脚立から転落した。
◎組み立て作業中に 2 階開口部から墜落した。
◎作業に夢中になり、足場を踏み外して墜落した。
◎型枠作業中に脚立から転落した。
◎組み立て作業中に 2 階開口部から墜落した。
◎パレット上で玉掛け作業中にバランスを崩して転落した。
◎トラックの荷台で玉掛け作業中に足を踏み外して墜落した。
◎突然の雨で足を滑らせ、下屋から転落した。
◎天井の墨出し作業中に脚立から墜落した。
◎トラックの荷台で玉掛け作業中にバランスを崩して墜落した。
◎脚立から転落し、土間コンに頭部を強打した(ヘルメット着用なし)。
◎組み立て作業中に脚立から転落した。
◎養生シートを外す際にバランスを崩して脚立から転落した。
◎脚立でシーリング作業中にバランスを崩して転落し、境界ブロックに腰を強打した。
◎足場上でボルトの締め付け確認作業中にバランスを崩して転落した。
◎資材を両手に抱えて足場を移動中に墜落した。
◎小屋組作業中に天井根太上を歩行した際に滑って墜落した。
◎脚立に昇ろうとして転落し、着用していたヘルメットが外れ後頭部を打撲。
◎2 階廊下の床工事中に階段開口部から転落した。
◎床根太組み作業中に根太の掛かりが浅く、根太が外れて落下した。
◎断熱材を吹き付けようと脚立を上がる時に、脚立にフックがしていなかったため折れ墜落。
◎2 階建てアパートを解体中に屋根から墜落した。
◎2 階へ上がる梯子が固定されておらず、梯子ごと落下した。
◎残工事があったため、解体中の足場に登り墜落した。
◎3 階スラブ端部で階下を覗き込んだ際にバランスを崩し、2 階スラブに墜落した。
◎階段未設置の階段ホールから昇降中に足を滑らせ墜落した。
-3-
− 17 −
◎建て方作業後の養生作業中に、開口部より 1 階浴室土間に墜転落した。
◎クロス補修工事後に脚立から降りる際に踏み外し、墜落して骨折。
◎取り外された 1 層目の足場作業床の開口に気づかず転落した。
◎脚立から降りる際に足を滑らせ、避難ハッチ開口部から転落。
◎建て方工事中に 2 階梁を荷受けしていたところ、バランスを崩し転落した。
◎足場検地のくさびに足を掛け移動しようとした際にバランスを崩し、バルコニーに転落した。
◎足場に取り付けた垂直梯子を昇っている際に足を滑らせ墜落。
◎脚立で配線工事中にステップから滑り転落した。
◎水平ネットのフックの取り外し作業中にバランスを崩して脚立から転落した。
◎建て方作業で脚立昇降した際に足を踏み外し転倒した。
◎階段天井部を造作中に梯子から転落した。
◎電源ケーブルを下屋軒下に配線作業中に梯子から転落した。
◎ユニットを玉掛け作業中に開口部から墜落した。
◎階段壁部の石膏ボード貼り作業中に脚立足場から墜落し、頭蓋骨を骨折した。
◎建て方時に梁から転落した。
◎加工中に脚立から転落。
◎仮設足場から足を滑らせ転落した。
◎1.5 メートルの足場から転落し、首を脱臼した。
◎建て方作業中に繋ぎ梁が割れ、2 階床に墜落した。
◎屋根に登って苔取り作業中に足が滑り落下。
◎バルコニー下地作業中にバランスを崩して足場から転落した。
◎2 階部分のウレタン吹き付け後の削り作業中に 1 階床に転落した。
◎開口部より足を踏み外して転落した。
◎階段水平開口部より足を踏み外して転落した。
◎建て方中に小屋梁から転落し、2 階水平ネットに引っ掛かったが 1 階床に転落。
◎材料とともに荷揚げ機に乗っている最中に材料とともに落下した。
◎足場のメッシュシートを貼る際に誤って落下した。
◎2 階天井の梁を移動中に雲筋交いに当たり、2 階床に墜落。
◎足場を移動中に支柱に腕をぶつけた反動で落下した。
◎上棟時に梁で足を滑らせ落下、足首を骨折した。
◎雨が降り始め、屋根の瓦面が濡れて滑り転落した。
◎仮設足場を設置して天井の石膏ボードを貼る作業中に仮設足場が崩れ転落した。
◎高さ 1.4 メートルの地中張り配筋の上を歩行中にバランスを崩し飛び降りた。
◎躓いて 2 階吹き抜け開口部から 1 階床に墜落した。
◎ゴミを持って階段を降りる途中で転倒した。
◎玄関のラス張り中にバランスを崩し、脚立が倒れ落下した。
◎吹き抜け窓拭き中に梯子が滑り、床に墜落した。
◎1 段目の足場から土間に墜落した。
-4-
− 18 −
◎ユニットバス施工中に床下点検口に落ちた。
◎2 台脚立を並べて墨出し中に転落した。
◎2 階で脚立で釘打ち作業確認中に、移動のため降りようとして階段開口部より 1 階に墜落。
◎2 階床根太施工中に、エアホースに躓き 1 階床に落ちる。
◎掃除機を使って清掃中に、階段の 3、4 段目くらいから落ちた。
◎1 階建て方中に頭繋ぎの上で根太材を受け取っていたところ、失敗して土間に落ちた。
◎足場解体作業中にバランスを崩し墜落した。
◎2 階床の梁を取付中にバランスを崩し墜落した。
◎残土をダンプに積み込む際に落下した。
◎母屋を取り付け作業中にバランスを崩し 2 階床に落下した。
◎2.3 メートルの脚立で天井パテ工事中に脚立ごと床に転落した。
◎天井点検口内に脚立で昇ろうとして床に落ちた。
◎ガレージ内の石膏ボード貼り中に、7 尺脚立から転落。
◎脚立で石膏ボード貼り中に 2 段目から落ちた。
◎外装材取付中に自分で取り外した足場開口から転落。
◎上棟で梁が揺れ、バランスを崩して飛び降りた際に足元の資材に当たり骨折した。
◎1 階屋根の垂木取り付け作業中に足を踏み外し、1 階床に転落。
◎脚立最上階で作業中にバランスを崩して転倒した。
◎下屋小屋組み中に目眩により転落防止ネットに転落し、さらに 1 階床に転落した。
◎2 階に上る際に梯子から墜落。
◎屋根に登って作業中に足を踏み外して転落した。
◎2 階梁上部に片足を乗せた状態でクレーンを吊り上げたため、バランスを崩し落下。
◎梁組み中に第一作業床から足を踏み外して落下した。
◎梁材を荷揚げする際にバランスを崩し、1.4 メートルから墜落した。
◎2 階床で構造用合板を仮止め中に誤って 1 階床に墜落。
◎ゴミ出しのため用壁の上を歩行中にバランスを崩し、1 メーター下の道路に転落した。
◎脚立がぐらつき横転して転落した。
◎脚立と窓台の間に通した足場板でバランスを崩し、土間コンクリートに落下した。
◎2 階開口部近くの脚立から降りようとして、床にあった材料に足を取られ 1 階床に転落。
◎天井解体の際に脚立の 2 段目から足を踏み外し、床へ転落した。
◎屋根上で野地剥がしの際に屋根垂木が折れ、2 階床に転落した。
◎昼食を摂るために 3 階から 1 階に降りる途中で共用階段を踏み外し、2 階から 1 階へ転落。
◎階段を下りる途中で廻り階段の 12 段目から滑り落ちた。
◎釘打ちの際に勢いよく脚立に昇ったところ、脚立とともに転倒。
◎カーペットを 2 人で移動中に、後ろ向きだったため 2 階廊下から転落した。
◎脚立に乗って外壁シーラー処理中にバランスを崩し転落する。
◎2 階床組み工事の際に、誤って 1 階床に墜落した。
◎吊り天井の根太を施工中に脚立から足を滑らせ落下した。
-5-
− 19 −
◎外壁リフレッシュ工事で下屋屋根の作業中、手摺り上からバランスを崩し道路まで落下した。
◎玄関ポーチに脚立を設置して外壁作業中にバランスを崩し転落。
◎6 尺脚立を展開した梯子を昇っていた時に、足を滑らせ 1.5 メーター下の床に転落した。
◎階段開口部で下を見るために手摺りに足を掛けた際に転落した。
◎天井下地作業中に材料を取りに脚立から降りる際にバランスを崩し転倒する。
◎2 階で材を受け取るため足場の手摺りに足を掛けたところバランスを崩し転落。
◎脚立の上でインパクトドライバーを使用していたところ、バランスを崩して転落した。
◎作業床を移動中に踏み外し、1.5 メーターの地面まで転落。
◎階段開口部を跨いだところ、踏み外してネットの隙間から墜落した。
◎建て方作業中に小屋梁から足を踏み外し 2 階床に転落。
◎脚立の 1 段目に足を掛けたところ、脚立が転倒し石膏ボードで身体を強打した。
◎天井施工で脚立から降りる際に足を滑らせ転落。
◎脚立上で配線作業の補助をしていたところ、過換気性症候群になり脚立から転落した。
◎天井付近の配線工事中に電動ドリルの反動でバランスを崩し、脚立ごと転倒した。
◎根太上で垂木を取付中に根太が折れ、2 階床に落下した。
◎クレーンで吊り上げ中の壁パネルが、梁上にいた作業員に当たり 2 階床梁より落下した。
◎足場解体中に落下し、足場控えに接触し地面に衝突した。
◎屋根開口部から転落した。
◎小屋組施工中に足を滑らせ、2 階床に転落した。
◎2 階床梁を施工中に足を滑らせ、1 階に転落した。
◎上棟時に 1 階桁の上で移動中にバランスを崩し転落した。
◎足場作業床の上を横移動していたところ、段差に気付かず踏み違えて墜落した。
◎釘打ち機を取ろうとして軒先から一段下の作業床に転落した。
◎建て方工事中に脚立から転落し、ブロック基礎に頭部が接触した。
◎休憩のため階段を降りる際に足を踏み外し、滑り落ちる。
◎積まれたボードの上を歩いて、脚立に足を掛けたところ脚立が転倒して転落した。
工��切れ�こすれ�
◎石膏ボードをカッターで切断中に左手 2 指を切る。
◎巾木を卓上丸鋸でカット中に押さえの左手が刃の下に入り、人差し指を切創。
◎卓上丸鋸でベニヤを切断後、刃が完全に止まっていなかったため、刃に触れて裂傷した。
◎丸鋸でベニヤを切断中に気付かないうちにロックがかかり、反発して手の甲を裂傷。
◎分別解体しているときに、解体バチが跳ね返り右目を直撃、眼球損傷した。
◎釘打ち機で瓦桟を固定する際にバランスを崩して右膝を打つ。
◎荷揚げ時に階段に仮置きされていた材料で手を切る。
◎フロア材を卓上丸鋸でカット中に、押さえの左手人差し指を切創。
◎脚立が滑り、手を下ろした際に釘打ち機が誤射し膝に釘が刺さる。
◎サンダーに丸鋸刃を付けてフェンスを切断し、サンダーが跳ね返り右足太股を切創。
-6-
− 20 −
◎シーリングカッターの刃を交換中に誤って右手人差し指を刃にぶつけ裂傷した。
◎建て方作業中に金物を釘で固定する際に釘頭が折れ、破片が左目を直撃した。
◎釘打ち作業中に誤って金槌で自分の左人指し指を強打。
◎柱を利き腕でない手で固定中に、釘打ち機のトリガーに指をかけたままで釘が刺さる。
◎枡用パイプカット中にグラインダーで指を切断した。
◎インパクトドライバーピットとビス頭が外れ、ビットが回転した状態で左手に突き刺さる。
◎丸鋸刃を調節中にスイッチに指が掛かり中指を切創。
◎石膏ボードを剥がすため、パテをカッターで切り離し中に親指付け根を切る。
◎屋根上でカッターでコーキングノズルを切断中に手元が狂い、大腿部を切創。
◎ランナーにホールソーで穴開け中にホルソーが滑り左手を切る。
◎卓上丸鋸で巾木を加工中に刃が止まっていないときに手を出し、被災する。
◎階段室で作業者同士がすれ違ったときに下地に躓き、ジョイナーで親指を切創。
◎安全カバーを固定していた丸鋸で、天井下地材をカットしていた時に跳ね返り足にあたる。
◎ベニヤを丸鋸で加工中に左手親指を負傷。
◎誤って自動釘打ち機で右膝に 75 ミリの釘を打ち込む。
◎バックミラーを直す際に手で叩いたらミラーが割れ、手首を切った。
◎2 階根太を設置中に釘締めしていない根太が外れ、受け金物で手首を切った。
◎スイッチがオフになっていなかった丸鋸が、置いていた踏み板上から落ちてきた。
◎天井打ちの際に誤って手の平をえぐった。
◎同僚大工の釘打ち機が背中に当たり、釘が刺さった。
◎棟から滑り落ちそうになり、ケバラに手を掛けたところ役物金物で指と付け根を切創。
◎置いていた丸鋸に残材が当たり、刃を止めようとして手が触れ、右手小指を骨折。
◎合板を切っていて指を切断した。
◎窓台の取付中に、材を押さえていた右手に釘打ち機の釘が刺さる。
◎材料を押さえていた左手が滑り、卓上丸鋸の刃に接触し左手を裂傷した。
◎アルミフェンスを電気丸鋸で加工中に右足に回転刃が触れ大腿部を切創。
◎脚立上で丸鋸を使って切断中に操作を誤り、左手を裂傷。
◎卓上丸鋸の刃に、端材を取ろうとした右手が触れて裂傷した。
◎軍手が卓上丸鋸に巻き込まれ、右手を裂傷。
◎梁取付中に梁と壁の間に指を挟んだ。
◎天井モルタルの切断作業中に、丸鋸が滑って左手を裂傷。
◎塩ビパイプを切断中にサンダーが滑り、左手甲を裂傷した。
◎ワイヤメッシュに指を引っ掛けて左手甲を裂傷。
◎破風材を取付中に左手を釘打ち機で貫通した。
◎内法材を切断後に、回転していた刃に接触し右手甲を切った。
◎保護メガネ未着用で釘打ち機を使用中にロール釘のワイヤー破片が目に刺さる。
◎造作工事中にカッターナイフで石膏ボードを加工し、刃が折れて左手を切る。
◎丸鋸で指を挫創。
-7-
− 21 −
◎小屋組取付中に釘打ち機で右膝に 50 ミリの釘を打ち込む。
◎棚板の取り外し時に電動ノコギリを逆向きに使用し、跳ねて負傷した。
◎壁開口部の施工中に工具が釘に当たって跳ね、右太股を切る。
◎瓦桟取付中に釘打ち機を持って移動していたため右膝を打った。
◎丸鋸刃を調節した際にスイッチが入り、指を切創した。
◎脚立で小梁取付中、バランスを崩して金物に接触した。
◎端材を固定治具を使わずに切断しようとした際にぶれて右手に接触した。
◎屋根張り作業中に電動ドライバーでビスを左手に打ち込んだ。
◎コンクリート面に釘打ちの際に釘が跳ねて右目に当たった。
◎頭つなぎ釘打ち作業で、トリガーを引いた瞬間に釘打ち機が滑り、釘を身体に打つ。
◎オートネイラーで太股に釘を打つ。
◎丸鋸で軒先カット部を切断中に刃がかんで左腕を切る。
◎ゴム手袋をして台付き丸鋸で合板を切断中に右手が刃に触れ、切創した。
◎板金をサンダーで切断中に引っ掛かり、右側にいた作業員の足の甲を切った。
◎天井根太合わせ部を足で踏みつけ釘打ち機で固定中に、自分の足の甲を打ってしまった。
◎腰に掛けていた工具が釘打ち機に接触し、釘が発射されて足を貫通した。
◎胴縁を丸鋸で切断中にキックバックを起こし裂傷した。
◎外壁施工中に足元が滑り、誤って釘打ち機で手を打った。
◎壁パネルにネイラーで外壁合板を釘打ち中に手に釘を打った。
◎根太受け取付中に釘打ち機が足に当たり、釘を打ち込む。
◎重機オペレーターが被災者の左手中指を重機の爪で挟んだ。
◎2 階パネル頭つなぎ釘止め中に、オートネイラーで下腹に釘を打つ。
◎ディスクグラインダーで切断中に刃が跳ね、左手親指を裂傷。
◎胴縁切断で左手親指を切断。安全カバーの固定なし。
◎軒天作業中に誤って釘打ち機で太股に釘を打ってしまった。
◎垂木を釘打ち機で打とうとしたところ、外れて右親指を貫通した。
◎丸鋸で木材を切断中に丸鋸が戻ってきてしまい、木を持っていた左手親指をえぐった。
◎土台を跨ぐときに右手に持っていた釘打ち機が当たり、釘を発射した。
◎階段手摺り部分を仮固定したときにピンネイラーが滑り、足に発射した。
◎足に絡まった釘打ち機のホースを払った際に、射出口に足が当たり釘が発射された。
◎下枠を施工中に材に躓き転倒、右足に釘打ち機が触れて釘が発射されてしまった。
◎釘打ち機を振り下ろした瞬間に右足に当たり、釘が発射された。
◎丸鋸で木材を切断中に、固定が不十分だったため木材が跳ね、丸鋸の刃先が左手に接触。
◎足場作業床で丸鋸で胴縁カット中に交差し、腕を切った。
◎破風板取付中に誤って釘打ち機で左膝を打った。
◎サイディングを切断中に丸鋸が反発、左親指を切傷。
◎ベビーサンダーで床面を研磨中に反発、左太股を切傷。
-8-
− 22 −
車��
◎ゴム手袋がプラント内のスクリューに巻き込まれ、右手小指の先を切断した。
◎回転中の杭打ち機のワイヤーロープを外そうとして腕を絡ませ身体を巻き込まれた。
◎荷揚げ機の片付け中にスイッチ操作のミスで右手を挟まれる。
◎バックホウがバック中にキャタピラで足を挟まれる。
◎後退して重機に気付かず、キャタピラに足を接触した。
◎鉄骨組み立て中にクレーンで吊り上げた鉄柱と下にあった鉄骨梁で指を挟む。
◎建て方作業で吊り荷受けを受け取ろうとして、指を挟んだ。
◎ユニック車で型枠材を荷吊りして降ろしたところ、荷が胸に当たる。
◎ユンボをトラックに乗せる際にずれ落ちハイド板に挟む。
◎バックしてきたユンボに気付かず、キャタピラに左足を轢かれる。
◎トラック荷台から足場板と砕石転圧用プレートとともに地面に落下した。
◎落下したクレーンの積み荷に当たり、3 階仮床から 2 階床に転落。
◎落下したクレーンの積み荷に当たり、3 階仮床で転倒。
◎坂道停車のユニック車が動き出し、アウトリガーとブロックの間に挟まれた。
激突
◎パネルをレッカーで架台に置き、
吊りロープを引き抜く際に荷崩れし材料の一部が当たった。
◎足場建地間を通り抜けた際に脇腹をこすり肋骨にひびが入る。
◎天井パネルをカケヤで叩いていたところ、カケヤが足場に当たり反動で右足にぶつけた。
◎作業現場に向けて車を運転中に追突した。
◎建て方中に通し柱が転倒して激突し、作業員の大工に接触した。
激突�れ
◎梯子を昇っていた際に、2 階にいた作業員が誤って落とした木材が肩と顔に当たった。
◎ユニックで鉄板を吊り上げる際にずれて左足を直撃した。
◎足場解体中に最上段の人が 2 メートルの手摺りを落とし、トラックにいた被災者に当たる。
◎足場解体作業中に立て掛けてあった単管が作業者の首に倒れてきた。
◎建て起こそうとした材料が滑って、右足に当たった。
◎小屋梁を 2 階床に降ろし、間配り作業中に荷崩れがおき、梁材の角が左腰に当たる。
◎吊り上げ中の部材の向きを変えようとした時に、強風にあおられ部材が腕にぶつかり裂傷。
◎ガラスを荷揚げ中に足場板が崩れ、ガラスが割れて破片が下にいた被災者に当たる。
◎クレーンクランプが突風で胸を強打した。
◎杭打ち機の部材を取り外す際に、杭打ち機が倒壊して被災した。
◎足場手摺りの根本を足で踏んだ反動で部材が倒れ、顔に当たり額を裂傷した。
��落下
◎シェルター工事中に荷台で梁が倒れて落下、作業員に当たる。
-9-
− 23 −
◎土留め工事で土塊が落下し、無理な体勢で転倒し左大腿骨を骨折。
◎輪止めにクレーン車が乗り上げ、弾け飛んで横にいた監督を直撃した。
◎材料の建て起こし中に吊り具が外れ、倒れてきた材料で右足首を骨折。
◎除雪作業中に隣地の物置から落ちてきた雪に当たり右膝を骨折。
◎型枠の解体作業中にバールで引き抜いた釘が右瞼に刺さった。
◎電気配線を撤去中にバックフォー爪部から鋼製サッシ材が落ち、被災者に当たる。
◎軒樋を 3 層目足場に荷揚げ中に、上の作業員が荷を落とし下の作業員の頭に当たる。
◎足場の支柱間で石膏ボードを手渡し中に送り手が手を滑らせ咄嗟に手を出して親指を強打。
◎ダンプの荷台を上げたときに積んでいた鉄板が滑り落ち、足を被災した。
◎壁パネルを取付中に支えが外れ、壁パネルと躯体に挟まれた。
◎外壁モルタル解体中にモルタルの塊が落下し、作業員の頭部に当たる。
◎足場解体中に別の作業員が投下したブラケットを被災者が一旦は掴んだが滑り右足に落下。
◎梁を置こうとしたところ、先端部が滑り落ち左足に当たる。
◎建て方作業でラフターが横倒しになり資材が落下した。
◎1 階梁を取付中に梁材が落下し、足に当たった。
◎クレーンでパネルを吊っていたところ、風にあおられ別のパネルに当たり、そのパネルが当
たった。
◎石膏ボードが落下し、被災者の足の上に落ちてきた。
◎立て掛けてあった外壁が倒れ、右足を負傷。
◎鋼製火打ちを仮置きして梁掛け中に部材が触れて落下し、下の作業員に当たる。
◎作業床片付け時に立て掛けていた床板合板に腰袋が引っ掛かり、倒れてきて当たる。
◎地上で作業をしていたところにレッカーの吊り治具から梁が滑り落ちた。
転倒
◎横桟に乗って単管継ぎ足し移動をしていた際に、腰袋が隣家の手摺りにぶつかり転落。
◎トラックに立て掛けていたパレットが倒れ、右足に当たる。
◎足場解体作業中にバランスを崩し転倒した。
◎1 階床根太組み中に根太上を歩行し躓いて転倒した。
◎階段造作中に脚立から階段に移ろうとした際に転倒して被災した。
◎床に並べたと床梁に足を引っかけ、後ろ向きに転倒した。
◎3 階に床梁材を並べてあったが、足を掛けたところ転倒した。
◎足場板の組み替え中に右足が滑って転倒し、右足を捻る。
◎足場組立で材料を運搬中に足場材に躓き転倒。左手指を骨折。
◎基礎立ち上がり部を跨いだときに手前の部材に躓き転倒、基礎天端に膝を打ち付ける。
◎仮止めのパネル受け材に足を乗せようとしたところ、受け材が外れ梁に脇腹を打ち付けた。
◎土台材を持ち数歩後退したときに基礎立ち上がり部に躓いて転倒した。
◎玄関ポーチの段差に気が付かずに歩行し、足首を捻挫した。
◎脚立の脚部が不安定で転倒した。
- 10 -
− 24 −
◎2 階床根太の作業中に、根太に躓き転倒、間仕切りで胸も打った。
◎60 センチの材料を持って歩き転倒した。
◎玄関先に泥濘で足を滑らせ転倒し、踏ん張った際に右足を角にぶつけた。
◎基礎型枠を固定しているピンにズボンの裾を引っ掛けて転倒した。
◎養生シート上でバランスを崩して転倒、右足首を脱臼。
◎一輪車で客土運搬中に一輪車が転倒し、右小指を挟む。
◎作業床の段差に躓いて転倒。
◎仮囲いのネットを取付中に足元の土が崩れて転倒した。
◎道具を片付ける際に階段で転倒した。
◎外壁を確認しながら歩行中にパイプに右足を引っ掛けて転倒した。
◎ブルーシートの重なりに足を引っかけて転倒した。
◎部材パレットを運搬中にバランスを崩して転倒、指先にパレットが落下した。
◎下屋上で材料に足を取られて転倒した。
◎コンクリート打設後に清掃をしていたときに置いてあった垂木に躓き転倒した。
◎鋼製束の取付中に両手に束、スパナを持っていたため躓いて転倒、土台で胸を打つ。
◎床を踏み外し左足首を捻挫。
◎両手に保護帽を持ち、狭いところを横歩きしているときに蓋のない枡で転倒した。
◎2 階からボードを荷下ろし中に足を踏み外し転倒。
◎急斜面の通路でコンクリートをカット中にカッター機が坂道を下り始め転倒。
◎1 階で雪降ろし中に滑り転倒した。
◎1 階床を歩行中に濡れていた養生シートで足を滑らせ転倒。
◎矢切の軸組工事中に段差に躓いて転倒し、足首を軸組に挟まれる。
�の�
◎PCパネル組み立て工事中に梁と壁部材の間に右人差し指を挟み、潰れた。
◎建て方作業中に左手を掛け矢で叩いてしまい薬指を骨折。
◎野地合板のサネを差し込もうとして、誤って金槌で指を叩いた。
◎外壁作業中に気分が悪くなる。熱中症。
◎造り付け家具を持ち上げようと力を入れた際に腰に痛みが走った。
◎トラックに足場部材を積み込み中、左手小指を部材の間に挟み骨折。
◎解体材を運搬中にバランスを崩し、自分の足の上に落とし骨折。
◎左手を梁の上部に掛けたとき、小指を打たれて骨折。
◎柱状地盤改良工事で固化剤が詰まって非常停止。
除去作業中にホースが暴れ被災者に当たる。
◎屋根垂木を運んでいるときに母屋から足を踏み外し、胸部を母屋に強打。
◎足場ネットを張る際に、ネットが高圧線に触れ感電した。
◎ガラスサッシを別の作業員と一緒に持って横移動した際に腰を痛めた。
◎サイディングを持ち上げて移動しようとした際に身体を捻った。
◎梁を持ち上げて移動し、所定の位置に並べる際に梁と梁の間に指を挟む。
- 11 -
− 25 −
◎壁パネルの施工中に頭痛と手足のしびれがあり、快復しないため病院に行った。熱中症。
◎屋根上で施工中に顔色が悪く、自宅に戻っても快復しないため病院に行った。熱中症。
◎下屋部分の下地を取り付けていたところ、指がつり両足の指もつって動けなくなり嘔吐。
◎仮置きパネルに乗ったところ滑って、体勢を維持しようとして踏ん張った際に靱帯を損傷。
◎2 階床梁取り付けで共同で打ち込み中、手を梁天板に掛けたまま合図しカケヤで強打される。
◎配水管をグラインダーで切断中に眼に異物が入る。
◎足場作業床から胴差に床小梁取付中に左手を挟んだ。
◎休憩時間に飲料水購入のため商店に移動中に路上で意識を失う。熱中症。
◎屋根パネル取付中に共同作業者との連携が悪く、下の作業員が指を挟んでしまった。
◎トラック荷台のシートを外す際に腱を痛める。
◎土間コンならし仕上げ後に右手 2 指が曲がらなくなった
◎建て方完了後の室内で 2 階の昇降設備を組み立て中に中央部の折れまがり部で指を挟む。
◎エアコン交換中に玄関前で熱中症により倒れる。
◎進入路入り口で車を止め、敷地内の様子を確認しようとした時に車が動き出し、挟まれる。
◎現場から事務所に帰社中に駐車車両に衝突した。
◎一輪車に基礎残土を乗せて道板の上を運搬中に骨折。
◎足場解体中に屋根上で足を滑らせ、折り板の剣先ボルトで足を踏み抜く。
◎荷揚げ機の操作を誤り、右人差し指をウインチに巻き込まれた。
◎足場上から材を手渡し中に掴み損ね、落下した材を避けた際に左足を捻る。
◎荷揚げ工事中に立て掛けてあった軽鉄を倒し、近くにいた作業員に当たる。
◎コンクリート圧砕機をダンプに積み込むときに荷台と圧砕機に足を挟む。
◎作業に支障のあるPBを移動した際に倒れてきたPBの下敷きになった。
◎基礎工事中に熱中症を発症。
◎玄関扉の解体工事中に弾みでガラスが割れ、上腕部を裂傷。
◎発電器にガソリンを給油中に発火し、衣服に引火して全身火傷を負った。
◎軒天板を担いで運搬中に足を痛めた。
◎石膏ボードを 2 階へ荷揚げする際に腰を痛めた。
◎休憩中に飲料水購入のためコンビニに行く途中で意識を失う。熱中症。
◎養生合板の端に足をついたところ足小指を骨折。
◎軸組作業中に桁材の嵌りが硬く、金槌で叩こうとしたところ他の作業員の手を叩いた。
◎車からミキサーを降ろす際に腰を痛めた。
◎建て方作業中に材料の重みで左肩を捻り捻挫。
◎クランプのボルトに左手の指輪が引っ掛かり、第二関節の先の肉が剥ぎ取られた。
◎1 階壁を施工した際に立て掛けていた壁が倒れてきたのに気付き背中で受けてしまった。
◎パネルの移動中にずれを治そうとした手を大工がハンマーで叩いてしまった。
- 12 -
− 26 −
���4年 1 �~1����住宅労働災害発生報告書(戸建住宅・��集合住宅)
No 1
報告会社名
報告者
TEL
貴社の請負住宅及び貴社で建築工事をする建売住宅のうち、3階建以下の戸建住宅及び集合住宅工事に
おいて発生した災害 (��災害を�く)で��1�以上のものについて、ご報告ください。
貴社が、以下A~Fの団体に複数加入されている場合、夫々の団体から当調査用紙が配布されますが、報
告書は1団体のみに返送して下さい。
ご��:�同じ報告書を複数団体へ提出しない�うにお願い致します。
(工法別の集計報告書を、各々
の団体に提出する�とはかまいま�ん。)
�労働災害発生件数が0件でも完工�数�をご記入のう�、報告書をご提出下さい。
(貴社が加入されている団体の正確な労災発生率を調査するために、ご協力をお願い致します。)
以下1~4の各質問にご回答ください。
1�貴社加入団体(複数加入なら該当団体�てに○印を)
A.プレハブ建築協会
B.日本木造住宅産業協会
C.日本ツーバイフォー建築協会
D.日本住宅建設産業協会 E.全国中小建築工事業団体連合会 F.輸入住宅産業協議会
)
��当報告書の提出�団体(該当団体1つに○印を:同じ報告書を複数団体へ提出しないで下さい。
A.プレハブ建築協会
B.日本木造住宅産業協会
C.日本ツーバイフォー建築協会
D.日本住宅建設産業協会 E.全国中小建築工事業団体連合会 F.輸入住宅産業協議会
3�まとめ(工法区分ごとに集計していれば工法ごとに記入して下さい。該当工法を○で囲んで下さい。)
工法記号(イ・ロ・ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・チ)
イ.木造在来軸組
ロ.ツーバイフォー
ハ.木質プレハブ
ニ.鉄骨在来
ホ.鉄骨プレハブ
へ.コンクリート在来
ト.コンクリートプレハブ チ.その他(混構造等)
・イ
ト・
・ロ
チ・
ハ
工・
法ニ
・
ホ
・
ヘ
労働災害年間総
発生件数(休業日
数1日以上)
新築工事
年間完工棟数
増改築・リフォーム
年間完了件数
解体工事
年間完了件数
・イ
ト・
件
・ロ
チ・
工ハ
法・
棟
ニ
・
ホ
件
・
ヘ
件
労働災害年間総
発生件数(休業日
数1日以上)
新築工事
年間完工棟数
増改築・リフォーム
年間完了件数
解体工事
年間完了件数
件
棟
件
件
・労働災害年間発生件数無しの時は0件とご記入ください。
・集合住宅は戸数ではなく�数にてご記入ください。
・増改築リフォーム完了件数や解体工事完了件数は、請負契約を交わしている物件についてカウントして下さい。
4�労働災害年間�発生件数�� (��1�以上)
*別紙の労働災害年間総発生件数��(休業1日以上)���に記入して下さい。用紙が足りない場合
はコピーしてご使用下さい。
*工法ごとに集計している場合は、1工法1用紙にご記入下さい。
*別添の�労働災害分��号����ならびに 報告用紙���に記�した記入�を参照してご記入
ください。
以 上
− 27 −
����� ������������������書��������集合��)
�������������(����以�)��書
No 2
�����
報告会社名
当用紙を工法区分ごとに集計している時は以下の工法区分の一つに○を付けて下さい。
イ. 木造在来軸組
ロ. ツーバイフォー
ハ.木質プレハブ
ニ.鉄骨在来
ホ. 鉄骨プレハブ
へ.コンクリート在来
ト.コンクリートプレハブ
チ.その他(混構造等)
※記入欄が足りない場合は、同じ書式で別紙にご記入下さい。
No.
災害発生日時
月・日
曜日
時刻
被災者
区分
年
令
性
別
作業
分類
職種
分類
災害
分類
工法
区分
工事
種別
1~3
休 業 日 数 別
4~7 8~30 31~90 91~
死亡
1
災害分類: 80.その他 記入欄
作業分類:13.その他 記入欄
職種分類: 26.その他 記入欄
墜転落: 19.その他 記入欄
切れ・こすれ: 29.その他 記入欄
職種分類: 26.その他 記入欄
墜転落: 19.その他 記入欄
切れ・こすれ: 29.その他記入欄
職種分類: 26.その他 記入欄
墜転落: 19.その他 記入欄
切れ・こすれ: 29.その他記入欄
職種分類: 26.その他 記入欄
墜転落: 19.その他 記入欄
切れ・こすれ: 29.その他記入欄
職種分類: 26.その他記入欄
墜転落: 19.その他 記入欄
切れ・こすれ: 29.その他記入欄
職種分類: 26.その他記入欄
墜転落: 19.その他 記入欄
切れ・こすれ: 29.その他 記入欄
車両系建設機械:36.その他 記入欄
発生状況:
2
災害分類: 80.その他 記入欄
作業分類:13.その他 記入欄
車両系建設機械:36.その他 記入欄
発生状況:
3
災害分類: 80.その他 記入欄
作業分類:13.その他 記入欄
車両系建設機械:36.その他 記入欄
発生状況:
4
災害分類: 80.その他 記入欄
作業分類:13.その他 記入欄
車両系建設機械:36.その他 記入欄
発生状況:
5
災害分類: 80.その他記入欄
作業分類:13.その他記入欄
車両系建設機械:36.その他記入欄
発生状況:
6
災害分類: 80.その他記入欄
作業分類:13.その他記入欄
車両系建設機械:36.その他記入欄
発生状況:
※記入例
6・19
記
入
例
①
木
16:00
災害分類: 80.その他 記入欄
1
45
1
作業分類:13.その他 記入欄
6
4
13
職種分類: 26.その他 記入欄
イ
2
墜転落: 19.その他 記入欄
○
切れ・こすれ: 29.その他 記入欄
車両系建設機械:36.その他 記入欄
発生状況:外壁張替え作業中に足をすべらせて2階作業床から転落。
7・25
金
10:30
記 災害分類: 80.その他 記入欄
入 プライヤーで指を潰す。
例
② 車両系建設機械:36.その他 記入欄
1
32
1
作業分類:13.その他 記入欄
1
1
80
職種分類: 26.その他 記入欄
ハ
3
墜転落: 19.その他 記入欄
○
切れ・こすれ: 29.その他記入欄
発生状況:鉄板をプライヤーではさんで引きはがそうとし、はさむ時に指を潰してしまった。
− 28 −
�����調� 労働災害分類��一�表
被災者区分 1.労働者
作業分類
2.中小事業主 3.一人親方
性別
1.男
2.女
7.内部造作
1.解体
2.基礎
3. 足場
4.建方
5.屋根
6.外部造作
8.外装
9.内装
10.設備
11.外構
12.加工場
13.その他(作業を記入)
3.基礎
4.大工
5.防蟻
1.解体
2.トビ足場
8.瓦
9.防水
14.塗装
21.空調
職種分類
墜転落
切れ・こすれ
災害分類
車両系建設機械
(型・起因)
6.板金
7.スレート
10.コーキング 11.左官
12.サイディング
13.タイル
15.クロス
16.建具
17.タタミ
18.電気
19.給排水
20.ガス
22.造園
23.現場監督
24.納材
25.産廃
26.その他(職種を記入)
11.屋根
12.梁
13.足場
14.開口部
15.ハシゴ
17.脚立足場
18.車荷台
19.その他(記入してください)
21.丸ノコ
22.釘打機
23.金槌
27.カッター
28.グラインダー
30.クレーン
31.ドラグショベル(ユンボ) 32.ハンドガイドローラー
34.ユニック車 35.トラック
24.ノミ
16.脚立
25.木材加工機 26.バール
29.その他(記入してください)
33.ランマー
36.その他(機械名を記入してください)
40.激突
50.激突され
60.飛来落下
70.転倒
80.その他(型・起因を記入してください。表現は用語等を気にせずに記入してくださってかまいません。)
イ.木造在来軸組
ロ.ツーバイフォー
ハ.木質プレハブ
ニ.鉄骨在来
ホ.鉄骨プレハブ
ヘ.コンクリート在来
ト.コンクリートプレハブ
チ.その他(混構造等)
工法区分
*型式適合認定工法以外は、イ.木造在来軸組
ください。
工事種別
1.新 築
ロ・ツーバイフォー
2.増改築・リフォーム
ニ.鉄骨在来
3.解 体
− 29 −
ヘ.コンクリート在来
の中から選択して
おわりに
建設業における労働災害の発生件数は、関係者の努力により長期的に減少傾向を示してきま
したが、残念ながら平成 21 年を『底』に以降は増加傾向となっています。
平成 25 年は、厚生労働省の『第 12 次労働災害防止計画』(5 年計画)の初年度にあたり『誰
もが安心して健康に働くことのできる社会』を目標に具体的な目標値及び対策が示されました。
・全業種の目標で労働災害による死亡者数・休業 4 日以上の死傷者数を各々 15%以上減少さ
せる。(H 29/ H 24 比)
・建設業を、重篤度の高い労働災害を減少させるための重点対策業種と位置付け、目標とし
て死亡者の数を 20%以上減少させる。(H 29/ H 24 比)具体的対策としては、墜転落防止・
解体工事対策等。
・行政、労働災害防止団体、業界団体等の連携・協働による取組も必要とし、テーマとして
は業界団体との連携による実効性の確保もあげられています。
このような時こそ国の目標・対策に沿ったかたちで、各団体・各社・関係者は、力を併せ一
層の努力をもって災害の無い施工現場を目指すことが必要です。
アンケート調査にご協力をいただきました各団体関係者の方、アンケートにご回答を下さっ
た各企業関係者の方、今回の報告書をまとめるにあたりご支援をいただきました皆様にこの場
を借りまして心より感謝を申し上げます。
− 30 −
工事 CS・安全委員会 名簿
委 員 長
吉田
昭夫
委
員
鵜野
靖裕 (一財)住宅生産振興財団
大和ハウス工業(株) 理事
技術本部 安全管理部長
委
員
宗像
祐司 (社)プレハブ建築協会
ミサワホーム(株) 生産 ・ 建設本部
建設推進部 建設業務 ・ 安全課 参事
委
員
松浦
委
員
小野
元嗣 (一社)日本木造住宅産業協会
委
員
米山
篤史 (一社)全国住宅産業協会
委
員
黒滝
雅仁 (一社)全国中小建築工事業団体連合会 (一社)全国中小建築工事業団体連合会
事務局長
事 務 局
柳
輸入住宅産業協議会
スウェーデンハウス(株) 執行役員
生産管理本部 副本部長
正 (一社)日本ツーバイフォー建築協会
(株)東急ホームズ ビルダー事業部
品質管理部 担当部長
住友林業(株) 住宅事業本部
(一社)全国住宅産業協会
課長代理
求 (一社)住宅生産団体連合会
安全環境室長
事業第2課
(一社)住宅生産団体連合会
環境安全部長
工事 CS・ 労務安全管理分科会 名簿 (順不同)
主
査
宗像
祐司 (社)プレハブ建築協会
ミサワホーム(株) 生産 ・ 建設本部
建設推進部 建設業務 ・ 安全課 参事
副 主 査
佐々木裕治 (一社)日本ツーバイフォー建築協会
三菱地所ホーム(株) CSR 推進室
環境 ・ 安全グループ 担当部長
委
員
藤原
裕之 (社)プレハブ建築協会
積水ハウス(株) 施工部
課長(安全グループ長)
委
員
鵜野
靖裕 (一財)住宅生産振興財団
大和ハウス工業(株) 理事
技術本部 安全管理部長
委
員
野本
晴由 (一社)日本ツーバイフォー建築協会
三井ホ―ム(株) 工事管理部
工事推進グループ マネジャー
委
員
荒井
一好 (一社)日本木造住宅産業協会
委
員
鶴谷
隆 (社)プレハブ建築協会
旭化成ホームズ(株) 施工・アフターサービス推
進本部 施工技術部 安全推進グループ長
委
員
伊藤
圭 (社)プレハブ建築協会
積水化学工業(株) 住宅カンパニー
技術 ・CS 部 設計 ・ 生産 ・ 施工部 担当部長
委
員
米山
篤史 (一社)全国住宅産業協会
委
員
佐藤
桂太 (一社)全国中小建築工事業団体連合会 (一社)全国中小建築工事業団体連合会
業務課長
委
員
藤田
史朗
委
員
瀧澤
哲也 (一社)日本木造住宅産業協会
住友林業(株) 住宅事業本部
チームマネージャー
委
員
中部
邦昭
ハンディテクノ(株) 営業統括部 兼
品質安全室 顧問
委
員
高木
元也 (独)労働安全衛生総合研究所
事 務 局
柳
安全指導室
(一社)日本木造住宅産業協会
(一社)全国住宅産業協会
課長代理
輸入住宅産業協議会
生産技術部長
事業第2課
スウェーデンハウス(株) 関東工事センター
センター長
有識者
求 (一社)住宅生産団体連合会
産業安全研究所
人間工学 ・ リスク管理研究グループ
(一社)住宅生産団体連合会
− 31 −
安全環境室
首席研究員
環境安全部長
作成日:平成 25 年 6 月 1 日
発 行:(一社)住宅生産団体連合会
住 所:〒 105-0001
東京都港区虎ノ門 1−6−6
晩翠軒ビル 4 F
電 話:0 3 − 3 5 9 2 − 6 4 4 1
FAX:0 3 − 3 5 9 2 − 6 4 6 4
ホームページ:http : //www. judanren. or. jp
印刷・製本:㈱愛甲社
※ 無断転載を禁じます