卒業記念CD・DVD等を制作されるときの 著作権手続きについて 近年、卒業記念や吹奏楽・合唱のクラブ活動の想い出に、記念CDやDVDを制作 される学校が増えています。授業のための必要な範囲での複製は自由利用が認めら れています(著作権法第35条)が、卒業記念等で制作し、生徒たちに配布する録音 物・録画物は、明らかにこれには該当せず、著作権の手続きが必要となります。 卒業記念CD・DVD等にJASRACの管理楽曲を収録するときには、多くは製作会社が学校に代わってJASRACへ手続きを行っ たり、学校が製作会社から手続きの方法についてご説明を受けて直接手続きを行うなどしておられると存じますが、もし手 続きを失念されていますと著作権法違反となり、最終的には学校が責任を負うこととなりかねませんのでご注意ください。 ※ ◆過去に制作されたCD・DVDは手続きをされていましたか? これまで製作会社に制作を依頼されたCD・DVD等で、JASRACの管理楽曲を収録しているにもかかわらず、許諾番号や JASRACのロゴマーク が表示されていないものについては、著作権の手続きが完了していない可能性があります。 一度ご確認ください。 学校各位ならびに各製作会社さまにおかれましてはご承知のことと存じますが、今後製作され る録音物・録画物につきまして、重ねてご留意くださいますようお願いいたします。 ※ 著作権が消滅している楽曲など、著作権処理の必要の無い楽曲や条件もございます。著作権のお手続き方法等に ついてご不明の点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 【お問い合わせ先】日本音楽著作権協会 録音課 03-3481-2169/rokuon-edu@pop02.jasrac.or.jp (平日9:00~17:00) ビデオグラム課 03-3481-2172/video@pop02.jasrac.or.jp ▼著作権について学べるキッズ向けコンテンツ「JASRAC PARK」はこちら http://www.jasrac.or.jp/jasracpark/index.html
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