平成 28 年度日本植物病理学会関西部会のお知らせ

平成 28 年度日本植物病理学会関西部会のお知らせ
平成 28 年度関西部会開催地委員長
瀧川雄一
平成 28 年度日本植物病理学会関西部会を下記のとおり開催致しますので,万障お繰り合わせの上,奮ってご参
加下さいますようご案内申し上げます.
I. 日程と会場 (時刻は予定です)
・日時:平成 28 年 9 月 29 日(木)
13:30~14:30 総会
15:00~18:00 一般講演
18:30~20:30 情報交換会
平成 28 年 9 月 30 日(金)
・会場:<講演会>
9:15~12:30 一般講演
静岡県コンベンションアーツセンター
グランシップ
〒422-8005 静岡県静岡市駿河区池田 79-4
<情報交換会>
※
静岡県コンベンションアーツセンター
10F, 11F 会議ホール
(http://www.granship.or.jp/)
グランシップ
6F 交流ホール
9 月 28~29 日は同会場にて,『第 10 回植物病害診断研究会』が開催されます.こちらも是非ご参加下さい.
II. 参加申込
・締切:平成 28 年 8 月 4 日(木)
・費用:参加費 3,500 円(講演要旨集1部を含む,8 月 5 日以降は 4,500 円)
,講演要旨集のみ 1 部 2,000 円,
情報交換会費 6,000 円(学生 3,000 円)
・要領:同封の郵便振替払込取扱票(口座番号:00840‐5‐153814,加入者名:平成28年度日本植物病理学会関
西部会)(他行からの振込みをされる場合は,ゆうちょ銀行 店名:〇八九(ゼロハチキユウ)店,当座,
口座番号:0153814)に必要事項を記入し,締切日までにご送金ください.払込用紙の通信欄のコピーを,
名札・領収書および講演要旨集などの送り先情報として使いますので明確に記入して下さい.郵便振替
払込取扱票による送金をもって部会参加の申し込みとします.整理の都合上,払込用紙は参加者1名ご
とに1枚をお使いください.払込用紙をさらに必要とされる場合は,郵便局に備え付けの用紙をご利用
ください.その場合,通信欄に送金内訳と要旨集送付先を記入して下さい.参加を申し込まれた方には,
9月中旬に講演要旨集と名札をお送りします.この名札は領収書を兼ねますので,部会参加期間中は必ず
携行してください.
III. 発表申込
・締切:平成 28 年 8 月 4 日(木)17:00
・要領:発表ができるのは日本植物病理学会会員(平成 28 年度会費納入者)で,1人1題のみとします.発表希
望者は,末尾「講演要旨原稿作成要領」に従って講演要旨原稿を MS Word のファイルで作成し,E-mail
添付ファイルとして本年度の関西部会開催地事務局のアドレス(h28bukai@suml.cii.shizuoka.ac.jp)宛
にご送付下さい.E-mail の題名(件名)は,「要旨」+「:」+「発表者氏名」として下さい.また,
添付ファイル名は「発表者氏名.docx」として下さい.原稿が正しく受け付けられた場合には,受け取り
のメールを送付者宛に返送します.受け取りのメールは 1~3 日で送付しますが,届かない場合は正しく
受け付けられていない可能性がありますので再送付して下さい.講演要旨原稿送付をもって発表の申し
込みと致します.なお,講演要旨は座長等による審査の後に「日本植物病理学会報」に掲載されます.
IV. 発表の形式と要領
・発表形式:発表は口頭のみで行います.ポスター発表は行いません.
・口頭発表要領:口頭発表は討論時間を含めて 12 分程度を予定していますが,演題数によって変更することがあ
ります.発表用ファイルは,前もって Windows 版「PowerPoint 2013」で正常に表示されることを必ずご
確認ください.ウイルスチェックをお済ませの上,CD-R または USB メモリーに保存してください.ファ
イル名はすべて半角英数字で「講演番号-発表者姓.pptx」として下さい(例「123-Hirata.pptx」).発表用
ファイルは,部会初日に発表の方は 29 日 午後 2 時までに,二日目に発表の方は 29 日 午後 5 時 30 分ま
でに,各講演会場の受付にてパソコンにコピーし動作確認をお願いします.お持ちいただいた CD-R,USB
メモリーはその場で返却いたします.なお,サイズが重いファイルはパソコン動作に不具合をきたすことがあり
ますので,なるべく軽いファイルをご準備ください.
V. 宿泊と交通
開催地事務局では宿泊・交通等の斡旋を行いませんので,各自で手配をお願い致します.会場の最寄り駅 JR
東静岡駅周辺は宿泊施設が限られております.JR 静岡駅周辺でのご宿泊をお勧め致します.
<会場までのアクセス>
【JR 東静岡駅より】
グランシップ(GRANSHIP)正面入口まで徒歩 4 分
(※降車ホームから講演会場までは 7~8 分を目安にお越しください)
.
【 JR
東静岡駅への
交通アクセス】
(1) JR の場合
東海道新幹線(ひか
り号) 名古屋から1
時間 / 新大阪から
2時間,静岡駅下車
東海道本線(上り 熱
海方面)に乗り換え,
東静岡駅まで約3分.
(2)お車の場合
東名高速道路 静岡
I.C.から 6km,車で約 25 分.新東名高速道路 新静岡 I.C.から 9km,車で約 20 分.
※駐車場は催事によって満車になる場合があります.
VI. 昼食と託児室の利用について
会場近辺には飲食店およびコンビニエンスストアが少ないです.館内レストランも混雑が予想されますので,
予め昼食のご持参をお勧め致します.また館内の託児室をご利用いただけます.お子様を連れて参加される方で,
保育(有料)を希望される場合は,8 月 25 日までに開催地事務局までご連絡ください.
VII.
連絡先
平成 28 年度関西部会の各種お問い合わせ,講演発表の申込み等は,関西部会開催地事務局へお願い致します.
・平成 28 年度日本植物病理学会関西部会開催地事務局
〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷 836 静岡大学農学部
TEL:054-238-4824 (瀧川雄一)
,
植物病理学研究室内
054-238-4819 (平田久笑)
FAX:054-237-3028 (「農学部 瀧川・平田宛」と明記してください.
)
E-mail:h28bukai@suml.cii.shizuoka.ac.jp
講演要旨原稿作成要領
昨年度と同じです.
<全体の大きさ> 和文講演者氏名から所属略称までが,縦 73mm,横 161mm の枠に収まるようにする.1 つ
のファイルに収める講演要旨原稿は1つとすること.
<ページ設定>
-用紙サイズ:A4 用紙,縦方向.
-余白:上 15mm,下 30mm,左 25mm,右 25mm.
-文字数と行数:
「文字数と行数を指定する」を選択し,文字数 50,字送り 9pt,行数 51,行送り 14pt にする.
<配置> 両端揃え(所属略称のみ右端揃え)
<フォント>
-フォントサイズ:すべて 9pt .
-日本語用フォント:平成明朝または MS 明朝(但し和文題目のみ平成角ゴシックまたは MS ゴシック)
-英数字用フォント:Times New Roman.すべて半角.
-句読点:「,」
「.」
-イタリック指定:題目,本文中とも,学名などイタリックにする必要があるものはすべてイタリックで表記.
<和文講演者氏名>(1 行)講演者が複数の場合は中点「・」で区切り,発表者名の前に丸印「◯」をつける.所
属が異なる場合には,上付き番号「1」
「2」で区別する.
<和文題目>(2 行以内)フォントは平成角ゴシックまたは MS ゴシックとする.
<英文講演者名と英文題目>(2 行以内)氏名は,family name, first name initial, middle name initial の順に
書き,initial の間にはスペースを空けない.講演者名と英文題目の間は,コロン「:」で区切る.
<本文> 9 行以内で記載する.
<所属略称>(1 行)括弧「()
」に入れ,右端揃えとする.複数の場合は中点「・」で区切り,和文講演者氏名に
対応させて上付き番号「1」
「2」をつける.
講演要旨原稿の下に,以下の情報を記入する.
(1)発表希望分野 (
「菌類病」
,
「細菌・ファイトプラズマ病」
,
「ウイルス・ウイロイド病」
,
「植物保護」の中
から1つ選ぶ)
(2)発表内容 (
「分類・同定」
,
「検出・診断」
,
「病原体の性状」
,
「発生生態」,
「感染生理」
,
「病原性・抵抗性」
,
「防除薬剤・薬剤耐性」
,
「生物防除・防除法」
,
「その他」の中から 1 つ選ぶ)
(3)対象植物 (和名または学名で示す)
(4)対象微生物 (和名または学名で示す)
(5)原稿送付者の氏名
(6)原稿送付者の E-mail アドレス
(7)発表者の学会会員番号(会員番号は封筒の宛名シールに記載されています.平成 28 年度会費未納の方は,
至急会費をお支払いください.
)
講演要旨原稿の例
(実際の大きさです.点線枠は要旨集に掲載される範囲を示すもので,印字の必要はありません.)
◯ 柏原 美紗子・藤代 京・露無 慎二・平田 久笑
ワサビ軟腐病菌を宿主とするバクテリオファージ F100 の性状解析
Kashihara, M., Fujishiro, M., Tsuyumu, S. and Hirata, H.: Characterization of a lytic phage infectious to Pectobacterium
carotovorum subsp. carotovorum isolated from wasabi
ワサビ腐敗組織から分離された軟腐病菌 Pectobacterium carotovorum subsp. carotovorum No.127 株 (Pcc-127)の溶菌
性バクテリオファージ F100 は,部分的なゲノム解読により Podovirus 科 phiKMV-like virus 属の新種であることが
推定された(H25 年度本学会大会).F100 の粒子形状を観察した結果,頭部は直径約 60nm,尾部は長さ約 15nm
と推測され,尾部が短い podovirus の形態的特徴を確認できた.F100 の懸濁液を 15~40℃に 1 時間置いた後に
Pcc-127 と混合培養し,溶菌斑の数を計測して耐性温度を調べた.その結果,Lim ら(2013)により報告されてい
る Pcc の Podovirus 科ファージ PP1 および本研究で比較に用いた Xanthomonas citri subsp. citri のファージ Cp1 が耐
性を示す 40℃で,F100 の生存率は半減した.さらに Pcc-127 と F100 それぞれの懸濁液を混合し,27℃と 35℃で
インキュベートした後に菌数とファージ数を調べた結果,35℃では F100 の増殖効率が著しく低下した.これらの
結果より,F100 は冷涼なワサビ田の環境と相関し,高温に弱い性質を有することが示唆された.
(静岡大農)
(1) 「細菌・ファイトプラズマ病」
(2) 「病原体の性状」
(3) ワサビ
(4) 蔬菜類軟腐病菌
(5) 柏原美紗子
(6) xxxxx@xxx.shizuoka.ac.jp
(7) 123456