平成 26 年 10 月採用高山村上級職員募集案内 「世界に通じるワインづくりを目指す高山村で あなたの専門知識、経験を活かしてみませんか」 ~ワイン等特産農産品振興を推進する職員を募集します~ 長野県高山村 「世界に通じるワインづくりを目指す高山村で あなたの専門知識、経験を活かしてみませんか」 高山村長 久保田勝士 高山村は、NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟する自然 豊かな農山村です。生ゴミなどを堆肥化して農地に還元する資源循環 型農業や農薬の使用を抑えた減農薬栽培が盛んな村で、ここに暮らす 人々は、世代を超えて受け継がれてきた自然景観や伝統、文化を大切にし、恵まれた自然 人々や 条件を活かしたりんご・ぶどうなどの果樹栽培に取り組んでいます。 特に、ワインぶどう栽培は年々栽培面積が拡大しております。村では新たな特産品とし て栽培から醸造販売まで一貫した6次産業化を目指す農家等への支援をするため、高山村 の果樹の特産品の振興に携わる意欲ある職員を募集しています。 「高山村らしいワインづくりを目指して」 高山村ワインぶどう研究会会長 涌井一秋 高山村ワインぶどう研究会は 2006 年2月に発足し、 生産、醸造、振興に分かれて活動を行っています。 将来的には、栽培方法の確立、醸造所の開設、販売 までを村内で行い、高山村らしいワインを多くの方々 にお届けして行きたいと考えています。 ぜひ、一緒にワインぶどうを作って美味しいワインを楽しみましょう。 「家族経営の規模は小さくとも 個性あるワイナリーを目指して」 ワインぶどう農家 湯本康之 「将来この地域でワインぶどうを栽培し、ワイ ンを醸造したい。」いつしか、そんな気持ちが芽 生えていました。それから3年後、数々の失敗も ありましたが、今では、それなりのぶどうが収穫 できるようになりました。 実際にぶどうを収穫してみると、その品質から、やはり高山村は素晴らしいワインぶど う産地であるという確信を持ちました。 私の思い描くワイナリーは「家族経営の規模は小さくとも個性のあるワイナリー」です。 夢の実現への扉が開かれたと感じています。ぜひ一緒に頑張りましょう!! ■募集案内 1 採用予定人員及び資格 職 種 上級行政職 採用予定人員 若干名 受 験 資 格 昭和49年4月2日から昭和62年4月1日までの間に生まれた人 で、学校教育法による大学(短期大学を除く)を卒業し、民間企業 等でワイン醸造に従事した実務経験を5年以上有する人 ※ 次のいずれかに該当する人は、受験できません。 ①日本国籍を有しない人 ②地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当する人(以下はその内容です。) ・成年被後見人又は被補佐人(禁治産者を含む。) ・禁固刑以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの人又はその執行を受けること がなくなるまでの人 ・日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で 破壊することを主張する政党その他政治団体を結成し、またはこれに加入した人 2 従事する業務概要 特産農産品振興等の推進 3 採用予定 ワイン振興等の特産品の企画・立案等 平成26年10月1日(水) 4 申込方法等 受験申込書に必要事項を記入のうえ写真をはり、1次試験として提出していただく「提 案書」を同封し、以下のいずれかの方法により提出してください。 提出書類 ①受験申込書(別添 PDF 1) ②提案書(別添 PDF 2) 提出方法 簡易書留や特定記録郵便など確実な方法で郵送してください。 ※メール便は不可 ※普通郵便により郵送した場合の事故については、責任を負いません。 封筒の表面に「職員採用受験申込書在中」と赤字で明記し、裏面に受験者の 住所、氏名を必ず記入してください。 受付期間 平成 26 年 6 月 2 日(月)から平成 26 年 7 月 31 日(木)まで【当日消印有効】 郵 送 先 〒382-8510 長野県上高井郡高山村大字高井 4972 番地 高山村総務課総務係 5 試験内容等 第1次試験 「提案書(要領参照) 」を審査し、合否の決定については、文書によ り通知します。 第2次試験 第1次試験の合格者に対し、次のとおり実施します。詳細は第1次 試験の合格者に通知します。 試 験 日 第1次試験の合格通知で指定する日 試験会場 高山村役場 方 ①プレゼンテーション(15 分程度) 法 ②個別面接 <プレゼンテーションについて> 第2次試験で実施するプレゼンテーションについては、第1次試験で提出いただい た提案書により口頭で説明していただきますので、別途資料等を作成していただく必 要はありません。 6 給与 「一般職の職員の給与に関する条例」の規定により支給します。 ■給料 上級初任給 172,200円を基準に、民間等での実務経験年数を 前歴換算し給料額を決定します。 ■諸手当 扶養手当、通勤手当、住居手当、期末・勤勉手当等 7 提案書提出及び問い合わせ先 長野県高山村総務課 〒382-8510 長野県上高井郡高山村大字高井 4972 電話 026-245-1100 内線 14 E-mail soumu@vill.takayama.nagano.jp 高山村のワイン振興の背景 高山村は、標高 400m~800mの間に、東西に長く広がる西傾斜の扇状地で年間降水量 が少なく、寒暖の差や日照時間など、果樹栽培に適した自然条件に恵まれており、銘醸 地といわれるワインの産地であるフランスの南部地方に近い条件を備えています。 また、標高による温度差や地質等の自然条件を活かして多彩な品種のワインぶどう栽 培が可能といわれています。 ▽平成18年2月15日 新たな村の特産物としてワインの振興を図るため、栽培予定者を中心に「高山村ワ インぶどう研究会」を設立し、高山村産ワインの誕生に向けて本格的な研究を開始。 ▽平成18年5月10日 農業経営基盤強化促進法に基づく特定貸付事業として、県内で初めて区画8.5ha の「ワインぶどう栽培農地の賃借契約及び栽培協力協定」を締結し、遊休農地の活用 を促進。 ▽平成22年8月10日 「信州高山ワインぶどう出荷組合」を設立。平成20年の初出荷から、着実に栽培 者と面積が増え、収穫量約10㌧に達する。 ▽平成23年6月 国の構造改革特別区域計画「信州・高山ワイン特区」に認定され、果実酒を製造す る場合の最低製造数量基準が、6,000 ㍑から 2,000 ㍑へ緩和され、小規模なワイン醸 造が可能となる。 ▽平成25年7月 高山村の豊富な地域資源を活かして、農産物の付加価値を創出する6次産業化を推 進するため「高山村ワイナリー構想検討会議」を設立し、高山村らしい小規模ワイナ リーの集積するワイン産地構想として、平成 26 年2月 25 日に答申される。 高山村のワインぶどうを原料としたワインが、国内外のワインコンクールで入賞し、 ワイナリー関係者から注目されています。 【高山村のワインぶどう栽培の状況】 村総栽培者 年度 圃場面積 (ha) うち出荷組合 (社)数(人) 栽培者 人 面積 ha 出荷量 t H18 3.1 4 - - - H22 19.0 12 - - - H23 21.0 16 12 4.4 12.6 H24 24.0 16 12 7.0 32.3 H25 26.0 17 13 13.0 47.0
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