野外調査の解説概要書のダウンロード(PDF

アースウォッチ・ジャパン
解説概要書
2014
山梨の森の野生生物
須田
知樹
立正大学地球環境科学部環境システム学科/准教授
探 査 地 :山梨県山梨市水口地区「ライオン山梨の森」
現地探査日:2014 年 10 月 11 日(土)― 12 日(日)
募集人数 :最小 5 人、最大 10 人
認定特定非営利活動法人
アースウォッチ・ジャパン
〒113-8657 東京都文京区弥生 1-1-1 東京大学大学院
農学生命科学研究科フードサイエンス棟 4 階
TEL 03-6686-0300 FAX:03-6686-0477
e-mail: info@earthwatch.jp URL: http://www.earthwatch.jp
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目
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
次
アースウォッチ・ジャパンからのメッセージ
主任研究者からのメッセージ
研究員の紹介とプロジェクト・スタッフ
プロジェクトの目的・意義
研究成果の応用
活動方法
フィールドトレーニング
調査地について
9) 調査日程
10)集合場所、食事と宿泊施設、交通案内
11)体力と医療機関
12)持参装備品と説明
13)参考書籍、文献など
14)その他調査について
15)安全確保の為の予定変更について
1) アースウォッチ・ジャパンからのメッセージ
ボランティア参加者各位
このたびは、アースウォッチ・ジャパン主催の国内プロジェクトへお申込いただき、
ありがとうございます。
アースウォッチは、地球上の様々な変化を調査・研究している研究者を支援する
組織です。アースウォッチが支援する研究者は、私たちが住む地球上に起きている諸現
象を知るため、そして考えるために、科学的な手法を採用しています。
世界各地の探査現場で科学的な調査により得られた数多くの事実や知識を整理集成
し、貴重な天然資源や人類の文化遺産を次世代に引き継ぐために、今後私たちがどのよ
うに生きるべきか、そしてどのように行動しなければならないのかを考えるベースを
つくりたい、それがアースウォッチの理想です。
人類の持続的な未来を可能にするためには、このような知識ベース「knowledge base」
が大変に重要であると確信しており、ボランティアの皆様の働きは、その目的達成の
ために重要な役割を果たします。
短い期間ではありますが、今回の探査活動を大いに楽しんでいただきたいと思います。
そしてそこで得た体験を多くの方と共有していただければ幸いです。
認定特定非営利活動法人アースウォッチ・ジャパン
事務局
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2) 主任研究員からのメッセージ
アースウォッチのボランティアの皆様
生態学は気の長い学問です。
身近な生物で寿命が長いのは樹木ですが、200~300 年生
きます。屋久杉のように千年以上生きる樹木もいます。樹
木の集まりである「森」の仕組みを実証的に明らかにする
ためには、少なくとも数百年研究を続ける必要が有ります。
生態学は歴史の浅い学問です。
生態学はわずか 150 年ほどの歴史しかありません。教科書で解説されている森の仕組
みは、成立年代の異なる複数の森林の研究をつぎはぎして、一つの時系列上で整理した
ものに過ぎません。同じ森での数百年の継続研究は無いのです。
その一方で、私たちは生物多様性の減少という問題に直面しています。生態学はその
有力なツールとして期待されていますが、私たちが持っている生態学的知識は、先述の
通り、まだまだ脆弱なものです。今日我々が行っている対策の効果が出るのも、数十年
後、あるいは 100 年以上後かもしれません。その効果を適切に評価するためには、今を
丁寧に記述し、これからも記述し続けることが必要です。100 年後につぎはぎしないで
すむように、同じ森で!
このプロジェクトの主役は私でも皆さんでもありません。まだ見ぬ私たちの孫やひ孫
が主役です。彼らが彼らの孫やひ孫に、森と共存する確たる指針を示せるように、今日、
私たちがその第一歩を踏み出しましょう。
一緒にライオン山梨の森の「生き物たちの史記」の司馬遷とならんことを願います。
立正大学地球環境科学部
准教授 須田知樹
3) 研究員の紹介
須田 知樹:立正大学地球環境科学部環境システム学科 准教授
4) プロジェクトの目的・意義
戦後の木材需要の増加に伴い、わが国では人工林を飛躍的に増加させる拡大増林政策
を行い、天然林を人工林に置き換える動きが全国で行われました。しかしその後安価な
輸入材の流入や林業の担い手不足により林業は長い低迷傾向に入り、その結果、日本の
森林の手入れが行き届かなくなっている現状にあります。
しかし、日本の森はどのくらい荒れているのでしょうか?森に生息する生き物やその
多様性は、どうなっているのでしょうか。
生物多様性研究が困難な最大の原因は、長期継続的に生物の生息、分布記録が蓄積さ
れている場所が少ないことです。なぜなら生物多様性への影響が顕著に現れて初めて研
究対象として調査が行われることが多く、かつてその場所がどうだったのか?という実
証的データを示した研究がほとんどないからです。
このプロジェクトでは、典型的な日本の森林をフィールドに、継続して生物の生息状
況を調べることにより、日本の森林の生物多様性の現状を把握し、今後の森林管理計画
に向けた対策を模索していきます。
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一方、環境にかかわる市民・企業・研究者の活動では、生物多様性そのものの概念に
まで踏み込む活動例は非常に少ないのが現状です。
そこで山梨県山梨市に企業の森を所有するライオン株式会社と協働し、「ライオン山
梨の森」をフィールドに、ライオン株式会社による森林の維持、同社社員やアースウォ
ッチ・ジャパンのボランティアによる長期継続的生物情報の蓄積、その情報を用いた研
究者による分析研究という、三者による役割分担と協働体制を構築することを目指して
いきます。それにより、企業・市民・研究者による生物多様性保全活動の新しい協働の
形を日本国内に広めていきます。
5) 研究成果の応用
本年度のプロジェクトではシカ、イノシシ、リス、クマなどの動物痕跡の位置と種類を
記録します。この情報は、確実な生息記録として活用される他、地形情報や植生情報と
重ね合わせることで、動物の活動場所の選好性を分析することができます。
次年度以降に同様のプロジェクトを継続することで、動物痕跡数の増減を把握すること
ができます。こうした情報は、動物の個体数や密度の相対的変化を示す指標となります。
また今年度から一本一本の樹木の位置・太さ・高さの記録をすることで、間伐計画、伐
採計画、森林蓄積の算出など、森林計画に役立てていきます。
将来的には、多くの分類群(菌類、土壌動物、小型哺乳類、昆虫類など)に記録対象を
広げることで、1)、4)に記した目標・目的・意義を達成することができます。
6) 調査方法
ライオン山梨の森を 100m×100mメッシュに区切り、メッシュ内の生物の痕跡を探し
ていきます。調査は、研究者の指導のもと、ボランティアが横一列に並んで歩きながら、
シカの食痕やクマの爪跡、イノシシの掘りおこし跡、糞、足跡などを探します。
痕跡を見つけたら、GPS を使って位置情報を調べ、調査票に記録していきます。
7) フィールドトレーニング
調査対象種であるリス、シカ、イノシシ、クマのフィールドサインについて、現地
で見分け方を指導するほか、調査対象以外の哺乳類のフィールドサインについても、
状況に応じて、解説します。
また、樹種の識別方法、鳥類の識別や観察、森林生態系の機能と構造などについて
も、休憩時間等を活用して実地に解説したいと思っています。
8) 調査地について
「ライオン山梨の森」は、山梨県が進める「企業の
森推進事業」の第 1 号として、ライオン株式会社と山
梨市、峡東森林組合が森林整備協定を結び、2006 年
10 月に山梨市水口地区の山梨市有林(約 65ha)に開
設されました。元はヒノキやアカマツを中心とする森
林でしたが、ヒノキ林はボランティアが間伐を行い、
マツクイムシの被害が進むアカマツ林は皆伐が進み、
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その一部はクヌギ、コナラなどの広葉樹に植え替えられるなど、環境が大きく変化して
います。
今回の調査により、生息する野生生物が明らかになりますが、シカやイノシシ、リス、
シジュウカラ、キツツキ類などの様々な生き物が観察できると思われます。
9)
調査日程(当日の天候などにより変更になることがあります、あらかじめご了承下さい。)
□1日目:
12:00
13:00
16:00
17:00
18:00
19:30
21:00
22:30
実施内容
山梨市駅集合し、そのまま調査地へ移動(※)
ライオンの森にて調査方法及び危険への対処法のレクチャー
調査実施
下山
宿泊場所に到達後、自由時間(入浴など)
夕食
調査の振り返り・レクチャーなど
自由時間
就寝
※集合後すぐに現地へ行きますので、昼食は済ませ、あらかじめ調査に持参する荷物は
小分けにしておいてください。また集合時は調査用の服装でお願いします。
□ 2 日目:
実施内容
7:00
8:30
9:00
12:00
13:30
14:30
起床・朝食
調査地へ移動
調査開始
調査終了・昼食・下山
温泉
山梨市駅解散
10) 集合場所、食事と宿泊施設、交通案内
集合場所:JR中央本線山梨市駅
改札
集合時間:12:00(昼食及びトイレは済ませたうえ、調査ができる服装で集合)
解散予定:14 時半頃
食事と宿泊施設:
宿泊施設名
宿泊施設の住所
山梨市駅(調査の状況によって遅れる場合があります)
民宿 雁月(広瀬湖畔)
〒404-0003 山梨市三富川浦 1818(広瀬湖畔)
TEL/FAX 0553-39-2448
※宿舎は男女に分かれての相部屋となります。予めご了承ください。
朝食・昼食・夕食は宿泊施設で用意します。昼食は、宿で用意したお弁当を持参
し、森の中で食べます。
(食事は全て研究分担金に含まれます。ただし飲み物は別
途各自でお願いします)
※二日目の温泉は、各自でご負担願います。(研究分担金には含まれません)
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交通機関:
電車の場合:JR中央線山梨市駅(集合)
参考>時刻表
中央本線 甲府・松本方面(下り)および大月・新宿方面(上り)
http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list1609.html
例) 特急かいじ
新宿 10:30
-
山梨市 11:58
注意:なお、参加者は集合場所までの旅程をプロジェクト開始 10 日前までに必ず事務局
に連絡してください。また、集合時の連絡用に携帯をお持ちでしたら、その番号も
お知らせください。
11) 体力と医療機関
今回調査する地域は、ヒノキの人工林で、間伐された地域とまだ間伐されていない地
域をジグザグに歩行します。事前の調査では、シカ・イノシシなどの「けものみち」が
見つかっています。1 日 2.5 時間を、動物の痕跡を探しながらゆっくり登りますが、急
な斜面もありますので、低い山を登れる体力が必要です。延べ踏破距離は 5~6Km 程度
になります。
調査は森の中ですので、晴れても過ごしやすいですが、水分はこまめに摂取してくだ
さい。雨が弱ければ雨粒は木の葉や枝で受け止められるため、調査に影響しませんが、
強い雨が降り続くと地面が軟弱になりますので、多少ぬかるんでも歩きやすい靴をご用
意下さい。また、蜂やアブ、羽虫などのほか、トゲのある植物などがありますので、長
袖シャツ・長ズボン、帽子、軍手は必需です。
■調査中の危険について■
調査は自然豊かな森の中で行われるため、調査中は以下の危険が想定されます。調査
前のレクチャーで詳しく説明致しますが、事前に把握いただきたくお願い致します。
・滑落:場所によっては、傾斜のきつい斜面での調査作業がありますので、ちょっと
した不注意で滑落の危険があります。靴は、お持ちであれば登山靴、ない場合は、歩
きやすいものをご用意ください。(地下足袋・スニーカー可。ただしジョギングシュ
ーズなどソールのクッションが厚いものはお避けください。)足腰に不安のある方は、
なるべく登山靴でお越しください。
・危険生物
①ツタウルシ:触ると大変腫れ痛いですが、放置しておいても時間がたてば腫れ
はひきます。
②ハチ:特にスズメバチが危険です。目撃したらハチを刺激せずにそっと逃げて
ください。
③マムシ:目撃したら刺激せずに即座にできるだけ遠くに逃げてください。
④ブヨ:刺された場合は、かかずに我慢してください。
⑤シカにつくダニ:ダニを媒介するライム病が本州にも来ています。ダニに刺さ
れて、風邪のような症状(微熱・頭痛など)がおきましたら、医者にダニに刺
されたことを告げてください。知らずに抗生物質を飲んだ場合、ショック症状
が起こる場合があります。
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万一、②ハチ③マムシの被害にあっても命の危険はありませんので、慌てず騒がずに
速やかに研究者に申し出てください。即座に調査を中止し病院にお連れします。
医療機関は、東山梨消防本部(救急対応)
・加々美医院(内科)
・加納岩総合病院・山
梨厚生病院などがあり、いずれも調査地から車で 15~20 分程度の場所にあります。
配布資料「救急救命の知識」に事前に目を通し、当日も持参してください。
■参考■
病
院
東山梨消防本部
住
所
甲州市塩山西広門田
385
加々美医院(内科) 山梨市北 514-1
加納岩総合病院
山梨市上神内川 1309
山梨厚生病院
山梨市落合 860
7
電
話
0553-32-0119
備
考
電話すると救急医等対応
0553-22-0404
0553-22-2511
0553-23-1311
現場へ最寄り車で 15 分
山梨市役所そば 車で 20 分
国道 140 号沿い 車で 20 分
12) 持参装備品
・服装
長袖シャツ、長ズボン 軍手 帽子
歩きやすい靴(軽装登山靴や地下足袋、底の薄いスニーカー)
※下段に記載しました「参加者の声」をご参考にしてください。
・そのほかの装備品、持ち物
フィールド用リュック フィールドノート 筆記用具
防寒具(セーターなど。夜間は冷え込みます) 雨具
医薬品(虫除け、バンソウコウ、胃腸薬など)
健康保険証 着替え
時計 水筒 ハンドタオル、
※宿泊施設には、寝巻き・洗面用具・シャンプー・石鹸などがありますので、個人的
に必要なものを持参ください。
(バスタオルはありません。必要な方はお持ち下さい)
・あると便利なもの:スパッツ、ウェットティッシュ、コンパス、双眼鏡
日焼け止め
◇持ち物に関する説明(以下参加者の声もご参考にしてください)
・長袖シャツ・長ズボン:野外調査では季節に関わらず、長袖長ズボンが基本です。木の
枝や草の葉で肌が切れますので、体を保護する意味からも必須です。
・靴:お持ちであれば登山靴、ない場合は、歩きやすいものをご用意ください。(地下足
袋・スニーカー可。ただしジョギングシューズなどソールのクッションが厚いもの
はお避けください。
)足腰に不安のある方は、なるべく登山靴でお越しください。
・雨具:野外調査は、少雨であれば実施しますので、雨合羽の上下を持参ください。安い
雨具ですと枝などで破ける可能性があります。しっかりした雨具をご用意下さい。
・防寒グッズ:重ね着など脱ぎ着での調節が可能なものが便利です。
夜間はかなり冷えますので、必ず防寒具はお持ちください。
・着替え一式:雨具の項目のように、晴れていても道が濡れていたり、汗をかくこともあ
りますので、上下共に着替えを持参すると安心です。
・タオル:泥で汚れた手を拭くための、汚れてもよいタオル。
・筆記用具:記録作業などに使用します。
・双眼鏡・常備薬など:調査地は自然豊かですので、双眼鏡や虫眼鏡、植物図鑑などを持
っていくとより楽しめます。
※上記は標準的な持ち物です。その他虫よけスプレーなど各自必要と思うものを持参ください。
■参加者の声■
装備
・ 靴の選定が大切だと思います。底の厚い靴を選ぶとよいと思いました。
・ 山歩き(しかも道ではないところ)なので、しっかり準備していきましたが、普通の
靴で来られている方もいらっしゃいました。靴や出来ればスパッツの必要性を強調し
ていただければ、もっと山の中を楽しめたのでは思います。
その他
・ 荷物は車において置けるので、着替えなども多めに持っていっても大丈夫です。
・ 森の中は湿度があり、かなり汗をかくので、いつでも水分補給ができるようにするこ
と。森の中を歩くときは、前を歩いた人の小枝などが跳ね返ってくるのでお互いに気
を付けましょう。
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13) 傷害保険
アースウォッチのボランティア活動中に万一発生する傷害(病気は対象となりません)に
対して保険が手配されています。補償の詳細については、事務局にお問い合わせ下さい。
14) 参考書籍、文献、用語の説明など
『アニマルトラック & バードトラック ハンドブック』今泉忠明著 (自由国民社)
『野生動物への2つの視点』高槻成紀・南正人著(ちくまプリマ-新書)
『環境のサイエンスを学ぼう』立正大学地球環境科学部環境システム学科編(丸善プラ
ネット)
『流域環境を科学する』第3章 髙村弘毅・後藤真太郎編(古今書院)
15) その他調査について
◆体験記や当日撮影した写真をお寄せください。
・アンケートにご協力ください
本プロジェクト参加後、アンケートをお送りしますので、ご意見、ご感想を事務局
にお寄せください。今後のプロジェクト運営の向上に役立てさせていただきます。
・体験記や写真をお寄せください
同じプロジェクトに今後参加するボランティアのため、体験記を寄稿してください。
アースウォッチではホームページなどで、参加者の体験記を掲載しています。調査中
に感じたことや、エピソード、ボランティア活動中に撮影した写真などをご提供くだ
さい。皆様の体験記はこれからボランティアを始めようと考えている方にとって、非
常に役立つ情報です。
※研究室で用意したカメラでの記録写真の版権・著作権は研究室に所属します。
また、本プロジェクトで個人的に撮影した映像・画像は個人的に使用する場合を除き、
公表する前に主任研究者の承諾を得て下さい。
16) 安全確保の為の予定変更について
◇やむを得ない事情による調査中止の場合など、実施に関する注意事項◇
調査は基本的に雨天でも行われます。しかし、台風や集中豪雨など、調査地に入る
ことがボランティアにとって危険と研究者が判断した場合には、調査チームの安全確
保のためやむを得ず野外調査を中止することがあります。その場合は、研究者の指示
に従ってください。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
・事前に予想される場合:プロジェクト開始以前に発生した台風や強雨の影響で調査が
困難になると研究者が事前に判断できた場合は、調査開始 1 週間前までに中止や予定
の変更を事務局からご連絡いたします。
・直前の予期せぬ天候の変化などの場合:台風の進路の急変など、予期せぬ気象条件に
より、調査実施が難しいと研究者が判断した場合は、調査 3 日前までに事務局からご
連絡いたします。
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・プロジェクト期間中の天候の急変について:そのほか天候の急変など、アースウォッ
チの管理できない事由により調査の安全確保が困難になると研究者が判断した場合、
調査を早めに切り上げ、データ整理などの他の作業に切り替えることがありますので、
研究者の指示に従ってください。
※ 上記のような予期せぬ状況によりプロジェクトが全く実施できなかった場合は、
若干の事務手続き費用(ボランティア保険等)を除いた研究分担金の残額をお返しい
たします。(そのほか、詳細は免責承諾書の記載事項もご参照ください。)
このプロジェクトの研究活動・ボランティアプログラムは、ライオン株式会社
の支援を受けて実施されます。
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