お客様に期待以上の価値と感動を提供する会社として

事業価値を高める経営レポート
商号:株式会社ビサン
Ⅳ. 外部環境(機会と脅威)
作成日:27年9月
キャッチフレーズ:心の底から「ありがとう」と言ってもらえるものづくり
・2014年のCO2レーザー加工機導入により、加工範囲が拡大し取引先が増加している。
Ⅰ.経営理念(企業ビジョン)
お客様に期待以上の価値と感動を提供する会社として進化し続けます。
・2020年東京オリンピック開催に伴い、インフラ整備が計画中であり、防音パネルの需要が見込まれる。
・2015年4Mプレスブレーキ加工機を導入予定。これにより複雑な加工が可能となり加工範囲が拡大する。
・従業員を増加し、生産加工能力の向上とともに、新規受注が見込まれる。
Ⅱ-1.企業概要
Ⅱ-2.沿
[代表者]代表取締役 尾崎進
[住所] 岡山県岡山市南区植松237
[TEL]086-485-0953
[FAX]086-485-0950
[Mail]bisan-u01@s9.dion.ne.jp
[業種]防音パネル製造、レーザー加工、プレスブレーキ加工、
溶接、塗装、防音パネル製造
[資本金]500万円
[従業員]5名
[HP]http://www.bisan-thanks.com/index.htm
・2006年 株式会社ビサン 創業
・2014年 CO2レーザー加工機 導入
・2015年 4Mプレスブレーキ加工機 導入
・2015年にホームページを開設し、当社の技術力を全国に情報発信することにより新規取引のキッカケとなる。
Ⅱ-3.受賞歴・認証・資格等
・2014年 経営革新計画 承認
・2014年 ものづくり補助金 採択
・2015年 ものづくり補助金 採択
・2015年 持続化補助金 採択
・従業員が少なく、生産加工能力に限界があり失注している場合がある。
Ⅲ-1.内部環境(業務の流れ)
①切断加工
②曲げ加工
③溶
・レーザー加工
(4×8尺)
・パンチプレス加工
(5×10尺)
・プレスブレーキ
(4M・3M・1.3M)
・CO2
・アルゴン
接
④塗
革
顧客提供価値
装
・エアレス塗装
1
2
3
4
5
1
2
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4
5
・高度な技術が必要とされる加工については、更なる技術確立が必要である。
・しっかりとした生産管理体制が確立していなので、ロスが発生している。
・社長以外の従業員のお客様応対能力の向上と体制作りが必要。
・創意工夫を活かしお客様のニーズに柔軟に対応できる体制作りが必要。
Ⅴ.今後のビジョン(方針・戦略)
・自社にて一貫生産が可能(CAD/CAM、切断、曲
人材育成(技術者)と生産管理能力の向上。
げ、製缶、塗装)
・天井クレーンを多数(10台)保有しており、大型・
機械の特性を発揮できる技術を確立するとともに、技術者(オペレーター)の人材育成。
長尺物加工が可能
ホームページによる情報発信と人脈づくりを行い、自社のPRと営業力の強化。
切断加工
・人的資産→5S活動の継続。日本人技術者の採用と育成。
・構造資産→生産管理体制の「見える化」。
・関係資産→お客様、金融機関様、公的機関様との連携を強化。HPを活用し異業種に向けて情報発信。
・その他→現在のベトナム人技能研修生との関係により、5年後にベトナムへ進出し事業を開始。
レーザー加工機は2.5次元加工であり、素材は、アンゲル・チャンネル・パイプ・非鉄(木材・アクリル)に対応可能。パンチプレスは5尺×4M加工に対応可能。
曲げ加工
パンチプレス(4M・3M・1.3M)を保有しており、多種多様な曲げ(テーパ・R曲げ)加工に対応可能。
溶
接
SUS・SS・アルミ加工に対応可能。
塗
装
塗装工場を200㎡保有しており、大型・長尺物塗装に十分対応が可能。
Ⅵ.価値創造のストーリー
【現在~2年後のストーリー】
自社にて一貫生産体制を確立しており、大型・長尺物加工に対応可能。
【3年後~5年後のストーリー】
(2015年~2016年)
(2017年~2020年)
知的資産の活用状況
知的資産の活用目標
・オンリーワン技術を目指し従業員を多
能工技術者に育成。
・5S活動の推進と徹底。
Ⅲ-2 内部環境(強み・弱み)
【 自社の強み 】
・自社にて一貫生産が可能
・高技術とそれに伴う機械設備の充実
・大型・長尺物加工が可能
・長年の経験と柔軟な対応
【 自社の弱み 】 (経営課題)
・営業力不足
・自社技術力のPR不足
・生産工程管理が不十分
【 その理由・背景 】
【 その理由・背景 】
・従来の防音パネルの製造で、自社にて一貫生産の体制
を行い、さらに大型・長尺物加工の体制を培ってきた。
・社員教育を周知徹底し、お客様に喜ばれることを念頭に
行動している。
・創意工夫をモットーに多能工技術者の育成を行っている。
長年、少人数体制で経営を行ってきたことと
生産加工技術力の向上に注力してきたため、
営業力と情報発信力(PR)が乏しい。
知
的
資
産
・
K
P
I
・ベトナム工場新設に伴い、従業員(日本人、ベトナム人)
の採用と育成。
・5S活動を通して、従業員のコミュニケーション能力向上
と問題解決能力を高める。
・従業員のコミュニケーション能力向上。
・工程管理について、マニュアル書類等を作成し徹底的に
「見える化」を推進。従業員全員が理解できる環境を整備。
・安定した組織体制を構築し、保有設備が安定して稼働で
きる環境(バックアップ体制)を整備する。
・確実な工程管理に基づく短納
期を実現。
・2015年にHPを開設し全国に情
報発信。
・お客様、金融機関様・公的機関
様との情報交換により、より一層
密な関係の構築。
・お客様、金融機関様、公的機関様との更なる連携強化と
異業種との交流を積極的に行い、当社の技術が活かせる
分野への情報発信と情報収集を行う。
・レーザー加工機の特性を活か
し2.5次元加工(アングル・チャネ
ル・パイプ・非鉄*木材・アクリ
ル)の拡大。
【現在】
K
G
I
新規お客様の受注件数は増加傾向にある
が、スポット案件が多く、継続的案件に繋
がっていない。
・プレスブレーキー加工技術を通して新分野を開拓する。
【将来】
・ターゲットの絞り込みと付加価値のある
加工技術を確立し、継続的受注の増加。
・2020年にはベトナムに進出予定。