牧阿佐美バレヱ団・文京区・文京シビックホール 事業協定締結のお知らせ

Page1/3
2014 年 1 月 28 日
報道関係各位
牧阿佐美バレヱ団
(公益財団法人橘秋子記念財団)
文京シビックホール
(公益財団法人文京アカデミー)
牧阿佐美バレヱ団・文京区・文京シビックホール
事業協定締結のお知らせ
~日本を代表するバレエ団・牧阿佐美バレヱ団が文京シビックホールに~
このたび、公益財団法人橘秋子記念財団・東京都文京区・公益財団法人文京アカデミーは 3 者によ
る事業協定を 2014 年 1 月 28 日付で締結し、
「牧阿佐美バレヱ団」は新たに文京シビックホール(東
京・後楽園)での活動を行っていくこととなりましたので、お知らせいたします。
また、このことを記念し、2014 年 4 月 21 日(月)に、事業協定締結記念公演として「牧阿佐美バ
レヱ団 プリンシパル・ガラ」を開催いたしますので、併せてお知らせいたします。
この協定は、文京区民をはじめ全国の皆さまが芸術文化に親しみ、新しい文化を創造するための
環境づくりを推進していく観点から、3者が相互に連携し、芸術文化活動を展開していくための役
割や協働の関係を明らかにし、文京区から芸術文化の一層の発信・発展を築いていくためのものです。
当日は、公益財団法人橘秋子記念財団 植木浩理事長、文京区 成澤廣修区長、文京アカデミー 根
岸創造理事長ほか関係者が出席し、締結式を行いました。
文京シビックホールは、2001 年に東京フィルハーモニー交響楽団、2006 年に鼓童、2010 年
にシエナ・ウインド・オーケストラと事業協定を結び、音楽と伝統芸能を中心に文化芸術振興につと
めてまいりました。
新たに「牧阿佐美バレヱ団」が加わることにより、舞台芸術分野において一層の充実を図り、
「文
の京(ふみのみやこ)
」から世界レベルの公演を発信することが可能となります。
日本トップレベルの牧阿佐美バレヱ団と文京区、文京シビックホールの今後の展開に、どうぞご
期待ください。
記
1 協定締結日
2014 年 1 月 28 日(火)
2 協定概要(詳細はお問い合わせください)
・文京区民が芸術文化に親しみ、新しい文化を創造するための環境の醸成とその基盤の強化を
図る観点から、双方の連携と協力により、芸術文化の振興または普及を図るための活動につ
いて基本的な事項を定めることを目的とする。
・文京シビックホールでの公演の実施、または区民等を対象とした芸術文化の支援
3 事業協定締結記念公演(別紙参照)
●牧阿佐美バレヱ団「プリンシパル・ガラ」
2014 年 4 月 21 日(月)19:00 開演 文京シビックホール 大ホール
(概要)日本のバレエ・シーンを代表するトップダンサーと注目の若手が繰り広げる華麗な
技の競演!多彩なバレエの魅力を凝縮した名作ハイライト・コンサート
[音楽はテープによる上演]
以上
Page2/3
(別紙)
【牧阿佐美 氏
コメント】
牧阿佐美バレヱ団が橘秋子バレエ団として活動しておりました時代から現在まで約80
年の間、活動の拠点となる劇場を持つことは、全ての団員と関係者の願いでございました。
ヨーロッパで生まれて各国に広まったバレエは、日本でも一世紀にわたる歴史を刻み、各
時代の新風を取り込んで鮮やかに進化を続ける世界共通の舞台芸術です。今後、文京区の素
晴らしいシビックホールで多くの皆様にその魅力をご堪能いただけるよう、質の高い舞台創
りにより一層努めて参りたいと存じます。また、芸術文化の実りを誰もが享受できる心豊か
な社会に向けて、区民の皆様と共に様々な芸術振興・普及活動を行い、バレヱ団の役割を担
って参りたいと存じております。
締結式の様子
写真右から成澤廣修 文京区長、牧阿佐美バレヱ団 主宰 牧阿佐美氏、
公益財団法人橘秋子記念財団 植木浩 理事長、牧阿佐美バレヱ団 総監督 三谷恭三氏、
公益財団法人文京アカデミー 根岸創造 理事長
【牧阿佐美バレヱ団「プリンシパル・ガラ」上演予定演目】
2014 年 4 月 21 日(月)19:00 開演 文京シビックホール 大ホール
■「コンスタンチア」
振付:ウィリアム・ダラー 音楽:ショパン『ピアノコンチェルト ヘ短調』
ショパンは憧れの女性コンスタンチアに思いを寄せてピアノコンチェルトを作曲、
その人生を描いたネオ・クラシック・バレエの佳品
■「ジゼル」グラン・パ・ド・ドゥ
■牧阿佐美バレヱ団初演 オペラ『ファウスト』より 「ワルプルギスの夜」抜粋
■牧阿佐美バレヱ団初演 「エスメラルダ」グラン・パ・ド・ドゥ
(振付:ベン・スティーブンソン 振付指導:ドミニク・ウォルシュ)
■「白鳥の湖」黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ
■「ドン・キホーテ」第 3 幕 グラン・パ・ド・ドゥ
主な出演者:吉岡まな美、青山季可、伊藤友季子、日高有梨、久保茉莉恵、中川郁、
織山万梨子、京當侑一籠、菊地研、中家正博、清瀧千晴、篠宮佑一 他
*演目、出演者は 1 月現在の予定です。
Page3/3
《牧阿佐美バレヱ団(公益財団法人橘秋子記念財団)について》
■沿革~50 年のあゆみ
牧阿佐美バレヱ団は、1956 年、日本バレエ界の草分けの一人である橘秋子により 1933 年に設
立された橘バレヱ研究所および橘秋子バレヱ団を母体として創設され、2006 年に創立 50 年を迎
えた。幅広い作品のレパートリーと、高度なトレーニングを積んだダンサーの水準の高さとにより、
世界のバレエシーンの第一線で多彩な活動を展開している。1971(昭和 46)年より 1994(平成
6)年までは牧阿佐美が、また同年以降は三谷恭三が総監督を務める。
牧阿佐美バレヱ団は幅広いレパートリーを擁し、
「白鳥の湖」
「眠れる森の美女」
「くるみ割り人形」
をはじめとするクラシックの全幕バレエのほか、フレデリック・アシュトンの「リーズの結婚~ラ・
フィーユ・マル・ガルデ~」
、
「三銃士」や「ホフマン物語」など、日本初演となった全幕作品も数多
く手がけている。
またジョージ・バランシン振付の「セレナーデ」
「アポロ」
「ルビー」やナチョ・ドゥアト振付の「カ
ミング・トゥギャザー」などの著名な振付家の作品にも積極的に取り組み、とりわけ近年は、フラン
スを代表する世界的な振付家ローラン・プティの傑作「ノートルダム・ド・パリ」
「アルルの女」
「若者
と死」などの日本初演を果たした。
また創立 45 周年を迎えた 2001 年、プティの振付・演出による新作「デューク・エリントン・バレ
エ」の世界初演を実現させ、ジャズとクラシック・バレエの洗練されたコラボレーションとして大き
な話題を呼んだ。
■一貫した教育システムと高い評価
1970 年代より海外公演を行っているほか、芥川也寸志や團伊玖麿など、わが国を代表する作曲
家の音楽による日本の歴史に題材をとった創作にも意欲的に取り組んでおり、主な作品に「飛鳥物
語」「角兵衛獅子」
「北斗」がある。創立 50 年を迎えた 2006 年、島田雅彦の原作、三枝成彰の作
曲、牧阿佐美、三谷恭三、ドミニク・ウォルシュの共同振付、そしてルイザ・スピナテッリによる美
術と衣裳デザインで、新作「À Bientôt ア ビアント だから、さよならはいわないよ」を上演し、
時空を超えた愛の物語として広く注目を集めた。 このような高い水準の活動は、関連団体の橘バレ
ヱ学校や AM ステューデンツにおける一貫した教育システムによる充実したバレエダンサーの育成、
ならびに指導の成果として、内外より高い評価を得ている。
《文京シビックホール(響きの森文京公会堂)について》
東京 23 区のほぼ中心に位置し、歴史と文化に恵まれた緑豊かな文京区に所在する、音楽・舞台芸
術を中心とした公演に最適のホールです。文京公会堂(1959~1977 年)の後継施設として、2000
年 3 月にオープンしました。
地下鉄丸ノ内線・南北線・三田線・大江戸線から直結。アクセスの良さは都内随一のホールです。
1,802 席を有する大ホールでは、小林研一郎、佐渡裕、ワレリー・ゲルギエフ、ユーリー・テミル
カーノフ、シャルル・デュトワら著名な指揮者が数多く登壇し、その響きの良さを高く評価していま
す。371 席を有する小ホールでは区民の皆様をはじめ、演劇、伝統芸術、講演会、コンサートなど
多彩な可能性を生み出す空間として利用されています。
《本リリースに関するお問い合わせ》
牧阿佐美バレヱ団(公益財団法人橘秋子記念財団)
宮原
TEL 03-3467-7065(平日 10 時~18 時) FAX 03-3485-2604
miyahara@maki-ballet.jp
文京シビックホール(公益財団法人文京アカデミー) 篠原
TEL 03-5803-1103(平日 9 時~17 時) FAX 03-5800-2230
civichall@b-academy.jp