ホテル紹介 エウセピホテルグループは系列のホテルを3つ所有し、温かい心でお客様をおもてなしする、 そして様々な要望に対応できるサービスを提供する、という2つのコンセプトを共有していま す。 1970年より、当ホテルはオーナーの直営によって運営されており、お客様の様々なご要望 にお答えするため細心の注意をはらい、より快適かつ能率的なサービスを保証いたします。 グランドホテルヘリオス 客室95部屋 @タルクィーニャ・リド ホテルトッレデルソーレ 海が見える部屋含め客室43部屋 @マリーナヴェルカ ホテルタルコンテ 客室53部屋 @タルクィーニャ中心 本拠地 当ホテルの事務所はエトルリア古代文明の中心地、タルクィーニャにあり、ローマへアクセス しやすい方向なのでローマ・フィウミチーノ空港から車で1時間でアクセスできます。 ユネスコ世界遺産に登録されているネクロポリスのようなエトルリア文明を裏づける考古学的 実証物、国立博物館、中世の市街地区、ロマネスクの教会、海、美しい海岸、この土地が育 んだ豊かな作物や郷土料理、そして数多くの文化的催し。これらひとつひとつの破片がこの 土地の尊さを投影するひとつのモザイクを生み出すのです。 サービス 30年の歴史で培った経験は高水準で卓越したおもてなしをお客様に提供し、個々の要求に 対応しながらサービスを向上させてきました。 レストラン:自信の品々 ウェディング、朝食ミーティング、デイリーメニューは、食材選びからテーブルセッティングまで すべて細心の注意が払われています。またワインテイスティングも行っております。 サービス 個人旅行: ダイエットメニューからファミリープランまで多彩なプランをご用意しております。 付属スポーツジムでリラックスした休日を、または水泳コース、ヨット、ウィンドサーフィンやそ の他エンターテイメントサービスでスポーティな休日を過ごしてはいかがでしょうか。 団体旅行: 完全設備の大会施設 予約に応じたガイドつきスクール旅行 シニア向けエンターテイメントサービス ワインテイスティングつきガイドツアー サマーキャンプ、ヨット、ウィンドサーフィン授業 パートナー 以下の協力者とともに専門性と信頼という共通の価値を担っていきます。 これらの価値はサービスの質を維持し続ける重要なモットーなのです。 アクセス ローマから北へ90km。バスまたは電車、車でアクセス可能。 ローマ国際フィウミチーノ空港へは40分 チヴィタベッキア港へは15km 近年、ヴィテルボに空港が開港される予定です。この新しい空港は当ホテルへのアクセスの 移動手段の重要なルートとなりすべての輸送手段の効率を向上させてくれるでしょう。 考古学的文化遺産に恵まれたマレンマの伝統は盛んな農業や漁業とともに今日もなおこの 土地に息づいており、タルクィーニャはまさに観光スポットの絶好の場所であり、簡単にアクセ スできるところです。 お問い合わせ • エウセピグループへのお問い合わせはこちらまでどうぞ Via della Tuscia, 19 01016 Tarquinia (VT) Phone: 0766 856 141 Fax: 0766 856 585 E-mail: info@eusepihotels.it タルクィーニャと周辺地区 歴史と芸術 エトルリア文明の都市、タルクィーニャは、ティレニア海に位置する古代エトルリア文明の都市 であり、今日まで神童ターゲス*の伝説を語り継いできました。 かつて権力を誇り、その名を世に知らしめたエトルリアの都市、タルクィーニャは、チヴィタと 呼ばれる丘陵地帯を拠点に広がりました。隆盛後、しだいにチヴィタの丘よりもなだらかな低 地に居住地区が建造されていきました。 中世の時代にタルクィーニャは新しい輝きを刻み、高い塔や美しく落ち着いたロマネスク様式 の教会や光を反射する城壁が築かれました。 *「タルクィーニャはリディアの王子、ティレーノスの弟、あるいは息子のタルコンによって築か れた」という伝説を伝える書、「ターゲスの書」に登場する少年。地中から現れた老人の顔を持 った少年、ターゲスによって、タルコンに宗教規範、儀式などが啓示されたと言われている。 芸術 美術館(国立博物館)はヴィテッレスキ宮に建てられました。(15世紀半ば初頭)一階の広場 には、向かって右側にエトルリア時代の石棺を見ることができます。二階にある展示物のいく つかは、ヴィッラノーヴァ時代から古代ローマ時代に遡る発掘物が展示されており、ギリシャ、 エトルリア文化の影響を受けた うわえ ,上絵(陶磁器に釉をつけて焼いた上に、さらに絵をかい た壷絵)の変遷を見ることができます。三階へ続く大階段付近にある部屋には、「王妃の祭 壇」と呼ばれる翼の生えた馬が描かれたテラコッタ製の破風浮き彫り*(B.C.4~3世紀)が 保管されています。 *アクロポリスの近くにある神殿のぺディメント(三角形切妻壁)の一部だった。 居住地区から3キロ程離れた場所に広がる死者の町、エトルリアのネクロポリスの地下の墳 墓内には、紀元前6~2世紀にいたるまでの絵画史の流れをたどる壁画装飾を見ることがで きます。中世の壁に囲まれ、そびえ立つ塔が見える居住地区の街には、他にも重要な建築物 や美しい教会があります。 サンタ・マリア・イン・カステッロ教会:1121年に建造されたロマネスク様式の美しい教会です が、恐らくそれ以前に存立していたと見られ、三つの門がある長方形のファサード(アーチ式 小鐘楼を備えた)の中心の門と二連窓には、コズマ風のモザイク装飾がほどこされています。 神殿の中は、ローマの貴重な大理石で作られた作品がたくさんあります。 サンタ・マリア・ヴェルヴェルデ教会:近年修復されたロマネスクの教会。中に入ると、大きな 祭壇の奥にあるくぼんだ壁の部分にはビザンチン様式の板絵に描かれた聖母子像が保存さ れています。 ドゥオーモ:ロマネスク・ゴシック様式の荘厳な建築物。1643年の火事の後修復されました。 ゴシック式の凱旋アーチと交差ヴォールト*の円天井を持つ聖堂内陣にはパストゥーラのフレ スコ画が保存されています。 *白黒二色の石を交互に積み上げたロマネスク様式にみられる手法。 サン・マルティーノ教会:12世紀に建立された純ロマネスク様式のファサードを持つ教会。白 黒二色の色を交互に積み上げた交差ヴォールトのアーチが架けられた支柱で支えられてい ます。教会内にはシエナ派のフレスコ画をみることができます。 聖母マリア: 12~13世紀建造の優雅なロマネスク建築。(観覧希望の方はオルファノトロフ ィオ近くにある守衛所にお問合せ下さい。) サン・パンクラーツィオ教会:中央に小柱を持つ二連窓と浮き彫りになったアーチリブと楕円状 のムーア様式の尖塔が正面から見え、中心には円花窓がほどこされた扉口がついていま す。 市庁舎:何世紀にも渡って手を加えられてきたロマネスク様式の建造物。大きな外階段の正 面にある中庭には1721年に作られた美しい噴水があります。 サン・ジョバンニ教会:13世紀建造のロマネスク様式の教会。3つの扉口を持つファサードの うち、中央の扉はゴシックアーチと円花窓で装飾されています。 サン・フランチェスコ教会:14世紀初頭建立のロマネスク・ゴシック様式。円花窓のファサード とゴシック様式の扉口がある。右側の翼廊の内部には16世紀の鐘楼とブラマンテ様式のクー ポラ(丸天井)がある。市街マップにはその他の教会や建物が載っています。 その他古代グラヴィスカの遺跡、クレメンティーノの岸壁、18世紀に発達したサレーネの郊外 地区といった「自然のオアシス」は、タルクィーニャの海岸沿いの魅力を引き立てるティレニア 海におけるもっとも名高い観光スポットとなっています。 海岸沿いには、マリーナ・ヴェルカというゴルフ場もあります。 観光スポット 邸宅と城 バニャイアにあるランテ宮、カプラローラのファルネーゼ宮、ボマルツォにある「怪物の庭園」 では、後期ルネサンス時代の庭園や噴水、フレスコ画、彫刻を見ることができます。このエリ アは封建貴族や中世の時代に権力を持っていた君主(オルシーニ家、マレスコッティ・ルスポ リ家、モナルデスキ家、ファルネーゼ家、ボルジア家、オデ・スカルキ家、アルボルノツ家、サ ンタクローチェ・アルティエリ家など)が所有していた城や邸宅が隣立しています。その他モン テフィスコーネ家の城砦やヴルチにあるアブ・バディアの城が有名です。 旧市街地区 また、ヴィテルボは注目の観光スポットが満載です。ヴィテルボには教会の権力者やファルネ ーゼ家、ガッティ家、マッツァトスタ家が住んでいた邸宅やサン・ペッレグリーノの中世の市街 にある噴水や教会、修道院の中庭数多くの美術品を所蔵する美術館(セバスティーノ・ピオン ボの「ピエタ」など)、保存状態の良い城壁を見学できます。 トゥスカニアの旧市街地区(1971年に起きた地震の際一部修復された)も訪れる価値があり ます。ヴィトルキアノ(橋を渡っていく)、チヴィタ・ディ・バニョレジョ(一本の道を登って辿り着く カランキの崖の上に旧市街がある)、カルカタには、世界各地からやってきた芸術家が住んで いるそうです。他にも、バッサノ・イン・ティベリア(近年修復された地区)、モマルツォ(「怪物の 庭園」は必見)、オルテ(テヴェレ川の沼地地帯にある)、マルタ(漁師の古い集落がある)、チ ミノにあるサン・マルティーノ教会(バロック・ロマネスク建築の秘宝)なども訪れてみてはいか がでしょうか。 教会 トゥスカニアには素晴らしいロマネスク建築の教会が多々あります。(サン・ピエトロ教会、サン タ・マリア・マッジョーレ教会など)ここには原始キリスト教時代の美術品が数多く所蔵されてい ます。ヴィテルボ周辺にあるサン・マルティーノ・アル・チミノ教会は威厳ある中世後期の教会 があります。又、モンテフィスコーネにあるサン・フラヴィアーノ教会、タルクィーニャのサンタ・ マリア・イン・カステッロ教会、ヴェトラッラにあるサン・フランチェスコ教会も訪れる価値があり ます。 またにあるルネサンス後期の教会内陣にあるオークの木のマリア(ヴィテルボから2キロ)、チ ヴィタカステッラーナのドゥオーモを支えるコズマ風の柱廊など。礼拝参りにはサンタ・ローザ 教会とサン・クリスピーノ教会(いずれもヴィテルボ)、サンタ・クリスティーナ教会(ボルセナ)、 サン・ボナヴェントウーラ教会(バニョレジョ)、レーペスの聖母(カステル・サント・エリア)、サン ト・セポルクロ教会(アクアペンデンテ)。 発掘物 まず、タルクィーニャにあるエトルリアのネクロポリス(10数以上ある墳墓がある)はB.C.6~ 3世紀ごろの時代の狩り、饗宴、踊り、遊び、動物、悪魔などが描かれたフレスコの壁画で有 名です。トゥスカニアにはクルナスの大理石の石棺(B.C.4~2世紀)、ヴルチには黒く塗られ た青銅やブッケロの陶器があります。 気をつけていけば、岩壁付近にあるブレラ、バルバラノ・ロマーノ、ノルキア、カステルダッソの ネクロポリスに行くことも可能です。凝灰岩から発掘された墓はしばしば森の草木が生えてい る所からわきあがって出ています。ヴィテルボ付近のファレリにある古代ローマ劇場の廃墟や ファレリ・ノヴィにある中世の時代に破壊され取り残された古代居住地区の広範な壁なども必 見です。 景色 タルクィーニャ・リドとマリーナ・ディ・モンタルト・カストロの海水浴場の間にある30キロに渡っ て広がる大砂利の砂浜。背域にはラツィオ州マレンマの景色(黄金色の田園地帯、噴火によ ってできたボルセナ湖があるチミニやヴルスニ丘の斜面に広がるオリーブ畑やブドウ畑)を望 むことができます。また、自然保護区域のルフェーノ山(アクアペンデンテ)、セルヴァ・デル・ラ モーネ(ファルネーゼ、イスキア・ディ・カストロ)、ヴィーコ湖(カプラローラ、ロンチリョーネ)な ども必見。 珍しいスポット ヴィテルボには毎年9月の3週目にサンタ・ローザのマッキナと呼ばれる行事が行われます。 マッキナは高さ30メートル、5トンの重さを誇る山車であり、これを数百人の人々が担いで街 を練り歩きます。 ロンチリョーレにはこの地域独特のカーニバルがあり、騎手のいない競馬レースが市内で行 われます。 5月にアクアペンデンテでは「プニャローニ」という行事とともにフェデリコ・バルバロッサ一世 の統治支配からの解放を祝います。この祭りで木の葉っぱや花びらを使って描かれた宗教的 なで寓意的なものが表現された作品が並びます。 ボルセナではコルプス・ドミニの奇跡を祝い、奇跡の場所であるサント・クリスティーナ教会へ 行く道で大規模な祝祭が催されます。6月の23日と24日の夜にはこの街の守護聖人、殉教 者クリスティーナを祝い、聖人の殉教のシーンを描いた花びらでしきつめた絵画のじゅうたん を地面に作ります。 マルタは「バラッバータ」と呼ばれる山の聖母を祝うお祭りで有名な村であり、村人に運ばれた 聖母像をのせた山車が村中を練り歩きます。 ラテラでは聖金曜日に父から神の子キリストへ捧げられた賛美歌が歌われます。 毎年8月にモスカテッロ・ディ・モンテフィアスコーネでは Est! Est!! Est!!!を飲みすぎてロー マへの旅中客死したドイツ人貴族ジョン・デフクを記念したワインフェスティバルが催されま す。 聖母被昇天の日、8月15日はタルクィーニャ・リドの海辺ではボートと花火のスペクタクルが 見られます。 カネピーナでは10月後半に旬の栗の収穫を祝うクリ祭りが毎年開催され、様々な種類の栗と マッカローニを味わえます。 クリスマスにはテベリーナのバッサーノやバニョレージョのチヴィタ、コルキアーノ、ヴェトラッラ といった多くの村でプレゼーピオの再現の舞台が開かれます。 温泉 ヴィテルボにあるブリカメというエリアは天然温泉が湧いていることで有名です。ここでは泥風 呂、アエロソル、吸入術、自然温暖洞窟やアンチ・ストレストリートメントといった様々な治癒法 が行われています。最も知られている温泉は Terme dei Papi(教皇の温泉)と Pianeta Benessere(健康の惑星)です。ここでは素晴らしい宿泊施設を備えています。 郷土料理 ヴィテルボの郷土料理が持つ基本的な2つの要素はシンプルと素朴さです。健康志向の方に はあらゆる種類の豆の入ったスープがおすすめ。 パスタ 美食家にもってこいなのがフェットチーネ(卵と小麦粉でこねたパスタ)。さらにロンブリッケッリ というパスタは水と小麦粉でこねた太めのスパゲッティで、地域によっては違う名前で呼ばれ ています。(カヴァッテッリ、ビギ、クリトンニ、ブリゴリ、ピチャレッリなど)そして伝統的なパスタ はなんといってもカネピーナのフィエーノという細く軽いマカロニのようなパスタです。 肉 おすすめの肉料理は、「アッバッキオ」と呼ばれる漁師風子羊のローストとつけあわせの古く から伝わる料理法で作られるレバー、アーティチョーク、きのこのフライ。 魚 近くの湖で獲れた魚は様々な調理法で出されます。おすすめは伝統料理である魚のスープ。 野菜 このレストランでは野菜や豆を多く使っています。おすすめはニンニクとアンチョビ、豚の皮、 チコリを和えたいんげん豆のサラダ。 チーズ この地域のチーズには、ペコリーノ、カチョッタ、リコッタ、モッツァレッラなどがあります。 ワインとデザート 素晴らしい食事にはワインが欠かせません。ブドウ栽培に適応する条件がそろったこの地域 ではほぼ全域でブドウ栽培が行われており、辛口の赤、白、甘口ワインを生産しています。 (Est!Est!!Est!!!, Colli Etruschi(エトルリアの丘), Colli Cimini(チミニの丘), Valle del Tevere(テヴェレ川), Cannaiola di Marta(マルタの鳥), Aleatico di Gradoli(グラドーリ の甘口赤ワイン)。ワインにはチミニの山で採れたヘーゼルナッツと栗を使った手作りの家庭 的なお菓子を添えて。
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