vol.49 no.11 2016.10.17 ROTARY SERVING HUMANITY 人類に奉仕するロータリー 2016〜17 年度年度 国際ロータリー会長 John ・F・GERM 東京麹町ロータリークラブ 50 周年祝賀会まであと 602 日 本日の例会プログラム 第 11 回例会 2016.10.17(#2142) 会場:舞の間 例会ホスト・紹介係 小林君 会費係 後藤君 受付 荒川君 澤本君 司会者 飯嶋君 ソングリーダー 地引君 前回の報告 第 10 回例会 2016.10.3(#2141) 会場:麗の間 例会ホスト・紹介係 鄭君 会費係 木寅君 受付 秋山君 杉本君 司会者 乳井君 ソングリーダー 地引君 卓話 「僕はミドリムシで世界を救うことを決めました。」 株式会社ユーグレナ 代表取締役社長 出雲 充氏 紹介者 保科会員 卓話 「債務超過から上場までに学んだこと」 ㈱鎌倉新書 代表取締役社長 清水 祐孝氏 紹介者 保科会員 会長報告 1)本日は、鎌倉新書の清水社長より、上場までのご苦労等をお話頂きます。後ほどよろしくお願いいたします。 2)福島南RCとの姉妹クラブ締結記念例会のご案内を配付。 10/24日の夜間例会には多数ご参加下さい。 3)10 月度の誕生日・記念日のお祝いを行います 名誉会員の網野会員は 10/9 で 99 才白寿を迎えられます。 会より記念品をお送りいたしました。 幹事報告 1)13日の地区研修会には、入会3年以内の方は必ずご出席ください。 本日中にお申し込み下さい。 2)配付いたしましたガバナー月信に、今月の10/24のポリオデーに因み、 山田・峰両氏に触れた記事が掲載されております。御高覧下さい。 3)今月の福島産直品の配送日は28、29日です。ご協力下さい。 4)例会終了後、定例理事会が御座います。該当の方はお残り下さい。 例会記録 会員総数 54名 出席会員数 37名 ゲスト 3名 その他 0名 ビジター 0名 事務局 2名 海外ビジター 0名 出席率 69.81% ──────────────── 9 月 12 日 Make-up 後の 出席率 81.13% ニ コ ニ コボ ッ ク ス 次回予告 木元会員:先週箱根カントリーのゴルフ会に 参加してまいりました。 荘村会員:金田会員、箱根 CC ご紹介頂き ありがとうございました。 夫人誕生日:須藤会員(22 日)荘村会員(22 日) 筒井会員(26 日) 結婚記念日:金田会員(2 日) 誕生日祝い:蔵本会員(10 日)杉本会員(14 日) 第 12 回例会 2016.10.24(#2143) 会場:翠鳳の間 姉妹クラブ締結 5 周年記念例会 声楽家・荒牧小百合先生をお迎えして 「音楽の楽しみ」 講話と歌 【今週の MU 状況】 10/4 中央分区ゴルフ予選会参加の皆様 高山会員(9/27 恵比寿 RC10/7 新宿 RC) 乳井会員(10/13 千葉中央 RC) 10/13 日地区研修会に出席の皆様 福島南 RC の皆様とご一緒に 親交を深めたいと思います。 ☆ お昼間の例会はございません。 KOJIMATCHI WEEKLY THE ROTARY CLUB OF TOKYO KOJIMACHI 国際テロと企業の危機管理 ㈱国際危機管理機構代表取締役社長 金重 凱之氏(9/26 卓話 私は、テロのみならず、個 人情報の漏えい、震災対 策、企業の不祥事、コンプ ライアンス問題などについ ていろいろなところでお話 ししています。危機管理で は、風邪を引いた後に風邪 薬を飲むような対症療法で はなく、風邪を引かない強靭な体質を持った企業に作り 上げることが大切です。 最近のテロの特徴として、個人によるテロの増加が見ら れ、これには 3 類型があります。一つ目は、英語で「ロー ンウルフ(一匹狼)」と呼ばれる単独犯によるテロです。二 つ目は、イスラム系住民が欧米諸国に移民しイスラム過 激思想に感化されて起こすようなホームグロウン・テロ (国産テロ)です。三つ目は、シリアその他の紛争地域に 入り、軍事訓練を受け戦闘体験をもって帰国してきて起こ すテロです。これらを当局が見つけるのは大変難しい状 況で、オリンピックを控えた日本がどこまでできるかという 問題があります。 「日本でテロは起きるか」という質問をよく受けますが、 日本でも必ず起きます。今年、バングラデシュで日本人が 多数犠牲となるテロがありましたが、犯行声明を出した 「イスラム国」の関係者が、日本の某大学の准教授を務 めていたとも報道されています。日本には、かつてアル・ カーイダ関係者入国の足跡があるのです。また、「イスラ ム国」は機関紙やラジオ局を持っていて、日本人や日本 企業はテロのターゲットだと宣言しています。 今の日本 の安全対策のインフラはどうかというと、新幹線の車内で 灯油をかぶって自死した事件があったように、新幹線に は何でも持ち込めます。テロリストは自爆することもため らいません。ドローンにしても、過激派が爆弾を積むこと ができるでしょう。また、ビジネスホテルなどで宿泊名簿に 記帳する際、身分証明書の提示は求められません。これ らのことから分かるように、日本の安全対策は不十分で、 インフラをきちんとしなければなりません。 テロのターゲットは、国会議事堂や首相官邸、皇居など のハードターゲットは守りが堅くて攻撃できないため、何 の罪もない一般人を標的としたソフトターゲットに変わりつ つあることは、パリのテロ事件を例にとるまでもなく日本 の当局にとっても頭の痛い話です。 そこで、事前対策、何かが起きた際の応急対策、事後 対策の三つの段階で対処する考え方が、危機管理の要 諦となります。これはアメリカの連邦緊急事態管理庁 内山会員紹介) (FEMA)が採用している考え方でもあります。甚大な被害 の発生を防げない緊急事態に対しては、被害を最小化す るための対策が重点となります。 アメリカ企業ではテロ被害を抑えるために、駐車場は別 棟にし、車寄せを作らせません。車両爆弾は防ぎ切れな いという前提で、被害を最小限にとどめる対策がなされて います。企業の受付で人間爆弾の攻撃を受けた場合は、 その自爆で建物が崩壊するかもしれません。その阻止の ため、1 階の受付周辺部分だけを堅牢な仕様にして要塞 化します。爆発の際、その中にいる人は亡くなりますが、 上階は安全なので全ての人が犠牲になるわけではありま せん。犠牲者は出るが被害の最小化、これがアメリカの 危機管理です。日本で実行しているところはありません。 「備えあれば憂いなし」ということわざがありますが、こ れは結果論、つまり出口論です。私は「憂いなければ備 えなし」ということを強調しています。リスク感性がなけれ ば対策は生まれないということです。危機管理には、こう した入り口論を持つことが重要です。備えはリスク感性か ら出てくるという視点が大切です。例えば福島第一原発 の場合も、10m 以上の津波は来ないとの前提で 10m の防 潮堤しか作らなかったために、あのような大惨事が起きた のです。皆さま方には、テロ対策に限らず、あらゆる緊急 事態に対し、経営者としてまずリスク感性を持ち、その上 でどうするか対策を考えていただきたいと思います。 ク ラ ブ だ よ り N o. 1 1 ☆ 10 月 24 日 18:00~ @翠鳳の間 「姉妹クラブ締結 5 周年記念例会」 ☆ 11 月 28 日 18:00~ 第 2 回食味会 「ワインを楽しむ会」 @銀座「NU dish」 ☆ 12 月 26 日は定款による休会と致します。 東京麹町ロータリークラブ 設 立 例会日 例会場 1968 年 6 月 17 日 月曜日 12:30 ホテル・ニューオータニ 会 長 時園 茂樹 幹 事 浅野 泰弘 会報委員長 伊藤 信和 〒102-0093 千代田区平河町 1-3-8 平河町プラザ 204 号 TEL:03-3263-9220 FAX:03-3263-9122 e-mail office@koujimachi-rc.jp URL:www.koujimachi-rc.jp
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