平成26年度 さいたま市立岩槻中学校だより 第10月号 (9月26日発行) 槻 の 若 木 〒339-0054 岩 槻 区 仲 町 1-14-35 電 話;048-756-0254 FAX;048-758-7483 HP ;h t t p : / / i w a t s u k i - j . s a i t a m a - c i t y . e d . j p M a I l ; iwatsuki-j@saitama-city.ed.jp 「誇 り」 校 長 小林 成行 たった一言で、人を喜ばせたり温かくもすれば、人の心を傷つけたりもします。言葉のもつ力というものは、 大きな影響力をもっています。今回はその一例を紹介します。 もうずいぶん昔のことです。わずか19歳の若者が、控えめではあるが自信に満ちた表情で言った一言が、世界中 の人々が失いかけていたことを呼び戻し、感動させると共に、深く考えさせることになりました。 その出来事とは、往年の超一流テニスプレイヤーである西ドイツのポリス・ベッカーという選手 が、初めて世界のテニスの四大タイトルの一つである、ウィンブルドン大会で優勝した時のこと です。彼は当時、国際的にはほとんど無名に近い選手でした。それが当時の有名一流プレイヤー だったマッケンロー(アメリカ)や、レンドル(チェコスロベキア)といった強豪を次々と下し、ついに栄冠を勝ち 取ったのです。優勝の瞬間、百人を超える世界各国の記者達がベッカーを取り囲み、取材しました。 もちろん、テニスの王者に就いたことに関するものですが、記者の最初の質問は、 「 あなたの素晴らしいマナー (礼儀正しい態度)には全く感心した。どうしてマナーがよいのか」というものでした。それは、当時強い選手の中 にも、試合中喜びを表すためにラケットをポンと投げたり、逆に、審判の判定に文句を言ったり、ひどいときにはラ ケットを地面に叩きつけたりする姿がよく見られたからです。ところが、ベッカーにはそのようなそぶりは全く見ら れず、彼は黙々とプレーをしていたのです。 記者達の質問に対して、ベッカーの答えはただ一言、 「わたしはドイツ人ですから」というものでした。この言葉 の中には、 「私たちドイツ人はマナーの悪いことはしない」という、自分の国、自分たちの民族に対する満々たる自 信と誇りが示されています。自分の国を愛し、自分の国に対する確たる誇りを持つことのすばらしさに、並み居る世 界の記者達がうなったのです。 改めて考えてみるに私たちはどうでしょう。もちろん日本人にも世界に向かって「私は日本人ですから」と 胸を張って言えることがたくさんあります。あの 3・11 東日本大震災の折り、秩序正しき行動などは世界中 の人々を感嘆させました。しかし、そのことを考える前に、私たち教職員も含めて、まず「私は岩槻中学校の 生徒(先生)ですから」と誇りと自信を持って言えることがあるでしょうか。今、皆さんの心に浮かんだこと があれば、それはとても素晴らしいことです。 「ゴミがおちていない、きれいな学校」とか「みんなが元気に挨 拶を交わし合う学校」と言うようなことであればどうでしょう。これはみんなで心掛け、生徒も教職員も心を 一つにして取り組めば必ずできることだと思います。そのことは、口で言うほど簡単ではないでしょう。しか し、それに臆することなく、みんなで何かを始めてみることが大切なのです。学校の誇りや伝統は、最初は皆 そうしてできた ものではないでしょうか。そしてそれが受け継がれているのは、“それを守り発展 させようとする人々の努力”があるからです。誇りや伝統が目に見えるものであっ たならば、いつかは消えてなくなってしまいます。従って真に受け継ぐべきものは、 その『 心 』ではないでしょうか。 10月 日 曜 の 主 10 な 月 の 行 行 事 予 事 定 日 曜 平成 26 年9月 24 日現在 10月 の 行 事 1 水 新人体育大会 19 日 PTA 資源回収 2 木 新人体育大会 20 月 45 分授業、薬物乱用等の意識調査 3 金 新人体育大会 21 火 6 月 3年 第1回さいたま市学力検査 7 火 第 6 回専門委員会 8 水 3 年福祉体験学習 12 日 中間テスト前部活動停止 22 水 23 木 16 木 3 年盲導犬について講演会 全校集会 17 金 2 学期中間テスト 授業変更 木①水①木③④⑤ さいたま市中学校駅伝競走大会 24 金 市中学校駅伝競走大会予備日 午後;生徒会役員選挙 25 土 第12回岩中竹束チャレンジスクール 市駅伝試走、諸費集金日 A 週月曜授業 1 校時 3 年 3 組、2 校時 3 年 2 組 授業変更 金①水②金③④ 14 火 45 分授業×6 時間 15 水 「赤ちゃん・幼児ふれあい体験」 特別支援学級秋の交流会 岩槻地区運動会(グラウンド・体育館貸出) 13 月 体育の日 1 校時 3 年 1 組、2 校時 3 年 4 組 授業変更 木②金②水③④⑤⑥ 10 金 3 年進路説明会 11 土 第11回岩中竹束チャレンジスクール 「赤ちゃん・幼児ふれあい体験」 27 月 小・中一貫「つぼみの日」 学校公開週間開始(~11月1日まで) 29 水 PTA 家庭教育学級(アプローチ室)AM 30 木 歯科健診 11 合唱祭 (A 週火曜①②授業+合唱祭) / 土 弁当持参 学校公開週間 最終日 1 【お知らせ】 ① 10月15日(水)に10月分の給食費・教材費等の引き落としがあります。各学年の 集金額は、1年 8,040 円(9 月に 2,000 円 多く集金したので 変更になりました。 )2年 10,600 円 3年 7,200 円 となり ますので、ゆうちょ銀行口座の金額等の確認をお願いします。 給食費等未納のなきよう、ご理解とご協力をお願いします。 ② 毎月第3日曜日(10月は、19日となります。)の PTA 資 源回収にご協力を頂き、感謝申し上げます。資源回収収益金 につきましては、部活動の補助費等として、活用させていただいております。今後も、 ご理解とご協力をお願いします。 ③ 本校のホームページに学校だより「槻の若木」を掲載していますので、ご覧ください。 HP;http://iwatsuki-j.saitama-city.ed.jp 【表彰】岩中生頑張る!! ☆ 埼玉県学校総合体育大会 団体戦 男子ソフトテニス部 第1位 (3年 橋本和真、髙木将生、平塚太一、内田有亮 齊藤諒祐、松井大知、栗原駿介、遠藤尚輝) 個人戦 第1位 3年 橋本和真・髙木将生 ペア 第2位 3年 平塚太一・内田有亮 ペア 第5位 3年 齊藤諒祐・松井大知 ペア ☆ 関東大会 団体戦 (3年 【団体戦メンバー】 第2位 橋本和真、髙木将生、平塚太一、内田有亮、齊藤諒祐、松井大知、遠藤尚輝、 2年 半田優太) 個人戦 第3位 ☆ 全国大会 団体戦 (3年 2年 男子ソフトテニス部 3年 橋本和真・髙木将生 ペア 男子ソフトテニス部 第3位 橋本和真、髙木将生、平塚太一、内田有亮、齊藤諒祐、松井大知、遠藤尚輝、 半田優太) 個人戦 第5位 3年 【橋本・髙木ペア】 橋本和真、髙木将生 ☆ さいたま市中学校ソフトテニス研修大会 団体戦 2年 女子ソフトテニス部 第3位 大沼遥香、片山未結、須澤なつ稀、谷野藍音、廣田 ☆ さいたま市学校総合体育大会 男子100m平泳ぎ ※3年 ペア 植竹海斗君は、 瞭、今野遥加、伊藤菜々、高塚友希 水泳 第3位 2年 渋谷 啓(県大会・関東大会出場) 200m個人メドレーと400m個人メドレーで、標準記録を突破したので、 県大会・関東大会出場しました。 ☆ さいたま市中学校夏季大会 水泳 男子100m平泳ぎ 第1位 2年 渋谷 啓 男子50m自由形 第3位 2年 渋谷 啓 ☆ さいたま市学校総合体育大会 ☆ 陸上 2年男子100m 第4位 馬場健真(県大会出場) 1年女子400mリレー 第6位 関根 綾、野澤明日花、今田あかり、廣田 景 さいたま市中学校英語弁論・暗唱大会(C ブロック大会) 2年暗唱の部 第6位 リム オリヴィン ☆ 平成26年版環境白書表表紙絵コンクール 【関東大会の様子】 さいたま市中央大会 ≪小・中学生の部≫ 【全国大会 佳作 3年 団体戦 清水 翔 第3位 表彰式の様子】 夏休み中の PTA 活動等 ありがとうございました。 8 月1 7 日岩槻まつりパトロール 8 月2 4 日除草ボランティア 8 月9 日中庭の池改修・清掃 9月13日(土曜日)文化祭 13日の午前に、 「文化体験講座」を行いました。全生徒が、18の講座から選び、貴重な体験をしま した。講座の先生方から、 「生徒は素直で話をよく聴いてくれたので、教えがいがありました。」とお褒め の言葉をいただきました。講師の皆さま(約50名)、ありがとうございました。 午後から「文化部発表会」を行いました。今年度より、「文化体験講座」の発表会も加わり、盛大に行 われました。筝曲部と吹奏楽部は、体育館のステージで、いろいろな曲を演奏しました。また、体育館の 入口付近で、美術部はアクリル画を展示し、科学部はゴーヤの成長記録等日々の活動をまとめ、展示しま した。どの文化部も素晴らしい発表・作品でした。文化祭には、保護者、ご来賓、小学6年生など200 名近く来校されました。
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