第 59 回日本小児神経学会学術集会 プログラム概要(予定) 会長講演 教育・福祉と連携したダウン症総合診療の構築を目指して 座長: 大野 耕策(山陰労災病院) 演者: 玉井 浩(大阪医科大学 小児科学) 特別講演 患者に届く医療技術 -研究者は医療での最終形を考えているか?- 座長: 玉井 浩(大阪医科大学 小児科学) 演者: 竹中 洋(大阪医科大学 前学長) 招待講演 Neurological Basis of Learning Disorder 座長: 小枝 達也(国立成育医療研究センター こころの診療部) 演者: Albert M. Galaburda(Harvard University) シンポジウム ADHD の診断と治療評価に、画像・尺度調査をどのように活用するか? 座長: 古荘 純一(青山学院大学教育人間科学部) 相原 正男(山梨大学大学院総合研究部 健康・生活支援看護学) 演者: 船曳 康子(京都大学大学院人間・環境学研究科 共生人間学専攻 認知・行動科学講座) 山下 裕史朗(久留米大学医学部 小児科学講座) 佐野 史和(山梨大学大学院総合研究部 小児科学) 根來 秀樹(奈良教育大学 教職開発講座(障害児医学分野)/特別支援教育研究センター) 遺伝学的検査に振り回されない小児神経診察~適応から結果解釈・説明まで 座長: 黒澤 健司(神奈川県立こども医療センター 遺伝科) 黒田 友紀子(東京大学大学院医学系研究科 生殖・発達・加齢医学専攻 小児医学講座) 演者: 難波 栄二(鳥取大学医学部 生命機能研究支援センター 遺伝子探索) 石井 敦士(福岡大学医学部 小児科) 荒川 玲子(東京女子医科大学附属遺伝子医療センター) 小崎 健次郎(慶應義塾大学医学部 臨床遺伝学センター) 1 / 11 専門医から見た熱性けいれん ~熱性けいれんガイドライン発行 2 年経って~ 座長: 浜野 晋一郎(埼玉県立小児医療センター 神経科) 田邉 卓也(田辺こどもクリニック) 演者: 久保田 雅也(国立成育医療研究センター 神経内科) 吉永 治美(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 発達神経病態学) 夏目 淳(名古屋大学大学院医学系研究科 障害児(者)医療学) 荻野 元子(大阪医科大学 小児科学) 三牧 正和(帝京大学医学部 小児科学) 重症心身障害支援の未来に向けて、我々はどのような価値形成をめざすのか? 座長: 口分田 政夫(びわこ学園医療福祉センター草津) 岩崎 信明(茨城県立医療大学 小児科) 演者: 口分田 政夫(びわこ学園医療福祉センター草津) 田中 総一郎(あおぞら診療所ほっこり仙台) 前垣 義弘(鳥取大学医学部附属病院 脳神経小児科) 曽根 翠(東京都立東大和療育センター 小児科) 日本の学習障害 ~日本の今とこれから~ 座長: Albert M. Galaburda(Harvard University) 若宮 英司(藍野大学医療保健学部 看護学科) 演者: 関 あゆみ(北海道大学大学院教育学研究院) 岡 牧郎(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 発達神経病態学(小児神経科)) 畑中 マリ(大阪医科大学 小児科学) 発達障がい者の兄弟支援 座長: 川谷 正男(福井大学医学部医学科 小児科) 岡田 稔久(くまもと発達クリニック) 演者: 玉井 邦夫(大正大学心理社会学部 臨床心理学) 諏訪 智広(きょうだい支援の会神奈川) 川谷 正男(福井大学医学部医学科 小児科) 2 / 11 小児慢性特定疾病としての Duchenne 型筋ジストロフィー 座長: 松尾 雅文(神戸学院大学総合リハビリテーション学部 理学療法学科) 石川 悠加(国立病院機構八雲病院 小児科) 演者: 藤井 達哉(滋賀県立小児保健医療センター) 竹島 泰弘(兵庫医科大学 小児科学) 福井 美保(大阪医科大学 小児科学) 石垣 景子(東京女子医科大学医学部 小児科学) 武田 充人(北海道大学 小児科) 石川 悠加(国立病院機構八雲病院 小児科) 小牧 宏文(国立精神・神経医療研究センター病院 臨床研究推進部) てんかんの併存障害を包括的に理解する 座長: 田邉 卓也(田辺こどもクリニック) 金村 英秋(山梨大学大学院総合研究部 小児科学) 演者: 田邉 卓也(田辺こどもクリニック) 金村 英秋(山梨大学大学院総合研究部 小児科学) 柏木 充(市立ひらかた病院 小児科) 佐野 史和(山梨大学大学院総合研究部 小児科学) 守口 絵里(京都光華女子大学健康科学部 看護学科) 胎児と新生児の発達 ~脳保護の次に来るもの~ 座長: 岩田 欧介(久留米大学医学部 小児科学講座) 太田 英伸(医療法人静和会浅井病院 精神科) 演者: 諸隈 誠一(九州大学 環境発達医学研究センター) 山田 康智(日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所) 岩田 幸子(久留米大学医学部 小児科学講座) 太田 英伸(医療法人静和会浅井病院 精神科) 急性弛緩性脊髄炎 ~臨床的特徴とエンテロウイルス D68 との関連性 座長: 奥村 彰久(愛知医科大学医学部 小児科学講座) 吉良 龍太郎(福岡市立こども病院 小児神経科) 演者: 多屋 馨子(国立感染症研究所 感染症疫学センター) チョン ピンフィー(福岡市立こども病院 小児神経科) 奥村 彰久(愛知医科大学医学部 小児科学講座) 鳥巣 浩幸(福岡歯科大学 総合医学講座 小児科学分野) 3 / 11 結節性硬化症(TSC)の症例に発症する発達障害・精神障害 座長: 大野 耕策(山陰労災病院) 演者: 久保田 雅也(国立成育医療研究センター 神経内科) 佐藤 敦志(東京大学医学部附属病院 小児科) 中川 栄二(国立精神・神経医療研究センター病院 小児神経科) 岡西 徹 (聖隷浜松病院 小児神経科) 非がん疾患の子どもへの小児緩和ケア ~小児神経科医で考えていきたいこと~ 座長: 佐々木 征行(国立精神・神経医療研究センター病院 小児神経科) 笹月 桃子(九州大学大学院医学研究院 小児科) 演者: 岡崎 伸(大阪市立総合医療センター 小児神経内科) 荻野 美恵子 (北里大学医学部附属新世紀医療開発センター 横断的医療領域開発部門 包括ケア全人医療学) 笹月 桃子(九州大学大学院医学研究院 小児科) 加部 一彦(埼玉医科大学総合医療センター 総合周産期母子医療センター 新生児部門) 新津 健裕(東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部 集中治療科) 佐々木 征行(国立精神・神経医療研究センター病院 小児神経科) 発達性協調運動障害の医療・療育・教育 座長: 中井 昭夫(兵庫県立リハビリテーション中央病院 子どもの睡眠と発達医療センター) 柏木 充(市立ひらかた病院 小児科) 演者: 柏木 充(市立ひらかた病院 小児科) 中井 昭夫(兵庫県立リハビリテーション中央病院 子どもの睡眠と発達医療センター) 岩永 竜一郎(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 医療科学専攻 リハビリテーション科学講座) 澤江 幸則(筑波大学体育系) 発達障害診療の中で被虐児をいかに拾い上げるか?どのように連携構築していくか? 座長: 友田 明美(福井大学 子どものこころの発達研究センター) 横山 浩之(福島県立医科大学ふくしま子ども・女性医療支援センター) 演者: 友田 明美(福井大学 子どものこころの発達研究センター) 横山 浩之(福島県立医科大学ふくしま子ども・女性医療支援センター) 岩佐 嘉彦(いぶき法律事務所) 野田 正人(立命館大学産業社会学部 子ども社会専攻) 4 / 11 脳炎脳症の治療戦略 座長: 永瀬 裕朗(神戸大学大学院医学研究科 内科系講座小児科学分野・親と子の心療部) 柏木 充(市立ひらかた病院 小児科) 演者: 柏木 充(市立ひらかた病院 小児科) 西山 将広(神戸大学大学院医学研究科 内科系講座小児科学分野) 九鬼 一郎(大阪市立総合医療センター 小児神経内科) 佐久間 啓(公益財団法人東京都医学総合研究所 脳発達・神経再生研究分野) 高周波脳活動の臨床的意義と新たな展開 座長: 大坪 宏(トロント小児病院) 小林 勝弘(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 発達神経病態学(小児神経科)) 演者: 岡西 徹(聖隷浜松病院 小児神経科) 長澤 哲郎(東京都立府中療育センター 小児科) 柴田 敬(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 発達神経病態学) 高橋 秀俊(国立精神・神経医療研究センター 児童・思春期精神保健研究部) 市民公開講座 基調講演 「生命倫理(命を選別しない新展開への期待)」 座長: 高橋 孝雄(慶應義塾大学医学部 小児科学) 演者: 仁志田 博司(東京女子医科大学 母子総合医療センター) 特別講演 「Keeping Children and Adolescents with Down Syndrome Healthy: Medical Updates for Physicians」 座長: 五十嵐 隆(国立成育医療研究センター) 演者: Brian G. Skotko(Massachusetts General Hospital) 講演 「新潮流:多様性を認め合い、力を発揮できるレジリエントな社会づくり」 座長: 玉井 浩(大阪医科大学 小児科学) 演者: 近藤 寛子(ヨコハマプロジェクト) 講演 「日本ダウン症会議の開催」 座長: 玉井 浩(大阪医科大学 小児科学) 演者: 玉井 邦夫(大正大学心理社会学部 臨床心理学) 5 / 11 シンポジウム 1 「ダウン症児療育・教育現場の取り組み」 座長: 大橋 博文(埼玉県立小児医療センター 遺伝科) 里見 恵子(大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科 社会福祉学専攻) 演者: 小野 正恵(東京逓信病院 小児科) 水田 めくみ(大阪医科大学 LD センター) 上地 玲子(山陽学園大学総合人間学部 生活心理学科) 小島 道生(筑波大学人間系) シンポジウム 2 「ダウン症者の認知特性と急激退行の病態を考える」 座長: 玉井 邦夫(大正大学心理社会学部 臨床心理学科) 近藤 達郎(みさかえの園総合発達医療福祉センター むつみの家) 演者: 橋本 創一(東京学芸大学教育実践研究支援センター 教育臨床研究部門) 菅野 敦(東京学芸大学教育実践研究支援センター) 近藤 達郎(みさかえの園総合発達医療福祉センター むつみの家) シンポジウム 3 「ダウン症者の老化に対する治療戦略」 座長: 林 雅晴(淑徳大学看護栄養学部 看護学科) 桑野 良三(社会福祉法人旭川荘 旭川荘総合研究所) 演者: 七里 元督 (産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 次世代メディカルデバイス研究グループ) 浅井 将 (長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 生命薬科学専攻 分子創薬科学講座 ゲノム創薬学研究室) 徳田 隆彦(京都府立医科大学大学院医学研究科 分子脳病態解析学(神経内科兼務)) 桑野 良三(社会福祉法人旭川荘 旭川荘総合研究所) 6 / 11 企画セミナー 医療・福祉・教育のはざまで ~自閉症スペクトラムの社会適応を支える多様な支援とその現状~ 座長: 竹田 契一(大阪医科大学 LD センター) 演者: 若宮 英司(藍野大学医療保健学部 看護学科) 松本 恵美子(関西国際大学教育学部 教育福祉学科) 鳥居 深雪(神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 田中 裕一(文部科学省 初等中等教育局特別支援教育課) 飯島 さなえ(株式会社 Kaien) 神経機能とその局在について学んでみよう!① 「小児リハビリテーションにつながるバイオロジー ~臨床応用への架け橋~」 座長: 荒井 洋(ボバース記念病院 小児神経科) 小沢 浩(島田療育センターはちおうじ) 演者: 荒井 洋(ボバース記念病院 小児神経科) 肥後 範行(産業技術総合研究所 人間情報研究部門 システム脳科学研究グループ) 中島 孝(国立病院機構新潟病院 神経内科) 熊田 聡子(東京都立神経病院 神経小児科) 神経機能とその局在について学んでみよう!② 「言語機能とその脳内機序」 座長: 若宮 英司(藍野大学医療保健学部 看護学科) 演者: 大槻 美佳(北海道大学大学院保健科学研究院) 今井 むつみ(慶應義塾大学環境情報学部) 神経機能とその局在について学んでみよう!③ 「前頭葉と小脳の機能連関」 座長: 相原 正男(山梨大学大学院総合研究部 健康・生活支援看護学) 演者: 前島 伸一郎(藤田保健衛生大学七栗記念病院 リハビリテーション医学Ⅱ) 神経機能とその局在について学んでみよう!④ 「視覚認知の局在-成人の視覚認知障害から小児発達障害の病態を考える-」 座長: 宮本 信也(筑波大学) 演者: 平山 和美(山形県立保健医療大学 作業療法学科) 奥村 智人(大阪医科大学 LD センター) 7 / 11 若手企画 「ニューロサイエンスと小児神経学との懸け橋」 座長: 未定 演者: 井澤 淳(筑波大学システム情報系 エンパワーメント情報学プログラム) 牛場 潤一(慶應義塾大学理工学部 リハビリテーション神経科学研究室) 患者家族とキャリーオーバーを考える 司会: 山本 仁(聖マリアンナ医科大学 小児科学) 福井 美保(大阪医科大学 小児科学) ディベートディスカッション 難治てんかんをディベートする ~意見・異見~ てんかん治療は薬剤選択のみならず、外科治療、迷走神経刺激、食事療法の選択肢も増えました。 「あなたならどう治療するか?」をディベートしませんか?てんかん診療をご専門とされている先生に多数参加協力いただく予定 です。奮ってご参加ください。 座長: 白石 秀明(北海道大学医学部 小児科) 奥村 彰久(愛知医科大学医学部 小児科学講座) 演者: 岡西 徹(聖隷浜松病院 小児神経科) 小林 悠(国立病院機構西新潟中央病院 神経小児科) 倉橋 宏和(愛知医科大学医学部 小児科学講座) 学会委員会企画 日本小児神経学会倫理委員会・COI 委員会主催セミナー 「医学研究倫理、特にヒトを対象とした臨床研究における医学倫理の update」 日本小児神経学会社会保険・薬事委員会主催セミナー 「ケトン食療法」 日本小児神経学会ガイドライン統括委員会小児けいれん重積治療ガイドライン策定 WG 主催セミナー 「けいれん重積治療の現状と課題」 日本小児神経学会共同研究支援委員会 日本小児神経学会社会活動・広報委員会 日本小児神経学会産科医療補償制度小委員会 「個別審査基準が抱える問題について」 8 / 11 長期計画委員会ワークショップ ※事前登録制 長期計画員会主催のワークショップを、今回の学術集会でも開催いたします。 テーマは「10 年後の小児神経科医のなすべきこと・30 年後の小児神経学会の姿」で、今回参加者に議論いただきたい サブテーマと内容は以下の通りです。 なお、本ワークショップは学術集会 1 日目の午後に、3 時間枠をとって開催します。参加は事前登録制としますので、将来の学 会の中核を担う若手の会員の先生方の積極的なご参加をお願いいたします。参加ご希望の方は 3 月末までに学会事務局 (59jscn@convention.co.jp)に参加を希望されるサブテーマを添えてお申込み下さい。なおワークショップと一般演題の 開催時間帯は重なりません。奮って参加申し込みください。 ① 「国際化」 社会と医学のグローバル化に対し、本学会および会員が世界で輝いて活躍するための方策を話し合って具体的な行動 計画をまとめます。 ② 「重症心身障害支援の未来に向けて」 重症心身障害支援において、生きることの意味と医療選択、地域でのネットワークなどについて議論します。 ③ 「日本小児神経学会での共同研究の推進について」 日本小児神経学会の会員間で、どのように共同研究を推進していけばよいかについて、共同研究をされているまたは計 画されている研究者や今まで共同研究に参画された研究分担者や協力者、更には研究を始められた若手の学会員、 それぞれの立場から共同研究を推進していく方法や工夫、学会の関わりかたなどについて長期的な視野に立った提言を いただきたいと思います。 ④ 「女性会員の活躍」 女性医師が生涯携わるにふさわしい職業としての小児神経科医を目指すために、実現できる"男女共同参画"はどう あるべきかを話し合い、具体的な提案をしていきます。 ⑤ 「小児神経 2035」 子どもたちの命が輝く未来、持続可能な小児神経医療を創るため、小児神経学の専門的視点・小児神経医療の現場 目線で議論し、様々な潜在課題を掘り起こしていきます。 関連研究会 第 9 回小児免疫性脳炎研究会「免疫性中枢神経疾患と自己抗体」 座長: 水口 雅(東京大学大学院医学系研究科 発達医科学分野) 鳥巣 浩幸(福岡歯科大学 総合医学講座 小児科学分野) 演者: 鳥巣 浩幸(福岡歯科大学 総合医学講座 小児科学分野) 中島 一郎(東北大学大学院医学系研究科 神経・感覚器病態学(神経内科学)) 東川 幸嗣(清恵会病院 小児科) 松岡 貴子(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 免疫研究部) 高橋 幸利(静岡てんかん・神経医療センター) 第 2 回小児免疫性神経筋疾患研究会 9 / 11 第 11 回子どもの眠り研究会 座長: 福水 道郎(東京都立府中療育センター 小児科) 太田 英伸(医療法人静和会浅井病院 精神科) 演者: 長尾 ゆり(小児神経学クリニック) 星野 恭子(小児神経学クリニック) 加藤 久美(愛仁会 太田総合病院記念研究所附属診療所太田睡眠科学センター) 中川 栄二(国立精神・神経医療研究センター病院 小児神経科) 福水 道郎(東京都立府中療育センター 小児科) 呉 宗憲(東京医科大学 小児科) 中川 真智子(聖路加国際病院 小児科) 第 12 回小児重症筋無力症研究会 第 1 回小児ニューロリハビリテーション研究会 トップランナーの視点 ※事前登録制 最近は、診療マニュアルなど、ポイントをわかりやすく伝達するようなとっつきやすい講義や書籍が多くなってきております。また、イ ンターネットでなんでも簡単に情報が手に入る時代であり、そのような情報が氾濫しています。その結果、若い先生たちは、昔か らの成書に目を通すことが少なくなってきているのではないかと危惧しております。しかし、成書には何とも言えない、忘れがたい 魅力的な考え方や言い回しが必ずあり、いつまでたっても われわれの心に残るものであります。各講師の先生がご専門とされ ている領域の「学問としての魅力」を若い先生に伝えていただくような講演をお願いしました。講師の先生がご講演いただく時間 は 30-40 分で、残りの 20 分ほどは、参加事前登録した若い医師からの質問に答えていただけることになっております。 参加ご希望の方は 3 月末までに学会事務局(59jscn@convention.co.jp)に参加を希望される講師の先生と先生へ のご質問を添えてお申込み下さい。 なお「トップランナーの視点」と一般演題の開催時間帯は重なりません。また 8 名すべての先生の講演を聴講することは可能で す。奮って参加申し込みください。定員に達し次第締め切りますのでご注意下さい。 講師: 石川 悠加(国立病院機構八雲病院 小児科) 青木 洋子(東北大学大学院医学系研究科 遺伝医療学分野) 林 雅晴(淑徳大学看護栄養学部 看護学科) 宮島 祐(東京家政大学子ども学部 子ども支援学科) 加藤 光広(昭和大学医学部 小児科学) 小國 弘量(東京女子医科大学医学部 小児科学) 齋藤 加代子(東京女子医科大学附属遺伝子医療センター) 古賀 靖敏(久留米大学医学部 小児科学講座) 10 / 11 症例検討会 新企画として、学会期間中に症例検討会を企画しました。 【発表形式】 ポスタープレゼンテーションとなります。 ポスター会場に1演題に対して症例検討会以外の一般演題ポスタープレゼンテーション3枚分のスペースを用意します。 2枚分に発表者から症例の詳細と検討してほしい内容を記載してください。残りの1枚は大会側から白紙の模造紙を貼りま す。 大会第1日目、第2日目とポスターを掲示して、白紙の模造紙には、閲覧者からの意見をサインペンで直接記入していただくか あるいは意見を書いた付箋を貼っていただきます。最終日に発表者は口演会場で症例のポスタープレゼンテーションをしていた だきます。そこで、症例の問題点の整理や診療方針などを議論いたします。 司会進行を須貝研司先生(国立精神・神経医療研究センター小児神経科)にお願いしております。 【出願手続き】 本学術集会のホームページからオンラインによる登録が可能ですが、症例検討は今困っている症例に対する症例検討を行うこ とができるように、演題登録期間を延長させていただきます。発表抄録をEmail(59jscn@convention.co.jp)に添付して 送付,またはCD-ROMにて第59回学術集会大会長まで郵送して下さい。検討可能な症例数の上限を8症例程度と考え ております。 登録症例数が上限に達した場合、受付を終了させていただきます。ご了承ください。 11 / 11
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