「はぐくみ」第17号(PDF:800KB)

青少年支援センターだより
センターだより「はぐくみ」
松江市青少年支援センターだより
松江市青少年支援センターだより
●も
も く じ●
第2回青少年支援セミナー
セミナー
「子どもたちの居場所
所づくりに関わって」…… 1
は ぐ く み
若者就労体験事業 ………………………… 2
新事業 地域における
における体験・交流活動事業… 3
子ども安全 ……………………………………
3
平成24
平成24年
24年 1 0 月発行
音楽&ものづくりスタジオ
ものづくりスタジオ主催講座 ……… 4
第17号
号
公開講座
第 2 回青少年支援
回青少年支援セミナー
元暴走族総長のふれ
のふれ愛義塾
「子どもたちの
どもたちの居場所づくりに関わって
わって」
24 年度第 2 回の青少年支
がわかるんか?」子どもから言われて、
は、
「自分の何がわかるんか
援セミナーは、NPO 法人田川ふ
昔を思い出した。一歩踏みこんで
みこんで関わらなければ、
れ愛義塾 理事長工藤 良氏を
解決しない。子ども等と同
同じようにめいっぱい遊び、
講師に「子どもたちの居場所づ
同じように食事をする。その
その関わりのなかから一人
くりに関わって~元総長のふ
一人の背景を考え、何がこの
がこの子に足りないのかを見
れ愛義塾~」と題し、8月30
極め、隙間をうめてやるようにする
をうめてやるようにする。工藤流の関わ
日(水)スティックビル 5 階交
り方で、立ち直っていく子
子どもたちの反響はテレビ
流ホールに於いて、公開セミナ
工藤 良 講師
ーで開催いたしました。
や新聞で取りあげられ、全国
全国から相談・問い合わせ
がくるようになったのです。今の時代、時代に合っ
がくるようになったのです
講師の元暴走族総長という経歴に関心
関心が集まり、
た関わり方が必要だ。幼稚園
幼稚園、小学校の早い段階で
多くの方々に来場いただき、マスコミ
マスコミの取材もうけ
出ている芽を見逃さないようにし
さないようにし、少しでも早くそ
ました。
の子の話を聞いてやることが
いてやることが大切である、また、自
誉められることのなかった小学生時代
小学生時代、両親の不
分たちの町は自分たちで守
守る気持ちで地域・学校・
仲・離婚、学校でのいじめ、安らぐ場
場のないまま、
諸機関でかかわることが大切
大切である等実践してこら
居場所をもとめ、暴走族、暴力団と流
流されて行った
れた説得力のある講義でした
でした。
経歴を語られ、ついには覚せい剤使用
剤使用により逮捕、
最後に自分の母親の話をされ
をされ、悪いことをする自
留置所ではじめて自分と向き合い、やり
やり直しを決意。
分をぶつことはなかった。
。ただ横で泣いていた。暴
暴力団との決別。逃げ出したい、恐怖
恐怖、自殺しよう
走族の後ろから軽自動車でついてくる
でついてくる母親だった。
と追い詰められた時、お寺の説法を聞
聞き救われ癒し
自分は母親が好きで、母の
の作った雑煮を一緒に食べ
の場を見つけることができた。まじめになろう
まじめになろう。な
てからでないと「正月走り
り(暴走)
」には行かなかっ
るなら仲間といっしょになろう。理解
理解ある先生、逃
たと話さ
げるなと励ましてくれた妻、行政や警察
警察の手助けも
れたのが
あり、ボランティア団体として活動を
を始めることと
印象的で
なったのです。
した。
荒廃した学校を立ち直らせた 3 年間
年間の事例紹介で
1
2
青少年支援センターだより「はぐくみ
はぐくみ」
若者の社会的自立への支援
支援にご協力ください。
若者就労体験事業
募 集 中!
!
協力事業
協力事業所
松江市教育委員会では、ひきこもりがちであったり
ひきこもりがちであったり、非行等の問題行動からの
からの立ち直りに向け頑
張っている若者に対して、就労体験事業
就労体験事業を実施しています。
就労体験を通して、自分が人
人や社会の役に立っていることを実感し、働くことの
くことの意義や喜びを感
じてもらい、就労意欲の向上を
を図り、社会的自立につなげることを目的としています
としています。
現在、このような若者に、就労体験
就労体験の場を提供してくださる事業所を募集しています
しています。業種は問い
ませんので、ぜひ、ご協力いただきますようお
いただきますようお願いします。ご協力いただける
いただける場合は、下記連絡先
までお知らせください。不明な
な点等お気軽にお問い合わせください。
連絡先
松江市教育委員会 青少年支援センター
松江市白潟本町 43 番地 スティックビル 6 階
電話 0852
0852-24-7602 FAX 0852-20-2852
Mail
seishounen@city.matsue.lg.jp
就労体験の流れ
協力金
就労体験を受け入れていただいた
れていただいた事業所に対し、教
育委員会から一人 1 日あたり
日
3,000 円以内(1 日あ
たりの体験時間等を踏
踏まえ教育委員会と事業所で
相談の上決定)の協力金
協力金をお支払いします。
就労体験期間
本人の状況や協力事業所の意
向も踏まえて、一か月以内の範
囲で個別に調整します
青少年支援
センター
③体験先決定・依頼
依頼
①体験希望
⑥協力金
②意志確認
対象とする
とする若者
対象
とする
若者
④承諾
ひきこもりや社会参加
の経験が少ないことな
どにより、直ちに社会
⑤就労体験
に出ることが難しい若
者(概ね 15 歳〜40 歳
就労体験者
未満)を対象としていま
就労体験
協力事業所
⑦手当(
手当(任意)
任意)
お願 い
す。
体験したことが働くことへの自信
自信や喜びに少しでもつながる
よう、また、就労意欲が継続するよう
するよう、若干で結構ですので
体験の手当を支給していただくことをお
していただくことをお願いしています。
就労体験の状況
求職票提出 18 人
就労体験先(
就労体験先(平成 23 年度)
年度)
就労体験者 10 人
公共施設清掃 2 人、飲食店 1 人、商店 1 人、食品製造会社 1 人、NPO
人
スタッフ 1 人、
(H23 実績)
警備会社 1 人、公民館 1 人、美容院 1 人、ペットショップ1人
人
松江市青少年支援センターでは、職業安定法
職業安定法に基づく届出を行い、無料職業紹介事業所を運営
運営しています。
青少年支援センターだより
センターだより「はぐくみ」
新事業 地域
地域における体験・交流活動事業
交流活動事業
支援センターでは、困難
困難を抱えた子ども・若者に対して、農業や伝統芸能技
伝統芸能技
術など地域の人たちと交流
交流する体験活動の場を提供することにより、
、人とのふ
れあいの中から優しさに
しさに触れ、自分を認めてもらい、それによって自信
自信をつけ、
自立に向けて歩み出しても
してもらうことを目標に新しい事業に取り組みます
みます。
事業実施にあたって、
、八雲町地域振興活動団体交流会「やくもネット
やくもネット」のご
協力をいただき、子ども・
ども・若者またその保護者の体験・交流の場の提供
提供を可能
にし、併せてボランティア
せてボランティアの方にもご協力いただき実施します。
支援事業メニュー
実施日時
農業体験
飲食店体験
そば打ち体験
平成 24 年
10 月 24 日㊌
平成 24 年
11 月 9 日㊎
11 月 16 日㊎
平成 24 年
12 月 12 日㊌
炭焼き体験事業
紙すき体験事業
平成 25 年
1 月 20 日㊐
2 月 10 日㊐
平成 25 年
2 月 6 日㊌
2 月 14 日㊍
実施場所
やくもアグリパーク
知足亭
八雲ふるさと館
八雲別上炭焼窯
安部榮四郎記念館
参加人数
10 人
5人
10 人
10 人
10 人
窯入れ、窯出し、
、
袋詰め等の炭焼き
き
体験。先人の知恵
知恵
と技能を学ぶ
手すき和紙伝習所におい
て紙すき体験する。八雲
幼稚園園児とふれあい交
流を実施。
内
容
農園での収穫、作
付け等生命の躍動
に驚き、収穫する
喜びを体験する。
農 家 レ ス ト ラ ン そば打ち体験
「知足亭
知足亭」で、食 そばを食べながら
材の収穫
収穫、調理、 交流を図る。
接客等を体験す
る。
子 ど も 安 全
青少年支援センターでは、常設しております
しております県警のサポートセンター分室の職員
職員による安全教育(不審者
侵入対応訓練、防犯教室)等を随時行
随時行っております。
小中学校、高校、幼稚園などと事前打合
事前打合せの上、児童・生徒対象防犯教室、また
また、学校職員対象不審者侵
入対応訓練などプログラムを組んで行
行っております。 (平成 23 年度 87 回実施)
回実施
区 分
訓 練 内 容 等
安全教室
学校別
児童クラブ
回数
不審者侵入訓練
人数
回数
人数
8
350
4
20
保育園
14
1,137
13
261
幼稚園
7
235
8
117
小学校
7
2,126
7
205
中学校
2
207
3
66
養護学校
4
149
3
15
高校等
5
938
1
372
47
5,142
39
1,198
合 計
薬物乱用防止教室
回数
人数
1
8
1
8
備 考
3
4
青少年支援センターだより「はぐくみ」
音楽&ものづくりスタジオ主催講座
音楽&ものづくりスタジオではスタジオ業務の他に定期的な講座を開催しております。参加費は無
料で、気軽に参加いただけます。
(問い合わせ先へ要予約)
開催日は、スタジオカレンダーをご覧ください。音楽&ものづくりスタジオで
☆お菓子作り教室(ものづくり)
毎月第三日曜日 13:30-16:30
受講生
の声
・ギターを自分でやっていてもなかなか
教えてくれる人がまわりにいないのでと
てもためになりました。
・ギター難しかったです。でも楽しかっ
たです。いろんなコードをおぼえていろ
いろ曲を弾きたいです。
・今日はじめて来て不安でしたけど、と
ても優しくしてくれてよかったです。と
ても勉強になりました。
☆初心者向けボーカル教室(音楽)
受講生
の声
毎月第二土曜日 10:30-13:30
☜
☆初心者のためのギター教室(音楽)
毎月第三金曜日 13:30-16:30
・はじめて参加しました。分か
りやすくて良かったです。
・計量を細かく量るのに神経使
いました。
・アイシングというケーキの上
にかけるものをつくりました。
アイシングの独特の味がたまら
ないです。
・レシピをもらったので、また
家でつくろうと思います。
検索
受講生
の声
☆ドラムスクール
受講生
の声
・初めてボイストレーニングを受けていろいろ学びま
した。今までやった事なかったのですごく楽しかった
です。
・複式呼吸の感覚もだいぶわかってきて声が出るよう
になってきた気がします。
・松本先生とてもおもしろい方なので。毎回すごく楽
しみにしています。
・今回は複式呼吸、発音の仕方、ハモリ、ユニゾンの
練習といつにもましてボリューム
大の内容でした。
毎月 2 回 木曜日 18:00-21:00
・今日からボザノヴァを始めました。手足を全部バラバ
ラに動かすのですごく難しかったです。
・基礎練習を基礎を振り返ってやりました。パラドリル
とか基礎のところを忘れてしまった。復習しなきゃ。
・今回はむずかしい曲を練習してやりがいがありまし
た。
・今日も楽しくできました。今日言われたことを忘れず
に次に活かせるようにします。
★ことばでつくる(毎月2回開催)
★手芸(毎月2回開催)
★ものづくり秘密基地(YCスタジオ主催)毎週木曜日
相談時間等
*開所時間 月曜日~金曜日
午前9時から午後5時まで
*休 日
土・日、祝日、年末年始
*相談用電話等
●電話
0800-200-2700(通話料無料)
●FAX 0852-20-2852
●メール m.s.shien@mable.ne.jp
*来所時間の
来所時間の予約もできます
予約もできます。
もできます。電話にてお
電話にてお受
にてお受けします。
けします。
お問い合わせ:音楽&ものづくりスタジオ実行
委員会(事務局 青少年支援センター)
TEL 2 4 -7 6 0 2
E メール yoyaku_studio@yahoo.co.jp