藤沢北ロータリークラブ週報

藤沢北ロータリークラブ週報
Weekly Report
FUJISAWA NORTH ROTARY CLUB
Dist.2780
Light Up Rotary
ロータリーに輝きを
2014-15 年度 国際ロータリー会長
ゲイリー C.K. ホァン
第 2396 回例会
本日のプログラム
藤沢北ロータリークラブ
「親睦しながら奉仕を」
年 次 総 会
クラブフォーラム 「IM について」
会 長
第 2395 回
例 会 報 告
司
会
ロータリーソング
ソングリーダー
角 崎 幹事
君が代・奉仕の理想
三 宅 会員
ピ ア ノ
【12 月の曲】
田代 純子様
作曲者:メンデルスゾーン
作品 85-1『夜 曲』
ゲストスピーカー
ゲ ス ト
ビ ジ タ ー
ピエール・ゴドー様
鈴木 祐子様
松嶋ガバナー補佐様
出
席
報
12 月 5 日(日)
例 会 月 日
U
荒井 三和子
(2014-2015) No.21
告
計算に
M
14-15 年度テーマ
会員数
用いた数
哲学者・詩人
出席
暫定
ピエール・ゴドー様
確定
事前 MU
当日
出席率
MU
出席率
0
85.71%
前々回
11 月 21 日
16
14
1
11
85.71%
前
回
11 月 30 日
16
14
1
10
78.57%
今
回
12 月 05 日
16
15
0
15
100.00%
本日のスマイル
15,000円
スマイル累計
242,000円
目 標 金 額
600,000円
■■■■■ 会
・剣道大会報告
・次週年次総会
長
報
告 ■■■■■
次年度理事決定です。
◇ お歳暮贈呈
横浜銀行様
田代 純子様
笠原君 松嶋ガバナー補佐、本日はよくいらっ
しゃいました。ピエールご夫妻本日は卓話あ
りがとうございます。
山田君 寒い日が続きますが、皆様身体に気を
付けて下さい。ピエール・ゴドー様卓話楽し
みにしています。
岡崎君 ゴドー様、鈴木様、卓話楽しみにして
います。松嶋ガバナー補佐お忙しい所ありが
とうございます。
臼井君 例会 2 回欠席しました。これからもあ
るかも。
石橋君 ピエール様卓話よろしくお願いしま
す。先日の草刈りお疲れさまでした。又、誕
生日祝もいただきありがとうございました。
健康に 31 歳を迎える事ができました。
(本日の合計 15,000 円)(累計:242,000 円)
クリスタルホテル湘南様
■■■■■ 幹 事 報 告 ■■■■■
■■■■■ スマイルボックス ■■■■■
松嶋ガバナー補佐様 日頃大変お世話になっ
◇ 今日は何の日?
ております。今日は IM の打ち合わせに伺い
ました。よろしくお願い致します。年も押し
迫ってきました。皆様お身体大切に。
荒井会長 松嶋ガバナー補佐ようこそいらっ
しゃいました。ピエール・ゴドー様卓話楽し
みにしています。
角崎幹事 ゴドーご夫妻、松嶋ガバナー補佐よ
うこそいらっしゃいました。ピエール様卓話
よろしくお願いします。また、妻の誕生日祝
いありがとうございました。
『 国 際 ボ ラ ン テ ィ ア ・ デ ー (International
Volunteer Day)』
国際デーの一つ。世界中の経済と社会開発の
推進のため、ボランティア活動の貢献に対する
認識を高め、社会のあらゆる層からより多くの
人々が、国内外においてボランティア活動に参
加できる機運を高める日。
遠藤征吾君 久しぶりの参加です。心臓検査の
結果、とりあえず大事にならずホッとしてい
ます。本日の卓話のピエールご夫婦ようこそ。
松嶋ガバナー補佐ご指導よろしくお願いし
ます。
三宅君 ピエール・ゴドー様卓話ありがとうご
ざいます。
デウス・モーツァルトの 1791 年の忌日。
『モーツァルト忌』
オーストリアの作曲家ヴォルフガング・アマ
◇ テーブル回覧
① ロータリー1分間スピーチ
■■■■■ お
配偶者お誕生日祝い
祝
い ■■■■■
角崎君
12/5
■■■■■ 本日のお客様 ■■■■■
会には適応していないと私には思えます。
第二の新しい点は、公共交通機関に関することで
す。1 時間以上立ちっ放し、ということはパリ時代
にはなかった習慣ですが、今ではそれにも慣れまし
て、支障ありません。何故なら、日本の皆様は、ぎ
ゅうぎゅう詰めになっている時でさえ穏やかでい
鈴木
祐子様
松嶋ガバナー補佐様
らっしゃる上、車両が非常に清潔だからです
第三の日常経験する新しいこと、それは和式の挨
ピエール・ゴドー様
拶の仕方です。
■■■■■
卓
話
■■■■■
以上の三点を通して、私は、いとも単純なことを
確認するに至ったのです。それは、自分が、日本の
◇ 『虫
の
聲』
人たちと同じような体を持っていない、ということ
哲学者・詩人
通
訳
ピエール・ゴドー様
鈴木 祐子様
です。
しばしば厳しいこの気候に対する強さ(耐性)——
皆様、本日卓話をするようにとお招き頂き、大変
光栄に存じます。
例えば、冬場でも本当に寒さに強い日本の人々に出
会ったり、或は夏、40 度近い真っ昼間の炎天下、
私は、一年ちょっと前から日本で暮らしておりま
スポーツの練習をしている人たちや、自転車で坂を
す。が、以前にも、日本には何度も滞在経験がござ
上っている人たちなどを見かけたりするわけです
います。最初に参りましたのは、子供の頃に二度、
が
所属しておりました柔道クラブが鹿島の柔道クラ
であり、また精神の強さでもあるのですね。もう一
ブと提携しておりましたので、その一環として滞在
つ例にとれば、日本の人たちの脚は、私の脚よりも
致しました。私の日本に関する知識は限られたもの
強く思われる、ということもあります。それは、日
でございますが、皆様のお国について、少しお話し
本の階段の段差が、フランスのそれよりも往々にし
させて頂こうと思います。 この卓話のタイトルは、
て高い、ということが原因なのでしょうか? いず
“虫の聲“とさせて頂きました。
れにせよ、皆様のこのお国では、体の柔軟さ、とい
—— そういった耐久力というのは、身体の強さ
うのは動かし難い事実です。そのことがわかるのは、
日本に住むようになりましてから、自分の人生で、
単に、頭を下げて上体を傾けなければならないとい
以前に比べてプラスの方向に変わりました点が三
う御挨拶の時だけでもなければ、また、茶の湯の時
つございまして、そのことをお話ししたく存じます。
だけでもないのです。
まず第一点は、日本の家のお風呂です。特に秋・
冬のお風呂。お風呂屋さん(銭湯)や温泉も好きで
日本の人々の体は異なっていて、私たちフランス
すので、時々参ります。良い雰囲気で、リラックス
人の体と同じような動きをしません。身振り・立ち
できます。そこで気づきましたのは、”裸体”と言
居振る舞いで、大変違った形のものが沢山あります。
うものに対する考え方が、フランスでの一般的な概
フランスの日本通の人たちの間で一番良く知られ
念とはかなり違う、ということです。フランスは、
ているのは、自分自身を指すときに使う身振りです。
カトリックの伝統のある国で、裸体というのは、ど
様々な所作に伴う姿勢も異なります。中でも、フラ
ちらかというと、欲望や魅惑といった限られた領域
ンスで最もよく知られているのは、恐らく正座でし
に閉じ込められており、親が子供の前で裸になるこ
ょう(武道や漫画で広く知られています)。あらゆ
とを避けたり、という具合で、その伝統は今日の社
る分野で、異なった身振りや仕草があるようです。
親睦しながら奉仕を
会 長
荒井
三和子
例えば、職人仕事におきましても、人類学者のク
友人が感じていることは、鶯や他の鳥の声を聞いて
ロード・レヴィ=ストロースが、日本に何度か滞在
フランス人が感じるのと同一のものでありましょ
した折に観たことを書きとめています:「職人は工
うか? フランスにも、ある種の鳥の声を讃えた詩
i
具を、前へ押し出すのではなく、手前へ引く」 と。
人たちがおりますが、同じように感じているかどう
また、フランスとは逆に、しない動作、というのも
か、確かではありません。感受性が違う、となれば、
ございますね。タクシーから降りた時に、ドアを押
どのようにして私たちは理解し合えるのでしょう
して閉める、というのはその一つです。
(フランス
か?
では、一般にタクシーは自動ではありませんから)
のが(フランスと日本では)違う、という点です。
次に、状況に応じた体の位置づけ、というも
この友人二人は、並んで寝ているのです。二人して、
日本の人々の心をどのようにして感じるか?
寝ながらにして自然の歌声を聴く、というのは、フ
和式の挨拶が、その当事者間に空間的な距離をもた
ランスでは普通には見られないことで、これは質素
らす、即ち握手とは違うわけですが、そうしますと、
極まりない環境にあっても余りお目にかかりませ
フランスにおいて互いにしっかり見つめ合いなが
ん。最後に、外国人にとってはもしかして、日本の
ら握手することによって生まれ来るような親近感、
人々を前にしては、その相手自身に集中するかわり
時として友情、などというものは、皆様の間では何
に、そして、我々の抽象的論理(ロゴス)を用いる
から生まれて来るのでしょうか?
かわりに、空間を包括的に感じるその感性をまず持
まず、身振り、
或はもっと広く所作・動作一般に、非常に注意深く
つことが望ましいのかもしれません。そうすれば、
あることが望ましいのですね。ヨーロッパ文明とい
その包括的な空間から意志疎通が生まれ来るので
うのは、言葉・言論(ロゴス)を大変重要視致しま
ありましょう。これが第三点でございます。この包
す。が、日本での意志疎通はそのようには行かない
括的な感性、というのはヨーロッパの教育にはない
ように見えます。
のです。
詩人良寛和尚曰く:
御清聴有難うございました。
草堂唯壁立
草堂唯壁立す
傍人送餘生
人に傍(よりそ)って餘生を送る
偶有舊友到
偶々旧友の到る有り
並枕聞蟲聲
枕を並べて虫の声を聞く
i
“月の裏側”(2011 年)中、
“世界に置ける日本文化の位置“よ
り(P.52)。レヴィ=ストロースはいろいろな型の鉋を暗に言及
しているようである。
この漢詩の私に教えてくれることは三つありま
次
す。まず第一に、日本文化の特徴として、フランス
回
12 月 25 日(木)
におけるのとは異なった様々な領域に対し、極めて
クリスマス例会
高い感受性を持っている、ということです(フラン
於)湘南クリスタルホテル
スでは蟋蟀といっても同じものではありませんし、
チャペルコンサート
18:00~
またその声に深い親近感を抱くということもあり
ディナータイム
19:15~
ません)。こういった感性に相当するものがフラン
スにあるだろうか、と思うのです。良寛和尚とその
例会日
毎週 金曜日
例会場
湘南クリスタルホテル
事務所
横浜銀行長後支店内
rc-office@fujisawa-north.com
会
長 荒井三和子
会長エレクト
TEL:(28)2111
幹
事
副
TEL:(44)7900
会報委員
FAX:(45)3190
角崎正太郎
幹
岡崎記久子、遠藤征吾
神崎
事 渡邊
知久
昭