~地魚~ 佐島丼に盛り付ける鮮魚は、長井漁港より直送されて おります。相模湾は黒潮の海流を受け豊富な魚類を 誇る海です。松輪の鯖、小坪の鯛、佐島の蛸などが 有名ですね。お客様には多くの地魚をご賞味頂ければ と考えておりますが、ぜひ一度、長井、佐島、小坪と いった漁港にも足を運んでみてはいかがでしょうか。 漁港では、シイラやマンボウ、ホウボウといった 見た目にも珍しい魚に出会えることもあります。 お刺身になる前の姿を知るのも食べる 楽しみを広げることになるでしょう。 ~養老蒸し~ 養老蒸しとは、すりおろした山芋を使った蒸し物の ことです。古くから山芋は、滋養強壮や疲労回復に 大きな効果があることが知られていました。栄養豊富で 薬効がある山芋と老後を安楽に送る「養老」という言葉 が結びついたようです。 白身魚、海老の入った卵生地にすりおろした山芋を のせ、二層仕立てでふんわりと蒸し上げました。 なめらかな食感と上品な旨みが広がる、やさしい味わい の一品です。 この辺りの桜の名所といえば衣笠山公園や走水が知られて いますが、知名度の高さではやはり鶴岡八幡宮、若宮大路の 段葛でしょう。二ノ鳥居と三ノ鳥居の間だけ参道の車道が 分かれ、一段高くなった歩行者専用の路では春になると両側 のソメイヨシノが桜のトンネルを作り、提灯の明かりで 見事な夜桜も楽しめます。 この段葛は、建久2年(1191年)3月の大火によって中心 部が焼失したため、鶴岡八幡宮を中心とした再整備によって 作られました。最近の発掘では大路の幅は現在よりもかなり 広く、約30~40mと推定されています。両側の町は大路に 背を向ける格好で作られていて、大路は防災・軍事上の機能 を果たしていたのだそうです。湿地帯であったこの地の 道路整備のためには、まず真ん中に石を置いて通り道を 確保する必要があり、これが段葛の基礎となりました。 明治7年に撮影された段葛修復時の写真を見ると、路の両側 は藁葺き農家が数件ある農村風景そのもので桜の木の1本も ありません。それでも鳥居の向こうには鎌倉の山々が見える ので、山桜の美しい景色が広がっていたのかも知れません。 ~会食のご案内~ お祝い事、法要、懇親会など個室(無料)でご提供致します。 ご予約はフロントにて3日前まで承っております。 【ご昼食 御弁当】11:30~13:30より2時間 ~今月の 今月の桂~ 鰆の桜葉蒸し 桜葉蒸し *松花堂弁当 地元長井港で水揚げされた地魚を中心に 四季折々の食材をお楽しみください。 松 5,000円 竹 3,000円 梅 2,000円 *洋弁当 コース料理をお弁当にてご提供。旬の食材を使用した シェフ自慢の料理をご堪能ください。 カトレア 3,000円 アイリス 2,000円 【ご夕食 和会席】17:30~19:00より2時間 8,800円コース 6,800円コース 4,800円コース レストラン「桂」 Tel. 046-855-1810 (フロント) 昼食 11:30~14:00(L.O) 夕食 17:30~20:00(L.O) 完全予約制 日本の春を象徴する花「桜」。花を愛でるだけでなく、食用 にもなり、季節の味わいへと姿を変えます。 特に桜の葉の塩漬けは独特の香りが魅力で、桜餅などの和菓子 や料理に使われています。おもに産毛が少なくやわらかで食べ やすい大島桜の若葉で作られ、ほとんどが伊豆半島で栽培され ています。あの甘い香りはクマリンという香り成分で、塩漬け にすることで発生し、抗菌作用も生まれるそうです。 今月は「鰆の桜葉蒸し」をご用意しました。春の訪れを感じる 鰆は程よく脂がのり、あっさりとした上品な味わいです。 旬のうど・新ごぼう・筍を鰆と桜葉で包み、空豆のソースと 桜花塩で仕上げました。ほのかに香る桜葉がより食材の味を 引き立たせる一品です。 満開の春をお楽しみくださいませ。
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