Interplay | MAMアセットを使用する

Avid MediaCentral | UX
ユーザー・ガイド
バージョン 2.2
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Computer, Inc. により要求されるものです。
APPLE COMPUTER, INC. は、本製品に関して、黙示・明示を問わず、商品性、特定目的適合性に対する保証をしないことを含む一切の保証もいたし
ません。黙示の保証の例外を許可しない州もあります。上記の例外が適用されない場合もあります。この保証により特別な法的権利が認められます。州に
よっては他の権利を所有することもあります。
以下の免責事項は、TIFF ライブラリの使用に関して Sam
Leffler と Silicon Graphics, Inc. により要求されるものです。
Copyright © 1988–1997 Sam Leffler
Copyright © 1991–1997 Silicon Graphics, Inc.
(1)本ソフトウェア(TIFF ライブラリ)とその付属文書の全コピーに上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合、および(2)Sam Leffler と
Silicon Graphics からの書面による事前の許可なく本ソフトウェア製品に関する広告または広報に Sam Leffler と Silicon Graphics の名称が使用され
ることがない場合に限り、本ソフトウェアと付属文書の使用、複製、変更、配布、および販売が無償で許可されます。
本ソフトウェアは、何等保証のない現状有姿のままで提供されるものであり、商品性、特定目的に対する適合性、およびその他いかなる事項についても、明示
であると黙示であるとを問わず、一切保証されません。
いかなる場合においても、Sam Leffler または Silicon Graphics は、本ソフトウェア製品の使用または性能から生じる特別、間接的、偶発的、結果的損害、
または、使用不能、データまたは利益の逸失を含むいかなる損害に対しても、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。たとえ、Sam Leffler または
Silicon Graphics がこのような損害について知らされていた場合でも同様です。
以下の免責事項は、Independent
JPEG Group により要求されるものです。
本ソフトウェアは、一部において、Independent JPEG Group の著作物をベースとしています。
本ソフトウェアは、以下の条件に基づいて使用許諾を受けたコンポーネントを使用している場合があります。
Copyright (c) 1989 The Regents of the University of California. All rights reserved. 無断転載・複写を禁じます。
上記の著作権表記およびこのパラグラフが、すべての文書、広告素材、および配布や使用に関係するその他の素材において、本ソフトウェアがカリフォル
ニア大学バークレー校により開発されたことを認知させる形式で複製されている場合に限り、再配布およびソース形式およびバイナリ形式での使用を許可
します。事前の書面による許可を受けることなく、本ソフトウェアから派生した製品の保証およびプロモーションのために大学の名称を使用することを禁じ
ます。本ソフトウェアは、何等保証のない現状有姿のままで提供されるものであり、商品性、特定目的に対する適合性、およびその他いかなる事項についても、
明示であると黙示であるとを問わず、一切保証されません。
Copyright (C) 1989, 1991 by Jef Poskanzer.
本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書に上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合に限り、本ソフトウェ
アと付属文書の無料での使用、複製、変更、および配布が許可されます。本ソフトウェア製品は、なんら保証のない現状有姿のままで提供されるものです。
Copyright 1995, Trinity College Computing Center. Written by David Chappell.
本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書に上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合に限り、本ソフトウェ
アと付属文書の無料での使用、複製、変更、および配布が許可されます。本ソフトウェア製品は、なんら保証のない現状有姿のままで提供されるものです。
Copyright 1996 Daniel Dardailler.
本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書に上記の著作権通知とこの許可通知が記載されている場合、および書面による事
前の許可なく本ソフトウェア製品の配布に関する広告または広報に Daniel Dardailler の名称が使用されることがない場合に限り、本ソフトウェアと付属
文書の無料での使用、複製、変更、配布、および販売が許可されます。Daniel Dardailler はいかなる目的においても、本ソフトウェア製品の適合性につい
て述べるものではありません。本ソフトウェア製品は、何等保証のない現状有姿のままで提供されるものです。
2
Modifications Copyright 1999 Matt Koss, under the same license as above.
Copyright(c)1991 by AT&T.
本ソフトウェア製品の全コピーに上記の著作権通知が記載され、付属文書にこの法的通知が記載されている場合、および書面による事前の許可なく本ソフ
トウェア製品の配布に関する広告または広報に Daniel Dardailler の名称が使用されることがない場合に限り、本ソフトウェアと付属文書の無料での使用、
複製、変更、および配布が許可されます。
本ソフトウェア製品は、なんら保証のない現状有姿のままで提供されるものです。特に、筆者および AT&T は、いかなる目的においても本ソフトウェア製
品の商品適格性に関して、いかなる説明や保証を行うものではありません。
本製品には、カリフォルニア大学バークレー校およびその協力者によって開発されたソフトウェアが含まれています。
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本ソフトウェア製品の一部は、Paradigm Matrix からライセンスを取得しています。
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「Install-It」は Ray Sauers Associates, Inc. からライセンスを取得しています。エンドユーザーは、
「Install-It」のソース・コードまたはそのコピーを
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逸失利益を含む特別または結果的損害を含むすべての損害、代理店の製品または本ソフトウェアの使用または使用不能から生じる損害に対して、著作権ま
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て知らされていた場合でも同様です。
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Inc. が必要とするものです。
「Videomedia, Inc. は、本製品に関して、黙示・明示を問わず、商品性、特定目的適合性に対する保証をしないことを含む一切の保証もいたしません。
」
「本ソフトウェア製品には、Videomedia, Inc. が開発した V-LAN ver. 3.0 製品、および Videomedia, Inc. からのライセンス契約に基づいて第三者が開
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適用可能なビデオテープ・レコーダー・デッキ、ビデオディスク・レコーダー / プレーヤー、およびそれに類するものの正確なフレーム編集制御を行うこと
ができます。
」
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Software, Inc. により要求されるもの
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©1993–1998 Altura Software, Inc.
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一定の波形およびベクトル・モニター機能は、3Prong.com Inc. からのライセンス契約に基づき提供されています。
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「Interplay」の名称は、Interplay Entertainment Corp. の許可に基づいて使用しています。Interplay Entertainment Corp. は、Avid 製品に関して、
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本製品には、GmbH 社の Alloy Look & Feel ソフトウェアの一部が含まれています。
本製品には、Apache Software Foundation (http://www.apache.org/)が開発したソフトウェアが含まれています。
© DevelopMentor
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library を含む場合があり、以下の法的通知が適用されます。
JCifs © Copyright 2004、The JCIFS Project は、LGPL (http://jcifs.samba.org/)による使用承諾を受けて使用しています。インストール CD の
Third Party Software ディレクトリにある LGPL.txt ファイルをご参照ください。
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本製品には、一部において、FreeType Team の著作物をベースとしたソフトウェアが含まれています。
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3
Portions copyright 1994, 1995, 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002 by Cold Spring Harbor Laboratory. Funded under Grant
P41-RR02188 by the National Institutes of Health.
Portions copyright 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002 by Boutell.Com, Inc.
Portions relating to GD2 format copyright 1999, 2000, 2001, 2002 Philip Warner.
Portions relating to PNG copyright 1999, 2000, 2001, 2002 Greg Roelofs.
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Portions relating to gdft.c copyright 2001, 2002 John Ellson (ellson@lucent.com).
Portions relating to JPEG and to color quantization copyright 2000, 2001, 2002, Doug Becker and copyright (C) 1994, 1995, 1996,
1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002, Thomas G. Lane. 本ソフトウェアは、一部において、Independent JPEG Group の著作物をベースとし
ています。詳しくは、README-JPEG.TXT をご参照ください。Portions relating to WBMP copyright 2000, 2001, 2002 Maurice Szmurlo
and Johan Van den Brande.
ユーザーが利用できる付属文書に本通知が記載されている場合、商用を含むどの用途でも、gd の複製、配布、および変更が無料で許可されます。
これはユーザーの二次的著作物自体の所有権には影響せず、この目的は、ユーザーによる gd の生産的な使用を干渉することではなく、gd の作者にふさわ
しいクレジットを付与することにあります。ご質問がございましたら、どうぞお問い合わせください。「二次的著作物」には、ライブラリを利用するすべて
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これらの規約は gd に表示されていませんが、著者は David Koblas、David Rowley の各氏、および Hutchison Avenue Software Corporation のこ
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ンス契約の拘束を受けます。
商標
003, 192 Digital I/O, 192 I/O, 96 I/O, 96i I/O, Adrenaline, AirSpeed, ALEX, Alienbrain, AME, AniMatte, Archive, Archive II, Assistant Station,
AudioPages, AudioStation, AutoLoop, AutoSync, Avid, Avid Active, Avid Advanced Response, Avid DNA, Avid DNxcel, Avid DNxHD,
Avid DS Assist Station, Avid Ignite, Avid Liquid, Avid Media Engine, Avid Media Processor, Avid MEDIArray, Avid Mojo, Avid Remote
Response, Avid Unity, Avid Unity ISIS, Avid VideoRAID, AvidRAID, AvidShare, AVIDstripe, AVX, Beat Detective, Beauty Without The
Bandwidth, Beyond Reality, BF Essentials, Bomb Factory, Bruno, C|24, CaptureManager, ChromaCurve, ChromaWheel, Cineractive Engine,
Cineractive Player, Cineractive Viewer, Color Conductor, Command|24, Command|8, Control|24, Cosmonaut Voice, CountDown, d2,
d3, DAE, D-Command, D-Control, Deko, DekoCast, D-Fi, D-fx, Digi 002, Digi 003, DigiBase, Digidesign, Digidesign Audio Engine,
Digidesign Development Partners, Digidesign Intelligent Noise Reduction, Digidesign TDM Bus, DigiLink, DigiMeter, DigiPanner,
DigiProNet, DigiRack, DigiSerial, DigiSnake, DigiSystem, Digital Choreography, Digital Nonlinear Accelerator, DigiTest,
DigiTranslator, DigiWear, DINR, DNxchange, Do More, DPP-1, D-Show, DSP Manager, DS-StorageCalc, DV Toolkit, DVD Complete,
D-Verb, Eleven, EM, Euphonix, EUCON, EveryPhase, Expander, ExpertRender, Fader Pack, Fairchild, FastBreak, Fast Track, Film Cutter,
FilmScribe, Flexevent, FluidMotion, Frame Chase, FXDeko, HD Core, HD Process, HDpack, Home-to-Hollywood, HYBRID,
HyperSPACE, HyperSPACE HDCAM, iKnowledge, Image Independence, Impact, Improv, iNEWS, iNEWS Assign, iNEWS ControlAir,
InGame, Instantwrite, Instinct, Intelligent Content Management, Intelligent Digital Actor Technology, IntelliRender, Intelli-Sat,
Intelli-sat Broadcasting Recording Manager, InterFX, Interplay, inTONE, Intraframe, iS Expander, iS9, iS18, iS23, iS36, ISIS,
IsoSync, LaunchPad, LeaderPlus, LFX, Lightning, Link & Sync, ListSync, LKT-200, Lo-Fi, MachineControl, Magic Mask, Make Anything
4
Hollywood, make manage move | media, Marquee, MassivePack, Massive Pack Pro, Maxim, Mbox, Media Composer, MediaFlow,
MediaLog, MediaMix, Media Reader, Media Recorder, MEDIArray, MediaServer, MediaShare, MetaFuze, MetaSync, MIDI I/O, Mix Rack,
Moviestar, MultiShell, NaturalMatch, NewsCutter, NewsView, NewsVision, Nitris, NL3D, NLP, NSDOS, NSWIN, OMF, OMF Interchange,
OMM, OnDVD, Open Media Framework, Open Media Management, Painterly Effects, Palladium, Personal Q, PET, Podcast Factory,
PowerSwap, PRE, ProControl, ProEncode, Profiler, Pro Tools, Pro Tools|HD, Pro Tools LE, Pro Tools M-Powered, Pro Transfer,
QuickPunch, QuietDrive, Realtime Motion Synthesis, Recti-Fi, Reel Tape Delay, Reel Tape Flanger, Reel Tape Saturation, Reprise,
Res Rocket Surfer, Reso, RetroLoop, Reverb One, ReVibe, Revolution, rS9, rS18, RTAS, Salesview, Sci-Fi, Scorch, ScriptSync,
SecureProductionEnvironment, Serv|GT, Serv|LT, Shape-to-Shape, ShuttleCase, Sibelius, SimulPlay, SimulRecord, Slightly Rude
Compressor, Smack!, Soft SampleCell, Soft-Clip Limiter, SoundReplacer, SPACE, SPACEShift, SpectraGraph, SpectraMatte,
SteadyGlide, Streamfactory, Streamgenie, StreamRAID, SubCap, Sundance, Sundance Digital, SurroundScope, Symphony, SYNC HD,
SYNC I/O, Synchronic, SynchroScope, Syntax, TDM FlexCable, TechFlix, Tel-Ray, Thunder, TimeLiner, Titansync, Titan, TL Aggro,
TL AutoPan, TL Drum Rehab, TL Everyphase, TL Fauxlder, TL In Tune, TL MasterMeter, TL Metro, TL Space, TL Utilities, tools for
storytellers, Transit, TransJammer, Trillium Lane Labs, TruTouch, UnityRAID, Vari-Fi, Video the Web Way, VideoRAID, VideoSPACE,
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素材
Hell’s Kitchen - Upper Ground Enterprises の提供 /Hell's Kitchen post team
Avid MediaCentral | UX ユーザー・ガイド •9329-65181-01 Rev A • 2015 年 3 月 • 作成日3 / 30 / 15 • 本書は Avid がオンライン
(電子版)でのみ配布しており、印刷形式では販売していません。
5
目次
はじめに
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
シンボルと表記法
困ったときには .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
Avid トレーニング・サービス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
章
1
はじめに
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
MediaCentral | UX について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
MediaCentral UX へサインインする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
アプリケーションのレイアウトを理解する .
レイアウトを使用する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
エリアとペインを使用する .
アクティブ・ペイン
メニュー・バー
起動ペイン
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
プラグインと MOS 統合を使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
iNEWS Community のサポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
MediaCentral | UX ヘルプを表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
章
2
アセットを使用する
アセット・ペイン
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
アセット・ペインのナビゲーション .
ニュースのアセットを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
iNEWS ディレクトリ、キュー、プロジェクト、ファセットを特定する . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
iNEWS データベースのナビゲーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43
Interplay | Production アセットを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44
Interplay | Production システムとメディア・アセットを識別する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
Interplay | Production データベースのナビゲーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
プロパティ・コラムを追加する、または削除する
コラムのサイズを変更する .
コラムを移動する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
6
アセットを移動またはコピーする
アセットを複製する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
アセット名を変更する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
新規フォルダーを作成する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48
参照先アセットを表示または非表示にする
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
Interplay | Production メタデータの表示と編集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
Interplay | Production サムネイルを表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 52
Interplay | MAM アセットを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
Interplay | MAM ワークスペースのナビゲーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54
Interplay | MAM メディア・アセットを識別する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55
新規フォルダーを作成する
フォルダー名を変更する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
フォルダーを移動する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58
フォルダーを削除する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
アセットをフォルダーに追加する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59
基本シークエンスの権限評価をトリガーする
アセットを選択する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 60
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
アセットを移動またはコピーする .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61
アセットの参照先の名前を変更する
アセットの参照先を削除する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 62
Interplay | MAM メタデータの表示と編集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63
プロパティ タイプと入力コントロール .
メタデータを編集する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66
Interplay | MAM サムネイルを表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70
章
3
プロジェクトを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
プロジェクトまたはファセットを開く .
プロジェクト / ストーリー・ペイン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72
プロジェクトやファセットにストーリーを関連付ける
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75
ストーリーに関連付けられたプロジェクトまたはファセットを開く
章
4
スクリプトを構成する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 76
キュー / ストーリー・ペイン
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 76
キュー / ストーリー・ツールバー .
スクリプト・エディター
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 79
7
ストーリーを作成する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
ストーリーをセグメント化する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
右から左へ記述する言語でストーリーを書く
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
Annotation を使用してストーリーを音声入力する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 84
ストーリーを編集する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85
スクリプトの書式設定 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 87
プロダクション・キューを追加する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 88
マシン・コントロールの指示を追加する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 89
プライマリ・マシン・コントロール指示を追加する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
ストーリーを削除、または削除されたストーリーを復元する .
ストーリーをグループ化する .
キューを順序指定する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 91
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 93
ストーリーをコピーする .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
ストーリーをロックまたはストーリーのロックを解除する
ストーリーを投稿日時未定にする .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 96
スクリプト・テンプレートを挿入する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 97
MOS プレースホルダーを挿入する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 97
メディアをストーリーに追加する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 98
ストーリーとシークエンスの関連付け .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 99
テキストのみのストーリー・セグメントを作成する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 101
iNEWS リンクをコピーおよび送信する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 103
自動保存されたストーリーを回復する .
章
5
シークエンス・ペインを使用する
シークエンス・ペインを表示する .
シークエンス・ペイン
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 104
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 107
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 107
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 108
基本および詳細シークエンスを理解する
横または縦のタイムラインを選択する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 114
シークエンス・ズーム・バーを使用する
シークエンス情報を表示する .
シークエンスを作成する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 112
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 114
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 117
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 118
Interplay | Production シークエンスを作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 119
スクリプト・シークエンス作成のルール(Interplay
| Production). . . . . . . . . . . . . . . . . . 122
Instinct および NewsCutter のストーリーに関連付けられたシークエンス . . . . . . . . . . . . . . 123
8
オーディオ専用およびビデオ専用詳細シークエンス(Interplay
| Production). . . . . . . . . . 123
Interplay | MAM シークエンスを作成する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 123
オーディオ専用基本シークエンス(Interplay
シークエンスを保存する .
| MAM). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 125
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 125
シークエンスのバージョンを保存する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 126
自動保存されたシークエンスを回復する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 127
既存のシークエンスをシークエンス・ペインで開いて編集する
ストーリーに関連付けられたシークエンスを開く
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 128
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 130
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 131
ストーリー・セグメントとタイミング・ブロックで作業する
タイミング・ディスプレイで作業する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 134
タイミング・ブロックでメディアを編集する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 137
別のタイミング・ブロックにセグメントを延長する
空のタイミング・ブロックを非表示
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 138
/ 表示にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 140
タイミング・ブロックを手動で調整する .
シークエンスを編集する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 133
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 142
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 143
基本シークエンスをロックする(Interplay
| MAM). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 144
基本シークエンスでインサート編集を実行する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 145
詳細シークエンスでインサート編集を実行する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 146
基本シークエンスでオーバーライト編集を実行する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 147
詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 150
リプレイス編集の実行 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 153
オーディオ・トラックを有効にする .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 157
保存されたシークエンスからシークエンスにメディアを追加する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 158
シークエンス・ペインで操作を取り消す、やり直す
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 159
タイムライン内でセグメントを移動または削除する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 159
オーディオ・セグメントを追加、削除する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 160
オーディオ専用の NAT または SOT セグメントを作成する
タイムラインでスナップする
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 163
タイムライン内でセグメントをトリムする
タイムラインで L カットを使用する
セグメントの分割 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 161
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 164
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 168
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 169
マーカーをシークエンスに追加する .
9
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 171
ビデオ・ディゾルブを挿入する(詳細シークエンスのみ).
オーディオ・スクラブを有効にする .
開始タイムコードを変更する
章
6
ビデオ・メディアを使用する
メディア・ペイン
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 171
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 174
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 175
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 176
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 177
メディア・ペイン:アセット・モード: アセット・モード .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 178
メディア・ペイン・メニュー オプション(アセット・モード).
メディア・ペイン: グループ・クリップ .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 182
メディア・ペイン: アウトプット・モード
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 183
メディア・ペイン・メニュー オプション(出力モード).
アセットを再生する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 180
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 185
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 186
J、K、L キーを使用して再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 187
アセットのステップ・スルー
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 189
最近表示したアセットを再生する
アスペクト比を選択する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 189
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 190
プロキシ・ビデオの最大サイズを変更する
メディア・ステータスを更新する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 190
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 190
シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンスを再生する
再生品質を選択する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 190
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 192
再生レイテンシを調整する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 192
フレームベースの再生またはファイルベースの再生を選択する
リモート・アセットを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 196
イン点およびアウト点をマークする
マーカーと制限を使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 193
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 197
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 199
キャプションとセグメントを表示する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 200
タイムコード・ディスプレイを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 201
タイムコードを入力してフレームをキューする .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 202
メディア・タイムラインを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 204
メディア・ズーム・バーを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 205
STP のターゲット解像度でレビューする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 206
最高解像度で再生する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 208
マッチ・フレームを使用する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 209
内包しているフォルダーを開く
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 210
10
アセットをトランスコードする
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 211
インジェスト中にクリップを表示・編集する
フレームをイメージとして保存する
章
7
オーディオを使用する
オーディオ・ペイン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 213
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 214
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 215
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 215
アセット・モードと基本シークエンスのオーディオ・ペイン
詳細シークエンスのオーディオ ペイン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 216
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 218
基本シークエンスのオーディオ・トラックを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 220
アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリング
アセットと基本シークエンスのパニング .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 223
詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 224
詳細シークエンスのトラックをソロおよびミュートにする
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 226
デフォルト・オーディオ・トラックのパッチングを無視する
詳細シークエンスのオーディオ・レベルを調整する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 229
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 230
オーディオ・ミックスを設定する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 231
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 232
ボイスオーバーを録音する
8
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 227
詳細シークエンスのパニング
参照レベルを設定する
章
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 221
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 232
グループ・クリップを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 235
グループ・クリップおよびマルチカメラ・ワークフロー .
グループ・クリップを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 235
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 237
グループ・クリップのロードとアングル・ビューの変更
バンクを使用する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 241
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 242
アセット・モードでアクティブ・アングルを選択する
グループ・クリップを再生する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 242
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 244
タイムコードとグループ・クリップ .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 244
アセット・モードでオーディオ・モニタリングの環境設定を選択する
グループ・クリップのマーカーと制限
. . . . . . . . . . . . . . . . . 245
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 248
グループ・クリップのマッチ・フレームを使用する
グループ・クリップで基本シークエンスを作成する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 249
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 250
グループ・クリップのアクティブ・アングルを詳細シークエンスに追加する
グループ・クリップのシークエンスを再生デバイスに送信する
章
9
アセットを検索する
. . . . . . . . . . . . . . . . 252
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 252
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 253
11
検索と中央インデックス .
統合検索 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 253
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 254
Media | Index とインデックス作成済み検索 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 254
検索バー
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 255
検索ペイン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 256
検索を実行する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 258
詳細検索フィルター
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 262
インデックス作成済み検索の例 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 267
Interplay | MAM データベースの統合検索でサポートされるワイルドカード文字と演算子 . . . 269
検索結果リスト .
章
10
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 270
Interplay | Production アセットのロギングとサブクリップの作成 . . . . . . . . . . . . . 273
ロギングのワークフロー .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 274
マーカーと制限を理解する
ログ・レイアウト
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 276
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 278
Interplay | Production アセットのロギング・ペイン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 279
マーカーを追加、保存、削除する .
制限を使用する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 282
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 283
MediaCentral | UX の制限を理解する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 284
制限を追加、保存、削除する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 288
テキストを切り取り、コピー、ペーストする
ログ・レイアウト内をマーカーで移動する .
マーカー・リストをフィルターする
マーカーをエクスポートする .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 289
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 290
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 290
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 291
右から左へ記述する言語でマーカー・テキストを入力する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 292
マーカー・テキストの Unicode サポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
サブクリップを作成する .
章
11
293
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 294
Interplay | MAM アセットのロギング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 297
ストラタを理解する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 297
ロギングの概要(Interplay
| MAM アセット). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 299
ロギング・ペイン(Interplay
| MAM). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 300
セグメンテーションの原則を理解する .
ストラタをロックする
セグメントの使用
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 305
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 309
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 310
12
セグメントを作成する(Gaps
Not Allowed). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 310
セグメントを作成する(Gaps
Allowed). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 312
セグメントのサイズを変更する(Gaps
Not Allowed モード). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 313
セグメントのサイズを変更する(Gaps
Allowed モード). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 314
重複したセグメントのサイズを変更する .
セグメントを分割する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 317
セグメントをマージする
セグメントの削除 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 317
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 318
インジェスト中にセグメント化する .
セグメントで移動する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 315
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 318
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 319
テキスト・フィールドに注釈を付ける .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 320
右から左へ記述する言語のセグメント・テキストを入力する .
タグを使用して注釈を付ける .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 321
タグを追加、置換、削除する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 322
整数または浮動小数点の値を編集する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 323
タイムコードまたはデュレーションの値を編集する
ブーリアン値を選択する
時間の値を編集する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 324
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 325
ドロップダウン・リストから値を設定する
マスター データ値を設定する .
シソーラス用語を設定する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 326
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 327
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 327
注釈を付けたセグメントにマージ・ルールを定義する
ストラタをエクスポートする .
12
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 324
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 324
日付と日付 / 時刻の値を編集する
章
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 321
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 328
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 330
MediaCentral | UX メッセージを共有する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 332
MediaCentral | UX メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 332
メッセージ・ペインを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 333
メッセージとリンクされたアセットを表示する
メッセージを送信する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 334
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 336
電子メール転送を設定する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 339
電子メール転送を使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 340
13
章
13
iNEWS® メッセージング. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 342
メッセージを送信する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 342
受信したメッセージを表示し返信する .
章
14
再生サーバーに送信する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 343
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 344
「再生サーバーに送信」の設定を行う .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 344
再生デバイスにシークエンスを送信する
異なる解像度が混在する Long
進行ペイン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 347
GOP シークエンスを再生デバイスに送信する . . . . . . . . . . . . . . . 349
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 350
Interplay Media Services および Transfer Status ツールの Interplay Services. . . . . . . . . . 352
章
15
アセットとメディアを配信する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 353
MediaCentral 配信を理解する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 353
章
16
アセットとメディアをリモート・ワークグループに配信する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 357
アセットとメディアをローカル・ワークグループに配信する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 359
Interplay | MAM プロセスとタスクを使用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 362
プロセス、タスク、アクションを理解する .
プロセスを作成する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 362
進行ペインでプロセスをモニタリングする .
タスクを使用する
タスク・ペイン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 362
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 364
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 365
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 366
タスク・ペインを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 369
ユーザー・タスクを委任する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 371
ユーザー・タスクにアクションを適用する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 371
ユーザー・タスク・データを表示および編集する
ユーザー・タスクの添付を追加および編集する .
章
17
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 372
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 373
iPhone 用 MediaCentral | UX モバイル・アプリケーション. . . . . . . . . . . . . . . . . . 375
接続の基本 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 375
iPhone . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 376
モバイル・アプリケーション用ジェスチャー .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 376
iPhone に MediaCentral UX をインストールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 377
iPhone で MediaCentral UX を起動する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 378
サイドバー .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 380
ユーザー・インターフェースのボタン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 381
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 382
14
ロールを変更する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 383
iNEWS データベースにアクセスする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 384
スクリプトに関連するビデオを表示する .
ストーリーを編集する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 389
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 390
ストーリーの保存方法 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 392
スクリプトの書式設定 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 393
プロダクション・キューを追加する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 394
マシン・コントロールの指示を追加する .
ストーリーでリンクを使用する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 395
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 396
ストーリーを承認する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 397
お気に入りを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 398
キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する
キューとストーリーをキャッシュする
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 400
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 400
キューやストーリーをオフライン・モードで表示する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 401
MediaCentral | UX と Interplay | Production . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 402
MediaCentral | UX でメディア・アセットを表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 403
章
18
iPad 用 MediaCentral | UX タブレット・アプリケーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . 406
接続の基本 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 406
iPad . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 407
タブレット・アプリ用ジェスチャー .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 407
iPad に MediaCentral UX をインストールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 409
タブレットで MediaCentral
サイドバー .
UX を起動する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 409
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 411
ユーザー・インターフェースのボタン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 412
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 413
ロールを変更する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 415
iNEWS データベースにアクセスする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 415
スクリプトに関連するビデオを表示する .
ストーリーを編集する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 420
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 422
ストーリーの保存方法 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 425
スクリプトの書式設定 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 425
プロダクション・キューを追加する .
15
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 426
マシン・コントロールの指示を追加する .
ストーリーでリンクを使用する .
ストーリーを承認する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 429
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 429
プレゼンター・モードに切り替える
お気に入りを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 428
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 430
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 431
キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する
キューとストーリーをキャッシュする
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 433
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 433
キューやストーリーをオフライン・モードで表示する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 435
MediaCentral | UX と Interplay | Production . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 435
MediaCentral | UX でメディア・アセットを表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 436
章
19
Android デバイス用 MediaCentral | UX . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 440
接続の基本 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 440
Android デバイス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 441
モバイル・アプリケーション用ジェスチャー .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 441
Android デバイスに MediaCentral | UX をインストールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 442
Android デバイスで MediaCentral UX を起動する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 442
ナビゲーション・ドロワーとディレクトリ・パネル .
ユーザー・インターフェースのボタン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 444
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 445
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 446
iNEWS データベースにアクセスする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 447
スクリプトに関連するビデオを表示する
ストーリーを使用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 452
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 455
ストーリーの保存方法 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 457
スクリプトの書式設定 .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 458
プロダクション・キューを追加する .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 459
マシン・コントロールの指示を追加する .
ストーリーでリンクを使用する .
付録
A
ユーザー設定
付録
B
キーボード・ショートカット
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 460
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 461
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 462
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 465
キュー / ストーリー・ペインのショートカット
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 466
アセット・ペインのショートカット
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 467
メディア・メインのショートカット
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 468
ロギング・ペイン(Interplay
| Production)のショートカット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 470
16
ロギング・ペイン(Interplay
| MAM)のショートカット . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 473
シークエンス・ペインのショートカット
付録
C
アイコン
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 477
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 480
ペイン・タイプ・アイコン
起動ペイン・アイコン
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 480
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 481
アセット・ペイン・アイコン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 482
メディア・ペイン・アイコン .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 486
ロギング・ペイン・アイコン(Interplay
| Production アセット) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 487
ロギング・ペイン・アイコン(Interplay
| MAM アセット). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 487
進行ペイン・アイコン
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 488
シークエンス・ペイン・アイコン .
タスク・ペイン・アイコン
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 488
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 489
Media | Distribute アイコン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 489
MediaCentral 用語集 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 490
索引
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 507
17
はじめに
このガイドは、Avid MediaCentral | UX システム(旧 Interplay Central)のすべてのユーザーを対象
としています。このガイドでは、製品機能、およびユーザー設定やストーリー作成、アセット作成など
の基本的なユーザーの手順を説明しています。
最 初 の イ ン ス ト ー ル と 設 定 に つ い て は、『Avid MediaCentral Platform Services Installation and
Configuration Guide』をご参照ください。管理について詳しくは、『Avid MediaCentral | UX アドミ
ニストレーション・ガイド』をご参照ください。
シンボルと表記法
この文書は、以下のシンボルや表記法を使用しています。
シンボルまたは表記法
n
c
w
>
意味または操作
重要な関連情報、注意事項、および推奨事項を示します。
コンピューター障害またはデータ損失を防ぐための注意事項が記されてい
ます。
人身事故を防ぐための警告が記されています。電気機器を扱う際は、本書ま
たは機器本体に記されている指示に従ってください。
このシンボルは、メニュー・コマンド(およびサブコマンド)の選択順序を
[ファイル]
(File)> [インポート]
(Import)の場合は、
示します。たとえば、
[ファイル](File)メニューを開いてから[インポート](Import)コマン
ドを選択することを意味します。
このシンボルは、単独の手順を示します。リストに複数の矢印がある場合は、
リストされている作業の 1 つを実行します。
( Windows )、
( Windows の このテキストは、情報が Windows または Mac OS X のどちらか特定のオペ
み)、( Macintosh )、または レーティング・システムのみに適用されることを意味します。
( Macintosh のみ)
斜体フォント
斜体フォントは、特定の用語を強調したり、変数を示したりする場合に使用
されます。
モノスペース・フォント
モノスペース・フォントは、オペレーティング・システムのコマンド・ライ
ンに表示されるテキストおよび入力するテキストを識別します。
困ったときには
シンボルまたは表記法
意味または操作
Ctrl+ キーまたはマウスの操作 最初のキーを押しながら最後のキーを押したり、マウス操作をしたりします。
たとえば、Command キーと Option キーを押しながら C を押したり、Ctrl
キーを押しながらドラッグしたりします。
「Interplay | Production」など
|(縦線またはパイプライン) 縦線は、一部の Avid の製品名に使用されます。
です。このガイドでは、見出しまたは本文で最初に使われる場合、製品名に
使用されます。
困ったときには
Avid 製品の使用中にトラブルが生じた場合は、以下の手順に従ってください。
1. 実行した操作について、このガイドに記載されている指示を注意深く読み、同じ操作を再試行して
ください。特に重要なのは、ワークフローの各手順を確認することです。
2. 本書発行後に利用できるようになった最新情報がないか、確認してください。 オンライン版は随時
更新されますので、最新のリリース・ノートや ReadMe は、ぜひオンラインでご確認ください。オン
ライン版をご覧になるには、
[ヘルプ]メニューで[ReadMe]を選択するか、www.avid.com/support
のナレッジベースにアクセスしてください。
3. 保守またはハードウェア関連の問題については、ご使用の Avid アプリケーションまたはハードウェ
アに付属の文書をご確認ください。
4. オンラインのナレッジベース(www.avid.com/support)もご参照ください。 オンライン・サービ
スは、日時を問わずいつでもご利用いただけます。このオンライン・ナレッジベースでは、答えの
検索、エラー・メッセージの参照、トラブルシューティングのヒントへのアクセス、アップデート
のダウンロード、オンライン・メッセージボード・ディスカッションなどのサービスを提供してい
ます。
Avid トレーニング・サービス
Avid は、生涯学習、キャリア・アップ、個人の能力開発をお手伝いします。Avid は、差別化に必要とな
る知識は常に変化することを理解しています。常にコースの内容を更新し、プレッシャーの高い競争的
な職場環境に合わせた新しいトレーニング受講方法を提供しています。
コース / スケジュール、トレーニング・センター、検定、教材などについての詳細は、www.avid.com/support
およびトレーニングのリンクをご覧いただくか、最寄りの Avid ディーラー(800-949-2843)にお問い合
わせください。
19
1 はじめに
以下の主要な項目では、MediaCentral | UX を使用する際に必要な、基本的なユーザー・タスクや、さま
ざまなコンセプト・機能について説明します。
•
MediaCentral | UX について
•
MediaCentral UX へサインインする
•
アプリケーションのレイアウトを理解する
•
プラグインと MOS 統合を使用する
•
iNEWS Community のサポート
•
MediaCentral | UX ヘルプを表示する
MediaCentral | UX について
MediaCentral UX は、Web とモバイル両方のアプリケーションにより、メディアのプロフェッショナ
ル 向 け の ワ ー ク フ ロ ー・ツ ー ル を 提 供 し ま す。 カ ス タ マ イ ズ 可 能 な イ ン タ ー フ ェ ー ス を 備 え た
MediaCentral UX なら、メディア制作の様々な分野を担当する各個人が、高いアセットの視認性、チー
ムの協力、さらにワークフローの機敏性を発揮してタスクを完了するために必要なツールを利用できます。
ユーザーは、MediaCentral UX から Avid iNEWS、Interplay Production、Interplay MAM、また
は 3 つすべてにアクセスできます。
Avid iNEWS
Avid iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムは、ニュースルームのジャーナリスト、プロ
デューサー、ディレクター、およびさまざまな技術者に、作業を容易にする多様なツールを提供します。
Avid iNews は、ローカルまたは広域ネットワーク、および日々のニュースルームの作業をすべて管理
する iNEWS Server によってリンクされた iNEWS Workstations で主に構成されています。
n
iNEWS Server は単独のユニットとされていますが、通常は iNEWS Server ソフトウェアが動作してい
る 2 台以上のコンピューターで構成されます。それぞれお互いのバックアップとして機能し、ネットワー
クの全体的な安定性を保護します。冗長性については、iNEWS システムは、これらのサーバー全体の
データベースをミラーリングします。
MediaCentral UX へサインインする
Interplay | Production
Avid Interplay Production システムは、アセット・データベースをワークフロー管理ソフトウェアと組
み合わせます。どちらも Avid 共有ストレージと Avid アーカイブ・ソリューションと統合されています。
Interplay Production は、ジャーナリストとプロデューサーがリッチ・メディアをストーリーに追加し
て組み立てたビデオ・シークエンスを、プレイアウト・サーバーに送信できるツールを提供します。
Interplay | MAM
Avid Interplay MAM システムは、共有ストレージ環境内のメディアのアーカイブと管理に役立ちます。
プロダクション・アイランドを統合し、ワークフローを容易にして合理化し、あらゆるワークステーショ
ンからメディア・アセットや関連するメタデータへのアクセスを許可します。Interplay MAM は、アー
キビスト、ジャーナリスト、エディター、プロデューサーがアセットへのメタデータの割り当て、アセッ
トの検索、アクセス、プレビュー、アセットのシークエンスへの配置、編集ベイへの転送、ビジネス・
プロセスの概観と管理を行うことができるツールを提供します。
MediaCentral UX へサインインする
対応ブラウザーを使用して MediaCentral サーバーに接続し、サインインします。対応ブラウザーのリス
トについては、『Avid MediaCentral UX ReadMe』をご参照ください。
MediaCentral UX では、1 つのユーザー名とパスワードを使用して、アカウントが設定されているすべ
ての Avid システムにアクセスできます。ジャーナリストは Avid iNEWS データベースと Interplay
Production データベースの両方にアクセスでき、ロガーは Interplay Production データベースのみにア
クセスできます。MediaCentral UX の認証情報(ユーザー名とパスワード)は、ユーザー・レイアウト
の MediaCentral UX 管理者によって作成されます。
•
Interplay MAM users must sign in with MediaCentral UX credentials that match credentials
set in the Interplay MAM system.
•
iNEWS と Interplay Production のユーザーには、iNEWS および Interplay Production の認証情
報とは異なる MediaCentral UX の認証情報を使用するオプションがあります。
MediaCentral UX に初めてサインインする場合は、MediaCentral UX の認証情報を使用する必要
があります。MediaCentral UX の認証情報を使用して iNEWS および Interplay Production にサ
インインするオプション、または別の認証情報を使用するオプションが表示されます。使用する認
証情報は、iNEWS または Interplay Production に直接サインインする時に使用するユーザー名と
パスワードです。これらの認証情報を提供すると、それ以降は MediaCentral UX のユーザー名と
パスワードを入力するだけでサインインできます。
ご使用の iNEWS と Interplay Production 認証情報は、ユーザー設定ダイアログ・ボックスの
iNEWS または Interplay Production セクションに設定されています。このダイアログには[ホー
ム]メニューからアクセスします。この認証情報はいつでも変更できます。
初めて認証情報を入力した後、MOS プラグインを使用するかどうか尋ねるダイアログ・ボックスが表示
されます。「プラグインと MOS 統合を使用する」(35 ページ)をご参照ください。
21
アプリケーションのレイアウトを理解する
MediaCentral UX にサインインするには:
1. 対応ブラウザーを開き、MediaCentral サーバーの URL を入力します。
URL はサーバーのコンピューター名です。
2. サインイン画面で、ユーザー名とパスワードを入力します。
(Sign In)をクリックするか、Enter キー(Windows)または Return キー(Macintosh)
3.[サインイン]
を押します。
数秒後に MediaCentral UX アプリケーションが開き、最後に使用したレイアウトが表示されます。
n
MediaCentral UX にサインインすると、ご使用の iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システム、
Interplay MAM システム、Interplay Production システム、または 3 つすべてに自動的にサインインし
ます。ただし、いずれかの統合システムの認証情報に間違いがあると、アプリケーションがサインイン名と
パスワードを認証できないことを知らせる警告メッセージが表示されます。このメッセージが出たら、リン
クをクリックし、セキュリティ設定を確認してください。
4.(オプション)ご希望のレイアウトが表示されない場合は、レイアウト・セレクターからお好きなレ
イアウトを選択します。
左: [サインアウト]
(Sign
n
Out)ボタン 右: レイアウト・セレクター
各 MediaCentral UX ユーザーには、MediaCentral UX 管理者より 1 つまたは複数のロールが割り当て
られています。各ロールは、1 つまたは複数のレイアウトに関連付けられています。使用可能なレイアウ
トについて詳しくは、
「レイアウトを使用する」
(25 ページ)をご参照ください。ロールについての詳細は、
『Avid MediaCentral | UX アドミニストレーション・ガイド』をご参照ください。
サインアウトするには:
t
メニュー・バーの[サインアウト](Sign
Out)をクリックします。
アプリケーションのレイアウトを理解する
レイアウトとは、MediaCentral UX Web アプリケーションの一部としてインストールされている、ペイ
ンと他のコントロールのセットです。ペインのサイズと場所は、レイアウトごとにデフォルトで設定され
ています。各レイアウトで使用可能なすべてのペインが表示されているわけではありませんが、ユーザー
はどのペインを表示するか、またペインのサイズやウィンドウ内の表示場所をカスタマイズできます。イン
「レイアウトを使用する」
(25 ページ)をご参照ください。
ストール済みのレイアウトの一覧については、
以下の表で、主要なペインについて説明します。
22
アプリケーションのレイアウトを理解する
アイ
コン
ペイン
説明
アセット
アセットを表示するペインです。これらのアセッ 「アセット・ペイン」(39 ページ)
トは、検索または閲覧から得ることができます。ア
セットは、表示されたアセットに適用される場合、
フォルダー階層で表示されます。
オーディオ
メディア・アセット用のオーディオ設定を調整する 「詳細シークエンスでオーディオ・
ためのコントロールを表示するペインです。
ト ラッ クを 使用 する」(224 ペー
ジ)
ヘルプ
ヘルプ・システムを表示するペインです。
起動
このペインからさまざまな場所に移動します。こ 「起動ペイン」(34 ページ)
のペインはリモート・ファイル・システム、ローカ
ル・ファイル・システム、その他のアセットの場所
を表示します。
ロギング
このペインでメタデータをメディアに追加できま 「Interplay | Production アセット
す。ペインの機能は、ロードされたアセットの種類 のロギング・ペイン」
(279 ページ)
によって異なります。
「ロ ギ ン グ・ペ イ ン(Interplay |
• Interplay Production アセットでは、マーカー MAM)」(300 ページ)“
を表示し、作成できます(以前は[マーカー]
ペインと呼ばれていました)。
•
参照先
「MediaCentral | UX ヘ ル プ を 表
示する」(38 ページ)
Interplay MAM アセットでは、ストラタに注
釈を付け、セグメント化できます
メディア
このペインででメディア・アセットの表示と編集を 「メディア・ペイン」
(177 ページ)
行います。表示されるコントロールは選択するア
セットにより異なります。
メッセージ
他の MediaCentral UX ユーザーにメッセージと 「MediaCentral | UX メ ッ セ ー ジ
メディア・リンクを送信できるペインです。
を共有する」(332 ページ)
メタデータ
このペインは、Interplay Production データベース 「Interplay | Production メタデー
または Interplay MAM データベースで選択され タの表示と編集」(49 ページ)
たアセットに関連するプロパティを表示します。
「Interplay | MAM メ タ デー タ の
表示と編集」(63 ページ)
パッケージ
Media Distribute ユ ー ザ ー 用 の ペ イ ン で、パ ブ 『Avid Media |
リッシュ用に提出されたパッケージをレビュー、承 ザー・ガイド』
認できます。パブリッシュできるパッケージとパ
ブリッシュ済みのパッケージの履歴も表示します。
これによって全ての送信済み、作成済みのパッケー
ジを検索することが可能です。
23
Distribute ユ ー
アプリケーションのレイアウトを理解する
アイ
コン
ペイン
説明
参照先
進行
再生サーバーに送信やシークエンスのミックスダ 「進行ペイン」(350 ページ)
ウンなどのバックグラウンド処理の進捗状況をモ
ニターできるペインです。
プロジェクト / ス プロジェクトの内容、ファセット、関連するストー 「プロジェクト / ストーリー・ペイ
トーリー
リーを表示するペインです。[アセット]ペインで ン」(72 ページ)
のみ開くことができます。したがって、ペイン・メ
ニューの一部としては表示されません。
キ ュ ー / ス ト ー キューのコンテンツをキュー内で選択したストー 「キュー / ストーリー・ペイン」
(76
リー
リーのコンテンツと共に表示するペインです。ス ページ)
トーリー・フォームとプロダクション・キューを含
みます。アセット・ペインでのみ開くことができま
す。したがって、ペイン・メニューの一部としては
表示されません。
検索
このペインから検索を実行できます。機能は[検 「検索ペイン」(256 ページ)
索]バーに類似していますが、詳細検索の条件が含
まれています。
[シ ー ク エ ン ス] シークエンス・タイムライン、およびシークエンス 「シークエンス・ペイン」
(108 ペー
ペイン
の作成と登録に使用できるその他のコントロール ジ)
が含まれるペインです。
ソーシャル・メッ Media Distribute ユ ー ザ ー 用 の ペ イ ン で、ソ ー 『Avid Media |
セージ
シャル・メディア・サイトへの投稿用にパッケージ ザー・ガイド』
を作成できます。
タスク
サムネイル
Distribute ユ ー
ユーザー自身が作成した MAM プロセスのユー 「タスク・ペイン」(366 ページ)
ザー・タスクや、他のユーザーから割り当てられた
ユーザー・タスクを表示、編集できるペインです。
[メディア]ペインのアセット・モードにロードさ 「Interplay | Production サムネイ
れるアセットの小さな画像を表示するペインです。 ルを表示する」(52 ページ)
Web ストーリー Media Distribute 用のペインで、Web コンテンツ・『Avid Media | Distribute ユ ー
マネージメント・システム(CMS)へのパブリッ ザー・ガイド』
シュ用にパッケージを作成できます。
これらのペインのほか、アプリケーション・レイアウトも、詳細情報、オプション、機能を提供するバー
を備えています。
T
Z
H
24
アプリケーションのレイアウトを理解する
以下の表では、これらのバーについて説明します。
バー
説明
参照先
1
メニュー
さまざまなメニュー・オプションを提供するアプリ 「メニュー・バー」(33 ページ)
ケーションのセクションです。
2
メッセージ
アプリケーションの 1 セクションで、メッセージの送 「iNEWS® メッセージング」
(342
ページ)
信や受信を行います。
3
検索
検索を実行できるアプリケーションのセクションで 「検索バー」(255 ページ)
す。検索結果をバーからドラッグして、見やすいよう
にペインとして領域の中にドロップすることができ
ます。
レイアウトを使用する
MediaCentral UX Web アプリケーションは、既定のレイアウトでインストールされています。使用可
能なペインがすべて各レイアウトに表示されるわけではありませんが、必要な場合は追加ペインを開く
ことができます。
ウィンドウの右上にあるレイアウト・セレクターからレイアウトを選択します。現在選択されているレ
イアウトの名前がメニューに表示されます。メニューをクリックすると、サインインしたユーザーのロー
ル名が、そのロールに使用できるレイアウトとともに表示されます。表示するレイアウトを選択できます。
以下の図では、ジャーナリストのロールに使用可能なデフォルトのレイアウトを表示しています。
以下の表は、レイアウトと、どのユーザーがそれらにアクセスできるかを示しています。
25
アプリケーションのレイアウトを理解する
レイアウト
説明
使用可能なユーザー
カット
ジャーナリスト、メディア・ロガー、エディターはこのレイア ロールに基づく、すべて
ウトを使って、シークエンスを作成できます。[シークエンス] のユーザー。
ペインは、デフォルトで横に表示されます。
Media | Distribute
高度なジャーナリストや Media
Distribute プロデューサーは Media Distribute が イ
このレイアウトを使用して、複数の配信プラットフォームおよ ンストールされている
びサービスにメディア・パッケージをパブリッシュできます。 場合、ロールに基づく、
詳しくは、 『Media | Distribute User’s Guide』をご参照 すべてのユーザー。
ください。
ログ
メディア・ロガーは、このレイアウトを使用してマーカーをク ロールに基づく、すべて
リップに追加し、サブクリップを作成できます。詳しくは、 のユーザー
「Interplay | Production アセットのロギングとサブクリップ
の作成」(273 ページ)をご参照ください。
Research
ジャーナリストはこのレイアウトを使って、Interplay MAM ア ロールに基づく、すべて
セットの検索と収集、基本シークエンスの編集を実行できます。 のユーザー
ランダウン
ジャーナリストはこのレイアウトを使って、ストーリーの編集 ロールに基づく、すべて
と作成を実行できます。
のユーザー
ストーリー
ジャーナリストはこのレイアウトを使って、ビデオとオーディ ロールに基づく、すべて
オを含むストーリーの編集と作成を実行できます。[シークエ のユーザー
ンス]ペインは、デフォルトで縦に表示されます。
このレイアウトは、ユーザーが最初にサインインすると表示さ
れます。レイアウト・セレクターから別のレイアウトを選択し、
いつでもそのレイアウトに切り替えることができます。
システム設定
管理者は、このレイアウトを使ってさまざまな構成設定を指定 Administrator(管理者)
します。詳しくは、
『Avid MediaCentral | UX アドミニスト のみ
レーション・ガイド』の「システム設定を構成する」をご参照
ください。
ユーザー
管理者はこのレイアウトを使って、Avid MediaCentral |
ユーザーのインポート、作成、管理を実行できます。
UX 管理者のみ
詳しくは、『Avid MediaCentral | UX アドミニストレーショ
ン・ガイド』の「Avid MediaCentral | UX ユーザー管理」を
ご参照ください。
別の規定レイアウトに変更するには:
t
n
レイアウト・セレクターから目的のレイアウトを選択します。
規定レイアウトに対する変更は、別のレイアウトに変更、またはサインアウトするときに保存されます。
ペインを閉じるには:
t
ペインのタブの[X]をクリックします。
26
アプリケーションのレイアウトを理解する
追加ペインを開くには:
1.[ペイン](Pane)メニューを選択します。
2. 開くペインに一致するメニュー・オプションを選択します。
選択したペインが現在使用中のエリアに開きます。詳しくは、
「エリアとペインを使用する」
(27 ペー
ジ)をご参照ください。
元の設定にレイアウトをリセットするには:
t
レイアウト・セレクターから[レイアウトをリセット](Reset Layout)を選択します。
すべてのレイアウトを元のデフォルト設定にリセットするには:
t
レイアウト・セレクターから[すべてのレイアウトをリセット]
(Reset
All Layouts)を選択します。
エリアとペインを使用する
レイアウトのエリアとペインを調整することで、MediaCentral UX をカスタマイズできます。1 つのエ
リアに複数のペインを含めることができます。エリアに複数のペインがあると、それらのペインは表形
式で、順に重ねて表示されます。
以下の図は、典型的なストーリー・レイアウトを表示しています。このレイアウトは、6 つのエリアと 7
つのペインで構成されています。右下のエリアには 2 つのペインがあります。
27
アプリケーションのレイアウトを理解する
1
5
3
4
2
6
レイアウトをカスタマイズする方法のひとつとして、1 つのエリアに 2 つ以上のペインを組み合わせるこ
とが挙げられます。こうしてエリア数を減らし、残りのエリアでより広いスペースを使えるようにします。
次の図では、レイアウトは 4 つのエリアと 7 つのペインで構成されています。左のエリアには、[キュー
/ ストーリー]ペイン、[起動]ペイン、[アセット]ペインが含まれています。
28
アプリケーションのレイアウトを理解する
3
1
2
4
ペインを移動して新しいエリアを作成することもできます。次の図では、
[アセット]ペインが左に移動し、
新しいエリアが作成されている状態を示しています。
29
アプリケーションのレイアウトを理解する
4
1
1
2
3
5
1 つのエリア内におけるタブの付いたペインの数が、ブラウザー・ウィンドウ内のエリア・スペースを越
えている場合、左右の矢印ボタンがペイン・メニュー・ボタンの横に表示され、これらを使ってすべて
のペインに移動できます。
ペインを移動して画面のスペースを保存し、ニーズに最も合うようにペインを再構成できます。アプリ
ケーションは最後の調整を保存し、次回サインインするときにそれを表示します。
ペインをエリア内のいわゆるドロップ・ゾーンに移動します。各エリアには 5 つのドロップ・ゾーン(中央、
上、下、左、右)があります。
ペインを移動するには:
t
n
ペインのタブをクリックしドロップ・ゾーンにドラッグします。
ペインを閉じたくない場合、ペインのタブの[X]をクリックしないでください。
ドロップ・ゾーンはオレンジ色にハイライト表示されるので、マウス・ボタンを離すとペインがウィ
ンドウ内のどこに表示されるか分かります。
30
アプリケーションのレイアウトを理解する
以下の図は[メディア]ペインを各ドロップ・ゾーンにドラッグする過程を表しています。この図
では、
[オーディオ]ペインがすでに[メディア]ペインの移動先となるエリアに配置されています。
[メディア]ペインを中央のドロップ・ゾーンにドラッグすると、2 つのペインがタブ付きペインと
して表示されます。一度に 1 つのペインしか表示されません。一番上または下のドロップ・ゾーンに
ドラッグすると、エリアが縦に分割されます。左または右のドロップ・ゾーンにドラッグすると、エリ
アが横に分割されます。
ド ロ ッ
プ・ゾー
ン
位置
結果
中央
上
31
アプリケーションのレイアウトを理解する
ド ロ ッ
プ・ゾー
ン
位置
結果
下
左
右
32
アプリケーションのレイアウトを理解する
アクティブ・ペイン
アクティブ・ペイン(ユーザー・フォーカスのあるペイン)の枠はオレンジ色で表示されます。この機能を
使用すると、いくつかのショートカットはペインにフォーカスがある場合にのみ利用できるため、どのキー
[メディア]
ボード・ショートカットが利用可能か知ることができます。たとえば、Space キーを押すと、
ペインにフォーカスがある場合のみ再生がコントロールされます。次の図は、フォーカスを示すためにメ
ディア・ペインがオレンジ色で囲まれている様子を示しています。
いくつかのペインには、他のペインにフォーカスがある場合に機能するグローバル・ショートカットが
あります。たとえば、ロギング・ペインにフォーカスがある場合、Ctrl+Space キーを押すと再生をコン
トロールできます。詳しくは、「キーボード・ショートカット」(465 ページ)をご参照ください。
メニュー・バー
アプリケーションのメニュー・バーに含まれるメニューは次の通りです。
•
ホーム
オプション
説明
ユーザー設定
管理者以外のユーザーに変更できる設定オプションを備えた、設定ダイアロ
グ・ボックスを開きます。詳しくは、「ユーザー設定」(462 ページ)をご参
照ください。
情報
製品に関する情報を記載した画面が表示されます。
33
アプリケーションのレイアウトを理解する
•
ペイン
このメニューは、選択したレイアウトで開くことができるペインを一覧表示します。これらのメイ
ン・ペインのリストは、
「アプリケーションのレイアウトを理解する」
(22 ページ)をご覧ください。
ユーザー・インターフェース内の一部のペインでは、1 つのインスタンスのみ許可されています。ただ
し[アセット]ペインや[検索]ペインでは、複数のインスタンスを開くことができます。1 つのイ
ンスタンスのペインがすでに開いている場合は、そのペインを表すオプションは、ペイン・メニュー
で灰色表示されます。
•
サインアウト
[サインアウト]を選択すると、アプリケーションが終了し、[サインイン]画面に戻ります。
起動ペイン
起動ペインは、MediaCentral UX システムで使用可能な iNEWS システム、Interplay MAM システ
ム、Interplay Production システムを表示します。起動ペインには、iNEWS プロジェクトおよび iNEWS
Community の一部である iNEWS サーバーが含まれます。
システムとプロジェクトは、以下のアイコンで特定されます。
アイコン
説明
Interplay Production システムに接続
Interplay Production システムを切断
Interplay MAM システムに接続
iNEWS システムに接続
iNEWS システムを切断
34
プラグインと MOS 統合を使用する
アイコン
説明
iNEWS データベースのプロジェクト
iNEWS プロジェクト(開始前)
iNEWS プロジェクト(期限切れ)
iNEWS ニュースルームのコンピューター・システム、Interplay MAM システム、Interplay Production
システムなどのシステムを開くと、そのシステムのデータベースの内容が[アセット]ペインに表示さ
れます。[起動]ペインから iNEWS プロジェクトを開くと、各プロジェクトの内容が[アセット]ペ
インに表示されます。
[起動]ペインからシステムまたはプロジェクトを開くには、次のうちいずれかを実行します。
t
開くアイテムをダブルクリックします。
t
アイテムを右クリックして、
[新規アセット タブで開く]
(Open
in New Assets Tab)を選択します。
アセットおよびプロジェクトについて詳しくは、「アセットを使用する」(39 ページ)および「プロジェ
クトを使用する」(72 ページ)をご参照ください。iNEWS Community について詳しくは、「iNEWS
Community のサポート」(36 ページ)をご参照ください。
プラグインと MOS 統合を使用する
MediaCentral UX は MOS Active-X プラグインに対応しています。例えば、Deko Select はニュース
ルームのコンピューター・システムのインターフェース用のプラグインです。これを使って、レポーター
などのユーザーが、グラフィック・テンプレートをストーリーの中に直接ドラッグ & ドロップしたり、
選択したテンプレートのテキストやグラフィックを変更したりできます。また、Avid Deko Select プラ
グインを使って、ストーリー・シークエンス用のビデオにグラフィックを追加できます。その他サード
パーティ製のプラグインを使用できます。
これらのプラグインは iNEWS ワークフロー専用です。
MediaCentral のインストール・プログラムでは、Active X コントロールに必要なコンテナーのみをイ
ンストールします。『Avid MediaCentral Platform Installation and Configuration Guide』に記載さ
れている通り、ブラウザーの追加ソフトウェアをインストールする必要があります。
35
iNEWS Community のサポート
MOS を有効にする
プラグインを使用するには、MediaCentral
•
UX で MOS を有効にする必要があります。
Chrome ブラウザーを使用している場合、MediaCentral に初めてサインインすると、MOS プラグ
インを使用するかどうか尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。[はい](Yes)をクリック
します。
• [いいえ](No)をクリックした場合は、後でユーザー設定から MOS を有効にできます。 [ホーム]
(Home)>[ユーザー設定]
(User Settings)>[MOS]の順に選択し、
[MOS 有効]
(MOS enabled)
を選択します。
プラグインをインストールする
プラグインのインストールの手順については、プラグインのマニュアルをご参照ください。
インストールと設定が終了したら、プラグインはペイン・メニューの下に表示されます。
iNEWS Community のサポート
MediaCentral UX は、iNEWS Community をサポートしています。iNEWS Community の機能で、
複数の iNEWS システムを使用しているお客様のコンテンツの共有やストーリーのコラボレーションを
可能にします。iNEWS ユーザーは、
1 つの iNEWS ワークステーションから、コミュニティ内の iNEWS
システムに保存されているすべてのコンテンツを使用することができます。MediaCentral UX は同様
の機能を提供しています。
MediaCentral UX では、認証情報を入力して、1 つの iNEWS システムにサインインすることが必要です。
このシステムをローカル・システムと考えます。ローカル・システムが iNEWS コミュニティで設定さ
れている場合、コミュニティ内の別のシステムに自動的にサイン・インすることができます。このシス
テムをリモート・システムと考えます。[起動]ペインでは、ローカル iNEWS システムが最初に表示
され、以降にリモート・システムが表示されます。リモート・システムに接続するには、システム名を
ダブルクリックします。
次の図では、MUCINEWS がローカル・システムで、KEIV-JEN および KEIV-MOB はリモート・シ
ステムです。
36
iNEWS Community のサポート
リスト表示されるプロジェクトはすべてローカル・システムに関連付けられています。リモート・シス
テムに関連付けられているプロジェクトは表示できません。
MediaCentral UX では、iNEWS リモート・システムで次のタスクを行えます。
• [アセット]ペインでストーリーを参照します。
• [キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインでストーリーをロードします。
• [キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインでストーリーを表示します。
n
•
ストーリーを作成して編集します。
•
1 つの iNEWS システムでストーリーから、プロダクション・キューを別のシステムにコピーします。
•
選択したリモート・システムを検索します。
iNEWS データベースを検索する場合、同時に複数の索引付けされたキューを検索することができます。
ただし、索引付けされていないキューの場合には、一度にひとつのキュー・パスのみ選択することがで
きます。1 つ以上のキュー・パスを選択しようとすると無効な選択エラー・メッセージが表示されます。
•
サインインしている MediaCentral UX システムで設定された Interplay Production データベース
にシークエンスが保存されている場合、ストーリーに関連するそのシークエンスを表示して再生す
ることができます。
つまり、シークエンスに関連付けられたリモート・システムからストーリーをロードする場合、
[シー
クエンスを開く]ボタンをクリックすると、
[起動]ペインに表示されている Interplay Production
データベースに保存されていた場合は、そのシークエンスが開きます。シークエンスはそのあとで
編集および保存できます。
リモート・システムからストーリーをロードするときに、関連付けられたシークエンスが異なる
Interplay Production データベースに保存されている場合は、そのシークエンスは表示、再生、編集
できません。[シークエンスを開く](Open Sequence)ボタンをクリックすると、「mod_id をリ
ゾルブできません(mob_id cannot be resolved.)」というメッセージが表示されます (mod ID
は、シークエンスを特定するソフトウェアのオブジェクトです)。
37
MediaCentral | UX ヘルプを表示する
c
mob ID をリゾルブできないというメッセージを受信したら、ストーリーの編集は行わないでください。
既存の添付 mob ID 情報を削除または修正すると、データが喪失するおそれがあります。
•
キューに残っていてもランダウンに表示されないように、ストーリーを投稿日時未定にします。
MOS プレースホルダーおよびプロジェクト・バケット機能の制限
MediaCentral UX は、iNEWS サーバーが MOS プレースホルダーおよびプロジェクト・バケット機能
をサポートしてるかどうかを確認します。これらの機能は iNEWS 4.0.0 で追加されましたが、iNEWS
サーバーのバージョンが 4.0.3 以降の場合にのみ、確認に成功します。このため、MediaCentral UX は
iNEWS 4.0.3 以降の MOS プレースホルダーおよびプロジェクト・バケット機能を使用するワークフ
ローを有効にします。
MediaCentral | UX ヘルプを表示する
MediaCentral UX のヘルプ・システムは、以下の文書の内容を組み合わせたものです。
• 『MediaCentral | UX ユーザー・ガイド』
• 『MediaCentral | UX アドミニストレーション・ガイド』
• 『Media | Distribute User’s Guide』
[メディア]ペインと、ペイン内で使用可能なコ
特定のペインに関連するヘルプを表示できます。例えば、
ントロールに関してより詳しく知りたい場合、ペイン・メニュー・ボタンからヘルプ・システムを開くと、
[目次]
、
[索引]
、または
該当情報を表示できます。またヘルプ・システムを目次ページに開くこともでき、
[検索]を使用して特定の情報を検索できます。
特定のペインに関連するヘルプ・トピックにアクセスするには:
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
2.[ヘルプ](Help)を選択します。
他の情報を検索するには、[目次](Contents)、[索引](Index)、または[検索](Search)ボタ
ンをクリックします。
[目次]ページでヘルプ・システムを開くには:
t
[ペイン](Pane)> [ヘルプ](Help)の順に選択します。
38
2 アセットを使用する
以下の主要な項目には、MediaCentral UX の[アセット]ペインの説明と、さまざまなアセットの使用
方法が記載されています。
•
アセット・ペイン
•
ニュースのアセットを使用する
•
Interplay | Production アセットを使用する
•
Interplay | MAM アセットを使用する
詳しくは、「リモート・アセットを使用する」(196 ページ)もご参照ください。
アセット・ペイン
アセットとは、データベースに保存されたストーリー、スクリプト、ビデオ・クリップ、オーディオ・
[アセット]ペインか
クリップなどのアイテムです。[起動]ペインに含まれるアイテムを探すために、
[起動]ペインで iNEWS システムの名前をダブル・ク
らアセットを閲覧することができます。例えば、
リックすると、[アセット]ペインは iNEWS データベースの内容を表示します。
「アセット」とラベル付けされた空のペインがアプリケーション・
MediaCentral UX にサイン・イン後、
[アセット]ペインのラベルは
エリアの一部に表示されます。システムまたはプロジェクトを開いた後、
選択を反映して変化し、表示されたアセットのデータベースを参照または使用することができます。複数
の[アセット]ペインを開くこともできます。その場合は、アプリケーション・エリアに複数のタブ付
きペインとして表示されます。
どのタイプのアセットを選択したかにより、アセットを使用する場合のオプションが変わります。
以下の項目では、さまざまな種類のアセットの使用方法について説明します。
• 「ニュースのアセットを使用する」(41 ページ)
• 「Interplay | Production アセットを使用する」(44 ページ)
• 「Interplay | MAM アセットを使用する」(53 ページ)
アセットを[アセット]ペインに表示するには:
t
[起動](Launch)ペインでアイテムをダブルクリックします。
アセット・ペイン
以下の図は、[起動]ペインで選択した Interplay Production データベースと、下部の[アセット]
ペインで開かれたそのコンテンツを示しています。ハイライトされたシステム名は[アセット]ペ
インのタブに表示されます。
追加の[アセット]ペインを開くには、以下のいずれかを行います。
t
[ペイン](Panes)> [アセット](Asset)を選択します。
t
[起動]ペインでアイテムを右クリックし、
[新規アセット タブで開く]
(Open
を選択します。
in New Assets Tab)
前に開いた[アセット]ペインの隣に、新しいペインが表示されます。
最後に開いた[アセット]ペインを閉じた場合には、新しいペインは既存のエリアに表示されます。
[アセット]ペインを閉じるには:
t
n
[アセット]ペインのタブの[閉じる](Close)ボタンをクリックします。
[アセット]ペインにフォーカスがくるように、ペインの空欄ではなくペインのアイテムをクリックします。
アセット・ペインのナビゲーション
データベースを参照するにつれ、ナビゲーションの履歴がビューに保存されますが、戻ったり進んだり
してそれらのビューを表示することができます。[アセット]ペインのタブに表示される名前も、デー
タベースの閲覧場所を反映して変化します。
以下の表は、[アセット]ペインのナビゲーション・ボタンの一覧です。
40
ニュースのアセットを使用する
ボタン
説明
「戻る」ボタンはペインの現在の表示を直前の表示に切り替えます。
「進む」ボタンはペインの現在の表示を次の表示に切り替えます。
「更新」ボタンはペインの現在の表示を更新します。
「閉じる」ボタンはペインを閉じます。
「ペイン・メニュー」ボタンは、ペインに関連したヘルプ・コンテンツを開くなど、さま
ざまなオプションを提供するメニューを開きます。
現在の表示内でフォルダーを展開するには、以下のいずれかを行います。
t
フォルダーの左側の三角形のアイコンをクリックします。
t
右矢印キーを押します。
現在の表示内でフォルダーを折りたたむには、以下のいずれかを行います。
t
フォルダーの左側の三角形のアイコンをクリックします。
t
左矢印キーを押します。
既存の[アセット]ペインで、新規ビューでフォルダーを開くには:
t
フォルダーをダブルクリックします。
既に表示したビューを表示するには:
t
「進む」ボタンまたは「戻る」ボタンをクリックします。
[アセット]ペインで使用できるキーボード・ショートカット一覧については、「アセット・ペインの
ショートカット」(467 ページ)をご参照ください。
ニュースのアセットを使用する
以下の項目では、[アセット]ペインに表示される iNEWS データベースについて説明します。
•
iNEWS ディレクトリ、キュー、プロジェクト、ファセットを特定する
•
iNEWS データベースのナビゲーション
41
ニュースのアセットを使用する
iNEWS ディレクトリ、キュー、プロジェクト、ファセットを特定する
iNEWS データベースは、ストーリーを含むサブフォルダーまたはキュー、さらにそれらを含むディレ
クトリによって組織されるファイル構成です。別のディレクトリに含まれるディレクトリは、サブフォ
ルダーまたはサブディレクトリとも呼ばれます。
プロジェクトとは、特定のトピックに従事するニュース・チームが、関連するすべての情報を、データ
ベース内の元のソース情報を移動したりコピーしたりせずに一箇所に見つけられるように、トピックで
ストーリーをカテゴリーに分ける方法です。ファセットとは、プロジェクトに精度を追加するサブ・ト
ピックです。ファセットに関連付けられたストーリーはすべて、そのファセットの親プロジェクトに自
動的に関連付けられます。
iNEWS データベースの内容を表示するには、iNEWS システムを[起動]ペインで選択します。同様に、
プロジェクトも[起動]ペインから開くことができます。プロジェクトと iNEWS システムは、以下の
アイコンで識別できます。
アイコン
説明
iNEWS システムに接続
iNEWS システムを切断
iNEWS データベースのプロジェクト
iNEWS プロジェクト(開始前)
iNEWS プロジェクト(期限切れ)
[起動]ペインでシステムをダブルクリックした後、データベース・ファイル構造がディレクトリおよび
キューを伴って[アセット]ペインに表示されます。プロジェクトをダブルクリックすると、選択した
プロジェクトのファセットが[アセット]ペインに表示されます。
[アセット]ペインでは、キュー、ディレクトリ、ファセットの違いを示すため、以下のようなアイコン
が使用されています。
アイコン
説明
iNEWS データベースのディレクトリまたはサブフォルダー
インデックス作成済みディレクトリまたはサブフォルダー
キュー
42
ニュースのアセットを使用する
アイコン
説明
インデックス付きキュー
ロックされたキュー
インデックス付きキューおよびロックされたキュー
ファセット
ファセット(開始前)
ファセット(期限切れ)
ファセットに加え、[アセット]ペインの各プロジェクトには以下のキューがあります。
アイコン
説明
ALL(すべて)キュー - プロジェクトとファセットに関連付けられたすべてのストー
リーを表示します。これらのストーリーは ALL キュー内には存在しません。その代わり、
オリジナル・ソースのキュー位置および権限を保持します。
QUERY(クエリ)検索キュー - iNEWS 内のプロジェクトのために事前定義された条
件で実行された検索の結果を表示します。各プロジェクトには、検索キューが 1 つだけあ
ります。
BUCKET(バケット)キュー - iNEWS データベース内以外には存在しないストーリー
の保存場所として作用するインデックス付きキューです。プロジェクトの BUCKET
キューに存在するストーリーはすべて、ALL キュー内にも表示されます。
iNEWS データベースのナビゲーション
この項目では、ディレクトリやキューを開いてデータベース・ファイル構造を表示する手順を説明します。
プロジェクトとファセットの詳細については、
「プロジェクトを使用する」
(72 ページ)をご参照ください。
ディレクトリの内容は[アセット]ペインに表示されます。キューの内容は、[キュー / ストーリー]ペ
インに表示されます。詳しくは、「キュー / ストーリー・ペイン」(76 ページ)をご参照ください。
ディレクトリを開くには:
t
[アセット]ペインでディレクトリをダブルクリックします。
これで同じペインにディレクトリの内容が開きます。データベース・ファイル構造の前の表示に戻
るには、「戻る」ボタンをクリックします。
43
Interplay | Production アセットを使用する
t
[アセット]ペインのディレクトリの左側にある三角形のアイコンをクリックします。
これで、他のデータベース・ファイル構造の表示を保持しながら、フォルダーが展開され、内容が
表示されます。ディレクトリを閉じるには、三角形のアイコンを再度クリックします。
キューを開くには:
t
[アセット]ペインのキューをダブルクリックします。
キューの内容は[キュー / ストーリー]ペインに開きます。
Interplay | Production アセットを使用する
Interplay Production データベースは、クリップ、サブクリップ、シークエンス、グラフィックなどの
[メディア]ペインに
メディア・アセットを保存します。[アセット]ペインでデータベースを参照し、
メディア・アセットを表示することができます。アセットの名前を変更することはできますが、アセッ
トを削除することはできません。
以下の項目では、メディア・アセットの使用について説明します。
• 「Interplay | Production システムとメディア・アセットを識別する」(45 ページ)
• 「Interplay | Production データベースのナビゲーション」(45 ページ)
• 「プロパティ・コラムを追加する、または削除する」(46 ページ)
• 「コラムのサイズを変更する」(47 ページ)
• 「コラムを移動する」(47 ページ)
• 「アセットを移動またはコピーする」(47 ページ)
• 「アセット名を変更する」(48 ページ)
• 「参照先アセットを表示または非表示にする」(49 ページ)
• 「Interplay | Production メタデータの表示と編集」(49 ページ)
• 「Interplay | Production サムネイルを表示する」(52 ページ)
• 「リモート・アセットを使用する」(196 ページ)
44
Interplay | Production アセットを使用する
Interplay | Production システムとメディア・アセットを識別する
Interplay Production アセットを識別し、[アセット]ペインでステータスを表示するために、それぞれ
異なるアイコンが使用されています。
アイコン
説明
コラム
オーディオ・アセット
名前
ビデオ・アセット:マスター・クリップ
名前
ビデオ・アセット:サブクリップ
名前
ビデオ・アセット:シークエンス
名前
ビデオ・アセット:進行中のクリップ(Edit While Capture)
名前
ビデオ・アセット:グループ・クリップ
名前
ビデオ・アセット:エフェクト
名前
リモート・アセット:各アセット・タイプに下向き矢印
名前
サポート
状態
予約
状態
制限
状態
リモート・アセットについて詳しくは、
「リモート・アセットを使用する」
(196 ページ)をご参照ください。
Interplay | Production データベースのナビゲーション
Interplay Production システムのフォルダーの内容は、[アセット]ペインに表示されます。アセットを
ダブルクリックして、[メディア]ペインを開きます。
Interplay Production フォルダーを開くには:
t
[アセット]ペインのフォルダーをダブルクリックします。
これで同じペインにフォルダーのコンテンツが開きます。データベース・ファイル構造の前の表示
に戻るには、「戻る」ボタンをクリックします。
45
Interplay | Production アセットを使用する
t
[アセット]ペインのディレクトリの左側にある三角形のアイコンをクリックします。
これで、他のデータベース・ファイル構造の表示を保持しながら、フォルダーが展開され、内容が
表示されます。フォルダーを閉じるには、三角形のアイコンを再度クリックします。
アセットを開くには:
t
アセットをダブルクリックします。
[メディア]ペインにアセットが開きます。アセットがシークエンスで、[シークエンス]ペインが
「ビデ
開いている場合には、アセットはシークエンス・タイムラインに読み込まれます。詳しくは、
(107 ページ)を
オ・メディアを使用する」
(176 ページ)および「シークエンス・ペインを使用する」
ご参照ください。
プロパティ・コラムを追加する、または削除する
[アセット]ペインでメディア・アセットを表示すると、一組のプロパティ・コラムが表示されます。これ
らのコラムは Interplay Production データベース内のアセットと関連付けられたメタデータです。他の
プロパティ・コラムを選択して表示できます。どのコラムが使用できるかは、Interplay Production デー
タベースでどの列が使用可能かによって変わります。
コラムを追加または削除するには:
1.[アセット]ペインの右上角にあるペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[コラムを追加または
削除](Add or Remove Columns)を選択します。
[コラムを追加または削除]
(Add or Remove Columns)ウィンドウが開きます。一覧は、
[システム]
[ユーザー]
(User)
(カスタム)プロパティ、
[解像度]
(Resolutions)に
(System)プロパティ、
分かれています。
46
Interplay | Production アセットを使用する
2. 追加するコラムを選択するか、削除するコラムの選択を解除します。
検索ボックスを使用して、特定のコラムを検索できます。
3.[x](閉じる)ボックスまたはウィンドウの外をクリックして設定を保存します。
コラムのサイズを変更する
[アセット]ペインに表示されるすべてのコラムの幅を変更することができます。
コラムのサイズを変更するには:
1. 2 つのコラムを分けている線にマウス・ポインターを当てます。
ポインターは、正しい場所に当てると双方向矢印に変わります。
2. クリックして左右にドラッグし、コラムの幅を調整します。
コラムを移動する
[アセット]ペインに表示されるコラムの順番を並べ替えることができます。
コラムを移動するには:
1. 移動するコラムのヘッダーをクリックします。
2. 左右にドラッグし、希望する位置でマウスのボタンを放します。
ドラッグ
& ドロップの過程で、ガイドとしてオレンジ色の線が表示されます。
アセットを移動またはコピーする
[カット]、
[コピー]、
[ペースト]コマンドを使用し、Interplay
移動またはコピーが可能です。
Production データベースでアセットの
アセットを別のフォルダーに移動するには:
1. 1 つまたは複数のアセットを選択します。
2. 右クリックし、[カット](Cut)を選択します。
3. アセットの移動先のフォルダーを選択して、右クリックし[ペースト](Paste)を選択します。
アセットを別のフォルダーにコピーするには:
1. 1 つまたは複数のアセットを選択します。
2. 右クリックし、[コピー](Copy)を選択します。
3. アセットの移動先のフォルダーを選択して、右クリックし[ペースト](Paste)を選択します。
47
Interplay | Production アセットを使用する
アセットを複製する
Interplay Production データベース内でアセットを複製すると、新しいメタデータ(MobID)とともに
新しいアセットが作成されます。マスター・クリップ、サブクリップ、オーディオのみのクリップ、シー
クエンスを複製できます。
アセットを複製するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
複製するアセットを右クリックし、[複製]を選択します。
t
複製するアセットを選択し、[ペイン・メニュー]ボタンをクリックして[複製]を選択します。
拡張子の .duplicate が追加された形で、元のアセットと同じフォルダーに新しいアセットが作成さ
れます。簡単に名前を変更しやすいように、編集モードでは名前が強調表示されます。
i
アセット名を変更する
Interplay Production データベースのクリップ名やその他のアセット名を変更することができます。
アセット名を変更するには、次のいずれかを実行します。
t
アセットを選択し、アセット名をクリックし、新しい名前を入力します。
t
アセットを選択し、F2 キー(Windows)または Enter キー(Macintosh)を押し、新しい名前を入
力します。
新規フォルダーを作成する
Interplay Production で新規フォルダーを作成できます。新規フォルダーの作成が可能かどうかは、
Interplay Production の規則によります。例えば、Interplay Production データベースのサインインで
使用する認証情報により、フォルダー作成が許可される必要があります。
詳しくは、『Interplay Access
問い合わせください。
User’s Guide』をご参照いただくか、Interplay Production 管理者にお
Interplay Production データベースで新規フォルダーを作成するには:
1. アセット・タブで、サブフォルダーを作成するフォルダーを選択します。
n
選択するだけでは、サブフォルダーは作成されません。
2. 以下のいずれかを行ってフォルダーを作成します。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[フォルダーを作成]
(Create
t
右クリックし[フォルダーを作成](Create
Folder)を選択します。
Folder)を選択します。
新規フォルダーは「New.Folder」という名前で作成されます。既に「New.Folder」という名前の
フォルダーが存在する場合には、
「.01」がフォルダー名の後に付けられ、名前のない新規フォルダー
が増えるにつれ、数字も大きくなります(New.Folder.02 など)。
48
Interplay | Production アセットを使用する
3. フォルダー名を変更するには、次のいずれかを実行します。
t
フォルダーを選択し、フォルダー名をクリックし、新しい名前を入力します。
t
フォルダーを選択し、F2 キー(Windows)または Enter キー(Macintosh)を押し、新しい名
前を入力します。
参照先アセットを表示または非表示にする
参照先アセットは、同じ Interplay Production フォルダー内の別のアセット(たとえばシークエンスに
含まれるクリップなど)によって参照されるアセットです。ユーザー設定に、参照先アセットを表示ま
たは非表示にするオプションがあります。デフォルトでは、参照先アセットは非表示です。
参照先アセットを表示または非表示にするには:
1.[ホーム](Home)> [ユーザー設定](User Settings)を選択します。
2. Interplay Production をクリックします。
3. 参照先アセット・セクションで、[参照先アセットを表示](Show referenced assets)を選択し、
参照先アセットを表示します。チェック・ボックスをクリアすると、参照先アセットが非表示にな
ります。
Interplay | Production メタデータの表示と編集
[メタデータ]ペインは、コメント、作成日など、Interplay Production のデータベースで選択されたア
セットに関連するプロパティを表示します。一部のプロパティは自動的に作成され、その他のプロパティ
は手動で作成または編集できます。[メタデータ]ペインで、プロパティが編集可能な場合、テキスト・
ボックスまたはドロップダウン・メニューは使用できません。
49
Interplay | Production アセットを使用する
TZ
H
U
T
W
T
\
T
1
2
3
更新ボタン
保存ボタン
ペイン・メニュー・ボタン
4
5
6
編集可能なテキスト・ボックス
編集できないフィールド
カスタム・プロパティのドロップダウン・
メニュー
[メタデータ]ペインに表示されるプロパティは、Interplay Administrator アプリケーションのプロパ
ティ・レイアウト・ビューで設定して決定します。管理者は、以下のとおり、システム・プロパティと
カスタム・プロパティのどちらも選択できます。
•
システム・プロパティ・タブで、[Inspector
Default]列の項目を選択します。
•
カスタム・メタデータ・タブで、[Inspector
Default]列の項目を選択します。
ユーザーがアセットに識別子を追加するには、アセットの書き込み権限が必要です。
シスムとカスタム・プロパティ、および権限の割り当てについて詳しくは、『Interplay
Interplay | Archive Engine Administration Guide』をご参照ください。
50
| Engine and
Interplay | Production アセットを使用する
以下の事項にご注意ください。
• [メタデータ]ペインとその他のアプリケーション間で、テキストをカット、コピー、ペーストでき
ます。
•
Tab キーを使用して次のテキスト・フィールドに移動したり、Shift+Tab で前のテキスト・ボック
スに移動することができます。
•
テキストには最大 32,000 文字が入ります。
•
次の文字は、[メタデータ]ペインのテキストには使用できません。
-
Interplay Production アセット名: / \ | Enter
-
Interplay Production フォルダー名: * ? : / \ " < > | Enter
無効な文字を含む情報を保存すると、エラー・メッセージが表示されます。
n
[アセット]タブにデータベース・プロパティを表示することもできます(「プロパティ・コラムを追加
する、または削除する」(46 ページ)をご参照ください)。[アセット]タブに、データベースからのプ
ロパティを表示できますが、プロパティを編集することはできません。
[メタデータ]ペインを開くには:
t
[ペイン](Panes)メニューから[メタデータ](Metadata)を選択します。
アセットのプロパティを表示するには。
t
[アセット](Assets)ペインでアセットをダブルクリックします。
アセットのプロパティを編集するには:
1. テキスト・ボックスをクリックしてテキストを入力する、またはドロップダウン・リストからエン
トリを選択します。
ドロップダウン・リストから選択して文字を入力すると、MediaCentral UX はすべてのプロパティ
に対しリストをフィルターし、その文字から開始します。入力し続けると、MediaCentral UX は、
入力する文字に従ってリストをフィルターし続けます。
[コメント]ボックスなどのテキスト・ボックスに改行を挿入できます。ただし、Interplay Access
または Media Composer でメタデータを表示する場合、改行はサポートされません。プロパティが
Interplay Access に保存されると、一行として保存され、MediaCentral UX で一行として表示さ
れます。
2.[保存](Save)ボタンをクリックするか、ペイン・メニューをクリックしてから[保存](Save)
を選択します。
変更を破棄するには、
[更新]
(Refresh)ボタンをクリックし、別のアセットをロードするか、
[メタ
データ]
(Metadata)ペインを終了します。
表示されている情報を更新するには:
t
[更新](Refresh)ボタンをクリックします。
51
Interplay | Production アセットを使用する
Interplay | Production サムネイルを表示する
[サムネイル]ペインには、一連のアセットの小さな画像(サムネイル)を表示できます。サムネイルを
表示してダブルクリックすると、ソース・クリップやマーカー間をすばやく移動できます。以下の配置
でサムネイルを表示できます。
•
タイムベース: 最初のフレームから最後のフレームまで、10 秒ごとのフレームを表示します。タイ
ムコードのタイプにより表示されるフレームは異なります(ドロップフレーム、ノンドロップ・フ
レーム、24 fps、など)。タイムコードは、[メディア]ペインで設定されたタイムコード表示を反
映して、各サムネイルの下に表示されます。マスター、絶対、または残りの選択オプションにより
異なります。
•
マーカーベース: 1 つ以上のマーカー付きフレームを表示します。マーカー付きフレームは、サムネ
イルの右上隅にマーカーが表示されています。
•
タイムベースのサムネイルとマーカーベースのサムネイルの両方。
以下の画面は、タイムベース、マーカーベース、その両方の各配置を示しています。
以下の事項にご注意ください。
•
マスター・クリップおよびサブクリップのサムネイル、アセット・モードでロードした際のシーク
エンスを表示できます。
•
ビデオ・クリップ、ビデオおよびオーディオ付きクリップ、オーディオのみのクリップのサムネイ
ルを表示できます。
•
サムネイルのサイズは、
[メディア]ペインで選択したアスペクト比により異なります。アスペクト
比を変更すると、サムネイルのサイズも変更されます。
•
グループ・クリップのサムネイルを表示できます。サムネイルは、
[メディア]ペインで選択したグ
リッドを反映しています: 1x1、2x2、または 3x3。
52
Interplay | MAM アセットを使用する
n
•
今のところ、サムネイルの回数またはそのサイズを調整することができません。
•
Interplay Production データベース内にチェックインした後、インジェスト(取り込んで編集)し
(Refresh)ボタンをクリック
ているクリップのサムネイルを表示できます(約 2 分ごと)。[更新]
して、ディスプレイを更新します。
キャプチャー中編集(EWC)は、Avid
れています。
AirSpeed Multi Stream と AS5000 システムのみ対応が確認さ
• [更新](Refresh)ボタンをクリックして、マーカーを追加または削除した場合など、アセットへ
の変更用にディスプレイを更新します。
サムネイルを表示するには:
1.[ペイン](Panes)> [サムネイル](Thumbnails)の順に選択します。
アセットがすでに[メディア]
(Media)ペインにアセット・モードでロードされている場合、サム
ネイルは[サムネイル](Thumbnails)ペインに表示されます。
2.[アセット](Assets)ペインで、以下のいずれかを行います。
t
マスター・クリップまたはサブクリップをダブルクリックします。
t
シークエンスを右クリックし、[アセット モードでロード](Load
ます。
in Asset Mode)を選択し
アセットがメディア・ビューアーにロードされ、サムネイルは[サムネイル](Thumbnail)ペイ
ンに表示され、各サムネイルの下にタイムコードが表示されます。アセットにマーカーが含まれる
場合、各マーカー用にサムネイルが表示されます。
3. タイムベースのサムネイルのみ表示するには、[マーカー](Marker)ボタンをクリックしてマー
[タイム]
(Time)ボ
カーベースを無効にします。マーカーベースのサムネイルのみ表示するには、
タンをクリックしてタイムベースを無効にします。
(Media)ペインの特定のフレームに移動するには、サムネイルをダブルクリックします。
4.[メディア]
メディア・タイムラインのポジション・インジケーターでフレームに移動します。
ダブルクリックしたサムネイルに関連するマーカーが付いている場合、関連するマーカーの情報が
[マーカー](Markers)ペインで強調表示されます。サムネイルに関連するマーカーが何もない場
合、最も近いマーカー情報が強調表示されます。
Interplay | MAM アセットを使用する
Interplay MAM データベースは、ビデオ、オーディオ・アセット、基本シークエンス、グラフィックな
どのメディア・アセットを保存します。Interplay MAM ワークスペースでは、タスクをツリー構造に
マッピングすると、毎日の作業の多くの要素をこれらのアセットを使用して実行できます。ワークスペース
は、MAM データベース内のメディア・アセットへの参照を含む一連のフォルダーとして表示されます。た
とえば、シークエンスやビデオ・アセットへの参照をフォルダーに保存しておくと、後日メディア・ア
セットに直接アクセスできるため、再度検索する必要がありません。
53
Interplay | MAM ワークスペースのナビゲーション
アセット ペインでは、接続済みの Interplay MAM システムのワークスペースにアクセスできます。リリー
スされたすべてのフォルダーを表示し、フォルダー構造を閲覧して編集できます。また、アセット ペイ
ンでは、アセットの参照先の追加、名前変更、削除、アセットのメタデータの表示と編集、基本シーク
エンスの作成、アセットのプロセスの開始を行うことができます。
次の項目では、MAM アセットの使用について説明します。
• 「Interplay | MAM ワークスペースのナビゲーション」(54 ページ)
• 「Interplay | MAM メディア・アセットを識別する」(55 ページ)
• 「新規フォルダーを作成する」(57 ページ)
• 「フォルダーを移動する」(58 ページ)
• 「フォルダー名を変更する」(58 ページ)
• 「フォルダーを削除する」(59 ページ)
• 「アセットをフォルダーに追加する」(59 ページ)
• 「基本シークエンスの権限評価をトリガーする」(60 ページ)
• 「アセットを移動またはコピーする」(61 ページ)
• 「アセットの参照先の名前を変更する」(62 ページ)
• 「アセットの参照先を削除する」(62 ページ)
• 「Interplay | MAM メタデータの表示と編集」(63 ページ)
• 「Interplay | MAM サムネイルを表示する」(70 ページ)
• 「Interplay | MAM シークエンスを作成する」(123 ページ)
• 「プロセスを作成する」(362 ページ)
Interplay | MAM ワークスペースのナビゲーション
Interplay MAM ワークスペースでリリースされたフォルダーの内容は、アセット・ペインに表示されます。
アセットをダブルクリックして、そのアセットの要素の表示をサポートする任意のペインで開くことが
できます。
Interplay MAM フォルダーを開くには:
t
[アセット]ペインのフォルダーをダブルクリックします。
これで同じペインにフォルダーのコンテンツが開きます。ワークスペース・ファイル構造の前の表
示に戻るには、「戻る」ボタンをクリックします。
t
[アセット]ペインのディレクトリの左側にある三角形のアイコンをクリックします。
これで、他のワークスペース・ファイル構造の表示を保持しながら、フォルダーが展開され、内容
が表示されます。フォルダーを閉じるには、三角形のアイコンを再度クリックします。
54
Interplay | MAM メディア・アセットを識別する
アセットを開くには:
t
アセットをダブルクリックします。
[メディア]ペインにアセットが開きます。ペインが開いている場合は、[ロギング]ペインと[メ
[シークエンス]ペイ
タデータ]ペインにもアセットが開きます。アセットが基本シークエンスで、
ンが開いている場合には、アセットはシークエンス・タイムラインに読み込まれます。詳しくは、
(107 ペー
「ビデオ・メディアを使用する」
(176 ページ)および「シークエンス・ペインを使用する」
ジ)をご参照ください。
Interplay | MAM メディア・アセットを識別する
[アセット]ペインで MAM アセットを表示すると、一組のプロパティ・コラムが表示されます。これら
のコラムは Interplay MAM データベース内のアセットと関連付けられたメタデータです。次のコラム
は、MAM アセットで使用可能です。名前、サムネイル、タイプ、権限。
Interplay MAM アセットを識別し、[アセット]ペインで権限を表示するために、それぞれ異なるアイ
コンが使用されています。インストールされている Interplay MAM パッケージにより、追加のアイコン
が表示される場合があります。
アイコン
説明
コラム
オーディオ・アセット
名前
コマーシャルまたはコマーシャル・バージョン・アセット
名前
ドキュメント・アセット
名前
エピソードまたはエピソード・バージョン・アセット
名前
機能または機能バージョン・アセット
名前
ファイル・アセットまたはデフォルトのプレースホルダー・アイコン 名前
グラフィック・アセット
名前
画像アセット
名前
シーズン・アセット
名前
シークエンス・アセット(オーディオまたはビデオ)
名前
シリーズ・アセット
名前
ストック素材アセット
名前
55
Interplay | MAM メディア・アセットを識別する
アイコン
説明
コラム
トレーラー・アセット
名前
ビデオまたはラッシュ・アセット
名前
オーディオ・アセット・プレースホルダー・アイコン 特定の画像 サムネイル
がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
基本シークエンス・アセット・プレースホルダー・アイコン
サムネイル
コマーシャルまたはコマーシャル・バージョン・アセットのプレー サムネイル
スホルダー・アイコンは、特定の画像がサムネイルとして割り当て
られるまで表示されます。
ドキュメント・アセット・プレースホルダー・アイコン 特定の画 サムネイル
像がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
エピソードまたはエピソード・バージョン・アセットのプレースホ サムネイル
ルダー・アイコンは、特定の画像がサムネイルとして割り当てられ
るまで表示されます。
機能または機能バージョン・アセットのプレースホルダー・アイコ サムネイル
ンは、特定の画像がサムネイルとして割り当てられるまで表示さ
れます。
ファイル・アセットまたはデフォルトのプレースホルダー・アイコ サムネイル
ンは、特定の画像がサムネイルとして割り当てられるまで表示さ
れます。
グラフィック・アセットのプレースホルダー・アイコンは、特定の サムネイル
画像がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
画像アセット・プレースホルダー・アイコン 特定の画像がサムネ サムネイル
イルとして割り当てられるまで表示されます。
シーズン・アセットのプレースホルダー・アイコンは、特定の画像 サムネイル
がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
シリーズ・アセットのプレースホルダー・アイコンは、特定の画像 サムネイル
がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
ストック素材アセットのプレースホルダー・アイコンは、特定の画 サムネイル
像がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
トレーラー・アセットのプレースホルダー・アイコンは、特定の画 サムネイル
像がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
56
新規フォルダーを作成する
アイコン
説明
コラム
ビデオまたはラッシュ・アセットのプレースホルダー・アイコンは、 サムネイル
特定の画像がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
「使用可能」使用権限
権限
「未評価」使用権限
権限
「パートはライセンスを取得する必要があります」使用権限
権限
「制限されたパートが含まれています」使用権限
権限
新規フォルダーを作成する
Interplay MAM ワークスペースで新規フォルダーを作成できます。新規フォルダーの作成が可能かど
うかは、Interplay MAM の規則によります。たとえば、Interplay MAM データベースのサインインで
使用する認証情報により、フォルダー作成が許可される必要があります。
詳しくは、
『Interplay | MAM Desktop ユーザー・ガイド』または『Interplay |
ユーザー・ガイド』をご参照ください。
MAM User Manager
Interplay MAM ワークスペースで新規フォルダーを作成するには:
1.[アセット]タブでフォルダーを選択します。
n
新規フォルダーが、使用するコントロールに応じて兄弟またはサブフォルダーとして追加されます。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
選択したフォルダーの兄弟を作成するには、ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[フォル
ダーを作成](Create Folder)を選択します。
t
選択したフォルダー内にサブフォルダーを作成するには、そのフォルダーを右クリックして
[フォルダーを作成](Create Folder)を選択します。
新規フォルダーは「New.Folder」という名前で作成されます。既に「New.Folder」という名前の
フォルダーが存在する場合には、
「.01」がフォルダー名の後に付けられ、名前のない新規フォルダー
が増えるにつれ、数字も大きくなります(New.Folder.02 など)。
3. フォルダー名を変更します。「フォルダー名を変更する」(58 ページ)をご参照ください。
57
フォルダー名を変更する
フォルダー名を変更する
[アセット]ペインで Interplay
MAM ワークスペースのフォルダー名を変更できます。
フォルダー名を変更するには、以下のいずれかを行います。
t
フォルダーを選択し、フォルダー名をクリックし、新しい名前を入力します。
t
フォルダーを選択し、F2 キー(Windows)または Enter キー(Macintosh)を押し、新しい名前を
入力します。
フォルダーを移動する
[カット](Cut)と[ペースト](Paste)コマンドまたはドラッグ & ドロップを使用して、Interplay
MAM ワークスペースでフォルダーとその内容を移動できます。フォルダーを移動できますが、コピー
できませんのでご注意ください。
フォルダーの移動が可能かどうかは、Interplay MAM の規則によります。Interplay MAM ワークス
ペースのフォルダーのアクセス権により、選択したフォルダーの移動と、ターゲット・フォルダーへの
追加が許可される必要があります。
コマンドを使用してフォルダーを別のフォルダーに移動するには:
1. 1 つまたは複数のフォルダーを選択します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[カット](Cut)を選択します。
t
右クリックし、[カット](Cut)を選択します。
3. フォルダーの移動先のフォルダーを選択して右クリックし、[ペースト](Paste)を選択します。
ドラッグ & ドロップを使用してフォルダーを移動するには:
1. 1 つまたは複数のフォルダーを選択します。
2. フォルダーの移動先のフォルダーに選択内容をドラッグします。
フォルダーが展開されてその内容が表示され、緑色のアイコンがドロップ可能かどうかを示します。
3. マウス ボタンから指を離します。
58
フォルダーを削除する
フォルダーを削除する
[アセット]ペインで Interplay MAM ワークスペースからフォルダーを削除できます。フォルダーを削
除すると、含まれているメディア・メディアへのすべての参照も削除されます。フォルダーを削除する
前に、含まれているメディア・アセットの参照が必要かどうかを確認してください。
フォルダーの削除が可能かどうかは、Interplay MAM の規則によります。Interplay MAM ワークス
ペースのフォルダーのアクセス権により、選択したフォルダーの削除が許可される必要があります。
フォルダーを削除するには:
1. 1 つまたは複数のフォルダーを選択します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
右クリックして、[削除](Delete)を選択します。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[削除](Delete)を選択します。
セキュリティ・メッセージが開きます。
3.[はい](Yes)をクリックします。
認証情報によりフォルダーの削除が許可される場合は、フォルダーが削除されます。
選択したフォルダーの一部またはすべてを削除する権限がない場合は、メッセージが表示されます。
メッセージを閉じると、削除のためにリリースされたフォルダーが削除されます。
アセットをフォルダーに追加する
フォルダーへのアセットの追加は、検索を行った後の[検索]ペインの検索結果リスト、または[タス
ク]ペインの添付領域から行うことができます。この操作により、アセットはフォルダーに保存または
コピーされません。アセットへの参照のみを作成し、保存します。各フォルダには、同じアセットをポイ
ントする 1 つの参照のみを設定できます。同じアセットに第 2 の参照を追加しようとすると、メッセージ
が表示されます。
アセットの参照先をフォルダーに追加するには:
1. 以下のいずれかの操作を行います。
t
[検索]ペインを開き、MAM アセットの検索を実行します。詳しくは、
「検索を実行する」
(258
ページ)をご参照ください。
t
[タスク]ペインを開き、タスクを選択します。 詳しくは、
「ユーザー・タスクの添付を追加お
よび編集する」(373 ページ)をご参照ください。
2. 検索結果リストまたはタスク添付領域で 1 つまたは複数のアセットを選択します。
3. アセットの参照先をペーストするフォルダーの名前またはアイコンに選択内容をドラッグします。
フォルダーが展開されてその内容が表示され、緑色のアイコンがドロップ可能かどうかを示します。
4. マウス ボタンから指を離します。
59
基本シークエンスの権限評価をトリガーする
有効なアセットの参照先がフォルダーにペーストされます。フォルダーの内容として許可されてい
ないアセットへの参照はペーストされません。
すでにフォルダ内に同じ識別子を持つアセットへの参照がある場合は、メッセージが表示され、そ
のアセットはペーストされません。
基本シークエンスの権限評価をトリガーする
[アセット]ペインで MAM アセットを表示すると、一組のプロパティ・コラムが表示されます。[権限]
列には、Interplay MAM データベースのアセットと関連付けらている使用権限プロパティの値が表示さ
れます(権限インジケーター・アイコンによって記号で表示されます)。
基本シークエンスの場合、使用権限情報は使用権限プロパティから取得されるのではなく、含まれてい
るアセットの個別のセグメントの使用権限に基づいて動的に評価されます。基本シークエンス全体の使
用権限は、セグメントに対して最も制限の強い使用権限によって決定されます。
そのため、
[権限]列には、最初に基本シークエンスの権限インジケーター・アイコンが表示されません。
以下の手順で説明するように、権限評価を一度トリガーする必要があります。その後で、現在のユーザー・
セッション中に基本シークエンスの権限インジケーター・アイコンが表示されます。セッションごとに
権限評価をトリガーする必要があります。
基本シークエンスの権限評価をトリガーするには:
t
[アセット]ペインで基本シークエンスを選択します。
権限評価が開始されます。この間、[権限]列にビジー・インジケーターが表示されます。権限評価
が終了すると、基本シークエンスの計算された使用権限が、対応する権限インジケーター・アイコ
「Interplay | MAM メディア・アセットを識別する」
(55 ページ)をご
ンで示されます。詳しくは、
参照ください。
60
アセットを選択する
アセットを選択する
フォルダー内の項目(基本シークエンス、他のアセット、フォルダーなど)をクリックして選択し、強
調表示します。さまざまな方法で複数の項目を選択できます。異なるフォルダーの項目でも同時に選択
できます。
連続していない複数の項目を選択するには:
t
順序や配置に関係なく、選択する項目を Ctrl を押しながらクリックします。
項目が選択され、強調表示されます。
連続する複数の項目を選択するには:
t
項目をクリックし、次に、一連の末尾の項目を Shift を押しながらクリックします。
一連の項目が選択され、強調表示されます。
t
強調表示した選択より上または下の項目を Shift を押しながらクリックします。
選択範囲が拡大または縮小されます。
選択を削除するには:
t
[アセット]ペインの[更新](Refresh)ボタンをクリックします。
選択が削除されます。
アセットを移動またはコピーする
[カット]、[コピー]、[ペースト]コマンドまたはドラッグ & ドロップを使用して、Interplay
ワークスペースで基本シークエンスや他のアセットを移動またはコピーできます。
MAM
コマンドを使用してアセットを別のフォルダーに移動またはコピーするには:
1. 1 つまたは複数のアセットを選択します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[カット](Cut)を選択するか、右クリックして
[カット](Cut)を選択します。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[コピー](Copy)を選択するか、右クリックして
[コピー](Copy)を選択します。
3. アセットの移動またはコピー先のフォルダーを選択して右クリックし、[ペースト](Paste)を選択
します。
有効なアセットがフォルダーにペーストされ、フォルダーの内容として許可されていないアセット
はペーストされません。すでにフォルダ内に同じ識別子を持つアセットがある場合は、メッセージ
が表示され、そのアセットはペーストされません。
61
アセットの参照先の名前を変更する
ドラッグ & ドロップを使用してアセットを別のフォルダーにコピーするには:
1. 1 つまたは複数のアセットを選択します。
2. アセットのコピー先のフォルダーの名前またはアイコンに選択内容をドラッグします。
フォルダーが展開されてその内容が表示され、緑色のアイコンがドロップ可能かどうかを示します。
3. マウス ボタンから指を離します。
有効なアセットがフォルダーにペーストされ、フォルダーの内容として許可されていないアセット
はペーストされません。すでにフォルダ内に同じ識別子を持つアセットがある場合は、メッセージ
が表示され、そのアセットはペーストされません。選択内容にフォルダーと個別のアセットが含ま
れる場合、フォルダーとその内容は削除されますが個別のアセットはコピーされます。
アセットの参照先の名前を変更する
Interplay MAM ワークスペースの基本シークエンスや他のアセットの名前を変更できます。この操作
はフォルダーの表示名のみを変更し、基本シークエンスやアセット自体の名前を変更するものではあり
[メタデータ]ペインでそのタイトル・プロパ
ません。アセットやシークエンスの名前を変更するには、
ティを変更する必要があります。
アセットのタイトルは常に[メディア]ペインに表示されます。[アセット]ペインのアセットの参照
先の名前のみを変更し、そのタイトル・プロパティを変更しない場合は、
[アセット]ペインと[メディ
ア]ペインの同一アセットに対して異なる名前が表示されます。
アセットの参照先の名前を変更するには、次のいずれかを実行します。
t
アセットを選択し、アセット名をクリックし、新しい名前を入力します。
t
アセットを選択し、F2 キー(Windows)または Enter キー(Macintosh)を押し、新しい名前を入
力します。
アセットの参照先を削除する
Interplay MAM ワークスペースの基本シークエンスや他のアセットを削除できます。この操作はフォ
ルダーの参照を削除し、基本シークエンスやアセット自体を削除するものではありません。
フォルダーからアセットの参照を削除するには:
1. 1 つまたは複数のアセットを選択します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
右クリックして、[削除](Delete)を選択します。
[ペイン・メニュー]ボタンをクリックして[削除]を選択します。
セキュリティ・メッセージが表示されます。
62
Interplay | MAM メタデータの表示と編集
3.[はい](Yes)をクリックします。
認証情報によりアセットの削除が許可される場合は、アセットの参照が削除されます。
選択したアセットの一部またはすべてを削除する権限がない場合は、メッセージが表示されます。
メッセージを閉じると、削除のためにリリースされたフォルダーが削除されます。
Interplay | MAM メタデータの表示と編集
[メタデータ]ペインは、コメント、作成日など、Interplay MAM のデータベースで選択されたアセッ
トに関連するプロパティを表示します。一部のプロパティは自動的に作成され、その他のプロパティは
手動で作成または編集できます。[メタデータ]ペインで、プロパティが編集可能な場合、テキスト・
ボックス、ドロップダウン・メニュー、その他の入力制御は使用できません。
U W
TZ H
\
T
X
L
1
2
3
4
更新ボタン
[ロック](Lock)ボタン
保存ボタン
メタデータ・セクション・セレクター
5
6
7
8
ペイン・メニュー・ボタン
編集可能なテキスト・ボックス
編集できないフィールド
編集可能なプロパティの例
[メタデータ]ペインに表示されるプロパティは、Interplay MAM Datamodel Administrator アプリ
ケーションのプロパティの設定と、対応するアセット・タイプのメタデータ・テンプレートによって異
なります。すべての管理者は以下を定義できます。
•
どのプロパティを表示するか
•
プロパティが編集可能、読み取り専用、別のプロパティの値に基づいて読み取り専用、または必須
かどうか
63
Interplay | MAM メタデータの表示と編集
•
プロパティがデフォルト値を表示するかどうか
•
テキスト入力の制限
ユーザーがアセットのメタデータを編集するには、アセットの書き込み権限が必要です。
プロパティおよび権限の割り当てについて詳しくは、『Interplay | MAM Datamodel Administrator
ユーザー・ガイド』または『Interplay | MAM User Manager ユーザー・ガイド』をご参照ください。
プロパティ タイプと入力コントロール
メタデータ・ペインのフィールドは、アセットを説明するプロパティにリンクしています。Interplay
MAM と MediaCentral UX は、異なるプロパティ・タイプと入力コントロールをサポートしています。
プロパティ・タイプ
Interplay MAM では、次の 3 つのプロパティ・タイプが区別されます。
•
単一値のプロパティ: 単一値のプロパティが設定されているメタデータを編集する場合、データを
入力できるフィールドが 1 つしかないため、このアセット・プロパティには 1 つの値のみを入力で
きます。詳しくは、「メタデータを編集する」(66 ページ)をご参照ください。
•
複数値のプロパティ: 複数値のプロパティが設定されているメタデータを編集する場合、以下の図
のように、このアセット・プロパティにデータを入力できるフィールドが複数あります。既存の値
を変更または削除したり、新しい値を追加できます。
•
複合プロパティ: 複合プロパティが設定されているメタデータを編集する場合、単一のプロパティ
と組み合わせた複数のプロパティを編集できます。単一のプロパティのそれぞれには、複数値のプ
ロパティと同様にデータを入力するフィールドが複数あります。以下の図は、放送プロパティと組
み合わせた 3 つの単一のプロパティ(放送局、放送時間、放送日)を示しています。
64
Interplay | MAM メタデータの表示と編集
入力コントロール
Interplay MAM のメタデータ・テンプレートの設定によっては、データを入力する際に次の入力フィー
ルドが表示される場合があります。
表示
フィールド・タ
イプ
説明
テキスト
テ キ ス ト・フ ィ ー ル ド に は す べ て の 文 字 を 入 力 で き ま す。
Interplay MAM のプロパティ設定によって、入力文字数が制限
される場合があります。
日付
日付フィールドは書式設定されています。表示形式は、使用する
アカウントのロケールによって異なります。日付は手動で入力す
ることも、カレンダー・ツールから選択することもできます。
時間
時間フィールドは書式設定されています。表示形式は、使用する
アカウントのロケールによって異なります。
日付 / 時刻
日付 / 時刻フィールドは書式設定されています。表示形式は、使用
するアカウントのロケールによって異なります。日付 / 時刻の値
は手動で入力することも、カレンダー・ツールから日付の値を選
択することもできます。
タイムコード
タイムコード・フィールドとデュレーション・フィールドは異なる
タイムコード・タイプ(PAL、NTSC)で書式設定されています。
デュレーション
これらのフィールドでは、コピーしたタイムコードをペーストで
きます。
整数
整数フィールドには数字が必要です。
浮動小数点
浮動小数点フィールドには数字と小数点が必要です。
ブーリアン
ブーリアン・チェック・ボックスは「適用」と「適用しない」を
区別します。
リーガル リスト ドロップダウン・リストには、プロパティで使用可能な値が表示
されます。リーガル リストのプロパティを開くと、入力コント
ロールには、最初に検索ボックスとプロパティのすべての値が表
示されます。
65
Interplay | MAM メタデータの表示と編集
フィールド・タ
イプ
説明
表示
マ ス タ ー デ ー マスター データ(プロデューサーや俳優には関するデータ・レ
タ
コードなど)は複数の異なる値で構成されます。これらの複数の
値は、注釈で使用される場合、1 つのマスター・データ値で表さ
れます。マスター・データのプロパティを開くと、入力コントロー
ルには、最初に空の検索ボックスが表示されます。
シソーラス
シソーラスは、主に、値としてプロパティに設定できる大量の不
変用語を提供するために使用されます。シソーラスのプロパティ
を開くと、入力コントロールには、検索ボックスと検索するシソー
ラスの名前が表示されます。
メタデータを編集する
[メタデータ]ペインで、プロパティが編集可能な場合、テキスト・ボックス、ドロップダウン・メニュー、
その他の入力制御は使用できません。Interplay MAM のアセット・テンプレートの設定によって、メタ
データがメタデータ・ペイン上で複数のセクションに分散される場合があります。
以下の事項にご注意ください。
•
Interplay MAM アセットを編集する場合は、他のユーザーがメタデータを同時に編集できないよ
うにメタデータがロックされます。ロックは、ユーザーがメタデータ・フィールドの編集を開始す
ると自動的に設定されます。編集を終了するか、他のアセットをロードするか、
[メタデータ]ペイ
ンを閉じると、ロックが解除されます。ロックされている間に別のユーザーがアセットを開いて、
ロック・ボタンをクリックしたり、メタデータを編集しようとすると、ロック・ボタンのツール・
チップに「このメタデータはユーザー< ユーザー名 > によってロックされています」と表示されます。
• [メタデータ]ペインとその他のアプリケーション間で、テキストをカット、コピー、ペーストでき
ます。
•
Tab キーを使用して次のテキスト・フィールドに移動したり、Shift+Tab で前のテキスト・ボック
スに移動することができます。
•
ドロップダウン・リストから選択して文字を入力すると、MediaCentral UX はその文字から始ま
るすべての値に対してリストをフィルターします。入力し続けると、MediaCentral UX は、入力す
る文字に従ってリストをフィルターし続けます。
66
Interplay | MAM メタデータの表示と編集
[メタデータ]ペインを開くには:
t
[ペイン](Panes)メニューから[メタデータ](Metadata)を選択します。
アセットのプロパティを表示するには。
t
[アセット](Assets)または[検索](Search)ペインでアセットをダブルクリックします。
メタデータを手動でロックするには:
t
[ロック]ボタンをクリックします。
メタデータがロックされると、ロック・ボタンがオレンジ色に変わります。
編集を終了するか、他のアセットをロードするか、
[メタデータ]ペインを閉じるまで、メタデータ
はロックされたままになります。[ロック]ボタンをクリックすると、手動でメタデータのロック
を解除できます。編集を行った場合は、再び自動的にロックが設定されます。
アセットの単一値のプロパティを編集するには:
[ビュー
1.(オプション)メタデータが異なるメタデータ・セクションにグループ化されている場合は、
を選択](Select View)メニューから目的のセクションを選択します。
2. テキスト・ボックスをクリックしてテキストを入力します。
3. リーガル リストのプロパティを編集するには、フィールドをクリックし、以下のいずれかの操作を
行います。
t
値をダブルクリックするか、チェック・ボックスをオンにします。
t
目的の値に到達するまで下矢印キーを使用してリストを下に移動し、Enter を押します。
t
検索ボックスに値の名前を入力してリストをフィルターし、その値を選択して Enter を押します。
4. シソーラスのプロパティを編集するには、フィールドをクリックし、以下のいずれかの操作を行い
ます。
t
目的の用語に到達するまで下矢印キーを使用してシソーラスを下に移動し、Enter を押します。
t
検索ボックスに用語を入力してリストをフィルターし、その用語を選択して Enter を押します。
5. マスター・データのプロパティを編集するには、検索ボックスに値の名前を入力してリストをフィ
ルターし、その値を選択して Enter を押します。
67
Interplay | MAM メタデータの表示と編集
6. 日付、時間、日付 / 時刻のプロパティを編集するには:
t
変更する数字を強調表示し、新しい数字を入力します。
t
フィールドの下矢印ボタンをクリックし、開いたカレンダーから日付を選択します。
7. タイムコードまたはデュレーションのプロパティを編集するには、フィールドをクリックし、以下
のいずれかの操作を行います。
t
右から左に数字(0 を含む)で入力します。
t
タイムコードを強調表示し、Ctrl+V を押してコピーしたタイムコードを貼り付けます。
8. 整数または浮動小数点のプロパティを編集するには:
t
数字(必要に応じて小数点)を入力します。
t
上矢印または下矢印キーを押して数字を増減します。
9. ブーリアンのプロパティを編集するには:
t
チェック・ボックスをオンにすると、プロパティが「true」に設定されます。
t
チェック・ボックスをオフにすると、プロパティが「false」に設定されます。
10. 変更を保存するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
t
[保存](Save)ボタンをクリックするか、ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[保存]
(Save)を選択します。
Ctrl+S(Windows)または Command+S(Macintosh)を押します。
変更を破棄するには、
[更新]
(Refresh)ボタンをクリックし、別のアセットをロードするか、
[メタ
データ]
(Metadata)ペインを終了します。
アセットの複数値のプロパティを編集するには:
1. 複数値のプロパティに新しい値を追加するには、[+]ボタンをクリックします。
新しい値がリストの下に追加されます。
2. 単一値のプロパティと同様に、複数値のプロパティ内の個別のフィールドごとに値を編集します。
3. Tab キーを使用して複合プロパティ内の次のプロパティに移動したり、Shift+Tab を使用して前の
プロパティに移動します。
68
Interplay | MAM メタデータの表示と編集
4. 値の位置を変更するには、値の右側のアイコンをドラッグし、これを他の値の間や、プロパティ値
のリストの先頭または末尾にドロップします。
5. プロパティを削除するには、値の右側の[-]ボタンをクリックします。
6.[保存](Save)ボタンをクリックするか、ペイン・メニューをクリックしてから[保存](Save)
を選択します。
変更を破棄するには、
[更新]
(Refresh)ボタンをクリックし、別のアセットをロードするか、
[メタ
データ]
(Metadata)ペインを終了します。
アセットの複合プロパティを編集するには:
1. 複合プロパティに新しい行を追加するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
最後の行の下に新しい行を追加するには、[+]ボタンをクリックします。
t
行の上に新しい行を追加するには、その行を選択して[+]ボタンをクリックします。
2. 単一値のプロパティと同様に、すべてのフィールドを編集します。
3. Tab キーを使用して複合プロパティ内の次のプロパティに移動したり、Shift+Tab を使用して前の
プロパティに移動します。
4. 行の位置を変更するには、行の左側のアイコンをドラッグし、これを他の行の間や、プロパティの
表の先頭または末尾にドロップします。
5. 行を削除するには、その行を選択して[-]ボタンをクリックします。
6.[保存](Save)ボタンをクリックするか、ペイン・メニューをクリックしてから[保存](Save)
を選択します。
[メタ
変更を破棄するには、
[更新]
(Refresh)ボタンをクリックし、別のアセットをロードするか、
データ]
(Metadata)ペインを終了します。
69
Interplay | MAM メタデータの表示と編集
表示されている情報を更新するには:
t
[更新](Refresh)ボタンをクリックします。
Interplay | MAM サムネイルを表示する
サムネイル・ペインでは、アセットの小さな一連の画像(サムネイル)を表示できます。Interplay MAM
コンテキストでは、これらは「キーフレーム」と呼ばれ、Interplay MAM Desktop の Lighttable ビュー
で表示されます。MediaCentral UX では、これらは「サムネイル」と呼ばれます。サムネイルを表示し
てダブルクリックすると、ビデオ・アセット間をよりすばやく移動できます。以下の配置でサムネイル
を表示できます。
•
タイムベース: 最初のフレームから最後のフレームまで、10 秒ごとのフレームを表示します。タイ
ムコードのタイプにより表示されるフレームは異なります(ドロップフレーム、ノンドロップ・フ
レーム、24 fps、など)。タイムコードは、[メディア]ペインで設定されたタイムコード表示を反
映して、各サムネイルの下に表示されます。マスター、絶対、または残りの選択オプションにより
異なります。
•
マーカーベース: Interplay MAM Video Analysis、または Interplay
ザーによって抽出されたサムネイルを表示します。
•
タイムベースのサムネイルとマーカーベースのサムネイルの両方。
MAM Cataloger のユー
以下の画面は、タイムベース、マーカーベース、その両方の各配置を示しています。
以下の事項にご注意ください。
•
ビデオ・アセットのサムネイルを表示できます。
•
サムネイルのサイズは、
[メディア]ペインで選択したアスペクト比により異なります。アスペクト
比を変更すると、サムネイルのサイズも変更されます。
70
Interplay | MAM メタデータの表示と編集
•
現在、サムネイルの回数またはそのサイズを調整はできません。
•
たとえば、ユーザーが Interplay MAM Cataloger で新しいサムネイルを抽出した場合などは、
[更新]
(Refresh)ボタンをクリックしてアセットへの変更に対するディスプレイを更新します。
•
全体のキーフレーム・セットが Interplay MAM Desktop で削除された場合、サムネイル・ペイン
ではタイムベースのサムネイルのみ表示できます。
サムネイルを表示するには:
1.[ペイン](Panes)> [サムネイル](Thumbnails)の順に選択します。
アセットがすでに[メディア]
(Media)ペインにアセット・モードでロードされている場合、サム
ネイルは[サムネイル](Thumbnails)ペインに表示されます。
2. アセット・ペインで、ビデオ・アセットをダブルクリックします。
アセットがメディア・ビューアーにロードされ、サムネイルはサムネイル・ペインに表示され、各サ
ムネイルの下にタイムコードが表示されます。
3. タイムベースのサムネイルのみ表示するには、[マーカー](Marker)ボタンをクリックしてマー
[タイム]
(Time)ボ
カーベースを無効にします。マーカーベースのサムネイルのみ表示するには、
タンをクリックしてタイムベースを無効にします。
(Media)ペインの特定のフレームに移動するには、サムネイルをダブルクリックします。
4.[メディア]
メディア・タイムラインのポジション・インジケーターでフレームに移動します。
71
3 プロジェクトを使用する
以下の主要なトピックでは、プロジェクト / ストーリー・ペインと、ニュース制作におけるプロジェクト
とファセットの使用方法について説明します。
•
プロジェクトまたはファセットを開く
•
プロジェクト / ストーリー・ペイン
•
プロジェクトやファセットにストーリーを関連付ける
•
ストーリーに関連付けられたプロジェクトまたはファセットを開く
プロジェクトまたはファセットを開く
プロジェクトの使用は、iNEWS ニュース制作コンピューター・システムの機能で、特定のトピックを
扱うニュース・チームが、iNEWS データベースの現在のロケーションからオリジナルのソースを移動
やコピーすることなく、関連する情報のすべてを 1ヵ所で見つけることができるよう、トピック別にス
トーリーを分類する方法を提供します。ファセットとは、プロジェクトに追加の詳細情報を提供するサ
ブ・トピックです。
MediaCentral UX では、iNEWS プロジェクトは起動ペインに一覧化されています。起動ペインからプ
ロジェクトを開き、各プロジェクトの内容をアセット・ペインに表示します。ファセットとプロジェク
ト・キューはアセット・ペインから開きます。
プロジェクトを開くには:
t
[起動](Launch)ペインでプロジェクトをダブル・クリックします。
プロジェクトの内容が[アセット](Assets)ペインに開きます。
ファセットを開くには:
t
[アセット](Assets)ペインでファセットをダブル・クリックします。
ファセットの内容は[プロジェクト / ストーリー](Project/Story)ペインに開きます。
プロジェクト / ストーリー・ペイン
プロジェクトには、
[すべて]キュー、
[クエリ]キュー、
[バケット]キュー、およびファセットと呼ば
「Hurricane Earl」プロジェクトに「Damage」や
れるサブ・トピックが含まれます。たとえば下図は、
「Evacuation」といったトピックのファセットが存在していることを示しています。
プロジェクト / ストーリー・ペイン
すべてのプロジェクトには[すべて]キューがあり、キュー・パネルにプロジェクトとそのファセット
に関連するすべてのストーリーを表示します。索引付けされたすべてのストーリーは、プロジェクトま
たはファセットに関連付けることができます。
プロジェクトに関連付けられたストーリーは、iNEWS データベースにおいてオリジナル・ソースの
キュー位置を保持します。ストーリーは[すべて]キュー内には存在しません。プロジェクトに関連付
けられたストーリーも、オリジナル・ソースの権限を保持します。たとえば、ストーリーの読み取りの
アクセス権のないユーザーは、たとえプロジェクト自体の読み取りアクセス権があっても、プロジェク
トに関連付けられたそのストーリーを閲覧することができません。
すべてのプロジェクトには[クエリ]キューがあります。虫眼鏡アイコンで識別され、プロジェクトの
クエリを実行する検索キューです。プロジェクトとファセットの識別に使われるアイコンに関する詳細は、
(42 ページ)をご参照ください。
「iNEWS ディレクトリ、キュー、プロジェクト、ファセットを特定する」
すべてのプロジェクトには[バケット]キューがあります。iNEWS データベース内以外には存在しな
いストーリーの保存場所として作用するインデックス付きキューです。[バケット]キュー内では、ストー
リーをコピー、作成、および削除することができます。[バケット]にあるすべてのストーリーは、
[すべて]キューに表示されます。
73
プロジェクト / ストーリー・ペイン
n
[バケット]キューは iNEWS のバージョン 4.0 で初めて導入されました。iNEWS データベースを旧バー
ジョンから v4.0 に更新すると、現在のプロジェクトで[バケット]キューを使えるようになります。
ただし、このキューはまだインデックス付けがされていません。インデックス付けは、プロジェクトお
『Avid iNEWS
よび / またはファセットに関連付けられているすべてのストーリーに必須です。詳しくは、
Setup and Configuration Guide』をご参照ください。
プロジェクト / ストーリー・ペインはキュー / ストーリー・ペインと同様に機能します。プロジェクトの
ファセットまたはプロジェクトのファセットに関連付けされたニュース・ストーリーを表示することが
できます。また、下図が示すように、その両方を同時に表示することができます。
n
ペインのタブに表示されるタイトルは、プロジェクト
よって変わります。
/ ストーリー・ペインで何が選択されているかに
プロジェクト、ストーリーの 2 つのボタンはペイン上部にあります。このボタンを使って、プロジェクト
またはストーリーの表示切り替えをします。選択されると、ボタンがオレンジ色になります。
例えば、プロジェクトの内容を閲覧中に、ストーリー・ボタンをクリックすると、ペインの表示が分かれ、
プロジェクトの内容が上半分、選択されたプロジェクトまたはファセットに関連付けられたストーリー
が下半分に表示されます。ストーリー・ボタンをもう一度クリックすると、ストーリーは非表示になり、
プロジェクトのファセットまたはキューのみがもう一度表示されます。
74
プロジェクトやファセットにストーリーを関連付ける
n
プロジェクト・ボタンとストーリー・ボタンの両方を同時に切り替えることはできません。一方のみがオン
の時、オンになっている方のボタンをクリックすると、システムが自動でオフにし、別のボタンをオンにす
る切り替え操作を行います。
[プロジェクト / ストーリー]ペインのタブの名前は、ペインで選択したストーリーに応じて変わります。
マウス・ポインターをタブ上に移動すると、パス名全体を表示することができます。
ファセットまたはプロジェクトのキューの 1 つ(ALL、QUERY または BUCKET)のみが表示されて
いる場合、その表示はグリッド表示と呼ばれます。ペインにストーリーのみが表示されている場合、その
表示はストーリー表示と呼ばれます。どちらも表示されている場合、スプリット表示と呼ばれます。
ペインのグリッド・セクションとストーリー・セクションの間の水平分割線を使用して、ペイン内のス
プリット表示の分割比率を調整することができます。分割線の上にマウス・ポインターを当てると、ポイ
ンターが二重線に変わり、クリックしながら上下にドラッグすることで、ペインの各セクションに割り
当てられるスペースを調整します。この方法を、1 つのセクションを非表示にするために使用することは
推奨されません。
設定した比率は、サイン・アウトした後も保持されます。
プロジェクトやファセットにストーリーを関連付ける
索引付けされたすべてのストーリーは、プロジェクトまたはファセットに関連付けることができます。
索引付けされたストーリーをプロジェクトまたはファセットと関連付けるには:
1. ストーリーが存在する索引付けされたキューを開きます。
2. キュー / ストーリー・ペインでストーリーを右クリックし、[ ストーリーをプロジェクトに関連づける ]
(Associate Story to Project)を選択します。
3. ダイアログ・ボックスで、ストーリーを関連付けるプロジェクトまたはファセットを選択します。
4.[適用](Apply)をクリックします。
ストーリーに関連付けられたプロジェクトまたはファセットを開く
プロジェクト / ストーリー・ペインで、ストーリーまたはファセットに関連付けられたプロジェクトを開
くことができます。
ストーリーに関連付けられたプロジェクトを開くには:
1. プロジェクト / ストーリー・ペインのキュー・セクションでストーリーを選択します。
2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、プロジェクトを選択し、それからプロジェクトまたは
ファセットを開きます。
プロジェクトが新しいプロジェクト / ストーリー・ペインで開きます。
75
4 スクリプトを構成する
以下の主要なトピックでは、[キュー / ストーリー]ペインとスクリプト構成の基本テクニックについて
説明します。
•
キュー / ストーリー・ペイン
•
ストーリーを作成する
•
ストーリーをセグメント化する
•
右から左へ記述する言語でストーリーを書く
•
Annotation を使用してストーリーを音声入力する
•
ストーリーを編集する
•
ストーリーを削除、または削除されたストーリーを復元する
•
ストーリーをグループ化する
•
キューを順序指定する
•
ストーリーをロックまたはストーリーのロックを解除する
•
ストーリーを投稿日時未定にする
•
スクリプト・テンプレートを挿入する
•
MOS プレースホルダーを挿入する
•
メディアをストーリーに追加する
•
ストーリーとシークエンスの関連付け
•
テキストのみのストーリー・セグメントを作成する
•
iNEWS リンクをコピーおよび送信する
•
自動保存されたストーリーを回復する
キュー / ストーリー・ペイン
MediaCentral UX では、iNEWS ストーリーを作成し、それを[キュー / ストーリー]ペインで編集して、
iNEWS サーバーに保存できます。
キュー / ストーリー・ペイン
[キュー / ストーリー]ペインでは、iNEWS キューを番組のランダウンまたはそのキューの中のストー
リーのように表示できます。さらに、この[キュー / ストーリー]ペインはキューとそのキューの中のス
トーリーを両方表示できます。以下の図をご参照ください。
T
Z
1
2
[キュー]セクション
ストーリー・セクションは「スクリプト・エディター」とも呼ばれます。
[キュー / ストーリー]ペインのタブの名前は、ペインで選択したストーリーに応じて変わります。マウ
ス・ポインターをタブ上に移動すると、パス名全体を表示することができます。
キューのみペインに表示されている場合、ディスプレイはグリッド・ビューと呼ばれます。ペインにス
トーリーのみが表示されている場合、その表示はストーリー表示と呼ばれます。どちらも表示されてい
る場合、ディスプレイはスプリット・ビューと呼ばれます。
77
キュー / ストーリー・ペイン
ペインのキューとストーリーのセクション間を上下に分割して、ペイン内のスプリット・ビューの比率
を調整できます。セクションの境界線にマウス・ポインターを置くと、ポインターは双方向矢印に変わ
ります。境界線をクリックして上下にドラッグし、ペインの各セクションに割り当てられるスペースを
調整できます。この方法を、1 つのセクションを非表示にするために使用することは推奨されません。
設定した比率は、サイン・アウトした後も保持されます。
n
n
キュー・セクションではデータを入力できません。
MediaCentral UX を使用している時に iNEWS のキュー属性を変更する場合、変更を表示するには
MediaCentral UX からサインアウトし、再びサインインする必要があります。
キュー / ストーリー・ツールバー
[キュー / ストーリー]ペインにはツールバーがあり、このペイン内でディスプレイを切り替えるボタン
やストーリーの編集用のメニューがあります。
T
Z
T
H T
T
U T
W T
\ T
XT
L T
RT
T
T
# T
J
T
表示とコントロール
説明
1
キュー
キューの表示のオン / オフを切り替え。オンになるとボタンはオレンジ色に変化
2
ストーリー
ストーリーの表示のオン / オフを切り替え。オンになるとボタンはオレンジ色に変化
n
キューとストーリーのボタンを両方同時にオフにすることはできません。どち
らか 1 つだけがオンのときにそのボタンをクリックすると、システムにより
該当するディスプレイがオフとなり、もう一方のディスプレイがオンに切り
替わります。
3
太字
テキストを太字にする。「ストーリーを編集する」(85 ページ)をご参照ください。
4
斜体
テキストを斜体にする
5
下線
テキストに下線を引く
6
標準
テキストを標準に設定。「スクリプトの書式設定」(87 ページ)をご参照ください。
7
プレゼンター
テキストをプレゼンター用指示として設定
8
クローズド・キャプション
テキストをクローズド・キャプションとして設定
9
テンプレート
iNEWS スクリプトのテンプレートを挿入。「スクリプト・テンプレートを挿入する」
(97 ページ)をご参照ください。
78
キュー / ストーリー・ペイン
表示とコントロール
説明
10 シークエンスを開く
関連するシークエンスを開く。このボタンを使用して、新しいスクリプト・シーク
エンスを作成するか、前回作成したシークエンスを開きます。「メディアをストー
リーに追加する」(98 ページ)をご参照ください。
11 更新
キューを更新
12 ロック
ストーリーをロック。「ストーリーをロックまたはストーリーのロックを解除する」
(94 ページ)をご参照ください。
13 注釈
テキストに注釈をつける。「Annotation を使用してストーリーを音声入力する」
(84 ページ)をご参照ください。
ツールバーは常にペインの一番上に表示されますが、キューだけがグリッド・ビューに表示されている
場合でも、ボタンのほとんどはストーリーの編集に使用されます。キューの修正には使用されません。
スクリプト・エディター
ストーリーが表示されるペインのセクションは、スクリプト・エディターと呼ばれます。スクリプト・エ
ディターには、ストーリー・フォーム、キュー・リスト、ストーリーという 3 つのセクションがあります。
次の図でこれらのエリアを示します。
T
U
H
Z
H
1
2
3
4
ストーリー・フォーム
キュー・リスト
79
ストーリー(テキスト)
タイミング・ディスプレイ
キュー / ストーリー・ペイン
どのストーリーにも、一番上にストーリー・フォームがあります。これは、データベース内の各キュー
について、iNEWS システム管理者によりあらかじめ設定されたストーリー情報を提供します。たとえば、
フォームにはストーリーのタイトル(スラグ)、ページ番号、ステータスなどを含めることができます。
ワイヤ・キューには、通常、要約キューとは異なるフィールドが表示されます。iNEWS システム管理者
による構成に応じて、そのフィールドをストーリー・フォームで編集することができます。
ストーリー・フォームとその他のセクション間の分割線を使用して、ペイン内のスクリプト・エディター
の比率を調整できます。また、スクリプト・エディターの他のセクションを表示させたまま、ストーリー・
フォームも隠すこともできます。
ストーリー・フォームを非表示にするには、以下のいずれかを行います。
t
[キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックして、
[ストーリーフォー
ムを隠す](Hide Story Form)を選択します。
t
[ストーリーフォーム]を右クリックして、[ストーリーフォームを隠す]を選択します。
ストーリー・フォームを表示するには:
t
[キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックして、
[ストーリーフォー
ムを表示](Show Story Form)を選択します。
ストーリーは、スクリプト・エディター内の一セクションで、ストーリーを書いたり、既存のストーリーの
テキストを表示したりできます。テキストを入力し、現在の行の最後に来ると、自動改行されます。テキス
トがテキスト・ボックスの境界を越えてしまう場合は、
このエリアの右側にスクロールバーが表示されます。
ストーリー・セグメント・ヘッダーの右側にあるタイミング・ディスプレイには、ストーリー・セグメント
のテキストのデュレーションが表示されます。テキストのデュレーションは、Avid iNEWS で設定されてい
るリード・レートを基本にしています。この数は、ストーリーに添付するシークエンスを作成する場合に役
立ちます。「ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する」(131 ページ)をご参照ください。
キュー・リストは、スクリプト・エディターの一セクションで、文字ジェネレーター(CG)のキューなど、
プロダクション・キューとマシン・コントロール・イベントの編集が行えます。各キューはストーリー
の中で番号付けされます。最初の番号は 1 です。キューがストーリー内で再調整されると、キューの番号
が自動的に割り振られます。以下の図は、CG イベントを含むキューの例です。
80
ストーリーを作成する
ストーリーを作成する
MediaCentral UX でストーリーを作成、または過去に MediaCentral UX か iNEWS で作成したストーリー
「ストーリーを編集する」
(85 ページ)を
を編集できます。既存のストーリーの編集方法について詳しくは、
ご参照ください。
iNEWS サーバー、バージョン 4.0 以上に接続すると、キューまたはファセット内で新しいストーリーを
作成できます。ファセット内でストーリーを作成すると、そのストーリーはそのファセットに関連付け
られ、特別な「プロジェクト・バケット」で有効になります。
ウェブ URL などの外部リンクをストーリーに追加できます。
新規ストーリーを作成するには:
1. キューに新しいストーリーを挿入したい列に移動します。
2.[キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
3.[ストーリーを作成](Create Story)を選択します。
既存の列が押し下げられ、キュー内のその場所に新しい列が挿入されます。
スプリット・ビューの場合、ストーリーを書き始めることができます。そうでない場合は、新しい
列をダブルクリックして新しいストーリーを開きます。
4.[ストーリー・フォーム](Story Form)の[タイトル](Title)フィールドにストーリーの名前を
入力します。
5. 使用可能な最初のセグメントにストーリーのテキストを入力します。
6.[キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
7.[ストーリーを保存](Save Story)を選択して変更を保存します。
n
n
キューのストーリーから離れると、ストーリーに対して実行した変更が自動的に保存されます。タブま
たはペインを閉じる場合も同じです。
ストーリーを保存しても、ストーリーに関連付けられたシークエンスは保存されません。 シークエンスは
[シークエンス]ペインに保存する必要があります。「シークエンスを保存する」(125 ページ)をご参照
ください。
既存のストーリーを表示するには:
t
表示したいキュー中のストーリーを選択してから[ストーリー]
(Story)ボタンをクリックすると、
[キュー / ストーリー]ペインの下半分にストーリーが表示されます。
既存のストーリーをストーリー・ビューで開くには:
t
キュー内でストーリーをダブルクリックします。
t
キューの中のストーリーを選択して、[キュー](Queue)ボタンをクリックします。
81
ストーリーをセグメント化する
こうすると、[キュー / ストーリー]ペインのキューの表示がオフになり、ペイン全体のスペース内
にストーリーが表示されます。
ストーリーをセグメント化する
ストーリーは、1 つのセグメント内に書き込むか、複数のセグメントに分割することができます。次の図
では、1 つのセグメント内に 1 つのストーリーがあります。
セグメントは、テキストの長さを計り、ビデオ、オーディオ、プロダクション・キューに統合させるの
に使用できます。「メディアをストーリーに追加する」(98 ページ)をご参照ください。複数に分割され
たセグメントが組み合わせられ、ストーリー全体を形成しています。次の図は、先の例と同じストーリー
ですが、ストーリーがセグメント化されています。
82
ストーリーをセグメント化する
セグメントの追加または削除、セグメントを 2 つに分割、1 つのストーリー内でのセグメント再配列を実
行できます。
セグメントをストーリーに追加するには:
t
ストーリーの下に「NEW」のマークのあるセグメントをクリックし、入力を開始します。例として
前の図をご参照ください。
1 つのセグメントを 2 つに分割するには:
1. ストーリー内でテキストを 2 つのセグメントに分割したい位置にカーソルを合わせます。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
t
右クリックして[セグメント分割](Split
Segment)を選択します。
[ペイン・メニュー]ボタンをクリックして、
[セグメント分割]
(Split
Segment)を選択します。
Ctrl+](Windows)または Command+](Macintosh)を押します。
ストーリー内のセグメントを再配列するには:
t
n
移動したいセグメントのヘッダー・バーをクリックして、新しい場所へドラッグします。
セグメントを並べ替えると、セグメント内にあるプロダクション・キューまたはマシン・コントロール・
イベントも移動し、必要に応じて再び番号が振られます。
セグメントとそのセグメント内のテキストを削除するには:
1. セグメントを選択します。
2.[キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
83
右から左へ記述する言語でストーリーを書く
3.[セグメントを削除](Delete Segment)を選択します。
c
セグメントを削除すると、その中のテキストも削除されます。
右から左へ記述する言語でストーリーを書く
スクリプト・エディターでは、右から左へ記述する言語(アラビア語、ヘブライ語など)でストーリー
を書くことができます。テキストの配列は次のルールに従って変更されます。
•
•
右から左への記述に自動切り替え:
-
テキストの 50% 以上が右から左へ記述する言語の文字で構成されている場合、ストーリーのセ
グメントは右から左に切り替わります。新しい配列をセグメントに適用するには、そのストー
リーを再ロードします。
-
プロダクション・キューは、プロダクション・キューの本文のテキストが 50% 以上右から左へ
記述する言語の文字で構成されている場合、右から左へ切り替わります。
-
キューのグリッドセルは、セル内の最初の文字が右から左の文字である場合、右から左への配
列で右揃えになります。セルがデフォルトで中央揃えになっている場合、セルの内容に関係な
く中央揃えになります。
手動切り替え:
-
フォーカスが任意のセグメント内にある場合、すべてのセグメントの配列が切り替えられます。
ストーリーを再ロードすると、セグメントの配列がデフォルトに戻ります。
-
フォーカスがプロダクション・キュー内にあれば、現行のキューの本文配列のみ切り替えられ
ます。プロダクション・キューを再度開くと、キューの本文配列はデフォルトに戻ります。
-
フォーカスがストーリー・フォーム・フィールド内にある場合、現行のストーリー・フォーム・
フィールド配列のみ切り替えられます。同じストーリー・フォームを再ロードすると、現行の
フィールド配列が維持されます。別のストーリー・フォームを再ロードすると、フィールドが
デフォルトに戻ります。
フォーカスがあるセグメントの配列を手動で切り替えるには、次のうちいずれかの作業を行います。
t
Ctrl+Shift を押します。
t
(Switch to RTL)を選択します。
[キュー / ストーリー]ペインのメニューから[RTL に切り替え]
ストーリーが RTL の場合、[LTR に切り替え](Switch to LTR)を選択します。
t
右クリックで[RTL に切り替え]
(Switch to RTL)を選択します。ストーリーが RTL の場合、
[LTR
に切り替え](Switch to LTR)を選択します。
Annotation を使用してストーリーを音声入力する
アノテーション機能を使用すると、ユーザーは、Chrome ブラウザーの Speech-to-Text(音声認識テキ
スト変換)技術を使用して、声を使ってストーリーを入力できます。
84
ストーリーを編集する
n
この機能を使用するには、インターネット接続が必要です。また、Google Chrome を搭載した Windows
ベースのコンピューターでのみ使用できます。Apple コンピューター上の Safari ブラウザーでは使用で
きません。
Annotation 機能を使用してストーリーを記述するには:
1. 空白のストーリーを開き、カーソルをセグメント内に置きます。
2.[注釈](Annotate)ボタンをクリックします。
吹き出しがボタンの下に表示され、話し始めるよう指示が出ます。この吹き出しには、音量バーと
[キャンセル](Cancel)ボタンも表示されます。
3. 明瞭に話してください。
テキストの文に句読点を付けたい場合は、後で句読点を入力できます。または、音声入力中に必要
「Hello, I’m Jane Doe.」というテキストを
な句読点を指示することもできます。たとえば、
入力したい場合、「Hello comma I’m Jane Doe period」と発声します。これで、システムにより
句読点が入力されます。これで、システムにより句読点が入力されます。
よい結果を得るためにも、雑音がない場所で音声入力を行ってください。話し終わると、内容がテ
キストに変換され、カーソルを置いた場所から入力されます。
n
話を途中で止めると、注釈も止まります。 続行するには、クリックしてカーソルの位置を決め、[注釈]
(Annotate)ボタンをクリックします。
4. テキストがスクリプト・エディター内に表示されたら、必要に応じてそのテキストを編集できます。
ストーリーを編集する
ストーリーを変更すると、MediaCentral UX でなされた変更が iNEWS ニュースルーム・コンピュー
ター・システム内で自動的に更新されます。その逆も同様で、iNEWS ワークステーションでストーリー
に加えられた変更は、MediaCentral UX でストーリーを開くと自動的に更新されます。
MediaCentral UX の標準編集機能は、ほとんどの文書処理ソフト・アプリケーションの編集機能と同じ
です。ストーリー上の作業で、テキストのカット、コピー、ペーストができます。テキストをカットまた
はコピーすると、そのテキストは「クリップボード」と呼ばれる一時保存スポットに保存されます。テキ
ストの 1 ブロックだけが一度に保存できます。したがって、何か新しいデータを切り取りまたはコピー
する場合、クリップボード内に保存されていたデータと置換されます。
85
ストーリーを編集する
テキストを 1 つのストーリー内で移動するため、または 1 つのストーリーから別のストーリーへ移動す
るために、カット、コピー、またはペースト機能を使用できます。
n
プロダクション・キューは、ストーリー間でコピー & ペーストすることができません。
また、キーの組み合わせやツールバーボタン(次の図で赤で囲まれた部分)を使って、テキストを太字
または斜体フォントに変更したり、ストーリー内で選択したテキストに下線を引くこともできます。
テキストをカットするには:
t
目的のテキストを選択して、Ctrl+X(Windows)または Command+X(Macintosh)を押します。
テキストをコピーするには:
t
目的のテキストを選択して、Ctrl+C(Windows)または Command+C(Macintosh)を押します。
テキストをペーストするには:
t
n
目的のテキストを選択して、Ctrl+V(Windows)または Command+V(Macintosh)を押します。
前に行った編集をすぐに取り消すには、Ctrl+Z を押します。Macintosh では、Command+Z を押します。
前の編集を取り消すには、以下のいずれかを行います。
t
Ctrl+Z(Windows)または Command+Z(Macintosh)を押します。
t
右クリックして、[元に戻す](Undo)を選択します。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[元に戻す](Undo)を選択します。
前の編集をやり直すには、以下のいずれかを行います。
t
Ctrl+Y(Windows)または Command+Y(Macintosh)を押します。
t
右クリックして、[やり直し](Redo)を選択します。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[元に戻す](Undo)を選択します。
テキストを太字にするには、次のうちいずれかを実行します。
t
目的のテキストを選択し、[B]ボタンをクリックします。
t
目的のテキストを選択して、Ctrl+B(Windows)または Command+B(Macintosh)を押します。
テキストを斜体にするには、次のうちいずれかを実行します。
t
目的のテキストを選択し、[I]ボタンをクリックします。
t
目的のテキストを選択して、Ctrl+I(Windows)または Command+L(Macintosh)を押します。
86
ストーリーを編集する
テキストに下線を引くには、以下のいずれかを実行します。
t
目的のテキストを選択し、[U]ボタンをクリックします。
t
目的のテキストを選択して、Ctrl+U(Windows)または Command+U(Macintosh)を押します。
スクリプトの書式設定
ストーリーを書く場合、テキストは通常のデフォルトのテキスト・スタイルで表示されます。ストーリー
をニュース放送用のスクリプトとしてフォーマットする場合、プレゼンター用の指示またはクローズド・
キャプションなど、特定のテキストをマークする必要がある場合があります。
プレゼンター用指示は、新しいプレゼンター(別名ニュースアンカー)に対する短い指示として、最も
ひんぱんに使用されます。プレゼンター用指示のテキストはスクリプト中、テレプロンプターのリバー
ス・ビデオ内で赤色で表示されます。また、読み出し時間を計算するためシステムが使用するテキスト
内には含まれません。
クローズド・キャプションは、一語一句を書き出す目的で最もひんぱんに使用されます。クローズド・
キャプション用のテキストは、スクリプト中では緑で表示されます。また、聴覚障害者用に台詞を放送
するためのデバイスを局で使用している場合は、クローズド・キャプション・エンコーダーに送信され
ます。クローズド・キャプションのテキストは、テレプロンプターには表示されません。また、スクリ
プトの読み出し時間の計算にも含まれません。
n
デフォルトの通常のテキスト・スタイルは、テレプロンプターと、ステーションで使用されているクロー
ズド・キャプションの両方に送信されます。
以下の手順には、下の図で赤で囲まれているツールバー・ボタンを使用します。
テキストを標準テキストとしてマークするには:
t
目的のテキストを選択し、
[N]ボタンをクリックするか、Ctrl キー、Alt キー、N キーを同時に押し
ます(Windows)。
テキストをプレゼンター用指示としてマークするには:
t
目的のテキストを選択し、
[P]ボタンをクリックするか、Ctrl キー、Alt キー、P キーを同時に押し
ます(Windows)。
テキストをクローズド・キャプションとしてマークするには:
t
目的のテキストを選択し、
[CC]ボタンをクリックするか、Ctrl キー、Alt キー、C キーを同時に押
します(Windows)。
87
ストーリーを編集する
n
または、テキストを入力する前に、[N]、[P]、または[CC]ボタンをクリックします。何か新しいテ
キストを入力すると、選択したフォーマットで表示されます。入力するテキストの書式を変更するには、
別の書式を選択します。
プロダクション・キューを追加する
ニュース放送用のスクリプトとしてストーリーをフォーマットするときは、プロダクション・キューを
追加する必要がある場合があります。プロダクション・キューは、重要な情報と文字ジェネレーターな
どのデバイス用マシン・コントロール・コマンドを技術スタッフに提供します。
プロダクション・キューは、ストーリー・エリアからスクリプトに追加し、スクリプト・エディターの
キュー・リスト・エリアで編集できます。追加する各プロダクション・キューには番号が付けられます。
この番号は、スクリプト内のプロダクション・キュー・マーカーとして黒いボックス内に表示され、
キュー・リスト内のプロダクション・キューのテキスト・ボックスの挿入場所に該当します。
プロダクション・キュー・マーカーは、選択されている場合オレンジで表示されます。また、プロダク
ション・キュー内の情報はキュー・リスト内で確認できます。
1 つ以上のプロダクション・キューを、ストーリー間でコピーすることができます。
プロダクション・キューをスクリプト内に挿入するには:
1. プロダクション・キュー・マーカーを挿入したいストーリーにカーソルを置きます。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
右クリックして、[プロダクション キューを挿入](Insert Production Cue)を選択します。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[プロダクション キューを挿入]を選択します。
88
ストーリーを編集する
t
Alt キーと Insert キーを同時に押します(Windows)。
3. Take VO、On Camera、Take SOT、または Take Live などのプロダクション・キューを入力します。
情報は、ストーリー内のどこかでクリックすると自動的に保存されます。
スクリプト内でプロダクション・キューを移動するには:
t
n
プロダクション・キューのマーカーをクリックして、スクリプト内の別の場所にドラッグします。
プロダクション・キューがスクリプト内で再配置されると、自動的に 1 から始まる番号が再度割り振られ
ます。新規のプロダクション・キューが追加される、または既存のプロダクション・キューが削除され
ると、同じく番号が再度割り振られます。
スクリプトからプロダクション・キューを削除するには:
t
プロダクション・キューを選択し、Delete キーを押します。
1 つ以上のプロダクション・キューを、別のストーリーにコピーするには
1. 2 つのストーリーを開きます。
2. マウスをクリック & ホールドしてキューまたはプロダクション・キーを含むテキストを選択します。
3. Ctrl+C を押します。
4. プロダクション・キューを挿入する場所に、挿入カーソルを合わせます。
5. Ctrl+V を押します。
必要な場合、対象ストーリーの順番に合わせて、プロダクション・キーに再度番号が振られます。
ストーリー間で、プロダクション・キーをドラッグ & ドロップすることもできます。
マシン・コントロールの指示を追加する
局が iNEWS Command などの放送管理システムに統合されている場合、プロダクション・キューにマ
シン・コントロール指示が含まれる場合があります。
これらの指示は先頭にアスタリスク(*)が付いており、特殊なフォーマットで記述されています。たと
えば、文字ジェネレーター用の CG など、指示対象デバイスのタイプに対するコマンドで始まります。この
コマンド後、フォーマットは、フルフィルメント・データ用の 2 行を含むテンプレートの 2 行などの特
定の項目やテンプレートを指定します。追加のコメントまたは情報が必要な場合、同じプロダクション・
キューのテキストボックス内の後に続きます。
次の手順では、2 行の文字ジェネレーター・グラフィック用のマシン・コントロール指示例を使用してい
ます。
89
ストーリーを編集する
CG イベント用のマシン・コントロールの指示を追加するには:
1. プロダクション・キューをスクリプト内に挿入します。
2. プロダクション・キュー・テキスト・ボックス(キュー・リスト)に「*CG 2line」と入力し、Enter
を押します。
3. 2 行の CG グラフィックに表示されるテキストの 1 行目を入力します(たとえば Mayor John Smith)。
Enter を押します。
4. 2 行の CG グラフィックに表示されるテキストの 2 行目を入力します(たとえば Pleasantville)。
CG マシン・コントロール指示が青色のフォントで表示されます。
プライマリ・マシン・コントロール指示を追加する
ストーリー・フォームと関連付けられているマシン・コントロールは、デフォルトでは、イベント・リ
ストが iNEWS モニター・サーバーにより生成されるとき、スクリプトに入力された他のマシン・コン
トロール・コマンドよりも優先されます。ストーリー・フォームと関連付けられているマシン・コント
ロールをイベント・リストの最初のイベントと別の場所に表示させたい場合、ストーリーにプレースホ
ルダーを挿入できます。その場所に、ストーリー・フォームのマシン・コントロール・イベントが挿入
されます。プライマリ・マシン・コントロール指示キューを 1 つ挿入できます。指定のストーリーに 1 つ
のみ挿入できます。
他のマシン・コントロール指示と同様、入力する指示には先頭にアスタリスク(*)を付け、特殊なフォー
マットで記述する必要があります。たとえば、文字ジェネレーター用の CG など、指示対象デバイスの
タイプに対するコマンドで始まります。
プライマリ・プロダクション・キューを挿入するには:
1. プロダクション・キュー・マーカーを挿入したいストーリーにカーソルを置きます。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
右クリックして、[プライマ リキューを挿入](Insert Primary
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[プライマリ キューを挿入]を選択します。
Cue)を選択します。
[* プライマリ](*Primary)というラベルが付いたプロダクション・キューが作成されます。
90
ストーリーを削除、または削除されたストーリーを復元する
ストーリーを削除、または削除されたストーリーを復元する
iNEWS ストーリーが削除されると、そのストーリーは「デッド」キューと呼ばれるフォルダー(デッ
ド・キュー)に送信されます。管理者は、一定期間、このストーリーを回収できます。この時間枠は、各サ
イトのシステム管理者によってそのキュー用に設定されたパージ間隔に基づき事前に設定されています。
ストーリーを削除するには:
1. 削除するストーリーを選択します。
2.[キュー / ストーリー]ペインの右上のペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
3.[ストーリーを削除](Delete Story)を選択します。
ストーリーをグループ化する
キュー内でストーリーをグループ化してまとめてリンクできます。たとえば、ランダウン内でストー
リー・グループとしてプレゼンターのイントロとタグをレポーターのパッケージの前後でリンクしたい
と考えているプロデューサーがいるかも知れません。キュー内のストーリーをグループ化できる場合、セレ
クター・ボタンの最初の列のとなりにあるキュー・パネルに、ストーリー・グループ列が 2 番目の列と
して表示されます。
n
連続するストーリーからのみグループを作成できます。
次の図では、2 つのストーリー・グループが示されています。1 つ目は銃規制に関する 3 つのストーリーで、
2 つ目は教育に関する 2 つのストーリーです。
グループを作成後、キュー内でグループを移動できます。既存のグループ内でストーリーを作成したり、
ストーリーをストーリー・グループから削除したりできます。
91
ストーリーをグループ化する
既存のストーリーからグループを作成するには:
1.[キュー / ストーリー]ペインで、Shift を押しながら 2 つ以上の連続するストーリーを選択します。
2. 右クリックして[ストーリー・グループを作成]を選択します。
既存のグループにストーリーを追加するには、以下のいずれかを行います。
t
グループ内にカーソルを置き、新しいストーリーを作成します。 グループの行の間に新しいグルー
プを作成すると、そのグループに新しいグループが追加されます。
t
選択したストーリー(1 つまたは複数)をドラッグし、グループの行の間にドロップします。
t
追加するストーリーが追加先のグループの真上または真下の行にある場合は、ストーリー・グルー
プと一緒に選択し、右クリックして[ストーリー・グループを作成]を選択します。
ストーリー・グループからストーリーを削除するには、以下を行います。
t
ストーリーを選択し、キュー内の新しい場所にドラッグします。
92
キューを順序指定する
ストーリー・グループを移動するには:
1.[キュー / ストーリー]パネルで、[ストーリー・グループ]列内の任意の四角形をクリックしてグ
ループを選択します。
2. グループをドラッグしてキュー内の新しい場所にドロップします。
ストーリー・グループは単一のキュー内、またはあるキューから異なるワークスペースにある別の
キューへなど、どこでもドラッグ&ドロップできます。グループの関連性は失われません。
ストーリーのグループを解除するには、以下を行います。
t
[キュー / ストーリー]パネルで、グループ内の任意のストーリーを右クリックして[ストーリー・
グループをディゾルブ]を選択します。
グループからストーリーを削除するには:
t
ストーリーを選択し、グループからキュー内の新しい場所にドラッグします。
キューを順序指定する
ランダウン・キューのストーリーを開発するときに、それらがニュース放送内で提示される順序を変更
できます。キューを順序指定する適切な権限を持つ個人(通常は制作スタッフのメンバー)のみがこれ
を行うことができます。
順序指定する権限を持つユーザーは、ストーリーを選択して移動し、キュー内のシークエンスを変更で
きます。1 つまたは複数のストーリーを選択して、これらを新しい位置にドラッグし、新しい場所でド
ロップすることでランダウンの順序を変更できます。順序指定されたキューは、ストーリー・シークエ
ンスへの変更を防止するためにロックすることもできます。
Ctrl キーを押したままでストーリーをドラッグすると、1 つの場所から別の場所、または 1 つのキューか
ら別のキューにストーリーをコピーできます。詳しくは、「ストーリーをコピーする」(94 ページ)をご
参照ください。
キューを順序指定するには:
1. 順序指定するキューを開きます。
詳しくは、「iNEWS データベースのナビゲーション」(43 ページ)をご参照ください。
2. 順序指定するストーリーを選択します。Ctrl を押しながら複数のストーリーを選択するか、Shift を
押しながらストーリーの範囲を選択します。
3. ストーリーを選択して、これをドラッグし、新しい場所にドロップします。
ライン・インジケーターに目的の新しい順序が表示され、マウス・ポインタを放すと、再配置され
たストーリーがキュー内の新しい場所に表示されます。
93
ストーリーをコピーする
ストーリーをコピーする
ストーリーをキュー内の 1 つの場所から別の場所、または 1 つのキューから別のキューにコピーできま
す(iNEWS Community 構成内の異なるキューを含む)。iNEWS ストーリーの検索を実行すると、検
索結果から開いているキューにストーリーをコピーできます。
1 つの場所から別の場所にストーリーをコピーするには、以下のいずれかの操作を行います。
t
コピーするストーリーを選択し、Ctrl キーを押したままキュー内の別の場所にドラッグします。
t
2 つのキューを個別のタブで開き、最初のキューからコピーするストーリーを選択し、Ctrl キーを押
たまま 2 つ目のタブと 2 つ目のキューの別の場所ににドラッグします。
コピーされたストーリーは、キュー内の新しい場所または新しいキューに表示されます。
t
[検索]ペインの検索結果からストーリーを選択し、Ctrl キーを押したまま開いているキュー内の別
の場所にドラッグします。
ストーリーをロックまたはストーリーのロックを解除する
iNEWS ニュース制作コンピューター・システムには、編集ロック、セグメント化した編集ロック、イー
ジー・ロック、キー・ロックなど、さまざまなタイプのロックがあります。ストーリーをロックすると、
そのストーリーでの作業中、他の未承認の人物によるストーリーの変更が不可能になります。ストーリー
が別のユーザーにより編集ロックされている場合でも、そのストーリーを選択して表示することができ
ますが、編集しようすると警告メッセージが表示されます。警告メッセージの内容は次のとおりです。
「編集ロックは取得できません。 ストーリーは現在別のユーザーによってロックされています。」
94
ストーリーをロックまたはストーリーのロックを解除する
セグメント化された編集ロックでは、別のユーザーがストーリーのテキストやキューをロックしている
間、ストーリー・フォーム・データを変更できます。これは、レポーターがストーリー本文の作業をし
ている間に、スクリプト・エディターのストーリー・フォーム・セクション内で変更を行う必要がある
プロデューサーにとって便利な機能です。
イージー・ロックとキー・ロックは、iNEWS ワークステーションからのストーリーにのみ適用できます。
ただし、セキュリティ手段は MediaCentral UX 内に含まれています。イージー・ロックを使用すると、
iNEWS ユーザーはストーリーを自分の名前でロックし、そのユーザーまたは iNEWS システム管理者
のみそのストーリーにアクセスできるようにできます。他のユーザーが MediaCentral UX からイー
ジー・ロックされているストーリー・フォームを開こうとすると、そのストーリーの表示または編集ア
クセスが拒否されます。同様に、iNEWS ユーザーは、パスワードを適用してストーリーをキー・ロック
します。そうすることで、そのパスワードを知るユーザーだけがストーリーを表示または編集できます。
MediaCentral UX ユーザーがキーロックされたストーリーを開こうとすると、そのユーザーにパスワー
ドの入力を要求します。
c
システム管理者は、MediaCentral UX の別のユーザーの編集ロックに優先することはできません。
しかし、イージー・ロック機能もキー・ロック機能も、iNEWS システム管理者には適用されません。シス
テム管理者は iNEWS データベースにあるイージー・ロックまたはキー・ロックされたこのストーリー
にもアクセスできます。
ストーリーをロックするには、以下のいずれかを行います。
t
ストーリーの本文入力を開始します。編集ロックが自動的にストーリー本文に適用されます。
t
ツールバーのロック / ロック解除ボタンをクリックします。編集ロックは手動でストーリー本文に適
用されます。
ストーリーをロックさせると、ロック / ロック解除ボタンがオレンジ色になります。
ストーリー・フォームをロックするには、次の作業を実行します。
t
ストーリーのストーリー・フォームにある任意のフィールドに入力を開始します。 セグメント化し
た編集ロックが自動的にストーリー本文に適用されます。
ストーリーをロックするには、以下のいずれかを行ってページを表示します。
n
t
キューにある別のストーリーに移動します。 編集したストーリーは自動的に保存、ロック解除され
ます。
t
ロック / ロック解除ボタンをクリックします。
ロック解除ボタンをクリックすると、次のメッセージが確認ダイアログ・ボックスが表示されます。
ストーリーが修正されました。 ロックを解除する前にこれを保存しますか ?
[はい](Yes)を選択してストーリーを保存します。次に、ストーリーをロック解除します。[いいえ]
(No)をクリックすると変更を保存せずにストーリーをロック解除します。または、[キャンセル]
(Cancel)をクリックすると、編集ロックをそのまま残してストーリーに戻ります。
95
ストーリーを投稿日時未定にする
スクリプト・エディターのストーリー・フォーム・セクションで[ストーリー]または[キューリ
スト]セクションに移動すると、ストーリー・フォームにあるセグメント化した編集ロックがリリー
スされます。逆も同様で、ストーリー本文の編集ロックがリリースされます。ロック中に実行したす
べての変更は、ロックが解除される前にシステムにより保存されます。
ストーリーを投稿日時未定にする
ストーリーを配置するランダウンの位置や、ストーリーをランダウンに保存するかどうかが分からない
場合は、ストーリーを投稿日時未定にすることができます。ストーリーを投稿日時未定にするとは、番組の
タイミングからストーリーの時刻を削除したもので、キューに保存されますが、マシン・コントロール
とネットワーク・プロンプターに無視される原因となります。
ストーリーを投稿日時未定にするには:
1. 使用するストーリーを含んでいるキューを開きます。
詳しくは、「iNEWS データベースのナビゲーション」(43 ページ)をご参照ください。
2. ストーリーをクリックして選択します。Ctrl を押しながら複数のストーリーを選択するか、Shift を押し
ながらストーリーの範囲を選択します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
ツールバーの[フロート](Float)ボタンをクリックします。
t
右クリックして[フロート](Float)を選択します。
t
Alt+F を押します。
t
ペイン・メニューをクリックして[フロート](Float)を選択します。
選択したストーリーが投稿日時未定になるか、番組のタイミングから削除されます。[F]ボタンが
強調表示され、投稿日時未定のストーリーはキューに青色のテキストで表示されます。
4. ストーリーの時刻をランダウンに戻すには、再び[F]ボタンをクリックするか、右クリックして
[アンフロート](Unfloat)を選択します。
96
スクリプト・テンプレートを挿入する
スクリプト・テンプレートを挿入する
スクリプト・テンプレートは、ユーザーが所定のテキストやセグメントをストーリーにすばやく挿入で
きるよう、管理者により作成されたテンプレートです。たとえば、番組での毎日の天気予報のストーリー
に標準セットのプロダクション・キューとプレゼンターがあり、これらが常に同じである場合、管理者
作 成 し た テ ン プ レ ー ト は、
は こ の 情 報 を 含 ん だ ス ク リ プ ト・テ ン プ レ ー ト を 作 成 で き ま す。
MediaCentral UX ユーザーが後続の番組用に書く新規のストーリー内に挿入できます。
スクリプト・テンプレートは、開いているストーリー内のカーソルの位置に挿入されます。
スクリプト・テンプレートを挿入するには:
1. テンプレート情報を挿入したいストーリー内にカーソルを置きます。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
ツールバーのテンプレート・ボタンをクリックします。
t
右クリックして、[スクリプトテンプレートの挿入](Insert Script
t
Ctrl キー、Shift キー、I キーを同時に押します。
Template)を選択します。
3. リストから使用したいテンプレートをダブルクリックして選択します。
n
使いたいテンプレートの名前がわかっている場合は、それを[検索](Search)フィールドに入力して
Enter を押します。
MOS プレースホルダーを挿入する
サードパーティの MOS デバイス用のプレースホルダー・アイテムを、ストーリー・フォームまたはス
トーリーのプロダクション・キューとして iNEWS ストーリー内に作成できます。アイテムをストー
リー・フォームに追加するには、ストーリー・フォームは MOS 情報を含めることができなければなり
ません。
n
iNEWS サーバーは iNEWS v4.0.3 以上を実行中でなければなりません。
MOS オブジェクトプレースホルダーを挿入するには:
1. 次の場所のいずれかにカーソルを置きます。
-
ストーリー・エディター内のセグメント
-
ストーリー・フォーム内の任意のフィールド
2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[プレースホルダー](Placeholder)を選択します。
[MOS オブジェクトプレースホルダーを作成](Create
ボックスが開きます。
97
MOS Object Placeholder)ダイアログ
メディアをストーリーに追加する
3. デバイス名を選択し、タイトルを入力します。または、説明文を入力します。
4.[OK]を押します。
新しい MOS オブジェクト・プレースホルダーが、ストーリー・エディター、キュー・リスト、また
は MOS タイトル・フィールド内にプロダクション・キューとして表示されます。
MOS デバイスのユーザーはモニターサーバーをオンにするかロードして、後で実際の ID とオブ
ジェクトを追加してプレースホルダーを更新できます。MOS ゲートウェイは、プロダクション・
キューの iNEWS と MediaCentral UX にデータを戻します。
メディアをストーリーに追加する
メディアをスクリプトに追加したい場合、そのストーリーに関連付けられたビデオ・シークエンスを作
成する必要があります。シークエンスを作成するには、[キュー / ストーリー]ペイン・ツールバーの
[シークエンスを開く]ボタンをクリックします。このボタンを使用してストーリーに関連付けている
シークエンスを開くこともできます。シークエンスを[シークエンス]ペインで編集します。詳しくは、
「シークエンス・ペインを使用する」
(107 ページ)および「ストーリーに関連付けられたシークエンスを
編集する」(131 ページ)をご参照ください。
ストーリーに関連付けられたシークエンスを自動的に読み込むオプションを設定できます。[ホーム]
(User Settings)>[iNEWS]>[シークエンスを自動読み込み]
(Autoload
(Home)>[ユーザー設定]
Sequence)を選択します。
次の図は、
[シークエンスを開く]ボタンと、ストーリーに関連付けられたシークエンスを表示していま
す。
98
ストーリーとシークエンスの関連付け
n
ストーリーを保存しても、ストーリーに関連付けられたシークエンスは保存されません。 シークエンスは
(125 ページ)をご参照く
[シークエンス]ペインに保存する必要があります。「シークエンスを保存する」
ださい。
ストーリーとシークエンスの関連付け
MediaCentral UX を使用したストーリーの新しいシークエンスの作成(「Interplay | Production シー
クエンスを作成する」(119 ページ)をご参照ください)に加え、既存のシークエンスを iNEWS ストー
リーと関連付けることができます。これにより、MediaCentral UX または Media Composer 内でビデ
オ・シークエンスを作成でき、後で iNEWS データベース内のストーリーと関連付けることができます。
ストーリーに関連付けできるシークエンスは 1 つのみです。この関連付けにより、iNEWS ストーリー・
フォームのフィールド内の情報などのメタデータがストーリーから既存のシークエンスに転送されます。
たとえば、ストーリーにシークエンスを関連付けるときに、ストーリーの[ビデオ ID](Video ID)
(Tape ID)コラムに転送します。次に、シークエンス
フィールドのデータをシークエンスの[テープ ID]
を再生に送信すると、MediaCentral UX は自動的に正しい ID 情報を再生デバイスに送信します。
n
ストーリー(スラグ)名がない場合は、シークエンス名がストーリー名として使用されます。
シークエンスと関連付ける際、ストーリーのタイミング・フィールドを更新することができます。これ
により、ストーリーの長さとシークエンスまたは他の値の長さが一致します。iNEWS フレーム・フィー
ルドを使用してシークエンスの Tape-ID を更新することもできます。これらのオプションはシステム設
定の iNEW グループで設定できます。
99
ストーリーとシークエンスの関連付け
関連付けられたシークエンスのあるストーリーをあるキューから別のキューにコピーする場合、コピー
操作によってビデオ・シークエンスの複製も作成され、ストーリーとビデオ間の関連付けが保たれます。
シークエンスをロックされたストーリーと関連付けることはできません。シークエンスを関連付ける
には、ストーリーへの書き込み権限が必要です。
シークエンスをストーリーに関連付けるオプションを設定するには:
1. 管理者として MediaCentral UX にサインインします。
2. レイアウト・セレクターから[システム設定](System Settings)を選択します。
[システム設定](System
Settings)レイアウトが開きます。
3.[設定]ペインで iNEWS を選択します。
詳細ペインには iNEWS 設定が表示されます。
4. タイミング・フィールドの更新方法を指定するには、[詳細]ペインの[タイミング・フィールド]
メニューをクリックし、以下のいずれかを行います。
t
ビデオ・シークエンスの長さではなく、
[AUDIO-TIME]を選択してストーリーのこのフィー
ルドの値を使用してタイミング・フィールドを更新します。
t
[TAPE-TIME]を選択してストーリーのこのフィールドの値を使用してタイミング・フィー
ルドを更新します。
t
[MOS-DURATION]を選択してストーリーのこのフィールドの値を使用してタイミング・
フィールドを更新します。
t
シークエンスをストーリーに関連付ける際、タイミング・フィールドを更新しない場合は何も
選択しません。
100
テキストのみのストーリー・セグメントを作成する
5. シークエンス Tape-ID のメタデータ・フィールドの更新にどの iNEWS フィールドを使用するか指
定するには、Tape-ID テキスト・ボックスに適切なフィールド名を入力します。
6.[適用](Apply)をクリックして新規設定を保存するか、[もとに戻す](Revert)をクリックし、
変更した情報を前に保存した設定と置き換えます。
シークエンスをストーリーに関連付けるには
1.[キュー / ストーリー]ペインでストーリーを開きます。
2. Interplay データベースで、ストーリーと関連付けるシークエンスを開きます。
3.[メディア]ペインからシークエンスをドラッグし、iNEWS ストーリーにドロップします。
n
このアクションは取り消すことができません。 ストーリーに別のシークエンスを関連付ける場合は、新し
いシークエンスを選択して、上記の手順を繰り返します。
新しいシークエンスは関連付けられたシークエンスになります。
関連付けられたシークエンスをストーリーから削除するには、以下を行います。
t
キューでストーリーを右クリックし、
[シークエンスの関連付けを解除]
(Unassociate Sequence)を
選択します。
テキストのみのストーリー・セグメントを作成する
ニュース・ストーリーの一部については、ストーリー内のビデオと関連付けられていないストーリー・
セグメントを作成する必要がある場合があります。たとえば、ビデオ開始前にプレゼンター・テキスト
がストーリーに含まれている場合です。MediaCentral UX v2.1.2 以降では、シークエンス内に対応す
るタイミング・ブロックを表示しないストーリー・セグメントを作成できます。
シークエンス内に 1 つ以上のテキストのみのストーリー・セグメントを作成できます。
101
テキストのみのストーリー・セグメントを作成する
n
対応するタイミング・ブロックにビデオが含まれる場合は、ストーリー・セグメントの接続を解除でき
ません。メニュー・オプションはグレー・アウトされています。
テキストのみのストーリー・セグメントを作成するには:
1. ストーリー・セグメントを作成します。作成したものはストーリー内のどこにでも配置できます。今す
ぐまたは後でテキストを含めることができます。
対応するタイミング・ブロックがシークエンス内に作成されます。
102
iNEWS リンクをコピーおよび送信する
[ストーリー・
2.[シークエンス]ペインで、新しいタイミング・ブロックのヘッダーを右クリックし、
セグメントの接続を解除](Disconnect Story Segment)を選択します。
タイミング・ブロックがシークエンスから削除されます。
削除されたタイミング・ブロックにビデオ・セグメントまたはオーディオ・セグメントを展開する
場合、タイミング・ブロックが表示されます。
テキストのみのストーリー・セグメントを再接続するには:
t
[シークエンス・ペイン]メニュー・ボタンをクリックし、[ストーリー・セグメントを再接続]
(Reconnect Story Segments)を選択します。
このアクションにより、これまでに削除されたすべてのタイミング・ブロックが表示されます。
シークエンスに加えた変更はシークエンスと一緒に保存されます。ストーリー・セグメントの接続を解
除してシークエンスを保存する場合、シークエンスを次に開くときにストーリー・セグメントは接続が
解除されたままの状態になります。
iNEWS リンクをコピーおよび送信する
リンクをコピーしてストーリー、キュー、iNEWS フォルダ、iNEWS ファセット、および iNEWS プ
ロジェクトに送信できます。これらのリンクは URL フォーマットで、E メール、wiki、文書、または
チャット・メッセージで共有できます。これらのリンクは、iNEWS データベース内にアイテムが存在す
る限り有効です。
iNEWS リ ン ク を ク リ ッ ク す る か、対 応 し て い る ブ ラ ウ ザ ー の ア ド レ ス・バ ー に 貼 り 付 け る と、
MediaCentral UX が開き、正しいレイアウトとアセット選択肢が表示されます。サインインしていない
場合は、サインイン画面が表示されます。サインイン後はリンク・ターゲットが表示されます。
103
自動保存されたストーリーを回復する
[リンクをコピー]または[コンテナ リンクをコピー]を選択できます。[リンクをコピー]は選択され
たアイテムへのリンクを作成し、[コンテナ リンクをコピー]は選択されたアイテムを保有するアイテ
ムへのリンクを作成します。
iNEWS リンク用の URL を[アセット]ペインから作成するには、次のうちいずれかを実行します。
t
iNEWS リスト内でアイテムを右クリックし、[リンクをコピー](Copy Link)を選択します。
t
iNEWS リスト内でアイテムを右クリックし、ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[リンクを
(Copy Container Link)を選択します。
コピー]
(Copy Link)または[コンテナ リンクをコピー]
[キュー / ストーリー]ペインまたは[プロジェクト / ストーリー]ペインから iNEWS リンク用の URL を作成す
るには、次のうちいずれかを実行します。
t
アイテムを右クリックし、[リンクをコピー](Copy
t
アイテムを選択し、ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[リンクをコピー]( Copy
または[コンテナ リンクをコピー](Copy Container Link)を選択します。
Link)を選択します。
Link )
iNEWS プロジェクト・リンク用の URL を[起動]ペインから作成するには、次のうちいずれかを実行します。
t
アイテムを右クリックし、[リンクをコピー](Copy
t
アイテムを選択し、ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[リンクをコピー]
(Copy
択します。
Link)を選択します。
Link)を選
すべてのケースで、ポップアップ・ダイアログ・ボックスが開き、コピーする URL が選択された状態で
表示されます。Ctrl+C(Windows)または Command+C(Macintosh)を押してリンクをコピーし、
Ctrl+X(Windows)または Command+X(Macintosh)を押してリンクを貼り付けます。
自動保存されたストーリーを回復する
MediaCentral UX で作業する場合、シークエンスとストーリーは、通常ローカルの Windows または
Macintosh システムに 60 秒ごとに自動的に保存されます。この自動保存機能は、接続の切断や不具合、
あるいは保存せずにブラウザー・セッションを閉じてしまった場合などに便利です。この機能は、管理
者が自動のセッション・タイムアウトを設定している場合にも便利です。
保存されていない変更は、いくつかの方法で回復することができます。
•
切断や不具合が起こってもサインインした状態のままだった場合、以下に説明するように、
[キュー /
ストーリー]ペインの編集機能がオフになり、
[自動回復]
(Auto Recovery)ダイアログ・ボック
スが表示されます。
•
切断や不具合が起こった結果、再度のサインインが必要になった場合は、ダイアログ・ボックスが
表示され、保存されていない変更のあるアセットが一覧表示されます。
104
自動保存されたストーリーを回復する
アセットの名前をクリックし、最後に保存したバージョンを開きます。アセットがストーリーの場
合は、[キュー / ストーリー]ペインにボタンが 3 つ追加で表示されます。
-
回復済み: このボタンをクリックすると、
(ローカル・システムから)回復したファイルが開き
ます。
-
最後に保存: このボタンをクリックして最後に保存したファイルを(Interplay
データベースから)開きます
-
これを保持: このボタンをクリックすると、表示されているバージョンが保存され、他のバー
ジョンは消去されます。
Production
ストーリーにスクリプト・シークエンスが含まれ、なおかつ[シークエンス]ペインが開いている
場合、これらのボタンは[シークエンス]ペインに表示されます。
105
自動保存されたストーリーを回復する
バージョンを切り替えて比較し、保持するバージョンを決めた上で[これを保持]
(Keep
タンをクリックすることができます。
•
n
n
This)ボ
アセットを選択せずに[自動回復](Auto Recovery)ダイアログ・ボックスを閉じてしまった場
合は、[キュー / ストーリー]ペイン・メニューで[自動回復されたアセット](Auto-Recovered
Assets)を選択し、[自動回復](Auto Recovery)ダイアログを表示することができます。このオ
プションは、自動回復されたアセットがある場合にのみ表示されます。
この機能は、ストーリーやシークエンスに対しても同様に作用します。 シークエンスの自動保存につい
て詳しくは、「自動保存されたシークエンスを回復する」(127 ページ)をご参照ください。
ブラウザーがキャッシュしても MediaCentral UX セッションと iNEWS セッションがまだアクティブ
の場合、iNEWS ストーリーは 5 分間ロックされます。ロックが解除されるか MediaCentral UX と
iNEWS のセッションが終了しない限り、ストーリーを編集したり回復したりすることはできません。
MediaCentral UX管理者にMediaCentral UXセッションを終了するように依頼し、ロックを解除します。
106
5 シークエンス・ペインを使用する
次の主要トピックでは、[シークエンス]ペインとその使い方について説明します。
•
シークエンス・ペインを表示する
•
シークエンス・ペイン
•
基本および詳細シークエンスを理解する
•
横または縦のタイムラインを選択する
•
シークエンス・ズーム・バーを使用する
•
シークエンス情報を表示する
•
シークエンスを作成する
•
シークエンスを保存する
•
シークエンスのバージョンを保存する
•
自動保存されたシークエンスを回復する
•
既存のシークエンスをシークエンス・ペインで開いて編集する
•
ストーリーに関連付けられたシークエンスを開く
•
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
•
シークエンスを編集する
シークエンス・ペインを表示する
[シークエンス]ペインがデフォルトのカット、ログ、ストーリー・レイアウトに表示されます。このペイ
ンはカット、ログ・レイアウトでは水平タイムライン、ストーリー・レイアウトでは垂直タイムラインで表
示されます。お好みに応じて向きを変更することができます(「横または縦のタイムラインを選択する」
(114 ページ)参照)。
シークエンス・ペインを表示するには:
t
[ペイン](Panes)> [シークエンス](Sequence)の順に選択します。
[シークエンス]ペインが、このアプリケーションをサインアウトしたときに設定されたモードと向
きで開きます。
シークエンス・ペイン
シークエンス・ペイン
[シークエンス]ペインには、シークエンス・タイムラインと、シークエンスの編集に使用できるコント
ロールが含まれます。基本と詳細の 2 つのシークエンス・タイムラインのいずれかを使用します。「基本
および詳細シークエンスを理解する」(112 ページ)をご参照ください。
シークエンス・タイムラインは、縦のタイムラインまたは横のタイムラインで表示できます。
次の図は、2 つのタイムラインと向きおよびコントロールを示しています。
T
Z
H
U
H
W
H
\
H
X
H
L
H
R
H
H
#
A
左: 詳細シークエンスの縦のタイムライン。右: 基本シークエンスの横のタイムライン。
コントロール
説明
1
シークエンス・ペイン・タブ
マウス・ポインターをタブの上に置くとシークエンスに
関する情報が表示されます。「シークエンス情報を表示
する」(117 ページ)をご参照ください。
2
ビデオ・ディゾルブを追加ボタン
ビデオ・ディゾルブを追加します(詳細シークエンス
のみ)「ビデオ・ディゾルブを挿入する(詳細シークエ
ンスのみ)」(171 ページ)をご参照ください。
3
スプリット・ボタン
ポジション・インジケータの位置で、1 つまたは複数の
セグメントを 2 つのセグメントに分割します。「セグメ
ントの分割」(169 ページ)をご参照ください。
108
シークエンス・ペイン
コントロール
4
[オーバーライト]ボタン
5
[置換]ボタン
6
説明
オーバーライト編集を実行します。「基本シークエンス
でオーバーライト編集を実行する」(147 ページ) およ
び「詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行す
る」(150 ページ)をご参照ください。
リプレイス編集を実行します。
「リプレイス編集の実行」
(153 ページ)をご参照ください。
セグメントを削除ボタン
選択したセグメントをシークエンスから削除します。「タ
イムライン内でセグメントを移動または削除する」
(159
ページ)をご参照ください。
7
[オーディオ・ペイン]ボタン
オーディオ・ペインを開く、または前面に表示します。
8
[保存]ボタン
Interplay Production ま た は Interplay MAM デ ー タ
ベースにシークエンスを保存します。「シークエンスを
保存する」(125 ページ)をご参照ください。
9
[展開]/[折りたたみ]ボタン
(スクリプト・シークエンスのみ)タイミング・ブロッ
クの境界を超えてセグメントを展開したり、折りたたん
だりします。「別のタイミング・ブロックにセグメント
を延長する」(138 ページ)をご参照ください。
10
空のタイミング・ブロックを表示 / 非表示
11
シークエンス・ズーム・バー
タイムラインのセクションを拡大できます。セグメン
ト、トラック、その他のシークエンス情報が表示されま
す。「シークエンス・ズーム・バーを使用する」(114
ページ)をご参照ください。
12
トラック・セレクタ
挿入編集するトラック、上書き編集、または分割セグメ
ント操作を選択できます(詳細シークエンスのみ)。参照
先
(スクリプト・シークエンスのみ)空のタイミング・ブ
ロックの表示、非表示を切り替えます。「空のタイミン
(140 ページ)をご
グ・ブロックを非表示 / 表示にする」
参照ください。
• 「詳細シークエンスでインサート編集を実行する」
(146 ページ)
• 「詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行す
る」(150 ページ)
• 「セグメントの分割」(169 ページ)
13
タイムコード・バー
ロードされたアセットの長さに応じて、時間、分、秒単
位でシークエンスのタイミングを表示します。タイム
コード・バーをクリックしてポジション・インジケー
ターをドラッグし、タイムコード・バーを右クリックし
て指定のコマンドにアクセスします。
109
シークエンス・ペイン
コントロール
14
15
16
17
説明
タイミング・ブロック・ヘッダー
(スクリプト・シークエンスのみ)タイミング・ブロッ
クに現在含まれているメディアのデュレーションと関
連付けられたストーリー・セグメントのテキストのデュ
レーションを表示します。「タイミング・ディスプレイ
で作業する」(134 ページ)をご参照ください。
[ペイン・メニュー]ボタン
シークエンスを使った作業のオプションを提供します。
ポジション・インジケーター
クリップまたはシークエンスからスクラブできます。
[ロック](Lock)ボタン
シークエンスを手動でロックして、他のユーザーが同じ
シークエンスを編集できないようにします。「基本シー
(144 ペー
クエンスをロックする(Interplay | MAM)」
ジ)をご参照ください。
次の表では、ペイン・メニュー内の項目について説明します。
メニュー項目
説明
取り消し
前の編集を取り消します。「シークエンス・ペインで操
作を取り消す、やり直す」
(159 ページ)をご参照くださ
い。
やり直し
前に取り消された編集を順にやり直します。
名前を付けて保存
シークエンスの名前を変更し、別の位置に保存すること
ができます。「シークエンスのバージョンを保存する」
(126 ページ)をご参照ください。
シークエンスを保存
Interplay Production ま た は Interplay MAM デ ー タ
ベ ー ス の 現 在 の 場 所 に シ ー ク エ ン ス を 保 存 し ま す。
「シークエンスを保存する」(125 ページ)をご参照くだ
さい。
ディゾルブをインサート
ビデオ・ディゾルブを挿入します(詳細シークエンスの
み)「ビデオ・ディゾルブを挿入する(詳細シークエン
スのみ)」(171 ページ)をご参照ください。
分割
ポジション・インジケーターの位置で、1 つまたは複数
のセグメントを 2 つのセグメントに分割します。「セグ
メントの分割」(169 ページ)をご参照ください。
削除
選択した項目(セグメントまたはエフェクト)を削除し
ます。
開始タイムコードを変更
「開始タイムコードを変更する」(175 ページ)をご参照
ください。
110
シークエンス・ペイン
メニュー項目
説明
空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示
n
(スクリプト・セグメントのみ)空のタイミング・ブロッ
クの表示、非表示を切り替えます。「空のタイミング・
(140 ページ)をご参照
ブロックを非表示 / 表示にする」
ください。
シークエンスのミックスダウン
シークエンスをミックスダウンに送信します。「アセッ
トをトランスコードする」
(211 ページ)をご参照くださ
い。
オーディオ スクラブ
オ ーデ ィオ・ス クラ ブの 有効 / 無 効 を切 り替 えま す。
チェック・マークはオーディオ・スクラブが有効になっ
ていることを示します。「オーディオ・スクラブを有効
にする」(174 ページ)をご参照ください。
向き
タイムラインとツールバーの向きを、縦または横で選択
できます。「横または縦のタイムラインを選択する」
(114 ページ)をご参照ください。
ヘルプ
[シークエンス]ペインとそのメニューについて説明す
るヘルプトピックが開きます。
[シークエンス]ペインには新しいシークエンスを作成するためのコマンドが含まれません。
シークエンスを作成またはロードするまで、クリップをタイムラインに追加できません。「シークエン
スを作成する」(118 ページ)をご参照ください。
111
基本および詳細シークエンスを理解する
基本および詳細シークエンスを理解する
[アセット]ペインからシークエンスを作成する場合、基本シークエンスまたは詳細シークエンスのどち
らかを作成できます。Interplay Production は、基本シークエンスと詳細シークエンスをサポートしま
す。Interplay MAM は、基本シークエンスのみサポートします。
•
[基本シークエンス]には、ビデオ・トラックとオーディオ・トラックがそれぞれ 1 つあるタイム
ラインが含まれます。1 つのオーディオ・トラックですべてのソース・オーディオ・トラックを表示
します。シークエンス内のトラックに含まれているメディアはセグメントと呼ばれます。以下の図は、
1 つのビデオ・セグメントと 1 つのオーディオ・セグメントからなる基本シークエンスを示していま
す。
基本シークエンスはカットのみで構成されます。「ショットリスト」または「カットリスト」と呼
「EDL(エディット・ディシジョン・
ばれることもあります。Interplay MAM コンテキストでは、
リスト)」とも呼ばれます。ビデオ・ディゾルブまたはオーディオ・ディゾルブは基本シークエンス
に追加できません。
1 つのシークエンスを構成するクリップ内のすべてのソース・オーディオ・トラックは、単独のオー
ディオ・メーターでモニターされます。どのチャンネルをモニターするかを選択できます。「アセッ
トおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリング」(221 ページ)をご参照ください。
•
-
Interplay MAM はオーディオ専用の基本シークエンスをサポートします。これは 1 つのオー
ディオ・トラックを含みますが、ビデオ・トラックは含みません(「オーディオ専用基本シーク
(125 ページ)をご参照ください)。ビデオ専用の基本シークエン
エンス(Interplay | MAM)」
スはサポートしません。
-
Interplay Production では、オーディオ専用の基本シークエンスもビデオ専用の基本シークエ
ンスもサポートしません。
[詳細シークエンス]には、1 つのビデオ・トラックとタイムラインが含まれます。デフォルトで
は、iNEWS ストーリーで使用する 3 つのオーディオ・トラック(NAT(ナチュラル・サウンド)、
SOT(サウンド・オン・テープ)、VO(ボイスオーバー))が含まれています。iNEWS ストーリー
に関連付けられたシークエンスを作成すること、または独立したシークエンスを作成、編集するこ
とができます。
112
基本および詳細シークエンスを理解する
タイムライン上のセグメントの色の違いは、セグメント間の関係を示しています。
-
オーディオと関連付けられていないビデオ:濃い青
-
NAT と関連付けられたビデオ、または NAT のみ:緑
-
SOT と関連付けられたビデオ、NAT および SOT と関連付けられたビデオ、または SOT のみ:
明るい青
-
VO:紫
以下の図は、左から順に、NAT および SOT 付きのビデオ、VO、NAT 付きのビデオ、ビデオのみ
を示しています。
管理者は、オーディオ・トラック・レベルの名称を変更できます。また、管理者はオーディオ・ト
ラックのマッピングを決定します。そのマッピングは変更することができます。オーディオ・トラッ
クの名前変更、マッピング、構成、およびオーディオ・ディゾルブの追加について詳しくは、
「詳細
シークエンスでオーディオ・トラックを使用する」(224 ページ)をご参照ください。
ビデオ・ディゾルブを詳細シークエンスに追加できます。「ビデオ・ディゾルブを挿入する(詳細
シークエンスのみ)
」
(171 ページ)をご参照ください。オーディオ・ディゾルブが自動的に追加され
ます。「詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する」(224 ページ)をご参照ください。
Interplay Production は、オーディオ専用およびビデオ専用の詳細シークエンスをサポートします。
「オーディオ専用およびビデオ専用詳細シークエンス(Interplay | Production)」
(123 ページ)をご
参照ください。
[キュー / ストーリー]ペインからシークエンスを作成する場合、そのシークエンスは自動的に詳細シー
クエンスとして作成されます。
n
基本シークエンスを詳細シークエンスに変換することはできません。または、詳細シークエンスを基本
シークエンスに変換することもできません。
113
横または縦のタイムラインを選択する
n
Interplay Production で詳細シークエンスを作成できるかどうかは、ユーザーに割り当てられているロー
ル、さらにそのロールに割り当てられているライセンスにより異なります。詳しくは、MediaCentral UX
管理者にお問い合わせください。Interplay MAM は、基本シークエンスのみサポートします。
横または縦のタイムラインを選択する
シークエンス・タイムラインは、縦のタイムラインまたは横のタイムラインで表示できます。好みに応
じて向きを変更でき、選択した向きは、選択を変更するか、レイアウトをリセットするまで保存されます。
[自動]を選択すると、[シークエンス]ペインの[タイムライン]エリアの大きさに応じて向きが決定
されます。
•
横のサイズが縦よりも大きい場合は、
[シークエンス]ペインは横のタイムラインで表示されます。
•
縦のサイズが横よりも大きい場合は、[シークエンス]ペインは縦のタイムラインで表示されます。
タイムラインの向きを選択するには:
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、
[向き]
(Orientation)、
[自動]
(Auto)、
[横]
(Horizontal)
または[縦](Vertical)を選択します。
シークエンス・ズーム・バーを使用する
シークエンス・ズーム・バーは水平方向のシークエンス・タイムラインの下、または垂直方向のタイム
ラインの左側に配置されています。長いシークエンスが見やすくなるよう、または正確に編集できるよ
うにズーム・バーを使用してシークエンス・タイムラインのセクションを拡大できます。
n
シークエンス・ズーム・バーは、メディア・ズーム・バーと同様に機能しますが、2 つのズーム・バーは
独立して作動します。メディア・ズーム・バーは、[シークエンス]ペインにアクセスできないロガーの
ためのものです。
次の図の、上のタイムラインは基本シークエンスを示しており、ズーム・バーはシークエンス全体を表
示するよう設定されています。下のタイムラインは、シークエンスの中間部分にズームインした図です。
114
シークエンス・ズーム・バーを使用する
q
w
e
1
2
3
ズーム・バー
ズーム領域
4
5
r
t
r
ズーム スライダー
ポジション・インジケーター
編集ポイント
タイムラインの表示領域をズーム領域 と呼び、ズーム・スライダーで表示します。ズーム・バーにそっ
てズーム・スライダーをドラッグして、シークエンスの任意の位置にある別のズーム領域を表示するこ
とができます。スライダーをドラッグしても、ズーム領域の大きさは変わりません。
[シークエンス]ペインに基本シークエンスが読み込まれると、セグメント間の編集ポイントを示す目盛
りがズーム・バーに表示されます。
ズーム・バーにはポジション・インジケーターがあります。このインジケーターはシークエンス・タイ
ムラインおよびメディア・タイムラインの中のポジション・インジケーターと一致しています。このポ
ジション・インジケーターは、ズーム・バーに常に表示され、タイムライン・ポジション・インジケー
ターが含まれていないタイムラインのセクションにズームインしている場合に便利です。
ポジション・インジケーターは、ズーム・バーにはありますが、ズーム領域にはありません。
ズーム・バーのポジション・インジケーターをクリックして、タイムラインの対応位置に移動できます。
ズーム領域が移動して、ポジション・インジケーターを含むタイムラインのセクションを拡大します。
115
シークエンス・ズーム・バーを使用する
ポジション・インジケーターが、ズーム・バーおよびズーム領域にあります。
ズーム・バーの任意の位置をクリックして、ズーム領域を左右に移動することができます。この方法で、
シークエンスを流し見することができます。
詳細シークエンスが読み込まれている場合、シークエンスは一連のカラー・バーとしてズーム・バーに
表示されます。この表示は、シークエンス中のビデオおよびオーディオ・トラックの内容と一致した「ミ
ニ・マップ」です。カラー・バーにより、シークエンス中を移動することが容易になります。
ズーム・バーに、シークエンス中のトラックの内容と一致したカラー バーが表示されます。
シークエンス・タイムラインのセクションをズーム・イン / アウトするには、次のいずれかを行います。
t
ズーム・スライダーのハンドルをドラッグします。 ズーム・スライダーのハンドルにカーソルを移
動して選択すると、マウス・ポインターが両方向矢印に変わります。
ズーム・スライダーのハンドルのうち、右ハンドルが選択されています。
ズーム領域は、一方の端がシークエンスの最後に達しない限り、対称的にズームインまたはズーム
アウトします。一方の端のみをドラッグする場合は、ハンドルを Alt+クリックしてドラッグします。
116
シークエンス情報を表示する
t
[シークエンス]ペインがアクティブな状態で下矢印キーを押すと、50% ズーム・インし、上矢印
キーを押すと 50% ズーム・アウトします。Shift+ 上矢印を押すとズーム レベルがリセットされ、
シークエンス全体が表示されます。
シークエンス情報を表示する
シークエンス名、フォーマット、および[シークエンス]ペインにロードされているシークエンスに関
するその他の詳細を表示できます。
シークエンス情報を表示するには:
t
[シークエンス]ペインのタブにマウス・ポインターを移動します。
次の表では、Interplay Production シークエンスで表示できる情報について説明します。
項目
説明
名前
Interplay Production データベースにリストされている
アセット名です。
30i NTSC
形式
25i PAL、25p PAL
720p/25、720p/29.97、720p/50、720p/59.94
1080i/59.94、1080i/50
1080p/25、1080p/29.97
4:3
アスペクト比
16.9
720x486
ラスター寸法
720x592
1280x720
1920x1080
次の表では、Interplay MAM の基本シークエンス表示できる情報について説明します。
項目
説明
名前
Interplay MAM データベースにリストされている基本
シークエンス名です。
シークエンスのタイプ: ビデオまたはオーディオ。シー
クエンスを作成するときに定義され、変更することはで
きません。
タイプ
117
シークエンスを作成する
項目
説明
フレームレート(Frame
ビデオ・シークエンスのフレーム・レートまたはオー
ディオ・シークエンスのサンプル レート。シークエンス
を作成するときに定義されます。
Rate)
サンプルレート(Sample
Rate)
権限
シークエンスの使用権限:
使用可能
未評価
パートはライセンスを取得する必要があります
制限されたパートが含まれています
シークエンス全体の使用権限は、シークエンス内のセグ
メントに対して最も制限された使用権限によって決定
されます。
デュレーション
セグメントの追加または削除、セグメント長の変更を
行った場合に、自動的に計算されます。
セグメント番号
セグメントの追加または削除を行った場合に、自動的に
計算されます。
Note
読み取り専用の基本シークエンスを開いたときに表示さ
れます。シークエンスが読み取り専用である理由を示し
ます(Interplay MAM アクセス・ルールのため、外部
シークエンスであるためなど)。
シークエンスを作成する
MediaCentral UX でシークエンスを作成し、Interplay Production または Interplay MAM データベー
スにアセットとして保存できます。また、シークエンスを作成して iNEWS ストーリーと関連付けるこ
ともできます。この場合、シークエンスはスクリプト・シークエンスと呼ばれます。
以下の事項にご注意ください。
•
シークエンス・タイムラインにクリップを追加するには、まずシークエンスを作成して[シークエ
ンス]ペインにロードする必要があります。
•
別の Avid アプリケーションで作成した一部のタイプのシークエンスは、開いて編集できます。「既
存のシークエンスをシークエンス・ペインで開いて編集する」(128 ページ)をご参照ください。
•
MediaCentral UX で作成する Interplay Production シークエンスは、Avid Symphony、Media
Composer、および NewsCutter で開いて編集できます。Interplay Production 基本シークエンス
(ショットリスト)は、Interplay Assist で開いて編集することもできます。
Interplay MAM 基本シークエンスは、Interplay MAM Desktop で開いて編集できます。
118
シークエンスを作成する
•
Interplay Production で詳細シークエンスを作成できるかどうかは、ユーザーに割り当てられてい
るロール、さらにそのロールに割り当てられているライセンスにより異なります。詳しくは、
MediaCentral UX 管理者にお問い合わせください。Interplay MAM は、基本シークエンスのみサ
ポートします。
•
Interplay Production シークエンスでは、ビデオ・フォーマットは、シークエンスに追加する最初
のクリップで決定されます。その後追加するクリップは最初のビデオ・フォーマットに一致させる
「ボイス
必要があります。ビデオを追加する前にボイスオーバーを録音する場合は特例があります。
オーバーを録音する」(232 ページ)をご参照ください。
•
Interplay MAM シークエンスでは、ターゲット・フレーム・レートは、基本シークエンスが作成
されたときに定義されますが、異なるフレーム レートのクリップを追加できます。
以下の項目をご参照ください:
• 「Interplay | Production シークエンスを作成する」(119 ページ)
• 「スクリプト・シークエンス作成のルール(Interplay | Production)」(122 ページ)
• 「Instinct および NewsCutter のストーリーに関連付けられたシークエンス」(123 ページ)
• 「オーディオ専用およびビデオ専用詳細シークエンス(Interplay | Production)」(123 ページ)
• 「Interplay | MAM シークエンスを作成する」(123 ページ)
• 「オーディオ専用基本シークエンス(Interplay | MAM)」(125 ページ)
Interplay | Production シークエンスを作成する
Interplay Production シークエンスを作成する方法にはいくつかあります。
• [シークエンス]ペインにロードせず、または[シークエンス]ペインを閉じた状態で、Interplay
Production データベースにシークエンスを作成する。この手順は、後の編集用の「プレースホル
ダー」シークエンスの作成に使用します。
•
•
シークエンスを作成し、[シークエンス]ペインで編集して保存する。この手順は、iNEWS ストー
リーから個別にシークエンスを作成する際に使用します。
iNEWS ストーリーに関連付けられたシークエンスを作成し、[シークエンス]ペインで編集し、保存
する。
n
シークエンスと iNEWS ストーリーの関連付けについて詳しくは、
「ストーリーとシークエンスの関連付
け」(99 ページ)をご参照ください。
Interplay Production データベースでシークエンスを作成するには:
1.[アセット](Assets)タブで、シークエンスを作成したいフォルダーに移動します。
n
フォルダーを選択しても、そのフォルダー内にシークエンスは作成されません。
119
シークエンスを作成する
2. [アセット]ペイン・タブから、[基本シークエンスの作成](Create Basic Sequence)または[高度
なシークエンスの作成](Create Advanced Sequence)を選択します。
処理が終了すると、
「New.Sequence」
(新しいシークエンス)という名前のシークエンスが[アセッ
ト]ペインにオレンジ色で表示されます (このシークエンスを表示するには下にスクロールする必
要がある場合があります)。すでに「New.Sequence」という名前のシークエンスが存在する場合、
その名前の後に .01 が付きます。さらに、名称未設定の新しいシークエンスが作成されるごとに数
字が上がります(例:New.Sequence.02)。
オンライン・メディアをシークエンスに追加し、シークエンスを保存しない限り、シークエンス名
は灰色で斜体表示になります。
この手順は、後の編集用の「プレースホルダー」シークエンスの作成にも使用できます。
3. 以下のいずれかの方法で[アセット]ペイン内のシークエンス名を変更します。
t
目的のシークエンスを選択し、その名前をクリックして新しい名前を入力します。
t
目的のトラックを選択して、F2(Windows)または Enter(Macintosh)を押します。
[シークエンス]ペインを開いて目的のシークエンスをダブルクリックすると、後からそのシークエ
ンスを編集できます。
Interplay Production データベースでシークエンスを作成、編集、保存するには:
1.[ペイン](Panes)> [シークエンス](Sequence)を選択し、[シークエンス]ペインを開きます。
2.[アセット](Assets)タブで、シークエンスを作成したいフォルダーに移動します。
n
フォルダーを選択しても、そのフォルダー内にシークエンスは作成されません。
3. アセット・ペイン・メニューのボタンをクリックし、[基本シークエンスの作成](Create Basic
Sequence )または[高度なシークエンスの作成](Create Advanced Sequence)を選択します。
処理が終了すると、
「New.Sequence」
(新しいシークエンス)という名前のシークエンスが[アセッ
ト]ペインにオレンジ色で表示されます (このシークエンスを表示するには下にスクロールする必
要がある場合があります)。すでに「New.Sequence」という名前のシークエンスが存在する場合、
その名前の後に .01 が付きます。さらに、名称未設定の新しいシークエンスが作成されるごとに数
字が上がります(例:New.Sequence.02)。
オンライン・メディアをシークエンスに追加し、シークエンスを保存しない限り、シークエンス名
は灰色で斜体表示になります。
4. 以下のいずれかの方法で[アセット]ペイン内のシークエンス名を変更します。
t
目的のシークエンスを選択し、その名前をクリックして新しい名前を入力します。
t
シークエンスを選択し、F2(Windows)または Enter(Macintosh)を押し、新しい名前を入
力します。
5. シークエンスを編集します。
「シークエンスを編集する」(143 ページ)をご参照ください。
120
シークエンスを作成する
6. 以下のいずれかの方法でシークエンスを保存します。
t
t
t
[シークエンス]ペイン・ツールバーの[保存](Save)ボタンをクリックします。
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[シークエンスを保存](Save
します。
Sequence)を選択
[シークエンス]ペインにフォーカスし、Ctrl+S(Windows)または Command+S(Macintosh)
を押します。
シークエンス名が灰色斜体から標準フォントに変わったことを確認するには、
[アセット]
(Assets)
ペインの[更新](Refresh)ボタンをクリックする必要があります。
ストーリーに関連付けられた Interplay
Production シークエンスを作成、編集、保存するには:
1.[キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインでストーリーを開きます。
2.[シークエンス]ペインを表示します。
3.[シークエンスを開く](Open Sequence)ボタンをクリックします。
[シークエンス]ペイン・タブ、および[メディア]ペイン内のシークエンス名は、開いているス
トーリーの名前を表示します。
[シークエンスを開く]
(Open
[メディア]
(Media)ペインが閉じている場合、
をクリックすると自動的に開きます。
Sequence)ボタン
ストーリーの名前を後で変更してシークエンス名を変更したい場合、
[アセット]ペインでそのシー
クエンス名を変更しなければなりません。[アセット]ペインのシークエンスにすばやくアクセスす
るには、目的のシークエンスが[メディア]内にあることを確認し、ペイン・メニューをクリック
して[内包しているフォルダを開く](Open Enclosing Folder)を選択します。
4. シークエンスを編集します。
「シークエンスを編集する」(143 ページ)をご参照ください。
最初のクリップをシークエンスに追加すると、メッセージ・ボックスに「新しいシークエンスが作
成中です」と表示されます。MediaCentral UX は、iNEWS 編集ロックを取得し、スクリプト・
シークエンスのロケーションでシークエンスを編集して保存します。また、ストーリーとともにシー
クエンス識別子を保存します。
n
MediaCentral UX 管理者は、MediaCentral UX の[システム設定]の[Interplay Production]セク
ションで、スクリプト・シークエンスを保存するロケーションを設定します。
121
シークエンスを作成する
5. 以下のいずれかの方法でシークエンスを保存します。
t
t
t
[シークエンス]ペイン・ツールバーの[保存](Save)ボタンをクリックします。
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[シークエンスを保存](Save
します。
Sequence)を選択
[シークエンス]ペインにフォーカスし、Ctrl+S(Windows)または Command+S(Macintosh)
を押します。
シークエンスがスクリプト・シークエンスのロケーションに保存されます。
更新ボタンをクリックし、シークエンスが[アセット]
(Assets)ペインの中にあることを確認します。
スクリプト・シークエンス作成のルール(Interplay
| Production)
ストーリーに関連付けるシークエンス(スクリプト・シークエンスと呼ばれます)を作成する場合は、次
のルールに注意してください。
•
ストーリーに関連付ける新しいシークエンスを作成する場合は、最初に[シークエンス]ペインを
開き、[シークエンスを開く]ボタンをクリックしてシークエンスをストーリーに関連付けます。
ストーリーに関連付けられたシークエンスがない場合、[シークエンス]ペインは表示されません。
この場合は[シークエンスを開く]ボタンをクリックして、
[シークエンス]ペインを開きます。ペ
インには「シークエンス」のラベルが付きます。ストーリーに関連付けられたシークエンスを作成
するには、
[シークエンスを開く]ボタンをもう一度クリックします。[シークエンス]ペインには、
ストーリーのタイトルのラベルが付きます。
•
ストーリーにタイトル(「スラグ」のラベル)がない場合、そのストーリーにシークエンスを作成で
きません。
• 「シークエンスを自動読み込み」オプションが有効になっている場合、[シークエンス]ペインを開
いて、
[シークエンスを開く]ボタンをクリックするか、すでにタイトルがあるストーリーに移動す
ることで、シークエンスを作成することができます。
• 「シークエンスを自動読み込み」オプションが無効になっている場合、[シークエンス]ペインを開
いて[シークエンスを開く]ボタンをクリックしてシークエンスを作成する必要があります。
n
•
最初のクリップを[シークエンス]ペインにドラッグするまでは、Interplay
スでシークエンスは作成されません。
•
ビデオ ID がない場合は、シークエンスを再生サーバーに送信できません。
Production データベー
シークエンスと iNEWS ストーリーの関連付けについて詳しくは、
「ストーリーとシークエンスの関連付
け」(99 ページ)をご参照ください。
122
シークエンスを作成する
Instinct および NewsCutter のストーリーに関連付けられたシークエンス
MediaCentral UX は、Avid Instinct のストーリーに関連付けられたシークエンスの表示と編集をサポート
しています。MediaCentral UX で編集されたシークエンスは、編集後、Avid Instinct では表示できません。
MediaCentral UX は、NewsCutter NRCS ツールのストーリーに関連付けられたシークエンスの表示
[シーク
と編集はサポートしていません。シークエンスはプロダクション・キューとして表示されますが、
エンス]ペインで開きません。同じルールに従って(「既存のシークエンスをシークエンス・ペインで開
いて編集する」(128 ページ)をご参照ください)、[アセット]ペインで、Interplay Production データ
ベースのシークエンスを開いて、Avid 編集アプリケーションで作成された他のシークエンスと同様に編
集することができます。
オ ー デ ィ オ 専 用 お よ び ビ デ オ 専 用 詳 細 シ ー ク エ ン ス
(Interplay | Production)
ビデオ専用の詳細シークエンス(オーディオなしのビデオ・トラック)またはオーディオ専用の詳細シー
クエンス(ビデオなしの VO トラック)を作成および保存できます。ただし、再生サーバーに送信やほか
のワークフローは、ビデオ専用およびオーディオ専用のシークエンスにはサポートされていません。プ
ロセスに失敗すると、次のエラー・メッセージが表示されます:「リモート STP プロセスに失敗: 選択
したオーディオ解像度が見つかりません(「ミックスダウン待機」中)」
シークエンスを再生サーバーに送信するには、空白のオーディオ・トラックまたは空白のビデオ・トラッ
クをシークエンスに追加します。
Interplay | MAM シークエンスを作成する
Interplay MAM データベースで基本シークエンスを作成、編集、保存するには:
1.[ペイン](Panes)> [シークエンス](Sequence)を選択し、[シークエンス]ペインを開きます。
2.[アセット](Assets)タブで、シークエンスを作成したいフォルダーを選択します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
右クリックして、[基本シークエンスの作成](Create Basic Sequence)または[基本シーク
エンスの作成](オーディオのみ)(Create Basic Sequence (audio-only))を選択します。
t
ペイン・メニューのボタンをクリックし、
[基本シークエンスの作成]
(Create Basic Sequence)
または[基本シークエンスの作成]
(オーディオのみ)
(Create Basic Sequence (audio-only))
を選択します。
[シークエンスの詳細](Sequence Details)ダイアログ・ボックスが開きます。[基本シークエン
スの作成]
(Create Basic Sequence)を選択した場合は、ダイアログ・ボックスに[フレーム レー
ト](Frame Rate)メニューと[サンプル・レート](Sample Rate)メニューが表示されます。
[基本シークエンスの作成]
(オーディオのみ)
(Create Basic Sequence (audio-only))を選択した場
(Frame Rate)メニューは表示されません。以下の図は、両方の[シーク
合は、
[フレーム レート]
エンスの詳細](Sequence Details)ダイアログ・ボックスを示しています。
123
シークエンスを作成する
4.[名前](Name)フィールドに基本シークエンスの名前を入力します。
名前を入力しない場合、New.Sequence という名前の新しい基本シークエンスが作成されます。すで
に「New.Sequence」という名前の基本シークエンスが存在する場合、その名前の後に .01 が付き
ます。さらに、名称未設定の新しい基本シークエンスが作成されるごとに数字が上がります(例:
New.Sequence.02)。
5.(オプション)[タイプ](Type)リストから基本シークエンスのタイプを選択します。
6. ビデオのフレーム・レートを定義するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
[フレーム レート](Frame
トを選択します。
t
[フレーム レート]
(Frame Rate)リスト・フィールドに 0 より大きい値を入力して、カスタマ
イズしたフレーム・レートを定義します。
Rate)リストから事前に定義されたターゲット・フレーム・レー
7. 事前に定義されたオーディオのサンプル・レートを定義するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
[サンプル・レート](Sample
ます。
t
[サンプル・レート](Sample Rate)リスト・フィールドに 0 より大きい値を入力して、カス
タマイズしたサンプル・レートを定義します。
Rate)リストから事前に定義されたサンプル・レートを選択し
8.[保存](Save)をクリックします。
新しい基本シークエンスが選択したフォルダーに表示されます。
9. その基本シークエンスをダブルクリックして[シークエンス]ペインを開きます。
10. シークエンスを編集します。
「シークエンスを編集する」(143 ページ)をご参照ください。
11. 以下のいずれかの方法でシークエンスを保存します。
t
t
t
[シークエンス]ペイン・ツールバーの[保存](Save)ボタンをクリックします。
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[シークエンスを保存](Save
します。
Sequence)を選択
[シークエンス]ペインにフォーカスし、Ctrl+S(Windows)または Command+S(Macintosh)
を押します。
124
シークエンスを保存する
オーディオ専用基本シークエンス(Interplay
| MAM)
Interplay MAM データベースでオーディオ専用基本シークエンスを作成して保存できます。オーディ
オ専用基本シークエンスとは、ビデオ・トラックを含みませんが、1 つのオーディオ トラックを含む基
本シークエンスです。
オーディオ専用基本シークエンスを作成する場合は、標準のサンプル・レート(32kHz、44.1 kHz、48
kHz、96 kHz、192kHz)が用意されています。これ以外にも、0 より大きい数を入力してサンプル・
「Interplay | MAM シークエンスを作成する」
レート(「カスタム」ラベル)を定義できます。詳しくは、
(123 ページ)をご参照ください。
以下の事項にご注意ください。
•
サンプル レートは評価されないため、ミックスしたサンプル・レートを使用してオーディオ専用基
本シークエンスを作成できます。
•
セグメントの追加は、オーディオ・アセットからオーディオ専用基本シークエンスにのみ行うこと
ができます。
•
1 つのビデオおよびオーディオ・トラックを含む基本シークエンスと同じ編集オプション(トリム、分
割、上書き、置換、削除)を使用できます。
•
オーディオ専用基本シークエンスを Interplay
MAM Desktop で開いて編集することもできます。
シークエンスを保存する
ストーリーと関連付けられていないシークエンスを保存する場合、そのシークエンスは、
[アセット]ペ
インで作成した際に選択したロケーションに保存されます。別バージョンのシークエンスを異なる名前
で、または異なるロケーションに保存するには、[名前を付けて保存]機能を使用します。「シークエン
スのバージョンを保存する」(126 ページ)をご参照ください。
ストーリーと関連付けられているシークエンスを使用する場合、
[シークエンス]ペインでシークエンス
を保存すると、ストーリーは自動的に保存されます。
n
[ストーリー]ペインでストーリーを保存する場合は、シークエンスを手動で保存する必要があります。
125
シークエンスのバージョンを保存する
MediaCentral UX 管理者は、MediaCentral UX の[システム設定]の[Interplay Production]セク
ションで、スクリプト・シークエンスを保存するロケーションを設定します。デフォルト・パスは、
Projects/iNEWSsequences/date です。
シークエンスを保存すると、そのシークエンスに含まれているマーカーが自動保存されます。
n
[カット]
(Cut)、
[コピー]
(Copy)、
[ペースト]
(Paste)コマンドを使用し、
[アセット]
(Assets)ペ
インでシークエンスの移動またはコピーが可能です。
シークエンスを保存するには、以下のいずれかを行います。
t
t
t
[シークエンス]ペイン・ツールバーの[保存](Save)ボタンをクリックします。
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[シークエンスを保存]
(Save
Sequence)を選択します。
[シークエンス]ペインにフォーカスし、Ctrl+S(Windows)または Command+S(Macintosh)を
押します。
変更したシークエンスを保存せずに閉じようとすると、[変更を保存]ダイアログボックスが開き、「変
更を保存しますか?」というメッセージが表示されます。
シークエンスのバージョンを保存する
[名前を付けて保存]機能を使用して、シークエンスのバージョンを異なる名前で作成、保存することが
できます。シークエンスを異なるロケーションに保存することもできます。新しいシークエンスは、
Interplay Production データベースで複製として扱われ、元のシークエンスから切り離して編集することが
できます。
n
[名前を付けて保存]
(Save
サポートされていません。
n
[カット]
(Cut)、
[コピー]
(Copy)、
[ペースト]
(Paste)コマンドを使用し、
[アセット]
(Assets)ペイ
ンでシークエンスの移動またはコピーが可能です。
As)機能は、MediaCentral UX v2.1 の Interplay MAM シークエンスでは
シークエンスのバージョンを保存するには:
1.[シークエンス]ペインでペイン・メニュー・ボタンをクリックして、[名前を付けて保存](Save
As)を選択します。
[Interplay フォルダを選択](Select Interplay
Folder)ダイアログ・ボックスが開きます。
2. シークエンスを保存するフォルダーを選択します。
3. シークエンスの名前を変更します。
選択したフォルダに同じ名前のシークエンスが存在する場合、
[保存]
(Save)ボタンは灰色で表示
されます。シークエンスの名前を変更するか、別のフォルダーに保存する必要があります。
4.[保存](Save)をクリックします。
126
自動保存されたシークエンスを回復する
シークエンスが新しい名前で保存されます。この名前は開いているシークエンスに関連付けられてお
り、このシークエンスを次に保存する際には、新しい名前で保存されます。
元の名前のままシークエンスを編集、保存するには、元のシークエンスを開き、元の名前で保存す
る必要があります。[名前を付けて保存]機能は、保存済みのシークエンスを上書きする際には使
用できません。
自動保存されたシークエンスを回復する
MediaCentral UX で作業する場合、シークエンスとストーリーは、通常ローカルの Windows または
Macintosh システムに 60 秒ごとに自動的に保存されます。この自動保存機能は、接続の切断や不具合、
あるいは保存せずにブラウザー・セッションを閉じてしまった場合などに便利です。この機能は、管理
者が自動のセッション・タイムアウトを設定している場合にも便利です。
保存されていない変更は、いくつかの方法で回復することができます。
•
切断や不具合が起こってもサインインした状態のままだった場合、以下に説明するように、
[シーク
エンス]ペインの編集機能がオフになり、
[自動回復]
(Auto Recovery)ダイアログ・ボックスが
表示されます。
•
切断や不具合が起こった結果、再度のサインインが必要になった場合は、[自動回復](Auto
Recovery)ダイアログ・ボックスが表示され、保存されていない変更のあるアセットが一覧表示さ
れます。
アセットの名前をクリックし、最後に保存したバージョンを開きます。アセットがシークエンスの
場合は、[シークエンス]ペインにボタンが 3 つ追加で表示されます。
-
回復済み: このボタンをクリックすると、
(ローカル・システムから)回復したファイルが開き
ます。
-
最後に保存: このボタンをクリックして最後に保存したファイルを(Interplay
たは Interplay MAM データベースから)開きます
127
Production ま
既存のシークエンスをシークエンス・ペインで開いて編集する
-
これを保持: このボタンをクリックすると、表示されているバージョンが保存され、他のバー
ジョンは消去されます。
バージョンを切り替えて比較し、保持するバージョンを決めた上で[これを保持]
(Keep This)ボタ
ンをクリックすることができます。
•
n
アセットを選択せずに[自動回復](Auto Recovery)ダイアログ・ボックスを閉じてしまった場
合は、
[シークエンス]ペイン・メニューで[自動回復されたアセット]
(Auto-Recovered Assets)
を選択し、
[自動回復]
(Auto Recovery)ダイアログを表示することができます。このオプションは、
自動回復されたアセットがある場合にのみ表示されます。
この機能は、ストーリーやシークエンスに対しても同様に作用します。 ストーリーの自動保存について
詳しくは、「自動保存されたストーリーを回復する」(104 ページ)をご参照ください。
既存のシークエンスをシークエンス・ペインで開いて編集する
MediaCentral UX では、MediaCentral UX、Avid 編集アプリケーション、Interplay Assist、Avid
Instinct、Interplay MAM Desktop で作成したシークエンスを開いて編集できます。
再生および編集できるシークエンスのタイプには限りがあります。編集および再生のルールには次のよ
うなものがあります。
•
シークエンスにカットのみ(ショットリストなど)が含まれている場合、
[メディア]ペインで開い
て再生し、
[シークエンス]ペインで編集できます。カットのみのシークエンスでは、グループ・ク
リップのカメラ・アングルおよびオーディオ・グループのマッピングを選択することができます。詳
しくは、「グループ・クリップを使用する」(235 ページ)をご参照ください。
•
再生サービス(ビデオまたはオーディオ・ディゾルブなど)が対応しているが MediaCentral UX
以外のアプリケーションで作成されたエフェクトがシークエンスに含まれている場合、
[メディア]ペ
インで開いて再生します。シークエンスは[シークエンス]ペインでも開きますが、編集はできませ
ん。ビデオ・トラックは、編集不可を示す暗い赤で表示されます。
128
既存のシークエンスをシークエンス・ペインで開いて編集する
•
シークエンスにプレーヤーが対応していない未レンダリングのエフェクトが含まれている場合、プ
レーヤーはエラー・メッセージを表示します。シークエンスは、編集不可として[シークエンス]ペ
インで開きます。
•
すべてのエフェクトがレンダリングされている場合、シークエンスは[メディア]ペインで開いて
再生します。シークエンスは、編集不可として[シークエンス]ペインで開きます。
•
編集不可のシークエンスからはサブクリップを作成できません。
•
適切なアクセス権がある場合は、編集不可シークエンスにマーカーを追加し、マーカー・テキス
トを編集し、シークエンス付マーカーの保存を行うことができます。「マーカーと制限を理解す
る」(276 ページ)をご参照ください。
•
Interplay Production データベースからシークエンスを開き、このシークエンスのあるフォルダー
への読み取り / 書き込みロールを有していない場合、このシークエンスは読み取り専用として開きま
す。シークエンスの再生はできますが、編集や保存はできません。
•
シークエンスが書き込み権限がない Interplay MAM データベースから開かれた場合、または外部
シークエンスの場合、シークエンスは読み取り専用として開きます。シークエンスの再生はできま
すが、編集や保存はできません。
•
Interplay MAM Desktop で編集された Interplay MAM シークエンスには、個別のセグメントの
[シークエンス]ペインのタイムライン
コメントが含まれる場合があります。これらのコメントは、
にも表示されます。
•
シークエンスの再生について詳しくは、
「シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンスを再生
する」(190 ページ)をご参照ください。
129
ストーリーに関連付けられたシークエンスを開く
既存のシークエンスを[シークエンス]ペインで開くには:
t
[アセット]
(Assets)ペイン、
[検索]
(Search)ペイン、
[クイック検索]
(Quick
[タスク](Tasks)ペインのいずれかでシークエンスをダブルクリックします。
Search)ペイン、
シークエンスが[メディア]
(Media)ペインと[シークエンス]
(Sequence)ペインのタイムライ
ンにロードされます。[シークエンス](Sequence)ペインは、自動的にこのシークエンスを基本
または詳細シークエンスとしてロードします。
ストーリーに関連付けられたシークエンスを開く
[キュー / ストーリー]ペインの[シークエンスを開く]ボタンを使ってシークエンスを作成する場合、その
シークエンスはスクリプト・シークエンスとして開かれたストーリーに関連付けられます(「シークエン
スを作成する」(118 ページ)をご参照ください)。
関連付けられたストーリーを開くと自動的にスクリプト・シークエンスが開くよう、ユーザー設定を選
択できます。
ストーリーと共にスクリプト・シークエンスを自動的に開くには:
1.[ホーム](Home)> [設定](Settings)を選択します。
2.[iNEWS]を選択します。
3.[シークエンスを自動読み込み](Autoload Sequence)を選択します。
4.[適用](Apply)をクリックします。
スクリプト・シークエンスを手動で開くには :
1.[キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインでストーリーを開きます。
2.[シークエンス]ペインを表示します。
3.[シークエンスを開く]ボタンをクリックします。
関連付けられたシークエンスが[シークエンス]ペインと[メディア]ペインで開きます。
n
スクリプト・シークエンスをストーリーと関連付けた後は、関連を解除できません。ただし、必要に応じて、
そのシークエンスを完全に修正し、名前を変更することができます。
130
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
ストーリー(スクリプト・シークエンス)に関連付けられたシークエンスで作業しているジャーナリス
トの場合は、シークエンスのクリップを編集してストーリーのスクリプトに一致させる必要があります。
MediaCentral UX では、ストリー・セグメントとシークエンス・ペインの両方がタイミング情報を含
み、スクリプトとシークエンスの編集に役立ちます。
[ストーリー]ペインでは、スクリプトは複数のストーリー・セグメントに分割されます。各ストーリー・セ
グメントには、Avid iNEWS で設定された、リード・レートに基づいたタイミングの長さが含まれます。、
[シークエンス]ペインでは、ストーリーに関連付けられたシークエンスはタイミング・ブロックに分割
されます。
各ストーリー・セグメントはタイミング・ブロックに関連付けられています。ストーリー・セグメント
とタイミング・ブロックの両方が、タイミング・ブロックのメディアのデュレーションとストーリー・
セグメントのテキストのデュレーションという同じタイミング情報を表示します。例えば、0:00/0:16 は
16 秒の長さのストーリー・セグメントのメディアはないことを表します。
次の図は、4 つのストーリー・セグメントを持つストーリー(デフォルトの新しいセグメントを含む)と
4 つの対応するタイミング・ブロックを持つシークエンスを示しています。シークエンスにはメディアが
含まれていません。これはタイミングでは 0:00 として表示されます。
131
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
n
前の図では、水平方向に[シークエンス]ペインが表示されています。 ペイン・メニュー・ボタンをク
リックして[向き]サブメニューから選択し、向きを変更できます。
スクリプトでテキストを、シークエンスでメディアを編集すると、[ストーリー]ペインのストーリー・
セグメントと[シークエンス]ペインのタイミング・ブロックの同期は保持され、メディアをスクリプ
トと一致させるよう編集できます。詳細は、以下のトピックをご参照ください。
• 「ストーリー・セグメントとタイミング・ブロックで作業する」(133 ページ)
• 「タイミング・ディスプレイで作業する」(134 ページ)
• 「タイミング・ブロックでメディアを編集する」(137 ページ)
• 「別のタイミング・ブロックにセグメントを延長する」(138 ページ)
• 「空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示にする」(140 ページ)
• 「タイミング・ブロックを手動で調整する」(142 ページ)
n
タイミング・ブロックはストーリーと関連付けられたシークエンスにのみ表示されます。
132
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
ストーリー・セグメントとタイミング・ブロックで作業する
作業する間、MediaCentral UX は、スクリプトのストーリー・セグメントとスクリプト・シークエンス
のタイミング・ブロックの間の同期を維持します。新しいストーリー・セグメントを作成すると、新し
いタイミング・ブロックが作成されます。スクリプトを展開するか、メディアを追加すると、タイミン
グ・ディスプレイが更新されます。ストーリー・セグメントの順番を変更すると、タイミング・ブロッ
クの順番も変わります。
この同期により、スクリプト、シークエンス、またはその両方にフォーカスできる柔軟性を確保できま
す。以下は実行可能な 2 つのアプローチです。
•
現在のニュース・ストーリーでは、まずスクリプトのドラフトを作成します。 作成するときは、ス
クリプトをセグメントに分割できます。これにより、関連付けされたタイミング・ブロックがシー
クエンスに作成されます。この後、フィールド取り込んだメディアを使ってタイミング・ブロック
を埋め、タイミング・ディスプレイを使ってスクリプトとシークエンスを微調整してから、ボイス
オーバーを録音できます。
•
機能ストーリーでは、まず新しいストーリーを開き、メディア・ライブラリのクリップを使ってラ
フ カットを作成します。デフォルトの「新規」タイミング・ブロックの終端にクリップをドラッグ
して、新しいタイミング・ブロックと新しいストーリー・セグメントの両方を作成します(「タイミ
ング・ブロックでメディアを編集する」
(137 ページ)をご参照ください)。この後、スクリプトで作
業を行い、タイミング・ディスプレイとタイミング・ブロックを使ってスクリプトをメディアに一
致させます。
以下のリストでは、ストーリー・セグメントとタイミング・ブロックを使って作業を行うときの基本的
な機能を説明しています。
•
ストーリー・セグメントを強調表示すると、対応するタイミング・ブロックが強調表示されます。タイ
ミング・ブロックを強調表示すると、対応するストーリー・セグメントが強調表示されます。
•
ストーリー・セグメントをスクリプトに追加すると、対応するタイミング・ブロックがシークエン
スに追加されます。
•
ストーリー・セグメントの順番を変更すると、対応するタイミング・ブロックの順番が自動的に変
わり、メディア・セグメントがタイミング・ブロックに合わせて移動します。
•
ストーリー・セグメントを分割すると、新しいタイミング・ブロックが、選択したタイミング・ブ
ロックの後に挿入されます。すべてのメディアは、選択したタイミング・ブロックに残ります。
•
プレゼンター用指示(赤)とクローズド・キャプション・テキスト(緑)は、iNEWS がテキスト
のデュレーションを計算する方法に影響しません。ストーリー・セグメントにプレゼンター・テキ
ストのみ、またはクローズド・キャプション・テキストのみが含まれている場合、テキストのデュ
レーションは 0:00 として表示されます。対応するタイミング・ブロックが作成されますが、オプ
ションで非表示にできます。「空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示にする」(140 ページ)を
ご参照ください。
133
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
n
•
スクリプトとシークエンスを一緒に使用している場合、同じ[取り消し]/[やり直し]のセットが
ストーリー・ペインとシークエンス・ペインの両方に適用されます。新しいシークエンスをロードする
場合、または[シークエンス]ペインを終了する場合、
[ストーリー]ペインでは取り消しアクショ
ンは無効になります。
•
ニュース・ストーリーの一部については、ストーリー内のビデオと関連付けられていないストー
リー・セグメントを作成する必要がある場合があります。たとえば、ビデオ開始前にプレゼンター・
テキストがストーリーに含まれている場合です。MediaCentral UX では、シークエンス内に対応す
るタイミング・ブロックを表示しないストーリー・セグメントを作成できます。「テキストのみの
ストーリー・セグメントを作成する」(101 ページ)をご参照ください。
[シークエンス]ペインでシークエンスを保存すると、ストーリーが自動的に保存されます。 [ストー
リー]ペインでストーリーを保存する場合は、シークエンスは自動的に保存されません。手動でシーク
エンスを保存する必要があります。ストーリーを終了してシークエンスを保存しない場合、シークエン
スを保存するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
タイミング・ディスプレイで作業する
ストーリー・セグメントのヘッダーと、対応するタイミング・ブロックのヘッダーは、2 つの同じセット
の番号を表示します。
n
•
1 つ目の番号は、タイミング・ブロックに現在含まれているメディアのデュレーションを表します。
•
2 つ目の番号は、ストーリー・セグメントのテキストのデュレーションを表します。テキストのデュ
レーションは、Avid iNEWS で設定されているリード・レートを基本にしています。
メディアのデュレーションのフレームは表示されません。 デュレーションは、最も近い秒数に切り上げ
られるか、切り捨てられます。中間点は切り上げられます。たとえば、デュレーションが 00;00;30;12
の 24 fps のクリップは、0:31 に切り上げられます。
以下の例は、16 秒の長さのストーリー・セグメントにメディアを追加した結果を示しています。以下の
イラストでは、ストーリー・セグメントに関連付けられているメディアがないため、タイミング・ディ
スプレイは 0:00/0:16 になっています。メディアのデュレーションは赤くなっています。ストーリー・セ
グメントのテキストのデュレーションに一致させ、ビデオ・ギャップを取り除くには、追加のメディア
が必要であることを示しています。
134
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
•
10 秒の長さのクリップを挿入すると、10 秒のタイミング・ブロックが埋め込まれて、タイミング・
ディスプレイが 0:10/0:16 に変わります。さらに追加のメディアが必要であるため、メディアのデュ
クリップの長さを伸ばすか、
レーションは赤のままになっています。この 6 秒のギャップを埋めるには、
別のクリップを追加できます。
135
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
•
20 秒の長さのクリップを挿入すると、タイミング・ブロックの長さが 4 秒伸びます。 タイミング・
ディスプレイが 0:20/0:16 に変わります。メディアのデュレーションが黒くなり、テキストの長さに
一致させるためのメディアが十分にあることを示します。ただし、現在テキストの最後に 4 秒の
ギャップがあります。ビデオを 16 秒に短くするか、テキストを追加できます。
•
16 秒の長さのクリップを挿入するか、クリップを 16 秒に短くすると、テキストのデュレーション
とメディアのデュレーションが一致します。タイミング・ディスプレイが 0:16/0:16 に変わります。
136
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
テキストを追加または削除すると、ストーリー・セグメントのテキストのデュレーションが変わり、これ
に一致するようにタイミング・ブロックのデュレーションが自動的に変わります。タイミング・ブロッ
(142 ページ)を
クのデュレーションは手動で調整できます。「タイミング・ブロックを手動で調整する」
ご参照ください。
タイミング・ブロックでメディアを編集する
タイミング・ブロックでのメディアの編集は、シークエンスでのメディアの編集と同様です(「シークエン
スを編集する」
(143 ページ)をご参照ください)。インサート編集またはオーバーライト編集、セグメン
トのトリム、セグメントの分割などを実行できます。たとえば、メディア・ビューアーからタイミング・
ブロックにクリップをドラッグするだけで、ビデオ・クリップをタイミング・ブロックに挿入できます。
以下はメディアをタイミング・ブロックで編集する場合のアクションです。
•
編集ではタイミング・ブロックの境界が配慮されます。 つまり、タイミング・ブロックのデュレー
ションよりも短いメディア・セグメントは、タイミング・ブロックでギャップが生じます。また、
タイミング・ブロックのデュレーションよりも長いメディア・セグメントは、タイミング・ブロッ
クを展開します。セグメントをタイミング・ブロックの境界を超えて展開するには、セグメントの
展開機能を使用します。「別のタイミング・ブロックにセグメントを延長する」(138 ページ)をご
参照ください。タイミング・ブロックのデュレーションは手動で変更することもできます。「タイミ
ング・ブロックを手動で調整する」(142 ページ)をご参照ください。
•
メディアはタイミング・ブロックで個別に編集できます。 つまり、メディアをタイミング・ブロッ
ク A で編集してから、タイミング・ブロック C で編集し、タイミング・ブロック B を空にしておく
ことができます。これにより、ギャップ(または「ブラック・ホール」)がシークエンスに残ります。
これらのギャップは、シークエンスで作業するときにプレースホルダーとして使用できますが、多
くの場合、シークエンスを再生サーバーに送信する前にギャップを埋める必要があります。
同様に、タイミング・ブロックには、ビデオ・メディアがタイミング・ブロックを完全に埋めてい
ないギャップが含まれる可能性があります。
•
空のタイミング・ブロックは、デフォルトで 3 秒の長さを表示します。空のタイミング・ブロックは
非表示にできます。「空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示にする」(140 ページ)をご参照く
ださい。
•
セグメントは特定のタイミング・ブロックから別のタイミング・ブロックにドラッグできます。
•
L カットを作成する通常の手順に従って、タイミング・ブロック内に L カットを作成できます(「タイ
ムラインで L カットを使用する」
(168 ページ)をご参照ください)。タイミング・ブロックの境界を
超えて L カットを作成するには、セグメントの展開機能を使用する必要があります。「別のタイミ
ング・ブロックにセグメントを延長する」(138 ページ)をご参照ください。
•
クリップを「新規」タイミング・ブロックにドラッグするか貼り付けることにより、新しいタイミ
ング・ブロックと、対応するストーリー・セグメントを作成できます。タイミング・ブロックは、既存
のブロックの最後(「新規」ブロックのすぐ前)に追加されます。対応するストーリー・セグメント
はスクリプトに追加されます。
137
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
•
ボイスオーバーを録音すると、オーディオ・セグメントはタイミング・ブロックの境界を超えるこ
とができないため、タイミング・ブロックの長さが伸びます。録音を終了した後、オーディオ・セ
グメントを分割して、オーディオを適切に編集できます。
•
タイミング・ブロックの長さは手動で増減できます。 「タイミング・ブロックを手動で調整する」
(142 ページ)をご参照ください。
別のタイミング・ブロックにセグメントを延長する
ビデオ編集とオーディオ編集は、デフォルトでタイミング・ブロックの境界を超えません。メディア・セ
グメントをタイミング・ブロックの境界を超えて延長すると、タイミング・ブロックはセグメントのデュ
レーションに一致するよう拡大します。L カットを作成する場合など、セグメントをタイミング・ブロッ
クを超えて延長する場合は、セグメントの延長機能を使用する必要があります。
一般的な L カットの操作では、セグメントの一部のビデオを置換しつつ、オーディオを保持します。セ
グメントの延長機能では、SOT トラックと VO トラックに影響を与えることなく、タイミング・ブロッ
クの境界を超えてビデオ(および使用可能な場合は NAT)を延長できます。ポジション・インジケーター
を使って、延長されたセグメントの終了位置を指定します。
次の図は、最初のタイミング・ブロックで選択したセグメント(ビデオ、NAT、SOT)を示しています。
ポジション・インジケーターが 2 番目のタイミング・ブロックの中央にあり、セグメントを延長する場
所になります。[延長 / 取り消し]ボタンのツール・チップは[延長]と表示されます。
[延長 / 取り消し]ボタンをクリックした後、選択したセグメントのビデオと NAT が 2 番目のタイミン
グ・ブロックに延長します。選択したビデオと NAT は 2 番目のタイミング・ブロックのビデオと NAT
を上書きします。これは SOT に影響を与えません。[延長 / 取り消し]ボタンはオレンジ色になり、ツー
ル・チップは「取り消し」に変化します。これは次の図で示すとおり、選択したセグメントが延長され、
ボタンをクリックして元の位置に戻せることを示しています。
138
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
[延長 / 取り消し]ボタンをクリックしてセグメントの延長を取り消すと、延長したセグメントを元のデュ
レーションに戻すことができます。
セグメントを延長するには :
1. ビデオのセグメントを延長する場所までポジション・インジケーターを移動します。
2. セグメントを選択します。
ビデオ・セグメントとそれに関連付けられたオーディオ・セグメント(ある場合)のみを選択でき
ます。ビデオ、NAT、SOT が選択されますが、ビデオと NAT のみが延長可能です。オーディオの
みのトラックを選択したり延長したりできません。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
[延長 / 取り消し]ボタンをクリックします。
t
右クリックして、[延長](Extend)を選択します。
t
Ctrl+Shift+X(Windows)または Command+Shift+X(Macintosh)を押します。
[延長 / 取り消し]ボタンがオレンジ色になり、セグメントが次のタイミング・ブロックに延長され
たことを示します。ボタンのツール・チップは「取り消し」と表示されます。
n
表示されていないタイミング・ブロックにセグメント延長する場合は、タイミング・ブロックが表示さ
れます。「空のタイミング・ブロックを非表示 / 表示にする」(140 ページ)をご参照ください。
セグメントの延長を取り消すには :
1. セグメントを選択します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
[延長 / 取り消し]ボタンをクリックします。
右クリックして、[取り消し](Retract)を選択します。
[延長 / 取り消し]ボタンが灰色になり、セグメントが元のタイミング・ブロックに戻ったことを示
します。ボタンのツールチップは「延長」と表示されます。
139
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
空のタイミング・ブロックを非表示
/ 表示にする
ストーリー・セグメントにテキストが含まれておらず、対応するタイミング・ブロックにメディアが含
まれていない場合は、タイミングは 0:00/0:00 と表示されます。タイミング・ブロックにはメディアが含
まれていないため空と見なされ、デフォルトではシークエンスに表示されません。次の条件では、空の
タイミング・ブロックもデフォルトでは非表示になります。
•
ストーリー・セグメントのすべてのテキストがプレゼンターの指示どおりにマーキング(赤)され
ているか、クローズド・キャプション・テキスト(緑)である。
•
ストーリー・セグメントのテキストが 1 秒以下でタイミングされている。
以下の図は、タイミングされているテキストのないストーリー・セグメント(新しいセグメントの前)を
示しています。対応するタイミング・ブロックが非表示になっています。[空のタイミング ブロックを
表示 / 非表示]ボタンに丸が付いています。
以下の図は、以前非表示だったタイミング・ブロックを示しています。[空のタイミング ブロックを表
示 / 非表示]ボタンがオレンジ色になっている。
140
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
以下の事項にご注意ください。
•
セグメントを表示されていないタイミング・ブロックや次のタイミング・ブロックに展開する場合は、
表示されていないタイミング・ブロックが表示され、セグメントはそこに展開されます。
•
手動でデュレーションを調整するなどタイミング・ブロックを変更するような操作を実行する場合は、
ブロックは常に表示されます。
•
対応するタイミング・ブロックを持たないテキストのみのストーリー・セグメントを作成できます。
「テキストのみのストーリー・セグメントを作成する」(101 ページ)をご参照ください。
タイミング・ブロックを表示するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
[空のタイミング ブロックを表示
になります。
/ 非表示]ボタンをクリックします。するとボタンがオレンジ色
ボタンのツール・チップは[空のタイミング ブロックを非表示]に変化します。
t
[パネル」メニューから[空のタイミング ブロックを表示](Show
択します。
Empty Timing Blocks)を選
タイミング・ブロックを非表示にするには、以下のいずれかの操作を行います。
t
[空のタイミング ブロックを表示
ます。
/ 非表示]ボタンをクリックします。するとボタンが灰色になり
ボタンのツール・チップは[空のタイミング ブロックを表示]に変化します。
t
[パネル」メニューから[空のタイミング ブロックを非表示]
(Hide Empty
択します。
141
Timing Blocks)を選
ストーリーに関連付けられたシークエンスを編集する
タイミング・ブロックを手動で調整する
デフォルトでは、タイミング・ブロックの長さは対応するストーリー・セグメントのテキストのデュレー
ションと同期されます。ストーリーで作業するにつれ、タイミング・ブロックの長さを手動で調整した
くなる場合があります。例えば、タイミング・ブロックを埋めるほどの長さではないビデオ・セグメン
トを使用し、ストーリー・セグメントのタイミングに正確に一致させる必要がない場合は、タイミング・
ブロックのデュレーションを短縮できます。
タイミング・ブロックを手動で調整した後、タイミング表示(メディアのデュレーションとテキストの
デュレーション)は引き続き自動的に更新されます。ただし、タイミング・ブロックのサイズはテキス
トのデュレーションに影響を与えなくなります。また、手動で調整したタイミング・ブロックは表示に
できません。
タイミング・ブロックを手動で調整するには :
1. マウス・ポインターをタイミング・ブロック・ヘッダーの境界外に移動させると、両方向矢印が表
示されます。
2. ヘッダーの境界をクリックします。
タイミング・ブロック・ヘッダーがオレンジ色になります。
n
タイミング・ブロックはメディアに含める必要はありません。メディアを選択する必要はありません。
3. 境界をドラッグしてタイミング・ブロックのデュレーションを短縮または延長します。
以下の図では、ビデオのデュレーションに一致するよう短縮されたタイミング・ブロックのデュレー
ションを示しています。メディアのデュレーション (0:13) はテキストのタイミング (0:16) と一致し
ないことに注意してください。
142
シークエンスを編集する
タイミング・ブロックをメディア・セグメントよりも短いデュレーションに調整する場合は、まず
メディアを指定のデュレーションにトリムする必要があります。次にタイミング・ブロックの境界
をメディア・セグメントの終端にドラッグします。
シークエンスを編集する
基本または詳細シークエンスの 2 つのシークエンスを使用できます(「基本および詳細シークエンスを理
解する」
(112 ページ)をご参照ください)。以下のトピックでは、基本シークエンスまたは詳細シークエ
ンスの操作について説明します。
• 「基本シークエンスをロックする(Interplay | MAM)」(144 ページ)
• 「基本シークエンスでインサート編集を実行する」(145 ページ)
• 「詳細シークエンスでインサート編集を実行する」(146 ページ)
• 「詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行する」(150 ページ)
• 「リプレイス編集の実行」(153 ページ)
• 「オーディオ・トラックを有効にする」(157 ページ)
• 「保存されたシークエンスからシークエンスにメディアを追加する」(158 ページ)
• 「シークエンス・ペインで操作を取り消す、やり直す」(159 ページ)
• 「タイムライン内でセグメントを移動または削除する」(159 ページ)
• 「オーディオ・セグメントを追加、削除する」(160 ページ)
• 「オーディオ専用の NAT または SOT セグメントを作成する」(161 ページ)
• 「タイムラインでスナップする」(163 ページ)
• 「タイムライン内でセグメントをトリムする」(164 ページ)
• 「タイムラインで L カットを使用する」(168 ページ)
• 「セグメントの分割」(169 ページ)
143
シークエンスを編集する
• 「マーカーをシークエンスに追加する」(171 ページ)
• 「ビデオ・ディゾルブを挿入する(詳細シークエンスのみ)」(171 ページ)
• 「オーディオ・スクラブを有効にする」(174 ページ)
• 「開始タイムコードを変更する」(175 ページ)
n
クリップに含まれる補助データは、シークエンスでクリップを編集するときも保持されます。
基本シークエンスをロックする(Interplay
| MAM)
Interplay MAM シークエンスを編集する場合は、他のユーザーがシークエンスを同時に編集できないよ
うにシークエンスがロックされます。ロックは、ユーザーがシークエンスの編集を開始すると自動的に
設定されます。編集を開始する前に、ロック・ボタンをクリックして手動でロックを設定できます。
ロックされている間に別のユーザーがシークエンスを開いて、ロック・ボタンをクリックしたり、シー
クエンスを編集しようとすると、ロック・ボタンのツールチップに「ロックすることができませんでし
た」と表示されます。
シークエンスを手動でロックするには:
t
ロック・ボタンをクリックします。
シークエンスがロックされると、ロック・ボタンがオレンジ色に変わります。
シークエンスは閉じるまでロックされたままになります。ロック・ボタンをクリックすると、手動
でシークエンスのロックを解除できます。編集を行った場合は、再び自動的にロックが設定されま
す。
144
シークエンスを編集する
基本シークエンスでインサート編集を実行する
基本シークエンス用のタイムラインには、ビデオ(V)とオーディオ(A)の 2 つのトラックがありま
す。以下の図のとおり、基本シークエンスはビデオとオーディオ用に緑を使用します。
基本シークエンスと詳細シークエンスについて詳しくは、「基本および詳細シークエンスを理解する」
(112 ページ) と「横または縦のタイムラインを選択する」(114 ページ)をご参照ください。
Interplay Production シークエンスでは、ビデオ・フォーマットは、シークエンスに追加する最初のク
リップで決定されます。その後追加するクリップは最初のビデオ・フォーマットに一致させる必要がありま
す。
Interplay MAM シークエンスでは、ターゲット・フレーム・レートは、基本シークエンスが作成された
ときに定義されますが、異なるフレーム レートのクリップを追加できます。
アセットを基本シークエンスのタイムラインに挿入するには:
1.[メディア](Media)ペインのメディア・ビューアーで、ビデオまたはオーディオ・アセットをク
リックします。
2. 次の図のように、ポインターが V または A のトラックに重なるまで、アセットをメディア・ビュー
アーからタイムラインにドラッグします。
145
シークエンスを編集する
希望の位置にセグメントをドラッグすると、V または A のトラックがオレンジ色になり、マウスボ
タンを離したときにアセットが挿入される場所を示します。
詳細シークエンスでインサート編集を実行する
詳細シークエンスのデフォルトのタイムラインには、ビデオ、NAT(ナチュラル・サウンド)、SOT(サ
ウンド・オン・テープ)、および VO(ボイスオーバー)の 4 種類のトラックがあります。
タイムライン上の色およびその他のシークエンス情報について詳しくは、
「基本および詳細シークエンス
(114 ページ)をご参照ください。
を理解する」
(112 ページ)と「横または縦のタイムラインを選択する」
詳細シークエンスを編集する場合、インサート編集またはオーバーライト編集のいずれかとして、クリッ
プをメディア・ビューアーからシークエンス・タイムラインにドラッグすることができます(「詳細シー
クエンスでオーバーライト編集を実行する」(150 ページ)参照)。
クリップをタイムラインにドラッグすると、ビデオ・トラック全体にわたって細いガイド線が表示され
ます。ガイド線の上側でマウス・ボタンから指を放すと、オーバーライト編集を実行します。ガイド線の
下側でマウス・ボタンから指を放すと、以下の図に示すとおり、インサート編集を実行します。
146
シークエンスを編集する
n
この項目の例には横のタイムラインが使われています。 縦のタイムラインのシークエンスを編集する場合
は、ガイド線も縦になり、ガイド線の左右どちら側にドラッグするかで編集の種類が決まります。
ビデオ・フォーマットは、シークエンスに追加する最初のクリップで決定されます。その後追加するク
リップは最初のビデオ・フォーマットに一致させる必要があります。
ドラッグ & ドロップを使ってインサート編集を実行するには:
1. クリップを[メディア](Media)ペインに読み込み、イン点とアウト点をマークします。
インサートする素材の量は、アセット中のイン点からアウト点までの長さにより決まります。
2.(オプション)オーディオ・トラック・インジケーターまたはオーディオのインサート先となるト
ラックのインジケーターをクリックします。NAT、SOT、またはその両方、あるいは VO をオンに
することができます。VO 編集にビデオは含まれません。
オーディオ・トラックをオンにしない場合は、クリップを NAT または SOT オーディオ・トラック
のどちらかにドラッグすることで、NAT または SOT オーディオをインサートすることができます。
n
タイムラインに直接ボイスオーバーを録音することもできます。
「ボイスオーバーを録音する」
(232 ペー
ジ)をご参照ください。
3. メディア・ビューアーから、ビデオ・トラックまたはオーディオ・トラック中のロケーションに、
クリップをドラッグします。マウス・ポインターがガイド線の下側にあることを確認してください。
タイムラインには、インサートが行われる位置と、そのインサートがタイムライン上の他のクリッ
プに対しどのように影響するかが表示されます。
4. マウス ボタンから指を離します。
選択した素材がタイムラインにインサートされます。
基本シークエンスでオーバーライト編集を実行する
基本シークエンス(Interplay Production または Interplay MAM)を編集する場合、オーバーライト
機能を使用して、シークエンスの一部を、アセット・モードに読み込んだクリップと置き換えることが
できます。オーバーライト編集を実行するには、次の 2 つの方法があります。
• [オーバーライト]ボタンをクリックするか、B キーを押します。この方法には他のオプションも備
わっています。
-
オーバーライト用のイン点として、ポジション・インジケーターを使用することができます。
-
アセット・モードとアウトプット・モードのどちらからでもオーバーライト編集を実行するこ
とができます。
147
シークエンスを編集する
以下の図は、丸で囲まれた[オーバーライト]ボタンを示しています。
•
メディア・ビューアーからクリップをドラッグして、シークエンス・タイムラインにドロップしま
す。この方法ではシークエンスを速く構築できますが、オプションの数は少なくなります。
-
ビデオ・セグメントの先頭からしかオーバーライトできません。
- [メディア]ペインがアセット・モードのときしかドラッグできません。
以下の図は、クリップをタイムラインにドラッグしたときにオーバーライト編集がどのように表示
されるかを示しています。ビデオ・トラック全体にわたって細いガイド線が表示されます。ガイド線
の上側でマウス・ボタンから指を放すと、赤の矢印および赤のオーバーレイで示されるように、オー
バーライト編集を実行します。編集結果も表示されます。
n
この項目の例には横のタイムラインが使われています。 縦のタイムラインのシークエンスを編集する場合
は、ガイド線も縦になり、ガイド線の左右どちら側にドラッグするかで編集の種類が決まります。
148
シークエンスを編集する
ガイド線の下側でマウス・ボタンから指を放すと、黄色の矢印および黄色のオーバーレイで示され
るように、インサート編集を実行します。
以下の事項にご注意ください。
•
ドラッグ & ドロップ方式を使用する場合は、ガイド線が表示される前(約 0.5 秒間)にクリップをタイ
ムラインにドロップすると、オーバーライト編集でなくインサート編集を実行することになります。
[オーバーライト]ボタンまたは B キーを使ってオーバーライト編集を実行するには:
1. クリップを[メディア](Media)ペインに読み込み、イン点とアウト点をマークします。
オーバーライトする素材の量は、クリップにマークしたイン点からアウト点までの長さにより決ま
ります。
この方法を使う場合、
[メディア]
(Media)ペインのモードは、アセット・モードとアウトプット・
モードのどちらでも構いません。
2. シークエンス・タイムラインで、ポジション・インジケータをオーバーライトを開始する場所まで
移動します。
3.[オーバーライト]ボタンをクリックするか、B キーを押します。
選択した素材で、タイムライン上の素材が上書きされます。
ドラッグ & ドロップを使ってオーバーライト編集を実行するには:
1. クリップを[メディア](Media)ペインに読み込み、イン点とアウト点をマークします。
オーバーライトする素材の量は、アセット中のイン点からアウト点までの長さにより決まります。
この方法を使う場合、[メディア](Media)ペインはアセット・モードである必要があります。
2. メディア・ビューアーから、シークエンス・タイムライン上のビデオ・トラックのロケーションに、
クリップをドラッグします。トラックの途中で、マウス・ポインターがガイド線の上側にあること
を確認してください。
タイムラインには、オーバーライトが行われる位置が表示されます。
n
ガイド線が表示される前(約 0.5 秒間)にマウス・ボタンから指を放さないでください。放してしまうと、
オーバーライト編集ではなく、インサート編集になってしまいます。
149
シークエンスを編集する
3. マウス ボタンから指を離します。
選択した素材で、タイムライン上の素材が上書きされます。
詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行する
詳細シークエンスを編集する場合、オーバーライト機能を使用して、シークエンスの一部を、アセット・
モードに読み込んだクリップと置き換えることができます。オーバーライト編集を実行するには、次の 2
つの方法があります。
• [オーバーライト]ボタンをクリックするか、B キーを押します。この方法には他のオプションも備
わっています。
-
オーバーライト用のイン点として、ポジション・インジケーターを使用することができます。
-
アセット・モードとアウトプット・モードのどちらからでもオーバーライト編集を実行するこ
とができます。
以下の図は、丸で囲まれた[オーバーライト]ボタンを示しています。NAT トラックがオンになっ
ているため、NAT トラックのオーディオがソース・クリップのオーディオで上書きされます。
•
メディア・ビューアーからクリップをドラッグして、シークエンス・タイムラインにドロップしま
す。この方法ではシークエンスを速く構築できますが、オプションの数は少なくなります。
-
ビデオ・セグメントの先頭からしかオーバーライトできません。
- [メディア]ペインがアセット・モードのときしかドラッグできません。
以下の図は、クリップをタイムラインにドラッグする際に、ビデオ専用のオーバーライト編集がど
のように表示されるかを示しています。ビデオ・トラック全体にわたって細いガイド線が表示され
ます。ガイド線の上側でマウス・ボタンから指を放すと、赤の矢印および赤のオーバーレイで示さ
れるように、オーバーライト編集を実行します。
150
シークエンスを編集する
以下の図は、クリップをタイムラインにドラッグする際に、ビデオと NAT のオーバーライト編集が
どのように表示されるかを示しています。NAT トラック・インジケーターがオンになっています。
n
この項目の例には横のタイムラインが使われています。 縦のタイムラインのシークエンスを編集する場合
は、ガイド線も縦になり、ガイド線の左右どちら側にドラッグするかで編集の種類が決まります。
NAT と SOT 両方のセグメントがビデオに関連付けられている場合、両方のトラックをオンにして、
ビデオ・セグメントと両方のオーディオ・セグメントを上書きすることができます。VO トラックを
オンにしても、VO オーディオのみが上書きされます。
n
NAT 専用または SOT 専用セグメントを上書きすることはできません。
ガイド線の下側でマウス・ボタンから指を放すと、黄色の矢印および黄色のオーバーレイで示され
るように、インサート編集を実行します。
詳しくは、「詳細シークエンスでインサート編集を実行する」(146 ページ)をご参照ください。
151
シークエンスを編集する
以下の事項にご注意ください。
•
オーバーライト編集は、詳細シークエンスでのみ実行することができます。
•
ドラッグ & ドロップ方式を使用する場合は、ガイド線が表示される前(約 0.5 秒間)にクリップをタイ
ムラインにドロップすると、オーバーライト編集でなくインサート編集を実行することになります。
[オーバーライト]ボタンまたは B キーを使ってオーバーライト編集を実行するには:
1. クリップを[メディア](Media)ペインに読み込み、イン点とアウト点をマークします。
オーバーライトする素材の量は、クリップにマークしたイン点からアウト点までの長さにより決ま
ります。
この方法を使う場合、
[メディア]
(Media)ペインのモードは、アセット・モードとアウトプット・
モードのどちらでも構いません。
2. シークエンス・タイムラインで、ポジション・インジケータをオーバーライトを開始する場所まで
移動します。
3.(オプション)トラック・セレクターをクリックし、オーディオ・トラックまたはオーディオのオー
バーライト先となるトラックをオンにします。オーディオ・トラックをオンにしない場合は、ビデ
オのみが上書きされます。
n
ビデオ・トラックは常にオンになっています。 ビデオのみを上書きすることはできますが、オーディオ
のみを上書きすることはできません。
4.[オーバーライト]ボタンをクリックするか、B キーを押します。
選択した素材で、タイムライン上の素材が上書きされます。
ドラッグ & ドロップを使ってオーバーライト編集を実行するには:
1. クリップを[メディア](Media)ペインに読み込み、イン点とアウト点をマークします。
オーバーライトする素材の量は、アセット中のイン点からアウト点までの長さにより決まります。
この方法を使う場合、[メディア](Media)ペインはアセット・モードである必要があります。
2.(オプション)トラック・セレクターをクリックし、オーディオ・トラックまたはオーディオのオー
バーライト先となるトラックをオンにします。オーディオ・トラックをオンにしない場合は、ビデ
オのみが上書きされます。
n
ビデオ・トラックは常にオンになっています。 ビデオのみを上書きすることはできますが、オーディオ
のみを上書きすることはできません。
3. メディア・ビューアーから、シークエンス・タイムライン上のビデオ・トラックのロケーションに、
クリップをドラッグします。トラックの途中で、マウス・ポインターがガイド線の上側にあること
を確認してください。
タイムラインには、オーバーライトが行われる位置が表示されます。
152
シークエンスを編集する
n
ガイド線が表示される前(約 0.5 秒間)にマウス・ボタンから指を放さないでください。放してしまうと、
オーバーライト編集ではなく、インサート編集になってしまいます。
4. マウス ボタンから指を離します。
選択した素材で、タイムライン上の素材が上書きされます。
-
選択した素材が上書きするセグメントより短い場合、なおかつビデオのみを上書きする場合、
上書きされるセグメントのオーディオは維持され、L カットが作成されます。以下の図に、進行
中の編集とその結果の例を示します。
-
選択した素材が上書きするセグメントより長いか同じ長さの場合、なおかつビデオのみを上書
きする場合、上書きされるセグメントのオーディオはシークエンスに残ります。このオーディオ
は、タイムライン上のいかなるビデオにも関連付けられていません。詳しくは、「オーディオ専
用の NAT または SOT セグメントを作成する」(161 ページ)をご参照ください。
リプレイス編集の実行
リプレイス編集を使用すると、シークエンスで選択したセグメントの長さを変えずに、すばやく完全に
上書きできます。オーバーライト編集と似ていますが、リプレイス編集の対象はセグメント全体に制限
されます。
TZ
1 [オーバーライト]ボタン、2 [リプレイス]ボタン
153
シークエンスを編集する
リプレイス編集を実行するには、イン点を使用してシークエンス(ソース素材)で使用するビデオの始
点を示します。MediaCentral UX は、選択したセグメントの置換に必要な素材の量を研さんします。ア
ウト点は、計算では使用されません。
選択したセグメントを置き換えるためのイン点からアセットの終端への素材が不十分な場合、
[置換]ボ
「この編集を行うための
タンは使用できません。以下のメッセージがツールチップとして表示されます。
ソース素材が不十分です。」
以下の事項にご注意ください。
•
シークエンスに L カットが含まれる場合(オーディオ・セグメントをビデオ・セグメントの前に開
始する、またはその範囲を超えて展開する場合)、オーディオ・セグメントを置き換えるためにイン
点の前後に十分なオーディオが必要です。たとえば、ビデオと NAT がセグメントに対して選択され、
NAT がビデオの前に 10 フレームを開始する場合、イン点の前に使用可能な 10 フレームのソース・
オーディオが必要です。NAT がビデオを超えて 10 フレームを展開する場合は、イン点の後に十分
なソース・オーディオが必要です。
•
グループ・クリップがロードされる場合(詳細シークエンスのみ)、グループ・クリップのアクティ
ブ・アングルがソース素材として使用されます。
•
リプレイス編集は、シークエンスのディゾルブを維持します。MediaCentral UX は、編集が可能か
どうか決定する時、必要なメディアのハンドルを含んでいます。使用可能な素材が十分にない場合、リ
プレイス編集は、ディゾルブの対称性を維持する一方で、セグメントの始点または終端でディゾル
ブの長さを縮めます。
•
リプレイス編集は、リプレイス編集前に選択されたセグメントに適用されたオーディオ・ボリュー
ムまたはパニングは維持しません。これらの調整は再度行う必要があります。
•
基本シークエンスと詳細シークエンスのどちらにおいても、ソース素材からのマーカーと制限を、
選択したセグメントのマーカーと制限に置き換えます。
リプレイス編集機能は、以下の手順で説明するとおり、基本シークエンスと詳細シークエンスで異なる
動作をします。
基本シークエンスでビデオとオーディオを置き換えるには:
1. アセット・モードでクリップをロードし、イン点をマークします。
2. シークエンスで、置き換えるセグメントを選択します。
ビデオのみ、またはオーディオのみの選択はできません。
3.[置換](Replace)ボタンをクリックします。
154
シークエンスを編集する
選択したセグメントのビデオとオーディオが置き換えられます。
詳細シークエンスでビデオのみ置き換えるには:
1. アセット・モードでクリップをロードし、イン点をマークします。
2. シークエンスで、置き換えるセグメントを選択します。
ビデオのみ置き換えるには、NAT および SOT トラック・ボタンが選択されていないことを確認し
てください。
3.[置換](Replace)ボタンをクリックします。
選択したビデオが置き換えられます。以下の画面は、置き換えられたビデオ・セグメントが濃い青
色になり、シークエンスには対応するオーディオがないことを示しています。NAT ビデオは緑色の
ままです。
詳細シークエンスでビデオとオーディオを置き換えるには:
1. アセット・モードでクリップをロードし、イン点をマークします。
2. シークエンスで、置き換えるセグメントを選択します。
155
シークエンスを編集する
3. NAT または SOT トラック、あるいはその両方のトラックを選択します。
4.[置換](Replace)ボタンをクリックします。
選択したビデオとオーディオが置き換えられます。以下の画面は、NAT トラックが選択され、ビデ
オおよび NAT トラックが編集されると緑色になり、ビデオに NAT がプラスされていることを示し
ています。
以下の画面では、NAT トラックと SOT トラックのどちらも選択されています。ビデオ・セグメン
トと SOT オーディオ・セグメントを編集するとこれらのセグメントが明るい青色になり、ビデオに
SOT がプラスされていることを示しています。ビデオに NAT および SOT がプラスされた場合も明
るい青色になります。
詳細シークエンスでボイスオーバー・オーディオを置き換えるには:
1. アセット・モードでクリップをロードし、イン点をマークします。
2. シークエンスで、置き換えるボイスオーバー・オーディオ・セグメントを選択します。
156
シークエンスを編集する
3.[VO]ボタンをクリックします。
4.[置換](Replace)ボタンをクリックします。
選択したオーディオが置き換えられます。
オーディオ・トラックを有効にする
詳細シークエンスを編集する際は、以下の組み合わせでオーディオ・トラックを有効にすることができます。
•
ビデオと NAT トラック
•
ビデオと SOT トラック
•
ビデオと NAT および SOT トラック
•
VO トラック
オーディオ・トラックを有効にすると、以下の操作が行えるようになります。
•
セグメントを分割します。「セグメントの分割」(169 ページ)をご参照ください。
•
インサート編集を実行します。「詳細シークエンスでインサート編集を実行する」(146 ページ)を
ご参照ください。
•
オーバーライト編集を実行します。 「詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行する」(150
ページ)をご参照ください。
•
リプレイス編集を実行します。「リプレイス編集の実行」(153 ページ)をご参照ください。
詳しくは、適切な手順説明を参照してください。
157
シークエンスを編集する
オーディオ・トラックのオンとオフを切り替えるには:
t
詳細シークエンスで、トラック・インジケーター・ボタンをクリックします。
トラック・インジケーターは、オンの場合、オレンジ色になります。以下の図は、オンになった NAT
トラックと SOT トラックを示しています。
以下の事項にご注意ください。
-
VO トラックをオンにすると、NAT トラックと SOT トラックはオフになります。
-
NAT トラックと SOT トラックの一方をオンにすると、VO トラックはオフになります。
-
NAT トラックと SOT トラックが両方ともオンの場合、Alt を押しながら一方のトラックをク
リックすると、両方のトラックがオフになります。
-
NAT トラックと SOT トラックが両方ともオフの場合、Alt を押しながら一方のトラックをク
リックすると、両方のトラックがオンになります。
保存されたシークエンスからシークエンスにメディアを追加する
Interplay Production データベースから[メディア]ペインの[アセット]モードにシークエンスをロー
ドできます。ただし、イン点とアウト点をマークしたり、選択したメディアをシークエンスで編集する
ことはできません。しかし、マッチ・フレーム機能を使用し、特定のフレームのソース・クリップを開
き、ソース・クリップからメディアを選択することができます。
保存されたシークエンスからシークエンスにメディアを追加するには:
1.[アセット](Assets)ペインで、以下のいずれかを行います。
t
t
シークエンスを右クリックし、
[アセット モードで開く]
(Open in Asset Mode)を選択します。
シークエンスを選択し、ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[アセット
(Open in Asset Mode)を選択します。
シークエンスが[メディア](Media)ペインにアセット・モードで開きます。
2. シークエンスに追加したいフレームを素材内で選択します。
158
モードで開く]
シークエンスを編集する
3. ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[マッチ フレーム](Match Frame)を選択します。
フレームを含むマスター・クリップがメディア・ペインにロードされ、一致するフレームが表示さ
れます。インおよびアウト・マークは、シークエンスで使用されているセグメントに一致するよう
に設定されています。
4. 希望の素材をシークエンスに編集します。
シークエンス・ペインで操作を取り消す、やり直す
[シークエンス]ペインでは、削除したクリップを復元するなど、操作の取り消しまたはやり直しをする
ことができます。最大 100 回の取り消しとやり直しができます。セッションからサインアウトした後で
は、取り消し / やり直しリストは保存されません。
操作がマーカーに影響する場合(Interplay Production アセットのみ)、その変更は[ロギング]ペイン
に表示されます。たとえば、シークエンスにマーカーを追加し、その後シークエンスをトリムしてマー
カーを削除した場合、そのマーカーは[ロギング]ペインのリストから削除されます。この操作を取り消
すと、マーカーは、シークエンスおよび[マーカー]ペインの両方に復元されます。
n
現在、[ロギング]ペイン専用の[取り消し]/[やり直し]機能はありません。
スクリプトとシークエンスで同時に作業を行う場合、同じセットの取り消しアクションを[ストーリー]
ペインと[シークエンス]ペインの両方に適用します。新しいシークエンスをロードする場合、または
[シークエンス]ペインを終了する場合、
[ストーリー]ペインでは取り消しアクションは無効になります。
操作を取り消すには、以下のいずれかを行います。
t
Ctrl+Z(Windows)または Command+Z(Macintosh)を押します。
t
[シークエンス]ペイン・メニューから[取り消し](Undo)を選択します。
t
[シークエンス]ペインを右クリックし、コンテキスト・メニューから[取り消し]
(Undo)を選択する
操作をやり直すには、以下のいずれかを行います。
t
Ctrl+Y(Windows)または Command+Y(Macintosh)を押します。
t
[シークエンス]ペイン・メニューから[やり直し](Redo)を選択します。
t
[シークエンス]ペインを右クリックし、コンテキスト・メニューから[やり直し]
(Redo)を選択
します。
タイムライン内でセグメントを移動または削除する
アセットをシークエンスに追加した後、タイムラインで並べ替えることができます。シークエンス内の
トラックに含まれているメディアはセグメントと呼ばれます。
159
シークエンスを編集する
詳細シークエンスの場合、セグメントをタイムラインに追加した後、そのタイムラインを別のトラック
に切り替えることはできません。たとえば、クリップを SOT としてタイムラインのドラッグ & ドロップ
すると、タイムラインの中でそのセグメントを選択して別のオーディオ・トラックにドラッグできませ
ん。クリップのオーディオが、挿入先のオーディオ・トラックにマッピングされていないチャンネル上
にある場合、そのシークエンスが再生されてもオーディオは聞こえません。
n
オーディオが挿入されたトラックを変更する場合、「オーディオ・セグメントを追加、削除する」(160
ページ)で説明する手順を使用できます。
セグメントをシークエンスに移動するには:
1. 移動するセグメントをクリックします。
2. 選択したセグメントをタイムラインの新しい場所へドラッグ & ドロップします。
長いシークエンスでは、セグメントをシークエンスの表示される範囲の端に移動すると(縦タイム
ラインでは一番上または下、横タイムラインでは左または右)、その方向にシークエンスがスクロー
ルされます。
シークエンスからセグメントを削除するには、以下のいずれかを実行します。
t
削除するセグメントを右クリックし、[削除](Delete)を選択します。
t
削除するセグメントをクリックし、[シークエンス]ペイン・ツールバーで[削除](Delete)をク
リックします。
t
削除するセグメントをクリックし、[シークエンス](Sequence)ペイン・メニューから[削除]
(Delete)を選択します。
t
削除するセグメントをクリックし、Delete キーまたは Backspace キー(Windows)を押します。
シークエンスからセグメントを削除しても、元のソース・メディアはサーバーから削除されません。
オーディオ・セグメントを追加、削除する
ビデオ・クリップが 1 つ以上のオーディオ・トラックに関連付けられており、なおかつそのビデオ・ク
リップをシークエンス・タイムラインに追加した場合、関連するオーディオ・セグメントを追加または
削除することができます。たとえば、シークエンスにビデオ・セグメントと関連 NAT セグメントが含ま
れる場合、SOT セグメントを追加することができます。シークエンスにオーディオを持たないビデオ・
セグメントが含まれる場合は、NAT セグメント、SOT セグメント、またはその両方を追加することが
できます。
同様に、NAT セグメント、SOT セグメント、またはその両方を削除することもできます。
以下の図に、関連する NAT および SOT セグメントを持つビデオ・セグメントを示します。ビデオ・セ
グメントと関連する NAT および SOT トラックがタイムラインに含まれる場合、ビデオ・セグメントは
青で表示され、SOT セグメントと一致します。
160
シークエンスを編集する
この機能は選択したセグメントのみに適用されます。シークエンスの他のセグメントにあるオーディオ
には影響しません。
n
NAT または SOT のトラック・セレクターをオンにしても、この機能には影響しません。
NAT または SOT セグメントを追加するには:
t
[シークエンス]ペインでセグメントを右クリックして、以下のいずれかを選択します。
- [オーディオ セグメントを追加](Add audio segment)> [NAT]
- [オーディオ セグメントを追加](Add audio segment)> [SOT]
チェック・マークは、オーディオ・セグメントがシークエンスに含まれているかを示します。
NAT または SOT セグメントを削除するには:
t
[シークエンス]ペインでセグメントを右クリックして、以下のいずれかを選択解除します。
- [オーディオ セグメントを追加](Add audio segment)> [NAT]
- [オーディオ セグメントを追加](Add audio segment)> [SOT]
チェック・マークが外れます。
オーディオ専用の NAT または SOT セグメントを作成する
シークエンスを編集する際に、オーディオを残しつつ、現場レポートなどの不要なビデオ・セグメント
の置き換えが必要になる場合があります。オーディオを残しつつビデオを置き換える場合は、ビデオ専
用オーバーライト編集を実行することができます。オーディオ・セグメントは関連ビデオなしでタイム
ライン上に残り、そのオーディオ・セグメントは単独で編集することができます。
以下の図の左側には、選択されたビデオ・セグメントと関連 SOT オーディオ(オレンジ色の輪郭で表示)、
およびビデオ専用オーバーライト編集後の同じシークエンスを示します。右側のビデオ・セグメントは
紫色で表示され、関連オーディオがないことを示しています。SOT セグメントは青色のまま残り、その
クリップ名は、ビデオ・セグメントに関連付けられたオーディオ・セグメントのクリップ名よりも暗い
色で表示されます。
161
シークエンスを編集する
セグメントの NAT および SOT 両方がオンの場合(「オーディオ・セグメントを追加、削除する」(160
ページ)に記載)、元のビデオを上書きしつつ、NAT および SOT セグメントの両方を維持することがで
きます。以下の図は、ビデオ・セグメントと関連付けられていない NAT トラックと SOT トラックを示
しています。選択された NAT トラックの上のビデオ・セグメントは紫色で表示され、関連オーディオが
ないことを示しています。NAT セグメントは緑色、SOT セグメントは青色のまま残り、そのクリップ名は、
ビデオ・セグメントに関連付けられたオーディオ・セグメントのクリップ名よりも暗い色で表示されます。
オーディオ専用の NAT または SOT セグメントを作成するには:
1. NAT または SOT オーディオを持つクリップを、シークエンスに編集します。
2.(オプション)2 番目のオーディオ・セグメント(NAT または SOT)を有効にします。
3. クリップを[メディア](Media)ペインに読み込み、タイムライン上のビデオ・セグメントを置き
換えるために、ビデオにイン点とアウト点を設定します。マークされたビデオは、置き換えるビデ
オ・セグメントより長いか、同じ長さである必要があります。
4. オーバーライト編集を実行します。
詳しくは、「詳細シークエンスでオーバーライト編集を実行する」
(150 ページ)をご参照ください。
5. 必要に応じて、トランジションをトリムし、オーディオとビデオを揃えます。
162
シークエンスを編集する
タイムラインでスナップする
シークエンス・タイムラインで行った編集は、特定のタイムコード位置に限定される場合があります。任
意のタイムコード位置で編集を行える場合もあります。たとえば、ビデオ・セグメントをドラッグできる
位置は、別のビデオ・セグメントの最初または最後に限定されます。ただし、ビデオ・セグメントの最
後をトリムする場合は、任意のタイムコード位置に拡張することができます。
任意のタイムコード位置に編集を行える場合は、スナップ・ポイントにより、編集を正確に揃えること
ができます。これは、オーディオとビデオを揃える際に、特に便利です。スナップ・ポイントには以下の
ものが含まれます。
•
ポジション・インジケーター
•
タイムライン上にある別のセグメントの開始位置と終了位置
•
ドラッグ中のセグメントの、元の開始位置と終了位置
•
シークエンスの先頭
•
タイミング・ブロックの境界
セグメントまたは終了位置をドラッグしていると、ドラッグ操作が一時的に停止したり、これらのポイ
ントにスナップしたりします。その際にマウス・ボタンから指を放すと、そのスナップ・ポイントで編
集が実行されます。
以下の図に、VO セグメントのスナップ・ポイントを示します。
スナップ・ポイントは詳細シークエンスに限定されています。
一時停止やスナップを無視するには:
t
セグメントまたは終了位置のドラッグ中に、Shift キーを押します。
163
シークエンスを編集する
タイムライン内でセグメントをトリムする
セグメントは、いずれの端からもトリムでき、フレームごと、またはより大きな増分で、長くしたり短
くしたりできます。二相トリムを行うこともできます。二相トリムでは、2 つのセグメントを合わせた長
さは変わりません。
セグメントをトリムすると、ポジション・インジケーターが自動的にシークエンス内のその位置に移動
し、[メディア]ペインのビューアーにその位置のフレームが表示され、セグメントがトリムされたフ
レームを確認できます。
n
セグメントは、元のソース・メディアの最大長にまでしか伸ばすことができません。
次の項目では、セグメントのトリミングについて説明します。
• 「基本シークエンスのトリミング」(164 ページ)
• 「詳細シークエンスのトリミング」(165 ページ)
• 「最初からセグメントの末尾までをトリム」(166 ページ)
• 「二相トリムを使用する」(167 ページ)
基本シークエンスのトリミング
基本シークエンスをトリミングする場合、ビデオとオーディオは同時にトリムされます。ビデオのみ、ま
たはオーディオのみのトリムはできません。
マウスを使ってセグメントをトリムするには、以下を実行します。
t
セグメントの一方の端をクリックして、オーディオまたはビデオ・トリム・インジケーターをドラッ
グします。
キーボードのショートカットを使ってセグメントをトリムするには:
1. トリムするセグメントの最後をクリックします。
2. 以下のいずれかのキーを押します。
M
選択されたセグメントの末尾以前の 10 フレームをトリム
コンマ(,)
選択されたセグメントの末尾以前の 1 フレームをトリム
164
シークエンスを編集する
ピリオド(.)
選択されたセグメントの末尾以降の 1 フレームをトリム
スラッシュ(/)
選択されたセグメントの末尾以降の 10 フレームをトリム
n
このキーボード ショートカットは、アメリカのキーボード
用に設計されています。別のキーボード・レイアウトでは
動作しない場合があります。
ポジション・インジケーターが自動的にトリム位置に移動します。
詳細シークエンスのトリミング
詳細シークエンスでは、ビデオ・トラック、オーディオ・トラック、またはビデオとオーディオの両方
をトリムすることができます。
マウスを使ってセグメントをトリムするには、以下のいずれかを実行します。
t
ビデオとオーディオの両方をトリムするには、ビデオのセグメントの一方の端をクリックして、トリ
ム・インジケーターへドラッグします。
次の図は、セグメントの端からトリムできるビデオとオーディオの両方のセグメントを示しています。
t
オーディオのみトリムするには、オーディオのセグメントの一方の端をクリックして、トリム・イ
ンジケーターへドラッグします。
t
シークエンスに同一ソースのオーディオが含まれている場合にビデオのみトリムするには、Ctrl
キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押したまま該当するビデオ・セグメン
トの一方の端をクリックし、トリム・インジケーターへドラッグします。この方法で L カットを作成し
ます。「タイムラインで L カットを使用する」(168 ページ)をご参照ください。
キーボードのショートカットを使ってセグメントをトリムするには:
1. トリムするセグメントの最後をクリックします。
2. 以下のいずれかのキーを押します。
165
シークエンスを編集する
M
選択されたセグメントの末尾以前の 10 フレームをトリム
コンマ(,)
選択されたセグメントの末尾以前の 1 フレームをトリム
ピリオド(.)
選択されたセグメントの末尾以降の 1 フレームをトリム
スラッシュ(/)
選択されたセグメントの末尾以降の 10 フレームをトリム
n
このキーボード ショートカットは、アメリカのキーボード
用に設計されています。別のキーボード・レイアウトでは
動作しない場合があります。
ポジション・インジケーターが自動的にトリム位置に移動します。
最初からセグメントの末尾までをトリム
コマンドまたはキーボード・ショートカットを使用して、セグメントの先頭(トップ)または最後(末尾)
から現在のポジション・インジケーターの位置までをトリムすることができます。
セグメントの先頭からトリムするには:
1. ポジション・インジケーターを、トリムするフレームに置きます。
ポジション・インジケーターがオーバーラップした、選択した 1 つ以上のセグメントをトリムする
ことができます。
重複したセグメントをトリムするには、セグメントを選択しないでください。トリムは、1 つのビデ
オ・セグメント、関連するオーディオ・セグメント、およびすべてのボイスオーバー・セグメント
に影響します。
n
n
セグメントの選択を解除するには、タイムラインで使用されていない部分をクリックします。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
右クリックして[トップをトリミング](Trim Top)を選択します。
t
Shift キーと [ キーを同時に押します。
このキーボード ショートカットは、アメリカのキーボード用に設計されています。別のキーボード・レ
イアウトでは動作しない場合があります。
セグメントの最後からくトリミングする方法
1. ポジション・インジケーターを、トリムするフレームに置きます。
ポジション・インジケーターがオーバーラップした、選択したセグメントまたはすべてのセグメン
トをトリムすることができます。
重複したセグメントをトリムするには、セグメントを選択しないでください。トリムは、1 つのビデ
オ・セグメント、関連するオーディオ・セグメント、およびすべてのボイスオーバー・セグメント
に影響します。
166
シークエンスを編集する
n
n
セグメントの選択を解除するには、タイムラインで使用されていない部分をクリックします。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
右クリックして[下端をトリム](Trim
t
Shift+]を押します。
Tail)を選択します。
このキーボード ショートカットは、アメリカのキーボード用に設計されています。別のキーボード・レ
イアウトでは動作しない場合があります。
二相トリムを使用する
二相トリムとは、1 つのビデオ・セグメントを別のビデオ・セグメントに展開し、その素材をトリミングし
たセグメントに上書するというトリミング操作です。(この機能は、Media Composer および NewsCutter
ではデュアル・ローラーとも呼ばれています)
。両方のクリップを合わせた長さは変わりません。
•
基本シークエンスでは、二相トリムはビデオおよび同期されたオーディオ・トラックに適用されま
す。
•
詳細シークエンスでは、二相トリムはビデオのみに適用されます。
二相トリムを使用するには:
t
Control キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押さえたまま、トランジション
をドラッグします。
Control キーを押している間は、トリム・インジケーターがトランジションの両端に表示されます。
トリム操作には次のキー入力を使用できます。
Shift+M
選択されたセグメントの末尾以前の 10 フレームをトリム
Shift+ コンマ(,)
選択されたセグメントの末尾以前の 1 フレームをトリム
Shift+ ピリオド(.)
選択されたセグメントの末尾以降の 1 フレームをトリム
167
シークエンスを編集する
Shift+ スラッシュ(/)
選択されたセグメントの末尾以降の 10 フレームをトリム
n
このキーボード ショートカットは、アメリカのキーボード用に
設計されています。別のキーボード・レイアウトでは動作しな
い場合があります。
タイムラインで L カットを使用する
L カットとは、2 つのセグメント間の分割編集で、ビデオ・トランジションがオーディオ・トランジショ
ンと同時に発生しないものを指します。オーディオ・トランジションがビデオ・トランジションの前に
生じる場合もあれば、その逆もあります。
以下の図は、L カットがタイムラインの 20 秒マークの近くにあることを示しています。シークエンス内
の SOT セグメント(明るい青)は該当するビデオを超えて拡張しています。
L カットを作成するには:
1. 編集したいビデオ・セグメントを選択し、マウス・ポインターを調整したい端の近くに置きます。
トリム・インジケーターが、セグメントのビデオ・トラック、オーディオ・トラック、またはその
両方に表示されます。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh) を押したまま、ビデオ・トリム・
インジケーターをクリックして別の場所にドラッグします。
t
オーディオ・トリム・インジケーターをクリックし、別の場所にドラッグします。
これで、ビデオ・トランジションがオーディオ・トランジションから離れ、他方を編集せずに一方
を編集できます。いずれかのインジケーターをクリックすると、各セグメントを個別に修正できます。
L カットを削除するには:
t
オーディオ用のトリム・インジケーターをクリックしてビデオ・インジケーターに並ぶようドラッ
グします(またはその逆)。正確に並べる必要はありません。アプリケーションにより、ビデオ・ト
ランジションとオーディオ・トランジションの配列は自動調整されます。
168
シークエンスを編集する
n
n
L カットは、シークエンス内の新しい場所にセグメントをドラッグする場合、維持されます。
複数のオーディオ・セグメントが重なっている場合、MediaCentral UX によりオーディオ・レベルが自
動調整されます。「詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する」(224 ページ)をご参照くだ
さい。
セグメントの分割
ボタン、メニュー・アイテム、またはショートカット・キーを使用して、選択したタイムコードの位置
でセグメントを分割して、そのセグメントをシークエンスの編集に使用することができます。たとえば、ビ
デオ・セグメントとその関連オーディオを分割し、新しくできたセグメントの一方を削除することがで
きます。この機能は、Avid 編集システムの「編集追加」機能に似ています。
編集するシークエンスの種類によって、セグメントの分割動作が異なります。
•
基本シークエンスでは、分割はすべての表示されるトラックに適用されます。 ビデオ・トラックと
オーディオ トラックを含むシークエンスでは、ビデオのみ、またはオーディオのみの分割はできま
せん。
•
詳細シークエンスでは、トラックを有効にすることで、分割するオーディオ・トラックを選択できま
す。トラックを有効にするには、トラック・インジケーター・ボタンをクリックしてオレンジ色で
表示します。以下の組み合わせを分割することができます。
-
ビデオのみ
-
ビデオと NAT
-
ビデオと SOT
-
ビデオ、NAT、SOT
-
VO のみ
分割できない組み合わせ:
-
VO とビデオ
-
VO と NAT(同時にオンにできません)
-
VO と SOT(同時にオンにできません)
-
VO、NAT、SOT(同時にオンにできません)
-
L カット
コンテキスト・メニューまたはペイン・メニューから[分割]を選択する際には、分割できるよう
オンになっているトラックが、メニュー・アイテムのテキストに表示されます。マウス・ポインター
を[分割]ボタンに移動する場合は、分割できるようオンになっているトラックが、ツールのヒン
トに表示されます。
169
シークエンスを編集する
以下の事項にも注意してください。
•
セグメントの選択は分割に影響しません。分割はポジション・インジケーターの位置で行われます。
•
セグメントを分割した後、2 つ目のセグメントの最初のフレームは、現在のフレームになります。
•
マルチカメラ・グループ・クリップは、同じカメラ・アングルが両方のセグメントで維持されます。
各セグメントのアングルは、後で個別に変更することができます。
•
セグメントの分割を行う場所は、セグメントの両端から最大 1 フレームの場所である必要があります。
•
シークエンス内でセグメントを分割しても、新しいマスター・クリップやサブクリップは作成され
ません。
1 つ以上のセグメントを分割するには:
1. セグメントを分割する場所までポジション・インジケーターを移動します。
2. 詳細シークエンスの場合は、分割するセグメントを含むオーディオ・トラックをオンにします。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
[分割](Split)ボタンをクリックします。
t
Ctrl+E(Windows)または Command+E(Macintosh)を押します。
t
マウス・ポインターをタイムコード・バーの上に移動させて右クリックし、
[分割]
(Split)を選
択します。
t
[シークエンス]ペイン・メニューから[分割](Split)を選択します。
以下の図は、分割できるようオンになっている NAT と SOT の関連トラックを持つビデオ、およ
び分割操作の結果を示しています。
左: セグメントの分割前、右: セグメントの分割後
これで、例えば新しいセグメントの 1 つを消去したり、分割位置に新しいクリップを挿入するなど
により、分割したセグメントの編集を行うことができるようになります。
170
シークエンスを編集する
マーカーをシークエンスに追加する
マーカーをシークエンスに追加する方法にはいくつかあります。
n
•
マーカーを含むクリップまたはクリップの一部を追加する。
•
マーカーをシークエンスに直接追加する。
マーカーは、Interplay Production アセットで使用される機能です。マーカーの操作について詳しくは、
「Interplay | Production アセットのロギングとサブクリップの作成」(273 ページ)をご参照ください。
マーカーを含むクリップを追加する: インとアウトのマークの間に含まれるマーカーはすべて、クリッ
プをシークエンスに編集すると、シークエンスにコピーされます。クリップのあるマーカーのコピーは「ワ
ンタイム・コピー」です。トリムでクリップの長さを伸ばす場合、そのクリップの追加部分に含まれる
マーカーはコピーされません。トリムでクリップの長さを縮める場合、トリミングされた部分に含まれ
るマーカーはすべて削除します。クリップを長くしても元に戻りません。マーカーを復元するには、編集
をやり直します。元のクリップを検索するには、シークエンスでマッチフレームを使用します。「マッ
チ・フレームを使用する」(209 ページ)をご参照ください。
オーディオ専用クリップのマーカー: マーカーはボイスオーバーなどのオーディオ専用クリップ用には
追加されません。ビデオ・クリップを含むクリップからのみマーカーをコピーできます。
マーカー付きのセグメントを移動する: マーカーを含むシークエンスのセグメントを移動する際、マー
カーも移動します。
アウトプット・モードでマーカーを追加する:アウトプット・モードのシークエンスにマーカーを追加して
(Sequence)ペインで保存すると、
いる場合、
[ロギング]
(Logging)ペインで保存または[シークエンス]
シークエンスとマーカーの両方が保存されます。
[メディア]ペインでモードを切り替える: アウトプット・モードからアセット・モードに、またはア
セット・モードからアウトプット・モードに切り替えると、
[ロギング]
(Logging)ペインは[メディア]
(Media)ペインにロードされているメディアと一致するよう切り替わります。
n
ユーザーが作成したマーカーのみを[ロギング]ペインに表示するよう設定した場合、そのマーカーの
「Interplay | Production アセットのロギング・
みが[シークエンス]ペインに表示されます。詳しくは、
ペイン」(279 ページ)をご参照ください。
ビデオ・ディゾルブを挿入する(詳細シークエンスのみ)
詳細シークエンスのセグメント間の中央にあるトランジションにビデオ・ディゾルブを挿入できます。
ディゾルブは 2 ∼ 300 フレームのトランジションに設定できます。偶数のみ使用し、先頭のセグメント
で使用されているフレームの半分、および残り半分は最後のセグメントで設定します。
171
シークエンスを編集する
n
ディゾルブはシークエンス最初のセグメントの始点、または最後のセグメントの終点に置くことはでき
ません。どのディゾルブでも、マーク・イン点の前またはマーク・アウト点の後に配置できるよう、ソー
ス素材に充分なメディアがあることを確認する必要があります。また、1 つのディゾルブの後半分を次の
ディゾルブの始点に重ねることはできません。これらすべてのケースでは、ディゾルブは使用できない
というメッセージが表示されます。
172
シークエンスを編集する
2 つのセグメント間にビデオ・ディゾルブを挿入するには:
1. タイムラインで、2 つのセグメント間のカットの 2 秒内にポジション・インジケーターを置きます。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
[シークエンス]ペイン・ツールバーの[ビデオディゾルブを追加]
(Add Video Dissolve)ボタ
ンをクリックします。
t
バックスラッシュ・キー(\)を押します。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[ディゾルブ]を選択します。
次の図は、シークエンスの 2 つのセグメント間にあるディゾルブを示しています。これは、ポジショ
ン・インジケーターのすぐ右にある四角いディゾルブ・アイコンで示されます。
n
このアイコンのサイズは固定で、ディゾルブの長さが異なっても変化しません。
3. デフォルトではディゾルブの長さは 20 フレームに設定されており、先頭のセグメントで 10 フレーム、
末尾のセグメントで 10 フレームの等分に分割されています。ただし、これは変更できます。その場合、
ディゾルブ・アイコンをダブルクリックするか、このアイコンを右クリックして[デュレーション
を変更](Modify Duration)を選択します。
173
シークエンスを編集する
変更した場合、それ以降シークエンスに追加された新規のディゾルブには、変更された設定が適用
されます。
n
デフォルトの長さは、シークエンスの[ユーザー設定]で[ディゾルブのデュレーション]を変更する
ことで変更できます。
4. 先頭のセグメントの任意のポイントで、シークエンス・タイムラインのポジション・インジケーター
を置き、[メディア]ペインのビューアーで出力を再生すると、目的のディゾルブを確認できます。
ディゾルブは先頭のセグメントに関連付けられています。したがって、先頭のセグメントがシーク
エンスの最後に移動すると、関連するディゾルブは自動的に削除されます。
ディゾルブを削除するには:
t
ディゾルブ・アイコンを右クリックして[ディゾルブを削除](Delete
Dissolve)を選択します。
オーディオ・スクラブを有効にする
デフォルトでは、タイムラインでのスクラブは、より速い操作を目的として、ビデオ専用に設定されて
います。オプションで、[シークエンス]ペイン・メニューまたは[メディア]ペイン・メニューのどち
らかで、コンテキスト・メニュー・コマンドからオーディオ・スクラブを有効にすることができます。
オーディオ・スクラブを有効にするには:
t
[シークエンス]
(Sequence)ペイン・メニューまたは[メディア]
(Media)ペインで[ペイン・メ
ニュー]
(Pane Menu)ボタンをクリックし、
[オーディオ スクラブ]
(Audio Scrubbing)をクリック
します。
チェック・マークはオーディオ・スクラブが有効になっていることを示します。オーディオ・スク
ラ ブ を 無 効 に し て チ ェ ッ ク・マ ー ク を 削 除 す る に は、再 び[オ ー デ ィ オ ス ク ラ ブ](Audio
Scrubbing)をクリックします。
174
シークエンスを編集する
開始タイムコードを変更する
シークエンスの最初のフレームのタイムコードを変更する必要がある場合があります。この機能は、
Interplay Production シークエンスにのみ適用されます。
シークエンスの開始タイムコードを変更するには:
1.[メディア](Media)ペインにシークエンスを読み込みます。
2. [シークエンス](Sequence)ペインで[ペイン・メニュー](Pane Menu)ボタンをクリックし、[開
始タイムコードを変更](Modify Start Timecode)を選択します。
3. 変更する数字の先頭に挿入バーを置き、新しい数字を入力します。
次の例では、最初の数字が 0 から 1 に変更されました。
タイムコードを元の数字に戻すには、Backspace キーまたは Delete キーを押します。
4.[OK]をクリックします。
NTSC シークエンスのドロップ・フレームとノンドロップ・フレームを切り替えるには:
t
セミコロン(;)またはコロン(;)を入力します。
175
6 ビデオ・メディアを使用する
次の主要なトピックでは、
[メディア]ペインを使用してビデオ・アセットを表示し編集する方法につい
て説明します。
•
メディア・ペイン
•
アセットを再生する
•
リモート・アセットを使用する
•
イン点およびアウト点をマークする
•
マーカーと制限を使用する
•
キャプションとセグメントを表示する
•
タイムコード・ディスプレイを使用する
•
タイムコードを入力してフレームをキューする
•
メディア・タイムラインを使用する
•
メディア・ズーム・バーを使用する
•
STP のターゲット解像度でレビューする
•
最高解像度で再生する
•
マッチ・フレームを使用する
•
内包しているフォルダーを開く
•
アセットをトランスコードする
•
インジェスト中にクリップを表示・編集する
•
フレームをイメージとして保存する
メディア・ペイン
メディア・ペイン
[メディア]ペインでは、ストーリーを構築しながら、ビデオ・クリップの再生、キュー、マーキングを行
[メディア]ペインは、次のいずれかのモードに設定できます。
うのに必要なコントロールを使用できます。
•
アセット・モードで作業する場合、[アセット]ボタンをクリックします。
マスター・クリップ、サブクリップ、シークエンスの表示、およびシークエンスでのメディアの編集
にはアセット・モードを使用します。また、再生デバイスにシークエンスを送信したり、プロセスに
MAM アセットを追加することもできます。アセット・モードでのコントロールについて詳しくは、
「メディア・ペイン:アセット・モード: アセット・モード」(178 ページ)、「メディア・ペイン・
(180 ページ)、
「メディア・ペイン: グループ・クリッ
メニュー オプション(アセット・モード)」
プ」(182 ページ)をご参照ください。
•
アウトプット・モードで作業する場合、[アウトプット]ボタンをクリックします。
シークエンスの表示、ボイスオーバーの追加、再生デバイスへのシークエンス送信、またはプロセス
への MAM 基本シークエンスの追加にはアウトプット・モードを使用します。出力モードでのコント
「メディア・ペイン:アウトプット・モード」
(183 ページ)をご参照ください。
ロールについて詳しくは、
[メディア]ペインのビューは、ロードしたアセットに応じて自動的にアセット・モードまたは出力モー
ドに切り替わります。
• [アセット]ペインで、クリップまたはサブクリップをダブルクリックするか、[メディア]ペイン
にドラッグします。クリップまたはサブクリップがアセット・モードで開きます。
• [アセット]ペインで、シークエンスをダブルクリックするか、[メディア]ペインにドラッグしま
す。シークエンスが出力モードで開きます。
• [アセット]ペインで、シークエンスを右クリックして[アセットモードで開く](Open in Asset
Mode)を選択します。シークエンスがアセット・モードで開きます。
• [キュー / ストーリー](Queue/Story)ペインで[シークエンスを開く](Open Sequence)ボタ
ンをクリックします。関連するシークエンスが出力モードで開きます。
• [検索]ペインで、MAM アセットまたは基本シークエンスをダブルクリックします。アセットがア
セット・モードで開き、基本シークエンスが出力モードで開きます。
• [タスク]ペインで、MAM アセットまたは基本シークエンスをダブルクリックします。アセットが
アセット・モードで開き、基本シークエンスが出力モードで開きます。
177
メディア・ペイン
メディア・ペイン:アセット・モード: アセット・モード
次の図は、アセット・モードの[メディア]ペインを示しています。ディスプレイとコントロールにつ
いては表で説明します。
T
Z
H
L
R
U
W
\
X
1
表示とコントロール
説明
タイトル
Interplay Production データベースからロードしたアセットの名前、または
Interplay MAM データベースからロードしたアセットのタイトルを表示し
ます。Interplay MAM アセットのタイトルは、
[アセット]ペインの名前と一
致しない場合があります。詳しくは、「アセットの参照先の名前を変更する」
(62 ページ)をご参照ください。
2
アセット・ボタンと出力ボタン アセット・モードにロードされたアセットと、出力モードにロードされたシー
クエンス間で表示を切り替えることができます。
178
メディア・ペイン
3
表示とコントロール
説明
ビデオ・フォーマット表示
アセットに関連付けられているトラックを表示します。赤の場合、アセット
には、選択された[再生サーバーに送信]プロファイルのターゲット解像度
と一致するオンライン・メディアがありません。マウス・ポインターを表示
の上に置くと、トラックに加え、このアセットと関連付けられているビデオ・
フォーマットとオーディオ・フォーマットが表示されます。
[STP]ボタン
4
メディア・ビューアー
このボタンをクリックすると、Interplay Production データベースからロー
ドされた再生可能なシークエンスが再生デバイスに送信されます。アセッ
ト・モードでは、このボタンはシークエンスをロードした場合にのみアクティ
ブになります。詳しくは、「再生デバイスにシークエンスを送信する」(347
ページ)をご参照ください。
マスター・クリップ、シークエンス、およびサブクリップを含む、ロードさ
れたアセット用のビデオを表示します。
選択したマーカー用のテキストや選択したストラタの注釈は、メディア・
ビューアーの下にオーバーレイとして表示されます。メディアに関するエ
ラー・メッセージはメディア・ビューアーの上に表示されます。J-K-L 再生
用のスピード・ディスプレイは右上に表示されます。詳しくは、「J、K、L
キーを使用して再生する」(187 ページ)をご参照ください。
5
6
メディア・タイムラインとメ
ディア・ズーム・バー
メディア・コントロール
•
メディア・タイムラインとは、アセットまたはシークエンスの長さと時
間範囲をグラフィックで表示したものです。メディア・タイムラインに
は、タイミング・マーク、ポジション・インジケーター、およびその他
のコントロールがあります。詳しくは、「メディア・タイムラインを使用
する」(204 ページ)をご参照ください。
•
メディア・ズーム・バーを使用すると、メディア・タイムラインのセク
「メディア・ズーム・バーを使用する」
ションを拡大できます。詳しくは、
(205 ページ)をご参照ください。
再生、一時停止、ステップ・スルー、およびイン点とアウト点のマーキングを
「アセットを再生する」
(186 ページ)、
「アセットの
実行できます。詳しくは、
ステップ・スルー」(189 ページ)、「イン点およびアウト点をマークする」
(197 ページ)をご参照ください。
7 [オーディオ ペイン](Audio このボタンをクリックして、[オーディオ]ペインを前面へ移動します。
Pane)ボタン
179
メディア・ペイン
表示とコントロール
説明
マッチ フレーム ボタン
このボタンをクリックすると、シークエンスまたはサブクリップの選択した
フレームを含むマスター・クリップをロードします。「マッチ・フレームを
使用する」(209 ページ)をご参照ください。
8 [ペイン・メニュー]ボタン
ディスプレイのコントロールと再生サーバーへの送信に使用するオプション
「メディア・ペイン・メニュー オプション(アセッ
を提供します。詳しくは、
ト・モード)」(180 ページ)をご参照ください。
9
ロードされたアセットまたはシークエンスのタイムコード情報を提供しま
す。詳しくは、「タイムコード・ディスプレイを使用する」(201 ページ)を
ご参照ください。
タイムコード表示
10 マーカー・オーバーレイ
キャプション・オーバーレイ
ロードされた Interplay Production アセットの選択したマーカーの内容を表
示します。詳しくは、「マーカーと制限を使用する」(199 ページ)をご参照
ください。
ロードされた Interplay Production ビデオまたはオーディオ・アセットの選
「キャプションとセグメント
択したストラタの注釈を表示します。詳しくは、
を表示する」(200 ページ)をご参照ください。
11 MultiRez ボタン
このオプションが有効な場合、最高解像度でビデオを再生するよう選択でき
ます。「最高解像度で再生する」(208 ページ)をご参照ください。
メディア・ペイン・メニュー オプション(アセット・モード)
以下の表は、アセットがアセット・モードでロードされた場合の[メディア]ペイン・メニューのオプ
ションの一覧です。詳しくは、以下の適切な項目をご参照ください。
メニュー・オプション
説明
マッチ・フレーム
「マッチ・フレームを使用する」(209 ページ)をご参照ください。
最近表示したアセット
「最近表示したアセットを再生する」(189 ページ)をご参照ください。
内包しているフォルダーを開く
「内包しているフォルダーを開く」(210 ページ)をご参照ください。
Interplay Production のみ
メディアのステータスを更新
「メディア・ステータスを更新する」(190 ページ)をご参照ください。
アスペクト比
「アスペクト比を選択する」(190 ページ)をご参照ください。
MultiAngle ビュー
「グループ・クリップのロードとアングル・ビューの変更」(241 ページ)
をご参照ください。
Interplay Production のみ
再生品質
「再生品質を選択する」(192 ページ)をご参照ください。
再生レイテンシ
「再生レイテンシを調整する」(192 ページ)をご参照ください。
180
メディア・ペイン
メニュー・オプション
説明
再生モード(フレームまたはファイル)「フレームベースの再生またはファイルベースの再生を選択する」
(193 ペー
ジ)をご参照ください。
キャプション
「キャプションとセグメントを表示する」
(200 ページ)をご参照ください。
Interplay MAM のみ
オーバーレイ テキスト
選択したマーカーの内容(Interplay
タの注釈を表示します。
再生の統計情報
メディア再生に関するパフォーマンス情報を提供します。
オーディオ スクラブ
Production)または選択したストラ
「オーディオ・スクラブを有効にする」(174 ページ)をご参照ください。
再生サーバーに送信(プロファイル名)「再生サーバーに送信する」(344 ページ)をご参照ください。
Interplay Production のみ
再生サーバーに送信設定
「「再生サーバーに送信」の設定を行う」
(344 ページ)をご参照ください。
Interplay Production のみ
アクション
「プロセスを作成する」(362 ページ)をご参照ください。
Interplay MAM のみ
自分に送信
「アセットとメディアをローカル・ワークグループに配信する」
(359 ページ)
をご参照ください。
Interplay Production のみ
送信先
「アセットとメディアをリモート・ワークグループに配信する」
(357 ページ)
をご参照ください。
Interplay Production のみ
トランスコード
「アセットをトランスコードする」(211 ページ)をご参照ください。
Interplay Production のみ
サブクリップを作成
「サブクリップを作成する」(294 ページ)をご参照ください。
Interplay Production のみ
イメージとして保存
ヘルプ
「フレームをイメージとして保存する」(214 ページ)をご参照ください。
オーディオ・ペインに関する情報を表示します。ヘルプのコントロール・
ボタンを使用して、他のヘルプ・トピックにアクセスできます。
181
メディア・ペイン
メディア・ペイン: グループ・クリップ
[メディア]ペインでグループ・クリップがロードされている場合、2 つの追加ボタンが表示されます。
qq
w
コントロール
1
2
説明
マルチアングル・ビュー・ボ クリップをマルチアングル・ビューで表示するかを決定します:
タン
• シングルアングル
•
2x2
•
3x3
アクティブ・アングル・ボタン アクティブなアングルを表示します。この数字は、左から右および上から下、
および配置全体のディスプレイのアングル数を示します。コンテキスト・メ
ニューで、クリックしてビデオ・アングルを変更します。
詳しくは、「グループ・クリップを使用する」(235 ページ)をご参照ください。
182
メディア・ペイン
メディア・ペイン: アウトプット・モード
次の図は、アウトプット・モードの[メディア]ペインを示しています。ディスプレイとコントロール
については表で説明します。
L
R
T
Z
H
U
W
\
X
表示とコントロール
説明
1
タイトル
Interplay Production データベースからロードしたシークエンスの名前、ま
たは Interplay MAM データベースからロードしたシークエンスのタイトル
[アセット]ペ
を表示します。Interplay MAM シークエンスのタイトルは、
「アセットの参照先の名
インの名前と一致しない場合があります。詳しくは、
前を変更する」(62 ページ)をご参照ください。
2
アセット・ボタンとアウト
プット・ボタン
アセット・モードにロードされたアセットと、アウトプット・モードにロー
ドされたシークエンス間で表示を切り替えることができます。
3
ビデオ・フォーマット表示
選択した[再生サーバーに送信]プロファイルのターゲット解像度を表示し
ます。このディスプレイの上にマウス・ポインターを置くと、ターゲット解
像度の完全なラベルが表示されます。
[STP]ボタン
このボタンをクリックすると、ロードされたシークエンスが再生デバイスに送
「再生デバイスにシークエンスを送信する」
(347 ペー
信されます。詳しくは、
ジ)をご参照ください。
Interplay Production シークエンスのみ。
183
メディア・ペイン
4
表示とコントロール
説明
メディア・ビューアー
スクリプト・エディターにロードされたシークエンス用のメディアを表示し
て再生します。
メディアに関するエラー・メッセージはメディア・ビューアーの上に表示さ
れます。J-K-L 再生用のスピード・ディスプレイは右上に表示されます。詳し
(187 ページ)をご参照ください。
くは、
「J、K、L キーを使用して再生する」
5
メディア・タイムラインと
メディア・ズーム・バー
•
メディア・タイムラインとは、アセットまたはシークエンスの長さと時
間範囲をグラフィックで表示したものです。メディア・タイムラインに
は、タイミング・マーク、ポジション・インジケーター、およびその他
「メディア・タイムラインを使用
のコントロールがあります。詳しくは、
する」(204 ページ)をご参照ください。
•
メディア・ズーム・バーを使用すると、メディア・タイムラインのセク
「メディア・ズーム・バーを使用する」
ションを拡大できます。詳しくは、
(205 ページ)をご参照ください。
6
メディア・コントロール
7
オーディオ・ペイン・ボタン
このボタンをクリックして、[オーディオ]ペインを前面へ移動します。
マッチ・フレーム・ボタン
このボタンをクリックすると、シークエンスまたはサブクリップの選択した
フレームを含むマスター・クリップをロードします。「マッチ・フレームを
使用する」(209 ページ)をご参照ください。
タイムコード表示
ロードされたシークエンスのタイムコード情報を提供します。詳しくは、
「タ
イムコード・ディスプレイを使用する」(201 ページ)をご参照ください。
9
シークエンスの再生、一時停止、ステップ・スルーを実行します。詳しくは、
「アセットを再生する」
(186 ページ)および「アセットのステップ・スルー」
(189 ページ)をご参照ください。イン点とアウト点を使ったコントロールは、
アウトプット・モードでは無効です。
10 ボイスオーバー・ボタン
ボイスオーバーの作成用のコントロールを表示します。詳しくは、「ボイス
オーバーを録音する」
(232 ページ)をご参照ください。詳細シークエンスの
み。
11 再生用レビュー・ボタン
[再生サーバーに送信]のターゲット解像度でのメディアの再生を可能にし
ます。詳しくは、「STP のターゲット解像度でレビューする」(206 ページ)
をご参照ください。
MultiRez ボタン
このオプションが有効な場合、ボタンでも最高解像度でビデオを再生するよ
(208 ページ)をご参照ください。
う選択できます。「最高解像度で再生する」
Interplay Production シークエンスのみ。
184
メディア・ペイン
メディア・ペイン・メニュー オプション(出力モード)
以下の表は、アセットが出力モードでロードされた場合の[メディア]ペイン・メニューのオプション
の一覧です。詳しくは、以下の適切な項目をご参照ください。
メニュー・オプション
説明
マッチ・フレーム
「マッチ・フレームを使用する」(209 ページ)をご参照ください。
最近表示したアセット
「最近表示したアセットを再生する」(189 ページ)をご参照ください。
内包しているフォルダーを開く
「内包しているフォルダーを開く」(210 ページ)をご参照ください。
Interplay Production のみ
メディアのステータスを更新
「メディア・ステータスを更新する」(190 ページ)をご参照ください。
アスペクト比
「アスペクト比を選択する」(190 ページ)をご参照ください。
MultiAngle ビュー
「グループ・クリップのロードとアングル・ビューの変更」(241 ページ)
をご参照ください。
Interplay Production のみ
再生品質
「再生品質を選択する」(192 ページ)をご参照ください。
再生レイテンシ
「再生レイテンシを調整する」(192 ページ)をご参照ください。
再生モード(フレームまたはファイル)「フレームベースの再生またはファイルベースの再生を選択する」
(193 ペー
ジ)をご参照ください。基本シークエンスのみ。
オーバーレイ テキスト
選択したマーカーの内容を表示します。
Interplay Production のみ
再生の統計情報
オーディオ スクラブ
メディア再生に関するパフォーマンス情報を提供します。
「オーディオ・スクラブを有効にする」(174 ページ)をご参照ください。
再生サーバーに送信(プロファイル名)「再生サーバーに送信する」(344 ページ)をご参照ください。
Interplay Production のみ
再生サーバーに送信設定
「「再生サーバーに送信」の設定を行う」
(344 ページ)をご参照ください。
Interplay Production のみ
アクション
「プロセスを作成する」(362 ページ)をご参照ください。
Interplay MAM のみ
自分に送信
「アセットとメディアをローカル・ワークグループに配信する」
(359 ページ)
をご参照ください。
Interplay Production のみ
185
アセットを再生する
メニュー・オプション
説明
送信先
「アセットとメディアをリモート・ワークグループに配信する」
(357 ページ)
をご参照ください。
Interplay Production のみ
トランスコード
「アセットをトランスコードする」(211 ページ)をご参照ください。
Interplay Production のみ
サブクリップを作成
「サブクリップを作成する」(294 ページ)をご参照ください。
Interplay Production のみ
イメージとして保存
「フレームをイメージとして保存する」(214 ページ)をご参照ください。
ヘルプ
オーディオ・ペインに関する情報を表示します。ヘルプのコントロール・
ボタンを使用して、他のヘルプ・トピックにアクセスできます。
アセットを再生する
[メディア]ペインでビデオ・アセットまたはオーディオ・アセットを再生できます。
次の図は、[メディア]ペインの再生ボタンを示しています。
q
1
インからアウトを再生
2
再生 / 一時停止
w
e
3 レビュー・アウト
J、K、および L キーを含むキーボードでの操作も可能です。詳しくは、「J、K、L キーを使用して再生
する」
(187 ページ)をご参照ください。メディアのステップ・スルーについて詳しくは、
「アセットのス
テップ・スルー」(189 ページ)をご参照ください。
シークエンスの再生について詳しくは、
「シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンスを再生する」
(190 ページ)をご参照ください。
186
アセットを再生する
ビデオ・アセットを表示または再生するには:
1. 以下のいずれかの操作を行います。
t
[アセット](Assets)ペインで、表示または再生したいアセットをダブルクリックします。
t
[アセット](Assets)ペインで、シークエンスを右クリックして[アセットモードで開く]
(Open in Asset Mode)を選択します。
t
[アセット](Assets)ペインからアセットをドラッグして、メディア・ビューアーにドロップ
します。
t
(Queue/Story)ペインで[シークエンスを開く]
(Open
[キュー / ストーリー]
タンをクリックします。
t
[検索](Search)ペインで、表示または再生したいアセットをダブルクリックします。
t
[タスク](Tasks)ペインで、表示または再生したいアセットをダブルクリックします。
Sequence)ボ
2. ビデオまたはオーディオを再生するには、以下のいずれかを行います。
t
[メディア]
(Media)ペインで再生 / 一時停止ボタンをクリックします。ビデオまたはオーディ
オの再生中、一時停止アイコンが表示されます。再生を一時停止するには、再生 / 一時停止ボタ
ンをクリックします。
t
キーボードで L キーまたはスペース・バーを押します。再生を一時停止するには、K キーを押す
か、もう一度スペース・バーを押します。
イン点からアウト点に再生するには、以下のいずれかを行います。
t
[メディア](Media)ペインで、再生 / 一時停止ボタンをクリックします。
アウト点を再生するには:
t
[メディア](Media)ペインで、レビュー・アウト・ボタンをクリックします。
ポジション・インジケーターは、アウト点の 3 秒前に移動してそのアウト点を再生します。
J、K、L キーを使用して再生する
キーボードの J キー、K キー、L キーを使用すると、素材をさまざまな速度で再生およびシャトルできます。
3 ボタン再生または可変速再生と呼ばれるこの機能では、3 つのボタンを指先で操作して、簡単に再生速
度を操作できます。
再生速度はメディア・ビューアーの右上に表示されます。逆再生には左矢印が表示されます。早送り再生
には右矢印が表示されます。
187
アセットを再生する
[メディア]ペインまたは[シークエンス]ペインにフォーカスのある J-K-L キーを使用できます。
n
Interplay MAM アセットを再生する場合に J-K-L キーの使用が可能かどうかは、Interplay MAM の規
則によります。Interplay MAM データベースへのサインインに使用する認証情報により、再生速度の変
更が許可されるかどうかが決まります。
n
ファイルベースの再生では J-K-L キーを使用できません。
「フレームベースの再生またはファイルベース
の再生を選択する」(193 ページ)をご参照ください。
キーボードの J キー、K キー、L キーを使用して素材を再生またはシャトルするには:
n
t
標準速度で素材内を順方向に進むには、L キーを押します。
t
より高速に素材内を順方向に進むには、以下の表のように L キーを複数回押します。
L キーを押す回数
メディアの再生速度
2回
標準速度の 2 倍
3回
標準速度の 3 倍
4回
標準速度の 4 倍
管理者はキーを押す回数によって速度を変更できます。 詳しくは、『Media
ション・ガイド』をご参照ください。
| Central アドミニストレー
t
J キーを押して素材内を逆方向に戻る場合も、これと同じシャトル速度が使用されます。
t
K キーを押して再生を停止します。
t
K キーと L キーを同時に押すと、標準速度の 4 分の 1 倍速で早送りされます。
t
K キーと J キーを同時に押すと、標準速度の 4 分の 1 倍速で巻き戻されます。
t
一度に1フレームずつ素材をコマ送りするには、
Kキーを押しながらLキーまたはJキーを1回押します。
一度に 1 段階ずつ再生速度および再生方向を変更するには:
t
Altキー(Windows)またはOptionキー(Macintosh)を押しながら、JキーまたはLキーを1回押します。
一度に 1 段階ずつ、現在の再生速度が変更されるか、または再生方向が変更されます。
-4x
-3x
-2x
-1x
0
1x
2x
3x
4x
たとえば、現在 J キーを使用して標準速度の 2 倍で逆方向にシャトルしているとします。Alt キーを
押しながら、L キーを 1 回押します。再生速度が遅くなり、逆方向に標準速度(1 倍速)で再生され
ます。Alt キーを押したまま L キーをもう一度押します。再生が停止します。引き続き、Alt キーを
押したまま L キーをもう一度押します。順方向に標準速度で再生されます。
188
アセットを再生する
アセットのステップ・スルー
さまざまなコントロールを使用して、クリップ、サブクリップ、またはシークエンスをステップ・スルー
できます。次の図は、[メディア]ペインの早送りまたは巻き戻しボタンを示しています。
q w e
r t y
1
10 秒巻き戻し
4
1 フレーム早送り
2
1 秒巻き戻し
5
1 秒早送り
3
1 フレーム巻き戻し
6
10 秒早送り
オーディオ専用クリップの場合、1フレームのステップ・スルーは .01秒のステップ・スルーに相当します。
イン点およびアウト点、マーカー、またはタイムコードでステップ・スルーすることもできます。「イン
、
「マーカーと制限を使用する」
(199 ページ)
、
「タイムコー
点およびアウト点をマークする」
(197 ページ)
ドを入力してフレームをキューする」
(202 ページ)をお読みください。
アセットまたはシークエンスをステップ・スルーするには、以下のいずれかを行います。
t
10 秒巻き戻しボタンをクリックします。
t
1 秒巻き戻しボタンをクリックします。
t
1 フレーム巻き戻しボタンをクリックするか、左矢印キーを押します。
t
1 フレーム早送りボタンをクリックするか、右矢印キーを押します。
t
1 秒早送りボタンをクリックします。
t
10 秒早送りボタンをクリックします。
t
Home キーを押すとクリップの先頭に移動します。
t
End キーを押すとクリップの最後に移動します。
最近表示したアセットを再生する
[メディア]ペインのアセット・モードにロードした最近の 10 アセットの履歴
MediaCentral UX には、
が保存されます。Interplay Production データベース・ツリーからアセットを選択するのではなく、これら
のアセットのいずれかを選択して再生します。
アセット・モードにロードした最近の 10 アセットのうちいずれかを再生するには:
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
2.[最近表示したアセット](Recently Viewed Assets)> アセット名の順にクリックします。
189
アセットを再生する
アスペクト比を選択する
MediaCentral UX では、再生に選択したアセットに合わせて、メディア・ビューアーのサイズが自動変
更されます。必要に応じて、このアスペクト比を変更できます。
メディア・ビューアーのアスペクト比を変更するには:
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
2.[アスペクト比](Aspect Ratio)> [4x3]または[アスペクト比]> [16x9]をクリックします。
プロキシ・ビデオの最大サイズを変更する
管理者は、メディア・ビューアーに表示される画像のピクセル・サイズを変更できます。これは、大きい
メディア・ビューアーで作業したい場合、特に役に立ちます。デフォルトのピクセル幅は 480 です。メディ
ア・ビューアーを拡大すると、画像のピクセル・サイズも、MediaCentral システム設定で指定された最
大サイズまで拡大されます。詳しくは、『Media | Central アドミニストレーション・ガイド』をご参照
ください。
n
この設定はリモート・アセットには適用されません。
メディア・ステータスを更新する
アセットまたはシークエンスをロードすると、
「メディアがオフラインです」というメッセージが表示さ
れる場合があります。これは、たとえば共有されているストレージのワークスペースが現在使用できな
いなど、いくつかの原因により生じます。ワークスペースが使用できるようになると、メディアはオン
ラインに戻りますが、自動的にロードされない場合があります。メニュー・オプションを使用し、メディ
ア・プレーヤーにメディアをもう一度検索させ、使用可能であればロードさせることができます。
メディアの状態を更新するには:
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
2.[メディアステータスを更新](Update Media Status)をクリックします。
シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンスを再生する
Interplay Production または Interplay MAM データベースに保存されているシークエンスを再生でき
ますが、完全に再生可能になるには別の準備が必要なシークエンスがあります。
Avid の編集システムで作成されたシークエンスで、ディゾルブ以外のエフェクトが含まれるシークエン
スは、その編集システムでレンダリングされていなければなりません。その後、Interplay Production に
チェックインすれば、MediaCentral UX で正しく再生されます。
190
アセットを再生する
MediaCentral UX での再生に完全に対応しているシークエンスには、[アセット]ペインの[状態]列
に緑色の三角形が表示されます。これらのシークエンスは、すべてのエフェクトがレンダリングされた
状態で、エディターの予想どおりに再生されます。
n
[状態]の列はデフォルトでは表示されません。 表示させる方法について詳しくは、「プロパティ・コラ
ムを追加する、または削除する」(46 ページ)をご参照ください。
シンプルなシークエンスと複雑なシークエンス
MediaCentral UX では、Interplay Production データベースまたは Interplay MAM データベースに
チェックインされたシンプルなシークエンスを再生できます。シンプルなシークエンスとは次のように
定義されています。
•
Avid の編集アプリケーション(NewsCutter、Media Composer、Symphony)または Interplay
Assist で作成されたシークエンスで、カットのみで構成され、エフェクトは含まれない。
•
Avid Instinct または MediaCentral UX で作成されたシークエンスで、カット、L カット、オーディ
オ・パン / ボリューム・エフェクト、オーディオ・ディゾルブ・エフェクト、ビデオ・ディゾルブ・
エフェクトから構成され、ビデオ・トラックを 1 つのみ含む。
•
Interplay MAM Desktop で作成された EDL(エディット・ディシジョン・リスト)で、1 つのビ
デオ・トラックと 1 つのオーディオ・トラックを含み、カットのみで構成され、エフェクトは含ま
れない。
MediaCentral UX で作成されたシークエンスはシンプルなシークエンスとして扱われます。「シークエ
ンス・ペインを使用する」(107 ページ)をご参照ください。
MediaCentral UX では、複雑なシークエンスも再生できます。複雑なシークエンスとは、Avid 編集ア
プリケーションで作成されたシークエンスで、複数のビデオ・トラックとさまざまな種類のエフェクト
が 含 ま れ る も の を 指 し ま す。
複 雑 な シ ー ク エ ン ス を MediaCentral UX に ロ ー ド す る と、
MediaCentral UX 再生サーバーはこのシークエンスを再生しようとします。シークエンスにレンダリ
ングされていないエフェクトが含まれている場合、再生されません。正しく再生するには、シークエン
スのすべてのエフェクトがレンダリングされている必要があります。また、レンダリング実行後、再び
チェックインする必要があります。
n
高解像度エフェクトのみをレンダリングすると、MediaCentral Playback サービス・サーバーは、エ
フェクトを高解像度で再生し、他のセグメントをプロキシ解像度で再生します。
191
アセットを再生する
多解像度ワークグループで作業するエディターは、MediaCentral UX でのレビュー用に、複雑なシーク
エンスを次のアプローチで作成することができます。
1. シークエンスのコピーを作成します。
2. 必要に応じてダイナミック・リリンク設定を変更します。
3. シークエンスのコピーをレンダリングします。
4. Interplay Production フォルダーへそのコピーをチェックインします。
5. ダイナミック・リリンクの解像度設定を元に戻します。
6. 元のシークエンスでの作業を続行します。
複雑なシークエンスをミックス・ダウンする
シークエンスがメディア・ビューアーで再生できず、かつシークエンスをレンダリングしたくない場合、
MediaCentral UX ミックスダウン機能を使用して、再生可能なマスター・クリップを作成できます。
「アセットをトランスコードする」(211 ページ)をご参照ください。
再生品質を選択する
MediaCentral UX でメディアを再生する際、表示されるメディアは、ネットワーク上で最適な画質にな
るよう圧縮されています。ソース・メディアはネイティブ・フォーマットで表示されず、メディア・サー
バーにより、ネットワークベースの再生に合わせてオンデマンドで圧縮されます。
メディア再生には、「可」、「良」、「最良」の 3 つのオプションから選択できます。ユーザーとサーバー間
のネットワーク接続に合わせて選択するとよいでしょう。使用するコンピューターがローカル・ネット
ワークで MediaCentral UX 再生サーバーに接続されている場合、「最良」を選択します。使用するコン
「良」を選
ピューターが WAN ネットワークで MediaCentral UX 再生サーバーに接続されている場合、
択します。「良」では画質と引き換えに帯域幅の消費を低減できます。
圧縮されたメディアの再生品質を選択するには:
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[再生品質]
(Playback
ルを選択します。
Quality)を選択して希望のレベ
各レベルに関連付けられている数字は、JPEG 圧縮の量を示しています。
再生レイテンシを調整する
MediaCentral は、再生中の休止(レイテンシ)を避けるよう自動的に調整します。デフォルトでは、
MediaCentral プレーヤーは小さいバッファを使用し、接続が妨害されたり遅い場合はサイズを大きくし
ます。最初のサイズは 200 ミリ秒(ms)で、J-K-L キーを GigE 接続で使用すると非常に速く反応します。
リモートのワイヤレス接続を使用する際など、レイテンシの量が異常である場合、バッファのサイズを
調整して再生を向上できます。レイテンシのレベルを選択し、修正します。たとえば、レイテンシが大き
い場合(休止が多い、またはコントロール・キーの反応が遅いなど)、[高](High)を選択します。
192
アセットを再生する
再生レイテンシを調整するには:
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[Playback Latency]を選択して希望のレベルを選択します。
-
自動: プレーヤーは、バッファ・サイズを自動的に調整します(デフォルト)。
-
低: プレーヤーは小さいバッファ(200ms)を使用します。
-
中: プレーヤーは中くらいのバッファ(800ms)を使用します。
-
高: プレーヤーは大きいバッファ(2 秒)を使用します。
フレームベースの再生またはファイルベースの再生を選択する
MediaCentral UX の 以 前 の バ ー ジ ョ ン で は、フ レ ー ム ベ ー ス の 再 生 の み が 使 用 さ れ ま し た。
MediaCentral UX v2.1 以降では、ファイルベースの再生を使用するオプションが含まれています。
次のセクションでは、2 種類の再生を比較し、それらをいつ使用するべきかについて提案します。
•
フレームベースの再生: メディアは、再生用にサーバーから直接ストリーミングされる一連の JPEG
ファイルとしてエンコードされます。この技術はフレーム精度とカット間のスムーズなトランジ
ションを提供します。フレームベースの再生では高品質に仕上げることができますが、メディアと
再生オプションによっては、ファイルベースの再生に比べて高い、およそ 4 Mbps から 25 Mbps の
帯域幅が必要になります。
以下の機能はフレームベースの再生でのみ利用可能です。
-
変速再生
-
処理中のクリップの表示と編集(取り込んで編集または増大するファイル)
-
詳細シークエンスの編集
十分な帯域幅が利用可能な場合は、シークエンスの編集にはフレームベースの再生をお勧めします。
•
ファイルベースの再生:メディアは、再生用にワークステーションにダウンロードされる一連の FLV
ファイルとしてエンコードされます。ファイルベースの再生は、低帯域幅の状況で良好な品質を提供
します。このトピックで後述するように、ファイルベースの再生には 2 つのオプションがあります。
低い方の帯域幅は 512 Kbps での再生になります。高い方の帯域幅は HD スクリーニング品質の半
分のサイズであるおよそ 3 Mbps での再生になります。
ファイルベースの再生を使用して基本シークエンスを編集できます。ただし、カット・ポイントに
よる再生は必ずしも正確または正確なフレームとは限らず、ポジション・インジケータがカット・
ポイントを通過する際にわずかな休止が含まれる場合があります。
低帯域幅の場合、以下についてファイルベースの再生が推奨されます。
-
検索とプレビュー
-
ロギング
-
レビューと承認
193
アセットを再生する
ファイルベースの再生を選択した場合は、メディア・ビューアーでアセットをスクラブするためのオプ
ションを設定します。
n
•
サーバー:この設定は、サーバーから追加のメディアを取得する、フレームごとのスクラブです。ポジ
ション・インジケーターをビデオのすべてのフレームに正確にドラッグできるようにすることで、
完全なスクラブを提供します。ただし、このタイプのスクラブは低帯域幅の状況で適切に動作しな
い場合があります。
•
ローカル:この設定は、ローカル・システムにすでにダウンロードされ、キャッシュされているメディ
アを使用するキーフレーム・スクラブです。画像のグループ(GOP)を表すキーフレーム(I フレーム)
のみを表示することで、部分的なスクラブを提供します。スクラブを停止した場合は、ポジション・
インジケーターが置かれたフレームが表示されます。ローカル・スクラブは、サーバー・スクラブ
よりも不完全なスクラブを提供しますが、低帯域幅の状況で適切に動作します。
ファイルベースの再生とローカル・スクラブ(Interplay MAM でノーマル・スクラブとも呼ばれる)は、
Interplay MAM アセットのデフォルト・モードです。フレームベースの再生とサーバー・スクラブ
(Interplay MAM でファースト・スクラブとも呼ばれる)の選択が可能かどうかは、Interplay MAM
の規則によります。Interplay MAM データベースへのサインインに使用する認証情報により、フレーム
ベースの再生とサーバー · スクラブの使用が許可されるかどうかが決まります。
以下の事項にご注意ください。
•
アセット・モードでロードされたアセットまたはアウトプット・モードでロードされた基本シーク
エンスには、再生のタイプを選択できます。
•
詳細シークエンスには、ファイルベースの再生を選択できません。
•
可変速再生(J-K-L 再生)は、ファイルベースの再生では使用できません。
•
ファイルベースの再生のためにアセットをロードすると、メディア・タイムラインに追加情報が表
示されます。
-
進捗バーは、アセットがロード中であることを示します。ロードはポジション・インジケーター
からアセットの末尾まで行われます。
-
緑色の線は、ロードされて再生の準備ができているアセットの一部を示します。
194
アセットを再生する
•
-
進捗バーまたは線がない場合は、まだロードが開始されていないアセットの一部を示しています。
これは編集中に発生する可能性があり、ポジション・インジケーターの前後のシークエンスの
メディアはロードされる必要はありません。ロードされていない領域でクリックまたはドラッ
グすると、ロードが開始されます。
-
緑色の線の中断は、シークエンスのセグメントの境界(タイムライン内のクリップの開始点と
終了点)を示しています。これらを表示するにはズームインする必要がある場合があります。
MediaCentral の管理者は、ファイルベースの再生にビット・レートを設定できます。 『Avid
MediaCentral | UX アドミニストレーション・ガイド』のシステム設定の章をご参照ください。
低帯域幅の設定は、Interplay Production と Interplay MAM の両方のアセットで使用可能です。高帯
域幅の設定は、MultiRez ボタンから、Interplay Production アセットでのみ使用可能です。「最高解
像度で再生する」
(208 ページ)をご参照ください。
再生のタイプを選択するには:
1.[メディア・ペイン・メニュー]ボタンをクリックし、[再生モード]を強調表示します。
2. メニュー・オプションには、[再生モード(フレーム)]または[再生モード(ファイル)]のいずれ
かが表示されます。希望の再生のタイプが表示されない場合は、サブメニューから希望の再生のタ
イプを選択します。
ファイルベースの再生を選択した場合は、[ファイル スクラブ モード]メニュー・オプションが表
示されます。
195
リモート・アセットを使用する
スクラブ モードを選択するには:
[ファイル スクラブ モード]を強調表示します。
1.[メディア・ペイン・メニュー]ボタンをクリックし、
オプションには、
[サーバー]または[ローカル]のいずれかが選択されていることが表示されます。
2. スクラブ・モードを変更するには、サブメニューから[サーバー]または[ローカル]のいずれか
を選択します。
リモート・アセットを使用する
マルチゾーン MediaCentral 環境で作業をしている場合、サインインしているシステムと作業できるよ
うに設定された任意のシステムでアセットを検索できます。統合検索または中央インデックス検索を使
用できます。これらの検索について詳しくは、「アセットを検索する」(253 ページ)をご参照ください。
n
アセット・パネルを使用してリモート・システムのアセットを閲覧することはできません。
メディア・ビューアーにリモート・アセットをロードする場合、以下の図のように、リモートアセット・
アイコンがタイトル・バーに表示されます。
196
イン点およびアウト点をマークする
以下の事項にご注意ください。
•
Interplay Production データベースのアセットにアクセスする権限がない場合、アセットを再生で
きません。
アクセス権限は、MediaCentral User Management システムの共有ユーザー・アイデンティティ
に基づいてチェックされます。ユーザーは、アクセスする Media Central UX システムの Interplay
Production ユーザーにリンクした認証情報が必要です。
•
リモート・アセットは再生できますが、シークエンスに追加したりサブクリップを作成したりする
ことはできません。サブクリップの作成やマーカーの追加といったコントロールは、リモート・ア
セットでは無効になります。
•
アセット再生以上のことをする場合、ローカルの Interplay Production サーバーに配信する必要が
「アセットとメディアをローカル・ワークグループに配信する」
(359 ページ)
あります。詳しくは、
をご参照ください。
•
リモート・アセットは、メッセージ・ペインのリンクを通して共有できます。詳しくは、
「メッセー
ジを送信する」(336 ページ)をご参照ください。
イン点およびアウト点をマークする
クリップの一部だけを使用したい場合、クリップ内にイン点とアウト点を設定してから、編集したクリッ
プをシークエンスに追加できます。デフォルトでは、イン点とアウト点はクリップの最初と最後のフレー
ムに設定されています。イン点とアウト点は、アセット・モードでのみマークできます。
次の図は、イン点とアウト点で使用する[メディア]ペインのボタンを示しています。
q w e
r t y
1
インからアウトを再生
4
マーク・アウト
2
インへ移動
5
アウトへ移動
3
マーク・イン
6
レビュー・アウト
197
イン点およびアウト点をマークする
イン点をマークするには:
1. メディア・ペインにクリップをロードし、イン点を設定したいフレームに移動します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
[マーク イン](Mark
In)ボタンをクリックします。
キーボードの I または E キーを押します。
マークしたフレームにイン点が移動します。クリップが再生中の場合、イン点をマークしても再生
は止まりません。
イン点の場所は、メディア・タイムラインに沿ってドラッグして変更できます。
アウト点をマークするには:
1. メディア・ペインにクリップをロードし、アウト点を設定したいフレームに移動します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
[マーク アウト](Mark Out)ボタンをクリックします。
キーボードの O または R キーを押します。
マークしたフレームにアウト点が移動します。クリップが再生中の場合、アウト点をマークしても
再生は止まりません。
アウト点の場所は、メディア・タイムラインに沿ってドラッグして変更できます。
イン点に移動するには、以下のいずれかを行います。
t
[インへ移動](Go to
In)ボタンをクリックします。
t
メディア・ペインにフォーカスを置き、Alt+E、Alt+I、または Q を押します。
t
メディア・ペイン外にフォーカスを置き、Ctrl+Alt+I または Ctrl+Alt+E を押します。
アウト点に移動するには、以下のいずれかを行います。
t
[アウトへ移動](Go
to Out)ボタンをクリックします。
t
メディア・ペインにフォーカスを置き、Alt+O、Alt+R、または W を押します。
t
メディア・ペイン外にフォーカスを置き、Ctrl+Alt+O または Ctrl+Alt+R を押します。
イン点からアウト点までを再生するには:
t
[インからアウトを再生](Play
In to Out)ボタンをクリックします。
前のフレームからアウト点までを再生するには:
t
[レビューアウト](Review
Out)ボタンをクリックします。
ポジション・インジケーターは、アウト点の 3 秒前に移動してそのアウト点を再生します。
198
マーカーと制限を使用する
マーカーと制限を使用する
マーカーは、MediaCentral UX、Interplay Assist、または Interplay Access にメディアをログする際
にユーザーが追加できるフレーム固有のインジケーターです。MediaCentral UX ユーザーは、ロギン
グ・ペインでマーカーを追加できます マーカーの追加について詳しくは、「Interplay | Production ア
セットのロギングとサブクリップの作成」(273 ページ)をご参照ください。
n
Media Composer v6.0、Avid Symphony v6.0、NewsCutter v10.0 では、ユーザー・インターフェー
スと文書の両方で「ロケーター」という用語が「マーカー」に変更されています。
マーカーのアイコンは、メディア・タイムラインに表示されます。ポジション・インジケーターをテキ
ストを含むマーカーに置き、[ペイン]メニューから[オーバーレイ テキスト]を選択すると、そのテ
キストは、メディア・ビューアーにオーバーレイとして表示されます。マーカーをクリックしてジャン
プし、テキストを表示します。
Z
T
1
メディア・タイムライン内のマーカー・インジケー
2
マーカー・インジケーターとマーカー・テキスト
ター
キーボード・ショートカットを使用して、次のマーカーまたは前のマーカーに移動できます。
n
ユーザーが作成したマーカーのみを[ロギング]ペインに表示するよう設定した場合、そのマーカー
のみが[シークエンス]ペインに表示されます。詳しくは、「Interplay | Production アセットのロギ
ング・ペイン」(279 ページ)をご参照ください。
次のマーカーに移動するには:
t
Shift+ 右矢印キーを押します。
前のマーカーに移動するには:
t
Shift+ 左矢印キーを押します。
199
キャプションとセグメントを表示する
制限は 2 つのマーカーからなるセットのことで、知的財産権管理など、なんらかの形で使用が制限され
ているクリップを示します。次の図で示されているように、制限も[メディア]ペインのタイムライン
で明るい赤でマークされます。
詳しくは、「マーカーと制限を理解する」(276 ページ)をご参照ください。
キャプションとセグメントを表示する
ストラタを使用すると、特定の観点からメディア・オブジェクトを表示して、そのビジュアル・コンテン
ツや編集コンテンツを検討できます。ストラタは、Interplay MAM アセットのロギングの基礎を構築する
注釈レイヤーです。各ストラタはセグメント化が可能で、各セグメントをイン点とアウト点で定義し、そ
「ストラタを
れらのセグメントに注釈を付けることができます。ストラタとセグメントについて詳しくは、
理解する」(297 ページ)をご参照ください。
ロギング・ペインや Interplay MAM Cataloger に注釈が付けられた Interplay MAM ビデオ・アセットを
再生する場合は、
「テキスト」タイプのストラタの注釈をメディア・ビューアーにオーバーレイとして表示
できます。注釈が表示されたストラタを選択できます。メディア・ペインのタイムラインには、選択したス
トラタの各セグメントを表すオレンジ色と青色の部分が交互に表示されます。セグメント間のギャップ
は薄い灰色の部分、重複したセグメントは同色の濃い網掛けで表示されます。
r
q
w
e
1
選択したストラタのセグメント
3
重複したセグメント
2
セグメント間のギャップ
4
現在のセグメントの注釈
200
タイムコード・ディスプレイを使用する
アセットのキャプションとセグメントを表示するには:
1. メディア・ペインの Interplay MAM ビデオ・アセットをアセット モードでロードします。
2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[オーバーレイ テキスト]を選択します。
3. ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[キャプション]を選択して、注釈がキャプションとして
表示される必要があるストラタを選択します。ストラタが「テキスト」タイプのサブプロパティを
含む場合は、必要なサブプロパティを選択します。
メディア・ビューアーには、オーバーレイとして現在のセグメントの注釈が表示されます。メディ
ア・タイムラインには、ストラタのすべてのセグメントがオレンジ色と青色の部分で交互に表示さ
れます。
4. アセットを移動します。
t
次のセグメント境界(次のセグメントの先頭)に移動するには、Shift+ 右矢印キーを押します。
t
前のセグメント境界(カーソルがセグメント境界上にある場合、現在のセグメントの先頭また
は前のセグメントの先頭)に移動するには、Shift+ 左矢印キーを押します。
オーバーレイには、アクティブなセグメントの注釈が表示されます。
タイムコード・ディスプレイを使用する
メディア・ペインの右上には、4 つのタイムコード・ディスプレイがあります。表示される情報は、アセッ
ト・モードまたはアウトプット・モードのどちらがオンになっているか、または選択するオプションに
より異なります。
Interplay MAM オーディオ・アセットを再生する場合、タイムコードはフレームではなくミリ秒単位で
表示されます(00:01:05:243 など)。
T
H
Z
U
W
201
タイムコードを入力してフレームをキューする
表示
説明
1 マスター、絶対、残り
マスター: アセット・モードでは、選択されたフレームの、アセットの元の
タイムコードに対応するタイムコードが表示されます。アウトプット・モー
ドでは、選択されたフレームの、シークエンスのタイムコードに対応するタ
イムコードが表示されます。
絶対: 選択されたフレームの、アセットまたはシークエンスの最初のフレー
ムからの差のタイムコードが表示されます(経過時間)。
残り: 選択されたフレームの、アセットまたはシークエンスの最後のフレー
ムからの差のタイムコードが表示されます(残り時間)。
2 タイムコード・ディスプレイ・ マスター、絶対、または残りのタイムコードを表示するオプションを表示し
メニュー・ボタン
ます。
3 イン点
(アセット・モードのみ)イン点のタイムコードを表示します。表示されるタイ
ムコードは、マスター、絶対、または残りの選択オプションにより異なります。
4 アウト点
(アセット・モードのみ)アウト点のタイムコードを表示します。表示されるタ
イムコードは、マスター、絶対、または残りの選択オプションにより異なります。
5 デュレーション
アセット・モードで、イン点からアウト点への長さ(デュレーション)のタ
イムコードを表示します。
アウトプット・モードで、シークエンスの長さのタイムコードを表示します。
タイムコードを入力してフレームをキューする
タイムコード値を入力して、ロード済みで再生可能なクリップまたはシークエンスを特定のフレームに
キューできます。これは直接入力モード
と呼ばれます。また、+または−のフレームオフセット値を使って、特定の時間数、分数、秒数、また
はフレーム数ごとに現在の場所から前後にキューできます。これはオフセット・モードと呼ばれます。
既知のタイムコードに基づいてフレームをキューするには:
1. 以下のいずれかの操作を行います。
t
メインのタイムコード・ディスプレイをクリックします。
t
メディア・ペインにフォーカスを置き、Enter キー(Windows)または Return キー(Macintosh)
を押します。
タイムコードが背景が緑色の状態で表示されます。
202
タイムコードを入力してフレームをキューする
2. キーボードの数字キーまたはテンキーを使用して表示したいフレームのタイムコードを入力し、Enter
キー(Windows)または Return キー(Macintosh)を押します。テンキーを使用する場合、必ず Num
Lock キーをオンにしてください。「00」のショートカット入力は、ピリオドキー(.)を使用します。
現在のタイムコードと同じ時、分、または秒で始まるタイムコードを検索するには、最後の桁のみ
を入力 します。たとえ ば、現 在のタイ ムコー ドが 11:56:24:00 で「3000」を 入力した 場合は、
11:56:30:00 のフレームが検索されます。
キューせずにオーバーレイをクリアするには、Esc キーを押します。
クリップまたはシークエンスの先頭よりも早いタイムコードを入力すると、クリップまたはシーク
エンスの最初のフレームが表示されます。クリップまたはシークエンスの末尾よりも遅いタイム
コードを入力すると、クリップまたはシークエンスの最後のフレームが表示されます。
タイムコードを入力する際、プラス記号(+)またはマイナス記号(-)を入力してオフセット・モー
ドを切り替えることができます。入力した数字はすべて保存されます。
フレームオフセット値に基づいてフレームにキューするには:
1. キーボードの数字キーまたはテンキーを使用し、プラス記号(+)を入力して先に進み、マイナス記号
(-)を入力して後に戻ります。テンキーを使用する場合、必ず Num Lock キーをオンにしてください。
プラス記号(+)またはマイナス記号(-)が、緑の空フィールドとともに表示されます。
2. ポジション・インジケーターで移動したい時間数、分数、秒数、またはフレーム数を入力します。以
下のフォーマットを使用します。
-
前方または後方に移動するフレーム数を「1」∼「99」の範囲で入力します。Enter キー(Windows)
(Macintosh)
を押します。たとえば、
または Return キー
47 フレーム戻るには「-47」と入力します。
-
100 またはそれ以上の数を入力すると、特定の時、分、秒およびフレーム数だけ前後に移動し
ます。Enter キー(Windows)または Return キー(Macintosh)を押します。たとえば、5 秒
前に進むには、「+500」と入力します。
キューせずにオーバーレイをクリアするには、Esc キーを押します。
「00」のショートカット入力は、ピリオドキー(.)を使用します。
203
メディア・タイムラインを使用する
クリップまたはシークエンスの上限を超えた数値を入力すると、クリップまたはシークエンスの最
初または最後のフレームが表示されます。
前方値を入力する際、プラス記号(+)をもう一度入力すると直接入力モードに切り替わります。後
方値を入力する際、マイナス記号(-)を入力すると直接入力モードに切り替わります。入力した数
字はすべて保存されます。
メディア・タイムラインを使用する
メディア・タイムラインとは、アセットまたはシークエンスの長さと時間範囲をグラフィックで表示した
ものです。メディア・タイムラインには、タイミング・マーク、ポジション・インジケーター、およびそ
の他のコントロールがあります。次の図は、アセット・モードのメディア・タイムラインとコントロール
を示しています。
q w
e r
t
1
ポジション・インジケーター
4
マーカー・インジケーター
2
イン・マーク
5
ズーム・バー
3
アウト・マーク
注釈が付けられた Interplay MAM アセットを再生する場合は、メディア・タイムラインのセグメント
「キャプションとセグメントを
をアセット モードで表示できます。セグメントの表示について詳しくは、
表示する」(200 ページ)をご参照ください。
アウトプット・モードでは、メディア・タイムラインにはイン・マーカーとアウト・マーカーは含まれ
ません。
ポジション・インジケーターは再生ヘッドとして機能します。ポジション・インジケーターによりマー
クが付けられたフレーム用のメディアがメディア・ビューアーに表示されます。ポジション・インジケー
ターをドラッグし、クリップまたはシークエンス内をスクラブできます。メディア・タイムラインの中
の任意の場所をクリックしてポジション・インジケーターを移動し、特定のフレームを表示できます。ア
ウトプット・モードでは、ポジション・インジケーターの動きはシークエンス・タイムラインのポジショ
ン・インジケーターの動きと一致します。
204
メディア・ズーム・バーを使用する
メディア・タイムライン内のマークはさまざまな時間範囲を示します。表示されている時間範囲は、ア
セットまたはシークエンスの長さとズーム・バーの設定により異なります。タイミング・マークは、以
下のいずれかを示します。
•
1秒
•
10 秒
•
1 分(60 秒)
•
5 分(300 秒)
•
1 時間(3,600 秒)
これらのタイミング・マークは、特定のタイムコードへの移動用ではなく、おおまかな移動用に設けられて
「タイムコード・ディスプレイを使用する」
(201 ページ)
います。タイムコードの使用について詳しくは、
をご参照ください。
メディア・ズーム・バーを使用する
メディア・ズーム・バーはメディア・タイムラインのすぐ下にあります。長いクリップが見やすくなる
よう、ズーム・バーを使用してメディア・タイムラインのセクションを拡大できます。デフォルトでは、
ズーム・バーはメディア・タイムライン内にクリップ全体を表示するよう設定されています。
n
メディア・ズーム・バーは、
(シークエンス・ペインの)シークエンス・ズーム・バーと同様に機能しま
すが、2 つのズーム・バーは独立して作動します。メディア・ズーム・バーは、シークエンス・ペインに
アクセスできないロガーのためのものです。
メディア・ズーム・バーにはポジション・インジケーターがあります。このインジケーターはメディア・
タイムラインの中のポジション・インジケーターと一致しており、常に表示されます。タイムライン・
ポジション・インジケーターが含まれていないタイムラインのセクションにズームインしている場合に
便利です。
次の図では、ズーム・バーが 10 分のクリップ全体用に設定されています。
次の図では、タイムラインが 2 分間表示されるようズーム・バーが設定されています。これを、ズーム領
域と呼びます。ポジション・インジケーターはズーム・バーに表示されますが、タイムラインには表示
されません。
ズーム・バーでクリップ内をドラッグし、2 分の領域を選択できます。
205
STP のターゲット解像度でレビューする
ズーム・バーのポジション・インジケーターをクリックして、タイムラインのポジション・インジケー
ターに移動できます。ズーム領域を移動して両方のポジション・インジケーターを含め、ポジション・イ
ンジケーターを含むタイムラインのセクションを拡大することができます。
タイムラインのポジション・インジケーターをドラッグする場合、またはロードされたクリップまたは
シークエンスを再生する場合、ズーム・バーとそのポジション・インジケーターはタイムラインの動き
に一致します。
メディア・タイムラインのセクションをズーム・イン / アウトするには、次のいずれかを行います。
t
ズーム・バーのハンドルをドラッグしてズーム・インまたはズーム・アウトします。
t
下矢印キーを押すと 50% ズーム・インし、上矢印キーを押すと 50% ズーム・アウトします。
t
Shift+ 上矢印を押すとズーム レベルがリセットされ、シークエンス全体が表示されます。
t
マウス・ポインターをメディア・ビューアーの下に移動し、マウスのスクロール・ホイールを前ま
たは後ろに回すと 50% ズーム・インまたはズーム・アウトします。
w
q
q
1. マウスのスクロール・ホイールがズーム領域を制御するエリア。2. ズーム・バー内のズーム領域。
STP のターゲット解像度でレビューする
MediaCentral UX の多解像度環境でメディアを再生する場合(Interplay Production のみ)、メディア・
サーバーは、最も圧縮率が高く使用可能なメディアを再生します。[再生サーバーに送信]操作に対し
ては、
[再生サーバーに送信]プロファイルで高解像度のターゲット解像度を指定します。ターゲット解
像度でメディアを再生する際のオプションを選択できます。
STP のターゲット解像度でメディアをレビューすることは、すべてのメディアがシークエンス用に使え
るかどうか、ブラック・フレームがないか、フレーム精度での編集がなされているかどうかを確認する
手法の 1 つです。解像度の品質を確認する方法ではありません。このリリンクは特定のターゲット解像度
に対してのみ行われます。また、その解像度が使用できない場合、メディア・オフライン・ディスプレ
イが表示されます。
206
STP のターゲット解像度でレビューする
メディア・ペインの右下にある MultiRez ボタンを使用し、STP のターゲット解像度でメディアをレ
ビューします。ボタンは 2 通りに表示されます。
•
単一機能ボタン: デフォルトのボタンです。アウトプット・モードのみで利用できます。
•
マルチ機能ボタン: このボタンは、システム設定で MediaCentral 管理者によって有効にできます。
アセット・モードとアウトプット・モードの両方で使用できます。
マルチ機能ボタンについて詳しくは、「最高解像度で再生する」(208 ページ)をご参照ください。
STP のターゲット解像度でのレビューは一時的な設定で、現在ロードされているシークエンスに対して
のみ適用されます。
STP のターゲット解像度でシークエンスをレビューするには(単一機能ボタン):
1. アウトプット・モードで、MultiRez ボタンをクリックします。
ボタンがオレンジ色に変わります。アイコンの上部が黒色になります。ツールチップにターゲット
解像度が表示されます。
2. シークエンスを再生します。
STP のターゲット解像度でアセットをレビューするには(マルチ機能ボタン):
1. アセット・モードまたはアウトプット・モードで MultiRez ボタンの隣にある矢印をクリックし、
[STP のターゲット解像度](STP Target Resolution)を選択して MultiRez ボタンを押します。
207
最高解像度で再生する
ボタンがオレンジ色に変わります。アイコンの上部が黒色になります。ツールチップにターゲット
解像度が表示されます。
2. シークエンスを再生します。
通常の再生に戻るには、もう一度 MultiRez ボタンをクリックします。
最高解像度で再生する
MediaCentral UX の多解像度環境でメディアを再生する場合、メディア・サーバーは、使用可能な最も
圧縮率の高いメディアを再生します。利用できる最高の解像度でビデオを再生するよう選択できます。
ビデオが 1 つの解像度でのみ利用可能な場合、ビデオはその解像度で表示されます。
このオプションは、システム設定レイアウトのプレーヤー設定で MediaCentral 管理者によって有効に
『Avid MediaCentral | UX アドミニストレーション・ガイド』をご参照ください。
できます。詳しくは、
このオプションが有効な場合、アセット・モードまたはアウトプット・モードで、最高解像度でビデオ
を再生するよう選択できます。メディア・ペインの右下にある MultiRez ボタンを使用します。
このオプションは、Interplay Production アセットのフレームベースの再生およびファイルベースの再生
の両方で使用可能です。Interplay MAM ユーザーが設定されていない場合は、Interplay MAM アセット
を使用できません。「フレームベースの再生またはファイルベースの再生を選択する」(193 ページ)を
ご参照ください。
最高解像度で再生するには:
1. MultiRez ボタンの隣にある矢印をクリックし、[最高解像度](Highest Resolution)を選択して
MultiRez ボタンを押します。
208
マッチ・フレームを使用する
ボタンがオレンジ色に変わります。アイコンの下半分が黒色になります。ツールチップに選択した
オプションが表示されます。
2. アセットを再生します。
通常の再生に戻るには、もう一度 MultiRez ボタンをクリックします。
n
同じボタンから STP のターゲット解像度を選択できます。 「STP のターゲット解像度でレビューする」
(206 ページ)をご参照ください。
マッチ・フレームを使用する
マッチ・フレーム機能では、シークエンスの特定のフレームを含むマスター・クリップをロードできま
す。このクリップはソース・クリップと呼ばれます。マッチ・フレームを使用すれば、シークエンスまた
はサブクリップからクリップをすばやくロードし、追加編集できます。
マッチ・フレームは、アセット・モードとアウトプット・モードの両方で使用できます。アセット・モー
ドでは、マスタークリップが有効になりません。
サブクリップまたはシークエンスの特定フレームのソース・クリップをロードするには:
1. マスター・クリップをロードしたいフレームに移動します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
(Match Frame)を選択します。
ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[マッチ フレーム]
t
マッチ・フレーム・ボタンをクリックします。
フレームを含むマスター・クリップがメディア・ペインにロードされ、一致するフレームが表示さ
れます。イン点とアウト点はこのシークエンスのセグメントと一致するよう設定されます。
209
内包しているフォルダーを開く
内包しているフォルダーを開く
選択したアセットを含むフォルダのアセット・ペインを開くには、
[内包しているフォルダを開く]コマン
ドを使用します。たとえば、メディア・ペインに現在ロードされているクリップと同時にキャプチャーさ
[メディ
れたマスター・クリップを保存しているフォルダーを見つけたい場合などです。このコマンドは、
ア]ペインにロードされているアセット、
[アセット]ペインで選択したアセット、または[検索]ペイン
で選択したアセットに使用できます。
[メディア]ペインにロードされたアセットの内包しているフォルダーを開くには:
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[内包しているフォルダーを開く]
(Open Enclosing Folder)
を選択します。
アセットが保存されているフォルダーが 1 つだけの場合、そのフォルダーが新しい[アセット]ペ
インで開きます。その際、選択したアセットはハイライト表示されます。
アセットが保存されているフォルダーが複数ある場合、
[内包しているフォルダーを開く]ウィンド
ウが開き、そのアセットを含むフォルダーのリストが表示されます。リストされているフォルダー
のいずれかをダブルクリックすると、そのフォルダーが新しい[アセット]ペインで開きます。そ
の際、選択したアセットはハイライト表示されます。上矢印と下矢印キーでリスト内を移動できま
す。また、Enter キーで選択したクリップの内包しているフォルダーを開きます。キャンセルするに
は、Esc キーを押してウィンドウを閉じます。
[アセット]ペインで選択したアセットの内包しているフォルダーを開くには:
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[内包しているフォルダーを開く]
(Open Enclosing Folder)
を選択するか、右クリックして[内包しているフォルダーを開く]を選択します。
結果は、[メディア]ペインにロードされたアセット用にこのコマンドを選択した場合と同じです。
[検索]ペインで選択したアセットの内包しているフォルダーを開くには:
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[内包しているフォルダーを開く]
(Open Enclosing Folder)
を選択するか、右クリックして[内包しているフォルダーを開く]を選択します。
[パス]
(Path)の列に表示されている、選択したアセット用のフォルダーは、直接新しい[アセット]
ペインに開きます。その際、選択したアセットはハイライト表示されます。
「検索された各アセットにつき代表 1 つのみ表示する」という設定が Interplay Production のユー
ザー設定で有効になっている場合、
[メディア]ペインにロードされたアセットにこのコマンドを選
択した場合と同じ結果になります。
n
[アセット]タブで表示可能な数より多いオブジェクトを含むフォルダーにアセットが含まれており、アセッ
トが最初のグループに表示されていない場合、ハイライト表示されません。
210
アセットをトランスコードする
アセットをトランスコードする
トランスコード機能で、Interplay Production Transcode サービスを通じて利用可能な様々なメディア
操作を実行できます。この機能は、Interplay Production アセットでのみ使用可能です。
n
Interplay Central v1.8 以前のバージョンではシークエンス・ミックスダウン機能があり、これも Transcode
サービスを使用していました。この機能は、他の Transcode 機能とともに利用可能になりました。
Transcode サービスでは、以下のモードでメディアを操作します。一部のモードは特定のメディア・タ
イプにのみ利用可能です。
モード
説明
利用可能
WHOLE
クリップ全体をトランスコード。
マスター・クリップ
CONSOLIDATE
サブクリップの作成に使用されるクリップの一部、またはシーク マスター・クリップ、シー
エンスの作成に使用されるクリップの一部のみトランスコード。 クエンス
MIXDOWN
マスター・クリップ 1 つを作成するために、シークエンスのビデ シークエンス
オとオーディオをトランスコード。
DATAEXTRACT
埋め込まれた補助データを含む DNxHD メディアをトランスコー マスター・クリップ、シー
ドする際、D1 トラックを独立した MXF ファイルとして抽出。 クエンス
DUALMIXDOWN 関連する 2 つの解像度でマスター・クリップ 1 つを作成するため シークエンス
に、シークエンスのビデオとオーディオをトランスコード。
CROSSRATE
元のクリップとは異なるプロジェクト形式でマスター・クリッ マスター・クリップ
プを作成する。
Interplay Production 管理者は、これらの各モードのプロファイルを作成する必要があります。この項
目は、MediaCentral のミックスダウン機能を使用して記載されました。その他のモードについて詳しく
は、『Interplay | Production Services Setup and User’s Guide』をご参照ください。
トランスコード・オプションは、通常シークエンスのミックスダウンに使用されます。次に例を挙げます。
•
n
メディア・ビューアーで再生可能なマスター・クリップを作成する。Avid 編集システムで作成した
シークエンスが複雑すぎて[メディア]ペインで正確に再生できない場合、ミックスダウン機能を
使用して新しいマスター・クリップを作成できます。すべてのマスター・クリップが再生可能にな
ります。シークエンスのミックス・ダウン後、新しいマスター・クリップのロード、イン点とアウ
ト点のマーキング、およびセグメントのシークエンスへの追加を実行できます。
シークエンスの再生について詳しくは、
「シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンスを再生す
る」(190 ページ)をご参照ください。
211
アセットをトランスコードする
• [再生サーバーに送信]解像度に一致するシークエンスを作成する。シークエンスを再生デバイスに
送信したい場合、そのシークエンスの解像度は使用する再生デバイス用に指定された解像度と一致
しなければなりません。MediaCentral UX は、シークエンスが[再生サーバーに送信]の解像度と
一致しない場合、警告メッセージを表示しますので、ミックスダウン機能を使用して必要な解像度
を使用するマスター・クリップを作成できます。次に、ミックスダウン・クリップを含む新しいシー
クエンスを作成し、この新しいシークエンスを再生デバイスに送信します。
シークエンスをトランスコードするには:
1. 以下のいずれかの操作を行います。
t
[アセット]ペインまたは[検索]ペインで、Interplay Production アセットを選択し、右ク
リックして[トランスコード](Transcode)を選択します。
t
[アセット]ペインで Interplay Production アセットを選択し、
[アセット]ペインのメニュー
から[トランスコード](Transcode)を選択します。
t
[メディア]ペインにアセットをロードして、ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[トラ
ンスコード](Transcode)を選択します。
[トランスコード](Transcode)ダイアログ・ボックスが開きます。
2.[モード](Mode)メニューからモードを選びます。
3.[名前](Name)メニューからトランスコード・プロファイルを選択します。
ト ラ ン ス コ ー ド・プ ロ フ ァ イ ル は、Production Service と Transfer Status ツ ー ル で Interplay
Production の管理者が作成します。[トランスコード]ダイアログ・ボックスにはプロファイルの
パラメーターが表示されますが、MediaCentral では編集できません。
212
インジェスト中にクリップを表示・編集する
4.[トランスコード](Transcode)をクリックします。
トランスコードのプロセスに選択された Transcode プロファイルが使用され、操作が開始されます。
ターゲット・フォルダーとモードと共に、[進行]ペインで進捗状況を表示できます。
このプロセスをキャンセルするには、[x]アイコンをクリックします。プロセスが正常に実行され
たら、
[進行]ペインに新しいマスター・クリップまたはトランスコードされたマスター・クリップ
[メディア]ペインでクリップが再
の名前が表示されます。モニター・アイコンをクリックすると、
生されます。
新しいマスター・クリップは、元のシークエンスと同じ Interplay Production フォルダーに作成さ
れます。青色のリンクをクリックすると、[アセット]ペインにフォルダーが開きます。
新しいマスター・クリップ用のメディアは、Transcode プロファイルで指定したワークスペース内
に保存されます。
インジェスト中にクリップを表示・編集する
MediaCentral UX では、インジェスト機器でのキャプチャー中にもマスター・クリップを表示して編集
できます。これらのクリップは進行中のクリップと呼ばれ、これらを使用するプロセスは「Frame Chase
編集」または「キャプチャー中編集」(EWC)と呼ばれます。進行中のクリップをシークエンスに追加
し、そのシークエンスをキャプチャが完了する前に再生サーバーに送信することができます。Frame
Chase 編集について詳しくは、Interplay Transfer の文書をご参照ください。
進行中のクリップは、Interplay
Production データベース・ツリーの次のアイコンで示されます。
進行中のマスター・クリップ
進行中のオーディオ・クリップ
[メディア]ペインに進行中のクリップが表示されている場合、キャプチャーの進行中、メディア・タイ
ムラインの両端が紫色に点滅します。
213
フレームをイメージとして保存する
キャプチャー中、メディア・タイムラインの表示領域(ズーム領域)は、表示と編集が簡単になるよう
一定になります。ズーム・バーはクリップが長くなるにつれて短くなります。キャプチャー中、ズーム・
バーを使用してズーム領域を変更できます。
新しい素材が使用可能になったら、ズーム領域を縮小してその素材を表示できるようにします。たとえ
ば、ズーム・インしてクリップの最後の 5 分を表示して末尾近くを再生する場合、キャプチャー操作中
ずっと、タイムラインの表示領域には使用可能なメディアの最後の 5 分が表示されます。
フレームをイメージとして保存する
[メディア]ペインからビデオのフレームを選択し、PNG または JPG のいずれかのフォーマットでイ
メージとして保存できます。クリップが複数の解像度で関連付けられている場合、イメージは使用可能
な最も高い解像度で保存されます。
フレームをイメージとして保存するには:
1. メディア・ペインでビデオ・アセットを開きます。
2. 保存したいビデオのフレームに移動します。
(Save As Image)を選択します。
3. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[イメージとして保存]
4. ダイアログ・ボックスが開いたら、イメージのフォーマットを PNG または JPG から選択します。
5.(オプション)ファイル名テキストフィールドをクリックし、イメージのデフォルト名を変更します。
6.[ダウンロード](Download)をクリックします。
イメージが、ブラウザーで指定したコンピューターのデフォルトのダウンロード・フォルダーに保
存されます。
214
7 オーディオを使用する
以下のメイン・トピックでは、ストーリーの最終版を完成させるために、シークエンス・タイムライン
にオーディオを追加する方法およびオーディオ・レベルの調整方法について説明します。
•
オーディオ・ペイン
•
基本シークエンスのオーディオ・トラックを使用する
•
詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する
•
オーディオ・ミックスを設定する
•
参照レベルを設定する
•
ボイスオーバーを録音する
オーディオ・ペイン
[オーディオ]ペインは、オーディオ・レベルをモニターし、調整するために必要なコントロールを提供し
ます。
[オーディオ]ペインがカット、ログ、ストーリー・レイアウトに表示されます。希望する場合には、オー
ディオ・ペインは別のエリアにドラッグすることができます。オーディオ・ペインが表示されていない
場合は、[ペイン]> [オーディオ]を選択して開きます。
どのコントロールが使用できるかは、アセットのタイプと、メディア・ペインでアクティブになってい
るモードによって異なります。以下のトピックを参照してください:
• 「アセット・モードと基本シークエンスのオーディオ・ペイン」(216 ページ)
• 「詳細シークエンスのオーディオ ペイン」(218 ページ)
オーディオ・ペイン
アセット・モードと基本シークエンスのオーディオ・ペイン
[オーディオ]ペインでは、アセット・モードでアセットをロードする場合とアウトプット・モードで基
[オーディオ]
本シークエンスをロードする場合に、同じコントロールが表示されます、どちらの場合も、
ペインにはモニター可能なオーディオ・トラックが表示され、モニターするトラックを選択できます。
オーディオ・レベルをオーディオ・メーターでモニターし、オーディオ・スライダーを使用してレベル
を調整できます。
以下の図は、アセット・モード(左)のクリップ用のオーディオ・ペインと、アウトプット・モード(右)
の基本シークエンスを示しています。クリップには 14 のトラックが含まれ、A01 ∼ A08 のトラックで
モニターが有効になっています。シークエンスには 2 つのトラックが含まれ、両方のトラックでモニター
が有効になっています。
XW
W
LW
R
TZH U
コントロール
W U
U
\
説明
1 ソロ・ボタンとミュート・ボタン [S](ソロ)ボタンをクリックすると、選択されたトラックのみモニターでき
(ミュート)ボタンをクリックすると、選択されたステレオ・ト
ます。[M]
ラックのみがミュートされます。灰色のボタンは、オーディオが有効になっ
ていることを示します。「アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・
モニタリング」(221 ページ)をご参照ください。
2 トラック識別子
A01 から A24 の番号が付いた 24 のオーディオ・トラックを示します。スク
ロール・バーを使用して、現在表示されていないトラックを表示します。
216
オーディオ・ペイン
コントロール
3 パニング・メニュー
説明
現在のパニングを表示します。これは変更できます。[L]、
[C ]
、または[R]
を選択します。変更は保存されません。コントロールはステレオ・ミックス
の場合のみアクティブになります。「アセットと基本シークエンスのパニン
グ」(223 ページ)をご参照ください。
4 クリップ名またはシークエンス アセット内の各トラックのアセット名が表示されます。
名
5 スクロール・バー
6 モード識別子
スクロール・バーをドラッグして、現在表示されていないトラックを表示し
ます。
[メディア]ペインで選択されているモードを示します。
7 マスター・ボリューム・スライ スライダーをクリックしてドラッグし、クリップまたはシークエンスにおけ
ダー
8 オーディオ・メーター
9 [ペイン・メニュー]ボタン
るオーディオ・ミックスのボリューム・レベルを調整します。調整は保存さ
れません。「アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリング」
(221 ページ)をご参照ください。
クリップまたはシークエンスにおけるすべてのトラックのミックスのオー
ディオ レベルを表示します。メーターは 2 つあります。ステレオ出力の場合、
各メーターにレベルが個別に表示されます。モノ出力の場合、両方のメー
ターに同一のレベルが表示されます。「オーディオ・ミックスを設定する」
(231 ページ)をご参照ください。
次のオプションがあります。
•
ミックス・モード: ステレオまたはモノを選択し、オーディオ出力を指
定します。「オーディオ・ミックスを設定する」(231 ページ)をご参照
ください。
•
参照レベルの設定: オーディオ・モニタリングの参照レベルを設定でき
(232 ページ)をご参照ください。デフォ
ます。「参照レベルを設定する」
ルトは -20 です。
•
ヘルプ: オーディオ・ペインに関する情報を表示します。 ヘルプのコン
トロール・ボタンを使用して、他のヘルプ・トピックにアクセスできます。
編集不可シークエンスがアウトプット・モードでロードされている場合、同様に表示されます。オーディ
オ・トラックが表示され、オーディオをモニターし、調整することができます。編集不可シークエンス
は、シークエンス・ペインで暗い赤で示されます。
ソース・クリップと基本シークエンスは最大 24 のオーディオ・トラックを含むことができます。
n
モニターできるトラック数の制限について詳しくは、『MediaCentral
217
ReadMe』をご参照ください。
オーディオ・ペイン
詳細シークエンスのオーディオ ペイン
詳細シークエンスがアウトプット・モードで開いている場合、オーディオ・コントロールは、3 つのトラッ
クの結合出力を調整するスライダーと共に各アクティブ・トラックで利用できます。各コントロール・セッ
トのボーダーの色は、シークエンスのトラックの色と一致します。NAT は緑、SOT は青、Voice は紫で
す。NAT、SOT、Voice コントロールは、ポジション・インジケーターの位置に応じて有効または無効に
「詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する」
(224 ページ)をご参照くだ
なります。詳しくは、
さい。
下の図は、詳細シークエンスがアウトプット・モードで開き、ミックス・モードがステレオに設定され、ポ
ジション・インジケーターが 3 つのトラックすべてにわたる場合のオーディオ・ペインのコントロール
を示しています。
\W
W
XW
L
T
Z
H
U
W
コントロール
1 パニング・ノブ
説明
各トラックのパニングをコントロールします。インジケーターの端(緑)をク
リックし、右か左にドラッグして希望するパニング・レベルに合わせます。
L または R までドラッグすると、すべてのオーディオが左または右のチャンネ
ルまでパンされます。パニングを中央にするには、ノブをダブルクリックし
(230 ページ)をご参照ください。パニ
ます。「詳細シークエンスのパニング」
ングは、ミックス・モードがステレオに設定されている場合のみアクティブに
なります。現在のリリースでは、パニング・ボタンは非アクティブです。
218
オーディオ・ペイン
コントロール
説明
2 ソロ・ボタンとミュート・ボタン [S](ソロ)ボタンをクリックすると、選択されたトラックのみモニターで
(ミュート)ボタン
きます。その他のトラックはミュートになります。[M]
をクリックすると、選択されたトラックのみがミュートされます。灰色のボ
タンは、オーディオが有効になっていることを示します。「詳細シークエン
スのトラックをソロおよびミュートにする」
(226 ページ)をご参照ください。
3 ボリューム・スライダー
スライダーをクリック & ドラッグし、オーディオ・クリップのボリューム・
レベルを調整します。このレベルは、トラック全体ではなく、選択したトラッ
クのセグメントにのみ適用されます。こうした調整はシークエンスと共に保
存されます。「詳細シークエンスのオーディオ・レベルを調整する」(229
ページ)をご参照ください。
4 ボリューム・レベル表示
ボリューム・スライダーで選択されたレベルを表示します。
5 トラック識別子
オーディオ・コントロールに関連付けられたトラックを識別します。モノ・
トラックは、デフォルトで NAT、SOT、VO とラベル付けされます。ステレ
オ・トラックの場合は、デフォルトで NAT 1、NAT 2、SOT 1、SOT 2 と
ラベル付けされます。マスター・スライダーの識別子は、現在モニターされ
ているトラックを表示します。
MediaCentral UX 管理者は、Interplay Administrator アプリケーション・
データベースの設定を変更することで、各トラックを識別するラベルを変更
することができます。
6 マスター・ボリューム・スライ スライダーをクリックしてドラッグし、シークエンスにおけるオーディオ・
ダー
7 オーディオ・メーター
8 [ペイン・メニュー]ボタン
ミックスのボリューム・レベルを調整します。変更は保存されません。「ア
セットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリング」(221 ページ)
をご参照ください。
シークエンスのソロ・トラック、またはシークエンスのミックス全体のオー
ディオ・レベルを表示します。メーターは 2 つあります。ステレオ出力の場
合、各メーターにレベルが個別に表示されます。モノ出力の場合、両方のメー
ターに同一のレベルが表示されます。「オーディオ・ミックスを設定する」
(231 ページ)をご参照ください。
次のオプションがあります。
•
ミックス・モード: ステレオまたはモノを選択し、オーディオ出力を指
定します。「オーディオ・ミックスを設定する」(231 ページ)をご参照
ください。
•
参照レベルの設定: オーディオ・モニタリングの参照レベルを設定でき
ます。「参照レベルを設定する」
(232 ページ)をご参照ください。デフォ
ルトは -20 です。
•
ヘルプ: オーディオ・ペインに関する情報を表示します。 ヘルプのコン
トロール・ボタンを使用して、他のヘルプ・トピックにアクセスできます。
219
基本シークエンスのオーディオ・トラックを使用する
基本シークエンスのオーディオ・トラックを使用する
基本シークエンスには 1 つのオーディオ・トラックが含まれ、これにはすべてのソース・オーディオ ト
ラックが含まれています。基本シークエンスでは、1 つのオーディオ・トラックがシークエンス・タイム
ラインに表示されます。[オーディオ]ペインには、すべてのソース・オーディオ・トラックが表示さ
れます。
シークエンスには、24 個までのオーディオ・トラックを追加できます。すべてのトラックは保存されて
いるシークエンスに含まれます。以下の図は、1 つのマルチトラック・クリップで構成される基本シーク
エンスを示しています。すべてのトラックが[オーディオ]ペインに表示されています。
次のタスクを行うと、クリップ、サブクリップ、または基本シークエンスのオーディオを編集できます。
•
モニターするトラックを選択できます。 「アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタ
リング」(221 ページ)をご参照ください。
•
各トラックのデフォルトのパニングを無効にできます。「アセットと基本シークエンスのパニング」
(223 ページ)をご参照ください。
•
ミックスはモノまたはステレオとして設定できます。
「オーディオ・ミックスを設定する」
(231 ペー
ジ)をご参照ください。
220
基本シークエンスのオーディオ・トラックを使用する
アセットおよび基本シークエンスのオーディオ・モニタリング
[オーディオ]ペインのコントロールを使用して、アセットと基本シークエンスのどのトラックをモニ
ターするのかを選択することができます。アセットと基本シークエンスは最大 24 のオーディオ・トラッ
クを含むことができ、モニタリングを行うトラックの組み合わせを自由に選択することができます。オー
ディオ・メーターの横のボリューム・スライダーを使用して有効なトラックのレベルを調整できます。
n
モニターできるトラック数の制限について詳しくは、『MediaCentral
ReadMe』をご参照ください。
編集不可シークエンスが出力モードでロードされている場合の表示は同様です。オーディオ・トラックが表
示され、オーディオをモニターすることができます。編集不可シークエンスは、シークエンス・ペインで暗
「既存のシークエンスをシークエンス・ペインで開いて編集する」
(128 ペー
い赤で示されます。詳しくは、
ジ)をご参照ください。
[オーディオ]ペインを最初に開くと、すべてのトラックがモニター可能になります。設定したカスタム・
モニタリングは、別のセッションでも維持されます。
次の図では、マスター・クリップ(左)と基本シークエンス(右)のオーディオ・ペインを示しています。
これらの表示はとても似ています。マスター・クリップでは、オーディオ・トラックがマスター・クリッ
プの名前でラベル付けされています(この例では Cam1_A1A14)。シークエンスでは、オーディオ・ト
ラックがシークエンスの名前でラベル付けされています(この例では Basic Sequence)。オーディオ・
メーターの下にあるラベルは、[メディア]ペインでどちらのモードが選択されているかを示します。
マスター クリップのトラック A01 ∼ A08 は、モニタリングが有効になっており、灰色の[S]
(ソロ)ボ
(ミュート)ボタンで示されます。トラック A09 ∼ A14 はミュートになっており、オレンジ
タンと[M]
色の[M]ボタンで示されます。シークエンスでは、両方のトラックのモニタリングが有効になっています。
[メディア]ペインでグループ・クリップがロードされている場合、2 つの追加コントロールが[オーディ
オ]ペインに表示されます。「グループ・クリップを使用する」(235 ページ)をご参照ください。
221
基本シークエンスのオーディオ・トラックを使用する
モニタリングを無効にするには(シングル・トラックをミュート):
t
[M]ボタンをクリックすると、ボタンがオレンジ色になります。
シングル・トラックのモニタリングを有効にするには:
t
[M]ボタンをクリックすると、ボタンが灰色になります。
すべてのトラックのモニタリングを無効にするには:
t
[ミュート](Mute)ボタンをクリックします。
すべてのトラックのモニタリングを有効にするには:
t
[すべて有効](Enable All)ボタンをクリックします。
選択したトラックを除いてすべてミュートまたは有効にするには:
t
特定のトラックを Alt を押しながら[M]ボタンをクリックします。
1 つのトラックがミュートになっている([M]ボタンがオレンジ色)場合は、Alt を押しながらボ
タンをクリックすると、そのトラックが有効になり、他のすべてトラックはミュートになります。
1 つのトラックを再びミュートにし、他のすべてトラックを有効にするには、もう一度 Alt を押しな
がら[M]ボタンをクリックします。
トラックをソロにするには:
1.[S]ボタンをクリックします。他のトラックの[M]ボタンがオレンジ色になります。複数のトラッ
クをソロにできます。
以下の図は、トラック A01、A03、A05 がソロに選択されていることを示しています。
222
基本シークエンスのオーディオ・トラックを使用する
アセットと基本シークエンスのパニング
クリップ、サブクリップ、基本シークエンス(左、右、中央)のデフォルトのパニングが Interplay
Administrator に設定されています([アプリケーション・データベース・設定]ビューの[アプリケー
ション・デフォルト]タブ)
。これらの設定には、トラック 1 ∼ 16 が含まれています。MediaCentral では、
トラック 17 ∼ 24 の奇数トラックを左、偶数トラックを右に配置しています。
ミックス・モードがステレオに設定されている場合は、パンニング・ドロップダウン・リストを使用し
てこれらの設定を無効にできます。無効化は一時的なもので、シークエンスを再ロードするたびにデフォ
ルトのパンニングが復元されます。
ミックス・モードがモノに設定されている場合、パニングは無視され、すべてのトラックが単一のトラッ
ク に ミ ッ ク ス さ れ ま す。単 一 ト ラ ッ ク は 左 右 両 方 の 出 力 モ ニ タ ー で 再 生 さ れ ま す。 こ の 設 定 は
MediaCentral UX で再生されるシークエンスのみに適用され、シークエンスと一緒には保存されませ
ん。デフォルトのパニングはミックスダウンおよび再生サーバーに送信(STP)用に使用されます。
デフォルトのパンニングを無効にするには:
t
設定するトラックのパンニング・ドロップダウン・リストをクリックし、[L]、[C]、または[R]
を選択します。
223
詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する
詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する
詳細シークエンスでは、シークエンス・ペインのタイムラインに 3 つの異なるオーディオ・トラックが
含まれます。
•
NAT(ナチュラル・サウンド): ビデオ・カメラに搭載のマイクでビデオ・クリップの撮影と同時
に録音されたオーディオ。MediaCentral UX は、シングル・チャンネルまたはデュアル・チャンネ
ルの NAT トラックに対応しています。NAT トラックのメディアと関連するビデオ・セグメントは
緑に色分けされています。ビデオ・セグメントに NAT と SOT の両方のオーディオが含まれる場合、
そのビデオ・セグメントは明るい青色になります。
•
SOT(サウンド・オン・テープ): 通常、ビデオ・カメラに搭載のマイク(自然なサウンドを録音)
とは別のマイクで、ビデオ・クリップと同時に録音されたオーディオ・クリップ。MediaCentral UX
は、シングル・チャンネルまたはデュアル・チャンネルの SOT トラックに対応しています。SOT ト
ラックのメディアと関連するビデオ・トラックは明るい青に色分けされています。
•
VO(ボイス): システムに接続されたオーディオ・デバイスを通して録音されたオーディオ、ま
たは Interplay Production データベースから開かれたオーディオのみのメディア・ファイル。
MediaCentral UX は、シングルチャンネルのボイス・トラックに対応しています。ボイス・ト
ラックのメディアは紫に色分けされています。
以下の図は、左から順に、NAT および SOT 付きのビデオ、VO、NAT 付きのビデオ、ビデオのみを示
しています。関連オーディオのないビデオ・セグメントは濃い青に色分けされています。
Interplay Production 管理者は、Interplay Administrator アプリケーション・データベースの設定を変
更することで、各トラックを識別するラベルを変更することができます。
224
詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する
Interplay Administrator アプリケーション・データベース表示は、NAT と SOT に使用されるチャンネ
ルの数を指定する設定や、ソースのパッチ方法やトラックの出力方法を指定する設定も含まれています。
ソースおよび出力には、最大 5 つのトラックを選択することができます。
•
1 つまたは 2 つの NAT トラック
•
1 つまたは 2 つの SOT トラック
•
1 つのボイス・トラック
デフォルトの出力パニングを無効にできます。「デフォルト・オーディオ・トラックのパッチングを無
視する」(227 ページ)をご参照ください。
オーディオ・ゲイン・レベルの自動調整
オーディオ・ゲイン・レベルはアプリケーションにより自動設定され、クリアなサウンドがストーリー
のマスター・オーディオ・トラックに提供されます。トラックごとに別々のデフォルトのボリューム・レ
ベルを提供するため、手動でオーディオ・ゲイン・レベルを調整する必要はありません。オーディオ・ゲ
イン・レベルは以下のパラメーターに従って設定されます。
•
ボイス・トラックが存在する場合、シークエンス・タイムラインの同一の位置にある他のトラック
(NAT トラック、SOT トラック、またはその両方)のオーディオ・レベルを低下させます(「ダッ
キング」します)。
•
ボイス・トラックが存在せず、SOT トラックが存在する場合、シークエンス・タイムラインの同一
の位置にある NAT トラックのオーディオ・レベルをダッキングします。
•
ボイス・トラックも SOT トラックも存在しない場合、NAT サウンドがフル・ボリュームのまま残
ります。
Interplay Production 管理者は、Interplay Administrator アプリケーション・データベースの設定を変
更することで、ダッキングの量を変更することができます。 デフォルトのレベルは 12dB です。
オーディオ・ディゾルブの自動作成
デフォルトでは、MediaCentral UX は、シークエンスの各クリップの間のオーディオ・ディゾルブを作
成します。ディゾルブにはフェード・アウトまたはフェード・インに少なくとも 1 つのフレームが必要と
なるため、クリップの最初のフレームにイン点を置いたり、クリップの最後のフレームにアウト点を置
くべきではありません。ビデオ・モニター・コントロールを使用して、イン点またはアウト点を作成す
る前に、クリップの最初または最後から数フレームをステップ・インします。
Interplay Production 管理者は、Interplay Administrator アプリケーション・データベースの設定を変
更することで、ディゾルブに使用されるフレームの数を変更することができます。デフォルトのフレー
ム数は 2 です。
225
詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する
詳細シークエンスのトラックをソロおよびミュートにする
トラックをソロにするには:
t
[S]ボタンをクリックします。
ボタンが黄色に変わります。オーディオ・メーターの下のトラック識別子が、ソロに選択したトラッ
クのラベルに変わります。
226
詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する
トラックをミュートにするには:
t
[M]ボタンをクリックします。
ボタンがオレンジ色に変わります。トラックのオーディオ・コンロトールが灰色で表示され、オー
ディオ・メーターの下のトラック識別子にはミュートされたトラックが表示されません。
デフォルト・オーディオ・トラックのパッチングを無視する
Interplay Production 管理者は、[アプリケーション・データベース設定]ビューの[編集設定]タブで、
NAT、SOT、ボイス・オーディオのデフォルト・ソース・パッチングを設定します。デフォルトでは、
トラック A1 は NAT オーディオに、A2 は SOT オーディオ、A3 はボイスにマップされています。デュ
アルチャンネル・サポートがオンの場合、A1 と A4 が NAT オーディオに、A2 と A5 が SOT オーディ
オにマップされています。
編集や出力のためにこれらの設定を変更する必要がある場合があります。たとえば、レポーターのマイ
クが間違ったトラックに録音されてしまい、NAT オーディオと SOT オーディオが逆になっている場合
です。このような場合、NAT サウンドが SOT トラックに置かれてしまい、NAT トラックをオフにする
と、SOT がオフになってしまいます。NAT トラックと SOT トラックを変更(スワップ)することで、
この問題を解決できます。これらの変更はソース・オーディオ・パッチングを無視します。
デフォルトの NAT または SOT パッチングを無視すると、シークエンス・タイムラインのアクティブな
クリップのみ変更されます。同じソース・クリップからシークエンス・タイムラインに追加した他のク
リップは変更されません。
227
詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する
デフォルトのソース・オーディオ・パッチングを無視するには:
1.[シークエンス](Sequence)ペインでオーディオ・クリップを右クリックし、変更するトラックを
選択します。
メニューには、現在選択されているオーディオ・パッチングが表示されます。以下の図は、デフォ
ルトのマッピングを使用する 2 つのオーディオ トラックを持つクリップを示しています。チェッ
ク・マークはソース・トラックが選択されていることを示します。太字テキストは、デフォルトの
オーディオ・パッチングを示します。
2. サブメニューから使用するソース・トラックを選択します。
ととえば、デフォルトの NAT トラックと SOT トラックを交換するには:
- [NAT A1]> [A2]の順に選択します。
228
詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する
- [SOT A2]> [A1]の順に選択します。
メニューに新しいパッチングが表示されます。
詳細シークエンスのオーディオ・レベルを調整する
詳細シークエンスでは、各トラックのセグメントのオーディオ・レベルを調整できます。こうした調整
は、シークエンスと一緒に保存され、再生のために送信される場合もそのまま保存されます。オーディ
オ・ミックスのマスター・ボリュームも調整できます。マスター・ボリュームの調整は保存されません。
シークエンス内のトラックのオーディオ・レベルを調整するには:
t
調整したいトラックのオーディオ・スライダーをドラッグします。
オーディオ・レベルの変化はスライダーの下のボリューム・レベル表示に表示されます。以下の図は、
トラック NAT 1 のボリュームを -2.5 dB まで下げたことを示しています。
「オーディオ・ペイン」
(215 ページ)をご参照ください。
オーディオ・コントロールについて詳しくは、
229
詳細シークエンスでオーディオ・トラックを使用する
シークエンスのマスター・ボリュームを調整するには:
t
マスター・ボリューム・スライダーをドラッグします。
1 つのトラックまたはシークエンス全体にデフォルト・レベルでボリュームを設定するには:
t
n
スライダーをダブルクリックします。
マスター · ボリュームのデフォルトの参照レベルを変更できます。 「参照レベルを設定する」(216 ペー
ジ)をご参照ください。
詳細シークエンスのパニング
MediaCentral UX は Interplay Administrator で設定されているため、詳細シークエンスに対してパニ
ングを使用します。
•
NAT トラックと SOT トラック: 奇数トラック = 左、偶数トラック = 右でマップします。出力用
ソース・トラックは、アプリケーション・データベース設定の編集設定タブにある[Audio Storyline Audio Patching]設定でパッチされます。
•
VO トラック: 奇数トラック = 左、偶数トラック = 右でマップします。[アプリケーション・デー
タベース設定]の[編集設定]タブにある[Center-Panned Sound on Tape and VO]を選択する
と VO トラックを中央揃えすることができます。
これらの設定はシークエンスに保存され、ミックスダウンおよび送信サーバーに送信(STP)用に使用
されます。
ミックス・モードがモノに設定されている場合、パニングは無視され、すべてのトラックがモニタ用に
単一のトラックにミックスされます。単一トラックは左右両方の出力モニターで再生されます。この設
定はシークエンスと一緒には保存されません。Interplay Administrator で設定されたパニングはミック
スダウンおよび再生サーバーに送信用に使用されます。
230
オーディオ・ミックスを設定する
現在のリリースでは、パニング・ボタンは次の図に示すとおり、非アクティブになっています。
n
n
アプリケーション・プロパティ・ファイルを使用してこれらのデフォルトを無効にする手順については、
『Avid MediaCentral Platform ReadMe』をご参照ください。この無効化はグローバルのため、すべて
の Interplay フォルダーに適用されます。
Media Composer で作成された複雑な(編集できない)シークエンスは Media Composer で設定された
パニングを使用します。
オーディオ・ミックスを設定する
アセットまたはシークエンスのオーディオ・ミックスを設定することができます。アセットの場合、最
「アセットおよ
大 24 トラックまでモニターできます。モニターするトラックを選択できます。詳しくは、
び基本シークエンスのオーディオ・モニタリング」(221 ページ)をご参照ください。オーディオ・ミッ
クスは、モニタリングにのみ使用されます。
オーディオ・ミックスがステレオに設定されている場合、パンニング・コントロールがアクティブにな
ります。
n
モニターできるトラック数の制限について詳しくは、『MediaCentral
231
ReadMe』をご参照ください。
参照レベルを設定する
オーディオ・ミックスを設定するには、以下のいずれかを実行します。
t
オーディオ・ペイン・メニューから[ミックス モード]
(Mix Mode)>[モノ]
(Mono)を選択します。
MediaCentral UX は、すべてのオーディオ・トラックを全トラックのモノ・ミックスダウンを作
成するセンター・パンにマップします。そして、作成されたトラックを 2 つの同じチャンネルに出力
します。
t
オーディオ・ペイン・メニューから[ミックスモード](Mix
選択します。
Mode)> [ステレオ](Stereo)を
MediaCentral UX は 2 つのチャンネルにすべてのオーディオ・トラックをマップします。ミックス
はパンニング設定によって異なります。「アセットと基本シークエンスのパニング」(223 ページ)
および「詳細シークエンスのパニング」(230 ページ)をご参照ください。
参照レベルを設定する
マスター · ボリューム出力の参照レベルを設定できます。デフォルトの参照レベルは -20dB です。これは、
-20dB のトーンが -20dB と表示されることを意味します。参照レベルを -10 に変更すると、-20dB の
トーンが -10dB と表示されます。
参照レベルを設定するには:
(Set Reference Level)を選択します。
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[参照レベルの設定]
[参照レベル]ダイアログ・ボックスが表示されます。
2. dB(デシベル)レベルを -50 ∼ -1 で入力します。
3.[OK]をクリックします。
ボイスオーバーを録音する
[メディア]ペインの特殊オーディオ・コントロールを使用して、ストーリーにボイスオーバーを録音で
きます。ボイスオーバーは、ビデオの再生中に録音できます。詳細シークエンスでボイスオーバーのみを
録音できます。
MediaCentral UX は、Adobe Flash Player の録音機能を使用して、ボイス・オーバーに使用された入
力デバイスを指定します。Flash Player は自動でデフォルトのマイクや、コンピューターのレコーダー
を検出し、Flash Player 設定で変更しない限りは、その検出したデバイスを使用します。これらの設定
にアクセスするには、メディア・ビューアーの一意の場所を右クリックし、[設定](Settings)を選択
します。
n
デフォルトのシステム入力デバイスとは別のデバイスを選択して、そのデバイスを取り外した場合、
Flash Player 設定の手動での変更が必要な場合があります。
232
ボイスオーバーを録音する
セ ッ シ ョ ン 中 に 初 め て ボ イ ス オ ー バ ー・コ ン ト ロ ー ル を ク リ ッ ク す る と、Flash Player に よ り、
MediaCentral UX サーバーのカメラとマイクへのアクセス許可を求めるメッセージが表示される場合
があります。[許可](Allow)をクリックします。
n
Avid Instinct で作成したシークエンスを開く場合、MediaCentral で保存したシークエンスを保存する
までボイスオーバーまたはマーカーは追加できません。このため、ファイルに変更を加えなかったとし
ても、[保存]ボタンは有効になっています。
Interplay Production シークエンスでは、ビデオ・フォーマットは通常、シークエンスに追加する最初
のクリップで決定されます。ただし、ビデオ・クリップ挿入前にボイスオーバーを録音する場合、ビデ
オ・フォーマットとフレーム・レートは Interplay Administrator 内のビデオ・フォーマット設定で決定
されます。具体的には、設定は、アプリケーション・データベース設定ビューの編集設定タブにありま
す。この設定はフォルダー・レベルで適用されます。以下の図は、PAL 25i 用に設定されたルート・フォ
ルダーのビデオ・フォーマットを示しています。
特に設定していない場合、MediaCentral
します。
UX はデフォルトのフォーマットとして NTSC 29.97 を使用
詳しくは、『Avid MediaCentral | UX アドミニストレーション・ガイド』の「Interplay | Production
Administrator の設定を構成する」をご参照ください。
233
ボイスオーバーを録音する
ボイスオーバーを録音するには:
1. 出力ボタンをクリックし、[メディア](Media)ペインにシークエンスを読み込みます。
出力ボタンを選択すると、[メディア]ペインの右下にボイスオーバー・ボタンが表示されます。
2. ボイスオーバー・ボタンをクリックします。
ボイスオーバー・コントロールが表示されます。
3. メディア・ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[インプットソース](Input Source)を選択し、
録音に使用するデバイスを選択します。
4. 必要に応じて、録音デバイスの電源を入れ、ボリューム・スライダーを使用してボリューム・レベ
ルを設定します。
5. 以下のいずれかの方法でレコーディングの開始位置を設定します。
t
ポジション・インジケーターを、メディア・タイムラインまたはシークエンス・タイムライン
の場所までドラッグします。
t
ボイスオーバー・コントロールで、再生 / 一時停止、1 フレーム戻るボタン、または 1 フレーム進
めるボタンをクリックします。
6. 録音の準備ができたら、録音ボタンを押します。
ビューアーに 3 秒のカウントダウンが表示され、1 秒ごとにカウント音が聞こえ、録音ボタンが赤く
点滅します。カウントダウンが終わると、録音ボタンが赤く点灯し、録音を開始できます。
録音中は、オーディオ・メーターで録音レベルをモニターし、必要に応じて変更できます。
ファイルを保存せずに録音を停止する場合は、[キャンセル](Cancel)をクリックします。
7. 録音が終了したら、録音ボタンをもう一度押します。
ボイスオーバーがシークエンスの V 列に追加されます。シークエンスを再生して録音を確認できま
す。
ボイスオーバーを録音する際、新しいオーディオ・クリップにはシークエンス名 .VO.nn という名
前がつきます。ボイスオーバーは、録音を行ったシークエンスと同じフォルダーで Interplay
Production にチェックインされます。
8. ボイスオーバー・コントロールを終了するには、ボイスオーバー・ボタンをクリックします。
234
8 グループ・クリップを使用する
次のトピックでは、MediaCentral UX でのグループ・クリップとマルチカメラ・ワークフローの使用に
ついて説明します。
n
•
グループ・クリップおよびマルチカメラ・ワークフロー
•
グループ・クリップを使用する
•
グループ・クリップで基本シークエンスを作成する
•
グループ・クリップのシークエンスを再生デバイスに送信する
グループ・クリップから作成されたサブクリップ、サブクリップで構成されるグループ・クリップ、お
よびマルチグループ・クリップは、現在 MediaCentral UX ではサポートされていません。
グループ・クリップおよびマルチカメラ・ワークフロー
マルチカメラは、コンサート、授賞式、シチュエーション・コメディ、リアリティ・テレビなどの制作
にしばしば使用されます。生成した素材を使用して、2 つ以上のカメラで同時に記録された素材から構成
されるグループ・クリップを作成することができます。MediaCentral UX には、マルチカメラ・ワーク
フローでグループ・クリップを使用する機能が含まれています。
グループ・クリップ
グループ・クリップは、Media Composer 製品ファミリーのアプリケーションで、共通のソース・タイ
ムコード、AUX タイムコード、または素材にあるマークに基づいて作成されています。Avid 編集アプ
リケーションを使用するユーザーは、Interplay Production に対してグループ・クリップをチェック・
インおよびチェック・アウトできます。MediaCentral UX を使用するユーザーは、グループ・クリップ
を表示して、それらを使用してシークエンスを作成することができます。シークエンスには、マスター・
クリップと、グループ・クリップを混合して含むことができます。
n
グループ・クリップおよびマルチカメラ編集に関して詳しくは、
Media ComposerおよびMedia Composer
製品ファミリーの他の編集アプリケーションのマニュアルをご参照ください。
グループ・クリップおよびマルチカメラ・ワークフロー
Avid 編集アプリケーション
MediaCentral UX は、次の Avid 編集アプリケーションで作成されたグループ・クリップとの動作が確
認されています。
•
Media Composer v5.0 以降
•
Avid Symphony v5.0 以降
•
NewsCutter v9.0 以降
MediaCentral UX は、これらのアプリケーションで作成された、(ショットリストなどの)カットのみ
で構成されるシークエンスである場合のみ、グループ・クリップを含むシークエンスの編集をサポート
しています。シークエンスは[メディア]ペインおよび[シークエンス]ペインで開き、MediaCentral UX
で作成したシークエンスと同じ方法で、このシークエンスを編集することができます。
サポートされているプロジェクト・タイプと画質
サポートされているプロジェクト・タイプと画質のリストについて詳しくは、
『MediaCentral ReadMe』
をご参照ください。
Interplay | Production
Interplay Production v3.0 以降では、グループ・クリップおよびマルチカメラ・ワークフローの完全な
サポートが必要です。
Avid 編集アプリケーションを使用するユーザーは、Interplay Production データベースに対してグルー
プ・クリップをチェック・インおよびチェック・アウトできます。Interplay Access ユーザーは、マス
ター・クリップ関連を含むグループ・クリップの情報を表示することができます。
グループ・クリップと、グループ・クリップを含むシークエンスは、Interplay
の Interplay Production Service でサポートされています。
•
Interplay Archive v3.0
•
Partial Restore を含む、Interplay Restore v3.0
•
Interplay Copy v3.0
•
Interplay Move v3.0
•
Partial Delivery を含む、Interplay Delivery v3.0
•
Interplay STP Encode v3.0
•
次の制限付きで、Interplay
Transfer v3.0 および次
Transcode:
-
CROSSRATE モードを使用して、グループ・クリップをトランスコードできません。
-
MIXDOWN モードを使用して、グループ・クリップのシークエンスをトランスコードするこ
とができますが、Avid 編集アプリケーション・タイムラインで選択されたカメラ・アングルの
みがミックスダウンされたマスター・クリップに含まれている場合のみです。
236
グループ・クリップを使用する
n
グループ・クリップから作成されたサブクリップ、サブクリップで構成されるグループ・クリップ、お
よびマルチグループ・クリップは、現在 Interplay Transfer または Interplay Production Service では
サポートされていません。
グループ・クリップを使用する
他のアセットを開くのと同じ方法で、グループ・クリップを開くことができます。
[アセット]ペインで
グループ・クリップを選択し、
[メディア]ペインでロードして、アセット・モードでクリップを開きます。
グループ・クリップは複数の個別クリップから構成されているため、それぞれに異なったカメラ・アン
グルがあり、様々な方法で表示することができます。
•
マルチアングル・ビュー(2x2 または 3x3)
•
シングルアングル・ビュー
次の図では、マルチアングル・ビュー(3x3)とシングルアングル・ビューで表示されたグループ・ク
リップを示しています。マルチアングル・ビューでは、カメラ・アングルは Avid 編集アプリケーション
で作成されたグループ・クリップの順番に基づいて、左から右、上から下に表示されます。オレンジの
バウンディング・ボックスが、アクティブなアングルをマークします。アクティブ・アングルによって、
どのカメラ・アングルでシングルアングル・ビューが表示されるのか、およびシークエンスにクリップ
を追加した場合のアングルが決定されます。
T
1
2
3
Z
T
4
5
6
7
8
9
Z
H
U
Z
n
マルチアングル・ビューの図で示されている番号は、参照用のみで、ユーザー・インターフェイスには
表示されません。
237
グループ・クリップを使用する
コントロール
説明
1
アクティブ・アングル・インジケーター
オレンジのバウンディング・ボックスで、グループ・クリップのど
のマスター・クリップがアクティブになっているかを示します。
2
バンク・オーバーレイ矢印切り替え
複数のカメラ・アングルのグループから、別のグループに切り替え
ます。グループ・クリップに 1 つのグリッド(2x2 または 3x3)を埋
める以上のアングルがある場合、これらのアングルはバンクに表示
されます。
3
マルチアングル・ビュー・ボタン
クリップをマルチアングル・ビューで表示するかを決定します:
シングルアングル・ビュー(1x1)
2x2
3x3
アクティブ・アングル・ボタン
4
[オーディオ ペイン](Audio Pane)ボタン
マッチ フレーム ボタン
アクティブなアングルを表示します。この数字は、左から右および
上から下、および配置全体のディスプレイのアングル数を示します。
コンテキスト・メニューで、クリックしてビデオ・アングルを変更
します。
[オーディオ]ペインを開きます。ペインがすでに開いている場合
は、前面に移動します。
このボタンをクリックすると、シークエンスまたはサブクリップの
選択したフレームを含むマスター・クリップをロードします。「グ
ループ・クリップのマッチ・フレームを使用する」
(249 ページ)を
ご参照ください。
238
グループ・クリップを使用する
以下の図は、同じグループ・クリップが 2x2 グリッドにある場合と、3x3 グリッドにある場合を示して
います。どちらの場合でも、アングル 2 がアクティブ・アングルとして選択されています。
マルチアングル・ビューでは、グループ・クリップの最新のバンクにグリッドのアングル数より少ない
数のアングルしかない場合、残りのアングルは空のスロットとして表示されます。
ブラック・フィラーは、グループ・クリップ内の他のマスター・クリップと異なる開始位置または終了
位置を持つマスター・クリップのパディングとして使用されます。このフィラーは、存在しないアング
ル用に使用されている空のスロットよりも少し明るく表示されるため、違いを見分けることができます。
239
グループ・クリップを使用する
次の図では、右下に空のスロット、その上にマスター・クリップの終了以前に終了したクリップのパディ
ングが表示されている例を示しています。フィラーは、空のスロットよりも少し明るく表示されます。
シングルアングル・ビューまたはマルチアングル・ビューで表示されているグループ・クリップから画
像を作成することができます。マルチアングル・ビューでは、すべてのアングルを 1 つの画像として組み
合わせます。詳しくは、「「フレームをイメージとして保存する」(214 ページ)」をご参照ください。
n
n
現在サブクリップはグループ・クリップからは作成できません。
MediaCentral UX は、オーディオ専用のソース・クリップ(アングル)を含むグループ・クリップをサ
ポートしています。しかし、少なくとも 1 つのソース・クリップにビデオが含まれる必要があります。メ
ディア・ビューアーでビデオ・アングルを選択した場合、オーディオ・トラックを持つすべてのクリッ
プがトラックのマッピングで使用できます。
詳しくは、以下の項目をご参照ください。
• 「グループ・クリップのロードとアングル・ビューの変更」(241 ページ)
• 「バンクを使用する」(242 ページ)
• 「アセット・モードでアクティブ・アングルを選択する」(242 ページ)
• 「グループ・クリップを再生する」(244 ページ)
• 「タイムコードとグループ・クリップ」(244 ページ)
• 「アセット・モードでオーディオ・モニタリングの環境設定を選択する」(245 ページ)
• 「グループ・クリップのマーカーと制限」(248 ページ)
• 「グループ・クリップのマッチ・フレームを使用する」(249 ページ)
240
グループ・クリップを使用する
グループ・クリップのロードとアングル・ビューの変更
グループ・クリップをロードする場合、メディア・ビューアーはグループ・クリップをシングルアング
ル・ビューとして表示します。グループ・クリップのアングルを、2x2 グリッドまたは 3x3 グリッドの
いずれかで表示することもできます。アングル数が 5 以上のグループ・クリップには 2x2 グリッドを使
用でき、この場合、5 つ目のアングルからは別のバンクに表示されます。どちらのグリッド・レイアウト
でも、同じコントロールを使用することができます。
グループ・クリップをロードするには:
1.[アセット]ペインで、開くグループ・クリップに移動します。
グループ・クリップは、グループ・クリップ・アイコンでマークされています。
[アセット]ペインからメディア・ビューアーにドラッグします。
2. クリップをダブルクリックするか、
グループ・クリップのグリッド・レイアウトを変更するには、以下のいずれかを実行します。
t
[マルチアングル・ビュー](Multi-angle
かを選択します。
View)ボタンをクリックし、1x1、2x2、3x3 のいずれ
ボタンのアイコンが変わり、現在選択されているグリッドを示します。新しいグループ・クリップ
を開いても、選択したグリッド・レイアウトは変わりません。
t
[メディア](Media)ビューアーをダブルクリックします。
-
表示がシングルアングル・ビューになっている場合、表示は、3x3(デフォルト)または最後
に使用したマルチアングル・グリッドに切り替わります。たとえば、2x2 に切り替えた後に 1x1
へ戻した場合、ビデオをダブルクリックすると、2x2 グリッドが表示されます。
-
表示がマルチアングル・ビューになっている場合、表示はシングルアングル・ビューに切り替
わります。
241
グループ・クリップを使用する
バンクを使用する
グループ・クリップに 10 以上のカメラ・アングルがある場合、MediaCentral UX は、アングルを 2 つ
のバンク(1 つのバンクは 4 つまたは 9 つのアングルを含む)に分割します。グループ・クリップの最新
のバンクに 9 つ未満のアングルしかない場合、残りのアングルは空のスロットとして表示されます。
表示されているバンクを変更するには、次のいずれかを実行します。
t
次のバンクを表示するには、右のバンク・オーバーレイ矢印切り替えを押します。
t
前のバンクを表示するには、左のバンク・オーバーレイ矢印切り替えを押します。
t
次のバンクを表示するには、Alt+. (ピリオド)を押します。
t
前のバンクを表示するには、Alt
t
Alt+ 数字などを入力して、現在表示されていないバンクでアクティブなアングルを選択します。メ
ディア・ビューアーは、その新しいアクティブなアングルを含むバンクに切り替わります。
+ (コンマ), を押します。
アセット・モードでアクティブ・アングルを選択する
アクティブ・アングルによって、どのカメラ・アングルでシングルアングル・ビューが使用されるのか、
およびシークエンスにグループ・クリップを追加した場合のアングルが決定されます。マルチアングル・
ビューでは、オレンジのバウンディング・ボックスが、アクティブなアングルをマークします。
表示されるデフォルトのアングルは、ユーザーに関係なく、AAF ファイルおよび Interplay Production
データベースで最後に保存されたアクティブなアングルです。アクティブ・アングルがまだ設定されてい
ない場合(たとえば、クリップが初めてロードされた場合)、グループ・クリップのアングル 1(V1) が表
示されます。
MediaCentral UX セッション中にアクティブ・アングルを変更した場合は、サイン・アウトするか、その
セッションを閉じるまでそのアクティブ・アングルが維持されます。別のセッションでグループ・クリッ
プを開いた場合、アクティブ・アングルは Interplay Production データベースで保存された最新のアク
ティブ・アングルになるため、前回のセッションで選択した最新のアクティブ・アングルに一致しない
場合があります。
242
グループ・クリップを使用する
アセット・モードで表示されるアクティブ・アングルを変更するには、次のいずれかを実行します。
t
[アクティブ・アングル]ボタンをクリックして、メニューからアングルを選択します。
次の図では、グループ・クリップを構成する 10 個のアングルから、アングル 1 を選択した場合を示
しています。この例では、グループ・クリップは 2x2 グリッドで表示されているため、リストは、4
つのアングルを含む 2 つのバンクと、2 つのアングルを含む 1 つのバンクに、線で分割されていま
す。3x3 グリッドの場合、リストは、9 つのアングルを含むバンクに分割されます。
n
グループ・クリップを構成するクリップの順番は、Avid 編集アプリケーションでどのようにクリップが
作成されたかによって決定されます。
t
キーを組み合わせて押します:
-
特定のカメラ・アングルを選択するには、Alt+ アングル番号(Alt+1、Alt+2、Alt+3 など、
Alt+9 まで)を押します。
グループ・クリップがバンクに分割されており、なおかつバンクにアングルが表示されていな
い場合、表示は自動で正しいバンクに切り替わります。
-
次に連続したカメラ・アングルを選択するには、Alt+ 下矢印を押します。
-
1 つ前のカメラ・アングルを選択するには、Alt+ 上矢印を押します。
クリップの再生中にアクティブ・アングルを変更しても、クリップを再生し続けることができます。
アクティブ・アングルはセッション中は維持されますが、Interplay
されません。
Production データベースには保存
「グループ・クリップで基本
シークエンス・タイムラインでのカメラ・アングル変更に関して詳しくは、
シークエンスを作成する」(250 ページ)をご参照ください。
243
グループ・クリップを使用する
グループ・クリップを再生する
シングルアングル・ビューで、グループ・クリップのシングル・アングルを再生、またはマルチアング
ル・ビューで複数アングルを再生することができます。マルチアングル・ビューでは、すべてのアング
ルが同時に再生されます。クリップの再生中にアクティブ・アングルを変更しても、クリップを再生し
続けることができます。
グループ・クリップのシングルアングルを再生するには、次のいずれかを行います:
t
シングルアングル・ビューで、
[再生]ボタンをクリックします。再生するアングルを変更すること
(242 ページ)をご参照くだ
ができます。
(「アセット・モードでアクティブ・アングルを選択する」
さい。
)
t
マルチアングル・ビューで、再生するアングルをダブルクリックして、
[再生]ボタンをクリックし
ます。
グループ・クリップのすべてのアングルを再生するには:
t
マルチアングル・ビューで、[再生]ボタンをクリックします。
表示されたすべてのアングルが同時に再生されます。
タイムコードとグループ・クリップ
グループ・クリップには固有のタイムコードがあり、これはシンク・ポイントや作成時にこのグループ・
クリップがどのように同期されたかによって異なります。グループ・クリップでは、グループ・クリッ
プが作成された際に、ビンの最初のマスター・クリップのタイムコードを採用します。グループ・クリッ
プを構成するマスター・クリップが同じタイムコードを共有していて、タイムコードで同期されていた
場合、そのグループ・クリップのタイムコードは、アクティブ・アングルのすべてのタイムコードと一
致することになります。
•
マルチアングル・ビューでは、グループ・クリップのタイムコードが表示されます。
•
シングルアングル・ビューでは、アクティブ・アングルのタイムコードが表示されます。
ブラック・フィラーは、グループ・クリップ内の他アングルと異なる開始位置または終了位置を持つア
ングルのパディングとして使用されます。シングルアングル・ビューでは、このフィラーのマスター・タ
イムコードは 01:00:00:00 を絶対として表示し、残りのタイムコードは空で表示されます。
詳しくは、「「タイムコード・ディスプレイを使用する」(201 ページ)」をご参照ください。
244
グループ・クリップを使用する
アセット・モードでオーディオ・モニタリングの環境設定を選択する
[オーディオ]ペインには、グループ・クリップのオーディオ・モニタリングを行うための特別なコント
ロールが含まれます。
[メディア]ペインでグループ・クリップをロードして、アセット・モードを選択した場合、
[オーディオ]
ペインはそのグループ・クリップのオーディオ・トラックを表示し、コントロールしてモニタリングの
環境設定を設定します。次のコントロールは、グループ・クリップに対してのみ表示されます:
•
グループ・クリップの各トラックのトラック・セレクター。 トラック・セレクターではドロップダ
ウン・メニューを使用して、グループ・クリップ内のすべてのアングルで、オーディオ・トラック
を対応するオーディオ・トラックにマップすることができます。
• [オーディオはビデオに従う]ボタンは、すべてのオーディオ・トラックを、アクティブ・アングルと
して選択したクリップのトラックにマップすることができます。「オーディオはビデオに従う」は、
トラックにオーディオをマップして、アクティブなアングルの変更を自動的に「フォロー」して、
新しいアクティブなアングルからオーディオを使用することができるショートカットです。
次に図では、グループ・クリップがロードされた場合の[オーディオ]ペインのコントロールを示して
います。4 つのトラック・セレクターがあり、これらはグループ・クリップの 4 つのオーディオ・トラッ
クを表しています。
T
Z
T
1
n
[オーディオはビデオに従う]ボタン
2
オーディオ・トラック・セレクター
表示されているトラック・セレクターの数は、グループ・クリップを構成するすべてのクリップのうち
の、トラックの最大数を表しています。例えば、あるクリップに 2 つのオーディオ・トラックが含まれて
いて、また別のクリップに 4 つのトラックが含まれている場合、おオーディオ・トラック用のトラック・
セレクターは 4 つになります。
245
グループ・クリップを使用する
オーディオはビデオに従う
前の図では、グループ・クリップのアクティブ・アングルはアングル 1 です。このアングルのマスター・ク
リップの名前は「0209U11 Kitchen RED」で、選択されたオーディオ・トラックの名前に一致します。
これは「オーディオはビデオに従う」の例で、トラック・セレクターのドロップダウン・メニューのリ
ンク・アイコンで示されます。
トラックを有効化および無効化する
デフォルトで、灰色の S(ソロ)アイコンと M(ミュート)アイコンで表示されているように、すべて
のトラックはモニタリングが有効になっています。さまざまなコントロールを使用して、どのトラック
をモニターするのかを選択することができます。たとば、1 つのトラックをモニターする(1 つのトラッ
クをソロにする)には、そのトラックの[S]ボタンをクリックします。その他のトラックはミュートに
なり、濃いオレンジ色の[M]ボタンで示されます。次の図は、トラック A01 のみがモニター有効になっ
ている場合を示しています。
モニタリングのコントロールには次が含まれます:
• [S]ボタンをクリックして、1 つまたは複数のトラックをソロにします。
• [M]ボタンをクリックして、1 つまたは複数のトラックをミュートにします。
• [すべてミュート](Mute All)ボタンをクリックして、モニターするすべてのトラックを無効にし
ます。
(Enable All)ボタンをクリックして、モニターするすべてのトラックを有効にします。
• [すべて有効]
[オーディオ]を使ったモニターの方法について詳しくは、
「オーディオを使用する」
(215 ページ)をご
参照ください。
246
グループ・クリップを使用する
他のクリップからマップする
各オーディオ・トラックのドロップダウン・メニューを使用して、他のグループ・クリップのクリップ
内にある対応するオーディオ・トラックから、オーディオを選択することができます。次の図は、トラッ
ク A01 に[オーディオはビデオに従う]が設定され、グループ・クリップですべてのアングルのオー
ディオが選択されている場合を示しています。
n
ドロップダウン・メニューのアングルの順番は、Avid 編集アプリケーションでグループ・クリップが作成
された順番に一致します。少なくとも 1 つのソース・クリップにビデオが含まれる場合、このリストには、
オーディオのみのクリップが含まれることがあります。オーディオのみのクリップは、メディア・ビュー
アーには表示されません。
ドロップダウン・メニューからアングルを選択して、特定のトラックにオーディオをマップすることがで
きます。同じアングルにすべてのトラックをマップするには、マップするアングルを Alt+ クリックします。
247
グループ・クリップを使用する
次の図では、アングル 1 が「オーディオはビデオに従う」と、別のトラックの別のアングルのオーディ
オに関連付けられている、カスタマイズされたミックスの例を示しています。
設定したモニタリングの選択は、マスター・クリップでアングルを切り替えた場合にも維持されます。カス
タム・モニタリングは、セッションごとに維持される、ユーザー設定です。
グループ・クリップのマーカーと制限
マーカーと制限は、グループ・クリップの各マスター・クリップでサポートされています。アセット・
モードでグループ・クリップをロードした場合、[ロギング]ペインはそのグループ・クリップのマス
[アングル]とラ
ター・クリップのすべてのマーカーおよび制限を表示します。サイズの変更が可能な、
ベル付けされたコラムでは、次の図で示されるように、各マーカーや制限のあるマスター・クリップの
名前を表示します。
248
グループ・クリップを使用する
既存のマーカーおよび制限の編集、および新しいマーカーや制限を追加することができます。シングル
アングル・ビューまたはマルチアングル・ビューで、アクティブなアングルとして選択して、マスター・
クリップに新しいマーカーや制限を追加することができます。マスター・クリップとグループ・クリッ
プはリンクされているので、マスター・クリップで追加または変更された制限は、対応するグループ・
クリップでも追加または変更されます。制限をグループ・クリップ自体に追加することはできません。
グループ・クリップがアセット・モードでロードされると、マーカーと制限がグループ・クリップのす
べてのアングルに対してメディア・ビューアーに表示されます。グループ・クリップをシークエンスで
編集すると、グループ・クリップのアクティブなアングルに存在するマーカーと制限のみが追加されま
す。
n
ユーザーが作成したマーカーのみを[ロギング]
(Logging)ペインに表示するよう設定した場合、その
マーカーのみが[シークエンス]
(Sequence)ペインに表示されます。詳しくは、
「Interplay | Production
アセットのロギング・ペイン」(279 ページ)をご参照ください。
1 つ以上のグループ・クリップを含むグループ・クリップやシークエンスに、マーカーと制限をエクス
ポートすることができます。
「Interplay
詳しくは、
ください。
| Production アセットのロギングとサブクリップの作成」(273 ページ)をご参照
グループ・クリップのマッチ・フレームを使用する
グループ・クリップを含むグループ・クリップやシークエンスに、マッチ・フレーム機能を使用するこ
とができます。
グループ・クリップのアクティブ・アングルにソース・マスター・クリップをロードするには:
1. アセット・モードで、マスター・クリップをロードするアクティブ・アングルを選択します。
2. 一致させるフレームに移動します。
3. ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[マッチフレーム](Match Frame)を選択します。
グループ・クリップのアクティブ・アングルのマスター・クリップがメディア・ペインにロードさ
れ、一致するフレームが表示されます。
シークエンスのセグメントのソース・グループ・クリップをロードするには:
1. 出力モードで、グループ・クリップをロードするフレームに移動します。
2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックし、[マッチフレーム](Match Frame)を選択します。
選択したセグメントのグループ・クリップが、シングルアングル・ビューで[メディア](Media)
ペインにロードされます。[マッチフレーム]を使用して、グループ・クリップの一致するフレー
ムにソース・マスター・クリップをロードすることができます。
249
グループ・クリップで基本シークエンスを作成する
グループ・クリップで基本シークエンスを作成する
グループ・クリップの編集は、基本シークエンスでのみ完全にサポートされています。グループ・クリッ
プとは別に基本シークエンスを作成、またはマスター・クリップにグループ・クリップを結合すること
ができます。シークエンスのグループ・クリップに、カメラ・アングルおよびオーディオのマッピング
を選択することができます。
MediaCentral UX は、Media Composer、Avid Symphony、NewsCutter で作成された、(ショット
リストなどの)カットのみで構成されるシークエンスである場合のみ、グループ・クリップを含むシー
クエンスの編集もサポートしています。
n
アクティブ・アングルを詳細シークエンスに追加できます。 「グループ・クリップのアクティブ・アン
グルを詳細シークエンスに追加する」(252 ページ)をご参照ください。
シークエンスにグループ・クリップを追加するには:
1.[シークエンス](Sequence)ペインを表示します。
2. 既存の基本シークエンスを開くか、新規シークエンスを作成します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
シングルアングル・ビューでは、シークエンスで使用するアクティブ・アングルを表示して、
シークエンス・タイムラインにドラッグします。
t
マルチアングル・ビューでは、使用するアングルをクリックしたまま、クリップをシークエン
ス・タイムラインにドラッグします。
シークエンスのグループ・クリップのアングルを変更するには:
t
グループ・クリップのグループ・クリップまたはセグメントを右クリックして、[アングルを選択]
からシークエンスに表示するアングルを選択します。
[メディア](Media)ペインでアングルを選択する場合も、同じキーボード・ショートカット
(Alt+ 上矢印、Alt+ 下矢印、Alt+1 から Alt+9)を使用することができます。
250
グループ・クリップで基本シークエンスを作成する
次の図では、10 個の使用可能なアングルのグループ・クリップの例を示しています。
シークエンスの再生中に、アクティブ・アングルを変更することができます。
-
マウスを使用してアングルを選択する場合、再生は停止します。
-
キーボード・ショートカットを使用してアングルを選択する場合、再生は継続します。
シークエンスのグループ・クリップに選択されたオーディオを変更するには:
t
グループ・クリップのグループ・クリップまたはセグメントを右クリックして、オーディオ・マッピ
ングを選択して、マップするオーディオ・トラックを選択して、オーディオのアングルを選択します。
次の図では、4 個の使用可能なアングルがあるグループ・クリップの例を示しています。
シークエンスの再生中にオーディオ・トラックを変更できますが、再生は停止します。
251
グループ・クリップのアクティブ・アングルを詳細シークエンスに追加する
グループ・クリップのアクティブ・アングルを詳細シークエンスに
追加する
グループ・クリップの編集は、基本シークエンスでのみ完全にサポートされています。ただし、グルー
プ・クリップのアクティブ・アングルは、詳細シークエンスに追加できるようになりました。そのため、
元のマスター・クリップが、元のオーディオ・トラックとともに、シークエンスで使用されます。
その結果は、グループ・クリップでマッチ・フレーム機能を使用し、生成されるマスター・クリップを
シークエンス中で編集する場合と同様です。
n
詳細シークエンスにアングルを追加すると、グループ・クリップとの関連付けはすべて失われます。 この
メタデータが必要な場合は、基本シークエンスを使用してください。
グループ・クリップのアクティブ・アングルを詳細シークエンスに追加するには:
1.[メディア](Media)ペインにグループ・クリップを読み込みます。
2. アクティブ・アングルを選択します。
3.(オプション)イン点とアウト点をマークします。
4. クリップを、詳細シークエンスのシークエンス・タイムラインにドラッグします。
5.(オプション)タイムライン上でクリップを右クリックし、オーディオ・マッピング 1 またはオー
ディオ・マッピング 2 を選択し、目的のオーディオ・トラックを選択して、オーディオ・マッピン
グを変更します。
デ フ ォ ル ト の ト ラ ッ ク は、Interplay Production の 設 定 を 基 に し て い ま す。詳 し く は、『Avid
MediaCentral | UX アドミニストレーション・ガイド』をご参照ください。
グループ・クリップのシークエンスを再生デバイスに送信する
グループ・クリップのシークエンスを、再生デバイス(STP)に送信することができます。ただし、シー
クエンスを送信する前に、ミックスダウンする必要があります。
ミックスダウンについて詳しくは、
「アセットをトランスコードする」
(211 ページ)をご参照ください。再生
サーバーへの送信方法についての詳細は、「再生サーバーに送信する」(344 ページ)をご覧ください。
252
9
アセットを検索する
以下の主要トピックでは、Interplay
能の使用方法について説明します。
•
検索と中央インデックス
•
検索バー
•
検索ペイン
•
検索を実行する
•
検索結果リスト
Production、Interplay MAM、iNEWS データベースでの検索機
検索と中央インデックス
MediaCentral UXには、アセット・データベースの検索方法に 2通りあります。統合検索では、MediaCentral
データベースの検索機能を使用して個々のデータベースが提供する全検索機能を使用できます。これらの
データベースによって課される制限があります。Media Index 検索は、iNEWS、Interplay MAM、
Interplay Production データベースは直接検索しませんが、複数のデータベースと同期した中央イン
デックスに問い合わせ、インデックスに保存されたものを見つけます。
Media Index を中央インデックスと使用すると、複数のアセット管理システムをまとめて表示でき、アセッ
ト検索がシンプルに、かつ迅速化されます。これは既存のアセット管理ソリューションに代わるもので
はなく、詳細なアセット情報の統合検索を使用し続けることができます。
n
インデックス作成済み検索では、Media
する必要があります。
Index を MediaCentral Platform 環境にインストールして設定
マルチゾーン検索では、MediaCentral UX でサインインした場合、ログインした 1 つのゾーン以外の複
数のゾーンに保存されたメディアにアクセスできます。マルチゾーン・データベースを見るには、
MediaCentral 管理者がユーザーのユーザー・ロールと権限を設定する必要があります。検索で見つかっ
たメディア・アセットの編集や再生には、ふさわしい許可設定が必要です。再生とリモート・アセット
配信では、Interplay Production 認証情報を設定するために MediaCentral UX で少なくとも 1 度リモー
ト・システムにログインする必要があります。
検索と中央インデックス
現在、iNEWS でインデックス作成済み検索を使用する場合は、いくつかの制限があります。
•
マルチゾーン環境の iNEWS でインデックス作成済み検索を使用することはできません。 構成に複
数のゾーンが含まれる場合は、インデックス作成済み検索がローカル・ゾーンに接続された iNEWS
システム上でのみ動作します。
•
iNEWS ストーリーのすべてのカスタム・フィールドの内容を検索することはできません。メディア・
インデックスでは、フィールド名がカスタマイズされたフィールドを検索することはできません。
•
中央インデックスの検索では、iNEWS で設定された読み取り権限とは関係なく、検索で指定した
基準を満たすすべての項目を返します。表示する適切な権限がない場合、検索結果に表示された
iNEWS ストーリーを開くことはできません。
•
検索バーのデフォルトの検索タイプは統合検索です。
統合検索
統合検索を使用して、ローカル・ゾーンの 1 つまたは複数のデーターベースにクエリーを行い、ローカル
の MediaCentral UX 構成で利用可能なメディアを検索できます。統合検索はすべてのユーザーとロール
の権限を尊重し、ユーザーが見る権限のあるメディア・アセットのみを検索結果に表示します。これにより、
機密アセットを含むプロジェクトの安全性を確保します。
ただし多数のデータベースにわたって検索する場合、統合検索では検索クエリが結果を返す速度が遅く
なり、大規模な検索は、MediaCentral UX 内、さらには Interplay Production システムのパフォーマ
ンスに影響する可能性があります。また、統合検索は、全システムを検索しようとし、すべての結果を
大きなグループとして扱えないため、分離された検索結果を返します。たとえば、日付による検索は、ブ
ロック単位で結果を返します。
検索バーのデフォルトの検索タイプは統合検索です。
Media | Index とインデックス作成済み検索
Media Index では、データー・ストレージとクエリ・エンジンの両方から成る中央インデックスを使用
して検索できます。インデックスは元のデータ・ソース(通常は Interplay Production、MAM、iNEWS
などの複数のアセット管理システム)のデータベースからデータを受信して、インデックス付けを行う
サービスにそのデータを送ります。これにより、インデックスは常にデータベースと同期します。
中央インデックス検索の利点は、複数のゾーンのデータベースをインデックス付けし、社内の配信シス
テムに保存されたローカルとリモート両方のアセットを含むメディアすべてにすばやくアクセスできる
ことにあります。インデックスに含まれる任意のメタデータにフィルターを追加することで検索に集中
できます。また Media Index を使用した検索はデータベース自体ではなく中央インデックスにクエリを
かけるため、検索は、MediaCentral システムやその基幹を成す Interplay Production エンジンのパ
フォーマンスに影響しません。
Media Index を使用すればアセットをすばやく検索できます。ただし、インデックス作成済み検索を使い、
中央インデックスにアクセスするには、アドバンス・ライセンスを使用する必要があります。検索結果は、
アセットの権限設定にかかわらず、インデックス済みデータベースにあるすべてのアセットを表示します。
254
検索バー
ただし、アセットの再生や編集をしようとする場合、MediaCentral UX の権限が適用されます。適切な
権限がない場合にアセットを再生または編集しようとすると、アセットを解決できないというエラーが
表示されます。
MediaCentral Platform 構成に Media Index が含まれる場合、インデックス作成済み検索はデフォルト
の検索方法です。ペイン・メニューから統合検索を選択すると、この設定を変更できます。
検索バー
アプリケーション・ウィンドウの右上隅にある検索バーのメニューには、アセットの種類の選択、検索
条件を入力するテキスト・フィールド、クリックして検索を開始する[検索]ボタンがあります。
検索バーを使用すると、結果は検索バーの下に一覧表示されます。デフォルトでは、検索は統合検索を
使用します。
検索バーおよび結果のサイズは、それぞれのエッジまたはコーナーをクリックしてドラッグすることで
調整できます。
W
\
X
T
Z
H
U
1
2
3
4
アセット・メニュー
[検索を取り除く]アイコン
並べ替え矢印
5
6
7
検索テキスト・フィールド
検索ボタン
ペイン・メニュー・ボタン
検索結果
検索を行った後、[検索]ペインに結果を表示して、詳細検索条件を使用して絞り込み、検索のスピー
ド・アップを図ることができます。
255
検索ペイン
ペインで検索結果を表示するには、次のいずれかを行います:
t
[検索を取り除く]アイコンをクリックして、バーを MediaCentral UX ウィンドウの任意のエリア
にドラッグします。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[検索を取り除く](Detach
Search)を選択します。
検索ペイン
[検索]ペインでは、正確ですばやい検索が可能な、統合検索とインデックス作成済み検索の詳細検索の
条件を利用できます。[検索]ペインは、直接開くか、MediaCentral UX ウィンドウに検索バーをド
ラッグして開くことができます。一度に複数の[検索]ペインを開くことができます。
以下の図は、インデックス作成済み検索に使用する[検索]ペインの要素を示しています。
X
L
T
Z
H
U
R
W
\
1
2
3
4
5
検索テキスト・フィールド
詳細検索の条件([作成者]が選択されています)
詳細検索の条件([修正日]が選択されています)
[条件の追加]ボタン
並べ替え矢印
256
6
7
8
9
検索結果
ペイン・メニュー・ボタン
検索ボタン
検索条件を削除するマイナス・ボタン
検索ペイン
以下の図は、統合検索に使用する[検索]ペインの要素を示しています。
\
X
L
R
T
Z
H
U
W
1
2
3
4
5
アセット・メニュー
詳細検索の条件([修正日]が選択されています)
[条件の追加]ボタン
並べ替え矢印
6
7
8
9
ペイン・メニュー・ボタン
検索テキスト・フィールド
検索条件を削除するマイナス・ボタン
検索ボタン
検索結果
[検索]ペインを開くには:
t
[ペイン](Panes)> [検索](Search)を選択します。
検索することができる空の[検索]ペインが開きます。
t
検索バーですでに検索を行い、ペインに結果を表示する場合は、次のいずれかを行います。
- [検索を取り除く]アイコンをクリックして、バーを MediaCentral UX ウィンドウの任意のエ
リアにドラッグします。
-
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[検索を取り除く]
(Detach Search)を選択します。
詳しくは、「検索バー」(255 ページ)をご参照ください。
257
検索を実行する
検索を実行する
インデックス作成済み検索または統合検索を使用し、検索バーまたは[検索]ペインを使ってアセットを
検索することができます。[検索]ペインでは、正確ですばやい検索ができるよう、詳細検索条件を利用
できます。フィルター条件を追加し、検索幅を狭めて結果を得ることもできます。
n
インデックス作成済み検索では、Media
する必要があります。
Index を MediaCentral Platform 環境にインストールして設定
インデックス作成済み検索を使う場合、検索クエリに合致する検索結果を返す簡単な検索構文を使用で
きます。簡単な検索構文は、探しているアセットの正確な名前がわからない場合、アセットまたはその
メタデータが誤字を含む場合、または語句を途中まで入力する場合に役に立ちます。検索式の詳細を使
「あ
用しない場合でも、簡単な検索構文はデフォルトで適切な検索動作を提供します。この種の検索は、
いまい検索」と呼ばれます。
インデックス作成済み検索に高度な検索構文を選択することもできます。検索フィールドに入力するク
エリ・テキストをそのままの文字列で使用します。高度な検索構文を使用すると、見つけたいアセット
名が分かっている場合は、より正確な結果が得られます。高度な検索構文には演算子も使用できます。
n
•
ワイルドカード文字 - 標準的なアスタリスクまたは疑問符を検索語のどこにでも使用できます。アス
タリスク(*)は単語の 1 文字または複数の文字を表すために、疑問符(?)は単語の 1 文字を表す
ために使用します。
•
あいまい演算子
•
接近性演算子 - 単語が互いに近接するところにアイテムを見つけるには、検索語にチルダ(~)と数
「fox quick」~5 を入力すると、特定の編集距離で分割された語があ
字を追加します。たとえば、
るところで、「fox」と「quick」を含むアイテムが返ります。(「編集距離」とは、1 つの文字列を
別の文字列に変換するのに必要な演算子数を指します。)結果は関連性によりランク付けられます。
「quick fox」よりも「quick brown fox」
クエリの文字列に近いものが上位に来ます。この例では、
の方が関連性があります。
•
ブール式接頭辞 - 検索に単語を含めるか除外するかを決めるには、プラス(+)またはマイナス(-)
「fox」
サインを接頭辞として使用できます。たとえば、quick brown +fox -news を入力すると、
を含み、
「news」を除外する結果を検索するように設定できます。本例では「quick」と「brown」は
オプションですが、これらがあることでより良い検索結果が得られます。
•
ブール演算子 - 検索語には、標準的なブール演算子、AND、OR、NOT(&&、||、! とも表記)を含
「brown」と「fox」
めることができます。たとえば、quick OR brown AND fox と入力すると、
を含み、
「quick」はオプションという結果が返ります(AND は OR に優先し、演算子の両側の語に
適用されるためです)
。
- 検索結果にほぼ一致する単語を含むには、チルダ(~)を使用します。たとえば、
quikc~ brwn~ foks~ を入力すると「quick brown fox」を含むアイテムが返ります。
予約文字をエスケープするため、バックスラッシュ(\)を前に付ける必要があります。以下の文字が予
約されています。+ - && || ! ( ) { } [ ] ^ " ~ * ? : \ /
検索語を入力すると、メディア・インデックスに検索を支援する検索候補が表示されます。3 つ以上の文
字を入力すると、インデックスから構築された検索候補がドロップダウン・リストに表示されます。
258
検索を実行する
Media Index は、テキストの解析と正規化に基づく検索に対応しています。実行した検索では、活用した
動詞や複数形などの異なる形式で検索結果が返ります。また Media Index は、言語依存のテキスト解析を
行ってインデックスを提供しています。Media Index は、検索のデフォルト言語として、ご使用のシステ
ムの言語と地域の設定を使用しています。異なる言語で検索を実行できます。例えば、ドイツ語のテキスト
を含むコンテンツを検索する必要がある場合、検索の言語としてドイツ語を指定できます。この例では、
検索に英語を使用すると、ドイツ語のテキストやメタデータを含むアセットすべてを検索できるわけで
はありません。Media Index は以下の言語オプションに対応しています。
•
英語
•
アラビア語
•
中国語
•
フランス語
•
ドイツ語
•
日本語
•
韓国語
•
ロシア語
•
スペイン語
インデックス作成済み検索を実行するには:
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[インデックス作成済み検索](Indexed Search)を選択
します。
2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[簡単な構文](Simple Syntax)または[高度な構文]
(Advanced Syntax)を選択します。
3.(オプション)ペイン・メニュー・ボタンをクリックして検索の言語を選択します。
4. 検索テキスト・フィールドにキーワードまたは語句を入力します。
1 文字以上の文字列を検索することができます。より多くの文字を入力すると、より正確な検索結果
が得られます。
3 つ以上の文字を入力すると、インデックスから構築された検索候補がドロップダウン・リストに
表示されます。
5.([検索]ペインのみ)[条件を追加](Add Criteria)ボタンをクリックして、さらに検索条件を追
「詳細検索フィルター」
(262 ページ)または「インデッ
加します。条件についてについて詳しくは、
クス作成済み検索の例」(267 ページ)をご参照ください。
追加された条件を削除するには、検索ボタンの上のペインの右にあるマイナス・ボタンをクリック
します。
259
検索を実行する
6. 日付または日付範囲が必要な条件を選択した場合は、日付フィールドをクリックします。
日付選択ウィンドウが開きます。
T
Z
H
U
1
ショートカット日付ボタン
3 スコープ・メニュー
2
日付スライダー
4 Date picker
7. 日付範囲を定義する場合は、スコープ・メニューをクリックし、以下のいずれかを選択して検索を
定義します。
-
譜表間
-
操作後
-
前
-
制限なし
8. 日付範囲を指定するには、次の操作を行います。
n
t
ショートカット日付ボタンのいづれかをクリックし、いずれかの共通の時間範囲の検索を選択
します。ショートカット日付ボタンは、現時点からの時間を示します。
t
日付スライダーを使用して検索の時間範囲を指定します。 日付スライダーは、現時点からの時
間を示します。
t
カレンダーを使用して検索の適切な日付を選択します。
日付選択ウィンドウは現在のシステム時刻を使用し、その参照から時間範囲を測定します。
日付スライダーは選択した日付オプションに合わせて調整され、日付フィールドには日付の検索条
件のテキスト要約が表示されます。
9. 検索ボタンをクリックします。
システムは検索条件に一致するアセットを検索結果一覧に表示します。アセットが MediaCentral
データベースの複数のロケーションに存在する場合、検索はインスタンスのすべてを列挙すること
があります。
260
検索を実行する
統合検索を実行するには:
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[統合検索](Federated Search)を選択します。
2. アセット・メニューをクリックして、アセットのタイプを選択します。
-
すべてのアセット:[すべてのアセット]
(All Assets)を選択して、iNEWS、Interplay MAM、
Interplay Production データベースで、条件に一致するストーリーとメディアを検索します。
-
ストーリー: [ストーリー](Stories)を選択して、iNEWS データベースで検索条件に一致
するストーリーを検索します。
-
メディア:[メディア]
(Media)を選択して、Interplay
ディア・アセットを検索します。
-
MAM アセット: [MAM アセット](MAM Assets)を選択して、InterplayMAM データ
ベースで検索条件に一致するメディア・アセットを検索します。
Production で検索条件に一致するメ
[すべてのアセット]を選択して、Interplay Production に特有の条件(
[ビデオ画質]
、
[カテゴリー]
、
または[タイプ]など)を追加した場合、検索は iNEWS データベースを無視して Interplay Production
データベースの検索結果のみを返します。同様に、
[すべてのアセット]を選択して、Interplay MAM
に特有の条件(
[アセット・タイプ]や[権限]など)を追加した場合、検索は iNEWS および Interplay
Production データベースを無視して Interplay MAM データベースの検索結果のみを返します。
3. 検索テキスト・ボックスにキーワードまたは語句を入力します。
1 文字以上の文字列を検索することができます。入力する文字数に比例して、検索結果も多く表示さ
れます。
スペースで分けられた 2 語以上の語句が入力されると、システムは入力されたすべての語に一致す
る対象を検索します。
-
Interplay Production 検索では、White House と入力すると、完全に一致する語句を含むア
イテムが返されます。
-
Interplay MAM 検索では、White House と入力すると、1 つのメタデータ・フィールドに
、異な
「White」と「House」を含むアイテム、または 1 つのメタデータ・フィールドに「White」
「White」または「House」
るメタデータ・フィールドに「House」を含むアイテムが返りますが、
のみを含むアイテムは検索されません。
-
「White」と「House」の両方を含むストー
iNEWS 検索では、White House と入力すると、
リーが返りますが、この結果には「White」または「House」を含むアイテムは含まれません。
「White House」 と入力すると完全に一致する語句を含むストーリーが返ります。
また 1 つの語句、たとえば「plane」の検索では、
「plane」を含むアイテムだけでなく、
「airplane」
を含むアイテムも検索されます。
n
検索語は、大文字、小文字を区別しません。しかし、Avid は、英数半角文字のみのご使用を推奨します。
261
検索を実行する
句読点や記号の使用により、検索結果が一貫性がないものになる場合があります。例えば、iNEWS
システムは、アスタリスクや疑問符をワイルドカード文字として扱います。iNEWS データベース
「Smith」
「Smyth」
「smooth」などの語句を含
で、Sm*th と入力して、ストーリーを検索すると、
むストーリーが検索結果として表示されます。ただし、Interplay Production ではワイルド・カー
ド文字がサポートされていないため、Sm*th で検索すると、入力語句(「Sm*th」)に完全一致する
メディア・アセットのみが結果として挙げられます。Interplay MAM データベースの検索でサポー
トされるワイルドカード文字と演算子について詳しくは、「Interplay | MAM データベースの統合
検索でサポートされるワイルドカード文字と演算子」(269 ページ)をご参照ください。
n
[検索]ペインでは、変更日時、ビデオ画質、カテゴリ、タイプ、アセット・タイプ、権限などの検索条
件にテキストを含める必要はありません。
4.([検索]ペインのみ)[条件を追加](Add Criteria)ボタンをクリックして、さらに検索条件を追
「詳細検索フィルター」
(262 ページ)または「インデッ
加します。条件についてについて詳しくは、
クス作成済み検索の例」(267 ページ)をご参照ください。
追加された条件を削除するには、検索ボタンの上のペインの右にあるマイナス・ボタンをクリック
します。
5. 検索ボタンをクリックします。
システムは検索条件に一致するアセットを検索結果一覧に表示します。アセットが Interplay
Production の複数のロケーションに存在する場合、検索には Interplay Production 設定により判断
されたインスタンスのすべてを列挙することがあります。
n
Interplay Production の設定には、検索のパフォーマンスを向上させる 2 つの設定があります。「検索された
各アセットにつき代表 1 つのみ表示」および「検索の該当期間を選択」です。詳細検索の条件である[修正
「ユーザー設定」
(462 ページ)をご
日]は、Interplay Production の時間範囲設定に優先します。詳しくは、
参照ください。
詳細検索フィルター
「検索を実行する」
(258 ページ)に記載されている基本検索条件に加え、次の表に示されている条件フィル
ターから選択することができます。このフィルターが利用可能かどうかは、インデックス作成済み検索、ま
たは統合検索のどちらを選択したかによって異なります。
Media Index での詳細検索
インデックス作成済み検索は、Media Index が構成された際 MediaCentral 管理者が設定したメタデー
タ・カテゴリを使用します。MediaCentral プラットフォームのすべてのアセットに適用できるフィル
ターもあれば、特定のデータベースにのみ適用できるフィルターもあります。選択した基準は、指定し
た条件に一致しないすべてのアセットを除去することで結果をフィルターします。MediaCentral 管理
者は、Media Index にカスタム・フィルターを設定できます。これはインデックス作成済み検索の検索
フィルター一覧に表示されます。
n
インデックス作成済み検索では、Media
する必要があります。
Index を MediaCentral Platform 環境にインストールして設定
262
検索を実行する
Media Index が使用するフィルターは設定により様々ですが、以下の表で、インデックス作成済み検索
で使用する標準的なフィルターのリストを表示します。
検索条件
説明
[id]
メディア・アセットの独自の ID を検索します。
[システム]
設定に応じて、特定の Interplay
索します。
[アセット タイプ]
特定のアセット・タイプ(「ビデオ」や「マスター・クリップ」など)を検索します。
[作成者]
アイテムを作成したログイン・ユーザー名を検索します。
[修正者]
アイテムを最後に修正したログイン・ユーザー名を検索します。
[名前]
アセット名の特定の値を検索します。
[作成済み]
指定した期間に作成されたアセットを検索します。ショートカット日付ボタン、日付スライ
ダー、または日付選択を使用して検索の範囲を変更できます。制限なしで期間を指定する場
合は、日付スライダーを一番左まで動かすか、スコープ・メニューから[制限なし]を選択
します。
[修正済み]
指定した期間に変更されたアセットを検索します。ショートカット日付ボタン、日付スラ
イダー、または日付選択を使用して検索の範囲を変更できます。制限なしで期間を指定す
る場合は、日付スライダーを一番左まで動かすか、スコープ・メニューから[制限なし]
を選択します。
[説明]
メディア・アセットの説明フィールドに入力されたテキストを検索します。
[タグ]
メディア・アセットのメタデータとして追加されたタグを検索します。
[スタート]
タイムコードの開始を検索します。
[デュレーション]
タイムコードの値として測定された、メディア・アセットのデュレーションを検索します。
[エンド]
タイムコードの終了を検索します。
[システム]
特定の MediaCentral サーバーを検索します。サーバーを 1 つ選択した場合、他のすべて
のサーバー名は、検索フィルター・リストでアクティブでなくなります。
Production、MAM、または iNEWS データベースを検
インデックス作成済み検索の詳細検索フィルターでは、次の機能を使用できます。
•
n
条件検索: 1 つまたは複数の特定の条件で結果をフィルターできます。システムまたはシステム・タ
イプ固有の条件を選択した場合は、選択したシステム固有のフィルターでその条件が除外されるた
め、他のすべてのシステムまたはシステム・タイプでは、ダイアログ・ボックスに無効と表示され
ます。たとえば、Interplay Production A システムにのみ存在する条件を選択した場合、Interplay
Production B システムからの結果を取得せずに、ダイアログ・ボックスに無効と表示されます。こ
れは視覚的な目安を提供し、結果を返さない条件の組み合わせを選択できないようにします。
特定のシステムに検索を制限する場合は、
[システム]の条件を使用して検索するシステムを選択します。
たとえば、Interplay Production システムを選択すると、この Interplay Production システムがシステ
[システム]の条件フィルターに表示され
ム固有の条件を含み、iNEWS システムの条件にない場合は、
る iNEWS システムは無効になります。
263
検索を実行する
•
複数の値: オプションのリストから、複数の値を選択することができます。
•
値の削除: 値にある[x]をクリックします。
264
検索を実行する
統合検索での詳細検索オプション
[修正日]、
[登録日時]、
[ビデオ画質]、
[カテゴリー]、
[タイプ]、
[権限]の検索条件にテキストを含め
る必要はありません。
[検索]ペインの詳細検索フィルターを使用することで、より正確ですばやい検索ができます。
検索条件
[フォルダー]
[説明]
(Interplay Production、iNEWS のみ)選択したフォルダーとそのサブフォルダーでのみ検索します。
[参照](Browse)ボタンをクリックして、フォルダーに移動して選択します。検索対象に複数のロ
ケーションを選択するには、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Macintosh)を押した
まま、検索を実行するロケーションをクリックします。
ローカル iNEWS システムが iNEWS Community の一部である場合、使用可能な iNEWS サーバー
のすべてのフォルダーを選択することができます。
iNEWS データベースを検索する場合、同時に複数の索引付けされたキューを検索することができます。
ただし、一度にインデックスが作成されていないキューのパスを 1 つだけ選択でき、インデックスが
作成されたキューとインデックスが作成されていないキューを結合することはできません。無効な選
択をした場合、エラー・メッセージが表示されます。
[修正日]
(Interplay Production、Interplay MAM、iNEWS)指定した期間に変更されたアセットを検索します。
[修正日]スライダーは、14 日間をデフォルトの期間として使用しますが、希望する検索範囲に変更
することができます。制限なしで期間を指定する場合は、スライダーを一番左まで動かします。
n
また、Interplay Production のユーザー設定で検索期間を指定することもできます。検索バー
を使用する場合や、検索条件の追加メニューから更新日時を選択しない場合に、この設定が検
索範囲として使用されます。スライダーを使用する際、スライダーの日数がユーザー設定に優
先します。詳しくは、「ユーザー設定」(462 ページ)をご参照ください。
[登録日時]
(Interplay MAM のみ)指定した期間に作成されたアセットの Interplay MAM データベースを検索
します。[登録日時]スライダーは、14 日間をデフォルトの期間として使用しますが、希望する検索
範囲に変更することができます。制限なしで期間を指定する場合は、スライダーを一番左まで動かしま
す。[登録日時]オプションは、対応するプロパティが Interplay MAM の設定で選択可能とマークさ
れている場合のみ表示されます。
[ビデオ画質]
(Interplay
Production のみ)選択したビデオ解像度のメディアに関連したアセットを、Interplay
Production データベースで検索します。フィールドをクリックすると、リストが表示されます。リス
トから 1 つ以上の解像度を選択します。
265
検索を実行する
検索条件
[説明]
[カテゴリー]
(Interplay Production のみ)選択したカテゴリーのアセットを、Interplay Production データベース
で検索します。カテゴリーは、Interplay Production を独自にグループ化したもので、ユーザーはカ
テゴリーにデータベース・アセットを割り当てることができます。フィールドをクリックすると、リス
トが表示されます。リストから 1 つ以上のカテゴリーを選択します。
[タイプ]
(Interplay Production のみ)特定のオブジェクト・タイプのアセットを、Interplay Production デー
タベースで検索します。フィールドをクリックすると、リストが表示されます。リストから 1 つ以上の
オブジェクトを選択します。
[アセット タイプ]
(Interplay MAM のみ)特定のアセットまたは基本シークエンス・タイプのアセットを、Interplay
MAM データベースで検索します。Interplay MAM アセット・タイプは、「オブジェクト クラス」や
よび「EDL クラス」と呼ばれます。フィールドをクリックすると、リストが表示されます。接続した
Interplay MAM システムで構成されているすべてのオブジェクト・クラスおよび EDL クラスが表示
されます。リストから 1 つ以上のアセット・タイプを選択します。
[権限]
(Interplay MAM のみ)特定の使用権限が割り当てられているアセットの Interplay MAM データ
ベースを検索します。フィールドをクリックすると、リストが表示されます。InterplayMAM リーガ
ル リスト MA_Rights_Indicator で設定されているすべての使用権限が表示されます。リストから 1
つ以上の権限を選択します。
詳細検索フィルターでは、次の機能を使用できます。
•
自動補完: フィールドに値を入力し始めると、入力につれて値のリストがフィルタリングされ、入力
し て い る 文 字 列 に 一 致 さ せ ま す。 例 え ば X を 入 力 し て、X で 始 ま る 画 質(XDCAM-EX や
XDCAM-HD など)を表示します。
•
キーボード・ショートカット: 上矢印または下矢印を押して値のリストをスクロールして、スペー
ス・キーを押して検索フィールドに追加する値を選択し、Esc キーを押してリストを閉じます。
•
複数の値: オプションのリストから、複数の値を選択することができます。
266
検索を実行する
•
値の削除: 値にある[x]をクリックします。
インデックス作成済み検索の例
Media Index 検索エンジンは、実際のテキストとわずかに異なる場合でも、言語解析とあいまい一致を使用
してコンテンツを検索できます。これにより、つづりが間違っている単語や単語の変化形も検索できます。
n
インデックス作成済み検索では、Media
する必要があります。
Index を MediaCentral Platform 環境にインストールして設定
Media Index は、複雑性と表現力が異なる 2 つのレベルの検索モード、簡単な構文(デフォルト)と高度
な構文を提供しています。これを使用して、検索結果をより詳細にコントロールできます。
簡単な検索構文
簡単な構文のインデックス作成済み検索は、誤字の補正にわずかな柔軟性を加え、アセット内の特定の
単語をすべて検索します。次の例に示すように、言語解析を使用してさまざまな単語の変化形も検索で
きます。
検索式
一致 [ いっち ]
不一致
quick
「quick」、「quic」、「quik」、「quick
quick blue
「quick
fly
「flew」、「flying」、「fli」
「flyte」
qui
「quick」
「quack」
brown fox」
「quak」
blue fox」、「blue foxes run quick」、「quik blu」 「slow blue」
267
検索を実行する
高度な検索構文
高度な構文はさらに多くの機能を公開していますが、デフォルトでは簡単な構文ほど柔軟性がありませ
ん。たとえば、誤字を自動的に補正しない代わりに、完全な一致を期待できます。さまざまな演算子を使
用して検索リクエストを向上させ、その演算子を組み合わせて強力な検索式を作成できます。高度な検
索構文で使用可能な演算子について詳しくは、「検索を実行する」(258 ページ)をご参照ください。
演算子
検索式
一致 [ いっち ]
不一致
あいまい(~)
quick~
quic、quakc、
quick、quite
uid、kik
n
quick~3
kwic、black
quantum
qui*
quit、quick、quiz quack、kick
qui?
quit、quiz
quick
?ick
tick、sick
quick
デフォルトでは、あいまい演算子
は単語内の異なる 2 文字を許可
しますが、3 文字以上を指定する
こともできます。
ワイルドカード(* および ?)
Proximity (“[ 単語 ]”~[ 数字 ])
n
“quick fox”~1
単語が互いに一定の距離内にあ “quick
る すべ て の事 例 を 検索 し ます。
数値パラメーターは、検索語を区
別する単語数です。
ブール接頭辞(+ および -)
fox”~2
+quick -blue +fox
「quick
brown fox」「quick and clever fox」
「qucik brown fox」
、「quick and slightly
「quick and clever bluish fox」
fox」
「quick brown fox」
、「quick blue
「fox is quick」
fox」
簡単な検索構文と高度な検索構文の比較
簡単な検索構文は、デフォルトであいまい検索を使用します。これは、1 文字だけ異なる検索語のすべて
の変化形を検索できることを意味します。1 つのワイルドカードを使用する高度な検索構文は、ワイルド
カードで表される 1 文字のみが異なる単語を検索します。
検索語
一致 [ いっち ]
簡単な構文:test
best、rest、tet、tes、tast、text、testa、est
高度な構文:t*st
test、tast、tist、trst
この例では、簡単な構文は高度な構文より多くの検索結果を返します。
268
検索を実行する
Interplay | MAM データベースの統合検索でサポートされるワイルドカー
ド文字と演算子
「検索を実行する」
(258 ページ)に記載されて
Interplay MAM データベースで統合検索を行う場合は、
いる基本検索条件の他に、異なるワイルドカードおよび演算子を使用してクエリを指定できます。
オプション
例
結果
単一文字
I
いずれかのメタデータ・フィールドに単一の検索文字「i」を含むアセッ
トを返します。該当するフィールドは他の文字列を含むことができます。
例: i
finds I robot but also I’m a robot
この単一文字機能は、中国語および日本語の検索をサポートするために
も使用されます。
ワイルドカードの自動付加機能が有効になっている場合は、単一文字を
検索できません。
単一検索語
house
いずれかのメタデータ・フィールドに検索語「house」を含むアセット
を返します。該当するフィールドは他の文字列を含むことができます。
感嘆符(!)
!house
いずれかのメタデータ・フィールドに検索語「house」のみを含むアセッ
トを返します。該当するフィールドは他のエントリを含むことができま
せん。
ワイルドカードの自動付加機能が有効になっている場合は、感嘆符を使
用できません。
引用符(“”)
“White House”
検索語「White」および「House」の両方を含むアセットを返します。
「White」は、文字列内で「House」の前に来る必要があります。2 つの
検索語の間に、句読点以外の他の文字が来ることはできません。
演算子 OR
演算子 |
White OR House
White | House
演算子 AND
演算子 &
スペースで区切られた語句
White AND House 単一のメタデータ・フィールド内に検索語「White」および「House」を
White & House
含むアセット、または 1 つのメタデータ・フィールド内に検索語「White」
White House
と別のメタデータ・フィールド内に検索語「House」を含むアセットを返
検索語「White」または「House」または両方を含むアセットを返します。
します。
演算子 NOT
演算子 ^ または ~
White NOT House 少なくとも 1 つのメタデータ・フィールド内に検索語「White」を含み、
White ^ House
同じまたは別のメタデータ・フィールド内に検索語「House」を含まな
White ~ House
いアセットを返します。
269
検索結果リスト
オプション
例
結果
かっこ () と演算子
(house AND
(white OR
blair)) NOT
visitors
複雑な検索クエリ(2 つ以上のブール演算子を使用するクエリ)を作成
する場合は、演算子が処理される優先順位を考慮します。NOT は AND
に優先し、AND は OR に優先します。さらに、複雑な検索クエリでかっ
こを使用するとクエリを構造化できます。この場合は、最も内側のかっ
こが次の内側のブラケットに優先します。
クエリの例では、次のように、単語「visitors」を含むすべてのアセッ
トを除外し、それ以外の検索語を含むすべてのアセットを返します。
、
「house」と「blair」、
「house」と「white」と「blair」。
「house」と「white」
ワイルドカード * または %
Whit*
Whit%
アスタリスクとパーセンテージ記号は、特定の位置に任意の文字列(0 ま
たは 1 文字以上)を返す汎用ワイルドカードです。
次のように、whit で始まる単語を含むすべてのアセットを返します。
「white」、
「white-collar」、
「whitey」、
「whiter」または「whitish」。
「whit」、
* または % のワイルドカードを検索語の先頭または検索語内で使用する
には、特定の使用権限が必要です。パフォーマンス上の理由から、これ
らの検索オプションは、デフォルトでは使用できません。
自動付加 *
Whit
ワイルドカードの自動付加オプションが Interplay MAM のシステム設
定で設定されている場合は、各検索語には送信前にアスタリスクが自動
的に付加されます。これにより、Interplay Production および iNEWS
と同様の検索動作が可能です。
ワイルドカードの自動付加機能が有効になっている場合は、単一文字の
検索と感嘆符の使用を行うことはできません。
検索結果リスト
システムは、ユーザーの検索条件に一致するアセットを検索結果リストに表示します。結果リストの[次の
検索結果]フィールドには、検索テキスト・ボックスに入力したキーワードや語句が再び表示され、見つ
かったアイテム数がさらに表示されます。
検索結果リストでは、見つかったすべてのアイテムのメタデータが、設定可能な列を持つ概要テーブル
に表示されます。アイテムのタイプ(iNews、Media、MAM アセット)に応じて、結果リストでアイ
テムを選択し、その後の編集のために別のペインで開くことができます。
見つかったアイテム数が、一度に表示できるアイテムの最大数を超える場合は、検索結果リストの一番
下に[さらに結果を表示]ボタンが表示されます。
270
検索結果リスト
追加のアイテムを表示するには:
t
[さらに結果を表示](Show
More Results)ボタンをクリックします。
追加のアイテムが検索結果リストの一番下に表示されます。
検索結果を並び替えるには:
t
並び替えるコラムの見出しをクリックします。
コラムに矢印が表示されます。コラムの並び替えとその結果は、コラムの内容によって異なります。
例えば名前のコラムは、数字の小さいものから始めてアルファベット順、またはその逆で並び替え
られます。
並び替え順を反転するには:
t
コラムの見出しをもう一度クリックします。
検索ペインからコラムを追加または削除するには:
[コラムを追加または削除]
(Add or Remove Columns)
を選択します。
1. ペイン・メニューをクリックし、
[コラムを追加または削除](Add
or Remove Columns)ダイアログ・ボックスが開きます。
2. 追加するコラムを選択するか、削除するコラムの選択を解除します。
検索ボックスを使用して、特定のコラムを検索できます。
3.[x](閉じる)ボックスまたはウィンドウの外をクリックして設定を保存します。
[検索]ペインに選択したコラムが表示されます。
271
検索結果リスト
検索結果リストからアイテムを開くには:
t
アイテムをダブルクリックします。
[メディア]ペインにアセットが開きます。アセットがシークエンスで、[シークエンス]ペインが
「ビデ
開いている場合には、アセットはシークエンス・タイムラインに読み込まれます。詳しくは、
(107 ページ)を
オ・メディアを使用する」
(176 ページ)および「シークエンス・ペインを使用する」
ご参照ください。
検索結果リストから別のフォルダーにアイテムをコピーするには:
t
コピーするアイテムをクリックし、新しいフォルダーにドラッグします。
アセットはターゲット・フォルダーにコピーされます。
272
10 Interplay | Production アセットのロギングとサ
ブクリップの作成
以下の主要な項目では、素材をロギングする際に使用する機能を説明します。
•
ロギングのワークフロー
•
マーカーと制限を理解する
•
ログ・レイアウト
•
Interplay | Production アセットのロギング・ペイン
•
マーカーを追加、保存、削除する
•
制限を追加、保存、削除する
•
マーカーをエクスポートする
•
右から左へ記述する言語でマーカー・テキストを入力する
•
マーカー・テキストの Unicode サポート
•
サブクリップを作成する
以下の項目には、ロギングに使用するキーボード・ショートカットが示されています。
• 「ロギング・ペイン(Interplay | Production)のショートカット」(470 ページ)
n
n
Media Composer v6.0、Avid Symphony v6.0、NewsCutter v10.0 では、ユーザー・インターフェー
スと文書の両方で「ロケーター」という用語が「マーカー」に変更されています。
[ロギング]ペインに Interplay MAM アセットのロギング専用のコ
Interplay MAM アセットを開くと、
ントロールが表示されます。詳しくは、「Interplay | MAM アセットのロギング」(297 ページ)をご参
照ください。
ロギングのワークフロー
ロギングのワークフロー
MediaCentral UX では、ロギングはクリップ、サブクリップ、シークエンスに情報を追加する処理のこ
とを指します。この情報にはマーカー、制限、テキストが含まれ、ストーリー作成やメディア編集中に
参照情報として使用できます。
MediaCentral UX では、高速で柔軟なロギングが可能です。ロギング用の特別なレイアウト(ログ・レ
イアウトと呼ばれる)には、マーカーを表示し編集する[ロギング]ペインがあります。キーボード・
ショートカットにより、メディア再送操作中にマーカーを使用して素早く作業できます。
ワークフロー例
典型的な 3 つのロギング・ワークフローを以下に示します。
•
ビデオ・フィードのロギング: メディア・ロガーは、メディアの取り込みと同時にコンテンツのロ
グを取得します。メディア・ロガーは、マーカーを追加して特定のビデオやオーディオ・フレーム
を指定することができ、必要に応じてそのマーカーにコメントを追加できます。ジャーナリストは、
録画中であっても、MediaCentral UX の特定のクリップやクリップを開き、マーカーとコメント
を表示し、必要に応じてテキストをコピーできます。
コンテンツ取り込み中のコンテンツでの作業を、
「キャプチャー中編集」と呼ぶこともあります。詳
しくは、「インジェスト中にクリップを表示・編集する」(213 ページ)をご参照ください。
•
録画ビデオのロギング: メディア・ロガーは録画されたクリップを参照し、マーカーやコメントを
追加してコンテンツのログを取得します。たとえば、マーカー・コメントには、インタビューのト
ランスクリプションを含めることができます。その結果、ジャーナリストはトランスクリプション
をストーリーの開始点として使用できます。
•
ショット・リストを作成する:メディア・ロガーはクリップにマーカーを配置して特定のショットを識
別したり、イン点やアウト点をマークして一連のサブクリップを作成し、これらのサブクリップを 1 つ
のショット・リストにまとめることができます。たとえば、ジャーナリストやロガーがシークエンス用
にマーカーやサブクリップを持つショット・リストを作成し、別のメディア・エディターがショット・
リストとストーリー・テキストを照合し、そのショット・リストを使用してボイスオーバー・トラック
「シークエンス・ペインを使用する」(107 ページ)を
を作成するといった操作が行えます。詳しくは、
ご参照ください。
•
マーカーをシークエンスに追加する: マーカー付きのクリップをシークエンスに追加するか、直接
マーカーをシークエンスに追加して、作成中のシークエンスにマーカーを追加できます。「マーカー
をシークエンスに追加する」(171 ページ)をご参照ください。
274
ロギングのワークフロー
複数のロガーによる同一クリップ上での作業
クリップのレコーディング中またはレコーディング後に、2 名以上のメディア・ロガーを同一のクリップ
にマーカーを追加できます。各メディア・ロガーは、[ロギング]ペインを更新し、その他のロガーが作
成したものを含む保存されたマーカーすべてを表示できます。
c
同じマーカー・テキストを 2 人のロガーが編集する場合のロック機構はありません。同じマーカー・テキ
ストを 2 人のロガーが編集する場合、いずれかのロガーがマーカーを保存でき、Interplay Production
データベース内のクリップは最後に保存されたバージョンで更新されます。最後に保存されたバージョ
ンを表示するには、[更新]ボタンをクリックするか[F5]を押します。
複数のロガーによる同一シークエンス上での作業
2 名以上のメディア・ロガーが、同一のシークエンスにマーカーを追加できます。ただし、ロガーは編集
を[ロギング]ペインに限定して、ほかの誰かが同一のシークエンスを編集していないことを確認する
必要があります。L カットやトリミングなど、保存およびチェック・インされたシークエンスへのすべて
の編集は、編集済みシークエンスに含まれていないマーカーを含み、前回チェック・インされたシーク
エンスへ上書きされます。この問題は、シークエンス・ペインを閉じることで防ぐことができます。
各メディア・ロガーは、
[ロギング]ペインを更新し、その他のロガーが作成したものを含む保存された
マーカーすべてを表示できます。
c
マスター・クリップに関しては、同じマーカー・テキストを 2 人のロガーが編集する場合のロック機構は
ありません。同じマーカー・テキストを 2 人のロガーが編集する場合、いずれかのロガーがマーカーを保
存でき、Interplay Production データベース内のクリップは最後に保存されたバージョンで更新され
[更新]ボタンをクリックするか[F5]を押します。
ます。最後に保存されたバージョンを表示するには、
キーボード・ショートカット
ロギングや再生操作の多くの機能を、キーボード・ショートカットを使用して完了することができます。
たとえば次の操作ができます。
•
Ctrl+M でマーカーを追加
•
Ctrl+Enter でテキストを保存
•
上矢印で前のマーカーに移動、下矢印で次のマーカーに移動
•
Ctrl+J(戻る)、Ctrl+K(停止)、Ctrl+L(進む)でマーカーとマーカー・テキストを入力しながら
再生をコントロール
詳しくは、「ロギング・ペイン(Interplay
ださい。
| Production)のショートカット」(470 ページ)をご参照く
275
マーカーと制限を理解する
マーカーと制限を理解する
MediaCentral UX では、マーカーの追加が素材のログを出力する主な手段です。マーカーとは、選択した
フレームに追加するインジケーターで、クリップ、サブクリップ、シークエンスの特定の場所をマークし
ます。マーカーにはさまざまな色のアイコンがあり、ユーザー定義のコメントを付加することもできます。
マーカーと Avid アプリケーション
以下のさまざまな Avid アプリケーションで、マーカーを追加、表示、編集できます。
•
NewsCutter および Symphony オプションを含む Avid Media Composer
•
Interplay Assist
•
Interplay Access
•
MediaCentral UX
いずれの製品で追加されたマーカーも、Interplay
集ができます。
Production 環境のその他のあらゆる製品で表示や編
n
Media Composer v6.0、Avid Symphony v6.0、NewsCutter v10.0 では、ユーザー・インターフェー
スと文書の両方で「ロケーター」という用語が「マーカー」に変更されています。
n
Avid 編集システムで作成されたスパン済みマーカーは、現在 MediaCentral でサポートされていません。
マーカーと編集不可シークエンス
Interplay Production に、適切なアクセス権がある場合、編集不可シークエンス(暗い赤色のシークエン
ス)へのマーカーの追加、マーカー・テキストの編集、シークエンス付マーカーの保存を行うことができ
ます。シークエンスおよび次に記載されているマーカーへのアクセス権を含むフォルダーに対しては、
読み取り / 書き込みロールを有している必要があります。
n
編集不可シークエンスに関して、詳しくは「既存のシークエンスをシークエンス・ペインで開いて編集す
る」(128 ページ)をご参照ください。
制限
制限はアセットの範囲のことで、知的財産権管理やコンテンツ・コンプライアンスなど、なんらかの形で
使用が制限されているクリップまたはクリップの一部を示します。ユーザーは、制限の追加および編集を
Interplay Assist および MediaCentral UX でのみ行えます。また以下の Avid 製品で見ることができます。
•
NewsCutter および Symphony オプションを含む Avid Media Composer
•
Avid Instinct
MediaCentral UX での制限の作成について詳しくは、「制限を追加、保存、削除する」(288 ページ)を
ご参照ください。
276
マーカーと制限を理解する
アクセス許可
マーカーの作成と修正を行うには、MediaCentral UX ユーザーの Interplay Production アカウントで、
次のアクセス権を設定する必要があります。
設定
説明
ロケーターの作成を許可
マーカーの作成(以前は Avid 編集製品で「ロケーター」
と呼ばれていました)
ロケーターの修正を許可
マーカーの修正および削除
制限の作成を許可
制限を作成
制限の修正を許可
修正および削除の制限
ユーザーにこれらのアクセス権がない場合、
[マーカーを作成]
(Add Marker)ボタンや、
[制限を作成]
(Add Restriction)ボタンはグレー・アウトされ、マーカーや制限の作成権限がないことがツール・チッ
プに表示されます。
Interplay Production の管理者は、Interplay Administrator の Instinct/Assist User Settings 画面で、
これらのアクセス権限を設定します。詳しくは、『Interplay | Engine and Interplay | Archive Engine
Configuration Guide』、または Interplay Production ヘルプをご参照ください。
マーカーとシークエンス
MediaCentral UX では、マーカーを Interplay Production データベースに保存されたクリップ、サブク
リップ、シークエンスに追加できます。シークエンスに追加されたマーカーは、シークエンスにのみ関連
付けされます。自動的にシークエンスで使用される対応するマスター・クリップに関連付けされることは
ありません。同様に、サブクリップに追加されたマーカーも、関連するマスター・クリップには追加され
ません。
n
マーカーをシークエンスに追加する際、新しいマーカーが作成されるまでに数秒の遅れがある場合があ
ります。この場合、[マーカーを挿入]ボタンが無効になります(灰色表示)。ボタンが再び有効になる
と、新しいマーカーを作成できます。
[シークエンス]ペインでシークエンスを作成している場合、マーカー付きのクリップをシークエンスに
追加するか、マーカーを直接シークエンスに追加するかのいずれかにより、マーカーを追加できます。
「マーカーをシークエンスに追加する」(171 ページ)をご参照ください。
マーカー・テキストの文字数
MediaCentral UX では、各マーカーのマーカー・テキストは 32,000 文字までに制限されています。マー
カー・テキストが 32,000 文字を超えると、最大文字数を超えており文字数を減らすまでテキストを保存
できないという警告メッセージが表示されます。保存ステータス・メッセージには 32,000 文字になるま
で文字数が表示されます。メッセージが「未保存の変更」に変更されると、テキストを保存することが
できます。
277
ログ・レイアウト
ログ・レイアウト
ログ・レイアウトは、ロギングでの使用に合わせて定義されたペイン配置となっていて、これはカスタマ
イズできます。以下の図は、起動ペイン、メディア・ペイン、およびロギング・ペインを示しています。
[ロギング]ペインのタブでは、読み込まれたクリップやシークエンスが表示されます。
T
Z
1
起動ペイン、アセット・ペイン
2
メディア・ペイン、オーディオ・ペイン、メッセージ・
H
3
ロギング・ペイン、サムネイル・ペイン、メタデータ・ペ
イン(非表示)
ペイン
[アセット]ペイ
他のレイアウトで操作できるように、ペインの場所やサイズを調整できます。たとえば、
ンを[メディア]ペインの下にドラッグできます。詳しくは、
「エリアとペインを使用する」(27 ページ)
をご参照ください。
n
[メディア]ペインの[アウトプット]ボタンおよび[STP]ボタンは、ログ・レイアウトでは無効と
なっています。
ログ・レイアウトを開くには:
t
レイアウト・セレクターから[ログ]を選択します。
ログ・レイアウトをリセットするには:
t
レイアウト・セレクターから[レイアウトをリセット](Reset Layout)を選択します。
278
Interplay | Production アセットのロギング・ペイン
Interplay | Production アセットのロギング・ペイン
マーカーとマーカー・テキストを[ロギング]ペインで作成、表示できます。クリップやシークエンス
に含まれている場合、制限を表示することもできます。
n
MediaCentral v2.1 以前では、このペインは[マーカー]ペインと呼ばれていました。
以下の図は、
[ロギング]ペインで一連のマーカーを表示しています。表示とコントロールについては表
で説明します。
T
Z
H
U
W U
U
\ U
X
L
U
RD
U
U
U
UG
U
U
表示とコントロール
1
ストラタ・リスト
説明
編集のために設定されたストラタが表示されます。Interplay
Production アセットでは、ストラタ・リストでの唯一の選択肢は
「マーカーと制限」です。ストラタは、現在 Interplay Production
アセットには適用されない Interplay MAM の機能です。詳しく
「Interplay | MAM アセットのロギング」(297 ページ)をご
は、
参照ください。
2
[マーカー色]ボタン
次に追加するマーカーの色を示します。ボタンをクリックして
新しい色を選択すると色を変更できます。
3
[マーカーを作成]ボタン
クリックして新しいマーカーを[メディア]ペインで選択された
タ イ ム コ ー ド に 作 成 し ま す。
Ctrl+M(Windows お よ び
Macintosh)または Command+M(Macintosh)を押して新し
いマーカーを作成することもできます。
4
[制限を作成]ボタン
メディア・ペインのイン点とアウト点でマークされたセグメント
に対して制限を作成します。「制限を使用する」(283 ページ)を
ご参照ください。
279
Interplay | Production アセットのロギング・ペイン
5
表示とコントロール
説明
更新ボタン
選択されたクリップやシークエンスに保存されたマーカーの表示
を更新します。このコントロールは、複数のロガーが同じクリップ
やシークエンスにマーカーを追加している場合や、ジャーナリスト
がロガーにより追加された最新情報を確認する場合に特に有用で
す。
フォーカスが[ロギング]ペインにある場合は、F5 を押しても
表示を更新できます。
6
エクスポート・ボタン
マーカー・テキストをその他のアプリケーションにエクスポートす
る際のオプションを表示します。「マーカーをエクスポートする」
(291 ページ)をご参照ください。
7
保存ボタン
すべてのマーカーを保存し、編集モードを終了します。
n
8
保存の状態メッセージ
9
情報アイコン
10
ペイン・メニュー・ボタン
編集モードはカーソルが[ノート]フィールドに表示さ
れている状態を指し、テキストを入力することができま
す。Ctrl+S を押すとすべてのマーカーを保存しますが、
編集モードは終了しません。
クリップやシークエンスのマーカーが保存されているかどうか
を示します。メッセージには、[未保存の変更]、[保存中]、[す
べての変更は保存されました]があります。
[情報]アイコンの上にマウス・ポインターを置くと、選択したス
「すべ
トラタの名前が表示されます。Interplay Production では、
てのメディア・マーカーおよび制限を含むストラタ」が唯一の情
報です。
ロギング・ペインのペイン・メニューには、Interplay Production
と Interplay MAM 両方のアセットに対するオプションがありま
次のオプションを使用できます。
す。Interplay Production では、
•
コラムの追加または削除。表示するコラムを選択します。
• [削除]。Delete キー(Windows)、Backspace(Macintosh)、
fn+Backspace(MacBook)と同様に機能します。
•
11
フィルター・ボタンと条件リスト
ヘルプ。[ロギング]ペインのコントロールを説明したヘル
プ項目が表示されます。この項目から MediaCentral UX ヘ
ルプ・システム全体にアクセスできます。
マーカーのリストをフィルタする際の条件を設定できます。
フィルタリングは制限には適用されません。「マーカー・リスト
をフィルターする」(290 ページ)をご参照ください。
280
Interplay | Production アセットのロギング・ペイン
12
表示とコントロール
説明
列
ロギング・ペインには使用可能な列が 6 個または 7 個あります。
: 選択されたマーカーまたはマーカーをオレン
• (ラベルなし)
ジ色で表示します。
•
イン点: マーカーまたは制限の場所に対応するクリップや
シークエンスのタイムコードを表示します。
•
アウト点: 制限の終わりに対応するクリップやシークエンス
のタイムコードを表示します。
•
注意: マーカーと関連付けされたテキストを表示します。
このテキストは、カット、コピー、ペーストできます。「テキ
ストを切り取り、コピー、ペーストする」(289 ページ)をご
参照ください。
•
カラー: マーカーと関連付けられたアイコンを表示します。
•
ユーザー: マーカーを作成した Interplay
ザー名を表示します。
•
角度: グループ・クリップでは、各マーカーや制限のあるマ
スター・クリップの名前を表示します。「グループ・クリッ
プのマーカーと制限」(248 ページ)をご参照ください。
Production ユー
新しいマーカーを作成すると、フォーカスはアウト列の右の最初
の列にあります。これは、デフォルトではノート列です。
ドラッグ & ドロップで列の幅を調整したり列の順番を並べ替え
ることができます。
13
未選択のマーカー
灰色はマーカーが選択されていないことを示します。
14
制限
制限はいくつかの方法で表示されます。
•
制限は、制限が始まるタイムコードに表示されます。インお
よびアウト列は制限の範囲を示します。左端の列は暗いオレ
ンジ色で表示されます。
•
色コラムに警告アイコンが表示されます。
•
制限された範囲内にマーカーがある場合、左端の列はオレン
ジ色で表示され、その範囲内の最後のマーカーの行の下部は
薄い黄色い線でマークされます。
図中では、制限内の最後のマーカーは編集モードの状態です。
マーカーのノート列は白です。
「制限を使用する」(283 ページ)をご参照ください。
ロギング・ペインを閉じるには:
t
ペインのタブにある[X]をクリックします。
ロギング・ペインを開くには:
t
[ペイン](Panes)> [ロギング](Logging)の順に選択します。
281
マーカーを追加、保存、削除する
マーカーを追加、保存、削除する
マーカーの追加方法は、ワークフローにより異なります。マーカーは、クリップ、サブクリップ、シー
クエンスに追加できます。ビデオの再生中にマーカーを追加したり、ビデオ内をスクラブして適切な場
所にマーカーを追加できます。マウスやキーボードを使用して、ビデオの操作や、マーカーの追加と削
除が行えます。たとえば、ログ・レイアウトでは、マーカー・テキストの入力中に Ctrl+J、Ctrl+K、
「ロギン
Ctrl+L キーを使用してビデオを操作できます。キーボード・ショートカットの一覧については、
グ・ペイン(Interplay | Production)のショートカット」(470 ページ)をご参照ください。
[ノート]列へのテキストの追加は任意です。マーカー・テキストはすぐに追加できます。また、テキス
トなしのマーカーを追加して、後でテキストを追加することもできます。
テキストのないマーカーを追加する場合、マーカーは自動的に保存されます。テキストのあるマーカー
を追加する場合、マーカーは自動的に保存され、テキストはマーカーを手動で保存するか、Ctrl+Enter
を使用してマーカーの手順を終了(編集モードを終了)すると保存されます。
n
編集モードとは、カーソルが[ノート]フィールドに表示されており、テキストを入力できる状態を指
します。
マーカー・アイコンに使用する色を選択できます。これは色分けする場合に便利です(制限には赤、オー
ディオには青など)
。
マーカー色ボタンは、マーカー・アイコンに対して現在選択されている色を示します。色を変更するに
は、色をクリックして別の色を選択します。
色の変更は次に設定するマーカーのみに影響します。現在のマーカーは変更されません。
マーカーを追加するには、以下のいずれかを行います。
t
[マーカーを作成]ボタンをクリックします。
t
Ctrl+M を押します。
t
Ctrl とマーカー・アイコンに使用する色に関連付けられたテンキーの数字キーを押します。または、
Ctrl とキーボードの一番上の列の番号キーを押すこともできます。たとえば、Ctrl+3 を押すと赤色
のアイコンでマーカーが作成されます。「ロギング・ペイン(Interplay | Production)のショート
カット」(470 ページ)をご参照ください。
新しいマーカーを作成すると、フォーカスはアウト列の右の最初の列にあります。これは、デフォル
トではノート列です。カーソルが[ノート]フィールドに表示されていると、入力することができます。
編集モード中は、さらにマーカーを追加できます。新しいマーカーを作成すると、古いマーカーは
自動的に保存され、カーソルは新しいマーカーの[ノート]フィールドに表示されます。
282
制限を使用する
編集モードに切り替えてマーカー・テキストを編集するには、以下のいずれかを行います。
t
t
[ノート]フィールドをダブルクリックします。
マーカーを選択して Enter を押します。
マーカー・テキストを保存するには、以下のいずれかを行います。
t
[保存](Save)ボタンをクリックします。テキストが保存され、編集モードが終了します。
t
Ctrl+S を押します。テキストが保存され、編集モードにとどまります。
t
Ctrl+Enter を押して、編集モードを終了します。
t
マウスを使用して、別のマーカーを選択します。
t
新しいマーカーを追加します。
アウトプット・モードでマーカーをシークエンスに追加している場合、[ロギング]ペインでマー
カーを保存すると、マーカーを含むシークエンスも保存されます。同様に、アウトプット・モード
でシークエンスを保存すると、シークエンス内のマーカーも保存されます。
マーカーを削除するには、マーカーを 1 つ以上選択して、以下のいずれかの操作を行います。
t
Delete キー(Windows)、Backspace(Macintosh)、fn+Backspace(MacBook)を押します。
t
右クリックして、[削除](Delete)を選択します。
マーカー・アイコンの色を変更するには、次のいずれかを実行します。
t
変更する色のマーカーの[色]フィールドをダブルクリックし、使用する色をダブルクリックします。
t
矢印キーを使用して変更先の[色]フィールドに移動し、Enter を押し、矢印キーを使用して使用す
る色を選択し、再度 Enter を押します。
制限を使用する
制限はアセットの範囲のことで、知的財産権管理やコンテンツ・コンプライアンスなど、なんらかの形
で使用が制限されているクリップまたはクリップの一部を示します。
次の項目では、制限の使用について説明します。
• 「MediaCentral | UX の制限を理解する」(284 ページ)
• 「制限を追加、保存、削除する」(288 ページ)
283
制限を使用する
MediaCentral | UX の制限を理解する
MediaCentral UX では、マーカーを使用する際と同様に、[ロギング]ペインで制限を追加、修正、保存、
および削除することができます。次の図では、「素材制限」とラベル付けされ、2 つのマーカーを含む制
限が設定されています。
以下の事項にご注意ください。
•
制限は、制限が始まるタイムコードに表示されます。左端の列は暗いオレンジ色で表示されます。イン
およびアウト列は制限の範囲を示します。ポジション・インジケーターが制限内にある場合、制限
は太字で表示されます。
•
色コラムに警告アイコンが表示されます。
•
制限された範囲内にマーカーがある場合、左端の列はオレンジ色で表示され、その範囲内の最後の
マーカーの行の下部は薄い黄色い線でマークされます。
前の図では、制限範囲内に 2 つのマーカーがあります。
次の図で示されているように、制限はメディア・ペインのタイムラインでも明るい赤でマークされます。
制限内で、別の制限を作成、または別の制限と重複する制限を追加することができます。この場合、制限
内の制限や重複している領域は、メディア・タイムラインで赤く網掛けされます。
284
制限を使用する
制限を示すテキストは、制限を示す赤い三角形付で、メディア・ビューアーの上部に表示されます。
•
重複する制限がある場合は、2 つ目の制限が開始するまで、最初の制限のテキストが表示されます。
•
制限に別の制限が含まれている場合は、包括している制限が表示されます。
以下の図は、
「Discovery Straight On.new.01」という名前のクリップの[ロギング]ペインと[メディア]
「Restriction 1」と「Restriction 2」とラベ
ペインを示しています。このクリップには、複数のマーカーと、
ル付けされた 2 つの制限が含まれています。これらの制限は一部重複しており、重複領域は、メディア・タ
イムラインで赤く網掛けされています。ポジション・インジケーターは、1 つ目の制限に含まれているマー
カーの上に示されます。制限テキストはビューアーの上部に表示され、マーカー・テキストは下部に表示さ
れます。
次の図では、[アセット]ペインで表示されている、同じマスタークリップを示しています。[状態]列
のオレンジの三角形は、クリップに制限が含まれていることを示します。
n
[状態]列の制限アイコンは、マスター・クリップが制限を含んでいる場合にのみ表示され、サブクリッ
プやシークエンスに対しては表示されません。
このアイコンは、[DRM]列の表示を選択している場合に[DRM]列にも表示されます。
285
制限を使用する
要件
制限の作成と修正を行うには、MediaCentral UX ユーザーの Interplay Production アカウントで、次のア
クセス権を設定する必要があります。
•
制限の作成を許可
•
制限の修正を許可
ユーザーにこれらのアクセス権がない場合、
[制限を作成]
(Create Restriction)ボタンはグレー・アウ
トされ、ユーザーに制限の作成権限がないことがツール・チップに表示されます。
制限を削除するには、ユーザーの Interplay
があります。
•
Production アカウントで、次のアクセス権を設定する必要
制限の修正を許可
Interplay Production 管理者は、Interplay Administrator の Instinct/Assist User Settings 画面で、これら
の ア ク セ ス 権 限 を 設 定 し ま す。 詳 し く は、『Interplay | Engine and Interplay | Archive Engine
Configuration Guide』、または Interplay Production ヘルプをご参照ください。
テキストの追加と編集
[ノート]列へのテキストの追加は任意です。制限テキストはすぐに追加できます。また、テキストなし
の制限を追加して、後でテキストを追加することもできます。
テキストのない制限を追加する場合、制限は自動的に保存されます。テキストのある制限を追加する場
合、制限は自動的に保存され、テキストは制限を手動で保存するか、Ctrl+Enter を使用して制限の手順
を終了(編集モードを終了)すると保存されます。
マスター・クリップとサブクリップ
マスター・クリップやサブクリップに制限を追加することができます。マスター・クリップとサブクリッ
プはリンクされているので、マスター・クリップで追加または変更された制限は、対応するサブクリッ
プでも追加または変更されます。同様に、サブクリップで追加または変更された制限は、マスター・ク
リップでも追加または変更されます。
286
制限を使用する
グループ・クリップ
グループ・クリップ内に含まれているマスター・クリップの制限を表示および編集することができます。
[アングル]とラベル付けされた列では、次の図で示されるように、各マーカーや制限のあるマスター・
クリップの名前を表示します。2 つの異なるマスター・クリップに 2 つの制限があります。
シングルアングル表示またはマルチアングル表示で、制限をアクティブなアングルとして選択して、マス
ター・クリップに新しい制限を追加することができます。マスター・クリップとグループ・クリップは
リンクされているので、マスター・クリップで追加または変更された制限は、対応するグループ・クリッ
プでも追加または変更されます。
制限をグループ・クリップ自体に追加することはできません。
制限は、アセット・モードとアウトプット・モードの両方で、アクティブなアングルとして選択されて
いるマスタークリップのメディア・ビューアーで表示されます。
制限の使用方法と同じようにマーカーを使用します。詳しくは、
「グループ・クリップのマーカーと制限」
(248 ページ)をご参照ください。
シークエンス
シークエンスで制限付のマスター・クリップまたはサブクリップを編集する場合、その制限はシークエ
ンスに対して持ち越されます。ソース・クリップ内の情報は、シークエンス内のクリップにリンクされ
たままになるので、ソース・クリップ内の制限が変更された場合、シークエンス内の情報が変更されます。
[メディア]ペインがアウトプット・モードである場合、シークエンス内のすべての制限は、シークエン
ス内に含まれているすべてのマーカーとともに、
[ロギング]ペインに表示されます。制限された領域外
でトリミングをした場合、制限の表示は続き、シークエンス内に制限がなくなるまで表示され続けます。
シークエンス・レベルで制限を編集することはできません。シークエンスに直接制限を追加することは
できません。[制限を作成](Create Restriction)ボタンは無効です。
Media Composer で編集したものなど、サポートされていないシークエンスを開いた場合、「このシーク
エンスには制限付のクリップが含まれています」というメッセージが、ビューアーの上部に表示されます。
マーカーは[ロギング]ペインに表示されますが、制限は表示されません。
287
制限を使用する
制限を追加、保存、削除する
Interplay Production アカウントに、適切なアクセス権限(「MediaCentral | UX の制限を理解する」
(284 ページ)をご参照ください)がある場合、MediaCentral UX で制限を追加、修正、保存、および
削除することができます。
マスター・クリップまたはサブクリップに制限を追加するには:
1.[メディア]ペインで、マスター・クリップまたはサブクリップをロードします。
サブクリップに制限を追加した場合、その制限はソース・マスター・クリップにも追加されます。
2. 制限を追加する領域の前後にイン点とアウト点を指定します。
3.[制限を作成]ボタンをクリックします。
制限の開始点と終了点は、[ロギング]ペインで設定し、制限は自動的に保存されます。[ノート]
列が[アウト]列のすぐ右にある場合、カーソルは[ノート](Note)エリアに位置するので、す
ぐに制限のテキストを追加することができます。
4.(オプション)[ノート](Note)列内の制限のテキストをタイプ入力し、Ctrl + Enter を押します。
次の図はイン点とアウト点を設定して作成され、
「制限」とラベル付けされた制限を示しています。
編集モードに切り替えて制限テキストを編集するには:
t
[ノート]フィールドをダブルクリックします。
n
編集モードとは、カーソルが[ノート]フィールドに表示されており、テキストを入力できる状態を指
します。
n
制限の開始と終了を編集することはできません。 開始点または終了点を変更するには、制限を削除して
からもう一度作成します。
288
テキストを切り取り、コピー、ペーストする
制限テキストを保存するには、次のいずれかを行います:
t
[保存](Save)ボタンをクリックします。テキストが保存され、編集モードが終了します。
t
Ctrl+S を押します。テキストが保存され、編集モードにとどまります。
t
Ctrl+Enter を押して、編集モードを終了します。
t
マウスを使用して、別の制限またはマーカーを選択します。
t
新しい制限またはマーカーを追加します。
制限を削除するには、制限を選択して、次のいずれかを行います。
t
Delete キー(Windows)、Backspace(Macintosh)、fn+Backspace(MacBook)を押します。
t
右クリックして、[削除](Delete)を選択します。
テキストを切り取り、コピー、ペーストする
標準のキーボード・ショートカットを使用して、テキストを切り取り、テキストをシステム・クリップ
ボードにコピーし、テキストをシステムからペーストできます。文書やウェブ・ページなどの外部ソー
スからテキストをコピーしたり、テキストをマーカーとしてペーストすることもできます。テキストは
書式設定を含めずペーストされます。
その逆も行うことができます。マーカー・テキストをコピーし、メモ帳などの外部ソースにペーストし
ます。ストーリー・レイアウトでストーリーの作業をする場合、テキストをスクリプト・エディターに
コピー & ペーストできます。マーカー全体(タイムコードおよびテキスト)をコピー & ペーストするこ
ともできます。マーカー全体を文書にペーストする場合、ペーストされるテキストにはクリップ名とフ
レームレートが含まれます。
テキストをカットするには:
t
テキストを選択して Ctrl+X を押します。
テキストをコピーするには:
t
テキストを選択して Ctrl+C を押します。
マーカーをコピーするには:
t
マーカーを 1 つ以上選択して Ctrl+C を押します。Shift を使用しながらクリックすると連続したマー
カーが選択され、Ctrl を使用しながらクリックすると連続しないマーカーが選択されます。
テキストをペーストするには:
t
Ctrl+V を押します。
キーボード・ショートカットの一覧表は、「ロギング・ペイン(Interplay
カット」(470 ページ)をご参照ください。
289
| Production)のショート
ログ・レイアウト内をマーカーで移動する
ログ・レイアウト内をマーカーで移動する
マウスやキーボードを使用して、クリップやシークエンスをマーカーで移動できます。タイムラインで選
択されたマーカーは、
[ロギング]ペインでも選択されます。[ロギング]ペインでマーカーを選択すると、
同じマーカーがタイムラインで選択され、メディア・ビューアーに対応するフレームが表示されます。
前のマーカーに移動するには、以下のいずれかを行います。
t
[ロギング]ペインにフォーカスのある場合、上矢印キーを押します。
t
[メディア]ペインにフォーカスがある場合、Shift+ 左矢印を押します。
次のマーカーに移動するには、以下のいずれかを行います。
n
t
[ロギング]ペインにフォーカスのある場合、下矢印キーを押します。
t
[メディア]ペインにフォーカスがある場合、Shift+ 右矢印を押します。
ストーリー・レイアウトでは、Shift+ 左矢印や Shift+ 右矢印を押してマーカーで移動します。
マーカー・リストをフィルターする
フィルター機能を使用して特定のユーザーによって作成、または特定の色でマークされたマーカーだけ
を表示できます。
フィルタリングは制限には適用されません。
マーカー・リストをフィルターするには:
1.[フィルター条件]リストで下矢印をクリックします。
290
マーカーをエクスポートする
2. 使用する条件を選択します。 利用できる任意のユーザーまたは色を選択できます。 このリストは読
み込まれているアセットにあるマーカーによって決定されます。
条件はフィルター条件リストにボタンで表示されます。フィルター・ボタンがオレンジ色に変わり、
リストがフィルターされます。
条件を設定後、[フィルター]ボタンをクリックするとフィルターをオフにできます。オフになる
[フィルター]ボタンをクリッ
と、ボタンはグレーになります。フィルターを再度オンにするには、
クします。オンになると、ボタンはオレンジ色になります。
条件を削除するには、次のいずれかを行います。
t
t
条件ボタンの[x]をクリックします。
[フィルター条件]リストで下矢印をクリックし、条件の選択を解除します。
リストは、新しい条件に従ってフィルターされます。
マーカーをエクスポートする
以下のいずれかのフォーマットで、マーカーのリストをエクスポートできます。
•
各マーカーのタイムコードとテキストを一覧したプレーン・テキスト・ファイル(.txt)。
•
Media Composer やその他の Avid 編集アプリケーションにインポート可能なタブ区切りテキスト・
。詳しくは、Avid 編集アプリケーションの説明書をご参照ください。
ファイル(.txt)
•
Microsoft Excel ワークシートとして開くことができる CSV(カンマ区切りフォーマット)ファイル。
•
その他のアプリケーションで使用できる XML ファイル。
マーカー全体(タイムコードとテキスト)をシステムのクリップボードにコピーし、別のアプリケーショ
ンにペーストします。マーカー・テキストをコピー & ペーストすることもできます。
マーカーをファイルとしてエクスポートするには:
1. マーカーを含むクリップやシークエンスをモニターにロードします。
2.[エクスポート](Export)ボタンをクリックします。
[エクスポート](Export)ダイアログ・ボックスが開きます。
291
右から左へ記述する言語でマーカー・テキストを入力する
3. エクスポートするファイル形式 ([プレーン テキスト](Plain Text)、[Media Composer のテキ
スト](Media Composert Text)、[CSV]、[XML])を選択します。
4. ファイル名を入力します。拡張子を追加する必要はありません。
5.[ダウンロード](Download)をクリックします。
ファイルはデフォルトのダウンロード・フォルダーに保存されます。
ダイアログ・ボックスで選択されたフォーマットが記憶されます。次回ダイアログ・ボックスを開
くと、このフォーマットが自動的に選択されます。
テキストとして 1 つ以上のマーカーをクリップボードにコピーするには:
t
マーカーを 1 つ以上選択して Ctrl+C を押します。
マウスやキーボードを使用して、複数のマーカーで選択できます。
-
マーカーを選択して、Shift+ 上矢印または Shift+ 下矢印を押して範囲を選択します。
-
マーカーを選択して、Shift を押しながらクリックして範囲を選択するか、Ctrl を押しながら各
ファイルを選択します。
その後、Ctrl+V を使用して、タイムコードやテキストを別の文書やアプリケーションにペーストで
きます。
マーカー・テキストをクリップボードにコピーするには:
1. コピーするテキストのあるマーカーの[ノート]フィールドをダブルクリックします。
2. コピーするテキストを選択します。
その後、Ctrl+V を使用して、テキストを別の文書やアプリケーションにペーストできます。
右から左へ記述する言語でマーカー・テキストを入力する
右から左へ記述する言語(アラビア語、ヘブライ語など)で、マーカー・テキストを入力、表示、編集
することができます。MediaCentral UX は、右から左に書かれた文字(RTL)を認識します。アセット
のマーカー・テキストの 50% 以上が右から左へ記述する言語の文字で構成されている場合、次のいずれ
かを行うことで[ノート]列の文字方向が右から左に変更されます。
• [ロギング]ペイン・ツールバーの[更新]ボタンをクリックします。
• [アセット]ペインから、アセットを再ロードします
1 つのアセットのすべてのマーカーは、同じ文字方向を使用するよう変更されます。
次のキーボード・ショートカットのいずれかを使用して、文字方向を変更することもできます。
•
Ctrl+Shift+D(Windows)
•
Command+Shift+D(Macintosh)
292
マーカー・テキストの Unicode サポート
文字方向は、1 つのアセットのすべてのマーカーに適用され、マーカー・テキストの割合が変わるか、手動
で方向を変更するまで、そのままとなります。入力した最初のマーカーが、右から左方向の文字を使用
した場合、次のマーカーは右から左の文字入力が始まり、文字の 50% 以上が左から右方向の文字を使用
するか、手動で方向を変更するまで、そのままとなります。
右から左方向の文字をコピー & ペーストすることができます。アセットの最初のマーカーに文字をペー
ストする場合、キーボード・ショートカットを使用して、文字の方向を変更する必要があります。次の
マーカーは、右から左方向を使用します。
マーカー・テキストをエクスポートすることができ、右から左方向は維持されます。
n
メディア・ビューアーのオーバーレイ・テキストは、左から右方向でのみ表示されます。
すべてのマーカー・テキストの文字方向を手動で変更するには:
t
Ctrl+Shift+D を押します。
文字方向が左から右方向の場合は、キーボード・ショートカットで、方向を右から左に変更します。
文字方向が右から左方向の場合は、キーボード・ショートカットで、方向を左から右に変更します。
マーカー・テキストの Unicode サポート
MediaCentral UX v1.2 以降のバージョンでは、マーカー・テキストを作成する際の Unicode 文字の入
力と表示に対応しています。そのため、MediaCentral UX でマーカー・テキストに使用する文字は、以
下の製品でも正しく表示されます。
•
MediaCentral UX
•
Interplay Assist
•
Avid Instinct
•
Interplay Access
Media Composer、Symphony、NewsCutter では、オペレーティング・システムにテキストが作成さ
れた場所と同じロケールを設定している場合にのみ、Unicode 文字を表示します。
MediaCentral UX では、その他の製品で作成されたマーカー・テキストに使用するあらゆる文字を正し
く表示します。
n
Interplay Production ワークグループでは、すべてのクライアントや MediaCentral UX 以外のアプリ
ケーションは、英語あるいはもう 1 つのロケールで同じロケールを使用する必要があります。
293
サブクリップを作成する
サブクリップを作成する
[メディア]ペインに読み込んだクリップからサブクリップを作成し、Interplay Production データベー
スの既存フォルダーに保存できます。ドラッグ & ドロップまたはダイアログ・ボックスを使用してサブ
クリップを作成できます。
サブクリップを作成すると、元のクリップはメディア・ビューアーに残ります。これは、同じマスター・
クリップから複数のサブクリップを作成する場合に便利です。新しく作成されたサブクリップは、[ア
セット]ペインで自動的に選択されます。サブクリップをダブルクリックすると、メディア・ビューアー
でロードします。
n
シークエンスまたはグループ・クリップからのサブクリップ作成には現在対応していません。サブクリッ
プからサブクリップを作成できます。
ドラッグ & ドロップでサブクリップを作成するには:
1. アセット・モードに読み込むクリップのイン点とアウト点を設定します。
2.[アセット]ペインでは、サブクリップに保存するフォルダーが表示されます。
3. メディア・ビューアーの任意の位置をクリックして、サムネイルを[メディア]ペインからフォル
ダーか、フォルダーを保持している[アセット]ペインの行にドラッグします。
マウス・ポインターを使用して、対象の場所を正確に指定します。フォルダーをポイントすると、
フォルダーが開きます。フォルダーがすでに[アセット]ペインで開かれている場合、[アセット]
ペインの任意の場所(サブフォルダーを除く)にサムネイルをドラッグしてフォルダーに追加します。
緑色のプラス記号は、サブクリップに有効な場所を示しています。
n
アセット・モードで[メディア ペイン メニュー]ボタンをクリックしながら、[サブクリップを作成]
を選択することもできます。[サブクリップのフォルダーを選択]ダイアログ・ボックスで、サブクリッ
プに使用するフォルダーを指定できます。
サブクリップは、クリップ名に拡張子の .Sub が追加された形で、データベースに追加されます。同
じクリップから作成されたその他のサブクリップには、数字を増やして拡張子が付けられます
(.Sub.01、.Sub.02 など)。
294
サブクリップを作成する
4.(オプション)クリップの名前を変更するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
[アセット]フォルダーでサブクリップを選択して、クリップ名をクリックし、新しい名前を入
力します。
t
[アセット]フォルダーでサブクリップを選択して、F2(Windows)または Enter(Macintosh)
を押し、新しい名前を入力します。
ダイアログ・ボックスを使用してサブクリップを作成するには:
1. アセット・モードに読み込むクリップのイン点とアウト点を設定します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
[メディア・ペイン]メニュー・ボタンをクリックして[サブクリップを作成]を選択します。
メディア・ペインにフォーカスを置き、S キーを押します。
[サブクリップのフォルダーを選択]ダイアログ・ボックスが開きます。
サブクリップは、クリップ名に拡張子の .Sub.01 が追加された形で、データベースに追加されます。
同じクリップから作成されたその他のサブクリップには、数字を増やして拡張子が付けられます
(.Sub.02 など)。
3. サブクリップを保存するフォルダーまたはサブフォルダーを選択します。
デフォルトでは、マス
ター・クリップのあるフォルダーが選択されています。
4. クリップ名に拡張子の .Sub が追加された形でデフォルト名が提供されます。同じマスター・クリッ
プから作成されたその他のサブクリップには、数字を増やして拡張子が付けられます(.Sub.01、
.Sub.02 など)。必要に応じてクリップの名前を変更します。
295
サブクリップを作成する
5.[サブクリップを作成]をクリックします。
サブクリップはデータベースに追加されます。
296
11 Interplay | MAM アセットのロギング
以下の主要な項目では、Interplay MAM をロギングする際に使用する機能を説明します。
•
ストラタを理解する
•
ロギングの概要(Interplay
•
ロギング・ペイン(Interplay |
•
セグメンテーションの原則を理解する
•
ストラタをロックする
•
セグメントの使用
•
セグメントで移動する
•
テキスト・フィールドに注釈を付ける
•
タグを使用して注釈を付ける
•
注釈を付けたセグメントにマージ・ルールを定義する
•
ストラタをエクスポートする
| MAM アセット)
MAM)
以下の項目には、ロギングに使用するキーボード・ショートカットが示されています。
• 「ロギング・ペイン(Interplay | MAM)のショートカット」(473 ページ)
ストラタを理解する
Interplay MAM アセットのロギングは、いくつかの基本的な概念に基づいています。その中で最も重要
なのがストラタです。ストラタを使用すると、インのタイムコードとアウトのタイムコードで定義され
た任意のセグメントで、タイムラインに沿ってビデオ・オブジェクトの一部に注釈を付けることができ
ます。これらの注釈は、Interplay Production のマーカーに似ています。違いは、Interplay Production
のマーカーは 1 つのフレームに関連付けられていますが、Interplay MAM の注釈はフレームのシークエ
ンスに関連付けられていることです。
注釈は、その意味論的な意味で異なる場合があります。たとえば、具体的に素材の一部を記述したり、
シーンで表示される場所に名前を付けたり、特定のセグメントに権限状況を定義したりするキーワード
を入力できます。このような種類の注釈を意味的に区別するため、Interplay MAM と MediaCentral を
使用して、タイムラインの上にこのような注釈をいくらでも重ねることができます。この場合、各レイ
ヤーは特定の種類の注釈専用になります。これらのレイヤーは、ストラタと呼ばれます。
ストラタを理解する
ストラタ・タイプ
Interplay MAM は、MediaCentral UX で表示し、編集できる 3 つのタイプのストラタを提供します。
これらは、次のような違いがあります。
•
シンプル・ストラタ: シンプル・ストラタには、1 つのプロパティのみが割り当てられます。プロパ
「テキスト」、
「タイムコード」、
「日付」、
「リーガル リ
ティは、Interplay MAM 全体で使用される、
スト(選択リスト)
」など、任意のデータ型にすることができます。
•
構造化ストラタ: 構造化ストラタには、複数のプロパティが割り当てられます。
•
ストラタ・グループ: 複数のストラタをストラタ・グループに結合できます。ストラタ・グループ
内のストラタ全体のセグメンテーションは常に同期されます。制限: ストラタ・グループ内で「重
複したセグメント」を許可するストラタと許可しないストラタを結合することはできません。
Interplay MAM が提供するストラタ・タイプと特定のストラタは、サイトでの設定方法によって異なり
ます。
セグメンテーション
ストラタ・タイプに応じて、連続または重複したセグメントを作成できます。セグメントには、いつで
も注釈を付けることができます。
Interplay MAM には 2 つのセグメンテーション・モード(ギャップなしのセグメンテーションとギャッ
プありのセグメンテーション)があります。セグメント間のギャップがストラタで許可されない場合、セグ
メントをストラタから削除できません。
セグメントは、異なるストラタ間で非同期的に分散されますが、ストラタ・グループのストラタ全体の
セグメンテーションは常に同期されます。ストラタ・グループ全体のセグメンテーションを、グループ
「セグメン
以外のストラタのセグメンテーションと比較して、非同期にすることができます。詳しくは、
テーションの原則を理解する」(305 ページ)をご参照ください。
注釈
注釈は、セグメントに情報を追加するプロセスを指します。実行できる注釈の種類は、ストラタに割り
当てられたプロパティのタイプや数によって異なります。MediaCentral UX では、ロギング・ペインの
すべてのストラタ内でセグメントに注釈を付けることができます。アセット全体に関連する注釈は、メタ
データ・ペインで入力し、編集できます。詳しくは、「メタデータを編集する」(66 ページ)をご参照く
ださい。
298
ロギングの概要(Interplay
ロギングの概要(Interplay
| MAM アセット)
| MAM アセット)
MediaCentral UX では、Interplay MAM アセットのロギングとは、ストラタをセグメント化して情報
を追加するプロセスを指します。この情報にはテキストや他のプロパティが含まれ、ストーリー作成や
メディア編集中に参照情報として使用できます。
MediaCentral UX では、高速で柔軟なロギングが可能です。キーボード・ショートカットを使用すると、
ロギング中にセグメントの作成やメディア再送操作を素早く行うことができます。
ストラタと Avid アプリケーション
ユーザーは、次の Avid アプリケーションでストラタとセグメントの表示と編集を行うことができます。
•
Interplay MAM Cataloger(ストラタの内容の表示とセグメントの編集)
•
MediaCentral UX(ストラタの内容の表示とセグメントの編集)
いずれかの製品のストラタに追加されたセグメントと注釈は、Interplay
を行うことができます。
MAM Desktop で検索と表示
アクセス許可
ストラタを編集するには、MediaCentral
権を設定する必要があります。
UX ユーザーの Interplay MAM アカウントで、次のアクセス
設定
説明
Strata/READ_<stratum name>
ストラタを表示する権限を与えます。
Strata/WRITE_<stratum name>
ストラタを編集する権限を与えます。ストラタ・グルー
プにプールされたストラタを編集するには、グループ内
のすべてのストラタに書き込み権限を与える必要があ
ります。
Stratum/WRITE_RULE_<expression>
式で定義されたいずれかの条件が、そのストラタの一般
的な編集権限を持たないユーザーにとって真でない場
合に、ストラタを編集する権限を与えます。
ストラタに割り当てられたプロパティは、個別の読み取り / 書き込み許可によってさらに制限されます。
上の表のアクセス許可の少なくとも 1 つをユーザーが持っていない場合は、セグメントの作成またはプ
ロパティの編集のコントロールがロギング・ペインで灰色で表示され、そのユーザーはストラタを編集
する権限がないことがツール・チップに表示されます。
Interplay MAM 管理者は、Interplay MAM Datamodel Administrator のプロパティ・レベルで式の
定義とアクセス許可の設定を行い、Interplay MAM User Manager のストラタ・レベルでアクセス許
可の設定を行います。詳しくは、『Interplay | MAM Datamodel Administrator ユーザー・ガイド』ま
たは『Interplay | MAM User Manager ユーザー・ガイド』をご参照ください。
299
ロギング・ペイン(Interplay
| MAM)
設定
ロギングは 2 つのモード (Gaps Allowed と Gaps Not Allowed)で処理されます。MediaCentral UX
でアクティブなモードは、Interplay MAM System Administrator で設定されます。
Interplay MAM Datamodel Administrator で ス ト ラ タ が 重 複 し た セ グ メ ン ト を 許 可 す る 場 合 は、
Interplay MAM 管理者が設定できます。
| MAM Datamodel Administrator ユ ー ザ ー・ガ イ ド』、『Interplay | MAM
『Interplay | MAM Configuration Settings Reference』を
System Administrator ユーザー・ガイド』、
詳 し く は、『Interplay
ご参照ください。
キーボード・ショートカット
Interplay MAM アセットをロギングする場合は、ロギング・ペインとメディア・ペインを使用します。
両方のペインが同期されます。ロギング・ペインでセグメントを選択すると、メディア・タイムライン
で同じセグメントが選択され、メディア・ビューアーにそのセグメントの開始フレームが表示されます。
さらに、メディア・タイムラインで選択されたセグメントはロギング・ペインでも選択されます。
ロギングや再生操作の大半の機能を、キーボード・ショートカットを使用して完了することができます。
詳しくは、「メディア・メインのショートカット」(468 ページ)および「ロギング・ペイン(Interplay
| MAM)のショートカット」(473 ページ)をご参照ください。
ロギング・ペイン(Interplay
| MAM)
ロギング・ペインは、Interplay Production アセットまたは Interplay MAM アセットのロギングでの
使用に合わせて定義されたコントロール配置をユーザーに提供します。ロギング・ペインのレイアウトは、
開いたアセットに応じて自動的に変化します。
•
Interplay Production データベースからアセットを開いた場合は、マーカーと制限を作成、表示、編
(273 ページ)を
集できます。「Interplay | Production アセットのロギングとサブクリップの作成」
ご参照ください。
•
Interplay MAM データベースからアセットを開いた場合は、セグメントとセグメントの注釈を作成、
表示、編集できます。
以下の図は、ロギング・ペインで Interplay MAM アセットの一連のセグメントを表示しています。ディ
スプレイとコントロールについては表で説明します。
300
ロギング・ペイン(Interplay
T
Z H U U
WU
\U
X
| MAM)
L
U
R
U
D
U
U
表示とコントロール
説明
1
ストラタ・リスト
編集のために設定されたストラタおよびストラタ・グループが含まれます。選
択したストラタまたはストラタ・グループの名前が折りたたまれたリストに
表示されます。
2
新しいセグメントコントロール
ロギングがギャップを許可し、ストラタで重複したセグメントを許可するよ
うに設定した場合に表示されます。以下のいずれかのオプションで新しいセ
グメントが作成されます。
•
イン点とアウト点: メディア・タイムラインで定義した位置にイン点と
アウト点を設定します。
•
プレイヘッド・ポジション: 現在のプレイヘッド位置にイン点を設定し
ます。アウト点は定義しません。
[新しいセグメント]コントロールの上にマウス・ポインターを置くと、選択
「セグメントを作成する(Gaps Allowed)」
(312
したモードが表示されます。
ページ)をご参照ください。
3
更新ボタン
選択したストラタに保存されたセグメントの表示を更新します。このコント
ロールは、同じクリップにセグメントを追加している別のユーザーによって
現在編集されているストラタに切り替える場合、特に役に立ちます。
フォーカスが[ロギング]ペインにある場合は、F5 を押しても表示を更新で
きます。
4
エクスポート・ボタン
ストラタ情報をエクスポートするためのオプションが表示されます。
「ストラ
タをエクスポートする」(330 ページ)をご参照ください。
301
ロギング・ペイン(Interplay
5
| MAM)
表示とコントロール
説明
ロック・ボタン
選択したストラタのロックとロック解除を行い、ストラタが編集のためにロッ
(309 ページ)を
クされているかどうかを示します。「ストラタをロックする」
ご参照ください。
•
灰色: ロック・ボタンをクリックして手動でロックを設定できます。スト
ラタがすでにロックされている場合は、このボタンをクリックすると、
ツールチップ(他のユーザーがストラタを編集中など)が表示されます。
•
オレンジ色: ストラタは現在中であるため、他のユーザーをロックして
います。ストラタの編集を開始するとすぐにロックされ、ロック・ボタン
がオレンジ色になります。ロック・ボタンをクリックすると、手動でスト
ラタのロックを解除できます。別のストラタを選択するか、[ロギング]
ペインを閉じると、ロックは自動的に解除されます。
6
保存ボタン
ストラタのロックを解除せずにすべての変更を保存します。
7
情報アイコンとステータス・メッセージ
編集ステータスに関する情報を提供します。
•
情報アイコンの上にマウス・ポインターを置くと、選択したストラタの名
前が表示されます。
•
選択した編集オプションを適用できないときにメッセージが表示されま
す(重複したセグメントの作成が許可されない場合など)。
•
セグメントに対する変更が保存されているかどうかを表示します。 メッ
セージには、[未保存の変更]、[保存中]、[すべての変更は保存されまし
た]があります。
302
ロギング・ペイン(Interplay
表示とコントロール
8
ペイン・メニュー・ボタン
| MAM)
説明
[ロギング]ペインのペイン・メニューには、以下のオプションがあります。
• [取り消し]。セグメント操作を取り消します。
• [やり直し]。セグメント操作をやり直します。
• [コラムを追加または削除]。セグメント・リスト領域の列を表示または非
表示にします。
• [現在のプレイヘッド位置を分割]。現在のセグメントを 2 つの隣接したセグ
メントに分割します。[メディア]ペインで選択したタイムコードは、新し
いセグメントのイン点として設定されます。元のセグメントの注釈は、新し
「セグメントを分割する」
(317 ページ)を
いセグメントにコピーされます。
ご参照ください。
• [次とマージ]。選択したセグメントを、タイムラインの右側のセグメント
とマージします。セグメント間のギャップもマージされます。「セグメン
トをマージする」(317 ページ)をご参照ください。
• [削除](Gaps Allowed モードのみ)。選択したセグメントを削除し、タイ
ムラインにギャップを作成します。「セグメントの削除」
(318 ページ)を
ご参照ください。
• [イン点を設定]。選択したセグメントの新しいイン点として、メディア・タ
イムラインに現在の位置のタイムコードを設定します。Gaps Not Allowed
モードでは、前のセグメントのアウト点を自動的に移動することで、隣接す
るセグメントのサイズを変更できます。「セグメントのサイズを変更する
(314 ページ)、
「セグメントのサイズを変更す
(Gaps Allowed モード)」
る(Gaps Not Allowed モード)」(313 ページ)、「重複したセグメント
のサイズを変更する」(315 ページ)をご参照ください。
• [アウト点を設定]。選択したセグメントの新しいアウト点として、メディ
ア・タイムラインに現在の位置のタイムコードを設定します。Gaps Not
Allowed モードでは、次のセグメントのイン点を自動的に移動することで、
隣接するセグメントのサイズを変更できます。
• [ルールをマージ]。セグメントがマージされた場合のセグメントの注釈
の処理方法を定義できます。「注釈を付けたセグメントにマージ・ルール
を定義する」(328 ページ)をご参照ください。
• [ヘルプ]。[ロギング]ペインのコントロールを説明したヘルプ項目が表
示されます。この項目から MediaCentral UX ヘルプ・システム全体にア
クセスできます。
303
ロギング・ペイン(Interplay
表示とコントロール
9
セグメント リスト列
| MAM)
説明
[ロギング]ペインに次の列が表示されます。
•
開始 : セグメントの開始タイムコードを表示します。
•
終了 : セグメントの終了タイムコードを表示します。
•
テキスト(図では「コメント」): セグメントに関連するテキストを表示
します。選択したストラタまたはストラタ・グループに割り当てられた
「テキスト」タイプのプロパティごとに、個別の列が表示されます。
このテキストは、カット、コピー、ペーストできます。「テキスト・フィー
ルドに注釈を付ける」(320 ページ)をご参照ください。
•
タグ: セグメントに追加された「テキスト」タイプ以外のプロパティを
表示します。「タグを使用して注釈を付ける」(321 ページ)をご参照く
ださい。
[開始]と[終了]はデフォルトですべてのストラタで表示され、
[テキスト]
と[タグ]はストラタの設定に応じて表示されます。
[ロギング]ペイン・メ
ニューの[コラムを追加または削除]機能を使用して、表示される列を設定
できます。
10
未選択のセグメント
灰色はセグメントが選択されていないことを示します。
11
編集モードの選択されたセグメント
選択されたセグメントはオレンジ色になります。セグメントのテキストを編
集している場合、テキスト・フィールドは白色になります。
ロギング・ペインを閉じるには:
t
ペインのタブにある[X]をクリックします。
ロギング・ペインを開くには:
t
[ペイン](Panes)> [ロギング](Logging)の順に選択します。
セグメント・リストの列を追加または削除するには:
1.[ロギング](Loggin)ペインの右上角にある[ペイン・メニュー](Pane Menu)ボタンをクリッ
クし、[コラムを追加または削除](Add or Remove Columns)を選択します。
[コラムを追加または削除](Add
or Remove Columns)ウィンドウが開きます。
2. 追加するコラムを選択するか、削除するコラムの選択を解除します。
3.[x](閉じる)ボックスまたはウィンドウの外をクリックして設定を保存します。
304
セグメンテーションの原則を理解する
セグメンテーションの原則を理解する
Interplay MAM では、ビデオ・クリップ全体が 1 つのセグメントと見なされます。1 つのフレームから
ビデオのすべてのフレームまで、セグメントを任意のサイズにすることができます。使用可能なすべて
のストラタでセグメントを作成できます。
すべてのストラタ・タイプに対して、セグメント間のギャップを許可または除外するように Interplay
MAM をカスタマイズできます。デフォルト設定では、セグメント間のギャップを除外します。ストラタ
でセグメントを作成または変更できますが、削除することはできません。ギャップを許可せず、セグメ
ンテーションがフレーム精度を保っている場合、隣接するセグメントのアウト点とイン点は、常にビデ
オ・クリップの隣接フレームになります。デフォルト設定を変更してセグメント間のギャップを許可す
る場合は、ユーザーの責任でセグメント間のギャップが必要かどうかを判断します。
セグメンテーション
- No Gaps Allowed
ギャップを許可しない場合は、セグメントを作成、サイズ変更、マージできます。ストラタからセグメ
ントを削除することはできません。
•
セグメントを作成する。 セグメント間のギャップを許可せず、セグメントの作成に使用できる方法
は「分割」のみです。セグメントを作成するには、ストラタ全体を 2 つのセグメントに分割すること
から始めます。次に、この 2 つのセグメントの一方をさらに 2 つに分割していきます。「セグメント
を作成する(Gaps Not Allowed)」(310 ページ)をご参照ください。
•
セグメントのサイズを変更する。セグメント間のセグメント境界(アウト点 / イン点)を左右に移動
して隣接するセグメントのサイズを変更できます。「セグメントのサイズを変更する(Gaps Not
Allowed モード)」(313 ページ)をご参照ください。
•
セグメントをマージする。 「マージ」機能を適用して隣接するセグメントをマージできます。これ
により、セグメント間のセグメント境界(アウト点 / イン点)は削除されます。「セグメントをマー
ジする」(317 ページ)をご参照ください。
No Gaps Allowed モードは、次の要素によって UI に反映されます。[ロギング]ペインには[新しい
セグメント]コントロールが表示されず、
[メディア]ペインのタイムラインにのみオレンジ色と青色の
セグメントが交互に表示されます。
305
セグメンテーションの原則を理解する
セグメンテーション
- Gaps Allowed
Interplay MAM は、デフォルトではセグメント間のギャップを許可しません。隣接するセグメントのア
ウト点とイン点は、常に隣接フレームになります。
セグメント間のギャップを許可するように設定を変更した場合でも、ギャップを許可しなかったように
ストラタでセグメント化できますが、主要な目的はギャップのあるセグメントを作成することです。
ストラタでセグメント化する場合は、最初のセグメントの前、最後のセグメントの後、または最初のセ
グメントの後と最後のセグメントの前の任意の 2 つのセグメントの間にギャップをおくことができます
(図を参照)。
ギャップで開始または終了するのではなく、セグメントで開始または終了することもできます。
306
セグメンテーションの原則を理解する
ギャップを許可する場合、
[ロギング]ペインでは、次のセグメンテーション機能を提供しています。これ
らはシンプル・ストラタおよび構造化ストラタに適用できます。
•
セグメントを作成する。 [新しいセグメント]コントロールを使用して新しいセグメントを作成で
きます。「セグメントを作成する(Gaps Allowed)」(312 ページ)をご参照ください。
•
セグメントのサイズを変更する。 「イン点を設定」機能を使用してセグメントの開始を左右に移動
できます。前のセグメントのアウト点は影響を受けません。「アウト点を設定」機能を使用してセ
グメントの終了を左右に移動できます。次のセグメントのイン点は影響を受けません。「セグメン
トのサイズを変更する(Gaps Allowed モード)」(314 ページ)をご参照ください。
•
セグメントを分割する。[分割]機能を使用して 2 つの隣接するセグメントを作成できます。「セグ
メントを分割する」(317 ページ)をご参照ください。
•
セグメントをマージする。 「マージ」機能を使用して、選択したセグメントとその右側の隣接する
セグメントを結合できます。セグメント間のギャップはマージされたセグメントに統合されます。
「セグメントをマージする」(317 ページ)をご参照ください。
•
セグメントを削除する。「削除」機能を使用して隣接するセグメント間にギャップを作成したり、選択
したセグメントの左右または両側のギャップのサイズを変更したりできます。「セグメントの削除」
(318 ページ)をご参照ください。
Gaps Allowed モードは、次の要素によって UI に反映されます。[ロギング]ペインには[新しいセグ
メント]コントロールが表示され、
[メディア]ペインのタイムラインにはオレンジ色と青色のセグメン
トが交互に表示され、その間に薄い灰色の部分が表示されます。
307
セグメンテーションの原則を理解する
セグメンテーションの重複
Gaps Allowed および Gaps Not Allowed モードとは別に、各ストラタでは、「重複したセグメント」(スト
ラタで 1 つまたは複数のフレームを共有するセグメント)を許可するように個別に設定できます。このよ
うなストラタを[ロギング]ペインで選択すると、自動的にギャップが許可されます。つまり、「重複し
たセグメント」設定は、Gaps Not Allowed 設定モードを上書きします。重複したセグメントを許可す
るストラタでは、あらゆる種類のセグメント・シークエンス (隣接するセグメント、ギャップのあるセ
グメント、重複したセグメントなど)を作成できます。これらの異なるシークエンスを、ビデオの任意
の部分またはビデオ全体で結合することができます。
図では、少なくとも 1 つのフレームを相互に共有している 5 つの重複したセグメントの部分を示してい
ます。相互に重複してないセグメントは、セグメント 2 と 3 のみです。個別に見てみると、これらの間に
ギャップがあるため隣接していません。
以下の図は、
[ロギング]ペインとメディア・タイムラインに 5 つの重複したセグメントを示しています。
[メディア]ペインのタイムラインには、選択したストラタの各セグメントを表すオレンジ色と青色の部
分が交互に表示されます。重複したセグメントは、同色の濃い網掛けで表示されます。
308
ストラタをロックする
ストラタ・グループでセグメント化する
ストラタ・グループのセグメント化は、
[ロギング]ペインで 1 つのストラタをセグメント化するのと同
[ストラタ]選択リストでストラ
じ方法で行います。ストラタがグループ内にプールされている場合は、
タ・グループを選択できますが、グループ内の個別のストラタを選択するこはできません。例: 2 つのス
トラタ SG_Subtitle および SG_Description を含むストラタ・グループ Stratagroup_Demo がある場合、
[ストラタ]選択リストには、選択肢として Stratagroup_Demo のみが表示されます。セグメンテーショ
ンは、常にグループ内のすべてのストラタに渡されます。
[メディア]ペインでは、メディア・タイムラインに表示される個別のストラタのみを選択できます。この
例では、ストラタ SG_Subtitle および SG_Description のみが選択でき、Stratagroup_Demo は選択で
きません。そのグループ内のストラタ全体のセグメンテーションが同期されるため、1 つのストラタを表
示するだけで十分です。
ストラタをロックする
Interplay MAM アセットをロギングする場合は、他のユーザーがストラタを同時に編集できないように
ストラタがロックされます。ロックは、ユーザーがストラタの編集を開始すると自動的に設定されます。
編集を開始する前に、ロック・ボタンをクリックして手動でロックを設定できます。
ロックされている間に別のユーザーがストラタを開いて、ロック・ボタンをクリックしたり、ストラタ
を編集しようとすると、ロック・ボタンのツールチップに「ロックすることができませんでした。スト
ラタはユーザー <name> によりロックされています。」と表示されます。
ストラタは、以下のいずれかの操作を行うまでロックされたままになります。
•
別のストラタを選択する
• [ロギング]ペインで別のアセットをロードする
• [ロギング]ペインを閉じる
•
MediaCentral UX からログ・オフする
ストラタを手動でロックするには:
t
ロック・ボタンをクリックします。
309
セグメントの使用
ストラタ ' がロックされると、ロック・ボタンがオレンジ色に変わります。
ロック・ボタンをクリックすると、手動でストラタのロックを解除できます。編集を行った場合は、
再び自動的にロックが設定されます。
セグメントの使用
ストラタのセグメント化とセグメンテーションの編集は、
[ロギング]ペインでアセットをロギングする
場合の最初のタスクです。以下の項目では、セグメントの作成および編集方法について説明します。
• 「セグメントを作成する(Gaps Not Allowed)」(310 ページ)
• 「セグメントを作成する(Gaps Allowed)」(312 ページ)
• 「セグメントのサイズを変更する(Gaps Not Allowed モード)」(313 ページ)
• 「セグメントのサイズを変更する(Gaps Allowed モード)」(314 ページ)
• 「重複したセグメントのサイズを変更する」(315 ページ)
• 「セグメントを分割する」(317 ページ)
• 「セグメントをマージする」(317 ページ)
• 「セグメントの削除」(318 ページ)
• 「インジェスト中にセグメント化する」(318 ページ)
セグメントを作成する(Gaps
Not Allowed)
No Gaps Allowed モードでは、最初からセグメントの分割のみが可能なため、初めてストラタの編集を
開始する場合はストラタ全体にわたる仮想セグメントが作成されます。
310
セグメントの使用
セグメントを作成するには:
1.[ロギング]ペインと[メディア]ペインでアセットをロードします。
2.[ロギング]ペインで、セグメント化するストラタを選択します。
3.[メディア]ペインで、メディア・タイムラインに表示される同じストラタを選択します。
4.[メディア]ペインのトランスポート・コントロールを使用してビデオ内を移動し、目的の位置で一
時停止します。
[ロギング]ペインで以下のいずれかの操作
5. 仮想セグメントを分割してセグメントを作成するには、
を行います。
t
現在のプレイヘッド位置でペイン・メニューをクリックし、[分割]を選択します。
t
現在のプレイヘッド位置で右クリックし、コンテキスト・メニューから[分割]を選択します。
t
[ロギング]ペインにフォーカスがある場合、Ctrl+E を押します。
ストラタがロックされます。仮想セグメントが 2 つのセグメントに分割されます。現在のフレームは
2 つ目のセグメントのイン点として使用され、最初のセグメントのアウト点は 1 つ前のフレームに設
定されます。2 つ目のセグメントがセグメント・リストで選択されます。
n
メディア・タイムラインに新しいセグメントが表示されるように、アセットを再ロードする必要があり
ます。
6.(オプション)セグメントに注釈を付けます。 詳しくは、「テキスト・フィールドに注釈を付ける」
(320 ページ)および「タグを使用して注釈を付ける」(321 ページ)をご参照ください。
7. 手順 4 および 5 を繰り返して、分割機能を適用して新しいセグメントを作成します。
311
セグメントの使用
セグメントを作成する(Gaps
Allowed)
Gaps Allowed モードでは、新しいセグメントのイン点とアウト点を明示的に定義できます。そのため、
Allowed モードでストラタをセグメント化する場合は、分割する仮想セグメントは必要あ
初めて Gaps
りません。
重複したセグメントを許可するストラタでセグメントを作成する場合は、すべての Gaps Allowed オプ
ションが自動的に設定されます。さらに、既存のセグメント内に新しいセグメントを作成できます。
セグメントを作成するには:
1.[ロギング]ペインと[メディア]ペインでアセットをロードします。
2.[ロギング]ペインで、セグメント化するストラタを選択します。
3.[メディア]ペインで、メディア・タイムラインに表示される同じストラタを選択します。
4.[メディア]ペインのトランスポート・コントロールを使用してビデオ内を移動し、イン点とアウト
点を設定して、作成するセグメントの開始と終了をマークします。
[ロギング]ペインで以下のいずれかの操作
5. 特定のイン点とアウト点でセグメントを作成するには、
を行います。
t
Tab キーを押します。
t
Ctrl+M を押します。
t
[新しいセグメント]コントロールで、インおよびアウト モードを選択し、コントロールをク
リックします。
ストラタがロックされます。セグメントが特定のイン点とアウト点で作成され、
[ロギング]ペイン
のセグメント リストに表示されます。
312
セグメントの使用
n
メディア・タイムラインに新しいセグメントが表示されるように、アセットを再ロードする必要があり
ます。
6.(オプション)セグメントに注釈を付けます。 詳しくは、「テキスト・フィールドに注釈を付ける」
(320 ページ)および「タグを使用して注釈を付ける」(321 ページ)をご参照ください。
7.[メディア]ペインでアセットを移動し、セグメントを開始する位置で停止します。
8. 現在のプレイヘッド位置でセグメントを作成するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
t
Ctrl+Shift+M を押します。
[新しいセグメント]コントロールで、プレイヘッド位置を選択し、コントロールをクリックし
ます。
特定のイン点はあるがアウト点がないセグメントが作成され、[ロギング]ペインのセグメント リ
ストに表示されます。
9.(オプション)セグメントに注釈を付けます。
10. 開いているセグメントを閉じるには、[メディア]ペインでアセットを移動し、セグメントを閉じる
位置で停止し、以下のいずれかの操作を行います。
t
Ctrl+Alt+M を押します。
セグメントのアウト点が現在のフレームに設定されます。
t
Ctrl+Shift+M を押すか、[新しいセグメント]コントロールをクリックします(プレイヘッド
位置モード)。
セグメントのアウト点が現在のフレームの 1 つ前のフレームに設定されます。新しいセグメン
トは、現在のフレームに設定されたイン点で作成されます。
セグメントのサイズを変更する(Gaps
Not Allowed モード)
Gaps Not Allowed モードで編集する場合は、選択したセグメント内でのみイン点とアウト点を移動で
きます。制限: 最初のセグメントのイン点と、最後のセグメントのアウト点は移動できません。
313
セグメントの使用
セグメントのサイズを変更するには:
1.[ロギング]ペインと[メディア]ペインでアセットをロードします。
2.[ロギング]ペインで、セグメントのサイズを変更するストラタを選択します。
3.[メディア]ペインで、メディア・タイムラインに表示される同じストラタを選択します。
4. サイズを変更するセグメントを選択します。
そのセグメントは[ロギング]ペインで強調表示されます。[メディア]ペインで、ポジション・イ
ンジケーターをセグメントの最初のフレームに設定します。
5. セグメント内でポジション・インジケーターを設定します。
6.[ロギング]ペインで、以下のいずれかを行います。
t
セグメントを右クリックして[イン点を設定]を選択するか、ペイン・メニューをクリックし
て[イン点を設定]を選択します。
t
セグメントを右クリックして[アウト点を設定]を選択するか、ペイン・メニューをクリック
して[アウト点を設定]を選択します。
セグメントのイン点またはアウト点が現在の位置に移動します。イン点を移動すると、前のセグメ
ントのアウト点も移動します。アウト点を移動すると、次のセグメントのイン点も移動します。
セグメントのサイズを変更する(Gaps
Allowed モード)
Gaps Allowed でセグメントのサイズを変更する場合は、新しいイン点またはアウト点として使用する
フレームを[メディア]ペインから選択します。セグメントをギャップに展開できますが、別のセグメ
ントに展開することはできません。これは、重複したセグメントを許可するストラタでのみ可能です。
「重複したセグメントのサイズを変更する」(315 ページ)をご参照ください。
セグメントのサイズを変更するには:
1.[ロギング]ペインと[メディア]ペインでアセットをロードします。
2.[ロギング]ペインで、セグメントのサイズを変更するストラタを選択します。
3.[メディア]ペインで、メディア・タイムラインに表示される同じストラタを選択します。
4. サイズを変更するセグメントを選択します。
そのセグメントは[ロギング]ペインで強調表示されます。[メディア]ペインで、ポジション・イ
ンジケーターをセグメントの最初のフレームに設定します。
5. セグメントのイン点を移動するには、セグメント内またはセグメントの前のギャップにポジション・
インジケーターを設定します。
6.[ロギング]ペインで、以下のいずれかを行います。
t
セグメントを右クリックして[イン点を設定]を選択します。
t
ペイン・メニューをクリックして[イン点を設定]を選択します。
セグメントのイン点が現在の位置に移動します。
314
セグメントの使用
7. セグメントのアウト点を移動するには、サイズを変更するセグメントを選択し、セグメント内また
はセグメントの後のギャップにポジション・インジケーターを設定します。
8.[ロギング]ペインで、以下のいずれかを行います。
t
セグメントを右クリックして[アウト点を設定]を選択します。
t
ペイン・メニューをクリックして[アウト点を設定]を選択します。
セグメントのアウト点が現在の位置に移動します。
重複したセグメントのサイズを変更する
重複したセグメントは、イン点またはアウト点を左右に移動して個別にサイズを変更できます。ストラ
タが重複したセグメントを許可するように設定されている場合のみ、セグメントを別のセグメントに展
開できます。これを行うには、以下の手順に示すように、メディア・タイムラインと[ロギング]ペイ
ンの同期が部分的に無効になっています。
重複したセグメントのサイズを変更するには:
1.[ロギング]ペインと[メディア]ペインでアセットをロードします。
2.[メディア]ペインで、メディア・タイムラインに表示されるストラタを選択します。
3.[ロギング]ペインで、同じストラタを選択します。
4. サイズを変更するセグメントを選択します。
そのセグメントは[ロギング]ペインで強調表示されます。[メディア]ペインで、ポジション・イ
ンジケーターをセグメントの最初のフレームに設定します。
5. セグメントのイン点を移動するには、目的の位置にポジション・インジケーターを設定します。
別のセグメントがメディア・タイムラインに到達した場合でも、最初に選択したセグメントは[ロギ
ング]ペインで選択されたままです。
315
セグメントの使用
6.[ロギング]ペインで、以下のいずれかを行います。
t
セグメントを右クリックして[イン点を設定]を選択します。
t
ペイン・メニューをクリックして[イン点を設定]を選択します。
セグメントのイン点が現在の位置に移動します。
7. セグメントのアウト点を移動するには、[ロギング]ペインでセグメントを選択し、[メディア]ペイ
ンで目的の位置にポジション・インジケーターを設定します。
8.[ロギング]ペインで、以下のいずれかを行います。
t
セグメントを右クリックして[アウト点を設定]を選択します。
t
ペイン・メニューをクリックして[アウト点を設定]を選択します。
セグメントのアウト点が現在の位置に移動します。
316
セグメントの使用
セグメントを分割する
セグメントを分割機能は、ギャップが許可される場合に提供されますが、ギャップが許可されない場合
でも同様に機能します。左のセグメントにアウト点を定義し、右のセグメントにイン点を定義します。
セグメント内で分割するには:
1.[ロギング]ペインと[メディア]ペインでアセットをロードします。
2.[ロギング]ペインで、セグメント化するストラタを選択します。
3.[メディア]ペインで、メディア・タイムラインに表示される同じストラタを選択します。
4.[ロギング]ペインで、分割するセグメントを選択します。
5.[メディア]ペインでセグメントを移動し、セグメントを分割するフレームを選択します。
6. 分割を設定するには、[ロギング]ペインで以下のいずれかを行います。
t
プレイヘッド位置でペイン・メニューをクリックし、[分割]を選択します。
t
プレイヘッド位置で右クリックし、[分割]を選択します。
t
Ctrl+E を押します。
セグメントが 2 つに分割されます。前のイン点は左の新しいセグメントのイン点になり、前のアウト
点は右のセグメントのアウト点になります。[メディア]ペインで選択されたフレームは、右の新
しいセグメントのイン点として設定され、このイン点の左に隣接するフレームは左の新しいセグメ
ントのアウト点として設定されます。
元のセグメントの注釈は、新しく作成されたセグメントにコピーされます。
セグメントをマージする
セグメントをマージする場合、選択したセグメントは、常にタイムラインの右側のセグメントと結合さ
れます。選択したセグメントのイン点はそのままで、右のセグメントのアウト点が新しいセグメントの
アウト点になります。ギャップを超えてセグメントをマージする場合は、2 つの間のギャップは上書きさ
れ、新しいセグメントに統合されます。注釈のマージ方法は、ユーザーが設定可能なマージ・ルールで
「注釈を付けたセグメントにマージ・ルールを定義する」
(328 ページ)をご参照ください。
定義されます。
セグメントをマージするには:
1. セグメントをマージするストラタを選択します。
2. 右側のセグメントとマージするセグメントを選択します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
ペイン・メニューをクリックして[次とマージ](Merge with next)を選択します。
t
セグメントを右クリックして[次とマージ](Merge
with next)を選択します。
セグメントがマージされ、前のギャップは上書きされます。
317
セグメントの使用
セグメントの削除
ロギングが Gaps Allowed モードで設定されている場合は、ストラタの任意のセグメントを削除できま
す。削除するセグメントの位置によって、結果が異なります。
•
セグメントがビデオの先頭から始まり、隣接するセグメントがある場合は、削除したセグメントの
サイズのギャップが作成されます。
•
セグメントがビデオの先頭から始まり、後にギャップがある場合は、ギャップのサイズが変更され、
ビデオの最初のフレームからギャップが始まります。
•
セグメントがビデオの末尾で終了し、隣接するセグメントがある場合は、削除したセグメントのサ
イズのギャップが作成されます。
•
セグメントがビデオの末尾で終了し、前にギャップがある場合は、ギャップのサイズが変更され、
ビデオの最後のフレームでギャップが終了します。
•
セグメントの左右に隣接するセグメントがある場合は、セグメント間にギャップが作成されます。
•
セグメントがギャップの前または後にある場合は、対応するギャップのサイズが変更されます。
セグメントを削除するには:
t
削除するセグメントを 1 つ以上選択し、以下のいずれかの操作を行います。
-
ペイン・メニューをクリックして[削除](Delete)を選択します。
-
セグメントを右クリックして[削除](Delete)を選択します。
-
Delete キーを押します。
インジェスト中にセグメント化する
MediaCentral UX では、インジェスト機器でのキャプチャー中にもクリップを表示して編集できます。
これを使用するプロセスはキャプチャー中編集(EWC)と呼ばれます。
[メディア]ペインにキャプチャー中のクリップが表示されている場合、キャプチャーの進行中、メディ
ア・タイムラインの両端が紫色に点滅します。
キャプチャー中、メディア・タイムラインの表示領域(ズーム領域)は、表示と編集が簡単になるよう
一定になります。ズーム・バーはクリップが長くなるにつれて短くなります。キャプチャー中、ズーム・
バーを使用してズーム領域を変更できます。
新しい素材が使用可能になったら、ズーム領域を縮小してその素材を表示できるようにします。たとえば、
ズーム・インしてクリップの最後の 5 分を表示して末尾近くを再生する場合、キャプチャー操作中ずっ
と、タイムラインの表示領域には使用可能なメディアの最後の 5 分が表示されます。
318
セグメントで移動する
キャプチャー中に[ロギング]ペインでクリップを編集できます。すべての機能が適用可能で、インジェ
ストした MAM アセットでも使用できます。設定したセグメント化モード(Gaps Allowed、No Gaps
Allowed、重複したセグメント)に応じて、セグメントの作成、サイズ変更、分割、削除を行うことが
できます。
以下の図は、キャプチャー中編集モードで作成されたメディア・タイムラインの 2 つのセグメント(重複
したセグメントとセグメント間のギャップ)の例を示しています。
セグメントで移動する
マウスやキーボードを使用して、クリップをセグメント境界で移動できます。
•
ロギング・ペインでセグメントを選択すると、メディア・タイムラインで同じセグメントが選択され、
メディア・ビューアーにそのセグメントの開始フレームが表示されます。
•
メディア・タイムラインで選択されたセグメントはロギング・ペインでも選択されます。 この同期は、
「重複したセグメント」を許可するストラタでは有効ではありません。
•
ストラタのセグメントに複数のプロパティ・フィールドが含まれる場合は、プロパティ・フィール
ドをステップ・スルーすることもできます。
前のセグメントに移動するには、以下のいずれかを行います。
t
[ロギング]ペインにフォーカスのある場合、上矢印キーを押します。
t
[メディア]ペインにフォーカスがある場合、Shift+ 左矢印を押します。
次のセグメントに移動するには、以下のいずれかを行います。
t
[ロギング]ペインにフォーカスのある場合、下矢印キーを押します。
t
[メディア]ペインにフォーカスがある場合、Shift+ 右矢印を押します。
次のプロパティに移動するには、以下のいずれかを行います。
t
[ロギング]ペインにフォーカスのある場合、左矢印キーまたは右矢印キーを押します。
319
テキスト・フィールドに注釈を付ける
テキスト・フィールドに注釈を付ける
セグメントのテキスト・フィールドを編集する場合は、テキスト編集ツールの最も一般的な機能(選択した
位置でのテキストの挿入、上書きするテキストのマーク、コピー、貼り付け、削除など)を使用できます。
標準のキーボード・ショートカットを使用して、テキストを切り取り、テキストをシステム・クリップボー
ドにコピーし、テキストをシステムからペーストできます。文書や Web ページなどの外部ソースからテキス
トをコピーしたり、テキストをセグメントの注釈としてペーストすることもできます。テキストは書式設定
を含めずペーストされます。その逆も行うことができます。セグメント・テキストをコピーし、メモ帳など
の外部ソースにペーストします。
n
カット、コピー、ペーストのオプションを適用できるのは「テキスト」タイプのプロパティのみです。
テキスト・フィールドを編集するには:
1. 以下のいずれかの操作を行います。
t
テキスト・フィールドをダブルクリックします。
t
セグメントを選択し、Enter を押します。
テキスト・フィールドが編集モードに設定され、背景が白色で表示されます。
2. フィールドが空の場合は、テキストを入力します。
3. フィールドにすでにテキストが含まれている場合は、以下のいずれかの操作を行います。
t
テキストを追加するには、テキストを挿入する位置を選択し、入力を開始します。
t
テキストを変更するには、既存のテキストをマークし、上書きします。
t
テキストを削除するには、そのテキストをマークし、Delete キーまたは Backspace キーを押し
ます。
4. Ctrl+Enter を押して編集モードを終了し、変更を保存します。
テキストをカットするには:
t
テキストを選択して Ctrl+X を押します。
テキストをコピーするには:
t
テキストを選択して Ctrl+C を押します。
テキストをペーストするには:
t
Ctrl+V を押します。
キーボード・ショートカットの一覧表は、「ロギング・ペイン(Interplay
(473 ページ)をご参照ください。
320
| MAM)のショートカット」
右から左へ記述する言語のセグメント・テキストを入力する
右から左へ記述する言語のセグメント・テキストを入力する
右から左へ記述する言語(アラビア語、ヘブライ語など)で、セグメント・テキストを入力、表示、編集
することができます。MediaCentral UX は、右から左に書かれた文字(RTL)を認識します。ストラタ
のセグメント・テキストの 50% 以上が右から左へ記述する言語の文字で構成されている場合、次のいず
れかを行うことで[テキスト]列の文字方向が右から左に変更されます。
• [ロギング]ペイン・ツールバーの[更新]ボタンをクリックします。
• [アセット]ペインから、アセットを再ロードします
ストラタのすべてのセグメントが、同じ文字方向を使用するよう変更されます。
次のキーボード・ショートカットを使用して、文字方向を変更することもできます。
•
Ctrl+Shift+D
文字方向は、ストラタのすべてのセグメントに適用され、セグメント・テキストの割合が変わるか、手動
で方向を変更するまで、そのままとなります。入力した最初のセグメント・テキストが、右から左方向
の文字を使用した場合、次のセグメント・テキストは右から左の文字入力が始まり、文字の 50% 以上が
左から右方向の文字を使用するか、手動で方向を変更するまで、そのままとなります。
右から左方向の文字をコピー & ペーストすることができます。ストラタの最初のセグメントに文字を
ペーストする場合、キーボード・ショートカットを使用して、文字の方向を変更する必要があります。次の
セグメントは、右から左方向を使用します。
n
メディア・ビューアーのオーバーレイ・テキストは、左から右方向でのみ表示されます。
セグメント・テキストの文字方向を手動で変更するには、次のうちいずれかを実行します。
t
Ctrl+Shift+D を押します。
文字方向が左から右方向の場合は、キーボード・ショートカットで、方向を右から左に変更します。
文字方向が右から左方向の場合は、キーボード・ショートカットで、方向を左から右に変更します。
タグを使用して注釈を付ける
[ロギング]ペインでは、ストラタの注釈にタグを追加する[タグ]列を提供しています。タグは、日付、
タイムコード、辞書などのテキストで記述されないプロパティの値です。タグは入力ミスを防ぐのに役
立ち、用語をすべてのアセットで統一して使用し、手動で入力するよりも速く追加できるので確実です。
ストラタに追加できるタグは、Interplay MAM Datamodel Administrator のストラタの設定によって
異なります。
タグの作業に使用できるキーボード・ショートカットの一覧については、
「ロギング・ペイン(Interplay
)のショートカット」
(
ページ)
をご参照ください。
| MAM
473
321
タグを使用して注釈を付ける
タグを追加、置換、削除する
いつでもセグメントでタグの追加、置換、削除を行うことができます。同じ種類のタグは、一度に 1 つし
かセグメントに追加できないので注意してください。同じ種類の 2 つ目のタグを追加すると、元のタグ
に置き換えられます。ストラタ・グループのセグメントを使用して作業する場合は、グループ内にプー
ルされている各ストラタに同じ種類のタグを追加できます。たとえば、ストラタ・グループが 3 つのスト
ラタがあり、そのすべてが「日付」プロパティを持つ場合は、3 つの「日付」タグを使用できます。
セグメントにタグを追加するには:
1. 以下のいずれかの操作を行います。
t
セグメントを右クリックし、コンテキスト・メニューから[タグを追加]
(Add
ます。
t
セグメントのタグ・フィールドをダブルクリックします。
t
セグメントのタグ・フィールドをクリックし、Enter を押します。
t
セグメントを選択し、Insert キーを押します。
Tag)を選択し
タグ・セレクター・ウィンドウが開きます。ストラタに設定されているすべてのプロパティと、最大
5 つの最近使用したタグが表示されます。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
プロパティをダブルクリックします。
t
目的のプロパティに到達するまで下矢印キーを使用してリストを下に移動し、Enter を押します。
t
検索ボックスにプロパティの名前を入力してリストをフィルターし、そのプロパティを選択して
Enter を押します。
t
(オプション)最近使用したタグをダブルクリックすると、セグメントにタグが直接挿入されます。
3. 開いている入力コントロールで値を入力または選択します。
4. Enter を押します。
タグがセグメントに追加されます。
322
タグを使用して注釈を付ける
同時に複数のセグメントにタグを追加するには:
1. 複数のセグメントを選択するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
1 つのセグメントをクリックし、上矢印または下矢印キーを使用して一連のセグメントを選択し
ます。
t
一連のセグメントを選択する場合は、最初と最後の
リックします。
t
順序や配置に関係なく選択する場合は、セグメントを Ctrl を押しながらクリックします。
t
すべてのセグメントを選択する場合は、Ctrl+A を押します。
2 つのセグメントを Shift を押しながらク
2. タグ・セレクター・ウィンドウが開きます。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
最近使用したタグをダブルクリックします。
t
プロパティをダブルクリックして、値を入力または選択し、Enter を押します。
選択したすべてのセグメントにタグが追加されます。
タグを置換するには:
1. 1 つまたは複数のセグメントを選択します。
2. タグ・セレクター・ウィンドウが開きます。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
最近使用したタグをダブルクリックします。
t
プロパティをダブルクリックして、値を入力または選択し、Enter を押します。
元のタグが、選択したすべてのセグメントで新しいタグに置換されます。
タグの挿入をキャンセルするには:
t
Esc キーを押します。
t
タグ・セレクター・ウィンドウの外側をクリックします。
タグを削除するには:
t
タグの[X]ボタンをクリックします。
整数または浮動小数点の値を編集する
整数フィールドに入力できる値は、数字のみです。浮動小数点フィールドには、数字と小数点を入力で
きます。これらのフィールドが書式設定されている場合は、自動的にピリオド(2.3 など)が設定されま
す。
323
タグを使用して注釈を付ける
整数または浮動小数点値を編集するには:
t
数字(必要に応じて小数点)を入力します。
t
上矢印または下矢印キーを押して数字を増減します。
コントロールが古い数字を右から左に置換します。
タイムコードまたはデュレーションの値を編集する
デフォルトでは、タイムコード・フィールドとデュレーション・フィールドは異なるタイムコード・タ
イプ(PAL、NTSC)で書式設定されています。これらのフィールドでは、コピーしたタイムコードを
ペーストできます。
タイムコードまたはデュレーションを入力するには:
t
右から左に数字(0 を含む)で入力します。
コントロールがフレーム値で始まる古い数字を右から左に置換します。
t
タイムコードを強調表示し、Ctrl+V を押してコピーしたタイムコードを貼り付けます。無効なタイ
ムコードを貼り付けた場合は、フィールドに 0 のタイムコードが表示されます。
ブーリアン値を選択する
ブーリアン値とは「True」または「False」の値です。ドロップダウン・リストからこれらを選択できます。
ブーリアン値を設定するには:
t
開いているリストで値をクリックします。
t
上矢印または下矢印キーを押して値を選択肢、Enter を押します。
時間の値を編集する
デフォルトでは、時間フィールドは書式設定されています。表示形式は、使用するアカウントのロケー
ルによって異なります。
324
タグを使用して注釈を付ける
時間を入力するには:
t
変更する数字を強調表示し、新しい数字を入力します。
日付と日付 / 時刻の値を編集する
デフォルトでは、日付と日付 / 時刻のフィールドは書式設定されています。表示形式は、使用するアカウ
ントのロケールによって異なります。日付または日付 / 時刻の値は手動で入力することも、カレンダー・
ツールから日付の値を選択することもできます。
日付または日付 / 時刻の値を手動で設定するには:
1. 変更する数字を強調表示し、新しい数字を入力します。
2. Enter を押してタグを挿入します。
カレンダー・コントロールを使用して現在の日付を設定するには:
1. カレンダー・コントロールを開くには、以下のいずれかの操作を行います。
t
フィールドの下矢印ボタンをクリックします。
t
フィールドにフォーカスのある場合、下矢印キーを押します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
t
枠で囲まれた数字をクリックします。
[今日](Today)ボタンをクリックします。
Space キーを押します。
カレンダー・コントロールが閉じ、現在の日付が日付または日付 / 時刻フィールドに入力されます。
325
タグを使用して注釈を付ける
カレンダー・コントロールを使用して別の日付を設定するには:
1. カレンダー・コントロールを開きます。
2. 年を選択するには:
t
Ctrl+Up キー(前の年)または Ctrl+Down キー(次の年)を押します。
t
カレンダーの月 / 年インジケーターをクリックして年を選択し、[OK]をクリックします。
3. 月を選択するには:
t
Ctrl+Left キー(前の月)または Ctrl+Right キー(次の月)を押します。
t
カレンダーの前の月または次の月の矢印ボタンをクリックします。
t
カレンダーの月 / 年インジケーターをクリックして月を選択し、[OK]をクリックします。
4. 日付を選択するには:
t
t
日付をクリックします。
左矢印キー(前の日)、右矢印キー(次の日)、上矢印キー(先週の今日)、または下矢印キー
(来週の今日)を押して、Enter を押します。
カレンダー・コントロールが閉じ、選択した日付が日付または日付 / 時刻フィールドに入力されます。
ドロップダウン・リストから値を設定する
ドロップダウン・リストには、プロパティで使用可能な値が表示されます。リーガル リストのプロパティ
を開くと、タグ・セレクター・ウィンドウには、最初に検索ボックスとプロパティのすべての値が表示
されます。文字を入力すると、MediaCentral UX はその文字から始まる値をフィルターします。入力し
続けると、MediaCentral UX は、入力する文字に従ってリストをフィルターし続けます。
リストから値を設定するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
値をダブルクリックします。
t
目的の値に到達するまで下矢印キーを使用してリストを下に移動し、Enter を押します。
t
検索ボックスに値の名前を入力してリストをフィルターし、その値を選択して Enter を押します。
326
タグを使用して注釈を付ける
マスター データ値を設定する
マスター データ(プロデューサーや俳優には関するデータ・レコードなど)は複数の異なる値で構成さ
れます。これらの複数の値は、注釈で使用される場合、1 つのマスター・データ値で表されます。マス
ター・データのプロパティを開くと、タグ・セレクター・ウィンドウには、最初に空の検索ボックスが
表示されます。
マスター データ値を設定するには:
1. 検索ボックスに値の名前を入力して開始します。 MediaCentral UX はその文字から始まる値を検
索します。入力し続けると、MediaCentral UX は、入力する文字に従ってリストをフィルターし続
けます。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
値をダブルクリックします。
t
目的の値に到達するまで下矢印キーを使用してリストを下に移動し、Enter を押します。
シソーラス用語を設定する
シソーラスは、主に、値としてプロパティに設定できる大量の不変用語を提供するために使用されます。
シソーラスのプロパティを開くと、タグ・セレクター・ウィンドウには、検索ボックスとシソーラスの
名前が表示されます。
シソーラス用語を設定するには:
1. 以下のいずれかの操作を行います。
t
矢印キーを使用してシソーラスに移動します。 上矢印キーまたは下矢印キーを押して上下に移
動し、右矢印キーまたは左矢印キーを押してノードを展開または折りたたみます。
327
注釈を付けたセグメントにマージ・ルールを定義する
t
検索ボックスに用語の名前を入力して開始します。 MediaCentral UX はその文字から始まる
用語を検索します。入力し続けると、MediaCentral UX は、入力する文字に従ってリストを
フィルターし続けます。タグ・セレクター・ウィンドウには、シソーラス内の用語のパスが追
加されます。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
用語をダブルクリックします。
t
目的の用語に到達するまで下矢印キーを使用してリストを下に移動し、Enter を押します。
注釈を付けたセグメントにマージ・ルールを定義する
[ロギング]ペインでは、注釈を付けたセグメントをマージする際に注釈を処理するルールを提供します。
これらのルールは、[マージ・ルール]ダイアログ・ボックスで指定したプロパティに適用されます。
328
注釈を付けたセグメントにマージ・ルールを定義する
[左を使用]および[右を使用]のルールは、すべてのプロパティで同じです。
• [左を使用]を選択した場合は、左のセグメントの注釈がマージしたセグメントに割り当てられます。
• [右を使用]を選択した場合は、右のセグメントの注釈がマージしたセグメントに割り当てられます。
プロパティに特定のルールを適用できます。
プロパティ・タイプ
ルール
結果
テキスト
連結
両方のセグメントの注釈がマージしたセグメントに割り当
てられます。
ブーリアン
AND
元のセグメントの両方に設定した場合、
「True」がマージし
たセグメントにのみ割り当てられます。
OR
元のセグメントのいずれかに設定した場合、
「True」がマー
ジしたセグメントに割り当てられます。
先に使用
先 / 後の日付がマージしたセグメントに割り当てられます。
後に使用
タイムコード・プロパティにも適用されます。
下位を使用
下位 / 上位の番号がマージしたセグメントに割り当てられま
す。
日付時刻
番号
上位を使用
329
ストラタをエクスポートする
マージ・ルールを定義するには:
1. ペイン・メニューをクリックして[マージ・ルール](Merge Rules)を選択します。
[マージ・ルール](Merge
Rules)ダイアログ・ボックスが開きます。
2. 変更するプロパティごとにマージ・ルールを選択します。
3. ダイアログ・ボックスの外側をクリックするか、[X]ボタンをクリックして、[マージ・ルール]
(Merge Rules)ダイアログ・ボックスを閉じます。
マージ・ルールは、ユーザー設定で保存され、注釈を付けたセグメントをマージすると自動的に適用さ
「セグメントをマージする」
(317 ページ)をご参照
れます。セグメントのマージ方法について詳しくは、
ください。
ストラタをエクスポートする
ストラタの注釈をアセットのメタデータと共に AXF(Attribute
クスポートできます。以下のオプションがあります。
Exchange Format)ファイルとしてエ
•
標準:すべてのストラタおよびメタデータ情報を AXF ファイルに書き込みます。内部参照を使用す
るデータ・タイプの場合は(シソーラスなど)、ID がエクスポートされます。
•
ローカライズ: 内部参照を使用するデータ・タイプの場合は、ID の代わりに、ローカライズされた
ラベルがエクスポートされます。
ファイルとしてストラタをエクスポートするには:
1.[ロギング]ペインで、注釈を付けたストラタを含むアセットをロードします。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
[エクスポート](Export)ボタンをクリックします。
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[エクスポート](Export)を選択します。
[エクスポート](Export)ダイアログ・ボックスが開きます。
330
ストラタをエクスポートする
(Normal axf exporter)または[ロー
3. エクスポート フォーマットの [通常の axf エクスポーター]
カライズされた axf エクスポーター](Localized axf exporter)を選択します。
4. ファイル名を入力します。拡張子を追加する必要はありません。
5.[ダウンロード](Download)をクリックします。
ファイルはデフォルトのダウンロード・フォルダーに保存されます。
ダイアログ・ボックスで選択されたフォーマットが記憶されます。次回ダイアログ・ボックスを開
くと、このフォーマットが自動的に選択されます。
331
12 MediaCentral | UX メッセージを共有する
次のトピックでは、
[メッセージ]ペインを使用して MediaCentral UX ユーザーにメッセージを送信す
る方法と、MediaCentral UX にログ・インしていて、Avid 編集アプリケーションを使用しているユー
ザーにメッセージを送信する方法について説明します。
•
MediaCentral | UX メッセージ
•
メッセージ・ペインを使用する
•
電子メール転送を設定する
•
電子メール転送を使用する
MediaCentral | UX メッセージ
MediaCentral UX では、MediaCentral UX に接続していて iNEWS または Avid Media Composer など
の Avid 編集アプリケーションを使用しているユーザーにメッセージを送信するメッセージング・サービ
スを提供しています。これにより、Interplay Production、Interplay MAM、および iNEWS のメディ
ア・アセットを、広範囲の MediaCentral UX ユーザーと共有することができます。テキスト・メッセー
ジは、ほかの Interplay Production、Interplay MAM、および iNEWS ユーザーや複数のユーザーに送
信することができ、メッセージで Universal Resource Locators(URL)へのリンクや、Interplay
Production、Interplay MAM、および iNEWS アセットのリンクを送ることができます。これらのリン
クは、クリックするとディープ・リンクとして機能し、MediaCentral UX メディア・ビューアーまたは
[キュー / ストーリー]ペイン、Avid 編集アプリケーション・モニター、またはブラウザー(URL)で特
定のアセットを開くことができます。
電子メール転送を設定して、システムにログ・インしていないときにも MediaCentral UX メッセージ
を受信できるようにすることができます。
[アセット]ペイン、メディア・ビューアー、または[キュー / ストーリー]ペインから[メッセージ]
[検索]ペインから[メッセージ]
ペインにアセットをドラッグするか、MediaCentral UX で検索して、
ペインにアセットをドラッグすることができます。メッセージには、ビデオ・アセットのヘッド・フレーム、
アセット名とメタデータ、および送信者が追加したテキスト・メッセージが表示されます。
メッセージ・ペインを使用する
メッセージ・ペインを使用する
[メッセージ]ペインは、テキスト・メッセージおよびメディア・アセット・リンクの両方の送信用の
メッセージ・ボックスを表示します。受信したすべてのメッセージも、最近受信したものをリストの一
番上にして表示します。
送信したメッセージは、メッセージ・リストで青の背景で表示され、受信したメッセージは緑の背景で
表示されます。
[メッセージ]ペイン(上から下)
:アドレス・テキスト・ボックス、アセット・エリア、メッセージ・テキスト・ボックス、[送信]ボ
タン、メッセージ・リスト
[メッセージ]ペインを表示してメッセージを読むには、次を行います。
t
[ペイン](Panes)> [メッセージ](Messages)の順に選択します。
[メッセージ]ペインが、このアプリケーションをサインアウトしたときに設定されたモードと向き
で開きます。新しいメッセージがある場合は、通知バーがリストの上に表示されます。
333
メッセージ・ペインを使用する
新しいメッセージが 1 件あることを示す通知バーが表示された[メッセージ]ペイン
メッセージとリンクされたアセットを表示する
他の MediaCentral UX ユーザーが送信したメッセージを受信した場合、[メッセージ]ペインでメッ
セージ・リストの上部に未読メッセージがあることを示す通知を表示します。通知をクリックまたはメッ
セージを上にスクロールすると、最近受信したものを一番上にしてメッセージ・リストにメッセージを
ロードします。
メッセージを表示するには
1.[メッセージ]ペインを開きます。
2. MediaCentral UX への前回のログ・イン以降にメッセージを受信した場合は、通知バーをクリッ
クまたは上にスクロールします。
新しいメッセージが、最近受信したものをリストの一番上にして、メッセージ・リストに表示され
ます。
334
メッセージ・ペインを使用する
3. メッセージにメディア・アセットまたは iNEWS アセットが含まれる場合、次のいずれかを行います。
t
t
アセット領域のヘッド・フレームまたはメタデータのリンクをダブルクリックしてメディアま
たはストーリーを表示します。
右クリックして[内包しているフォルダーで開く]を選択します。
アセットをダブルクリックすると[メディア]ペインでクリップが開きます。Interplay Production
アセットについては、アセット・ペインが Interplay Production データベース内でクリップの場所
を更新し、リンクされたクリップを選択します。Interplay MAM アセットについては、メタデー
タ・ペインにアセットのメタデータが表示され、アセットが基本シークエンスの場合、シークエン
ス・ペインに表示されます。iNEWS アセットについては、ストーリーはキュー / ストーリー・ペイ
ンに開きます。
335
メッセージ・ペインを使用する
左から右: リンクされたクリップがハイライト表示されている[アセット]
(Asset)ペイン、メッセージのアセット・エリアの、
リンクされたクリップのヘッド・フレーム、
[メディア](Media)ペインに表示されている、リンクされたクリップ。
内包しているフォルダーでアセットを開く場合、新しい[アセット]ペインまたは[キュー / ストー
リー]ペインが開き、アセットを強調表示します。
n
Interplay Production、Interplay MAM、または iNEWS にチェック・インされたメディアを表示する
には、適切な権限が必要です。
4. メッセージが(URL を使用している)外部 Web サイトへのリンクを含んでいる場合、リンクをク
リックして別のブラウザー・タブで Web ページを開くことができます。
メッセージを送信する
[メッセージ]ペインにより、テキスト・メッセージ、Interplay Production アセット、Interplay MAM
アセット、iNEWS ストーリー、および Web ページへのリンクを、ほかの MediaCentral UX ユーザー
と共有することができます。MediaCentral UX にログインしている Avid Media Composer とメッ
セージを共有することもできます。
また、メディア・アセットをほかのユーザーに送信する場合は、[メッセージ]ペインを開かずにメッ
セージを送信することができます。
Interplay Production、Interplay MAM、または iNEWS アセットを共有する場合、受信者はダブルク
リックして、
[メディア]ペインまたは[キュー / ストーリー]ペインでアセットを開くことができます。
Media Composer ユーザーと共有したメディア・アセットは、Avid 編集アプリケーションのソース・モ
ニターとレコード・モニターで開きます。
336
メッセージ・ペインを使用する
新しいメッセージを書くには:
1. 以下のいずれかの操作を行います。
t
[メッセージ]ペインを開きます。
t
[アセット]ペインでアセットを右クリックし、[共有]を選択します。
[メッセージ]ペインを開いた場合、ペインの上部にアドレス・テキスト・ボックスが表示されます。
アセットの共有のみを行う場合は、アドレス・テキスト・ボックスが開きます。
2. アドレス・テキスト・ボックスで、メッセージの受信者の名前の入力を開始します。
入力すると、MediaCentral
n
UX ユーザーが表示されます。
無効な名前を入力した場合、名前は赤に変化し、エラーメッセージを受信します。MediaCentral UX のユー
ザー・リスト上の受信者にのみメッセージを送信することができます。
3. リストから名前を選択するか、アドレス・ボックスに名前を入力して名前入力を完了します。
n
複数の名前をアドレス・ボックスに追加することができます。
4. メディア・アセットを共有する場合は、次のいずれかを行います。
t
[アセット]ペインのアセットをクリックして、メッセージのアセット・エリアにドラッグします。
t
[検索]ペインのアセットをクリックして、メッセージのアセット・エリアにドラッグします。
t
アセット・モードでメディア・ビューアーに表示されたアセットをクリックして、メッセージ
のアセット・エリアにドラッグします。
t
(Interplay MAM のみ)
[タスク]ペインのアセット領域のアセットをクリックし、メッセージ
のアセット領域にドラッグします。
t
[キュー / ストーリー]ペインのアセットをクリックし、メッセージのアセット
(iNEWS のみ)
領域にドラッグします。
ビデオ・アセットのヘッド・フレームまたはオーディオ・アセットのクリップ・アイコンが、アセッ
トを説明するメタデータと共にメッセージで表示されます。
アセット・エリアにある[削除]ボタンをクリックして、アセットを削除することができます。
337
メッセージ・ペインを使用する
[削除]ボタンのある、メッセージのアセット・エリア。
5. メッセージ・テキスト・ボックス内で、メッセージを入力します。
メッセージの下にある文字カウントは、メッセージ・ボックスで入力できる文字数を表示しています。
合計 256 文字を入力できます。
6.[送信](Send)をクリックします。
アドレス・テスト・ボックスに表示された MediaCentral UX ユーザーにメッセージが送信され、
メッセージ・リストの一番上に送信済みメッセージとして表示されます。送信したメッセージは青
の背景で表示されます。
メッセージに返信するには:
1. 返信するメッセージのアドレス上にマウス・ポインタを置きます。
アドレスの右側に[返信](Reply)ボタンが表示されます。
2.[返信](Reply)をクリックします。
[メッセージ]ペインの上部にあるアドレス・テキスト・ボックスに、選択したメッセージから受信
者の名前を自動的に追加されます。
338
電子メール転送を設定する
3. メッセージ・テキスト・ボックス内で、メッセージを入力します。 メディア・アセットをメッセー
ジのアセット・エリアにドラッグすることで共有することもできます。
メッセージの下にある文字カウントは、メッセージ・ボックスで入力できる文字数を表示しています。
合計 256 文字を入力できます。アセットを共有する場合、ビデオ・クリップのヘッド・フレームま
たはオーディオ・クリップのアイコンがメッセージに表示されます。
4.[送信](Send)をクリックします。
アドレス・テキスト・ボックスに表示された MediaCentral UX ユーザーにメッセージが送信され、
メッセージ・リストの一番上に送信済みメッセージとして表示されます。
電子メール転送を設定する
電子メール転送には、管理者が電子メール転送を有効にして、有効な SMTP サーバーを割り当てること
が必要です。MediaCentral UX 管理者が[システム設定]で電子メールの転送を有効にした場合、ユー
ザー設定を使用し、アカウントへの電子メール転送を有効にして MediaCentral UX にログ・インして
いない場合に転送する電子メールアドレスを指定することができます。オフラインのユーザーに電子
メールを送る場合、送信されたアカウントとして表示される、設定した電子メールアドレスでメッセー
ジが転送されます。
電子メール転送を設定していない場合、送信するメッセージには、すべて MediaCentral UX アカウン
トに使用している電子メールアドレスが使用されます。デフォルトの MediaCentral UX アカウントは、
新しいアカウントを指定することで無効化することができます。
電子メール転送を、ユーザー・アカウントに設定するには:
1.[ホーム](Home)> [ユーザー設定](User Settings)を選択します。
[ユーザー設定](User
Settings)ダイアログ・ボックスが開きます。
2. 名前コラムで[メッセージと共有]を選択します。
[ユーザー設定]
(User
Settings)ダイアログ・ボックスで、メッセージと共有設定が表示されます。
339
電子メール転送を使用する
n
[メッセージと共有]
(Messages &
Interplay Production 管理者が電子メール転送を有効にしていない場合、
Sharing)設定にメッセージが表示されます。
3.[有効化](Enabled)を選択します。
4. 電子メール・アドレス・テキスト・ボックスで、電子メールを転送する電子メール・アドレスを入
力します。
5.[適用](Apply)をクリックします。
電子メール転送を使用する
ワークグループで電子メール転送が有効になっていて、個人の電子メールアカウントへの電子メール転送を
有効にしている場合、MediaCentral UX にログ・インしていないときに MediaCentral UX ユーザーが送信
したメッセージを受信することができます。電子メール転送では、件名が「MediaCentral UX メッセージ:
[sender name]」として送信されます。メッセージにメディア・アセットが含まれている場合、転送された
電子メールには MediaCentral UX のアセットへのリンクが含まれます。
転送された電子メールに含まれるアセットを表示するには:
1. MediaCentral UX のユーザー設定で指定されているアカウントで、転送された電子メールを開き
ます。(「電子メール転送を設定する」(339 ページ)をご参照ください。)
2. メッセージに含まれる URL リンクをクリックします。
ブラウザーが開き、MediaCentral UX のサインイン画面が表示されます。
340
電子メール転送を使用する
3. ユーザー名とパスワードを入力します。
(Sign In)をクリックするか、Enter キー(Windows)または Return キー(Macintosh)
4.[サインイン]
を押します。
数秒後に MediaCentral UX アプリケーションが開き、
[メディア]ペインにアセットが表示されます。
[アセット]ペインでは、アセットがハイライト表示されます。
341
13 iNEWS® メッセージング
以下の主要な項目では、iNEWS のメッセージ機能の使用方法について説明します。
•
メッセージを送信する
•
受信したメッセージを表示し返信する
メッセージを送信する
MediaCentral UX は、iNEWS と MediaCentral UX を使用するほかのユーザーと通信できる 2 つの
メッセージ機能を提供しています。[メッセージ]ペインを使用して、他の MediaCentral UX ユーザーと、
MediaCentral UX に接続している Avid の編集アプリケーションに、メッセージとメディア・アセット
「MediaCentral | UX メッ
を送信することができます。[メッセージ]ペインの使用について詳しくは、
セージを共有する」(332 ページ)をご参照ください。
アプリケーションの上部にあるメッセージ・バーを使用して、メッセージの送信、返信、セッション中
に受信したメッセージの表示を行うことができます。
メッセージは 1 行あたり最大 70 文字作成でき、一度に受信者 1 人にのみ送信することができます。
n
メッセージ機能を使用するには、iNEWS システムへのアクセスが必要です。メッセージは iNEWS アカ
ウントのあるユーザーにのみ送信することができます。
メッセージを送信するには:
1. メッセージ・バーの[送信先](To:)フィールドをクリックし、メッセージを送信する相手を選択
します。
すべての iNEWS ユーザー・アカウントが一覧に表示されます。色の付いた点が一覧の名前の隣に
表示され、どのユーザーが MediaCentral UX を通してメッセージを受信できるかを示します。緑の点
はサインインしているユーザー、赤の点はサインインしていないユーザーです。
2.[メッセージ テキストを入力](Enter Message Text)フィールドをクリックし、メッセージを入
力します。
受信したメッセージを表示し返信する
3.[送信](Send)をクリックします。
メッセージ送信後、バーの色が薄い青色に変わります。
受信したメッセージを表示し返信する
メッセージが受信されると、メッセージ・バーが薄い緑色に変わり、右端の方に何通の未読メッセージ
があるかを示す数字が表示されます。下図の例では、10 通の未読メッセージがあります。
受信メッセージを表示するには:
t
メッセージ・バーの右端の方にある矢印ボタンを使用し、スクロールして受信メッセージを探します。
受信したメッセージに返信するには:
t
受信したメッセージがあるバーをクリックし、メッセージを入力して[送信](Send)をクリック
します。
343
14 再生サーバーに送信する
以下の主要な項目では、再生デバイスへのシークエンス送信に関する情報を説明します。
• 「再生サーバーに送信」の設定を行う
•
再生デバイスにシークエンスを送信する
•
進行ペイン
•
Interplay Media Services および Transfer Status ツールの Interplay Services
「再生サーバーに送信」の設定を行う
シークエンスの編集が終了したら、再生デバイスまたはプレイアウト・サーバーに転送して、放送でき
、または STP と呼ばれます。また、他の Avid アプリケーショ
ます。このプロセスは「再生サーバーに送信」
ンで作成したシークエンスが MediaCentral UX で再生可能な場合、それらを再生デバイスに送信すること
「シンプルなシークエンスおよび複雑なシークエンスを再生する」
(190 ページ)を
もできます。詳しくは、
ご参照ください。
再生サーバーに送信する場合、MediaCentral UX 管理者が作成したプロファイルを使用します。
[再生サーバーに送信設定]ダイアログ・ボックスでプロファイルと他のオプションを選択します。
「再生サーバーに送信」の設定を行う
「再生サーバーに送信」を設定するには:
(Send to Playback Settings)
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[再生サーバーに送信設定]
を選択します。
2. 以下の情報を入力します。
設定
説明
名前
再生サーバーに送信するシークエンスを選択すると、自動的に入力されます。
ビデオ ID
再生サーバーにシークエンスを送信する場合に必要です。
•
スクリプト・シークエンス:ビデオ ID がすでにストーリーに割り当てられている場合、
スクリプト・シークエンスを選択すると自動的に入力されます。ビデオ ID は Avid
編集システムのテープ ID と同じです。
「再生サーバーに送信」操作を開始した後設定ダイアログ・ボックスが開き、ビデオ
ID がスクリプト・シークエンスに割り当てられていない場合、ビデオ ID フィール
ドに青色のリンクが表示されます。このリンクをクリックして、該当するストーリー
のストーリー・フォーム内にビデオ ID フィールドを表示し、有効にします。次に正
しいビデオ ID を入力します。
•
プロファイル
その他のシークエンス: ストーリーと関連していないシークエンスに割り当てられ
ているビデオ ID がない場合、ビデオ ID フィールドにビデオ ID を入力します。
「再生サーバーに送信」の操作に使用するプロファイルを選択します。プロファイルは
MediaCentral UX 管理者が作成します。選択したプロファイルの設定が、プロファイル
名の下のセクションに表示されます。
345
「再生サーバーに送信」の設定を行う
設定
説明
上書き
(オプション)すでに再生デバイスに送信したのと同じテープ ID で任意のシークエンス
を自動上書きする場合、[上書き]を選択します。
n
高優先度
n
すでに再生デバイスに送信したのと同じテープ ID を持つシークエンスを送信し
ようとすると、エラー・メッセージが表示されます。確実に同じテープ ID で任意
のシークエンスを上書きしたい場合にのみ、この[上書き]オプションを選択し
ます。
(オプション)シークエンスをできるだけ早く転送し、転送が完了しないうちに再生デバ
イスで再生したい場合(「転送中再生」とも言います)は、[高優先度]を選択します。
シークエンスを再生デバイスに送信した後[再生サーバーに送信設定]ダイアログ・ボックスが開く場
合、そのシークエンスの解像度が選択したプロファイルに一致していないか、ビデオ ID がないか、ある
いはその両方です。正しい設定を入力したら、[送信]ボタンをクリックして「再生サーバーに送信」の
プロセスを開始します。
3. ダイアログ・ボックスの右上にある[閉じる]ボタンをクリックするか、このアプリケーションの
別の領域をクリックします。
シークエンスが[アウトプット]モードで読み込まれている場合、選択されたプロファイルの解像
度はビデオ・フォーマット・ディスプレイに表示されます。マウス・ポインターをディスプレイの
上に移動すると、完全な解像度がオーバーレイに表示されます。
マウス・ポインターを[STP]ボタンの上に移動すると、選択したプロファイルの概要がオーバー
レイに表示されます。
346
再生デバイスにシークエンスを送信する
選択されたプロファイルは[メディア]ペイン・メニューの[再生サーバーに送信]オプションに
も表示されます。
再生デバイスにシークエンスを送信する
シークエンスが次の条件を満たしている場合、再生デバイスにシークエンスを送信できます。
•
シークエンスのメディア・フォーマットは、選択した「再生サーバーに送信」のプロファイルで指
定されたメディア・フォーマットと一致させる必要があります。現在選択されている STP プロファ
イル用のフォーマットは、ビデオ・フォーマット・ディスプレイに表示されます。シークエンスの
フォーマットが STP プロファイルのフォーマットと一致している場合、ディスプレイは黒色になり
ます。
異なる解像度が混在する Long GOP シークエンスの場合、このディスプレイは赤色になります。た
だし、シークエンス内のすべてのクリップが同じフレーム・レートを使用している限り、シークエ
ンスを再生デバイスへ送信できます。「異なる解像度が混在する Long GOP シークエンスを再生デ
バイスに送信する」(349 ページ)をご参照ください。
•
シークエンスにはビデオ ID が必要です。シークエンスにビデオ ID がない場合、STP プロセス中に
ID を 1 つ追加できます。
シークエンスは iNEWS のストーリーと関連付ける必要はありません。シークエンスがこれらの条件を
満たしている場合、再生デバイスに送信できます。
347
再生デバイスにシークエンスを送信する
シークエンスのメディア・フォーマットがプロファイルで指定されたメディア・フォーマットと一致し
ていない場合、ビデオ・フォーマット・ディスプレイは赤色になります。シークエンスを再生デバイス
「「再
に送信するには、別のプロファイルを選択するか、シークエンスのメディアを入れ替えます。詳しくは、
生サーバーに送信」の設定を行う」(344 ページ)をご参照ください。
シークエンスは、再生デバイスに送信する前にプレビューできます。詳しくは、
「STP のターゲット解像
度でレビューする」(206 ページ)をご参照ください。
シークエンスを再生デバイスに送信するには:
1.[メディア](Media)ペインにシークエンスを読み込みます。
シークエンスは、
[アウトプット]
(Output)モードまたは[アセット]
(Asset)モードに読み込む
(Assets)ペインから[アセット]
(Asset)モードに
ことができます。シークエンスを[アセット]
読み込むには、目的のシークエンスを右クリックし、[アセット モードで開く](Open in Asset
Mode)を選択します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
t
[STP]ボタンをクリックします。
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、[再生サーバーに送信設定](Send
to Playback
Settings)(プロファイル名)を選択します。
シークエンスに保存されていない変更がある場合、ダイアログ・ボックスが表示されます。[保存]
をクリックしてシークエンスを保存し、STP 操作を続行します。
このシークエンスにビデオ ID が含まれていない場合、
[再生サーバーに送信設定]ダイアログ・ボッ
クスが開きます。正しい設定を入力して[送信](Send)をクリックします。
スクリプト・シークエンスに割り当てられたビデオ ID がない場合、青色のリンクがビデオ ID フィー
ルドに表示されます。このリンクをクリックして、該当するストーリーのストーリー・フォーム内
にビデオ ID フィールドを表示し、有効にします。正しいビデオ ID を入力して、もう一度「再生サー
バーに送信」の操作を開始します。
シークエンスに BVB(ブラック - ビデオ - ブラック)のギャップが含まれ、MediaCentral UX 管
理者がこれを検出するよう設定している場合、エラー・メッセージが表示されます。詳しくは、
『MediaCentral | UX アドミニストレーション・ガイド』をご参照ください。
シークエンスにビデオ ID が含まれており、メディア・フォーマットがプロファイルの条件と一致す
る場合、このシークエンスは Interplay Transfer サービスに送信され、そこから選択した再生デバ
イスに送信されます。転送が実行中でも作業を継続できます。
「再生サーバーに送信」の操作に関する詳細は、「進行ペイン」(350 ページ)をご参照ください。
348
異なる解像度が混在する Long
異なる解像度が混在する Long
スに送信する
GOP シークエンスを再生デバイスに送信する
GOP シークエンスを再生デバイ
「再生サーバーに送信」操作を正常に実行するには、シークエンスに追加するメディアのタイプに制限が
あります。通常、シークエンスで使用されているすべてのメディアは、STP 操作を開始するためにター
ゲット解像度で利用できなければなりません。
ただし、ターゲット解像度として Long GOP 解像度を選択した場合、フレームレートが一致すれば異な
る解像度のメディアを混在させることができます。例えば、ターゲット解像度が XDCAM-HD 1080i の
場合、XDCAM 1080i のクリップと DV25 411 NTSC のクリップの両方を同一のシークエンスで使う
ことができます。両方とも実際のフレームレート 29.97fps を使用します。
DV25 のクリップは、STP 操作が始まる前に XDCAM 1080i にトランスコードする必要はありません。
Long GOP シークエンスに必要なトランスコーディングは、STP 操作の最中に実行されます。
n
MediaCentral UX の[アセット]ペインでクリップのフレームレートを決定できます。Interplay Production
データベースを開いて FPS コラムをクリックします。このコラムが表示されていない場合、
[アセット]
[コラムを追加または削除]
(Add or Remove Columns)を選
(Assets)ペインのメニューをクリックし、
択します。
以下の事項にご注意ください。
•
ビデオ・フォーマット・ディスプレイ: [メディア]
(Media)パネルで、ビデオ・フォーマット・
ディスプレイに STP のターゲット解像度が表示されます。シークエンスの任意のクリップのメディ
ア・フォーマットが、プロファイルで指定されたメディア・フォーマットと一致していない場合、
ビデオ・フォーマット・ディスプレイは赤色になります。
異なる解像度が混在する Long GOP シークエンスの場合、このディスプレイは赤色になります。ただ
し、シークエンス内のすべてのクリップが同じフレーム・レートを使用している限り、シークエン
スを再生デバイスへ送信できます。
•
アスペクト比: アスペクト比の変換はありません。4:3 クリップは 16:9 に拡張されます。
349
進行ペイン
•
c
再生用レビュー:[メディア]
(Media)パネルの[アウトプット]
(Output)モードで[再生用レ
ビュー]
(Review for Playback)ボタンをクリックすると、ターゲット解像度で有効なシークエン
スのすべてのオブジェクトがターゲット解像度で再生されます。ターゲット解像度で使用できない
オブジェクトは、「メディアがオフラインです」というメッセージに置き換えられます。レビュー・
モードでシークエンスのすべての部分を表示するには、ターゲット解像度にないクリップをター
ゲット解像度にトランスコードする必要があります。例えば、Avid 編集システムの Interplay
Transcode 機能を使用して行います。
Long GOP 以外のターゲット解像度については、シークエンスのすべてのオブジェクトは、STP 操作を
開始する前にターゲット解像度で有効になっている必要があります。
進行ペイン
[進行]ペインは、シークエンスのミックスダウンのモニタリングと、「再生サーバーに送信」プロセス
の開始時に再生サーバーに送信するために使用されます。必要に応じて実行中のプロセスをキャンセル
[進行]ペインでプ
したり、このペインから直接ジョブを再開したりすることができます。以下の図は、
ロセスをモニタリングする場合に発生する可能性のある例をいくつか示しています。
1
2
3
1
2
モニター・ボタン
3
再送信ボタン
キャンセル・ボタン
350
進行ペイン
n
正常に実行された[シークエンスのミックスダウン]
(Sequence Mixdown)ジョブ用のリンクをクリッ
クすると、[アセット]ペインで新規作成したクリップを含むフォルダーが開きます。
プロセスは、
[シークエンスのミックスダウン]または[再生サーバーに送信]などのジョブ・タイプに
応じてグループ化されます。1 つのジョブ・グループを折りたたみ、セクションを 1 つだけ選択的に表示
することで、概要をよく把握できます。すべてのジョブ・グループは、手動で、またはペイン・メニュー
から再び表示できます。例えば、すべてのセクションを開くには[ジョブ グループを表示](Show Job
Groups)を選択します。
(Details)
問題が発生した場合、MediaCentral UX システムから報告されるエラー・メッセージが[詳細]
リンクに表示されます。[シークエンスのミックスダウン]の場合、これは、Interplay Production
Services および Transfer Status ツールで失敗したトランスコード・ジョブに対して表示されるものと同
じ エ ラ ー・メ ッ セ ー ジ に な り ま す。
再 生 サ ー バ ー に 送 信(STP)の 場 合、こ れ は、
MediaCentral Distribution サービスにより送信されたエラー・メッセージになります。
n
STP ジョブが Interplay Transcode と STP Encode を使用して転送用のジョブを準備する場合、Transcode
と STP Encode のジョブは、Interplay Media Services および Transfer Status ツールで表示されます。詳し
(352 ページ)を
くは、
「Interplay Media Services および Transfer Status ツールの Interplay Services」
ご参照ください。
[進行]ペインを開くには:
t
[ペイン](Panes)> [進行](Progress)の順に選択します。
実行中のプロセスを中止するには:
t
実行中のプロセスの右側にあるキャンセル・ボタンをクリックします。
失敗したプロセスを再実行するには:
t
実行中のプロセスの右側にある再送信ボタンをクリックします。
ミックスダウンのプロセス後に新しいマスター・クリップを開くには:
t
プロセスの右側にあるモニター・ボタンをクリックします。詳しくは、
「アセットをトランスコード
する」(211 ページ)をご参照ください。
[進行]ペインのリストからジョブを削除するには:
t
完了したプロセスを右クリックし、[ジョブをクリア](Clear
Job)を選択します。
[進行]ペインのリストから実行中でないプロセスをすべて削除するには:
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
2.[非アクティブなジョブをクリア](Clear Inactive Jobs)を選択します。
351
Interplay Media Services および Transfer Status ツールの Interplay Services
Interplay Media Services および Transfer Status ツールの
Interplay Services
再生サーバーに送信(STP)ジョブは、Interplay Transcode および STP Encode を使用して転送用の
STP ジョブを準備する場合があります。この場合、Transcode および STP Encode ジョブは、処理中に
Media Services と Transfer Status ツールで表示されますが、処理が完了するとジョブ・リストから削
除されます。この動作は、処理が完了した後もジョブが存続する典型的なジョブ・ステータス・レポー
トとは異なります。
同様の状況が、マークインからマークアウトを使用する配信ジョブでも発生します。これらのジョブは、
Interplay Consolidate および Interplay Production Services Automation を使用して配信用のファイルを準
処理が完了すると削除されます。Interplay Production Services
備します。Interplay Consolidate ジョブは、
Automation ジョブは存続します。
STP と配信の両方について、ジョブ全体の進行状況は MediaCentral の[進行]ペインに表示されます。
352
15 アセットとメディアを配信する
以下の主要な項目では、ある Interplay Production ワークグループから別の Interplay
クグループにアセットとメディアを配信する方法について説明します。
•
MediaCentral 配信を理解する
•
アセットとメディアをリモート・ワークグループに配信する
•
アセットとメディアをローカル・ワークグループに配信する
Production ワー
MediaCentral 配信を理解する
MediaCentral UX には、アセットとメディアの配信に 2 つのオプションがあります。
•
リモート・ワークグループへ配信: 組織が複数の Interplay Production ワークグループを含むよう
設定されている場合、MediaCentral UX を使用して、現在のワークグループから別のワークグルー
プへ、アセットとメディアを転送することができます。複数のワークグループ設定について詳しくは、
Interplay Production の説明書をご参照ください。
•
リモート・ワークグループからローカル・ワークグループへ配信: MediaCentral サーバーがマル
チゾーン環境の一部である場合、ゾーン全体の Interplay Production データベースを検索し、リモー
ト・アセットを表示して、それらをローカルの Interplay Production ワークグループに配信できます。
マルチゾーン構成について詳しくは、『Avid MediaCentral Platform Services Installation and
Configuration Guide』をご参照ください。
以下の事項にご注意ください。
•
シークエンスを保存する前に転送しようとすると、MediaCentral UX はファイルを保存するか尋
「はい」をクリックすると、MediaCentral UX はファイルを保存し、転送を開始します。
ねてきます。
•
Delivery サービスが使用できない場合、プロファイル一覧の代わりに「プロファイルは使用できま
せん」というメッセージが表示されます。Delivery サービスが見つからない場合、メニュー・オプ
ションの[送信先]と[自分に送信]が灰色で表示されます。
•
Receiver ワークグループ内では、配信プロセスが完了するまでクリップまたはシークエンスの再生
を行うことができません。
MediaCentral 配信を理解する
Interplay Delivery サービスと Delivery Receiver サービス
MediaCentral UX は、Interplay Delivery サービスを使って、マスター・クリップ、サブクリップ、
カットのみのシークエンス、およびそれらのメディア・ファイルのワークグループ間の転送を行います。
Interplay Delivery Receiver サービスは、アセットやメディアの配信先であるワークグループ内のサー
バーで稼動している必要があります。こうしたサービスは、Interplay Production ワークグループで
Interplay Production Service としてインストール、設定されています。
n
『Interplay | Production Services Setup and User’s Guide』の
Interplay Delivery について詳しくは、
with the Delivery Service」、または Interplay | Production ヘルプをご参照ください。
「Working
マークインからマークアウトへ送信
イン点とアウト点をマークし、
[マークインからマークアウトへ送信]オプションを選択することで、ク
リップの一部を配信できます。この機能を使う場合、MediaCentral UX は 2 つの追加サービスを使用し
ます。Interplay Production Services Automation と Interplay Consolidate です。これらのサービスに
ついて詳しくは、
『Avid MediaCentral Platform Services Installation and Configuration Guide』を
ご参照ください。
n
n
シークエンスとサブクリップは、マークインからマークアウトへの送信に対応していません。
[マークインからマークアウトへ送信]を選択する場合は、MediaCentral 配信を使用して Apple ProRes
メディアを配信することはできません。Consolidate サービスは、ソースまたはターゲットの解像度とし
て ProRes に対応していません。
Delivery プロファイルと Consolidate プロファイル
MediaCentral UX を使用してメディアを転送する際、ターゲット・ワークグループ、ターゲット・ビデ
オ品質、およびその他の情報を含む Delivery プロファイルを選択します。Interplay Production 管理者は、
Production Service と Transfer Status ツールでこの Delivery プロファイルを作成します。これらのプ
ロファイルは、ローカルの Interplay Production ワークグループに作成、保存されます。
状況によって、ターゲット解像度を決めるために Consolidate プロファイルが使用されます。Interplay
Production 管理者は、Production Service と Transfer Status ツールで、少なくとも一つの Consolidate
プロファイルを作成する必要があります。このプロファイル名は「default_for_delivery」である必要が
あります。このプロファイルに指定された解像度は、[送信先]と[自分に送信]ダイアログ・ボックス
に表示されます。
n
このデフォルトのプロファイルが作成されない場合、パラメーター「Consolidate
Target
Video
Quality」は空白です。[マークインからマークアウトへ送信]を使用して送信を試みると、エラー・メッ
セージが出てジョブは失敗します。
以下の図は、[送信先]ダイアログ・ボックスと、Delivery プロファイルおよび Consolidate プロファ
イルから取られたパラメーターを示しています。
354
MediaCentral 配信を理解する
T
Z
H
U
1
3
Delivery プロファイル・リスト
デフォルトの Consolidate プロファイルからのパラメー
ター
2
デフォルトの Delivery プロファイルからのパラメーター
4
配信されるメディアの解像度
以下の図は、[送信先]ダイアログ・ボックスを示しています。
•
左側のダイアログ・ボックスは、情報に Delivery プロファイル「wg1
ます。選択されたクリップに関連した最高解像度が送信されます。
•
右側のダイアログ・ボックスは、同じ Delivery プロファイルを使用しますが、オプションの「マー
クインからマークアウトへ送信」が選択されています。ターゲット解像度(DV25 420)はデフォ
ルトの Consolidate プロファイルから取られています。Consolidate は新規メディアを作成します。
DV25 420 クリップが1つ送信されます。
355
full highest」を使用してい
MediaCentral 配信を理解する
n
Interplay Consolidate のプロファイル作成について詳しくは、『Avid MediaCentral Platform Services
Installation and Configuration Guide』をご参照ください。
[マークインからマークアウトへ送信]ワークフロー
[マークインからマークアウトへ送信]を選択すると、Consolidate サービスは、Consolidate プロファ
イルの情報を使用して新しいクリップとアセットを作成します。以下の表では、いくつかのワークフロー
について説明します。
Delivery プロファイル
メディア・ステータス
Consolidate アウトプット
Delivery プ ロ フ ァ イ ル に は 特 定 の メディアは特定の解像度に存在しま Consolidate は、特定の長さの新しい
ターゲット・ビデオ品質が含まれま す。
アセットとメディアを作成します。
す。
メディアは特定の解像度に存在しま Consolidate は、特定の解像度で特定
の長さの新しいアセットとメディア
せん。
を作成します。
特定の解像度を持った Consolidate プ
ロファイルが存在しない場合、デフォ
ルトのプロファイルのパラメーター
を使用して自動的に作成されます。
Delivery プロファイルには、特定の メディアは、Consolidate プロファイ Consolidate は、特定の長さの新しい
ターゲット・ビデオ品質(「すべて」 ルで指定された解像度に存在します。 アセットとメディアを作成します。
や「最高」など)は含まれません。
メディアは、Consolidate プロファ Consolidate は、特定の解像度で特定
イ ル で 指 定 さ れ た 解 像 度 に 存 在 し の長さの新しいアセットとメディア
ません。
を作成します。
356
アセットとメディアをリモート・ワークグループに配信する
以下の事項にご注意ください。
•
Consolidate サービスによって作成された新しいアセットには、「new,n」が添付されています。例え
ば、
「myclip」と名付けられたクリップは、できあがったターゲット・クリップ名は「myclip,new,1」
「myclip,new,2」
、
「myclip,new,3」
となります。続いてクリップの他の部分から作成されたアセットは、
というように名前が付けられます。
• [マークインからマークアウトへ]によって作成されたクリップには、配信後ヘッドフレームは表示
されません。
アセットとメディアをリモート・ワークグループに配信する
組織が複数の Interplay Production ワークグループを含むよう設定されている場合、MediaCentral UX
を使用して、現在のワークグループから別のワークグループへ、アセットとメディアを転送することが
できます。
[メディア]ペイン、
[アセット]ペイン、または[検索]ペインから、アセットとメディアを転送できます。
• [メディア]ペインでは、アセット・モードまたはアウトプット・モードから転送できます。現在読
[マークインからマークアウトへ送
み込み済みのアセットのみ転送できます。クリップについては、
信]機能を使用できます。シークエンスとサブクリップは、マークインからマークアウトへの送信
に対応していません。
• [アセット]ペインまたは[検索]ペインでは、1 つまたは複数のアセットを選択できます。
[進行]ペインで転送ステータスを追跡できます。
n
デフォルトでは、Delivery プロバイダーは一度に 1 つのジョブを実行するように設定されています。.ini
ファイルを編集してこの値を変更できます。詳しくは、Interplay Delivery の説明書をご参照ください。
[メディア]ペインからリモート・ワークグループに配信するには:
1. アセット・モードまたはアウトプット・モードでアセットを読み込みます。
2.(オプション)アセット・モードで読み込んだクリップの一部のみを配信する場合は、イン点とアウ
ト点を設定します。イン点とアウト点は、シークエンスまたはサブクリップには設定できません。
3. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、[送信先](Deliver To)を選択します。
[送信先]ダイアログ・ボックスが開き、選択したプロファイルのパラメーターが表示されます。
357
アセットとメディアをリモート・ワークグループに配信する
4.[名前](Name)のリストから、転送に使用する Delivery プロファイルを選択します。
プロファイルは Interplay Production 管理者が作成します。配信されるビデオ形式は、ダイアログ・
ボックス下部の[ターゲット ビデオ品質](Target Video Quality)として表示されます。
5.(オプション)クリップの一部を配信する場合は、[マークインからマークアウトへ送信](Deliver
from Mark In to Mark Out)を選択します。
このオプションを使用すると、ターゲット・ビデオ品質は Consolidate プロファイルから取られます。
「MediaCentral 配信を理解する」(353 ページ)をご参照ください。
6.[送信先](Deliver To)をクリックします。
ジョブは提出されました。[進行]ペインで配信ステータスを表示できます。
[アセット]ペインまたは[検索]ペインからリモート・ワークグループに配信するには:
1. 1 つまたは複数のアセットを選択します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
選択したアセットを右クリックして、[送信先](Deliver
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、[送信先](Deliver
To)を選択します。
To)を選択します。
[送信先]ダイアログ・ボックスが開き、選択したプロファイルのパラメーターが表示されます。
358
アセットとメディアをローカル・ワークグループに配信する
3.[名前](Name)のリストから、転送に使用する Delivery プロファイルを選択します。
プロファイルは Interplay Production 管理者が作成します。配信されるビデオ形式は、ダイアログ・
ボックス下部の[ターゲット ビデオ品質](Target Video Quality)として表示されます。
4.[送信先](Deliver To)をクリックします。
ジョブは提出されました。
配信ステータスを表示するには:
t
n
[進行]ペインでペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[ジョブ グループを表示]
( Show
Groups )> [配信](Delivery)を選択します。
Job
マークインからマークアウトを使用する配信ジョブは、Interplay Consolidate と Interplay Production
Services Automation を使用して配信用のファイルを準備します。これらのジョブは、Interplay Media
Services および Transfer Status ツールで表示されます。Interplay Consolidate ジョブは、処理が完了
すると削除されます。Interplay Production Services Automation ジョブは存続します。
アセットとメディアをローカル・ワークグループに配信する
MediaCentral サーバーがマルチゾーン環境の一部である場合、ゾーン全体の Interplay Production デー
タベースを検索し、リモート・アセットを表示して、それらをローカルの Interplay Production ワーク
グループに配信できます。
プロファイルを選択した場合、プロファイルのリストはリモートの Production Service エンジンに存在し、
ローカルの Production Service エンジンがターゲットに設定されたプロファイルによって決定されます。
[メディア]ペインからローカル・ワークグループに配信するには:
1. 別の MediaCentral ゾーンを含む検索を実行します。
詳しくは、「アセットを検索する」(253 ページ)をご参照ください。
2. アセット・モードまたはアウトプット・モードでアセットを読み込みます。
3.(オプション)アセット・モードで読み込んだクリップの一部のみを配信する場合は、イン点とアウ
ト点を設定します。イン点とアウト点は、シークエンスまたはサブクリップには設定できません。
4. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、[自分に送信](Deliver To Me)を選択します。
[自分に送信]ダイアログ・ボックスが開き、選択したプロファイルのパラメーターが表示されます。
359
アセットとメディアをローカル・ワークグループに配信する
5.[名前](Name)のリストから、転送に使用する Delivery プロファイルを選択します。
プロファイルは Interplay Production 管理者が作成します。配信されるビデオ形式は、ダイアログ・
ボックス下部の[ターゲット ビデオ品質](Target Video Quality)として表示されます。
6.(オプション)クリップの一部を配信する場合は、[マークインからマークアウトへ送信](Deliver
from Mark In to Mark Out)を選択します。
このオプションを使用すると、ターゲット・ビデオ品質は Consolidate プロファイルから取られます。
「MediaCentral 配信を理解する」(353 ページ)をご参照ください。
7.[自分に送信](Deliver To Me)をクリックします。
ジョブは提出されました。
[検索]ペインからローカル・ワークグループに配信するには:
1. 別の MediaCentral ゾーンを含む検索を実行します。
詳しくは、「アセットを検索する」(253 ページ)をご参照ください。
2. 1 つまたは複数のアセットを選択します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
選択したアセットを右クリックして、[自分に送信](Deliver
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして、[自分に送信](Deliver
To Me)を選択します。
To Me)を選択します。
[自分に送信]ダイアログ・ボックスが開き、選択したプロファイルのパラメーターが表示されます。
360
アセットとメディアをローカル・ワークグループに配信する
4.[名前](Name)のリストから、転送に使用する Delivery プロファイルを選択します。
プロファイルは Interplay Production 管理者が作成します。配信されるビデオ形式は、ダイアログ・
ボックス下部の[ターゲット ビデオ品質](Target Video Quality)として表示されます。
5.[自分に送信](Deliver To Me)をクリックします。
ジョブは提出されました。
配信ステータスを表示するには:
t
n
[進行]ペインでペイン・メニュー・ボタンをクリックし、
[ジョブ グループを表示]
( Show
Groups )> [自分に送信](Deliver To Me)を選択します。
Job
マークインからマークアウトを使用する配信ジョブは、Interplay Consolidate と Interplay Production
Services Automation を使用して配信用のファイルを準備します。これらのジョブは、Interplay Media
Services および Transfer Status ツールで表示されます。Interplay Consolidate ジョブは、処理が完了
すると削除されます。Interplay Production Services Automation ジョブは存続します。
361
16 Interplay | MAM プロセスとタスクを使用する
以下の主要な項目では、Interplay MAM Desktop または MediaCentral UX で作成したプロセスと、
MAM プロセスの一部である個別のユーザー・タスクの使用について説明します。
•
プロセス、タスク、アクションを理解する
•
プロセスを作成する
•
進行ペインでプロセスをモニタリングする
•
タスクを使用する
プロセス、タスク、アクションを理解する
プロセスは、Interplay MAM での柔軟なユーザー操作と自動ワークフローの使用を可能にします。プロ
セスとは、具体的な目標を達成するために定義された一連の自動ワークフローと手動作業で、目標を達
成するために使用する状態、タスク、制御フローを定義します。たとえば、基本シークエンスの作成が
終了し、シークエンスを編集デバイスに転送する前にレビューアーに送信して承認を得る場合、この目
標を達成するためのプロセスを作成できます。プロセスは、特定のユーザー操作によって顧客固有のビ
ジネス・ワークフローを反映するようにモデル化されています。
Interplay MAM プロセスに含まれるタスクは、自動的(ワークフロー・スクリプトに基づいて)または
ユーザー操作によって実行されるプロセス内の基本手順です。ユーザー操作を必要とし、ユーザー操作
によって完了するタスクは、ユーザー・タスクと呼ばれます。
アクションは、プロセスを作成するために選択するアイテムです。
プロセスを作成する
プロセスの作成と開始が可能かどうかは、Interplay MAM の規則によります。たとえば、Interplay
MAM データベースのサインインで使用する認証情報により、プロセスの作成が許可される必要があり
ます。その上で、Interplay MAM のプロセスの構成は、適用できるアクションと、プロセスに添付でき
るアセットの数とタイプ(基本シークエンス、ビデオまたはオーディオ、混在した添付など)を判断し
ます。
プロセスを作成する場合は、Interplay
MAM で作成されたプロセス・タイプを選択します。
プロセスを作成する
[進行]ペインでプロセスのステータスをモニタリングし、追加のユーザー・タスクが[タスク]ペインの
(364 ページ)
プロセスから発生した場合に追跡できます。「進行ペインでプロセスをモニタリングする」
および「タスク・ペイン」(366 ページ)をご参照ください。
[アセット]ペインからプロセスを作成するには:
1. 1 つまたは複数のアセットを選択します。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
選択したアセットを右クリックして、[アクション](Actions)を選択します。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[アクション](Actions)を選択します。
リストに、使用可能なすべてのプロセス・タイプが表示されます。
3. プロセス タイプを選択します。
4. (オプション)プロセス・タイプにサブメニューがある場合、目的のメニュー・アイテムを選択(たと
えば、エクスポート・プロセス用にエクスポート・ターゲットを選択)します。
5. プロセス・ダイアログ・ボックスに必要な情報を入力し、[OK]をクリックします。
プロセスが作成され、
[進行]ペインに表示されます。プロセスによって追加のユーザー操作が要求
される場合は、対応するタスクが[タスク]ペインに表示されます。
[検索]ペインからプロセスを作成するには:
1. 使用するアセットの検索を実行します。
2. 検索結果リストから 1 つまたは複数のアセットを選択します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
選択したアセットを右クリックして、[アクション](Actions)を選択します。
t
ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[アクション](Actions)を選択します。
リストに、使用可能なすべてのプロセス・タイプが表示されます。
4. プロセス タイプを選択します。
5. (オプション)プロセス・タイプにサブメニューがある場合、目的のメニュー・アイテムを選択(たと
えば、エクスポート・プロセス用にエクスポート・ターゲットを選択)します。
6. プロセス・ダイアログ・ボックスに必要な情報を入力し、[OK]をクリックします。
プロセスが作成され、
[進行]ペインに表示されます。プロセスによって追加のユーザー操作が要求
される場合は、対応するタスクが[タスク]ペインに表示されます。
[メディア]ペインからプロセスを作成するには:
1. アセット・モードでアセットを読み込むか、アウトプット・モードで基本シークエンスを読み込み
ます。
2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックして[アクション](Actions)を選択し、プロセス タイプを
選択します。
363
進行ペインでプロセスをモニタリングする
3. (オプション)プロセス・タイプにサブメニューがある場合、目的のメニュー・アイテムを選択(たと
えば、エクスポート・プロセス用にエクスポート・ターゲットを選択)します。
4. プロセス・ダイアログ・ボックスに必要な情報を入力し、[OK]をクリックします。
プロセスが作成され、
[進行]ペインに表示されます。プロセスによって追加のユーザー操作が要求
される場合は、対応するタスクが[タスク]ペインに表示されます。
進行ペインでプロセスをモニタリングする
[進行]ペインは、Interplay MAM Desktop または MediaCentral UX で作成された、アクティブなプ
ロセスまたは過去 24 時間に完了したしたプロセスをモニタリングするために使用されます。必要に応じて、
[進行]ペインで
直接このペインから実行中のプロセスをキャンセルすることもできます。以下の図は、
MAM プロセスをモニタリングする場合に発生する可能性のある例をいくつか示しています。
n
ユーザー・アカウントでシークエンスのミックスダウンや再生サーバーに送信などの Interplay Production
プロセスの使用も許可されている場合は、Interplay MAM と Interplay Production のプロセスを同時
に[進行]ペインに表示できます。詳しくは、「進行ペイン」(350 ページ)をご参照ください。
プロセスは、Interplay MAM Desktop の一連のグループ・プロパティに応じてグループ化されます。グルー
プ・プロパティが設定されていない場合、プロセスはエクスポートやインポートなどのプロセス · タイプ
によってグループ化されます。MediaCentral UX では、
「ジョブ・グループ」という用語はプロセス タ
イプで使用され、
「ジョブ・グループ名」はプロセス タイプ・ラベルで使用されます。1 つのジョブ・グ
ループを非表示にし、セクションを 1 つだけ選択的に表示することで、概要をよく把握できます。すべて
のジョブ・グループは、ペイン・メニューから再び表示できます。
364
タスクを使用する
各プロセスのプロセス・タイトル、添付されているアセット数(存在する場合)、ライフ・サイクルとス
テータスに関する情報が[進行]ペインに表示されます。初期化済みの実行中のプロセスの場合は、進捗
バーも表示されます。キャンセル可能なアクティブなプロセスの場合は、キャンセル・ボタンがプロセ
スの右側に表示されます。
問題が発生し、Interplay MAM で[詳細]プロパティ・フィールドが指定されると、Interplay
システムから報告されたエラー・メッセージが[詳細]リンクに表示されます。
MAM
[進行]ペインを開くには:
t
[ペイン](Panes)> [進行](Progress)の順に選択します。
ペインには、アクティブなプロセスまたは過去 24 時間に Interplay
完了したプロセスがすべて表示されます。
MAM Desktop で作成された
表示されたジョブ・グループをフィルターするには:
t
[ペイン]
(Panes)> [ジョブ グループを表示]
(Show
プ名をクリックします。
Job Groups)の順に選択し、ジョブ グルー
ペインで選択したジョブ グループのすべてのプロセスを非表示にしたり、非アクティブ(オンに
なっていない)のジョブ グループ名をクリックして再び表示したりできます。
実行中のプロセスを中止するには:
t
実行中のプロセスの右側にあるキャンセル・ボタンをクリックします。
キャンセル・ボタンが削除されます。プロセス・キャンセル・リクエストが Interplay MAM Desktop
に送信されます。
[進行]ペインのリストから実行中でないプロセスをすべて削除するには:
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
2.[非アクティブなジョブをクリア](Clear Inactive Jobs)を選択します。
完了したプロセスが[進行]ペインからすべて削除されます。
タスクを使用する
[タスク]ペインには、アクションを完了するのに必要なすべてのユーザー・タスクが表示されます。これ
らのタスクには、ユーザー自身が作成したプロセスや、他のユーザーが作成して自身に委任されたプロ
セスが含まれます。タスクを使用する場合のすべてのオプションは、Interplay MAM の規則によります。
Interplay MAM の対応するプロセスの構成で、ユーザー・タスクに対するアクションの委任と適用が許
可される必要があります。プロセスの構成は、タスクとタスクの実行結果に対してアクションが使用可
能かどうかについても判断します。
365
タスク・ペイン
異なるユーザーが同時にタスクを編集するのを防ぐため、タスクが編集されするとすぐに自動的に他の
ユーザーをロックします。ロック・インジケーター・アイコンが、選択された各タスクのロック状態を
示します。以下の項目では、ユーザー・タスクを使用するときに設定するオプションについて説明します。
• 「タスク・ペイン」(366 ページ)
• 「タスク・ペインを使用する」(369 ページ)
• 「ユーザー・タスクを委任する」(371 ページ)
• 「ユーザー・タスクにアクションを適用する」(371 ページ)
• 「ユーザー・タスク・データを表示および編集する」(372 ページ)
• 「ユーザー・タスクの添付を追加および編集する」(373 ページ)
タスク・ペイン
[タスク]ペインは、アクションを完了するのに必要なすべてのユーザー・タスクを表示するのに使用さ
れます。表示されたタスクのレビューとフィルター、および選択したタスクの詳細のレビューを行うこ
とができます。必要に応じて、タスク・データや添付を編集したり、他のユーザーやグループにタスク
[タスク]ペイ
を直接委任したり、ペインから他のアクションを直接適用したりできます。以下の図は、
ンでタスクを編集する場合に発生する可能性のある例をいくつか示しています。
T ZH U
W
U
\
U
U
L
R
U
D
U
U
G
U
X
U
366
タスク・ペイン
1
表示とコントロール
説明
リストおよびタスク・ボタン
タスク・リストとタスクの詳細の表示のオン / オフを切り替えます。
オンになるとボタンはオレンジ色に変化
n [リスト]および[タスク]ボタンの両方を同時にオンにす
ることはできますが、同時にオフにすることはできません。
どちらか 1 つだけがオンのときにそのボタンをクリックす
ると、システムにより該当するディスプレイがオフとなり、
もう一方のディスプレイがオンに切り替わります。
2
更新ボタン
タスク・リストのアクティブなタスクの表示を更新します。
3
ロック・インジケーター・アイコン
選択したタスクが現在編集のためにロックされているかどうかを
示します。
タスクは編集可能です。
現在タスクを編集しているため、他のユーザーをロックしていま
す。タスクの編集を開始するとすぐにロックされ、ロック・インジ
ケーター・アイコンがオレンジ色になります。
すでにロックされているため、タスクを編集できません(他のユー
ザーがタスクを編集中など)。この場合は、ロック・インジケー
ター・アイコンの上にマウス・ポインターを置くと、メッセージが
表示されます。
操作やタスクの委任が正常に行われた後、または他のタスクを選択
したり、[タスク]ペインを閉じると、ロックが解除されます。
4
保存ボタン
5
ペイン・メニュー・ボタン
編集フィールドを出ずにタスク・データを保存します。
「ユーザー・
タスク・データを表示および編集する」(372 ページ)をご参照く
ださい。
[タスク]ペインのペイン・メニューには、以下のオプションがあ
ります。
• [フィルター]。タスク・リストにタイムベースまたはタスク・
タイプベースのフィルターを適用できます。
• [コラムを追加または削除]。タスク・リストの列を表示または
非表示にします。
• [委任先]。選択したタスクを別のユーザーまたはグループに委
(371 ページ)を
任できます。「ユーザー・タスクを委任する」
ご参照ください。
• [ヘルプ]。[タスク]ペインのコントロールを説明したヘルプ
項目が表示されます。この項目から MediaCentral UX ヘル
プ・システム全体にアクセスできます。
367
タスク・ペイン
6
表示とコントロール
説明
タスク・リスト
ペインに適用されるフィルターに応じて、アクティブなタスクや終
了したタスクが概要テーブルに表示されます。タスク・リストには
デフォルトで 6 つの列があります。
• [名前]: タスクの名前が表示されます。
• [プロセス名]: タスクが属するプロセスの名前が表示されます。
• [プロセス・タイプ]: タスクが属するプロセスのタイプが表示
されます。
• [タスクの開始]: タスクが開始された日付と時刻が表示され
ます。
• [タスクの期限]: タスクの終了予定の日付と時刻が表示されます
(アクティブなタスクのみ)
。
• [タスクの終了]: タスクが終了した日付と時刻を表示します。
[タスク]ペイン・メニューの[コラムを追加または削除]機能を
使用して、表示される列を設定できます。
7
タスクの詳細
タスク・リストで選択されたタスクの詳細が表示されます。タスク
の詳細は、タスク・タイプに応じて[タスク情報]領域と[タスク
添付]領域に分割されます。タスク・リストで複数のタスクを選択
した場合は、[タスクの詳細]領域に情報が表示されないか、消去
されます。
8
階層リンク
コンテキスト情報を提供するプロセスの現在タスクと前のタスク
の名前が表示されます。現在のタスクは、リストの最後(一番右)
にあります。階層リンクは、アクティブなタスクと完了したタスク
で表示されます。
9
添付カウント
添付されたアセットの数が表示されます。添付数が許容制限を超え
る場合、添付カウントは赤色で表示されます。ツールチップでは、制
限を超えた理由を含む詳細について説明しています。「ユーザー・
タスクの添付を追加および編集する」(373 ページ)をご参照くだ
さい。
10
タスク情報
タスクに割り当てられたメタデータを表示します。「ユーザー・タ
スク・データを表示および編集する」(372 ページ)をご参照くだ
さい。
368
タスク・ペインを使用する
11
表示とコントロール
説明
タスクの添付
タスクの添付がアセット・カードとして表示されます。各添付では
次が表示されます。
•
ヘッダー・フレームまたはクリップ・アイコン
•
アセット名とタイプ
•
削除ボタン(オプション)
アクティブなタスクから添付を削除し、新しい添付を追加するよう
にコントロールすることで、アクティブなタスクと完了したタスク
の添付を開くことができます。「ユーザー・タスクの添付を追加お
よび編集する」(373 ページ)をご参照ください。
12
アクション・ボタン
タスクに対してアクションをトリガーします。タスク・タイプに
よって使用可能なアクションが決まります。「ユーザー・タスクに
アクションを適用する」(371 ページ)をご参照ください。
タスク・ペインを使用する
[タスク]ペインは、
[タスク・リスト]領域と[タスクの詳細]領域に分割され、個別に表示したり、両方
を同時に表示することができます。
[タスク]ペインを開くには:
t
[ペイン](Panes)> [タスク](Tasks)の順に選択します。
[タスク・リスト]および[タスクの詳細]領域を表示または非表示にするには:
t
[リスト](List)ボタンをクリックします。
[タスク・リスト](Task List)領域が表示されます。
t
[タスク]ボタンをクリックします。
[タスク・リスト]
(Task
領域が表示されます。
t
(Task Details)
List)領域で選択したタスクの詳細を示す[タスクの詳細]
領域を非表示にするには、もう一度ボタンをクリックします。
両方の領域を同時に非表示にすることはできません。
369
タスク・ペインを使用する
タスク・リストのプロパティ・コラムを追加または削除するには:
1. [タスク](Tasks)ペインの右上角にある[ペイン・メニュー](Pane Menu)ボタンをクリックし、
[コラムを追加または削除](Add or Remove Columns)を選択します。
[コラムを追加または削除](Add or Remove Columns)ウィンドウが開きます。リストは共通プ
ロパティと MAM タスクに分割されています。
2. 追加するコラムを選択するか、削除するコラムの選択を解除します。
検索ボックスを使用して、特定のコラムを検索できます。
3.[x](閉じる)ボックスまたはウィンドウの外をクリックして設定を保存します。
タスク・リストを並べ替えるには:
1. 並び替えるコラムの見出しをクリックします。
コラムに矢印が表示されます。コラムの並び替えとその結果は、コラムの内容によって異なります。
例えば名前のコラムは、数字の小さいものから始めてアルファベット順、またはその逆で並び替え
られます。
2. 並び替え順を反転するには、コラムの見出しをもう一度クリックします。
タスク・リストに表示されるタスクをフィルターするには:
1. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
2.[フィルター](Filter)を選択します。
3. 以下のいずれかの操作を行います。
t
ステータスベースおよびタイムベースのフィルターを適用するには、[アクティブ](Active)、
[アクティブな過去 7 日間](Active and last 7 days)、または[アクティブな過去 30 日間]
(Active and last 30 days)を選択します。デフォルトでは[アクティブ](Active)が選択さ
れるため、アクションの必要なタスクのみが表示されます。他の 2 つのオプションでは、完了
したユーザー・タスク(これ以上編集できない終了したタスク)が表示されます。
t
タスク・タイプベースのフィルターを適用するには、メニューに表示されるいずれかのタスク・
タイプを選択するか、選択を解除します([リクエストを送信](Send Request)、[承認]
(Approval)など)。デフォルトではすべてのタスク・タイプが選択されています。
フィルターが適用され、タスク・リストが更新されます。
370
ユーザー・タスクを委任する
ユーザー・タスクを委任する
ユーザー・タスクを別のユーザーまたはユーザー・グループに委任できます。これは、プロセスの実行
中に行う必要があるアクションを別のユーザーまたはグループに割り当てることができることを意味し
ます。タスクの委任が可能かどうかは、Interplay MAM の規則によります。Interplay MAM のプロセ
スの構成で、選択したタスクの委任が許可される必要があります。
タスクを委任するには:
1.[タスク・リスト](Task List)で 1 つまたは複数のタスクを選択します。
2. ペイン・メニュー・ボタンをクリックします。
3.[委任先](Delegate To)を選択します。
リストには、選択したタスクを委任できるすべてのユーザーとグループが表示されます。
4. タスクを委任するユーザーまたはグループを選択します。
少なくとも 1 つのタスクに対して委任が正常に完了すると、タスク・リストが更新されます。委任さ
れたタスクは、プロセスの構成に応じてタスク・リストに表示されるか、タスク・リストから削除
されます。たとえば、グループにタスクを委任し、ユーザー自身がそのグループのメンバーである
場合、タスクはタスク・リストから削除されません。
ユーザー・タスクにアクションを適用する
アクティブなユーザー・タスクにアクションを適用できます(リクエストを送信、承認、拒否などのア
クション)。適用できるアクションは、タスクが Interplay MAM に属しているプロセスの構成よって異
なります。
タスクにアクションを適用するには:
1.[タスク・リスト](Task List)でタスクを選択します。
[タスクの詳細](Task List)領域で、適用可能な許可されたアクションごとに[アクション]
(Action)ボタンが表示されます。別のユーザーによってタスクがロックされている場合は、ボタン
が灰色で表示されます。選択したタスクに対してアクションが許可されない場合は、ボタンが表示
されません。
371
ユーザー・タスク・データを表示および編集する
2. 以下のいずれかの操作を行います。
t
[タスク・リスト]
(Task List)で選択したタスクを右クリックし、適用するアクションを選択
します。
t
[タスクの詳細](Task List)領域の下部で、適用するアクションのボタンをクリックします。
アクションが適用される間はタスクがロックされ、すべてのアクション・コントロールが無効にな
[タスク・リスト]領域と[タスク
ります。アクションが正常に適用されると、ロックが解除され、
の詳細]領域が更新されます。[タスク]ペインに適用されるフィルターとプロセスの構成に応じ
て、タスクがタスク・リストから削除されたり、新しいユーザー · タスクが作成されて表示されるこ
とがあります。
ユーザー・タスク・データを表示および編集する
[タスクの詳細]領域でタスク・メタデータを表示して編集できます。表示され、編集可能なメタデータ
フィールドは、Interplay MAM のタスク・テンプレートの構成によります。
タスク・メタデータを表示および編集するには:
1.[タスク・リスト](Task List)でタスクを選択します。
[タスクの詳細]
(Task List)領域に、そのタスクに構成されたメタデータ・フィールドが表示されます。
2. メタデータ・フィールドをクリックし、以下の図のように拒否理由などを入力します。
異なるメタデータ・フィールドについては、
「Interplay
ページ)をご参照ください。
372
(49
| Production メタデータの表示と編集」
ユーザー・タスクの添付を追加および編集する
3. 変更を保存するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
[保存](Save)ボタンをクリックします。
t
Ctrl+S(Windows)または Cmd+S(Macintosh)を押します。
t
メタデータ・フィールドの外側をクリックします。
変更を保存せずにアクションの適用、タスクの委任、別のタスクの選択、[タスク]ペインの終了、
またはログ・オフを行った場合は、変更内容の保存を求めるメッセージが表示されます。
ユーザー・タスクの添付を追加および編集する
プロセスを作成する場合は、少なくとも 1 つのアセットを添付します。ユーザー · タスクがプロセスに
よって発生する場合は、ユーザー・タスクのコンテキスト内で添付を編集できます。添付されたアセッ
トを表示したり、ユーザー · タスクからアセットを削除したり、[タスク]ペインで新しいアセットを追
加したりできます。追加できるアセットやアセットの数は、タスクが Interplay MAM に属しているプロ
セスの構成によって異なります。
[タスク]ペインでは、選択したタスクごとに、
[タスクの詳細]領域のヘッダーに添付数が表示されます。
添付数が許容制限を超える場合、添付カウントは赤色で表示されます。ツールチップでは、制限を超え
た理由を含む詳細について説明しています。
タスクにメディアを追加し、タスクの添付を編集するには:
1.[タスク・リスト](Task List)でタスクを選択します。
[タスクの詳細](Task List)領域では、添付されたアセット数がヘッダー領域に、添付されたア
セットが「アセット・カード」としてアセット領域に表示されます。
2. タスクに添付されたメディア・アセットを表示する場合は、アセット領域のヘッド・フレームをダ
ブルクリックします。
373
ユーザー・タスクの添付を追加および編集する
アセット(ビデオ・クリップ、オーディオ・クリップ、または基本シークエンス)が[メディア]
(Media)ペインに表示されます。
3. メディア・アセットをタスクに追加する場合は、以下のいずれかの操作を行います。
t
[アセット](Assets)ペインで 1 つまたは複数のアセットをクリックし、タスクのアセット領
域にドラッグします。
t
[検索](Search)ペインで 1 つまたは複数のアセットをクリックし、タスクのアセット領域に
ドラッグします。
t
アセット・モードの[メディア]
(Media)ビューアーに表示されるアセットをクリックし、タス
クのアセット領域にドラッグします。
ビデオ・アセットのヘッド・フレームまたはオーディオ・アセットのクリップ・アイコンが、アセッ
トを説明するメタデータと共にアセット領域に表示されます。無効なアセット・タイプをドラッグ
した場合は、メッセージが表示され、アセットは添付されません。
4.(オプション)エラー状態の情報を入手するには、赤色の添付テキストの上にマウス・ポインターを
移動します。
ツールチップでは、添付の最小数や最大数などの詳細について説明しています。
5.[アセット](Assets)ペインのフォルダーにタスクの添付を追加する場合は、アセット領域で添付
を選択し、これをアセットの参照先をペーストするフォルダーの名前またはアイコンにドラッグし、
マウス・ボタンを放します。
有効なアセットの参照先がフォルダーにペーストされ、フォルダーの内容として許可されていない
アセットへの参照はペーストされません。すでにフォルダ内に同じ識別子を持つアセットへの参照
がある場合は、メッセージが表示され、そのアセットはペーストされません。
6. 添付されたアセットを削除する場合は、アセット領域で[削除](Remove)ボタンをクリックします。
[削除](Remove)ボタンは、タスクが別のユーザーによってロックされている場合、すでに完了
している場合、または構成による添付の削除を許可しない場合は表示されません。
タスクにアクションを適用する場合は、[承認](Approval)ボタンや[リクエストを送信](Send
Request)ボタンなどをクリックすると、添付の許容範囲がチェックされます。添付されたアセット数が
設定された制限に違反する場合は、対応するメッセージが表示されます。
374
17 iPhone 用 MediaCentral | UX モバイル・アプリ
ケーション
MediaCentral | UX モバイル・アプリは、iPhone で動作し、局の iNEWS ニュースルーム・コンピュー
ター・システムと Interplay Production データベースに直接、安全にアクセスできるよう設計されたネ
イティブ・ユーザー・インターフェースです。
次の主要トピックでは、デバイスとモバイル・アプリに関する基本的なユーザー情報について説明します。
•
接続の基本
•
iPhone で MediaCentral UX を起動する
•
サイドバー
•
ユーザー・インターフェースのボタン
•
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする
•
ロールを変更する
•
iNEWS データベースにアクセスする
•
ストーリーを編集する
•
ストーリーを承認する
•
お気に入りを使用する
•
キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する
•
MediaCentral | UX と Interplay | Production
接続の基本
MediaCentral UX モバイル・アプリケーションを使用して、MediaCentral UX がサポートする多数の
アクションを実行することができます。
•
ストーリーを作成、編集、および承認します。
•
ニュース・ディレクトリに移動します。
•
スクリプトに関連付けられたビデオ・シークエンスを再生するには:
•
Interplay Production ディレクトリに移動します。
•
Interplay Production データベースからメディア・アセットを表示および再生します。
接続の基本
n
MediaCentral UX システムに iNEWS のみ設定のライセンスがある場合は、シークエンスまたはその他
のメディア・アセットのプレビューまたは再生はできません。
MediaCentral UX iPhone アプリケーションは、Wi-Fi やキャリア固有の携帯電話サービス(4G など)
を含む接続オプションの 1 つを使用します。
n
アプリケーションは、リストに表示される優先順位に従って、オプションのリストで最初に利用可能な
接続を自動的に選択します。
iPhone
iPhone には外部ボタンがほとんどありません。タッチ・ジェスチャーでコンテンツを移動します。例えば、
アイコンをタップして、アプリケーションを開始します。さまざまなメニュー・アイコンの表示などの
標準機能を実行するジェスチャーもあれば、特定のアプリケーション向けの機能を実行するジェス
チャーもあります。
ボタン
説明
ホーム・ボタンでは、スリープ中の iPhone のスリープを解除したり、アプリケーションを終了して
ホーム画面に戻ったりできます。
n
多くのアプリケーションを実行するほど、デバイスはメモリーやバッテリー電源を消費します。 デバイ
スのパフォーマンスを最適化するには、アプリケーションを終了する際にアプリケーションを閉じるよ
うにします。
モバイル・アプリケーション用ジェスチャー
タッチスクリーン・モバイル・デバイスのアプリケーションでは、ユーザーは指先のスワイプやタップ
のようにさまざまなジェスチャーを利用して特定のタスクを完了できます。ジェスチャーで可能なことは、
アプリケーションにより異なります。以下の表には、MediaCentral UX モバイル・アプリケーション内
でジェスチャーを使用する場所により異なる、特定のジェスチャーによる操作が記載されています。
場所
ジェスチャー
説明
サイドバー
右にスワイプ
サイドバーを表示します。
サイドバー
[戻る]ボタンをタップ
サイドバー
[戻る]ボタンをタップしたまま ファイル構造内の位置に関わらず、
[起動]ペインに
押さえる
戻ります。
サイドバー
星印をタップ(編集モード中)
376
[戻る]ボタンに名付けられた場所に移動します。
項目を[お気に入り]として選択または選択を解除
します。
iPhone に MediaCentral UX をインストールする
場所
ジェスチャー
起動ペイン
サイドバー
説明
[お気に入り]項目名をタップ(編 [お気に入り]リストに表示される項目名を変更でき
集モード中)
ます。
ストーリー・タイトルをタップし キューに表示されるストーリーのタイトル(スラグ)
たまま押さえる(編集モード中) を変更できます。
スクリプト・エディター 左にスワイプ
キュー・リストを表示します。
スクリプト・エディター タップしたまま押さえる
テキストの切り取り、コピー、ペーストやテキスト
の書式を変更できるメニューを開きます。
スクリプト・エディター プロダクション・キューまたは ストーリー・テキストが自動スクロールし、関連する
(キュー・リスト・サブセ マシン・コントロールの指示を プロダクション・キュー・マーカーが表示されます。
クション)
タップ
スクリプト・エディター プロダクション・キュー・マー キュー・リストが自動スクロールし、マーカーと関
(ス ト ー リ ー・サ ブ セ ク カーをタップ
連するプロダクション・キューやマシン・コントロー
ルの指示が表示されます。
ション)
メディア・ビューアー
タイムライン内でタッチ
ラッグ
& ド ビューアーのビデオ再生タイムライン内の新しいポ
ジションに移動します。
メディア・ビューアー
タイムライン内でタップ
プレイヘッドをタイムラインのポジションに移動し
ます。
メディア・ビューアー
全画面表示ビューアーをピンチ・ ビューアーをスクリプト・エディター内の元のサイ
イン
ズ、位置に縮小します。
iPhone に MediaCentral UX をインストールする
次の手順では、MediaCentral と iNEWS サーバーのライセンス認証、セットアップ、および設定が完了
しているものとみなします。
iPhone に MediaCentral UX をインストールするには:
1. iTunes(Apple ストア)を開きます。
2. MediaCentral UX アプリケーションを探します。
3.[ダウンロード]をタップします。
タッチスクリーン・デバイスに MediaCentral UX アプリケーションをインストールすると、アプ
リケーションを示すアイコンがホーム画面にインストールされます。アイコンは、他のアプリケー
ションと同様に、別の場所や新しいスクリーンに移動することができます。
377
iPhone で MediaCentral UX を起動する
iPhone で MediaCentral UX を起動する
MediaCentral UX をインストールすると、アプリケーションを示すアイコンが iPhone のホーム画面に
表示されます。Interplay Production アカウントを設定済みの場合、デバイスで MediaCentral アイコン
を選択して MediaCentral UX に接続することができます。MediaCentral UX の認証情報でサイン・イ
ンし、iNEWS または Interplay Production のアセットを参照することができます。
MediaCentral UX は、iNEWS Community をサポートしています。iNEWS Community の機能で、
複数の iNEWS システムを使用しているお客様のコンテンツの共有やストーリーのコラボレーションを
可能にします。
MediaCentral UX では、認証情報を入力して、1 つの iNEWS システムにサインインすることが必要です。
このシステムをローカル・システムと考えます。ローカル・システムが iNEWS コミュニティで設定さ
れている場合、コミュニティ内の別のシステムに自動的にサイン・インすることができます。このシス
テムをリモート・システムと考えます。MediaCentral UX の[起動]ペインでは、ローカル iNEWS シ
ステムが最初に表示され、以降にリモート・システムが表示されます。リモート・システムに接続する
には、システム名をタップします。
iNEWS Community について詳しくは、「iNEWS Community のサポート」(36 ページ)をご参照く
ださい
サインイン後に MediaCentral UX への接続が切断された場合、ダイアログ・ボックスに、サーバーに
再接続するか、MediaCentral UX をサインアウトするかの選択肢が表示されます。オフラインで作業す
る場合、キャッシュされたキューまたはストーリーを、
[お気に入り]
(Favorites)リストに一覧にして
「キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業
表示することができます。詳細は、
する」(400 ページ)を参照してください。
オフラインで作業を選択することもできます。デバイスにローカルでキャッシュされたキューやストー
リーは、[お気に入り](Favorites)リストに一覧にして表示することができます。サインイン画面で
[オフライン作業]を選択すると、MediaCentral UX は、最後にサインインしたときに使った認証情
報を使用します。詳しくは、「キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する」
(400 ページ)をご参照ください。
MediaCentral UX への接続が回復した場合、アクション・ボタンをタップし、[サインイン](Sign In)
を選択してサインインします。
MediaCentral UX を起動するには:
1. MediaCentral アイコンを選択して、モバイル・アプリケーションを起動します。
サインイン画面が表示されます。
378
iPhone で MediaCentral UX を起動する
2. MediaCentral UX のサーバー名を入力します。
3. MediaCentral UX のユーザー名とパスワードを入力します。
4. 以下のいずれかの操作を行います。
t
[サインイン](Sign In)ボタンをタップします。
サ イ ン・イ ン 後 に、MediaCentral UX は 選 択 し た Interplay Production サ ー バ ー ま た は
iNEWS システムに接続します。すべてのサーバーはサイドバーに表示されます。
n
MediaCentral UX の認証情報が間違っていたり、MediaCentral UX のアカウントに認証情報がない場合、
「認証に失敗しました。入力したユーザー名またはパスワードが間違っています。」というメッセージが
表示されます。[OK]をクリックすると、サインイン画面が表示され、正しい認証情報を入力すること
ができます。
t
[オフライン作業](Work
Offline)ボタンをタップします。
MediaCentral UX は最後にサインインした際使用した認証情報を使い、[お気に入り]リスト
にキャッシュしたキューとストーリーを表示します。
ヘルプ・システムを表示するには:
1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。
2.[ヘルプ](Help)を選択します。
サインアウトするには:
1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。
2.[サインアウト](Sign Out)を選択します。
アプリケーションを終了するには:
1. ホーム・ボタンを押します。
2.[閉じる](Close)を選択します。
379
サイドバー
サイドバー
iPhone で MediaCentral UX モバイル・アプリケーションにサイン・インすると、表示された画面の左
側にサイドバーを確認できます。これにより、iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムや、
Interplay Production データベースなど、MediaCentral UX と統合されているさまざまなシステムに
移動することができます。
[起動]ペインには、iNEWS プロジェクトおよび iNEWS Community の一
部である iNEWS サーバーが含まれます。
サイドバーの最上位には、[起動]ペインがあります。以下の図は、利用可能な Interplay Production
データベースと iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムを含む[起動]ペインや数個のユー
ザー定義の[お気に入り]を示しています。
[起動]ペインから、ファイル構造を移動したり、アセットを開くことができます。アセットを開いた後、
指で画面の右へとスワイプすると、サイドバーを表示できます。[表示 / 非表示]ボタンを使用して、サ
イドバーの表示を切り替えることもできます。
n
サイドバーの表示状態により、ボタンの模様が変更されます。
ボタン
説明
このボタンをタップして、使用可能な役割のリストを表示し、メニューから別の役割を選択します。
このボタンをタップして、サイドバーを表示します。
380
ユーザー・インターフェースのボタン
ボタン
説明
このボタンをタップして、サイドバーを非表示にします。
[更新]ボタンをタップしてキュー、ストーリー、およびメディア・アセットのリストを更新します。
[更新]ボタンを使用して、iNEWS データベースに表示されているキュー、およびストーリー、または
Interplay Production データベースに表示されているメディア・アセットを更新することができます。これ
により、ストーリー、その他新しい iNEWS または Interplay Production アセットに加えられた変更を
表示することができます。
編集モードでは、サイドバーの下部に配置された「+」は、[ストーリーを追加]ボタンとして動作しま
す。ユーザーはこのボタンをタップして、新しい空白ストーリーを作成できます。
ユーザー・インターフェースのボタン
MediaCentral UX モバイル・アプリケーションには、ユーザー・インターフェースの右上隅のエリアに
ボタンの小さなツールバーがあります。以下の表には、ボタンとその使用法が記載されています。
ボタン
説明
[ストーリーを承認]ボタンでは、キュー内のストーリーを承認できます。ユーザーはキューに対する
書き込みアクセス権が必要です。
n [ストーリーを承認]ボタンのアイコンは、承認済みのストーリーではオレンジ色、未承認のス
トーリーでは白色で表示されます。
[ストーリーを編集]ボタンでは、
[編集]ツールバーや仮想キーボードを表示して、開いているストー
リーを編集できます。
n [ストーリーを編集]ボタンのアイコンは、編集モードが有効な場合はオレンジ色、編集モード
が無効な場合は白色で表示されます。
[シークエンスを開く]ボタンでは、全体画面表示でシークエンスを開きます。このボタンは、ビデオ・
シークエンスがスクリプトに関連付けられると有効になります。
[アクション]
( Actions )ボタンでは、[再読み込み]
( Reload )、
[ログの送信]
( Send Log )、
[ヘ
ルプ]( Help )、[サインアウト]( Sign Out )を含むオプション・メニューを開きます。ログを送
信オプションは、 MediaCentral UX 設定でロギングを有効にした場合にのみ表示されます。詳し
くは、「MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする」(382 ページ)をご参照ください。
381
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする
MediaCentral UX 設定で、一部の設定を変更できます。
iPhone で MediaCentral UX モバイル・アプリケーション設定を変更するには:
1. MediaCentral UX を開始します。
2.[設定]アイコンをタップします。
3. アプリケーションのリストで MediaCentral UX を選択します。
以下の表では、一般設定について記載されています。
一般設定
説明
バージョン
表示する目的のみの場合、この値は現在インストールされているモバイル・アプリケー
ションのバージョンを示します。
ロギング
オンに設定すると、MediaCentral UX はセッションの作業内容のログを保存するので、
トラブルシューティングに使用できます。
アクション・ボタンをタップするとログ送信オプションが現れます。これによって直接
Avid にログを電子メール送信できます。ログ・ファイルが 15MB 以上の場合、直接送信
できません。このトピックで後述される iTunes のファイル共有機能を使用します。
OFF( デフォルト ) に設定するとロギングおよびログ送信オプションは使用できません。
ロギング・レベル
この設定では、ロギングを有効にしている場合の情報量を決定します。オプションには、
[情報]
(Info)、
[警告]
(Warn)、
[エラー]
(Error)があります。
[詳細]
(Verbose)、
タイムアウトのリクエスト オプションには、10 秒、20 秒、30 秒、1 分、2 分の間隔があります。
サインイン状態を維持
サインインしてから、MediaCentral UX へのサインイン状態を維持する場合は、オンに
設定します。
以下の表では、編集の設定について記載されています。
編集設定
説明
ストーリーの自動保存
オンに設定すると、MediaCentral UX では、変更したストーリーからシステムの他
のアセットに移動する場合に、ストーリーを自動的に保存します。オフに設定すると、
MediaCentral UX では変更の保存を確認するメッセージが表示されます。デフォル
トの設定はオンです。
ログ・ファイルを Avid に送信するには:
1. デバイスを Macintosh コンピュータに接続する :
2. iTune を開き、[デバイス]> [アプリケーション]に移動します。
3. アプリケーション・リストから、MediaCentral UX を選択します。
382
ロールを変更する
4. MediaCentral UX Documents リストでログ・フォルダーを選択します。
5.[保存]をクリック、もしくはフォルダーをコンピュータ内の保管場所までドラッグします。
6. ジップ・フォルダーを作成し、電子メールへ添付して Avid に送ります。
ロールを変更する
MediaCentral UX 設定およびライセンスによっては、プロジェクトで使用するロールを 1 つ以上持つこ
とができる場合もあります。各ロールには、関連するレイアウトと権限のセットがあります。使用可能な
役割を複数持っている場合、現在の役割を[起動]ペインの[役割]ボタンから変更することができます。
ロールについての詳細は、
『Avid
さい。
MediaCentral | UX アドミニストレーション・ガイド』をご参照くだ
役割を変更するには、次を行います:
t
[役割]ボタンをタップして、メニューから新しい役割を選択します。
383
iNEWS データベースにアクセスする
iNEWS データベースにアクセスする
iNEWS データベースは、iNEWS システムのバックボーンです。ニュースルーム(ストーリー、スクリ
プト、ランダウン)に作成したデータを、iNEWS サーバーのデータベースに保存します。キューにはス
トーリーがあり、ディレクトリ(フォルダーとも呼ばれる)にキューが保存されます。
モバイル・アプリケーションで表示する場合、利用可能な iNEWS システムはサイドバーにディレクト
リやキューと並べて表示されます。MediaCentral UX v1.7 以降は、変更が加えられた時に自動的に更
新するようマークされたキューは、ページ付けなしでサイドバーに表示されます。続けてスクロールす
ると、これらのキューにあるすべてのストーリーを見ることができます。
n
キューが 1,000 以上のストーリーを含む時、MediaCentral UX がそれらを受信して表示するまでに時間
がかかる場合があります。MediaCentral UX 設定で[タイムアウトを要求]の値を増やす必要があります。
詳しくは、「MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする」(382 ページ)をご参照ください。
アプリケーションでは、さまざまなアイコンが使用され、ディレクトリ、キュー、ストーリーが区別さ
れます。
アイコン
説明
ディレクトリには、キューやその他のサブディレクトリが置かれます。キューとは異なり、ディレ
[ワイヤ]フォルダーには、受信するワイヤ・ス
クトリにはストーリーは含まれません。たとえば、
トーリーのあるキューが含まれます。
キューでは、詳細カテゴリーにストーリーを整理できます。番組のランダウンはキューの一例です。
ストーリー(例えば、ワイヤ・ストーリー)には、連絡先、ニュース・イベントの説明などのテキ
ストが含まれます。いかなるストーリーも、番組のスクリプトにすることができます。スクリプトには、
プロダクション・キュー、マシン・コントロールの指示、プレゼンターの指示、関連するビデオ・
シークエンスを含む、テキスト以外の追加データがあります。
[お気に入り]リストに選択した iNEWS システム・ディレクトリの先には、アイコンに金色の星印が付
きます。
以下の図は、お気に入り先としてマークされた 2 つのディレクトリを持つ iNEWS システム・ディレク
トリの例を示しています。
384
iNEWS データベースにアクセスする
n
サイドバーで iNEWS システム・ディレクトリの最上位を確認すると、
[戻る]ボタンには[起動]の文
字が表示されます。これは、このボタンをタップすると[起動]ペインの前のビューに戻ることを意味
します。ただし、ボタン名はシステム・ディレクトリのさらに下まで移動すると変更されます。
MediaCentral UX モバイル・アプリケーションからディレクトリ、キュー、ストーリーを開くことがで
きます。ディレクトリとキューは、サイドバー内で開きます。ストーリーは、スクリプト・エディター内
でサイドバーの右側に開きます。
n
キー・ロックが適用されている iNEWS ストーリーを開くには、そのストーリー用のパスワードをタイプ
入力する必要があります。
ディレクトリを開くには:
1. ディレクトリに移動します。
2. 画面上のフォルダーをタップして開きます。
n
システムのディレクトリ構造を移動すると、アプリケーションには、画面上部にデータベース内のパス
や場所が表示されます。
次の図は、受信するワイヤ・ストーリーを含む数々のキューを表示する[ワイヤ]ディレクトリが
開いている状態を示しています。
385
iNEWS データベースにアクセスする
MUCINEWS iNEWS サーバーの[ワイヤ]ディレクトリで、リストの上部に[戻る]ボタンがあります。
ディレクトリやキューから戻るには:
t
n
[戻る](Back)ボタンをタップします。
[戻る]ボタンに「戻る」の文字は表示されません。このボタンの名前は、ディレクトリ内をどこまで移
動したかにより異なります。
キューを開くには:
1. ディレクトリ内のキューに移動します。
2. キューをタップして開きます。
以下の図は、ランダウン・キューの例を示しています。
386
iNEWS データベースにアクセスする
既存のストーリーを開くには:
1. キュー内のストーリーに移動します。
n
チェック・マーク付きのストーリー・アイコンは、ストーリーが「承認済み」であることを示しています。
ストーリーの承認は、ワークステーションまたは iNEWSMediaCentral UX から行えます。
2. ストーリーをタップして開きます。
ストーリーがスクリプト・エディター内に開きます。2 つのセクションがあります。
-
ストーリーには、ストーリーのテキスト、プレゼンターの指示、プロダクション・キュー・マー
カーがあります。
-
キュー・リストには、プロダクション・キューやマシン・コントロールの指示があります。
以下の図では、ストーリー・セクションを開いたスクリプト・エディターが示され、数値で示され
たプロダクション・キュー・マーカーを持つストーリーが表示されています。
387
iNEWS データベースにアクセスする
プレゼンターの指示は、ストーリー本文に赤色のテキストで表示されます。
3. ストーリーを表示中に左にスワイプすると、キュー・リストが表示されます。
ストーリー内の数値のプロダクション・キュー・マーカーは、プロダクション・キューやマシン・
コントロールの指示と並べて、ストーリーの右側のキュー・リストに表示されます。黒色のテキス
トは、プロダクション・キューを示しています。青色のテキストは、マシン・コントロールの指示
を示しています(存在する場合)
。
388
iNEWS データベースにアクセスする
n
iPhone の画面サイズに限りがあるため、モバイル・アプリケーションではスクリプト・エディターでサ
イドバーを表示しません。サイドバーを表示するには随時、ストーリー・セクションから右にスワイプ
するか、[表示 / 非表示]ボタンを使用します(「サイドバー」(380 ページ)をご参照ください)。
ストーリーを再読み込みするには:
1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。
2.[再読み込み](Reload)をタップします。
新しいストーリーを作成するには:
1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. キュー内で新しいストーリーを挿入したい場所の下にあるストーリーをタップします。
3. サイドバーの下部にある[ストーリーを追加](Add Story)ボタンをタップします。
「「ストーリーを編集する」
(390 ペー
4. サイドバーのストーリー・タイトルを変更します。詳しくは、
ジ)」のストーリー・タイトルの編集手順をご参照ください。
5.[完了](Done)をタップします。
スクリプトに関連するビデオを表示する
MediaCentral UX Web アプリケーションでシークエンスがストーリーに関連付けられている場合、
MediaCentral UX のメディア・ビューアーでストーリーをプレビューできます。
n
MediaCentral UX システムに iNEWS のみ設定のライセンスがある場合は、シークエンスまたはその他
のメディア・アセットのプレビューまたは再生はできません。
ビデオとスクリプトと関連させる場合、
[シークエンスを開く]ボタンを使用して、ビューアーを全体画
面表示で開き、シークエンスをプレビューします。以下の表には、メディア・ビューアーを開いたり、使用
できるボタンを示しています。
ボタン
説明
[再生]ボタンでは、シークエンスを再生してストーリーと関連するビデオをプレビューできます。
シークエンスの再生中、このボタンは[一時停止]ボタンに変更されます。
プレイヘッドでは、ビューアーのビデオ再生タイムライン内の新しいポジションに移動できます。
[最大化]ボタンは、ビューアーを全体画面表示に拡大します。ビューアーが最大画面表示に拡大さ
れると、このボタンは[最小化]ボタンに変更されます。
[シークエンスを開く]ボタンは、ビューアーを最大画面表示で開きます。
389
ストーリーを編集する
以下の方法で、作成されたビデオ・シークエンスを確認できます。
n
•
MediaCentral UX でシークエンスを作成して変更しました。
•
MediaCentral UX でシークエンスを作成して、NewsCutter または Media Composer で変更しました。
この場合、メディア・ビューアーで一部のエフェクトが表示されない場合があります。
•
Instinct でシークエンスを作成して、MediaCentral UX で変更しました。
NewsCutter や Media Composer で作成されたビデオ・シークエンスを直接表示したり、Interplay Assist や
Interplay Access で作成されたショットリストを再生したりすることはできません。
スクリプトと関連されたビデオ・シークエンスを表示するには:
1.[シークエンスを開く](Open Sequence)ボタン(またはビューアーの[最大化](Maximize)ボ
(Play)ボタンをタップ
タン)をタップして、ビューアーを全体画面表示で開きます。次に[再生]
します。
2.(オプション)ビューアーを拡大する場合、[最小化](Minimize)ボタンをタップして、スクリプ
ト・エディター内の元のサイズと場所にビューアーを復元できます。
再生用にシークエンス・ビデオ・プロキシを再生成するには:
1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。
2.[再読み込み](Reload)をタップします。
ストーリーを編集する
モバイル・アプリケーションを使用して、新しいストーリーの作成や既存ストーリーの編集ができます。
ストーリーのタイトルも変更できます。
ストーリーが編集中の場合、システムは編集ロックを取得し、作業中に他のユーザーがストーリーを変
更できないようにします。編集ロックは、ストーリー本文を編集する際には本文のみに適用され、サイ
ドバーのストーリー・タイトル(スラグ)を編集する際またはストーリーを承認する際には、タイトル
のみに適用されます。新しいストーリーを開始する際には、編集ロックはストーリー本文およびストー
リー・タイトルの両方に適用されます。ストーリーを保存、終了したり、変更を破棄すると、編集ロッ
クは解除されます。
n
キー・ロックが適用されている iNEWS ストーリーを開くには、そのストーリー用のパスワードをタイプ
入力する必要があります。
MediaCentral UX では、ほとんどのテキスト編集アプリケーションにある標準の編集機能(切り取り、
コピー、ペーストを含む)に対応しています。
390
ストーリーを編集する
切り取り、コピー、ペーストを使用して、テキストを 1 つのストーリー内や、1 つのストーリーから別の
ストーリーへ移動できます。テキストを切り取るまたはコピーする場合、そのテキストはクリップボー
ドに保存されます。クリップボードは一度に 1 ブロックのみ保存します。したがって、新しいテキストを
切り取るまたはコピーすると、前に保存したテキストは上書きされます。
既存のストーリーを編集するには:
1. キュー内の既存のストーリーに移動して開きます。
2.[ストーリーを編集](Edit Story)ボタンをタップします。
[ストーリーを編集]ボタンのアイコンの色が白色からオレンジ色に変更されると、編集モードが有
効になり、ストーリーを編集できます。編集ロックを使用すると、編集中に他のユーザーがストー
リーを変更できないようにします。
3. ストーリーでタップして、テキストの編集を開始します。
4. 変更を完了した後で、ストーリーを保存します。詳細は詳しくは、「「ストーリーの保存方法」(392
ページ)」をご参照ください。
テキストを編集するには:
1. ストーリーをタップしたまま押さえて、[選択](Select)または[すべて選択](Select All)のい
ずれかをタップします。
2. 以下のいずれかを選択します。
t
[カット](Cut)を選択します。
t
[コピー](Copy)を選択します。
t
[ペースト](Paste)を選択します。
391
ストーリーを編集する
新しいストーリーを作成するには:
1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. サイドバーの下部にある[ストーリーを追加](Add Story)ボタンをタップします。
n
サイドバーで[編集]ボタンをタップすると、サイドバーには[ストーリーを追加]ボタンのみが表示
されます。
空白のストーリーは、ストーリーですでに有効となっている編集モードで、現在のキューに追加さ
れます。編集ロックを使用すると、編集中に他のユーザーがストーリーを変更できないようになり
ます。カーソルは、空白のタイトル・フィールドに移動されます。
(スクリプト・エディターで)編集モードの場合に、アプリケーションには仮想キーボードが表示さ
れます。
n
MediaCentral UX アプリケーションでは、Bluetooth キーボードも使用できます。
3. ストーリーのタイトルを入力します。
4.(オプション)プロダクション・キューやマシン・コントロールの指示を入力します。
5. ストーリーを保存します。詳細は詳しくは、「「ストーリーの保存方法」(392 ページ)」をご参照く
ださい。
ストーリーのタイトル(スラグ)を編集するには:
1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. サイドバーのキューから、編集したいストーリー・タイトルをタップしたまま押さえます。
3. カーソルが表示され、ストーリー名を変更できます。
4.[完了](Done)をタップします。
ストーリーの保存方法
編集モードでストーリーを変更してから[ストーリーの編集]ボタンをタップして、新しく作成したストー
リーや、変更した既存のストーリーを保存できます。変更を保存するかどうかを確認するメッセージが表示
されます。ストーリーを保存するか、変更を保存しないで編集モードを終了するかを選択できます。
392
ストーリーを編集する
次の場合にもストーリーが保存されます。
•
別のアプリケーションに切り替えたり、ホーム・ボタンを押して
ウンドに送ったりした場合。
MediaCentral UX をバックグラ
•
オートロック・タイムアウトによりデバイスがスリープ・モードに入った場合。
MediaCentral UX 設定でストーリーの自動保存を有効にしている場合、新しく作成したストーリーや、
変更した既存のストーリーを、複数の方法で保存できます。
•
キュー内で別のストーリーをタップすると、アプリケーションは変更したストーリーを自動保存し
ます。
•
Interplay Production サーバーから、表示するアセットを選択した場合、アプリケーションは変更
したストーリーを自動保存します。
• [起動]ペインで役割を変更すると、アプリケーションは変更したストーリーを自動保存します。
•
アプリケーションからサイン・アウトすると、アプリケーションは変更したストーリーを自動保存
します。
スクリプトの書式設定
ストーリーを記述する際、テキストはデフォルトのテキスト・スタイルで表示されます。ただし、デフォ
ルト・フォントを太字にするなど、テキストの外観を変更できます。ニュース放送用のスクリプトとし
てストーリーの書式設定を行う場合、プレゼンター用の指示やクローズド・キャプションなどのテキス
トの特殊スタイルを使用して、特定のテキストと区別することがよくあります。
通常、プレゼンター指示は、ニュース・プレゼンター(ニュース・アンカーとも呼ばれる)への特別な
指示として使用されます。プレゼンター指示用のテキストは、テレプロンプターで反転表示されて赤色
で表示されます。このテキストは、システムが読み取り時間を計算する方法に影響しません。
一般に、サウンドバイトのトランスクリプションにはクローズド・キャプションを使用します。クロー
ズド・キャプション用のテキストは緑色で表示されます。また、聴覚障害者用にせりふを放送するため
のデバイスを局で使用している場合は、クローズド・キャプション・エンコーダーに送信されます。ク
ローズド・キャプションのテキストはテレプロンプターには表示されません。また、システムの読み取
り時間計算にも影響しません。
n
システムは、デフォルトのテキスト・スタイルをテレプロンプターと局で使用されるクローズド・キャ
プション・エンコーダーの両方に送信します。
モバイル・アプリケーションには、メニューにボタンがあり、テキストの書式設定を太字、斜体、下線
に変更できたり、放送スクリプト用の特殊な文字設定が行えます。
393
ストーリーを編集する
テキストの書式設定を行うには、適したテキストを選択して、以下のいずれかの操作を行います。
n
t
テキストを太字にするには、タップしたまま押さえて、次に[B]ボタンを選択します。
t
テキストを斜体にするには、タップしたまま押さえて、次に[I]ボタンを選択します。
t
テキストを下線にするには、タップしたまま押さえて、次に[U]ボタンを選択します。
t
テキストをプレゼンターの指示としてマークするには、タップしたまま押さえて、次にプレゼンター
用の[P]を選択します。
t
テキストをクローズド・キャプション・テキストとしてマークするには、タップしたまま押さえて、
次にクローズド・キャプション用の[CC]を選択します。
t
テキストを標準テキストとしてマークするには、タップしたまま押さえて、次に標準用の[N]を
選択します。
テキストの入力前にも書式設定を選択できます。 新しいテキストを入力すると、選択した書式設定で表
示されます。入力するテキストの書式を変更するには、別の書式を選択します。
プロダクション・キューを追加する
新しい放送用のスクリプトとしてストーリーをフォーマットする際、技術スタッフへの情報提供と、文
字ジェネレーターなどの装置用のマシン・コントロール・コマンド提供の目的で、プロダクション・
キューを追加できます。
iPhone のモバイル・アプリケーションでは、メニューに[プラス](+)ボタンがあり、この情報をスク
リプトに追加できます。
プロダクション・キューをストーリー・エリアのスクリプトに追加し、それらをスクリプト・エディター
のキュー・リスト・エリアで編集します。スクリプトに追加されると、各プロダクション・キューには
関連番号が付けられます。その番号は、スクリプト内のプロダクション・キュー・マーカーとして表示さ
れ、キュー・リスト内のプロダクション・キュー・のテキスト・ボックスの挿入場所と一致しています。
各マーカーは、選択して必要に応じてストーリー内に移動したり、ストーリーから削除したりできます。
移動または削除すると、そのマーカーに関連付けられたテキストも移動または削除されます。
394
ストーリーを編集する
プロダクション・キューをスクリプトに挿入するには:
1. プロダクション・キュー・マーカーを挿入したいストーリーにカーソルを置きます。
2. タップして押さえたまま、[プラス](+)ボタンを選択します。
MediaCentral UX は、カーソルが置かれているストーリーに番号が振られたプロダクション・
キュー・マーカーを追加します。マーカーは、キュー・リストに配置された同じ番号のプロダクショ
ン・キューに対応しています。
3. 左にスワイプしてキュー・リストを表示し、プロダクション・キューを編集します。
「On Camera」
、
「Take SOT」
、
「Take Live」
4. プロダクション・キュー情報を入力します(「Take VO」、
など)
。
n
アプリケーション内の他の場所に移動すると、新しく挿入されたプロダクション・キューの情報が自動
的に保存されます。アプリケーションをサインアウトまたは終了しようとすると、変更の保存か破棄の
いずれかを確認するメッセージが表示されます。
スクリプト内でプロダクション・キューを移動するには:
t
プロダクション・キュー・マーカーを選択してカットし、スクリプト内の別の場所にペーストします。
プロダクション・キューをスクリプトから削除するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
プロダクション・キュー・マーカーの右にカーソルを置き、Delete キーを押します。
t
プロダクション・キュー・マーカーを選択して、Delete キーをタップします。
マシン・コントロールの指示を追加する
局が iNEWS Command などの放送管理システムに統合されている場合、プロダクション・キューにマ
シン・コントロール指示が含まれる場合があります。
これらの指示の先頭には、アスタリスク(*)を追加し、デバイス用のコマンドで始まるフォーマットで
記述する必要があります(キャラクター・ジェネレーター用の CG など)。このコマンド後、フォーマッ
トは、フルフィルメント・データ用の 2 行を含むテンプレートの 2 行などの特定の項目やテンプレート
を指定します。追加の情報やコメントは、同じプロダクション・キュー・テキスト・ボックス内の後続
の行に続きます。
395
ストーリーを編集する
以下の手順は、2 行のキャラクター・ジェネレーター・グラフィック用のマシン・コントロールの指示例
を示しています。最初の行で正しいテンプレートを呼び出し、テキストの次の行でグラフィックに表示
されるフルフィルメント・データを提供します。
CG イベント用のマシン・コントロールの指示を追加するには:
1. プロダクション・キューをスクリプトに追加または開きます。
2. 左にスワイプして、プロダクション・キューのキュー・リストを表示します。
3. マシン・コントロール・コマンドを入力して(たとえば *CG 2line)、Return キーを押します。
n
アスタリスク(*)を入力すると、標準から青色のフォントで表示されるマシン・コントロールの書式に
入力するテキストが自動的に切り替わります。メニューには[MC]オプションもあり、プロダクショ
ン・キュー内のマシン・コントロールの指示として、テキストの書式を選択できます。
4. 2 行の CG グラフィックに表示されるテキストの 1 行目を入力して(たとえば John Smith)、Return
キーを押します。
5. 2 行の CG グラフィック用の 2 行目を入力します(たとえば Pleasantville, USA)。
CG マシン・コントロールの指示が青色フォントで表示されます。
ストーリーでリンクを使用する
ストーリーには、シンプル・テキスト以外にも多くのテキストが含まれています。ウェブ・ページへの
URL や必要な連絡先のメール・アドレスを含めることができます。ウェブ・リンクやメール・アドレス
をストーリーに入力すると、ダイナミック・リンクになります。リンクを使って、タブレットのブラウ
ザーを開いたり、電子メール・ウィンドウを開くことができます。
ストーリーからウェブ・リンクを開くには:
t
ストーリー内のリンクをタップします。
デバイスのウェブ・ブラウザーが開き、ウェブ・ページが読み込まれます。
ストーリーから電話をかけるには:
1. ストーリー内の電話番号をタップしたまま押さえます。
ダイアログ・ボックスが表示されます。
396
ストーリーを承認する
2. 番号をタップしてダイヤルします。[連絡先に追加](Add to Contacts)を選択して、番号を電話
帳に追加したり、番号を別の文書にコピー & ペーストすることもできます。
ストーリーから連絡先にメール送信するには:
1. ストーリー内のメール・アドレスをタップします。
デフォルトのメール・アプリケーションが使用され、メール・ウィンドウが開きます。
2. メールを記述します。
3.[送信](Send)をタップします。
ストーリーを承認する
ストーリーの認可または承認機能を使用すると、プロデューサーは、番組内のどのスクリプトが放送前
にレビューされているのかを識別することができます。ストーリーの承認は、iNEWS ワークステーション、
または、iPad 用または iPhone 用 MediaCentral UX モバイル・アプリケーションから行えます。
n
ストーリーを承認するには、選択されたストーリーのキューに対する書き込みアクセス権が必要です。
モバイル・アプリケーションからストーリーを承認するには:
1. 承認したいストーリーを開きます。
2.[ストーリーを承認](Approve Story)ボタンをタップして、[承認](Approve)をタップします。
モバイル・アプリケーションからストーリーの承認を削除するには:
1. 承認を削除したいストーリーを開きます。
2.[ストーリーを承認](Approve Story)ボタンをタップして、[未承認](Unapprove)をタップし
ます。
397
お気に入りを使用する
お気に入りを使用する
移動が簡単になるよう、ニュースルーム・システムまたは Interplay Production の特定の場所を[お気
に入り]として指定できます。[お気に入り]は、[起動]ペインのリストに表示されます。
モバイル・アプリケーションから[お気に入り]リストを使用して、最も頻繁に使用するアセット、ディ
レクトリ、キュー、ストーリーにすばやく移動できます。[お気に入り]リストは、新しい[お気に入り]
を作成したり、名前を編集したり、リストから既存の[お気に入り]を削除することで編集できます。
[お気に入り]を作成するには:
1.[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. お気に入りとして指定するディレクトリ、アセット、キュー、ストーリーの隣にある灰色の星印を
タップします。金色の星印は選択されたことを示し、灰色の星印は選択されていないことを示して
います。一度に複数を選択できます。
3.[完了](Done)ボタンをタップします。
すべての選択は、
[起動]ペインの[お気に入り]リストに表示されます。金色の星印は、システム・
ディレクトリ内のお気に入りのアイコンごとに表示されます。
398
お気に入りを使用する
[お気に入り]の名前を編集するには:
1.[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. 編集したいリスト内の名前をタップします。
3. カーソルが表示されると、名前を変更できます。
たとえば、
[お気に入り]リストに複数のランダウン・キューを作成しようとすると、その一部は同
じキュー名を共有する場合があります。朝の番組、正午の番組、夜のニュース放送に適用されるラ
ンダウンを区別するために、リスト内でそれぞれを編集できます。
4.[完了](Done)ボタンをタップします。
[お気に入り]
(Favorite)の名前が変更されます。これは iNEWS および Interplay Production 内のア
セット、ストーリー、キュー、ランダウンの名前には影響しません。
[お気に入り]を削除するには:
1.[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. お気に入りから削除するディレクトリ、キュー、ストーリーの左隣をタップします。一度に複数を選択
できます。
選択項目のタイトルの横にチェック・マークがつき、灰色の丸で囲まれたものは選択されていない
ことを示します。
3.[完了](Done)ボタンをタップします。
399
キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する
キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作
業する
局の iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムに接続されていなくても、MediaCentral UX
モバイル・アプリケーションを使用し、ローカルにキャッシュされたキューとストーリーをモバイル・
デバイスに表示することができます。
オフライン・モードで作業する際、起動パネルには、
[お気に入り]
(Favorites)リストのキャッシュさ
れたキューやストーリーが表示されます。
キャッシュされたキューやストーリーについては、以下の点に注意してください。
•
オフライン・モードのキャッシュされたキューから、プレゼンター・モードで作業することができ
ます。
•
キューをキャッシュするには、その長さによって時間がかかる場合があります。キャッシュ操作
を手動でキャンセルすることができます。詳しくは、「キューとストーリーをキャッシュする」
(400 ページ)をご参照ください。
•
キャッシュ操作を手動でキャンセルした場合、キューやストーリーは何も保存されません。
•
最大 1,000 件のストーリーを含むキューをキャッシュすることができます。 これ以上のキューが含
まれる場合、MediaCentral UX は最初の 1,000 件のストーリーのみキャッシュします。
•
ストーリーのキャッシュ中にエラーが発生した場合(たとえば、サーバーへの接続が失われた、デバ
イスをロックした場合など)は、キャッシュ操作が中断されます。
•
MediaCentral UX は、正常な操作が行われた場合にのみキャッシュのコンテンツを更新します。以前
に同じキューまたはストーリーをキャッシュしたことがある場合は、古いキャッシュにアクセスす
ることができます。
•
キャッシュを行うためにマークされたキューからストーリーの全体または一部を削除した場合、
キャッシュ操作でスキップされます。
•
キューおよびそのキュー内のストーリーの両方をお気に入りとして指定した場合、キャッシュ操作
で、そのストーリーから 2 つの独立したバージョンが作成され、一方のバージョンはキャッシュさ
れたキュー内に、もう一方は個別のストーリーとしてキャッシュされます。
キューとストーリーをキャッシュする
オフライン・モードでキューやストーリーを表示するには、ローカルにキャッシュされ、サーバーへの接続
「お気に入りを使用する」
(398
がないときでも表示できるように、お気に入りに設定する必要があります(
ページ)参照)。
[お気に入り](Favorites)リストから項目を削除することにより、キューまたはストーリーのキャッ
シュを削除することができます。
400
キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する
お気に入りリストにキューやストーリーをキャッシュするには:
1.[起動](Launch)ペインで[編集](Edit)ボタンをタップし、次にキャッシュする[お気に入り]
(Favorites)リストのキューまたはストーリーの左横をタップします。一度に複数のキューまたはス
トーリーを選択できます。
キューまたはストーリーのタイトルの横にチェック・マークが表示されます。
2.[キャッシュ](Cache)ボタンをタップします。
キャッシュ操作の状況が進捗バーに表示されます。キャッシュ操作を停止するには、[キャンセル]
(Cancel)ボタンをタップします。
キャッシュが完了すると、操作の結果を示すダイアログ・ボックスが表示されます。
3.[OK]をクリックします。
デバイスからキャッシュを削除するには:
(Launch)ペインで[編集]
(Edit)ボタンをタップし、次に削除する[お気に入り]
(Favorites)
1.[起動]
リストのキューまたはストーリーを選択します。
キューまたはストーリーのタイトルの横にチェック・マークが表示されます。
2.[ゴミ箱](Trash)ボタンをタップします。
キューまたはストーリーが[お気に入り](Favorites)リストから削除され、キャッシュが消去さ
れます。
キューやストーリーをオフライン・モードで表示する
MediaCentral UX との接続が切断した場合、オフラインでの作業を選択できます。これにより、モバイ
ル機器にキャッシュされたキューとストーリーを表示することができます。
401
MediaCentral | UX と Interplay | Production
MediaCentral UX との接続が切断された後、キャッシュされたキューとキャッシュを表示するには:
(Connection Failure)ダイアログ・ボックスで、
[オフライン作業]
(Work Offline)
1.[接続に失敗]
をタップします。
[お気に入り]リストのキャッシュされたキューとストーリーすべてと共に、
MediaCentral UX は、
[起動]ペインを表示します。
2. キューまたはストーリーをタップして開きます。
MediaCentral | UX と Interplay | Production
Interplay Production データベースに保存されている、ビデオ・クリップ、オーディオ・クリップ、グラ
フィックなどのメディア・アセットにアクセスできます。モバイル・アプリケーションで表示する場合、
利用可能な Interplay Production システムはサイドバーにディレクトリやメディア・アセットと並べて
表示されます。
Interplay Production アセットを特定するために、別のアイコンが使用されています。
アイコン
説明
ディレクトリには、メディア・アセットやその他のサブディレクトリが置かれます。
オーディオ・クリップは、キャプチャ済みオーディオまたはインポート済みファイルから形成され
たオーディオ・メディア・ファイルを参照します。オーディオ・クリップは Media ビューアーでオー
ディオ・クリップ・アイコンとして表示されます。
マスター・クリップは、キャプチャ済み素材またはインポート済みファイルから形成された、オー
ディオおよびビデオのメディアファイルを参照します。
サブクリップはマスター・クリップ内の選択した区間を参照します。
シークエンスは他のクリップから作成して編集したプログラムの一部または全体を表します。
402
MediaCentral | UX と Interplay | Production
アイコン
説明
エフェクト・クリップは、作成済みでレンダリングしていないエフェクトを参照します。Media
ビューアーではエフェクト・クリップをプレビューできません。
グループ・クリップは複数のグループ・クリップを格納して、共通タイムコードに基づいてグルー
プ化されます。
[お気に入り]リストに選択した Interplay
色の星印が付きます。
n
Production システム・ディレクトリの先には、アイコンに金
サイドバーでアセット・ディレクトリの最上位を確認すると、
[戻る]ボタンには[起動]の文字が表示
されます。これは、このボタンをタップすると[起動]ペインの前のビューに戻ることを意味します。た
だし、ボタン名はシステム・ディレクトリのさらに下まで移動すると変更されます。
MediaCentral | UX でメディア・アセットを表示する
MediaCentral UX を使用して、Interplay Production データベースに保存されているディレクトリや
メディア・アセットを開くことができます。ディレクトリとアセットのリストは、サイドバー内で開き
ます。Media ビューアーでアセットを表示および再生することができます。
アセット・リストおよびメディア・ビューアー
— 左スクリーン:選択したディレクトリ、[表示 / 非表示](Show/Hide)ボタン、選択
したアセット。右スクリーン: [アクション](Action)ボタン、Media プレイヤー、メディア・コントロール
403
MediaCentral | UX と Interplay | Production
ディレクトリを開くには:
1. ディレクトリに移動します。
2. 画面上のフォルダーをタップして開きます。
n
システムのディレクトリ構造を移動すると、アプリケーションには、画面上部にデータベース内のパス
や場所が表示されます。
次の図では、Scuba Diver ディレクトリを開いて 1 つのサブディレクトリと複数のメディア・アセッ
トを表示した状態を示しています。
Interplay Production サーバーの Scuba Diver ディレクトリで、親ディレクトリを示すリストの上部に[戻る]ボタンがあります。
ディレクトリから戻るには:
t
n
[戻る](Back)ボタンをタップします。
[戻る]ボタンに「戻る」の文字は表示されません。このボタンの名前は、ディレクトリ内をどこまで移
動したかにより異なります。
404
MediaCentral | UX と Interplay | Production
メディア・アセットを開いて再生するには:
1. ディレクトリ内のアセットに移動します。
2. ビデオまたはオーディオ・アセットをタップします。
メディア・ビューアーでアセットが開き、サイドバー内のアセット・リストが置き換えられます。
メディア・コントロール: [再生](Play)ボタン、ポジション・インジケータ、[フル・スクリーン](Full
Screen)ボタン
3.[再生]ボタンをタップして、アセットを再生します。
4. メディア・アセットをスクラブする場合、またはクリップの特定の位置に移動する場合は、ポジショ
ン・インジケータをタップしたまま新しい位置にドラッグします。
5. フル・スクリーン・モードでビデオ・クリップを表示する場合は、[フル・スクリーン]ボタンを
タップします。
メディア・ビューアーが画面いっぱいまで広がり、ビデオ・クリップの再生が始まります。
アセットを再読み込みするには:
1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。
2.[再読み込み](Reload)をタップします。
405
18 iPad 用 MediaCentral | UX タブレット・アプリ
ケーション
MediaCentral | UX タブレット・アプリは、iPad タブレットで動作し、局の iNEWS ニュースルーム・
コンピューター・システムと Interplay Production データベースに直接、安全にアクセスできるよう設
計されたネイティブ・ユーザー・インターフェースです。
以下の主要トピックでは、デバイスとタブレット・アプリに関する基本的なユーザー情報について説明
します。
•
接続の基本
•
iPad に MediaCentral UX をインストールする
•
タブレットで MediaCentral
•
サイドバー
•
ユーザー・インターフェースのボタン
•
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする
•
ロールを変更する
•
iNEWS データベースにアクセスする
•
ストーリーを編集する
•
ストーリーを承認する
•
プレゼンター・モードに切り替える
•
お気に入りを使用する
•
キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する
•
MediaCentral | UX と Interplay | Production
UX を起動する
接続の基本
MediaCentral UX タブレット・アプリを使用して、MediaCentral UX Web がサポートする多数のア
クションを実行することができます。
•
ストーリーを作成、編集、および承認します。
•
ニュース・ディレクトリに移動します。
接続の基本
n
•
スクリプトに関連付けられたビデオ・シークエンスを再生します。
•
局の iNEWS ニュースルーム・コンピュータ・システムにサイン・インしている間、番組のスクリ
プトをプレゼンター・モードで表示します。
•
Interplay Production ディレクトリに移動します。
•
Interplay Production データベースからメディア・アセットを表示および再生します。
MediaCentral UX システムに iNEWS のみ設定のライセンスがある場合は、シークエンスまたはその他
のメディア・アセットのプレビューまたは再生はできません。
MediaCentral UX は、Wi-Fi やキャリア固有の携帯電話サービス(4G など)を含む接続オプションの 1
つを使用します。
n
アプリは、リストに表示される優先順位に従って、オプションのリストで最初に利用可能な接続を自動
的に選択します。
iPad
iPad には外部ボタンがほとんどありません。タッチ・ジェスチャーでコンテンツを移動します。例えば、
アイコンをタップして、アプリを開始します。さまざまなメニュー・アイコンの表示などの標準機能を
実行するジェスチャーもあれば、特定のアプリ向けの機能を実行するジェスチャーもあります。
ボタン
説明
ホーム・ボタンは、スリープ中のタブレットをスリープ解除したり、アプリを終了してホーム画面
に戻すことができます。
n
多くのアプリを実行するほど、タブレットはメモリーやバッテリーを消費します。タブレットのパフォー
マンスを最適化するには、アプリを終了する際にアプリケーションを閉じるようにします。
タブレット・アプリ用ジェスチャー
タッチスクリーン・タブレットのアプリでは、ユーザーは指先のスワイプやタップのようにさまざまな
ジェスチャーを利用して特定のタスクを完了できます。ジェスチャーで可能なことは、アプリにより異
なります。以下の表には、MediaCentral UX モバイル・アプリ内でジェスチャーを使用する場所により
異なる、特定のジェスチャーによる操作が記載されています。
場所
ジェスチャー
説明
サイドバー
右や左に 2 本指でスワイプ
サイドバーを表示または非表示にします。
サイドバー
[戻る]ボタンをタップ
407
[戻る]ボタンに記載された場所に移動します。
接続の基本
場所
サイドバー
サイドバー
ジェスチャー
説明
[戻る]ボタンをタップしたまま ファイル構造内のどこまで下層に移動しているかに関
押さえる
係なく、[起動]ペインに戻ります。
星印をタップ(編集モード中)
項目を[お気に入り]として選択または選択を解除し
ます。
起動ペイン
[お気に入り]項目名をタップ(編 [お気に入り]リストに表示される項目名を変更でき
集モード中)
ます。
サイドバー
ストーリー・タイトルをタップし キューに表示されるストーリーのタイトル(スラグ)を
たまま押さえる(編集モード中) 変更できます。
ス ク リ プ ト・エ デ ィ 右や左に 1 本指でスワイプ
ター
ランダウンの前のストーリーまたは次のストーリーへ
前後に移動します。
ス ク リ プ ト・エ デ ィ タップしたまま押さえる
ター
テキストの切り取り、コピー、ペーストやテキストの
書式を変更できるメニューを開きます。
ス ク リ プ ト・エ デ ィ プロダクション・キューまたは ストーリー・テキストが自動スクロールし、関連する
ター(キュー・リスト・ マシン・コントロールの指示を プロダクション・キュー・マーカーが表示されます。
サブセクション)
タップ
ス ク リ プ ト・エ デ ィ プロダクション・キュー・マー キュー・リストが自動スクロールし、マーカーと関連
ター(ストーリー・サ カーをタップ
するプロダクション・キューやマシン・コントロール
ブセクション)
の指示が表示されます。
メディア・ビューアー タ イ ム ラ イ ン 内 で タ ッ チ
ラッグ
メディア・ビューアー タイムライン内でタップ
& ド ビューアーのビデオ再生タイムライン内の新しいポジ
ションに移動します。
プレイヘッドをタイムラインのポジションに移動し
ます。
メディア・ビューアー キュー・リスト・サブセクション ビューアーを全画面表示に拡大します。
上のスクリプト・エディターに埋
め込まれたビューアーをピンチ・
アウト
メディア・ビューアー 全画面表示ビューアーをピンチ・ ビューアーをスクリプト・エディター内の元のサイズ、
イン
位置に縮小します。
プレゼンター・モード 左にスワイプまたは画面右端を 次のページに移動します。
タップ
プレゼンター・モード 右にスワイプまたは画面左端を 前のページに移動します。
タップ
プレゼンター・モード 全画面表示でピンチ・イン
408
全画面表示のプレゼンター・モードを終了します。
iPad に MediaCentral UX をインストールする
iPad に MediaCentral UX をインストールする
次の手順では、MediaCentral UX と iNEWS サーバーのライセンス認証、セットアップ、および設定
が完了しているものとみなします。
iPad に MediaCentral UX をインストールするには:
1. iTunes(Apple ストア)を開きます。
2. MediaCentral UX モバイル・アプリを見つけます。
3.[ダウンロード]をタップします。
タッチスクリーン・タブレットに MediaCentral UX アプリをインストールすると、アプリを示す
アイコンがホーム画面にインストールされます。アイコンは、他のアプリと同様に、別の場所や新
しい画面に移動することができます。
タブレットで MediaCentral
UX を起動する
MediaCentral UX をインストールすると、アプリを示すアイコンが iPad のホーム画面に表示されます。
Interplay Production アカウントを設定済みの場合、デバイスで MediaCentral アイコンを選択して
MediaCentral UX に 接 続 す る こ と が で き ま す。MediaCentral UX の 認 証 情 報 で サ イ ン・イ ン し、
iNEWS または Interplay Production のアセットを参照することができます。
MediaCentral UX は、iNEWS Community をサポートしています。iNEWS Community の機能で、
複数の iNEWS システムを使用しているお客様のコンテンツの共有やストーリーのコラボレーションを
可能にします。
MediaCentral UX では、認証情報を入力して、1 つの iNEWS システムにサインインすることが必要です。
このシステムをローカル・システムと考えます。ローカル・システムが iNEWS コミュニティで設定さ
れている場合、コミュニティ内の別のシステムに自動的にサイン・インすることができます。このシス
テムをリモート・システムと考えます。MediaCentral UX の[起動]ペインでは、ローカル iNEWS シス
テムが最初に表示され、以降にリモート・システムが表示されます。リモート・システムに接続するには、
システム名をタップします。
iNEWS Community について詳しくは、「iNEWS Community のサポート」(36 ページ)をご参照く
ださい
サインイン後に MediaCentral UX への接続が切断された場合、ダイアログ・ボックスに、サーバーに
再接続するか、MediaCentral UX をサインアウトするかの選択肢が表示されます。オフラインで作業す
る場合、キャッシュされたキューまたはストーリーを、
[お気に入り]
(Favorites)リストに一覧にして
「キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業
表示することができます。詳細は、
する」(433 ページ)を参照してください。
409
タブレットで MediaCentral
UX を起動する
オフラインで作業を選択することもできます。デバイスにローカルでキャッシュされたキューやストー
リーは、[お気に入り]リストに一覧にして表示することができます。サインイン画面で[オフライン作
業]を選択すると、MediaCentral UX モバイル・アプリは、最後に MediaCentral UX Web アプリケー
「キャッシュされたキューやス
ションにサインインしたときに使った認証情報を使用します。詳しくは、
トーリーを使用してオフラインで作業する」(433 ページ)をご参照ください。
MediaCentral UX への接続が回復した場合、アクション・ボタンをタップし、[サインイン](Sign In)
を選択してサインインします。
MediaCentral UX を起動するには:
1. MediaCentral アイコンを選択して、タブレット・アプリを起動します。
サインイン画面が表示されます。
2. MediaCentral UX のサーバー名を入力します。
3. MediaCentral UX のユーザー名とパスワードを入力します。
4. 以下のいずれかの操作を行います。
t
[サインイン](Sign In)ボタンをタップします。
サ イ ン・イ ン 後 に、MediaCentral UX は 選 択 し た Interplay Production サ ー バ ー ま た は
iNEWS システムに接続します。すべてのサーバーはサイドバーに表示されます。
n
MediaCentral UX の認証情報が間違っていたり、MediaCentral UX のアカウントに認証情報がない場合、
「認証に失敗しました。入力したユーザー名またはパスワードが間違っています。」というメッセージが
表示されます。[OK]をクリックすると、サインイン画面が表示され、正しい認証情報を入力すること
ができます。
t
[オフライン作業](Work
Offline)ボタンをタップします。
MediaCentral UX は最後にサインインした際使用した認証情報を使い、[お気に入り]リスト
にキャッシュしたキューとストーリーを表示します。
410
サイドバー
ヘルプ・システムを表示するには:
1. アクション・ボタンをタップします。
2.[ヘルプ](Help)を選択します。
サインアウトするには:
1. アクション・ボタンをタップします。
2.[サインアウト](Sign Out)を選択します。
サイドバー
iPad で MediaCentral UX にサインインすると、表示された画面の左側にサイドバーを確認できます。
これにより、iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムや Interplay Production データベー
スなど、MediaCentral UX と統合されているさまざまなシステムに移動することができます。[起動]
ペインには、iNEWS プロジェクトおよび iNEWS Community の一部である iNEWS サーバーが含ま
れます。
サイドバーの最上位には、[起動]ペインがあります。以下の図は、利用可能な Interplay Production
データベースおよび iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムを含む[起動]ペインと 2 つ
のユーザー定義の[お気に入り]を示しています。
[起動]ペインから、ファイル構造を移動したり、アセットを開くことができます。いつでもサイドバー
を非表示にして、タブレットにアセットを表示する画面サイズの制限を増やすことができます。[表示 /
非表示]ボタンを使用して、サイドバーの表示を切り替えることもできます。
n
サイドバーの表示状態により、ボタンの模様が変更されます。
411
ユーザー・インターフェースのボタン
ボタン
説明
このボタンをタップして、使用可能な役割のリストを表示し、メニューから別の役割を選択します。
このボタンをタップして、サイドバーを表示します。
このボタンをタップして、サイドバーを非表示にします。
[更新]ボタンをタップしてキュー、ストーリー、およびメディア・アセットのリストを更新します。
[更新]ボタンを使用して、iNEWS データベースに表示されているキュー、およびストーリー、または
Interplay Production データベースに表示されているメディア・アセットを更新することができます。これ
により、ストーリー、その他新しい iNEWS または Interplay Production アセットに加えられた変更を
表示することができます。
編集モードでは、サイドバーの下部に配置された「+」は、[ストーリーを追加]ボタンとして動作しま
す。ユーザーはこのボタンをタップして、新しい空白ストーリーを作成できます。
ユーザー・インターフェースのボタン
MediaCentral UX でストーリーを参照または編集する場合、ユーザー・インターフェースの右上隅のエ
リアにボタンの小さなツールバーが表示されます。以下の表には、これらのボタンとその使用法が記載
されています。
ボタン
説明
[ストーリーを承認]ボタンでは、キュー内のストーリーを承認できます。ユーザーはキューに対す
る書き込みアクセス権が必要です。
n [ストーリーを承認]ボタンのアイコンは、承認済みのストーリーではオレンジ色、未承認の
ストーリーでは白色で表示されます。
[ストーリーを編集]ボタンでは、[編集]ツールバーや仮想キーボードを表示して、開いているス
トーリーを編集できます。
n [ストーリーを編集]ボタンのアイコンは、編集モードが有効な場合はオレンジ色、編集モー
ドが無効な場合は白色で表示されます。
[シークエンスを開く]ボタンでは、全体画面表示でシークエンスを開きます。このボタンは、ビデ
オ・シークエンスがスクリプトに関連付けられると有効になります。
412
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする
ボタン
説明
[プレゼンター モード]ボタンでは、プレゼンター・モードで番組のストーリーのランダウンを開き、
サイドバーでは現在選択されているストーリーになります。このボタンは、自動的に更新するよう
設定されたキューにのみ有効です。
[アクション]
(Actions)ボタンでは、[再読み込み]
(Reload)、
[ログの送信]
(Send Log)、
[ヘ
[サインアウト]
(Sign Out)を含むオプション・メニューを開きます。ログを送信
ルプ]
(Help)、
オプションは、MediaCentral UX 設定でロギングを有効にした場合にのみ表示されます。詳しくは、
「MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする」(413 ページ)をご参照ください。
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする
MediaCentral UX で一部の設定を変更できます。
iPad で MediaCentral UX 設定を修正するには:
1. MediaCentral UX を起動します。
2.[設定]アイコンをタップします。
3. アプリのリストで MediaCentral UX を選択します。
以下の表は、一般設定の説明です。
一般設定
説明
バージョン
表示する目的のみの場合、この値は現在インストールされているタブレット・アプリのバー
ジョンを示します。
ロギング
オンに設定すると、MediaCentral UX はセッションの作業内容のログを保存するので、トラ
ブルシューティングに使用できます。
アクション・ボタンをタップするとログ送信オプションが現れます。これによって直接
Avid にログを電子メール送信できます。ログ・ファイルが 15MB 以上の場合、直接送信
できません。このトピックで後述される iTunes のファイル共有機能を使用します。
OFF( デフォルト ) に設定するとロギングおよびログ送信オプションは使用できません。
ロギング・レベル
この設定では、ロギングを有効にしている場合の情報量を決定します。オプションには、
[詳細](Verbose)、[情報](Info)、[警告](Warn)、[エラー](Error)があります。
タイムアウトのリクエ オプションには、10 秒、20 秒、30 秒、1 分、2 分の間隔があります。
スト
サインイン状態を維持 サインインしてから、MediaCentral
設定します。
UX へのサインイン状態を維持する場合は、オンに
以下の表では、編集の設定について記載されています。
413
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする
編集設定
説明
ス ト ー リ ー の 自 動 保 オンに設定すると、MediaCentral UX では、変更したストーリーからシステムの他のア
存
セ ッ ト に 移 動 す る 場 合 に、ス ト ー リ ー を 自 動 的 に 保 存 し ま す。 オ フ に 設 定 す る と、
MediaCentral UX では変更の保存を確認するメッセージが表示されます。デフォルトの
設定はオンです。
以下の表には、プレゼンター・モードの設定について記載されています。
プレゼンター・モード設定
説明
フォント・サイズ
プレゼンター・モードのオプションには、18、22、26、32、38 があります。
標準テキスト
標準テキストは、ストーリーのデフォルトのテキスト書式です。オプション
には、白地に黒色、黒字に白色があります。
プレゼンター・テキスト
プレゼンター・テキストは、大半の場合、スクリプト内のプレゼンターへの特
別な指示に使用されます。オプションには、白地に黒色、黒字に白色、白地に
赤色があります。
クローズド・キャプション
クローズド・キャプションとは、局が耳の不自由な人向けに文字放送を行うデ
バイスを使用する場合に、クローズド・キャプション・エンコーダーに送信す
るテキストのことです。オプションには、白地に黒色、黒字に白色、白地に緑
色があります。
空白ストーリーをスキップ
オンに設定すると、プレゼンター・モードではテキストのないストーリーやプ
ロダクション・キューをスキップします。
ログ・ファイルを Avid に送信するには:
1. デバイスを Macintosh コンピュータに接続する :
2. iTunes を開き、[デバイス]> [アプリケーション]に移動します。
3. アプリケーション・リストから、MediaCentral UX を選択します。
4. MediaCentral UX Documents リストでログ・フォルダーを選択します。
5.[保存]をクリック、もしくはフォルダーをコンピュータ内の保管場所までドラッグします。
6. ジップ・フォルダーを作成し、電子メールへ添付して Avid に送ります。
414
ロールを変更する
ロールを変更する
MediaCentral UX 設定およびライセンスによっては、プロジェクトで使用するロールを 1 つ以上持つこ
とができる場合もあります。各ロールには、関連するレイアウトと権限のセットがあります。使用可能な
役割を複数持っている場合、現在の役割を[起動]ペインの[役割]ボタンから変更することができます。
ロールについての詳細は、
『Avid
さい。
MediaCentral | UX アドミニストレーション・ガイド』をご参照くだ
役割を変更するには、次を行います:
t
[役割]ボタンをタップして、メニューから新しい役割を選択します。
iNEWS データベースにアクセスする
iNEWS データベースは、iNEWS システムの基幹です。ニュースルームで作成したデータ(ストーリー、
スクリプト、要約)を、iNEWS サーバーのデータベースに保存します。キューにはストーリーがあり、
ディレクトリ(フォルダーとも呼ばれる)にキューが保存されます。
タブレット・アプリで表示する場合、利用可能な iNEWS システムはサイドバーにディレクトリやキュー
と並べて表示されます。MediaCentral UX v1.7 以降は、変更が加えられた時に自動的に更新するよう
マークされたキューは、ページ付けなしでサイドバーに表示されます。続けてスクロールすると、これ
らのキューにあるすべてのストーリーを見ることができます。
415
iNEWS データベースにアクセスする
n
キューが 1,000 以上のストーリーを含む時、MediaCentral UX がそれらを受信して表示するまでに時間
がかかる場合があります。MediaCentral UX 設定で[タイムアウトを要求]の値を増やす必要があります。
詳しくは、「MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする」(413 ページ)をご参照ください。
アプリでは、さまざまなアイコンが使用され、ディレクトリ、キュー、ストーリーが区別されます。
アイコン
説明
ディレクトリには、キューやその他のサブディレクトリが置かれます。キューとは異なり、ディレ
[ワイヤ]フォルダーには、受信するワイヤ・ス
クトリにはストーリーは含まれません。たとえば、
トーリーのあるキューが含まれます。
キューでは、詳細カテゴリーにストーリーを整理できます。番組のランダウンはキューの一例です。
ストーリー(例えば、ワイヤ・ストーリー)には、連絡先、ニュース・イベントの説明などのテキ
番組のスクリプトにすることができます。スクリプトには、
ストが含まれます。いかなるストーリーも、
プロダクション・キュー、マシン・コントロールの指示、プレゼンターの指示、関連するビデオ・
シークエンスを含む、テキスト以外の追加データがあります。
[お気に入り]リストに選択した iNEWS システム・ディレクトリの先には、アイコンに金色の星印が付
きます。
n
サイドバーで iNEWS システム・ディレクトリの最上位を確認すると、
[戻る]
(Back)ボタンには[起動]
(Launch)の文字が表示されます。これは、このボタンをタップすると[起動](Launch)ペインの前
のビューに戻ることを意味します。ただし、ボタン名はシステム・ディレクトリのさらに下まで移動す
ると変更されます。
416
iNEWS データベースにアクセスする
MediaCentral UX からディレクトリ、キュー、ストーリーを開くことができます。ディレクトリと
キューは、サイドバー内で開きます。ストーリーは、スクリプト・エディター内でサイドバーの右側に
開きます。
n
キー・ロックが適用されている iNEWS ストーリーを開くには、そのストーリー用のパスワードをタイプ
入力する必要があります。
ディレクトリを開くには:
1. ディレクトリに移動します。
2. 画面上のフォルダーをタップして開きます。
n
システムのディレクトリ構造を移動すると、アプリには、データベース内のパスや場所が画面上部に表
示されます。
次の図は、受信するワイヤ・ストーリーを含む数々のキューを表示する[ワイヤ]ディレクトリが
開いている状態を示しています。
MUCINEWS iNEWS サーバーの[ワイヤ]ディレクトリで、リストの上部に[戻る]ボタンがあります。
ディレクトリやキューから戻るには:
t
n
[戻る](Back)ボタンをタップします。
[戻る]ボタンに「戻る」の文字は表示されません。このボタンの名前は、ディレクトリ内をどこまで移
動したかにより異なります。
417
iNEWS データベースにアクセスする
キューを開くには:
1. ディレクトリ内のキューに移動します。
2. キューをタップして開きます。
以下の図は、ランダウン・キューの例を示しています。
既存のストーリーを開くには:
1. キュー内のストーリーに移動します。
n
チェック・マーク付きのストーリー・アイコンは、ストーリーが「承認済み」であることを示しています。
ストーリーの承認は、iNEWS ワークステーションまたは MediaCentral UX から行えます。
418
iNEWS データベースにアクセスする
2. ストーリーをタップして開きます。
ストーリーがスクリプト・エディター内に開きます。2 つのセクションがあります。
-
左側のキューリストには、プロダクション・キューやマシン・コントロールの指示があります。
-
右側のストーリーには、ストーリーのテキスト、プレゼンターの指示、プロダクション・キュー・
マーカーがあります。
サイドバーを非表示にして、ビューを拡大し、スクリプト・エディターのみを表示できます。
以下の図は、数値で示されたプロダクション・キュー・マーカーを含むストーリーを持つスクリプ
ト・エディターを示しています。これらのマーカーは、プロダクション・キューやマシン・コント
ロールの指示と並び、ストーリーの左側のキュー・リストに表示されます。青色のテキストは、マシ
ン・コントロールの指示を示しています。黒色のテキストは、プロダクション・キューを示してい
ます。ストーリー本体の赤色のテキストは、プレゼンターの指示を示しています。
キュー内の前のストーリーや次のストーリーに移動するには:
t
n
画面上で左から右、右から左へと横方向に指先をスワイプさせます。
編集モードでストーリーの作業中に、この方法を使って別のストーリーに移動することはできません。
419
iNEWS データベースにアクセスする
ストーリーを再読み込みするには:
1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。
2.[再読み込み](Reload)をタップします。
新しいストーリーを作成するには:
1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. キュー内で新しいストーリーを挿入したい場所の下にあるストーリーをタップします。
3. サイドバーの下部にある[ストーリーを追加](Add Story)ボタンをタップします。
「「ストーリーを編集する」
(422 ペー
4. サイドバーのストーリー・タイトルを変更します。詳しくは、
ジ)」のストーリー・タイトルの編集手順をご参照ください。
5.[完了](Done)をタップします。
スクリプトに関連するビデオを表示する
MediaCentral UX Web アプリケーションでシークエンスがストーリーに関連付けられている場合、
MediaCentral UX モバイル・アプリののメディア・ビューアーでストーリーをプレビューできます。
n
MediaCentral UX システムに iNEWS のみ設定のライセンスがある場合は、シークエンスまたはその他
のメディア・アセットのプレビューまたは再生はできません。
ランドスケープ(横)モードでは、小さなメディア・ビューアーがスクリプト・エディターでキュー・
リストのサブサクションの上に表示されますが、ビューアーを全画面表示に拡大できます。ポートレート
(縦)モードでは、[シークエンスを開く]ボタンでビューアーを全体画面表示で開き、シークエンスを
プレビューする必要があります。
n
ビューアーは、ランドスケープ(横)モードで表示されます。
[シークエンスを開く]
(Open Sequence)
ボタンは、ビデオ・スクリプト・シークエンスがストーリーを開くと関連する場合にのみ、いずれのモー
ドでも利用できます。
以下の表には、メディア・ビューアーを開いたり、使用できるボタンを示しています。
ボタン
説明
[再生]ボタンでは、シークエンスを再生してストーリーと関連するビデオをプレビューできます。
シークエンスの再生中、このボタンは[一時停止]ボタンに変更されます。
プレイヘッドでは、ビューアーのビデオ再生タイムライン内の新しいポジションに移動できます。
420
iNEWS データベースにアクセスする
ボタン
説明
[最大化]ボタンは、ビューアーを全体画面表示に拡大します。ビューアーが最大画面表示に拡大さ
れると、このボタンは[最小化]ボタンに変更されます。
[シークエンスを開く]ボタンは、ビューアーを最大画面表示で開きます。
以下の方法で、作成されたビデオ・シークエンスを確認できます。
•
MediaCentral UX でシークエンスを作成して変更しました。
•
MediaCentral UX でシークエンスを作成して、Avid NewsCutter または Avid Media Composer で
変更しました。この場合、メディア・ビューアーで一部のエフェクトが表示されない場合があります。
•
n
Instinct でシークエンスを作成して、MediaCentral UX で変更しました。
NewsCutter や Media Composer で作成されたビデオ・シークエンスを直接表示したり、Interplay Assist
や Interplay Access で作成されたショットリストを再生したりすることはできません。
421
ストーリーを編集する
スクリプトと関連されたビデオ・シークエンスを表示するには:
1. 以下のいずれかの操作を行います。
t
スクリプト・エディターのキュー・リスト・サブセクションの上に配置されたビューアーで、
再生ボタンをタップします。(このオプションは、ランドスケープ・モードのみに適用され、
ポートレート・モードには適用されません。)
t
[シークエンスを開く]
(Open Sequence)ボタン(またはビューアーの[最大化]
(Maximize)
(Play)ボタンを
ボタン)をタップして、ビューアーを全体画面表示で開きます。次に[再生]
タップします。
2.(オプション)ビューアーを拡大する場合、[最小化](Minimize)ボタンをタップして、スクリプ
ト・エディター内の元のサイズと場所にビューアーを復元できます。
再生用にシークエンス・ビデオ・プロキシを再生成するには:
1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。
2.[再読み込み](Reload)をタップします。
ストーリーを編集する
タブレット・アプリを使用して、新しいストーリーの作成や既存ストーリーの編集が行えます。ストー
リーのタイトルも変更できます。
ストーリーが編集中の場合、システムは編集ロックを取得し、作業中に他のユーザーがストーリーを変
更できないようにします。編集ロックは、ストーリー本文を編集する際には本文のみに適用され、サイ
ドバーのストーリー・タイトル(スラグ)を編集する際またはストーリーを承認する際には、タイトル
のみに適用されます。新しいストーリーを開始する際には、編集ロックはストーリー本文およびストー
リー・タイトルの両方に適用されます。ストーリーを保存、終了したり、変更を破棄すると、編集ロッ
クは解除されます。
n
キー・ロックが適用されている iNEWS ストーリーを開くには、そのストーリー用のパスワードをタイプ
入力する必要があります。
MediaCentral UX では、ほとんどのテキスト編集アプリケーションにある標準の編集機能(切り取り、
コピー、ペーストを含む)に対応しています。
切り取り、コピー、ペーストを使用して、テキストを 1 つのストーリー内や、1 つのストーリーから別の
ストーリーへ移動できます。テキストを切り取るまたはコピーする場合、そのテキストはクリップボー
ドに保存されます。クリップボードは一度に 1 ブロックのみ保存します。したがって、新しいテキストを
切り取るまたはコピーすると、前に保存したテキストは上書きされます。
422
ストーリーを編集する
既存のストーリーを編集するには:
1. キュー内の既存のストーリーに移動して開きます。
2.[ストーリーを編集](Edit Story)ボタンをタップします。
[ストーリーを編集]ボタンのアイコンの色が白色からオレンジ色に変更されると、編集モードが有
効になり、ストーリーを編集できます。編集ロックを使用すると、編集中に他のユーザーがストー
リーを変更できないようにします。
3. ストーリーでタップして、テキストの編集を開始します。
「ストーリーの保存方法」
(425 ページ)を
4. 変更を完了した後で、ストーリーを保存します。詳しくは、
ご参照ください。
テキストを編集するには:
1. ストーリーをタップしたまま押さえて、[選択](Select)または[すべて選択](Select All)のい
ずれかをタップします。
2. 以下のいずれかを選択します。
t
[カット](Cut)を選択します。
t
[コピー](Copy)を選択します。
t
[ペースト](Paste)を選択します。
新しいストーリーを作成するには:
1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. サイドバーの下部にある[ストーリーを追加](Add Story)ボタンをタップします。
n
サイドバーで[編集]ボタンをタップすると、サイドバーには[ストーリーを追加]ボタンのみが表示
されます。
空白のストーリーは、ストーリーですでに有効となっている編集モードで、現在のキューに追加さ
れます。編集ロックを使用すると、編集中に他のユーザーがストーリーを変更できないようにします。
カーソルは、空白のタイトル・フィールドに移動されます。
(スクリプト・エディターで)編集モードの場合に、アプリには仮想キーボードが表示されます。
423
ストーリーを編集する
n
MediaCentral UX モバイル・アプリでは、Bluetooth キーボードも使用できます。
3. ストーリーのタイトルを入力します。
4.(オプション)プロダクション・キューやマシン・コントロールの指示を入力します。
5. ストーリーを保存します。詳しくは、「ストーリーの保存方法」(425 ページ)をご参照ください。
ストーリーのタイトル(スラグ)を編集するには:
1. サイドバーの[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. サイドバーのキューから、編集したいストーリー・タイトルをタップしたまま押さえます。
3. カーソルが表示され、ストーリー名を変更できます。
iNEWS でストーリー・フォームに編集ロックをかけると、編集中に他のユーザーがストーリー・
タイトルを変更できないようにします。
4.[完了](Done)をタップします。
424
ストーリーを編集する
ストーリーの保存方法
編集モードでストーリーを変更してから[ストーリーの編集]ボタンをタップして、新しく作成したス
トーリーや、変更した既存のストーリーを保存できます。変更を保存するかどうかを確認するメッセー
ジが表示されます。ストーリーを保存するか、変更を保存しないで編集モードを終了するかを選択でき
ます。
次の場合にもストーリーが保存されます。
•
別のアプリケーションに切り替えたり、ホーム・ボタンを押して
ウンドに送ったりした場合。
MediaCentral UX をバックグラ
•
オートロック・タイムアウトによりデバイスがスリープ・モードに入った場合。
•
スマート・カバーを使用してカバーを閉じ、デバイスをスリープ・モードにした場合。
MediaCentral UX 設定でストーリーの自動保存を有効にしている場合、新しく作成したストーリーや、
変更した既存のストーリーを、複数の方法で保存できます。
•
キュー内で別のストーリーをタップすると、アプリは変更したストーリーを自動保存します。
• [プレゼンター モード]ボタンをタップすると、アプリは自動的に変更したストーリーを保存します。
•
Interplay Production サーバーから、表示するアセットを選択した場合、アプリは変更したストー
リーを自動保存します。
• [起動]ペインでロールを変更すると、アプリは変更したストーリーを自動保存します。
•
アプリからサイン・アウトすると、アプリは変更したストーリーを自動保存します。
スクリプトの書式設定
ストーリーを記述する際、テキストはデフォルトのテキスト・スタイルで表示されます。ただし、デフォ
ルト・フォントを太字にするなど、テキストの外観を変更できます。ニュース放送用のスクリプトとし
てストーリーの書式設定を行う場合、プレゼンター用の指示やクローズド・キャプションなどのテキス
トの特殊スタイルを使用して、特定のテキストと区別することがよくあります。
通常、プレゼンター指示は、ニュース・プレゼンター(ニュース・アンカーとも呼ばれる)への特別な
指示として使用されます。プレゼンター指示用のテキストは、テレプロンプターで反転表示されて赤色
で表示されます。このテキストは、システムが読み取り時間を計算する方法に影響しません。
一般に、サウンドバイトのトランスクリプションにはクローズド・キャプションを使用します。クロー
ズド・キャプション用のテキストは緑色で表示されます。また、聴覚障害者用にせりふを放送するため
のデバイスを局で使用している場合は、クローズド・キャプション・エンコーダーに送信されます。クロー
ズド・キャプションのテキストはテレプロンプターには表示されません。また、システムの読み取り時
間計算にも影響しません。
n
システムは、デフォルトのテキスト・スタイルをテレプロンプターと局で使用されるクローズド・キャ
プション・エンコーダーの両方に送信します。
425
ストーリーを編集する
タブレット・アプリでは、
[編集]ツールバーにボタンがあり、テキストの書式設定を太字、斜体、下線
に変更できたり、放送スクリプト用の特殊な文字設定を行えます。
選択すると、ツールバーの 4 番目の書式設定ボタンに、特殊な書式設定オプションが提供されます。ボタ
ンの文字アイコンは選択された書式により変更されるか、現在カーソルのあるテキストの書式が反映さ
れます。書式設定を選択すると、ツールバーのボタンはオレンジ色で常に表示されます。
テキストの書式設定を行うには、適したテキストを選択して、以下のいずれかの操作を行います。
n
t
テキストを太字にするには、タップしたまま押さえて、次に[B]ボタンを選択します。
t
テキストを斜体にするには、タップしたまま押さえて、次に[I]ボタンを選択します。
t
テキストを下線にするには、タップしたまま押さえて、次に[U]ボタンを選択します。
t
テキストをプレゼンターの指示としてマークするには、タップしたまま押さえて、次にプレゼンター
用の[P]を選択します。
t
テキストをクローズド・キャプション・テキストとしてマークするには、タップしたまま押さえて、
次にクローズド・キャプション用の[CC]を選択します。
t
テキストを標準テキストとしてマークするには、タップしたまま押さえて、次に標準用の[N]を選
択します。
テキストの入力前にも書式設定を選択できます。 新しいテキストを入力すると、選択した書式設定で表
示されます。入力するテキストの書式を変更するには、別の書式を選択します。
プロダクション・キューを追加する
新しい放送用のスクリプトとしてストーリーをフォーマットする際、技術スタッフへの情報提供と、文
字ジェネレーターなどの装置用のマシン・コントロール・コマンド提供の目的で、プロダクション・
キューを追加できます。
タブレット・アプリでは、メニューに[プラス]
(+)ボタンがあり、この情報をスクリプトに追加できます。
426
ストーリーを編集する
プロダクション・キューをストーリー・エリアのスクリプトに追加し、それらをスクリプト・エディター
のキュー・リスト・エリアで編集します。スクリプトに追加されると、各プロダクション・キューには
関連番号が付けられます。その番号は、スクリプト内のプロダクション・キュー・マーカーとして表示
され、キュー・リスト内のプロダクション・キュー・のテキスト・ボックスの挿入場所と一致しています。
各マーカーは、選択して必要に応じてストーリー内に移動したり、ストーリーから削除したりできます。
移動または削除すると、そのマーカーに関連付けられたテキストも移動または削除されます。
プロダクション・キューをスクリプトに挿入するには:
1. プロダクション・キュー・マーカーを挿入したいストーリーにカーソルを置きます。
2.[プラス](+)ボタンをタップします。
「On Camera」
、
「Take SOT」
、
「Take Live」
3. プロダクション・キュー情報を入力します(「Take VO」、
など)
。
n
アプリ内の他の場所に移動すると、新しく挿入されたプロダクション・キューの情報が自動的に保存さ
れます。アプリをサインアウトまたは終了しようとすると、変更の保存か破棄のいずれかを確認するメッ
セージが表示されます。
スクリプト内でプロダクション・キューを移動するには:
t
プロダクション・キュー・マーカーを選択してカットし、スクリプト内の別の場所にペーストします。
プロダクション・キューをスクリプトから削除するには、以下のいずれかの操作を行います。
t
プロダクション・キュー・マーカーの右にカーソルを置き、Delete キーを押します。
t
プロダクション・キュー・マーカーを選択して、Delete キーをタップします。
427
ストーリーを編集する
マシン・コントロールの指示を追加する
局が iNEWS Command などの放送管理システムに統合されている場合、プロダクション・キューにマ
シン・コントロール指示が含まれる場合があります。
これらの指示の先頭には、アスタリスク(*)を追加し、デバイス用のコマンドで始まるフォーマットで
記述する必要があります(キャラクター・ジェネレーター用の CG など)。このコマンド後、フォーマッ
トは、フルフィルメント・データ用の 2 行を含むテンプレートの 2 行などの特定の項目やテンプレート
を指定します。追加の情報やコメントは、同じプロダクション・キュー・テキスト・ボックス内の後続
の行に続きます。
以下の手順は、2 行のキャラクター・ジェネレーター・グラフィック用のマシン・コントロールの指示例
を示しています。最初の行で正しいテンプレートを呼び出し、テキストの次の行でグラフィックに表示
されるフルフィルメント・データを提供します。
CG イベント用のマシン・コントロールの指示を追加するには:
1. プロダクション・キューをスクリプトに追加または開きます。
2.(オプション)プロダクション・キュー・エリアのカーソルで、[編集](Edit)ツールバーの 4 番目
の書式設定ボタンをタップして、[MC](マシン・コントロール)を選択します。
n
アスタリスク(*)を入力すると、標準から青色のフォントで表示されるマシン・コントロールの書式に
入力するテキストが自動的に切り替わります。
3. マシン・コントロール・コマンドを入力して(たとえば *CG 2line)、Return キーを押します。
4. 2 行の CG グラフィックに表示されるテキストの 1 行目を入力して(たとえば John Smith)、Return
キーを押します。
5. 2 行の CG グラフィック用の 2 行目を入力します(たとえば Pleasantville, USA)。
CG マシン・コントロールの指示が青色フォントで表示されます。
428
ストーリーを承認する
ストーリーでリンクを使用する
ストーリーには、シンプル・テキスト以外にも多くのテキストが含まれています。ウェブ・ページへの
URL や必要な連絡先のメール・アドレスを含めることができます。ウェブ・リンクやメール・アドレス
をストーリーに入力すると、ダイナミック・リンクになります。リンクを使って、タブレットのブラウ
ザーを開いたり、メールのウィンドウを開くことができます。
ストーリーからウェブ・リンクを開くには:
t
ストーリー内のリンクをタップします。
タブレットのウェブ・ブラウザーが開き、ウェブ・ページが読み込まれます。
ストーリーから連絡先にメール送信するには:
1. ストーリー内のメール・アドレスをタップします。
デフォルトのメール・アプリケーションが使用され、メール・ウィンドウが開きます。
2. メールを記述します。
3.[送信](Send)をタップします。
ストーリーを承認する
ストーリーの認可または承認機能を使用すると、プロデューサーは、番組内のどのスクリプトが放送前
にレビューされているのかを識別することができます。ストーリーの承認は、iNEWS ワークステーション、
または、iPad 用または iPhone 用 MediaCentral UX モバイル・アプリから行えます。
n
ストーリーを承認するには、選択されたストーリーのキューに対する書き込みアクセス権が必要です。
タブレット・アプリからストーリーを承認するには:
1. 承認したいストーリーを開きます。
2.[ストーリーを承認](Approve Story)ボタンをタップして、[承認](Approve)オプションをオ
ンにします。
429
プレゼンター・モードに切り替える
タブレット・アプリからストーリーの承認を削除するには:
1. 承認を削除したいストーリーを開きます。
2.[ストーリーを承認](Approve Story)ボタンをタップして、[承認](Approve)オプションをオ
フにします。
プレゼンター・モードに切り替える
MediaCentral UX モバイル・アプリでは、ユーザーがページごとのレイアウトで番組のスクリプトを、
ニュース・プレゼンターが使用する印刷されたスクリプトと同じように確認できます。ランダウンから
ストーリーを確認するこのメソッドは、プレゼンター・モードとも呼ばれます。プレゼンター・モード
では、現在表示されているストーリーの更新は無視されますが、MediaCentral UX は自動的にストー
リーやランダウン内のストーリーのポジションを更新します。別のユーザーがランダウン内のストー
リーに変更を加えると、MediaCentral UX では自動的にバックグラウンドでその変更を更新します。
また、プレゼンター・モードでの作業中、MediaCentral UX は、オフラインで使用中のタブレットの
ローカルにストーリーをキャッシュします。そのため、サーバーとの接続が解除されたとしても、プレ
ゼンター・モードである限り作業を継続できます。ただし、サーバーとの接続が解除されると、更新は
実行されません。
プレゼンター・モードに切り替えるには:
1. 番組のランダウンを開きます。
2.[プレゼンター・モード](Presenter Mode)ボタンをタップします。
プレゼンター・モードは、サイドバーでユーザーが選択したストーリー上で開かれます。アプリでは、
使用中のデバイスのローカルにキャッシュするために、ランダウンの残りのストーリーを読み込ん
でいる進行ダイアログが表示されます。キャッシュ操作が完了すると、進行ダイアログが閉じられ
ます。
以下の順番で、ストーリーは読み込まれます。
-
前のストーリー(ランダウンで選択されたストーリーより前のストーリー)をロードします。
-
次のストーリー(ランダウンで選択されたストーリーより後のストーリー)をロードします。
-
ランダウンで選択されたストーリーより後の 2 番目のストーリーをロードします。
-
ランダウンの残りを順に継続します。
-
ランダウンで選択されたストーリーより前の 2 番目のストーリーをロードします。
-
ランダウンの残りを順に継続します。
430
お気に入りを使用する
プレゼンター・モードでスクリプトを移動するには:
t
左にスワイプするか、タッチ・スクリーンの右端をタップして、次のページに移動します。
t
右にスワイプするか、タッチ・スクリーンの左端をタップして、前のページに移動します。
プレゼンター・モードを終了するには:
t
画面をピンチ・インします。
MediaCentral UX の設定の一部を変更して、プレゼンター・モードのテキスト表記をカスタマイズでき
ます。さらに、プレゼンター・モード中は、空白ストーリーのスキップを選択できます。詳しくは、
「MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする」(413 ページ)をご参照ください。
お気に入りを使用する
移動が簡単になるよう、ニュースルーム・システムまたは Interplay Production の特定の場所を[お気
に入り]として指定できます。[お気に入り]は、[起動]ペインのリストに表示されます。
タブレット・アプリから[お気に入り]リストを使用して、最も頻繁に使用するアセット、ディレクトリ、
キュー、ストーリーにすばやく移動できます。[お気に入り]リストは、新しい[お気に入り]を作成
したり、名前を編集したり、リストから既存の[お気に入り]を削除することで編集できます。
[お気に入り]を作成するには:
1.[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. お気に入りとして指定するディレクトリ、アセット、キュー、ストーリーの隣にある灰色の星印を
タップします。金色の星印は選択されたことを示し、灰色の星印は選択されていないことを示して
います。一度に複数を選択できます。
431
お気に入りを使用する
3.[完了](Done)ボタンをタップします。
すべての選択は、
[起動]ペインの[お気に入り]リストに表示されます。金色の星印は、システム・
ディレクトリ内のお気に入りのアイコンごとに表示されます。
[お気に入り]の名前を編集するには:
1.[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. 編集したいリスト内の名前をタップします。
3. カーソルが表示されると、名前を変更できます。
たとえば、
[お気に入り]リストに複数のランダウン・キューを作成しようとすると、その一部は同
じキュー名を共有する場合があります。朝の番組、正午の番組、夜のニュース放送に適用されるラ
ンダウンを区別するために、リスト内でそれぞれを編集できます。
4.[完了](Done)ボタンをタップします。
[お気に入り]
(Favorite)の名前が変更されます。これは iNEWS および Interplay Production 内のア
セット、ストーリー、キュー、ランダウンの名前には影響しません。
[お気に入り]を削除するには:
1.[編集](Edit)ボタンをタップします。
2. お気に入りから削除するディレクトリ、キュー、ストーリーの左隣をタップします。 一度に複数を
選択できます。
選択項目のタイトルの横にチェック・マークがつき、灰色の丸で囲まれたものは選択されていない
ことを示します。
3.[完了](Done)ボタンをタップします。
[お気に入り]リストから選択した項目が削除されます。
432
キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する
キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作
業する
局の iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムに接続されていなくても、MediaCentral UX
モバイル・アプリを使用し、ローカルにキャッシュされたキューとストーリーをモバイル・デバイスに
表示することができます。
オフライン・モードで作業する際、起動パネルには、
[お気に入り]
(Favorites)リストのキャッシュさ
れたキューやストーリーが表示されます。
キャッシュされたキューやストーリーについては、以下の点に注意してください。
•
オフライン・モードのキャッシュされたキューから、プレゼンター・モードで作業することができ
ます。
•
キューをキャッシュするには、その長さによって時間がかかる場合があります。 キャッシュ操作を
手動でキャンセルすることができます。詳しくは、「キューとストーリーをキャッシュする」(433
ページ)をご参照ください。
•
キャッシュ操作を手動でキャンセルした場合、キューやストーリーは何も保存されません。
•
最大 1,000 件のストーリーを含むキューをキャッシュすることができます。 これ以上のキューが含
まれる場合、MediaCentral UX は最初の 1,000 件のストーリーのみキャッシュします。
•
ストーリーのキャッシュ中にエラーが発生した場合(たとえば、サーバーへの接続が失われた、デバイ
スをロックした場合など)は、キャッシュ操作が中断されます。
•
MediaCentral UX は、正常な操作が行われた場合にのみキャッシュのコンテンツを更新します。 以前
に同じキューまたはストーリーをキャッシュしたことがある場合は、古いキャッシュにアクセスす
ることができます。
•
キャッシュを行うためにマークされたキューからストーリーの全体または一部を削除した場合、
キャッシュ操作でスキップされます。
•
キューおよびそのキュー内のストーリーの両方をお気に入りとして指定した場合、キャッシュ操作で、
そのストーリーから 2 つの独立したバージョンが作成され、一方のバージョンはキャッシュされた
キュー内に、もう一方は個別のストーリーとしてキャッシュされます。
キューとストーリーをキャッシュする
オフライン・モードでキューやストーリーを表示するには、ローカルにキャッシュされ、サーバーへの
接続がないときでも表示できるように、お気に入りに設定する必要があります(「お気に入りを使用する」
(431 ページ)参照)。
[お気に入り](Favorites)リストから項目を削除することにより、キューまたはストーリーのキャッ
シュを削除することができます。
433
キャッシュされたキューやストーリーを使用してオフラインで作業する
お気に入りリストにキューやストーリーをキャッシュするには:
1.[起動](Launch)ペインで[編集](Edit)ボタンをタップし、次にキャッシュする[お気に入り]
(Favorites)リストのキューまたはストーリーの左横をタップします。一度に複数のキューまたはス
トーリーを選択できます。
キューまたはストーリーのタイトルの横にチェック・マークが表示されます。
2.[キャッシュ](Cache)ボタンをタップします。
キャッシュ操作の状況が進捗バーに表示されます。キャッシュ操作を停止するには、[キャンセル]
(Cancel)ボタンをタップします。
キャッシュが完了すると、操作の結果を示すダイアログ・ボックスが表示されます。
3.[OK]をクリックします。
デバイスからキャッシュを削除するには:
(Launch)ペインで[編集]
(Edit)ボタンをタップし、次に削除する[お気に入り]
(Favorites)
1.[起動]
リストのキューまたはストーリーを選択します。
キューまたはストーリーのタイトルの横にチェック・マークが表示されます。
2.[ゴミ箱](Trash)ボタンをタップします。
キューまたはストーリーが[お気に入り](Favorites)リストから削除され、キャッシュが消去さ
れます。
434
MediaCentral | UX と Interplay | Production
キューやストーリーをオフライン・モードで表示する
MediaCentral UX との接続が切断した場合、オフラインでの作業を選択できます。これにより、モバイ
ル機器にキャッシュされたキューとストーリーを表示することができます。
MediaCentral UX との接続が切断された後、キャッシュされたキューとキャッシュを表示するには:
(Connection Failure)ダイアログ・ボックスで、
[オフライン作業]
(Work Offline)
1.[接続に失敗]
をタップします。
[お気に入り]リストのキャッシュされたキューとストーリーすべてと共に、
MediaCentral UX は、
[起動]ペインを表示します。
2. キューまたはストーリーをタップして開きます。
MediaCentral | UX と Interplay | Production
Interplay Production データベースに保存されている、ビデオ・クリップ、オーディオ・クリップ、グラ
フィックなどのメディア・アセットにアクセスできます。タブレット・アプリで表示する場合、利用可
能な Interplay Production システムはサイドバーにディレクトリやメディア・アセットと並べて表示さ
れます。
Interplay Production アセットを特定するために、別のアイコンが使用されています。
アイコン
説明
ディレクトリには、メディア・アセットやその他のサブディレクトリが置かれます。
オーディオ・クリップは、キャプチャ済みオーディオまたはインポート済みファイルから形成され
たオーディオ・メディア・ファイルを参照します。オーディオ・クリップは Media ビューアーでオー
ディオ・クリップ・アイコンとして表示されます。
435
MediaCentral | UX と Interplay | Production
アイコン
説明
マスター・クリップは、キャプチャ済み素材またはインポート済みファイルから形成された、オー
ディオおよびビデオのメディアファイルを参照します。
サブクリップはマスター・クリップ内の選択した区間を参照します。
シークエンスは他のクリップから作成して編集したプログラムの一部または全体を表します。
エフェクト・クリップは、作成済みでレンダリングしていないエフェクトを参照します。Media
ビューアーではエフェクト・クリップをプレビューできません。
グループ・クリップは複数のグループ・クリップを格納して、共通タイムコードに基づいてグルー
プ化されます。
[お気に入り]リストに選択した Interplay
色の星印が付きます。
n
Production システム・ディレクトリの先には、アイコンに金
サイドバーでアセット・ディレクトリの最上位を確認すると、
[戻る]ボタンには[起動]の文字が表示
されます。これは、このボタンをタップすると[起動]ペインの前のビューに戻ることを意味します。ただ
し、ボタン名はシステム・ディレクトリのさらに下まで移動すると変更されます。
MediaCentral | UX でメディア・アセットを表示する
MediaCentral UX を使用して、Interplay Production データベースに保存されているディレクトリや
メディア・アセットを開くことができます。ディレクトリとアセットのリストは、サイドバー内で開き
ます。Media ビューアーでアセットを表示および再生することができます。
436
MediaCentral | UX と Interplay | Production
メディア・ビューアー — 上部:選択したディレクトリ、
[表示 / 非表示]
(Show/Hide)ボタン、
[アクション]
(Action)ボタン。中央:選
択したアセット、Media プレイヤー。下部: メディア・コントロール
ディレクトリを開くには:
1. ディレクトリに移動します。
2. 画面上のフォルダーをタップして開きます。
n
システムのディレクトリ構造を移動すると、アプリには、データベース内のパスや場所が画面上部に表
示されます。
次の図では、Scuba Diver ディレクトリを開いて 1 つのサブディレクトリと複数のメディア・アセッ
トを表示した状態を示しています。
437
MediaCentral | UX と Interplay | Production
Interplay Production サーバーの Scuba Diver ディレクトリで、親ディレクトリを示すリストの上部に[戻る]ボタンがあります。
ディレクトリから戻るには:
t
n
[戻る](Back)ボタンをタップします。
[戻る]ボタンに「戻る」の文字は表示されません。このボタンの名前は、ディレクトリ内をどこまで移
動したかにより異なります。
メディア・アセットを開いて再生するには:
1. ディレクトリ内のアセットに移動します。
2. ビデオまたはオーディオ・アセットをタップします。
[メディア]ビューアーでアセットが開きます。
438
MediaCentral | UX と Interplay | Production
メディア・コントロール: [再生](Play)ボタン、ポジション・インジケータ、[フル・スクリーン](Full
Screen)ボタン
3.[再生]ボタンをタップして、アセットを再生します。
4. メディア・アセットをスクラブする場合、またはクリップの特定の位置に移動する場合は、ポジショ
ン・インジケータをタップしたまま新しい位置にドラッグします。
5. フル・スクリーン・モードでビデオ・クリップを表示する場合は、[フル・スクリーン]ボタンを
タップします。
メディア・ビューアーがタブレットの画面いっぱいまで広がり、ビデオ・クリップの再生が始まり
ます。
アセットを再読み込みするには:
1.[アクション](Actions)ボタンをタップします。
2.[再読み込み](Reload)をタップします。
439
19 Android デバイス用 MediaCentral | UX
MediaCentral UX は、Android デバイスで動作するよう設計されたネイティブ・ユーザー・インター
フェースを提供し、放送局の iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムへのダイレクトで安
全なアクセスを可能にします。
以下のの主要トピックでは、モバイル機器とアプリケーションに関する基本ユーザー情報について説明
します。
•
接続の基本
•
Android デバイスに MediaCentral | UX をインストールする
•
Android デバイスで MediaCentral UX を起動する
•
ナビゲーション・ドロワーとディレクトリ・パネル
•
ユーザー・インターフェースのボタン
•
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする
•
iNEWS データベースにアクセスする
•
スクリプトに関連するビデオを表示する
•
ストーリーを使用する
接続の基本
MediaCentral モバイル・アプリケーションを使用して iNEWS データベースを閲覧し、ランダウンとス
トーリーを表示できます。
MediaCentral モバイル・アプリケーションを使用して、MediaCentral がサポートする多数のアクショ
ンを実行することができます。
•
ニュース・ディレクトリに移動します。
•
新しいストーリーを編集します。
MediaCentral Android アプリケーションは、Wi-Fi やキャリア固有の携帯電話サービス(4G など)を
含む接続オプションの 1 つを使用します。
n
アプリケーションは、リストに表示される優先順位に従って、オプションのリストで最初に利用可能な
接続を自動的に選択します。
接続の基本
Android デバイス
Android デバイスには外部ボタンがほとんどありません。タッチ・ジェスチャーでコンテンツを移動し
ます。例えば、アイコンをタップして、アプリケーションを開始します。さまざまなメニュー・アイコ
ンの表示などの標準機能を実行するジェスチャーもあれば、特定のアプリケーション向けの機能を実行
するジェスチャーもあります。
n
多くのアプリケーションを実行するほど、デバイスはメモリーやバッテリー電源を消費します。 デバイ
スのパフォーマンスを最適化するには、アプリケーションを終了する際にアプリケーションを閉じるよ
うにします。
モバイル・アプリケーション用ジェスチャー
タッチスクリーン・モバイル・デバイスのアプリケーションでは、ユーザーは指先のスワイプやタップ
のようにさまざまなジェスチャーを利用して特定のタスクを完了できます。ジェスチャーで可能なことは、
アプリケーションにより異なります。
MediaCentral モバイル・アプリケーションの作業用メイン・エリアには、使用可能な iNEWS サーバー
を一覧表示するナビゲーション・ドロワー、iNEWS サーバーのキューとストーリーをナビゲートでき
るディレクトリ・パネル、ストーリー・ビューで選択したストーリーのコンテンツを表示する内容タブ、
プロダクション・キュー・タブ、およびシークエンス・タブが含まれます。
以下の表には、MediaCentral モバイル・アプリケーション内でジェスチャーを使用する場所により異な
る、特定のジェスチャーによる操作が記載されています。
場所
ジェスチャー
説明
ナビゲーション・ドロワー
iNEWS サーバー名をタップし ディレクトリ・パネルを開きます。キューに移
ます。
ディレクトリ・パネル
[内容]タブ
動しランダウンとストーリーを開くことができ
ます。
Android デバイスの Back ボタン ディレクトリ・パネルで最後に選択したロケー
をタップします。
ションに移動します。
左にスワイプします。
[プロダクション キュー]タブ 左にスワイプします。
[内容]タブ
右にスワイプします。
[プロダクション キュー]タブを表示します。
[シークエンス]タブを表示します。
ナビゲーション・ドロワーを表示します。左にス
ワイプするとナビゲーション・ドロワーを隠すこ
とができます。
[プロダクション キュー]タブ 右にスワイプします。
[内容]タブを表示します。
[シークエンス]タブ
[プロダクション キュー]タブを表示します。
ディレクトリ・パネル
右にスワイプします。
アップ・ボタンをタップするか右 どのディレクトリ構造に位置していても、ナビ
にスワイプします。
ゲーション・ドロワーを表示します。
441
Android デバイスに MediaCentral | UX をインストールする
場所
ジェスチャー
説明
[内容]タブまたは[プロダク アップ・ボタンをタップします。 ナビゲーション・ドロワーを表示します。左にス
ション キュー]タブ
ワイプするとナビゲーション・ドロワーを隠すこ
とができます。
ナビゲーション・ドロワー
Android デバイスの Back ボタン
をタップします。
MediaCentral モバイル・アプリが閉じます。
スクリプト・エディター
左にスワイプ
キュー・リストを表示します。
スクリプト・エディター
タップしたまま押さえる
タップした文字を選択すると、テキストを選択し
てテキストの書式を変更できます。
Android デバイスに MediaCentral | UX をインストールする
次の手順では、MediaCentral のライセンス認証、セットアップ、および設定が完了しているものとみな
します。
MediaCentral UX を Android デバイスにインストールするには:
1. Android Play ストアを開きます。
2.[Apps]セクションで MediaCentral UX アプリケーションを検索します。
3.[Install]をタップします。
Android デバイスに MediaCentral UX をインストールすると、アプリケーションを示すアイコン
がホーム画面にインストールされます。アイコンは、他のアプリケーションと同様に、別の場所や
新しいスクリーンに移動することができます。
Android デバイスで MediaCentral UX を起動する
MediaCentral UX モバイル・アプリケーションをインストールすると、アプリケーションを示すアイコ
ンが Android デバイスのホーム画面に表示されます。MediaCentral アカウントを設定済みである場合、
デ バ イ ス で MediaCentral UX ア イ コ ン を 選 択 し て MediaCentral に 接 続 す る こ と が で き ま す。
MediaCentral UX の認証情報でサイン・インして、iNEWS を参照することができます。
n
Android 用 MediaCentral UX アプリの最新バージョンは、携帯電話向けに設計されました。アプリは、
Android のスマートフォンとタブレットの両方で同様に表示され、機能します。
MediaCentral UX は、iNEWS Community をサポートしています。iNEWS Community の機能で、
複数の iNEWS システムを使用しているお客様のコンテンツの共有やストーリーのコラボレーションを
可能にします。
442
Android デバイスで MediaCentral UX を起動する
MediaCentral モバイル・アプリケーションでは、認証情報を入力して、1 つの iNEWS システムにサイ
ンインすることが必要です。このシステムをローカル・システムと考えます。ローカル・システムが
iNEWS Communuty で設定されている場合、コミュニティ内の別のシステムに自動的にサイン・イン
することができます。このシステムをリモート・システムと考えます。MediaCentral UX のナビゲー
ション・ドロワーでは、ローカル iNEWS システムが最初に表示され、以降にリモート・システムが表
示されます。リモート・システムに接続するには、システム名をタップします。
iNEWS Community について詳しくは、「iNEWS Community のサポート」( 36 ページ)をご参照く
ださい
サインイン後に MediaCentral への接続が切断された場合、ダイアログ・ボックスに、サーバーに再接
続するか、MediaCentral をサインアウトするかの選択肢が表示されます。
MediaCentral への接続が回復した場合、アクション・オーバーフロー・ボタンをタップし、[サインイン]
(Sign In)を選択してサインインします。
MediaCentral UX を起動するには:
1. MediaCentral UX アイコンを選択して、モバイル・アプリケーションを開始します。
サインイン画面が表示されます。
2. MediaCentral のサーバー名を入力します。
3. MediaCentral のユーザー名とパスワードを入力します。
4.[サインイン](Sign In)ボタンをタップします。
n
MediaCentral の認証情報が間違っていたり、MediaCentral のアカウントに認証情報がない場合、「認証に
失敗しました。入力したユーザー名またはパスワードが正しくありません。」というメッセージが表示さ
れます。[OK]をクリックすると、サインイン画面が表示され、正しい認証情報を入力することができ
ます。
MediaCentral モバイル・アプリケーションに初めてサインインし間違った認証情報を使用すると、エ
ラー・メッセージが表示されない場合があり、ナビゲーション・ドロワーには iNEWS サーバーは表示され
ません。アプリケーションからログアウトし、正しい認証情報を使用して再ログインする必要があります。
サインインすると、MediaCentral モバイル・アプリケーションは、選択した iNEWS システムに
接続します。すべてのサーバーはナビゲーション・ドロワーに表示されます。
443
ナビゲーション・ドロワーとディレクトリ・パネル
ヘルプ・システムを表示するには:
1. アクション・オーバーフロー・ボタンをタップします。
2.[ヘルプ](Help)を選択します。
サインアウトするには:
1. アクション・オーバーフロー・ボタンをタップします。
2.[サインアウト](Sign Out)を選択します。
アプリケーションを終了するには、以下を行います:
t
Android デバイスの Home ボタンをタップします。
ナビゲーション・ドロワーとディレクトリ・パネル
Android デバイスで MediaCentral にサインインすると、表示された画面の左側にナビゲーション・ド
ロワーを確認できます。このナビゲーション・ドロワーから、MediaCentral と統合された iNEWS ニュー
スルーム・コンピューター・システムなどの様々なシステムに接続できます。ナビゲーション・ドロワー
には、iNEWS Community の一部である iNEWS サーバーも含まれます。
以下の図は、ナビゲーション・ドロワーを示しています。
ナビゲーション・ドロワー、アップ・ボタン、アクション・オーバーフロー・ボタン、Android の Back ボタン
444
ユーザー・インターフェースのボタン
ナビゲーション・ドロワーから、ディレクトリ・パネルを開いてディレクトリ構造にナビゲートしたり、
アセットを開くことができます。アセットを開いた後、指で画面の右へとスワイプするかアップ・ボタ
ンをタップすると、いつでもナビゲーション・ドロワーを表示できます。
アクション・オーバーフロー・ボタンをタップし、[再ロード](Reload)を選択して iNEWS データ
ベースに表示されるキューとストーリーをアップデートできます。これにより、ストーリーや新しい
iNEWS アセットに加えられた変更を表示することができます。
ユーザー・インターフェースのボタン
MediaCentral モバイル・アプリケーションには、ユーザー・インターフェースに、アプリケーションの
機能にアクセスできるボタンがあります。以下の表では、ボタンとその使用法について説明します。
ボタン
説明
アップ・ボタンで、iNEWS データベースを参照している時にナビゲーション・ドロワーに戻ることが
できます。キューまたはストーリーが開いている場合も、ナビゲーション・ドロワーを表示できます。
[ストーリーを編集]ボタンでは、
[編集]ツールバーや仮想キーボードを表示して、開いているストー
リーを編集できます。
n [ストーリーを編集]ボタンのアイコンは、編集モードが有効な場合は紫色、編集モードが無効
な場合は灰色で表示されます。
アクション・オーバーフロー・ボタンは、オプションのメニューを開きます。
• [再ロード]— ディスプレイを更新してストーリーやキューの変更を反映します(「Android デバ
イスで MediaCentral UX を起動する」( 442 ページ)参照)。
• [編集スラグ]— ストーリーのタイトル(スラグ)を変更します。このオプションは編集モードで
のみ表示されます。
• [新規ストーリー]— アクティブなキューに新しいストーリーを追加します。
• [ログを送信]— Avid カスタマー・サポートにログ・ファイルを送信し、トラブルシューティン
グを行います(「MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする」( 446 ページ)参照)。
• [ご利用にあたって]— Avid の Android アプリケーションに関する著作権通知を表示します。
• [サインアウト]— 現在のセッションを終了します(「Android デバイスで MediaCentral UX を
起動する」( 442 ページ)参照)。
• [設定]— 環境設定ダイアログ・ボックスを開きます(「MediaCentral | UX 設定をカスタマイズ
する」( 446 ページ)参照)。
• [ヘルプ]— オンライン・ヘルプ・システムを開きます(「Android デバイスで MediaCentral UX
を起動する」( 442 ページ)参照)
。
445
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする
MediaCentral | UX 設定をカスタマイズする
MediaCentral モバイル・アプリケーションで、一部の設定を修正できます。
Android デバイスで MediaCentral UX 設定を修正するには:
1. MediaCentral UX を起動します。
2. アクション・オーバーフロー・ボタンをタップし、[設定](Settings)を選択します。
3. 該当する設定オプションを選択します。
以下の表は、一般設定の説明です。
一般設定
説明
バージョン
表示する目的のみの場合、この値は現在インストールされているモバイル・アプリケー
ションのバージョンを示します。
サインイン状態を維持
MediaCentral へサインインしてから、サインイン状態を維持する場合は、オンに設
定します。
ロギング
選択すると、MediaCentral UX はセッションの作業内容のログを保存するので、トラ
ブルシューティングに使用できます。
アクション・オーバーフロー・ボタンをタップすると[ログを送信]オプションが現
れます。これによって直接 Avid にログを電子メール送信できます。
このオプションが選択されていないと(デフォルト)、ロギングは無効になります。
ロギング レベル
この設定では、ロギングを有効にしている場合の情報量を決定します。オプションには、
[情報]
(Info)、
[警告]
(Warn)、
[エラー]
(Error)があります。
[詳細]
(Verbose)、
タイムアウトのリクエスト オプションには、10 秒、20 秒、30 秒、1 分、2 分の間隔があります。
以下の表では、編集の設定について記載されています。
編集設定
説明
ストーリーの自動保存 オンに設定すると、MediaCentral UX では、変更したストーリーからシステムの他のア
セ ッ ト に 移 動 す る 場 合 に、ス ト ー リ ー を 自 動 的 に 保 存 し ま す。 オ フ に 設 定 す る と、
MediaCentral UX では変更の保存を確認するメッセージが表示されます。デフォルトの
設定はオンです。
446
iNEWS データベースにアクセスする
ログ・ファイルを Avid に送信するには:
1. アクション・オーバーフロー・ボタンをタップし、[ログを送信](Send Log)を選択します。
MediaCentral のログ・ダイアログ・ボックスが開き、電子メールとテキストのオプションが表示
されます。
2. ログの送信に使用するアプリのアイコンをタップします。
アプリが Android デバイスに開きます。
3. アプリによって、メモやコメントを追加してからログを Avid に送信できます。
iNEWS データベースにアクセスする
iNEWS データベースは、iNEWS システムの基幹です。ニュースルーム(ストーリー、スクリプト、ラン
ダウン)に作成したデータを、iNEWS サーバーのデータベースに保存します。キューにはストーリーが
あり、ディレクトリ(フォルダーとも呼ばれる)にキューが保存されます。
モバイル・アプリケーションで表示する場合、利用可能なシステムがナビゲーション・ドロワーに表示
されます。サーバー名をタップするとディレクトリ・パネルが開き、ディレクトリとキューが表示され
ます。変更が加えられた時に自動的に更新するようマークされたキューは、ページ付けなしでディレク
トリ・パネルに表示されます。(iNEWS ストーリーの自動更新は、MediaCentral モバイル・アプリ
ケーションのこのバージョンではサポートされていません。)続けてスクロールすると、これらのキュー
にあるすべてのストーリーを見ることができます。
n
キューが 1,000 以上のストーリーを含む時、MediaCentral モバイル・アプリケーションがそれらを受信
して表示するまでに時間がかかる場合があります。MediaCentral モバイル・アプリケーション設定で
[タイムアウトを要求]の値を増やす必要があります。詳しくは、「MediaCentral | UX 設定をカスタマ
イズする」( 446 ページ)をご参照ください。
アプリケーションでは、さまざまなアイコンが使用され、ディレクトリ、キュー、ストーリーが区別さ
れます。
アイコン
説明
ディレクトリには、キューやその他のサブディレクトリが置かれます。キューとは異なり、ディレ
[ワイヤ]フォルダーには、受信するワイヤ・ス
クトリにはストーリーは含まれません。たとえば、
トーリーのあるキューが含まれます。
キューでは、詳細カテゴリーにストーリーを整理できます。番組のランダウンはキューの一例です。
ストーリー(例えば、ワイヤ・ストーリー)には、連絡先、ニュース・イベントの説明などのテキ
ストが含まれます。いかなるストーリーも、番組のスクリプトにすることができます。スクリプトには、
プロダクション・キュー、マシン・コントロールの指示、プレゼンターの指示、関連するビデオ・
シークエンスを含む、テキスト以外の追加データがあります。
447
iNEWS データベースにアクセスする
アイコン
説明
放送日未定ストーリーとは、番組のタイミングからストーリーの時刻を削除したもので、キューに
保存されますが、マシン・コントロールとネットワーク・プロンプターに無視される原因となります。
ブレイク・ストーリーには、コマーシャル・ブレークなどの番組の「ブレーク」を形成するキュー
に指定された列があります。
承認済みストーリーが放送用に認証されたことを示します。iNEWS システムの管理者に認証され
た各個人のみがストーリーを承認できます。
以下の図は、iNEWS ディレクトリ・パネルと、そこに表示されたキューおよびフォルダーの例を示し
ています。
n
ディレクトリ・パネルで iNEWS システム・ディレクトリを表示中にアップ・ボタンをタップすると、ナビ
ゲーション・ドロワーを表示できます。[戻る]ボタンをタップしてもディレクトリに戻ることができます。
MediaCentral モバイル・アプリケーションからディレクトリ、キュー、ストーリーを開くことができます。
ディレクトリとキューは、ディレクトリ・パネル内で開きます。ストーリーをタップすると、[内容]タ
ブのストーリー・ビューに表示されます。
n
MediaCentral モバイル・アプリケーションのこのバージョンでは、キーロックが適用された iNEWS ス
トーリーは開けません。
448
iNEWS データベースにアクセスする
ディレクトリを開くには:
1. ディレクトリに移動します。
2. 画面上のフォルダーをタップして開きます。
次の図は、受信するワイヤ・ストーリーを含む数々のキューを表示する[ワイヤ]ディレクトリが
開いている状態を示しています。
ディレクトリまたはキューから戻るには:
t
Android デバイスの Back ボタンをタップします。
キューを開くには:
1. ディレクトリ内のキューに移動します。
2. キューをタップして開きます。
以下の図は、ランダウン・キューの例を示しています。
449
iNEWS データベースにアクセスする
既存のストーリーを開くには:
1. キュー内のストーリーに移動します。
n
チェック・マーク付きのストーリー・アイコンは、ストーリーが「承認済み」であることを示しています。
iNEWS ワークステーションからストーリーを承認できます。
2. ストーリーをタップして開きます。
[内容]タブのストーリー・ビューに表示されます。
以下の図では、数値で示されたプロダクション・キュー・マーカーを持つストーリーを含む[内容]
タブが表示されています。
450
iNEWS データベースにアクセスする
プレゼンターの指示は、ストーリー本文に赤色のテキストで表示されます。
3. ストーリーを表示しながら[プロダクション キュー]タブを見るには以下を行います。
t
t
[プロダクション キュー](Production Cues)タブをタップします。
左にスワイプします。
451
スクリプトに関連するビデオを表示する
ストーリー内の数値のプロダクション・キュー・マーカーは、プロダクション・キューやマシン・
コントロールの指示と並んで[プロダクション キュー]タブに表示されます。黒色のテキストは、
プロダクション・キューを示しています。青色のテキストは、マシン・コントロールの指示を示し
ています(存在する場合)。
n
Android デバイスの画面サイズに限りがあるため、モバイル・アプリケーションではディレクトリ・パ
ネルをストーリーとは表示しません。ディレクトリ・パネルを表示するには随時、[内容]タブまたは
[プロダクション キュー]タブから右にスワイプするか、アップ・ボタンを使用します(「ナビゲーショ
ン・ドロワーとディレクトリ・パネル」( 444 ページ)をご参照ください)。
ストーリーを再読み込みするには:
1. アクション・オーバーフロー・ボタンをタップします。
2.[再読み込み](Reload)をタップします。
スクリプトに関連するビデオを表示する
MediaCentral UX Web アプリケーションでシークエンスがストーリーに関連付けられている場合、
MediaCentral Android アプリケーションのメディア・ビューアーでストーリーをプレビューできます。
n
MediaCentral システムに iNEWS のみ設定のライセンスがある場合は、シークエンスまたはその他のメ
ディア・アセットのプレビューまたは再生はできません。
452
スクリプトに関連するビデオを表示する
スクリプトに関連付けられたビデオでストーリーを開く場合、[シークエンス]タブを使用してビュー
アーをで開き、シークエンスをプレビューします。[シークエンス]タブには、関連付けられたシーク
エンスを持つストーリーのみが表示されます。
ボタン
説明
[再生]ボタンでは、シークエンスを再生してストーリーと関連するビデオをプレビューできます。
シークエンスの再生中、このボタンは[一時停止]ボタンに変更されます。
プレイヘッドでは、ビューアーのビデオ再生タイムライン内の新しいポジションに移動できます。
[最大化]ボタンは、ビューアーを全体画面表示に拡大します。
以下の方法で、作成されたビデオ・シークエンスを確認できます。
•
MediaCentral UX で作成され、変更されたシークエンス。
•
MediaCentral UX で作成され、NewsCutter または Media Composer で変更されたシークエンス。
この場合、メディア・ビューアーで一部のエフェクトが表示されない場合があります。
•
Instinct で作成され、MediaCentral UX で変更されたシークエンス。
453
スクリプトに関連するビデオを表示する
n
NewsCutter や Media
Composer で作成されたビデオ・シークエンスを直接表示したり、Interplay
Assist や Interplay Access で作成されたショットリストを再生したりすることはできません。
スクリプトと関連されたビデオ・シークエンスを表示するには:
1.[シークエンス]タブをタップしてビューアーを開きます。
2. [再生](Play)ボタンをタップします。
シークエンスがビューアーで再生されます。Android デバイスを回転させ、ランドスケープ・モードま
たはポートレート・モードでビデオを表示できます。ビューアー コントロールは、再生後 3 秒間表示さ
れません。デバイスの画面をタップするか、再生を一時停止するとコントロールが表示されます。
3.(オプション)ビューアーを展開すると、向きが調整され、ビデオがランドスケープ・モードで表示
されます。ビューアーの[最小化]ボタンまたはデバイスの[戻る]ボタンをタップすると、
[シー
クエンス]タブ内の元のサイズと向きに復元できます。
再生用にシークエンス・ビデオ・プロキシを再生成するには:
1. アクション・オーバーフロー・ボタンをタップします。
2.[再読み込み](Reload)をタップします。
454
ストーリーを使用する
ストーリーを使用する
モバイル・アプリケーションを使用して、新しいストーリーの作成や既存ストーリーの編集ができます。
ストーリーのタイトルも変更できます。
ストーリーが編集中の場合、システムは編集ロックを取得し、作業中に他のユーザーがストーリーを変
更できないようにします。編集ロックは、ボディを編集する場合はストーリー本文にのみ適用され、タイ
トルを編集する場合はストーリー・タイトル(スラグ)にのみ適用されます。新しいストーリーを開始
する際には、編集ロックはストーリー本文およびストーリー・タイトルの両方に適用されます。ストー
リーを保存、終了したり、変更を破棄すると、編集ロックは解除されます。
n
MediaCentral UX モバイル・アプリでは、Bluetooth キーボードも使用できます。
編集ツールバーを使用すると、編集モードを維持しながらストーリー内でテキスト、プロダクション・
キュー、およびセグメントの切れ目をカット、コピー、ペーストできます。
既存のストーリーを編集するには:
1. キュー内の既存のストーリーに移動して開きます。
2.[ストーリーを編集](Edit Story)ボタンをタップします。
ストーリーが編集モードで開きます。編集ロックを使用すると、編集中に他のユーザーがストー
リーを変更できないようにします。
455
ストーリーを使用する
3. ストーリーでタップして、テキストの編集を開始します。
4. テキストをカット、コピー、ペーストするには、次の操作を実行します。
a.
テキストを編集する部分のストーリーをタップしたまま押さえます。
選択矢印と編集ツールバーが表示されます。
[すべて選択]、
[カット]、[コピー]
、[ペースト]ボタン付きの編集ツールバーのある編集モード
b.
選択矢印をタップしたまま押さえ、選択矢印をドラッグして編集するテキストを強調表示する
か、選択矢印をドラッグして編集を実行するテキストへ配置します。プロダクション・キュー
およびセグメントの切れ目など、ストーリー中のテキストをカット、コピー、ペーストできます。
c.
編集ツールバーの適切なボタンをタップします。
5. 変更を完了した後で、[ストーリーを編集](Edit Story)ボタンをタップしてストーリーを保存し
ます。詳しくは、「ストーリーの保存方法」( 457 ページ)をご参照ください。
新しいストーリーを作成するには:
1. アクション・オーバーフロー・ボタンをタップします。
n
編集モードではアクション・オーバーフロー・ボタンにアクセスできません。
2.[新規ストーリー](New Story)をタップします。
空白のストーリーは、ストーリーですでに有効となっている編集モードで、現在のキューに追加さ
れます。編集ロックを使用すると、編集中に他のユーザーがストーリーを変更できないようになり
ます。カーソルは、空白のタイトル・フィールドに移動されます。
(スクリプト・エディターで)編集モードの場合に、アプリケーションには仮想キーボードが表示さ
れます。
3. ストーリーのタイトルを入力します。
4.(オプション)プロダクション・キューやマシン・コントロールの指示を入力します。
5. ストーリーを保存します。詳しくは、「ストーリーの保存方法」( 457 ページ)をご参照ください。
456
ストーリーを使用する
ストーリーのタイトル(スラグ)を編集するには:
1. キュー内の既存のストーリーに移動して開きます。
2. アクション・オーバーフロー・ボタンをタップします。
n
編集モードではアクション・オーバーフロー・ボタンにアクセスできません。
3.[編集スラグ](Edit Slug)をタップします。
[編集スラグ]
(Edit
示されます。
Slug)ダイアログ・ボックスが開き、アプリケーションに仮想キーボードが表
4. ストーリーのタイトルを編集し、[OK]をタップします。
n
編集モード中にストーリーのタイトルを編集することもできます。
ストーリーの保存方法
編集モードでストーリーを変更してから[戻る]ボタンまたはアップ・ボタンをタップして、新しく作
成したストーリーや、変更した既存のストーリーを保存できます。別のアプリケーションに切り替えたり、
ホーム・ボタンを押して MediaCentral モバイル・アプリケーションをバックグラウンドに送る場合に
も、ストーリーを保存できます。変更を保存するかどうかを確認するメッセージが表示されます。ストー
リーを保存するか、変更を保存しないで編集モードを終了するかを選択できます。
457
ストーリーを使用する
MediaCentral UX 設定でストーリーの自動保存を有効にしている場合、新しく作成したストーリーや、
変更した既存のストーリーを、複数の方法で保存できます。
• [ストーリーを編集]ボタンまたは[戻る]ボタンをタップすると、アプリケーションは自動的に変
更したストーリーを保存します。
•
別のアプリケーションに切り替えたり、ホーム・ボタンを押して MediaCentral モバイル・アプリ
ケーションをバックグラウンドに送る場合にも、アプリケーションは自動的に変更したストーリー
を保存します。
•
アプリケーションからサイン・アウトすると、アプリケーションは変更したストーリーを自動保存
します。
スクリプトの書式設定
ストーリーを記述する際、テキストはデフォルトのテキスト・スタイルで表示されます。ただし、デフォ
ルト・フォントを太字にするなど、テキストの外観を変更できます。ニュース放送用のスクリプトとし
てストーリーの書式設定を行う場合、プレゼンター用の指示やクローズド・キャプションなどのテキス
トの特殊スタイルを使用して、特定のテキストと区別することがよくあります。
通常、プレゼンター指示は、ニュース・プレゼンター(ニュース・アンカーとも呼ばれる)への特別な
指示として使用されます。プレゼンター指示用のテキストは、テレプロンプターで反転表示されて赤色
で表示されます。このテキストは、システムが読み取り時間を計算する方法に影響しません。
一般に、サウンドバイトのトランスクリプションにはクローズド・キャプションを使用します。クロー
ズド・キャプション用のテキストは緑色で表示されます。また、聴覚障害者用にせりふを放送するため
のデバイスを局で使用している場合は、クローズド・キャプション・エンコーダーに送信されます。クロー
ズド・キャプションのテキストはテレプロンプターには表示されません。また、システムの読み取り時
間計算にも影響しません。
n
システムは、デフォルトのテキスト・スタイルをテレプロンプターと局で使用されるクローズド・キャ
プション・エンコーダーの両方に送信します。
モバイル・アプリケーションでは、ツールバーにボタンがあり、テキストの書式設定を太字、斜体、下線
に変更できたり、放送スクリプト用の特殊な文字設定を行えます。
458
ストーリーを使用する
テキストの書式設定を行うには、タップしたまま押さえて適切なテキストを選択し、以下のいずれかの操作を行います。
n
t
テキストを太字にするには、次に[B]ボタンを選択します。
t
テキストを斜体にするには、次に[I]ボタンを選択します。
t
テキストを下線にするには、次に[U]ボタンを選択します。
t
テキストを標準テキストとしてマークするには、次に標準用の[N]を選択します。
t
テキストをプレゼンターの指示としてマークするには、次にプレゼンター用の[P]を選択します。
t
テキストをクローズド・キャプション・テキストとしてマークするには、次にクローズド・キャプ
ション用の[CC]を選択します。
テキストの入力前にも書式設定を選択できます。 新しいテキストを入力すると、選択した書式設定で表
示されます。入力するテキストの書式を変更するには、別の書式を選択します。
アプリケーション内の他の場所に移動すると、変更が自動的に保存されます。アプリケーションを
サインアウトまたは終了しようとすると、変更の保存か破棄のいずれかを確認するメッセージが表
示されます。
プロダクション・キューを追加する
新しい放送用のスクリプトとしてストーリーをフォーマットする際、技術スタッフへの情報提供と、文字
ジェネレーターなどの装置用のマシン・コントロール・コマンド提供の目的で、プロダクション・キュー
を追加できます。
459
ストーリーを使用する
プロダクション・キューをストーリー・エリアのスクリプトに追加し、それらをスクリプト・エディター
のキュー・リスト・エリアで編集します。スクリプトに追加されると、各プロダクション・キューには
関連番号が付けられます。その番号は、スクリプト内のプロダクション・キュー・マーカーとして表示
され、キュー・リスト内のプロダクション・キュー・のテキスト・ボックスの挿入場所と一致しています。
プロダクション・キューをスクリプトに挿入するには:
1. プロダクション・キュー・マーカーを挿入したいストーリーにカーソルを置きます。
2. タップして押さえたまま、[プラス](+)ボタンを選択します。
MediaCentral モバイル・アプリケーションは、カーソルが置かれているストーリーに番号が振ら
れたプロダクション・キュー・マーカーを追加します。マーカーは、キュー・リストに配置された
同じ番号のプロダクション・キューに対応しています。
3. 左にスワイプしてキュー・リストを表示し、プロダクション・キューを編集します。
4. プロダクション・キュー情報を入力します(「Take VO」、「On Camera」、「Take SOT」、「Take Live」
など)
。
アプリケーション内の他の場所に移動すると、新しく挿入されたプロダクション・キューの情報が
自動的に保存されます。アプリケーションをサインアウトまたは終了しようとすると、変更の保存
か破棄のいずれかを確認するメッセージが表示されます。
マシン・コントロールの指示を追加する
局が iNEWS Command などの放送管理システムに統合されている場合、プロダクション・キューにマ
シン・コントロール指示が含まれる場合があります。
デバイス用のコマンドで始まるフォーマットで指示を記述する必要があります(キャラクター・ジェネ
レーター用の CG など)。このコマンド後、フォーマットは、フルフィルメント・データ用の 2 行を含む
テンプレートの 2 行などの特定の項目やテンプレートを指定します。追加の情報やコメントは、同じプロ
ダクション・キュー・テキスト・ボックス内の後続の行に続きます。
以下の手順は、2 行のキャラクター・ジェネレーター・グラフィック用のマシン・コントロールの指示例
を示しています。最初の行で正しいテンプレートを呼び出し、テキストの次の行でグラフィックに表示
されるフルフィルメント・データを提供します。
CG イベント用のマシン・コントロールの指示を追加するには:
1. プロダクション・キューをスクリプトに追加または開きます。
2. 左にスワイプして、プロダクション・キューのキュー・リストを表示します。
460
ストーリーを使用する
3. MC を選択してマシン・コントロール・コマンドを入力して(たとえば CG 2line)、Return キー
を押します。
アスタリスク(*)が自動的に追加され、テキストが青色のフォントで表示されます。
4. 2 行の CG グラフィックに表示されるテキストの 1 行目を入力して(たとえば John Smith)、Return
キーを押します。
5. 2 行の CG グラフィック用の 2 行目を入力します(たとえば Pleasantville, USA)。
CG マシン・コントロールの指示が青色フォントで表示されます。
ストーリーでリンクを使用する
ストーリーには、シンプル・テキスト以外にも多くのテキストが含まれています。Web ページへの URL
を含めることができます。ストーリーに Web リンクが含まれていると、それらはダイナミック・リンク
になります。リンクを使用してデバイスのブラウザーを開くことができます。
n
MediaCentral モバイル・アプリを使用して Web ページへのリンクを追加することはできません。
ストーリーからウェブ・リンクを開くには:
t
ストーリー内のリンクをタップします。
デバイスのウェブ・ブラウザーが開き、ウェブ・ページが読み込まれます。
461
A ユーザー設定
ユーザー設定ダイアログ・ボックスで、ユーザー設定へのアクセスと変更が可能です。ユーザー設定ダイ
(User Settings)を選択します。ユー
アログ・ボックスを開くには、
[ホーム]
(Home)> [ユーザー設定]
ザー設定の変更後、[適用](Apply)をクリックして変更を保存します。
以下の表では、ユーザー設定について説明しています。
設定グループ
設定
説明
一般
言語
Web アプリケーションのユーザー・インターフェースで
使用する言語をコントロールします。ドロップダウン・メ
ニューから使用する言語を選択します。
タイム・ゾーン
日付と時刻の表示をコントロールします。この設定は、選
択した日付とその他の書式設定されたデータを表示する
ために MediaCentral UX のコンポーネントによって使
用されます。ドロップダウン・メニューから使用するタイ
ム・ゾーンを選択します。
n
日付の形式
選択したタイム・ゾーンの設定と連動して日付と時刻を表
示します。ドロップダウン・メニューから使用する形式を
選択します。
n
iNEWS
デフォルトのタイム・ゾーンはシステム設定で
MediaCentral UX 管理者により設定されています。
デフォルトの日付形式はシステム設定で
MediaCentral UX 管理者により設定されています。
パスワード
MediaCentral UX アカウントのパスワードを変更します。
新しい認証情報は、一旦サインアウトし、再度サインイン
するまで有効ではありません。
iNEWS 認証情報
Avid iNEWS サーバーにアクセスするユーザー名とパス
ワ ー ド を 設 定 し ま す。
ユ ー ザ ー 名 と パ ス ワ ー ド は、
iNEWS アカウントのものと同じでなければなりません。
MediaCentral UX のユーザー名とパスワードを iNEWS
サーバーのアクセスに設定するオプションもあります。
シークエンス: シークエンスを自動読み 関連する iNEWS ストーリーが開かれた時、スクリプト・
込み
シークエンスが[シークエンス]ペインや[メディア]ペ
インで自動で開くかどうかを決定します。
設定グループ
設定
説明
Interplay | Production Interplay Production 認証情報
Interplay Production サーバーにアクセスするユーザー
名とパスワードを設定します。ユーザー名とパスワードは、
Interplay Production アカウントのものと同じでなけれ
ばなりません。
のユーザー名とパスワードを
MediaCentral UX
Interplay Production サーバーのアクセスに設定するオ
プションもあります。
検索結果フィルター: 検索された各アセッ Interplay Production 検索結果に、1 つのアセットにつき代
トにつき代表 1 つのみ表示
表 1 つのみ表示(リンク)されるよう設定します。このオプ
ションを選択すると、検索終了までの時間が短縮されます。
検索条件: 時間範囲
Interplay Production データベースで検索を実行する際、
アセットの作成日または変更日の期間を設定します。デ
フォルトの設定は「過去 14 日間」です。期間を短縮すると、
検索にかかる時間も短くなります。
検索条件の[修正日]を使って期間を指定しない限り、
「検索を実行
この設定が検索に使用されます。詳しくは、
する」( 258 ページ)をご参照ください。
Media | Distribute
参照先アセット
参照先アセットが[アセット]タブに表示されているかを
判断します。参照先アセットは、同じ Interplay Production
フォルダー内の別のアセット(たとえばシークエンスに含
まれるクリップなど)によって参照されるアセットです。デ
フォルトでは、参照先アセットは非表示です。
ユーザー・プロファイル名
Twitter や Facebook などの投稿タイプに対し、Media
Distribute のプロファイルを一覧表示します。この設定グ
ループを使用して、Media Distribute パブリッシュ用の
個人アカウントを作成することができます。
メッセージと共有
電子メール転送
MOS
MOS: MOS 有効
電子メール転送の有効 / 無効を切り替えます。
[メッセージ]
ペインを使用してメッセージを送信する際は、メール転送
機能を使用すると、MediaCentral UX にログインしてい
ないときも、特定のメール・アドレスでメッセージを受信
することができます。
Avid Deko Select プラグインなどの MOS プラグインを
有効にします。
プラグインの詳細については、「プラグインと MOS 統合
を使用する」( 35 ページ)と、ご使用のプラグインのマ
ニュアルをご参照ください。
463
設定グループ
設定
説明
[シークエンス]ペイン エフェクト:ディゾルブのデュレーション シークエンスのセグメント間のトランジションに使用で
きるビデオ・ディゾルブのデフォルト・デュレーションを
設定します。デフォルトでは、デュレーションは 20 フレー
ムに設定されています。シークエンスにディゾルブを適
用する際、デフォルトの設定を無効にすることができま
す。
464
B キーボード・ショートカット
以下の主要な項目では、キーボード・ショートカットについて説明します。
n
n
•
キュー / ストーリー・ペインのショートカット
•
アセット・ペインのショートカット
•
メディア・メインのショートカット
•
ロギング・ペイン(Interplay
•
ロギング・ペイン(Interplay |
•
シークエンス・ペインのショートカット
| Production)のショートカット
MAM)のショートカット
これらのキーボード・ショートカットは、特に断りのない限り、Windows システムまたは Macintosh シ
ステムで使用できます。Macintosh では、通常 CTRL キーの代わりに Command キーを使用しますが、
た と え ば、Macintosh で は CTRL+S ま た は
CTRL キ ー の シ ョ ー ト カ ッ ト も 使 用 で き ま す。
Command+S のいずれかを押すことでストーリーを保存できます。
Macintosh 上の Safari では、現在 Command(CMD)のキーボード・ショートカットで既知の問題があ
ります。複数の追加キー(CMD+J+K)のある複雑なキーの組み合わせでは、追加キーのうちの 1 つを
長押しすると失敗する場合があります。すべてのキーをおおよそ同時に押し、すぐに解放すれば、この
ような問題は発生しません。
ブラウザー・ウィンドウで Tab キーを使用する
デフォルトでは、Tab キーは Chrome と Safari で異なる動作をします。
•
どちらのブラウザーでも、Tab キーを使用して、テキスト・フィールドを次のテキスト・フィール
ドに移動できます。
•
Chrome では、Tab キーを使用してテキスト・フィールドからボタンへ移動するなどの次の画面オ
ブジェクトへの移動も可能です。Safari でこの動作を一致させるには、以下のいずれかを行います。
-
Option+Tab を使用する
- [設定](Preferences)> [詳細設定](Advanced settings)パネルで、[Tab キーを押したと
きに Web ページ上の各項目を強調表示](Press Tab to highlight each item on a Webpage)
を選択します。
Chrome 向けに記された動作は、Internet Explorer 上の Chrome Frame にも適用されます。
キュー / ストーリー・ペインのショートカット
キュー / ストーリー・ペインのショートカット
[キュー / ストーリー]ペインで作業中に利用可能なキーボード・ショートカットを以下の表に示します。
カーソルがペインの特定のセクションに置かれると、一部のキー入力の組み合わせのみが動作します。表の
フォーカス列には、そのペインのセクションが指定されています。ペインやセクションについて詳しくは、
「「キュー / ストーリー・ペイン」(76 ページ)」をご参照ください。
ショートカット
説明
Ctrl+S
ストーリーを保存
[キュー/ ストーリー]ペ
イン
Ctrl+E
ストーリーの編集ロックのオン / オフ切り替え
[キュー/ ストーリー]ペ
イン
Shift+ 左矢印
1 回に 1 文字戻ってテキストを選択
ストーリー
Shift+ 右矢印
1 回に 1 文字進んでテキストを選択
ストーリー
Shift+ 上矢印
1 回に 1 行上に移動してテキストを選択
ストーリー
Shift+ 下矢印
1 回に 1 行下に移動してテキストを選択
ストーリー
Ctrl+ ]
セグメントを分割
ストーリー
Ctrl+X
選択範囲をカット
ストーリー
Ctrl+C
選択範囲をコピー
Ctrl+V
選択範囲をペースト
Ctrl+Z
前の変更を元に戻す
[キュー/ ストーリー]ペ
イン
Ctrl+Y
前の変更をやり直す
[キュー/ ストーリー]ペ
イン
Ctrl+B
選択されているテキストを太字にする
ストーリー
Ctrl+I
選択されているテキストを斜体にする
ストーリー
Ctrl+U
選択されているテキストに下線を引く
ストーリー
Ctrl+Alt+P
フォーカス
[キュー/ ストーリー]ペ
イン
ストーリー
[プレゼンター用指示]モードをオンにするか、選択されて ストーリー
いるテキストをプレゼンター用指示としてマーク
Alt+Insert
プロダクション・キューを挿入
Ctrl+Alt+M
選択されているテキストをマシン・コントロールの指示とし キュー・リスト
てマーク
Ctrl+Alt+C
ストーリー
[クローズド・キャプション]モードをオンにするか、選択 ストーリー
されているテキストをクローズド・キャプションとしてマーク
466
アセット・ペインのショートカット
ショートカット
Ctrl+Alt+N
説明
フォーカス
[標準テキスト]モードをオンにするか、選択されているテ ストーリー
キストを標準フォントに変更
Tab
次のフォーム・フィールドへ移動
ストーリー・フォーム
Shift+Tab
前のフォーム・フィールドへ移動
ストーリー・フォーム
アセット・ペインのショートカット
[アセット]ペインで作業中に利用可能なキーボード・ショートカットを以下の表に示します。ペインや
セクションについて詳しくは、「「アセットを使用する」(39 ページ)」をご参照ください。
n
n
ショートカット
説明
フォーカス
上矢印
選択の強調表示を上へ移動し、項目を選択
[アセット]ペイン
下矢印
選択の強調表示を下へ移動し、項目を選択
[アセット]ペイン
右矢印
フォルダーを展開
[アセット]ペイン
左矢印
フォルダーを折りたたむ
[アセット]ペイン
F2(Windows)
Return(Macintosh)
アセットまたはフォルダーの名前を変更します。
[アセット]ペイン
MediaCentral UX V1.2 以前のバージョンでは、Macintosh で Return キーを押すと選択されたアセット
が[メディア]ペインに読み込まれます。MediaCentral UX V1.3 以降のバージョンでは、Return キー
で項目の名前を変更できます。
MediaCentral UX V1.3 以降のバージョンでは、現在、選択されたアセットを[メディア]ペインに読
み込むキーボード・ショートカットはありません(Windows または Macintosh)。アセットをダブルク
リックすると、[メディア]メインにロードされます。
467
メディア・メインのショートカット
メディア・メインのショートカット
[メディア]ペイン内にフォーカスのあるショートカット
以下の表には、フォーカスが[メディア]ペインにある場合に使用できるショートカットを示しています。
ショートカット
説明
スペース・バー
再生または一時停止
[メディア]ペイン
Home
fn+ 左矢印(MacBook)
クリップまたはシークエンスの先頭に移動
[メディア]ペイン
End
fn+ 右矢印(MacBook)
クリップまたはシークエンスの末尾に移動
[メディア]ペイン
I
E
イン点を挿入
[メディア]ペイン
O
R
アウト点を挿入
[メディア]ペイン
左矢印
1 フレーム戻る
[メディア]ペイン
右矢印
1 フレーム進む
[メディア]ペイン
下矢印
タイムラインの選択範囲を 50% 拡大
[メディア]ペイン
上矢印
タイムラインの選択範囲を 50% 縮小
[メディア]ペイン
Shift+ 上矢印
シークエンス全体を表示するように拡大 / 縮小
[メディア]ペイン
J、K、L
フォーカス
「J、K、L キーを使用して再生する」(187 ページ)をご参 [メディア]ペイン
照ください。
Shift+ 左矢印
前のマーカーへ移動
[メディア]ペイン
Shift+ 右矢印
次のマーカーへ移動
[メディア]ペイン
Alt+ 左矢印
10 秒戻る
[メディア]ペイン
Alt+ 右矢印
10 秒進む
[メディア]ペイン
Alt+E
Alt+I
Q
イン点へ移動
[メディア]ペイン
Alt+R
Alt+O
W
アウト点へ移動
[メディア]ペイン
Enter(Windows)
Return(Macintosh)
タイムコード表示を選択して、キーボード入力を有効にする [メディア]ペイン
468
メディア・メインのショートカット
ショートカット
S
説明
フォーカス
[サブクリップのフォルダーを選択]ダイアログ・ボックス [メディア]ペイン
を開く
グループ・クリップのショート
カット
Alt+1 から Alt+9
グループ・クリップのアクティブなアングルを選択します。[メディア]ペイン
これらのキーストロークは、カメラ・アングル 1 から 9 ま
でにのみ適用されます。
n
マルチアングル・ビューでは、カメラ・アングルは
左上より左から右に番号が付けられます。
Alt+ 上矢印
現在のバンクで前のグループ・クリップのアングルを選択 [メディア]ペイン
します。
Alt+ 下矢印
現在のバンクで次のグループ・クリップのアングルを選択 [メディア]ペイン
します。
Alt+, (コンマ)
カメラ・アングルの前のバンクを表示します。
[メディア]ペイン
Alt+. (ピリオド)
カメラ・アングルの次のバンクを表示します。
[メディア]ペイン
[メディア]ペイン外にフォーカスのあるショートカット
以下の表には、フォーカスが[メディア]ペインにない場合(例えば、
[ロギング]ペインにログイン中)
に、再生操作に使用できるキーボード・ショートカットを示しています。
n
n
一部のキーボード・ショートカットは、編集モードの[ロギング]ペインで作業すると、異なる動作を
(470 ページ)を
する場合があります。「ロギング・ペイン(Interplay | Production)のショートカット」
ご参照ください。
一部のキーボード・ショートカットは、
[シークエンス]ペインで作業すると、異なる動作をする場合が
あります。「シークエンス・ペインのショートカット」(477 ページ)をご参照ください。
ショートカット
説明
フォーカス
Ctrl+ スペース・バー
再生または一時停止
グローバル
Ctrl+Home
fn+ 左矢印(MacBook)
クリップまたはシークエンスの先頭に移動
グローバル
Ctrl+End
fn+ 右矢印(MacBook)
クリップまたはシークエンスの末尾に移動
グローバル
Ctrl+I
イン点を挿入
グローバル
Ctrl+O
アウト点を挿入
グローバル
469
ロギング・ペイン(Interplay
| Production)のショートカット
ショートカット
説明
フォーカス
Ctrl+ 左矢印
1 フレーム戻る
グローバル
n
Macintosh システムで Ctrl+ 左矢印または Ctrl+ 右
矢印を使用して 1 フレーム移動するには、[システ
ム設定]の[ミッション・コントロール]オプショ
ン > [キーボード]の選択を解除する必要がありま
す。デフォルトでは、Ctrl+ 矢印キーで選択された
矢印の方向に 1 スペース切り替わります。
n
Ctrl+ 右矢印
このショートカットは、マーカーにテキストを入力
している場合(編集モード)
、機能しません。
1 フレーム進む
n
グローバル
このショートカットは、マーカーにテキストを入力
している場合(編集モード)
、機能しません。
Ctrl+ 下矢印
タイムラインの選択範囲を 50% 拡大
グローバル
Ctrl+ 上矢印
タイムラインの選択範囲を 50% 縮小
グローバル
Ctrl+J、Ctrl+K、Ctrl+L
「J、K、L キーを使用して再生する」(187 ページ)をご参 グローバル
照ください。
Ctrl+Shift+ 左矢印
前のマーカーへ移動
グローバル
Ctrl+Shift+ 右矢印
次のマーカーへ移動
グローバル
Ctrl+Alt+ 左矢印
10 秒戻る
グローバル
Ctrl+Alt+ 右矢印
10 秒進む
グローバル
Ctrl+Alt+E、Ctrl+Alt+I
イン点へ移動
グローバル
Ctrl+Alt+R、Ctrl+Alt+O
アウト点へ移動
グローバル
ロギング・ペイン(Interplay
| Production)のショートカット
ロギング中に再生操作に使用できるショートカットは、
「[メディア]ペイン外にフォーカスのあるショー
トカット」(469 ページ)をご参照ください。
マーカーの作業に使用するショートカット
カーソルがアプリケーション内のどこかにあれば、以下の一部のキー入力の組み合わせは動作しますが、
それ以外はカーソルが[ロギング]ぺインに配置されている場合にのみ動作します。表のフォーカス列
では、各キー入力の組み合わせで必要となるフォーカスを指定しています。
470
ロギング・ペイン(Interplay
| Production)のショートカット
ショートカット
説明
フォーカス
Ctrl+M(Windows または Macintosh)
Command+M(Macintosh)
新しいマーカーを作成
グローバル
グローバル
Ctrl+ 番号(キーボード上の番号またはテン マーカーを作成し、以下のアイコン色に設定:
キー)
• Ctrl+0: 最後に選択した色。前のセッションで色を選
択していない場合は白
•
Ctrl+1: White
•
Ctrl+2: 黒
•
Ctrl+3: 赤
•
Ctrl+4: 緑
•
Ctrl+5: 青
•
Ctrl+6: シアン
•
Ctrl+7: マゼンタ
•
Ctrl+8: 黄
これらのコマンドを使用するには、テンキーの NumLock
状態を有効にする必要があります。
Delete キー(Windows)
Backspace キー(Macintosh)
fn+Backspace キー(MacBook)
選択されたマーカーを削除
ロギング・ペイン
上矢印
前のマーカーへ移動して選択
ロギング・ペイン
下矢印
次のマーカーへ移動して選択
ロギング・ペイン
左矢印
左に 1 列、その後次のマーカー(上方向)に移動
ロギング・ペイン
右矢印
右に 1 列、その後次のマーカー(下方向)に移動
ロギング・ペイン
Enter
編集モードに切り替え
ロギング・ペイン
Ctrl+Enter(Windows および Macintosh) 編集モードを終了して保存
Command+Enter(Macintosh)
ロギング・ペイン
Esc
保存しないで編集モードを終了
ロギング・ペイン
Ctrl+S(Windows および Macintosh)
Command+S(Macintosh)
編集モードを終了しないでマーカーおよびテキストを保存
ロギング・ペイン
F5
[ロギング]ペインの内容を再読み込み
471
ロギング・ペイン
ロギング・ペイン(Interplay
| Production)のショートカット
マーカー・テキストの作業に使用するショートカット
以下の表には、編集モードでマーカー・テキストの作業中に使用できるショートカットを示しています。
n
「編集モード」は[ノート]列に選択されたモードのことを指し、挿入バーが表示されます。
ショートカット
説明
フォーカス
Enter、Alt+Enter
改行を作成
ロギング・ペイン
Ctrl+ 左矢印(Windows)
Alt+ 左矢印(Macintosh)
前の単語に移動
ロギング・ペイン
Ctrl+ 右矢印(Windows)
Alt+ 右矢印(Macintosh)
次の単語に移動
ロギング・ペイン
上矢印
前の行に移動
ロギング・ペイン
下矢印
次の行に移動
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+ 上矢印(Windows)
Alt+Shift+ 上矢印(Macintosh)
前の段落を選択
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+ 下矢印(Windows)
Alt+Shift+ 下矢印(Macintosh)
次の段落を選択
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+Home(Windows)
Ctrl+Shift+Pos1(Windows)
Command+Shift+ 上矢印(Macintosh)
先頭から現在の位置までのテキストを選択
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+End(Windows)
Command+Shift+ 下矢印(Macintosh)
現在の位置から末尾までのテキストを選択
ロギング・ペイン
Shift+ 左矢印
1 回に 1 文字戻ってテキストを選択
ロギング・ペイン
Shift+ 右矢印
1 回に 1 文字進んでテキストを選択
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+ 左矢印(Windows)
Alt+Shift+ 左矢印(Macintosh)
1 回に 1 単語戻ってテキストを選択
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+ 右矢印(Windows)
Alt+Shift+ 右矢印(Macintosh)
1 回に 1 単語進んでテキストを選択
ロギング・ペイン
Shift+ 上矢印
1 回に 1 行上に移動してテキストを選択
ロギング・ペイン
Shift+ 下矢印
1 回に 1 行下に移動してテキストを選択
ロギング・ペイン
Ctrl+A(Windows)
Command+A(Macintosh)
すべてのテキストを選択
ロギング・ペイン
Delete キー
1 文字または次のスペースを削除
ロギング・ペイン
Backspace キー
1 文字または前のスペースを削除
ロギング・ペイン
472
ロギング・ペイン(Interplay
| MAM)のショートカット
ショートカット
説明
フォーカス
Ctrl+X
選択範囲をカット
ロギング・ペイン
Ctrl+C
選択範囲をコピー
ロギング・ペイン
Ctrl+V
選択範囲をペースト
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+D(Windows)
テキストの方向を変更します(右から左、または左から右) ロギング・ペイン
Command+Shift+D(Macintosh)
ロギング・ペインやセクションについて詳しくは、
「「Interplay
ン」(279 ページ)」をご参照ください。
ロギング・ペイン(Interplay
| Production アセットのロギング・ペイ
| MAM)のショートカット
ロギング中に再生操作に使用できるショートカットは、
「メディア・メインのショートカット」
(468 ペー
ジ)をご参照ください。
セグメントの作業に使用するショートカット
カーソルがアプリケーション内のどこかにあれば、以下の一部のキー入力の組み合わせは動作しますが、
それ以外はカーソルが[ロギング]ぺインに配置されている場合にのみ動作します。表のフォーカス列
では、各キー入力の組み合わせで必要となるフォーカスを指定しています。
ショートカット
説明
フォーカス
Ctrl+M(Windows または Macintosh)
Command+M(Macintosh)
特定のイン点とアウト点で新しいセグメントを作成
グローバル
Ctrl+Shift+M
新しいセグメントを作成 : 現在のプレイヘッド位置にイン グローバル
点を設定するが、アウト点を定義しない
Ctrl+Alt+M
現在のプレイヘッド位置にアウト点を設定してセグメン グローバル
トを閉じる
Tab キー
特定のイン点とアウト点で新しいセグメントを作成
ロギング・ペイン
Ctrl+E
セグメントを分割
ロギング・ペイン
Ctrl+Z
セグメント操作を取り消し
ロギング・ペイン
Ctrl+Y
セグメント操作をやり直し(上記参照)
ロギング・ペイン
Insert キー
タグ・セレクター・ウィンドウを開いて 1 つまたは複数の ロギング・ペイン
セグメントに同時にタグを追加(最初に Ctrl+ クリックま
たは Shift+ クリックを使用して複数のセグメントを選択
することが必要)
473
ロギング・ペイン(Interplay
| MAM)のショートカット
ショートカット
説明
フォーカス
Delete キー(Windows)
Backspace キー(Macintosh)
fn+Backspace キー(MacBook)
選択されたセグメントを削除
ロギング・ペイン
上矢印
前のセグメントへ移動して選択
ロギング・ペイン
下矢印
次のセグメントへ移動して選択
ロギング・ペイン
左矢印
セグメントに複数のプロパティが含まれる場合は、前のプ ロギング・ペイン
ロパティ・フィールドへ移動
セグメントにプロパティ・フィールドが 1 つだけ含まれる
場合は、前のセグメントへ移動して選択
セグメントに複数のプロパティが含まれる場合は、次のプ ロギング・ペイン
ロパティ・フィールドへ移動
右矢印
セグメントにプロパティ・フィールドが 1 つだけ含まれる
場合は、次のセグメントへ移動して選択
Enter
編集モード(テキスト・フィールド)に切り替えるか、 ロギング・ペイン
タグ・セレクター・ウィンドウ(タグ・フィールド)を開く
Ctrl+Enter(Windows および Macintosh) 編 集 モ ー ド を 終 了 し て 保 存(フ ォ ー カ ス が テ キ ス ト・ ロギング・ペイン
フィールドにある場合)
Command+Enter(Macintosh)
Esc
編集モードを終了するか、保存せずにタグ・セレクター・ ロギング・ペイン
ウィンドウを閉じる
Ctrl+S(Windows および Macintosh)
Command+S(Macintosh)
編集モードを終了しないでセグメントおよびテキストを ロギング・ペイン
保存
F5
[ロギング]ペインの内容を再読み込み
ロギング・ペイン
セグメント・テキストの作業に使用するショートカット
以下の表には、編集モードでセグメント・テキストの作業中に使用できるショートカットを示しています。
n
「編集モード」とは、セグメントのテキスト・フィールドがテキスト入力に対して有効になるモードです
(フィールドは白色で表示されます)。
ショートカット
説明
フォーカス
Enter
改行を作成
ロギング・ペイン
上矢印
前の行に移動
ロギング・ペイン
下矢印
次の行に移動
ロギング・ペイン
Home または Pos1(Windows)
現在の行の先頭に移動
ロギング・ペイン
474
ロギング・ペイン(Interplay
| MAM)のショートカット
ショートカット
説明
フォーカス
End(Windows)
現在の行の末尾に移動
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+ 上矢印(Windows)
Alt+Shift+ 上矢印(Macintosh)
前の段落を選択
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+ 下矢印(Windows)
Alt+Shift+ 下矢印(Macintosh)
次の段落を選択
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+Home(Windows)
Ctrl+Shift+Pos1(Windows)
Command+Shift+ 上矢印(Macintosh)
先頭から現在の位置までのテキストを選択
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+End(Windows)
Command+Shift+ 下矢印(Macintosh)
現在の位置から末尾までのテキストを選択
ロギング・ペイン
Shift+ 左矢印
1 回に 1 文字戻ってテキストを選択
ロギング・ペイン
Shift+ 右矢印
1 回に 1 文字進んでテキストを選択
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+ 左矢印(Windows)
Alt+Shift+ 左矢印(Macintosh)
1 回に 1 単語戻ってテキストを選択
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+ 右矢印(Windows)
Alt+Shift+ 右矢印(Macintosh)
1 回に 1 単語進んでテキストを選択
ロギング・ペイン
Shift+ 上矢印
1 回に 1 行上に移動してテキストを選択
ロギング・ペイン
Shift+ 下矢印
1 回に 1 行下に移動してテキストを選択
ロギング・ペイン
Ctrl+A(Windows)
Command+A(Macintosh)
すべてのテキストを選択
ロギング・ペイン
Delete キー
1 文字または次のスペースを削除
ロギング・ペイン
Ctrl+Delete キー
次の 1 単語を削除
ロギング・ペイン
Backspace キー
1 文字または前のスペースを削除
ロギング・ペイン
Ctrl+Backspace キー
前の 1 単語を削除
ロギング・ペイン
Ctrl+X
選択範囲をカット
ロギング・ペイン
Ctrl+C
選択範囲をコピー
ロギング・ペイン
Ctrl+V
選択範囲をペースト
ロギング・ペイン
Ctrl+Shift+D
テキストの方向を変更します(右から左、または左から右) ロギング・ペイン
セグメント・タグの作業に使用するショートカット
以下の表には、セグメント・タグの作業中に使用できるショートカットを示しています。
475
ロギング・ペイン(Interplay
| MAM)のショートカット
ショートカット
説明
フォーカス
下矢印
リスト(フィルター済み)の最初の項目を選択し、検索 タグ・セレクター・
フィールドからプロパティ / タグのリストにフォーカスを ウィンドウ
設定
Enter
選択したプロパティの入力コントロールを開く
Esc
タグを挿入せずにタグ・セレクター・ウィンドウを閉じる タグ・セレクター・
ウィンドウ
Enter
選択した値をタグとして挿入
すべての入力コン
トロール
文字キー
入力した文字で始まる最初の要素に移動
シソーラス
Tab
入力した単語をオートコンプリート
シソーラス
上矢印
前のシソーラス・エントリを選択
シソーラス
下矢印
次のシソーラス・エントリを選択
シソーラス
右矢印
シソーラス・ノードを展開
シソーラス
左矢印
シソーラス・ノードを折りたたむ
シソーラス
文字キー
入力した文字で始まる最初の要素に移動
リーガル リスト
Tab
入力した単語をオートコンプリート
リーガル リスト
上矢印
前のリスト エントリを選択
リーガル リスト
下矢印
次のリスト エントリを選択
リーガル リスト
文字キー
入力した文字で始まる最初の要素に移動
マスター データ
上矢印
前のリスト エントリを選択
マスター データ
下矢印
次のリスト エントリを選択
マスター データ
下矢印
カレンダー・コントロールを開く
日付または日付
時刻フィールド
スペースバー
現在の日付を挿入
カレンダー
Ctrl+ 上矢印
前の年に移動
カレンダー
Ctrl+ 下矢印
次の年に移動
カレンダー
Ctrl+ 左矢印
前の月に移動
カレンダー
Ctrl+ 右矢印
次の月に移動
カレンダー
上矢印
1 週間前の強調表示された日を選択
カレンダー
476
タグ・セレクター・
ウィンドウ
/
シークエンス・ペインのショートカット
ショートカット
説明
フォーカス
下矢印
来週の強調表示された日を選択
カレンダー
左矢印
前日を選択
カレンダー
右矢印
翌日を選択
カレンダー
上矢印
1 単位の数字を増加
整数または浮動小
数点フィールド
下矢印
1 単位の数字を減少
整数または浮動小
数点フィールド
ロギング・ペインやセクションについて詳しくは、
「Interplay
ジ)をご参照ください。
(297 ペー
| MAM アセットのロギング」
シークエンス・ペインのショートカット
[シークエンス]ペインで作業中に利用可能なキーボード・ショートカットを以下の表に示します。ペイ
「シークエンス・ペインを使用する」
(107 ページ)をご参照ください。
ンやセクションについて詳しくは、
ショートカット
説明
フォーカス
C t r l + S (W i n d o w s )シークエンスを保存
Command+S(Macintosh)
[シークエンス]ペイ
ン
削除
選択されたセグメントを削除
[シークエンス]ペイ
ン
ビデオ・ディゾルブを挿入
[シークエンス]ペイ
ン
Backspace(Windows)
バックスラッシュ(\)
Ctrl+E(Windows)
1 つのセグメントを 2 つのセグメントに分割
Command+E(Macintosh)
Ctrl+Shift+X(Windows) セグメントを別のタイミング・ブロックへ拡張します。
Command+Shift+X
(Macintosh)
[シークエンス]ペイ
ン
[シークエンス]ペイ
ン
B
オーバーライト編集を実行
[シークエンス]ペイ
ン
N
置換編集を実行します。
[シークエンス]ペイ
ン
Shift+ ドラッグ
インサート編集でスナップ(固定)・ポイントを無視
[シークエンス]ペイ
ン
477
シークエンス・ペインのショートカット
ショートカット
説明
フォーカス
上矢印
シークエンスからズームアウト
[シークエンス]ペイ
ン
下矢印
シークエンスにズームイン
[シークエンス]ペイ
ン
Alt+ ドラッグ・ズーム・ハン ズーム領域の一方の端を拡大または縮小(非対称ズーム) [シークエンス]ペイ
ドル
ン
右矢印
1 フレーム進む
[シークエンス]ペイ
ン
左矢印
1 フレーム戻る
[シークエンス]ペイ
ン
スペース・バー
再生または一時停止
[シークエンス]ペイ
ン
操作を取り消す
Ctrl+Z(Windows)
Command+Z(Macintosh)
[シークエンス]ペイ
ン
操作をやり直す
Ctrl+Y(Windows)
Command+Y(Macintosh)
[シークエンス]ペイ
ン
トリム・インジケーターが有効
の場合
M
選択されたセグメントの末尾以前の 10 フレームをトリム [シークエンス]ペイ
ン
コンマ(,)
選択されたセグメントの末尾以前の 1 フレームをトリム
[シークエンス]ペイ
ン
ピリオド(.)
選択されたセグメントの末尾以降の 1 フレームをトリム
[シークエンス]ペイ
ン
スラッシュ(/)
選択されたセグメントの末尾以降の 10 フレームをトリム [シークエンス]ペイ
ン
Shift+[
セグメントの先頭からポジション・インジケータまでをト [シークエンス]ペイ
リム(上端をトリム)
ン
Shift+]
ポジション・インジケータからセグメントの末尾までをト [シークエンス]ペイ
リム(下端をトリム)
ン
二相トリム・インジケーターが
有効の場合
Shift+M
選択されたセグメントの末尾以前の 10 フレームをトリム [シークエンス]ペイ
ン
478
シークエンス・ペインのショートカット
ショートカット
説明
フォーカス
Shift+ コンマ(,)
選択されたセグメントの末尾以前の 1 フレームをトリム
[シークエンス]ペイ
ン
Shift+ ピリオド(.)
選択されたセグメントの末尾以降の 1 フレームをトリム
[シークエンス]ペイ
ン
Shift+ スラッシュ(/)
選択されたセグメントの末尾以降の 10 フレームをトリム [シークエンス]ペイ
ン
479
C アイコン
この項目は、MediaCentral UX を使用するときに目にするアイコンやボタンのクイック・リファレン
ス・ガイドです。以下の項目でグループごとに説明します。
•
ペイン・タイプ・アイコン
•
起動ペイン・アイコン
•
アセット・ペイン・アイコン
•
メディア・ペイン・アイコン
•
ロギング・ペイン・アイコン(Interplay
| Production アセット)
•
ロギング・ペイン・アイコン(Interplay
| MAM アセット)
•
進行ペイン・アイコン
•
シークエンス・ペイン・アイコン
•
タスク・ペイン・アイコン
•
Media | Distribute アイコン
ペイン・タイプ・アイコン
以下のアイコンは、MediaCentral UX ユーザー・インターフェースで様々な種類のペインを識別するため
「アプリケーションのレイアウトを理解する」
(22 ページ)を
に使用されます。ペインについて詳しくは、
ご参照ください。
アイコン
説明
[アセット]ペイン
[オーディオ]ペイン
[共用メッセージ]ペイン
[ヘルプ]ペイン
起動ペイン
起動ペイン・アイコン
アイコン
説明
ロギング・ペイン
[メディア]ペイン
[メッセージ]ペイン
[メタデータ]ペイン
[進行]ペイン
[プロジェクト / ストーリー]ペイン
[キュー / ストーリー]ペイン
[検索]ペイン
[シークエンス]ペイン
[ソーシャル メッセージ]ペイン(Media
Distribute)
タスク・ペイン
[サムネイル]ペイン
[Web ストーリー]ペイン(Media
Distribute)
起動ペイン・アイコン
以下のアイコンは、[起動]ペインで使用されます。
アイコン
説明
Interplay Production システムに接続
Interplay Production システムを切断
Interplay MAM システムに接続
481
アセット・ペイン・アイコン
アイコン
説明
iNEWS システムに接続
iNEWS システムを切断
iNEWS データベースのプロジェクト
iNEWS プロジェクト(開始前)
iNEWS プロジェクト(期限切れ)
アセット・ペイン・アイコン
アイコンは、MediaCentral UX からアクセス可能なアセットのさまざまなタイプを区別するために使用
されます。その他のアイコンは、アセットの状態を示すために使用されます。タイプや状態のアイコンは、
[アセット]ペインの[名前]または[状態]列のいずれかに表示されます。
Interplay | Production アセット
Interplay Production アセットのアイコンは、[名前]または[状態]列に表示されます。
アイコン
説明
コラム
オーディオ・アセット
名前
ビデオ・アセット:マスター・クリップ
名前
ビデオ・アセット:サブクリップ
名前
ビデオ・アセット:シークエンス
名前
ビデオ・アセット:進行中のクリップ(キャプチャー中編集)
名前
ビデオ・アセット:グループ・クリップ
名前
ビデオ・アセット:エフェクト
名前
リモート・アセット:各アセット・タイプに下向き矢印
名前
サポート
状態
482
アセット・ペイン・アイコン
アイコン
説明
コラム
予約
状態
制限
状態
iNEWS アセット
iNEWS アセットのすべてのアイコンは、[名前]列に表示されます。
アイコン
説明
iNEWS データベースのディレクトリまたはサブフォルダー
インデックス付きディレクトリ
iNEWS データベースのキュー
インデックス付きキュー(バケット・キューも含む)
ロックされたキュー
インデックス付きキューおよびロックされたキュー
iNEWS データベースのファセット
ファセット(開始前)
ファセット(期限切れ)
クエリ検索キュー
Interplay | MAM アセット
Interplay MAM アセットのアイコンは、[名前]、[サムネイル]、[権限]列に表示されます。
アイコン
説明
コラム
オーディオ・アセット
名前
コマーシャルまたはコマーシャル・バージョン・アセット
名前
483
アセット・ペイン・アイコン
アイコン
説明
コラム
ドキュメント・アセット
名前
エピソードまたはエピソード・バージョン・アセット
名前
機能または機能バージョン・アセット
名前
ファイル・アセットまたはデフォルトのプレースホルダー・アイコン 名前
グラフィック・アセット
名前
画像アセット
名前
シーズン・アセット
名前
シークエンス・アセット(オーディオまたはビデオ)
名前
シリーズ・アセット
名前
ストック素材アセット
名前
トレーラー・アセット
名前
ビデオまたはラッシュ・アセット
名前
オーディオ・アセット・プレースホルダー・アイコン 特定の画像 サムネイル
がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
基本シークエンス・アセット・プレースホルダー・アイコン
サムネイル
コマーシャルまたはコマーシャル・バージョン・アセットのプレー サムネイル
スホルダー・アイコンは、特定の画像がサムネイルとして割り当て
られるまで表示されます。
ドキュメント・アセット・プレースホルダー・アイコン 特定の画 サムネイル
像がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
エピソードまたはエピソード・バージョン・アセットのプレースホ サムネイル
ルダー・アイコンは、特定の画像がサムネイルとして割り当てられ
るまで表示されます。
機能または機能バージョン・アセットのプレースホルダー・アイコ サムネイル
ンは、特定の画像がサムネイルとして割り当てられるまで表示さ
れます。
484
アセット・ペイン・アイコン
アイコン
説明
コラム
ファイル・アセットまたはデフォルトのプレースホルダー・アイコ サムネイル
ンは、特定の画像がサムネイルとして割り当てられるまで表示さ
れます。
グラフィック・アセットのプレースホルダー・アイコンは、特定の サムネイル
画像がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
画像アセット・プレースホルダー・アイコン 特定の画像がサムネ サムネイル
イルとして割り当てられるまで表示されます。
シーズン・アセットのプレースホルダー・アイコンは、特定の画像 サムネイル
がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
シリーズ・アセットのプレースホルダー・アイコンは、特定の画像 サムネイル
がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
ストック素材アセットのプレースホルダー・アイコンは、特定の画 サムネイル
像がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
トレーラー・アセットのプレースホルダー・アイコンは、特定の画 サムネイル
像がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
ビデオまたはラッシュ・アセットのプレースホルダー・アイコンは、 サムネイル
特定の画像がサムネイルとして割り当てられるまで表示されます。
「使用可能」使用権限
権限
「未評価」使用権限
権限
「パートはライセンスを取得する必要があります」使用権限
権限
「制限されたパートが含まれています」使用権限
権限
485
メディア・ペイン・アイコン
メディア・ペイン・アイコン
以下のアイコンは、[メディア]ペインで使用されます。
ボタン
説明
[アセット]および[アウトプット]ボタンで、読み込まれているアセットと読み込まれてい
るシークエンスを切り替えることができます。
アセットまたはストーリー・シークエンスを再生します。再生ボタンは、アセットやストー
リー・シークエンスの再生中は一時停止ボタンに変更されます。
イン点からアウト点まで再生します。
ポジション・インジケーターをイン点に移動します。
イン点をマークします。
アウト点をマークします。
ポジション・インジケーターをアウト点に移動します。
アウト点前の 3 秒を再生します。
10 秒戻します。
1 秒戻します。
1 フレーム戻します。
1 フレーム進めます。
1 秒進めます。
10 秒進めます。
オーディオ・ペインを表示します。
ボイスオーバー・コントロールを表示します。
選択したシークエンスを表示して、ターゲット解像度での再生をプレビューします。
シークエンスまたはサブクリップの選択したフレームを含むマスター・クリップを読み込みま
す(マッチ・フレーム)。
486
ロギング・ペイン・アイコン(Interplay
ボタン
| Production アセット)
説明
シングルアングル・ビュー(1x1)のグループ・クリップを表示します。
2x2 グリッドのグループ・クリップを表示します。
3x3 グリッドのグループ・クリップを表示します。
ロギング・ペイン・アイコン(Interplay
| Production アセット)
以下のアイコンは、[ロギング]ペインで使用されます。
アイコン
説明
マーカーの挿入とマーカー色の選択
制限の追加
更新
キャンセル
ロギング・ペイン・アイコン(Interplay
| MAM アセット)
以下のアイコンは、[ロギング]ペインで使用されます。
ボタン
説明
編集のためにストラタを選択
新しいセグメントを作成(Gaps
Allowed モードのみ)
更新
ストラタのロック・ステータスを示し、手動でのロックとロック解除が可能
階層化された注釈と他のすべてのメタデータをエクスポート
487
進行ペイン・アイコン
進行ペイン・アイコン
以下のアイコンは、[進行]ペインで使用されます。
アイコン
説明
[メディア]ペインで開く
キャンセル
再送信 / 再試行
シークエンス・ペイン・アイコン
以下のアイコンは、[シークエンス]ペインで使用されます。
アイコン
説明
ディゾルブの追加
ポジション・インジケータの位置で、1 つのセグメントを 2 つのセグメントに分割します。
オーバーライト編集を実行します。
リプレイス編集を実行します。
セグメントの削除
オーディオ・ペインの表示
シークエンスの保存
セグメントを延長または取り消します。
空のタイミング・ブロックの表示、非表示を切り替えます。
488
タスク・ペイン・アイコン
タスク・ペイン・アイコン
以下のアイコンは、[タスク]ペインで使用されます。
アイコン
説明
タスク・リストとタスクの詳細の表示のオン / オフを切り替えます。
ロック・インジケーター・アイコンは、選択したタスクが現在編集のためにロックされ
ているかどうかを示します。タスクが編集可能な場合は、表中のアイコンが表示されます。
タスクがロックされている場合は、ロック・インジケーター・アイコンがオレンジ色に
なります。タスクが別のユーザによってロックされている場合は、ロック・インジケー
ター・アイコンが灰色で表示されます。
更新
Media | Distribute アイコン
以下ののアイコンは、Media Distribute で使用されます。
アイコン
説明
ソーシャル・メッセージ・ペインを表示します。
Web ストーリー・ペインを表示します。
共用メッセージ・ペインを表示します。
複数のユーザーにより、企業もしくはグループ・ハウス・アカウントおよびアクセスに
関連付けられたターゲットへの認証情報(企業の Twitter アカウントなど)を含むシステ
ム・プロファイルを示します。
特定のユーザーに関連付けられた特定のターゲットへの認証情報(個人の Facebook ア
カウントなど)を含むユーザー・プロファイルを示します。
489
MediaCentral 用語集
E
EDL(エディット・ディシジョン・リスト)
Interplay MAM Desktop で作成された基本シークエンスです。基本シークエンスをご参照ください。
F
Frame Chase 編集
ライン・フィードまたはインジェスト・デバイスからのキャプチャー中にメディアを表示・編集できる
機能です。キャプチャー中編集(EWC)とも呼ばれます。
J
J-K-L 再生
キーボードの J キー、K キー、L キーを使用すると、素材をさまざまな速度で再生およびシャトルできま
す。この機能は、3 ボタン再生や可変速再生と呼ばれることもあります。
L
L カット
2 つのクリップ間の分割編集で、ビデオ・トランジションとオーディオ・トランジションは同時に発生し
ないものを指します。オーディオ・トランジションがビデオ・トランジションの前に生じるか、ビデオ・
トランジションがオーディオ・トランジションの前に生じるかのいずれかになります。
M
MediaCentral Platform
MediaCentral 製品とサービスに対応するソフトウェア・インフラストラクチャです。
490
MediaCentral User Management サービス(UMS)
MediaCentral Platform サービスのひとつです。ユーザーとグループを作成および管理し、複数のシス
テムにわたってユーザーを認証する機能を提供します。
MediaCentral ゾーン
MediaCentral ゾーンは以下で構成されています。
•
MediaCentral サーバー 1 つまたは MediaCentral クラスター・サーバー 1 つ
•
Interplay | Production エンジン 1 台、または iNEWS データベース 1 つ、または両方
•
1 つまたは複数の ISIS ストレージ・システム
デフォルトでは、MediaCentral システムはシングル・ゾーンとして設定されています。大規模な施設で
は、2 つまたはそれ以上のシングルゾーン・システムをマルチゾーン環境に統合できます。
MediaCentral Distribution サービス(MCDS)
Interplay Production サービスのひとつで、Interplay Production Service のジョブを調整し、再生サー
バーに送信します。
Media Distribute レイアウト
複数のプラットフォームにパブリッシュするための別のオプションを表示するレイアウトです。レイア
ウトには、ソーシャル・メッセージ・ペイン、Web ストーリー・ペイン、パッケージ・ペインが含まれ、
メディア・パッケージのパブリッシュに使用されます。
Media | Index
複数のゾーンにわたって、複数の Interplay Production データベースの中央インデックスを検索できる
検索エンジンです。詳しくは、インデックス作成済み検索もご参照ください。
N
NAT(ナチュラル・サウンド)
ビデオと同時に録音されたオーディオのことで、多くはカメラに内蔵のマイクで録音された場合を指し
ます。SOT(サウンド・オン・テープ)もご参照ください。
S
STP(再生サーバーに送信)
放送するために再生デバイスまたは再生サーバーにシークエンスを転送するプロセスを指します。
491
SOT(サウンド・オン・テープ)
ビデオと同時に録音されたオーディオのことで、多くはカメラ内蔵でないマイクで録音された場合を指
します。NAT(ナチュラル・サウンド)もご参照ください。
U
User Management サービス(UMS)
MediaCentral User Management サービス(UMS)をご参照ください。
W
Web ストーリー・ペイン
Web コンテンツ・マネージメント・システムにパッケージをパブリッシュする際に作成できるようにす
るクライアント・アプリケーションのペインです。
あ
アウトプット・モード
メディア・ペインのアウトプット・ボタンをクリックすると、現在読み込まれているシークエンスのメ
ディアを確認し、ボイスオーバー・コントロールなど、シークエンスに適用されるコントロールを使用
できます。アセット・モードもご参照ください。
アクティブなアングル
グループ・クリップでは、シングルアングル・ビューで選択されたカメラ・アングルおよびシークエン
スにクリップを追加した場合は表示されるアングルです。
アサインされていないグループ
MediaCentral UX のユーザー管理で使用されるデフォルトのグループで、グループから削除されている
が他のグループには属していないユーザーが含まれます。
アセット
ストーリーやシークエンスの作成に使用するオブジェクトです。アセットには様々な種類があり、ビデ
オ・メディア、オーディオ・メディア、グラフィック、イメージ、テキストなどが含まれます。アセッ
トは通常、オブジェクトだけでなく、アセット管理データベースに保存されるランダウンなどのオブジェ
クト・リストのことも指します。
492
アセット・ペイン
クライアント・アプリケーションのペインで、アセットを表示します。これらのアセットは、検索また
は参照から得ることができます。アセットは、表示されたアセットに適用される場合、フォルダー階層
で表示されます。
アセット・モード
メディア・ペインのアセット・ボタンをクリックすると、現在読み込まれているアセットのメディアを
確認し、イン / アウト位置の設定など、アセットに適用されるコントロールを使用できます。アウトプッ
ト・モードの定義もご参照ください。
アングル
グループ・クリップでは、個別のクリップで、それぞれに異なるカメラ・アングルがあります。
い
インデックス作成済み検索
複数のデータベースと同期した中央のインデックスに問い合わせ、インデックスに保存されたものを見
つける検索です。Interplay Production データベースは直接検索しません。Media | Index もご参照く
ださい。
う
ウィンドウ
アプリケーションの主要なユーザー・インターフェース要素です。
え
エリア
MediaCentral UX Web アプリケーションのセクションです。アプリケーションをカスタマイズし、エ
リアの数を増減できます。
493
お
オーディオはビデオに従う
グループ・クリップのトラックにオーディオをマップして、アクティブなアングルの変更を自動的に
「フォロー」して、新しいアクティブなアングルからオーディオを使用することができる、オーディオの
設定です。
か
管理者グループ
MediaCentral UX ユーザー管理に使用するデフォルトのグループで、管理者権限を持つユーザーが含ま
れます。
き
起動ペイン
クライアント・アプリケーション上のペインで、ここからさまざまな場所に移動できます。このペイン
には、リモート・ファイル・システム、ローカル・ファイル・システム、アセットの他の場所が表示されます。
基本シークエンス
MediaCentral UX で作成するシークエンスで、1 つのビデオ・トラックと 1 つのオーディオ・トラック
を伴うタイムラインを含みます。このオーディオ・トラックは、すべてのソース・オーディオ・トラッ
クを表します。一般的に、シンプルなシークエンスの作成に使用されます(カット・リスト、ショット
リスト、EDL と呼ばれることもあります)。
キャプチャー中編集(EWC)
Frame Chase 編集をご参照ください。
キュー
ストーリーを含む iNEWS データベースのサブフォルダー。
キュー / ストーリー・ペイン
クライアント・アプリケーション内のペインで、キューの内容を、ストーリー・フォームを含むストー
リーの内容とともに表示します。
494
キュー・リスト
スクリプト・エディター内のエリアで、キャラクター・ジェネレーター(CG)用のプロダクション・
キューとマシン・コントロール・イベントなどの追加と編集をジャーナリストが行えるエリアです。
く
グループ・クリップ
Media Composer またはその他の Avid 編集アプリケーションで、共通のソース・タイムコード、AUX
タイムコード、または素材にあるマークに基づいて作成されたマスター・クリップです。
け
検索バー
クライアント・アプリケーション内のセクションで、特定の基準に一致するアセットを検索できます。
検索ペイン
1. ユーザーが情報やアセットを検索できるペインです。
2. ユーザー・レイアウトのペインで、管理者は MediaCentral UX グループとユーザーを検索できま
す。
こ
コンタクト・リスト
メッセージ・バーに表示される iNEWS ユーザーのリストで、ここからメッセージの受信者を選択でき
ます。
さ
サイドバー
iNEWS ニュースルーム・コンピューター・システムなどの MediaCentral UX と統合されたさまざま
なシステムに移動できる、MediaCentral UX モバイル・アプリケーションの機能です。
再生サーバーに送信(STP)
放送するために再生デバイスまたは再生サーバーにシークエンスを転送するプロセスを指します。
495
サブクリップ
マスター・クリップ内でイン点およびアウト点をマークし、点間のフレームを保存することによって作
成されたクリップのことです。サブクリップには、メディア・ファイルへのポインターは含まれません。
サブクリップはマスター・クリップを参照します。メディアファイルへのポインターはマスター・クリッ
プだけに含まれます。
サムネイル・ペイン
[メディア]ペインの[アセット]モードにロードされるアセットの小さな画像を表示するペインです。
画像は、タイムコード、マーカー、またはその両方で表示されます。
し
シークエンス
ビデオ、イメージ、オーディオ・クリップ、またはそれらの任意の組み合わせを一連に並べたものです。
基本シークエンスと詳細シークエンスもご参照ください。
シークエンス・ズーム・バー
シークエンス・ズーム・バーは水平方向のシークエンス・タイムラインの下、または垂直方向のタイム
ラインの右側に配置されています。長いシークエンスが見やすくなるよう、または正確に編集できるよ
うにズーム・バーを使用してシークエンス・タイムラインのセクションを拡大できます。詳しくは、メ
ディア・ズーム・バーもご参照ください。
シークエンス・タイムライン
ビデオ・クリップとオーディオ・クリップが置かれる、シークエンス・ペイン内のエリアです。シーク
エンス・タイムラインには、1 つのビデオ・トラック、1 つまたは 3 つのオーディオ・トラック、1 つの
タイミング・トラックが含まれます。
シークエンス・ペイン
ビデオおよびオーディオのクリップを使用して、シークエンスを作成または編集できるペインです。作
成・編集したシークエンスは、スクリプト・シークエンスとして新しいストーリーと関連させたり、独
立したアセットとして Interplay Production データベースに保存できます。
システム設定レイアウト
MediaCentral UX 管理者が使用するレイアウトで、さまざまな構成設定を指定します。
シャトル
メディアをリアルタイムより遅いまたは速いスピードで表示することを指します。MediaCentral
は、J、K、L キーを使用してクリップまたはシークエンス内をシャトルできます。
496
UX で
詳細シークエンス
MediaCentral UX で作成するシークエンスで、1 つのビデオ・トラックとユーザー指定の複数のオー
ディオ・トラックを伴うタイムラインを含みます。デフォルトでは、これらのトラックは iNEWS ストー
リーでの使用にあわせて NAT、SOT、または VO と名付けられます。しかし、名前を変更し、iNEWS
ストーリーから切り離して使用することができます。
詳細ペイン
ユーザー・レイアウトとシステム設定レイアウト内のペインで、選択されている項目に対する情報と設
定が表示されます。
進行ペイン
クライアント・アプリケーション内のペインで、シークエンス・ミックスダウンや再生サーバーへの送
信などの MediaCentral UX のプロセスの進捗と状態を表示します。
シンプルなシークエンス
基本シークエンスをご参照ください。
す
スクリプト
放送で読まれるテキストです。機能を編成するためのコンテンツでもあります。
スクリプト・エディター
キュー / ストーリー・ペイン内のセクションで、ジャーナリストはここでストーリーの要素を作成・整理
します。スクリプト・エディターには、ストーリー・フォーム、キュー・リスト、ストーリー、シーク
エンス・タイムラインの 4 つのサブセクションがあります。
スクリプト・シークエンス
一連のビデオ、オーディオ、イメージで、シークエンス・ペインで作成し、メディア・ペインで再生し
ます。スクリプト・シークエンスは、Interplay Production データベース内に保存され、再生デバイス
へと送信できます。
ストラタ
Interplay MAM アセットのロギングの基礎を構築する注釈レイヤーです。各ストラタでは、特定の観点
からアセットに関する情報を表示できます。
497
ストーリー
要素を集めたもので、テレプロンプターに送信され放送されたスクリプト、スクリプトとともに放送さ
れたビデオとオーディオ、キューに関連するプロダクション・キューとマシン・コントロールの指示を
含みます。ストーリーは機能として作成することも可能で、スクリプトを使用して機能を編成すること
ができます。
ストーリー・フォーム
スクリプト・エディター内のセクションで、データベース内の各キューに対して iNEWS システム管理
者があらかじめ定義したフィールド内にストーリーの情報を提供します。
ストーリー・レイアウト
ジャーナリストがビデオやオーディオを含むストーリーの作成や編集に使用するレイアウトです。
ズーム・バー
メディア・ズーム・バーおよびシークエンス・ズーム・バーをご参照ください。
せ
制限
2 つのマーカーからなるセットで、知的財産権管理やコンテンツ・コンプライアンスなど、なんらかの形
で使用が制限されているクリップを示します。
セグメント
1. ランダウンでは、コマーシャルの間に放送される番組の一部を指します。
2. ストーリー / テキストの一部です。ジャーナリストは、セグメントを使用してテキストのタイミン
グをとり、テキストをビデオ、オーディオ、プロダクション・キューと一体化させます。複数に分
割されたセグメントが組み合わせられ、ストーリー全体を形成しています。
3. シークエンスでは、トラックに含まれるメディアの一部を指します。
4. ストラタでは、イン点とアウト点で定義されたメディアの一部を指します。セグメントには、フレー
ムのシークエンスに関連付けられた注釈が含まれます。
設定ペイン
システム設定レイアウト内のペインで、ここから設定を選択して表示または編集できます。
498
そ
送信ボタン
メッセージ・バーにあり、このボタンをクリックしてメッセージを送信します。
ソーシャル・メッセージ・ペイン
Facebook や Twitter などのソーシャル・メディア・サイトにパッケージを投稿する際に作成できるよう
にするクライアント・アプリケーションのペインです。
ソース・クリップ
シークエンスの一部として使用されるビデオ・クリップまたはオーディオ・クリップです。
た
タイムコード表示
メディア・ペインにあるディスプレイで、読み込まれているアセットまたはシークエンスのタイムコー
ド情報を提供します。
タイミング・ブロック
ストーリー・セグメントのリード・レートまでの長さに応じたスクリプト・シークエンスのセクション
です。アクションの編集用のコンテナとして機能するタイミング・ブロックです。
タスク
自動的(ワークフロー・スクリプトに基づいて)またはユーザー操作によって実行されるプロセス内の
基本手順です。
タスク・ペイン
ユーザー自身が作成した Interplay MAM プロセスのユーザー・タスクや、他のユーザーから割り当て
られたユーザー・タスクを表示、編集できるペインです。
と
統合検索
MediaCentral Platoform の検索機能を使い、個々のデータベースが提供する全検索機能を使用できる
検索です。
499
トラック・セレクター
オーディオ・ペインのドロップダウン・メニューで、グループ・クリップのオーディオ・トラックを、対
応するグループ・クリップ内の、別のアングルのオーディオ・トラックにマップできます。
トリム・インジケーター
シークエンス・タイムラインで、マウス・ポインターをビデオ列またはオーディオ列に重ねるとクリッ
プの先頭または末尾に表示されるマークです。ビデオとオーディオは、一緒にトリムしたり、別々にト
リムして L カットを作成することができます。
ドロップ・ゾーン
エリアの一部分で、そこにペインを移動させることができます。各エリアには 5 つのドロップ・ゾーン
(中央、上、下、左、右)があります。
に
認証プロバイダー
ユ ー ザ ー の 認 証 情 報(ユ ー ザ ー 名 と パ ス ワ ー ド)を 確 認 し、ア ク セ ス を 許 可 す る サ ー バ ー で す。
MediaCentral UX 管理者は、インポートされたユーザーに対して、Windows ドメイン・サーバーなど
の認証プロバイダーを指定します。
は
パッケージ
Media Distribute では、テキスト・コレクション(メッセージまたはストーリー)、画像、ビデオおよ
び音声は、すべて共通の iNEWS のストーリーと Interplay Production のマスター・クリップまたはシー
クエンスに関連付けられています。
パッケージ・ペイン
クライアント・アプリケーションのペインで、パブリケーションの準備が整っているパッケージや既に
パブリッシュされているパッケージの履歴を表示します。ペインを使用すると、パッケージのパブリッ
シュ送信の際のレビューと承認に使用することもできます。
500
ふ
ファイルベースの再生
メディアが再生のためにワークステーションにダウンロードされる再生モードです。ファイルベースの
再生は、低帯域幅の状況で良好な品質を提供します。
ファセット
iNEWS プロジェクトのサブトピックで、追加の粒度を提供します。ファセットに関連付けられたストー
リーはすべて、そのファセットの親プロジェクトに自動的に関連付けられます。詳しくは、プロジェク
トもご参照ください。
プレゼンター・モード
MediaCentral UX タブレット・アプリケーションでは、ユーザーがページごとのレイアウトで番組のス
クリプトを、ニュース・プレゼンターが使用する印刷されたスクリプトと同じように確認できます。
フレームベースの再生
メディアが再生のためにサーバーから直接ストリーミングされる再生モードです。フレームベースの再
生は、高品質を提供しますが、ファイルベースの再生よりも高い帯域幅を必要とします。
プロジェクト
トピックでカテゴリに分けられたストーリーのグループを表す iNEWS の用語で、これにより特定のト
ピックで使用されている用語に関連するすべてを、一か所から検索することができます。詳しくは、ファ
セットもご参照ください。
プロジェクト / ストーリー・ペイン
クライアント・アプリケーション内のペインで、プロジェクトの内容、プロジェクトのファセット、関
連するストーリーを表示します。
プロセス
Interplay MAM で、具体的な目標を達成するために定義された一連の自動ワークフローと手動作業で
す。目標を達成するために使用される状態、タスク、制御フローを定義します。
プロダクション・キュー
iNEWS ストーリーのオブジェクトで、重要な情報と文字ジェネレーターなどのデバイス用マシン・コ
ントロール・コマンドを技術スタッフに提供します。
501
へ
ペイン
MediaCentral UX Web アプリケーションの 1 セクションです。1 つまたは複数のペインを含むエリア
です。複数のペインは、1 つのエリアに重ねて表示させることができます。各ペインの名前がタブに表示
され、タブをクリックするとペインが表示されます。
ペイン・メニュー
各ペインで選択可能なコマンドのメニューです。メニューを操作するには、ペイン・メニュー・ボタン
をクリックします。
ページ付け
システム設定です。キュー / ストーリー・ペインまたはプロジェクト / ストーリー・ペインにリストされ
る項目の最大数を指定します。
編集できないシークエンス
Media Composer またはその他の Avid 編集アプリケーションで作成され、レンダリングされたエフェ
クトを含むシークエンスなど、MediaCentral UX で編集できないシークエンスです。編集できないシー
クエンスは、シークエンス・タイムラインで暗い赤で表示されます。詳しくは、読み取り専用シークエ
ンスもご参照ください。
ほ
ボイスオーバー・コントロール
ボイスオーバーを録音し、そのボリュームを調整できるコントロールです。
ポジション・インジケーター
メディア・タイムライン上の垂直のバーで、メディア・ビューアーに表示されているフレームの位置を
示します。シークエンス・タイムラインには、
[シークエンス]ペインの方向によって水平方向または垂
直方向であるポジション・インジケータも含まれます。ポジション・インジケーターをドラッグし、ク
リップまたはシークエンス内をスクラブできます。
ま
マスター・クリップ
実際のデジタル・ビデオとオーディオ・データが保存されているメディア・ファイルへのポインターを
含むメディア・オブジェクトです。
502
マーカー
選択されているフレームに追加されるインジケーターで、クリップ、サブクリップ、シークエンス内の
特定の位置に印を付けます。マーカーにはさまざまな色があり、ユーザー定義のテキストを付加するこ
ともできます。マーカーはメディア・タイムラインに表示され、マーカー・テキストはメディア・ビュー
アーにオーバーレイとして表示されます。以前はロケーターと表記されていました。
マッチ・フレーム
ソース・クリップを読み込める機能で、ソース・クリップの一部分はシークエンス内に含まれます。
み
ミックスダウン
複数のビデオ・トラック、複数のオーディオ・トラック、エフェクトを組み合わせて、1 つのビデオ・ト
ラックと少数のオーディオ・トラックを含む 1 つの新しいマスター・クリップを作成するプロセスを指
します。
め
メタデータ
アセットを説明するデータです。メタデータには、プロパティ、予約、制限、その他の情報が含まれます。
メタデータ・ペイン
開始タイムコード、コメントなど、Interplay MAM または Interplay
されたアセットに関連するプロパティを表示するペインです。
Production データベースで選択
メディア・コントロール
メディア・ペイン内のコントロールで、アセット内を再生・移動したり、シークエンスの作成に使用す
るためにアセットを編集したりできます。表示されるコントロールは、選択されているアセットにより
異なります。
メディア・ズーム・バー
メディア・タイムラインの下にあるメディア・ペインのコントロールで、メディア・タイムラインのセ
クションを拡大表示し、長いクリップでの作業をしやすくします。詳しくは、シークエンス・ズーム・
バーもご参照ください。
メディア・タイムライン
メディア・ペイン内のグラフィック表示で、アセットまたはシークエンスの長さと時間範囲を示します。
503
メディア・ビューアー
メディア・ペインのセクションで、アセットの表示に使用します。
メディア・ペイン
クライアント・アプリケーション内のペインで、メディア・コントロールを使用してメディア・アセッ
トを表示・編集できます。
メッセージ・バー
クライアント・アプリケーションの 1 セクションで、メッセージの送受信を行います。メッセージ・バー
には、[送信先]フィールド、[メッセージ]フィールド、[送信]ボタンがあります。
メッセージ・ペイン
クライアント・アプリケーションのペインで、テキスト・メッセージおよびメディア・アセット・リン
クの両方を他の MediaCentral UX ユーザーに送信するためのメッセージ・ボックスを表示します。受
信したすべてのメッセージもリストに表示します。
メッセージ履歴
メッセージ・バーにあり、矢印ボタンで直近のメッセージ数件を読むことができます。複数の未読メッ
セージが存在する場合、数値インジケーターが表示されます。
メニュー・バー
クライアント・アプリケーションの 1 セクションで、ここからさまざまなメニュー・オプションを選択
します。
ゆ
ユーザー・タスク
ユーザー操作を必要とし、ユーザー操作によって完了するタスクです。タスクをご参照ください。
ユーザー・ツリー・ペイン
ユーザー・レイアウト内のペインで、グループとユーザーを階層レイアウトで表示します。
ユーザー・レイアウト
MediaCentral UX のユーザー管理のレイアウトで、管理者はユーザーとグループをインポート、作成、
管理できます。
504
よ
読み取り専用シークエンス
1. Interplay Production フォルダーから開き、ただしこのフォルダーでの読み取り / 書き込みロールが
ないために編集および保存できないシークエンスです。
2. このシークエンスは、書き込み権限がない Interplay MAM データベースから開かれたか、外部シー
クエンスです。
シークエンスの再生はできますが、編集や保存はできません。詳しくは、編集できないシークエンスも
ご参照ください。
ら
ランダウン
スクリプトの項目表またはタイミング・リストで、ニュース放送中の放送順序を示します。
ランダウン・レイアウト
ジャーナリストがストーリーの作成や編集に使用するレイアウトです。
れ
レイアウト
ジャーナリスト用、管理者用など、特定の目的に対してデザインされた複数のペインから構成される 1
つのまとまりです。
レイアウト・セレクター
リストから、使用したいレイアウトを選択できます。
ろ
ロギング
1. Interplay Production:クリップ、サブクリップ、シークエンスに情報を追加することを指します。
この情報には、マーカー、制限、テキストが含まれ、ストーリー作成やメディア編集中に参照とし
て使用されます。
2. Interplay MAM:ストラタをセグメント化し、それに情報を追加することを指します。この情報に
は、テキストやその他のプロパティが含まれます。
505
ロギング・ペイン
Interplay Production アセットまたは Interplay MAM アセットのロギングでの使用に合わせて定義さ
れたコントロール配置を、メディア・ロガーやジャーナリストに提供するペインです。ロギング・ペイ
ンのレイアウトは、開いたアセットに応じて自動的に変化します。
ログ・レイアウト
メディア・ロガーやジャーナリストがマーカーの表示と作成に使用するレイアウトです。
ロケーター
マーカーをご参照ください。
ロール
MediaCentral UX 管理者により、ユーザーに割り当てられている機能、権限、レイアウトの一式です。
管理者は、組織内での役割に基いて、MediaCentral UX ロールを作成できます。
506
索引
A
タブレットでの MediaCentral UX モバイル・アプリ 414
データベース 42
データベースを移動する 43
プロジェクト 72
ユーザー設定 461
iNEWS リンク
作成および送信する 103
Active-X プラグイン 35
Avid
オンライン・サポート 19
トレーニング・サービス 19
Avid Central
スクリプトの書式設定 457
ストーリーを保存する 456
プロダクション・キューを追加する 458
マシン・コントロールの指示を追加する 459
リンクを使用する 460
Avid iNEWS
説明 20
Avid Instinct
関連付けられたシーケンス
123
関連付けられたシーケンス
123
Interplay | MAM
アセットを移動・コピーする 61
サムネイルを表示する 70
フォルダー名を変更する 58
フォルダーを移動・コピーする 58
ワークスペースのナビゲーション 54
Interplay | Production
アセット・タイプ 45
アセット名を変更する 48
アセットを移動・コピーする 47
アセットを複製する 48
説明 20
データベースのナビゲーション 45
プロパティ・コラム 46
ユーザー設定 461
C
Community
iNEWS 36
D
Interplay MAM
Delivery サービス
リモート・ワークグループへ
ローカル・ワークグループへ
Instinct
356
358
I
iNEWS
Android デバイス用 MediaCentral UX モバイル・アプ
リケーション 446
Community のサポート 36
iPhone での MediaCentralUX 383
スクリプト・テンプレート 97
説明 20
プロパティ タイプと入力コントロール
メタデータを編集する 63, 66
Interplay MAM アセットのロギング
キーボード ショートカット 472
64
Interplay Production
MediaCentral UX モバイル・アプリ 402
MediaCentral モバイル・アプリ 435
Interplay|MAM
アセット・タイプ 55
Interplay | MAM
アセット名を変更する 62
アセットを削除する 62
索引
iPad
ストーリーを保存する 391, 424
接続の基本 374, 405
ビデオ・シーケンスボタンの表示 388, 419
プレゼンター・モード 429
プロダクション・キューを追加する 393, 425
ボタン 380, 411
マシン・コントロールの指示を追加する 394, 427
メディア・アセットにアクセスする 401, 434
リンクを使用する 395, 428
MediaCentral UX モバイル・アプリケーション
Android デバイスで起動する 441
Android デバイスにインストールする 441
Android デバイス用カスタム設定 445
Android デバイス用ジェスチャー 440
Android デバイス用接続の基本 439
Android デバイス用ボタン 444
iNEWS にアクセスする 446
ナビゲーション・ドロワー 443
ビデオ・シークエンスの表示 451
MediaCentral モバイル・アプリ参照
モバイル・アプリ 405
カスタム設定 412
ジェスチャー 406
ホーム・ボタン 406
J
J-K-L 再生 186
JPG ファイル
ビデオ・フレームから作成する
213
L
LTR(左から右)84
L カット 168
M
Media | Distribute
アイコンのリスト
MOS
488
プレースホルダーを挿入する 97
ユーザー設定 461
MOS 統合 35
MultiRez ボタン
STP のターゲット解像度 205
最高解像度 207
MediaCentral | UX
説明 20
MediaCentral UX
MediaCentral UX の Android アプリケーション 439
MediaCentral UX モバイル・アプリケーション 439
ディープ・リンク 331
モバイル・アプリ
リンクを送信する 331
MediaCentral UX の Android アプリケーション 439
MediaCentral UX モバイル・アプリ
iNEWS にアクセスする 383, 414
Interplay Production にアクセスする 402, 435
iPad からストーリーを承認する 428
iPad にインストールする 408
iPhone からストーリーを承認する 396
iPhone にインストールする 376
お気に入り 397, 430
オフラインで作業する 399, 432
カスタム設定 381, 412
起動する 377, 408
キューとストーリーをオフラインで表示する 399,
N
NAT コラム 146
NAT トラック
SOT トラックと交換する 226
説明 223
デフォルトを変更する 226
無効にする 160
有効にする 160
NewsCutter
関連付けられたシーケンス 123
NRCS ツール
関連付けられたシーケンス 123
400,
432, 434
キューとストーリーをキャッシュする
サイドバー 379, 410
ジェスチャー 375
スクリプトの書式設定 392, 424
399, 432
P
PNG ファイル
ビデオ・フレームから作成する
508
213
索引
R
アクション
タスクに適用する 370
アスペクト比 189
アセット
MAM を使用する 53
Interplay Production を使用する
アスペクト比 189
移動、コピーする 47, 61
最近表示した 188
再生する 185
を削除する 62
ステップ・スルー 188
説明 39
名前を変更する 48, 62
ニュースを使用する 41
フォルダーに追加する 59
複製する 48
アセット・ペイン
移動する 40
アイコンのリスト 481
説明 39
アセット・モード
説明 176
表示とコントロール 177
アノテーション
音声認識テキスト変換 84
RTL(右から左)84
S
SOT コラム 146
SOT トラック
NAT トラックと交換する 226
説明 223
デフォルトを変更する 226
T
Tab キー
ブラウザー・ウィンドウで
464
Transcode
クリップとシーケンス
210
U
Unicode
マーカー・テキストのサポート
292
V
V コラム 146
い
あ
イージー・ロック 94
一般
ユーザー設定 461
イメージ
ビデオ・フレームから作成する
色
セグメントの 112
イン点
マークする 196
アイコン
Media | Distribute 488
アセット・ペイン 481
起動ペイン 480
シーケンス・ペイン 487
進行ペイン 487
タスク・ペイン 488
ペイン・タイプ 479
メディア・ペイン 485
ロギング・ペイン(Interplay MAM)486
ロギング・ペイン(Interplay Production)486
アウト点
マークする 196
アウトプット・モード
表示とコントロール
え
エクスポートする
ストラタ 329
マーカー 290
エリア 27
182
509
44
213
索引
お
オーディオ
NAT トラックと SOT トラックを交換する 226
NAT トラックを無効にする 160
NAT トラックを有効にする 160
アセットと基本シーケンスのパニング 222
オーディオ・トラックのタイプ 223
オーディオのダッキング 223
基本シーケンス 219
参照レベル 231
詳細シーケンス 223
詳細シーケンスのパニング 229
スクラブを有効にする 174
デフォルトの NAT と SOT トラックを無視する 226
トラックを有効にする 157
オーディオ専用シーケンス[おーでぃおせんようしーけん
す]125
オーディオ専用セグメント 161
オーディオ・ゲイン
自動調整 223
詳細シーケンス用に調整する 228
調整する 223
オーディオ専用シーケンス 123
オーディオ・ディゾルブ
自動作成 223
オーディオ・トラック
有効にする 157
オーディオ・ペイン
説明 214
オーディオ・ミックス 230
オーディオ・モニタリング
初期設定を設定する 220
オーディオ・レベル
設定 223
オーバーライト編集
詳細シーケンス 150
お気に入り 397, 430
音声入力
音声認識テキスト変換 84
音声認識テキスト変換 84
オンライン・サポート 19
か
開始タイムコード
変更する 175
510
解像度
再生用に最高 207
回復ファイル
シーケンス 127
ストーリー 104
き
キーボード ショートカット
Interplay MAM アセットのロギング
キーボード・ショートカット
キュー / ストーリー・ペイン 465
シーケンス・ペイン 476
メディア・ペイン・ペイン 467
ロギング 469
キー・ロック 94
起動ペイン 34
アイコンのリスト 480
基本シークエンス
グループ・クリップ 249
基本シーケンス
説明 112
キャプション
メディア・ペインで表示 199
キャプチャー中編集(EWC)
進行中クリップ 212
キュー
アセット・ペインの 42
オフラインで表示する 400, 434
キャッシュする 399, 432
ストーリー・グループを作成する 91
キュー / ストーリー・ペイン
キーボード・ショートカット 465
説明 76
ツールバー 78
キュー・リスト
説明 79
キューを順序指定する 93
472
く
クリップ
移動、削除する 159
トランスコードとミックスダウン
グループ・クリップ
アクティブ・アングルを選択する
アングルを変更する 240
210
241
索引
オーディオ・モニタリング 244
基本シークエンスを作成する 249
再生する 243
再生に送信する 251
詳細シークエンス用 251
使用する 236
説明 234
タイムコード 243
バンク 241
マーカーと制限 247
マッチ・フレーム 248
作成する
セグメントのギャップ 309, 311
プロセス 361
サムネイル・ペイン 52, 70
参照先アセット
表示または非表示にする 49
参照レベル
オーディオを設定する 231
し
シークエンス
モバイル・アプリケーションで表示する 451
ユーザー設定 461
シークエンス・タイムライン
説明 79
シークエンス・ペイン
説明 108
表示する 107
シーケンス
Instinct および NewsCutter NRCS に関連付けられた 123
Interplay MAM を作成する 123
Interplay Production を作成する 119
オーディオ専用 123, 125
オーディオ・トラックを有効にする 157
回復する 127
既存のシーケンスを開く 128
基本と詳細 112
クリップをトリムする 164
コピーを保存する 126
再生する 185
作成する 118
情報を表示する 117
シンプルおよび複雑 189
水平と垂直 114
スクリプト・シーケンス 122
ステップ・スルー 188
ストーリーに関連付けられたシーケンスを開く 130
セグメントをトリムする 164
セグメントを分割する 169
タブレット・アプリで表示する 419
ディゾルブを挿入する 171
トランスコードとミックスダウン 210
ビデオ専用 123
編集する 143
保存されたシーケンスからメディアを追加する 158
保存する 125
け
検索
アセット 257
検索する
インデックス作成済み検索の例
簡単な構文 266
高度な構文 266
詳細条件 261
検索バー 254
検索ペイン 255
266
さ
最高解像度
再生 207
サイズを変更する
セグメント 312, 313
重複したセグメント 314
再生
シンプルなシーケンスおよび複雑なシーケンス
フレームベースとファイルベース 192
再生サーバーに送信(STP)
スクリプト・シーケンスを送信する 346
プロファイルを選択する 343
再生に送信(STP)
グループ・クリップ 251
再生品質 191
再生レイテンシ
調整する 191
サイドバー、説明 379, 410
サインアウトする 21
サインインする 21
削除する
セグメント 317
189
511
索引
マーカーを追加する 171
メディアを基本に追加する 145
メディアを詳細に追加する 146
モバイル・アプリで表示する 388
シーケンス・ペイン
アイコンのリスト 487
自動保存
シーケンス 127
ストーリー 104
出力モード
説明 176
詳細シークエンス
グループ・クリップ 251
詳細シーケンス
説明 112
進行中クリップ 212
進行ペイン
アイコンのリスト 487
説明 349, 363
シンプルなシーケンス
定義 189
オフラインで表示する 400, 434
回復する 91, 104
キャッシュする 399, 432
グループ化する 91
削除する 91
作成する 81
シーケンスを開く 130
スクリプト・テンプレートを挿入する 97
セグメント 82
説明 79
タイミング 98
タブレット・アプリから保存する 391, 424
タブレット・アプリケーションから保存する 456
テキストのみのセグメント 101
投稿日時未定にする 96
編集する 85
右から左に書く言語 84
ロックとロック解除 94
ストーリー・フォーム
説明 79
ストーリーをグループ化する 91
ストーリーを承認
MediaCentral UX モバイル・アプリ 396
ストーリーを投稿日時未定にする 96
ストラタ
エクスポートする 329
セグメントのギャップを作成する 309, 311
セグメントのサイズを変更する 312, 313
セグメントのマージ・ルール 327
セグメントを削除する 317
セグメントを分割する 316
セグメントをマージする 316
説明 297
注釈を付ける 319, 321
重複したサイズを変更する 314
重複したセグメントのサイズを変更する 314
理解する 296
ロックする 308
セグメント
削除する 317
す
ズーム・バー、シーケンス
説明 114
ズーム・バー、メディア
進行中クリップ 212
説明 204
垂直シーケンス
選択する 114
水平シーケンス
選択する 114
スクラブ
オーディオを有効にする 174
スクリプト
書式設定する 87
スクリプト・エディター
説明 79
スクリプト・シーケンス
作成する 118, 119
作成のルール 122
編集する 131
スクリプト・テンプレート 97
ストーリー
iPad から承認する 428
iPhone から承認する 396
せ
制限
概要 283
グループ・クリップ
削除する 287
512
247
索引
説明 275
追加する 287
定義 282
保存する 287
セグメンテーション
理解する 304
セグメント
サイズを変更する 312, 313
作成する(Gaps Allowed)311, 309
説明 82, 112, 297
タイムライン内で移動、削除する 159
タグに注釈を付ける 321
で移動する 318
テキストに注釈を付ける 319
テキストのみ 101
分割する 169, 316
マージする 316
マージ・ルール 327
右から左へ記述する言語のテキスト 320
メディア・ペインで表示 199
セグメントの編集ロック 94
セグメントのマージ・ルール 327
設定メニュー・オプション 33
選択する
ヒット 61
タイムライン
スナップする 163
タグ
注釈に使用する 321
タスク
アクションを適用する 370
委任する 370
データを編集する 371
添付を追加および編集する 372
ペイン 365
理解する 361
タスクにアクションを適用する 370
タスク・ペイン
アイコンのリスト 488
使用する 368
説明 365
ダッキング
オーディオ・トラック 223
ち
キャプチャー中編集(EWC)
クリップのロギング 317
注釈を付ける
セグメント 319
タグを使用するセグメント
321
そ
ソロ
アセットまたは基本シーケンスのトラック
詳細シーケンスのトラック 225
つ
220
追加する
タスクの添付
372
た
て
タイミング・タグライン 98
タイミング・ブロック
概要 133
手動で調整する 142
セグメントを延長する 138
タイミング・ディスプレイ 134
表示と非表示 140
メディアを編集する 137
タイムコード
開始を変更する 175
グループ・クリップ 243
フレームのキューに使用する 201
タイムコード・ディスプレイ 200
定義する
マージ・ルール 327
ディゾルブ
オーディオ 223
ビデオ 171
手順
ストーリー・グループを使用する
デッド・キュー 91
デュアルローラートリム 167
電子メール転送
メッセージを使用する 339
メッセージを設定する 338
テンプレート、スクリプト用 97
513
91
索引
と
ふ
ストーリーを承認
ファイルベースの再生 192
ファセット
ストーリーと関連付けられたファセットを開く 75
説明 42
とストーリーを関連付ける 75
開く 72
フォルダー
Interplay | MAM を作成する 57
Interplay | Production で作成する 48
アセット用に開く 209
アセットを追加する 59
移動・コピーする 58
削除する 59
名前を変更する 58
複雑なシーケンス
定義 189
プラグイン
使用する 35
フレームベースの再生 192
プレゼンター・モード 429
カスタム設定 381, 412
プロキシ・ビデオ
最大サイズ 189
プロジェクト
ストーリーと関連付けられたプロジェクトを開く 75
説明 42, 72
とストーリーを関連付ける 75
開く 72
プロセス
作成する 361
モニタリング 363
理解する 361
プロダクション・キュー
を Avid Central で追加する 458
MediaCentral UX モバイル・アプリに追加する 393, 425
追加する 88
プロパティ・コラム
移動する 47
サイズを変更する 47
追加、削除する 46
分割する
セグメント 316
分割編集 168
MediaCentral UX モバイル・アプリ 428
トラブルシューティング 19
トランジション、ディゾルブ 171
取り消す
シーケンス・ペインで 159
トリムする
基本シーケンス 164
詳細シーケンス 165
セグメントの最初または末尾
タイムライン内のセグメント
二相トリム 167
トレーニング・サービス 19
ドロップ・ゾーン
説明 27
166
164
な
ナビゲーション・ドロワー、説明
443
に
二相トリム
167
は
配信サービス
説明 352
パニング
アセットと基本シーケンスの
詳細シーケンスの 229
バンク
グループ・クリップ用 241
222
ひ
ヒット
選択する 61
ビデオ・シークエンス
Android モバイル・アプリケーションから表示
ビデオ・シーケンス
タブレット・アプリから表示 419
モバイル・アプリから表示 388
ビデオ専用シーケンス 123
ビデオ・ディゾルブ 171
451
514
索引
テキストをカット、コピー、ペーストする 288
保存する 281
右から左に書く言語のテキスト 291
マージする
セグメント 316
マシン・コントロールの指示
Avid Central で追加する 459
MediaCentral UX モバイル・アプリに追加する 394,
追加する 89
マッチ・フレーム 208
グループ・クリップ 248
マルチアングル・ビュー
グループ・クリップ 236
マルチカメラ・ワークフロー
説明 234
へ
ペイン
アイコンのリスト 479
アセット 39
オーディオ 214
起動 34
キュー / ストーリー 76
検索 255
サムネイル 52, 70
使用する 27
進行 363
のリスト 22
プロジェクト / ストーリー 72
メタデータ 49, 63
メディア 176
ロギング(Interplay MAM)299
ヘルプ
表示する 38
編集する
Interplay MAM メタデータ 63, 66
タスクのデータ 371
タスクの添付 372
編集ロック 94
427
み
右から左へ記述する言語
マーカー・テキストを入力する 291
セグメント・テキストを入力する 320
ミックスダウン 210
ミックス・モード 230
ミュート
アセットまたは基本シーケンスのトラック
詳細シーケンスのトラック 225
ほ
ボイスオーバー
録音する 231
ボイス・トラック
説明 223
ポジション・インジケーター
説明 79
ボリューム
設定 223
220
め
メタデータ・ペイン 49, 63
プロパティ タイプと入力コントロール 64
メッセージ
Media Central | UX メッセージ 331
送信する 341
電子メール転送 338
表示し返信する 342
メッセージ・ペイン 331, 335
メッセージ・ペインでメッセージを送信する
メッセージ・ペインにメッセージを表示する
メッセージ・ペインを使用する 332
メッセージを転送する 339
メディア
基本シーケンスに追加する 145
再生品質 191
詳細シーケンスに追加する 146
ステータスを更新する 189
タブレット・アプリで表示する 419
ま
マーカー
Unicode サポート 292
エクスポートする 290
グループ・クリップ 247
削除する 281
シーケンスに追加する 171
説明 275
追加する 281
で移動する 289
515
335, 335
333
索引
モバイル・アプリケーションで表示する 451
モバイル・アプリで表示する 388
メディア・タイムライン
説明 203
メディアのステータスを更新コマンド 189
メディア・ビューアー
ビデオのサイズ 189
メディア・ペイン
アイコンのリスト 485
アセット・モード 177
アセット・モードでのメニュー・オプション 179
キーボード・ショートカット 467
グループ・クリップ 181
出力モード 182
出力モードでのメニュー・オプション 184
メニュー・オプションについて 33
メニュー・バー
説明 33
リモート・アセット
使用する 195
リンク
Avid Central で
460
MediaCentral UX モバイル・アプリで 395, 428
れ
レイアウト
使用する 25
ロギング 277
レイテンシ
調整する 191
レビューする
再生を 205
ろ
ロギング
キーボード・ショートカット 469
キャプチャー中編集(EWC)317
右から左に書く言語 291, 320
ワークフロー 273
ロギング・ペイン(Interplay MAM)
アイコンのリスト 486
キーボード ショートカット 472
説明 299
ロギング・ペイン(Interplay Production)
も
モニタリング
プロセス 363
や
やり直す
シーケンス・ペインで
159
278
アイコンのリスト 486
キーボード・ショートカット
説明 278
ログ・レイアウト
説明 277
ロケーター 198
ロック、のタイプ 94
ロック解除する
ストーリー 94
ロックする
基本シーケンス 144
ストーリー 94
ストラタ 308
ゆ
ユーザー設定 461
ユーザー・タスクを委任する
370
ら
ランダウン
ストーリー・グループを作成する
91
り
理解する
ストラタ 296
セグメンテーション 304
プロセスとタスク 361
リプレイス編集 153
516
469
アビッド テクノロジー株式会社
テクニカル・サポート
製品情報
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