第1タイムズ 秋号 Vol.10

タイムズ
冬号
戸塚共立第 1 病院 広報誌
Vol.10
新 年 明 け ま し ておめでとうございます
年頭のご挨拶
本来の意味は、「馬車」からきています。乗客を
新年明けましておめでとうございます。
す。うま年の今年、職員一同このメディカルサポー
新春とは申しながら未だ寒さ厳しく最大級の寒波
がやってきました。インフルエンザは流行のピー
クを迎え、現在当院では面会制限を行っておりま
す。院内でのマスク着用をお願いすると共に、不
要不急のご面会は極力ご遠慮くださいますよう何
卒ご理解ご協力の程お願い申し上げます。
院長(消化器外科)
福島 元彦
さて戸塚共立第 1 病院は地域の皆様に支えら
れ、戸田中央医科グループ (TMG) の一員として
再スタートしてから 21 年目を迎えました。当院
のミッションは「弱っている人・病んでいる人か
ら目を背けず、最大限の医療を提供し地域の救急
医療に貢献する」ことであります。昨年も 3000
件を超える救急車を受け入れ夜間休日の緊急手
術・内視鏡検査も積極的に行ってまいりましたが、
未だハードソフトともに充分とは言えません。
メディカルサポートコーチングという言葉があ
り ま す。医 療 従 事 者 と 皆 様 が 対 等 な パ ー ト ナ ー
シップを結び健康の回復・維持という目標に共に
歩 ん で い く と い う 言 葉 で す。コ ー チ(COACH)
その人が望む所まで送り届けることがその語源で
ト コ ー チ ン グ を 実 践 し 前 に 進 み ま す。万 馬 奔 騰
( 多くの馬が走ったり高く跳ねたりするように勢
いのきわめて盛んな様 )、皆様に笑顔と元気をお
届けるために頑張ります。これが今年の年度目標
である「前進」です。
本年が皆々様にとってより幸多く素晴らしい年
となりますようお祈りいたしますと共になお一層
のご指導ご
撻を賜りますようお願い申し上げ新
年のご挨拶とさせていただきます。
タイムズ
冬号
新年明けましておめでとうございます
診療部門
副院長(内科)
森保 幸冶
副院長(外科)
鈴木 恵史
副院長(整形外科)
保刈 成
新年、明けましておめでとうござ
新年、明けましておめでとうござ
新年明けましておめでとうござい
います。昨年は病院機能評価を受審
い ま す。2014 年 の 干 支 は「午」で
ます。当院も電子カルテが導入され
し、合 格 と い う 評 価 を 頂 き ま し た。
すが、さらに十年の変遷を表す十干
1 年以上が経ちました。データの一
職員が皆で積み上げてきたことが認
と、十二年の過程を示す十二支を組
元管理により瞬時に 1 年前の血液
められ大変うれしく思います。今後
み合わせた十干十二支では「甲午(き
データとの比較できる環境になって
もその評価に恥じぬよう日々努力し
の え う ま)」で す。こ の 十 干 は「甲」
ま い り ま し た。ま た、レ ン ト ゲ ン・
て参ります。
から始まるため、新しい十年の始ま
CT・MRI・エコー検査も電子化され
ハードは古くても血の通った病院
り と さ れ、十 二 支 の「午」は 明 快 な
一元管理され、以前撮影した画像と
でありたいと願っております。本年
目標を持ちその達成のためにまっす
の比較が短時間に行えるようになり
もどうぞよろしくお願い申し上げま
ぐ走って行くとされています。また、
ました。この様にシステムにデータ
す。
「馬」の 視 野 は た い へ ん 広 く 350°
が蓄積され、それを上手に利用しな
あると言われています。本年は「甲
がら診療していくことが、より正確
午」の年にちなみ、新しい十年を良
で無駄のない医療を行うために必要
く考え、常に広い視野を持ち、新た
だと考えております。
な目標に向かい、高度かつ良質な医
新年を迎え、また新たな気持ちで
療が可能な急性期病院として、地域
日々の医療に取り組んでいきたいと
から愛し愛される病院をめざし、努
考えております。本年もどうぞよろ
力して参ります。本年もどうぞよろ
しくお願いいたします。
しくお願いいたします。
冬号
外科
内科
外科
主任外科部長:
村井 紀元
今年は午年です。飛躍の年です。
私 自 身 も、更 に 研 修 研 鑽 を 積 み、
自力の更なるレベルアップを図り、
患者さんへより良い医療を提供で
き る よ う、ま た、病 院 力 向 上 の 一
助 と な る よ う、Go forward で 参
りたいと思います。今年も宜しく
お願い申し上げます。
外科
部長:
吉澤 太人
寒い日が続いてはいますが梅の
梢にはメジロが り、日も伸びて
春の気配が漂います。今年1年が
皆様にとって良い年でありますよ
うに。
外科
部長:
榎澤 哲司
消化器外科ならびに病理診断科
では、皆様方のご支援により本年
も順調なスタートを迎えさせて頂
いており感謝致しています。
こ のお正月は快晴に恵まれ、大
変美しい富士山を眺めながら気持
ちを新たにすることができました。
しかし、昨年もそうでしたが一年
の日々が過ぎるのが大変早く、年
初の目標を見失わぬよう行ってい
きたいと考えています。本年も皆々
様の益々のご発展を祈念いたしま
して、年頭のご挨拶とさせていた
だきます。
外科
消化器外科顧問
臨床指導部長:
望月 功
本年も何卒宜しくお願い申し上
げます。
外科:
林 隆広
今年も昨年以上に多くの患者様
の手術や内視鏡に携わっていきた
いと思います。本年も宜しくお願
い申し上げます。
形成外科
整形外科
内科
部長:
多胡 克哉
昨 年 1 2 月 に 家 族(長 女)が 増
えました。今年もよろしくお願い
します。
乳腺外科
乳腺外科
部長:
岡本 譲二
日本人女性の実に14人に1人
が生涯のうちに乳癌に罹るといわ
れております。乳癌は唯一自分で
見 つ け る こ と の で き る 癌 で あ り、
また、早期に発見できれば治る可
能性の非常に高い癌でもあります。
乳 癌 早 期 発 見 の 為 の 検 診 か ら、
そ の 後 の 精 査、診 断、治 療 と ト ー
タルに貢献したいと考えておりま
す。本年もどうぞ宜しくお願い申
し上げます。
泌尿器科
泌尿器科
部長:
吉川 裕康
戸塚共立第 2 病院から当院に異
動して早いもので約 2 年が経ちま
した。外来の患者様方の多さに泌
尿器科に対する地域のニーズの高
さを痛感しております。
今年も地域医療に根ざして頑張
りたいと思います。よろしくお願
いいたします。
神経内科
整形外科
部長:
中田 規之
戸塚共立第1病院に赴任し今年
の6月で3年目を迎えます。少し
ずつですが自分の専門分野である
膝の靭帯再建や関節鏡手術、人工
関節置換術が増えてきました。で
もまだまだ余力はあります。地域
の皆様が安心して生活が送れるよ
うよりよい治療を提供したいと考
えております。本年も宜しくお願
いいたします。
松下 ゆり
本年は脳卒中の受け入れをさら
に拡大するために、昭和大学病院
脳 神 経 外 科 と 連 携 し、第 1・3・
5 の 日 曜 日 にMRIを 稼 働 す る こ
とになりました。
め ま い・麻 痺・呂 律 が 回 ら な い
などの症状を認めた時には、当院
に受診していただきたいと思いま
す。脳 卒 中 を 早 期 発 見 し、急 性 期
治療を務めていきたいと思います。
本年も宜しくお願いいたします。
形成外科:
福嶋 佳純
形成外科は昨年4月に主な診療
場 所 を さ く ら ク リ ニ ッ ク に 移 し、
もうじきまる一年になります。
診察時間帯や手術日などを改善
し、他科の先生方にご協力を仰ぎ
ながら、地域の方々のお役にたて
るよう、微力ながら努力を重ねて
参りたいと存じます。本年もよろ
しくお願い申し上げます。
臨床研修医
整形外科:
磯崎 雄一
今年度も皆様の健康面に少しで
も貢献できる様、勤務したいと思
います。よろしくお願い致します。
さ て、寒 い 日 が 続 い て ま す が い
かがお過ごしでしょうか。寒さの
ため関節痛が悪化する方、神経痛
が酷くなる方が多いのではないで
しょうか。寒さによって症状が悪
化する方が殆どだと思います。
そこで、気を付けたいのは転倒、
打撲による骨折です。足元は滑り
易くないか、荷物は重すぎないか、
深夜に動く時は電気をつけている
か、こういった小さな確認作業の
積み重ねが怪我の予防に繋がりま
す。元気に 1 年を過ごす為にも是
非意識してみてください。本年度
も皆様が御健康に過ごされること
を祈っております。
総合診療科
総合診療科
部長:
神経内科
部長:
タイムズ
初雁 育介
本年もよろしくお願い致します。
総 合 診 療・救 急 部 が 一 人 常 勤 体
制になってから、もうすぐ2年が
経 と う と し て い ま す。こ の 間、各
方面、特に災害関係では多大な迷
惑をかけており、大変申し訳あり
ません。それでも大きな事故もな
くここまでなんとかやってこられ
ましたのは、ひとえに皆様の我慢
とご協力のおかげとたいへん感謝
しております。今年も昨年同様か
それ以上のご迷惑をかけるものと
思われますが、なにとぞご容赦く
ださい。
臨床研修医:
四ノ宮 基
昨年は医療従事者ならびに事務
方の皆様に多大なご指導を承り心
より感謝申し上げます。
研修生活2年目は第1病院で学
んだ内容を基礎とし関連病院にお
い て も 産 科、麻 酔 科、小 児 科、精
神科にて研鑽を重ね充実した研修
生活をを送っております。
4月からは昭和大学皮膚科学教
室に入局予定です。専門に捉われ
ず広い視野を持つ医師になってい
きたいと考えています。皆様にとっ
て素晴らしい年になりますよう祈
念致しまして年頭の挨拶にさせて
頂きます。
臨床研修医:
安藤 秀一
私は社会人になって初めてのお
正 月 を 迎 え る こ と が で き ま し た。
毎日勤務するという新たな領域
に突入し、大変さを痛感していま
す。職員の皆さんが年月をかけて
積み上げてきた行動力や判断力に、
圧倒されることも多々あります。
そ れ で も 皆 さんに見守られ、支
えられながら日々すごしておりま
す。歩 み を 止 め ず に 参 り ま す。本
年も宜しくお願い致します。
冬号
タイムズ
新年明けましておめでとうございます
事務長
三股 豊茂
今 年 は、「前 進 を 合 い 言 葉 に、前を目指
今 年 は 診 療 報 酬 の 改 定 の 年 で も あ り ま
して進む年」になると考えています。その
す。超高齢社会に向けて、救急病院として
ためには、職員全員が力を合わせること、
の役割とともに、患者さまが地域で適切な
並びに、諦めることなくチャレンジして行
医療・看護・介護を安心して受けられる体
くことが必要となります。日常の煩雑さの
制や連携の強化にしっかりと取り組んでゆ
中で安易な方向に流されることが多々ある
くことが必要であると考えております。
と思いますが、挫けること無く前へ進んで
行きましょう。
自分でどうにもならない時に仲間に背中
看護部長
大竹 トモ子
患者様の「声」を大切にして、地域の皆
さまに満足していただける、良質な看護を
実践できる組織作りに力を注いで参りたい
を押して貰っても、決して恥ずかしいこと
と思っております。本年も宜しくお願い申
ではありません。職員同士、助け合って行
し上げます。
きましょう。本年もよろしくお願いいたし
ます。
看護部門
2階病棟:
小菊 麻美
3階病棟:
河野 有希子
4階病棟:
山崎 実奈子
2 階 病 棟(ICU)で は、医 師
3 階病棟では整形外科、神経内
4F 病棟では消化器外科の患者さ
を は じ め、看 護 師、す べ て の 医 療
科、泌尿器科を中心に急性期から
ま が 多 く、化 学 療 法 や 手 術、内 視
スタッフが一丸となり、最善の医
回復期までの幅広い病期の患者様
鏡検査など侵襲の高い治療に伴う
療を提供しています。急性期特有
への医療サービスを展開しており
不安や苦痛を抱える患者様も多く
の専門的治療を行う患者様、ご家
ます。
いらっしゃいます。
族様の不安を少しでも減らせるよ
本年度は患者様の機能回復に向
私たちはそのような患者様に少
うに、分かりやすい説明を心がけ
けた医療チーム活動をさらに充実
しでも安心と癒しを与えられるよ
ております。
させ、病院から地域へと患者様の
うな看護を提供するべく、今年も
本年は救急・急性期の医療機 能
安心を繋ぐケアを実践して参りた
スタッフ一同天使の笑顔で頑張っ
を更に充実させ、地域の皆さまの
いと思います。どうぞ宜しくお願
てまいりますので、よろしくお願
期待に応えられる体制を整えてま
い申し上げます。
い申し上げます。
いります。
昨年も多くの出会いに支えられ、
病棟スタッフ一同元気に過ごすこ
とができました。私たち看護スタッ
フにとって、患者様が元気になっ
ていく姿は元気とパワーの源です。
「お大事に」と言って送り出す背中
は明日頑張るための糧となります。
今年もそんな出会いがたくさん
あ り ま す よ う に・・・。そ し て 私
たちも患者様の元気を作る一助と
な れ ま す よ う に・・・。本 年 も よ
ろしくお願い致します。
内視鏡室:
滝澤 綾子
外来:
宮島 里美
手術室:
森田 鹿野乃
当 院 内 視 鏡 室 で は、医 師・看 護
昨年は外来化学療法室が新たに
手 術 室 で は「高 度 な 手 術 治 療 の
師・クラーク、また他部門のスタッ
設置され、患者様にとって落ち着
提 供 と 周 手 術 期 合 併 症 ゼ ロ!」を
フも含めて、チーム一体となって、
いた環境の中で治療に専念できる
目 標 に、患 者 様 に 安 全・安 心 な 手
日々検査・治療を行なっています。
ようになりました。
術をチーム一丸となって提供致し
また、24 時間体制で、緊急性の内
本 年 も 救 急、外 来 を 受診 す る 患
ております。
視鏡にも対応しております。
者様が、適正で迅速な診療が受け
本年度も患者様の声なり耳とな
今年度からは内視鏡技師取得に
られるように、また患者様の心に
り、目 配 り・気 配 り・心 配 り で き
向けて、スタッフの研修機会を増
寄り添う看護が提供できるように
め細やかな看護を継続させてゆき
や し、質 の 高 い 安 心・安 全 な 内 視
努めてまいりますので、どうぞ宜
たいと思っております。
鏡を提供できるよう努めていきた
しくお願い申し上げます。
いと思います。
5階病棟:
吉田 久江
冬号
タイムズ
診療技術部門
放射線科:
高橋 正徳
検査科:
高山 好弘
リハビリ
テーション科:
田中 優
薬剤科:
畠 和雅
私 達、診 療 放 射 線 技 師 は「す べ
私 達、臨 床 検 査 技 師 は患 者 様 に
当院では、2 次救急指定病院と
リハビリテーション科は本年も
2 4 時 間 体 制 で 安 全、安 心、低 被
し、いつでも正確な検査が行える
す。夜 間 等、外 来 時 間 が 終 わ っ て
適な生活を送るために、スタッフ
ては患者様の為に」をモットーに
ばくな検査を心掛けております。
診察にいらした患者様の検査を迅
速かつ正確に撮影し、その情報を
必要な検査が行われているか意識
よう知識と技術の研鑚に努めます。
今年もよろしくお願いいたします。
Drに 提 供 す る 事 を 誓 い、今 年 も
して 24 時間 365 日薬剤師がいま
いる時間でもお薬について何か気
になる事がありましたら、気軽に
ご連絡ください。誠心誠意お答え
いたします。
頑張って参りますので皆様、宜し
患者様から求められる事が増え
くお願い申し上げます。
ている中、私たちはこれからも切
磋琢磨し合い地域に根ざした病院
として患者様に最善を尽くします。
患者様やご家族様にとってより快
一同心を込めてお手伝いさせてい
だきます。
機 能 改 善 だ け でなく、一人一人
の生活環境に沿ったリハビリを提
供していきたいと考えております。
リ ハ ビ リ と 聞くと「つらい、痛い」
というイメージが強いかもしれま
せんが、私達は患者様と一緒に少
しでも楽しく、早い回復を目指し
て日々リハビリを行っております。
臨床工学科:
相澤 朗
私達の業務は第1病院の血液浄
化 装 置、人 工 呼 吸 器、生 体 監 視 装
置等の管理です。
サテライトクリニック、ス テ ー
ションクリニックの透析装置53
栄養科:
中村 晃子
栄 養 科 で は、患 者 様・ご 家 族 の
今年は私の大好きな冬季オリン
「治療効果があがり」「満足してい
約5時間!寝不足には充分気をつ
笑顔のために「安全で」
「おいしく」
ただける」食事の提供を目標とし
ております。
台 の 管 理 も 同 時 に 行 っ て い ま す。 バ ラ ン ス の と れ た 食 生 活 は、健
昨年の透析延べ件数は3施設合計
康の保持や増進に無くてはなりま
た腹水濾過濃縮再静注は57件で
病が増加している中、食生活の見
で 年 間 2 4、6 6 5 回 で し た。ま
これは神奈川県内の病院では一番
の実績です。
今後も事故が起こらぬように科
員一同努力する所存です。今年も
医療福祉科:
落合 恵理子
せん。栄養の偏りによる生活習慣
直しを患者様と一緒に取り組んで
まいりたいと思っております。今
年もよろしくお願いいたします。
ピックの年です。ソチとの時差は
これからも患者様やご家族様を
笑顔にさせられるようなリハビリ
を目指して進んでいきます。本年
もリハビリテーション科を宜しく
お願い致します。
けたいと思います。
昨年は科員が異動によりかわり、
同じ部屋に退院支援調整看護師が
加わるなど、大きく環境が変わっ
た年でした。受診や入院の際に起
こる不安や心配事の相談を行う私
たちですが、今年は様々な経験を
持ったこのメンバーで皆様のお役
にたちたいと思います。
宜しくお願い申し上げます。
事務部門
医事課:
佐野 勝美
地域医療連携課:
今井 健司
総務課:
宮下 竜也
私 た ち 医 事 課(受 付)は い つ も 患 者 様 の 立
地域医療連携課は、近隣の病院や診療所、介護
今年 4 月から、診療報酬改定および消費税増
者様に、安心してご受診して頂くための窓口です。 あります。一般企業と違い、病院の総務課は患者
も の と 思 わ れ ま す が、ご 理 解 を い た だ き た い
夜安心して医療が受けられる地域医療の一端を担
場になって応対をするよう心がけております。 施設などからのご紹介により当院を受診される患
税 と、患 者 様 の 医 療 費 の 支 払 い に 影 響 が 出 る
と 存 じ ま す。本 年 も よ ろ し く お 願 い 申 し 上 げ
ます。
初めまして!総務課です。患者様と直接的に接
する機会は余りありませんが、当院にも総務課が
これからも地域の皆様の期待と信頼に応え、日
様にとってより良い医療の提供ができる様医療機
えるように、地域の先生方そして病院、各種介護
に努めております。
施設などとの更なる連携強化を目指し 、課員一
同取り組んで参りますので、何卒ご指導ご
程、よろしくお願い申し上げます。
撻の
器の導入や療養環境の整備、地域商店街活動など
今年は午年ということもあり総務課一同『患者
様を第 1 に考え』駿馬の如く駆け巡る所存です。
今年も宜しくお願い申し上げます。
お家でできる!
感染管理室
の予防
ノロウイルス
自宅での環境消毒
感染管理認定看護師
牧口 ゆかり
食品・台所の衛生管理
感染した衣類の処理
ノロウイルスは感染力が強く、ド ノロウイルスは魚介類、特に二枚 ・タオルは本人専用にする
ノ ロ ウ イ ル ス は アノブ・カーテン・リネン類・日用 貝、複合調理食材などに多いと言わ ・予洗いは洗浄用バケツに沈める
吐き気・嘔吐・下痢・ 品などの普段私たちが手に触れる場 れています。このような食材を使用 ・流水下では決して行わない
腹 痛・発 熱 な ど の 所からもウイルスが検出されること す る 際 は、中 心 部 を 85 ∼ 90℃で ・手袋・エプロン・マスクの着用
症 状 を も た ら し ま があります。したがって、人がよく 90 秒以上の加熱が望まれます。
・高温洗濯、すすぎの過程で薬液
す。ウ イ ル ス は 1 触れるところの拭き掃除が重要で、 調理後の台所は次亜塩素酸ナトリ (次亜塩素酸ナトリウム)を使用
年を通して発生しますが、12 月∼ 汚れをしっかり拭き取った後に、消 ウ ム で 完 全 浸 漬 消 毒 し、85℃以 上 ・高温乾燥器(布団乾燥機)の利用
翌年1月が発生のピークと言われて 毒薬などで表面を消毒するようにす で 1 分以上の加熱処理を行います。 ・スチームアイロンの利用
います。
るのが望ましいです。
二枚貝を取り扱う際は、専用の調理
ノロウイルスの集団感染は、汚物 ※ノロウイルスは一般的なアルコー 器具を使用するか、調理器具を使用
や嘔吐物などの、ひとつの感染源が ル消毒ではなく次亜塩素酸ナトリウ の都度洗浄、熱湯消毒する等の対策
空気中に飛散し、それらを大勢の人 ムを使用してください
により、他の食材への二次感染を防
たちが吸い込むことで発生します。
インフルエンザ
インフルエンザはウイルスの飛沫
感染によって起こります。感染力が
非常に強く 12 月下旬から 3 月上旬
にかけて流行します。
止します。
風邪との主な違い
インフルエンザに
家庭での対策
風邪の主な初期症状が鼻咽頭の乾
感染してしまったら?
インフルエンザになってしまった
燥感やくしゃみなど比較的軽度なの
に対して、インフルエンザの初期症
状 は 急 激 な 発 熱 や 悪 寒・頭 痛 な ど、
早い段階で強い症状が出ることが多
いと言われています。
・早めに医療機関に受診する
・安静にして休養をとる
・水分を十分に補給する
発熱に関してもインフルエンザの ・不織布製のマスクを着用する
場合は 38 ∼ 40℃の状態が 3 ∼ 4 ・無理をして出勤・通学しない
日続くケースが多いようです。イン ・人ごみや繁華街へは行かない
フルエンザが流行する時期に、強い
症状や発熱があった場合は、早い段
家族がいる場合は、可能な限り生活
する部屋を分け、看護を行う人を限
定し、感染の経路を狭める必要があ
ります。
また、感染者と接触する場合はマ
スクを着用し、部屋の換気はこまめ
に行いましょう。使用済みのティッ
シュなどはビニール袋に入れて破棄
します。お薬が処方されている場合
は用法容量を守り、最後まで飲みま
階で医療機関に受診することをお勧
しょう。
めします。
感染予防のためのマスクと手洗い
指先、爪の間をよく洗う
手のひらを合わせよく洗う
指の間を十分に洗う
親指手掌をねじり洗いする
手の甲を伸ばすように洗う
咳やくしゃみは私たちが考えてい
るよりも広範囲に影響を及ぼします
マスクは不織布製のものが望まし
ので、インフルエンザに感染してい
く、説明書をちゃんと読み、正しい
る方、感染している方が近くにいる
装着方法で使用してください。
場合、ノロウイルス感染者の対応時
など、感染予防のためにマスク着用
を心がけてください。
手首も洗う
手洗いは、適切なタイミングと手順・方法で行うことが重要です。
洗い残しがあると、手に残った菌を清潔な場所に付着させてしまう可能
性がありますので、手順にそってしっかり洗いましょう。
第 11 回地域医療連携施設懇談会を開催しました
平成 25 年 11 月 26 日(火)に近隣の
開業医の先生方をお招きし、第 11 回地域
医療連携施設懇談会を開催いたしました。
地域医療連携施設懇談会は、戸塚共立第1
病院、戸塚共立第2病院、戸塚共立リハビ
リテーション病院が、日頃から連携を取ら
せて頂いているクリニックや施設などの先
生やスタッフの方々をお招きし、演題発表
と懇親会を行っております。
演題名
所属施設
超音波内視鏡導入にあたり
戸塚共立第1病院
当院の乳癌診療について
戸塚共立第1病院
心不全を合併した不安定狭心症に
対して PCI が有効であった1例
当院の現状報告
発表者
院長 福島 元彦
乳腺外科
部長 岡本 譲二
心臓カテーテル室
戸塚共立第2病院
部長 豊田 徹
戸塚共立リハビリテーション病院
院長 久保 実
ご多忙の折、多数ご参加いただき盛大な
会となりました。厚く御礼申し上げます。
会は 2 部構成で行い、第 1 部では 4 つの
演題発表が行われました。当院からは院長
の福島元彦医師より「超音波内視鏡導入に
福島院長の発表
岡本医師の発表
「超音波内視鏡導入にあたり」
「当院の乳癌診療について」
あたり」、乳腺外科部長の岡本譲二医師よ
り「当院の乳癌診療について」の発表があ
りました。
第 2 部の懇親会では、普段顔を合わせ
てお話する事の少ない地域の先生方から、
ご意見・ご感想を直接伺うことができ、地
域の医療連携をさらに発展させるための有
意義な会となりました。今後も地域医療連
携課職員一同、誠心誠意努力して参る所存
でございます。
初発症状(複数該当を含む)
超音波内視鏡導入にあたり
(%)
癌研乳腺外科 n=14,691
100
88 87
90
1970~1979
81
80
1980~1989
78.3
1990~1999
70
2000~2002
60
50
40
30
20
10
0
戸塚共立第1病院 院長 福島 元彦
▲第1部の演題発表会場
8 8
17.8
11.7
なし
8
乳腺腫瘤
12
7.8 6.5
疼痛
3.6 5 5.1 2.7
乳頭分泌
0.2 0.4 1.9 1
腋窩腫瘤
(主としてMMG発見)
マンモグラフィ画像
超音波内視鏡とは?
超音波内視鏡
EUS : Endoscopic Ultra Sound
放射状棘状影(spicula)・不整形の腫瘤
不整形な
腫瘤陰影
超音波プローブを小型化して内視鏡の先端に取り付けたもの
超音波(エコー)を送受信する装置 (振動子/探触子)
なぜ内視鏡の先端?
体内からプローブをあてるので、超音波が途中で
減衰、散乱することなく目的臓器に届く
胃カメラは表面観察のみだが、胆膵精密検査
▲第2部の懇親会
粘膜下の癌の広がり、深達度を詳しく観察できる
放射状に伸びた
突起(spicula)
微細石灰化像
多数の
微細石灰化
キャンドルサービスを行いました
病院理念
私たちは、患者様の意思を尊重し
温かく質の高い最大限の医療を
真心こめて提供します。
病院基本方針
1. 急性期病院として、地域医療機関・施設との連
携を推進し、救急医療に貢献します
2. 患者様の人権を尊重し、公正で安全・安心な
平成 25 年 12 月 19 日(木)に院内において、キャ
ンドルサービスを行いました。キャンドルサービス
は入院患者様のために看護師がキャンドルを手に歌
を歌いながら院内を巡回し「患者様にひとときの癒
しを」という思いで行うイベントです。
病棟を訪問する前に、リハビリテーション室で職
員 に よ る ミ ニ コ ン サ ー ト を 行 い ま し た。ミ ニ コ ン
サートでは研修医の安藤医師の演奏をバックに、院
▲横浜FCの奥寺会長
長サンタを筆頭とする合唱団の歌を披露しました。
コンサートを終えた後は、ロウソクに火をともし
た看護師たちが、聖歌を謳いながら病棟をまわりま
した。毎年横浜FCの奥寺会長にもお越しいただい
ており、病棟への訪問も行って頂きました。今回も
多くの入院患者様の皆様に少し早いクリスマスをお
▲聖歌を歌いながら病棟をまわりました
楽しみいただきました。
さくらクリニックからのお知らせ
平成26年2月 1 日より、戸塚共立第
受付時間・診察時間・医師の担当意表な
眼科・形成外科)の 眼科の 診療時間が変
更になります。これまで土曜日は午前中の
した段階で掲示物やホームページ上などで
医療を提供します
3. 医療人としての誇りと礼節をもち、患者様に
最善をつくします
4. より良い医療が行われるよう、研修・研鑽し
ます
5. 健全な運営につとめ、社会に還元します
患者様の権利と義務
「患者様の権利」を大事にします
1.良質で適切な医療を受けることができます
2.病気や検査・治療について説明を受けるこ
とができます
3.自分の受ける医療を選ぶことができます
4.他の医療機関や他の医師の意見(セカンド
オピニオン)を求めることができます
5.個人情報やプライバシーは尊重されます
6.診療情報の開示を求めることができます
「患者様に守っていただきたい義務」
1.良い治療を行う為に、正確な情報を提供して
ください
2.病気を自ら良くしようと努力してください
3.病院のルールを守ってください
1病院附属のさくらクリニック(皮膚科・ ど診察に関する詳細につきましては、決定
みの診療でしたが、2月1日より午後の診
お知らせさせていただきます。
療も行うことになりました。
今後の地域医療公開講座
編集後記
冬と言えば空気が澄んで星が綺麗に見
えます。それは、空気が乾燥して光の屈
折量が下がり、周りの光が大気中で反射
が減り夜空が暗くなり星が良く見える様
になるそうです。
厳寒の真冬が最も空気が安定してい
て、天体観測には適しているそうです。
風邪など引かないよう、温かい恰好でお
出かけしてみてはいかがでしょうか。
今年は表情豊かな「空を見る」ことを、
心掛けたいと思います。その理由は・・・
俯いていたら空を見ることが出来ないか
らです!今年が皆様にとって「笑顔」あ
ふれる 1 年になりますよう、微力ながら
当院もお手伝いできれば幸いです。本年
もよろしくお願い申し上げます。
第1タイムズ
発行:
医療法人 柏堤会(財団)
戸塚共立第1病院
横浜市戸塚区戸塚町116
http://www.tmg.or.jp/totsuka/
発行日:2014 年 1 月 24 日
編集:広報委員会
次号の発行は4月下旬を予定しております
電話:045-864-2501