教員版 - 高知大学

高知大学
教員用
moodle2
moodle(ムードル)は、Web を通じて利用する
授業サポートのシステムです。
教員ユーザは、担当する科目(コース)に対し、
いろいろな種類の授業コンテンツを作成する
ことが可能です。
学生ユーザは、参加している科目(コース)の
1.1.moodle を利用するためには
1.2.コースの保全
授業コンテンツを使って受講(活動)することが
できます。
1.3.moodle へのログイン
1.4.ログアウト
2.1.コースの説明
2.2.ブロック一覧
2.3.HTML テキストエディタを利用する
2.4.アイコン・編集アイコンの説明
3.1.ユーザを登録する
3.2.ユーザを削除する
4.1.ファイルのアップロード
4.2.コースの表示・非表示
5.1.活動モジュール
5.2.リソース
6.1.受講生視点でのコースの確認
6.2.コンテンツを一時的に受講生から隠す
6.3.コンテンツの公開日・終了日の設定
7.受講生への一斉連絡
moodle についてのお問い合わせ先
elmanabi@kochi-u.ac.jp
【対応ブラウザ】
Internet Explorer 8 以上
Firefox 4 以上
Google Chrome 11 以上
Safari 5 以上
2015.5.22
moodleを利用することで次のようなことができます。
・講義資料の提示
・小テストの実施
・課題の提示とレポートの受領
・フォーラム(掲示板)を用いた議論の場の提供
・アンケート調査の実施
・Wikiを用いた共同作業
・用語の作成
・受講学生の一斉連絡
(履修者登録を最終履修者のみにする必要があります)
1.1.moodleを利用するためには
コースの作成は moodle の管理者が行います。管理者(elmanabi@kochi-u.ac.jp)まで「教員氏名」
「授業コード」「科目名」のシラバス情報をご連絡ください。コースの作成と履修者の登録後、折り返
しご連絡いたします。
※履修者はその科目(コース)の履修を希望された全ての学生が登録されます。
大学院科目については 4 月 30 日までに登録された学生になります。
最終履修者のみをご希望の方はご連絡時にお知らせ下さい。
なお、moodle のご利用が授業回数の半数以上となる場合は申請書に詳細をご記入後、ご提出くだ
さい。
1.2.コースの保全
コースの運営についてはデータ保全に十分ご注意ください。
1.3. ログイン
moodleを利用するにあたって下記の手順でログインしてください。
ブラウザで https://moodle.cc.kochi-u.ac.jp/にアクセスし、右上のログインボタンを押します。
※URL はバージョンの更新により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
高知大学 HP の高知大学 moodle のバナー、 教職員・学生専用のページの「高知大学 moodle」
からもログインできます。
①
①右上または高知大学
moodle の下、または右上の
「ログイン」を選択します。
②「利用者用ログイン」を選
②
択します。
③
③ドロップダウンリストから
高知大学を選択し
Select ボタンを選択
④
④全学認証IDと
パスワードをご入力後
ログインを選択してください。
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してください。
1.4.ログアウト
中央下にあります(ログアウト)を選択してログアウトしてください。
2.1.コースの説明
moodle にログインし、自身のコースにアクセスすると以下のような画面が表示されます。
初期設定ではコース画面は 2 つの部分から構成されます。
コースの編集時はマイホーム画面 右上 の「編集モードの開始」を選択してください。
←「ブロックをドックする」を選択
することによりこのように左側に
小さくまとめることができます。
トピック
授業内容の記述や授業用コンテンツや
ブロック
資料を追加します。
ブロックとは、管理といったコースを運営するためのコマンドや最新ニュースや直近イベントなど
コースに関する情報を表示するスペースです。
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2.2.ブロック一覧
ブロック
HTML
概要
HTML エディタを使用し、自由にウェブスペースを設置することができ
ます。
オンラインユーザ
ログインしているユーザを一覧で確認できます。
カレンダー
カレンダーを表示します。
コース
コースカテゴリ一覧を表示します。
コメント
メモのような機能で、自由に入力ができコメントとして保存します。
タグ
登録されているタグを表示します。
マイプライベートファイ
ブロックから直接プライベートファイルの管理ができるようになります。
ル
メッセージ
未読のメッセージを表示します。
メンティ
自分の「学生」として登録されているユーザを表示します。
ランダム用語集エントリ
活動のひとつである用語集に登録されている用語をランダムに表示し
ます。
リモート RSS フィード
外部ニュースチャネルを Moodle コース内に表示します。
ログインユーザ
ログイン中のユーザ情報を表示します。
最新ニュース
直近イベント
最新のサイトニュース情報を表示します。
サイトニュースとは、Moodle 管理者によって投稿されるお知らせです。
カレンダーに登録している直近のイベントを表示します。
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2.3.HTML テキストエディタを利用する
moodleのいろいろな入力画面で入力操作を行うなかで、
以下の HTML テキストエディタを使って入力することが可能
です。
HTML テキストエディタは、ウェブページにワープロのように
文書を入力することができ、標準の HTML コードを作成
します。
さらにボタンを表示する、表示にした場合はボタンを少なく表
示する、を設定できます。
直前の作業を元に戻したり、元に戻した作業をやり直したりし
ます。
リストの表示設定です。(左から番号なしリスト・番号付きリスト)
選択した範囲に対するリンクの挿入、削除をする設定です。
文字のスタイルを指定します。(左から段落スタイルの設定・
太字・イタリック・下線・打ち消し線・下付き文字・上付き文字)
イメージの挿入、メディアの挿入、ファイルを管理する、を行い
ます。
段落の配置を指定します。(左寄せ・中央寄せ・右寄せ)
アウトデント、インデントを設定します。
数式エディタの表示、文字(記号)を挿入する、テーブルを追
加する、書式設定をクリアする、を設定できます。
アクシビティ問題をチェック、スクリーンリーダヘルパを表示し
ます。
HTML をつけます。
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2.4.アイコン・編集アイコンの説明
入力項目で*が
メニューが折りたたみ
メニューが折りたたみ
付いている項目は必須入力
表示されている状態を現し
表示されていない状態を
項目です。
ます。
現します。
サブメニューが折りたたみ
表示されている状態を現します。
サブメニューが折りたた
み表示されていない状態を
クリックするとヘルプが表
示されます。
現します。
設定
ひとつ上に動かす
バックアップ
削除
ひとつ下に動かす
リストア、インポート
表示状態
ひとつ右に動かす
非表示状態
ひとつ左に動かす
複製
グループなし状態
ブロックの移動
分離グループ状態
移動
可視グループ状態
ロールの割り当て
コーホート
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保護する
プレビュー
追加
移動
タイトル編集
3.1.ユーザを登録する
全学認証IDのある全ての学生は手動にて登録することが可能です。
「コース管理」ブロックにある「ユーザ」から「登録ユーザ」を選択してください。
右上にある「ユーザを登録する」を選択してください。
登録操作を行うためのウィンドウが表示されます。
「ロールを割り当てる」から「学生」を選択してください。名称、または学籍番号からユーザを検索
下さい。
登録したいユーザの右側にある「登録」をクリックしてください。登録後は画面下にある「ユーザ登録
を終了する」を選択してください。
3.2.ユーザを削除する
「コース管理」ブロックにある「ユーザ」>「登録ユーザ」をクリックしてください。
登録しているユーザ一覧の右側にある「×」を選択しますと登録解除の可否が出ますので
「続ける」を選択してください。
コースからそのユーザが削除されます。削除されたユーザは、そのコースに参加することが
できなくなります。
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4.1.ファイルのアップロード
moodleでは、授業資料などのファイルをアップロードして学生の予習、復習に活用することが可能
です。[アップロードできるファイル:PDF、Word、Excel、マルチメディアファイルなど]
コース画面右上の「編集モードの開始」ボタンを押して編集モードに
移ります。
「活動またはリソースを追加する」を選択します。
リソース内から「ファイル」をダブルクリックして
いただくか、アイコンを選択して追加を選択します。
※左横の「活動チューザ ON」にご設定されている場合は資料を添付したい
トピック下の「リソースを追加する…」のドロップダウンリストからファイルを選択
します。
コースに表示する際の「名称」と資料の「説明」を記入します。
※ 赤字(*)の項目は必須項目です。資料の説明を公開する場合
は「コースページに説明を表示する」にチェックを入れます。
コンテンツからファイルを選択すると操作を行うためのウィンドウ
(ファイルピッカ)が現れます。
「ファイルをアップロードする」
が選択されていることを確認
します。
添付の「参照」を選択し授業
資料を選択し、「開く」を選択
します。
「名前を付けて保存する」に名称を記入し、「このファイルを
アップロードする」を選択します。
アップロードしたファイルが表示されていることを確認し、
「保存してコースへ戻る」を選択します。
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4.2.コースの表示・非表示
各コースの初期設定は非表示となっていますので、受講生がコースを選択できるようにコースの
公開時には表示する必要があります。
公開したいコースを選択し、「編集モードの開始」を選択します。
「コース管理」より「設定を編集する」を選択
します。
「コース設定を編集する」が現れますので、
可視性のドロップダウンリストより「表示」を
選択します。
「変更を保存する」を選択しますとコースの表示が完了します。
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5.1.活動モジュール
Moodle では、「活動モジュール」と呼ばれるものがあり、e-Learning における活動コンテンツが用意
されています。
活動モジュール
内容
SCORM および AICC パッケージを ZIP ファイルとしてアップロードした
SCORM パッケージ
後、コースに追加することができる。
Wiki
Wiki(Web 上で簡単にページを編集/閲覧ができる)
チャット
チャット機能。
データベース
データベース(データの格納/検索ができる)
フォーラム
掲示板。
レッスン
説明やテストなどを組み合わせた一連の学習の流れを作成できる。
ワークショップ
課題と似ているが、他の学生も提出物を評価することが可能。
学生に課題を提示することができる。学生は課題の提出を行い、教師
課題
が評定する。
外部ツール
他のウェブサイト上の学習リソースや活動にアクセスする機能。
1 つのコースにつき 1 つ追加することができる。このモジュールを削除し
自動出欠
ても、出欠のデータには影響しない。 このモジュールは,自動出欠ブ
ロックとの組み合わせのみ使用することができるので必ず「ブロックを追
加する」から自動出欠ブロックを追加すること。
小テスト
問題や簡単なアンケートを作成できる。
調査
システムで準備されている質問を使い、学生に対する調査を行う。
投票
1 つのテーマに対して、選択肢から回答となるものを選択する。
用語集
説明を必要とする用語を登録できる。
5.2.リソース
Moodle では、講義資料は「リソース」と呼ばれ、主なリソースとして次のようなものがあります。
リソース
IMS コンテンツパッケージ
内容
ZIP 圧縮されたコンテンツパッケージをアップロードした後、リソー
スとしてコースに追加することができる。
URL
URL リンク。
ファイル
Excel、Word、PDF などのファイル。
フォルダ
ファイルの分類や、データアップロード先としてフォルダの作成が
可能。
ブック
複数のページを本のような形式にまとめることができる。
ページ
文章やメモなどを作成できる。
ラベル
コース内に表示する文字列。注意書きやリソースの整理に便利
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6.1.受講生視点でのコースの確認
制作したコースを受講生の視点(学生の権限の範囲内)から確認することが可能です。この確認に
より担当教員からは閲覧できても、学生からは閲覧できないなどの問題を未然に防ぎます。
コース右の「設定」ブロック内の「ロールを切り替える」を選択し、「学生」を
選択します。
学生のロール(権限)に切り替わりますので、掲載した資料や課題などの
コンテンツが学生視点でも利用できるか確認してください。
担当教員のロール(権限)に戻る際はロールを切り替える…の下にできます
「私の通常ロールに戻る」を選択します。
6.2.コンテンツを一時的に受講生から隠す
編集中のコンテンツ(小テスト・課題など)や現在は非公開にしたいファイル(資料)などを一時的に
学生の目から隠すことが可能です。
「編集モードの開始」を選択し、隠したいコンテンツや
ファイルの「編集」のドロップダウンリストより瞳アイコンの
「非表示」を選択します。非表示へ選択されると薄い色へ
変化します。
←設定後は受講生からは
このように見え、表示され
ません。
6.3.コンテンツの公開日・終了日の設定
コンテンツの公開日時と終了日時の設定が可能です。
コンテンツやファイルの編集・掲載時の下部に「利用制限」がありますので「期限を追加する…」を
選択します。ウィンドウが開きますので日付を選択します。
瞳アイコンを選択し、グレイアウトした状態で
表示するまたは、非表示にするを選択します。
設定したい開始日をドロップダウンリストから
選択し、「保存してコースに戻る」を選択しま
す。続けて終了日を設定される場合は「制限を
追加する…」を選択ください。
担当教員ロールからの視点
学生ロールからの視点
← 例:「テスト 1」を「グレイアウトした
状態で表示する」
「テスト 2」を「非表示にする」の状態に
したものです。
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7.受講生への一斉連絡(履修者登録を最終履修者のみにする必要があります)
「ニュースフォーラム」を用いてコースを受講している学生全員に一斉連絡をすることが可能です。
「ニュースフォーラム」は担当教員のロールでしか記入できません。
記入したメッセージはmoodle上でも閲覧でき、一斉連絡を設定することにより高知大学 学生用
web メールアドレス宛てに届きます。
「トピック」の上にある「ニュースフォーラム」を選択します。
「トピックを追加する」を選択し編集画面を開きます。
「すべてのユーザがこのフォーラムをメール購読します。」を確認し、
題名とメッセージを記入します。記入後、「フォーラムに投稿する」を選択
するとmoodle上に投稿され閲覧可能になります。
投稿後、30 分後にメールが送信されます。
追加・修正がある場合、その 30 分間で
修正が可能です。
すぐに送信したい場合は、「すぐにメール
送信する」にチェックを入れて「フォーラムに
投稿する」を選択ください。
メール購読について通常は「フォーラムをメール購読する」となっていますが、
フォーラムをメール購読させない設定も可能です。
「ニュースフォーラム」を選択時の「管理」から「フォーラム管理」の
「設定を編集する」を選択し、「購読およびトラッキング」
を選択します。各ドロップダウンリストから設定を変更
できます。
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