2015 ZENKOKU HOSHO REPORT 全国保証株式会社 レポート Contents ご挨拶 2 経営理念・経営方針 3 What’s New 4 中期経営計画 7 業績ハイライト 8 経営管理体制 13 内部管理態勢 15 財務諸表 23 コーポレートデータ 36 店舗のご案内 37 シンボルマーク シンボルマークに使用している当社のブランドカラーは、当社が日本国内 全域に事業展開していることから、日本の国土を象徴する海と空の色を表 す2種類の「ブルー」を基調としています。 上方に向かって力強く展開している「スカイブルー」 (フューチャーブルー) 部分は輝く将来・未来を意味しており、今後も更なる発展を目指し、常に 新たな目標に挑み続ける当社の先進性を表しています。 右下部分に配色された重厚な印象を与える「ダークブルー」 (トラディショ ナルブルー)部分は、これまでに積み上げてきた実績を意味しており、堅 実経営に徹してきた当社の信頼性の高さを表しています。 1 ご挨拶 ご挨拶 経営理念・経営方針 株主ならびにお取引をいただく皆様には、平素 より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼を申し上 げます。本年も、当社の取り組みや経営方針なら びに財務内容について皆様にご理解をいただくた め、ディスクロージャー誌「全国保証株式会社レ W hat’ s New ポート2015」を作成いたしましたので、ご高覧下 さいますようお願い申し上げます。 平成26年度の住宅市場につきましては、消費 中期経営計画 税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減が長 期化したことや消費マインドが冷え込んだことによ り、新設住宅着工戸数は前年度を大幅に下回る 結果となりました。 住宅ローン市場におきましては、長引く低金利 業績ハイライト 情勢を背景に、激しい案件獲得競争が展開されま した。 このような事業環境のもと、当社は、 「事業規 模の拡大」 、 「リスク管理制度の高度化」ならびに リスク管理制度の高度化におきましては、統合 「企業価値の向上」の課題を中心に、各種施策 リスク管理制度により、主要なリスクである信用 リスク・市場リスク・オペレーショナルリスクのリス 事業規模の拡大におきましては、既存提携金融 ク量を把握・制御したうえで、収益管理、経営資 機関との関係強化および未提携金融機関との新規 源の効率的配分等に活用し、制度の定着化を図り 契約締結に取り組んでまいりました。既存提携金 ました。 ファイブ 企業価値の向上におきましては、活力ある企業 まいる いちばんネクストⅤ」の提供を開始し利便 風土を醸成するべく、人事制度の見直しについて 性を向上させるとともに、商品内容・事務手続き 検討を開始したほか、労働環境の改善、内部統 についての説明会や営業店への継続的な訪問を実 制システムの機能強化に取り組んでまいりました。 財務諸表 融機関との関係強化につきましては、新商品「住 経営管理体制・内部管理態勢 に取り組んでまいりました。 施し、需要喚起を図りました。あわせて、住宅ロー 当社は平成26年度より中期経営計画「make good “TEN” 」をスタートしております。様々な施 例年ご好評いただいておりますキャンペーンにつき 策を着実に実行し、保証債務残高10兆円の達成 ましても中古・リフォーム資金を対象範囲に広げ、 および一層の業容拡大により、さらなる事業の発 住宅ローン獲得に向けた営業推進にお役立ていた 展に努めてまいりますので、今後とも一層のご支 だきました。一方、未提携金融機関との新規契約 援、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上 締結につきましては、積極的な営業活動を展開し げます。 た結果、当年度において銀行8行、信用金庫3金 庫、信用組合1組合、JA8組合、その他1社の合 店舗のご案内 度よりカードローン保証を導入いたしました。また、 コーポレートデータ ン保証の付加価値向上に資する商品として、当年 代表取締役社長 計21機関と契約締結にいたりました。 2 経営理念・経営方針 経 営 理 念 全国保証は、機関保証を必要とする全てのお客様に最高の保証商品とサー ビスを提供することにより、 「お客様の夢と幸せの実現」をお手伝いするとともに、 信用保証事業を通じて地域社会の発展に貢献いたします。 経 営 理 念 キ ー ワ ード 最高の商品と サービスの提供 お客様の 「夢」 と 「幸せ」 の実現 地域社会発展 への貢献 全国保証は、機関保証を必要とす る全てのお客様に最高の保証商品 とサービスを提供いたします。 全国保証は、ご利用いただく全ての お客様の「夢」と「幸せ」の実現を お手伝いいたします。 全国保証は、信用保証事業を通じ て、地域社会の発展に貢献いたし ます。 経 営 方 針 ~ご利用いただく全てのお客様に幸せになっていただくために~ 1. 永続的な発展と成長を目指します。 経営環境の変化に適時・適切に対応し、株主様・お客様・従業員等、全てのステークホルダーの視点 に立った経営施策を実施することで企業価値の向上をはかり、永続的な発展と成長を目指してまいります。 2. お客様重視の経営を行います。 お客様の立場に立ち、お客様の声に耳を傾け、お客様を理解することにより、お客様のニーズを的確に 捉えた最高の保証商品を開発し、最高のサービスを提供いたします。 3. 経営の健全性を高め、社会的責任を果たします。 保証会社としての社会的責任を果たすために、各種リスク管理体制・内部統制システムの充実を図る 等、コーポレートガバナンスを重視するとともに、収益力の強化と財務基盤の拡充を図り、経営の健全性 を高めてまいります。 4. コンプライアンスの徹底により、透明性の高い経営を行います。 広く社会から信頼される企業として、 「当社の全ての企業活動における大前提はコンプライアンスである」 と認識し、社会規範・倫理・法令等の遵守を徹底し、公正、誠実で透明性の高い経営を行います。 5.「人財」の育成と働き甲斐ある職場環境を実現します。 幅広い知識を持ち合わせ、多様化する業務や時代の変化に柔軟且つスピーディーに対応できる「人財」 を育成するとともに、従業員一人ひとりの力が最大限活かされる魅力的で働き甲斐のある職場環境を 実現します。 3 ご挨拶 経営理念・経営方針 What’s New こ の 1 年 の 活 動 を お 伝 えします 。 「住まいる いちばん プラス」 「住まいる 借換 ワイド」 を統合した後継商品を発売 「住まいる いちばんネクストⅤ」 W hat’ s New ファイブ 平成26年9月に、住宅ローン保証の新商品を発売しました。 住宅市場の動向の変化を踏まえ、提携金融機関の皆様から賜りました様々なご意見・ご要望を反 映した商品となっております。発売後、多くの金融機関の皆様にメイン商品としてご利用いただいて 中期経営計画 おります。 今後もさらなる利便性の向上や多様化するニーズにお応えできるよう、保証商品の充実を図ってま いります。 本商品のポイント ● ● 保証料区分の細分化と保証引受範囲の拡大 業績ハイライト ● 商品の統合による事務の利便性向上 担保評価基準の見直しと資金使途の拡大 等 ▶事務手続きの一部改定 経営管理体制・内部管理態勢 「住まいる いちばんネクストⅤ」の発売に伴い、金融機関の事務手続きの利便性向上を目的として、 「事務取扱要綱・要領」を一部改定しました。今般の改定によりお申込の内容に応じた必要書類の見 直し、一部書類の提出時期の緩和、出来上がり担保の取扱い基準の改定等を行っております。 財務諸表 住宅取得後の資金ニーズに向けて住宅ローン保証とセットでご提案いただける カードローン保証「with 住まいる」 平成26年4月に、当社保証付の住宅ローンを新規にご利用されるお客様向けにカードローン保証 コーポレートデータ の取扱いを開始しました。住宅取得後の様々な資金ニーズにお応えすることを目的としております。 また、平成27年4月から既に当社保証付住宅ローンを ご利用中のお客様にも対象範囲を拡大し、より多くのお 客様にご提案いただける商品となっております。 ● 店舗のご案内 本商品のポイント 住宅ローンとカードローンがセット お申込手続きが簡単 ● ● 保証限度額が明確 等 4 What’s New 21の金融機関と新規契約を締結しました 提携金融機関数700機関を突破 未提携の金融機関に対する新規提携を推進し、21機関 と新規契約を締結しました。その結果、平成27年3月末 におきまして提携金融機関数が709機関となり、700機 関を突破しました。 積極的な新規提携活動に加えて、契約後のフォロー活 動も展開しています。 当社の特徴・商品をご理解いただくために、全国各地で年間1,189回開催 金融機関への説明会・勉強会を企画、開催 提携金融機関の皆様に当社保証商品の基準や事務手 続きへのご理解を深め、住宅ローンの推進にお役立てい ただくため、説明会や勉強会を企画提案し開催しました。 なかでも、 「住まいる いちばんネクストⅤ」発売に伴い、 商品説明会を多数開催しております。今後も、提携金融 機関の皆様に選んでいただけるよう、サービスの提供に 取り組んでまいります。 規模、テーマ等、ご要望に合わせ様々なスタイルで開催しております。 説明会 全店単位、地区・ブロック 単位での集合研修 勉強会 営業店単位で 比較的少人数で開催 全国4カ所で開催しました 金融機関向け決算説明会を開催 当社の決算状況や今後の取組方針・計画について、ご 理解を深めていただくことを目的とし、平成26年7月に東 京・大阪・名古屋・福岡の各地におきまして、金融機関 向け決算説明会を開催し、227機関・414名の皆様にご 参加いただきました。 5 出張相談会 個別案件のご相談を 承るスタイル ご挨拶 経営理念・経営方針 提携金融機関の皆様の営業をサポート 住宅ローン キャンペーンを実施 W hat’ s New 平成27年1月5日から平成27年3月31日までの期間中、 「住宅ローンキャンペーン」を実施しました。対象資金使 途を【借換資金】【中古購入資金】【リフォーム資金】と 例年より拡大し、多くの提携金融機関の皆様にご参加い ただき、保証実績5,601件と多数のお客様にご利用いた 中期経営計画 だきました。 業績ハイライト 新年度から取扱い開始 団体信用就業不能保障保険 平成27年4月に、 「団体信用就業不能保障保険」の取扱いを開始しました。3大疾病団信に付加す 経営管理体制・内部管理態勢 る設計となっており、これまでの保障内容はそのままに、所定の就業不能状態に対する保障が上乗せ されるもので、住宅ローンをご利用されるお客様へ一層の安心を提供できる商品です。 本商品のポイント ● ● 所定の就業不能状態が3ヵ月 (不支給期間) をこえて継続した場合に、最長9ヵ月に わたり毎月の住宅ローン返済額を保障。 財務諸表 ● 就業不能状態の原因を特定の疾病等に限定せず、全ての傷害・疾病※1を保障対象。 所定の就業不能状態が1年 ※2をこえて継続した場合には、住宅ローンの債務残高相 当額を保障。 ※1 精神障害、薬物依存および医学的他覚所見のない 「むち打ち症」 等は保障対象外 ※2 1年=3ヵ月 (不支給期間) +9ヵ月 (毎月の住宅ローン返済額を保障する期間) コーポレートデータ 店舗ネットワークをさらに拡充 店舗のご案内 四国に高松営業所を開設 平成27年4月に、当社四国地区初の営業拠点として高松営業所を開設し、店舗ネットワークを拡充 しました。地域に密着した営業活動を推進し、提携金融機関の住宅ローン担当者の皆様のもとへ積極 的に訪問させていただくことで、顔の見える保証会社として、信頼関係を築いてまいります。 6 中期経営計画 3ヵ年中期経営計画 make good" TEN" 平成26年度−平成28年度 平成26年度より中期経営計画「make good “TEN” 」をスタートさせました。 この計画では「事業規模の拡大」 「リスク管理制度の高度化」 「企業価値の向上」の3つの基本方針のもと、様々 な施策を行っております。 なお、中期経営計画の2年目を迎えるにあたり、外部環境の変化などを踏まえて計画数値を上方修正しております。 ■ 基本方針および基本戦略 住宅ローン保証事業 (コア事業) の拡大 収益性の向上 (実行率向上、業務効率化) ● 新たな収益源の模索 ●カードローン保証事業の定着 ● ❶ 事業規模の拡大 ● ❷ リスク管理制度の高度化 ● 統合リスク管理制度を活用した最大利益の追求 収益性を加味したリスクテイクの実施 ● 強固な財務基盤の構築 活力ある企業風土の醸成 (人事制度等の改善等) ● 内部統制システムの機能強化・充実 ● ❸ 企業価値の向上 ● ■ 計画数値修正の内容 実績 計画 平成27年3月期 計画値 保証債務残高 平成28年3月期 実績値 平成29年3月期 修正後 修正前 修正前 修正後 9兆7,420億円 10兆1,730億円 10兆3,520億円 9兆1,080億円 9兆1,597億円 9兆6,270億円 56,500件 54,422件 60,000件 60,000件 64,000件 64,000件 700機関 709機関 710機関 715機関 720機関 720機関 新規保証実行件数※ 提携金融機関数 ※ 民間金融機関住宅ローン保証 ■ 保証債務残高の推移 成長期 発展期 東証一部上場による 信用力向上と財務基盤強化 事業基盤の活用により 確固たる地位を確立 (単位:億円) 110,000 100,000 90,000 80,000 70,000 60,000 7 68,455 72,011 H22/3 H23/3 76,371 H24/3 81,209 H25/3 86,163 H26/3 91,597 H27/3 (実績) 97,420 H28/3 (計画) 103,520 H29/3 (計画) ご挨拶 業績ハイライト 経営理念・経営方針 平成27年3月期の業況につきましては、新設住宅着工戸数が前年度を大幅に下回るなか、新商品の発売などに より住宅ローン保証を中核とする民間金融機関保証事業が堅調に推移した結果、営業収益は29,507百万円(前 期比9.1%増)となりました。 一方、雇用環境など外部環境の改善がみられたことや、金融機関と協調した返済正常化への取り組みにより 代位弁済の発生が減少したことなどを要因として営業費用が減少した結果、営業利益は22,380百万円(前期比 62.5%増) 、経常利益は24,115百万円(前期比55.5%増)となりました。 W hat’ s New 最終的に税引前当期純利益は24,115百万円(前期比55.3%増)を計上、法人税等が9,002百万円となった結 果、当期純利益は15,112百万円(前期比61.1%増)となりました。 業績のポイント (前期 692 機関) 183,507 件 (前期 170,965 件 ) 61,164 件 1 兆 2,757 億円 (前期 61,204 件 ) 保有契約件数 587,123 件 (前期 保証債務残高 9 兆 1,597 億円 新規保証受付件数(民間住宅ローン保証) 新規保証実行件数 新規保証実行額 29,507 25,030 27,039 555,166 件 ) (前期 8 兆 6,163 億円) 22,380百万円 営業利益 (単位:百万円) 25,000 24,000 20,000 18,000 15,000 12,000 10,000 6,000 5,000 経営管理体制・内部管理態勢 (単位:百万円) 30,000 (前期 1 兆 2,236 億円) 業績ハイライト 29,507百万円 営業収益 中期経営計画 709 機関 提携金融機関数 22,380 13,773 0 平成25年3月期 平成26年3月期 平成27年3月期 (単位:百万円) 30,000 平成25年3月期 平成26年3月期 15,112百万円 当期純利益 (単位:百万円) 18,000 15,112 24,115 12,000 15,509 店舗のご案内 20,000 9,381 6,807 11,361 10,000 0 平成27年3月期 コーポレートデータ 24,115百万円 経常利益 0 財務諸表 10,733 6,000 平成25年3月期 平成26年3月期 平成27年3月期 0 平成25年3月期 平成26年3月期 平成27年3月期 8 業績ハイライト 709機関 提携金融機関数 未提携金融機関との新規提携を推進した結果、21機関 ■ 銀行 ■ 信用金庫 ■ 信用組合 ■ JA ■ JF・その他 (銀行8行、信用金庫3金庫、信用組合1組合、JA8組 (単位:機関) 800 合、その他1社)と契約を締結し、合併による減少を差引 した提携金融機関数は前期末比17機関増加の709機関 700 となりました。 (単位:機関) 平成 25 年 3 月末 業態区分 平成 26 年 3 月末 682 692 709 銀行 66 73 81 信用金庫 250 251 254 信用組合 103 102 102 JA 239 243 248 24 23 24 JF・その他 81 66 73 250 251 254 103 102 102 239 243 248 600 平成 27 年 3 月末 合計 709 692 682 500 400 300 200 100 0 23 24 平成26年 3月末 平成25年 3月末 ■ 本支店別提携金融機関数 (平成27年3月31日現在) 37 機関 70 機関 24 機関 銀行 信用金庫 信用組合 JA JF 64 福岡支店 銀行 信用金庫 信用組合 JA JF 43 金沢支店 13 19 10 27 1 機関 4 17 3 10 3 機関 機関 新潟営業所 銀行 信用金庫 信用組合 JA JF 2 9 11 20 1 73 機関 広島支店 銀行 信用金庫 信用組合 JA JF 12 27 10 8 7 55 機関 宮崎営業所 銀行 信用金庫 信用組合 JA JF 87 4 7 3 9 1 機関 98 機関 平成27年4月1日 高松営業所を開設しました 9 66 49 大阪支店 銀行 信用金庫 信用組合 JA JF 7 32 11 44 4 機関 43 名古屋支店 銀行 信用金庫 信用組合 JA JF 6 25 7 10 1 機関 24 平成27年 3月末 札幌支店 銀行 信用金庫 信用組合 JA JF 2 17 6 40 1 仙台支店 銀行 信用金庫 信用組合 JA JF 14 27 12 17 3 本店営業第一部 銀行 信用金庫 信用組合 JA その他 4 26 14 10 1 本店営業第二部 銀行 信用金庫 信用組合 JA 10 26 10 41 横浜支店 銀行 信用金庫 信用組合 JA JF 3 22 5 12 1 ご挨拶 新規保証実行件数は61,164件(前期比0.1%減)とな りました。 当社事業の中核である民間金融機関住宅ローン保証に ■■ 新規保証実行件数 ● 民間金融機関住宅ローン (単位:件) 70,000 つきましては、新設住宅着工戸数が前年度を大幅に下回 60,000 要喚起に努めた結果、54,422件(前期比0.5%増)とな りました。 59,433 52,646 61,204 61,164 54,129 54,422 平成26年 3月期 平成27年 3月期 W hat’ s New るなか、新商品の発売や金融機関への営業訪問など、需 経営理念・経営方針 61,164件 新規保証実行件数 50,000 (単位:件) 平成 26 年 3 月期 平成 27 年 3 月期 合計 59,433 61,204 61,164 民間金融機関 59,300 61,071 61,068 ● (内住宅ローン)( 52,646)(54,129)(54,422) 133 家賃保証 他 133 40,000 中期経営計画 平成 25 年 3 月期 事業区分 30,000 20,000 96 業績ハイライト 10,000 0 平成25年 3月期 587,123件/ 保証債務残高 9兆 1,597億円 民間金融機関住宅ローン保証の新規保証実行件数 が順調に推移したことから、保有契約件数は587,123 ■■ 保証債務残高 ● 保有契約件数 (単位:億円) 100,000 (単位:件) 1,000,000 91,597 (前期末比6.3%増) となりました。 財務諸表 件 (前期末比5.8%増) 、保証債務残高は9兆1,597億円 経営管理体制・内部管理態勢 保有契約件数 86,163 公的住宅融資保証事業 (年金転貸融資、横浜市建築助 成公社、住宅供給公社) および民間家賃保証事業につき 81,209 800,000 80,000 ましては、新規保証の取扱いを停止しており、保有件数、 保証債務残高は今後も減少する見込みとなっております。 525,015 保証債務残高 平成 27 年 3 月末 合計 81,209 86,163 91,597 民間金融機関 79,284 84,511 90,179 1,886 1,618 1,389 38 33 29 家賃保証 他 (単位:件) ●保有契約件数 600,000 525,015 555,166 587,123 40,000 400,000 20,000 200,000 店舗のご案内 平成 26 年 3 月末 公的機関 587,123 (単位:億円) 平成 25 年 3 月末 事業区分 555,166 コーポレートデータ 60,000 0 0 平成25年 3月末 平成26年 3月末 平成27年 3月末 10 業績ハイライト 延滞保証債務残高(民間住宅ローン保証) 民間金融機関住宅ローン保証における、延滞保証債務 残高(3ヵ月以上延滞保証債務)は、24,530百万円(前 期末比0.3%増)となり、保証債務残高に占める割合は 低位に推移しております。 延滞保証債務残高 (単位:百万円) 30,000 25,000 25,775 24,461 24,530 平成26年 3月末 平成27年 3月末 20,000 15,000 10,000 5,000 0 代位弁済の状況 代位弁済につきましては、失業率の低下や有効求人倍 率の上昇などの外部環境が改善したほか、提携金融機関 と協調して実態把握に努め、保証委託者の延滞長期化の 抑制と返済正常化への取り組みを強化してまいりました。 その結果、代位弁済金額は12,440百万円(前期比 23.1%減)となりました。 平成25年 3月末 ※ 3月末における3ヵ月以上延滞者の9月末時点の金額を集計しています。 代位弁済金額 (単位:百万円) 25,000 20,000 ■■ 民間金融機関 ■■ 公的機関他 19,750 16,184 15,000 10,000 12,440 17,270 14,329 10,812 5,000 0 求償債権の回収状況 求償債権の回収につきましては、代位弁済の発生減少 に伴い対象案件が減少したなか、個別案件毎の状況を勘 案し、最適な方法による担保物件の売却に努めてまいり ました。 その結果、回収金額は9,208百万円 (前期比29.1%減) となりました。 2,480 1,855 平成25年 3月期 平成26年 3月期 1,628 平成27年 3月期 ※ 公的機関他には家賃保証を含みます。 回収金額 (単位:百万円) 15,000 ■■ 民間金融機関 ■■ 公的機関他 12,342 12,989 12,000 9,208 9,000 6,000 11,538 12,304 8,524 3,000 0 804 平成25年 3月期 684 平成26年 3月期 683 平成27年 3月期 ※ 公的機関他には家賃保証を含みます。 ※ 回収金額にはサービサーへの債権譲渡金額を含めていません。 11 ご挨拶 当社では債務保証に係る損失に備えるため、自己査定 基準に則り債務保証損失引当金を計上しております。残 高につきましては、代位弁済の発生減少などの要因によ り減少し、10,193百万円(前期末比14.0%減)となりま 債務保証損失引当金の状況 (単位:百万円) 15,000 11,857 12,000 10,193 9,000 W hat’ s New した。 経営理念・経営方針 債務保証損失引当金の状況 8,758 6,000 3,000 平成25年 3月末 平成26年 3月末 中期経営計画 0 平成27年 3月末 貸倒引当金の状況 求償債権の残高につきましては、代位弁済の発生が 百万円(前期末比17.5%減)となりました。 また、求償債権に対する貸倒引当金は、求償債権残高 の減少もあり、7,536百万円(前期末比17.6%減)とな りました。 20,000 15,000 ■■ 民間金融機関 ■■ 公的機関他 ● 貸倒引当金 19,478 14,286 15,081 12,448 10,660 8,864 11,236 9,143 5,000 0 経営管理体制・内部管理態勢 10,000 業績ハイライト 減少し、求償債権の回収が順調に進んだ結果、12,448 求償債権残高および貸倒引当金(求償債権) (単位:百万円) 25,000 7,536 5,191 4,420 3,584 平成25年 3月末 平成26年 3月末 平成27年 3月末 運用資産の状況 財務諸表 ※ 公的機関他には家賃保証を含みます。 当社の運用原資は保証料であるため、資産運用に関しては「安全性」 「確実性」 「流動性」が高く元本毀損リスクの少 ない運用を原則とする資産運用方針に則って行っております。 平成26年7月より、上記の資産運用方針に基づき資金の効率的運用を目的として、金銭の信託(委託運用)を開始 総資産 運用資産内訳 250,000 200,000 176,414 195,834 金額 213,970 内訳 50,000 0 平成25年 3月末 平成26年 3月末 平成27年 3月末 構成比率 平成 27 年 3 月末 金額 構成比率 現金及び預金 121,470 67.8 120,993 60.4 国債・公社債 41,670 23.2 40,661 20.3 — — 20,254 10.1 投資信託 7,038 3.9 13,558 6.8 債券 4,115 2.3 — — 金銭信託 2,900 1.6 2,400 1.2 その他運用資産 2,067 1.2 2,523 1.3 179,262 100.0 200,390 100.0 金銭の信託 運用資産計 店舗のご案内 150,000 100,000 (単位:百万円、%) 平成 26 年 3 月末 ■ 現金及び預金 ■ 投資有価証券 ■ 金銭の信託 (単位:百万円) ■ 有価証券 ■ 投資不動産 ■ その他 コーポレートデータ しています。 12 経営管理体制 コーポレート・ガバナンス ■ 基本的な考え方 当社の経営理念である「『お客様の夢と幸せの実現』をお手伝いする」を実現し続けていくために、住宅ローン の保証会社としての社会的責任と公共的使命を認識し、様々なステークホルダー(利害関係者)のニーズに応える ことを目指してまいります。その結果が、企業価値の向上につながり、ひいては、株主の皆様に支持されるものと 考えております。今後もコンプライアンスの徹底を図り、また、取締役会において制定された「内部統制システムの 基本方針」に則り、一層の体制整備を行い、コーポレート・ガバナンスが十分発揮されるよう努めてまいります。 ■ コーポレート・ガバナンスの体制 取締役および取締役会 取締役会は、業務執行に関する基本方針・重要事項を決定するとともに、各取締役の職務の執行を監督しており ます。なお、社外取締役が独立した立場で取締役会に加わることにより、取締役会の経営監督機能の一層の強化を 図っております。 監査役および監査役会 監査役は、取締役会・経営会議、その他重要な会議に出席するのみならず、業務の検証等を行い、取締役の職 務執行を監査しております。 監査役会は、監査に関する重要な事項について常勤監査役より報告を受け、協議を行っております。 経営会議 経営会議は、常勤取締役、常勤監査役、執行役員をもって構成し、取締役会決議事項を含む経営上の重要事項 に関わる協議、取締役会から委嘱された事項の決議を行っております。 コンプライアンス委員会 常勤取締役、常勤監査役、執行役員、経営企画部長、業務企画部長および総務部長をもって構成し、取締役会 で制定したコンプライアンスプログラムの推進状況ならびにコンプライアンスマニュアルの整備状況を検証するとと もに、コンプライアンスに関する重要事項を審議し、取締役会への報告を行っております。 リスク管理委員会 常勤取締役、執行役員、経営企画部長を委員とし、各リスクの発生状況および管理状況、リスク管理体制の整 備状況等について検証するとともに、具体的な個別事案について審議を行い、具体的な制御方法を検討し、取締 役会へ報告を行っております。 コーポレート・ガバナンス体制図 株 主 総 会 選任・解任 取 締 役 会 社内取締役 コンプライアンス委員会 リスク管理委員会 選定・解職・監督 報告 社外取締役 報告 代表取締役社長 指示 報告 報告 会計監査 経 営 会 議 指示 報告 各部・支店・センター 内部監査 連携 監 査 部 連携 会 計 監 査 人 監査役 (社外監査役含む) ・監査役会 監査 連携 13 選任・解任 選任・解任 ご挨拶 経営理念・経営方針 内部統制システムの基本方針 【1. 取締役・使用人の職務の執行が法令及び定款に適合する (4)各事業部門(部店)における業務遂行状況は、定期的に開催さ れる経営会議にて確認し、必要に応じて審議を行い対策を講じる。 ことを確保するための体制】 (5) 月次実績については、計画対比の実績を毎月の取締役会に報告 し、計画数値と差異がある場合は差異原因の報告も行い、計画 達成のための対策について協議を行う。 (6) 取締役会での協議を踏まえ、各事業部門(部店)を担当する取 締役は、各事業部門(部店)が実施すべき具体的な施策及び効 率的な業務執行体制を改善する。 W hat’ s New 【5. 当社ならびに子会社から成る企業集団における業務の適 正を確保するための体制】 (1) 当社及び子会社における内部統制システムの構築を目指し、当 社経営企画部を子会社全体の内部統制システムに関する担当部 署とし、子会社における内部統制システムの実効性を高める施 策を実施するとともに、必要な子会社への指導、支援を実施 する。 (2) 経営企画部は子会社における内部統制システムの状況を把握し、 必要に応じて改善等の指導を行う。 (3) 監査部は、経営企画部による子会社に対する内部統制システム に関する管理状況を監査する。ただし、100%子会社に対しては、 直接、内部統制システムの管理状況を監査する。 (4) 子会社に取締役又は監査役を派遣し、内部統制システム体制に 関する監査状況についての報告を受けることとする。 (5) 経営企画部は必要と判断した場合には、子会社の内部統制シス テムの状況について、当社取締役会に報告をする。 中期経営計画 業績ハイライト (1) 取締役会は、法令遵守を基本理念とする企業倫理規範及び行動 規範を制定し、代表取締役は繰り返し法令遵守があらゆる企業 活動の前提であることを役職員に説明することに努め、企業文 化として定着させる。 (2) 取締役の職務執行の適法性を確保するための強力な牽制機能を 期待し、取締役会に少なくとも1名の当社と利害関係のない社外 取締役を常時在籍させる。 (3) 取締役会は、コンプライアンスの統括部署・責任者、継続的な 把握・監視・報告の方法及び監視機関であるコンプライアンス 委員会の設置等コンプライアンス体制を定めたコンプライアンス 規程を制定する。 (4) 監査部は業務を分掌する各組織における日常的なコンプライアン ス状況の監査を実施し、必要に応じた助言、勧告を行い、結果 については定期的に代表取締役へ報告を行う。また、月に1度 開催する三様監査連絡会を通じて、監査役及び会計監査人に対 して内部監査の状況を報告し、コンプライアンス状況に関する意 見交換を行う。 (5) 当社の役職員が法令違反の疑義ある事象を発見した場合、速や かにコンプライアンス統括責任者を通して取締役会及び監査役 会に報告される体制を維持するため、内部通報規程に基づく内 部通報制度を運用し、情報の収集に努める。 【2. 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する 体制】 【6. 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた 場合における当該使用人に関する事項】 (1) 文書管理規程及び関連細則等に従い、取締役の職務遂行に係 【3. 損失の危機の管理に関する規程その他の体制】 (1) 取締役は、監査役からその職務を補助すべき使用人を置くことを 求められたときは、監査役の監査を補助することを職務とする監 査役スタッフを任命する。 (2) 監査役スタッフに任命された職員は、監査役の監査を補助する 職務に専念する。 経営管理体制・内部管理態勢 る情報を文書又は電磁的媒体に記録し、適切な保存及び管理の 運用を実施する。 (2) 監査部は、定期的に当該文書等の記録・保存・管理の状況を監 査し、必要に応じて規程等の見直しを助言、勧告を行い、結果 については定期的に代表取締役に報告する。 (3) 取締役及び監査役は常時これらの文書及び電磁的媒体による記 録を閲覧できるものとする。 【7. 前号の使用人の取締役からの独立性に関する事項】 監査役スタッフは、監査役の指揮命令に従い職務に従事し、取 締役等の指揮命令を受けない。ただし、監査役スタッフが他の 業務を兼務する場合、監査役の指揮命令は監査役の監査を補助 する職務に限る。 財務諸表 (1) 取締役会は、各種リスクの統括部署・責任者、継続的な把握・ 監視・報告の方法及び監視機関であるリスク管理委員会の設置 等リスク管理体制を定めたリスク管理規程を制定する。 取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その (2) リスク管理規程に従い、各種リスクに関しては統括部署等におい 【8. 他の監査役への報告に関する体制】 て継続的に監視し、代表取締役を委員長とするリスク管理委員 会に情報を集中させ、総括的な管理を行う。 取締役会は、監査役の監査の実効性を確保するための報告に関 (3) 監査部は業務を分掌する各組織における日常的なリスク管理状 す事項等を明確にするために監査役の監査の実効性確保に係る 況の監査を実施し、必要に応じた助言、勧告を行い、結果につ 規程を制定する。取締役又は職員は監査役に対して、法定の事 いては定期的に代表取締役へ報告を行う。また、月に1度開催 項に加え、当社及び子会社に重大な影響を及ぼす事項、内部監 する三様監査連絡会を通じて、監査役及び会計監査人に対して 査の実施状況、コンプライアンスに関して疑義ある事象の状況を 内部監査の状況を報告し、リスク管理状況に関する意見交換を 速やかに報告することとする。 行う。 コーポレートデータ 【9. その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するた 【4. 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保する めの体制】 ための体制】 (1) 代表取締役は、監査役と定期的に意見交換を行う。 (2) 監査部は、監査役、会計監査人とで構成する三様監査連絡会を 定期的に開催し、監査結果を報告して意見交換を行う。 【10.反社会的勢力排除に向けた体制】 (1) 当社は、暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求 する集団又は個人、いわゆる反社会的勢力による被害を防止す るため、反社会的勢力に対する基本方針を制定し、社内のコン センサス確立を図る。 (2) 当社は、取締役及び職員に対し、反社会的勢力に対する基本方 針の周知徹底を図り、毅然とした態度で臨むとともに関係を一切 遮断する。 店舗のご案内 (1) 当社は、取締役・職員が共有する全社的な目標を設定するた め、外部環境と内部環境の変化を踏まえ、経営課題を明確化し たうえで年度予算を数値算定し、3事業年度を期間とする中期経 営計画を策定する。 (2) 取締役会は、中期経営計画を効率的に遂行するためのPDCA体 制を明確にする中期経営計画規程及び予算管理規程を制定し、 中期経営計画に基づき、毎期、事業部門(部店)毎の業績目標 と予算を設定配賦するとともに、各事業部門へ経営資源の配分 を行う。 (3) 各事業部門(部店)を担当する取締役は、各事業部門(部店) が実施すべき具体的な施策及び効率的な業務執行体制を決定 し、その執行責任を負う。 14 内部管理態勢 コンプライアンス ■ 基本的な考え方 当社は、お客様や社会からの信頼と信用を揺るぎないものとするため、コンプライアンスの徹底を経営方針として 定めております。信用保証という公共性の高い事業に携わる当社にとって、コンプライアンスの実現は全ての企業 活動における大前提であり、役職員一人ひとりが日々の業務の中で着実に実践しなければならないものと考えてお ります。 コンプライアンス運営体制 当社では、コンプライアンス規程に基づき、代表取締役社 コンプライアンス運営体制 長を委員長とする「コンプライアンス委員会」を設置し、コン プライアンスプログラムの推進状況を監視するとともに、コン プライアンスに関わる重要事項を審議、決定のうえ、取締役 会へ定期的に報告を行っております。 業務企画部法務室は、統括部署として、コンプライアンス 取締役会 監査役会 コンプライアンス委員会 常勤監査役 委員長 代表取締役社長 の報告、ならびに各部門への指示、指導、助言を行っており また、各部門長を責任者として、各部門におけるコンプラ イアンスの管理と実践指導を行っております。このほか、コン プライアンス上の問題について報告、相談のできる通報窓口 を社内外に設置しております。 コンプライアンスの実践 コンプライアンス 統括責任者 コンプライアンス 責任者 連携 監査部 ます。 コンプライアンス 統括部署 に関わる事項を一元管理のうえ、コンプライアンス委員会へ 反社会的勢力の排除 役職員に対する教育や業務運営上のコンプライアン 当社では、反社会的勢力とは関係を一切持たず、 スに関わる事項のモニタリング実施などの具体的な実 被害を防止するために組織にて対応すること等を「反 践計画として、 年度毎に 「コンプライアンスプログラム」 を 社会的勢力に対する基本方針」として定めております。 取締役会において策定し、 コンプライアンス委員会によ また、 「企業倫理規範」 、 「行動規範」および「コン る監視のもと、 コンプライアンスの徹底を図っております。 プライアンスマニュアル」に役職員が遵守すべきルー また、コンプライアンスの基本的指針やルールを掲 ルを定め、研修により認識を徹底しております。さら 載した「コンプライアンスマニュアル」や、業務上の に保証委託約款へ暴力団排除条項を追加するととも 事例をもとに留意事項をとりまとめた「コンプライアン に、警察等の関係行政機関および顧問弁護士との連 スケーススタディ」を配布し、毎月の研修に活用して 携を図り、反社会的勢力との関係を遮断するための いるほか、企業倫理規範や行動規範を掲載した「コン 対策を講じております。 プライアンスカード」の常時携帯を義務づけるなど、 職員への理解浸透と意識向上に努めております。 内部通報窓口 代表取締役社長 通報 全職員 (子会社含む) 15 コンプライアンスに関する方針・規定等の体系 常勤監査役 コンプライアンス統括責任者 外部相談窓口 経営方針 コンプライアンス方針 コンプライアンス規程 企業倫理規範 コンプライアンスプログラム 行動規範 コンプライアンスマニュアル ご挨拶 経営理念・経営方針 個人情報保護 当社では、個人情報の適切な保護と利用に関する「個人情報保護に関する基本方針」ならびに取組方針である「プ ライバシーポリシー」を制定し、 「個人情報の保護に関する法律」および個人情報保護に関するガイドラインに基づき、 お客様の個人情報を厳正に取扱っております。 W hat’ s New また、お客様にもご理解いただけるよう当社ホームページ(http://www.zenkoku.co.jp)に掲載しております。 個人情報保護に関する基本方針 制 定 日 平成16年5月31日 最終改訂日 平成25年4月 1日 中期経営計画 全 国 保 証 株 式 会 社 代表取締役社長 石川英治 当社は、信用保証業務、信用調査業務、生命保険の募集業務、損害保険の代理業務、それらに付随す る一切の業務、および採用活動に関連する業務(以下、 「当社の業務」という。)において取扱う全ての個 人情報の保護について、社会的使命を十分に認識し、本人の権利の保護、個人情報に関する法規制等を 遵守します。 業績ハイライト また、以下に示す方針を具現化するための個人情報保護マネジメントシステムを構築し、最新のI T技術の 動向、社会的要請の変化、経営環境の変動等を常に認識しながら、その継続的改善に全社を挙げて取り 組むことをここに宣言します。 1.当社が取扱う個人情報は、当社の業務において正当な事業遂行、ならびに従業員の雇用、人事管理上必要な 範囲に限定して取得・利用及び提供するものとし、特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えた個人情報 の取扱いを行わないための措置を講じます。 経営管理体制・内部管理態勢 2.個人情報保護に関する法令、国が定める指針及びその他の規範を遵守致します。 3.個人情報の漏えい、滅失、毀損などのリスクに対しては、合理的な安全対策を講じて防止すべく当社事業の実 情に合致した経営資源を注入し、個人情報セキュリティ体制を継続的に向上させます。また、万一の際には速や かに是正措置を講じます。 財務諸表 4.個人情報の取扱いに関する苦情及びご相談に対しては、法令等の定めに従い、迅速かつ誠実に対応させていた だきます。 5.個人情報保護マネジメントシステムは、当社を取り巻く環境の変化を踏まえ、適時・適切に見直し、その改善を 継続的に推進致します。 本方針は、全ての従業員に配付して周知させるとともに、当社のホームページなどに掲載することによ り、いつでもどなたにも閲覧可能な措置を取っております。 コーポレートデータ 以上 【お問合せ窓口】 個人情報保護方針に関するお問合せにつきましては、下記の窓口で受付けております。 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-1-1 大手町野村ビル24階 全国保証株式会社 審査部 (受付時間 9:00~17:00※) 電話番号:03-3270-2560 メールアドレス:sinsabu@zenkoku.co.jp ※土、日、祝日、年末年始、GW期間は翌営業日以降の対応とさせていただきます。 店舗のご案内 【認定個人情報保護団体について】 当社は、個人情報保護に関する法律に基づく認定個人情報保護団体である「一般社団法人日本クレジット 協会」の会員となっております。 一般社団法人 日本クレジット協会 相談受付電話番号 03-5645-3360 16 内部管理態勢 ■ プライバシーポリシー 取得・利用する情報 全国保証株式会社 (以下、当社という。) は、お客様の氏名・住所・電話番号・年齢・生年月日・性別・勤務先情報・職 歴・収入・支出・住居情報・金融機関取引その他お客様に関する個人情報について、主に当社所定の申込書およびご 提出いただいた各種資料等から業務上必要な範囲内において、不正な手段によることなく、適正に取得いたします。 個人情報の利用目的 当社は、取得した個人情報について、以下のとおり利用目的を特定するとともに、お客様の同意無くその利用目 的の範囲を超えての取扱いはいたしません。 ①お客様が金融機関より住宅資金、教育資金、アパート資金等の融資を受ける際の、保証の申込にあたっての 与信判断 ②与信後の管理業務(債権管理業務を含む) ③信用保証業務、損害保険の代理業務、生命保険の募集業務、融資業務、その他これらに付随する業務におけ る宣伝物・印刷物の送付等の営業案内 ④信用保証業務、損害保険の代理業務、生命保険の募集業務、融資業務、その他これらに付随する業務におけ る市場調査・商品開発 第三者への開示 当社は、以下のいずれかに該当する場合を除いて、お客様の個人情報を第三者に開示することはありません。 ①お客様が第三者への提供に同意されている場合 ②法令上の規定による場合 ③お客様または、公衆の生命・健康・財産等の重大な利益を保護するために必要な場合 ④行政上、裁判上の手続きに関連して、または行政官庁等により開示が要求された場合 なお、お客様からお預かりした個人情報の一部または全部を業務委託先に委託する場合がありますが、その際は 業務委託に関する社内規程に定める個人情報の保護水準を満たした業務委託先を選定しております。また、当社が お客様に対して求償債権を有するに至った場合において、当社がその求償債権を第三者に債権譲渡するに際し、譲 渡先の選定や債権譲渡の準備行為にあたり、取得した個人情報を譲渡先候補者に対して提供する場合があります が、その際は保護措置を講じたうえで提供しております。 個人信用情報機関の利用・登録 お客様からの同意を取得したうえで、支払能力の調査のために、当社が加盟する個人信用情報機関および当該機 関と提携する個人信用情報機関※1に照会し、お客様の個人情報が登録されている場合は、これを利用いたします。 また、定められた範囲において、お客様の個人情報を当社が加盟する個人信用情報機関に登録※2させていただき ます。 ※ 1、2 当社が加盟する個人信用情報機関、当該機関と提携する個人信用情報機関、個人信用情報機関に登録される個人情報とその期間、およ び個人情報に関する問合せ窓口につきましては、同意書面に記載するとともに、当社ホームページでも公表しております。 安全管理措置 お客様からお預かりしている個人情報の漏えい・紛失・改ざん・毀損等を防止し、適正な管理を実施するために、 社内組織・社内規程・システム環境ならびに社内設備の整備、職員教育の徹底等必要な措置を講じるとともに、そ れらの措置について継続的な見直しを行ってまいります。 個人情報の開示・訂正・削除 お客様から当社が管理している情報(個人信用情報を除く)について開示請求があった場合は、保護法等関連法 令に基づき、ご本人であることを確認させていただいたうえで誠実に対応いたします。また、万が一情報の内容に 誤りがあった場合は迅速に訂正または削除いたします。 17 ご挨拶 経営理念・経営方針 ■ プライバシーマーク 個人情報保護の重要性を鑑み、個人情報保護法よりも高いレベルの組織的な個人情報保護体制の構築・整備が 必要であるとの考えに基づき、当社では「JIS Q 15001(2006) 」に適合した個人情報保護マネジメントシステム※1 の確立・実施・維持・改善を行っており、その結果「プライバシーマーク※2」の認定を受けております。 また、全役職員に個人情報の保護に関するマニュアルを配布し、e-ラーニングを利用した教育と理解度測定を定 W hat’ s New 期的に実施することにより、個人情報保護の意識を徹底させるのみではなく、各人が自ら考え、行動し、個人情報 を保護する態勢を強化しております。さらに、職員全員に(一社)日本クレジット協会が認定する個人情報取扱主 任者の資格取得を義務付けております。 ※1 個人情報保護マネジメントシステム(PMS)とは、個人情報を保護するための社内規程を定め、その社内規程に従って個人情報を取扱い、その 取扱状況を定期的に監査し、見直していくことによって個人情報の取扱いを継続的に改善し、精度を高めていく一連のマネジメントシステムを指 します。 中期経営計画 ※2 一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が認定機関となり、 「JIS Q 15001 (2006) 」に準拠したPMSを定め、そのPMSに基づい て実施可能な体制が整備されており、且つ、個人情報の適切な取扱いが実施されていると認定された事業者に対し使用が許諾されるマークです。 個人情報保護マネジメントシステム Do Check Action マネジメントシステムの策定 運 用 監 査 代表者による 見直し 個人情報保護方針の策定 業績ハイライト Plan PDCAサイクルでのスパイラルアップ Action 規程類の策定 セキュリティシステムの構築 経営管理体制・内部管理態勢 Check Do Plan 従業員の教育・意識改革 財務諸表 個人情報保護組織図 情報セキュリティ 管理委員会 代表取締役社長 個人情報保護 監査責任者 個人情報保護 教育責任者 苦情相談窓口 責任者 コーポレートデータ 個人情報保護 管理責任者 事務局 文書管理 責任者 個人情報保護 部門管理者 店舗のご案内 ※各責任者の役割 経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 ・個人情報保護管理責任者………個人情報の適切な保護のための PMS の実施、 運用について統括する。 JIPDECプライバシーマーク事務局 ・個人情報保護監査責任者………PMSの整備状況および運用状況について監査を実施する。 ・個人情報保護教育責任者………個人情報保護に関する教育の計画立案と実施を行う。 日本クレジット協会 個人情報保護推進センター ・苦情相談窓口責任者……………個人情報に関する本人からの問合せ、苦情等に対応する。 ・文書管理責任者…………………PMSに関する文書と記録等の維持、管理を行う。 ・個人情報保護部門管理者………各セクションにおける責任者として、PMS の実施と運用を行う。 ・情報セキュリティ管理委員長……個人情報漏えい、ならびに情報システムにおける重大な障害が発生した場合に対策を講ずる。 18 内部管理態勢 リスク管理 ■ 基本的な考え方 保証会社における業務の健全性および適切性を確保するためには、各種リスクに対応できるリスク管理態勢を整 備・確立することが重要であると認識しております。 当社では、業務遂行にかかるリスクに関し、リスクの識別、計量、モニタリング、コントロール、管理方針および 管理態勢を定めることにより、リスク管理の有効性を図り、経営の健全性を確保することに努めております。 ■ リスク管理体制 業務を遂行していく過程においては多様なリスクが存在しており、収益性の向上および経営の健全性を維持して いくためには、個々のリスクを別々に管理するだけではなく、リスクを一元的に管理する必要があります。 当社では、リスクを的確に管理するため、取締役会で定めた「リスク管理規程」に基づき、会社の業務に内在す るリスク毎に担当する管理部署を定め、リスク管理統括部署である経営企画部が統括的に管理しております。 また、取締役会によって設置されたリスク管理委員会は、リスク管理統括部署から報告を受け、各種リスクの発 生状況、管理状況およびリスク管理体制の整備状況について検証するとともに個別事案の審議を行い、具体的なコ ントロール方法を検討し、取締役会に報告しております。 監査部はリスク管理に関する監査事項を特定したうえで内部監査を実施し、必要に応じて実施される外部監査と 併せて、リスク管理および運営機能の有効性の検証を行っております。 こうしたリスク管理体制の下、多様なリスクを適切に管理し、健全経営に努めております。 リスク管理体制図 取締役会 リスク管理担当役員 リスク管理規程 リスク管理委員会 経営企画部 業務企画部 総務部 経営企画部 経理部 審査部 債権管理部 事務リスク、法務・コンプライアンスに係るリスク、規制・制度変更に伴うリスク 信用リスク 流動性リスク 経営戦略リスク 本支店・営業所・センター・子会社 19 信用リスク 監査 情報リスク 市場関連リスク 会計監査人・監査部 システムリスク ご挨拶 経営理念・経営方針 ■ 統合リスク管理 統合リスク管理とは、業務運営上内包する種々のリスクおよびこれらのリスクを統合したものと経営体力を比較し、 リスクを制御するとともに、収益計画と関連付けて経営管理指標として活用することです。 具体的には、主要なリスクである信用リスク、市場関連リスク、オペレーショナルリスクを統合リスクの対象と定 め計量化を行って経営体力と比較し、リスクを制御したうえでの収益性向上、経営資源の効率的配分、安定的な経 また、統合リスク管理の具体的な枠組みとして、リ スク資本配賦制度を導入しており、経営体力である自 リスク資本配賦制度のイメージ図 リスク量を基に リスク資本を配賦 己資本の範囲内で営業部門や資産運用部門に対してリ スク資本の配賦を行い、リスクを許容範囲にコントロー 自己資本 スク・リターンを意識した仕組みとしております。 リスク量 信用リスク オペレーショナルリスク 市場関連リスク 信用リスク 中期経営計画 ルし、収益の極大化および効率的な資本の活用などリ W hat’ s New 営および自己資本の積み上げに活用することとしております。 オペレーショナルリスク 市場関連リスク 業績ハイライト ■ 各リスクの管理体制 信用リスク 信用リスクとは、保証委託者の収支状況・財務状況等の悪化により、保証債務が履行されず代位弁済を余儀なく されたことにより発生した求償債権が回収できなくなることにより損失を被るリスクのことをいいます。 経営管理体制・内部管理態勢 ● 保証ポートフォリオ管理 保証ポートフォリオ管理とは、保証が特定の地域や顧客属性に集中することにより被るリスクを管理することをい います。当社では、個別の保証をポートフォリオ一体として捉え、マクロ的な観点からモニタリングを実施しておりま す。具体的には、定期的に行われるリスク管理委員会において、新規実行案件のポートフォリオの傾向分析・検証 を行い、さらに定期的に保有保証契約全体のポートフォリオ分析を地域・保証金額・所得金額・担保保全余力・商 財務諸表 品別構成等さまざまな観点から分析し、全社的なモニタリングを実施することにより保証集中リスクを管理・コント ロールしております。 ● 審査業務 審査業務におきましては、厳格な審査基準に則り、適切な与信判断をするための知識・経験を持つ決裁権限者お コーポレートデータ よび審査担当者が、定量情報と定性情報を総合的に評価したうえで、審査を行っております。また、信用リスクの 高い案件については、審査部において、審査を行っており、信用リスクに応じた審査体制を敷くことにより、保証債 務の健全性の維持に努めております。 ● 債権管理業務 債権管理業務におきましては、代位弁済の発生低下と求償債権の早期回収と回収金額の増大を基本方針とし、 店舗のご案内 信用コストの抑制に努めております。 代位弁済の発生低下については、提携金融機関と連携して、初期延滞者の延滞原因を把握し、適切な助言を行 うことにより、延滞長期化の防止を図っております。また、保証委託者の現況および返済能力の早期把握に努め、 返済正常化の可能性を見極めたうえで、条件変更の対応を行っております。 求償債権の早期回収・金額増加に向けた取り組みとして、個別案件毎の状況に応じた担保物件の早期処分およ び任意売却への誘導を積極的に行っております。 20 内部管理態勢 ● 信用格付制度をベースとしたリスク管理 保証委託者の信用リスクを客観的に把握するため、信用格付制度を導入し、保証委託者の信用力格差について、 現況や蓄積されたデータに基づき8段階に細分化して、その変化を継続的に把握しております。また、信用格付制 度に基づく信用リスクの計量化を実施しており、過去の保証委託者のデータから信用格付毎のデフォルト率等のパラ メーターをもとに、ポートフォリオ全体の将来損失をVaR※というリスク計測手法に基づいて算出しております。 ※VaR(Value at Risk)とは、今後一定期間・一定確率で発生する可能性のある経済価値の減少額を統計的に推計した値のことです。 ● 資産等の自己査定 当社では信用格付制度の運営と並行して、保証債務および求償債権について自己査定を実施しており、資産等 の健全性をチェックしております。具体的には、本支店が保証委託者の収支状況や財務内容等の情報に基づいて実 施した一次査定結果について、その妥当性および正確性について債権管理部で二次査定を行い、さらに監査部が 二次査定結果について監査を実施しております。この自己査定結果に基づいて、回収等の実態や可能性を踏まえ、 将来の予想損失額等を適時かつ適切に見積って引当処理を行うことにより、資産の健全性を確保しております。 市場関連リスク 市場関連リスクとは、金利、為替、株式等の市場のリスク・ファクターの変動により、保有する資産等の価値が 変動し損失を被るリスクおよび資産等から生み出される収益が変動し損失を被るリスクをいいます。 当社における市場関連リスクとは、金利変動に伴い損失を被る金利リスク、外貨建資産等について為替の価格が 当初予定されていた価格と相違することによって損失が発生する為替リスク、有価証券等の価格の変動に伴って資 産価格が減少する価格変動リスクと定めております。 当社の運用の原資は住宅ローン保証の対価としていただく保証料であることから、状況に応じて運用方針の見直 しにより、資産の保全および損失の極小化に努めております。具体的には、有価証券について日常的に監視・分 析・検証を行い、リスク管理委員会へ報告しております。 オペレーショナルリスク オペレーショナルリスクとは、業務の過程、役職員の活動若しくはシステムが不適切であること、または外生的な 事象により損失を被るリスクのことをいいます。 当社では、システムリスクと事務リスクをサブカテゴリーに分類し、総合的な管理を実施しております。 ● システムリスク システムリスクとは、コンピュータシステムの機器障害、回線障害ならびに誤作動等、システムの不備等に伴い損 失を被るリスク、さらに、コンピュータが不正に使用されることにより損失を被るリスクをいいます。 当社の業務では、多くの部分がシステム化されていることから、障害等の発生は保証取引先、保証委託者等に多 大な影響を及ぼすため、日常的に障害等の発生状況を監視し、万一発生した場合には、その影響を極小化するた めの体制を構築しております。 また、システムリスクの管理にあたり、システム関連障害発生状況を継続的に把握し、発生原因、影響の範囲、 復旧の対応状況、再発防止策の妥当性について検証を行い、リスク管理委員会へ報告することとしております。当 該委員会において、是正または対処の必要があると判断した場合は、本部ならびに子会社のシステム部門にて対策 を立案し、必要な措置を講じることとしております。 21 ご挨拶 経営理念・経営方針 ● 事務リスク 事務リスクとは、不正確な事務処理あるいは事故および不正等を引き起こすことにより損失を被るリスクをいい ます。 当社では、各種業務をシステム化することにより、人為的ミスの少ない効率的な事務処理体制の構築を進め、各 種規程や事務取扱方法が明確に定められた「業務マニュアル」に基づいた事務処理を徹底することにより、不正確 W hat’ s New な事務処理の防止に努めております。 流動性リスク 流動性リスクとは、急激な景気後退等による代位弁済の急増や住宅ローン繰上返済に伴う未経過保証料の返戻 等により、流動資産が減少し、その他の資産を不利な条件で解約や処分を強いられることにより損失を被るリスクを 中期経営計画 いいます。 当社では、急激な変化に備え、十分な流動資金を確保するとともに、短期的な収支、支出バランスを予測するた め、計画との差異、日次・週次・月次における資金繰りの状況を把握し、リスク発生の制御に努めております。 情報リスク 情報リスクとは、ハッキングおよびウイルスによる情報システムの破壊または停止、個人および会社の情報の漏え 業績ハイライト い、紛失、破壊ならびに改ざん等に起因して損失を被るリスクをいいます。 情報リスクの発生は、悪意、過失など人的要因によるものが想定され、発生状況の日常的な監視、原因の究明 により、技術的、物理的な安全管理措置を講じるとともに、従業員に対する教育を徹底し、リスク発生の制御に努 めております。 経営管理体制・内部管理態勢 法務・コンプライアンスに係るリスク 法務・コンプライアンスに係るリスクとは、契約書などの法的要件の不備や法令等違反などに起因して損失を被る リスクをいいます。 当社では、業務企画部法務室が統括し、法務関連情報の収集・管理・周知を行うとともに、契約に係るリーガル チェックの実施、訴訟への適切な対応等により法務リスクの極小化を図っております。また、コンプライアンスに係 るリスクについては、コンプライアンスプログラムの推進により役職員のコンプライアンス意識の向上を図り、当該 財務諸表 リスクの発生防止に努めております。 なお、コンプライアンス規程に基づきコンプライアンス委員会を設置しており、コンプライアンスに係るリスクの発 生および対処の状況等の報告を行っております。 規制・制度変更に伴うリスク コーポレートデータ 規制・制度変更に伴うリスクとは、法令、税制および会計基準等の各種制度の変更により業務見直しを余儀なく されるリスクをいいます。 当社では、各部署においてそれぞれが所管する業務に関わる法令や制度に関する情報を常に収集し、変更が見込 まれる場合には、業務の運営や財務状況に影響を及ぼす具体的内容、ならびにその影響を検証し、リスク管理委員 会に報告を行い、当該委員会において対応方針を決定することとしております。 店舗のご案内 経営戦略リスク 経営戦略リスクとは、設定した経営戦略や計画が適切でない、または有効でない場合に損失を被るリスクをいい ます。 当社では、経営計画遂行および予算計画進捗状況の確認を月次・四半期毎に行い、計画の達成状況の評価や差 異発生の要因分析の結果を定期的に取締役会へ報告することとしており、計画の修正が必要と判断された場合は、 修正計画を策定することとしております。 22 財務諸表 貸借対照表 ■ 資産の部 (単位:百万円) 期別 科目 流動資産 平成26年3月末 平成27年3月末 125,264 138,651 154,727 103,385 114,670 112,693 求償債権 19,478 15,081 12,448 有価証券 7,094 10,958 11,099 - - 20,254 未収入金 429 413 417 前払費用 33 35 30 5,729 6,347 5,021 349 287 298 △ 11,236 △ 9,143 △ 7,536 51,149 57,182 59,242 124 186 180 161 163 170 △ 110 △ 111 △ 115 50 51 55 43 46 51 △ 30 △ 14 △ 23 12 31 27 356 312 332 △ 299 △ 214 △ 239 57 98 93 4 4 4 545 538 491 ソフトウエア 425 495 360 ソフトウエア仮勘定 116 39 128 3 3 3 50,479 56,458 58,570 投資有価証券 42,873 46,789 48,000 関係会社株式 9 9 9 29 43 42 4,500 6,800 8,300 長期前払費用 27 66 74 繰延税金資産 2,470 2,184 1,566 その他 579 574 577 貸倒引当金 △9 △9 △0 176,414 195,834 213,970 現金及び預金 金銭の信託 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 建物 減価償却累計額 建物(純額) 車両運搬具 減価償却累計額 車両運搬具(純額) 工具、器具及び備品 減価償却累計額 工具、器具及び備品(純額) 土地 無形固定資産 その他 投資その他の資産 投資不動産 長期預金 資産合計 23 平成25年3月末 ご挨拶 ■ 負債・純資産の部 (単位:百万円) 期別 科目 平成25年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 預り金 39 19 21 未払金 532 528 2,516 4,097 3,951 4,225 155 167 179 8,758 11,857 10,193 - - 69 418 116 - 2 6 3 112,118 120,145 123,785 109,193 117,066 123,669 2,772 2,974 47 退職給付引当金 151 103 50 株式給付引当金 - - 17 その他 0 0 0 負債合計 137,074 148,545 153,445 株主資本 39,692 47,592 60,370 10,681 10,681 10,681 615 615 615 615 615 615 28,395 36,296 49,343 32 2,055 2,055 その他利益剰余金 28,363 34,241 47,288 債務保証積立金 20,000 23,300 32,100 別途積立金 1,500 1,500 - 繰越利益剰余金 6,863 9,441 15,188 - △0 △ 270 △ 352 △ 304 123 △ 352 △ 304 123 新株予約権 - - 30 純資産合計 39,339 47,288 60,524 176,414 195,834 213,970 未払法人税等 賞与引当金 債務保証損失引当金 株主優待引当金 デリバティブ債務 その他 固定負債 長期前受収益 長期未払金 資本金 資本剰余金 資本準備金 利益剰余金 利益準備金 自己株式 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 店舗のご案内 12,450 コーポレートデータ 11,754 財務諸表 10,952 前受収益 経営管理体制・内部管理態勢 29,660 業績ハイライト 28,400 中期経営計画 24,955 W hat’ s New 流動負債 負債・純資産合計 経営理念・経営方針 貸借対照表 24 財務諸表 損益計算書 (単位:百万円) 科目 期別 営業収益 平成27年3月期 自 平成26年4月 1日 至 平成27年3月31日 25,030 27,039 29,507 24,927 26,907 29,413 103 132 94 14,296 13,266 7,126 198 4,109 2,854 貸倒引当金繰入額 6,196 4,238 △ 488 再保証料 3,498 402 - 給料手当及び賞与 1,248 1,250 1,340 賞与引当金繰入額 155 167 179 減価償却費 281 325 267 2,718 2,771 2,973 10,733 13,773 22,380 1,071 1,755 1,758 受取利息 226 192 206 有価証券利息 683 776 928 24 31 168 投資事業組合運用益 - 373 6 デリバティブ評価益 80 301 116 - - 264 56 79 67 444 19 23 0 7 9 315 - - 株式交付費 75 - - その他 52 11 14 経常利益 11,361 15,509 24,115 特別利益 198 24 - 固定資産売却益 12 3 - 投資有価証券売却益 82 20 - 103 - - 40 5 - 固定資産売却損 36 - - 固定資産除却損 3 5 - 投資有価証券評価損 - 0 - 11,519 15,527 24,115 5,323 6,513 7,278 △ 611 △ 366 1,723 法人税等合計 4,712 6,146 9,002 当期純利益 6,807 9,381 15,112 収入保証料 その他 営業費用 債務保証損失引当金繰入額 その他 営業利益 営業外収益 受取配当金 金銭の信託運用益 その他 営業外費用 支払手数料 投資事業組合運用損 損害賠償金収入 特別損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 25 平成26年3月期 自 平成25年4月 1日 至 平成26年3月31日 平成25年3月期 自 平成24年4月 1日 至 平成25年3月31日 ご挨拶 経営理念・経営方針 キャッシュ・フ ロ ー 計 算 書 (単位:百万円) 科目 平成27年3月期 自 平成26年4月 1日 至 平成27年3月31日 △ 141,905 0 △ 130 △ 8,230 5,713 110 △ 17 21 △1 2 △ 29,871 店舗のご案内 11,105 13,535 24,641 11,940 △ 20,000 △ 37 コーポレートデータ △0 △ 1,478 △ 1,479 131,580 △ 8,916 財務諸表 133,350 △ 16,322 15,100 △ 116 4 △ 285 △ 8,170 1,781 1,236 △ 14 △0 2 △ 10,264 経営管理体制・内部管理態勢 △ 136,830 業績ハイライト 24,115 267 △ 1,615 11 △ 1,663 69 △ 52 17 △ 1,304 △6 △ 116 △ 264 2,632 696 1,936 6,602 △ 2,927 30 28,429 1,386 △ 7,012 22,803 中期経営計画 15,527 325 △ 2,093 12 3,098 △ 48 △ 1,000 △ 373 △ 301 △3 5 △ 20 0 4,397 801 2 7,873 201 6 28,412 1,084 △ 6,646 22,849 W hat’ s New 営業活動によるキャッシュ・フロー 税引前当期純利益 減価償却費 貸倒引当金の増減額(△は減少) 賞与引当金の増減額(△は減少) 債務保証損失引当金の増減額(△は減少) 株主優待引当金の増減額(△は減少) 退職給付引当金の増減額(△は減少) 株式給付引当金の増減額(△は減少) 受取利息及び受取配当金 投資事業組合運用損益(△は益) デリバティブ評価損益(△は益) 金銭の信託の運用損益(△は益) 固定資産売却損益(△は益) 固定資産除却損 投資有価証券売却損益(△は益) 投資有価証券評価損益(△は益) 求償債権の増減額(△は増加) 前受収益の増減額(△は減少) 未払金の増減額(△は減少) 長期前受収益の増減額(△は減少) 長期未払金の増減額(△は減少) その他の資産・負債の増減額 小計 利息及び配当金の受取額 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の預入による支出 定期預金の払戻による収入 有価証券の取得による支出 有価証券の売却及び償還による収入 金銭の信託の取得による支出 有形固定資産の取得による支出 有形固定資産の売却による収入 無形固定資産の取得による支出 投資有価証券の取得による支出 投資有価証券の売却及び償還による収入 投資事業組合からの分配による収入 投資不動産の取得による支出 投資不動産の売却による収入 投資不動産の賃貸による支出 投資不動産の賃貸による収入 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 自己株式の取得による支出 配当金の支払額 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の期末残高 期別 平成26年3月期 自 平成25年4月 1日 至 平成26年3月31日 △ 269 △ 2,065 △ 2,335 △ 9,402 24,641 15,238 26 財務諸表 株主資本等変動計算書 (単位:百万円) 科目 期別 株主資本 資本金 当期首残高 当期変動額 新株の発行 資本金から剰余金への振替 当期変動額合計 当期末残高 資本剰余金 資本準備金 当期首残高 当期変動額 準備金から剰余金への振替 当期変動額合計 当期末残高 その他資本剰余金 当期首残高 当期変動額 新株発行無効判決による減少 資本金から剰余金への振替 準備金から剰余金への振替 当期変動額合計 当期末残高 資本剰余金合計 当期首残高 当期変動額 新株発行無効判決による減少 資本金から剰余金への振替 準備金から剰余金への振替 当期変動額合計 当期末残高 利益剰余金 利益準備金 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期変動額合計 当期末残高 その他利益剰余金 債務保証積立金 当期首残高 当期変動額 債務保証積立金の積立 当期変動額合計 当期末残高 別途積立金 当期首残高 当期変動額 債務保証積立金の積立 別途積立金の取崩 当期変動額合計 当期末残高 27 平成26年3月期 自 平成25年4月 1日 至 平成26年3月31日 平成25年3月期 自 平成24年4月 1日 至 平成25年3月31日 平成27年3月期 自 平成26年4月 1日 至 平成27年3月31日 2,613 10,681 10,681 8,081 △ 13 8,068 10,681 10,681 10,681 628 615 615 △ 13 △ 13 615 615 615 - - - △ 27 13 13 - - - 628 615 615 △ 27 13 △ 13 615 615 615 32 32 2,055 32 2,022 2,022 2,055 2,055 16,500 20,000 23,300 3,500 3,500 20,000 3,300 3,300 23,300 8,800 8,800 32,100 3,200 1,500 1,500 △ 1,700 1,500 △ 1,500 △ 1,500 △ 1,700 1,500 - - ご挨拶 経営理念・経営方針 (単位:百万円) 科目 期別 平成27年3月期 自 平成26年4月 1日 至 平成27年3月31日 2,089 6,863 9,441 △ 234 △ 1,800 △ 3,503 △ 3,300 △ 2,065 △ 8,800 21,821 28,395 36,296 △ 234 △ 1,480 △ 2,065 - - △0 - △0 △0 △0 △ 269 △ 269 △ 270 25,064 39,692 47,592 8,081 △ 27 △ 234 6,807 14,628 39,692 △ 1,480 9,381 △0 7,900 47,592 △ 2,065 15,112 △ 269 12,777 60,370 △ 963 △ 352 △ 304 610 610 △ 352 48 48 △ 304 427 427 123 △ 963 △ 352 △ 304 610 610 △ 352 48 48 △ 304 427 427 123 - - - - - 30 30 30 24,100 39,339 47,288 8,081 △ 27 △ 234 6,807 610 15,239 39,339 △ 1,480 9,381 △0 48 7,948 47,288 △ 2,065 15,112 △ 269 458 13,235 60,524 6,807 4,773 6,863 9,381 7,900 36,296 1,500 15,112 5,747 15,188 中期経営計画 6,807 6,573 28,395 9,381 2,577 9,441 W hat’ s New 15,112 13,047 49,343 業績ハイライト 経営管理体制・内部管理態勢 財務諸表 コーポレートデータ 店舗のご案内 繰越利益剰余金 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 債務保証積立金の積立 別途積立金の取崩 当期純利益 当期変動額合計 当期末残高 利益剰余金合計 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 債務保証積立金の積立 別途積立金の取崩 当期純利益 当期変動額合計 当期末残高 自己株式 当期首残高 当期変動額 自己株式の取得 当期変動額合計 当期末残高 株主資本合計 当期首残高 当期変動額 新株の発行 新株発行無効判決による減少 資本金から剰余金への振替 剰余金の配当 当期純利益 自己株式の取得 当期変動額合計 当期末残高 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 当期首残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 評価・換算差額等合計 当期首残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 新株予約権 当期首残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 純資産合計 当期首残高 当期変動額 新株の発行 新株発行無効判決による減少 剰余金の配当 当期純利益 自己株式の取得 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 平成26年3月期 自 平成25年4月 1日 至 平成26年3月31日 平成25年3月期 自 平成24年4月 1日 至 平成25年3月31日 28 財務諸表 注記事項 (平成27年3月期) (継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。 (重要な会計方針) 1.有価証券の評価基準及び評価方法 ⑴ 満期保有目的の債券 ⑵ 子会社株式 ⑶ その他有価証券 時価のあるもの 償却原価法(定額法)によっております。 移動平均法による原価法によっております。 決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、 移動平均法により算定)によっております。 移動平均法による原価法によっております。 時価のないもの 2.運用目的の金銭の信託の評価基準及び評価方法 時価法によっております。 3.固定資産の減価償却の方法 ⑴ 有形固定資産及び投資不動産 建物(建物附属設備は除く) 平成10年3月31日以前に取得したもの 定率法によっております。 平成10年4月1日以降に取得したもの 定額法によっております。 建物以外 定率法によっております。 なお、主な耐用年数は次の通りであります。 建物 3~44年 車両運搬具 6年 工具、器具及び備品 2~20年 ⑵ 無形固定資産 定額法(自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法) によっております。 4.引当金の計上基準 ⑴ 貸倒引当金 求償債権については、債権の貸倒れによる損失に備えるため、予め定めている自己査定基準に則り、次の通り計上してお ります。 求償債権のうち、破産、特別清算等、法的に破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という。)に係る債権及び それと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」という。 )に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込 額等を控除した非保全部分の全額を計上しております。また、現在は破綻の状況にはないが、今後破綻に陥る可能性が大 きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額を控除し、 その残額のうち、一定の期間において内入実績があるなど、個別債務者毎の支払能力を総合的に判断し必要と認める予想 損失額を計上しております。 すべての求償債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業店及び審査管理部署が資産査定を実施し、当該部署から独立し た監査部署が資産査定を監査しており、その結果に基づいて上記の引当を行っております。 求償債権以外の債権については、債権の貸倒れによる損失に備えるため、債権の回収可能性を勘案し、回収不能見込額を 計上しております。 ⑵ 賞与引当金 従業員への賞与の支払に備えるため、会社が算定した支給見込額を計上しております。 ⑶ 債務保証損失引当金 債務保証に係る損失に備えるため、予め定めている自己査定基準に則り、次の通り計上しております。 保証債務のうち、破綻先及び実質破綻先に係る保証債務については、保証債務額から、担保の処分可能見込額等を控除し た非保全部分の全額を計上しております。また、破綻懸念先に係る保証債務については、保証債務額から担保の処分可能 見込額を控除し、その残額のうち、一定の期間において内入実績があるなど、個別債務者毎の支払能力を総合的に判断し 必要と認める予想損失額を計上しております。 上記以外の保証債務については、過去の一定期間における実積率等に基づき計上しております。 すべての保証債務は、資産の自己査定基準に基づき、営業店及び審査管理部署が資産査定を実施し、当該部署から独立し た監査部署が資産査定を監査しており、その結果に基づいて上記の引当を行っております。 ⑷ 株主優待引当金 株主優待制度に基づく費用の発生に備えるため、翌事業年度において発生すると見込まれる額を計上しております。 ⑸ 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき、当事業年度末において発生して いると認められる額を計上しております。なお、退職給付債務の見込額は、簡便法により計算しております。 ⑹ 株式給付引当金 株式給付規程に基づく従業員への当社株式の給付に備えるため、当事業年度末における株式給付債務の見込額に基づき計 上しております。 5.収益及び費用の計上基準 収入保証料 主に、一括にて収受した保証料を前受収益として計上し、保証期間中の各年度において、残債方式(保証債務の想定残高 に対して一定の料率で収入保証料を算出する方法)により収益計上しております。 その他、各月において保証料を収受するものについては、保証債務の前月末残高に対して一定の料率で収入保証料を算出 し、各月に収益計上しております。 6.キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還 期限の到来する短期投資からなっております。 7.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項 消費税等の会計処理 消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。 ただし、資産に係る控除対象外消費税等のうち、法人税法に定める繰延消費税等については、長期前払費用に計上し5年間で均等償却しております。 29 ご挨拶 経営理念・経営方針 (表示方法の変更) W hat’ s New (キャッシュ・フロー計算書関係) 前事業年度において、 「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他の資産・負債の増減額」に含めていた「未払金の増減額(△は減少)」は、 金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組 み替えを行っております。 この結果、前事業年度のキャッシュ・フロー計算書において、 「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他の資産・負債の増減額」に表示し ていた9百万円は、「未払金の増減額(△は減少)」2百万円、「その他の資産・負債の増減額」6百万円として組み替えております。 (追加情報) 中期経営計画 (従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引) ⑴ 取引の概要 当社は、平成26年5月19日開催の取締役会決議に基づき、当社の株価や業績と従業員等(当社の従業員並びに当 社子会社の取締役及び従業員を含む、以下同じ。)の処遇の連動性をより高め、経済的な効果を株主の皆様と共有 することにより、株価及び業績向上への従業員等の意欲や士気を高めるため、従業員等に対して当社の株式を給 付するインセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」(以下、「本制度」という。)を導入しております。 本制度は、予め当社が定めた株式給付規程に基づき、一定の要件を満たした従業員等に対し当社株式を給付する仕 組みです。 当社は、従業員等に対し個人の貢献度等に応じてポイントを付与し、一定の条件により受給権の取得をしたとき に当該付与ポイントに相当する当社株式を給付します。従業員等に対し給付する株式については、予め信託設定 した金銭により将来分も含め取得し、信託財産として分別管理するものといたします。 本制度の導入により、従業員等の株価及び業績向上への関心が高まり、これまで以上に意欲的に業務に取り組む ことに寄与することが期待されます。 信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式と ⑵ 信託に残存する自社の株式 して計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、当事業年度末269百万円、100,700株であります。 業績ハイライト (一部繰上返済等に伴い発生する返戻保証料の返戻方法の変更) 当社は、お客さまの利便性向上のため、平成27年4月1日以降にお客さまがローンの「一部繰上返済」、 「返済期間の短縮」及び「一部繰上返済を伴っ た返済期間の短縮」の各お手続き(以下、「一部繰上返済等」という。)をされた際に発生する返戻保証料の返戻方法を、現行のローン完済時に一括 して返戻する方法から、お客さまが一部繰上返済等をされた都度、返戻する方法に変更することといたしました。また、これまでの一部繰上返済等 に伴って既に発生している返戻保証料につきましては、順次返戻しております。 これに伴い、当事業年度において、長期未払金が2,927百万円減少し、うち1,665百万円を未払金に振替えております。 (貸倒引当金繰入額) 営業費用の貸倒引当金繰入額△488百万円には、求償債権を債権回収会社へ譲渡したことによる貸倒引当金の戻入等が含まれております。 経営管理体制・内部管理態勢 (貸借対照表関係) 偶発債務 保証債務残高は次の通りであります。 住宅ローン等に対する保証債務(*) 9,159,733百万円 債務保証損失引当金 10,193 〃 差引 9,149,539百万円 (*)延滞利息については見積りが不能であるため、上記保証債務には含めておりません。 財務諸表 (株主資本等変動計算書関係) 1.発行済株式に関する事項 株式の種類 普通株式(株) 2.自己株式に関する事項 当事業年度期首 増加 68,858,200 減少 - 当事業年度末 - 68,858,200 株式の種類 当事業年度期首 増加 減少 普通株式(株) - 240 100,700 (注)1.当事業年度末の自己株式数には、株式給付信託(J-ESOP)が保有する当社株式が100,700株含まれております。 2.変動事由の概要 株式給付信託(J-ESOP)の当社株式取得による増加 100,700株 3.新株予約権等に関する事項 平成26年ストック・オプション としての新株予約権 合 計 4.配当に関する事項 ⑴ 配当金支払額 目的となる 株式の種類 当事業年度期首 - 株式の種類 平成26年6月20日 定時株主総会 普通株式 当事業年度末 当事業年度末残高 (百万円) - - - - 30 - - - - 30 1株当たり 配当額(円) 配当金の総額 (百万円) 2,065 30.00 基準日 効力発生日 平成26年3月31日 平成26年6月23日 店舗のご案内 決 議 目的となる株式の数(株) 増加 減少 100,940 コーポレートデータ 内 訳 当事業年度末 ⑵ 基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの 決 議 株式の種類 配当の原資 平成27年6月19日 定時株主総会 普通株式 利益剰余金 配当金の総額 (百万円) 3,305 1株当たり 配当額(円) 48.00 基準日 効力発生日 平成27年3月31日 平成27年6月22日 (注)平成27年6月19日定時株主総会決議による配当金の総額には、株式給付信託(J-ESOP)が保有する当社株式に対する配当金4百万円が含まれて おります。 30 財務諸表 (キャッシュ・フロー計算書関係) 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 現金及び預金 有価証券のうち3ヶ月以内に満期日の到来する公社債投資信託等 計 預入期間が3ヶ月を超える定期預金 現金及び現金同等物 112,693百万円 6,400 〃 119,093百万円 △103,855 〃 15,238百万円 (リース取引関係) 重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (金融商品関係) 1.金融商品の状況に関する事項 ⑴ 金融商品に対する取組方針 当社は、住宅ローン保証事業を中心とした信用保証事業を行っております。これらの事業を行うため、保証委託者より一括にて前受した保証料 については、安全性、確実性、流動性の高い運用を原則として、資産の保全を意識した長期的な視野に立った運用を行っております。また、デ リバティブを組み込んだ複合金融商品は、余剰資金の範囲内で行うこととし、リスクの高い取引は行わない方針であります。 ⑵ 金融商品の内容及びそのリスク 当社が保有する金融資産は、主として一括保証料として前受した現金及び預金、保証債務の履行請求により取得する求償債権、有価証券、金銭 の信託及び投資有価証券であります。 求償債権は、保証委託者の債務不履行によってもたらされる信用リスクに晒されており、厳しい経済環境等により保証委託契約に従った債務履 行がなされない可能性があります。 金銭の信託は、主に国内債券、外国債券、国内株式及びJ-REIT等を運用の対象としております。これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び市 場価格の変動リスクに晒されております。 有価証券及び投資有価証券は、主に国債・公債・事業債及び株式、組合出資金であり、満期保有目的の債券及びその他有価証券に区分し、保有 しております。これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び市場価格の変動リスクに晒されております。 未払金は、主として保証期間満了前に一部繰上返済(内入)を行った場合に、保証継続中であるため、その都度、保証料の返戻を行わなかった ことから生じた未返戻保証料であります。当社は、平成27年4月1日以降にお客さまがローンの「一部繰上返済」、「返済期間の短縮」及び「一 部繰上返済を伴った返済期間の短縮」の各お手続き(以下、「一部繰上返済等」という。)をされた都度、保証料を返戻し、また、これまでの一 部繰上返済等に伴って既に発生している返戻保証料も順次返戻しており、今後は流動性リスクが減少する見込みであります。 ⑶ 金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当社は、住宅ローン保証事業につき、審査規程及び保証債務・求償債権管理規程に従い、保証に関する体制を整備しております。 審査業務におきましては、厳格な審査基準に則り、適切な与信判断をするための知識・経験を持つ決裁権限者及び審査担当者が、定量情報と定 性情報を総合的に評価したうえで、審査を行っております。また、信用リスクの高い案件については、審査部において、審査及び決裁を行って おり、信用リスクに応じた審査体制を敷くことにより、保証債務の健全性の維持に努めております。 債権管理業務におきましては、代位弁済の抑制と求償債権の早期回収と回収金額の増大を基本方針とし、信用コストの抑制に努めております。代 位弁済の抑制につきましては、提携金融機関と連携して、初期延滞者の延滞原因を把握し、適切な助言を行うことにより、延滞長期化の防止を図っ ております。また、保証委託者の現況及び返済能力の早期把握に努め、返済正常化の可能性を見極めたうえで、条件変更の対応を行っております。 求償債権の早期回収・金額増加に向けた取組みとして、個別案件毎の状況に応じた担保物件の早期処分及び任意売却への誘導を行っております。 さらに、リスクの顕在化により当社の経営に不測の影響を及ぼす可能性が生じる事態を回避すべく、信用リスクの計量化と信用リスク管理の高 度化を図り、引当金の算定、自己資本管理に活用するなど、経営の健全性・安定性維持を図っております。 有価証券及び投資有価証券については、資金運用管理規程に従い、格付けの高い債券等を対象としているため、信用リスクは僅少であります。ま た、長期預金及び一部の投資有価証券についても、発行体の信用度は高い投資のみであり、信用リスクによる元本毀損リスクは僅少であります。 ②市場リスクの管理 当社における市場リスクとは、資産に占める割合の高い有価証券等の運用資産ならびに求償債権の価値の変動と定めており、資産の主な源泉は 住宅ローン保証の対価としていただく保証料であることから状況に応じて運用方針の見直しや適切な担保不動産処分の励行により、資産の保 全、損失の極小化に努めております。 具体的には、有価証券及び投資有価証券等の時価を日常的に監視し、分析、検証を行い、また、担保不動産処分の状況については、地域毎に担 保物件の処分方法(任意売却、不動産競売) 、回収期間の分析、検証を行い、それぞれリスク管理委員会へ報告することとしております。 ⑷ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定に おいては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。 31 ご挨拶 経営理念・経営方針 2.金融商品の時価等に関する事項 貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次の通りであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれて おりません((注2)を参照ください) 。 112,693 12,448 △ 7,536 4,912 差 額 112,693 40,661 17,991 20,254 8,300 204,812 2,516 4,225 6,742 - 4,912 - 43,542 17,991 20,254 7,979 207,373 2,516 4,225 6,742 2,880 - - △320 2,560 - - - 中期経営計画 ⑶ 有価証券及び投資有価証券 ① 満期保有目的の債券 ② その他有価証券 ⑷ 金銭の信託 ⑸ 長期預金 資産計 ⑴ 未払金 ⑵ 未払法人税等 負債計 (単位:百万円) 時 価 W hat’ s New ⑴ 現金及び預金 ⑵ 求償債権 貸倒引当金(*) 貸借対照表計上額 (*)求償債権に対応する貸倒引当金を控除しております。 (注1) 金融商品の時価の算定方法及び有価証券に関する事項 資 産 業績ハイライト ⑴ 現金及び預金 預金はすべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。 ⑵ 求償債権 求償債権については、担保等による回収見込額に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は決算日における貸借対照表価額から 現在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、当該価額をもって時価としております。 ⑶ 有価証券及び投資有価証券 これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、債券は取引金融機関から提示された価格によっております。 また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、注記事項「有価証券関係」を参照ください。 ⑷ 金銭の信託 金銭の信託については、取引金融機関から提示された価格によっております。 ⑸ 長期預金 長期預金については、取引金融機関から提示された価格によっております。 経営管理体制・内部管理態勢 負 債 ⑴ 未払金 未払金については、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっております。 ⑵ 未払法人税等 未払法人税等については、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっております。 (注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額 財務諸表 区 分 ① 非上場株式(*1) ② 組合出資金(*2) ③ 子会社株式(*3) 合 計 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 156 291 9 456 コーポレートデータ (*1)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 (*2)組合出資金については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 (*3)子会社株式については、非上場株式であり市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 (4)保証債務については、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 (注3) 金銭債権及び満期がある有価証券の決算日後の償還予定額 1年超5年以内 5年超10年以内 (単位:百万円) - - - 1,270 1,400 5,630 4,400 8,000 8,600 10,950 8,400 20,254 2,000 400 144,018 12,030 2,000 19,000 - - 112,693 - - - - - 10年超 - - - 店舗のご案内 ⑴ 現金及び預金 ⑵ 求償債権(*) ⑶ 有価証券及び投資有価証券 ① 満期保有目的の債券 国債・地方債等 社債 ② その他有価証券 その他 ⑷ 金銭の信託 ⑸ 長期預金 合 計 1年以内 - 6,300 17,250 (*)求償債権については、償還予定額が見込めないため記載しておりません。 32 財務諸表 (有価証券関係) 1.満期保有目的の債券 時価が貸借対照表計上額を 超えるもの 時価が貸借対照表計上額を 超えないもの 種 類 ⑴ 国債・地方債等 ⑵ 社債 小 計 ⑴ 国債・地方債等 ⑵ 社債 小 計 合 計 貸借対照表計上額 26,244 11,701 37,945 時 価 - (単位:百万円) 28,923 11,906 40,830 差 額 - 2,716 2,716 40,661 2,679 205 2,884 - △3 △3 2,712 2,712 43,542 2,880 2.子会社株式 子会社株式(貸借対照表計上額9百万円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難であることから記載しておりません。 3.その他有価証券 ⑴ 株式 ⑵ その他 種 類 貸借対照表計上額 取得原価 (単位:百万円) 差 額 620 412 208 3,161 3,080 80 小 計 3,781 3,493 288 △ 102 ⑴ 株式 1,412 1,515 貸借対照表計上額が ⑵ その他 △0 12,796 12,797 取得原価を超えないもの 小 計 △ 103 14,209 14,313 合 計 17,991 17,806 184 (注)非上場株式(貸借対照表計上額156百万円)及び組合出資金(貸借対照表計上額291百万円)については、市場価格がなく、時価を把握するこ 貸借対照表計上額が 取得原価を超えるもの とが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。 4.事業年度中に売却したその他有価証券 該当事項はありません。 5.減損処理を行った有価証券 当事業年度において、該当事項はありません。 なお、時価のある有価証券の減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合にはすべて減損処理を行い、30~ 50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。また、時価のない有価証券について は、実質価額が著しく低下した場合に減損処理を行っております。 (退職給付関係) 1.採用している退職給付制度の概要 当社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型の確定給付制度を採用しております。 確定給付企業年金制度(積立型制度であります。 )では、従業員の勤続年数、資格等級及び退職事由に基づいた一時金又は年金を支給しております。 なお、当社が有する確定給付企業年金制度は、簡便法により退職給付引当金及び退職給付費用を計算しております。 2.簡便法を適用した確定給付制度 ⑴ 簡便法を適用した制度の、退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表 退職給付引当金の期首残高 103百万円 退職給付費用 55 〃 制度への拠出額 △ 108 〃 退職給付引当金の期末残高 50百万円 ⑵ 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表 積立型制度の退職給付債務 年金資産 貸借対照表に計上された負債の金額 477百万円 △ 426 〃 50百万円 退職給付引当金 貸借対照表に計上された負債の金額 ⑶ 退職給付費用 50百万円 50百万円 簡便法で計算した退職給付費用 55百万円 (ストック・オプション等関係) 1.ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名 営業費用 33 30百万円 ご挨拶 経営理念・経営方針 2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況 ⑴ ストック・オプションの内容 平成26年6月20日 -株 13,350株 -株 ②単価情報 決議年月日 権利行使価格 行使時平均株価 付与日における公正な評価単価 平成26年6月20日 1円 -円 2,313円 中期経営計画 13,350株 -株 -株 13,350株 -株 -株 13,350株 業績ハイライト ①ストック・オプションの数 決議年月日 権利確定前 前事業年度末 付与 失効 権利確定 未確定残 権利確定後 前事業年度末 権利確定 権利行使 失効 未行使残 W hat’ s New 決議年月日 平成26年6月20日 付与対象者の区分及び人数 当社取締役4名 株式の種類及び付与数 普通株式 13,350株 付与日 平成26年7月23日 権利確定条件 権利確定条件は付されておりません。 対象勤務期間 対象勤務期間の定めはありません。 権利行使期間 平成26年7月24日~平成56年7月23日 ⑵ ストック・オプションの規模及びその変動状況 当事業年度(平成27年3月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記 載しております。 3.当事業年度に付与されたストック・オプションの公正な評価単価の見積方法 ⑴ 使用した評価技法 ブラック・ショールズ式 ⑵ 主な基礎数値及びその見積方法 経営管理体制・内部管理態勢 株価変動性 (注)1 54.8% (注)2 予想残存期間 11.2年 予想配当 (注)3 30円/株 (注)4 無リスク利子率 0.67% (注)1.上場後2年に満たないことから、類似会社の株価変動性を参考にしております。 2.付与対象者の予想在任期間を基に算定しております。 3.平成26年3月期の配当実績によります。 4.予想残存期間に対応する期間に対応する国債の利回りであります。 4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法 権利確定条件が付されていないため、付与数がそのまま権利確定数となります。 財務諸表 (税効果会計関係) 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 店舗のご案内 流動資産-繰延税金資産 固定資産-繰延税金資産 コーポレートデータ 繰延税金資産 貸倒引当金 1,257百万円 未払事業税 295 〃 賞与引当金 59 〃 債務保証損失引当金 3,374 〃 株主優待引当金 23 〃 再保証料 1,541 〃 ソフトウエア 30 〃 ソフトウエア仮勘定 8 〃 投資有価証券評価損 31 〃 資産除去債務 9 〃 前受収益 12 〃 退職給付引当金 16 〃 株式給付引当金 5 〃 その他有価証券評価差額金 4 〃 新株予約権 10 〃 その他 12 〃 繰延税金資産 小計 6,693百万円 △44 〃 評価性引当額 繰延税金資産 合計 6,648百万円 繰延税金負債 △ 61百万円 その他有価証券評価差額金 繰延税金負債 合計 △ 61百万円 繰延税金資産の純額 6,587百万円 (注)当事業年度における繰延税金資産の純額は、貸借対照表の以下の項目に含まれております。 5,021百万円 1,566 〃 34 財務諸表 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳 当事業年度における法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略してお ります。 3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正 「所得税法等の一部を改正する法律」及び「地方税法等の一部を改正する法律」が平成27年3月31日に公布されたことに伴い、当事業年度の繰延税 金資産及び繰延税金負債の計算(ただし、平成27年4月1日以降解消されるものに限る)に使用した法定実効税率は、前事業年度の35.64%から、回 収又は支払が見込まれる期間が平成27年4月1日から平成28年3月31日までのものは33.10%、平成28年4月1日以降のものについては32.34%にそれ ぞれ変更されております。 その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が552百万円減少し、当事業年度に計上された法人税等調整額が558百万円、 その他有価証券評価差額金額が6百万円それぞれ増加しております。 (資産除去債務関係) 当社は、本社事務所等の不動産賃貸借契約に基づく退去時における原状回復義務を資産除去債務として認識しておりますが、当該債務の総額に重要性が 乏しいため、記載を省略しております。 なお、当事業年度末における資産除去債務は、負債計上に代えて、不動産賃貸借契約に関連する敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合 理的に見積り、当事業年度の負担に属する金額を費用に計上する方法によっております。 (賃貸等不動産関係) 重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (セグメント情報等) 【セグメント情報】 当社の事業は、信用保証事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【関連情報】 1.製品及びサービスごとの情報 単一のサービス区分の外部顧客への営業収益が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)営業収益 本邦以外の外部顧客への営業収益がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報 外部顧客への営業収益のうち、損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。 (持分法損益等) 該当事項はありません。 (関連当事者情報) 重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (1株当たり情報) 1株当たり純資産額 879.81円 1株当たり当期純利益金額 219.68円 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 219.65円 (注)1.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、次の通りであります。 1株当たり当期純利益金額 当期純利益 15,112百万円 普通株主に帰属しない金額 普通株式に係る当期純利益 普通株式の期中平均株式数 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 当期純利益調整額 普通株式増加数 (うち新株予約権) 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり 当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要 -百万円 15,112百万円 68,793,888株 -百万円 9,214株 (9,214株) - 2.株主資本において自己株式として計上されている株式給付信託(J-ESOP)に残存する当社株式は、1株当たり当期純利益金額の算定上、期 中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており、また、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己 株式に含めております。 1株当たり当期純利益金額の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は当事業年度64,071株であり、1株当たり純資産額の算定上、 控除した当該自己株式の期末株式数は、当事業年度100,700株であります。 (重要な後発事象) 該当事項はありません。 35 ご挨拶 コーポレートデータ 称 全国保証株式会社 設 立 昭和 56年 (1981年) 2月 19日 (平成27年3月31日現在) W hat’ s New 名 経営理念・経営方針 会社概要 資 本 金 106億 8,177万円 上 場 市 場 東京証券取引所市場第一部 証券コード 7164 従 業 員 212名 社 東京都千代田区大手町二丁目 1番 1号 大手町野村ビル 24階 中期経営計画 本 店 舗 数 12店舗 (本社・本支店・営業所・債権管理センター) 事 業 内 容 信用保証業務・損害保険の代理業務・信用調査業務・生命保険の募集業務 営 業 区 域 日本国内全域 業績ハイライト 役員一覧 (平成27年6月19日現在) 石川 英治 常 勤 監 査 役 代表取締役専務 松田 勉 監 査 役 ※ 藤野 護 取 締 役 山口 隆 監 査 役 ※ 取 締 役 青木 裕一 監 査 役 取 締 役 ※ 小島 正之 取 締 役 ※ 小林 榮一郎 日野 正晴 経営管理体制・内部管理態勢 代表取締役社長 羽田 靖 目黒 謙一 ※は社外取締役および社外監査役であります。 財務諸表 子会社概要 称 株式会社全国ビジネスパートナー 設 立 平成 22年 (2010年) 4月 1日 コーポレートデータ 名 (平成27年3月31日現在) 資 本 金 900万円 本 社 東京都中央区日本橋本石町四丁目 2番 16号 Daiwa 日本橋本石町ビル 4階 事 業 内 容 事務の請負・受託・代行業務・情報処理および情報提供サービス業 店舗のご案内 36 店舗のご案内 本社・本店 ↑皇居 三菱UFJ 三菱東京 信託銀行 UFJ銀行 JR東京駅 A5出口 本社・本店 B2a出口 新大手町ビル 丸の内北口 神田→ 八重洲口 本 地下鉄 半蔵門線 丸の内 オアゾ 大手町タワー 地下鉄 丸ノ内線 大手町駅 大手町駅 丸の内 センタービル 地下鉄 東西線 日本生命丸の内ビル サンケイビル 丸の内 新丸の内 ビル ビル 大手町駅 地下鉄 千代田線 大手町ビル 永代通り 大手町駅 都営 三田線 社 〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目1番1号 大手町野村ビル24階 電話 03-3270-2300(代) 本 店 〒100-0004 営業第一部 東京都千代田区大手町二丁目1番1号 大手町野村ビル22階 電話 03-3270-2311(代) 本 店 〒100-0004 営業第二部 東京都千代田区大手町二丁目1番1号 大手町野村ビル22階 電話 03-3270-2313(代) JR東京駅 丸の内北口 徒歩5分 地下鉄東西線 大手町駅 B2a出口直結 地下鉄丸ノ内線・半蔵門線 大手町駅 A5出口 さっぽろ駅 JR札幌駅 七十七銀行 りそな銀行 大通駅 駅 らい み と な み 神奈川県警察 みなとみらい分庁舎 静岡銀行 名古屋支店 地下鉄東山線 三重銀行 錦通 野村證券 電気文化 会館 デイリーストア ドトールコーヒー 4番出口 セブンイレブン → 栄交差点 広小路通 日土地ビル 駅 町 木 桜 駅 町 木 桜 R J 馬車 道駅 りそな銀行 三井住友銀行 地下鉄鶴舞線 らい線 みなとみ よこはま コスモワールド 〒220-6212 神奈川県横浜市西区みなとみらい二丁目 3番 5号 クイーンズタワー C 12階 電話 045-640-3611 (代) みなとみらい線 みなとみらい駅 クイーンズスクエア方面改札口 徒歩 1分 JR・市営地下鉄 桜木町駅 徒歩 10分 37 〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町一丁目 2番 1号 仙台フコク生命ビル 3階 電話 022-726-3851 (代) JR 仙台駅 西口 徒歩 15分 地下鉄広瀬通駅 西 4番出口 徒歩 8分 伏見駅 線 羽 横 号 1 川 奈 ン イ 神 ラ 速 ー 高 ル 都 ブ 首 横浜市立 本町小学校 北線 地下鉄南 西口 JR仙台駅 美術の広場公園 横浜 ランドマーク タワー 西4番 出口 ダイエー 北洋銀行 〒060-0002 北海道札幌市中央区北二条西四丁目 1番地 北海道ビルヂング 9階 電話 011-219-5361 (代) JR 札幌駅 南口 徒歩 5分/地下鉄さっぽろ駅 徒歩 3分 地下鉄大通駅 徒歩 3分/札幌駅前通地下歩行空間 6番出口直結 横浜支店 フォーラス 藤崎 みずほ銀行 札幌グランドホテル 地下鉄東西線 社団法人 仙台歯科医師会 地下鉄広瀬通駅 岡三証券 大通公園 国分町通り 日本銀行別館 日本銀行 青葉通り 6番出口 仙台支店 みずほ銀行 ホテルグランテラス 仙台国分町 七十七銀行 広瀬通り 日本生命ビル NTT 駅前通 札幌支店 南口 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄二丁目 3番 1号 名古屋広小路ビルヂング 12階 電話 052-205-5031 (代) 地下鉄鶴舞線・地下鉄東山線 伏見駅 4番出口 徒歩 2分 ご挨拶 北陸ガス ビル 経営理念・経営方針 東大通り 弁天通り 新潟営業所 金沢支店 三井ビル 明治ビル 金沢都ホテル ホテル日航金沢 ホテル金沢 住友ビル 帝石ビル 安田ビル 三井物産ビル マルタケビル 全日空 ホテル 金沢駅 北陸鉄道 県立音楽堂 東口 JR金沢駅 〒950-0087 新潟県新潟市中央区東大通一丁目 2番 25号 北越第一ビルディング 7階 電話 025-290-5501 (代) JR 新潟駅 万代口 徒歩 3分 〒920-0856 石川県金沢市昭和町 16番1号 ヴィサージュ 5階 電話 076-263-2521 (代) JR 金沢駅 東口 徒歩 1分 城南通り 淀屋橋駅 土佐堀通 日本生命本館 県庁 バスセンター 業績ハイライト 三越 福屋 経営管理体制・内部管理態勢 大博通り ローソン 財務諸表 明治通り 至天神 博多座 冷泉公園 南口 地方銀行 会館 東京都 千代田区 合同庁舎 区立常盤 小学校 高 速 都 区立常磐幼稚園 環 通り 江戸 京王プレッソイン 大手町 本橋駅 JR新日 り 線 洲 重 八 通 堀 線 外 状 速 〒880-0806 宮崎県宮崎市広島一丁目 18番 12号 宮崎フコク生命ビル 9階 電話 0985-27-2903 (代) JR 宮崎駅 西口 徒歩 5分 大手町 駅 至鹿児島 心 高 都 首 三菱総合 研究所ビル A2出口 店舗のご案内 都 通り 中央 JR 神田 駅 西口 債権管理 センター コーポレートデータ 〒812-0025 福岡県福岡市博多区店屋町 8番 30号 博多フコク生命ビル 6階 電話 092-283-4350 (代) 地下鉄呉服町駅 1番出口 徒歩 1分 首 宮崎県庁 至博多駅 番出口 鹿児島銀行 宮崎支店 呉服町 ビジネス センター 外堀通 り 宮崎NTT 睦屋ビル 高千穂通 り ↑都市高速 千代ランプ 呉服町駅 西口 駅 JR宮崎 山形屋 デパート 宮崎中央 郵便局 新生銀行 通り 至小倉 カリーノ 宮崎 野村證券 菊池寛 〒760-0017 香川県高松市番町一丁目 6番 1号 住友生命高松ビル 10階 電話 087-823-6011 (代) 高松琴平電鉄 瓦町駅 西口 徒歩 5分 宮崎営業所 八丁堀 1 昭和通り 高松病院 瓦町駅 香川県庁 GS 至築港 鹿島四国支店ビル 水道局 フェリー 通り 中央公園 福岡支店 高松ワシントン ホテルプラザ 都市高速 呉服町ランプ 日通ビル 高松市役所 中央通り 平成27年 4月1日開設 広島銀行 本店 〒730-0032 広島県広島市中区立町 2番 27号 NBF 広島立町ビル 10階 電話 082-504-8844 (代) 広島電鉄本線 立町電停前 徒歩 1分 高松市美術館 高松高校 東急ハンズ 立町 本通り 地下鉄堺筋線 地下鉄御堂筋線 御堂筋 紙屋町 本通り商店街 〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋四丁目 1番 1号 淀屋橋三井ビルディング 3階 電話 06-6226-1617 (代) 地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅 10番出口直結 高松営業所 あおぞら銀行 淀屋橋駅 地下鉄四つ橋線 難波↓ 北浜駅 肥後橋駅 みずほ銀行 10番出口 市民病院 広島支店 (京阪本線) 白島通り 土佐堀川 明治安田生命 大阪御堂筋ビル 中期経営計画 梅田↑ 日本銀行 大阪支店 W hat’ s New 万代口 JR新潟駅 至東京 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町四丁目 2番 16号 Daiwa 日本橋本石町ビル 3階 電話 03-3275-3450 (代) JR 神田駅 南口 徒歩 3分 38 ht tp://w w w.zenkoku.co. j p 〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目1番1号 大手町野村ビル24階 TEL:03-3270-2300(代)
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