日 時 平成22年2月18日(木) 13:30~17:00 場 所 くに

日 時 平成22年2月18日(木)
13:30~17:00
場 所 くにびきメッセ1F 小ホール
主 催 国立大学法人島根大学
独立行政法人国立高等専門学校機構 松江工業高等専門学校
島根県、財団法人しまね産業振興財団
後 援 松江市、社団法人島根県情報産業協会、しまねOSS協議会
※現在発表者及びその内容等が調整中であるため、予告なく変更する場合がありますので、予めご了承下さい。
※プログラム等については、財団法人しまね産業振興財団のホームページなどでご確認ご確認頂きますようお願いいたします。
このたび、教育・研究機関である島根大学、松江工業高等専門学校と産業界の交
流機会を創出し、新たな産学官の取り組みを推進することを目的として、島根大学、
松江工業高等専門学校、島根県、しまね産業振興財団が共催し、発表会・展示会を
開催することといたしました。
この発表会・展示会では、情報技術に関して、島根大学、松江工業高等専門学校の
研究内容や応用可能な分野や利用シーンなどをご発表いただくとともに、研究成果
をパネル展示とあわせて説明することといたしております。
この発表会・展示会を通して、さらなるビジネス拡大のためのアイディアや人材確
保、新技術開発に繋がるシーズ情報が得られる場となります。
また、島根大学、松江工業高等専門学校の研究内容を、より深めるために、交流会
も開催いたします。
この機会にぜひご参加ください。
※交流会参加の場合は
3,000円/人
が必要です
【島根大学発表・展示内容一覧】
代表者
発表種別
縄手雅彦
展示
下舞 豊志
展示
加藤 裕一
展示
小林 聡
発表
展示
平川 正人
発表
展示
六井 淳
発表
展示
齊藤 智也
発表
展示
山田 泰寛
展示
タイトル(25字以内)
内容(200字以内)
肢体不自由や発達に障害のある児童の教育ならびに療育において、視覚認
知や記憶、推測などの能力を訓練する際に、ゲーム性のある楽しめる環境
を提供することで、学習意欲を高め継続性を持たせることが可能となる。
脳の機能に障害のある方へのコンピュータ
我々は、特別支援学校や療育施設を訪問し、自作のデバイスやゲームソフト
を用いる支援手法の開発
で遊ぶことにより視知覚機能の訓練を行ってきた。ここでは、それらの最近
の成果について報告するとともに、実際にデモを行って、我々の訓練方法を
体験してもらう。
汽水域である宍道湖・中海の水質環境のモニタリングのために、衛星リモー
トセンシングを用いる基礎研究を行っています。
衛星搭載センサーMODISを用いた宍道湖・
これまで衛星搭載光学センサーMODISを用いて、準リアルタイムで宍道湖・
中海における濁度の準リアルタイムモニ
中海の濁度分布図を作成して、インターネット上に自動公開するモニタリング
ターシステムの開発
システムを開発してきました。
当日はこのシステムに関する展示を行います。
ラフ集合による高速ルール抽出ソフトウエアの開発/外的基準のあるカテゴ
リカルデータベースに埋もれているルールをif-then形式でルール抽出する手
法としてラフ集合理論が知られている。一般にこのルール抽出はNPハードな
ラフ集合による高速ルール抽出ソフトウエ
問題として知られている。しかしながら、ある程度のデータサイズであれば原
アの開発
則論に従って抽出ソフトの実現が可能である。本ソフトは、既存ソフトよりも
数十倍大きなデータサイズが扱え、かつ高速なルール抽出ソストウエア開発
を開発した。
arχves: 確認者に対応した研究記録管理・ ネットワークを活用したblogをベースとして実現した、確認者に対応した研究
公開・検証システム
記録管理・公開・検証システムarχvesについて紹介する。
人間がコンピュータを意識することなくコンピュータを使えるように、マウスや
キーボードを用いる従来の操作方式から離れた新しい対話型システムにつ
いて研究を行っている。
具体的な試みとして、水を張った水槽に手や指を差し込んだり水をすくったり
コンピュータを意識させないコンピュータ
する動作をコンピュータが認識し、それに反応して動作するシステム、音の位
置を自在に制御することができるテーブル型のマルチメディアシステムなど
を紹介する。
より詳しくはHPを参照(http://www.cis.shimane-u.ac.jp/~hirakawa/)。
二次元の単色コードを多層に配置することで、大容量、並列読取り、立体情
報格納(三次元)が可能なカラーコードを提案する。ジョイントステレオ符号化
を基礎とし、木構造を利用することで暗号化による情報保護も容易に行うこ
情報保護機能付き三次元カラーバーコード
とができる。現在、最も普及している既存バーコードには容量の問題があり、
システム
ネットを利用したIndexコードが主流である。提案する三次元コードは情報容
量が多いだけでなく、著作権保護が可能であるため、音楽情報や映像情報
を扱う新しい分野を開拓可能である。
本研究は、CATVネットワークにおける利用者間の競合を解消することによ
り、実質的な通信速度を向上させることを目的としている。
利用者間の競合を解消するためのアルゴリズムを提案し、計算機シミュレー
CATVネットワークの競合解消に関する研
ションによる性能評価を行った。
究
シミュレーション結果より、提案したアルゴリズムは従来のものに比べて通信
速度を向上させること、ならびに1つの回線に収容可能な利用者数を増加さ
せることが示された。
現在、私たちは膨大な量の情報やテキストを扱うことが可能になりました。増
え続ける情報の中から効率良く必要な情報を探し出す技術、有用な情報を
発見する技術が求められています。本研究室では、Webやテキストを対象と
情報検索とテキストマイニング
した情報検索技術の開発、テキストマイニングのような知識発見技術の開発
を目指しています。パネル展示では、検索結果をユーザの選択した2つの観
点に基づいて分類し、2次元マップとして表示するマトリックス検索システムに
ついて紹介します。
【松江工業高等専門学校発表・展示内容一覧】
代表者
発表種別
藤井 諭
展示
福岡 久雄
タイトル(25字以内)
内容(200字以内)
携帯端末を用いたユビキタスな史跡学習システムを紹介する。事前学習は
3Dと携帯端末を用いた史跡学習支援シス PC上で3Dによる仮想空間を用いて行う。実地学習でもちいる携帯端末には
テムの開発
最新のスマートフォンを用い、タッチペンによる手書きスケッチなども可能と
する。
展示
Ruby応用システムの開発
Ruby応用システムとして、Computer Science Unpluggedのe-Learning化と、
並列プログラミングモデルLindaを用いたタクシー配車システムの試作につい
て展示する。
展示
イメージ処理系技術の開発
イメージ処理系技術の開発として、画像割符におけるシェア画像の圧縮技術
および表示画面イメージに基づく一時的データ処理の提案について展示す
る。
発表
松江高専情報工学科 福岡研究室の研究活動 福岡研究室における研究活動について網羅的に紹介する。
A社の主力製品である大型印刷機は数千点もの部品から構成され、独自の
工程管理方法の元で製造されている。市販システムはA社独自の工程管理
方式に対応できず、個別のカスタマイズが必至である。カスタマイズされたシ
ステムは高価格となり、資金的に導入が困難な状態が続き、作業遅延や管
理ミスなど業務に支障が出ていた。それらの問題を解決するために、我々は
MZPlatformを用いてA社業務に最適なシステムを開発した。
発表
展示
部品発注・納品管理による生産工程管理
システム(発表者:荒木孝行)
発表
展示
金属加工会社では毎日多数の製品加工を行っているが、その工程管理は紙
媒体で行われており、日々の作業内容をデータベースに手動登録する形態
金属加工会社における生産工程管理シス である。そのため、電子データとして確認できる作業進捗は前日分までに限
テムの開発(発表者:清水邦宏)
定され、リアルタイムでの工程管理が行えないという問題があった。その解
決のため、バーコードを利用したリアルタイムでの工程進捗管理機能と各種
検索・集計機能をもつ低価格・高機能な生産工程管理システムを開発した。
展示
視線入力装置の多くは赤外線を用いており、その安全性については完全に
は保証されていない。一方、特殊な照明を必要としない視線入力装置の研
自然光下における視線測定法の計測精度
究も進められているが、計測精度が低いという欠点がある。そこで、角膜表
向上に関する検討
面に写り込んだ背景像を利用することにより、計測精度を向上させる方法に
ついて基礎的検討を進めている。
金山 典世
展示
現在のWebコンテンツは、URLを用いて相互にリンクされているが、これらの
連関は日々更新され、新しい情報へと書き換えられている。しかし、Webコン
Webコンテンツの歴史的蓄積方法に関する テンツも人類の知的遺産と考えるならば、過去の情報が日々喪失されている
研究
とも言える。本研究では、網の目のようにハイパーリンクでリンクされた情報
を、現在のみならず、過去の情報まで含めてリンクすることによって、Webを
歴史的知的遺産のライブラリと変化させることを目的としている。
原 元司
展示
3次元配置されたセンサネットワークにおけるデータの経路制御は、実用上
3-Dセンサネットワークにおけるルーティン
重要であるがほとんど研究が行われていない。そこで、本研究室でこれまで
グ手法の提案
研究を行っているBGR(Blind Geograhic Routing)の改良手法を紹介する。
展示
RFIDを用いたバス乗客管理システム
RFIDを用いて人やモノを管理する研究開発が進んでいる。ここでは、観光バ
スの乗客にICタグを搭載した名札を配布することで、乗客の乗車/降車を管
理するシステムに関する研究開発を紹介する。
発表
渡部研究室の研究内容
~人工知能とその他の研究について~
渡部研究室で過去に研究された内容について、人工知能(ニューラルネット
ワーク)の応用事例を中心に紹介する。
展示
画像を用いた作曲アルゴリズムの検討
ペイントツールで描画した画像や既存の画像ファイルから色や形状を分析
し、それらの画像情報から自動作曲を行う新しい作曲ツールについて展示す
る
展示
最新のコンピュータ将棋と囲碁の紹介
コンピュータ将棋と囲碁の開発の最前線について実演を交えて紹介する。
発表
囲碁評価関数の新しい自動学習手法
最新のコンピュータ囲碁について解説し、将棋で成功した囲碁評価関数の新
しい機械学習手法を紹介する。
越田 高志
田邊 喜一
渡部 徹
和田守 美穂
橋本 剛
廣瀬 誠
展示
加藤 聡
展示
ポータブルなステレオ計測装置の開発には、簡易で高速なカメラキャリブ
レーションは不可欠である。これを実現する代表的な手法に、チェスボードパ
ステレオ計測におけるQRコードを用いたセ ターンをカメラで撮影し得られる画像からカメラパラメータを求めるZhangの手
ルフカメラキャリブレーション手法の提案
法がある。本研究では、チェスボードパターンよりも実世界に普及している
QRコードを利用することによって、Zhangの手法よりも更に汎用的なカメラ
キャリブレーションを提案する。
デスクトップPC用のハイエンドVGAカードに搭載されているプロセッサ(GPU)
VGAカードを用いた数値計算の高速化につ
を、汎用の数値計算用プロセッサとして利用する方法を説明し、本研究室で
いて
行った、具体的なアプリケーションの高速化例を紹介する。
※現在発表者及びその内容等が調整中であるため、予告なく変更する場合がありますので、 予めご了承下さい。
※プログラム等については、財団法人しまね産業振興財団のホームページなどでご確認頂きますようお願いいたします。
【注意事項】
1.下記の申込書に必要事項をご記入のうえ、原則として E-mail または FAX でお申し込みください。
2.発表会・展示会へのご参加は無料です。
3.交流会へご参加の場合は、お一人3,000円いただきます。当日会場にて、直接お支払ください。
会 社 情 報
貴 社 名
(〒
所 在 地
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申込責任(担当)者情報
お名前
TEL
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所属部課・役職名
FAX
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)
e-mail アドレス
受 講 者 情 報
お名前
所属部課・役職
e-mail アドレス
島根孝太郎
システム部 主任
it@joho-shimane.or.jp
発表
展示
交流会
①
②
③
④
⑤
例
○
○
【お申込先/お問合せ先】
財団法人しまね産業振興財団(担当 安田・錦織)
〒690-0816 松江市北陵町1
TEL 0852-60-5110 FAX 0852-60-5106 e-mail:it@joho-shimane.or.jp
開示いただいた個人情報は、「しまね情報分野研究シーズ発表会」開催に係る運営・管理及び当発表会後のアンケ
ートや主催者である国立大学法人島根大学、独立行政法人国立高等専門学校機構 松江工業高等専門学校、島根県、
しまね産業振興財団からのアンケート調査や事業紹介などの範囲以外で使用することはありません。