平成19年度(2007年度) ルノー財団プログラム フランス派遣留学生

平成19年度(2007年度)
ルノー財団プログラム フランス派遣留学生募集要項
ルノー財団 Cycle Majorsプログラム,国際 MBA プログラム,及びParisTech(*) 修士号プログラムへ参
加希望学生の募集を行います。学内選考会では,フランス語能力や志望動機を参考にして,ルノー財団への
推薦者の選考を行います(国際MBAプログラムに関しては個人応募となりますが,学内選考会にできる限り
参加し,アドバイスを受けて下さい)。学内選考会では本学からルノー財団への推薦者を決定します。プログ
ラムへの正式な採用は,ルノー財団の決定によります。プログラム参加希望者はルノー財団のHPも参照し,
情報を得るようにして下さい。(http://www.fondation.renault.com/)
*ParisTech−フランスにおいて理工学の分野でトップレベルの11の大学からなる連合体。ルノー財団プロ
グラムに参加している大学は各プログラムにより異なります。
1. 応募資格
①Cycle Majorsプログラム
・ プログラム参加時に学士号,または修士号を取得済みであること。
・ 2007年4月1日に本学に在籍していること。
・ 2007年7月1日に35歳以下であること。
・ 十分なフランス語能力(以下の資格)を有すること。ただし学内選考時では,仏検3−4級程度以上
の試験を実施し,十分な語学力があると判断される者にも応募を認める。詳細は学内支援グルー
プ(留学生課)へ問い合わせること。
*DELF(フランス文化省認定フランス語資格試験)取得
*TFI(TOEIC グループによる国際的フランス語学力試験)で550点以上
*TCF(フランス文部省認定フランス語能力テスト)レベル4以上
*TEF(パリ商工会議所によるフランス語能力試験)レベル4以上
②国際 MBA プログラム
・ プログラム参加時に学士号,または修士号を取得済みであること。
・ 2007年7月1日に35歳以下であること
・ 十分なフランス語能力を有すること(必要なレベルはCycle Majorsプログラムに準ずる)
③Paris Tech 修士号プログラム
・ プログラム参加時に工学の分野で学士号,または修士号取得済みであること。
・ 2007年7月1日に35歳以下であること。
・ 十分なフランス語能力を有すること(必要なレベルはCycle Majorsプログラムに準ずる)
2. プログラムの主な内容
① Cycle Majorsプログラム
・ 日本の協定大学の学生を対象として,学生の研究分野における修士レベルの教育を行います。
・ 期間:2007年7月から2008年6月末までの12ヶ月のプログラム。7月はパリにおけるフランス語
集中講座,8月はヨーロッパ視察旅行。その後派遣先の大学で10ヶ月の受講・研究を行う。
・ 費用:旅費・学費・生活費はルノー財団から支給される。
・ 留学先(パリ第1大学(パンテオン・ソルボンヌ)または ParisTech)と,留学先におけるコースを下記
から選択する。
*パリ第1大学
1) マスター1
学士の学位を有する者
2) マスター2
修士課程に在籍している者
*ParisTech 国際課程
(ポリテクニック工科大学,パリ国立高等化学大学,国立高等通信大学,国立パリ・グリニョン農
学大学,パリ市立高等工業物理化学大学)
「デジタルおよび電子コミュニケーション」,「信号,イメージおよびビジョン」,「機械」,「物理学およ
びマイクロ・ナノ・オプト エレクトロニクス」,「流体力学および柔軟材料」,「センサーおよび超音波」,
「生物学,食物およびバイオ製品」,「農業科学」,「化学処理工学,モデリングおよびシミュレーショ
ン」,「生命化学,薬品化学,化粧品化学」
② 国際 MBA プログラム
・ パリ第一大学(パンテオン・ソルボンヌ)とパリ・ドフィーヌ大学が連合し,新しい情報技術に基づい
た国際マネジメント教育を行います。
・ 期間:2007年7月から2008年6月までの12ヶ月間のプログラム。7月はパリにおけるフランス語
集中講座,8月はヨーロッパの視察旅行。その後派遣先の大学で10ヶ月の受講・研究を行う(ルノ
ーグループでの4ヶ月間の企業研修を含む)。
・ 費用:旅費・学費・生活費はルノー財団から支給される。
③ ParisTech修士号プログラム
・ 持続可能な開発で問題となっている交通環境論,「交通論と持続可能な開発」をテーマとしていま
す。一流のParisTech専門家を招き,工業的,科学的及び社会的観点から,とりわけモデリング・
ツールを中心に,関連する問題の全体像を幅広くかつ高水準につかめるよう設定しています。本コ
ースは,専門的研究にくわえて関連する社会経済的テーマを検討し,学生に意志決定及び評価法
を指導します。
・ 期間:2007年7月から2008年11月までの17ヶ月のプログラム。7月はパリにおけるフランス語
集中講座,8月はヨーロッパの視察旅行。その後派遣先の大学で15ヶ月の受講・研究を行う(ルノ
ーグループでの5ヶ月間の企業研修を含む)。
・ 費用:旅費・学費・生活費はルノー財団から支給される。
*ParisTech修士号は,学際的な研修を修了した技術者に与えられる科学的及び技術的な学位です。
フランス大学制度の下,理工系名門校の連合体ParisTechが授与する DNM (National Master s
Degree:国が定める修士号)です。
3. 応募方法および応募期間
①応募書類
1)ルノー財団プログラム願書(様式1)
2)志望理由書・計画書 (様式2)
3)指導教員推薦状(日本語・様式任意)
4)学部及び大学院成績証明書(日本語,コピーでも可)
5)大学院在学または大学院合格証明書(日本語,コピーでも可)
注意)*上記書類は学内選考用であり,推薦決定後は,別途ルノー財団へ願書等を提出する必要があ
る。詳細はルノー財団ホームページおよび学内支援グループ(留学生課)に確認すること。
②配布・提出先
配布先: 学内支援グループ(留学生課)(本館1階:121号室)
※応募書類は留学生課のHPからも入手できます。
http://www.gakumu.titech.ac.jp/ryugaku/office/home_j.html
提出先:学内支援グループ(留学生課)(大岡山本館1階:121号室)
③提 出 期 限 平成18年9月1日(金)必着
4. 学内選考会
平成18年10月4日(水)に実施予定。筆記試験(3∼4級程度)及び面接(仏語と日本語)を行います。(詳しい日
時,場所等については9月22日(金)までに別途掲示します。)
5.学内選考結果通知
選考結果は,10月中旬に書面で応募者宛に送付します(選考結果の問い合わせは,原則受け付けませ
ん)。
6.ルノー財団による選考
①Cycle Majorsプログラム
・本学から推薦および願書の提出後,ルノー財団と派遣先機関の書類審査およびフランス語による面
接が行われる。
②国際MBAプログラム
・オンライン出願の後,ルノー財団および派遣先機関により書面審査,適性検査,フランス語による面
接が行われる。
③ParisTech修士号プログラム
・本学から推薦およびオンライン出願の後,ルノー財団および派遣先機関により書面審査,フランス語
による面接が行われる。
7.その他
・本プログラムにより派遣中の本学での学事上の身分等については,学内支援グループ(留学生課)にお問
い合わせください。
【参考】ルノー財団 http://www.fondation.renault.com/
国際 MBA プログラム http//www.mbaip.fondation.renault.com/
ParisTech修士号プログラム www.masterparistech.fondation.renault.com
DELF について 東京日仏学院 http://www.ifjtokyo.or.jp/top_j.html
関西日仏学館 http://www.ifjkansai.or.jp/institut_jp.html
TCFについて 東京日仏学院 http://www.ifjtokyo.or.jp/top_j.html
TEFについて 日仏文化協会 http://www.ccfj.com/
※TFIについては定期的な公開テストを実施していません。ルノー財団プログラム希望者のために
9月中に試験を実施予定です。詳細については学内支援グループ(留学生課)にお問い合わせ
ください。
本件照会先:国際室学内支援グループ(留学生課)(大岡山キャンパス 本館121号室)
担当:上田
内線:3027,7170
メールアドレス:hakenryugaku@jim.titech.ac.jp