(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業 民間事業者向け

(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業
民間事業者向け事業説明会
説明資料
平成24年7月11日
京丹波町
(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業説明会
本日の説明内容
1.事業概要について
2.事業予定地について
3. 事業スキームについて
4.実施方針(案)について
5.その他
1
(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業説明会
1.事業概要について
(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_1.事業概要について
丹波高原文化の郷●京丹波
<概要>
京丹波町は、京都縦貫自動車道やJR
山陰本線をはじめ、国道9号、27号、17
3号などが交わる等、交通環境に恵まれ
ています。
<大都市近郊の自然豊かな農業地域>
京丹波町は、京都、大阪、神戸等の大
都市地域の郊外にあって、それぞれから
おおむね1時間という距離圏に位置して
います。
この立地特性を生かして、古くから京都、
大阪、神戸等への食の供給地としての役
割を果たしています。
(出典:京丹波みどりのめぐみ紀行)
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_1.事業概要について
1-1 地域振興拠点整備の目的
●拠点整備の背景
・京都縦貫自動車道の開通に伴い、利便性の
向上をもたらす反面、「通過するまち」となるこ
とが懸念されます。
・一方、本町内に丹波PA(仮称)の整備が予定
されており、自動車道を通行する車を地域資
源と捉えて地域活性化に活用できる絶好の機
会となっています。
事業箇所
事業箇所
●拠点整備の目的
・地域との関わりの入り口として丹波PA(仮称)と一体的な地域振興拠点を整備す
ることで、通過交通の確実な誘導による経済収入の確保を目指します。また、地
域情報の発信、交流による地域活性化、さらには施設利用をきっかけとした地域
への直接誘導を目指します。
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_1.事業概要について
1-2 地域振興拠点の整備方針
(1)基本コンセプト
ハイウェイテラス・京たんば
∼温かみとこだわりでもてなす京都丹波ブランドの発信基地∼
(2)整備の方向性
1)古墳とおもてなしに出会え、自然が包み込む交流拠点
塩谷古墳群の歴史や周囲の田園風景、高低差のある地形、隣接する丹波自然運動公園
等の周辺環境を活かし、来訪者が休憩や買い物、美しい眺望、地域の歴史、人々とのふれ
あいを楽しむことができる、交流拠点としての役割を発揮
2)京丹波町そして丹波地域全体の魅力を伝える情報発信拠点
町内の既存施設とターゲットを差別化し、京丹波町各地の旬の情報をきめ細かく提
供することで、町内への周遊や滞在を促します。また、丹波地域全体の魅力を発信し
て、地域全体の活性化を盛り立てる役割を発揮
3)ふるさとの知恵と自然の恵みがつまったおいしさの拠点
地元農産物を並べらだけでなく、商品に込められた作り手の心やふるさとの知恵や
工夫を感じることができるよう、品質管理にもこだわり、京都丹波ブランドを一層高
める「おいしさの拠点」としての役割を発揮
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_1.事業概要について
■導入機能と機能配置の基本的な考え方
●北側に広がる田園風景、丹波自然
運動公園への眺望
盛土上に施設整備するという特徴を活かし、
北側への眺望が確保できる位置に建物を配
置します。
●塩谷古墳公園との近接性の確保
塩谷古墳公園の隣に施設整備することから、
歴史や自然的空間の活用をめざし、建物西
側に人のための空間を配置します。
●3つの駐車場から同程度の距離を
確保
本施設の利便性を高めるため、京都行き
駐車場、宮津行き駐車場、及び一般駐車場
の3つの駐車場から均等な距離となるよう、
建物を配置します。
(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_1.事業概要について
1-3 地域振興拠点の整備計画
導入機能
交流拠点
施設名
交流広場
整備の基本方針
家族みんなで楽しむことのできる施設や地元の団体・サークル・小中学生
の活動や発表の場として利用することのできる屋外型のイベント施設の整
備が考えられる。また、古墳や田園などの風景を楽しみリラックスできる空
間として整備する。
地域の紹介、周辺施設、地域のイベントの情報発信コーナーや地元団体・
サークルの作品等の展示スペースを整備する。
情報発信拠点
バスの停留所やレンタサイクル等の地域を周遊するための入口となる空
周遊サービス施設
間を確保する。
地元産農作物と美しい風景を両方堪能できるレストラン、カフェを整備す
飲食施設
る。
特産物販売施設
地域の特産品や加工品、野菜等農作物販売スペースを確保する。
おいしさの拠点
地元農家で構成される販売部会が農作物の生産、品質について会員研修
ミーティングルーム
などを行う。
加工施設
新たな京都丹波ブランドとなりうる加工品を製造する。
便所
縦貫道の交通量および桧山須知線からの利用者を踏まえて整備する。
事務室
会議室
管理運営に必要なスペースを想定する。
更衣室
その他
倉庫
電気・機械室
地域情報発信センター
防災拠点施設
大規模災害時における、救援物資等の中継基地、救援部隊等の活動拠
点および道路利用者の一時避難施設として機能する施設を整備する。
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_1.事業概要について
1-4 事業スケジュール
年度
H22
丹波綾部道路
H23
4月∼
7月∼
H24
10月∼
H25
1月∼
H26
設計・工事
計画
企画調査
基本計画策定
測量調査
現地測量
用地測量
路線測量
文化財調査
文化財調査
地質調査
物件調査
設計
供
用
開
始
基本設計
実施設計
地域振興拠点
・アプローチ道路、調整池、駐車場、用排水路、修景等の詳細設計
用地
事業認定
・事前説明会開催
用地取得
工事
造成工事
・用地取得後、造成に着手
道路・調整池等工事(建築物除く)
事業者選定(地域振興施設の建築・運営)
事業者選定
・DBO方式により、建物の設計・工事・運営を一体的に発注
建築設計
建築工事
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業説明会
2.事業予定地について
(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_2.事業予定地について
2-1 事業予定地の概要
(1)京都縦貫自動車道(丹波綾部道路)の概要
・京都縦貫自動車道は、京都府の北
部地域と南部地域を結ぶ、全長約
100kmの高規格幹線道路です。
・京丹波わちIC∼丹波ICの未供用区
間は、平成26年度の供用を目指し
て工事が進められています。
・完成により、名神高速道路、舞鶴
若狭自動車道などと接続され、高速
道路ネットワークが構築されます。
由良川PA
丹波PA
南丹PA
・縦貫道には、すでに2箇所のPAが
供用されており、丹波PA(仮称)と
併せて、3ヶ所設置されます。
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_2.事業予定地について
(2)地域振興拠点の整備予定地
・本施設は丹波PA(仮称)周辺に
整備を計画しており、京丹波町
曽根地内を対象地としています。
京
・対象地は、塩谷古墳公園、丹波
自然運動公園に近接し、北側で
府道桧山須知線に面しています。
事業予定地
丹波自然運動公園
塩谷古墳公園
PA
対象地
丹波IC
事業予定地
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_2.事業予定地について
2-2 施設配置図(案)
【全体図】
●3つの駐車場か
ら 同程度の距離
の 位置に配置
●塩谷古墳公園との
近接性の確保
塩谷古墳公園
●北側に広がる田園
風景、丹波自然運
動公園への眺望
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_2.事業予定地について
【拡大図】
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_2.事業予定地について
2-3 丹波PA(仮称)との連結
• 丹波PA(仮称)を地域活性化に有効活用するため、地域振興拠点施設との連結を国
土交通省に申し出をして、許可申請を行う予定者として選定されました。
• また、「道の駅」の登録に向けた準備を進めるなど、施設の利用促進に向けて取り組
んでいます。
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業説明会
3.事業スキームについて
(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_3事業スキームについて
3-1 事業スキーム
本事業は、DBO(Design-Build-Operate)方式で実施します。本町は、選定事業者と基本契約、建設
共同事業体と設計建設工事請負契約、SPCと維持管理・運営業務委託契約を、それぞれ締結します。
交付金
国
財政融資資金
京丹波町
起債
設計建設工事
請負契約
選定事業者
基本
契約
地代家賃、
納付金
非収益施
設分を分
割払い
一括
払い
建設共同企業体
(設計企業、建設企業)
維持管理・運営
業務委託契約
出資・配当
維持管理企業
SPC※
特別目的会社
運営企業
協力企業
サービス提供
料金
利用者
※本事業を実施するため
に、代表企業、構成企
業等の出資により設立
される会社
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_3事業スキームについて
3-2 従来方式とDBO方式の違い
従来方式
DBO方式
町
町
設計建設工
事請負契約
設計業務
委託契約
維持管理・
建設工事
運営業務委
請負契約
託契約
維持管理・運営
業務委託契約
基本
契約
性能発注
コンソーシアム
契約に基づく
仕様発注
設計・建設
JV
SPC
DBO業者自らの
提案に基づく仕様発注
設計
会社
建設
会社
維持管
理会社
維持管
理会社
運営
会社
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_3事業スキームについて
DBO方式は、従来の民間委託・請負方式と比べて、事業期間が長期にわたる、委託範囲が包括的、
仕様ではなく性能発注、などの違いがあります。
資金調達
従来方式
DBO方式
【参考】
PFI方式
項 目
設計・建設
維持管理
町
町
民間
町
監視
町
民間
民間
民間
町
民間
民間
民間
町
民間
従来の民間委託・請負
町
DBO方式
【参考】PFI方式
委託期間
原則単年度
長期間(15∼20年程度)
長期間(15∼20年程度)
委託範囲
個別業務ごとの場合が多い
包括的
包括的
建設費
町が負担
(一般財源、補助金、起債等)
町が負担
(一般財源、補助金、起債等)
民間側が立替え
(事業者が資金調達)
発注方法
仕様発注
(公共側の判断・仕様に基づく)
性能発注
(要求水準を自社責任で解釈)
性能発注
(要求水準を自社責任で解釈)
対価払い
個別業務ごとに一括で支払い
個別業務ごとに一括で支払い
委託期間中に平準化して支払い
リスク
基本的に町が負う
各契約書に定めた分担に基づく
事業契約書に定めた分担に基づく
業務改善
インセンティブ
働きにくい
(民間事業者の創意工夫の余地小)
働きやすい
(民間事業者の創意工夫の余地大)
働きやすい
(民間事業者の創意工夫の余地大)
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_3事業スキームについて
3-3 民間事業者の収入形態
 DBO方式における民間事業者の収入形態は、主に公共からのサービス料
の支払い(サービス購入型)と、利用者からの利用料の支払い(独立採算
型)で構成されます。
 本施設では、これらを組み合わせることにより、民間事業者のノウハウや
経営努力を促し、効率的・効果的な事業実施を目指すこととします。
○サービス購入型
公共
サービス料の
支払い
民間事
業者
サービスの提供
利用者
・・・  設計・建設
 非収益施設の維
持管理・運営
○独立採算型
公共
事業認可等
民間事
業者
サービスの提供
利用者
利用料支払い
・・・  収益施設の維持
管理・運営
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_3事業スキームについて
3-4 事業範囲
• 事業者が行う事業範囲は、以下の通りです。
設計業務
事前調査業務 、 設計業務 、 各種申請等の業務 等
建設・工事 電波障害関連業務 、 建設・工事監理業務
監理業務 什器・備品等の調達・設置及び什器・備品台帳作成業務
近隣対応・対策業務 、 各種申請等の業務 等
維持管理
業務
建築物保守管理業務 、 建築設備等保守管理業務
什器・備品等の保守管理業務 、 外構維持管理業務
交流広場・駐車場・緑地・通路等の維持管理業務
環境衛生・清掃業務 、 保安警備業務 、 長期修繕計画作成業務 等
運営業務
【交流拠点】
交流広場の運営業務
【情報発信拠点】
地域情報発信センターの運営業務 、周遊サービス施設の運営業務
【おいしさの拠点】
飲食施設の運営業務 、 特産物販売施設の運営業務
ミーティングルームの運営業務 、 加工施設の運営業務 等
※このほか自主運営事業の実施も可能。
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業説明会
4.実施方針(案)について
実施方針(案) 本編へ
(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業説明会
5.その他
(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_5.その他
5-1 質問・意見の受付
• 実施方針(案)に関する質問や意見を、以下のとおり受け付けます。
1 受付期間
平成24年7月11日(水)から平成24年7月20日(金)午後5時まで
2 受付方法
京丹波町ホームページから「質問および意見書様式(エクセル)」をダウンロードし、
必要事項を記入のうえ、Eメール(doboku10@town.kyotamba.kyoto.jp)により提出して
ください。
※電話、訪問による口頭での質問、意見の受付は一切行いません。
3 回答方法
質問者および意見者から集まった質問および意見への回答は、質問者および意
見者の利益を害するおそれがあるものを除き、平成24年7月下旬に京丹波町ホーム
ページにおいて公表します。
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_5.その他
5-2 事前登録について
• 事業者の募集にあたり、町外から参加を希望する者および町内で参加
を希望する者双方に関する情報提供により、入札参加者の組成を円滑
に促すために、事業参加希望者の事前登録を実施します。
1 受付期間
平成24年7月11日(水)から平成24年10月31日(水)午後5時まで
2 受付方法
公表用事前登録申請書に必要事項を記入のうえ、原則としてEメールにより提出して
ください。
3 公表方法
平成24年7月中旬以降に京丹波町ホームページ上で、事前登録事業者一覧により
公表します。また、登録申請の状況により、随時更新します。
※ 事前登録は義務付けたものではなく、本事業への参画を希望する入札参加者が、必ず事
前登録を行う必要はありません。また、登録した入札参加者が本事業に関して有利となる
条件とするものではありません。
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業_5.その他
5-3 アイデア募集について
• 本事業では、民間のアイデアとノウハウを活用した整備・運営手法を検
討しており、本施設の魅力向上や地域振興に寄与する方策を幅広く検
討するため、民間事業者等による主体的な事業のアイデアを募集します。
1 受付期間
平成24年7月11日(水)から平成24年8月10日(金)午後5時まで
(郵送の場合は、午後5時到着分まで受け付けます)
2 受付方法
応募様式を電子メール、FAX、郵送または持参にて提出してください。
3 対象
法人、団体、個人等の形態は問いません。本施設を活用した事業に主体的にかか
わってくださる方からのご応募を歓迎します。
4 事業アイディアの取り扱い
ご提案いただいた事業アイディアのうち、本施設の運営に取り入れることが有効と考
えられるものについては、本施設の整備・運営事業者募集における要求水準書等に
反映させる予定です。
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(仮称)ハイウェイテラス・京たんば整備事業説明会
質疑応答