技術文書番号:1-HUL8-PC005-01 株式会社セゾン情報システムズ HULFT 事業部 テクニカルサポート タイトル 別マシンへのバージョンアップ作業手順書(Ver.6 or Ver.7 から Ver.8) ドキュメント情報 技術文書番号: OS: 製品/バージョン: 最終更新日: 1-HUL8-PC005-01 Windows 版全対応 OS HULFT for Windows Ver.6 HULFT7 for Windows HULFT8 for Windows Ver.8 2015/4/10 Copyright(c) SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. All Rights Reserved. 1/4 技術文書番号:1-HUL8-PC005-01 「HULFT for Windows Ver.6」または「HULFT7 for Windows」から「HULFT8 for Windows」へのバージョ ンアップ時に、旧マシンから新マシンに HULFT をバージョンアップする場合の手順について、記載します。 1. バージョンアップ前作業 「HULFT8 Windows 導入マニュアル」の第 8 章「8.1 バージョンアップ前作業」の「(1)バージョンアッ プ前の確認事項」をご一読ください。 2. 旧 HULFT の終了 旧マシンの「HULFT for Windows Ver.6」または「HULFT7 for Windows」の HULFT サービスを停止しま す。 3. 外字テーブル情報の出力 旧マシンの「HULFT for Windows Ver.6」または「HULFT7 for Windows」で外字テーブル展開コマンド を使用し、旧マシンの外字テーブル情報をファイル出力します。 例) EUC からShift-JIS の外字テーブル情報の出力の場合 コマンドプロンプトから、下記のように実行してください。 > cd "C:\HULFT Family\hulft7\bin" > utlgtfextdV -o es > gtetos.txt ※外字テーブル展開コマンドについては旧マシンでご利用のバージョンの「アドミニストレー ションマニュアル」をご参照ください。 4. HULFT の新規インストール 新マシンに「HULFT8 for Windows」を新規にインストールします。 インストールについては、「HULFT8 Windows 導入マニュアル」の「第 2 章 インストール」をご参照く ださい。 2/4 Copyright(c) SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. All Rights Reserved. 技術文書番号:1-HUL8-PC005-01 5. etc フォルダ以下と外字テーブル情報のコピー 旧マシンの「HULFT for Windows Ver.6」または「HULFT7 for Windows」で使用していた「etc」フォ ルダ以下を、新マシンの「HULFT8 for Windows」がインストールされているフォルダ以外の任意の場所 にコピーしてください。 例) HULFT8 for Windows のインストール先 :C:\HULFT Family\hulft8 HULFT7 for Windows のetcコピー先 :C:\temp\hulft7\etc 上記3にて外字テーブル情報を出力したファイルが etc 配下以外の場合は合わせて新マシンへコピー してください。 6. 管理情報の手動コンバート 管理情報を手動でコンバートします。コンバートについては、「HULFT8 Windows 導入マニュアル」の 第 8 章「8.3 手動での各種管理情報のコンバート」を参照してください。 例) コマンドプロンプトから、下記のように実行してください。 > cd "C:\HULFT Family\hulft8\bin" > hulconv -hulpath C:\temp\hulft7\etc ※旧マシンのシステム動作環境設定に[自ホスト名:myhostname]タグを設定していない場合、新 マシンのホスト名が自ホスト名として採用されますが、指定されていた場合、新マシンに引 き継がれます。 マシン環境に依存したくない場合、[myhostname]タグにて自ホスト名の設定を行ってください。 7. 外字ファイルの展開 上記5にて新マシンにコピーした旧マシンの外字テーブル情報の出力ファイルを展開します。 旧マシンの外字テーブル情報の出力ファイルを HULFT8 for Windows の「etc\gtf」フォルダ配下に上 書きコピーし、外字テーブル展開コマンドを実行します。 例) EUC からShift-JIS の外字テーブル情報のインポートの場合 コマンドプロンプトから、下記のように実行してください。 > cd "C:\HULFT Family\hulft8\bin" > utlgtfextdV -i es ※外字テーブル展開コマンドについては「HULFT8 Windows アドミニストレーションマニュアル」の第3章 「3.9.1 外字テーブル展開コマンド」をご参照ください。 Copyright(c) SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. All Rights Reserved. 3/4 技術文書番号:1-HUL8-PC005-01 8. クラスタ対応機能固有の作業 「HULFT8 Windows 導入マニュアル」の第 8 章「8.2.2 クラスタ対応機能固有の作業」を行ってくださ い。 ※HULFT8 for Windows-Server導入時のみ実行して下さい。 9. ユーザアプリケーションの変更 「HULFT8 Windows 導入マニュアル」の第 8 章「8.2.3 ユーザアプリケーションの変更」を行ってくだ さい。 10. 確認 管理情報や履歴情報が正常にコンバートされているかどうか、管理画面などを使用して、確認を行っ てください。 管理画面で管理情報を確認する際、[検索条件]や[検索最大件数]の設定により、全件が表示されてい ない可能性がありますので、ご注意ください。 11. etc フォルダの削除 上記5にて新マシンにコピーした旧マシンの「HULFT for Windows Ver.6」または「HULFT7 for Windows」 で使用していた「etc」フォルダを、削除してください。 以上で、「HULFT8 for Windows」へのバージョンアップは終了です。 各管理情報などは移行されますが、下記の情報などは移行されませんので、別途移行をお願いいたし ます。 ・ HULFTコンソールログ ・ ジョブ通知履歴 ・ リモートジョブ実行履歴(サーバ) ・ utlrjob実行履歴(クライアント) ・ HULFTから起動されているバッチファイル 等 ・ 操作ログ 以上 4/4 Copyright(c) SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD. All Rights Reserved.
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