GFSI グローバル・マーケット・能力開発プログラム 食品加工 よくある質問 プログラムへの投資で得られる長期的メリット[効果]にはどのようなものがありますか? 長期的メリットはステークホルダーによって異なりますが、以下のような点があります: 事業者 食品安全の改善によりリコール[商品回収]や商品撤去の削減 GFSI 認定スキームに対する認証への継続的改善のロードマップ提示 報奨金 顧客認知と顧客満足 顧客/バイヤー サプライチェーンに対する信頼 継続的改善 重複監査の削減 産業一般 共通の認められた評価、プロセス、報告を利用することによるサプライチェーン全体の費用対効果 誰がプログラムを維持するのでしょうか? プログラムは GFSI テクニカルワーキンググループによって開発され、3年ごとに改訂されます。 調査[サーベイ]はユーザーが改善を提案できるよう、一年ごとに発送されます。 プログラムの対象者は誰になるのでしょうか? プログラムはその規模、専門的技術の欠如、経営資源、または労働の質のために、食品事業者での HACCP の実行におい て、困難に遭遇する小規模および/又は発展途上事業者を対象としています。“発展途上事業者”という用語は、食品安全プ ログラムの状態をいうものであり、スタッフの数や生産量を指すものではありません。 プログラムは GFSI の規格、スキームどちらなのでしょうか? GFSI グローバル・マーケット・能力開発プログラムは新しい規格でもスキームでもありません。製品安全要求事項に到達する 段階的アプローチと、最終的に GFSI 認定スキームのひとつの認証を得るため、食品安全プログラムを継続的に改善する、 小規模および/又は発展途上事業者のためのツールです。ドキュメントは、GFSI 認証スキームに提示されているすべての要 求事項に適合するための資源が欠如している小規模および/又は発展途上事業者とともに、内部統制[内部イニシアチブ]を 始めようとする企業の一存で利用可能です。 基礎および中級レベルの法的要求事項を満たしているか誰が保障する(そしてチェックする)のでしょうか? 責任は事業者にあります。グローバル・マーケット・能力開発プログラムにおいて提供された情報は、管轄当局による食品安 全関連法規の遵守に関する特定の法律的助言に代替できるものではありません。 基礎および中級レベルの要求事項に対し、誰がアセスメントを実行するのでしょうか? 食品加工領域 GFSI プログラムの整合性を保証するため、アセスメントプロバイダは 2 つ方法を取ることが可能です: A. 自発的に基礎レベルのアセスメントに従うと事業者が決定した場合、以下の基準を満たす公認の認証機関のみを利用 できることになります: ISO65 および/または ISO17021 によって公式認定された認証機関 IAF[国際認定機関フォーラム]ウェブサイト:www.iaf.nu に明記された IAF メンバーとして認定された認証機関 B. 事業者が顧客(例えば、小売業者またはその他の食品関連業者)から書面で特定のアセスメントプロバイダを指名の上で アセスメントを要求された場合、そのアセスメントプロバイダを利用することができます。 一次生産領域 A. 自発的に基礎レベルのアセスメントに従うという事業者の決定の場合、評価者[アセッサー]は少なくとも一次生産議定書 [プロトコール]のセクション5と9に記載されている最低限の資格要求に適合していなければならなりません。 B. 一次生産者が顧客(例えば、小売業者または事業者)から書面で特定のアセスメントプロバイダを指名の上でアセスメント を要求された場合、そのアセスメントプロバイダを利用することができます。 いずれのプログラムの要求事項も除外することはできないのでしょうか? 食品加工領域 いずれのプログラムの要求事項も除外することはできません。これらの要求事項はリスクアセスメントにより支えられ、特定され る事業者には不適合とみなされます。評価者[アセッサー]はリスクマネジメントと決定が許容可能か再検討しなければなりま せん。 一次生産領域 いずれのプログラムの要求事項も除外することはできません。評価者[アセッサー]は当該箇所に“不適合”と識別をつけ、な ぜ“不適合”であるかを説明するコメントを与えなければなりません。 このプログラムにかかるコストはどの位になるのでしょうか? GFSI の HP から、ドキュメントを無料でダウンロードできます。ドキュメントはプログラムの利用に関心のある人ならだれでも利 用することができます。アセスメント費用はアセスメントプロバイダと交渉することになります。その他費用(例:トレーニング、コ ンサルティング、手順を書き直す時間)は、その後の事業者の責任において行うことであり、改善が必要とされる領域により変 わります。 これは‘簡易版’GFSI 規格なのでしょうか? これは規格でも、‘簡易’版でもなく、製品安全要求事項に到達する段階的アプローチと、最終的に GFSI 認定スキームのひ とつの認証を得るため、食品安全プログラムを継続的に改善する、小規模および/又は発展途上事業者のためのツールです。 プログラムはハイリスク製品に対する追加要求事項を参照することとされています。自社製品がハイリスク製品かどうかをどう やって知ることが出来るのでしょうか? ハイリスク製品は、消費者に危害を引き起こす可能性の高い汚染リスクのある製品のことです。 いずれのプログラムの要求事項も除外することはできないのでしょうか? いずれのプログラムの要求事項も除外することはできません。これらの要求事項はリスクアセスメントにより支えられ、特定され る事業者には不適合とみなされます。評価者[アセッサー]はリスクマネジメントと決定が許容可能か再検討しなければなりま せん。 プログラムが変更された場合、ユーザーはどうやって知ることができるのでしょうか? すべてのプログラムのドキュメントは、任命を受けた GFSI テクニカルワーキンググループによって改訂されます。改訂は 3 年 ごとに行われます。そのとき、GFSI はプレスリリースとウェブサイト上での文 書化を通じて変更に関するコメント提言を呼びかけます。コメントと提案は歓迎され、 gfsinfo@theconsumergoodsforum.com から投稿でき、テクニカルワーキンググループで参照されます。 プログラムは他の言語で利用できないのですか? プログラムは多くの言語に翻訳されている途中です。翻訳されたものは http://www.mygfsi.com から見ることができます。 結果的にあなたの言語が翻訳されていない場合、GFSI(gfsinfo@theconsumergoodsforum.com)まで連絡してください。我々は 積極的にまだ翻訳されていない言語の翻訳ボランティアを探しています。ボランティアは貢献者として認識されます。 組織は 12 ヶ月ごとに同じレベルの再監査を続けることができるのですか?基礎レベルの組織が 12 ヵ月後、中級の監査を 行い、要求事項に適合しなかった場合、基礎レベルの認証をさらに 12 ヶ月保持できるのでしょうか? このプログラムの目的はサプライヤーに対し、時期が来れば GFSI 認定スキームの認証を得ることができるようにすることにあ ります。顧客に期待されているサプライヤーを、時間の制約の上で除外する意図を含んでいることはありません。 プログラムのアセスメントをクリアすれば認証がもらえるのでしょうか? 未認定のアセスメントとして、プログラムの基礎および中級レベルの認証は発行していません。企業がプログラムに取り組み 進め、GFSI 認定スキームに対する完全な証明に到達したとき、認証が発行されます。
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