平成28年7月15日 発行 《2016》 【第446号】 1 発 行 元 北 潟 公 民 館 福井県あわら市北潟 150-1 郵便番号 910-4272 電話 0776(79)1100 komin-kitagata@city.awara.lg.jp 花菖蒲が鮮やかに咲いていました 6月12日の花菖蒲まつりの様子です。今年もたくさんの お客さんが来園していました。 可憐で幻想的な花を真近でじっくり見たり、景色と花をゆ っくりと堪能したりとみなさん楽しまれていたようです。き れいな花を見ると自然と顔もほころび、幸せな気分になりま すね。 午後からのステー ジイベントでは、北 潟古謡どっしゃどっ しゃ踊りと太鼓の発 表もあり、子どもた ちの自信たっぷりな 姿が見られました。 練習の成果は発揮できたのでしょうか? 遊覧船やバナナボートも大盛況の様子でした。 安楽寺下の大門広場前の幟竿 昨年、大門広場入口にある幟竿を恒久的なポールに建て替えするた め、氏子の皆様からご協力いただきました協賛金と神社特別会計によ り、6月1日に工事起工式、それにつづいて工事が滞りなく終わり7 月9日に竣工式が執り行われました。これまでの西地区幟竿建てが、 まつり準備の大きなネックになっていましたが解消される事になりま した。 公民館の花 公民館の花壇にジニア、メランポジウム、 ナデシコなど、お花の苗を植えました。花壇 いっぱいにお花が咲くのが楽しみです。なお、玄関前のお花(ペチュ ニア)や、花壇のお花(ジニア、ナデシコ、ナスタチウム)の苗は区 民の方に提供して頂きました。ありがとうございます!! 八雲神社の散策をしてきました!! 7月2日(土)、関章人先生を講師に迎え、単発講座「歴史探訪 八雲神社を散策しませんか?」を催しました。受講者15名が 公民館に集合し、資料等に基づき経塚山の山頂に天王権現とし て、天王社(八雲神社)から分詞された話が「八雲神社が経塚 山から現在地に移された。 」と言う伝承になっているという説明 から始まり、参道の狛犬、石灯篭、石段、石畳は「○○若連中」 の寄進によるものがほとんどである事。また参道の石段、石畳 は、明治30年過ぎから昭和10年代始めにかけて整備された事、八雲神社の本殿は、 「神社の理想的立 地条件」に整備されている事等を簡単明瞭に話していただきました。 北潟こども園1日保育体験 6月27日に北潟こども園の1日保育体験をさせて頂きまし た。昨年から始まったこの1日保育体験では、保護者の方が自分の子 読み聞かせの 様子 どものクラスに入り、こども園での「生活」や「遊び」 、 「学び」の実体 験をします。遊びの中で、失敗して泣いてしまったり、お友達とけんか してしまったときも“どうしたらよいのか”を子ども自身が自分で気 づいて考えられるよう、上手に促している先生方はさすがです。これ からの育児の参考になることもたくさんあって、とてもいい体験にな りました。先生方が、子どもたち皆に目を配る“大変さ”もよく分かり ました。このような機会を通して、保護者と先生がコミニュケーションをとれることで、お互いの信頼関 係もさらに深まり、それが子育てにも繋がっていくのだと思います。 出前子育て支援センターを開催しました 6月14日と6月28日に子育て支援センタ ーを開催しました。28日は少人数でしたが、ゆっくりと親 子でふれあい遊びを楽しまれていました。お母さんも生き抜 きできたでしょうか?また遊びに来てくださいね! 北潟祭りに行こう!! 7月23日(土) 、7 月24日(日)北 潟祭りが行われます。 お神輿の巡行 安楽寺発 民謡の夕べ 安楽寺境内において 7月23日(土)午前11時 7月23日(土)午後8時30分~ 7月24日(日)午前12時 7月24日(日)午後8時~ 7月16日(土)、いよいよ青年の家 開所式 7月16日(土)午前10時に芦原青年の家の開所式が行なわれます。開所式記念イベントや、カヌー体 験、竹細工とクラフトコーナーなど、催しが盛りだくさんです。皆さん、新しくなった青年の家を見に行 って下さいね! -- 平成28年7月15日 発行 《2016》 【第446号】2 ----- 続 むらの歴史 六十八 北潟の伝説 (七) 福良ヶ池の竜人(りゅうじん) 北潟歴史探訪の会 関 章人 今回も、前回6月に載せた「おみつばのきつね」と同じく、地石新作さんの「北潟公民館だより」の 連載を再録しました。なお、 「北潟の伝説」は今回で終わります。 ■福良ヶ池の竜人=「地石新作さんの語り」から 遠い昔の話ですが、その頃の道幅は狭くて、人ふたりが並んで通 れるのがやっとでした。福良ヶ池の水かさが高くなると、飛び石づ たいで福良ヶ池の入り口の瀬を渡り、吉崎・浜坂方面へと行き来し ていたそうです。 ある大変寒い日に、中年の旅の男が飛び石づたいに福良ヶ池の瀬 を渡っていたときに、寒さから尿意をもよほして、福良ヶ池の方に 小便をしてしまったそうです。用便をすませて身震いしながら北潟 の方をふり向くと、目の前に大変きれいな女人が現れて、その旅の 男に、こう言ったそうです。 「あなたは三国方面へ行かれるお方と存 ↑ 黒線の部分が昔の細い道です。 じます。この書面一通をお渡ししたいお方がいるのですが、お願い できましょうか」 旅の男は、若くてきれいな女人の申し出なので断りきれず引き受けました。すると、その女人は「実 を申しますと、加戸の大提の所に男の人が待ち受けております。その男の人に、この書面をお渡し下さ い。」と申します。旅の男は、お安いご用と引き受けて、その書状を自分のふところ深くに入れて、加 戸の大提辺りまでやって来ました。ふと見ると大提の方に立派な男の人が笑顔で立っています。待ち受 けていた男の人だったので、早速に書状をふところから取りだして渡します。すると「ご苦労、ご苦労、 いま読み上げるまで、しばしお待ちくださいさい」とのことでした。 男が書状を受け取って後ろ向きになり、だまって読んでいる姿を、何気なく旅の男が後ろからのぞき 見しますと、何とこの書状には「この旅の男を捕まえて食い殺して下さい」と書いてあったのです。旅 の男はそれを見るなり、 「どうせ食い殺されるのなら、逃げれるだけ逃げきってやりましょう」とあら ん限りの力を振り絞って命がけで逃げ出したそうです。この話がいつのまにか世間に広まると、これは 福良ヶ池に住む竜人さまのしわざであるというウワサになりました。それから以後は、誰ひとりとして 福良ヶ池に向かって小便をしたり、汚い物を捨てたりする者がいなくなったということです。 今でも、福良竜人の威力を信じて恐れをなしている人が多くいるとも言います。 【補記】また、次のような新しい福良ヶ池の怪奇伝説を話す人も出て来たそうです。 真夜中に自家用車で福良ヶ池のところを通りかかると、若いきれいな女の人が両手を挙げて車を止 めた。加戸の提まで乗せて欲しいと懇願するので、仕方なく後部座席に乗せてバックミラーでそっと眺 めると、透き通るような色白でにっこりと笑って見返してくる。思わず目をそむけて前だけ見ながら運 転していると、背中の方からぞくぞくと寒気がしてきた。思わずふり向くと女の姿はもう消えていた。 恐ろしさで鳥肌が立ち震えながら運転して、ようやく北潟の街灯の明かりにたどり着けてほっとした ということです。 -- 平成28年7月15日 発行 《2016》 【第446号】3 ----- 吉崎駐在所だより 吉崎駐在所 宮越通安 こんにちは。吉崎駐在所の宮越通安です。 平素は、警察行政各般にわたり多大なご理解・ご協力を賜り感謝申し上げます。 1 警察官を大募集しています!(高校卒 男女) 来年春採用の警察官を募集します。今回は高校卒業(卒業予定)者が対象です。 ● 採用予定数 男性警察官25人 女性警察官4人 ※大量採用で受験者にはチャンスの年です!(年齢30歳まで可) ○ 申し込み 8/29 ○ 一次試験 9/17~18 ○ 二次試験 10月下旬ころ 男性のみならず、最近は女性も大活躍しています。次世代の福井県の治安を一緒に守りま しょう!あわせて少年警察補導員(1人)も募集しています。 試験の詳しい内容や給与などの処遇など詳しいことは吉崎駐在所の宮越までお問い合 わせください。詳しくご説明いたします。 (連絡先 73-0110あわら警察署) 2 (新シリーズ) 「泥棒の見方・考え方 ~犯行の新常識~」 第9回 侵入盗犯の行動から生まれた『犯行現場10の教訓その⑦』 ~玄関と「ちょい出」のスキ~ 何事も防御は正面が一番強いはずですが、犯罪に関してはそれは当てはまらないようです。 統計から見ると一般住宅への侵入口で最も多いのは実は「正面玄関」です。 住宅に侵入するタイプの泥棒は、通常は何度か下見をしたうえで犯行するお宅を物色してい るものですが、一度目の下見のときに「今がチャンス」とみればそのまま進入する「ちょい入 り」と呼ばれるものもあります。 そのちょい入りを決断をさせるのが、 「鍵のかけ忘れ(怠慢含む) 」と「ちょっとそこまで」 と玄関扉を開け放しです。正面玄関に鍵をかけないと、普段は注意していてもちょっとしたス キにこのような犯罪者の侵入を許す結果となってしまいます。 よく標語に「心得よ 玄関鍵かけ 心にも」といいます。最後は心の持ち方といえます。 また、家の玄関の状態は、泥棒から見て「やりやすい家かどうか」を見極める大切な判断基 準となります。玄関が散らかっている、手入れが行き届いていない、そういったものが犯罪の 決め手となります。正面玄関は、家の安全の顔なのです。 行 期間 事 の ご 案 内 8月1日(月)~8月31日(水) 教室、クラブ名 曜 開始時間 開 催 日 日 煎茶道と礼法教室 月 午後 1 時 30 1日、22日 花を楽しむ教室 火 午後1時 30 8月はお休みします。 分 書を楽しむ教室 水 午後 分 7 時 30 10日、24日 クラフトバンド手作りバック教室 金 午後1時 30 7月22日が最後になります。 分 フラワーアレンジメントクラブ 月 午前 分 9 時 30 8日 民踊クラブ 月 午後 分 8 時 00 8日 パッチワーククラブ 水 午前 分 9 時 30 3日、17日 3日、10日、17日、24日、31日 BM体操クラブ 水 午後 分 8時 ロコ・アロハ(フラダンス)クラブ 木 午後 1 時 30 4日、25日 北潟歴史探訪の会 金 午後 分 7 時 30 19日 都合により日程を変更する場合もあります。 分 --- 平成28年7月15日 発行 《2016》 【第446号】4 -----
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