08´しなの森のさと介護サービス強化期間(介護事故 0 に向けてライフアップ) 第 1 次介護サービス強化期間(08´5 月 1 日∼8 月 31 日) ○品質方針・施設方針の徹底。 ○重大事故と防止と安全への配慮の重視。 ○認知症介護の「品質方針の徹底」 ○各部所連携の再確認と強化 ○夏期感染症対策の実施。 ○食中毒防止対策等、徹底した清潔の維持と食材管理強化。 ○施設においての適切な自立支援の維持とケアプランの実施。 ○お客様容態変化時の即受診体制と夜間救急対応 0 の維持、早期受診の徹底。 ○お客様の生活の質を重視した介護体制の維持と強化。 ○しなの森のさとで貢献できる地球温暖化CO2削減計画の実施。 ○ISO 管理システムの維持と 20 年度事業方針の徹底。 ○ICF 生活機能を重視した介護体制の強化。 ○介護職員の質的向上強化と 20 年度介護支援専門員、介護福祉士受験指導の強化。 第 2 次介護サービス強化期間(08´9 月 1 日∼12 月 31 日) ○冬期感染症防止対策(インフルエンザ・ノロウィルス等感染原因への強化) ○介護事故 0 にむけて 即受診体制の強化等。 ○トイレ誘導の強化と実施。 ○PDCA サイクルの実施と検証。 ○誤飲・誤嚥事故防止。 ○お客様緊急時の対応強化。 ○品質方針・施設方針徹底実施にリーダーシップを発揮するスタッフへの評価と実施。 ○介護保険第 3 期事業計画の把握と周知徹底。 第 3 次介護サービス強化期間(09´1 月 1 日∼3 月 31 日) ○介護スタッフを中心とした連携の再確認。 ○お客様個別介護の徹底。 ○身体的、精神的拘束(暴言・暴力・虐待)防止の強化。 ○ストレスマネージメントの再評価と実施。 ○介護サービスの再検証。 ○食事介助・口腔ケア・入浴・清潔・トイレ誘導・介助全般においての検証。 ○お客様心理面に自立を促し自立支援体制の強化。 ○介護保険第 3 期事業計画体制の理解と次年度にむけての基本的強化。 (強化期間内容の追加や一部変更はご承知下さい) サービス強化期間の実施記録その一例 感染症対策レベルアップを求めて! 衛生管理その 1. しなの森のさとクリーン強化対策マニュアル 〝感染症まん延防止に常時心がけて下さい〟 レベル1 しなの森のさとクリーン対策は次の通りです ◇ ペーパータオルの使用厳行=スタッフ・お客様全員手洗い時ペーパータオル等での手拭き・滅菌 1. 2. 3. 4. 5. 6. お客様がトイレ使用後手洗いの厳行助言と一歩踏み込んだ声かけ 滅菌液・強酸性水又クリーンメゾット etc=手洗い・ペーパータオル手拭き後の滅菌の徹底 使い捨てウエットティシュでのテーブル清掃・滅菌(強酸性水他)=フキンでのテーブル拭きは禁止 ふき取りや手洗い後の滅菌液(強酸性水又クリーンメゾット etc)での除菌の厳行 食堂テーブル・イス肘掛・カウンター・下膳流し台・下膳テーブル等の使い捨てウエットシート使用とその 後の滅菌散布の徹底 食前(おやつを含む)の滅菌液強酸性水又クリーンメゾット etc でのお客様の手の滅菌 ◇ テーブルの食べこぼれ、床に落ちた食べこぼし、清掃と滅菌厳行 (リーダーの責務でスタッフへ指示徹底) ◇ 滅菌は強酸性水で十分です(次亜塩素酸系で) (靴の裏から菌等を引っ張っていく、そして手から口へ) ◇ センター長への報告、清潔の徹底、水分補給、湿度50%∼60%の確認(ウイルス飛散防止) 厳守事項 ≪ウエットクリーンシートで拭き取り、その後強酸性水又クリーンメゾット etc で滅菌≫ ≪お客様トイレ使用後御自身の手洗い厳行の声かけと滅菌の確認≫ ≪スタッフ要注意!トイレ誘導等その後の手洗い・滅菌の徹底≫ おやつや食事の準備中トイレ介助があった場合注意すること、必ず手洗い滅菌 ≪スタッフの食事準備・おやつ準備前の手洗い滅菌の徹底≫ ≪フキン使用禁止・手拭タオル使用禁止 使い捨てウエットクリーンシートとペーパータオル使用厳守≫≪必ず滅菌≫ ≪テーブルの上・イスのひじかけ(車イス含む)・食堂床・下膳流し・下膳テーブル・ 下膳カートの使用後のウエットクリーンシートと滅菌液の使用厳行≫ 1. 2. 下膳コーナーの徹底した清潔の維持と確認 平常時日 1 回以上のトイレ清掃と滅菌消毒 10 日に 1 回は業者による高圧洗浄と便器・壁・ドア等 滅菌消毒を行なっております又汚れのある場合業務による即連絡清掃・消毒は徹底してますか (トイレ・クリーンルーム・脱衣室等) 介護スタッフによる清掃・消毒は常時心がけて下さい ◇ お客様に嘔吐があった場合即まん延防止体制への切り替え確認と緊張感の維持 平成20年6月16日 医務リーダー 安住一子 介護センター長 山崎兼司 副センター長 小林亜矢 副センター長 筒井菜月 衛生管理その 2. 食中毒・ウィルス性感染症のまん延流行時期に備えて! レベル2 0157、026、ノロウィルス、セラチア菌、インフルエンザ、ウィルス性感染症 etc マスク手洗い、うがい滅菌が基本です、夏期感染症 ☆食中毒、ウイルス性感染症、脳神経系の初期症状は似ていますので注意してください。初期時の報告事項 は即刻同時に担当者が、 施設長へ緊急指示の確認へ全部所再確認に始動します。 いつの何時ごろから悪心・吐気・嘔吐・下痢の状況とバイタルを詳しく報告して下さい。 軽いのか、息もできないほどなのか、腹痛を伴なうのか、強い腹痛か軽いのか 発熱の状況は、微熱なのか高熱なのか、 続いていたのか微熱なのか高熱なのか 悪心の状態はいつくらいからか、吐血は下血は意識は 寒気や全身のかゆみはバイタル・サチレーション、呼吸の状況は どの部屋のどのベッドですかあとはどの部屋ですか介護サービス強化ウィルス感染症等参照 以上のような事を報告して下さい。あなたの情報や初期の処置と初期の施設内対処に 重要な情報源になります。又施設内まん延防止に一番の効果です 初期嘔吐物、便等は正しく処理しましたか しなの森のさと まん延防止対策ステージ 1∼7 どの状況ですか 一番最初の情報を持っているあなたが初期リーダーです もう、各部所情報収集と対処にスタートしています 対策委員会立上げまで 1 時間前、あなたはシャワーを浴び滅菌しなければ働けません。 家には帰れません。 以下嘔吐物の処理、手洗い、クリーンシート、防エプロン等確認してますか。 平成20年6月16日 医務リーダー 安住一子 介護センター長 山崎兼司 副センター長 小林亜矢 副センター長 筒井菜月 夏期感染症対策レベルアップを求めて! 衛生管理その 3. 0157、026、ノロウィルス、セラチア菌、インフルエンザ゛、ウィルス性夏風邪食中毒等 感染症(疑含む)まん延時の対策編マニュアル<マスク・手洗い・うがい滅菌基本です> 初期 1. 2. 3. 4. 5. 6. レベル3 介護センター長・副センター長がリーダーになり行なう、最終責任者は施設長 栄養課、厨房での管理体制の確認(ただし 07 年保健所の指摘事項はありません) 医務でのお客様全員の現在状況の把握 フロアー別、居室での対策会議の立上げ(介護センター長) スタッフ欠勤状況の把握とスタッフ家庭内でのまん延状況の把握 状況により検査体制の強化を行なう(医師と協議 施設長判断) ステージ⑦全員か(お客様・スタッフ・双方の家族を含めた判断) ステージ⑥他フロアー含めお客様全員か ステージ⑤感染と思われるフロアー全員とスタッフか ステージ④同室に感染者はいるか 感染居室の数名か ステージ③協議の上検査なし ステージ②御本人だけか ステージ①回復か早く検査必要なし 7 つの状況ステージを考え判断する 1. 2. 対象病院の把握と資料の提供(厚生労働省インターネット、施設内資料配布) 初期には上記を同時に行う配慮をする又方向性が決定するまで下記の役職はいつでも出勤できる体 制を整える 医務リーダー・介護センター長・副センター長・事務リーダー・事務長・施設長 感染発生まん延時(他居室のお客様にも感染した可能性がある場合) 1. 即受診し、医師判断を仰ぐー服薬・点滴・入院等(夜間緊急入院になる前での受診) 早期受診、早期処置の徹底と夜間入院の場合は必ず前日昼間受診の確認を行なうこと (前日所見があると処置が早い) (全ての夜間入院は前日昼間の医師の所見で施設へ戻された方が多いため) 1. ちょっと元気だけれどちょっととおかしいな!考えてない事 即 早期受診です 感染症の場合は全処置と地域の全状況を医師が完全に把握していますから即受診行動にスタッフが動けば 安心したお客様の夜間就寝につながります。甘い判断はしない事 1. まん延時/うがい・手洗い・マスク・滅菌・清掃・消毒の繰り返しの確認と徹底 お客様食前の手の滅菌、シュシュです確認 食前・食後の 2 重清掃消毒の徹底 食堂テーブル・イス肘掛・カウンター・下膳流し台・下膳テーブルの使い捨てクリーンシートでの拭き掃除と滅菌剤・ 酸性水等強酸性水又クリーンメゾット etc での除菌確認、 食べこぼしの床必ず清掃後滅菌・食堂床全体 衛生管理その 4.感染者(疑含む)への対処 レベル4 食中毒・0157・026・ノロウィルス・セラチア菌・結核・ウイルス性夏風邪等 悪心・嘔吐・下痢・発熱・下血・吐血・腹痛・頭痛その他の症状 <感染性胃腸炎> 病原体が消化器に感染して胃腸炎を起こしたお客様 0157・026・ノロウィルス・セラチア菌・インフルエンザ゛・ウイルス性夏風邪・食中毒等 まん延時の消毒と清掃の手順・留意事項と完全徹底への強化 感染者(疑含む) ◎菌により 1∼2 日で終結するものから 1∼2 週間以上続くものまであり嘔吐・発熱・下痢・下血等が 2 日以上続 くものは要注意です。 ◎即受診・即処置の完全徹底 ◎居室及びベッド回り、清掃・消毒の徹底と完全滅菌介助 ◎トイレ(便器・手摺・壁含む)クリーンルーム等清掃・滅菌の繰り返しの徹底 第1次対策― 対象居室日2回の清掃消毒ベット周り介護センター直近トイレ (1人の場合)介護センターカウンター・下膳流し台・同テーブル・食堂テーブル 第2次対策― 対象フロアー全居室・食堂・下膳流し台・テーブル・介護センター/ 日2回以上の徹底 第3次対策― 2F・3F・4F居室 食堂・下膳流し台・テーブル・介護センター/日2回以上 週 3 回/日 2 回 業者による消毒 業務スタッフ 介護スタッフ 上記清掃消毒は最低 2 週間終息後 1 週間は続けて下さい 1. 2. 3. 4. 5. 6. 感染者(疑含む)個別下膳・別途残飯・食器・専用カートに下膳 別途・汚物(残飯等)15L バケツ---各フロアー④表示あり 〃 専用残飯いれ 〃 --〃 〃 専用個別洗濯物いれ(45L∼60L- 〃 ②表示あり 〃 専用食器はビニールにいれ下膳 〃 専用下膳カート ---各フロアー1台表示あり 清掃・消毒・又処理時は居室の窓を開け換気に注意してください 尚廊下への扉は です(拡散防止) 処理したスタッフは必ずシャワーを浴び帰宅して下さい。上記汚物入れ等、15日間×150の予備はあります。 ウイルス撲滅までのみちのり 大切なのはウイルスの撲滅。 ウイルスを撲滅させるには「消毒」を徹底して行う事です。 「乾燥」は、天敵。 室内を乾燥させるとウイルスは、空気中を飛び回ります。 十分な「加湿」を!! 大切なお年寄りを守るために徹底して、 行なわなければなりません! 職員全員で取り組みましょう! 1人の職員、たった1回の「まあいいか!」が、 ウイルスを瞬間に広げてしまう結果となります!! お年寄りには1日1500cc の水分を! 水分不足は、抵抗力を弱め、脱水にもつながります。 症状が現在出てない方にも、大切です。 水分強化 を … 感染症・食中毒まん延時対策について 感染症・食中毒対策実行チーム リーダーは介護副センター長とする ☆嘔吐・下痢後 医務・栄養課と連携及び処置 食事の変更等回復時までのプロセスを確認する。 1. しなの森のさと衛生管理その 3.ステージ④∼⑦の感染症・食中毒 まん延防止対策の実行について、各部所の介護支援専門員資格者は 実行チームリーダーを直接補助する。 (医務・志田、事務・森川、栄養・高橋、デイ・七沢、介護 2F・3F・4F白鳥、向井、三輪、小林の各ケアマネ資格者) 1. まん延防止対策時、各介護チームは、通常職務においてより一層の ウィルス等 1. 2. 撲滅を図りお客様の健康を留意する。 疑わしい容態即受診・早期対応・早期処置・スタッフの甘い判断はしない。 業務A、業務B、介護センターチーム(実行チーム)の清掃・消毒はまん延時 午前・午後・日 2 回以上又ピーク時より終結時にかけてのレベルは 介護センター長が指示 ☆感染症・食中毒まん延時介護各チームのメンバーは実行チームに協力し 各フロアーの 整理・整頓・清潔の維持を徹底する。 1. しなの森のさと衛生管理、その 1∼その 4 及び夏の感染症対策等 参照し対策について徹底各スタッフへの確認を実行する。 1. 2. 3. プラン∼見直し(PDCA サイクル)の早期実施。 清掃・消毒その他実行チームの記録整理を行なう。 まん延ピーク時迄一週間終結時迄 2 週間を集中管理期間とする。 (状況により変更) 1. 2. 3. 4. 施設ケアマネは実行チームを補助する。 受診について全スタッフが対応できる全員体制で望む。 お客様最悪時、20 人∼30 人まん延を想定する。 平成 20 年 6 月 16 日 医務リーダー 介護センター長 副センター長 副センター長 安住 山崎 小林 筒井 一子 兼司 亜矢 菜月 <私達のお客様は超高齢者で体力弱者です> あなたの接遇姿勢を毎日チェックして下さい。(自分を過大評価しないこと) お客様を健常者と勘違いして接遇していませんか。 お客様との距離感はありますか。親しすぎませんか。 人を思いやる心がともないますか。 世間での雑な言葉使いや教養の低い感情表現をお客様にむけていませんか。 あなたの介護する気持ちとあなたの接遇姿勢がスタッフ全員の評価につながります。 心の表現力の低い人、自分に甘い人、その自分に気づかない人 ちょっとみがきをかければ一流に近いのにそのまま一生終わりですか。 仕事の出来る人はいっぱいいます、でも心の教養が伴う人はごくわずか それがあなた、 有名スポーツ選手で表現や態度が悪くて消えて行ってしまった人と自分を照らし合わせ そして、見直してください。 しなの森のさと 品質方針と施設方針(付記含む)を思い出して下さい。 介護施設の品質はスタッフ1人1人の心の教養維持で高まります 緊張感とお客様との距離感が鍵です。小さいけれど、組織力です。 品質方針 "私達の仕事でお客様の生きる尊厳を多く支える事。 サービスの見直しを重ね品質を高める事。″ 平成 20 年 6 月 16 日 施設長 小林 栄司
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