コソヴォ・メトヒヤの将来的地位交渉指揮における規定 (セルビア共和国政府) 1. 交渉の議題はコソヴォ・メトヒヤの地位であるべきである。他の事 案(社会的地位、地方分権、文化遺産保護、経済問題など)も交渉 に含まれはするが、主題である地位問題に関連したものだけである。 2. トロイカの仲裁による二者直接交渉であるべきである。 (シャトル 外交などの)その他の交渉形態は、適切な交渉へと導く本来の予備 協議としてのみ採用される。 3. 交渉は無期限であるべきである。コンタクトグループ(トロイカ) は定期的、暫定的な交渉の経過報告書を安全保障理事会に提出する こととする。 4. 交渉は特定の結果や期間に縛られるべきではなく、国際法の規則、 規定、原則に従うものとする。 5. コソヴォの将来的地位に関するアハティサーリ案は交渉の基礎を 構成するものではない。 6. 国連は全過程への明確な権限を与えられ、安全保障理事会のみが関 連決定を下すことが出来る。
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