高みへ - K2BS/北九州市立大学大学院 マネジメント研究科(専門職大学院)

研究科長挨拶
北九州市立大学大学院マネジメント研究科(ビジネススクール、略称:K2BS)は、地域を
リードする専門的なマネジメント能力をもったリーダーの育成を目的に掲げ、MBA(経営学
修士)の学位を授ける専門職大学院として2007年4月に開設され、はや10期に亘り、志に溢
れた大学院生を迎え入れてまいりました。これまでご支援を頂いた各界の皆様には、心より
感謝申し上げます。
K2BSでは、目まぐるしく変化する社会環境に対応可能なリーダーを育成するという使命に
基づき、ビジネス領域に軸足を置きつつ、ソーシャルビジネス分野やパブリック分野にも対
応するカリキュラムの提供、さらに、多彩なバックグラウンドを持つ教員が、日々、創意工夫
研究科長
を凝らした教育研究指導を行っています。ここでは、経営リーダーとして必要とされる経営
管理分野の理論知と実践知の修得、論理的な思考力・分析力の強化とともに、在学生や修了
生との幅広い人的ネットワークの構築が可能です。
さらに、グローバル化時代への対応として、国際ビジネスに必要とされるスキル全般にと
どまらず、本学の持つ外国語教育の伝統及び東アジア研究の蓄積と、独自の交流ネットワー
クを生かした中華ビジネス系科目群の充実や、対東アジアビジネス交流支援を積極的に推進
していることも、本研究科の大きな特徴になっています。
K2BSは、数ある日本のビジネススクールの中でも屈指の、個性豊かなプログラムを用意し
ております。未来を切り拓くリーダーとしての高い志を備えた、数多くの方々がK2BSへの入
学を契機にさらに飛躍されんことを切に願っております。
経営系専門職大学院認証評価について
北九州市立大学大学院マネジメント研究科は2016(平成28)年度に2度目の
(公財)大学基準協会による経営系専門職大学院認証評価を受け、同協会の経営
系専門職大学院基準に適合していると認定されました。
北方キャンパス新図書館(2016年4月オープン)
目的・入学者受入れ方針(アドミッションポリシー)・学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
目 的
営利組織及び非営利組織が活動する各領域で、革新的な事業創造・組織変革を推進するために幅広い専門
知識を吸収し、総合的な課題解決能力を養い、高い倫理観とグローバル的視野を持った、地域をリードする
高度専門職業人の養成
入 学 者
受入れ方針
マネジメント研究科マネジメント専攻では、以下のような人を求めています。
●学問体系に裏付けられた実践的なマネジメントを学び、地域社会での実践を目指す高い意欲を持つ人
●マネジメントに関する実践的な問題意識をもって、学生相互のディスカッションやブレイン・ストーミン
グに参画できる経験と見識を持つ人
●マネジメント・リーダーにとって必要な水準の言語読解能力・表現能力と、論理的思考能力を備えた人
●グローバル社会に通用する思考力、判断力、コミュニケーション力を持つことを希求する人
学位授与
方 針
知識・理解
●マネジメント理論に関する専門知識を修得している。それら専門知識に基づいて、職場や地域が直面する
問題、課題について、十分な議論を行なうことができる。
【理論知識】
●ビジネスなどの業務に関する実践的な知識を習得し、職場や地域が直面する問題、課題について、解決の
方策、企画等を提案できる。
【実践知識】
技 能
●定性的、定量的な分析能力、課題に対する観察能力や解決能力といった技能を習得している。
【分析解決技能】
●職業人に不可欠な問題処理、財務や会計処理、語学といった実務的な技能を身につけることができる。
【実務技能】
●新たなニーズの探索、それを事業に結び付ける構想、人と人の連携やネットワークといった新規事業に必
要な技能を身につけることができる。
【新規事業技能】
態 度
●地域社会に貢献するとともに、市民としての社会的責任感と倫理観を身につけることができる。
【倫理観】
●企業経営等に関する諸問題に高い見識を持ち、常にチャレンジする姿勢や変革する力を持つことができ
る。
【企業変革態度】
●地域における中核リーダーとして主体的に行動を起こし、地域の諸問題に積極的に取り組むことができ
る。
【地域リーダー態度】
●東アジアに対して強い関心や理解を持ち続け、市場で競争するだけでなく、国際社会の中で協調的行動が
とれる。
【国際協調態度】
北九州市立大学ビジネススクール(K2BS)概要
名 称:大学院マネジメント研究科マネジメント専攻
課 程:専門職学位課程
学位名称:経営学修士(専門職)Master of Business Administration【MBA】
設置時期:2007(平成19)年4月
学生定員:60名(1学年30名×2年)
修業年限:2年(最長4年までの長期履修学生制度あり)
修了要件:44単位
2
北九州市立大学ビジネススクールの特徴
企業から公共にわたる
マネジメント力養成
企 業
公 共
地域特性を
活かした科目群
国際ビジネス
(中華圏)
小倉サテライト
キャンパス
ソーシャル
ビジネス
北方キャンパス
実践知と
理論知
ビジネスと
パブリック
中華
ビジネス
ソーシャル
アカデミックな「知」と経
マネジメント能力は、ビジ
グローバル化が進むビジ
“課題”先進都市である北
験ベースの「知」の双方が
ネス分野はもちろんのこ
ネス環境の中で、北九州市
九州市の特性を踏まえて、
融合した実践的なプログ
と、パブリックの現場にも
立大学の中国語教育の蓄
医療・福祉・環境・安全・
ラムを提供しています。そ
求められる能力です。これ
積と中華ビジネス研究の
安心などの社会的な問題
のため、様々な分野のスペ
ら双方にとってベースと
蓄積、中華圏の有力ビジネ
の解決手段として注目さ
シャリストを特任教員と
なる科目に加えて、ビジネ
ススクールとの連携を
れるソーシャル・ビジネ
して招聘しています。
ス・パブリックそれぞれ
ベースにした、中華ビジネ
ス系科目を配置していま
の応用科目を配置してい
ス科目を配置しています。
す。
ます。
3
通学に便利な
キャンパス環境
カリキュラムの特徴
積み上げ方式によるステップアッププログラム
北九州市立大学ビジネススクールのカリキュラムは、大きく分けてベーシック科目、アドバンスト科目、エグゼクティブ科目、プ
ロジェクト研究科目の4つから構成されています。基礎的な知識をベースに、応用的な知識を学ぶという基礎科目から専門・応
用科目へ進む積み上げ方式のステップアップ型プログラムを採用しています。
実 践
修了単位 44単位
※2016年7月現在
専門応用
エグゼクティブ科目
基 本
基 礎
ベーシック科目
【10単位以上】
経営戦略(必修)
マーケティング(必修)
組織とイノベーション
(必修)
ファイナンス(必修)
アカウンティング(必修)
マネジメント入門
経済学入門
アドバンスト科目
【14単位以上】
マーケティング戦略
人材マネジメント
管理会計
地域づくり総論
知識マネジメント
チーム・マネジメント
財務諸表分析
地域産業
ロジスティックス
経営倫理
国際ビジネス・スキル
パブリック・マネジメント
会社法
問題解決スキル
国際経営
環境ビジネス
【12単位以上】
【ビジネス・マネジメント系】
戦略的提携と事業創造
モノづくり競争力の強化
フィナンシャル・インベストメント
サービス・マネジメント
ベンチャー・ビジネス
産学連携と事業創造
経営学特講
経営倫理と企業法務
【中華ビジネス系】
【ソーシャル・ビジネス系】
中国ビジネス
アジア型経営
中華圏の経営思想
中華圏の貿易実務
基礎中国語
ビジネス中国語
ソーシャル・ビジネス
NPO/NGO実践論
医療マネジメント
福祉マネジメント
【パブリック・マネジメント系】
自治体経営
自治体政策
環境政策
医療経済
地域プロジェクト・マネジメント
社会保障
プロジェクト研究科目
【8単位】
グループ・
ディスカッションⅠ(必修)
グループ・
ディスカッションⅡ(必修)
プロジェクト研究Ⅰ(必修)
プロジェクト研究Ⅱ(必修)
プロジェクト
研究科目とは?
プロジェクト研究科目
(実
践 科 目)の 目 的 は、ベ ー
シック科目、
アドバンスト
科目で得た基礎的・基本
的マネジメント能力と、
エ
グゼクティブ科目で習得
した知識やツールを用い
て、実践的課題 解決能力
を培うことにあります。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
マネジメント研究科は、ビジネス分野だけでなくパブリック分野においても革新的な事業創造や組織改革等を担える専門職業人を養成することを
目的としており、これに対応する教育課程を編成し、実施していく。
●教育課程は「ベーシック科目(基礎科目)」
「アドバンスト科目(基本科目)」
「エグゼクティブ科目(専門・応用科目)」及び「プロジェクト研究科目(実践
科目)」の4つ(段階)の科目区分で構成する。
●科目の履修は積み上げ方式によるステップアッププログラムである。すなわち、上記4科目区分を段階的・スパイラル的に履修する教育システムを
採用している。
●修了・進級要件
科目区分による修了要件は「ベーシック科目」10単位以上、
「アドバンスト科目」14単位以上、
「エグゼクティブ科目」12単位以上、
「プロジェクト研究
科目」8単位、計44単位とし、進級要件は「ベーシック科目」8単位以上、
「アドバンスト科目」6単位以上、
「プロジェクト研究科目」4単位、合計18単
位以上とする。なお、1年間の申告上限は34単位とする。
●ベーシック科目(基礎科目)
ベーシック科目では、ビジネスとパブリックの双方の分野で必要最低限のマネジメント能力育成のための科目を1年次に配置している。この段
階でマネジメントの基本的思考と経理・財務の基本知識を学ぶ。
●アドバンスト科目(基本科目)
アドバンスト科目では、ビジネスとパブリックそれぞれ特有の課題に関する基本的な科目を1年次を中心に配置している。この段階では専門・
応用分野への足がかりとするために、各自の問題意識の醸成を目指す。
●エグゼクティブ科目(専門・応用科目)
各自の課題・関心に応じた専門・応用科目として2年次中心に配置している。現場に精通した教員のもとで、仕事の中で実践的に活用できる知
識やノウハウの習得を目指す。ビジネス系、パブリック系を横断する科目群として、中華ビジネス系とソーシャルビジネス系の科目群を設けてい
る。これらの科目は北九州地域が歴史的に培ってきた独自の知的財産、強みなどを教育に活かすことを目的としている。
●プロジェクト研究科目(実践科目)
これまでの履修で蓄積してきた知識や問題意識をベースに、演習形式で徹底した討議を通じて「気づき、考え、提案・実践する」というプロセス
を遂行し、実戦的課題解決能力を育成する。
「グループ・ディスカッションⅠ・Ⅱ」は、ディベートのスキルを育成するとともにコミュニケーション能力の基礎力を養成するため、1年次の必修
科目としている。
「プロジェクト研究Ⅰ・Ⅱ」は、2年間にわたる学習の最終的な成果物(研究レポートまたは論文)を完成させる演習科目であるた
め、2年次に必修科目としている。
4
教育方法
多様な教 育 方法
授業は、一方向的な講義ではなく双方向な授業を重視し、グループワークや教室内での議論、プ
レゼンテーションの機会が多数設けられ、頻繁にレポート作成が課されます。これらを通じて、自
分の考えをまとめ、磨き上げ、他人に伝える訓練を行います。
また、経営の実践を体感し経験する場として、様々な教育方法を組み合わせて提供しています。
ケース・メソッドや優れた経営者との対話、フィールド・ワーク等を活用することで、理論と実践
の相互作用が期待されます。
修学アドバイザー制度
専任教員が入学手続き後から修了まで、学生一人ひとりの特性に応じた履修モデルを助言する
長
職業を有している等の事情により、標準修業年限である2年間での修了が困難である場合、最長
期
履
修
修学指導の制度を導入しています。学生の課題達成を強力にサポートします。
4年間で計画的に教育課程を履修し、修了する制度です。授業料は、2年間分の授業料の総額を、長
期履修が認められた年数で分割して納めます。
ゼ
ミ
方
式
1年次にゼミ方式のグループ・ディスカッションを設置し、グループ学習・グループ討議を行
う中で、各自の研究テーマの探索・発見と、研究テーマを深堀りするための思考方法や分析手法の
習得を意図しています。
2年次のプロジェクト研究では、各自の問題意識に基づいた専任教員等の指導の下で独自の研
究テーマを深め、関心を共有する受講生と切磋琢磨しつつ1年間かけてプロジェクト研究報告書
を作成します。ゼミで身につく構想力、行動力、論理的思考、専門的な知識は、MBAとして卒業後に
活躍する際に大切な知的基盤になります。
5
プロジェクト研究報告書(研究レポートまたは論文)
MBA取得のために修士論文に対応した研究報告書を提出し、審査に合格することが求められます。研究報告書は、学問的な立
場からの論文に限らず、職場や業界の問題に関する調査分析、将来のビジネス・プランなど多彩な研究が可能です。論文作成プ
ロセスを通して、問題を発見・分析し、さらには解決策を考えるまでのプロセスをじっくりと体験し、思考能力や分析能力、文章
力、プレゼンテーション力を高めます。
2015年度プロジェクト研究題目一覧(50音順)
相川安由美
E-Waste業界の展望とA社の位置づけ −小さなグローバル企業A社の安定的な成長に向けて−
今村 兼之
ひとり暮らし高齢者世帯の増加が地域や行政に及ぼす影響に関する考察 −今後の区役所のマネジメントのあり方−
于 艶麗
サービス業において顧客満足度を高めるためのアプローチ −職務特性モデルの視点から−
浦部 智子
従業員のワーク・エンゲイジメント向上に向けた研究 −イキイキと働ける職場作りに不可欠なリーダーシップとは−
太田 光昭
クラスターのCSVとはなにか −中小企業のCSVにおけるクラスター形成の意義を探る−
岡部由佳里
ダイバーシティがもたらす効果とそのプロセス分析 −日本企業の外国人がいる職場を対象に−
上玉利好和
どんなオフィス空間が楽しい職場づくりにつながるか
曲 晶
中国の冷凍食品メーカー A社の経営戦略
桑田 稔丈
介護職員を対象とした上司のリーダーシップとモラールとの関連について −社会的交換関係に着目して−
邵 小熒
日立製作所の企業価値評価
杉本 秀樹
北九州市内における駅周辺地区からみた八幡駅周辺地区のポジショニング
−ビル・マネジメント会社であるY社の今後の方向性を導く−
鈴木 智弘
中小企業にみる組織文化形成プロセスの規定要因
玉井 亨 「成長する職場」と管理者行動との関係性に関する考察 −鉄道会社X社を事例として−
鶴田 弥生
ローカルラジオ番組に関するブランディング・コミュニティの研究 −地域活性につながるリスナーの行動分析−
董 暁俊
日本の中古車市場特性に関する研究 −中国の中古車市場整備への提言を目指して−
德永 誠
中国自動車アフターマーケット開拓におけるソーシャルメディアの活用
中村 亮介
系列中小企業YC社における戦略的適合
原田 翔司
ドイツ市場におけるブランディング戦略 −T社のブランド構築モデル−
三浦亜野子
女性経営者の実像 −女性の理想的なワーク・スタイル−
山上 司
利用者ニーズの視点に立った障害者福祉のあり方 −障害者とその家族の高齢化問題について−
山下 猛
公益財団法人北九州市環境整備協会が目指す新たな戦略とは何か ∼外郭団体による戦略の立案∼
劉 家宏
中国人観光客向けのニューツーリズムビジネスの開拓
渡邊 あや
株式会社マキシムの現状分析と今後の経営方針 ∼家業から企業へと発展した経緯と問題点∼
6
スケジュール(時間割と履修例)
時間割【2016年度】
授業時間(時間割)は、おおむね次のとおりです。
〈月曜日∼金曜日〉 ■時間/ 18:30∼21:40 ■場所/小倉サテライトキャンパス
年次
時限
曜日
月
1年次
A週
B週
A週
6時限
隔
隔
隔
隔
7時限
基礎中国語
(18:30∼20:00)
6時限
7時限
6時限
毎
(18:30∼20:00)
7時限
国際経営
知識マネジメント
モノづくり
競争力の強化
サービス・
マネジメント
隔
隔
経営倫理と
企業法務
隔
経済学入門
隔
医療経済
中国ビジネス
隔
隔
隔
隔
中華圏の貿易実務
福祉マネジメント 医療マネジメント
隔
隔 ★
隔
隔 ★
隔
隔
マーケティング
ビジネス中国語
ファイナンス
管理会計
環境政策
6時限
隔 ★
隔
隔 ★
隔
隔
隔
7時限
アカウンティング
問題解決スキル
経営戦略
人材マネジメント
地域づくり総論
会社法
(20:10∼21:40)
隔
自治体政策
隔
マネジメント入門
(18:30∼20:00)
B週
NPO/NGO
実践論
環境ビジネス
7時限
(18:30∼20:00)
A週
隔
フィナンシャル・
インベストメント
ソーシャル・
ビジネス
財務諸表分析
2学期
B週
6時限
(20:10∼21:40)
金
隔
毎 国際ビジネス・スキル
(20:10∼21:40)
木
隔
(18:30∼20:00)
(20:10∼21:40)
水
1学期
B週
A週
(20:10∼21:40)
火
2年次
2学期
1学期
隔
隔
アジア型経営
ロジスティックス
〈土曜日〉 ■時間/ 9:00∼19:30 ■場所/北方キャンパス
年次
曜日
1年次
時限
1時限(
2年次
1学期
A週
2学期
B週
1学期
A週
B週
A週
2学期
B週
A週
B週
9:00∼10:30)
2時限(10:40∼12:10)
毎 ★ グループ・ディスカッションⅠ
3時限(13:00∼14:30)
隔
4時限(14:40∼16:10) パブリック・マネジメント
毎 ★ グループ・ディスカッションⅡ
隔 ★
隔
隔
隔
隔
隔
隔
組織とイノベーション
社会保障
自治体経営
地域プロジェクト・マネジメント
戦略的提携と事業創造
地域産業
産学連携と事業創造
5時限(16:20∼17:50)
隔
隔
6時限(18:00∼19:30)
ベンチャー・ビジネス
中華圏の経営思想
毎 ★ プロジェクト研究Ⅰ
毎 ★ プロジェクト研究Ⅱ
〈集中講義〉 ■期間/ 8月19日∼9月17日
年次
1年次
2年次
マーケティング戦略
ベーシック科目
毎 毎週1時限で開講
経営学特講
アドバンスト科目
エグゼクティブ科目
隔 隔週2時限連続で開講
チーム・マネジメント
プロジェクト科目
★ 必修科目
2年間の履修例
週2日∼ 5日程度の履修で、2年間の修了単位(44単位)が修得可能です。
履修は、AとBを隔週で繰り返して履修します。
〈プロフェッショナル・ビジネスリーダー型の履修モデル〉
1年1学期
B 週
知識マネジメント
マーケティング★
グループ・ディスカッションⅠ★
組織とイノベーション★
ベンチャー・ビジネス
★は必須科目
7
2年2学期
モノづくり競争力の強化
フィナンシャル・インベストメント
NPO/NGO実践論
経営倫理と企業法務
管理会計
プロジェクト研究Ⅱ★
財務諸表分析
プロジェクト研究Ⅰ★
マーケティング戦略
グループ・ディスカッションⅠ★
2年1学期
夏季集中講義
A 週
国際経営
アカウンティング★
1年2学期
グループ・ディスカッションⅡ★
経営戦略★
ファイナンス★
会社法
産学連携と事業創造
グループ・ディスカッションⅡ★
戦略的提携と事業創造
プロジェクト研究Ⅱ★
プロジェクト研究Ⅰ★
過去4年間のゲストスピーカー
科 目
アジア型経営
産学連携と事業創造
ゲスト
所属および役職
馬場 修
㈱貿易人 代表取締役
斎藤 治
読売新聞大阪本社 論説・調査研究室主任研究員
守屋 昌宣
㈱日本フェニックス代表
笈川 幸司
佳思 (北京)教育咨 有限公司 代表
山本 智子
弁護士知財ネット九州・沖縄地域会
松本 幸太
弁護士知財ネット九州・沖縄地域会
園田 真紀
弁護士知財ネット九州・沖縄地域会 みずほ法律事務所 福岡オフィス 弁護士
吉野 啓作
弁護士知財ネット九州・沖縄地域会 弁護士法人Next 福岡オフィス 弁護士
自治体経営
山﨑 重孝
内閣官房 内閣総務官
戦略的提携と事業創造
入交昭一郎
㈲入交昭一郎 代表取締役
ソーシャル・ビジネス
左京 泰明
特定非営利活動法人シブヤ大学 学長
林 良裕
TOTOウォシュレットテクノ㈱ 代表取締役社長
太田 一樹
大阪経済大学経済学部 教授
加藤 正博
コンサルタント事務所 所長
ベンチャー・ビジネス
寺本 充寛
佳秀工業㈱ 常務取締役
環境ビジネス
坂本 毅
㈲バンベン 代表
国際経営
勝田 広夫
豊田通商㈱ 機械・エネルギープラントプロジェクト本部 理事
黒坂登志明
ポルシェジャパン㈱ 代表取締役社長
浅枝 芳隆
監査法人デロイトトウシュトーマツ日本企業サービスグループEMEA統括パートナー
高山 美佳
Local & Design㈱ 代表
寺下 良真
よつば総支配人、作家(フリーライター)
岡野 秀之
公益財団法人九州経済調査協会 調査研究部 次長
大坂 吉文
大坂コンサルタントオフィス 代表
芦田 英機
㈲豊中駅前まちづくり会社 取締役
本山 晶子
iWAMプロフェッショナルズ 代表
上崎 譲
上崎経営事務所所長、中小企業診断士
山崎 重孝
総務省 行政課長
吉田 宏
前福岡市長
中溝 幸夫
九州大学 名誉教授
藤井 秀樹
京都大学大学院経済学研究科 教授
高橋 孝司
㈶九州ヒューマンメディア創造センター
山根 久資
九州旅客鉄道㈱ 総務部人事課 課長
財務諸表分析
地域づくり総論
知識マネジメント
パブリック・マネジメント
アカウンティング
人材マネジメント
※ゲストスピーカーの所属および役職は招聘時のものです。
8
在校生メッセージ
「本気」の学び場
池田 憲俊さん
株式会社マツシマメジャテック 取締役 営業担当
九州大学 医療技術短期大学部 診療放射線学科 卒業
10年間医療技術者として歩んできた私が、ものづくりの業界に足を踏み入れ
たのは2年前でした。医療からビジネスへと大きな環境の変化の中、少ない知識
と経験で立案と意思決定、管理をすることは困難なものです。そのような背景の
なかK2BSへの進学を決めました。経営の為の知識やマネジメントスキルを学ぶ
ことは当然のことながら、様々なケーススタディ内では、自ら深く考えディス
カッションを行うことで多くの学びを得ることができます。特に様々な業界か
ら「本気」で学びにきている学生同士のディスカッションや交流は考え方や見方
が広がり大きな財産となります。
業界や組織を問わず、K2BSで学ぶことで模範解答のない経営において様々な
アプローチが出来るようになれると信じています。
女性として活躍できるこれからに向かって
井上 央子さん
日本コークス工業㈱ 北九州事業所 勤務
西南女学院大学 人文学部 英語学科 卒業
中・高・大と女子校で学生生活を送り、現在は、ほぼ男性ばかりの職場で働い
ています。大学では語学を専攻していたので、経営や社会の仕組みなどに対する
知識不足を感じ、K2BSに入学をしました。現在、アカウンティングやマーケティ
ングなどを基礎から学んでいます。また、様々な実務経験を備えた先生方から学
び、幅広い年齢・経験・業種の違う仲間と交流をすることで、自分自身の視野を
広げることと共に、新たな価値観を得る貴重な場であると感じています。今年4
月に女性活躍推進法が成立され、これから更に女性への活躍が期待されていま
す。このK2BSでの学びを活かし、社会で活躍する女性としてチャレンジしていき
たいです。
思考の枠組みを広げる
貞廣 実里さん
キューサイ株式会社 総務人事部 人事
宮崎大学大学院 工学研究科 修了
大学・大学院で経済や経営学を学ばず、管理系職種である人事を担当してい
る日々は、感覚で業務をしている事が多くあり、現在抱えている知識・思考に限
界を感じていました。経済・市場環境が目まぐるしく変化する中で、自らが社会
や会社に貢献するには、知識の幅や思考の枠組みを広げる必要性があると感じ、
K2BS入学を決めました。ここでは、判断の最適解を導く為の思考を学べていると
実感しています。また、様々な経験をしてきている同期生とのディスカッション
は、思考の枠組みを広げていくために非常に有意義なものとなっています。大学
で学んだ知識やケースを日々の業務にどう紐付けていくかが今後の課題です。
9
想いをかたちに
土谷 和子さん
株式会社ゼンリン 総務・人事企画部 部長
北九州市立大学 経済学部 経営情報学科 卒業
北九州市立大学4年生の時にK2BSが開校し今年で10年。
尊敬する先生方が多数、K2BSで教鞭をとられていましたが大学卒業と同時に
K2BSへは進学できず時は過ぎていきました。経営学全般に関する知識を体系的、
かつ論理的に学び、論理的思考を身につけたいという思いは日々の中で埋没し
そうにはなりましたが、現状を認識し将来を見据えて組織・人事制度を考え実
行するためにはK2BSでの学びが必要でした。ここでの学びは、年齢、職業の異な
る仲間と共に議論し、共に時間を過ごしそこからたくさんの気づきを得ること
ができる貴重な経験だと実感しています。そしてここで出会った仲間は私に
とっての心友であり、ここで得た知識・経験が私にとっての糧になると確信し
ています。
生き方を豊かに
松島 卓哉さん
小波瀬病院 小児科 医長
産業医科大学 医学部 卒業
私は勤務医ですが、病院に留まらない地域での医療活動に興味を持っていま
した。K2BSは医療を含めたソーシャルやパブリック系の授業科目を多数有して
いたことから、進学を決意しました。現在入学して1年が経過しましたが、入学
当初に抱えていた仕事との両立に対する不安は、長期履修制度を上手く活用す
ることで、全く感じておりません。そしてこの年齢になって、医療分野以外にも
たくさんの新たな学びがあり、その学びを早速に仕事に応用し、マネジメント出
来る喜びを実感しています。また魅力的な先生方や多彩な背景をもつ仲間たち
との出会いを通じ、生き方が豊かになったことも、K2BSの魅力のひとつでしょ
う。
心地よい刺激とゆるやかな繋がり
渕 けい子さん
㈱スターフライヤー CS推進部 担当部長
東洋英和女学院大学 人文学部 社会科学科 卒業
「客室乗務員」という専門性の高い職域での社会人経験が大半であり、人財マ
ネジメントを含め、自身の職務全般は「経験知・暗黙知」に依る部分が大半を占
めていることが、自身の弱みであると感じていました。そこで「形式知・知識知」
を思考のプロセスに付加していくことが必ず強みになる思い、K2BSで学ぶこと
を決断しました。入学後は、数字で捉え、理解し、数字で答える(応える)ことの研
鑽も積むことが出来ています。
また、上述の「学問的学び」以上に私の中では、かけがえのない仲間=Weak
Ties※との関係がことのほか心地よく、刺激にもなっています。人生のTreasure
をこの「場」で得ることが出来たことに、心から感謝しています。
※Weak Ties…ゆるやかな繋がり
10
修了生メッセージ
ミドルマネジャーの可能性
桑田 稔丈さん
医療法人財団はまゆう会新王子病院 リハビリテーション部 主任
労働福祉事業団 九州リハビリテーション大学校 卒業
経営者でもないミドルマネジャーの私が、K2BSで学ぶことに果たして意味が
あるのだろうかと入学した2年前でしたが、その心配も杞憂に終わりました。授
業で習った理論や知識がそのまま現場で活かせるほど甘くもありませんが、事
業戦略を達成するためにどのような組織を目指し、どのような人材が必要であ
るのかを考える上で、授業や仲間達から得られた知見を参考に試行錯誤しなが
ら、この2年間様々な改革に着手できたのではないかと考えます。それも、限ら
れた時間で課題や研究に取り組むために必要であった、集中力や忍耐力に裏打
ちされた実行力や自信によるものだったのかもしれません。今後この経験を活
かし、職場だけに留まらず、地域社会で必要とされる人材として成長したいと思
います。
自身のマネジメントと生き方を見直す契機
徳 永 誠さん
株式会社アスミテルジャパン CTO
大分大学工学部電気電子工学科 卒業
システム会社にて開発部門のマネジメントを行っていた際、自身のマネジメ
ントに疑問を持ち、体系的に経営学を学びたいと考えてK2BSへの入学を決意し
ました。気づけばあっという間の2年間でしたが、密度の高い時間を過ごすこと
ができました。その中では、理論学習とともに、K2BSの先生方や先輩方、在校生の
皆さんとの交流を通して様々な経験を得ることができ、経営に対する考え方や
自分自身の生き方といったものも考える契機となりました。また、皆さんとの出
会いが新たなビジネスを生み出す可能性といったものも強く感じます。今後は、
本学で学んだことや皆さまとの関係性を活かし、新たなビジネスへと取り組ん
でいきます。
知識の羅針盤を手に進む
岡部由佳里さん
株式会社西日本新聞社 北九州本社編集部 記者
早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科 卒業
K2BSで学んだ2年間は、自分自身とその周りの環境をとことん見つめ直す時
間でした。マネジメントに関する体系的な知識を自分の組織や経験に落とし込
んで考え、学友と意見を交わすことで、現実に即しながら、直面する課題を論理
的かつ多角的な視点で整理できるようになったと実感しています。ただ、それら
の答えはまだ見つかってはいません。これからもK2BSで学んだ知識と思考力を
羅針盤として、前に進んでいかなければならないと感じています。ここで出会っ
た、経歴も年齢も国籍も異なる多種多様な仲間や先生、先輩方とのつながりは、
仕事の上でも財産となっています。今後も互いに刺激を与え続けられる関係で
ありたいと思っています。
11
内省を通じた学びは必ず身になる
鶴田 弥生さん
Nale株式会社 代表取締役(CROSS FMナビゲーター)
国立北九州工業高等専門学校 卒業
“知識の学習だけでは克服できないものがある”という言葉は確かに正しい。
しかしながら、学習からの逃げ道であってはならない。私にとってK2BSでの2年
間は、自らの経験に加え感性や信念を内省し、多くの弱点にも向き合わなくては
ならないものだった。それらを強制的にアウトプットしていくのだから苦しく
ないわけがない。葛藤や多少の焦燥感に駆られ入学を決めたが、修了した今確信
できるのは、学ぶ選択をした自分は間違っていなかったということ。学ぶことで
得たものはあまりにも大きい。内省した分だけ自信にもつながった。悩み苦しい
時こそ、急がば回れ!内省を通じた学びを繰り返すことこそが成長するために
必要で大切なステップだと理解できた。
修了生ネットワーク
(マネジメント研究会)
マネジメント研究会とは、北九州市立大学ビジネススクールの修
了生や教員を会員として、修了後も継続的な学習の場をつくること
を目的とした組織です。マネジメント研究会の主催により、勉強会
や入学式後の新入生歓迎会を毎年開催し、新入生や在校生、教員、
修了生の交流の場を設けるなど、人的ネットワークの形成にも大い
に役立っています。
マネジメント研究会代表メッセージ
小林 仁志さん(4期生)
大光炉材株式会社 代表取締役 社長
株 式 会 社 テ ッ ク 代表取締役 社長
皆さん、こんにちは。マネジメント研究会は、K 2BSを修了した方々の会です。現在
8期生までがマネジメント研究会の会員です。この会は、修了生が運営していると
ころが特徴で、修了生には、多くの北九州近傍の経営者やリーダーがいます。
K 2BSを通して学んだ者同士が、修了後も本会が主催する勉強会や新入生歓迎
会・交流会などを通して、先輩・後輩・同期と共に学んだり、交流を深めたりす
る機会を提供しています。
さてK 2BSは、今年で創立10周年を迎えます。10周年記念事業として、本
会もK 2BSとともに、K 2BSの未来展望を描くことが出来るようなイベント
実施に向けて協力するとともに、このイベントを契機に、K 2BSが元気
で意欲的な人材を今後も輩出できることを願っています。
皆さん、K 2BSの次の10年に向けた第一歩を我々と共に歩んで行き
ませんか。我々もK 2BSの入学式でお会いできるのを楽しみにしてい
ます。
12
MASTER OF BUSINESS ADMINISTRATION
教員紹介 (2016年7月現在 50音順)
特任教授
特任教授
網岡 健司
岩熊 正道
Kenji Amioka
地域プロジェクト・マネジメント
マーケティング戦略
【専門分野】
地域開発、地域プロジェクト開発
等
【専門分野】
地 域 ブ ランド 育 成、感 性 マー ケ
ティング、クールジャパンのビジ
ネス化
人材マネジメント
組織とイノベーション
プロジェクト研究科目
医療マネジメント
工藤 一成
Kazunari Kudo
社会保障
【現職】
北九州市保健福祉局長
【専門分野】
地域事業創造、地域産業分析、地
域経済、公共経営
【専門分野】
社会保障、地域医療政策
【主な経歴・業績】
1990年九州大学大学院 経 済学
研 究 科博士 後 期 課 程 修了、経 済
学博士号取得。財団法 人国 際 東
アジア研究センター専任研究員、
北九州市立大学経済学部准教授
を経て、2000年教授。2007年よ
り マ ネ ジ メ ン ト 研 究 科 教 授、
2011年同研究科長。1995-96年
米 国カリフォルニア大 学バーク
レー校 訪問研究 員。主要 研究業
績:単著『華 人 系 資 本 の 企 業 経
営』
(日 本 経 済 評 論 社)、共 著『日
中韓企業の経営比較』
(税務経理
協会)など。特に東アジア域内に
おける経営比較と経営現地化の
調査研究に取り組んでいる。
【主な経歴・業績】
1967年北海道大学入学後、北海
道放送、東京放送等で放送作家、
番組MC。
1978年産業医科大学に一期生と
して入学。母 校 放 射 線 科 外来 医
長等を経て1992年芦屋町に、お
のむら医院を開業。1998年より
患者塾を開講し毎日新聞に連載
中。テレビ、ラジオのコメンテー
ター多数。
【主な経歴・業績】
九 州 大 学 文 学 部を卒 業 後、
(財)
九州経済調査協会で研究員とし
て、16年間地 域振 興に係る調査
研究やプロジェクトに従事。半導
体産 業や自動車産 業、環 境 産 業
などの産業振興策に係る調査研
究や市町村のマスタープランづく
りなどを 経 験。
(財)九 州 経 済 調
査協会調査研究部次長等を経
て、2005年に北九州市立大学経
済学部助教授に就任。
【主な経歴・業績】
1981年早稲田大学商学部卒業。
同 年、北 九 州 市 役 所 入 職。企 画
局、総 務局、保 健 局、保 健 福 祉 局
等を経て、総 務局 経営 企 画室 主
査、産業学術振興局主幹。地域医
療政策、行財政改革、産学連携に
よる研究プロジェクト等を担当。
2008年 保 健 福 祉 局 総 務 課 長。
2011年保 健 福 祉 局 保 健 医 療 部
長。2014年から現職。
特任教授
教授/実務家教員
特任教授
特任教授
特任教授
Yoshihiro Nagatsu
Akira Nin
パブリック・マネジメント
自治体経営
プロジェクト研究科目
任章
舟谷 文男
古田 茂美
Fumio Funatani
アカウンティング
財務諸表分析
プロジェクト研究科目
Shigemi Furuta
医療経済
【専門分野】
人材 マネジメント 論、組 織 行 動
論、人材育成
【専門分野】
公共経営、地方財政、行政評価等
の行政改革手法
【専門分野】
財務会計、監査基準、内部統制等
【主な経歴・業績】
1991年慶應義塾大学卒業、三菱
電機株式会社にて総務・人事業
務に従事した後、1999年慶應義
塾大学経営管理研究科修士課程
へ 進 学しMBAを 取 得。2002年
一橋大学大学院商学研究科博士
後 期 課 程 へ進 学、博 士(商 学)取
得。名古屋商 科大 学や九 州 産 業
大学での勤務を経て、2012年北
九州市立大学へ着任。
【主な経歴・業績】
1974年早稲田大学法学部卒業、
同年北九州市役所入職、86年環
境庁環境管理課主査、96年財政
局財政課長、2000年総務局経営
企 画 室 長、02年 財 政 局 財 務 部
長、04年 産 業 学 術 振 興 局 理 事、
07年北九州市立大学大学院マネ
ジメント研究 科 教 授、16年 特 任
教授
【主な経歴・業績】
1981年 早 稲 田大 学 大 学 院 商学
研 究 科 修 士 課 程 修了後、ソシエ
テ・ジェネラル 銀 行、J.P.モルガ
ン銀行、シティバンク法人金融部
を経て英国商社インチケープ元
財務 部 長。特に収 益 性 分析と内
部 統 制 に 関 する 実 務 経 験 が 豊
富。その 後は再び早 稲 田大 学 大
学 院 博士 課 程、シカゴ大 学 経営
大 学 院に学び、明 治 大 学 等にお
いて 教 鞭 をとり2004年 に 北 九
州市立 大学に着 任。米国公認 会
計士。2012年度早稲田大学訪問
研究員。元公認会計士試験委員。
中華圏の経営思想
【専門分野】
地 域 医 療 計 画、保 健・医 療・福
祉の政策科学、医療評価、医療情
報システム
【専門分野】
華人経営論、華人ネットワーク論
【専門分野】
日中貿易、貿易実務、木材ビジネス
【主な経歴・業績】
1982年国 際 基督教 大学 行政学
研 究 科博 士前 期 課 程 修了(行 政
学 修 士)。1981年 香 港 中 文 大 学
研究院交換留学。2001年神戸大
学大学院経営学研究科博士前期
課程修了(経営学修士)。2006年
立命館大学大学院国際関係学研
究 科博士 後 期 課 程 修了(国 際 関
係学博士)。香港貿易発展局東京
事務所市場 開 発 部 長、大 阪事務
所長、香港本局海 外 事 業 部日本
課長、日本首席代表を歴任。
【主な経歴・業績】
1994年段 谷産 業 株 式会 社に入
職後、98年に海外事業部中国室
室長に就任。2002年に大忠貿易
有限会社設立。2004年に中国大
連に大連忠成木業有限公司を設
立し董事就任。2009年北九州市
立 大学マネジメント研究科を卒
業後、2011年に現地内資法人稲
田光触媒科技環保(大連)有限公
司を設立。2014年より北九州市
立 大学マネジメント研究科中華
ビジネス研究センターの研究員。
【主な経歴・業績】
昭 和48年 東 京 理 科大 学 理 学 部
化学 科卒 業。慶 應 義塾 大学医学
部病院管理学教室助手、昭和54
年産業医科大学医学部病院管理
学講座講師。平成6年教授。情報
管理部長を併任、平成22年定年
退職。産業医科大学名誉教授。平
成22年 済 生 会 八幡 総 合 病 院 支
援 センター 長、平 成25年9月退
職。医 学 博 士。著 書 に『医 療 科
学』、
『医 療 科 学入 門』等。福 岡 県
医療審議会・医療計画部会委員、
北九州市高齢者支援計画策定委
員会委員、北 九州市都市 計画審
議会委員等公務を歴任。
平山 克己
アダム・ヘイルズ
王 占華
高橋 衛
藤井 敦
北九州市立大学アジア文化社会研究センター 教授
中華圏の貿易実務
【現職】
大忠貿易有限会社代表取締役
大連忠成木業有限公司董事
稲田光触媒環保科技(大連)有限公司董事
後藤 尚久
北九州市立大学経済学部 准教授
Satoru Maeta
【現職】
中 山 大 学 管 理 学 院SYSBS(Sun
Yat-Sen Business School 中 国
広州市)
客員研究員
ヤマト運輸株式会社アドバイザー
牛房 義明
北九州市立大学経済学部 准教授
前田 知
【現職】
北九州市立大学特任教授
畔津 憲司
北九州市立大学外国語学部 准教授
13
Hiroshi Kido
地域づくり総論
産学連携と事業創造
プロジェクト研究科目
【現職】
医療法人おのむら医院
理事長・院長
【現職】
北九州市立大学特任教授
学内兼
担教員
城戸 宏史
特任教授
【専門分野】
医療マネジメント、医療コミュニ
ケーション、放射線診断学
永津 美裕
Maki Tottoribe
Kentaro Onomura
教授/実務家教員
【専門分野】
国際経営、比較経営、アジア経営
論
【主な経歴・業績】
1986年RKB毎日放送㈱入社。報
道 部記者、東 京 支 社テレビ 営 業
部、アメリカ合 衆国テレビメディ
ア研修を経て、1999年より本社
テレビ編成部副部長、プロデュー
サー、日 本レコード大 賞 審 査 委
員、2008年にメディア事 業 局コ
ンテンツ開発部長、福岡アジアコ
レ ク シ ョ ン プ ロ デ ュ ー サ ー、
2013年メディア事業局長兼コン
テンツ事業部長を歴任、2016年
4月より現 職。福 岡 芸 術 財 団 理
事。
鳥取部 真己
小野村 健太郎
Xiao-ping Wang
アジア型経営
国際経営
経営学特講
プロジェクト研究科目
【現職】
RKB毎日放送株式会社
執行役員メディア事業局長
准教授
特任教授
王 効平
Masamichi Iwakuma
【現 職】新日鉄興和不動産㈱九州
支店副支店長/特定非営利活動
法 人「里 山を 考える会」理 事/㈱
エックス都市研究所参与
【主な経歴・業績】
1983年新日本製鐵㈱(現新日鐵
住 金 ㈱)入社、八幡 製 鐵 所 配 属。
1988年より同社の(テーマパー
ク)スペースワールド班に参加、以
降一貫して東田地区の都市再開
発事業など北九州の地域開発に
携わる。同時に、北九州市特区専
門官、参与を兼職、官民一体の立
場から、まちづくりの一環として
地 域プロジェクトを企 画・プロ
デ ュ ー ス、
「情 報 の 港」北 九 州
e-PORTやエネル ギ ー革 命をも
たらすスマートコミュニティ実証
事 業、
「明 治 日 本 の 産 業 革 命 遺
産」の世界遺 産 登 録など 数々の
案件を手掛けている。
教 授
北九州市立大学経済学部 教授
北九州市立大学法学部 教授
北九州市立大学経済学部 教授
北九州市立大学経済学部 教授
南 博
北九州市立大学地域戦略研究所 教授
MASTER OF BUSINESS ADMINISTRATION
特任教授
斉藤 淳
Atsushi Saitou
ロジスティックス
特任教授
特任教授
杉山 新治
平 由以子
Shinji Sugiyama
モノづくり競争力の強化
Yuiko Taira
NPO/NGO実践論
准教授
教授/実務家教員
Hidenao Takahashi
Hiroshi Takeda
高橋 秀直
経営戦略
マネジメント入門
プロジェクト研究科目
武田 寛
ファイナンス
フィナンシャル・
インベストメント
プロジェクト研究科目
特任教授
田端 弘道
Hiromichi Tabata
中国ビジネス
【現職】
北九州高速鉄道株式会社
代表取締役社長
【現職】
トヨタ自動車九州㈱ 顧問
熊本大学工学部顧問
福岡県実業団バドミントン連盟会長
【現職】
NPO法人循環生活研究所理事長
【専門分野】
ものづくり部門のマネジメント全
般
【専門分野】
自 動 車の品 質保 証・品 質 管 理、
工場経営、人材育成、TPS改善
【専門分野】
堆肥・資源循環・環境保全リー
ダー育成・環境教育
【専門分野】
経営戦略論、技術経営論、産業組
織論
【専門分野】
ファイナンス、国際 経 済、経 済 経
営理論
【専門分野】
国際ビジネス
【主な経歴・業績】
1979年日産自動車㈱入社。工場
部 門、本 社 人事 部 門などを経て
1997年 より生 産・物 流 部 門 で
日 産リバイバ ルプ ラン(事 業 改
革)を 推 進。2001年 より九 州 工
場において、ものづくりマネジメ
ント、製 販 一 体 プ ロジェクト活
動、分社化(事業譲渡)等を推進。
2007年 九 州 工 場 副 工 場 長、
2011年日産自 動 車 九 州 ㈱ 取 締
役。2014年より現職。
【主な経歴・業績】
1974年トヨタ自動 車工 業 ㈱(現
トヨタ自動車㈱)入社。ユニットか
ら完成車両に至る品質管理業務
を 幅 広く経 験。1995年 以 降 は、
東 南アジ ア・中国・オセアニア
を中心とした海外工場での新型
車立ち上げを数多く支援。2005
年トヨタ自動車九州㈱の取締役
就任後は、モノづくりを中心に工
場 経営を担 当。日本 能 率協会 や
各種工学会行事等でも数多くの
講 演。2016年2月からは福岡県
の「プロフェッショナル人材戦略
拠点マネージャー」を委嘱され、
中小企業の人材獲得を支援中。
【主な経歴・業績】
大学では食物栄養学を専攻・卒業
後、証券会社に勤務。結婚出産後、
平成9年よりコンポスト活動開始、
平成16年NPO法人格取得。循環型
農 業、博多湾の海藻アオサ・松葉
の堆肥化事業。人材養成・支援事
業、NPOの 協 働 に よる イ ン セ ン
ティヴシステムの 構 築、国 連 ハビ
タットとネパールへノウハウ移転事
業、小さな循環ファーム(半径2km
で の 資 源 循 環)、ア ジ ア3R推 進
ネットワークにてアジアでNGO大
会の開催。問題を抱える若者対象
の農業 事 業、高校・大学との農業
や6次産業連携事業等。日本環境
保全ボランティアネット理事。
【主な経歴・業績】
2011年一 橋 大 学 大 学 院 商 学 研
究 科博 士 後 期 課 程 単 位 修 得 退
学。大学院在学中の2009年より
2年にわたり公益財団法人医療
科学研究所研究員。2011年北九
州市立大学マネジメント研究科
講 師として着 任。2012年4月よ
り准教授。
【主な経歴・業績】
北 九 州 市生まれ。東 京 大 学工学
部卒業後、日本長期信用銀行(長
銀、現:新 生 銀 行)に 入 行。ハ ー
バード大学大学院ケネディスクー
ルMPA(公共 政 策 学 修士)、ブラ
ウン大学経済学修士取得後、ボス
トン大学大学院経済学博士課程
を経て、北九州市立大学に着任。
主 要 業 績:
“Management,
accounting and philosophy:
the development of management accounting at Kyocera,
1959 -2013”, Accounting,
Auditing & Accountabilit y
Journal, 27
(2)
, 2014年等。
【主な経歴・業績】
1978年東 京 工 業 大 学高分 子工
学 科卒業。同年東陶機器 株 式会
社(現TOTO株 式 会 社)入 社。
2004年取締役執行役 員国際事
業グル ープ長に 就任。10年 間に
わ た りTOTO海 外 事 業 を 指 揮
し、TOTOの グ ロ ーバ ル展 開 の
礎 を 築 い た。2014年 6 月 よ り
TOTO㈱式会社顧問。
特任教授
教 授
教 授
松岡 俊和
松田 憲
Toshikazu Matsuoka
環境政策
【現職】
公益財団法人北九州産業学術推
進機構(FAIS)
専務理事
松永 裕己
Ken Matsuda
マーケティング
プロジェクト研究科目
Hiromi Matsunaga
環境ビジネス
ソーシャル・ビジネス
プロジェクト研究科目
特任教授
「専門職大学院に関し必要な事項について定める件」
第2条第2項に該当する教員
「専門職大学院に関し必要な事項について定める件」
第2条第2項に該当する教員
Yasumasa Morinaga
Tetsuya Yamaguchi
Hatsune Yoshiura
森永 泰正
戦略的提携と事業創造
プロジェクト研究科目
【専門分野】
中 小 企 業 の マ ー ケ ティ ン グ、
CFO業 務、ベンチャー事 業 評 価
及び経営管理
【専門分野】
取引・ビジネス法務、企業コンプ
ライアンス
【主な経歴・業績】
昭和29年生まれ。九州工業大学
修士課程環境工学専攻を修了し、
1981年北九州市役所入職、環境
省出向、環境局計画課長、産業学
術振 興 局新産業部長、環 境 局環
境 未 来都市 担当理事 等を経て、
2013年から環境局長。市役所時
代は、新産 業 部 長 時 代を除 いて
ほぼ環 境 行政一筋。日経BP社日
本イノベータ―大賞2013年度優
秀賞受賞。
【主な経歴・業績】
2005年京都大学大学院 教育学
研 究 科博 士 後 期 課 程 修了。博 士
(教育学)。2005年京都大学大学
院 教育学研究科 研究員(学術研
究 奨 励)。2007年 山口大 学 大 学
院理工学研究科講師。同准教授、
同国 際 総合 科 学部准教 授を経
て、2016年4月より北 九州市立
大学大学院マネジメント研究科
教授。
【主な経歴・業績】
1998年九州大学大学院 経 済学
研究科博士後期課程単位取得退
学。98年北九州市立大学産業社
会 研 究 所(現、都 市政 策研 究 所)
講 師、准 教 授を 経て、現 職。行 政
の各種委員やNPO法人、一般社
団法人の理事なども務める。
【主な経歴・業績】
三井物産株式会社鉄鋼製品本部
本 部 長 補 佐、三 井 物 産スチール
株式会社常務執行役員九州支社
長、同取締役常務執行役員。総合
商社営業本部で営業戦略企画立
案、関係会社管理、M&A、総合力
活用推 進 等に従事。現 職では全
国並びにベトナムを営業地 域と
する鉄鋼専業商社取締役として
営業戦略立案・実行推進を行っ
ている。
非常勤
講 師
今村 浩司
岸本千佳司
西南女学院大学 准教授
公益財団法人アジア成長研究所
研究部上級研究員
永田 晃也
平田 エマ
田村 馨
平野 健二
九州大学大学院
経済学研究院 教授
福岡大学商学部 教授
経営倫理と企業法務
プロジェクト研究科目
【現職】
株式会社安川電機
人事総務部法務グループ長
【専門分野】
総合商 社の営業企 画、営業 戦 略
立案、企業再編・統合
大分大学経済学部教授、学長補佐
ベンチャー・ビジネス
プロジェクト研究科目
吉浦 初音
【現職】
山口徹也公認会計士・
税理士事務所所長
【専門分野】
環境ビジネス、ソーシャルビジネ
スに関する経済地理学的研究
大崎 美泉
山口 徹也
【現職】
森定興商株式会社
取締役本店長兼鉄鋼事業管掌役員
【専門分野】
マーケティング、認 知心 理学、認
知科学
九州大学大学院
人間環境学研究院 准教授
特任教授
「専門職大学院に関し必要な事項について定める件」
第2条第2項に該当する教員
【専門分野】
環境行政
池田 浩
特任教授
【現職】
TOTO株式会社顧問
公益財団法人九州経済調査協会
調査研究部主任研究員
株式会社サンキュードラッグ
代表取締役社長
【主な経歴・業績】
1993年九州大学経済学部卒業。
中央青山監査法人事業開発Gマ
ネージャーを経て、米国で臨床試
験を実施する創薬ベンチャーの
CFO就 任。2009年 に 事 務 所 を
開業後、地元、首都圏などの成長
企 業 や 金 融 機 関 へ のコン サル
ティン グ を 行 って い る。マー ケ
ティング を主とする事 業 計画を
策定し多くのベンチャー設立を
手がけ、投資するとともにハンズ
オン で 参 画。IPO、M&A等 の 最
新のファイナンス実務を経験して
いる。
森田三恵子
グローバルオフィスWK
【主な経歴・業績】
津田塾大学学芸学部国際関係学
科卒業 後、九州旅客鉄 道株 式会
社にて主に経営 企 画 業 務に従
事。九州大学法科大学院修了後、
2007年司 法 試 験 合 格、2008年
弁 護士 登 録。奥田法 律 事務所に
て民事・刑事弁護業務を経験後、
日本電産株式会社、バイエルホー
ルディング株式会社にて企業内
弁 護士として勤 務、2016年より
現職。
……専任教員
……特任教員
……特任教員
「専門職大学院に関し必要
な事項について定める件」
第2条第2項に該当する教員
14
北九州市立大学ビジネススクールの活動と制度
K 2BSの活動
●シンポジウム
学内外に向けた情報発信と知的交流を目的としたシンポジウムや特別講義を開催しています。
最前線で活躍されているビジネスパーソンや専門家、研究者を招いて、基調講演やパネルディスカッションを行っています。
2014年度以降の主な事業
●MBA in サテライトフォーラム(2014年)
「ASEAN市場の特性」
基調講演『中小企業の独創と継続 −京都型ビジネスの考え方− 』
講師:INTI Education Holdings会長 Tan Yew Sing(陳友信)
氏
講師:同志社大学副学長 村山裕三氏
「シンガポールの華人ネットワーク活用策」
パネルディスカッション
講師:シ ン ガ ポ ー ル 国 立 南 洋 理 工 大 学 公 共 管 理 大 学 院 院 長
Liu Hong(劉宏)
氏
テーマ『中小企業の独創と事業創造について』
司会:北九州市立大学大学院マネジメント研究科准教授 高橋秀直氏
パネリスト:村山裕三氏(同志社大学副学長)
●実践中華ビジネス講座(第3期)
坂本敏弘氏(計測検査㈱代表取締役)
「中国企業法務の最新動向」
斉藤智樹氏(㈱クロスポイント代表取締役)
講師:北京中倫法律事務所ファウンディングパートナー 呉鵬氏
田代智治氏(㈱松尾HD経営企画室室長)
「海外進出に伴う日系企業の法務リスク管理事例」
講師:㈱安川電機人材多様性推進室副室長兼人事総務部法務グ
●MBA in サテライトフォーラム(2015年)
ループ課長、弁護士、北九州州市立大学大学院マネジメント
研究科特任准教授 吉浦初音氏
基調講演『グローバルで勝てる企業−国境無きビジネスの世界』
講師:公認会計士 松尾 清氏
パネルディスカッション
「ASEAN進出に関わる法務問題 −ベトナム・ミャンマーを中心に− 」
講師:北浜法律事務所東京事務所弁護士、フランス共和国弁護士、
テーマ『北九州地域企業の経営継承-その経験則と期待値』
ニューヨーク弁護士 生田美弥子氏 司会:山口公認会計士・税理士事務所所長、北九州市立大学大学院
マネジメント研究科特任教授 山口徹也氏
パネリスト:足立 寛氏(㈱アダチ 代表取締役社長、MBA)
●日本香港協会・九州香港協会とのCMMS
(Chinese Management and Marketing School)共催(2015年)
林田直子氏(北九州青年会議所副理事長、MBA、USCPA)
松岡寛樹氏(㈱クラウン製パン常務取締役、中小企業診断士)
山口典浩氏(山口建設工業㈱相談役、社会起業大学九州校校長)
●平成27年度地域づくりマネージャー養成塾(主催:副都心黒崎開発
推進会議(会長 利島康司氏))の共催(2015年)
●中華ビジネス研究センター設立記念シンポジウム
●特別講義
『成長する東アジア市場の攻略 −九州企業はチャンスを掴めるか−』
『真のグローバル企業とは何か』
(2014年)
「九州企業の東アジア市場開拓策」
講師:デロイト・トウシュ・トーマツ
(DTT Ltd.)
日本企業サービス
講師:㈱ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長 大前研一氏
グループ欧州中東アフリカ
(EMEA)
統括パートナー、
公認会
計士 浅枝芳隆氏
※所属および役職は開催時のものです。
●地域貢献・地域連携
北九州を中心とした北部九州地域の発展のために、公益財団法人北九州活性化協議会や公益財団法人北九州産業学術推進機構、
独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小企業大学校直方校)などの経済団体との連携講座や講演会などのイベントを実施して
います。
K 2BSの制度
●オープンキャンパス
K²BSでは、オープンキャンパス(講義見学会)を実施しています。実際に開講されている講義をご覧いただくことができます。事
前の申込みが必要になりますので、ご参加を希望される場合はお問い合わせください。
●科目等履修
「K²BSの開講科目を実体験してみたい」という思いに応える制度が「科目等履修制度」です。4か月間の実際の講義履修体験に基
づいた出願の判断が可能になります。
また、本制度は、K²BS修了生に対するリカレント教育の役割も担っています。
●出張講義
教員が学外に出向き、講義やセミナーを行う「出張講義」を行っています。K²BSの教育研究成果の地域への還元、地域との連携強
化を目的にしています。また、継続的な研修事業のご相談もお受けしています。
15
国際交流
中華地域を中心とした海外のビジネススクールや研究機関との交流を進め、国際的なビジネス・リーダーを育成することに力
を入れています。
南洋理工大学中華言語文化研究センター(SINGAPORE)との
学術交流(MOU)
(2016年3月)
香港工業総会会長 Dun Group 会長 鄭文聡氏訪問(2015年9月海外研修時)
これまでの主な実績
●シュタインバイス大学(ドイツ)との共同研修
●マカオ大学工商管理学院との学術交流MOU
●中國大連理工大学管理学院との学術交流MOU
●マカオ大学アジア太平洋経済経営研究所との学術交流MOU
●中国人民大学中国経済改革与発展研究院との学術交流協定
●中評シンクタンク・ファンデーション(香港)との学術交流MOU
●遼寧大学商学院(中国)との学術交流協定
●香港中文大学国際ビジネス研究センターとの学術交流MOU
●遼寧大学新華国際商学院(中国)との学術交流協定
●中国人民大学中国民営企業研究センターとの学術交流協定
●東北大学工商管理学院(中国)との学術交流協定
●山東大学管理学院(中国)との学術交流MOU
●香港大学華人経営研究センターとの学術交流MOU
●南洋理工大学中華言語文化研究センター(シンガポール)との学術交流MOU
中華ビジネス研究センター
北九州市立大学におけるこれまでの中国語教育の伝統および中華ビジネス研究の蓄積を活かした調査研究、さらには地域企
業や行政機関等におけるグローバル人材の育成などを推進することにより地域社会の活性化に寄与することを目的に、
2014年
8月に「中華ビジネス研究センター」を設置しました。
主要事業
●中華ビジネスに関する調査研究
中華系企業の経営様式、東アジア地域におけるビジネス展開に際して企業が抱える様々な課題等を調査研究し、国際共同
研究交流事業や成果報告会を通じた政策提言等を行うことによって地域貢献を行っています。
●グローバル人材の育成
海外提携校との学術交流協定に基づく海外研修事業の実施,共同調査研究プロジェクトへの参画、東アジア地域への企業
視察、共同研修プログラム等を通じて、国際感覚の養成やネットワークづくりを促進し、地域の企業や行政機関等におけ
るグローバル人材の育成を推進します。
●中華ビジネスに関する講座等の開催
華人系または中華系企業のビジネススタイルに対する理解を深め、東アジア地域における国際ビジネス連携効果を高め
るために実践的知識を総合的かつ体系的に学ぶことができる各種講座やセミナーを開催します。
●ビジネス支援
中華ビジネスに関連する調査研究成果の蓄積や、中華・ASEAN地域に亘る独自のネットワークを通じて地域産業界や企
業に向けた情報の提供、及びビジネス支援を行います。一方的な情報発信のみに留まらず、当センター主催によるパネル
ディスカッションや経営者交流会等を通じて円滑な企業間交流を支援します。
中華ビジネス研究センターの活動報告についてはホームページ(http://ccbs.kitakyu-u.ac.jp/)をご参照ください。
16
入学金・授業料・支援制度
●入学金・授業料
入学金と授業料の額は以下の通りです。
金 額
入 学 金
授業料(年間)
市内居住者
282,000円
上記以外居住者
423,000円
第1期(4∼9月)
267,900円
第2期(10 ∼3月)
267,900円
注1)現行の金額です。変更となる場合があります。
注2)市内居住者とは
①本人、配偶者、2親等以内の親族が市民税納税者
(または市民税非課税者)
②北九州市内の事業所などに勤務または北九州市内
に本店などを置く事業所に勤務
●奨学金
人物、学業がともに優秀かつ健康であって、経済的理由のため修学が困難であると認められる者に対しては、選考の上、日本学生
支援機構(旧・日本育英会)の奨学金が貸与される制度があります。
●教育訓練給付制度
K²BSは、専門実践教育訓練制度の指定講座です。一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者(在職者)または一般被保険者で
あった方(離職者)が専門実践教育訓練を受講して修了した場合、教育訓練経費の一定の割合額(上限あり)が申請によりハロー
ワーク(公共職業安定所)より支給されます。詳細はお近くのハローワークへお尋ねください。
●北九州市立大学大学院マネジメント研究科特待奨学生制度(2017年度)
<対象者>大学院マネジメント研究科選考選抜における「選抜区分 ②大学などからの進学者」において入学を許可された者の
うち、学業成績が特に優れ、かつ人物優秀であると認められる者。但し、本研究科入学の年(2017年)の3月に本学学部等(外国語
学部、経済学部、文学部、法学部、地域創生学群及び国際環境工学部)を卒業した者に限る。
<経済的支援内容>大学院マネジメント研究科特待奨学生として認定された場合、以下のとおり奨学金を入学後支給します。
【大学院マネジメント研究科特待奨学金】………141,000円
<特待奨学生の選考審査・申請>選抜試験結果(書類審査、筆記試験及び面接)を総合して選考します。なお、特待奨学生の人数は
2名程度とします。特待奨学生に関する申請は必要ありません。大学側で該当する対象者を選考審査した上で、特別奨学生として
認定された者に対して、2017年4月中に文書でお知らせします。
年齢構成
在校生データ︻ 2016年度︼
50代以上
21.6%
性 別
20代
14.9%
北九州市外
女性
30代
31.1%
36.5%
男性
29.7%
40代
北九州市内
63.5%
68.9%
33.8%
最終学歴
その他
20.2%
出身学部
10.2%
12.2%
医療・福祉系
大学
67.6%
現 職
その他
大学院
17.5%
進学者
人文系
15.3%
会社勤務
33.8%
6.8%
理工系
18.6%
その他
経済系
27.1%
15.3%
17
現 住 所
医療・福祉
16.2%
法学系
公務員
13.5%
6.8%
会社経営
18.9%
2017年度入試概要
大学を卒業し、企業・官公庁等で2年以上の実務経験を有する社会人を中心に30名募集します。ただし、進学者についても若干
名募集します。
選抜方法
入試日程
社 会 人
出願書類をもとにした書類審査(1次選考)と、面接試験(2次選考)
進 学 者
出願書類をもとにした書類審査(1次選考)と、面接試験・筆記試験(2次選考)
秋期入試
冬期入試
出 願 期 間
2016年 9月26日(月)∼ 10月 3日(月)
2017年 1月 4日(水)∼ 16日(月)
1次選考結果発送
2016年10月14日(金)
2017年 1月27日(金)
2次選考試験日
2016年10月23日(日)
2017年 2月 5日(日)
合 格 発 表 日
2016年10月28日(金)
2017年 2月10日(金)
入 学 手 続
2017年 3月 8日(水)∼ 14日(火)
大卒以外の方は出願前に出願資格審査を行います。詳しくは、学生募集要項でご確認ください。なお、学生募集要項の入手方法は
以下のとおりです。
ダウンロード
北九州市立大学ビジネススクールホームページより
ダウンロードしてください。
右のQRコードからも
http://k2bs.kitakyu-u.ac.jp
郵 送
スマートフォンの方は
アクセスできます。
宛名を記入した返信用封筒(角形2号(A4サイズ)、250円切手を貼付)を同封し、請求する封筒の表に
「マネジメント研究科の募集要項請求」と朱書きして下記までお送りください。
【宛先】〒802−8577 北九州市小倉南区北方4−2−1
北九州市立大学 学務第一課大学院係マネジメント研究科
Q&A
Q
A
Q
A
MBA
よくある質問
どのような科目があるのですか?
経営に必要な知識・スキルを学ぶ基礎科目や、ビジネ
ス領域とパブリック領域の専門・応用科目や、本学の
特性を生かした中国ビジネス、ソーシャル・ビジネス
の科目などがあります。
いつ授業は行われるのですか?
平 日 夜 は、小 倉 駅 の サ テ ラ イ ト キ ャ ン パ ス で、
18:30-20:00、
20:10-21:40の2時限を開講します。土
曜日は北方キャンパスで、
主に昼間に授業を行います。
Q
A
修業年限の延長は可能ですか?
長期履修学生制度を利用することにより、標準修了年
限の2年に加え最長2年の延長(4年)が可能です。こ
の長期履修学生制度を利用した場合でも、トータルの
授業料は2年分で変わりありません。
Q
A
Q
A
出願にあたって実務経験や出身学部などの
制限はありますか?
所定の出願資格を有していれば、実務経験や出身大
学・学部などのバックグラウンドは問いません。
入学者選抜の方法はどのようなものですか?
書類審査と面接によって総合的に判断されます。ただ
し、実務経験が2年に満たない場合、筆記試験が課さ
詳しくは
「時間割」
をご参照ください。
なお、
第1学期は
れます。また、外国籍の方は、修学に差し支えのない程
4月∼8月上旬、
第2学期は10月∼2月上旬です。
度に日本語を修得している方を対象とします。
18
K2BS10周年 更なる高みへ
2016年 8月31日㈬ 19:00 ∼ 20:30(予定)
秋 期
ビジネス
スクール
説明会日程
2016年 9月 3日㈯ 13:30 ∼ 15:00(予定)
2016年12月 1日㈭ 19:00 ∼ 20:30(予定)
冬 期
秋期入試
冬期入試
2016年 9月26日㈪∼ 10月 3日㈪
2017年 1月 4日㈬∼ 16日㈪
1次選考結果発送
2016年10月14日㈮
2017年 1月27日㈮
2次選考試験日
2016年10月23日㈰
2017年 2月 5日㈰
合 格 発 表 日
2016年10月28日㈮
2017年 2月10日㈮
入
2017年 3月 8日㈬∼ 14日㈫
出
入試日程
2016年12月 3日㈯ 13:30 ∼ 15:00(予定)
願
学
期
手
間
続
※入試概要はP.18をご参照ください
北九州市立大学 小倉サテライトキャンパス
アミュプラザ小倉7F
小倉サテライトキャンパス
開設時間/
月曜日∼金曜日
(17:00∼22:50)
小倉駅直結のアミュプラザ小倉7階を使用し、平日夜間の授業
国道199号
ペース・ミーティングスペース・コピー機などを完備し、快適な
JR小倉駅
国道3号
を実施しています。MBA関係の図書・学生用パソコン・自習ス
学習環境を提供しています。
国道322号線
紫川
北九州モノレール
モノレールで
約10分
国道10号
北方キャンパス
開設時間/
月曜日∼金曜日
(8:30∼17:15)
土曜日
(9:00∼20:00)
小倉競馬場●
土曜日の講義を行っています。本館8階には、マネジメント研究
競馬場前
(北九州市立大学前)
科資料室を設置しており、教員・学生の集い・交流・学習の場
北九州市立大学 北方キャンパス
モノレール競馬場前
(北九州市立大学前)駅より徒歩約3分
として、
MBA関係の図書・学生用パソコン・自習スペース・ミー
ティングスペース・コピー機等を完備しています。
北九州市立大学ビジネススクール
公立大学法人 北九州市立大学大学院 マネジメント研究科(専門職大学院)
〒802-8577 北九州市小倉南区北方4-2-1
詳しくはwebへ
K2BS
http://k2bs.kitakyu-u.ac.jp
検 索
[お問い合わせ先]
学務第一課/ TEL.093-964-4208 FAX.093-964-4176
E-mail:k2bs@kitakyu-u.ac.jp