vol. 今思うこと 格差を考えて ― ― 20 大型ショッピングセンターやフランチャ イ ズ 店 と 競 合 す る 商 店 街 組 合、 地 域 に 根 ざ し た 社 会 奉 仕 活 動 の ロ ー タ リ ー ク ラ ブ、 印 刷 同 業 者 の 集 ま り で あ る 2 組 合 な ど、 そ れ ぞれの組織は牽引するリーダーのボランテ ィ ア で 運 営 さ れ て い ま す。 団 体 リ ー ダ ー 達 は、それぞれの事業計画立案、実行、研修、 親睦と会員さんのメリットを探し事業を行 っています。 退会の要因は、長期に亘る景気の閉塞感、 と ど め は、 原 油 高 騰 に よ る コ ス ト ア ッ プ、 今 年 も 年 が 明 け ま し た。 本 年 も お 引 き 立 転 嫁 し に く い 価 格 競 争、 後 継 者 問 題、 経 費 ての程よろしくお願いいたします。 削 減 等、 企 業 間 格 差 と さ ら に、 心 の 格 差 ま で生じていることが感じられます。 昨 年 は、 還 暦 の 満 歳 に な り た く さ ん の 方 に 祝 っ て い た だ き ま し た。 私 の 同 年 者 達 一方拡大している同友会は、異業種交流の も 定 年 退 職 に な る と、 第 一 戦 か ら 退 き、 後 場で会員の経験と知識、意見の交換を通して 輩指導に熱意を注ぐ友人もいる今日この頃 企業の自主的近代化と強靭な経営体質を作ろ です。 うする中小企業人で組織されています。 は っ き り 言 い ま す と、 景 気 が 悪 け れ ば 悪 一 方、 中 小 企 業 経 営 者 で あ る 私 の 友 人 も 多 く い ま す。 中 小 企 業 経 営 者 の 集 ま り で あ いほど、また企業間格差があれば在るほど、 る愛知中小企業家同友会に入って約 年経 中小企業経営者が対等で集まり発表と討議 ち ま し た。 先 日 も 知 多 支 部 の 忘 年 会 に 久 々 を 通 し て 自 己 成 長 し、 格 差 を 是 正 で き そ う 参 加 さ せ て 戴 い た 時 で す が、 知 多 支 部 の 会 なアイデアを共有できる本音の会である事 員 数 が 3 年 前 の 1・5 倍 に 拡 大 し て い ま し で す。 こ れ を ヒ ン ト に、 年 末 か ら 新 年 に 掛 た。愛知県内での会員数は、2、800社の けて自分が支部長をしている日本グラフィ 会 員 数 で す が、 着 実 に 増 え て い ま す。 私 自 ックサービス工業会愛知県支部を同業では 身、 地 元 商 店 街 振 興 あ る が、 も っ と 魅 力 の あ る 組 合 に し た い と 組 合、 ロ ー タ リ ー ク 思 い ま し た。 こ の こ と は、 自 分 自 身 に も 当 ラ ブ、 日 本 グ ラ フ ィ てはめると気持ちの持ち方にあるようです。 ックサービス工業会 当 社 は、 昨 年 の 月 に プ ラ イ バ シ ー マ ー 愛 知 県 支 部、 愛 知 印 ク 審 査 機 関 で 審 査 を 受 け、 今 春 P マ ー ク 取 刷工業組合知多支部 得 が 実 現 す る 予 定 で あ り ま す。 も う 一 つ、 等に所属しています う れ し い ニ ュ ー ス で す、 4 頁 の 丸 山 正 克 さ が、 毎 年 会 員 の 退 会 ん の ペ ル ー レ ポ ー ト が、 ア マ ゾ ン ド ッ ト コ が続き組織存続が危 ム で 販 売 で き る よ う に な り ま し た。 ご 覧 下 う く な る 現 状 の 中、 さ い。 今 後 共 お 客 様 か ら 安 心 と 信 頼 さ れ る なぜ愛知中小企業家 企業へと努力する所存です。 同 友 会 の み、 会 員 が 増加しているのか考 ≟Ⅻ⅔ ₉ ڒओ২ٛ℺ ₉ ࡛⅘≠ ġ えてみました。 http://www.1tsubu.com Email:page1@1tsubu.com Date:2008.1.20 60 営業部 11 45 2008.1 ༎ਬƦْܑġĻġԻ֚ၥ২ġْܑ໐ നঌခڢĸĮIJĵĹĮIJ ŕņōġĩıĶķĺĪijIJĮijIJĴıġ ŇłřġĩıĶķĺĪijijĮĴĸĵĵġ 代表 ︵半田市︶ 大橋 和行 米兵シンクタンク コメ兵人生学院 6 № 男の人生は四つに区切ることが出来る。第一 人生を 歳頃までの学生期。集団生活を通して 人間の基本を学ぶ時期です。第二人生を 歳ま での家住期。結婚、子育て、職業、幸福な家庭 を築く時期。第三人生を 歳までの返礼期。い ままでの人生に感謝し、会社・地域・家族に奉 仕する時期。第四人生は遊行期といって老後を、 何者にも束縛されず、楽しく遊ぶ為の心の勉強 をする時期。その一例をお話します。 という経典に、 こんな話が出ている。 ﹃涅槃経﹄ ある家に美女が訪ねてきた。豪華なドレスを 着た、品のある女性である。 主人に問われて、﹁わ たしは吉祥天よ。福徳を授けてあげるわ﹂と彼 女は言う。主人は喜んで彼女を請じ入れた。と こ ろ が、 ふ と 見 る と、 も う 一 人 の 女 性 が 門 口 に立っている。こちらの女性は、醜女で、見る からに貧乏たらしい。からだ全体が垢に汚れて いて、着ている衣服もボロボロである。﹁お前 は 何 も の だ?﹂﹁ わ た し は、 黒 闇 天 よ ﹂ と 彼 女 は名乗る。彼女の行くところ、必ず災厄がつい てまわるという。すなわち、彼女は貧乏神なわ けだ。﹁とっとと消え失せろ!さもないと殺す ぞ!﹂主人は、この黒闇天を追い払おうとする。 ﹁ あ な た は バ カ ね え。 さ っ き の 吉 祥 天 は わ た し の姉よ。わたしたち二人は、いつもいっしょに 行動しているのよ﹂黒闇天はそう言い残して立 ち 去 っ た。 そ し て、 福 徳 の 神 で あ る 吉 祥 天 も、 姉 と い っ し ょ に そ の 家 を 辞 去 し た の で あ っ た。 人生はいつも対になっている話です。 20 60 40 ℂ ℋ⅚ ٳ໑ ၚ ⅺ ࣉ ℶ ⅴ A社は、毎月 件くらいの新規見込先にダイ レクトメール︵DM︶を送付して、新規開拓の 営業をしています。 ある日その社長さんから ﹁こ の封筒みたいにうちもしてはどうだろう?封筒 の開封率が今以上に高まるだろうから⋮﹂と相 談を受けました。見てみると、それは有名なク レジットカード会社の勧誘DMで、封筒の宛名 面の表書きに﹃商品券プレゼント﹄と書いてあ りました。封筒を開けて中をみてみると﹃入会 したら、○○円の商品券プレゼント﹄と説明が ありました。 当然ですが、﹃ダメです。こんな詐欺まがい の方法はやめましょう。仮に開封率が上がって もDMの反応は下がるでしょう。しかも当社の DMの開封率は低くありませんし﹄と返答しま した。 DMはその効果を高めるために、まず開封率 を上げる、ということが必要です。見てもらわ なければ意味がありませんから。では、どうし たら開封率があがるでしょうか?それは、﹃D Mの封筒には何も書かないこと﹄です。 ︵失礼 になるので送付元の社名くらいは必要ですが︶ 開封する前から、どんな内容のDMか、察しが つくようでは開封しなくても判断できるので開 封率は下がります。そして、A社では100円 ショップで購入したボールペン︵1本 円くら い︶を同封しています。手触り感が違います。 何が入っているんだろう⋮ちょっと期待されま す。A社のDMの開封率は電話フォローしたと ころ、推定で %以上となっています。 紹 介 し た ク レ ジ ッ ト 会 社、 D M を 送 る と い う 見 込 み 先 と の 一 番 最 初 の 接 点 か ら、 誠 実 さ の伝わらない営業していて、成果があるのかな ︰︰? 20 ‵ා߄࿚ఴ⅕←↜↶‶ ∺ ◆システムは使い手で決まる 何 百 億 円 か け た シ ス テ ム で も、 使 い 手 が バ カ な ら ど う し よ う も な い。 使 い 手 に よ っ て 非 常 に 有 効 な 道 具 に も な る し、 全 く役に立たないただの機械もなる⋮それ が情報システムであり、コンピュータだ。 ◆お役所体質 実際に社保事務所の職員と話してみて、 ﹁国民から預かって国民に返すお金﹂とい う 意 識 が 全 く な い の に は 驚 か さ れ る。 逆 に﹁ 年 金 を 支 給 し て や っ て い る ﹂ と い う 高飛車な態度には呆れて物も言えない。 社 保 庁 に 限 ら ず、 日 本 の 官 僚 お よ び 役 人は民間から見れば金銭感覚が麻痺して い る と し か 思 え な い。 役 人 の 低 意 識 を 醸 成しているお役所体質こそが根本的な問 題だ。 ◆自己責任と自己防衛 こんないい加減な国に生まれた我々 は、一体どうすればいいのか? まず﹁国 に守ってもらおう﹂という甘い考えを捨 て、 国 の 年 金 を 当 て に し な い こ と だ。 こ の ま ま い け ば、 七 十 歳 に な っ て も 年 金 は 貰えない。 自 ら の 責 任 で 老 後 の 生 活 設 計 を 行 い、 自ら資金を蓄える自己防衛システムを構 築するしかないと考える。 インターネット ソーホーズ 㽎 一 㽎 半田市青山一 九 㽎八六一 ℡︵〇五六九︶二三 八 50 90 した半蔵は、私財をなげうって 尽力し、さらに諸国巡拝の旅で、 知多を訪れた讃岐の武士・武田 ఉঅ ࣭ !! ! ! ! !! 安兵衛も加わり、夢の実現に近 づく。 ୃ ؖ ဉ ₉₉₉₉₉ ₉ ₉ ₉ ₉ 三人は力を合わせ、諸寺を周 り、札所勧誘に努めた結果、多 彼岸の時期を中心に、年中見 かけるお遍路さんの姿は知多の くの人々の賛同も得、文政七年 風物詩となっている。 ︵一八二四︶八十八ヶ所の制定 が完了したのである。 一番の曹源寺から始まり、番 外と結願寺を含めると九十九ヶ 弘法大師の夢告があってから、 所を巡る。 実に十六年もの歳月を要してい た。 文 化 六 年︵ 一 八 〇 九 ︶ 三 月、 古見の妙楽寺の住職・亮山上人 難産の末生まれた知多四国で の夢枕に弘法大師が立ち、知多 あったが、その後は地域の人々 に衆生結縁の門を開くよう告げ の信仰を集め、全国に三十五ヶ た。 所ほどある新四国の中でも、三 大四国と称されるまでになった。 これを受けた亮山師は、早速 本四国の霊場を巡拝し、知多霊 場開創に取り組んだ。 当時、知多には三百を超える 寺院があった。 しかし、大師を開祖とする真 言 宗 の 寺 は 三 十 ヶ 寺 し か な く、 他宗の寺に大師像を安置するこ との理解は得られなかった。 それでも亮山師の熱意は冷め ず、地道な活動が続けられた。 十年後、阿久比の岡戸半蔵と 出会う。亮山師の心意気に感銘 大井の海中にある上陸大師の像 丸 山 正 克 ︵豊川市︶ Part.43 ‷ ⁁⅌ℸⅢⅳ ₉₉₉₉ ↯↽‡↾↲‡↝‸ FUJI XEROX製 ‷ ℷ!⁁ℸ⅂ⅻ‸ ︵半田市︶ Amazon.com にて販売中 豊川在住の外国人に日本語を教えること が 契 機 で ペ ル ー 人 と の 交 流 が 始 ま っ た。 食 事 に 招 待 さ れ た り、 一 緒 に 民 族 音 楽 を 楽 し ん だ り す る う ち に、 彼 ら の 素 朴 な 人 柄 に 親 しみを感じるようになった。そんな時、愛、 地球博のフレンドシップ事業でペルーを訪 問 し た。 マ チ ュ ピ チ ュ や ナ ス カ の 地 上 絵 で 歴史的なロマンを満喫してくるはずであっ た が、 高 山 病 に 罹 り 思 い を 果 た す こ と が で き な か っ た。 夢 よ も う 1 度、 自 分 の 思 い も さ る こ と な が ら、 百 余 年 前、 言 葉 の 通 じ な いペルーに移住していった先人の苦労話や、 毎 年、 体 験 学 習 プ ロ グ ラ ム で マ レ ー シ ア に ▼本年八月に当社主催で﹁知多半島自費出版フェ 連れて行く中学生のホームステイでの苦労 スティバル﹂を中山千夏先生を講師に招いての を 実 体 験 し よ う と い う 思 い が、 重 な っ て 再 企画が始まりました。自費出版の大手、新風舎 度 ペ ル ー 訪 問 と な っ た。 ま た、 今 回 の 体 験 が今月、自己破産で破綻し、自費出版に警戒心 の 中 か ら、 在 住 の 外 国 人 と 共 存 す る た め に が芽生える中、まじめに業務を行う会社にとっ ど う す れ ば よ い か、 見 聞 し た こ と を あ り の て、迷惑な話になりました。 ま ま に 綴 る こ と で、 そ の ヒ ン ト を 得 ら れ な 菜 園 で は、 イ チ ゴ、 大 根、 ハ ク サ イ 等 寒 さ いかというのが執筆の動機となった。 に強い野菜が春を待っています。 ︿ T﹀ A5 110頁 ソフトカバー製本 小 栗 大 造 そう言われても判ったようで、さてと首を かしげます。でも自分に問うてみましょう。 随 分 と 戦 記 な る も の を 読 み ま し た が、 そ れ な り の 特 色、 表 現 い ろ い ろ、 と こ ろ が 母 子 を 中 心 に し た も の は 数 少 な い。 私 の 場 合 貧 し い 百 姓、 母 と 子 の ふ た り 暮 ら し、 そ れ が 兵 と な り 出 征、 九 年 の 長 い 連 続 の 野 戦、 その間母に送った軍事郵便が全部貯めて あ っ た。 こ れ を 元 手 に、 表 現 は 多 く 短 歌 に 絞 っ た。 な る べ く 冗 長 を 避 け る た め、 憲 兵 と い う そ れ も 野 戦 憲 兵 の 任 務 の 有 様、 知 ら れていないことを残しておこうと、 ﹁続 おっ か さ ん ﹂ の 題 名 で、 N H K の 取 材、 全 国 放 映 で 本 の 注 文 が 多 く 在 庫 は な く な っ た。 一 粒 社 さ ん の お 世 話 で﹁ 南 吉 と 岩 滑 ﹂ ﹁悲願花 物語﹂﹁おっかさん﹂﹁続 おっかさん﹂と出 版 し た。 や っ ぱ り 何 故 書 い た の か 自 分 に 問 うてみる。 A5 150頁 ソフトカバー製本
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