UCLからご挨拶 - UCL-Japan Young Challenge

15 Oct, 2015
UCL-Japan Young Challenge
‘In the footsteps of the pioneers: new pioneers in dialogue’
拝啓
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
我々ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)には 150 年程前に 2 つのグループの学生が
日本から留学しました。彼らは長州ファイブ(1863 年)と薩摩ナインティーン(1865 年)として
知られており、海外の大学へ留学した日本人の先駆けとなっています。この学生達は日本の
近代化に大きな貢献をしており、初代総理大臣伊藤博文、初代外務大臣井上馨、大阪の父と
して知られる五代友厚、初代文部大臣森有礼など非常に多く偉人が含まれています。
UCL は 2013 年から 150 周年を記念した様々なイベントを開催しています。これらイベント
の集大成として日英の優秀な高校生がロンドンに集う、夏の英国教育体験プログラム”UCLJapan Young Challenge”を 2015 年度から始めました。このプログラムには、世界の4つの
共通課題について専門の研究者等と意見を交換し、知識と経験を深めるための「Grand
Challenge Event」、世界で活躍する日本人との対話イベント、世界をリードする大学であ
る UCL の教授陣による講義、ロンドン市内研修など様々なイベントを行います。特に来年
度は、東日本大震災から5周年となり、福島県との協力で、震災の人的な側面に焦点を置い
たシンポジウムへの参加を計画しています。
このプログラムを通じて、日本そして世界の将来を担う若い学生が、世界の問題意識に触れ、
世界の最先端で研究を行う研究者等と交流し知見を深め、150 年前に UCL へ留学した学生の
様に将来グローバルに活躍する人材として育つ契機になる事を期待しています。
来年度の UCL でのプログラムは 7 月 26 日から 31 日にロンドンで開催します。各高校から
優秀な学生 4 名と教師 1 名をこのイベントに招待します。是非、応募して頂ければ幸いです。
さらに、英国教育体験プログラムでは UCL でのイベントに加えてケンブリッジ大学での研
修、英国の二つの高校の訪問も行ないます。プログラム中は UCL やケンブリッジの大学の
宿舎に滞在し英国の学生の生活も体験して頂きます。来年の夏に、 皆様とエキサイティング
な時間を過ごす事を楽しみにしています。
詳 細 は こ の 活 動 の webpage (http://www.young-challenge.science) 、 今 年 の 活 動 報 告 書
(summary)、来年度の計画書を参考にしてください。このイベントはアジア太平洋日英知の
国際交流センター, 立教英国学院、全日空、味の 素 その他多数の 協 賛 、 後 援 を 受 け て
い ま す 。 また留 学 エ ー ジ ェ ン ト 会 社 Japan@UK が窓口となっています。つきまして
は、貴校の在校生及びご引率の先生におかれまして、本プログラムへのご参加の可否をご検
討頂けますようお願い申し上げます。ご不明の点がございましたら、何なりとご連絡くださ
い。諸事ご多用のことと存じますが、ご返事賜りたくお待ちいたしております。
敬具
Prof Shin-ichi Ohnuma, PhD
UCL
Chair, The 150 Year Anniversary of UK-Japan Academic Interaction
Chair, UCL-Japan Young Challenge
11-43 Bath Street , London EC1V 9EL
Tel: +44 (0)20 7608 6803
Email: s.ohnuma@ucl.ac.uk
[詳細]
UCL-Japan Young Challenge
‘In the footsteps of the pioneers: new pioneers in dialogue’
場所: ロンドン UCL メインキャンパス
日時: UCL におけるプログラム 2016 年 7 月 26 日(火)~7 月 31 日(日)(英国教育体験プログラ
ム全日程 2016 年 7 月 22 日(金)~8 月 1 日(月))
宿舎: 高校生、教員ともにロンドン大学の学生寮(個室・バス共同)に宿泊 (5 泊)
食事: 朝食、夕食は経費に含まれる
日本人参加者: 高校生50名、教師20名
各高校から高校生 4 名、教師1名を予定しています。
学生への条件: 英検2級程度の英語能力を持ち、英国の学生とコミュニケーションする意欲のある学
生
英国人参加者: UCL Academy や他の高校生ほぼ同数
UCL コンタクト:
大沼信一教授 (UCL、オーガナイザー): s.ohnuma@ucl.ac.uk
Dr Anne Moore: anne.moore@ucl.ac.uk (UCL Centre for Languages &
International Education)
UCL でのイベント内容:
メインイベント:
UCLJapan Grand Challenge Workshop “Global Challenge for Humanity in Disasters”
UCL は Global Health, Human Wellbeing, Sustainable Cities, Intercultural Interaction を人類にとって
重要な4大課題として取り上げ活動を行っています。今回は、これら課題いずれとも関係する、災害
について着目し、日英の学生同士、 UCL の専門家と一緒に話し合い、若者からの解決法、提言をつ
くり、発表をする Workshop を行います。また、震災の人的側面に焦点を置いたシンポジウム“Facing
Disasters: International Disaster Management and Humanitarian Responses”にも参加していただき、
これらを通して世界の共通の問題についての理解を深め、将来国際社会に貢献できる様な人材の育成
をめざします。
関連イベント:
英国、日本人高校生共通
o
ウエルカムイベント
o
UCL の研究者による特別講演
o
UCL の研究室訪問
o
UCL ランゲージセンターにおける講義・模擬テスト
o
日英の学生の文化交流
日本人学生のみ
o
日英の交流の歴史についての講義、国際化の重要性についての講義
o
UCL 内の日本に関連する場所のツアー
o
イギリスで活躍する著名日本人との交流会
協賛、後援団体: 一般財団法人アジア太平洋日英知の国際交流センター(CIIE-Asia), 立教英国学院,
グレートブリテン笹川財団、ANA、味の素、IHI
その他の情報: 参加高校生には参加決定以降にあらかじめ予習/準備を行なう事を計画しています。
UCL におけるイベントは1週間の英国訪問の一連のイベントの中に含まれています。このイベントは
他にケンブリッジ大学訪問、ロンドンでの他の活動を含みます。これら全体のツアーは留学エージェ
ントである Japan@UK が対応します。 全体のスケジュールにつきましては別紙を参考にしてくださ
い。
留学エージェント: Japan@UK
コンタクト:宮原、satsuma150@japanatuk.com