Release v1.3 Compatible StruxureWare™ Building Operation Enterprise Server StruxureWare ™ Building Operation サーバーはシステムの中枢部分に あたり、ロジックの制御、トレンドログ記録、アラーム監視などの重要な機 能 を 担 っ て い ま す。Enterprise Server は、StruxureWare Building Operation Server の Windows® アプリケーション版で、施設全体のデー タを収集して統計とアーカイブを作成する機能をもちながら、スタンドアロ ン アプリケーションとしても実行可能な柔軟性を兼ね備えています。また WorkStation や WebStation を通じて操作することで、シュナイダーエ レ ク ト リ ッ ク の ビ ル マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム で あ る StruxureWare Building Operation の集中管理拠点としても機能します。 Make the most of your energy SM 2 StruxureWare Building Operation Enterprise Server 機能 StruxureWare Building Operation アーキテク チャの最上位に位置するのが Enterprise Server です。システム全体の設定、制御、監視を集中的 に行う拠点として機能します。 ソフトウェアのみ 強力なネットワーク機能 Enterprise Server では、さまざまなプロトコルを用 いて複数の制御プログラムを実行できます。アラーム、 ユ ー ザ ー、 ス ケ ジ ュ ー ル、 ロ グ の 管 理 が 可 能 で す。 Enterprise Server 発のデータは、施設全体、あるい は企業全体のユーザーや他のデバイス、他のサーバーに 直接送信することができます。 システムの全体的ビュー Enterprise Server を 経 由 す る と、 す べ て の Automation Server やその関連デバイスを含むシステ ム全体にアクセスし、設定を行うことができます。 製品概要 • 強力なネットワーク機能 • システムの全体的ビュー • テキストとグラフィック ベースのプログラミング ツール • アラームとデータの集中管理 • 詳細なアクティビティ ログ • WorkStation/WebStation インターフェイス • オープン プロトコルにネイティブ対応 - BACnet、 LonWorks、Modbus 施設全体を見通せるので、設定の一括変更やデータ分析 が簡単に行えます。Enterprise Server は、さらに関 連するすべての Automation Server からイベントや アラーム データを収集します。Extended トレンド ロ グを使用すれば、トレンド ログの収集も可能です。 テキストとグラフィック ベースのプログラ ミング ツール Enterprise Server は、業界で唯一、スクリプト プログ ラミング とファンクション ブロック プログラミングの 両方に対応しています。こうした柔軟な対応により、用 途にあった適切なプログラミング方法の選択が可能です。 • Web Service に対応 • EcoStruxure Web Service に対応 • IT との親和性と安全性 アラームとデータの集中管理 Enterprise Server は施設全体に散在する複数のデバ イス(Automation Server を含む)からアラーム情報 が収集してくるので、ログの記録、表示、管理を一カ所 で集中して行うことができます。ユーザーは、複数サー バーのイベント ログやトレンド ログを確認できます。 シュナイダーエレクトリック株式会社 ビルディング事業部 © 2012 Schneider Electric. All rights reserved. Enterprise Server は履歴データベースや設定データ ベースをホストします。これらのデータベースには、ト レンド、アラーム、ユーザー アクティビティ、プロパティ 情報などの最新情報が保管されます。 TEL:03-6402-2410 E-Mail : jbb@schneider-electric.com SDS-SBO-ENTERPRISESERVER-A4.BU.N.EN.11.2012.0.00.CC www.schneider-electric.com/jp 3 StruxureWare Building Operation Enterprise Server 機能(続き) 詳細なアクティビティ ログ 基本アクティビティ以外の情報を記録しておくことは、 シ ス テ ム に と っ て 重 要 な こ と で す。StruxureWare Building Operation では、操作を実行したユーザーや 変更された値など、操作情報すべてがタイムスタンプと 共に記録されます。 ビルの Open Protocol に対応 StruxureWare Building Operation の長所の 1 つと して、オープン スタンダードへの対応があげられます。 Enterprise Server は、ビル関連で最もよく使われる BACnet、LonWorks、Modbus にネイティブ対応し ています。 WorkStation/WebStation インターフェイス ユーザーはどの StruxureWare Building Operation サーバーにログオンするかに関係なく、どのクライアン ト経由でも同じような環境で操作が行えます。ユーザー は Enterprise Server に 直 接 ロ グ オ ン し て、 Automation Server とそれに接続された I/O モジュー ル、フィールド バス デバイスのエンジニアリング、コ ミッション、管理、監視を行うことができます。詳細に つ い て は、WorkStation と WebStation の デ ー タ シートをご覧ください。 BACnet にネイティブ対応 Enterprise Server は、BACnet/IP ネットワークと 直 接 通 信 を 行 い ま す。 Enterprise Server は ASHRAE 135-2004 に 準 拠 し て お り、 最 先 端 の BACnet デ バ イ ス プ ロ フ ァ イ ル で あ る BACnet Building Controller(B-BC)プロファイルに適合して います。したがって、シュナイダーエレクトリックや他 のベンダーが提供する幅広い BACnet デバイスへのア ク セ ス が 可 能 で す。Enterprise Server は BACnet Broadcast Management Device(BBMD)として も機能し、複数の IP ネットワークにわたる BACnet システムの円滑な運用を支援します。 Modbus にネイティブ対応 Enterprise Server には、Modbus RS-485 マスター / スレーブ設定と TCP クライアント / サーバー設定がネ イティブで組み込まれています。 そのため、電力メー ター、UPS、ブレーカー、照明コントローラーなど、 Modbus プロトコルで通信するサードパーティ製品や 幅広いシュナイダーエレクトリック製品の機能がすべて 利用できます。 Web Service に対応 Enterprise Server は、SOAP や REST などのオー プン スタンダードに基づく一般的な Web Service を 使用し、データを StruxureWare Building Operation へ取り込むことができます。サードパーティからのデー タ(温度予報やエネルギー コストなど)を Web 経由で 受信し、施設のモード、スケジュール設定、プログラム 設定などを決定します。 対応プロトコル • IP アドレス指定 • TCP 通信 • DHCP/DNS、導入の迅速 化とアドレス参照用 • HTTP/HTTPS −ファイア ウォールを経由してイン タ ー ネ ッ ト に ア ク セ ス し、 リモート監視や制御が可能 • NTP(ネットワーク タイム プロトコル) 、システム全体 の時刻の同期に使用 • SMTP、電子メールの送信 用 EcoStruxure Web Service に対応 Enterprise Server は、シュナイダーエレクトリック の 標 準 Web サ ー ビ ス で あ る EcoStruxure Web Service にネイティブ対応しています。EcoStruxure Web Service では、システムがシュナイダーエレクト リックのものであるか認定サードパーティ のものであ るかに関わりなく、システム ディレクトリの参照、現 在値の読み書き、アラームの受信と確認、トレンド ロ グ データの履歴記録など、互換システム間における追 加機能が提供されます。EcoStruxure Web Service は安全性の高いサービスで、システムへのログオンには ユーザー名とパスワードの入力が必要です。 IT との親和性と安全性 Enterprise Server は、DHCP、HTTP、HTTPS な どのネットワーク規格を使用して通信を行います(詳細 は右欄を参照)。したがって、容易なインストール、シ ンプルな管理、安全な処理が可能です。 LonWorks にネイティブ対応 Enterprise Server にはネイティブで LonWorks と の通信機能が組み込まれています。幅広い LonTalk ア ダプタを使用して、TP/FT-10 LonWorks ネットワー クと通信を行うことができます。LonWorks との通信 シュナイダーエレクトリック株式会社 ビルディング事業部 © 2012 Schneider Electric. All rights reserved. 機能を使用すれば、シュナイダーエレクトリック製の LonWorks デバイスにも他ベンダー製品にもアクセス できます。LonWorks ネットワークのコミッション、 バインド、設定は、Enterprise Server に内蔵された LonWorks ネットワーク管理ツールから行うこともで きます。サードパーティ製ツールは一切必要ありません。 TEL:03-6402-2410 E-Mail : jbb@schneider-electric.com SDS-SBO-ENTERPRISESERVER-A4.BU.N.EN.11.2012.0.00.CC www.schneider-electric.com/jp StruxureWare Building Operation Enterprise Server 仕様 仕様 ハードウェア要件 通信 部品番号 プロセッサ TCP SW-ES-BASE-0、StruxureWare Building 最低:1.0 GHz バイナリ、設定可能なポート、 デフォルトは 4444 Operation Enterprise Server、PC サー 推奨:2.0 GHz 以上 HTTP バー用のEnterprise Server ライセンスには メモリ 非バイナリ、設定可能なポート、 デフォルトは 80 最低:2 GB HTTPS 推奨:4 GB 以上 暗号化対応 SSL 1.0、2.0、3.0 と TSL 1.0、設 ハードディスク 定可能なポート、 デフォルトは 443 Reports Server ライセンスが含まれます。 (メンテナンス契約は含みません) P/N: SXWSWESXX00001 最低:20 GB SMTP アドオン オプション ドライブ 電子メール送信、設定可能なポート、 デフォルトは SW-EWS-1、EcoStruxure Web サービス(ラ StruxureWare Building Operation 製品が 25 ンタイム)オプション - 1 Enterprise Server ディスク形式で提供された場合は、DVD ドライブ NTP に対する使用のみ、 メンテナンスは含みません が必要です。 時刻同期 P/N: SXWSWEWSX00001 その他デバイス BACnet SW-EWS-2、EcoStruxure Web Service(ラ Microsoft 製マウスまたは互換性のあるポインテ BACnet/IP ンタイム)オプション - 1 Enterprise Server ィング デバイスが必要です。 BTL B-BC BACnet Building Controller に対する提供と使用、 メンテナンスは含みません 対応する LonTalk アダプタ: P/N: SXWSWEWSX00002 ソフトウェアの要件 • NIC709-PCI SW-EWS-3、EcoStruxure Web Service(ラ オペレーティング システム • NIC709-USB ンタイム)オプション - 1 Enterprise Server Microsoft Windows XP SP3(32ビット) • NIC709-USB100 に対する提供と使用および履歴トレンド ログ デ Microsoft Windows 7 Pro(32ビット) • NIC709-IP ータ、 メンテナンスは含みません Microsoft Windows 7 Pro(64ビット) • NIC852 P/N: SXWSWEWSX00003 SW-GWS-1、1 Enterprise Server に対する Microsoft Windows Server 2008 R2(64 特定の追加機能に対して別のプロトコルが使用可 ビット) 能な場合もあります。詳細は技術文書をご覧くだ Web Service(Generic Consume)オプショ その他必要なソフトウェア さい。 ン、 メンテナンスは含みません P/N: SXWSWGWSX00001 © 2012 Schneider Electric. All rights reserved. Microsoft .NET Framework 4 本資料に記載されたブランド名、商標、登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。また本資料に記載された情報は、予告なく変更される場合があります。 シュナイダーエレクトリック株式会社 ビルディング事業部 TEL:03-6402-2410 E-Mail : jbb@schneider-electric.com SDS-SBO-ENTERPRISESERVER-A4.BU.N.EN.11.2012.0.00.CC www.schneider-electric.com/jp November 2012 gg
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