広島経済大学キャリアアップ・プログラム・メールマガジン 第 64 号(2012.4.5 発行) なお、本メールが不要な方は career-up@hue.ac.jp までご連絡ください。 【目次】 ・巻頭言・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・広島経済大学 学長 経済学部 経済学科 教授 前川 功一 ・2012 年度本学入学式挙行 ・CP とカルチャー講座(Culture seminar=CS)の受講料について ・CP 2 学期のご紹介 ・カルチャー講座(CS)の聴き処 ・社会人向けの各講座 ・読者の皆様からのエッセーの投稿をお待ちしております!! ・読者からの投稿 バックパッカー旅行記 連載 3 回目・・・・・・・・・・・・Packer Taka 『ラオス国境越え』 ・CP とカルチャー講座のチラシ送付について 【お詫びと訂正】 前回の 3 月 15 日配信の CP 通信第 63 号で 24 年度の金曜日の科目が間違っておりましたのでお詫び申し上げますと共に、 訂正します。 1 学期 金曜日の科目 誤:≪コンピューターとインターネットの基本≫ 講師 伊藤 則之 教授 正:≪コンピューターとインターネットの基礎≫ 講師 伊藤 則之 教授 申し訳ありませんでした。 ■巻頭言 広島経済大学 学長 経済学科 教授 前川 功一 CP 講師 2 学期 『確率・統計入門』 3 学期 『確率・統計の基礎』 教えることと学ぶこと 来月から、本年度のキャリアアッププログラム(CP)が始まります。キャリアアップを目指す社会人の方々の幅広いご要望に 応えられるよう、今年度は新しい科目を増やしました。 私は毎年 CP 科目を担当していますが、いつもながら熱心に受講され る社会人の方々の勉学に対する旺盛な意欲に感銘を受けています。CP の講座を受講される動機はさまざまだと思いますが、 知識を吸収したいという強い意欲が感じられる点は、みなさんに共通しています。社会人の方にとって、二十歳そこそこの若い 学生と一緒に始めることには抵抗感を持つ方、世代ギャップを感じる方などもおられることでしょう。そういう方にとっては、社会 人だけのクラスで勉強できる本学の CP はうってつけだと思います。 ところで CP を受講される社会人の皆さんは、たとえば資格取得のためとか昇進試験のため、のように多かれ少なかれ実利 的な目的を持っておられることと思います。それは当然のことですが、CP の講座担当者は、実利目的だけでなく多少は学問的 雰囲気もお伝えしたいと考えていることと思います。学び始めるのに適齢期はありません。始めたい時が適齢期です。そして 学びに終わりもありません。学び続けることによって、実利的な収穫だけではなく、学問の奥深さに触れる喜びを味わっていた だければ、われわれも本望です。 CP の講座を教える側から見ると、若い学生を教えるのとはまた違った難しさと楽しさがあります。「難しさ」に関して言えば受 講生の皆さんの要求や予備知識などが様々なので、講義の焦点が絞りにくいという点が挙げられます。「楽しさ」に関して言え ば、学生と違って社会人の方は熱心に聞いて下さるという点です。さらに「難しさ」であると同時に「楽しさ」とも言える点があり ます。それは社会人のみなさんに、短期間に学問的な質を損なわないよう平易に話をするという点です。何時間かけてもい い、いくら詳しくてもいい、むずかしい専門用語や数式いくら使ってもいい、というのであれば、大学教員という人種はいくらでも 話をすることができます。しかし専門家ではない社会人の皆さんに平易な言葉を使って、本質的に重要なポイントを伝えること は、教える側にとって非常に難しいことなのです。しかしそれができない場合は、実は教える側がわかっていない場合が多い のです。ですから CP の場合は、大学で学生に講義をする場合の何倍もの準備が必要になります。それによって教える側の理 解が一層深まることも珍しくありません。このような経験をするたびに、教えることは学ぶことでもあることに気付かせてくれま す。これが私にとって、教える側の「楽しさ」です。 では今年度の CP をご期待ください。 ■2012 年度本学入学式挙行 本学経済学部 経済学科 367 名、経営学科 319 名、ビジネス情報学科 81 名、メディアビジネス学科 63 名、スポーツ経営学 科 67 名、合計 897 名の入学式を 4 月 1 日日曜日に挙行しました。 ■CP とカルチャー講座(CS)の受講料のついて 現在、CP と CS の受講生を募集しております。学期毎にお申込みいただいても結構ですし、3 学期までをまとめてお申込みい ただきましても結構です。開講が決定しますと本学からご案内と請求書をお送りします。また複数回受講になりますと割引を適 用したうえで受講料の請求をしますのでご安心ください。 受講料は下記の通りです。法人でお申込みや、友人同士で代表者(事務連絡・請求の取りまとめ者)を決められお申込みを いただきますと、受講科目ごとに受講料の割引が適用されますのでご利用ください。 【CP 受講料金】 個人でお申込みになる場合も、企業・団体でお申込みでも年間の受講科目数で料金の割引はあります。 ≪CP 請求例≫ 1 学期 1 科目・・・12,000 円ご請求 2 学期 2 科目・・・21,000 円ご請求(受講合計 3 科目、受講料は 33,000 円) 3 学期 2 科目・・・17,000 円ご請求(受講合計 5 科目、受講料は 50,000 円) お支払合計・・・・ 50,000 円 企業・団体のお申込みには代表者を立てていただき、代表者に本学からのご案内や受講料振込の取りまとめをしていただき ます。 【CS 受講料金】 各学期ともお一人 5000 円の受講料です。 ■CP 2 学期のご紹介 ご興味のある科目の URL をクリックしますと講義の詳細をご覧いただけます。 CP のホームページ http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/index.html 【月曜日】 ≪財務諸表の基礎≫ 関連講義・・・1 学期 簿記入門、財務諸表入門 財務諸表のフォーマットを理解したい方に <対象者>財務諸表と損益計算書がどんな役割を果たしているのかきちんと理解したい方、大学で学んだ会計学をおさらい したい方、日商簿記 3 級または 2 級を取得するための足掛かりがほしい方などを対象とします。 シラバスは URL で http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/2012_mon21.html ≪ゲーム理論演習≫ ゲーム理論を本格的に学びたい方に <対象者>ゲーム理論について、本や新聞等で学んだ事があり、本格的に学んでみたい方。数学や論理的分析は得意だ が、大学学部上級レベルのテキストは読みづらいと感じている方などを対象とします。 シラバスは URL で http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/2012_mon22.html 【火曜日】 ≪国際金融の基礎≫ 国際金融を理解したうえでビジネス判断を下したい方に <対象者>日常ビジネス判断の際に国際金融の知識が不十分と感じ、また金融の一般知識が不十分なので国際金融となる ともっと難しく感じる方、ビジネスや資産運用で外国為替取引について知識が必要と感じている方などを対象とします。 シラバスは URL で http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/2012_tue21.html ≪英語によるビジネスプレゼンテーション≫ ビジネス英語初心者を卒業したい方に <対象者>シチュエーション別の決まった形のビジネス英語はかじったことがあるけれど、英語でのプレゼンテーションはした ことがないという方などを対象とします。 シラバスは URL で http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/2012_tue22.html 【水曜日】 ≪確率・統計入門≫ 確率・統計を初歩から学び、生活や仕事に役立てたいと思っている方に <対象者>学校で習った確率・統計を忘れてしまった、または全く習わなかった方で、初歩から勉強して生活や仕事に活かせ るようになりたいと思っている方などを対象とします。 シラバスは URL で http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/2012_wed21.html ≪経営管理論の基礎≫ 組織を上手く動かしたい方に <対象者>職種、部署およびキャリアを問わず「組織と人」の』問題に関心のある方、組織の動かし方について考えたい方、 “脱新人・脱若手”を意識し始めた方・中堅と呼ばれるようになってきた方などを対象とします。 シラバスは URL で http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/2012_wed22.html 【木曜日】 ≪コーポレートファイナンスの基礎≫ コーポレートファイナンスの理論を勉強したい方に <対象者>コーポレートファイナンスを初めて勉強する方・一通り勉強したことはあるが、いまひとつ理論が理解できていない 方などを対象とします。 シラバスは URL で http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/2012_thu21.html ≪企業広報の基礎≫ 最近、広報が面白い、もしくはとっても辛くなり始めた方に <対象者>現在、企業の広報部署でご活躍の方や企業広報に深く興味をお持ちの方などを対象とします。 シラバスは URL で http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/2012_thu22.html 【金曜日】 ≪起業論の基礎≫ 企業が成長していくプロセスを学びたいと考えている方に <対象者>新聞やテレビで見聞きする地域で活躍する企業が、なぜ成功したのかについて日ごろから関心を持っている方な どを対象とします。 シラバスは URL で http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/2012_fri21.html ≪マーケティングの基礎≫ 「売るのは営業に任せておけ」では済まなくなってきた方に <対象者>マーケティングを基礎からきちんと学びたい方。マーケティング関係の仕事についてはいるが自分の仕事を基礎か ら整理しなおしたい方、仕事上は直接関係しないがマーケティング・センスを持ちたいと思っている方などを対象とします。 シラバスは URL で http://www.hue.ac.jp/lecture/careerup/syllabus/2012_fri22.html ■CS の聴き処 1 学期 テーマ 『たかがスポーツ、されどスポーツ』 この講座はスポーツをより深い視点で、知る・みる・考えてみたいあなたのために、本学のスポーツ経営学科の 3 名の講師が 企画されました。 1 学期 6 回の講義を担当講師の研究分野でテーマを受け持ちます。日ごろ聞く事の無いスポーツをより深い 視点で、知る・みる・考える体験をこの機会にしてみませんか。 まず、1 回目と 2 回目の担当は藤口 教授です。 1 回目の講義では、サッカーを知的に観る、一味ちがった観戦術、楽しみ方を講義されます。また 2 回目の講義では、広島の 2 大スポーツであるカープとサンフレチェの事例を通して考察します。 3 回目と 4 回目の講師は内海 教授です。 3 回目の講義では、現代社会と体力について考えます。労働の省力化、栄養の高度化による人体の内部から危機をもたらす こうした状況で私たちは何をしたらよいか考察、4 回目の講義では、近年のオリンピックを巡って賛否両論が激しくなっていま す。何を遺産として引き継ぐのか、何を克服しなければならないのか、じっくり考えてみましょう。 5 回目と 6 回目の講師は松本 准教授です。 5 回目では少子高齢化の今日、私たちが地域で運動・スポーツ活動を実践するには、どのような取り組みがあり、何が必要 かを考え、6 回目では障がいをもった人たちのスポーツを通じて、だれもができるスポーツについて考えてみましょう。 講師の先生方をご紹介しましょう。 【藤口 光紀 本学 スポーツ経営学科 教授】 1972 年サッカー日本代表としてデビュー。国際 A マッチ 25 試合に出場。三菱重工サッカー部に所属し日本サッカーリーグで 活躍。日本サッカー協会技術委員等を経て 2006 年から 2009 年まで J1 浦和レッドダイヤモンズ代表を務める。元日本プロサ ッカーリーグ理事。現在、スポーツの持つ潜在的パワーを伝え、まちづくり・人づくりに取り組んでおられます。 【内海 和雄 本学 スポーツ経営学科 教授】 社会学博士。一橋大学名誉教授。英国ラフバラ大学客員教授。2011 年夏 IOA 国際大学院生セミナー講師。著書『プロ・ス ポーツ論』『アマチュアリズム論』『イギリスのスポーツ・フォー・オール』『日本のスポーツ・フォー・オール』他。現在「オリンピック と平和」と「スポーツ的ナショナリズム」を結ぶ方法論の究明に格闘中。 【松本 耕二 本学 スポーツ経営学科 准教授】 修士(体育学)。やまぐち広域スポーツセンター企画運営委員。(N)スペシャルオリンピックス日本・スポーツプログラム委員会 委員。著書『実践生涯スポーツ論』『QOL の向上とアクティビティサービス』など。生涯スポーツ実践のための地域スポーツ振 興をテーマにニュースポーツやレクリエーションスポーツなど実践研究を愉しむ。 ■社会人向け各講座 一般の方(社会人)専用の本学ホームページがあることをご存じでしょうか。 開かれた地域の大学として、公開講座、特別講座、キャリアアップ・プログラム(CP)、カルチャー講座(CS)、経済特別講演会 が適宜更新されています。有料・無料等がございますので講座ごとにご確認ください。 広島経済大学ホームページ 《一般の方へ》 http://www.hue.ac.jp/general/index.html ■読者の皆様からのエッセーの投稿をお待ちしております!! 皆様からのエッセーを募集しています。日常の出来事、つぶやき何でも構いません。また匿名やペンネームで結構ですので ご投稿をお願いいたします。(個人情報の取り扱いは十分配慮いたします) 今回はエッセーのご投稿がありませんでしたので、長文の旅行記の投稿がございましたので何回かに分けて連載させていた だきますが、エッセーのご投稿がございましたら、そちらを優先させていただきますので、その事もご了承ください。 【エッセーご寄稿頂ける方は】 どなたでも結構ですので寄稿頂ける方は career-up@hue.ac.jp または 082-871-9345 までご連絡ください。掲載の日程を ご連絡いたします。 ■読者からの投稿 バックパッカー旅行記 連載 3 回目 『行けるまで行ったらんかい!の罰ゲームの旅』 Packer Taka 【ラオス国境越え】 朝 5 時過ぎから鶏の鳴き声と犬の吠え声で目が覚めた。犬は何かに怯えているらしく、数十匹の吠え声の合唱だった。それ はまるで悪魔が下界に降りて今日からの罰ゲームの旅をせせら笑っているようだった。 8 時ごろ GH を出て第 1 バスターミナルへと歩く。窓口でバスチケットを買うのかと窓口に書かれた行き先を探していると、チ ェンコーン行きのバスが停まっている所でチケットを購入することが分 かり、65 バーツ(195 円)支払い 8 時 30 分発予定のバスに乗った。 今日の予定はバスでチェンコーンまで行き、メコン川を船で渡りラオ ス領のフアイサーイへ渡り、スローボートに乗りルアンパバーンへ行く 予定だ。 バスに乗ると物売りのオバちゃんが乗り込んで来た。『カオ・ラーム』 というココナッツミルクで甘く味付けされて、竹筒に米を入れたご飯を 売りに来たのでそれを買った。竹を剥がして食べるのだが、とてもあ っさりして少し甘みもあり美味しかった。 今 8 時 40 分、あまり乗客が乗ってこないので、出発を遅らせている ようだ。バスターミナルいうだけに当然だが、人が多い。現地の人もそ うだが特に西洋人の旅行客が多くみられる。夫婦やカップル…ワシの 今回の旅は、限られた時間を調整しながらの長距離移動の旅なので 一人旅がちょうど良いのだ。 9 時 15 分過ぎ、バスは 45 分遅れての出発だ。11 時過ぎにチェンコーンへ到着した。トゥクトゥクでラオスに渡る船着き場へと 行く。15 人~18 人乗りの全長 10m くらいの小舟でメコン川を渡り国境を超える。昨晩、タイへ入国したばかりなのに今日はタ イ出国でラオス入国だ。感覚がマヒしそうだ。出国手続きとラオスの入国手続きでヨーロッパ系の団体客がワシの前にいて待 つのに時間を取られ、またワシが英語を話せないためにラオスの入管で違う列に並んでいたため、かなりの時間を費やしてし まった。 ようやくラオス入国手続きを済ませフアイサーイの街に立つと本に書いてあったのだが、トゥクトゥクが待っていない…おかし いのぉ?!と思いながら、歩いてスローボートの船着き場を探すことにした。本の地図を見ながら歩いたのだが、1 本道なのに 曲がる交差点を見落としてしまい方向音痴がここにも発揮された。言い訳をさせてもらうと、地図にある交差点の角度は 45 度、実際の交差点は 90 度と違ったためである。ようやく船着き場へ着くと子供たちがペタンクで遊んでおり、『船はもう出たよ。 次は明日だよ。GH はあそこにあるよ。』と教えられ(何故か子供たちの話す言葉が雰囲気で分かった…)、すでにスローボート が出たあとだった。ギェェェ~!ここで 1 泊する羽目になった。子供たちが教えてくれた GH に行き 300 バーツで部屋を借りた。 考えてもみなかったフアイサーイ1泊で前途多難であることが身に染みた。 昼食を食べようと近所を散歩していると、食料品店があったので Beer Lao を買い、その店の前で飲ませてもらった。タイのコ ンビニでは Beer Chang が 44 バーツだったのだが、Beer Lao は 50 バーツと高いとは思ったが、とにかく暑いので 2 本も飲 んでしまった。またその店のおばちゃんにラオス語の手ほどきも受けた。 明日のスローボート出発まですることの無いフアイサーイの街で、ビールを飲みながら意味のない空白の時間を過ごした。1 時間半くらいその店の前にいただろうか。一人旅と言うのは家族の事、過去・現在・未来のワシとワシに関わるその周辺の事 などを考える事が沢山あり、日記帳を持っていたらさぞ面白い文章が書けたのではないかと思った。GH に日記帳を取りに帰 ろうかと迷ったが、酔っ払いの日本人に Beer Lao2 本で 1 時間半も店先に居座られ迷惑に感じているだろうと思いやめた。 GH に戻る前にスローボートのチケット売り場に行き、明日のスローボートの予約ができるか聞いてみた。チケットの販売は 出来ると言うので 900 バーツ(2700 円)でルアンパバーンまでの船旅のチケットを買った。チケットを買う時に分かったのだが、 フアイサーイからパークベンで 1 泊して、ルアンパバーンへ向かうそうだ。このスローボートでも 1 泊余分に日数がかかってしま い、2 泊のロスが出てしまった。 GH に戻り部屋の前の椅子に座り、メコン川を眺めながら今こうして日記を書いている。しかし、特に暑いとは思わないが日 差しが強いので汗が流れ落ちる…。昨日洗濯したものを出して干していたらほとんど乾いた。 夕方 6 時過ぎまで部屋でテレビを見ながらウトウトしていたが、夕食を食べるため GH の食堂に行った。ラオス料理の定番ら しい『ラープ・カイ』を注文すると『○○○は要らないのか?』と言われ、その○○○が何なのか分からないので、『わからない』 と言うと、本に載っているご飯に指を差された。ご飯は付いているものと思い込んでいたので値段を確認して注文した。すると 『何か飲み物は要らないのか?』と聞くので Beer Lao を注文した。ラープ・カイとご飯で 120 バーツ(360 円)と Beer Lao が 40 (120 円)バーツ。ということはレストランより食料品店の方が高く、おばさんからボッタくられたということだ。日本ではレストラン より食料品店の方が高いなんて考えられない…。この国はアジアからヨーロッパまで陸続きなので、シルクロードを行き交う商 人の影響なのか…彼らは自分たちの生活を守るために、何千年もかけて自然に身に付いた商魂だと思った。(1 人で考える時 間が多いので、大きく話は膨らむのだ。) 料理の話になるが、『ラープ・カイ』…なんと辛いことか…。香草は嫌いだったが、この香草が入っていることを知っていて注文 したが、香草の臭いは気にならなかったが唐辛子だけは頭に来るくらい辛い…。辛すぎて鼻水が出た…。ホント! レストラン(GH)の人がテーブルへ来ていろいろ話をした。言葉は通じないが感じは分かる。『明日の 8 時にボートが出発する ので、このレストランは何時から始まるの?』『7 時から』『では明日の朝食はこれを注文したいが…(本を指さす)』『ところで、ボ ートの出発は 11 時 30 分だよ』『えっ、8 時と言っていたよ』『違う 11 時 30 分だよ。朝食はパンにしなさい。』『パンは嫌だなぁ。 船の出発は 8 時だと聞いたようだけど…』と言う感じの会話だった。考えてみると 11 時 30 分発だったら、1 時間早くフアイサー イに着けばスローボートに乗れたのだ。夕食が終わり部屋へ戻った。 本日の移動距離 約 130km 次に続く… ■CP と CS のチラシ送付について キャリアアップ・プログラムとカルチャー講座のチラシをご希望の方は郵便番号、住所(マンションの場合部屋番号も)、氏名 を下記の E-mail アドレスまでお送りください。 731-0192 広島市安佐南区祇園五丁目 37-1 広島経済大学 教育・学習支援センター 教育支援課 お問い合わせは電話番号(082)871-9345 または E-mail career-up@hue.ac.jp でどうぞ。
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