溌剌の眉第39号 [537KB pdfファイル]

少年の主張中央大会
(平成27年度)姫路市立飾磨中部中学校
は
つ
ら
つ
ま
~学校だより~
優秀賞獲得!
ゆ
溌剌の眉
No. 39
(文責
校長
february
森
浩之)
2 , 2016
緊急注意報!インフルエンザ増加中
体調管理に細心の注意を!
1 月の下旬より、風邪による欠席が増え始めていました。インフル
エンザに罹患している生徒を含め、多数の生徒が体調不良による欠席・
早退したことより、1/28(金)に 2-2 を午後早退させる対処を取りました。
また、1-1 も同様の状況となり、2/1(月)午後早退としました。爆発的と
は言えませんが、インフルエンザが増加中です。
1・2年生とも 2 月初旬に校外班別学習を控えていることもあり、緊
急措置として上記の対応をとりました。3 年生は比較的罹患者は少ない
のですが、入試が迫ってくるにつれ、無理を重ねて体調を崩しかねませ
ん。そこで、養護教諭の神谷先生に「この時期してほしいこと 3 か条」
を聞きました。
その1
その2
その3
まず石けんで手洗い!
のどが痛い、咳が出るならマスク着用!
ムダに人混みの中に行かない!
こ の 3 つ は 必 ず し て ほ し い と の こ と で し た 。 ま た、 石
け ん で の 丁 寧 な 手 洗 い が 予 防 に は 効 果 が あ る た め、 手
洗 い 場 に 石 け ん が 無 く な っ て い る 時 に は 、 連 絡 して 下
さいとの要望も聞きました。
「 私 は 大 丈夫 !」 と 自 信 満 々 の 人 も い ます が 、 ウイ
ルスは見えません。まずは予防、罹ってしまったなら休養を取り医者に
かかることで、少しでも早く回復できるように取り組んで下さい。
非行防止大会に参加してきました
2-1 宇野朱華さん出場
2/1(月)
文化センターで行われた「非行防止大会」に参加してきました。今
年はあの「ビリギャル」の母、 橘 こころさんが講師だったため、
会場は満員!講演では、あまり「なぜビリギャルに」よりも、「ど
う回復していったのか?」を中心に話されました。子どもの存在を
ほめ続けたこと、子どもに思考する体力をつけさせること、子ども
にワクワクすることを選ばせること、気づけば人は変われること等、
ご夫婦で熱く語られました。時折、学校の教師にとっては耳の痛い
こともありましたが、期待通りのお話しでした。
1/30(土)文化センターで開催さ
れた「少年の主張弁論大会中央
大会」において、南部ブロック
代表として出場した 2-1 宇野朱華
さんが『優秀賞』を獲得しまし
た。『ドナー~命の尊さ~』と題した宇野さんの弁論
順は緊張が高まる最終 15 番でした。臓器移植に対す
る自分の意見を感情豊かに、かつ論理的に述べてくれました。一緒に聞
いていた他校の校長先生からも「筋道の立った弁論ですね」とほめてい
ただきました。 姫路市の全中学生から選ばれた 15 名の弁論は、それぞ
れ素晴らしいものでした。自分の考えを自分の言葉で伝える。このこと
の大切さを実感した一時でした。
その他表彰
第 30 回未来を描く科学絵画展 銅賞
「未来の観光スポット」2-1(ひまわり)金沢瞬也
~ある新聞記事より~
「正直の道」を
(進路に迷ったら)
新聞記者のコラムに「正直の道」をとあるのが目にとまりました。内
容は北極海・南極海単独横断に成功した冒険家の、少年時代の師匠との
会話から始まっていました。「どうしてそんなに元気なの」『好きなこ
とをやっているからだ。そうでないと笑って死ねないよ』そして『迷わ
ず進め、正直の道』と書いた色紙を贈られた。命がけの冒険を支えたの
がこの言葉だった・・・とあった。冒険家は「自分に正直に好きなこと
を見つければ、気持ちが楽になる」とも明かしたそうだ。
また、視力を失いながらインドからアメリカに渡り、大学教授として
高名な人の著書の一節が紹介してあった。そこには、人生の岐路で行う
”選択”の難しさを説く。他方、それが状況を変える力になると。移住
した際に学校で、「自分のことは自分で決める」と教わり、衝撃を受け
た体験からの言葉だそうだ。インドでは戒律が厳しく、学問の自由が無
かったかららしい。
自らの意志で選択できれば、自信につながる。その基準こそが「正直
の道」ではないか。世間体ばかり気にしていたら『笑って死ねない』だ
ろう。好きこそものの上手なれとも言う。受験シーズン真っ盛りの今、
進路選択に迷ったら、自分が本当に好きなものは何か、改めてじっくり
考えてはどうだろう。こう結んでありました。
好きなことを仕事にしてはいけないとも言われます。
けれど本気で好きならば、続けていくことで『もの』
になることもある。中学生のみんなは、その迷いの
真っただ中でしょう。まずは将来に続きそうな『好き
なこと』を探していくことでしょうか。