栃木市の財政・・実は借金づけの憂慮すべき事態! 統合小は適正規模で

2009年6月9日発行
とちぎ・市民の会 ニュース 7号
発行:とちぎ・市民の会
Email dounaru@gmail.com
http://blog.canpan.info/dounarudousuru/
栃木市の財政・・実は借金づけの憂慮すべき事態!
家計なら「節約」、市政なら「コスト削減」!
● 国も県も、財政危機が叫ばれています。実は栃木
市も大きな借金を抱えています。平成1 9 年度ま
での借金残高は4 8 6 .7 億円。毎年、返済する
一方でさらに新たな借金を重ねています。
●今後・・・
「交付金」は減らされ、不況・少子化の
もとで税収増加も期待できません。
●これまでも市有地を売却したり、大事な貯金を切り
崩したりしています。
●きびしい予算編成で、自由に使える予算枠が 1. 6%
(経常収支比率=9 8 .4 % )で、県内1 4 市中
で最下位です。
統合小は適正規模で!教育は「ひと」にお金をかけたい
*市の資料「基本計画」(H21.3)で見ると…
*お隣の小学校と比較・・・
第5小
統合小計画
608 人
506 人
4948 ㎡
7350 ㎡
児童数
校舎面積
事業費
耐震改修
5.7 億
新築
20 億
(H23年見込み)
☆各学年毎の教室数は・・
(1学年2~3クラスとなる予想)
4教室(多目的教室を含)。それと、
オープンスペース(広さ=3教室分)
☆文科省基準から見て校舎面積は・・
(「義務法」の必要面積= 6530m2)
統合小=820m2広い=1.13倍の広さ
=教室数 11 教室分(72m2×11)以上広い
☆共同調理場は?
耐震化した
約1100食を賄う予定の施設
(児童数 1001~2000 人の基準の広さ)
☆ランチルームは? 約 250 人の子ども・教職員が一緒に会食可
第 1 小校舎はどう使うのでしょうか?
こんなにお金をかけた分・・・有効に使いたい~
○ 耐震工事で国から出る“補助”を受けず
に、“全額市の負担”で工事をします。
○ 新校舎ができるまで1 年少し使用する
プレハブ校舎に 7000 万円をかけます。
○ 統合小学校に合築して建設予定の学社
融合施設の「新築」をせずに、1 小を
使うことにすると3 ~5 億円が節約でき
ます。
一点豪華な校舎建築より、全市の保育・教育環境の充実を!