財務諸表に対する注記

財務諸表に対する注記
1.重要な会計方針
当事業年度より「公益法人会計基準」(平成20年4月11日 平成21年10月16日改正 内閣府公益認定等委員会)
を採用している。
(1)
有価証券の評価基準及び評価方法
①満期保有目的の債券・・・償却原価法(定額法)によっている。
②その他有価証券
時価のあるもの・・・期末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定)によっている。
時価のないもの・・・移動平均法による原価法によっている。
(2)
デリバティブの評価基準および評価方法
時価法によっている。
(3)
固定資産の減価償却の方法
①有形固定資産・・・定率法によっている。ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物については、定額法によっている。
②無形固定資産・・・定額法によっている。
(4)
外貨建取引等会計処理基準
外貨建取引等会計処理基準に準拠している。
(5)
ファイナンス・リース取引に係る収益及び費用の計上基準
リース料受取時に売上高と売上原価を計上する方法によっている。
(6)
引当金の計上基準
①貸倒引当金
未収金、求償債権、貸付債権及び貸与債権等の貸倒損失に備えるため、内規に基づき一般債権については
貸倒実績率により、貸倒懸念等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上している。
②債務保証損失引当金
保証債務の保証損失に備えるため、内規に基づき、一般債務については過去の実績率により、貸倒懸念等
特定の債務については個別に債務返済可能性を検討し、保証損失見込額を計上している。
③損失補償債務引当金
損失補償債務の履行に備えるため、内規に基づき一般債務については過去の実績率により、貸倒懸念等
特定の債務については個別に債務返済可能性を検討し、補償損失見込額を計上している。
④退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務に基づき、当期末において発生していると認
められる額を計上している。 なお、退職給付債務は期末自己都合要支給額に基づき計算している。
⑤賞与引当金
職員の賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当事業年度負担額を計上している。
(7)
(8)
ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっている。
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
資金の範囲は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少な
リスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資である。
(9)
消費税等の会計処理
税込方式によっている。
2.重要な会計方針の変更
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
減価償却方法の変更
法人税法の改正に伴い、当事業年度より、平成24年4月1日以後に取得した有形固定資産について、改正後の
法人税法に基づく減価償却方法に変更している。
これにより、従来の方法に比べて、当事業年度の当期経常増減額及び税引前一般正味財産増減額が、それぞれ
1,565,069円増加している。
3. 基本財産及び特定資産の増減額及びその残高
基本財産及び特定資産の増減額及びその残高は、次のとおりである。
(単位:円)
科 目
基本財産
普
通
預
金
投 資 有 価 証 券
小
計
特定資産
設備貸与指導体制強化基金
研究開発型企業振興基金
ベンチャービジネス融資事業基金
ベンチャービジネス投資事業基金
金融新戦略事業運営基金
金融新戦略事業支援基金
金融新戦略事業保証基金
当期首残高
当期増加額
当期減少額
4,419,500
2,338,814,389
2,343,233,889
451,722
451,722
エンゼルファンド投資事業積立資産
金融新 戦略 事業 償還 積立 資産
1,883,000
997,886,667
1,200,252,500
700,147,292
300,760,424
96,296,000
326,215
47,815,730,934
19,995,776,000
74,098,124
245,827,267
7,538,000
5,907,000
65,652,080
259,826,780
242,331,510
1,322,519,052
44,953,796
220,010,918
763,289,447
30,265,040
381,833
606,000
353,500
9,560,702
363,537,992
768,000
308,374
34,586,000
5,349,730
3,839,903
10,189,149
4,662,473
おおさか地域創造ファンド事業積立資産
215,117,539
-
受 入 保 証 金 積 立 資 産
2,250,000
-
-
2,250,000
中 小 企 業 振 興 積 立 資 産
105,151,484
-
-
105,151,484
金融新 戦略 事業 償還 積立 基金
お お さ か 地 域 創 造 基 金
国際ビジネス振興積立資産
設備貸与円滑化積立資産
設備利用促進積立資産
設 備 投 資 振 興 積 立 資 産
設備新円滑化積立資産
設備貸 与新 利用 促進 積立 資産
設備貸与納税準備積立資産
割賦預り保証金積立資産
ベンチャービジネス融資事業積立資産
ベンチャービジネス投資事業積立資産
建物改修準備積立資産
422,346,250
退 職 給 付 引 当 資 産
143,226,355
建
建
構
機
什
電
ソ
物
附
属
設
築
械
設
器
備
話
加
入
フ
ト
ウ
ェ
小
計
合 計
物
1,910,796,498
備
物
備
品
権
ア
188,217,932
9,158,481
6,963,992
848,440
42,000
1,669,500
77,397,066,517
79,740,300,406
-
当期末残高
1,589,000
28,160,000
8,150,000
8,466,600
4,578,803
61,488,703
6,361,000
3,298,000
11,822,817
18,158,800
152,586,749
81,124,586
86,146,305
18,202,354
70,478,753
767,550
523,592,313
524,044,035
4,419,500
2,339,266,111
2,343,685,611
294,000
998,268,500
1,200,858,500
700,500,792
272,600,424
88,146,000
1,420,317
48,179,268,926
19,996,544,000
69,827,695
184,338,564
1,177,000
2,609,000
100,238,080
248,003,963
224,172,710
1,169,932,303
50,303,526
223,850,821
773,478,596
34,927,513
133,992,953
336,199,945
49,245,007
112,183,702
86,828,094
1,823,968,404
48,096,153
800,483
3,050,206
266,394
556,500
660,774,200
660,774,200
210,600,532
8,357,998
3,913,786
1,349,596
42,000
1,113,000
77,259,884,630
79,603,570,241
4. 基本財産及び特定資産の財源等の内訳
基本財産及び特定資産の財源等の内訳は、次のとおりである。
科 目
当期末残高
基本財産
普
通
預
金
投 資 有 価 証 券
小
計
特定資産
設備貸与指導体制強化基金
研究開発型企業振興基金
ベンチャービジネス融資事業基金
ベンチャービジネス投資事業基金
金融新戦略事業運営基金
金融新戦略事業支援基金
金融新戦略事業保証基金
金融新 戦略 事業 償還 積立 基金
お お さ か 地 域 創 造 基 金
国際ビジネス振興積立資産
設備貸与円滑化積立資産
設 備 利 用 促 進 積 立 資 産
設 備 投 資 振 興 積 立 資 産
設備新円滑化積立資産
設備貸 与新 利用 促進 積立 資産
設備貸与納税準備積立資産
割賦預り保証金積立資産
ヘ ゙ ン チ ャ ー ヒ ゙ シ ゙ ネ ス 融 資 事業 積立 資産
ヘ ゙ ン チ ャ ー ヒ ゙ シ ゙ ネ ス 投 資 事業 積立 資産
エンゼルファンド投資事業積立資産
金融新 戦略 事業 償還 積立 資産
おおさか地域創造ファンド事業積立資産
受 入 保 証 金 積 立 資 産
中 小 企 業 振 興 積 立 資 産
建物改修準備積立資産
退 職 給 付 引 当 資 産
建
物
建
構
機
什
電
ソ
物
附
属
設
築
械
設
器
備
話
加
入
フ
ト
ウ
小
計
合 計
ェ
備
物
備
品
権
ア
(単位:円)
(うち指定正味財産 (うち一般正味財産 (うち負債に対応す
からの充当額)
からの充当額)
る額)
4,419,500
2,339,266,111
2,343,685,611
(4,419,500)
(2,339,266,111)
(2,343,685,611)
294,000
998,268,500
1,200,858,500
700,500,792
272,600,424
88,146,000
1,420,317
48,179,268,926
19,996,544,000
69,827,695
184,338,564
1,177,000
2,609,000
100,238,080
248,003,963
224,172,710
1,169,932,303
50,303,526
223,850,821
773,478,596
34,927,513
133,992,953
2,250,000
105,151,484
336,199,945
112,183,702
1,823,968,404
210,600,532
8,357,998
3,913,786
1,349,596
42,000
1,113,000
77,259,884,630
79,603,570,241
(2,693,212,116)
(1,177,000)
(2,609,000)
(100,238,080)
(340,183,847)
(8,429,998)
(1,492,721)
(3,913,786)
(1,349,596)
(31,500)
(1,113,000)
(3,153,750,644)
(5,497,436,255)
(294,000)
(998,268,500)
(69,827,695)
(184,338,564)
(248,003,963)
(224,172,710)
(34,927,513)
(133,992,953)
(105,151,484)
(336,199,945)
(1,483,784,557)
(202,170,534)
(6,865,277)
(10,500)
(4,028,008,195)
(4,028,008,195)
(1,200,858,500)
(700,500,792)
(272,600,424)
(88,146,000)
(1,420,317)
(45,486,056,810)
(19,996,544,000)
(1,169,932,303)
(50,303,526)
(223,850,821)
(773,478,596)
(2,250,000)
(112,183,702)
(70,073,625,791)
(70,073,625,791)
5. 担保に供している資産
長期借入金(一年内長期借入金含む) 44,626,000,000円の担保に供している資産は、次のとおりである。
(単位:円)
流動資産・特定資産
国
信
定
債
託
・
地
方
益
受
期
預
債
権
金
合 計
帳簿価額
40,873,855,685
11,500,000,000
93,200,000
52,467,055,685
6. 固定資産の取得価額、減価償却累計額及び当期末残高
固定資産の取得価額、減価償却累計額及び当期末残高は、次のとおりである。
(単位:円)
科 目
特定資産
建
建 物 附 属 設
構
築
機
械
設
什
器
備
電
話
加
入
ソ
フ
ト
ウ
ェ
その他固定資産
建 物 附 属 設
車
両
運
搬
什
器
備
電
話
加
入
ソ
フ
ト
ウ
ェ
特
許
合 計
取得価額
4,791,182,435
2,719,438,905
60,292,388
245,641,294
30,588,855
42,000
4,127,445
2,967,214,031
2,508,838,373
51,934,390
241,727,508
29,239,259
3,014,445
1,823,968,404
210,600,532
8,357,998
3,913,786
1,349,596
42,000
1,113,000
備
具
品
権
ア
権
29,585,754
15,225
545,325,536
2,635,152
12,481,844
6,487,103
8,447,843,936
22,900,631
15,072
517,744,783
2,406,477
2,127,683
6,347,162,652
6,685,123
153
27,580,753
2,635,152
10,075,367
4,359,420
2,100,681,284
(1) ベンチャー支援事業
ベンチャービジネス融資支援事業
大
大
大
摂
債
当期末残高
物
備
物
備
品
権
ア
7. 保証債務等の偶発債務
被 債 務 保 証 先
阪 信 用 金
阪 厚 生 信 用 金
阪 商 工 信 用 金
津 水 都 信 用 金
務 保 証 損 失 引 当
差 引
減価償却累計額
庫
庫
庫
庫
額
(単位:円)
保証債務額
22,853,160
8,327,700
2,878,200
33,626,970
△ 40,883,895
26,802,135
(2) 中小企業等金融新戦略事業
①成長性評価融資制度
(単位:円)
近
池
関
大
京
大
大
大
大
永
十
大
枚
摂
大
成
近
の
被 債 務 保 証 先
畿 大 阪 銀
田 泉 州 銀
西 ア ー バ ン 銀
正
銀
都
銀
阪 信 用 金
阪 厚 生 信 用 金
阪 市 信 用 金
阪 商 工 信 用 金
和 信 用 金
三 信 用 金
阪 東 信 用 金
方 信 用 金
津 水 都 信 用 金
同 信 用 組
協 信 用 組
畿 産 業 信 用 組
ぞ み 信 用 組
行
行
行
行
行
庫
庫
庫
庫
庫
庫
庫
庫
庫
合
合
合
合
大阪府 地域 支援 人権 金融 公社
差 引
保証債務額
35,500,679
84,067,200
144,728,100
14,229,000
31,932,000
100,933,200
41,468,970
107,073,000
7,353,000
12,393,670
40,330,470
50,069,700
34,769,500
51,949,170
5,161,500
15,712,200
8,598,600
649,800
224,350
787,144,109
②ポートフォリオ型融資制度
(単位:円)
三
近
池
関
京
大
被損失補償先
井 住 友 銀
畿 大 阪 銀
田 泉 州 銀
西 ア ー バ ン 銀
都
銀
阪 信 用 金
差 引
行
行
行
行
行
庫
損失補償債務額
5,266,964,000
145,620,000
289,956,000
64,000,000
56,000,000
241,830,000
6,064,370,000
(注) 中小企業等金融新戦略事業における機構の保証(補償)債務額は、大阪府、取扱金融機関及び機構の
三者で締結した包括保証契約(成長性評価融資制度)・損失補償契約(ポートフォリオ型融資)に基づき
同会計の保証勘定を上限とする。
なお、当期末における保証勘定残高はゼロであり、保証(補償)債務の履行が生じる場合には、大阪府が
必要な予算措置を講じることとなっている。
8. 満期保有目的の債券の内訳並びに帳簿価額、時価及び評価損益
満期保有目的の債券の内訳並びに帳簿価額、時価及び評価損益は、次のとおりである。
なお、時価のないものは除外して表示している。
(単位:円)
銘 柄
第9回利付変動国債(15年)
第11回利付変動国債(15年)
第309回利付国債(2年)
第263回大阪府公募公債
第265回大阪府公募公債
第270回大阪府公募公債
第271回大阪府公募公債
第282回大阪府公募公債
第283回大阪府公募公債
第284回大阪府公募公債
第285回大阪府公募公債
第286回大阪府公募公債
第287回大阪府公募公債
第288回大阪府公募公債
第289回大阪府公募公債
第294回大阪府公募公債
第300回大阪府公募公債
第306回大阪府公募公債
第311回大阪府公募公債
第312回大阪府公募公債
第328回大阪府公募公債
第2回大阪府公募公債
第358回大阪府公募公債
埼玉県公募公債平成19年度第4回
大阪市平成19年度第7回公募公債
名古屋市第460回公募公債
第5回大阪府20年債
第118回利付公庫債(20年)
合 計
帳簿価額
1,247,039,477
1,242,500,000
1,899,440,292
99,890,000
199,737,833
99,827,500
99,889,170
3,619,443,689
3,419,116,500
3,417,264,000
3,417,648,750
3,418,546,500
3,518,255,833
3,420,000,000
1,057,385,333
99,954,500
199,611,600
8,996,760,000
299,532,917
99,852,500
1,496,931,500
199,916,666
99,554,166
199,955,000
1,400,000,000
1,899,829,000
899,845,500
59,989,650
46,127,717,876
時
価
1,256,875,000
1,252,500,000
1,900,380,000
101,050,000
202,920,000
102,040,000
102,300,000
3,732,944,000
3,549,618,000
3,553,380,000
3,547,908,000
3,552,354,000
3,669,952,000
3,580,398,000
1,114,060,000
106,370,000
212,760,000
9,655,200,000
321,690,000
106,850,000
1,606,200,000
202,420,000
103,590,000
214,740,000
1,501,920,000
2,032,886,000
1,013,220,000
67,182,000
48,363,707,000
評価損益
9,835,523
10,000,000
939,708
1,160,000
3,182,167
2,212,500
2,410,830
113,500,311
130,501,500
136,116,000
130,259,250
133,807,500
151,696,167
160,398,000
56,674,667
6,415,500
13,148,400
658,440,000
22,157,083
6,997,500
109,268,500
2,503,334
4,035,834
14,785,000
101,920,000
133,057,000
113,374,500
7,192,350
2,235,989,124
9.補助金等の内訳並びに交付者、当期の増減額及び残高
補助金等の内訳並びに交付者、当期の増減額及び残高は、次のとおりである。
補助金等の名称
東大阪ものづくり支援事業費補助金
ものづくり人材育成支援センター補助金
ものづくり人材育成OSAKAプロジェクト推進事業補助金
金属系新素材試作センター運営事業補助金
地域中小企業知的財産戦略支援事業補助金
大阪府中小企業取引振興事業補助金
ものづくりB2Bセンター整備事業費補助金
小規模企業者等設備貸与事業新円滑化補助金
小規模企業者等設備投資振興補助金
利用促進補助金
地域科学技術振興事業費補助金
大学等技術移転促進費補助金
次世代戦略的技術実用化推進事業(知的財産支援)補助金
大学発事業創出実用化研究開発事業費補助金
国際ビジネス支援事業人件費補助金
国際ビジネス支援事業負担金
施設事業費補助金
合 計
交付者
当期首残高
当期増加額
当期減少額
1,217,327
大阪府
1
大阪府
1
近畿経済産業局
大阪府
1,698,242
大阪府
大阪府
65,652,080
大阪府
5,907,000
大阪府
7,538,000
文部科学省
4,344,148
経済産業省
36,820
大阪府
49,080
NEDO
2,586,917
大阪府
大阪府
大阪府
368,226,875
457,256,491
26,174,808
1,950,000
3,335,000
8,922,272
92,727,990
13,898,632
34,586,000
30,935,262
31,377,146
243,907,110
25,994,428
1,950,000
3,335,000
8,922,272
92,936,772
13,898,632
3,298,000
6,361,000
1,902,728
16,123
18,110
1,133,060
30,935,262
31,377,146
18,720,913
240,799,446
大阪府
大阪府
(注) NEDOは(独)新エネルギー産業技術総合開発機構の略称である。
10.指定正味財産から一般正味財産への振替額の内訳
指定正味財産から一般正味財産への振替額の内訳は、次のとおりである。
内 容
経常収益への振替額
運用益による振替額
減価償却費計上による振替額
設備貸与事業に係る振替額
金融新戦略事業による振替
合 計
金 額
40,455,216
22,693,410
9,987,243
216,045,753
289,181,622
当期末残高
(単位:円)
貸借対照表上
の記載区分
1,397,707 指定正味財産
1
1
1,489,460
100,238,080
2,609,000
1,177,000
2,441,420
20,697
30,970
1,453,857
349,505,962
460,364,155
指定正味財産
指定正味財産
指定正味財産
指定正味財産
指定正味財産
指定正味財産
指定正味財産
指定正味財産
指定正味財産
指定正味財産
指定正味財産
11.関連当事者との取引内容
関連当時者との取引内容は、次のとおりである。
当該公益法人を支配する法人
法人等
の名称
住所
資産
総額
(単位:円)
関係内容
事業 議決権
の内 の所有 役員の 事業上の
容
割合 兼務等
関係
取引金額
取引の内容
損失補償確定額(注1)
3,190,396,907
代位弁済に係る損失補償
前受額(注2)
大阪
市中
央区
大阪府
大手
前2丁
目
中小企業に 短期借入金実行額(注3)
対する支援
事業の実施
短期借入金返済額(注3)
-
地方
公共
団体
-
2名
長期借入金実行額(注4)
長期借入金返済額(注4)
土地の賃借 土地の賃借料の支払(注5)
被保証債務 損失補償(注6)
31,312,460
科目
期末残高
-
-
長期前受金
867,614,532
25,000,000,000
-
-
25,000,000,000
-
-
870,164,000 長期借入金
1,307,002,000
1年内返済予定
長期借入金
115,593,600
56,228,135,801
22,351,239,000
1,709,581,000
-
-
短期借入金
30,895,821,801
1年内返済予定
長期借入金
長期借入金
549,124,000
24,783,190,000
(取引条件および取引条件の決定方針等)
(注1)大阪府中小企業資金調達構造改善促進制度要綱に基づき、当財団が金融機関に対し実行した損失補償額のうち金融新戦
略事業補償基金を超えた金額について、大阪府より損失補償を受けているものならびに求償権の償却に伴い確定したものの合
計額である。
(注2)大阪府中小企業資金調達構造改善促進制度要綱に基づき、当財団が金融機関に対し実行した代位弁済額のうち金融新戦
略事業補償基金を超えた金額について、大阪府より損失補償を受けているものである。
当財団では、求償権回収期間中前受けとして処理している。
(注3)短期資金の借入について、年度当初に借入れ、年度末に返済している。利率は無利子であり、担保の差入れは行っていない。
(注4)主として長期資金の借入について、返済期間は10年、利率は無利子であり、担保として地方債16,565,499,880円を差入れている。
(注5)大阪府の定める賃付料算定基準に基づき算定した賃貸料年額で、平成20年4月より5年間賃借している。
(注5)大阪府の定める賃付料算定基準に基づき算定した賃貸料年額で、平成20年4月より6年間賃借している。
(注6)事業実施のため大阪府から受けている損失補償である。
12.キャッシュ・フロー計算書の資金の範囲及び重要な非資金取引
(1) 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲載されている金額との関係は以下のとおりである。
前 期 末
現金預金勘定
預入期間が3ヶ月を超える定期預金
現金及び現金同等物
当 期 末
1,926,419,589円 現金預金勘定
- 預入期間が3ヶ月を超える定期預金
1,926,419,589円 現金及び現金同等物
(2) 重要な非資金取引は、以下のとおりである。
該当事項はない。
1,036,899,184円
86,000,000円
950,899,184円
13.リース取引関係
貸手側
①リース投資資産の内訳
リース料債権部分
見積残存価額部分
受取利息相当額
リース投資資産
354,053,600
0
△ 32,244,310
321,809,290
円
円
円
円
なお、リース投資資産の内、破綻懸念先、実質破綻先及び破綻先債権(2,432,950円)については、
その他固定資産に振替を行っている。
②リース債権及びリース投資資産に係るリース料債権部分の事業年度末日後の回収予定額
(単位:円)
リース投資資産に係る
リース料債権部分
1年以内
1年超2年以内
2年超3年以内
3年超4年以内
4年超5年以内
5年超
合 計
105,609,000
74,975,300
64,553,200
42,601,000
32,304,900
34,010,200
354,053,600
14.デリバティブ取引関係
(1)取引の状況に関する事項
①取引の内容
金利スワップ取引
②取組方針及び目的
デリバティブ取引については、借入金等における利払等に対する金利リスク回避を目的としており、投機目的やトレーディング目的
のデリバティブ取引は行っていない。
なお、デリバティブ取引を利用してヘッジ会計を行っている。
ヘッジ会計の方法・・・・・・・・・・繰延ヘッジ処理によっている。
ヘッジ手段・・・・・・・・・・・・・・・・金利スワップ
ヘッジ対象・・・・・・・・・・・・・・・・借入金
ヘッジ方針・・・・・・・・・・・・・・・・金利変動リスクを回避するためにデリバティブ取引を行うことを基本方針としている。
ヘッジ有効性の評価方法・・・・ヘッジ対象とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変動額の累計を半期毎に比較してその有効性を評価して
いる。 ③リスクの内容
主なリスクとしては、市場リスクとして「金利の市場価格等の変動により、当該取引の時価が減少するリスク」が存在する。 当該法人
におけるデリバティブ取引は、主に市場リスクを低減させるため、将来の収益・費用を確定させる目的で取り組んでいる。 また、取引
においては高い格付けを有する金融機関との取引をベースとしているため、重大な信用リスクはないと考えている。
④リスク管理体制
デリバティブ取引の執行・管理については、取引限度額等を定め担当部署が決裁を経て行っている。
(2)取引の時価等に関する事項
金利関連
ヘッジ会計が適用されているため、該当事項はない。
15.退職給付関係
(1)採用している退職給付制度の概要
確定給付型の制度として退職一時金制度を設けている。
(2)退職給付債務及びその内訳
(単位:円)
当年度
退職給付債務
退職給付引当金
211,230,153
211,230,153
(3)退職給付費用に関する事項
(単位:円)
当年度
勤務費用
退職給付費用
26,454,323
26,454,323
(4)退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
退職給付債務等の計算に当たっては、退職一時金制度に基づく期末自己都合要支給額を基礎として計算している。
16.重要な後発事象
該当事項はない。
17. その他
資産除去債務に関する注記
当法人は、展示ホール・会議室等の施設「マイドームおおさか」の底地については不動産賃貸借契約に基づく現状回復義務を有して
いるが、当該施設が事業を継続する上で移設、撤去が困難であり、原状回復義務の履行の蓋然性が極めて低いため、当事業年度に
おいては資産除去債務を計上していない。