2016年11月7日 各位 夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2016 夫婦の 4 割半が「へそくりしている」、円満夫婦でも 4 割弱 円満な関係を保ちたい夫婦には「寝室同室」「夫婦デート」「一緒にお風呂」が有効? スパークス・アセット・マネジメント株式会社(http://www.sparx.co.jp/)(東京都港区。代表取締役社長 阿部修平) は、夫婦の金銭事情や投資意欲と、投資が夫婦生活にもたらす影響を明らかにするため、2016年9月12日~9月13日 円満夫婦は夫婦のデート資金を月々○円積み立て の2日間、配偶者がいる全国の20歳以上の男女を対象に、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2016」を 夫婦円満度が高い投資先は「日本株」や「投資信託」 インターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。なお本レポートは、サンプル調査という性質上、 実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものでは ありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社) ▼ 夫婦のマネー事情 仕事と夫婦円満はトレードオフ?片働き夫婦の円満度は67点、扶養範囲を超える共働き夫婦は63点 「財布の紐は妻が握っている」6割弱、不仲夫婦の2割は「夫婦別々の財布」を管理 「夫婦間でお金の悩みをオープンに話し合える」円満夫婦は9割、不仲夫婦は4割強 将来のための積み立てはひと月4.7万円、20~40代は子育て資金、50代からは老後資金を積み立て 夫婦の4割半が「へそくりしている」、円満夫婦でも4割弱 へそくり額 中央値は30万円、「へそくり額500万円以上」は1割半 ▼ 夫婦の投資事情 ・・・・・・・・P.2-5 ・・・・・・・・P.6-7 「預貯金だけでは将来が不安」9 割、「将来のために夫婦で投資をしたい」は 4 割 既婚者の金融投資の実態 円満夫婦の 3 割が「現在投資している」、不仲夫婦は 2 割 夫婦で投資を始めたきっかけ「預貯金は利息が少ない」「年金だけでは将来が不安」 既婚者が考える“いい投資”は「金銭的リターンがある投資」や「将来のリスクに備える投資」、 「少額で始められる投資」「ストレスが溜まりにくい投資」「家族に反対されない投資」の声も 夫婦の投資先は「日本株式」や「投資信託」「外貨」が人気 投資継続層は投資リタイア層に比べて「日本株式」や「投資信託」を選択する傾向あり ▼ 夫婦円満投資 ・・・・・・・・P.8-13 夫婦2人きりで過ごす時間 1日平均2時間18分、子育て世代は2人きりの時間が少なめ 既婚者が持てる“1人の自由時間”は1日平均2時間22分 夫婦の遊興費はひと月平均1.3万円、子育て世代もデート費用はしっかり確保 既婚者のおこづかい 月額平均1.9万円、夫は2.4万円、妻は1.5万円 夫婦円満のための取り組み「家事に参加」「連絡は欠かさない」「感謝の気持ちを言葉で伝える」 夫婦円満の秘訣は“ありがとう”と伝えること 円満夫婦の夫の特徴は「感謝上手」「聞き上手」「小さな変化を見逃さない」、 円満夫婦の妻の特徴は「感謝上手」「聞き上手」「プチ贅沢上手」 夫が妻に求めること1位「家事・育児をしっかり」2位「ありがとうと言う」3位「綺麗でいる努力」 妻が夫に求めること1位「ありがとうと言う」2位「連絡は欠かさないで」3位「話をよく聞いて」 夫婦2人きりの時間の確保術「仕事を手早く」「一緒に食事・晩酌をする」「外食や惣菜を使う」 円満な関係を保ちたい夫婦には「寝室同室」「夫婦デート」「一緒にお風呂」が有効? ◆◆報道関係の皆様へ◆◆ 本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、 「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ、 ご使用いただきますようお願い申し上げます。 -1- ▼夫婦のマネー事情 ◆仕事と夫婦円満はトレードオフ?片働き夫婦の円満度は 67 点、扶養範囲を超える共働き夫婦は 63 点 はじめに、夫婦仲の円満度と、夫婦のマネー事情についての確認を行いました。 配偶者がいる全国の 20 歳以上の男女 1,000 名(全回答者)に、夫婦の円満度は 100 点満点中何点か聞いたと ころ、「80 点台」が 22.4%で最も多く、「50 点未満」や「50 点台」がどちらも 16.6%で続き、円満度の平均点は全体で 66 点となりました。 年代別に円満度の平均点をみると、20 代(71 点)と 60 代以上(69 点)はその他の年代よりやや点数が高くなりまし た。結婚して間もない新婚夫婦が多いと思われる 20 代の夫婦や、結婚歴の長い熟練夫婦が多いと思われる 60 代以 上の夫婦は、夫婦円満な関係を築けている傾向にあるようです。 また、夫婦の就労状況別に円満度の平均点をみると、扶養範囲外の共働き夫婦は 63 点、扶養範囲内の共働き 夫婦は 65 点、片働き夫婦は 67 点、その他の状況(夫婦ともに定年退職済みなど)が 69 点となり、お互いバリバリ働く 夫婦ほど、円満度が低くなる傾向がみられました。仕事にかける時間と夫婦の円満度はトレードオフの関係にあるのか もしれません。[図 1] [図 1] ◆夫婦の円満度は100点満点中何点か [数値入力回答] 0% 全体【n=1000】 20代【n=200】 30代【n=200】 年 代 別 40代【n=200】 50代【n=200】 60代以上【n=200】 夫 婦 の 就 労 状 況 別 共働き(扶養範囲外) 【n=268】 共働き(扶養範囲内) 【n=276】 25% 16.6 13.0 16.6 10.5 17.5 14.9 6.5 13.0 9.7 18.8 17.3 9.5 5.8 6.8 11.2 14.1 8.1 14.9 50点台 60点台 24.0 15.0 16.0 11.5 16.0 20.5 22.8 22.5 27.0 10.2 15.5 21.0 24.5 11.9 14.0 15.0 12.0 8.0 15.3 18.1 その他の状況【n=74】 5.0 25.0 19.0 14.1 13.0 17.5 100% 22.4 26.5 9.5 17.5 75% 12.8 11.0 12.5 19.5 11.5 7.4 8.0 21.5 片働き【n=382】 50% 8.0 11.5 10.0 6.5 -2- 70点台 80点台 66 71 66 62 60 18.0 9.0 69 11.9 11.6 63 9.1 65 10.5 67 8.1 69 14.1 14.7 17.6 (夫婦ともに定年退職済みなど) 50点未満 平均点 90点台 100点 ◆「財布の紐は妻が握っている」6 割弱、不仲夫婦の 2 割は「夫婦別々の財布」を管理 ◆「夫婦間でお金の悩みをオープンに話し合える」円満夫婦は 9 割、不仲夫婦は 4 割強 続いて、全回答者(1,000 名)に、家計の管理の仕方について聞いたところ、「妻が主導で管理」が 58.5%、「夫が 主導で管理」が 26.3%、「夫婦別々に管理」が 15.2%となりました。半数以上は妻が財布の紐を握っているようです。 夫婦の就労状況別にみると、扶養範囲外の共働き夫婦では「夫婦別々に管理」(27.2%)が他の就労状況の夫婦 よりも多くなりました。お互いにバリバリ稼ぐ共働き夫婦だと、夫婦で別々の財布を持ち、個別に家計を管理しているケー スも多いようです。 また、夫婦の円満度別にみると、円満度が 100 点満点中 90 点以上ある“円満夫婦”では、「夫が主導で管理」が 32.6%となり、円満度 100 点満点中 50 点未満の不仲夫婦(22.9%)よりも高くなりました。円満夫婦は固定的なジェ ンダー意識にとらわれず、男性が財布の紐を握ることも多いようです。一方、不仲夫婦では、「夫婦別々に管理」が 20.5%で、円満夫婦(14.0%)よりも高くなっています。不仲夫婦は夫婦別々の財布で各々が家計を管理しているケ ースが多いことがわかりました。[図 2] [図 2] ◆家計の管理の仕方 [単一回答形式] 0% 25% 全体【n=1000】 夫 婦 の 就 労 状 況 別 50% 75% 58.5 共働き(扶養範囲外) 【n=268】 共働き(扶養範囲内) 【n=276】 26.3 52.2 27.2 27.9 63.6 その他の状況【n=74】 15.2 20.5 60.5 片働き【n=382】 100% 11.6 28.0 47.3 8.4 32.4 20.3 (夫婦ともに定年退職済みなど) 夫 婦 の 円 満 度 別 90点以上【n=242】 53.3 32.6 14.0 (円満夫婦) 50点~90点未満 【n=592】 61.1 50点未満【n=166】 24.7 56.6 14.2 22.9 20.5 (不仲夫婦) 妻が主導で管理 夫が主導で管理 夫婦別々に管理 次に、「お金の悩みを夫婦間でオープンに話し合えている」と思うか聞いたところ、同意率(「非常にそう思う」と「ややそ う思う」の合計、以下同様)は 75.1%となりました。4 組中 3 組は、夫婦のマネー事情について、包み隠さず相談し合え ているようです。 夫婦の円満度別に同意率をみると、円満夫婦は 89.7%、不仲夫婦は 42.2%となりました。マネー事情について夫 婦でしっかりと共有することは、円満な夫婦関係を続けるために大事なことのようです。[図 3] [図 3] ◆どの程度同意するか [単一回答形式] ・お金の悩みを夫婦間でオープンに話し合えている 0% 25% 全体【n=1000】 夫 婦 の 円 満 度 別 50% 36.3 90点以上【n=242】 75% 38.8 55.0 100% 19.4 34.7 5.5 同意率 75.1 7.4 2.9 89.7 2.0 78.4 (円満夫婦) 50点~90点未満 【n=592】 50点未満【n=166】 34.8 14.5 43.6 27.7 36.1 19.6 21.7 (不仲夫婦) 非常にそう思う ややそう思う -3- あまりそう思わない 全くそう思わない 42.2 ◆将来のための積み立てはひと月 4.7 万円、20~40 代は子育て資金、50 代からは老後資金を積み立て 続いて、全回答者(1,000 名)に、「将来のために夫婦で積み立てをしたい(始めたい・続けたい)」と思うか聞いたとこ ろ、同意率は 84.4%となりました。特に、年齢が若い夫婦ほど将来のために積み立てをしたい傾向が強く、20 代では同 意率が 95.5%、30 代では 93.0%となりました。[図 4] [図 4] ◆どの程度同意するか [単一回答形式] ・将来のために夫婦で積み立てをしたい(始めたい・続けたい) 0% 25% 全体【n=1000】 43.3 20代【n=200】 12.2 42.0 46.5 37.0 23.5 非常にそう思う 45.5 40.5 ややそう思う 13.5 28.0 あまりそう思わない 3.4 4.0 0.5 5.5 1.5 10.0 3.0 31.0 40.5 50代【n=200】 100% 41.1 51.0 40代【n=200】 60代以上【n=200】 75% 64.5 30代【n=200】 年 代 別 50% 4.0 8.0 同意率 84.4 95.5 93.0 87.0 82.5 64.0 全くそう思わない それでは、実際にいくらの積み立てを行っているのでしょうか。将来のための資金をひと月あたりいくら積み立てているか、 積み立ての目的別に聞いたところ、「大きな買い物(住宅や車の購入)」の平均額は 18,522 円、「出産・子育て」では 11,440 円、「夫婦の老後」では 17,072 円となり、それらの合計で、ひと月に平均 47,033 円の積み立てを行っているこ とがわかりました。夫婦の将来のために、ひと月あたり 5 万円弱を積み立てに充てているようです。 年代別に将来の積み立ての平均額をみると、「大きな買い物(住宅や車の購入)」については特段の差がみられませ んでしたが、「出産・子育て」は 20 代(16,318 円)や 30 代(17,750 円)、40 代(13,680 円)で高く、「夫婦の老後」 は、50 代(24,580 円)、60 代以上(24,081 円)で高い傾向がみられました。40 代までは出産や子育て資金の積み 立て、50 代以降は夫婦の老後のための積み立てと、積み立て目的が移り変わっていくようです。[図 5] [図 5] ◆将来のためにひと月に積み立てている資金の平均額 80,000円 大きな買い物(住宅や車の購入) 60,000円 40,000円 20,000円 (合計) 47,033 (合計) 43,688 17,072 9,268 11,440 16,318 (合計) 52,740 13,400 (合計) 44,347 出産・子育て (合計) 51,231 14,033 24,580 13,680 6,981 夫婦の老後 (合計) 43,161 24,081 17,750 2,471 18,522 18,103 21,591 全体【n=1000】 20代【n=200】 30代【n=200】 16,635 19,670 16,610 40代【n=200】 50代【n=200】 60代以上【n=200】 0円 ※平均値は小数点第一位で四捨五入しているため、内訳の平均値を加算しても、合計の平均値と一致しないことがあります。 -4- ◆夫婦の 4 割半が「へそくりしている」、円満夫婦でも 4 割弱 ◆へそくり額 中央値は 30 万円、「へそくり額 500 万円以上」は 1 割半 一方で、パートナーに秘密で積み立てているお金=へそくりはあるのでしょうか。全回答者(1,000 名)に聞いたところ、 へそくりをしている割合は、全体で 45.2%、男性で 43.6%、女性で 46.8%となりました。既婚男女の半数近くはパート ナーに隠してへそくりを貯めているようです。 夫婦の円満度別にへそくりをしている割合をみると、円満夫婦は 37.2%、不仲夫婦は 47.6%となりました。円満夫 婦のほうがへそくりをしている割合は低くなっていますが、夫婦仲が円満であっても、へそくりをする人は 3 組に 1 組程度は 存在するようです。[図 6] [図 6] ◆へそくりをしている割合 0% 全体【n=1000】 男性 全体 【n=500】 20代:男性 【n=100】 男 性 ・ 年 代 別 30代:男性 【n=100】 40代:男性 【n=100】 50代:男性 【n=100】 60代以上:男性 【n=100】 50% 100% 0% 50% 45.2 全体【n=1000】 45.2 43.6 女性 全体 【n=500】 46.8 20代:女性 【n=100】 46.0 40.0 女 性 ・ 年 代 別 44.0 37.0 47.0 全体【n=1000】 50% 100% 45.2 90点以上【n=242】 37.2 (円満夫婦) 30代:女性 【n=100】 夫 婦 の 円 満 度 別 46.0 40代:女性 【n=100】 42.0 50代:女性 【n=100】 49.0 60代以上:女性 【n=100】 51.0 50.0 0% 100% 50点~90点未満 【n=592】 47.8 50点未満【n=166】 47.6 (不仲夫婦) それでは、へそくりの残高はどのくらいあるのでしょうか。へそくりをしている人(452 名)に聞いたところ、「10 万円未満」 が 27.4%、「10 万円~50 万円未満」が 25.9%となり、50 万円未満までに過半数(53.3%)の回答が集まり、中央値 (※)は 30 万円となりました。へそくり額は 30 万円前後が一般的なようです。一方で、500 万円以上貯めている方も 14.4%と、少なくありませんでした。 男女別にへそくり額の中央値をみると、男性は 17.5 万円、女性は 50 万円となりました。夫婦間で比較すると、妻の ほうが高額のへそくりを貯めている傾向にあるようです。 また、男女・年代別にへそくり額の中央値をみると、男女どちらも年代が上がるほど高くなり、100 万円以上になった のは 60 代以上男性(100 万円)と、50 代女性(100 万円)、60 代以上女性(200 万円)でした。[図 7] ※データの大きさ順で並べたときに中央(ちょうど 50%の位置)にくる値。 [図 7] ◆へそくりの残高 [数値入力回答] ※対象:へそくりをしている人 0% 25% 全体【n=452】 男 女 別 27.4 男性【n=218】 女性【n=234】 23.5 40代:男性【n=37】 14.9 25.5 23.9 28.6 11.8 28.6 20.4 9.8 20.5 10.0 5.9 1円~10万円未満 100万円~300万円未満 1千万円以上 8.7 10.9 17.4 4.8 8.2 28.6 27.5 5.9 21.4 50 10 13.0 6.5 9.8 6 10 17 100 4.3 4.3 10 10.9 4.3 48 9.5 10.2 4.1 10万円~50万円未満 300万円~500万円未満 -5- 10.3 4.0 6.0 2.0 14.9 12.8 30 17.5 7.5 2.5 2.3 4.5 4.5 8.1 2.7 8.1 16.0 6.4 37.0 26.1 16.3 2.3 8.4 5.0 6.4 6.8 13.5 36.0 32.6 40代:女性【n=42】 3.2 7.3 29.7 19.1 30代:女性【n=46】 60代以上:女性【n=51】 21.8 20.5 26.0 6.4 5.3 6.0 16.1 37.5 37.8 50代:男性【n=50】 50代:女性【n=49】 7.7 45.5 20代:女性【n=46】 女 性 ・ 年 代 別 19.0 8.3 52.5 30代:男性【n=44】 60代以上:男性【n=47】 8.0 28.4 22.6 中央値 100% (万円) 75% 25.9 32.6 20代:男性【n=40】 男 性 ・ 年 代 別 50% 4.8 2.4 12.2 29.4 50万円~100万円未満 500万円~1千万円未満 20 100 200 ▼夫婦の投資事情 ◆「預貯金だけでは将来が不安」9 割、「将来のために夫婦で投資をしたい」は 4 割 ◆既婚者の金融投資の実態 円満夫婦の 3 割が「現在投資している」、不仲夫婦は 2 割 ◆夫婦で投資を始めたきっかけ「預貯金は利息が少ない」「年金だけでは将来が不安」 夫婦のマネー事情が明らかになりましたが、貯蓄と投資について、どのような考えを持っているのでしょうか。 全回答者(1,000 名)に、「預貯金だけでは将来が不安だ」と思うか聞いたところ、同意率は 90.8%となりました。また、 「将来のために夫婦で投資をしたい(始めたい・続けたい)」では、同意率は 39.8%となりました。ほとんどの方が貯蓄す るだけでは将来が不安だと感じ、将来のリスクに備えるために投資を始めたい・続けたい、と考えている夫婦が 4 割いるこ とがわかりました。[図 8] [図 8] ◆どの程度同意するか [各単一回答形式] 0% 25% 50% 75% 100% 同意率 ・預貯金だけでは将来が不安だ 全体【n=1000】 54.8 7.9 1.3 36.0 90.8 ・将来のために夫婦で投資をしたい(始めたい・続けたい) 全体【n=1000】 14.6 25.2 38.7 非常にそう思う ややそう思う 21.5 あまりそう思わない 39.8 全くそう思わない 続いて、金融投資の経験について聞いたところ、「現在、投資している」が 28.0%、「以前投資していたが、現在はし ていない」が 10.7%となり、合計で 38.7%の方が、実際に金融投資の経験があることがわかりました。 夫婦の円満度別にみると、円満夫婦は「現在、投資している」が 29.8%で、不仲夫婦(20.5%)よりも高くなりました。 円満夫婦ほど、金融投資に取り組んでいることが明らかになりました。[図 9] [図 9] ◆金融投資の経験 [単一回答形式] 0% 全体【n=1000】 夫 婦 の 円 満 度 別 90点以上【n=242】 25% 28.0 50% 10.7 75% 100% 投資経験 (計) 61.3 38.7 29.8 10.3 59.9 40.1 29.4 11.1 59.5 40.5 (円満夫婦) 50点~90点未満 【n=592】 50点未満【n=166】 20.5 9.6 69.9 30.1 (不仲夫婦) 現在、投資している 以前投資していたが、現在はしていない 投資したことはない 次に、投資意向者(398 名)に、投資を始めたいと思った理由について聞いたところ、「預貯金しても利息がほとんどつ かないため」が 50.3%で最も多く、次いで、「年金だけでは老後が不安なため」が 39.7%、「NISA など、得する情報を 知ったため」が 21.4%で続きました。預貯金では資産が増やせず、年金では老後が不安なので投資を始めたい、と考え た方が多いようです。また、NISA などの情報を知ったことで投資を始めたくなった、という意見も上位回答となりました。 [図 10] [図 10] ◆投資を始めたいと思った理由 [複数回答形式] ※対象:投資意向者 ※全体の上位10位までを抜粋 60% 50% 50.3 全体【n=398】 39.7 40% 30% 20% 21.4 18.3 17.8 16.8 16.3 13.8 11.8 10.6 10% 0% 預貯金して 年金だけで NISAなど、 景気変化の 本業以外に 資産を分散 株主優待で 生活費や 人から勧め 投資自体を も利息が は老後が 得する情報 兆しを も収入が させて 得するため 子どもの教 られたり、 楽しむため ほとんど 不安なため を知った 感じたため できれば リスクを 育資金の 影響を受け (趣味の つかない ため 安心できる 軽減させる 足しにする たりした 1つとして) ため ため ため ため ため -6- ◆既婚者が考える“いい投資”は「金銭的リターンがある投資」や「将来のリスクに備える投資」、 「少額で始められる投資」「ストレスが溜まりにくい投資」「家族に反対されない投資」の声も ◆夫婦の投資先は「日本株式」や「投資信託」「外貨」が人気 ◆投資継続層は投資リタイア層に比べて「日本株式」や「投資信託」を選択する傾向あり では、既婚者にとって、どのような投資が“いい投資”なのでしょうか。全回答者(1,000 名)に、自身にとっての“いい投 資”とはどんな投資か聞いたところ、「経済的(金銭的)なリターンが得られる投資」が 55.4%で最も多く、次いで、「将来 のリスクに備える投資」が 32.5%で続きました。金銭的なリターンが見込めて、将来のリスクに備えられる投資がいい投 資だと考えられているようです。以下、「少ない資本(資金・労力)で始められる投資」が 29.3%、「自分の(または家族 の)成長に繋がる投資」が 25.5%、「精神的に疲れない(ストレスが溜まりにくい)投資」が 24.3%、「家族に反対されな い・不安にさせない投資」が 19.2%で続きました。少ない資本で始められることや精神的に疲れないこと、家族に反対さ れないことなどといった、始める・続けるハードルの低さや、金銭以外にも、自分や家族の成長に繋がるリターンを得ること ができるような投資を“いい投資”の条件としていることがわかりました。 投資状況別にみると、現在投資している方は、「コツコツ続けることができる投資」(27.9%)や「長期的にリターン(利 益・効果)が得られる投資」(29.6%)が、現在投資していない方(それぞれ 15.3%、12.9%)より高くなりました。現在 投資している方は、無理なく投資を続けられることも“いい投資”の条件として重視しているようです。[図 11] [図 11] ◆自身にとっての“いい投資”とはどんな投資か [複数回答形式] ※全体の上位10位までを抜粋 100% 全体【n=1000】 現在投資している【n=280】 現在投資していない【n=720】 80% 60% 40% 20% 0% 経済的 将来の 少ない資本 自分の 精神的に 家族に反対 コツコツ (金銭的) リスクに (資金・労 (または 疲れない されない・ 続けること なリターン 備える投資 力)で始め 家族の) (ストレスが 不安にさせ ができる が得られる られる投資 成長に 溜まりにく ない投資 投資 投資 繋がる投資 い)投資 仕組みが 直感的に わかりやす い投資 長期的に 行っていて リターン 自分が (利益・効 (または家 果)が得ら 族が) れる投資 楽しめる 投資 続いて、投資経験者(387 名)に、投資経験のある金融資産は何か聞いたところ、「日本株式」が 70.8%で最も多く、 次いで、「投資信託(「REIT」以外)」が 37.7%、「外貨(外国為替証拠金取引(FX)を含む)」が 16.3%で続きました。 日本株式や投資信託、外貨がよく選ばれている投資先のようです。 投資状況別にみると、現在投資している方は「日本株式」(74.3%)や「投資信託」(42.9%)が、現在投資していな い方(以前は投資していた方)(それぞれ 61.7%、24.3%)より高くなりました。投資を続けている方は、投資を一度は 始めたものの、やめてしまった方に比べて、株式や投資信託を投資先に選んでいる傾向があるようです。[図 12] [図 12] ◆投資経験のある金融資産は何か [複数回答形式] ※対象:投資経験者 100% 全体【n=387】 80% 現在投資している【n=280】 現在投資していない【n=107】 60% 40% 20% 0% 日本株式 外国株式 公社債 投資信託 (「REIT」以外) -7- REIT 外貨 金(ゴールド)・ (外国為替証 プラチナ 拠金取引(FX) を含む) その他 ▼夫婦円満投資 ◆夫婦 2 人きりで過ごす時間 1 日平均 2 時間 18 分、子育て世代は 2 人きりの時間が少なめ ◆既婚者が持てる“1 人の自由時間”は 1 日平均 2 時間 22 分 良好な夫婦仲を築いて維持するために、世の夫婦は時間やお金をどの程度費やしているのでしょうか。ここでは、夫 婦仲を円満に保つために行っている取り組み=夫婦円満投資についての質問を行いました。 まず、全回答者(1,000 名)に、夫婦 2 人きりで過ごす時間を 1 日どの程度確保しているか聞いたところ、全体の平 均時間は 138 分(=2 時間 18 分)となりました。 子どもの有無別に平均時間をみると、子どもがいない方は 199 分(=3 時間 19 分)、子どもがいる方は 127 分(= 2 時間 7 分)と、およそ 1 時間の差がみられました。さらに、子育て段階(末子の年齢)別では、末子が 18 歳未満の方 は総じて 120 分未満(=2 時間未満)、19 歳以上で 174 分(=2 時間 54 分)となりました。子育てが始まって以降、 子どもが高校を卒業するくらいの年齢になるまでは、夫婦 2 人きりで過ごす時間はなかなか確保しづらくなるようです。 また、夫婦の円満度別に平均時間をみると、円満夫婦では 205 分(=3 時間 25 分)、不仲夫婦では 58 分と、お よそ 2 時間半の差がみられました。夫婦 2 人きりの時間を確保できるかどうかは、良好な夫婦仲を保てるかどうかという 点と、大いに関連があるようです。[図 13] では、自分 1 人で過ごす自由時間はどの程度あるのでしょうか。同様に聞いたところ、全体の平均時間は 142 分(= 2 時間 22 分)となりました。結婚してからも、自分 1 人きりで自由に過ごせる時間を確保できているようです。 夫婦の円満度別に平均時間をみると、円満夫婦では 151 分(=2 時間 31 分)、不仲夫婦では 168 分(2 時間 48 分)と、こちらでは特段の差はみられませんでした。[図 14] [図 13] [図 14] ◆1日あたりの夫婦2人きりで過ごす時間の平均 0分 60分 全体【n=1000】 138 子どもがいない 【n=158】 子どもがいる 【n=842】 199 男 女 別 127 子 6歳以下【n=327】 育 て 7歳~12歳以下 段 【n=94】 階 13歳~15歳以下 ( 末 【n=61】 子 16歳~18歳以下 の 年 【n=52】 齢 ) 別 19歳以上【n=308】 夫 90点以上【n=242】 (円満夫婦) 婦 50点~90点未満 の 円 【n=592】 満 度 50点未満【n=166】 別 0分 120分 180分 240分 全体【n=1000】 子 有 無 別 ◆1日あたりの自分1人で過ごす自由時間の平均 男性【n=500】 60分 120分 180分 240分 142 119 女性【n=500】 164 102 90点以上【n=242】 夫 (円満夫婦) 婦 50点~90点未満 の 円 【n=592】 満 度 別 50点未満【n=166】 91 105 95 (不仲夫婦) 174 205 134 58 (不仲夫婦) -8- 151 130 168 ◆夫婦の遊興費はひと月平均 1.3 万円、子育て世代もデート費用はしっかり確保 ◆既婚者のおこづかい 月額平均 1.9 万円、夫は 2.4 万円、妻は 1.5 万円 続いて、全回答者(1,000 名)に、夫婦の遊興費(デート費用や夫婦旅行の積み立てなど)に回しているお金はひと 月あたりいくらか聞いたところ、全体の平均額は 13,412 円となりました。 子どもの有無別にみると、子どもがいない方は 13,677 円、子どもがいる方は 13,362 円と、特段の差はみられません でした。夫婦 2 人きりで過ごせる時間が少なくなる傾向がみられた子育て世代でも、夫婦の遊興費には予算をしっかり と割いているようです。 また、夫婦の円満度別に平均額をみると、円満夫婦では 17,829 円、不仲夫婦では 8,970 円となり、およそ 9 千円 の差がみられました。[図 15] さらに、自身が自由に使えるお金(おこづかいなど)はひと月あたりいくらか聞いたところ、全体の平均額は 19,439 円、 男性は 23,828 円、女性は 15,050 円となりました。夫婦間で比較すると、夫のほうが自由に使えるお金を確保できて いるようです。 男性を年代別にみると、20 代の男性は 19,710 円、30 代の男性は 16,950 円となり、40 代以上の男性は 2 万 5 千円を超える金額となりました。若いうちは、大きな買い物や出産・子育てのための積み立てを優先させるためか、夫の おこづかいが少なめになる傾向にあるようです。[図 16] [図 15] [図 16] ◆ひと月に夫婦の遊興費(デート費用や夫婦旅行の積み立てなど) に回しているお金の平均 0円 子 有 無 別 夫 婦 の 円 満 度 別 15,000円 全体【n=1000】 13,412 子どもがいない 【n=158】 13,677 子どもがいる 【n=842】 13,362 90点以上【n=242】 50点~90点未満 【n=592】 50点未満【n=166】 (不仲夫婦) 30,000円 17,829 (円満夫婦) 12,852 ◆ひと月あたりの自身が自由に使えるお金(おこづかいなど)の平均 0円 15,000円 全体【n=1000】 男 女 別 19,439 男性【n=500】 女性【n=500】 23,828 15,050 20代:男性【n=100】 男 性 ・ 年 代 別 8,970 30代:男性【n=100】 16,950 27,500 50代:男性【n=100】 29,920 60代以上:男性 【n=100】 25,060 30代:女性【n=100】 40代:女性【n=100】 50代:女性【n=100】 60代以上:女性 【n=100】 -9- 19,710 40代:男性【n=100】 20代:女性【n=100】 女 性 ・ 年 代 別 30,000円 10,463 14,650 13,690 16,375 20,070 ◆夫婦円満のための取り組み「家事に参加」「連絡は欠かさない」「感謝の気持ちを言葉で伝える」 ◆夫婦円満の秘訣は“ありがとう”と伝えること 円満夫婦の夫の特徴は「感謝上手」「聞き上手」「小さな変化を見逃さない」、 円満夫婦の妻の特徴は「感謝上手」「聞き上手」「プチ贅沢上手」 夫婦仲を円満に保つために費やしている時間やお金が明らかになりましたが、夫婦円満投資として、実際にはどのよ うな取り組みが行われているのでしょうか。 全回答者(1,000 名)に、良好な夫婦関係を築く(維持する)ために、心がけていることは何か聞いたところ、「家事や 育児をきちんとする(相手任せにしない/手を抜かない)」が 43.1%で最も多く、次いで、「連絡を欠かさない(帰宅時間 遅くなる・ご飯いらない、などの連絡)」(39.1%)、「感謝の気持ちを言葉にして伝える」(35.6%)、「お互いのプライベー トを尊重する」(32.7%)が続きました。家事や育児といった家庭の仕事を相手任せにしないことなどを、夫婦円満のた めに心がけている方が多いようです。[図 17] [図 17] ◆良好な夫婦関係を築く(維持する)ために、心がけていること [複数回答形式] ※全体の上位10位までを抜粋 60% 50% 43.1 40% 39.1 全体【n=1000】 35.6 32.7 29.5 30% 29.4 27.7 25.5 24.9 23.8 20% 10% 0% 家事や育児 をきちんと する (相手任せ にしない/ 手を抜か ない) 連絡を欠か 感謝の気持 お互いの 挨拶を 弱っている 相手の話を たまには 相手の努力 喧嘩をして さない ちを言葉に プライベート 欠かさない ときは力に よく聞く 夫婦2人で や変化を も、無視は (帰宅時間 して伝える を尊重する なる (聞き上手 贅沢をする 見逃さない しない 遅くなる・ (病気中な になる) (話し合う) ご飯いらな どは、いつ い、などの も以上に 連絡) 気遣う) - 10 - 男女・夫婦の円満度別に心がけているものをみると、円満夫婦の男性は、「感謝の気持ちを言葉にして伝える」が 47.7%で最も多くなり、「相手の話をよく聞く(聞き上手になる)」(38.6%)や「相手の努力や変化を見逃さない」 (37.1%)が不仲夫婦の男性よりも上位につきました。円満夫婦の夫には、聞き上手で相手の努力や変化を見逃さず、 相手の行動に対する感謝の気持ちを言葉で表せる男性が多いようです。また、円満夫婦の女性では、「感謝の気持ち を言葉にして伝える」(69.1%)が最も多くなり、「相手の話をよく聞く」(52.7%)や「たまには夫婦 2 人で贅沢をする」 (51.8%)が不仲夫婦の女性よりも上位となっています。円満夫婦の妻には、感謝の気持ちを言葉で表すことができて、 聞き上手で、たまのプチ贅沢の機会をもうけるのが得意な女性が多いようです。また、感謝の気持ちを言葉で表せること は、円満夫婦の男女に共通して最多回答となりました。円満夫婦の秘訣は、お互いに感謝の気持ちを忘れずに、言 葉に表して伝えることなのではないでしょうか。[図 18] [図 18] ◆良好な夫婦関係を築く(維持する)ために、心がけていること [複数回答形式] ※それぞれ上位10位までを抜粋 円満度:90点以上×男性【n=132】 円満度:50点未満×男性【n=70】 (円満夫婦の夫) (不仲夫婦の夫) 順位 回答 % 順位 回答 % 1位 感謝の気持ちを言葉にして伝える 47.7 1位 家事や育児をきちんとする 28.6 2位 家事や育児をきちんとする 47.0 2位 連絡を欠かさない 20.0 3位 連絡を欠かさない 44.7 3位 挨拶を欠かさない 15.7 4位 相手の話をよく聞く 38.6 5位 相手の努力や変化を見逃さない 37.1 6位 記念日は忘れず祝う 35.6 6位 相手の努力や変化を見逃さない 12.9 7位 たまには夫婦2人で贅沢をする 34.8 7位 感謝の気持ちを言葉にして伝える 11.4 8位 弱っているときは力になる 33.3 9位 挨拶を欠かさない 32.6 8位 10.0 10位 お互いのプライベートを尊重する 31.8 弱っているときは力になる/ 喧嘩をしても、無視はしない/ 相手の話をよく聞く/しっかり稼ぐ 4位 円満度:90点以上×女性【n=110】 お互いのプライベートを尊重する 綺麗で(かっこよく)いる努力をする 14.3 円満度:50点未満×女性【n=96】 (円満夫婦の妻) (不仲夫婦の妻) 順位 回答 % 順位 回答 % 1位 感謝の気持ちを言葉にして伝える 69.1 1位 家事や育児をきちんとする 38.5 2位 連絡を欠かさない 56.4 2位 お互いのプライベートを尊重する 30.2 3位 弱っているときは力になる 55.5 3位 連絡を欠かさない 22.9 4位 相手の話をよく聞く 52.7 4位 親戚やご近所付き合いをきちんとする 19.8 5位 たまには夫婦2人で贅沢をする 51.8 5位 挨拶を欠かさない 17.7 6位 お互いのプライベートを尊重する 49.1 7位 家事や育児をきちんとする 48.2 6位 綺麗で(かっこよく)いる努力をする 8位 不満を我慢せずに伝える 46.4 9位 挨拶を欠かさない 45.5 9位 感謝の気持ちを言葉にして伝える 14.6 10位 定期的にスキンシップをする 43.6 10位 相手の話をよく聞く 12.5 弱っているときは力になる 16.7 不満を我慢せずに伝える - 11 - ◆夫が妻に求めること 1 位「家事・育児をしっかり」2 位「ありがとうと言う」3 位「綺麗でいる努力」 ◆妻が夫に求めること 1 位「ありがとうと言う」2 位「連絡は欠かさないで」3 位「話をよく聞いて」 さらに、全回答者(1,000 名)に、良好な夫婦関係を築くために、パートナーに心がけて欲しいと思うことを聞いたところ、 「感謝の気持ちを言葉にして伝える」(38.8%)や「連絡を欠かさない」(33.6%)、「家事や育児をきちんとする」 (31.7%)が 3 割台で上位回答となりました。感謝の言葉とこまめな連絡、家庭の仕事への参加は、夫婦円満な家庭 を築くために心がけて欲しいと求められているようです。[図 19] [図 19] ◆良好な夫婦関係を築くために、パートナーに心がけて欲しいと思うこと [複数回答形式] ※全体の上位10位までを抜粋 60% 50% 38.8 40% 全体【n=1000】 33.6 31.7 29.7 30% 27.9 26.9 26.0 25.7 24.3 23.2 20% 10% 0% 感謝の気持 連絡を欠か 家事や育児 相手の話を 弱っている お互いの 相手の努力 喧嘩をして 挨拶を 愛情を ちを言葉に さない をきちんと よく聞く ときは力に プライベート や変化を も、無視は 欠かさない 言葉にして して伝える (帰宅時間 する (聞き上手 なる を尊重する 見逃さない しない 伝える 遅くなる・ (相手任せ になる) (病気中な (話し合う) ご飯いらな にしない/ どは、いつ い、などの 手を抜か も以上に 連絡) ない) 気遣う) 男女別にみると、男性の 1 位は「家事や育児をきちんとする」(30.2%)、2 位は「感謝の気持ちを言葉にして伝える」 (29.8%)、3 位は「綺麗で(かっこよく)いる努力をする」(23.8%)となりました。また、女性に比べて「喧嘩をしても、無視 はしない(話し合う)」(4 位、23.0%)が上位につきました。夫は妻に対し、家事や育児をきちんとすることや綺麗でいる 努力、もし喧嘩になっても無視はしないで話し合うことなどを求める傾向にあるようです。 一方、女性の 1 位は「感謝の気持ちを言葉にして伝える」(47.8%)、2 位「連絡を欠かさない」(46.2%)、3 位「相 手の話をよく聞く」(37.4%)となりました。また、男性に比べて「弱っているときは力になる(病気中などは、いつも以上に 気遣う)」(4 位、34.8%)が上位につきました。妻は夫に対し、こまめな連絡や話をよく聞くこと、体調が悪いときなど、弱 っているときはいつも以上に力になってくれることなどを求めているようです。[図 20] [図 20] ◆良好な夫婦関係を築くために、パートナーに心がけて欲しいと思うこと [複数回答形式] ※それぞれ上位10位までを抜粋 男性【n=500】 女性【n=500】 順位 回答 % 順位 回答 % 1位 家事や育児をきちんとする 30.2 1位 感謝の気持ちを言葉にして伝える 47.8 2位 感謝の気持ちを言葉にして伝える 29.8 2位 連絡を欠かさない 46.2 3位 綺麗で(かっこよく)いる努力をする 23.8 3位 相手の話をよく聞く 37.4 4位 喧嘩をしても、無視はしない 23.0 4位 弱っているときは力になる 34.8 5位 相手の話をよく聞く 22.0 5位 家事や育児をきちんとする 33.2 6位 お互いのプライベートを尊重する 21.8 6位 相手の努力や変化を見逃さない 32.4 7位 挨拶を欠かさない 21.4 7位 お互いのプライベートを尊重する 32.0 8位 しっかり稼ぐ 30.2 8位 10位 連絡を欠かさない 弱っているときは力になる 定期的にスキンシップをする 21.0 20.6 9位 - 12 - 喧嘩をしても、無視はしない 愛情を言葉にして伝える 28.4 ◆夫婦 2 人きりの時間の確保術「仕事を手早く」「一緒に食事・晩酌をする」「外食や惣菜を使う」 ◆円満な関係を保ちたい夫婦には「寝室同室」「夫婦デート」「一緒にお風呂」が有効? 続いて、全回答者(1,000 名)に、夫婦 2 人きりの時間を過ごしたいときにどのようなことを行っているか聞いたところ、 「仕事や家事を手早く終わらせる」(39.6%)と「一緒に食卓を囲む・晩酌する」(39.3%)が約 4 割で上位の回答になり、 次いで、「外食やお惣菜を活用する」(23.3%)が 2 割台前半で続きました。夫婦 2 人きりの時間を作るために、仕事や 家事を手早く済ませ、一緒に食卓を囲むように努力している夫婦が多いようです。また、一緒に食事や晩酌をする時間 や機会を作るために、外食やお惣菜などを上手に活用することが多いようです。 夫婦の円満度別にみると、円満夫婦は不仲夫婦よりもこれらの取り組みを行っている割合が軒並み高くなりました。 夫婦 2 人で過ごすために様々な努力をしていることで、実際に夫婦仲が円満に保てているのではないでしょうか。特に、 円満夫婦と不仲夫婦とでは、「仕事や家事を手早く終わらせる」(円満夫婦 52.5%、不仲夫婦 14.5%、以下同順) や「一緒に食卓を囲む・晩酌する」(50.8%、20.5%)、「寝室を夫婦同室にする」(38.4%、1.8%)、「定期的にデート の予定を設ける」(20.7%、2.4%)、「一緒にお風呂に入る」(18.2%、2.4%)で大きな差がみられました。食卓や晩酌 を一緒にする、寝室を同室にする、夫婦でデートに行く、一緒にお風呂に入るなどが、円満夫婦の特徴のようです。今 後も良好な関係を保ちたいと考えている夫婦は、円満夫婦のこれらの“夫婦円満投資”を参考にしてみると良いかもし れません。[図 21] [図 21] ◆夫婦2人きりの時間を過ごしたいときにどのようなことを行っているか [複数回答形式] ※全体の上位10位までを抜粋 100% 全体【n=1000】 円満度:90点以上【n=242】 円満度:50点未満【n=166】 (円満夫婦) (不仲夫婦) 80% 60% 40% 20% 0% 仕事や家事 一緒に食卓 外食や を手早く を囲む・ お惣菜を 終わらせる 晩酌する 活用する 寝室を夫婦 休暇(育児 親の手を 同室にする 休暇・有給 借りる 休暇など) (家事や を取得する 託児など) - 13 - 定期的に デートの 予定を 設ける 趣味の 時間を削る 一緒に ネットスー お風呂に パーやネット 入る ショッピング を活用する ■■調査概要■■ ◆調査タイトル :夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2016 ◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする 配偶者がいる全国の20歳以上の男女 ◆調査期間 :2016年9月12日~9月13日 ◆調査方法 :インターネット調査 ◆調査地域 :全国 ◆有効回答数 :1,000サンプル (有効回答から男女×20代・30代・40代・50代・60代以上が均等になるように抽出) ◆実施機関 :ネットエイジア株式会社 ■■報道関係の皆様へ■■ 本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、 「スパークス・アセット・マネジメント調べ」と付記のうえ ご使用いただきますようお願い申し上げます。 ■■本調査に関するお問合せ窓口■■ 会社名 所在地 :スパークス・アセット・マネジメント株式会社 :東京都港区港南 1-2-70 品川シーズンテラス 6 階 会社 HP :http://www.sparx.co.jp/ 担当 :経営管理部 広報・IR チーム メールアドレス :InvestorRelations@sparxgroup.com TEL FAX :03-6711-9200(代表) :03-6711-9201(代表) - 14 -
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