『おむつぽい』新発売

2001 年 4 月 27 日
汚物の臭いも一気に解決
業界初!ヒートシールパック方式
『おむつぽい』新発売
長瀬産業株式会社
介護ビジネス本格参入
〒103-8355
キーワードは高齢化と環境
東京都日本橋小舟町 5-1
長瀬産業株式会社(代表取締役社長 長瀬洋)は、2001 年 5 月 15 日(火)
紙おむつクリーン処理パック『おむつぽい』を新発売致します。
『おむつぽい』はパック器とパック袋がセットになった、使用済み紙おむつの
‘臭い’を無くす事を目的とした商品です。使用済みの紙おむつをパック袋に
入れ、パック器で空気を抜いて小さくし、更にヒートシー ルする事により汚物
の臭いを無くす事を可能にしました。
現在、介護家庭で発生する使用済み紙おむつは、一般ゴミ(燃えるゴミ)として廃棄され
ています。ところが、特にマンション住まいの家庭等では、地域によりゴミの収集日が決
まっている為、その日までベランダ等で一定期間保管しなければなりません。保管のスペ
ースの問題もさる事ながら、特有の‘臭い’が近隣への問題になっておりました。今回新
発売の『おむつぽい』は、パック袋をヒートシールする事により、使用済み紙おむつの‘臭
い’の問題を解決し、一般ゴミとして処理するまでの清潔な保管を可能にしました。販売
方法は全国各地の販売代理店を通じた、要介護者を抱える一般家庭向けに販売し、初年度
の販売計画は1万台を目標としております。
既存の類似商品は存在しましたが、パック器で空気を抜いてヒートシールをする方式は業
界でも初めてです。(特許出願中)
高齢化社会(介護)・環境問題(ゴミ)・住宅事情(マンション住い)の3つのキーワード
を背景として生まれた新商品と位置付けております。
★ この件に関するお問い合わせ先★
広報担当:長瀬産業株式会社
Tel :0 3-3665- 3314
ヘルスケァ事業本部/中村
Fax:03-3665-3723
e-mail:hrioomi.nakamura@nagase.co.jp
一般のお客様:(「お問合せ先」をご掲載いただく際もこちらの番号をご使用下さい)
長瀬産業株式会社
0 3 -3665- 3314
商品概要は以下の通りです。
【商品概要】
商品名:紙おむつクリーン処理パック『おむつぽい』
希 望 小 売 価 格 : パ ッ ク 器 1 台 29,800 円(税別)
パ ッ ク 袋 1 袋 (6 0 枚 入 )3,000 円(税別)
名称:介護関連用品
【特徴】
1.ヒートシールによるパック方法で‘臭い’を密閉します。
パック袋*)を、ほぼ真空になるまでパックしてヒートシールしますので、汚物の臭いを
完全に密閉する事が可能です。いままでの単に口を塞ぐだけの方式では限界があった‘臭
い漏れ’を解決致しました。
2.空気だけを吸引し、ゴミの少量化に役立ちます。
独自の吸引技術(特許申請中)により、使用済みの紙おむつから汚物を吸収する事なく空
気だけを吸引します。空気をほとんど抜いてしまいますので、使用済み紙おむつの大きさ
が半分以下になり、保管スペース削減に役立ちます。
3.簡単な操作で家庭の主婦でも手軽に使えます。
家庭で使用を考えて、手間の掛かからず取り扱えるように致しました。具体的にはパック
袋をセットしてパック器のフタを押すだけ簡単な操作です。
*)パック袋は燃やしても有毒ガスが発生しませんので、一般ゴミ(燃えるゴミ)として
の取り扱いが出来ます。
【販売方法】
当社指定の販売代理店を通じて、被介護者を抱える一般家庭への販売を計画しております。
【販売計画】
初年度は合計 10,000 台のパック器の販売を目指します。
【メンテナンス】
販売後のメンテナンス等については、関連会社である NCC エンジニアリング株式会社が対
応致します。
【開発背景】
高齢化社会(介護)・環境問題(ゴミ)・住宅事情(マンション住まい)の3つ
のキーワードを背景から開発された商品と位置付けております。
高齢化社会
介護人口の増加
環境問題
家庭ゴミ分別意識
問題発生!
介護家庭(マンション)内
で紙おむつが‘臭う’
『おむつぽい』
が解決!
住宅問題
マンション人口の増大
● キーワード1:高齢化社会(要介護人口増加)
高齢者(65 歳以上)人口の増加と共に、要介護者数も増加の一途をたどっています。
(添付資料:「厚生白書平成 11 年度版」(厚生省))
それに伴い、介護関連市場が拡大している中で、大人用紙おむつも例外ではなく需要量
が増大している傾向にあり(2001 年度見込みでは 579 億円)、今後もますます増大して
ゆくものと思われます。
(添付資料:「トイレタリーグッズマーケティング要覧 2000」(富士経済)、日本衛生材料工業連合会:
紙おむつ・ライナー生産数量調)
● キーワード2:環境問題(ゴミ分別意識の徹底)
環境に対する意識の変化で、特に家庭からの廃棄物への関心も地域を中心として高まり
つつあります。平成 10 年には、首都圏と中心とした、7都県市首脳会議により「資源循
環型社会」の構築を目指した宣言が行われました。
(添付資料:http://www.7tokenshi.gr.jp/commi/index.html より一部抜粋)
ゴミの分別と曜日が全国各地で徹底される中、現在は燃えるゴミとして分類されている
‘生ゴミ’は臭いの問題が浮上しつつあります。
(添付資料:「日野市が家庭ゴミ収集方法見直しへ=多摩」東京読売新聞 朝刊 2000
年 12 月 16 日、「指定外のごみ袋絶対認めません 須磨市、収集作業を開始=高知」大阪
読売新聞 朝刊 2000 年 2 月 2 日)
● キーワード3:住宅問題(マンションでの介護家庭の増加)
近年の住宅事情より、(増加比率で見た場合)マンション(含:エレベータ付きマンシ
ョン)に住む高齢者(65 歳、75 歳以上共に)が増えつつあります。従来一戸建て家庭
で行われていた在宅介護も、上記の住宅事情を背景としてマンション内での場面が増え
てゆくものと思われます。(添付資料:「平成5年住宅統計調査報告 第一巻 全国編」
(総務庁統計局)、「平成 10 年住宅土地統計調査報告 第一巻 全国編」(総務庁統計局))
● 長瀬産業(株)独自アンケート調査
2000 年 8 月から 9 月にかけて、弊社にて実施した『おむつぽい』試作器の試用調査結果
です。実際に紙おむつを使用している方々、合計 49 名よりの意見をまとめております。
調査結果の概要としては
使用したい・・57%
わからない・・33%
使用しない・・10%
との結果が得られました。(添付資料:『おむつぽい』試用アンケート集計結果)
【添付資料一覧】
「厚生白書平成 11 年度版」(厚生省)
「トイレタリーグッズマーケティング要覧 2000」(富士経済)
日本衛生材料工業連合会:紙おむつ・ライナー生産数量調
http://www.7tokenshi.gr.jp/commi/index.html より
・ 七都県市廃棄物問題検討委員会インフォメーション
・ 七都県市資源環境型社会づくり宣言
・ 七都県市首脳会議概要・組織図
・ 廃棄物の広域処理に関する検討報告書
第一章
七都県市における社会経済及び廃棄
物処理の現状と課題
東京読売新聞
朝刊
2000 年 12 月 16 日
大阪読売新聞
朝刊
2000 年 2 月 2 日
「平成5年住宅統計調査報告
第一巻
「平成 10 年住宅土地統計調査報告
全国編」(総務庁統計局)
第一巻
全国編」(総務庁統計局)
『おむつぽい』試用アンケート集計結果(長瀬産(株)独自集計データ)
『おむつぽい』使い方の手引き
以上