コミッショナー通信 日本ボーイスカウト大阪連盟三島地区 2010.05 Vol.6 新緑美しい季節です。週ごとに寒暖の差が大きく、体調を崩しやすい気候ですがお変わりありませんでしょうか。 先日のカブラリーは早朝の雨の影響で、開会式は遅れましたが、日中は天気に恵まれ楽しいプログラムが展開できまし た。ひとえにご奉仕いただきました、隊、団指導者のご尽力のたまものと心より感謝しています。ジャンボリーの派遣 隊が編成され、本格的な準備が始まりました。参加した全てのスカウトが大きなものを持って帰れるよう、ご支援をよ ろしくお願いします。参加隊、本部要員にご奉仕いただける方、本当にありがとうございます。よろしくお願いします。 「成人の支援」 三島地区の人数は 1173 名(3 月 21 日登録時点)です。そのうち隊長や副長、団委員など成人指導者はどのくらいの割 合かご存知ですか? A.20%台 B.30%台 C.40%台 D.50%台 E.60%台 正解はこの項の最後に 団で考えていただいても非常に多くの成人の方がスカウトにかかわっていただいていると思います。 スカウト活動に成人がかかわったのは、スカウティングフォアボーイズを読んだ子どもたちが集まって、グループ (班)でキャンプをしようとしたところ、スカウト(子どもたち)だけでは出来ないことから、成人の支援者をお願いし たのが隊長の始まりです。 つまり、支援がないとスカウトはうまく「スカウティング」ができないことがあるから、成人皆さんの支援が求め られています。では、今「成人の支援」としてスカウトに何を求められているのでしょうか? 全てをしてあげること? 機会を提供すること? 見えない力で彼らがうまくいくように支援すること? 今のスカウトを見て、俺が(私が)中学生、高校生の時は友達と自分たちで計画して○○をした、××へ行った。と思 っている指導者の方はたくさんいらっしゃると思います。こんな体験をと思って、もっとできるはずのスカウトに多く のことをしてあげていませんか? 確かに、今の学校環境で身を守るために、スカウトは自己主張も小さく、わかりにくいところはあります。 多くの物を与えられているので、興味を示さないかもしれません。 でも社会は、自分で考えることのできる大人を求めています。そのために、考える機会を提供できるか、成人指導 者がいつまで待ってあげられるか。指導者皆さんの度量を求められている時ではないでしょうか。 ビーバースカウト、カブスカウトのときから、何気ない指導者の質問の積み重ね、体験の積み重ねが、ボーイスカ ウト、ベンチャースカウトのときに大きく開花します。ぜひ、団内で各隊はどんなことを目的にどんな活動をしている のか、他隊はそのための準備は何か、それを生かすことはできないのかを考えて、協働していただきたく思います。 前号の「進歩」でも ★指導者が与えたものをスカウトが受け取り消化し自分のものにしていくか・・・・ ◎指導者がスカウトの内面的な何か(自分が求めているもの、足りないもの)に気づかせ、それを満たして(獲得 して)いこうという意識を高めて実行を促し、自ら実行することによって自分のものにしていくか・・・・ と書きました。 成人の支援は全くそのまま当てはまります。幼稚園年長~大学生(25 歳)までの一貫した教育へ生かしていきましょう。 答え C. 成人指導者 498 名(42%) スカウト 675 名 成人指導者 1 人対してスカウト 1.4 人です。 第 15 回日本ジャンボリー(15NJ:15th NIPPON JAMBOREE) 派遣隊指導者用プログラムガイドブック (http://www.15nj.org/wp-content/uploads/2010/04/15NJProgram-guidebook20100430_01.pdf) (http://www.15nj.org/wp-content/uploads/2010/04/15NJProgram-guidebook20100430_02.pdf) 大会テーマソング (http://www.15nj.org/overview/15nj_song) 日本連盟特設サイト(http://www.15nj.org/) 日本連盟関連 2010 年度実修所開設予定(秋コース) CS 第 150 期 10/09(土)~ 10/14(木) 日本連盟 BS 第 173 期 10/09(土)~ 10/14(木) 日本連盟 山中野営場 締め切り9/10(金) 山中野営場 締め切り9/10(金) 隊指導者の上級訓練です。1 年以上隊長をされている方、いろいろ疑問、問題をお持ちと思います。その解決のため に参加しましょう。事前課題があります。コミッショナーまで 大阪連盟関係 第 25 回大阪連盟カブラリー 2010 年 4 月 29 日実施 多くの方のご奉仕を頂きありがとうございました。 2010 年度 研修所開設予定 (秋コース) 7 月 25 日に事前課題認定会を予定しています。ぜひ参加を検討ください ◎ WB研修所 CS課程 大阪第146期 9月18日~21日 BS課程 大阪第152期 10月 8日~11日 ◎団運営研修所 VS課程 大阪第 22期 10月 9日~12日 各定員30人 大阪第 28期 11月21日~23日 定員30人 三島地区 ビーバーカーニバル 2010 年 5 月 16 日 10:00-13:00 万博記念公園 テーマ:うちゅうステーション きぼう 2010 キャンプファイア研究会 2010 年 6 月 12 日 10:00-21:00 主任講師 日本連盟 LT 丸山 雄章氏 ベーデン‐パウエル卿の言葉 We can get great pleasure out of work well done even if it is only polishing up a kettle successfully. I believe that we were sent into this world to enjoy life and I defy any idler to do that. 「やかんをみがくという つまらないと思われる仕事からでさえも、それが上手にできた時には、大きな喜びが得ら れる。私は、この世を楽しむために生まれてきたのだと信じているが、怠け者もこのようなことができるかどうかやっ てみてほしい。 」 後記 今日 5 月 15 日、若手指導者のときのスカウトの一人が自分の店を開きました。当時そんな目立つこともなかった彼 が、自分の店を切りまわす。当時は想像もできませんでした。ちょっと買い物でのぞいたのですが、多くのお客さんで にぎわっていました。その場所で以前店を出していたお父さんお母さんのいい関係が引き継がれているとは思いますが、 感無量でした。 平 喜人(高槻 7 団)commissioner@bs-mishima.org 日本ボーイスカウト大阪連盟 三島地区
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