News Release 平成 27 年 5 月 22 日 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント 【R&D 発 世代インサイト】 バブル体験世代 アラウンド50女性の真実-その3 浮きも沈みも体験してこその「今の充実より先への備え」 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都新宿区、代表取締役:五十嵐 幹)は、生活者 総合ライフスタイル調査「CORE®」のデータを基に、“around50”世代の女性にフォーカスし、彼女たちの現 状と意識について分析したレポートを、4月28日に発表しました。 生活者総合ライフスタイル調査「CORE」は 1982 年以来、生活者意識のトレンドを追いかけています。CORE スタートより 32 年、時代はめまぐるしく変化してきました。今回、CORE スタート時に 20 才前後、CORE と共 に年を重ねた around50 世代にフォーカスした分析を行い、Hanako 世代、バブル世代とも称される around50 世代の女性について理解するためのレポートとしてまとめました。 今回は、本レポートの中から、一部をご紹介いたします。 ※ 『CORE 発 世代インサイト バブル体験世代 around50 女性の真実』は、 4 月 28 日より 標準価格 15,000 円(税抜) にて販売しております。 詳細につきましては、弊社ホームページ http://www.rad.co.jp/ をご覧ください。 ※ 本レポートは、3 月、4 月に実施したセミナーの発表資料をレポート化したものです。 “バブルを謳歌したのも今や昔… 今を抑えて将来に備える around50 世代” ■ 不確実な将来に対して今のうちから備えておきたい around50 世代 生活価値観・意識の中での「生活の時間的志向」をみてみると、around50(45~54 才)女性の 「将来に備える派」の割合が全世代の中で最も高い約6割と、子育てや老後など不確実な将来 に対する危機感が窺えます。 <生活価値観・意識 ~生活の時間的志向①~> 年代別比較 (%) 80 今の生活をおさえて 将来の生活に備えたい 70 70 58 60 50 51 51 51 50 49 49 48 50 40 42 将来のことよりも、 今の生活を充実させたい 30 29 20 n= around20 女性 around30 女性 around40 女性 around50 女性 around60 女性 around70 女性 (18-24才) (25-34才) (35-44才) (45-54才) (55-64才) (65-74才) (139) (248) (330) (212) (251) (227) 1 News Release “20 年前の around50 世代と比べ 志向は逆転” ■ 好景気と不景気の両方を経験し、覚悟を持って抑制的な生活を心掛ける 各調査年時点での around50 女性の生活価値観・意識を時系列で比較すると、今からおよそ 20 年前、1994 年時点の around50(現 around70 の人たち)は、「今の生活を充実派」の割合が「将 来に備える派」を上回っていました。 一方、2014 年時点の around50 女性は、「将来に備える派」の割合が高く、バブル時代の好景気、 その後の長期に渡る不況の経験を通して、ある種の覚悟を持って慎重で抑制的な生活を心掛 けているようです。 <生活価値観・意識 ~生活の時間的志向②~> 各時代のaround50(45-54才)同士を比較 (%) 80 今の生活をおさえて 将来の生活に備えたい 70 60 60 54 55 55 45 45 57 58 43 42 09年 時点の around50 14年 現在 50 40 46 40 30 将来のことよりも、 今の生活を充実させたい 20 89年 時点の around50 94年 時点の around50 99年 時点の around50 現 around70 n= (282) (305) 04年 時点の around50 現 around60 (288) (235) 現 around50 (223) (212) R&D 発 世代インサイト ◇夫の年収水準が高く、均等法世代で働き続けている人が多く、子育て・キャリアアップも一段落…そ んな時間もお金も余裕がある around50 が消費の最前線に帰ってくるとの説があります。本当にこ の世代が消費を牽引するのでしょうか。CORE データを見る限り、堅実な生活を志向する彼女たち の姿が浮かび上がってきます。自分はまだまだシニアではない、と思いつつも、他のどの年代より 「老後」が気になるお年頃…長引く不景気の中で子供はまだ独立しておらず、社歴を重ねた夫の 年収は伸び悩み、年金も不安など、「こんなはずじゃなかった」around 50 を迎えているようです。 ◇around 50 は常にそういう世代、ということではなく、現 around 70 が around 50 だった時は「今を楽し まなくてどうするの」志向が強くなっています。消費の最前線に帰ってくる around 50 とは、むしろこ の世代のことだったのかもしれません。現 around 50 にはバブル期の浮かされ消費を期待するの ではなく、先に備える「地に足」消費を刺激するアプローチが大切になるのではないでしょうか。 ※ 2015/4/28 リリース 「バブル体験世代 アラウンド 50 女性の真実-その1 ~Hanako で確立された「トレンドをおさえる」情報収集スタイル~ 2015/5/15 リリース 「バブル体験世代 アラウンド 50 女性の真実-その2 ~新旧が混合する年を重ねた「新人類」世代~ も併せてご覧ください。 2 News Release R&D では、生活者総合ライフスタイル調査「CORE」をはじめとしたリサーチソリューションを通して、時 代の変化による動き、世代間での違いを明らかにすることで、around50 をはじめ、それぞれの世代で のさらなるマーケティングの可能性を広げてまいります。今後にもご期待ください。 ■生活者総合ライフスタイル調査システム『CORE』■ ●調査エリア 首都圏 40km圏 ●調査手法 訪問留置調査(一部郵送調査併用) ●調査対象 18~79 歳男女個人 ●サンプル設計 3000 サンプル(回収ベース) ●調査時期 毎年1回 10 月実施 ※『CORE』は、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントの登録商標です。 ■会社概要■ 会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント 所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2 代表者: 代表取締役社長 五十嵐 幹 資本金: 30,000千円 設立 : 1968年1月17日 URL: http://www.rad.co.jp 事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション 経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション ≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫ 本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。 <例>「(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」 ■本資料に関するお問い合わせ先■ 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント セールスプランニング部 TEL:03-6859-2281 e-mail:radnews@rad.co.jp 小林 ■調査内容に関するお問い合わせ先■ 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント マーケティングソリューション部 TEL:03-6859-2281 e-mail:radnews@rad.co.jp 3 高田
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