「福岡市博物館開館 25 周年記念 世界記憶遺産・山本作兵衛の世界—記憶の坑道—」展 記念事業 ヘリテージ・ツーリズムセミナー 「山本作兵衛コレクションと明治日本の産業革命遺産」 「世界記憶遺産・山本作兵衛の世界—記憶の坑道—」展の記念事業として、また、「明治日本の産業 革命遺産」の世界遺産登録勧告をうけ、世界遺産ツーリズムの展望を考えるセミナーを開催いたします。 【日 時】 【会 場】 6 月 26 日(金)14:30~16:30 聴講無料 福岡市博物館 講堂 定員 240 人(事前のお申し込みが必要です) 【主 催】 山本作兵衛の世界実行委員会(福岡市博物館、RKB 毎日放送、毎日新聞社、西日本新聞社) 【協 力】 (公財)福岡観光コンベンションビューロー 平成 27 年 ◆◆◆◆◆開催にあたって◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆プログラム◆◆◆◆◆◆ 14:30~ キーノートスピーチ 石原 進(九州観光推進機構 会長) ◆明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録 に期待すること(仮) 14:50~ 基調講演 有馬 学(福岡市博物館 館長) ◆世界遺産と世界記憶遺産 —近代化産業遺産の歴史的価値— 15:10~ 構成資産・現場からの展望 田村省三(尚古集成館 坂本道徳(NPO 法人 山田元樹(大牟田市 館長) 軍艦島を世界遺産に する会理事長) 市史編さん室長) 16:10~ ディスカッション 【申込み方法】 はがき、FAX、メールのいずれかに、下記のイ ベントコード、郵便番号、ご住所、お名前、年 齢、参加人数(1件につき最大 2 名まで)を明 記のうえ、下記までお申し込みください。 【イベントコードとお申し込み先】 0626 イベントコード 〒810-0001 福岡市中央区天神 1-4-1 「明治日本の産業革命遺産」を構成する全 23 施設につ いて、ICOMOS による世界遺産登録勧告がなされたこ とは、誠に喜ばしいことであり、関連自治体やツーリズ ム関係者の期待は高まっていると思われる。しかし日本 において、近代化遺産・産業遺産をめぐるヘリテージ・ ツーリズムの在り方については、まだ熟した議論がなさ れていない。 これまでのような、ともすれば観光と保護を対立的に とらえる視点を超えた、新しい考え方を創出する必要が ある。また、関連自治体における観光浮揚への期待も、 それぞれの資産単体についての期待にとどまっているよ うに思われる。 「明治日本の産業革命遺産」の特徴であり妙味でもあ るのは、シリアルノミネーションという手法である。個々 の資産を近代化産業遺産としてつなぎ、点を結んで面的 に広がる面白さは、新しいツーリズムの手法を造り出す のに格好の材料である。この新しいツーリズムの開発は、 九州全体の浮揚につながるものであろう。 私達はすでに世界記憶遺産「山本作兵衛の炭坑記録 画・記録文書」という財産をもっている。意外に気づか れていないが、近代化産業遺産について、世界遺産と世 界記憶遺産を同時に持つことになるのは、世界中で九州 だけである。福岡市博物館で開催中の特別展で大規模公 開している山本作兵衛コレクションと、本年 6 月頃に世 界遺産に登録される見込みの高い「明治日本の産業革命 遺産」を一体のものとしてとらえ、産業遺産を通して日 本近代化に尽力した先人の努力に思いを致すことは、社 会教育としてのツーリズムという新たな視野を開くこと になるだろう。……………福岡市博物館長 有馬 学 西日本新聞イベントサービス内「山本作兵衛の世界」係 FAX 092 (731) 5210 電子メール専用アドレス 【締め切り】 sakubei2015@nishinippon-event.co.jp 6 月 22 日(月)18:00 郵送のお申し込みは必着 お申し込みが多数の場合、抽選とさせていただきます。 当選者の発表は、聴講券のご送付をもってかえさせていただきます。 ご応募の際にいただいた個人情報は、本イベントの連絡のみに使用させていただきます。 【お問い合わせ】 西日本新聞イベントサービス内「山本作兵衛の世界」係 電話 092-711-5491 (平日 10:00~18:00)
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