こちら - 立教大学大学院 キリスト教学研究科

⽴教⼤学⽂学部キリスト教学科創設 70 周年記念⾏事
第⼀部:70 周年記念シンポジウム
2016 年 11 ⽉ 26 ⽇(⼟)10:30〜15:00
会場:⽴教⼤学 池袋キャンパス 12 号館 第 3・4 会議室
10:30〜12:00
「卒業⽣によるパネルディスカッション〜キリスト教学科から学んだもの」
パネリスト: 川上
直哉(⽇本基督教団仙台北三番丁教会担任教師, 1996 年卒)
北川
愛⾥(国連難⺠⾼等弁務官駐⽇事務所 広報アソシエイト, 2002 年卒)
三⼾
静⾹(精密機器メーカー勤務, 2013 年卒)
⼭崎
健吾(酒類・飲料メーカー勤務, 2015 年卒)
⽥中
健⼀(福⾳館書店勤務, 2012 年⼤学院修了)
司会: ⿃居
12:00〜13:15
雅志(⽴教⼤学兼任講師, 2003 年卒)
「ミニ・ランチ・パーティー@第⼀⾷堂・藤だな」
会費:2,000 円、学⽣無料 *会場の都合上、先着順となる場合があります。
13:30〜15:00
「新旧教員によるパネルディスカッション〜キリスト教学 Quo vadis?」
パネリスト: 関
正勝(⽴教⼤学名誉教授, 聖路加国際病院チャプレン, 1961 年卒)
⼩河
陽(⽴教⼤学名誉教授, 関東学院学院⻑)
阿部
善彦(⽴教⼤学准教授)
ゾンターク・ミラ(⽴教⼤学准教授, キリスト教学科⻑)
主催:⽴教⼤学⽂学部キリスト教学科・⼤学院キリスト教学研究科
共催:⽴教⼤学キリスト教学会
問い合わせ:
⽴教⼤学キリスト教学会事務局
TEL:03-3985-4779
E-mail:kirigakkai@grp.rikkyo.ne.jp
参加申し込み: http://rikkyo-kiriken.com の「イベント情報」
内の
「卒業⽣によるパネルディスカッション〜キリスト教学科から学んだもの」
(10:30~12:00)
川上 直哉(⽇本基督教団仙台北三番丁教会担任教師, 1996 年卒)
2007 年⽴教⼤学⼤学院⽂学研究科組織神学専攻後期課程単位取得退学。神学博⼠(⽴教⼤
学)。現在、⽇本基督教団仙台北三番丁教会担任教師、東北学院⼤学等⾮常勤講師、仙台⽩
百合⼥⼦⼤学カトリック研究所客員研究員、宮城県宗教法⼈連絡協議会常任幹事、宮城刑務
所教誨師、NPO 法⼈「東北ヘルプ」事務局⻑。
北川 愛⾥(国連難⺠⾼等弁務官〔UNHCR〕駐⽇事務所 広報アソシエイト, 2002 年卒)
2002 年 TBS(東京放送)にアナウンサーとして⼊社。2011 年に東京⼤学⼤学院総合⽂化
研究科修⼠課程「⼈間の安全保障プログラム」に⼊学(2013 年修了)。2012 年 TBS を退
社し、国連難⺠⾼等弁務官事務所に勤務。現在、広報アソシエイトとして、国内外の難⺠、
国内避難⺠、無国籍者に関する理解を⾼めるための、ウェブサイトや広報誌等による情報の
発信、イベントの運営などに携わる。
三⼾ 静⾹(精密機器メーカー勤務, 2013 年卒)
2015 年⽴教⼤学⼤学院キリスト教学研究科博⼠課程前期課程キリスト教学研究コース修了。
在学中は RGL (Rikkyo Gospel League) に所属。2015 年 SEIKO グループに⼊社。「時」
から広がるソリューションの提案に携わる。展⽰会やイベント、カンファレンスの運営スタ
ッフとしても活動中。
⼭崎
健吾(酒類・飲料メーカー勤務, 2015 年卒)
在学中は⽴教学院諸聖徒礼拝堂聖歌隊に所属。2015 年酒類・飲料メーカーのグループ企業
に⼊社、⼯場 PR の現場で働いている。
⽥中 健⼀(福⾳館書店勤務, 2012 年⼤学院修了)
⻘⼭学院⼤学⽂学部⽇本⽂学科卒業後、福⾳館書店⼊社。在職のまま⼤学院⽂学研究科組織
神学専攻前期課程に進学、2012 年修了。現在、福⾳館書店編集部で⽉刊絵本の編集を担当。
司会: ⿃居 雅志(⽴教⼤学兼任講師, 2003 年卒)
2016 年⽴教⼤学⼤学院⽂学研究科組織神学専攻後期課程単位取得退学。現在、⽴教⼤学兼
任講師の他、⾮常勤講師として北⾥⼤学看護専⾨学校などで「⽣命倫理」「倫理学」「哲学」
「医療と倫理」などの授業を担当。⽴教⼤学キリスト教教育研究所(JICE)研究員。
「ミニ・ランチ・パーティー@第⼀⾷堂・藤だな」
(12:00〜13:15)
シンポジウムのパネリストを囲んでの⼩さなパーティ。
OBOG と気軽に話せるチャンスです。ふるってご参加ください。
*
「新旧教員によるパネルディスカッション〜キリスト教学 Quo vadis?」
(13:30〜15:00)
関 正勝(⽴教⼤学名誉教授, 聖路加国際病院チャプレン, 1961 年卒:キリスト教倫理・⽣命倫理)
1964 年⼤学院組織神学専攻修⼠課程修了。1965 年聖公会神学院卒業。1966 年⽇本聖公会
司祭叙任。英国留学後、1973 年⽴教⼤学⽂学部キリスト教学科助⼿、1982 年キリスト教
学科教授。1998〜2004 年コミュニティ福祉学部教授、2004 年名誉教授。2000〜2007 年
聖公会神学院校⻑、現在、聖路加国際病院チャプレン(嘱託)。著訳書に、『⽣命倫理』(聖
公会出版、1998 年)、D. ゼレ『働くこと愛すること―ー創造の神学』(⽇本基督教団出版局、
1988 年)、K. リーチ『魂の同伴者―̶現代世界におけるキリスト教の霊性』(聖公会出版、
2014 年)などがある。
⼩河 陽(⽴教⼤学名誉教授, 関東学院学院⻑:新約聖書学)
1967 年国際基督教⼤学⼈⽂学科卒業。1970 年東京⼤学⼤学院⼈⽂科学研究科博⼠課程(⻄
洋古典学)中退後、東京⼤学教養学部助⼿(〜1973 年)。1975 年仏国ストラスブール第 2 ⼤
学プロテスタント神学部⼤学院課程修了(宗教学博⼠)。1989 年〜1991 年弘前学院⼤学⽂
学部教授、1991〜2010 年⽴教⼤学⽂学部キリスト教学科教授。2010 年名誉教授。2010
〜2015 年関東学院⼤学経済学部教授、2014 年 12 ⽉学校法⼈関東学院学院⻑就任、現在に
⾄る。著書に、『イエスの⾔葉――その編集史的考察』(教⽂館、1978 年)、『マタイ福⾳書
神学の研究̶―その歴史批評的考察』(教⽂館、1984 年)、『マタイによる福⾳書―旧約
の完成者イエス』(⽇本基督教団出版局、1996 年)、『パウロとペテロ』(講談社、2005 年)ほ
か、訳書多数。
阿部 善彦(⽴教⼤学准教授:キリスト教思想史、ドイツ神秘思想、クザーヌスなど)
2011 年上智⼤学⼤学院哲学研究科博⼠後期課程修了(哲学博⼠)。⽇本学術振興会特別研
究員 PD(早稲⽥⼤学)を経て、2014 年⽴教⼤学⽂学部キリスト教学科准教授。業績として
「『魂における神の誕⽣』のダイナミズム――エックハルトの『ドイツ語説教 1』における
wider îngebern を⼿がかりに」(『⽇本カトリック神学会誌』26 号 2015 年、85〜111 ⾴)。
「septem stellae lucidae――ブリクセン司教時代の「説教 176」から⾒るクザーヌス像」
(『キリスト教学』57 号、2015 年、25〜51 ⾴)などがある。
ゾンターク・ミラ(⽴教⼤学准教授, キリスト教学科⻑:アジアにおけるキリスト教史・宗教史)
2005 年東京⼤学⼤学院⼈⽂社会系研究科宗教学宗教史学専攻博⼠課程単位取得退学。2008
年⽂学博⼠(東京⼤学)。2005〜2008 年富坂キリスト教センター研究主事および総主事を
経て、2010 年⽴教⼤学⽂学部キリスト教学科准教授。アジアにおけるキリスト教の歴史・
思想史研究、特に近現代⽇本でキリスト教の⼟着化によって提起された問題、弱者の⽬で社
会を⾒る⼥性神学が提起する問題、またエコロジーや公教育などに対するキリスト教の社会
的責任が問われる問題に注⽬している。業績として、「⼥性神学者たちが信じる贖罪」(『福
⾳と世界』72 号、2016 年 10 ⽉号、25〜31 ⾴)、"Christian Feminism in Japan: ʼMinoritarianʼ
and ʼMajoritarianʼ Tendencies, Struggles for Self-Assertion, and Multiple ʼLines of
Flightʼ”, Journal of Religion in Japan 4:2-3,2015, 105-132.,「⽇本の初期ホーリネスにおける
〈神癒〉の理解――内村鑑三との関連で」(『キリスト教学』 53 号、2011 年、27〜53 ⾴)、共
著『宗教を考える教育』(教⽂館、2010 年)などがある。
司会: ⾦井 美彦(⽇本基督教団砧教会牧師, ⽴教⼤学兼任講師, 1982 年卒:旧約聖書学)
1978 年⽴教⼤学⽂学部キリスト教学科⼊学から、⼤学院組織神学専攻博⼠課程(単位取得
退学)を経て、キリスト教学科助⼿に就任、16 年間をキリスト教学科・研究科で過ごす。そ
の後、⼭梨英和⼤学宗教主任等を経て、現在、⽇本基督教団砧教会主任教師ならびに、⽴教
⼤学、聖公会神学院、フェリス⼥学院⼤学等講師。著訳書に、「預⾔者的精神を受け継ぐと
いうこと」(『福⾳と世界』71 巻、2015 年 2 ⽉号、18〜23 ⾴)、M.ブーバー『油注がれた者』
(共訳、⽇本キリスト教団出版局、2010 年)、『古代イスラエル預⾔者の思想的世界』(共編著、
新教出版社、1997 年)などがある。