全国競馬労働組合 NEWS №25 2007年10月30日(火)発行 競 全国競馬 馬 連 合 (全国競馬産業労働組合連合会) 全国競馬労働組合 〒520-3005 滋賀県栗東市御園 1028 TEL 077-558-0457 FAX 077-558-2762 e-mail/zenkoku-keiba@abeam.ocn.ne.jp 全馬労執行部の任期満了に伴う役員改選は、去る10月4日に全馬労選挙規約に則り、選挙管理委員会 (以下「選管」)を立上げ、10月23日(火)~10月24日(水)を立候補受付期間、同26日告示、同 31日投開票という日程で実施しました。 その結果、三役選挙については、中央執行委員長に1名、副執行委員長に2名、書記長に1名と、いず れも定数通りの立候補であり、執行委員については定数19名のところ15名の定数割れの立候補者数と なったことで選挙は行われず、選管は、10月26日開催の評議員会で、今回の選挙の立候補者をすべて 「無投票当選」とすることを決定し発表。なお、定員割れとなっていた執行委員の補充については、同日 開催された選考委員会において「執行部一任」の結論により、現行の執行部が欠員の4名の執行委員候補 者を選出することとなりました。以下、当選となった新執行委員です。 なお、新体制のスタートは、11月13日の第53回定期大会で、推薦者も含め承認を受けた後となり ます。 <選挙管理委員会 池田委員長> 【執行委員長】 【副執行委員長】 【書記長】 定数2 定数1 定数1 厩舎 駒崎憲二 (60)・現 藤澤則雄 職種 厩務員 氏名 【執行委員 氏名 厩舎 職種 厩舎 榊原洋一 (44)・現 山内研二 職種 厩務員 氏名 氏名 厩舎 職種 京 勇吉 (51)・現 野元 昭 調教助手 (攻専) 厩舎 田村隆光 (50)・現 橋口弘次郎 職種 厩務員 氏名 定数19・・・立候補15】 稲垣 茂 (44)・現 河内 洋 調教助手 (攻専) 氏名 厩舎 職種 奥 昌樹 (34)・現 加藤敬二 調教助手 (持ち乗り) 厩舎 貝澤勝一 (38)・新 矢作芳人 職種 厩務員 氏名 ―1― 厩舎 川上 勲 (56)・現 濱田光正 職種 厩務員 氏名 厩舎 西條 勇 (57)・現 音無秀孝 職種 厩務員 氏名 全国競馬労働組合 NEWS 氏名 厩舎 職種 氏名 厩舎 職種 島 明広 (39)・現 友道康夫 調教助手 (持ち乗り) 松尾 心 (32)・現 西園正都 調教助手 (持ち乗り) №25 2007年10月30日(火)発行 氏名 厩舎 職種 仲本 淳 (31)・現 目野哲也 調教助手 (持ち乗り) 厩舎 松田浩昌 (36)・現 橋田 満 職種 厩務員 氏名 ※掲示順については、五十音順 ※( 西橋 昇 (56)・現 梅田康雄 調教助手 (攻専) 氏名 厩舎 職種 厩舎 三浦照雄 (57)・現 荒川義之 職種 厩務員 氏名 厩舎 平野光則 (51)・現 佐藤正雄 職種 厩務員 氏名 厩舎 矢野賢一 (42)・現 新川 恵 職種 厩務員 氏名 )内の数字は立候補届け時の年齢 厩舎従業員の労務問題について労使で懇談す る場として常設されている「厩舎労務問題懇談 会」ですが、今回は右の内容で行われました。 議題の中のメリットシステムについては、依然 としてJRAと調教師会、そして共闘会議との主 張がかみ合わないまま強引に押し切られてきて いる状況にありますが、調教師会として、「成績 優秀=馬房増ではなく、成績以外の要素(調教師 会規則の遵守)を調教師会として判断した結果も 査定要素とすることを検討中であり、JRAも調 氏名 厩舎 職種 福島徹哉 (34)・現 境 直行 調教助手 (攻専) 厩舎 渡辺 仁 (41)・現 庄野靖志 職種 厩務員 氏名 ※新は、新人。現は現職 ●日時・場所 10月25日(木) 14:30~ 東京 JRA旧本部 ●議題 ①メリットシステムについて ②日直制度の見直し ③馬インフルエンザへの対応協力について ●出席者 全馬労/駒崎・京・福島・松田・西條 関東労/橋本・田辺・伊藤保・佐々木 山崎・内田・布施・明貫 T C 労/斉藤裕・斉藤郁・斉藤一・高野・佐藤孝 斉藤佳 助手労/木藤・池田・福田・畑中 J R A/北村・臼田・今井・塩塚・人見・梅村 調教師会 /橋田・谷・中竹・田所(栗東) 藤原・杉浦・伊藤伸・手塚・勢司(美浦) 事務局 教師会の意向を前向きに捉えている」との考えが 示され、一定の進展は見られたところです。 また、春闘回答における厩舎制度改善のひとつ として「日直制度の見直し」については、春闘終 ―2― 全国競馬労働組合 NEWS №25 2007年10月30日(火)発行 了後、2回の労使協議会を消化し、3回目となる 今回の懇談会で協議した結果、休日の少ないこの 職場において、“日直回数減=収入減”という状 況も発生しますが、“日直回数減=休日増+日曜 日の日直手当”というメリットを重要視し、現行 の4人体制から2人体制に見直すことを承諾し ました。 また、この夏に起こった「馬インフルエンザ騒 動」において「厩舎従業員の皆様にご理解とご協 力をいただいた」ということで、調教師会が全従 業員に対して、「非常時特別出走手当」を支給す ることについて、最終的な支給方法等についても 労使合意を図ることができました。詳細は下記を 参照のこと。 ■馬インフルエンザへの対応協力について ※馬インフルエンザに対する厩舎従業員の協力に対し、非常時特別協力金として、下記の金額を年 末一時金支給時に支給する。 月曜日に検査をした者(月曜日日直の者は除く) 全従業員 2,000円/一人 3,000円/一人 ■日直手当の見直しについて ※調教師会の考え方 日曜半休制度に伴う半日直手当の支給に関する労組の強い要望があることを踏まえ、調教師会 として、厩舎従業員の休日増を図る観点から、日直制度全体を見直すこととしたい。 ※協議結果(3回の協議) ①休日(月曜日)の日直について 現行 担当頭数 概ね 6 頭にひとり 作業内容 日直手当 日直回数 休日数 飼付・水飼・馬糞拾い・盗難、火災予防 1回平均1万円 21回/年ひとり平均 31日/年ひとり平均 改正後 (1)12 頭以下は、1 名 (2)13 頭~24 頭は、2 名 (3)25 頭以上は、3 名 飼付・水飼・盗難、火災予防 1回平均1万円 10回/年ひとり平均 42日/年ひとり平均 ※日直回数及び休日数ついては、出張は考慮に入れないものとして算定。 ※日直手当は、基本給、勤続給、住宅手当等により金額に個人差があります。 ②日曜日の半日直手当について(朝作業後のすべての日直にも適用) 現行 担当頭数 個人 作業内容 日直手当 個人によりまちまち なし 日直制度はなく、競馬出走時以外毎 週個人対応となっている 競馬出走時以外は毎週だが、飼付等 は個人対応のため実際は無いに等しい 日直回数/月 半休数 改正後 (1)12 頭以下は、1 名 (2)13 頭~24 頭は、2 名 (3)25 頭以上は、3 名 飼付・水飼・盗難、火災予防 1回平均4,000円 競馬出走時以外は、日直者が対応す るので現行より個人負担は減少する 競馬出走時以外は毎週だが、日直制 度導入で休日は現行より増える *計算式:(基本給+勤続手当+住宅手当)÷〔(365-74)÷12ヶ月〕×1.35×0.4×0.5 *この見直しの実施は、平成19年12月21日から適用。 ―3― 全国競馬労働組合 NEWS №25 2007年10月30日(火)発行 第53回となる全馬労の定期大会が、下記の日程で開催されます。 今大会は、組合結成50周年という大きな節目を迎える大会でもあり、意義深い大会でもあります。 今大会には各厩舎から全馬労組合員各1名ずつが「代議員」として出席していただくこととなっていま すので、「代議員」に選出された方は、開会時間に遅れないよう出席の程、よろしくお願いいたします。 なお、作業終了直後の開会ともなりますので、出席者には弁当も準備しておりますので、厩舎から直 接おいでください 日時 11月13日(火) 場所 厚生会館分館2階 議案 ◆報告事項 12:00~ 2007年活動報告および会計決算・監査報告 ◆議案 ①第1号議案 2008~2009 年度運動方針(案) ②2008年度会計予算(案) ③2008~2009 年度執行役員改選(案)ほか 代議員 各厩舎から1名(全馬労組合員)を選出 ―4―
© Copyright 2024 Paperzz